JPH08170196A - 亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法 - Google Patents
亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH08170196A JPH08170196A JP31494994A JP31494994A JPH08170196A JP H08170196 A JPH08170196 A JP H08170196A JP 31494994 A JP31494994 A JP 31494994A JP 31494994 A JP31494994 A JP 31494994A JP H08170196 A JPH08170196 A JP H08170196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chromium
- zinc
- iron group
- group metal
- plated steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】めっき浴の管理が容易で、自動車、家電、建材
等に使用される耐食性に優れた防錆用の亜鉛−クロム−
鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法の提供。 【構成】亜鉛イオン、クロムイオン、アルミニウムイオ
ンおよび鉄族金属イオンを含み、さらに有機添加剤を含
むめっき浴、または有機添加剤および酸化剤を含むめっ
き浴を用いて、鋼板またはめっき鋼板を陰極として電解
処理し、金属亜鉛、金属クロム、クロム酸化物、鉄族金
属、アルミナを主成分とするめっき層を析出させる工程
を有する亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき
鋼板の製造方法。
等に使用される耐食性に優れた防錆用の亜鉛−クロム−
鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法の提供。 【構成】亜鉛イオン、クロムイオン、アルミニウムイオ
ンおよび鉄族金属イオンを含み、さらに有機添加剤を含
むめっき浴、または有機添加剤および酸化剤を含むめっ
き浴を用いて、鋼板またはめっき鋼板を陰極として電解
処理し、金属亜鉛、金属クロム、クロム酸化物、鉄族金
属、アルミナを主成分とするめっき層を析出させる工程
を有する亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき
鋼板の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、亜鉛−クロム−鉄族金
属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法に関し、特に、
めっき浴の管理が容易で、自動車、家電、建材等に使用
される耐食性に優れた防錆用の亜鉛−クロム−鉄族金属
−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法に関する。
属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法に関し、特に、
めっき浴の管理が容易で、自動車、家電、建材等に使用
される耐食性に優れた防錆用の亜鉛−クロム−鉄族金属
−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】亜鉛めっき鋼板は、耐食性に優れるた
め、自動車、家電製品、建築材料等に防錆処理鋼板とし
て利用されている。しかし、近年、防錆処理鋼板の用途
の拡大に伴い、耐食性に対する要求が高度化し、また、
耐食性とともに、軽量化、低コスト化、易リサイクル化
等とともに、高生産性を得るために自動化に適するもの
であることも求められるようになり、亜鉛めっき鋼板よ
りもさらに高度の耐食性を有する防錆処理鋼板が必要と
されるようになってきた。そこで、より耐食性を向上さ
せたものとして、亜鉛以外の金属を電解めっき時に共析
させてなる合金めっき鋼板があり、例えば、亜鉛めっき
層中に金属クロムを共析させた亜鉛−クロム合金めっき
鋼板が開発された(特開昭62−243295号公
報)。しかし、この亜鉛−クロム合金めっき鋼板は、実
用上十分な耐食性を有するものとは言えない。そこで、
さらに耐食性を向上させためっき鋼板として、亜鉛−ク
ロムめっき層にさらにアルミナを分散させた複合めっき
鋼板が提案されている。この亜鉛−クロム−アルミナ分
散複合めっき鋼板としては、例えば、特開昭63−24
3299号公報、同64−39399号公報、特開平2
−270998号公報等に開示されているものが挙げら
れる。また、鉄族金属であるコバルト、ニッケルまたは
鉄を添加した複合めっき鋼板が、特開昭60−1253
95号公報、特開平2−80597号公報、特開昭63
−109190号公報、特開平4−21797号公報等
に提案されている。さらに、酸化剤をめっき浴中に添加
し、陰極界面のpH上昇によって、アルミニウム化合
物、クロム化合物等の金属化合物を、亜鉛もしくは亜鉛
合金めっき層中に共析させる方法が、特開昭63−24
3299号公報、同64−298号公報等に提案されて
いる。
め、自動車、家電製品、建築材料等に防錆処理鋼板とし
て利用されている。しかし、近年、防錆処理鋼板の用途
の拡大に伴い、耐食性に対する要求が高度化し、また、
耐食性とともに、軽量化、低コスト化、易リサイクル化
等とともに、高生産性を得るために自動化に適するもの
であることも求められるようになり、亜鉛めっき鋼板よ
りもさらに高度の耐食性を有する防錆処理鋼板が必要と
されるようになってきた。そこで、より耐食性を向上さ
せたものとして、亜鉛以外の金属を電解めっき時に共析
させてなる合金めっき鋼板があり、例えば、亜鉛めっき
層中に金属クロムを共析させた亜鉛−クロム合金めっき
鋼板が開発された(特開昭62−243295号公
報)。しかし、この亜鉛−クロム合金めっき鋼板は、実
用上十分な耐食性を有するものとは言えない。そこで、
さらに耐食性を向上させためっき鋼板として、亜鉛−ク
ロムめっき層にさらにアルミナを分散させた複合めっき
鋼板が提案されている。この亜鉛−クロム−アルミナ分
散複合めっき鋼板としては、例えば、特開昭63−24
3299号公報、同64−39399号公報、特開平2
−270998号公報等に開示されているものが挙げら
れる。また、鉄族金属であるコバルト、ニッケルまたは
鉄を添加した複合めっき鋼板が、特開昭60−1253
95号公報、特開平2−80597号公報、特開昭63
−109190号公報、特開平4−21797号公報等
に提案されている。さらに、酸化剤をめっき浴中に添加
し、陰極界面のpH上昇によって、アルミニウム化合
物、クロム化合物等の金属化合物を、亜鉛もしくは亜鉛
合金めっき層中に共析させる方法が、特開昭63−24
3299号公報、同64−298号公報等に提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特開昭
60−125395号公報、同64−39399号公
報、同63−109190号公報、同63−24329
9号公報、特開平2−270998号公報、同2−80
597号公報、同4−21797号公報等に提案されて
いる分散複合めっき鋼板は、アルミナ粒子、鉄族金属の
粒子等の分散粒子を分散させためっき浴でめっきを行な
い、この分散粒子をめっき層中に共析させるもので、分
散粒子の沈降による不均一やめっき液の粘性の上昇など
のめっき浴の管理を困難にする問題が発生し、極めて製
造が困難なものであり、工業的に生産するには至ってい
ない。
60−125395号公報、同64−39399号公
報、同63−109190号公報、同63−24329
9号公報、特開平2−270998号公報、同2−80
597号公報、同4−21797号公報等に提案されて
いる分散複合めっき鋼板は、アルミナ粒子、鉄族金属の
粒子等の分散粒子を分散させためっき浴でめっきを行な
い、この分散粒子をめっき層中に共析させるもので、分
散粒子の沈降による不均一やめっき液の粘性の上昇など
のめっき浴の管理を困難にする問題が発生し、極めて製
造が困難なものであり、工業的に生産するには至ってい
ない。
【0004】また、上記特開昭63−243299号公
報および特開昭64−298号公報で提案されている方
法では、得られるめっき層中におけるクロムの析出量が
少なく、耐食性の高いめっき鋼板を製造することが困難
である。
報および特開昭64−298号公報で提案されている方
法では、得られるめっき層中におけるクロムの析出量が
少なく、耐食性の高いめっき鋼板を製造することが困難
である。
【0005】そこで本発明の目的は、めっき浴の管理が
容易で、かつ表面外観および耐食性に優れた亜鉛−クロ
ム−鉄族金属−アルミナめっき鋼板の製造方法を提供す
ることにある。
容易で、かつ表面外観および耐食性に優れた亜鉛−クロ
ム−鉄族金属−アルミナめっき鋼板の製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、亜鉛イオン、クロムイオン、アルミニウ
ムイオンおよび鉄族金属イオンを含み、さらに有機添加
剤を含むめっき浴を用いて、鋼板またはめっき鋼板を陰
極として電解処理し、金属亜鉛、金属クロム、クロム酸
化物、鉄族金属、アルミナを主成分とするめっき層を析
出させる工程を有する亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミ
ナ複合めっき鋼板の製造方法を提供するものである。
決するために、亜鉛イオン、クロムイオン、アルミニウ
ムイオンおよび鉄族金属イオンを含み、さらに有機添加
剤を含むめっき浴を用いて、鋼板またはめっき鋼板を陰
極として電解処理し、金属亜鉛、金属クロム、クロム酸
化物、鉄族金属、アルミナを主成分とするめっき層を析
出させる工程を有する亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミ
ナ複合めっき鋼板の製造方法を提供するものである。
【0007】また、本発明は、別の態様として、亜鉛イ
オン、クロムイオン、アルミニウムイオンおよび鉄族金
属イオンを含み、さらに有機添加剤および酸化剤を含む
めっき浴を用いて、鋼板またはめっき鋼板を陰極として
電解処理し、金属亜鉛、金属クロム、クロム酸化物、鉄
族金属、アルミナを主成分とするめっき層を析出させる
工程を有する亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合め
っき鋼板の製造方法をも提供するものである。
オン、クロムイオン、アルミニウムイオンおよび鉄族金
属イオンを含み、さらに有機添加剤および酸化剤を含む
めっき浴を用いて、鋼板またはめっき鋼板を陰極として
電解処理し、金属亜鉛、金属クロム、クロム酸化物、鉄
族金属、アルミナを主成分とするめっき層を析出させる
工程を有する亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合め
っき鋼板の製造方法をも提供するものである。
【0008】以下、本発明の亜鉛−クロム−鉄族金属−
アルミナ複合めっき鋼板の製造方法(以下、「本発明の
方法」という)について詳細に説明する。
アルミナ複合めっき鋼板の製造方法(以下、「本発明の
方法」という)について詳細に説明する。
【0009】本発明は、Zn2+、Cr3+、鉄族金属イオ
ンおよびAl3+を含み、さらに、有機添加剤を含むめっ
き浴、または有機添加剤と酸化剤とを含むめっき浴を用
いて、鋼板またはめっき鋼板を陰極として電解処理する
方法である。本発明の方法によってめっき層が形成され
る鋼板またはめっき鋼板は、表面上にめっき層を形成す
ることができるものであれば、特に制限されない。例え
ば、SPCD、SPCC、SPCE、SPFC等の鋼
板、電気亜鉛めっき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、亜鉛−
ニッケル合金めっき鋼板、亜鉛−鉄合金めっき鋼板等の
めっき鋼板などが挙げられる。
ンおよびAl3+を含み、さらに、有機添加剤を含むめっ
き浴、または有機添加剤と酸化剤とを含むめっき浴を用
いて、鋼板またはめっき鋼板を陰極として電解処理する
方法である。本発明の方法によってめっき層が形成され
る鋼板またはめっき鋼板は、表面上にめっき層を形成す
ることができるものであれば、特に制限されない。例え
ば、SPCD、SPCC、SPCE、SPFC等の鋼
板、電気亜鉛めっき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、亜鉛−
ニッケル合金めっき鋼板、亜鉛−鉄合金めっき鋼板等の
めっき鋼板などが挙げられる。
【0010】本発明の方法において、用いられるめっき
浴が含む亜鉛イオンZn2+は、水溶性であり、かつ電極
反応に寄与せず、水に溶解して陰イオンを形成する基ま
たは原子団と亜鉛との化合物であれば、いずれのものを
めっき浴中に添加して形成してもよい。例えば、硫酸亜
鉛、酢酸亜鉛、ケイフッ化亜鉛等が挙げられる。特に、
亜鉛イオンを、硫酸亜鉛、硫酸亜鉛水和物等の硫酸塩と
してめっき浴中に添加するのが有効である。この亜鉛イ
オンのめっき浴中濃度は、酸化剤を含まず、有機添加剤
のみを含むめっき浴を用いて電解処理する場合、密着
性、表面外観および耐食性に優れるめっき層が得られる
点で、0.5〜3.0mol/lであるのが有効であ
る。また、有機添加剤と酸化剤とを併有するめっき浴を
用いる場合は、めっき浴中の亜鉛イオンの濃度は、特
に、0.1〜3mol/lであるのが有効である。
浴が含む亜鉛イオンZn2+は、水溶性であり、かつ電極
反応に寄与せず、水に溶解して陰イオンを形成する基ま
たは原子団と亜鉛との化合物であれば、いずれのものを
めっき浴中に添加して形成してもよい。例えば、硫酸亜
鉛、酢酸亜鉛、ケイフッ化亜鉛等が挙げられる。特に、
亜鉛イオンを、硫酸亜鉛、硫酸亜鉛水和物等の硫酸塩と
してめっき浴中に添加するのが有効である。この亜鉛イ
オンのめっき浴中濃度は、酸化剤を含まず、有機添加剤
のみを含むめっき浴を用いて電解処理する場合、密着
性、表面外観および耐食性に優れるめっき層が得られる
点で、0.5〜3.0mol/lであるのが有効であ
る。また、有機添加剤と酸化剤とを併有するめっき浴を
用いる場合は、めっき浴中の亜鉛イオンの濃度は、特
に、0.1〜3mol/lであるのが有効である。
【0011】また、クロムイオンCr3+は、水溶性であ
り、かつ電極反応に関与せず、水に溶解して陰イオンを
形成する基または原子団とクロムとの化合物であれば、
いずれのものをめっき浴中に添加して形成してもよい。
例えば、硫酸クロム、酢酸クロム、硫酸カリウムクロム
等が挙げられる。特に、クロムイオンを、硫酸クロム、
硫酸クロム水和物等の硫酸塩としてめっき浴中に添加す
るのが有効である。このクロムイオンのめっき浴中濃度
は、酸化剤を含まず、有機添加剤のみを含むめっき浴を
用いて電解処理する場合、密着性、表面外観および耐食
性に優れるめっき層が得られる点で、クロムイオンのめ
っき浴中濃度が0.1〜1.2mol/lであるのが有
効である。また、有機添加剤と酸化剤とを併有するめっ
き浴を用いる場合は、めっき浴中のクロムイオンの濃度
は、0.05〜1.2mol/lであるのが有効であ
る。
り、かつ電極反応に関与せず、水に溶解して陰イオンを
形成する基または原子団とクロムとの化合物であれば、
いずれのものをめっき浴中に添加して形成してもよい。
例えば、硫酸クロム、酢酸クロム、硫酸カリウムクロム
等が挙げられる。特に、クロムイオンを、硫酸クロム、
硫酸クロム水和物等の硫酸塩としてめっき浴中に添加す
るのが有効である。このクロムイオンのめっき浴中濃度
は、酸化剤を含まず、有機添加剤のみを含むめっき浴を
用いて電解処理する場合、密着性、表面外観および耐食
性に優れるめっき層が得られる点で、クロムイオンのめ
っき浴中濃度が0.1〜1.2mol/lであるのが有
効である。また、有機添加剤と酸化剤とを併有するめっ
き浴を用いる場合は、めっき浴中のクロムイオンの濃度
は、0.05〜1.2mol/lであるのが有効であ
る。
【0012】さらに、鉄族金属イオンは、水溶性であ
り、かつ電極反応に関与せず、水に溶解して陰イオンを
形成する基または原子団と、鉄、コバルト、ニッケル等
の鉄族金属との化合物であれば、いずれのものをめっき
浴中に添加して形成してもよい。例えば、硫酸塩、酢酸
塩等が挙げられる。特に、鉄族金属イオンを、硫酸塩ま
たは硫酸塩水和物としてめっき浴中に添加するのが有効
である。この鉄族金属イオンのめっき浴中濃度は、酸化
剤を含まず、有機添加剤のみを含むめっき浴を用いて電
解処理する場合、密着性、表面外観および耐食性に優れ
るめっき層が得られる点で、鉄族金属イオンのめっき浴
中濃度が0.1〜1.2mol/lであるのが有効であ
る。また、有機添加剤と酸化剤とを併有するめっき浴を
用いる場合は、めっき浴中の鉄族金属イオンの濃度は、
0.1〜2mol/lであるのが有効である。
り、かつ電極反応に関与せず、水に溶解して陰イオンを
形成する基または原子団と、鉄、コバルト、ニッケル等
の鉄族金属との化合物であれば、いずれのものをめっき
浴中に添加して形成してもよい。例えば、硫酸塩、酢酸
塩等が挙げられる。特に、鉄族金属イオンを、硫酸塩ま
たは硫酸塩水和物としてめっき浴中に添加するのが有効
である。この鉄族金属イオンのめっき浴中濃度は、酸化
剤を含まず、有機添加剤のみを含むめっき浴を用いて電
解処理する場合、密着性、表面外観および耐食性に優れ
るめっき層が得られる点で、鉄族金属イオンのめっき浴
中濃度が0.1〜1.2mol/lであるのが有効であ
る。また、有機添加剤と酸化剤とを併有するめっき浴を
用いる場合は、めっき浴中の鉄族金属イオンの濃度は、
0.1〜2mol/lであるのが有効である。
【0013】アルミニウムイオンは、酸化物であるアル
ミナとしてめっき層中に共析される。このアルミニウム
イオンは、水溶性であり、かつ電極反応に寄与せず、水
に溶解して陰イオンを形成する基または原子団とアルミ
ニウムとの化合物であれば、いずれのものをめっき浴中
に添加して形成してもよい。例えば、硫酸アルミニウ
ム、硫酸ナトリウムアルミニウム、硫酸カリウムアルミ
ニウム、酢酸アルミニウム等が挙げられる。特に、アル
ミニウムイオンを、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム水和物等の硫酸塩としてめっき浴中に添加するのが有
効である。このアルミニウムイオンのめっき浴中濃度
は、酸化剤を含まず、無機添加剤のみを含むめっき浴を
用いて電解処理する場合は、耐食性およびめっき密着性
に優れためっき層が得られる点で、0.05〜1mol
/lであるのが有効である。また、有機添加剤と酸化剤
とを併有するめっき浴を用いる場合は、めっき浴中のア
ルミニウムイオンのめっき浴中濃度は、0.01〜1m
ol/lであるのが有効である。
ミナとしてめっき層中に共析される。このアルミニウム
イオンは、水溶性であり、かつ電極反応に寄与せず、水
に溶解して陰イオンを形成する基または原子団とアルミ
ニウムとの化合物であれば、いずれのものをめっき浴中
に添加して形成してもよい。例えば、硫酸アルミニウ
ム、硫酸ナトリウムアルミニウム、硫酸カリウムアルミ
ニウム、酢酸アルミニウム等が挙げられる。特に、アル
ミニウムイオンを、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム水和物等の硫酸塩としてめっき浴中に添加するのが有
効である。このアルミニウムイオンのめっき浴中濃度
は、酸化剤を含まず、無機添加剤のみを含むめっき浴を
用いて電解処理する場合は、耐食性およびめっき密着性
に優れためっき層が得られる点で、0.05〜1mol
/lであるのが有効である。また、有機添加剤と酸化剤
とを併有するめっき浴を用いる場合は、めっき浴中のア
ルミニウムイオンのめっき浴中濃度は、0.01〜1m
ol/lであるのが有効である。
【0014】また、本発明の方法は、前記亜鉛イオン、
クロムイオンおよびアルミニウムイオンとともに、有機
添加剤を含むめっき浴、または有機添加剤と酸化剤とを
含むめっき浴を用いて電気めっきを行う方法である。有
機添加剤は、鉄族金属イオンおよびCr3+を、それぞれ
鉄族金属、金属Crとしてめっき層中に析出させるため
に添加される。この有機添加剤は、めっき層中へのクロ
ム析出量を著しく増加させる。
クロムイオンおよびアルミニウムイオンとともに、有機
添加剤を含むめっき浴、または有機添加剤と酸化剤とを
含むめっき浴を用いて電気めっきを行う方法である。有
機添加剤は、鉄族金属イオンおよびCr3+を、それぞれ
鉄族金属、金属Crとしてめっき層中に析出させるため
に添加される。この有機添加剤は、めっき層中へのクロ
ム析出量を著しく増加させる。
【0015】本発明の方法において、めっき浴中に添加
される有機添加剤としては、例えば、アセチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
ル、N−メチル−N−ヒドロキシエトキシ−パーフルオ
ロアルキルスルホンアミド等の非イオン系有機化合物が
挙げられる。これらの中でも、金属クロム、クロム酸化
物のめっき中への析出能力が高い点で、ポリエチレング
リコール、アセチレングリコールが好ましい。この有機
添加剤のめっき浴中濃度は、0.01〜10g/lであ
るのが有効である。
される有機添加剤としては、例えば、アセチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
ル、N−メチル−N−ヒドロキシエトキシ−パーフルオ
ロアルキルスルホンアミド等の非イオン系有機化合物が
挙げられる。これらの中でも、金属クロム、クロム酸化
物のめっき中への析出能力が高い点で、ポリエチレング
リコール、アセチレングリコールが好ましい。この有機
添加剤のめっき浴中濃度は、0.01〜10g/lであ
るのが有効である。
【0016】本発明の方法において、めっき浴が有機添
加剤に加えて酸化剤を含む場合、用いられる酸化剤とし
ては、例えば、硝酸イオン、過マンガン酸イオン、重ク
ロム酸イオン、亜硝酸イオン、チオ硫酸イオン等が挙げ
られる。この酸化剤は、めっき浴中に、酸、ナトリウム
化合物、アルミニウム化合物、亜鉛化合物または鉄族金
属化合物として導入するのが有効である。特に、クロム
酸化物、アルミナのめっき中への共析能力が高い点で、
硝酸イオン、過マンガン酸イオン、重クロム酸イオンが
好ましい。酸化剤のめっき浴中濃度は0.0001〜
0.1mol/lであるのが有効である。
加剤に加えて酸化剤を含む場合、用いられる酸化剤とし
ては、例えば、硝酸イオン、過マンガン酸イオン、重ク
ロム酸イオン、亜硝酸イオン、チオ硫酸イオン等が挙げ
られる。この酸化剤は、めっき浴中に、酸、ナトリウム
化合物、アルミニウム化合物、亜鉛化合物または鉄族金
属化合物として導入するのが有効である。特に、クロム
酸化物、アルミナのめっき中への共析能力が高い点で、
硝酸イオン、過マンガン酸イオン、重クロム酸イオンが
好ましい。酸化剤のめっき浴中濃度は0.0001〜
0.1mol/lであるのが有効である。
【0017】本発明の方法において、めっき浴の温度
は、通常、30〜70℃程度であり、特に、45〜60
℃程度であるのが好ましい。電流密度は、20〜140
A/dm2 程度であり、特に、40〜120A/dm2
程度であるのが好ましい。めっき浴の攪拌は、めっき浴
と被めっき鋼板の相対速度が0.8〜2.0m/s程度
であるのが好ましい。
は、通常、30〜70℃程度であり、特に、45〜60
℃程度であるのが好ましい。電流密度は、20〜140
A/dm2 程度であり、特に、40〜120A/dm2
程度であるのが好ましい。めっき浴の攪拌は、めっき浴
と被めっき鋼板の相対速度が0.8〜2.0m/s程度
であるのが好ましい。
【0018】本発明の方法において、めっき浴中には、
前記有機添加剤および酸化剤以外に、電導助剤として硫
酸ナトリウム等を必要に応じて添加してもよい。
前記有機添加剤および酸化剤以外に、電導助剤として硫
酸ナトリウム等を必要に応じて添加してもよい。
【0019】本発明の方法によって得られるめっき層に
おける亜鉛の含有量は、86〜95重量%程度であり、
クロムの含有量は、通常、2.5〜12.5重量%程度
であり、鉄族金属の含有量は、通常、0.1〜5.4重
量%程度であり、また、アルミナの含有量は、通常、
0.1〜1.5重量%程度である。
おける亜鉛の含有量は、86〜95重量%程度であり、
クロムの含有量は、通常、2.5〜12.5重量%程度
であり、鉄族金属の含有量は、通常、0.1〜5.4重
量%程度であり、また、アルミナの含有量は、通常、
0.1〜1.5重量%程度である。
【0020】
【作用】本発明の方法は、Zn2+、Cr3+、鉄族金属イ
オンおよびAl3+を含むめっき浴中に有機添加剤を添加
することによって、鉄族金属イオンを鉄族金属として、
また、主にクロムを金属としてめっき層中へ析出させる
が、さらに、陰極界面における水素イオンの還元反応に
より発生する酸化クロムのめっき層中への共析も促進さ
せることができる。さらに、この有機添加剤は、陰極界
面における水素イオンの還元反応により発生する水素気
泡の脱離を促進し、アルミナおよび酸化クロムのめっき
層への偏析、筋斑の発生を抑制するために有効であると
考えられる。このとき、めっき浴中において、Cr3+お
よびAl3+から、それぞれ水酸化クロムおよび水酸化ア
ルミニウムが生成し、これが酸化クロムおよびアルミナ
としてめっき層中に分散されると考えられる。さらに、
このとき、有機添加剤とともに、酸化剤が存在している
場合には、陰極界面における還元反応を促進し、浴中の
水素イオンを消費することによって陰極表面近傍のpH
の上昇を促進させ、アルミナ、酸化クロムの共析を促進
させることができる。そのため、本発明の方法により、
従来のアルミナ分散めっきで発生する粒子の沈降、不均
一、めっき浴の粘度上昇等の問題が解決された。特に、
本発明の方法においては、従来のアルミナを懸濁させた
めっき浴とは異なり、陰極表面のみでアルミナ粒子が発
生し、めっき浴のその他の部分ではアルミナ粒子がほと
んど無い、ほぼ均一な溶液となるため、従来の懸濁めっ
き浴では不可避であっためっき浴の粘性の上昇、懸濁ア
ルミナ粒子の沈降等の欠点を回避することができる。
オンおよびAl3+を含むめっき浴中に有機添加剤を添加
することによって、鉄族金属イオンを鉄族金属として、
また、主にクロムを金属としてめっき層中へ析出させる
が、さらに、陰極界面における水素イオンの還元反応に
より発生する酸化クロムのめっき層中への共析も促進さ
せることができる。さらに、この有機添加剤は、陰極界
面における水素イオンの還元反応により発生する水素気
泡の脱離を促進し、アルミナおよび酸化クロムのめっき
層への偏析、筋斑の発生を抑制するために有効であると
考えられる。このとき、めっき浴中において、Cr3+お
よびAl3+から、それぞれ水酸化クロムおよび水酸化ア
ルミニウムが生成し、これが酸化クロムおよびアルミナ
としてめっき層中に分散されると考えられる。さらに、
このとき、有機添加剤とともに、酸化剤が存在している
場合には、陰極界面における還元反応を促進し、浴中の
水素イオンを消費することによって陰極表面近傍のpH
の上昇を促進させ、アルミナ、酸化クロムの共析を促進
させることができる。そのため、本発明の方法により、
従来のアルミナ分散めっきで発生する粒子の沈降、不均
一、めっき浴の粘度上昇等の問題が解決された。特に、
本発明の方法においては、従来のアルミナを懸濁させた
めっき浴とは異なり、陰極表面のみでアルミナ粒子が発
生し、めっき浴のその他の部分ではアルミナ粒子がほと
んど無い、ほぼ均一な溶液となるため、従来の懸濁めっ
き浴では不可避であっためっき浴の粘性の上昇、懸濁ア
ルミナ粒子の沈降等の欠点を回避することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を挙げ、
本発明についてより具体的に説明する。
本発明についてより具体的に説明する。
【0022】(実施例1〜36、比較例1〜3)冷延鋼
板を公知の方法で脱脂、酸洗した後、表1に示す浴組成
のめっき浴、およびめっき条件でめっきを行ない、付着
量20g/m2 のめっき層を有する亜鉛−クロム−鉄族
金属−アルミナ複合めっき鋼板を製造した。なお、浴中
金属イオンは、特に記述のあるものを除き硫酸塩として
供給した。得られためっき鋼板について、下記の方法に
したがって、めっき浴の組成、めっき層の組成、密着
性、耐食性およびめっき表面の外観を測定または評価
し、また、めっき浴を静置したときの浴の均一性を判定
した。結果を表1に示す。
板を公知の方法で脱脂、酸洗した後、表1に示す浴組成
のめっき浴、およびめっき条件でめっきを行ない、付着
量20g/m2 のめっき層を有する亜鉛−クロム−鉄族
金属−アルミナ複合めっき鋼板を製造した。なお、浴中
金属イオンは、特に記述のあるものを除き硫酸塩として
供給した。得られためっき鋼板について、下記の方法に
したがって、めっき浴の組成、めっき層の組成、密着
性、耐食性およびめっき表面の外観を測定または評価
し、また、めっき浴を静置したときの浴の均一性を判定
した。結果を表1に示す。
【0023】めっき浴の組成 めっき液を採取し、原子吸光法または吸光度分析法によ
って、亜鉛イオン濃度、クロムイオン濃度、鉄族金属
(Fe,Ni,Co)イオンおよびアルミニウムイオン
濃度を測定した。
って、亜鉛イオン濃度、クロムイオン濃度、鉄族金属
(Fe,Ni,Co)イオンおよびアルミニウムイオン
濃度を測定した。
【0024】めっき層の組成 めっき層を酸により溶解した後、原子吸光法により測定
した。またESCA測定法(X線光電子分光法)によ
り、めっき中の0価および3価クロムの存在について測
定し、それぞれ存在する場合を○、しない場合を×とし
て表1中に示した。
した。またESCA測定法(X線光電子分光法)によ
り、めっき中の0価および3価クロムの存在について測
定し、それぞれ存在する場合を○、しない場合を×とし
て表1中に示した。
【0025】密着性試験 めっき面に粘着テープ(日東電工(株)製、エレップマ
スキングテープ)を貼り付け、めっき面を内側にして1
80度折り曲げた後、曲げ戻した。次に、粘着テープを
剥離し、粘着テープに付着した亜鉛の量を、蛍光X線分
析法で測定し、蛍光X線装置におけるカウント数に基づ
いて、以下の基準で密着性を評価した。 ○:0〜40kcps △:40〜80kcps ×:80kcps以上
スキングテープ)を貼り付け、めっき面を内側にして1
80度折り曲げた後、曲げ戻した。次に、粘着テープを
剥離し、粘着テープに付着した亜鉛の量を、蛍光X線分
析法で測定し、蛍光X線装置におけるカウント数に基づ
いて、以下の基準で密着性を評価した。 ○:0〜40kcps △:40〜80kcps ×:80kcps以上
【0026】耐食性 濃度5wt%の塩水噴霧(35℃、4時間)、乾燥(60
℃、2時間)、湿潤(50℃、2時間)を1サイクルと
するサイクル複合試験(CCT)に供し、赤錆発生まで
のサイクル数を耐食性の指標とした。
℃、2時間)、湿潤(50℃、2時間)を1サイクルと
するサイクル複合試験(CCT)に供し、赤錆発生まで
のサイクル数を耐食性の指標とした。
【0027】めっき表面の外観 めっき表面の外観を肉眼で検査し、筋斑のないものを
○、筋斑が薄く現れているものを△、およひ筋斑が現れ
たものを×として評価した。
○、筋斑が薄く現れているものを△、およひ筋斑が現れ
たものを×として評価した。
【0028】めっき浴の均一性 めっき液を100mlメスシリンダーに取り、240時
間静置した後、メスシリンダー底部の沈澱層の厚さを測
定して、めっき浴の均一性の指標とした。
間静置した後、メスシリンダー底部の沈澱層の厚さを測
定して、めっき浴の均一性の指標とした。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】(実施例37〜60、比較例4、5)冷延
鋼板を公知の方法で脱脂、酸洗した後、表2に示す浴組
成のめっき浴を用い、浴温度50℃、電流密度80A/
dm2 でめっきを行ない、付着量20g/m2 のめっき
層を形成し、亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合め
っき鋼板を製造した。なお、浴中金属イオンは、特に記
述のあるものを除き硫酸塩として供給した。得られため
っき鋼板について、実施例1と同様にして、めっき浴の
組成、めっき層の組成、耐食性およびめっき浴の均一性
を測定または評価した。結果を表2に示す。
鋼板を公知の方法で脱脂、酸洗した後、表2に示す浴組
成のめっき浴を用い、浴温度50℃、電流密度80A/
dm2 でめっきを行ない、付着量20g/m2 のめっき
層を形成し、亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合め
っき鋼板を製造した。なお、浴中金属イオンは、特に記
述のあるものを除き硫酸塩として供給した。得られため
っき鋼板について、実施例1と同様にして、めっき浴の
組成、めっき層の組成、耐食性およびめっき浴の均一性
を測定または評価した。結果を表2に示す。
【0036】
【表7】
【0037】
【表8】
【0038】
【表9】
【0039】
【表10】
【0040】表1および2から明らかなように、本発明
の方法ではめっき浴中に分散剤を含有しないために浴の
均一性が保持され、浴管理が容易であることがわかる。
また、本発明の方法によるめっき鋼板は優れた耐食性を
示すことがわかる。
の方法ではめっき浴中に分散剤を含有しないために浴の
均一性が保持され、浴管理が容易であることがわかる。
また、本発明の方法によるめっき鋼板は優れた耐食性を
示すことがわかる。
【0041】
【発明の効果】本発明の亜鉛−クロム−鉄族金属−アル
ミナめっき鋼板の製造方法によれば、従来のアルミナ分
散めっきで発生する粒子の沈降、不均一、めっき浴の粘
度上昇等の問題が解決された。特に、本発明の方法にお
いては、従来のアルミナを懸濁させためっき浴とは異な
り、陰極表面のみでアルミナ粒子が発生し、めっき浴の
その他の部分ではアルミナ粒子がほとんど無い、ほぼ均
一な溶液となるため、従来の懸濁めっき浴では不可避で
あっためっき浴の粘性の上昇、懸濁アルミナ粒子の沈降
等の欠点を回避することができる。そのため、本発明の
方法は、従来のアルミナ懸濁浴による亜鉛−クロム−鉄
族金属−アルミナ分散複合めっき製造方法よりも容易か
つ安定的に亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっ
き鋼板を製造することができ、かつ、電気亜鉛めっき、
電気亜鉛−クロムめっき、電気亜鉛−クロム−アルミナ
めっきより高耐食性の防錆鋼板を製造することが可能と
なる。この方法は、自動車、家電、建材用の高性能の防
錆鋼板の製造に好適である。
ミナめっき鋼板の製造方法によれば、従来のアルミナ分
散めっきで発生する粒子の沈降、不均一、めっき浴の粘
度上昇等の問題が解決された。特に、本発明の方法にお
いては、従来のアルミナを懸濁させためっき浴とは異な
り、陰極表面のみでアルミナ粒子が発生し、めっき浴の
その他の部分ではアルミナ粒子がほとんど無い、ほぼ均
一な溶液となるため、従来の懸濁めっき浴では不可避で
あっためっき浴の粘性の上昇、懸濁アルミナ粒子の沈降
等の欠点を回避することができる。そのため、本発明の
方法は、従来のアルミナ懸濁浴による亜鉛−クロム−鉄
族金属−アルミナ分散複合めっき製造方法よりも容易か
つ安定的に亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっ
き鋼板を製造することができ、かつ、電気亜鉛めっき、
電気亜鉛−クロムめっき、電気亜鉛−クロム−アルミナ
めっきより高耐食性の防錆鋼板を製造することが可能と
なる。この方法は、自動車、家電、建材用の高性能の防
錆鋼板の製造に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 和 広 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社鉄鋼研究所内 (72)発明者 中小路 尚 匡 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社鉄鋼研究所内 (72)発明者 望 月 一 雄 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社鉄鋼研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】亜鉛イオン、クロムイオン、アルミニウム
イオンおよび鉄族金属イオンを含み、さらに有機添加剤
を含むめっき浴を用いて、鋼板またはめっき鋼板を陰極
として電解処理し、金属亜鉛、金属クロム、クロム酸化
物、鉄族金属、アルミナを主成分とするめっき層を析出
させる工程を有する亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ
複合めっき鋼板の製造方法。 - 【請求項2】亜鉛イオン、クロムイオン、アルミニウム
イオンおよび鉄族金属イオンを含み、さらに有機添加剤
および酸化剤を含むめっき浴を用いて、鋼板またはめっ
き鋼板を陰極として電解処理し、金属亜鉛、金属クロ
ム、クロム酸化物、鉄族金属、アルミナを主成分とする
めっき層を析出させる工程を有する亜鉛−クロム−鉄族
金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法。 - 【請求項3】前記有機添加剤が、アセチレングリコール
およびポリエチレングリコールから選ばれる少なくとも
1種である請求項1または2に記載の亜鉛−クロム−鉄
族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法。 - 【請求項4】前記酸化剤が、硝酸、過マンガン酸、重ク
ロム酸、硝酸塩、過マンガン酸塩および重クロム酸塩か
ら選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載の亜鉛
−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方
法。 - 【請求項5】前記めっき浴が、亜鉛イオンを0.5〜3
mol/l、クロムイオンを0.1〜1.2mol/
l、鉄族金属イオンを0.1〜1.2mol/l、およ
びアルミニウムイオンを0.05〜1.0mol/l含
むものである請求項1に記載の亜鉛−クロム−鉄族金属
−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法。 - 【請求項6】前記めっき浴が、有機添加剤を0.1〜1
0g/l含むものである請求項1に記載の亜鉛−クロム
−鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31494994A JPH08170196A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31494994A JPH08170196A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170196A true JPH08170196A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18059605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31494994A Withdrawn JPH08170196A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 亜鉛−クロム−鉄族金属−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08170196A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011006720A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Sharp Corp | 処理装置及び処理方法 |
| JP2011111633A (ja) * | 2009-11-24 | 2011-06-09 | Jfe Steel Corp | 亜鉛系複合電気めっき鋼板の製造方法 |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP31494994A patent/JPH08170196A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011006720A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Sharp Corp | 処理装置及び処理方法 |
| JP2011111633A (ja) * | 2009-11-24 | 2011-06-09 | Jfe Steel Corp | 亜鉛系複合電気めっき鋼板の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3791801A (en) | Electroplated steel sheet | |
| US4541903A (en) | Process for preparing Zn-Fe base alloy electroplated steel strips | |
| KR910002103B1 (ko) | 아연계 복합도금 금속재료와 그 도금방법 | |
| EP0119608A2 (en) | Coating composite for extended corrosion resistance | |
| US4908279A (en) | Multilayer electroplated steel sheet | |
| EP0291606B1 (en) | High corrosion resistant plated composite steel strip and method for producing same | |
| JP2011111633A (ja) | 亜鉛系複合電気めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH08170195A (ja) | 亜鉛−クロム−アルミナ複合めっき鋼板の製造方法 | |
| KR100292366B1 (ko) | 아연계 도금강판용의 전해 크로메이트욕 및 그것을 사용한 내식성, 내지문성 및 내크롬 용출성이 우수한 전해 크로메이트처리 아연계 도금강판의 제조방법 | |
| JPH025839B2 (ja) | ||
| JPH06240490A (ja) | 耐食性クロムめっき | |
| EP0086600A1 (en) | Steel sheet with multilayer electroplating and method of producing same | |
| JPS58104194A (ja) | 高耐食性電気亜鉛めつき鋼板およびその製造方法 | |
| JPH01176551A (ja) | 高耐食性有機複合めっき鋼板 | |
| KR890002496B1 (ko) | 내식성이 우수한 아연-니켈 합금의 전기도금 강판 제조법 | |
| KR920010776B1 (ko) | 고내식성 이층합금도금강판 및 그 제조방법 | |
| JPH0676675B2 (ja) | 化成処理性と塗装後性能に優れた亜鉛系めっき鋼板の製造方法 | |
| KR920010778B1 (ko) | 도금밀착성, 인산염처리성 및 내수밀착성이 우수한 이층 합금도금강판 및 그 제조방법 | |
| JPH02104695A (ja) | 黒色表面処理鋼材とその製造方法 | |
| KR100256328B1 (ko) | 도장후 내식성이 우수한 아연-크롬-철 합금 전기도금강판 및 그 제조방법 | |
| JPH0565700A (ja) | 樹脂被覆Zn−Ni−Cr−Al2O3 系電気めつき鋼板およびその製造方法 | |
| JPS5834192A (ja) | 塗装後の耐触性と耐水密着性に優れた表面処理鋼板 | |
| Zhang | Properties, Products, and Processes | |
| JPH0718464A (ja) | 化成処理性に優れた高耐食性電気亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH1096100A (ja) | 亜鉛系複合めっき鋼板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |