JPH08170433A - コンクリート構造物の建造方法 - Google Patents

コンクリート構造物の建造方法

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JPH08170433A
JPH08170433A JP14161592A JP14161592A JPH08170433A JP H08170433 A JPH08170433 A JP H08170433A JP 14161592 A JP14161592 A JP 14161592A JP 14161592 A JP14161592 A JP 14161592A JP H08170433 A JPH08170433 A JP H08170433A
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JP
Japan
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joint
reinforcing
reinforcing bar
concrete structure
bars
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Application number
JP14161592A
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English (en)
Inventor
Yoshinao Ookawa
慶直 大川
Yoichi Akutsu
陽一 圷
Makoto Horiuchi
誠 堀内
Toshiichi Karatsu
敏一 唐津
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Kobe Steel Ltd
Japan Atomic Energy Agency
Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
Japan Atomic Energy Research Institute
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート打設前に、継手による接続部さ
らには縦筋と横筋の交差部を確実に絶縁状態が得られる
ように配筋するとともに、その後にコンクリートを打設
する。 【構成】 エポキシ樹脂塗膜Eを施してなるねじ節鉄筋
1を、継手2を用いて軸方向に接続し縦筋5を配列する
一方、同じくエポキシ樹脂塗膜Eを施してなるねじ節鉄
筋1を横筋6として配列し、前記継手2内には、充填材
注入穴3よりエポキシ系樹脂充填材4をポンプにより 5
kg/cm2 の注入圧力で充填し、一方縦筋5と横筋6との
交差部7の両鉄筋間には、絶縁樹脂製スペーサを配置す
ると同時に前記エポキシ系樹脂充填材4を注入充填し、
その後、継手2内および交差部7のエポキシ系樹脂充填
材4が固化した後、コンクリート8を打設しコンクリー
ト構造物に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補強材として絶縁性塗
装皮膜を施してなる鉄筋を使用したコンクリート構造物
の建造方法に関し、特には、大型電気設備を収納する構
造物やインテリジェントビルなどに、あるいは核融合炉
やリニアモーターカー施設などの強磁場発生設備の構造
物に好適に適用し得るコンクリート構造物の建造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】大型
電気設備を収納する構造物やインテリジェントビルなど
では、図8に示すように、雷や機器・設備からのノイズ
が鉄筋・鉄骨を経由して拡散し、過電圧耐性の小さい制
御・計測機器等に侵入し、これらを破壊もしくは、誤動
作させるものと、磁界変動による誘導電流や迷走電流に
よる鉄筋・鉄骨の電食等が予想される。また、核融合な
どの強磁場装置では磁場制御のために渦電流の防止が必
要とされる。これらの電気的障害対策としては、確実な
接地および避雷の施工と併せて外部から鉄筋への電流の
遮断と鉄筋間の電流を遮断するための電気的絶縁対策が
重要となりつつある。
【0003】近年、核融合炉やリニアモーターカー施設
などの強磁場発生設備のコンクリート構造物には、磁界
および電位変化によって発生する電流による電気的障害
や鉄筋の腐食を防止する必要性より、磁界変動に伴う誘
導電流の発生を抑制し、かつ、地中を流れる迷走電流な
どに対し十分な電気絶縁性を得ることから、外表面に絶
縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋、あるいは鉄筋を非磁性
材としその配筋交差部に絶縁材を介在させた構造が使用
されつつある。
【0004】しかしながら、上記絶縁性塗装皮膜を施し
てなる鉄筋を軸方向に順次継ぎ足して配筋するには、近
年の人手不足や工期の短縮などの事情から特に継手を採
用する方法が取られるが、その場合、鉄筋を継手にねじ
込む際に絶縁性塗装皮膜が傷付きあるいは剥離して絶縁
性などの機能が損なわれると言う問題がある。
【0005】実際に、健全なエポキシ樹脂塗膜(平均塗
膜厚 226μm)を有する鉄筋、数10箇所にピンホールのあ
るエポキシ樹脂塗膜を有する鉄筋、目視で 1mm〜 2mmの
剥離が見られるエポキシ樹脂塗膜を有する鉄筋および裸
鉄筋を準備し、これらの絶縁性を調査したところ、図9
に示すように、健全な塗膜を有する鉄筋に対して、塗膜
欠陥の大きいもの程、インピーダンスの低下が見られ
た。
【0006】また、縦筋と横筋の交差部においても、配
筋中に縦筋と横筋が擦れるなどして絶縁性塗装皮膜に傷
が付き絶縁性などの機能が損なわれる問題がある。
【0007】またさらに、上述の如くして配筋した後に
コンクリートを打設するが、その際、上記継手による接
続部あるいは縦筋と横筋の交差部は振動等を受けるため
より傷付き易くなり、絶縁性などの機能が損なわれる問
題がある。
【0008】そこで、本発明は、上記の問題点を解消す
るためになされたものであって、その目的は、コンクリ
ート打設前に、重ね合わせ部および継手による接続部さ
らには縦筋と横筋の交差部を確実に絶縁状態が得られる
ように配筋するとともに、その後にコンクリートを打設
するコンクリート構造物の建造方法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係わるコンクリート構造物の建造方法の
一つは、コンクリート構造物の補強材としての鉄筋を絶
縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋とし、これらを順次継ぎ
足して配筋するに際し、該鉄筋同志の端部を軸方向に重
ね合わせ、絶縁結束線または絶縁結束材を用いて接続
し、鉄筋と鉄筋とを電気的に絶縁して接続せしめた後、
コンクリートを打設するものである。
【0010】また一つは、コンクリート構造物の補強材
としての鉄筋を絶縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋とし、
これらを順次継ぎ足して配筋するに際し、該鉄筋に係合
する嵌合部を有する継手により該鉄筋同志を軸方向に接
続し、かつ、前記継手内に電気絶縁性を有する充填材を
注入し、該充填材により、継手と鉄筋および鉄筋と鉄筋
とを電気的に絶縁して接続せしめた後、コンクリートを
打設するものである。
【0011】また一つは、コンクリート構造物の補強材
としての鉄筋を絶縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋とし、
これらを順次継ぎ足して配筋するに際し、該鉄筋に係合
する嵌合部を有する継手により該鉄筋同志を軸方向に接
続し、かつ、前記継手内に電気絶縁性を有する充填材を
注入し、該充填材により、継手と鉄筋、または、継手と
鉄筋および鉄筋と鉄筋とを電気的に絶縁して接続せしめ
る他、さらに前記鉄筋における縦筋と横筋との交差部の
両鉄筋間に充填材を注入して両鉄筋を充填材で固着せし
めた後、コンクリートを打設するものである。
【0012】そして、上述したこれら発明において、継
手への充填材の注入は、その注入圧力を 4〜 7kg/cm2
で行うとよい。
【0013】また、鉄筋は、非磁性鋼材で成形されてい
てもよい。
【0014】また、鉄筋は、ねじ節鉄筋であってもよ
い。
【0015】また、継手は、非磁性鋼材で成形されてい
てもよい。
【0016】さらに、継手は、その外周面および/また
は内周面に絶縁性塗装皮膜が施されていてもよい。
【0017】
【作用】以下、本発明の構成と作用について説明する。
本発明者等が、絶縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋を継手
にねじ込む試験を行ったところ、鉄筋のおねじと継手の
めねじとにかなりのギャップ(遊び)が設けられている
ため、ねじ込みは比較的楽に行えるが、継手を外した後
の目視観察で、継手にねじ込んだ部分の絶縁性塗装皮膜
に傷が付き鉄筋地肌が露出していた。一方、慎重にねじ
込むことによって絶縁性塗装皮膜に傷が付かないように
ねじ込むことは可能であるが、施工に時間がかかりまた
熟練を要することになり現場的でなくなる。またねじ込
み時に傷が付かなくてもその後のコンクリート打設時に
傷が付くことが懸念される。いずれにせよ、傷が付いた
場合には、鉄筋間の絶縁が損なわれ絶縁性塗装皮膜を施
す意味が無くなることから研究を行い、本発明を完成す
るに到ったものである。
【0018】すなわち、本発明では、絶縁性塗装皮膜を
施してなる鉄筋を順次継ぎ足して配筋するに際し、該鉄
筋に係合する嵌合部を有する継手により該鉄筋同志を軸
方向に接続し、該継手内に電気絶縁性を有する充填材を
注入し、該充填材により、継手と鉄筋および鉄筋と鉄筋
とを電気的に絶縁して接続せしめた後に、コンクリート
を打設するものであるから、コンクリート打設後の継手
による嵌合部において、継手と鉄筋および鉄筋と鉄筋と
が確実に電気的に絶縁されて接続され、構造物の使用中
における、磁界および電位変化によって発生する電流に
よる電気的障害や鉄筋の腐食が防止できる。また、継手
による施工も何ら熟練を必要とせず施工性もよい。
【0019】また、縦筋と横筋との交差部においても、
当該部位の両鉄筋間に充填材を注入して両鉄筋を充填材
で固着せしめた後、コンクリートを打設するものである
から、鉄筋間が確実に電気的に絶縁されて配筋される。
【0020】前記継手内の電気的絶縁性をより確実なも
のとするためには、充填材の注入圧力を 4〜 7kg/cm2
で行うとよく、この範囲であれば充填材を施工性よくか
つ均一に注入できるが、注入圧力が 4kg/cm2 未満では
施工性が悪く、また注入圧力が 7kg/cm2 を超えると充
填材が流れ易い部分に流れ均一注入ができなくなり、十
分な絶縁性が得られない懸念がある。
【0021】前記充填材としては、電気的絶縁性を有す
るものであれば特に限定するものではないが、エポキシ
系樹脂充填材あるいは比表面積の高い(5500〜6500 cm2
/g)無機系グラウト材が好適に使用できる。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係わるコンクリート構
造物に組入れられる配筋の説明図であって、aは継手部
の拡大外観図、bはaの断面要部拡大図である。
【0023】図において、1はねじ節鉄筋(鋼種SD3
5、呼び径D25)であって、その外表面には厚さ 150
〜 250μm のエポキシ樹脂塗膜Eが施されている。2は
鋼製継手であって、その中央部には充填材の注入用の穴
3が穿設され、また内表面および外表面には厚さ 150〜
250μm のエポキシ樹脂塗膜Eが施されている。
【0024】上記ねじ節鉄筋1と継手2を用い、継手2
の両側より、継手2の中央部で端面が僅かに間隔を有す
るようにねじ節鉄筋1をねじ込み、その後、充填材注入
穴3よりエポキシ系樹脂充填材4をポンプ(図示せず)
により、 5kg/cm2 の注入圧力で充填した。
【0025】充填材4が固化した後、継手2の嵌合部を
軸方向に半割し(図1b参照)その断面における充填材
4の充填状態を調査した結果、充填材4は、ねじ節鉄筋
1のねじ節の表面と継手2のめねじ表面との間に、それ
らの表面に施されたエポキシ樹脂塗膜Eと相まって完全
に充填されていた。
【0026】また、充填材4が固化した後の試験材を用
い、図2に示す如く静的繰り返し加力試験機にセットし
て、(財)日本建築センター「鉄筋継手性能判定基準
(1982年)」に基づき、一方向引張試験を行った。その
結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1によれば、本発明に係わる継手の力学
的性能は前記基準に規定されるA級継手の性能を有して
おり、コンクリート構造物への適用性は十分に満たすも
のである。
【0029】また、上記と同じく充填材4が固化した後
の試験材を用い、疲労試験前、疲労試験中(106 回繰り
返し後と2×106 回繰り返し後)における絶縁抵抗を測
定した。その結果を図3に示す。この図によれば、本発
明に係わる継手の絶縁性能は過酷な繰り返し荷重を受け
ても、ほとんど劣化することが無かった。
【0030】図4は、本発明のコンクリート構造物の建
造方法を説明するための図であって、前記エポキシ樹脂
塗膜Eを施してなるねじ節鉄筋1を、継手2を用いて軸
方向に接続し縦筋5を配列する一方、同じくエポキシ樹
脂塗膜Eを施してなるねじ節鉄筋1を横筋6として配列
し、前記継手2内には、充填材注入穴3よりエポキシ系
樹脂充填材4をポンプにより 5kg/cm2 の注入圧力で充
填し、一方縦筋5と横筋6との交差部7の両鉄筋間に
は、絶縁樹脂製スペーサを配置すると同時に前記エポキ
シ系樹脂充填材4を注入充填した。この後、継手2内お
よび交差部7のエポキシ系樹脂充填材4が固化した後、
コンクリート8を打設しコンクリート構造物に成形し
た。
【0031】なお、交差部7の両鉄筋間に設けるスペー
サは、絶縁樹脂製に限定するものではなく、交差部7の
両鉄筋間を絶縁的に維持し得るものであればよい。また
その形状も問はない。
【0032】また、上記実施例では、ねじ節鉄筋1を継
手2を用いて軸方向に接続する例を説明したが、本発明
はこの例に限定されるものではなく、鉄筋同志の端部を
軸方向に重ね合わせて接続し、番線で緊縛する構成であ
ってもよく、この場合、番線は絶縁被覆したものを用い
ることが望ましい。また鉄筋の重ね合わせて部に絶縁材
を介在させると更によい。
【0033】また、上記実施例では、縦筋と横筋とを使
用しコンクリート打設する場合を例に説明したが、支柱
または補強構造物の主鉄筋、補強筋さらにはフープ筋等
に対しても同様に施工しコンクリート打設してもよい。
またこの場合、主鉄筋、補強筋とフープ筋とは番線で緊
縛する構成がよい。この時、主鉄筋、補強筋、フープ
筋、番線それぞれは絶縁被覆したものを用いることが更
に望ましい。
【0034】次に、建家の電気的モデル化のための検討
を行った。図5は、実験に使用したエポキシ樹脂被覆鉄
筋コンクリートブロック試験体である。この試験体の上
下面全体に導電ペーストを塗布して電極とし、中央に直
径8cmの黄銅製の電極を設置して、鉄筋−鉄筋間、電極
−鉄筋間、電極−電極間の3ケースについてインピーダ
ンスおよび抵抗を測定した。その測定結果を図6、図7
に示す。なお測定は、絶乾状態( 100℃で 7日間以上乾
燥)、湿潤状態(20℃の水中で24日以上浸漬)で行っ
た。
【0035】図6および図7から明らかなように、絶乾
状態のインピーダンス特性は、鉄筋−鉄筋間、電極−鉄
筋間、電極−電極間の順に小さいものの、10Hzから10KH
z の間で、それらはほとんど同じ値を示しながら、周波
数の増加とともに約5桁の低下を示した。湿潤状態では
電極−電極間を除き、絶乾状態に比べ約1桁小さい値を
示した。抵抗はインピーダンスとほぼ同じ傾向を示す
が、鉄筋−鉄筋間、電極−鉄筋間は絶乾、湿潤に拘ら
ず、低周波数側では同じ値を示した。一方、絶乾状態の
電極−電極間の抵抗はインピーダンスに比べ約1桁大き
く、湿潤状態のそれはインピーダンスとほとんど同値で
あった。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上述した通りの構成のコンク
リート構造物の建造方法であるから、絶縁性塗装皮膜を
施してなる鉄筋あるいは非磁性鉄筋を、絶縁性などの機
能を損なうことなく継手により軸方向に順次継ぎ足して
配筋せしめることができ、且つ、その後のコンクリート
打設によっても絶縁性などの機能を損なうことがない。
【0037】また、縦筋と横筋との交差部においても、
両鉄筋間の絶縁性を維持してコンクリート打設が行え
る。
【0038】このように、縦筋と横筋の軸方向は元より
これらの交差部においても電気的絶縁性が維持されるこ
とから、施工されたコンクリート構造物を強磁場発生設
備やインテリジェントビルなどに適用した場合、使用中
における、磁界および電位変化によって発生する電流に
よる電気的障害や鉄筋の腐食が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンクリート構造物に組入れら
れる配筋の説明図であって、aは継手部の拡大外観図、
bはaの断面要部拡大図である。
【図2】本発明に係わる継手により接続されたねじ節鉄
筋の静的繰り返し加力試験機へのセットの状態を示す図
である。
【図3】疲労試験による、周波数に対するインピーダン
ス特性を示す図である。
【図4】本発明のコンクリート構造物の建造方法を説明
するための図である。
【図5】本発明に係わるエポキシ樹脂被覆鉄筋コンクリ
ートブロック試験体の概念図である。
【図6】図5に示すブロック試験体におけるインピーダ
ンス特性を示す図である。
【図7】図5に示すブロック試験体における抵抗を示す
図である。
【図8】構造物における電気的障害の例を説明するため
の概念図である。
【図9】エポキシ樹脂塗膜を有する鉄筋の周波数に対す
るインピーダンス特性を示す図である。
【符号の説明】
1:ねじ節鉄筋 2:継手
3:充填材注入穴 4:エポキシ系樹脂充填材 5:縦筋
6:横筋 7:交差部 8:コンクリート
E:エポキシ樹脂塗膜
フロントページの続き (72)発明者 圷 陽一 茨城県那珂郡東海村村松1221−2 (72)発明者 堀内 誠 東京都練馬区石神井台8丁目11番6号 (72)発明者 唐津 敏一 兵庫県明石市山下町5番34−702

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート構造物の補強材としての鉄
    筋を絶縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋とし、これらを順
    次継ぎ足して配筋するに際し、該鉄筋同志の端部を軸方
    向に重ね合わせ、絶縁結束線または絶縁結束材を用いて
    接続し、鉄筋と鉄筋とを電気的に絶縁して接続せしめた
    後、コンクリートを打設することを特徴とするコンクリ
    ート構造物の建造方法。
  2. 【請求項2】 コンクリート構造物の補強材としての鉄
    筋を絶縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋とし、これらを順
    次継ぎ足して配筋するに際し、該鉄筋に係合する嵌合部
    を有する継手により該鉄筋同志を軸方向に接続し、か
    つ、前記継手内に電気絶縁性を有する充填材を注入し、
    該充填材により、継手と鉄筋および鉄筋と鉄筋とを電気
    的に絶縁して接続せしめた後、コンクリートを打設する
    ことを特徴とするコンクリート構造物の建造方法。
  3. 【請求項3】 コンクリート構造物の補強材としての鉄
    筋を絶縁性塗装皮膜を施してなる鉄筋とし、これらを順
    次継ぎ足して配筋するに際し、該鉄筋に係合する嵌合部
    を有する継手により該鉄筋同志を軸方向に接続し、か
    つ、前記継手内に電気絶縁性を有する充填材を注入し、
    該充填材により、継手と鉄筋および鉄筋と鉄筋とを電気
    的に絶縁して接続せしめる他、さらに前記鉄筋における
    縦筋と横筋との交差部の両鉄筋間に絶縁部材を介在せし
    めまたは充填材を注入して両鉄筋を充填材で固着せしめ
    た後、コンクリートを打設することを特徴とするコンク
    リート構造物の建造方法。
  4. 【請求項4】 継手内への充填材の注入が、 4〜 7kg/
    cm2 の注入圧力で行われる請求項2または3に記載のコ
    ンクリート構造物の建造方法。
  5. 【請求項5】 鉄筋が非磁性鋼材で成形されている請求
    項2または3記載のコンクリート構造物の建造方法。
  6. 【請求項6】 鉄筋がねじ節鉄筋である請求項2または
    3記載のコンクリート構造物の建造方法。
  7. 【請求項7】 継手が非磁性鋼材で成形されている請求
    項2または3記載のコンクリート構造物の建造方法。
  8. 【請求項8】 継手の外周面および/または内周面に絶
    縁性塗装皮膜を施してなる請求項2または3記載のコン
    クリート構造物の建造方法。
JP14161592A 1992-06-02 1992-06-02 コンクリート構造物の建造方法 Pending JPH08170433A (ja)

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