JPH08170236A - 延伸仮撚機用フリクションディスク - Google Patents

延伸仮撚機用フリクションディスク

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JPH08170236A
JPH08170236A JP6315261A JP31526194A JPH08170236A JP H08170236 A JPH08170236 A JP H08170236A JP 6315261 A JP6315261 A JP 6315261A JP 31526194 A JP31526194 A JP 31526194A JP H08170236 A JPH08170236 A JP H08170236A
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JP
Japan
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polyol
disk
weight
twisting machine
friction
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Application number
JP6315261A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sugino
毅 杉野
Yasuhiro Yasutaka
康博 安荘
Toshiaki Kasazaki
敏明 笠崎
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Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Publication date
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Publication of JPH08170236A publication Critical patent/JPH08170236A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/42Polycondensates having carboxylic or carbonic ester groups in the main chain
    • C08G18/44Polycarbonates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温特性を向上して、温度変化によるディス
クの摩擦係数の変化を低減して品質上一定の仮撚が行え
る延伸仮撚機用フリクションディスクを提供することに
ある。 【構成】 ポリカーボネートポリオールを50重量%以
下、ポリエステルポリオール又はポリカプロラクトンポ
リオールを50重量%以上含有するポリオール成分と、
主としてパラフェニレンジイソシアネートからなるイソ
シアネート成分と、から成るポリウレタンエラストマー
から形成される延伸仮撚機用ディスク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、延伸仮撚機用フリクシ
ョンディスクに関し、より詳しくは、糸状体を直接ディ
スク外周面に接触させることにより、その糸状体に捻り
をかけることが可能な延伸仮撚機用ポリウレタン製フリ
クションディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、糸状体に捻りをかけるため
に、糸状体を回転している複数のフリクションディスク
表面と接触させる方法が知られている。この方法の代表
的なものとして、例えば、図1に示すように、平行に配
設した複数の回転軸1、1に複数のフリクションディス
ク2を固定し、各フリクションディスク2表面と接触す
るよう糸状体3を高速で走行させることにより、その糸
状体3に捻りを与えるものである。
【0003】このようなフリクションディスクには、温
度の変動にかかわらず摩擦係数がほぼ一定で、摩耗し難
いなどの性能が必要とされている。すなわち、上記構成
の延伸仮撚機を立ち上げ稼動する際には各フリクション
ディスクは低温であるが、稼動に伴ってディスクの表面
温度が上昇してくる。仮に、そのディスクの表面温度の
変化に伴って、摩擦係数が変化すると仮撚効果が変化す
るため品質上一定の仮撚が行えないのである。
【0004】このような問題は、特に寒冷地で糸状体を
延伸仮撚する場合に著しく、延伸仮撚機の立上げ時にお
いてはディスクを構成する材料の弾性率が高くなり、従
って、フリクションディスクに要求される摩擦係数が得
られず、逆に、始動後は環境温度も上がってくるためデ
ィスクの表面温度も上昇して弾性率が低下しディスクの
摩擦係数が変化するのである。
【0005】この種のポリウレタン製ディスクは、従来
より種々検討されており、例えば、特開平6−2405
28号公報においては、ポリカーボネートポリオールと
パラフェニレンジイソシアネートから成るウレタンエラ
ストマーを用いたディスクが開示されている。この公報
によれば、耐熱性及び耐摩耗性に優れているフリクショ
ンディスクが得られるとされているが、ポリカーボネー
トポリオールを主成分とするウレタンエラストマーから
形成されるため低温特性に問題があり、上記したよう
に、延伸仮撚機の立上げ時と始動後によって仮撚効果が
変わってくるといった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
解消するためになされたものであって、その目的とする
ところは、低温特性を改良して温度変化によるディスク
の摩擦係数の変化を低減して品質上一定の仮撚が行える
延伸仮撚機用フリクションディスクを提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、ガラス転移点を−3
0℃以下、弾性率において−20℃から室温領域までほ
ぼ一定した値を有する延伸仮撚機ユニット用フリクショ
ンディスクを提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、耐熱性等の特
性を維持しながら上記低温特性を改良した延伸仮撚機ユ
ニット用フリクションディスクを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の延伸仮撚機用ポ
リウレンタン製ディスクは、その外周部が、ポリカーボ
ネートポリオールを50重量%以下、ポリエステルポリ
オール又はポリカプロラクトンポリオールを50重量%
以上含有するポリオール成分と、主としてパラフェニレ
ンジイソシアネートからなるイソシアネート成分と、か
ら成るポリウレタンエラストマーから形成され、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0010】本発明で使用される上記ポリカーボネート
ポリオールは、従来公知のポリオール(多価アルコー
ル)とホスゲン、クロル蟻酸エステル、ジアルキルカー
ボネートまたはジアリルカーボネートとの縮合によって
得られたもので、種々の分子量のものが知られている。
このようなポリカーボネートポリオールとして特に好ま
しいものは、ポリオールとして、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、または、1,5−ペンタ
ンジオールを使用したものであり、その数平均分子量が
約500〜10000の範囲のものが好ましく、さらに
500〜3,000が好ましく、特に約2,000が好
ましい。例えば、下記一般式化1で表されるポリカーボ
ネートポリオールが好ましく使用される。
【0011】
【化1】
【0012】上記のようなポリカーボネートポリオール
をはじめ、ポリカーボネートポリオールとポリカプロラ
クトンポリオールのランダム共重合体、ポリカーボネー
トポリオールとポリエステルポリオールのランダム共重
合体、あるいは、ポリカーボネートポリオールとポリカ
プロラクトンポリオールとポリエステルポリオールの混
合物なども使用することができ、それぞれ、単独で使用
されたり、または複数併用される。
【0013】該ポリカーボネートポリオールは、ポリオ
ール成分中に50重量%以下、好ましく10〜50重量
%含有される。
【0014】本発明で使用されるポリエステルポリオー
ルとしては、例えば、ポリカルボン酸と低分子ポリオー
ルとの縮合物で、数平均分子量500〜10,000、
特に500〜3,000の範囲のものが好ましい。
【0015】ポリエステルポリオールとしては、例え
ば、下記の酸の少なくとも1つとグリコールの少なくと
も1つとの共重合体が挙げられる。
【0016】酸:テレフタル酸、イソフタル酸、無水フ
タル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セパシ
ン酸、ドデカン2酸、ダイマー酸(混合物)、パラオキ
シ安息香酸、無水トリメリット酸。
【0017】グリコール:エチレングリコール、プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、ペンタエリスリトール、3−メチル−1,5−ペ
ンタンジオール。
【0018】具体的には、ポリ(エチレンアジペート)
(以下「PEA」と記す)ポリ(ジエチレンアジペー
ト)(以下「PDA」と記す)、ポリ(プロピレンアジ
ペート)(以下「PPA」と記す)、ポリ(テトラメチ
レンアジペート)(以下「PBA」と記す)、ポリ(ヘ
キサメチレンアジペート)(以下「PHA」と記す)、
ポリ(ネオペンチレンアジペート)(以下「PNA」と
記す)、3−メチル−1,5−ペンタンアジペート及び
これらの共重合体として具体的にはPBAとPHAのラ
ンダム共重合体(以下「P(B+H)A」と記す)、P
NAとPHAのランダム共重合体(P(N+H)Aと記
す)、PEAとPDAのランダム共重合体、PEAとP
PAのランダム共重合体、PEAとPBAのランダム共
重合体などが挙げられる。
【0019】これらをそれぞれ単独で使用したり、又は
複数併用されてもよい。
【0020】本発明で使用されるポリカプロラクトンポ
リオールとしては開環重合から成るポリオールであり、
具体的には、ε−カプロラクトンを開環重合して得たカ
プロラクトンポリオール、β−メチル−δ−バレロラク
トンを開環重合して得たメチルバレロラクトンポリオー
ルなどが好ましく使用され、いずれも数平均分子量50
0〜10,000、特に500〜3,000の範囲のも
のが好ましい。
【0021】該ポリエステルポリオール、およびポリカ
プロラクトンポリオールは、ポリオール成分中に50重
量%以上、好ましく50〜90重量%含有される。
【0022】上記ポリエステルポリオールおよび/また
はポリカプロラクトンポリオールと、ポリカーボネート
ポリオールとの配合割合は、ポリカーボネートポリオー
ルの配合割合が多すぎると耐寒性が低下するので、重量
比でポリエステルポリオールおよび/またはポリカプロ
ラクトンポリオール:ポリカーボネートポリオールが5
0〜90:10〜50が好ましい。
【0023】また、上記ジイソシアネート成分として
は、パラフェニレンジイソシアネート(PPDI)が主
に使用される。該パラフェニレンジイソシアネート以外
に、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート等も使用することができる。
【0024】次に、本発明のディスクの製造方法の一例
を説明する。
【0025】前記ポリオール成分とパラフェニレンジイ
ソシアネートを主とするイソシアネート成分と反応させ
て、ウレタンプレポリマーを製造し、次いで該ウレタン
プレポリマーと硬化剤とを混合し反応させる種々の成形
法で、ウレタンエラストマーからなるディスクを製造す
ることができる。
【0026】上記ウレタンプレポリマーを製造する方法
としては、特に限定されず、例えば、反応温度、反応時
間、溶媒の有無等を含めて公知の方法で行うこともでき
る。
【0027】ウレタンプレポリマーを製造する際には、
NCO/OHのモル比が、1.6〜3.1の範囲で配合
してウレタンプレポリマーを得ることが好ましい。特に
好ましいNCO/OHのモル比は1.8〜2.8であ
り、さらに好ましいNCO/OHのモル比は1.8〜
2.5である。該NCO/OHのモル比が1.6より小
さいと、得られるウレタンプレポリマーの粘度が高くな
りすぎ、作業性が悪くなる。NCO/OHのモル比が
3.1より大きいと硬化物(ディスク)のゴム硬度が9
8(JIS−A)より高くなり、フリクションディスク
用の材料としては使用でき難い。
【0028】本発明に使用される硬化剤としては、特に
限定はされず、従来、ウレタンプレポリマーを硬化して
ウレタンエラストマーを生成させる際に一般的に用いら
れているもので構わない。例えば、ポリオール化合物、
ポリアミン化合物等が挙げられる。ポリオール化合物と
しては、特に限定されず、1級ポリオール、2級ポリオ
ール、3級ポリオールのいずれを用いてもよい。具体的
には、エチレングリコール、1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ハイドロキノン−ジ−
(2−ヒドロキシエチル)エーテル(以下、HQEEと
いう)、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、2,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオー
ル、2,3−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオ
ール、2,4−ヘキサンジオール、2−エチル−1,3
−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジオール、2−エ
チル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジ
オール等が挙げられる。ポリアミン化合物としては、ジ
アミン、トリアミン、テトラアミン等、特に限定はされ
ず、1級アミン、2級アミン、3級アミンのいずれも用
いることができる。具体的にはヘキサメチレンジアミン
等の脂肪族アミン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジ
アミノジシクロヘキシルメタン等の脂環族アミン、4,
4’−メチレンビス−2−クロロアニリン、2,2’
3,3’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノフェニル
メタン、4,4’−ジアミノジフェニル等の芳香族アミ
ン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノール等が挙げられる。これらの硬化剤は、1種のみを
用いてもよいし、あるいは、複数種を併用してもよい。
【0029】また、ウレタンプレポリマーと硬化剤とか
らなる樹脂組成物には、着色剤、充填剤、補強剤、可塑
剤、難燃剤、消泡剤、老化防止剤、滑剤等の添加剤が添
加されてもよい。
【0030】該樹脂組成物を硬化させるための方法とし
ては、特に限定されず、ウレタンプレポリマーに対する
硬化剤の混合割合、硬化温度、硬化時間等を含めて通常
の方法で行うこともできる。例えば、通常の注型成型に
よってディスクを成型することができ、アジター等の攪
拌機によりプレポリマーと硬化剤の混合を行い、所定の
金型に混合物を注入し、必要に応じて加圧して本発明の
ディスクを得ることができる。ディスクはその外周部が
上記ウレタン樹脂組成物から形成されるものであり、内
部に芯材を配置して、糸状体と接する表面のみをウレタ
ン樹脂組成物で形成してもよい。ディスクの中央部に芯
材を挿入する場合には、あらかじめ製造しておいた樹脂
製のボスと平板からなる成形体を全型内にインサートし
ておき、次いで金型内に上記ウレタン樹脂組成物を注入
し、加圧成型すればよい。その後、外周部は平滑な面に
仕上げられる。成形体の外側に形成された外周部が上記
ウレタン樹脂組成物で形成される。
【0031】また成形法としては、例えば、インサート
成形、射出成形などを用いることもできる。このように
して得られたウレタン樹脂組成物の硬化物(外周部)の
硬さは、通常JIS−Aの値で80〜97である。
【0032】
【作用】上記特開平6−240528号公報において開
示されているポリカーボネートポリオールを主成分とす
るウレタンエラストマーのガラス転移点は−20℃前後
であり、0℃付近が弾性率の変移点となり、従って、0
℃以下では弾性率が室温域でのそれに比べて高い値を示
す。弾性率は、摩擦係数に多大な影響を与え、弾性率が
変化すると摩擦係数も同時に変化する。摩擦係数は延伸
仮撚を行う上で最も重要な特性であり、摩擦係数が小さ
いと、ディスク外周部の糸状体へのグリップ力が下がる
ため目的とする撚り数が得られない。
【0033】ところで、寒冷地での機械立上げの際ガラ
ス転移点以下の環境下では弾性率が高くなって摩擦係数
が小さくなるので、寒冷地での延伸仮撚機の立上げを考
えると、−20℃から室温領域と同程度の弾性率を維持
していることが望ましい。
【0034】本発明では、ポリウレタンの組成として低
温特性を向上させるべく特定のポリオール(ポリエステ
ルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール)に、低
温特性を損なわない程度にポリカーボネートポリオール
又はポリカーボネートと他のポリエステルとの共重合体
を加え、さらにパラフェニレンジイソシアネートを添加
し反応させてウレタンプレポリマーを得、このプレポリ
マーに所定量の硬化剤を添加してウレタンエラストマー
を得ることにより、耐寒性を向上させることができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0036】(実施例1)平均分子量(数平均分子量を
指す。以下同様)が、2,000のポリエステルポリオ
ール(ニッポランN4010、日本ポリウレタン工業株
式会社製)50重量部と、平均分子量が、2,000の
ポリカーボネートポリオール(日本ポリウレタン工業
製、商品名ニッポラン980R)50重量部とを115
℃にて減圧脱水し、80℃まで冷却した後、PPDIを
16.0重量部添加し、85℃まで加熱温調し、2時間
攪拌を行って反応を完結し、ウレタンプレポリマーを得
た。
【0037】なお、使用したPPDIは、ポリオールの
重量および分子量からNCO/OH比が2.0となるよ
うに配合量を決定した。得られたプレポリマーの粘度、
NCO%を測定し、測定したNCO%に対して硬化剤
(1,4−ブタンジオール)の配合量を算出した。表1
にプレポリマー100gに対するその配合量を示す。
【0038】硬化剤の混合に際してはプレポリマーを8
0℃のオーブン中にて温調し、予め80℃に加熱した硬
化剤(1,4−ブタンジオール)を該プレポリマーに混
合し、攪拌を1分間実施した後、110℃のオーブン中
にて温調した厚み2mmの金型に入れて30分間加熱
し、金型より取り出して110℃で10時間アニーリン
グ処理を行って物性試験用のシートを得た。得られたシ
ートについて硬度測定および引張試験を行った。
【0039】機械的物性はJIS K6301に準じて
測定した。
【0040】耐寒性の指標としては、23℃での弾性率
と、−20℃での弾性率の比で表した。
【0041】また、上記プレポリマーに硬化剤を添加
し、混合物の粘度が50,000cps/100℃に達
するまでの時間を測定して、ポットライフとして表し
た。なお、粘度は、ハ−ケ回転粘度計ロトビスコRV−
12を使用して測定した。ポットライフは、上記粘度計
を使用して、JIS K7301に準じて測定した。
【0042】それらの結果を表1に示す。
【0043】(実施例2)実施例1で合成したプレポリ
マーを用い、硬化剤として、1,4−ブタンジオールの
かわりにHQEEを使用しその配合量を7.6重量部と
し、硬化剤の混合に際してはプレポリマーを110℃の
オーブン中にて温調し、予め加熱、溶解させ110℃ま
で冷却した硬化剤(HQEE)を該プレポリマーに混合
し、実施例1と同様にしてシートを得た。得られたシー
トについて実施例1と同様に物性試験を行い、結果を表
2に示す。
【0044】(実施例3〜5、比較例1〜3)表1に示
すポリオールを表1に示す配合部数で使用し、またPP
DIと硬化剤(1,4−ブタンジオール)を表1に示す
配合部数使用したこと以外は、実施例1と同様にしてシ
ートを得た。得られたシートについて実施例1と同様に
物性試験を行い、結果を表2に併せて示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】表1および表2において、略記は以下の通
りである。
【0048】N4010…ポリエチレンブチレンアジペ
ート系ポリオール(平均分子量2,000、日本ポリウ
レタン工業株式会社製) N4070…ポリネオペンチレンヘキサンアジペート系
ポリオール(平均分子量1,989、日本ポリウレタン
工業株式会社製) P220N…ポリカプロラクトンポリオール(平均分子
量1986、ダイセル化学工業株式会社製) N980R…ポリカーボネートポリオール(平均分子量
2,004、日本ポリウレタン工業製) N982R…ポリカーボネートポリオールとポリカプロ
ラクトンポリオールとの共重合体(平均分子量2,01
8、日本ポリウレタン工業製) 1,4BD…1,4−ブタンジオール HQEE…ハイドロキノン−ジ(2−ヒドロキシエチ
ル)エーテル
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ポリカーボネートポリ
オールを50重量%以下、ポリエステルポリオール又は
ポリカプロラクトンポリオールを50重量%以上含有す
るポリオール成分と、主としてパラフェニレンジイソシ
アネートからなるイソシアネート成分と、から成るポリ
ウレタンエラストマーからフリクションディスクの外周
部が形成されるので、そのガラス転移点が、従来のもの
に比べて低温側にあり、かつ−20℃と23℃との間に
おける弾性率(E’)の変動率が2.0倍以下となり、
寒冷地での機械立上げ時から糸品質が安定する。これに
対し、比較例で得られたディスクにおいては、その弾性
率(E’)の変動率が2.1〜2.5であることによ
り、寒冷地での機械立上げ時と始動後によって仮撚効果
が変わってくるので糸品質が低下することがわかる。
【0050】すなわち、ポリオール成分としてポリカー
ボネートポリオール単独又は、主成分としてポリカーボ
ネートポリオールを70重量%叉は90重量%含有し、
ポリエステルポリオールを30重量%叉は10重量%含
有するウレタンエラストマーのガラス転移点は−20℃
前後であり、弾性率は0℃付近が変移点となっている。
これに対し、本発明のディスクでは、上記したようにガ
ラス転移点が比較的低温側にあり、かつ弾性率の変動率
が小さいので、摩擦係数も変化が小さく、温度の変動に
かかわらず安定した糸状体の撚り数を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】延伸仮撚機の斜視図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 フリクションディスク 3 糸状体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延伸仮撚機用のフリクションディスクに
    おいて、 該ディスクの外周部が、ポリカーボネートポリオールを
    50重量%以下、ポリエステルポリオール又はポリカプ
    ロラクトンポリオールを50重量%以上含有するポリオ
    ール成分と、主としてパラフェニレンジイソシアネート
    からなるイソシアネート成分と、から成るポリウレタン
    エラストマーから形成されるフリクションディスク。
JP6315261A 1994-12-19 1994-12-19 延伸仮撚機用フリクションディスク Pending JPH08170236A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999051803A1 (de) * 1998-04-07 1999-10-14 Heberlein Fibertechnology, Inc. Drallscheibe sowie verfahren zur herstellung einer drallscheibe
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