JPH08170371A - 横架材と横架材との接合構造 - Google Patents
横架材と横架材との接合構造Info
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- JPH08170371A JPH08170371A JP31650494A JP31650494A JPH08170371A JP H08170371 A JPH08170371 A JP H08170371A JP 31650494 A JP31650494 A JP 31650494A JP 31650494 A JP31650494 A JP 31650494A JP H08170371 A JPH08170371 A JP H08170371A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接合強度を向上させると共に耐火性能をも向
上させ、容易且つ確実に施工し得る、横架材と横架材と
の接合構造を提供すること。 【構成】 一対の横架材1,2が、一方の横架材1の側
面11に他方の横架材2の端面21を面接させて横架材
受金物3を介して接合されており、他方の横架材2は、
その端面21中央に縦溝23を有し、且つその側面22
に縦溝23を貫通するピン嵌入孔24を有し、横架材受
金物3は、横架材受板31と、横架材受板31の一縁よ
り垂直に突設された固定板32と、横架材受板31及び
固定板32の双方の略中央に亘って垂直に突設されたピ
ン貫通孔34を有する接合板33とからなり、固定板3
2は側面11に固定され、接合板33は縦溝23内に配
され、横架材受板31は他方の横架材2の端部下面を支
承し、側面22から、ピン嵌入孔24及びピン貫通孔3
4にピン5が嵌入されていることを特徴とする。
上させ、容易且つ確実に施工し得る、横架材と横架材と
の接合構造を提供すること。 【構成】 一対の横架材1,2が、一方の横架材1の側
面11に他方の横架材2の端面21を面接させて横架材
受金物3を介して接合されており、他方の横架材2は、
その端面21中央に縦溝23を有し、且つその側面22
に縦溝23を貫通するピン嵌入孔24を有し、横架材受
金物3は、横架材受板31と、横架材受板31の一縁よ
り垂直に突設された固定板32と、横架材受板31及び
固定板32の双方の略中央に亘って垂直に突設されたピ
ン貫通孔34を有する接合板33とからなり、固定板3
2は側面11に固定され、接合板33は縦溝23内に配
され、横架材受板31は他方の横架材2の端部下面を支
承し、側面22から、ピン嵌入孔24及びピン貫通孔3
4にピン5が嵌入されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横架材と横架材との接
合構造に関するものであり、詳しくは、接合強度を向上
させると共に耐火性能をも向上させ、容易且つ確実に施
工し得る、横架材と横架材との接合構造に関するもので
ある。
合構造に関するものであり、詳しくは、接合強度を向上
させると共に耐火性能をも向上させ、容易且つ確実に施
工し得る、横架材と横架材との接合構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、梁や胴差等の木質の一対の横架
材の一方の横架材の側面に対して他方の横架材の端面を
垂直に接合する場合には、図5に示されるような、いわ
ゆる梁受金物30が用いられる。このような梁受金物3
0によれば、上述の一方の横架材10の側面101に、
釘孔301を介して釘止めして該梁受金物30を固定
し、その後、上記他方の横架材20の端部を該梁受金物
30上に載置し、上記梁受金物30のボルト孔302及
び上記他方の横架材20側面に貫通されたボルト貫通孔
203の双方を介してボルト締めし且つ釘孔303を介
して釘止めして、上記梁受金物30と上記他方の横架材
20とを接合する。更に、釘のみで保持されている強度
的に弱い部分を補強するため、羽子板ボルト(図示せ
ず)により上記他方の横架材2の端面を上記一方の横架
材10の上記側面101に引き寄せる。
材の一方の横架材の側面に対して他方の横架材の端面を
垂直に接合する場合には、図5に示されるような、いわ
ゆる梁受金物30が用いられる。このような梁受金物3
0によれば、上述の一方の横架材10の側面101に、
釘孔301を介して釘止めして該梁受金物30を固定
し、その後、上記他方の横架材20の端部を該梁受金物
30上に載置し、上記梁受金物30のボルト孔302及
び上記他方の横架材20側面に貫通されたボルト貫通孔
203の双方を介してボルト締めし且つ釘孔303を介
して釘止めして、上記梁受金物30と上記他方の横架材
20とを接合する。更に、釘のみで保持されている強度
的に弱い部分を補強するため、羽子板ボルト(図示せ
ず)により上記他方の横架材2の端面を上記一方の横架
材10の上記側面101に引き寄せる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示されるような上記梁受金物30による横架材と横架材
との接合構造においては、上述したように多数の工程に
より上記一方の横架材10と上記他方の横架材20とを
接合するため、非常に手間のかかる困難な作業となるだ
けでなく、接合部に上記梁受金物30が外部に露出する
ため、耐火上の問題となっている。また、一方の横架材
の側面に、T字形断面を有する横架材受金物を介して他
方の横架材を接合する構造も試みられている。この構造
における上記横架材受金物は、ネジ孔を有する固定板
と、該固定板の中央に垂直に突設されたピン貫通孔を有
する接合板とからなり、この構造は、上記固定板が上記
ネジ孔を介して上記一方の横架材の上記側面にネジ等に
より固定され、上記接合板が上記他方の横架材の端面に
設けられた溝内に配され、該他方の横架材の側面に設け
られたピン嵌入孔と上記ピン貫通孔の双方を貫通するよ
うにピンを嵌入した構造であるが、この構造によると、
他方の横架材の接合時に常に該他方の横架材を下方から
押さえていなければならず、また、上記ピン嵌入孔と上
記ピン貫通孔との位置を合わせるのに重い上記他方の横
架材を微妙に上下させなければならず、その施工作業は
非常に行い難いものであった。
示されるような上記梁受金物30による横架材と横架材
との接合構造においては、上述したように多数の工程に
より上記一方の横架材10と上記他方の横架材20とを
接合するため、非常に手間のかかる困難な作業となるだ
けでなく、接合部に上記梁受金物30が外部に露出する
ため、耐火上の問題となっている。また、一方の横架材
の側面に、T字形断面を有する横架材受金物を介して他
方の横架材を接合する構造も試みられている。この構造
における上記横架材受金物は、ネジ孔を有する固定板
と、該固定板の中央に垂直に突設されたピン貫通孔を有
する接合板とからなり、この構造は、上記固定板が上記
ネジ孔を介して上記一方の横架材の上記側面にネジ等に
より固定され、上記接合板が上記他方の横架材の端面に
設けられた溝内に配され、該他方の横架材の側面に設け
られたピン嵌入孔と上記ピン貫通孔の双方を貫通するよ
うにピンを嵌入した構造であるが、この構造によると、
他方の横架材の接合時に常に該他方の横架材を下方から
押さえていなければならず、また、上記ピン嵌入孔と上
記ピン貫通孔との位置を合わせるのに重い上記他方の横
架材を微妙に上下させなければならず、その施工作業は
非常に行い難いものであった。
【0004】従って、本発明の目的は、接合強度を向上
させると共に耐火性能をも向上させ、容易且つ確実に施
工し得る、横架材と横架材との接合構造を提供すること
にある。
させると共に耐火性能をも向上させ、容易且つ確実に施
工し得る、横架材と横架材との接合構造を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の横架材
の側面に他方の横架材の端面を面接させ、該一方の横架
材と該他方の横架材とを横架材受金物を介して接合する
横架材と横架材との接合構造において、上記他方の横架
材は、その上記端面中央に縦溝を有し、且つその側面に
上記縦溝を貫通するピン嵌入孔を有し、上記横架材受金
物は、横架材受板と、該横架材受板の一縁より垂直に突
設された固定板と、該横架材受板及び該固定板の双方の
略中央に亘って垂直に突設されたピン貫通孔を有する接
合板とからなり、上記固定板は上記一方の横架材の上記
側面に固定され、上記接合板は上記他方の横架材の上記
縦溝内に配され、上記横架材受板は上記他方の横架材の
端部下面を下方から支承し、上記他方の横架材の上記側
面から、上記ピン嵌入孔及び上記ピン貫通孔の双方を通
してピンが嵌入されて、上記一方の横架材と上記他方の
横架材とが接合されていることを特徴とする横架材と横
架材との接合構造を提供することにより、上記目的を達
成したものである。
の側面に他方の横架材の端面を面接させ、該一方の横架
材と該他方の横架材とを横架材受金物を介して接合する
横架材と横架材との接合構造において、上記他方の横架
材は、その上記端面中央に縦溝を有し、且つその側面に
上記縦溝を貫通するピン嵌入孔を有し、上記横架材受金
物は、横架材受板と、該横架材受板の一縁より垂直に突
設された固定板と、該横架材受板及び該固定板の双方の
略中央に亘って垂直に突設されたピン貫通孔を有する接
合板とからなり、上記固定板は上記一方の横架材の上記
側面に固定され、上記接合板は上記他方の横架材の上記
縦溝内に配され、上記横架材受板は上記他方の横架材の
端部下面を下方から支承し、上記他方の横架材の上記側
面から、上記ピン嵌入孔及び上記ピン貫通孔の双方を通
してピンが嵌入されて、上記一方の横架材と上記他方の
横架材とが接合されていることを特徴とする横架材と横
架材との接合構造を提供することにより、上記目的を達
成したものである。
【0006】
【作用】本発明の横架材と横架材との接合構造によれ
ば、横架材受金物の固定板を一方の横架材の端面に固定
し、他方の横架材を横架材受金物の横架材受板に支承さ
せて仮保持させることができると同時に容易に他方の横
架材と横架材受金物との位置決めを行うことができ、他
方の横架材の側面に設けられたピン嵌入孔及び横架材受
金物の接合板に設けられたピン貫通孔にピンを嵌入させ
て容易且つ確実に一対の横架材同士を横架材受金物を介
して接合することができる。また、接合後の接合部の表
面には、横架材受金物の横架材受板の端縁のみが僅かに
露出するだけで、防火上問題となることがない。
ば、横架材受金物の固定板を一方の横架材の端面に固定
し、他方の横架材を横架材受金物の横架材受板に支承さ
せて仮保持させることができると同時に容易に他方の横
架材と横架材受金物との位置決めを行うことができ、他
方の横架材の側面に設けられたピン嵌入孔及び横架材受
金物の接合板に設けられたピン貫通孔にピンを嵌入させ
て容易且つ確実に一対の横架材同士を横架材受金物を介
して接合することができる。また、接合後の接合部の表
面には、横架材受金物の横架材受板の端縁のみが僅かに
露出するだけで、防火上問題となることがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の横架材と横架材との接合構造
の一実施例を図面を参照して説明する。図1は、本実施
例の構成部材を分離して示す斜視図であり、図2は、本
実施例における横架材受金物の三面図で、(a) は左側面
図、(b) は正面図、(c) は平面図である。
の一実施例を図面を参照して説明する。図1は、本実施
例の構成部材を分離して示す斜視図であり、図2は、本
実施例における横架材受金物の三面図で、(a) は左側面
図、(b) は正面図、(c) は平面図である。
【0008】本実施例における横架材と横架材との接合
構造においては、図1に示されるように、一方の横架材
1の側面11に他方の横架材2の端面21を面接させ、
該一方の横架材1と該他方の横架材2とが横架材受金物
3を介して接合されており、上記他方の横架材2は、そ
の上記端面21中央に縦溝23を有し、且つその側面2
2に上記縦溝23を貫通するピン嵌入孔24を有し、上
記横架材受金物3は、横架材受板31と、該横架材受板
31の一縁より垂直に突設された固定板32と、該横架
材受板31及び該固定板32の双方の略中央に亘って垂
直に突設されたピン貫通孔34を有する接合板33とか
らなり、上記固定板32は上記一方の横架材1の上記側
面11に固定され、上記接合板33は上記他方の横架材
2の上記縦溝23内に配され、上記横架材受板31は上
記他方の横架材2の端部下面を下方から支承し、上記他
方の横架材2の上記側面22から、上記ピン嵌入孔24
及び上記ピン貫通孔34の双方を通してピン5が嵌入さ
れて、上記一方の横架材1と上記他方の横架材2とが接
合されている。
構造においては、図1に示されるように、一方の横架材
1の側面11に他方の横架材2の端面21を面接させ、
該一方の横架材1と該他方の横架材2とが横架材受金物
3を介して接合されており、上記他方の横架材2は、そ
の上記端面21中央に縦溝23を有し、且つその側面2
2に上記縦溝23を貫通するピン嵌入孔24を有し、上
記横架材受金物3は、横架材受板31と、該横架材受板
31の一縁より垂直に突設された固定板32と、該横架
材受板31及び該固定板32の双方の略中央に亘って垂
直に突設されたピン貫通孔34を有する接合板33とか
らなり、上記固定板32は上記一方の横架材1の上記側
面11に固定され、上記接合板33は上記他方の横架材
2の上記縦溝23内に配され、上記横架材受板31は上
記他方の横架材2の端部下面を下方から支承し、上記他
方の横架材2の上記側面22から、上記ピン嵌入孔24
及び上記ピン貫通孔34の双方を通してピン5が嵌入さ
れて、上記一方の横架材1と上記他方の横架材2とが接
合されている。
【0009】本実施例の横架材と横架材との接合構造を
更に説明すると、上記一方の横架材1は、梁、胴差、桁
等の長方形断面を有する木質の無垢材又は集成材であ
る。上記一方の横架材1には、上述した上記他方の横架
材2との接合部に柱6,6との接合部も形成されてい
る。上記一方の横架材1の上下面の上記柱6,6が接合
される位置には、穴12,12・・が設けられ、上記柱
6,6それぞれの突起61,61が該穴12,12・・
に嵌入されて上記一方の横架材1に上記柱6,6が上下
より接合される。
更に説明すると、上記一方の横架材1は、梁、胴差、桁
等の長方形断面を有する木質の無垢材又は集成材であ
る。上記一方の横架材1には、上述した上記他方の横架
材2との接合部に柱6,6との接合部も形成されてい
る。上記一方の横架材1の上下面の上記柱6,6が接合
される位置には、穴12,12・・が設けられ、上記柱
6,6それぞれの突起61,61が該穴12,12・・
に嵌入されて上記一方の横架材1に上記柱6,6が上下
より接合される。
【0010】上記他方の横架材2も、上記一方の横架材
1同様に長方形断面を有する木質の無垢材又は集成材で
ある。上記他方の横架材2の上記端面21は、該他方の
横架材2に軸方向に対して垂直に切断されており、その
幅方向中央の縦方向に亘って上記縦溝23が設けられて
いる。上記縦溝23は、上記横架材受金物3の上記接合
板33の厚さと略等しい幅で且つ該接合板33の最大幅
と略等しい深さに形成されている。更に、上記他方の横
架材2の上記側面22は、その高さ方向の略中央で且つ
上記端面21から上記縦溝23の最大深さの略半分の位
置に上記ピン5の外径と略同等の内径のピン嵌入孔24
が穿孔されている。上記ピン嵌入孔24の上記端面21
からの距離は、上記他方の横架材2の端部が引き裂きに
耐えるのに必要な距離以上とされ、本実施例においては
上述の位置に穿孔されている。
1同様に長方形断面を有する木質の無垢材又は集成材で
ある。上記他方の横架材2の上記端面21は、該他方の
横架材2に軸方向に対して垂直に切断されており、その
幅方向中央の縦方向に亘って上記縦溝23が設けられて
いる。上記縦溝23は、上記横架材受金物3の上記接合
板33の厚さと略等しい幅で且つ該接合板33の最大幅
と略等しい深さに形成されている。更に、上記他方の横
架材2の上記側面22は、その高さ方向の略中央で且つ
上記端面21から上記縦溝23の最大深さの略半分の位
置に上記ピン5の外径と略同等の内径のピン嵌入孔24
が穿孔されている。上記ピン嵌入孔24の上記端面21
からの距離は、上記他方の横架材2の端部が引き裂きに
耐えるのに必要な距離以上とされ、本実施例においては
上述の位置に穿孔されている。
【0011】上記横架材受金物3は、図2に示されるよ
うに、上述の如く上記横架材受板31と上記固定板32
と上記接合板33とからなり、上記横架材受板31と上
記固定板32とは一枚の金属を直角に折曲させて形成さ
れ、該横架材受板31及び該固定板32の幅方向の略中
央に該横架材受板31及び該固定板32の双方に亘って
垂直に上記接合板33が溶接されている。上記横架材受
金板31は、その下方の筋違い金物の取付用ビスとの干
渉を防止するための横長孔36,36を、上記接合板3
3を挟んで対称に合計2つ有している。上記固定板32
は、上記横架材受金物3自体を上記一方の横架材1の上
記側面11へ固定するための複数の孔35,35・・
を、上記接合板33を挟んで3つずつ合計6つ有してい
る。上記孔35,35・・の片側の3つは、上記固定板
32の上方より互い違いとなるように配列されており、
もう片側もこれと同様に配列されている。ただし、上記
接合板33の両側の3つずつの上記孔35,35は、上
記一方の横架材1が割れないように該一方の横架材1の
木目を考慮して、そのそれぞれが同じ高さとならないよ
うに配置されている。複数の上記孔35,35・・は、
それぞれ上記接合板33の突設方向とは逆方向に向けて
突出皿穴加工(バーリング皿穴加工)され、図2(a) の
上方の一部断面部分に示されるように皿穴とされてい
る。上記接合板33は、その上端が上記固定板32との
接合部から下方に向けて傾斜されており、その高さ方向
中央に上記ピン貫通孔34が形成されている。上記横架
材受板31の上面から上記ピン貫通孔34間での距離
と、上記他方の横架材2の下面と上記ピン嵌入孔24と
のあいだの距離は等しくされている。上記接合板33の
幅は、該接合板33の上端から下方に向けて徐々に広く
されて上記ピン貫通孔34の高さで最大幅とされ、そこ
から下方に向けて徐々に狭くされて下端から略4分の1
の部分が最小幅且つ一定幅とされている。
うに、上述の如く上記横架材受板31と上記固定板32
と上記接合板33とからなり、上記横架材受板31と上
記固定板32とは一枚の金属を直角に折曲させて形成さ
れ、該横架材受板31及び該固定板32の幅方向の略中
央に該横架材受板31及び該固定板32の双方に亘って
垂直に上記接合板33が溶接されている。上記横架材受
金板31は、その下方の筋違い金物の取付用ビスとの干
渉を防止するための横長孔36,36を、上記接合板3
3を挟んで対称に合計2つ有している。上記固定板32
は、上記横架材受金物3自体を上記一方の横架材1の上
記側面11へ固定するための複数の孔35,35・・
を、上記接合板33を挟んで3つずつ合計6つ有してい
る。上記孔35,35・・の片側の3つは、上記固定板
32の上方より互い違いとなるように配列されており、
もう片側もこれと同様に配列されている。ただし、上記
接合板33の両側の3つずつの上記孔35,35は、上
記一方の横架材1が割れないように該一方の横架材1の
木目を考慮して、そのそれぞれが同じ高さとならないよ
うに配置されている。複数の上記孔35,35・・は、
それぞれ上記接合板33の突設方向とは逆方向に向けて
突出皿穴加工(バーリング皿穴加工)され、図2(a) の
上方の一部断面部分に示されるように皿穴とされてい
る。上記接合板33は、その上端が上記固定板32との
接合部から下方に向けて傾斜されており、その高さ方向
中央に上記ピン貫通孔34が形成されている。上記横架
材受板31の上面から上記ピン貫通孔34間での距離
と、上記他方の横架材2の下面と上記ピン嵌入孔24と
のあいだの距離は等しくされている。上記接合板33の
幅は、該接合板33の上端から下方に向けて徐々に広く
されて上記ピン貫通孔34の高さで最大幅とされ、そこ
から下方に向けて徐々に狭くされて下端から略4分の1
の部分が最小幅且つ一定幅とされている。
【0012】上記ピン5は、上記他方の横架材2の上記
端面21の幅よりやや長い長さを有する金属製の円柱棒
であり、上記ピン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34へ
の嵌入後に該ピン貫通孔34と接触する表面に、上記横
架材受金物3の上記接合板33の厚さよりも広い幅の帯
状の摩擦用切込加工(ローレット加工)が施された部位
51を有している。また、上記ピン5の両端のうちの一
方には、上記ピン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34に
嵌入し易いように円錐状にテーパー部52が形成されて
いる。
端面21の幅よりやや長い長さを有する金属製の円柱棒
であり、上記ピン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34へ
の嵌入後に該ピン貫通孔34と接触する表面に、上記横
架材受金物3の上記接合板33の厚さよりも広い幅の帯
状の摩擦用切込加工(ローレット加工)が施された部位
51を有している。また、上記ピン5の両端のうちの一
方には、上記ピン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34に
嵌入し易いように円錐状にテーパー部52が形成されて
いる。
【0013】図3に本発明の横架材と横架材との接合構
造の他の実施例を示す。本実施例においては、図1に示
される実施例に比べて上記他方の横架材2の断面が縦長
にされ、これに伴い横架材受金物3の大きさも縦長にさ
れ、また、柱6,6の接合部は設けられていない。本実
施例において、図1に示される実施例に比べて異なる点
のみを挙げれば、上記他方の横架材2は、断面が縦長に
されてその側面22にピン嵌入孔24,24が2つ設け
られ、縦溝23の深さはその上端から下端まで横架材受
金物3の接合板33の幅に略等しく一定にされている。
また、上記横架材受金物3は、図4に示されるように、
その固定板32は、縦長にされて孔35,35・・が合
計4つ増やされ、上記接合板33は、縦長にされてその
下方部が上方部と同一幅で形成され、ピン貫通孔34,
34を2つ有している。本実施例において、上述した点
以外は図1に示される実施例と全く同様に構成されてい
る。
造の他の実施例を示す。本実施例においては、図1に示
される実施例に比べて上記他方の横架材2の断面が縦長
にされ、これに伴い横架材受金物3の大きさも縦長にさ
れ、また、柱6,6の接合部は設けられていない。本実
施例において、図1に示される実施例に比べて異なる点
のみを挙げれば、上記他方の横架材2は、断面が縦長に
されてその側面22にピン嵌入孔24,24が2つ設け
られ、縦溝23の深さはその上端から下端まで横架材受
金物3の接合板33の幅に略等しく一定にされている。
また、上記横架材受金物3は、図4に示されるように、
その固定板32は、縦長にされて孔35,35・・が合
計4つ増やされ、上記接合板33は、縦長にされてその
下方部が上方部と同一幅で形成され、ピン貫通孔34,
34を2つ有している。本実施例において、上述した点
以外は図1に示される実施例と全く同様に構成されてい
る。
【0014】上述の図1又は図3に示される実施例にお
ける横架材と横架材との接合構造の好ましい施工手順例
を以下に示す。上記一方の横架材1の上記側面11に、
上記上記横架材受金物3の上記固定板32を、該固定板
32に設けられた複数の上記孔35,35・・にネジ
4,4・・をネジ込んで固定させる。上記ネジ4,4・
・は、強度の点からそれぞれクロムモリブデン鋼製であ
ることが望ましく、該ネジ4,4・・を用いることによ
って木材への締め付け強度を向上させ、羽子板ボルトで
の補強の不要な接合構造とすることができる。このと
き、上記孔35,35・・の皿穴部が上記側面11に食
い込むため、上記一方の横架材1と上記横架材受金物3
との固定が一層確実なものとされる。
ける横架材と横架材との接合構造の好ましい施工手順例
を以下に示す。上記一方の横架材1の上記側面11に、
上記上記横架材受金物3の上記固定板32を、該固定板
32に設けられた複数の上記孔35,35・・にネジ
4,4・・をネジ込んで固定させる。上記ネジ4,4・
・は、強度の点からそれぞれクロムモリブデン鋼製であ
ることが望ましく、該ネジ4,4・・を用いることによ
って木材への締め付け強度を向上させ、羽子板ボルトで
の補強の不要な接合構造とすることができる。このと
き、上記孔35,35・・の皿穴部が上記側面11に食
い込むため、上記一方の横架材1と上記横架材受金物3
との固定が一層確実なものとされる。
【0015】次に、上記他方の横架材2の上記縦溝23
に、上記横架材受金物3の上記接合板33が嵌入される
ように該他方の横架材2の端部を上記横架材受金物3の
上記横架材受板31上に載置する。このとき、上記接合
板33は、その上端が傾斜されているので、上記他方の
横架材2の上記縦溝23内に嵌入させ易く、また、上記
横架材受金物31上に上記他方の横架材2の端部を支承
させることができるので、常に下方より押さえておく必
要がなくその作業を容易に行うことができ、且つ上記ピ
ン嵌入孔24と上記ピン貫通孔34との位置合わせも容
易に行われる。
に、上記横架材受金物3の上記接合板33が嵌入される
ように該他方の横架材2の端部を上記横架材受金物3の
上記横架材受板31上に載置する。このとき、上記接合
板33は、その上端が傾斜されているので、上記他方の
横架材2の上記縦溝23内に嵌入させ易く、また、上記
横架材受金物31上に上記他方の横架材2の端部を支承
させることができるので、常に下方より押さえておく必
要がなくその作業を容易に行うことができ、且つ上記ピ
ン嵌入孔24と上記ピン貫通孔34との位置合わせも容
易に行われる。
【0016】そして、上記他方の横架材2の上記側面2
2から、上記ピン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34の
双方を通して上記ピン5が上記テーパー部52側から嵌
入されて、上記他方の横架材2と上記横架材受金物3と
が接合される。このとき、上記ピン5は、上記ピン貫通
孔34と接触する表面に摩擦用切込加工(ローレット加
工)が施された上記部位51を有しているため、上記ピ
ン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34への嵌入後に該ピ
ン貫通孔34と上記部位51とが噛み合って、上記他方
の横架材2と上記横架材受金物3との結合を確実なもの
としている。
2から、上記ピン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34の
双方を通して上記ピン5が上記テーパー部52側から嵌
入されて、上記他方の横架材2と上記横架材受金物3と
が接合される。このとき、上記ピン5は、上記ピン貫通
孔34と接触する表面に摩擦用切込加工(ローレット加
工)が施された上記部位51を有しているため、上記ピ
ン嵌入孔24及び上記ピン貫通孔34への嵌入後に該ピ
ン貫通孔34と上記部位51とが噛み合って、上記他方
の横架材2と上記横架材受金物3との結合を確実なもの
としている。
【0017】本発明の横架材と横架材との接合構造は、
上述のように構成され、接合強度を向上させると共に耐
火性能をも向上させ、容易且つ確実に施工することがで
きる。
上述のように構成され、接合強度を向上させると共に耐
火性能をも向上させ、容易且つ確実に施工することがで
きる。
【0018】尚、本発明は上記実施例に制限されず、例
えば、上記の図1に示される実施例においては、上記一
方の横架材1と上記他方の横架材2との接合部に上記柱
6,6との接合部も設けられているが、図3に示される
実施例のように、このような柱との接合部と共に設けら
れていなくても良く、上記接合板33の形状も上記実施
例に限定されず、その形状を変更でき、上記ピン嵌入孔
24、上記ピン貫通孔34及び上記孔35,35・・の
数や位置も上記実施例に限定されず、その数や位置を変
更できる。また、上記一方の横架材1及び上記他方の横
架材2は必ずしも木質材でなく、他の材質によるもので
あっても構わない。その他の点に関しても、本発明の趣
旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
えば、上記の図1に示される実施例においては、上記一
方の横架材1と上記他方の横架材2との接合部に上記柱
6,6との接合部も設けられているが、図3に示される
実施例のように、このような柱との接合部と共に設けら
れていなくても良く、上記接合板33の形状も上記実施
例に限定されず、その形状を変更でき、上記ピン嵌入孔
24、上記ピン貫通孔34及び上記孔35,35・・の
数や位置も上記実施例に限定されず、その数や位置を変
更できる。また、上記一方の横架材1及び上記他方の横
架材2は必ずしも木質材でなく、他の材質によるもので
あっても構わない。その他の点に関しても、本発明の趣
旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、横架材
受金物の固定板を一方の横架材の端面に固定し、他方の
横架材を横架材受金物の横架材受板に支承させて仮保持
させることができると同時に容易に他方の横架材と横架
材受金物との位置決めを行うことができ、他方の横架材
の側面に設けられたピン嵌入孔及び横架材受金物の接合
板に設けられたピン貫通孔にピンを嵌入させて容易且つ
確実に一対の横架材同士を横架材受金物を介して接合す
ることができる。また、接合後の接合部の表面には、横
架材受金物の横架材受板の端縁のみが僅かに露出するだ
けで、防火上問題となることがなく、美麗な外観をも呈
する。更に、他方の横架材の端部に蟻掛等の仕口加工を
行う場合に比して、端部の切削加工量を低減して強度低
下を防止することができ、且つ木材の該仕口部分を形成
する部分が不要となり他方の横架材の材長を節約するこ
とができる。
受金物の固定板を一方の横架材の端面に固定し、他方の
横架材を横架材受金物の横架材受板に支承させて仮保持
させることができると同時に容易に他方の横架材と横架
材受金物との位置決めを行うことができ、他方の横架材
の側面に設けられたピン嵌入孔及び横架材受金物の接合
板に設けられたピン貫通孔にピンを嵌入させて容易且つ
確実に一対の横架材同士を横架材受金物を介して接合す
ることができる。また、接合後の接合部の表面には、横
架材受金物の横架材受板の端縁のみが僅かに露出するだ
けで、防火上問題となることがなく、美麗な外観をも呈
する。更に、他方の横架材の端部に蟻掛等の仕口加工を
行う場合に比して、端部の切削加工量を低減して強度低
下を防止することができ、且つ木材の該仕口部分を形成
する部分が不要となり他方の横架材の材長を節約するこ
とができる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明による上記効果に加えて、ピンが、ピン貫通孔と
接触する表面に摩擦用切込加工(ローレット加工)が施
された部位を有しているため、ピン嵌入孔及びピン貫通
孔への嵌入後に該ピン貫通孔と摩擦用切込加工(ローレ
ット加工)が施された部位とが噛み合って、一対の横架
材同士の接合を確実なものとすることができる。
の発明による上記効果に加えて、ピンが、ピン貫通孔と
接触する表面に摩擦用切込加工(ローレット加工)が施
された部位を有しているため、ピン嵌入孔及びピン貫通
孔への嵌入後に該ピン貫通孔と摩擦用切込加工(ローレ
ット加工)が施された部位とが噛み合って、一対の横架
材同士の接合を確実なものとすることができる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2の発明による上記効果に加えて、孔の皿穴部が一
方の横架材の側面に食い込むため、該側面への横架材受
金物の固定を一層確実なものとすることができる。
又は2の発明による上記効果に加えて、孔の皿穴部が一
方の横架材の側面に食い込むため、該側面への横架材受
金物の固定を一層確実なものとすることができる。
【図1】本発明の一実施例の横架材と横架材との接合構
造を、それぞれの構成部材を分離して示す斜視図であ
る。
造を、それぞれの構成部材を分離して示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の横架材と横架材との接合構
造における横架材受金物の三面図で、(a) は左側面図、
(b) は正面図、(c) は平面図である。
造における横架材受金物の三面図で、(a) は左側面図、
(b) は正面図、(c) は平面図である。
【図3】本発明の他の実施例の横架材と横架材との接合
構造を、それぞれの構成部材を分離して示す斜視図であ
る。
構造を、それぞれの構成部材を分離して示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例の横架材と横架材との接合
構造における横架材受金物の三面図で、(a) は左側面
図、(b) は正面図、(c) は平面図である。
構造における横架材受金物の三面図で、(a) は左側面
図、(b) は正面図、(c) は平面図である。
【図5】従来の横架材と横架材との接合構造の外観を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 一方の横架材 11 側面 2 他方の横架材 21 端面 22 側面 23 縦溝 24 ピン嵌入孔 3 横架材受金物 31 横架材受板 32 固定板 33 接合板 34 ピン貫通孔 5 ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 一方の横架材の側面に他方の横架材の端
面を面接させ、該一方の横架材と該他方の横架材とを横
架材受金物を介して接合する横架材と横架材との接合構
造において、 上記他方の横架材は、その上記端面中央に縦溝を有し、
且つその側面に上記縦溝を貫通するピン嵌入孔を有し、 上記横架材受金物は、横架材受板と、該横架材受板の一
縁より垂直に突設された固定板と、該横架材受板及び該
固定板の双方の略中央に亘って垂直に突設されたピン貫
通孔を有する接合板とからなり、上記固定板は上記一方
の横架材の上記側面に固定され、上記接合板は上記他方
の横架材の上記縦溝内に配され、上記横架材受板は上記
他方の横架材の端部下面を下方から支承し、 上記他方の横架材の上記側面から、上記ピン嵌入孔及び
上記ピン貫通孔の双方を通してピンが嵌入されて、上記
一方の横架材と上記他方の横架材とが接合されているこ
とを特徴とする横架材と横架材との接合構造。 - 【請求項2】 上記ピンが、上記ピン嵌入孔及び上記ピ
ン貫通孔への嵌入後に上記ピン貫通孔と接触する表面
に、上記接合板の厚さよりも広い幅の帯状の摩擦用切込
加工が施された部位を有している、請求項1に記載の横
架材と横架材との接合構造。 - 【請求項3】 上記固定板が、上記一方の横架材の上記
側面への固定用の複数の孔を有し、該孔を介して該側面
にネジ止め又は釘止めされ、該孔が、それぞれ上記接合
板の突設方向とは逆方向に向けて突出皿穴加工されてい
る、請求項1又は2に記載の横架材と横架材との接合構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31650494A JPH08170371A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 横架材と横架材との接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31650494A JPH08170371A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 横架材と横架材との接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170371A true JPH08170371A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18077845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31650494A Pending JPH08170371A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 横架材と横架材との接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08170371A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2224819A1 (es) * | 2002-10-24 | 2005-03-01 | Universidad De Cordoba | Sistema de proteccion contra el fuego de uniones metalicas en estructuras de madera laminada encolada. |
| JP2018168579A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 大建工業株式会社 | 防振用天井構造 |
| CN114082811A (zh) * | 2021-11-11 | 2022-02-25 | 湖南省卓旺机械有限公司 | 一种附着式升降脚手架生产设备 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31650494A patent/JPH08170371A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2224819A1 (es) * | 2002-10-24 | 2005-03-01 | Universidad De Cordoba | Sistema de proteccion contra el fuego de uniones metalicas en estructuras de madera laminada encolada. |
| JP2018168579A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 大建工業株式会社 | 防振用天井構造 |
| CN114082811A (zh) * | 2021-11-11 | 2022-02-25 | 湖南省卓旺机械有限公司 | 一种附着式升降脚手架生产设备 |
| CN114082811B (zh) * | 2021-11-11 | 2024-01-12 | 湖南省卓旺机械有限公司 | 一种附着式升降脚手架生产设备 |
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