JPH0817048A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0817048A JPH0817048A JP6148357A JP14835794A JPH0817048A JP H0817048 A JPH0817048 A JP H0817048A JP 6148357 A JP6148357 A JP 6148357A JP 14835794 A JP14835794 A JP 14835794A JP H0817048 A JPH0817048 A JP H0817048A
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- magnetic
- weight
- parts
- layer
- powder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高密度記録が可能で、優れた出力特性を備え
た磁気記録媒体の提供。 【構成】 磁性支持体1と、少なくとも該磁性支持体1
上に設けられた非磁性層2と、該非磁性層2上に設けら
れた磁性層3とを具備する磁気記録媒体であって、上記
磁性支持体1が、軟磁性粉末又は低残留磁化酸化鉄粉末
を含有するものであることを特徴とする磁気記録媒体。
た磁気記録媒体の提供。 【構成】 磁性支持体1と、少なくとも該磁性支持体1
上に設けられた非磁性層2と、該非磁性層2上に設けら
れた磁性層3とを具備する磁気記録媒体であって、上記
磁性支持体1が、軟磁性粉末又は低残留磁化酸化鉄粉末
を含有するものであることを特徴とする磁気記録媒体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度記録が可能で、
特に、出力特性に優れる磁気記録媒体に関する。
特に、出力特性に優れる磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、磁気記録媒体は、テープ、ディスク、ドラムあるい
はシート等の形態で汎用されている。このような磁気記
録媒体は、通常、ポリエステルフィルムのような非磁性
支持体上に、磁性粉及び結合剤を主成分とする磁性塗料
を塗布することにより製造されている。そして、特に近
年において磁気記録媒体に対しその小型化と共に記録の
高密度化が要求されるようになり、斯る要求に応えるた
めに、例えば、保磁力や飽和磁化を向上させる試みや磁
性層の厚さを薄くする提案がなされている。また、上記
の要求に加えて、高品質の磁気記録媒体の要求に応える
ために、特に、出力特性に優れた磁気記録媒体が強く望
まれている。従って、本発明の目的は、高密度記録が可
能で、特に出力特性に優れた磁気記録媒体を提供するこ
とにある。
り、磁気記録媒体は、テープ、ディスク、ドラムあるい
はシート等の形態で汎用されている。このような磁気記
録媒体は、通常、ポリエステルフィルムのような非磁性
支持体上に、磁性粉及び結合剤を主成分とする磁性塗料
を塗布することにより製造されている。そして、特に近
年において磁気記録媒体に対しその小型化と共に記録の
高密度化が要求されるようになり、斯る要求に応えるた
めに、例えば、保磁力や飽和磁化を向上させる試みや磁
性層の厚さを薄くする提案がなされている。また、上記
の要求に加えて、高品質の磁気記録媒体の要求に応える
ために、特に、出力特性に優れた磁気記録媒体が強く望
まれている。従って、本発明の目的は、高密度記録が可
能で、特に出力特性に優れた磁気記録媒体を提供するこ
とにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、従来使用されてきた非磁性支持体に代えて磁
性支持体を用い、且つ該磁性支持体が、軟磁性粉末又は
低残留磁化酸化鉄粉末を含有する磁気記録媒体が、上記
目的を達成し得ることを知見した。
した結果、従来使用されてきた非磁性支持体に代えて磁
性支持体を用い、且つ該磁性支持体が、軟磁性粉末又は
低残留磁化酸化鉄粉末を含有する磁気記録媒体が、上記
目的を達成し得ることを知見した。
【0004】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、磁性支持体と、少なくとも該磁性支持体上に設けら
れた非磁性層と、該非磁性層上に設けられた磁性層とを
具備する磁気記録媒体であって、上記磁性支持体が、軟
磁性粉末又は低残留磁化酸化鉄粉末を含有するものであ
ることを特徴とする磁気記録媒体を提供するものであ
る。
で、磁性支持体と、少なくとも該磁性支持体上に設けら
れた非磁性層と、該非磁性層上に設けられた磁性層とを
具備する磁気記録媒体であって、上記磁性支持体が、軟
磁性粉末又は低残留磁化酸化鉄粉末を含有するものであ
ることを特徴とする磁気記録媒体を提供するものであ
る。
【0005】以下、本発明の磁気記録媒体について詳細
に説明する。本発明に係る磁気記録媒体は、図1に示す
ように、磁性支持体1と、磁性支持体1上に設けられた
非磁性層2と、非磁性層2上に設けられた磁性層3とを
具備しており、これに必要に応じて、磁性支持体1の裏
面にバックコート層4が設けられている。
に説明する。本発明に係る磁気記録媒体は、図1に示す
ように、磁性支持体1と、磁性支持体1上に設けられた
非磁性層2と、非磁性層2上に設けられた磁性層3とを
具備しており、これに必要に応じて、磁性支持体1の裏
面にバックコート層4が設けられている。
【0006】上記磁性支持体1は、少なくとも、熱可塑
性樹脂からなるマトリックス成分と磁性粉からなるフィ
ラー成分とからなる磁性部分A(図2a〜e参照)を具
備するものである。
性樹脂からなるマトリックス成分と磁性粉からなるフィ
ラー成分とからなる磁性部分A(図2a〜e参照)を具
備するものである。
【0007】上記熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリシクロヘキシレンジメチレン
テレフタレート、ポリエチレンビスフェノキシカルボキ
シレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、セルロースアセテートブ
チレート、セルロースアセテートプロピオネート等のセ
ルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
等のビニル系樹脂、或いはポリアミド、ポリイミド、ポ
リカーボネート、ポリスルフォン、ポリエーテル・エー
テルケトン、ポリウレタン等が用いられる。これらの樹
脂成分は、単独、若しくは併用して使用することもでき
る。
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリシクロヘキシレンジメチレン
テレフタレート、ポリエチレンビスフェノキシカルボキ
シレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、セルロースアセテートブ
チレート、セルロースアセテートプロピオネート等のセ
ルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
等のビニル系樹脂、或いはポリアミド、ポリイミド、ポ
リカーボネート、ポリスルフォン、ポリエーテル・エー
テルケトン、ポリウレタン等が用いられる。これらの樹
脂成分は、単独、若しくは併用して使用することもでき
る。
【0008】本発明に係る磁性支持体には、上記磁性粉
体としては、軟磁性粉末、又は磁性トナー等で用いられ
る残留磁化の低い酸化鉄粉末(以下、「低残留磁化酸化
鉄粉末」という)等が好ましく使用される。ここで、上
記軟磁性粉末は、金属、金属酸化物、合金、アモルファ
ス合金等からなる高透磁率で低保磁力の粉末として知ら
れている磁性粉末である。本発明においては、軟磁性粉
末であればいかなるものでも用いることができるが、特
に磁気ヘッドや電子回路等のいわゆる弱電機器に用いら
れるものが好ましく、例えば近角聡信著「強磁性体の物
理(下)磁気特性と応用」(裳華房,1984年)36
8〜376頁に記載されているソフト磁性材料が使用で
きる。本発明において好ましく用いられる軟磁性粉末の
具体例としては、鉄−珪素合金、鉄−アルミニウム合
金、鉄−ニッケル合金、鉄−コバルト合金、鉄−コバル
ト−ニッケル合金、ニッケル−コバルト合金、センダス
ト、マンガン−亜鉛系フェライト、ニッケル−亜鉛系フ
ェライト、マグネシウム−亜鉛系フェライト、マグネシ
ウム−マンガン系フェライト等が挙げられる。
体としては、軟磁性粉末、又は磁性トナー等で用いられ
る残留磁化の低い酸化鉄粉末(以下、「低残留磁化酸化
鉄粉末」という)等が好ましく使用される。ここで、上
記軟磁性粉末は、金属、金属酸化物、合金、アモルファ
ス合金等からなる高透磁率で低保磁力の粉末として知ら
れている磁性粉末である。本発明においては、軟磁性粉
末であればいかなるものでも用いることができるが、特
に磁気ヘッドや電子回路等のいわゆる弱電機器に用いら
れるものが好ましく、例えば近角聡信著「強磁性体の物
理(下)磁気特性と応用」(裳華房,1984年)36
8〜376頁に記載されているソフト磁性材料が使用で
きる。本発明において好ましく用いられる軟磁性粉末の
具体例としては、鉄−珪素合金、鉄−アルミニウム合
金、鉄−ニッケル合金、鉄−コバルト合金、鉄−コバル
ト−ニッケル合金、ニッケル−コバルト合金、センダス
ト、マンガン−亜鉛系フェライト、ニッケル−亜鉛系フ
ェライト、マグネシウム−亜鉛系フェライト、マグネシ
ウム−マンガン系フェライト等が挙げられる。
【0009】本発明において、記録再生に関与するの
は、上記磁気層のみであり、磁性支持体は、上記非磁性
層や磁性層を形成する際に磁気記録の面で有利な磁場配
向性を向上させる効果を有するものである。種々検討の
結果、該磁性支持体中に含有される上記軟磁性粉末、低
残留磁化酸化鉄粉末が、より有効な磁場配向性を与える
のは、下記であることが判った。即ち、上記低残留磁化
酸化鉄粉末としては、残留磁化が30emu/g以下、
好ましくは15emu/g以下、更に好ましくは10e
mu/g以下且つ、保磁力が150Oe以下、好ましく
は1200e以下、更に好ましくは1000e以下のγ
─Fe2 O 3、マグネタイト等の酸化鉄粉末等が使用で
きる。また、該軟磁性粉末及び低残留磁化酸化鉄粉末等
は、粉砕、分級により、所望のサイズのものを得ること
ができる。
は、上記磁気層のみであり、磁性支持体は、上記非磁性
層や磁性層を形成する際に磁気記録の面で有利な磁場配
向性を向上させる効果を有するものである。種々検討の
結果、該磁性支持体中に含有される上記軟磁性粉末、低
残留磁化酸化鉄粉末が、より有効な磁場配向性を与える
のは、下記であることが判った。即ち、上記低残留磁化
酸化鉄粉末としては、残留磁化が30emu/g以下、
好ましくは15emu/g以下、更に好ましくは10e
mu/g以下且つ、保磁力が150Oe以下、好ましく
は1200e以下、更に好ましくは1000e以下のγ
─Fe2 O 3、マグネタイト等の酸化鉄粉末等が使用で
きる。また、該軟磁性粉末及び低残留磁化酸化鉄粉末等
は、粉砕、分級により、所望のサイズのものを得ること
ができる。
【0010】本発明においては、上記軟磁性粉末または
上記低残留磁化酸化鉄粉末の他に金属磁性粉や酸化物系
の磁性粉体等の強磁性粉末を併せて使用することもでき
る。この場合の好ましい組成は、上記軟磁性粉末または
低残留磁化酸化鉄粉末100重量部に対して、上記強磁
性粉末2〜5000重量部である。上記の酸化物系の磁
性粉体の具体例としては、例えば下記のものが挙げられ
る。γ−酸化鉄、マグネタイト等の酸化鉄系磁性粉;該
酸化鉄系磁性粉にCr、Mn、Co、Ni等の金属を添
加した強磁性粉末;二酸化クロム;該二酸化クロムにN
a、K、Fe、Mn等の金属、P等の非金属元素若しく
はこれらの酸化物を添加した強磁性粉末;微小平板状の
バリウムフェライト;該バリウムフェライトのFe原子
の一部をTi、Co、Zn、V等の原子で置換した強磁
性粉末。また、上記金属磁性粉の具体例としては、Fe
−Co、Fe−Ni、Fe−Al、Fe−Ni−Al、
Co−Ni、Fe−Co−Ni、Fe−Ni−Al−Z
n、Fe−Al−Si等が挙げられる。
上記低残留磁化酸化鉄粉末の他に金属磁性粉や酸化物系
の磁性粉体等の強磁性粉末を併せて使用することもでき
る。この場合の好ましい組成は、上記軟磁性粉末または
低残留磁化酸化鉄粉末100重量部に対して、上記強磁
性粉末2〜5000重量部である。上記の酸化物系の磁
性粉体の具体例としては、例えば下記のものが挙げられ
る。γ−酸化鉄、マグネタイト等の酸化鉄系磁性粉;該
酸化鉄系磁性粉にCr、Mn、Co、Ni等の金属を添
加した強磁性粉末;二酸化クロム;該二酸化クロムにN
a、K、Fe、Mn等の金属、P等の非金属元素若しく
はこれらの酸化物を添加した強磁性粉末;微小平板状の
バリウムフェライト;該バリウムフェライトのFe原子
の一部をTi、Co、Zn、V等の原子で置換した強磁
性粉末。また、上記金属磁性粉の具体例としては、Fe
−Co、Fe−Ni、Fe−Al、Fe−Ni−Al、
Co−Ni、Fe−Co−Ni、Fe−Ni−Al−Z
n、Fe−Al−Si等が挙げられる。
【0011】なお、本発明においては、上記軟磁性粉
末、上記低残留磁化酸化鉄粉末、上記強磁性粉末等の上
記磁性粉体の分散性等を向上させるために、該磁性粉体
に表面処理を施してもよい。上記表面処理は、「Charac
terization of Powder Surfaces 」;Academic Pressに
記載されている方法等と同様の方法により行うことがで
き、例えば上記磁性粉体の表面を無機質酸化物で被覆す
る方法が挙げられる。この際、用いることができる上記
無機質酸化物としては、Al2 O3 、SiO2 、TiO
2 、ZrO2、SnO2 、Sb2 O3 、ZnO等が挙げ
られ、使用に際しては、単独若しくは2種以上混合して
用いることができる。上記表面処理は、上記方法の以外
に、シランカップリング処理、チタンカップリング処理
及びアルミナカップリング処理等の有機処理により行う
ことができる。
末、上記低残留磁化酸化鉄粉末、上記強磁性粉末等の上
記磁性粉体の分散性等を向上させるために、該磁性粉体
に表面処理を施してもよい。上記表面処理は、「Charac
terization of Powder Surfaces 」;Academic Pressに
記載されている方法等と同様の方法により行うことがで
き、例えば上記磁性粉体の表面を無機質酸化物で被覆す
る方法が挙げられる。この際、用いることができる上記
無機質酸化物としては、Al2 O3 、SiO2 、TiO
2 、ZrO2、SnO2 、Sb2 O3 、ZnO等が挙げ
られ、使用に際しては、単独若しくは2種以上混合して
用いることができる。上記表面処理は、上記方法の以外
に、シランカップリング処理、チタンカップリング処理
及びアルミナカップリング処理等の有機処理により行う
ことができる。
【0012】上記磁性支持体1は、図2aのように磁性
部分Aのみの単一層で構成したものでもよく、また、図
2b〜eに示すように、磁性部分Aと非磁性部分Bの多
層構造であってもよい。即ち、上記磁性支持体1は、下
記a〜eの構成とすることができる。 a.図2aに示すように、磁性部分Aのみの単一層から
なる構成。 b.図2bに示すように、磁性部分Aの表面(磁気記録
媒体における上記磁性層3側に位置する面)に非磁性部
分Bが設けられてなる構成。 c.図2cに示すように、非磁性部分Bの表面に磁性部
分Aが設けられてなる構成。 d.図2dに示すように、磁性部分Aの表面及び裏面
に、それぞれ非磁性部分Bが設けられてなる構成。 e.図2eに示すように、非磁性部分Bの表面及び裏面
に、それぞれ磁性部分Aが設けられてなる構成。
部分Aのみの単一層で構成したものでもよく、また、図
2b〜eに示すように、磁性部分Aと非磁性部分Bの多
層構造であってもよい。即ち、上記磁性支持体1は、下
記a〜eの構成とすることができる。 a.図2aに示すように、磁性部分Aのみの単一層から
なる構成。 b.図2bに示すように、磁性部分Aの表面(磁気記録
媒体における上記磁性層3側に位置する面)に非磁性部
分Bが設けられてなる構成。 c.図2cに示すように、非磁性部分Bの表面に磁性部
分Aが設けられてなる構成。 d.図2dに示すように、磁性部分Aの表面及び裏面
に、それぞれ非磁性部分Bが設けられてなる構成。 e.図2eに示すように、非磁性部分Bの表面及び裏面
に、それぞれ磁性部分Aが設けられてなる構成。
【0013】ここで、図2a〜eに示す構成の磁性支持
体全体の好ましい厚さは、1〜300μmである。ま
た、図2b〜eに示す構成の磁性支持体における上記磁
性部分Aの厚みと上記非磁性部分Bとの厚みの比率は、
1:99〜99:1、好ましくは2:98〜98:2、
更に好ましくは5:95〜95:5であるのが望まし
い。
体全体の好ましい厚さは、1〜300μmである。ま
た、図2b〜eに示す構成の磁性支持体における上記磁
性部分Aの厚みと上記非磁性部分Bとの厚みの比率は、
1:99〜99:1、好ましくは2:98〜98:2、
更に好ましくは5:95〜95:5であるのが望まし
い。
【0014】上記非磁性部分Bの形成材料は、非磁性材
料であれば特に制限されないが、上記磁性部分Aのマト
リックス成分として用いられる上記熱可塑性樹脂を好ま
しく使用することができ、該熱可塑性樹脂のみにより非
磁性部分Bを形成することもできるが、非磁性部分Bの
外表面の表面性及び走行性等を所定のものに制御する上
で、非磁性部分Bの形成材料としては、該形成材料に種
々のフィラーを添加したものを用いるのが好ましい。こ
の際に用いられるフィラーとしては、非磁性層の形成に
用いられる後述の非磁性粉体が挙げられるが、その粒径
は、好ましくは0.8μm以下、更に好ましくは0.0
2〜0.2μmのものであり、その含有量(配合量)
は、好ましくは非磁性部分中5重量%以下、更に好まし
くは0.01〜2重量%である。
料であれば特に制限されないが、上記磁性部分Aのマト
リックス成分として用いられる上記熱可塑性樹脂を好ま
しく使用することができ、該熱可塑性樹脂のみにより非
磁性部分Bを形成することもできるが、非磁性部分Bの
外表面の表面性及び走行性等を所定のものに制御する上
で、非磁性部分Bの形成材料としては、該形成材料に種
々のフィラーを添加したものを用いるのが好ましい。こ
の際に用いられるフィラーとしては、非磁性層の形成に
用いられる後述の非磁性粉体が挙げられるが、その粒径
は、好ましくは0.8μm以下、更に好ましくは0.0
2〜0.2μmのものであり、その含有量(配合量)
は、好ましくは非磁性部分中5重量%以下、更に好まし
くは0.01〜2重量%である。
【0015】上記磁性部分Aにおける上記熱可塑性樹脂
と上記磁性粉体との組成は、適宜変更できるが、図2a
〜eに示す構成の磁性支持体においては、熱可塑性樹脂
100重量部に対して、磁性粉体0.1〜1000重量
部、好ましくは0.2〜100重量部、より好ましくは
0.3〜80重量部とするのが望ましい。
と上記磁性粉体との組成は、適宜変更できるが、図2a
〜eに示す構成の磁性支持体においては、熱可塑性樹脂
100重量部に対して、磁性粉体0.1〜1000重量
部、好ましくは0.2〜100重量部、より好ましくは
0.3〜80重量部とするのが望ましい。
【0016】また、上記磁性支持体の他の構成として
は、図2fのように、非磁性の膜体上に磁性塗料を塗工
した形態としてもよい。この場合、非磁性部分は、非磁
性の膜体B’であり、磁性部分は上記磁性粉体を含む磁
性塗料により形成された磁性の膜体A’である。図2f
に示す構成の磁性支持体においては、熱可塑性樹脂10
0重量部に対して、磁性粉体10〜1500重量部、好
ましくは200〜1200重量部、より好ましくは50
0〜1000重量部とするのが望ましい。
は、図2fのように、非磁性の膜体上に磁性塗料を塗工
した形態としてもよい。この場合、非磁性部分は、非磁
性の膜体B’であり、磁性部分は上記磁性粉体を含む磁
性塗料により形成された磁性の膜体A’である。図2f
に示す構成の磁性支持体においては、熱可塑性樹脂10
0重量部に対して、磁性粉体10〜1500重量部、好
ましくは200〜1200重量部、より好ましくは50
0〜1000重量部とするのが望ましい。
【0017】次に、上記磁性支持体の好ましい製造方法
について、図2aに示す構成の磁性支持体、及び図
2b〜eに示す構成の磁性支持体に分けて説明する。 図2aに示す構成の磁性支持体の好ましい製造方法;
上記熱可塑性樹脂と上記磁性粉体とを充分に乾燥した
後、上記組成範囲にて混合し、押出機を用いて溶融混合
し、粒状体の混合物(磁性部分用原料混合物)を得、こ
れを溶融押出可能な成形機を用いて成形する方法。ま
た、上記磁性粉体の混合は上記熱可塑性樹脂の重合時に
反応モノマーを添加すると同時に混合するか、または熱
可塑性樹脂の重合途中に添加して混合してもよい。
について、図2aに示す構成の磁性支持体、及び図
2b〜eに示す構成の磁性支持体に分けて説明する。 図2aに示す構成の磁性支持体の好ましい製造方法;
上記熱可塑性樹脂と上記磁性粉体とを充分に乾燥した
後、上記組成範囲にて混合し、押出機を用いて溶融混合
し、粒状体の混合物(磁性部分用原料混合物)を得、こ
れを溶融押出可能な成形機を用いて成形する方法。ま
た、上記磁性粉体の混合は上記熱可塑性樹脂の重合時に
反応モノマーを添加すると同時に混合するか、または熱
可塑性樹脂の重合途中に添加して混合してもよい。
【0018】図2b〜eに示す構成の磁性支持体の好
ましい製造方法;上記磁性部分用原料混合物と主として
上記熱可塑性樹脂からなる非磁性部分用原料とを、溶融
押出可能な成形機を用いて共押出して所望の構成に成形
する方法。尚、上記の「共押出し成形法」としては、上
記磁性部分用原料混合物と上記非磁性部分用原料とを同
時に押出成形して二層又は多層の磁性支持体を形成する
方法の他に、上記磁性部分用原料混合物及び上記非磁性
部分用原料のいずれかを先に押出成形してフィルム状物
を得た後、該フィルム状物上に更に上記磁性部分用原料
混合物及び(又は)上記非磁性部分用原料を押出成形し
て二層又は多層の磁性支持体を形成する方法がある。
ましい製造方法;上記磁性部分用原料混合物と主として
上記熱可塑性樹脂からなる非磁性部分用原料とを、溶融
押出可能な成形機を用いて共押出して所望の構成に成形
する方法。尚、上記の「共押出し成形法」としては、上
記磁性部分用原料混合物と上記非磁性部分用原料とを同
時に押出成形して二層又は多層の磁性支持体を形成する
方法の他に、上記磁性部分用原料混合物及び上記非磁性
部分用原料のいずれかを先に押出成形してフィルム状物
を得た後、該フィルム状物上に更に上記磁性部分用原料
混合物及び(又は)上記非磁性部分用原料を押出成形し
て二層又は多層の磁性支持体を形成する方法がある。
【0019】また、上記図2fに示す構成の磁性支持体
は、下記の如き方法で製造することができる。上記非磁
性部分用原料のみを用いて押し出し成形する過程におい
て、その成形工程中のいずれかの段階で、上記磁性塗料
を塗布して上記の磁性の膜体(磁性部分)A’を形成
し、磁性支持体を製造する方法。ただし、この場合は、
上記図2fに示す構成における上記の磁性の膜体A’
は、該膜体A’上に設けられる非磁性層及び磁性層を形
成する際に用いられる溶剤により、膨潤又は溶解しない
ものが好ましい。
は、下記の如き方法で製造することができる。上記非磁
性部分用原料のみを用いて押し出し成形する過程におい
て、その成形工程中のいずれかの段階で、上記磁性塗料
を塗布して上記の磁性の膜体(磁性部分)A’を形成
し、磁性支持体を製造する方法。ただし、この場合は、
上記図2fに示す構成における上記の磁性の膜体A’
は、該膜体A’上に設けられる非磁性層及び磁性層を形
成する際に用いられる溶剤により、膨潤又は溶解しない
ものが好ましい。
【0020】また、上記磁性支持体を製造する際には、
磁性部分A又は磁性の膜体A’を形成する際に、必要に
応じ、磁場配向処理及びカレンダー処理を施すこともで
きる。
磁性部分A又は磁性の膜体A’を形成する際に、必要に
応じ、磁場配向処理及びカレンダー処理を施すこともで
きる。
【0021】また、本発明において用いられる上記磁性
支持体は、上記図2fに示す構成の磁性支持体を上記の
方法等により製造した後、更に、該図2fに示す構成の
磁性支持体における磁性の膜体A’等の上に、上記非磁
性部分用原料等を押し出して非磁性部分B等を成形する
ことにより製造されるものでもよい。
支持体は、上記図2fに示す構成の磁性支持体を上記の
方法等により製造した後、更に、該図2fに示す構成の
磁性支持体における磁性の膜体A’等の上に、上記非磁
性部分用原料等を押し出して非磁性部分B等を成形する
ことにより製造されるものでもよい。
【0022】上記磁性支持体上に設けられる上記非磁性
層は、上記磁性支持体上に非磁性塗料を塗布して形成さ
れる層である。上記非磁性層を形成する際に用いられる
上記非磁性塗料は、非磁性粉体とバインダと溶剤とから
なる塗料、又は上記バインダと上記溶剤とからなる塗料
が好ましく用いられる。上記非磁性粉体としては、非磁
性であれば特に制限されないが、カーボンブラック、グ
ラファイト、酸化チタン、硫酸バリウム、硫化亜鉛、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化カル
シウム、酸化マグネシウム、二硫化タングステン、二硫
化モリブデン、窒化ホウ素、二酸化錫、二酸化珪素、非
磁性の酸化クロム、アルミナ、炭化珪素、酸化セリウ
ム、コランダム、人造ダイヤモンド、非磁性の酸化鉄、
ザクロ石、ガーネット、ケイ石、窒化珪素、炭化モリブ
デン、炭化ホウ素、炭化タングステン、炭化チタン、ケ
イソウ土、ドロマイト、樹脂性の粉末等が挙げられ、中
でも、カーボンブラック、酸化チタン、硫酸バリウム、
炭酸カルシウム、アルミナ、非磁性の酸化鉄等が好まし
く用いられる。また、上記非磁性粉体には、該非磁性粉
体の分散性等を向上させるために、該非磁性粉体に上述
の表面処理を施してもよい。
層は、上記磁性支持体上に非磁性塗料を塗布して形成さ
れる層である。上記非磁性層を形成する際に用いられる
上記非磁性塗料は、非磁性粉体とバインダと溶剤とから
なる塗料、又は上記バインダと上記溶剤とからなる塗料
が好ましく用いられる。上記非磁性粉体としては、非磁
性であれば特に制限されないが、カーボンブラック、グ
ラファイト、酸化チタン、硫酸バリウム、硫化亜鉛、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化カル
シウム、酸化マグネシウム、二硫化タングステン、二硫
化モリブデン、窒化ホウ素、二酸化錫、二酸化珪素、非
磁性の酸化クロム、アルミナ、炭化珪素、酸化セリウ
ム、コランダム、人造ダイヤモンド、非磁性の酸化鉄、
ザクロ石、ガーネット、ケイ石、窒化珪素、炭化モリブ
デン、炭化ホウ素、炭化タングステン、炭化チタン、ケ
イソウ土、ドロマイト、樹脂性の粉末等が挙げられ、中
でも、カーボンブラック、酸化チタン、硫酸バリウム、
炭酸カルシウム、アルミナ、非磁性の酸化鉄等が好まし
く用いられる。また、上記非磁性粉体には、該非磁性粉
体の分散性等を向上させるために、該非磁性粉体に上述
の表面処理を施してもよい。
【0023】また、非磁性層に非磁性粉体を含有せしめ
る場合、該非磁性粉体の粒径は、好ましくは0.001
〜3μm、更に好ましくは0.005〜1μm、最も好
ましくは0.005〜0.5μmである。また、上記非
磁性粉体は、上記非磁性塗料を塗布して形成される上記
非磁性層中に、好ましくは5〜99重量%、更に好まし
くは30〜95重量%、最も好ましくは50〜95重量
%含有されるように、上記非磁性塗料中に配合するのが
望ましい。
る場合、該非磁性粉体の粒径は、好ましくは0.001
〜3μm、更に好ましくは0.005〜1μm、最も好
ましくは0.005〜0.5μmである。また、上記非
磁性粉体は、上記非磁性塗料を塗布して形成される上記
非磁性層中に、好ましくは5〜99重量%、更に好まし
くは30〜95重量%、最も好ましくは50〜95重量
%含有されるように、上記非磁性塗料中に配合するのが
望ましい。
【0024】また、上記バインダとしては、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、及び反応型樹脂等が挙げられ、使用
に際しては単独又は混合物として用いることができる。
上記バインダとしては、具体的には、塩化ビニル系の樹
脂、ポリエステル、ポリウレタン、ニトロセルロース、
エポキシ樹脂等が挙げられ、その他にも、特開昭57−
162128号公報の第2頁右上欄19行〜第2頁右下
欄19行等に記載されている樹脂等が挙げられる。さら
に、上記バインダは、分散性等の向上のために極性基を
含有してもよい。上記バインダの使用量は、上記非磁性
粉体100重量部に対して約5〜100重量部とするの
が好ましく、5〜70重量部とするのが特に好ましい。
脂、熱硬化性樹脂、及び反応型樹脂等が挙げられ、使用
に際しては単独又は混合物として用いることができる。
上記バインダとしては、具体的には、塩化ビニル系の樹
脂、ポリエステル、ポリウレタン、ニトロセルロース、
エポキシ樹脂等が挙げられ、その他にも、特開昭57−
162128号公報の第2頁右上欄19行〜第2頁右下
欄19行等に記載されている樹脂等が挙げられる。さら
に、上記バインダは、分散性等の向上のために極性基を
含有してもよい。上記バインダの使用量は、上記非磁性
粉体100重量部に対して約5〜100重量部とするの
が好ましく、5〜70重量部とするのが特に好ましい。
【0025】上記溶剤としては、ケトン系の溶剤、エス
テル系の溶剤、エーテル系の溶剤、芳香族炭化水素系の
溶剤、及び塩素化炭化水素系の溶剤等が挙げられ、具体
的には、特開昭57−162128号公報の第3頁右下
欄17行〜第4頁左下欄10行等に記載されている溶剤
を用いることができる。
テル系の溶剤、エーテル系の溶剤、芳香族炭化水素系の
溶剤、及び塩素化炭化水素系の溶剤等が挙げられ、具体
的には、特開昭57−162128号公報の第3頁右下
欄17行〜第4頁左下欄10行等に記載されている溶剤
を用いることができる。
【0026】また、上記非磁性塗料には、分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤、防黴剤、及び硬化剤
等の通常磁気記録媒体に用いられている添加剤を、必要
に応じて添加することができる。上記添加剤としては、
具体的には、特開昭57−162128号公報の第2頁
左上欄6行〜第2頁右上欄10行及び第3頁左上欄6行
〜第3頁右上欄18行等に記載されている種々の添加剤
を挙げることができる。
剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤、防黴剤、及び硬化剤
等の通常磁気記録媒体に用いられている添加剤を、必要
に応じて添加することができる。上記添加剤としては、
具体的には、特開昭57−162128号公報の第2頁
左上欄6行〜第2頁右上欄10行及び第3頁左上欄6行
〜第3頁右上欄18行等に記載されている種々の添加剤
を挙げることができる。
【0027】上記非磁性塗料を調製するには、例えば、
上記非磁性粉体及び上記バインダを溶剤の一部と共にナ
ウターミキサー等に投入し予備混合して混合物を得、得
られた混合物を連続式加圧ニーダー等により混練し、次
いで、それを溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用い
て分散処理した後、潤滑剤等の添加剤を混合して、濾過
し、更に残りの溶剤及び硬化剤等を混合する方法等を挙
げることができる。
上記非磁性粉体及び上記バインダを溶剤の一部と共にナ
ウターミキサー等に投入し予備混合して混合物を得、得
られた混合物を連続式加圧ニーダー等により混練し、次
いで、それを溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用い
て分散処理した後、潤滑剤等の添加剤を混合して、濾過
し、更に残りの溶剤及び硬化剤等を混合する方法等を挙
げることができる。
【0028】上記非磁性層上に設けられる上記磁性層
は、上記非磁性層上に磁性塗料を塗布して形成される層
である。上記磁性層を形成する際に用いられる上記磁性
塗料は、磁性粉体とバインダと溶剤とを主成分とする塗
料が好ましく用いられる。上記磁性粉体としては、強磁
性酸化鉄、強磁性二酸化クロム、及び強磁性金属粉末等
が挙げられる。
は、上記非磁性層上に磁性塗料を塗布して形成される層
である。上記磁性層を形成する際に用いられる上記磁性
塗料は、磁性粉体とバインダと溶剤とを主成分とする塗
料が好ましく用いられる。上記磁性粉体としては、強磁
性酸化鉄、強磁性二酸化クロム、及び強磁性金属粉末等
が挙げられる。
【0029】上記強磁性酸化鉄は、FeOx (1.33
≦x≦1.5)にCr、Mn、Co、Ni等の金属を添
加したものを用いることができる。また、上記強磁性二
酸化クロムは、CrO2 又は該CrO2 にNa、K、F
e、Mn等の金属若しくは該金属の酸化物、P等の非金
属元素を添加したものを用いることができる。上記強磁
性金属粉末は、金属分が70重量%以上であり、金属分
の80重量%以上が少なくとも一種の強磁性金属(例え
ば、Fe,Co,Ni等)である強磁性金属粉末が挙げ
られる。該強磁性金属粉末の具体例としては、例えば、
Fe−Co、Fe−Ni、Fe−Al、Fe−Ni−A
l、Co−Ni、Fe−Co−Ni、Fe−Ni−Al
−Zn、Fe−Al−Si等が挙げられる。
≦x≦1.5)にCr、Mn、Co、Ni等の金属を添
加したものを用いることができる。また、上記強磁性二
酸化クロムは、CrO2 又は該CrO2 にNa、K、F
e、Mn等の金属若しくは該金属の酸化物、P等の非金
属元素を添加したものを用いることができる。上記強磁
性金属粉末は、金属分が70重量%以上であり、金属分
の80重量%以上が少なくとも一種の強磁性金属(例え
ば、Fe,Co,Ni等)である強磁性金属粉末が挙げ
られる。該強磁性金属粉末の具体例としては、例えば、
Fe−Co、Fe−Ni、Fe−Al、Fe−Ni−A
l、Co−Ni、Fe−Co−Ni、Fe−Ni−Al
−Zn、Fe−Al−Si等が挙げられる。
【0030】また、上記磁性粉体には、必要に応じて、
稀土類元素や遷移金属元素を含有せしめることもでき
る。また、上記磁性粉体としては、微小平板状のバリウ
ムフェライト及びそのFe原子の一部がTi、Co、Z
n、V等の原子で置換された磁性粉等も用いることがで
きる。なお、上記磁性粉体は、該磁性粉体の分散性等を
向上させるために上述の表面処理を施してもよい。
稀土類元素や遷移金属元素を含有せしめることもでき
る。また、上記磁性粉体としては、微小平板状のバリウ
ムフェライト及びそのFe原子の一部がTi、Co、Z
n、V等の原子で置換された磁性粉等も用いることがで
きる。なお、上記磁性粉体は、該磁性粉体の分散性等を
向上させるために上述の表面処理を施してもよい。
【0031】磁性塗料に用いられる上記バインダ及び上
記溶剤は、上記非磁性塗料に用いられる上記バインダ及
び上記溶剤と同様のものを用いることができる。また、
上記バインダの使用量は、上記磁性粉体100重量部に
対して約5〜100重量部とするのが好ましく、5〜7
0重量部とするのが特に好ましい。また、上記磁性塗料
には、上記非磁性塗料に用いられる上記添加剤を添加す
ることもできる。
記溶剤は、上記非磁性塗料に用いられる上記バインダ及
び上記溶剤と同様のものを用いることができる。また、
上記バインダの使用量は、上記磁性粉体100重量部に
対して約5〜100重量部とするのが好ましく、5〜7
0重量部とするのが特に好ましい。また、上記磁性塗料
には、上記非磁性塗料に用いられる上記添加剤を添加す
ることもできる。
【0032】上記磁性塗料を調製するには、例えば、上
記磁性粉体及び上記バインダを溶剤の一部と共にナウタ
ーミキサー等に投入し予備混合して混合物を得、得られ
た混合物を連続式加圧ニーダー等により混練し、次い
で、溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用いて分散処
理した後、潤滑剤等の添加剤を混合して、濾過し、更に
ポリイソシアネート等の硬化剤や残りの溶剤を混合する
方法等を挙げることができる。
記磁性粉体及び上記バインダを溶剤の一部と共にナウタ
ーミキサー等に投入し予備混合して混合物を得、得られ
た混合物を連続式加圧ニーダー等により混練し、次い
で、溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用いて分散処
理した後、潤滑剤等の添加剤を混合して、濾過し、更に
ポリイソシアネート等の硬化剤や残りの溶剤を混合する
方法等を挙げることができる。
【0033】また、本発明に係る磁気記録媒体におい
て、上記磁性層の厚さは、好ましくは、0.05〜1.
5μm、更に好ましくは0.1〜1.2μmである。ま
た、上記非磁性層の厚さは、好ましくは0.5μm以
上、更に好ましくは0.5〜3.5μmである。上記磁
性層の厚さが0.05μm未満であると均一な塗布が困
難となり出力が低下する上、ドロップアウトも増加し、
1.5μmを超えると厚み損失により出力が低下するか
らである。また上記非磁性層の厚さが0.5μm未満で
あるとテープのこしが低下するためヘッド当たりが不良
となり、出力が低下するからである。
て、上記磁性層の厚さは、好ましくは、0.05〜1.
5μm、更に好ましくは0.1〜1.2μmである。ま
た、上記非磁性層の厚さは、好ましくは0.5μm以
上、更に好ましくは0.5〜3.5μmである。上記磁
性層の厚さが0.05μm未満であると均一な塗布が困
難となり出力が低下する上、ドロップアウトも増加し、
1.5μmを超えると厚み損失により出力が低下するか
らである。また上記非磁性層の厚さが0.5μm未満で
あるとテープのこしが低下するためヘッド当たりが不良
となり、出力が低下するからである。
【0034】さらに、上記磁性層の保磁力は、好ましく
は1300〜2500、更に好ましくは1300〜24
00Oeである。上記保磁力が1300Oe未満である
と、高周波帯域での出力特性が不充分となり、2500
Oeを超えるとヘッド磁界が不充分となり何れも出力特
性が低下するからである。
は1300〜2500、更に好ましくは1300〜24
00Oeである。上記保磁力が1300Oe未満である
と、高周波帯域での出力特性が不充分となり、2500
Oeを超えるとヘッド磁界が不充分となり何れも出力特
性が低下するからである。
【0035】本発明に係る磁気記録媒体は、主に8mm
ビデオテープや、DATテープ等の磁気テープとして好
適であるが、フロッピーディスク等の他の記録媒体とし
ても用いることができる
ビデオテープや、DATテープ等の磁気テープとして好
適であるが、フロッピーディスク等の他の記録媒体とし
ても用いることができる
【0036】次に、本発明の磁気記録媒体を製造する方
法の概略を述べる。まず、上記磁性支持体上に上記非磁
性塗料と上記磁性塗料とを非磁性層及び磁性層の乾燥厚
みがそれぞれ前記の厚みとなるようにウエット・オン・
ウエット方式により同時重層塗布を行い、非磁性層及び
磁性層の塗膜を形成する。次いで、該塗膜に対して、磁
場配向処理を行った後、乾燥処理を行い巻き取る。この
後、必要に応じてカレンダー処理を行った後、更に必要
に応じてバックコート層を形成する。次いで、必要に応
じて、例えば、磁気テープを得る場合には、40〜70
℃下にて、6〜72時間エージング処理し、所望の幅に
スリットする。
法の概略を述べる。まず、上記磁性支持体上に上記非磁
性塗料と上記磁性塗料とを非磁性層及び磁性層の乾燥厚
みがそれぞれ前記の厚みとなるようにウエット・オン・
ウエット方式により同時重層塗布を行い、非磁性層及び
磁性層の塗膜を形成する。次いで、該塗膜に対して、磁
場配向処理を行った後、乾燥処理を行い巻き取る。この
後、必要に応じてカレンダー処理を行った後、更に必要
に応じてバックコート層を形成する。次いで、必要に応
じて、例えば、磁気テープを得る場合には、40〜70
℃下にて、6〜72時間エージング処理し、所望の幅に
スリットする。
【0037】上記同時重層塗布方法は、特開平5−73
883号公報の第42欄31行〜第43欄31行等に記
載されており、上記非磁性層を形成する上記非磁性塗料
が乾燥する前に上記磁性層を形成する上記磁性塗料を塗
布する方法であって、上記非磁性層と上記磁性層との境
界面が滑らかになると共に磁性層の表面性も良好になる
ため、ドロップアウトが少なく、高密度記録に対応でき
且つ塗膜(磁性層及び非磁性層)の耐久性にも優れた磁
気記録媒体が得られる。
883号公報の第42欄31行〜第43欄31行等に記
載されており、上記非磁性層を形成する上記非磁性塗料
が乾燥する前に上記磁性層を形成する上記磁性塗料を塗
布する方法であって、上記非磁性層と上記磁性層との境
界面が滑らかになると共に磁性層の表面性も良好になる
ため、ドロップアウトが少なく、高密度記録に対応でき
且つ塗膜(磁性層及び非磁性層)の耐久性にも優れた磁
気記録媒体が得られる。
【0038】また、上記磁場配向処理は、上記磁性塗料
が乾燥する前に行われ、例えば、本発明の磁気記録媒体
が磁気テープの場合には、上記磁性塗料の塗布面に対し
て平行方向に約500Oe以上、好ましくは約1000
〜10000Oeの磁界を印加する方法や、磁性塗料が
湿潤状態のうちに1000〜10000Oeのソレノイ
ド等の中を通過させる方法等により行うことができる。
が乾燥する前に行われ、例えば、本発明の磁気記録媒体
が磁気テープの場合には、上記磁性塗料の塗布面に対し
て平行方向に約500Oe以上、好ましくは約1000
〜10000Oeの磁界を印加する方法や、磁性塗料が
湿潤状態のうちに1000〜10000Oeのソレノイ
ド等の中を通過させる方法等により行うことができる。
【0039】上記乾燥処理は、例えば、30〜120℃
に加熱された気体の供給により行うことができ、この
際、気体の温度とその供給量を制御することにより塗膜
の乾燥程度を制御することができる。
に加熱された気体の供給により行うことができ、この
際、気体の温度とその供給量を制御することにより塗膜
の乾燥程度を制御することができる。
【0040】また、上記カレンダー処理は、メタルロー
ル及びコットンロール若しくは合成樹脂ロール、メタル
ロール及びメタルロール等の2本のロールの間を通すス
ーパーカレンダー法等により行うことができる。また、
上記カレンダー処理の条件は、60〜140℃、100
〜500kg/cmとすることができる。
ル及びコットンロール若しくは合成樹脂ロール、メタル
ロール及びメタルロール等の2本のロールの間を通すス
ーパーカレンダー法等により行うことができる。また、
上記カレンダー処理の条件は、60〜140℃、100
〜500kg/cmとすることができる。
【0041】また、必要に応じて設けられる上記バック
コート層は、上記磁性支持体の裏面(上記非磁性層及び
上記磁性層を設けていない側の面)に設けられるもので
あり、通常バックコート層の形成に用いられているバッ
クコート塗料を上記磁性支持体上に塗布することにより
得られるものである。上記バックコート塗料は、上記非
磁性塗料において詳述した上記非磁性粉体、バインダ
ー、分散剤、潤滑剤、硬化剤及び溶剤等を適宜選択して
混合することにより得られるものである。上記バックコ
ート塗料は、通常公知のバックコート塗料の製造方法に
より調製することができる。尚、本発明の磁気記録媒体
の製造に際しては、必要に応じ、磁性層表面の研磨やク
リーニング工程等の仕上げ工程を施すこともできる。ま
た、上記非磁性塗料及び上記磁性塗料の塗布は、通常公
知の逐次重層塗布方法により行うこともできる。
コート層は、上記磁性支持体の裏面(上記非磁性層及び
上記磁性層を設けていない側の面)に設けられるもので
あり、通常バックコート層の形成に用いられているバッ
クコート塗料を上記磁性支持体上に塗布することにより
得られるものである。上記バックコート塗料は、上記非
磁性塗料において詳述した上記非磁性粉体、バインダ
ー、分散剤、潤滑剤、硬化剤及び溶剤等を適宜選択して
混合することにより得られるものである。上記バックコ
ート塗料は、通常公知のバックコート塗料の製造方法に
より調製することができる。尚、本発明の磁気記録媒体
の製造に際しては、必要に応じ、磁性層表面の研磨やク
リーニング工程等の仕上げ工程を施すこともできる。ま
た、上記非磁性塗料及び上記磁性塗料の塗布は、通常公
知の逐次重層塗布方法により行うこともできる。
【0042】
【実施例】次に、本発明に係る磁気記録媒体を以下に示
す実施例により更に具体的に説明する。なお、本発明は
本実施例に限定されるものではない。
す実施例により更に具体的に説明する。なお、本発明は
本実施例に限定されるものではない。
【0043】<実施例1> 〔磁性支持体の製造〕 (磁性支持体の製造)固有粘度0.60のポリエチレ
ンテレフタレートの粒状体とNi−Znフェライト磁性
粉体(平均粒子径 0.02μm)とを該磁性粉体が1
5wt%となるように調製し、押出機を用いて溶融混合
し、粒状体の混合物を得た。そして、上記混合物と磁性
材を含有しないポリエチレンテレフタレートの粒状体と
を共押出しして、二重層のフィルムを得た。得られたフ
ィルムは、長手方向に3.3倍、幅方向に3.3倍延伸
し、次いで、熱処理を行い、磁性支持体全厚さ7.5μ
m(磁性部分Aの厚さ2μm)の図2bに示す構成の磁
性支持体を得た。
ンテレフタレートの粒状体とNi−Znフェライト磁性
粉体(平均粒子径 0.02μm)とを該磁性粉体が1
5wt%となるように調製し、押出機を用いて溶融混合
し、粒状体の混合物を得た。そして、上記混合物と磁性
材を含有しないポリエチレンテレフタレートの粒状体と
を共押出しして、二重層のフィルムを得た。得られたフ
ィルムは、長手方向に3.3倍、幅方向に3.3倍延伸
し、次いで、熱処理を行い、磁性支持体全厚さ7.5μ
m(磁性部分Aの厚さ2μm)の図2bに示す構成の磁
性支持体を得た。
【0044】(磁性支持体の製造)磁性粉体を、上記
Ni−Znフェライトに代えて、Mn−Znフェライト
(平均粒子径 0.015μm)を使用した以外は、上
記磁性支持体と同様にして、磁性支持体全厚さ7.5
μm(磁性部分Aの厚さ3μm)の図2cに示す構成の
磁性支持体を得た。
Ni−Znフェライトに代えて、Mn−Znフェライト
(平均粒子径 0.015μm)を使用した以外は、上
記磁性支持体と同様にして、磁性支持体全厚さ7.5
μm(磁性部分Aの厚さ3μm)の図2cに示す構成の
磁性支持体を得た。
【0045】(磁性支持体の製造)磁性粉体を、上記
Ni−Znフェライトに代えて、マグネタイト粉末(平
均粒子径 0.09μm、球状、保磁力700e、飽和
磁化84emu/g、残留磁化7emu/g)を使用し
た以外は、上記磁性支持体と同様にして、磁性支持体
全厚さ7.5μm(磁性部分Aの厚さ3μm)の図2c
に示す構成の磁性支持体を得た。
Ni−Znフェライトに代えて、マグネタイト粉末(平
均粒子径 0.09μm、球状、保磁力700e、飽和
磁化84emu/g、残留磁化7emu/g)を使用し
た以外は、上記磁性支持体と同様にして、磁性支持体
全厚さ7.5μm(磁性部分Aの厚さ3μm)の図2c
に示す構成の磁性支持体を得た。
【0046】〔非磁性支持体の製造〕ポリエチレンテレ
フタレートのみとした以外は、上記磁性支持体と同様に
厚さ7.5μmのフィルムを得、これを非磁性支持体と
した。
フタレートのみとした以外は、上記磁性支持体と同様に
厚さ7.5μmのフィルムを得、これを非磁性支持体と
した。
【0047】〔磁性塗料、非磁性塗料及びバックコート
層用塗料の調製〕それぞれ、下記の各塗料の配合のう
ち、ポリイソシアネート、脂肪酸、脂肪酸エステルを除
く成分を溶剤の一部と共にナウターミキサーに投入し予
備混合して混合物を得、得られた混合物を連続式加圧ニ
ーダーにより混練した。次いで、それぞれ、溶剤の一部
で希釈し、サンドミルにて分散処理した後、脂肪酸およ
び脂肪酸エステルを混合して、濾過し、更に残りの溶剤
(及びポリイソシアネート)を混合して、磁性塗料、非
磁性塗料及びバックコート層用塗料を得た。
層用塗料の調製〕それぞれ、下記の各塗料の配合のう
ち、ポリイソシアネート、脂肪酸、脂肪酸エステルを除
く成分を溶剤の一部と共にナウターミキサーに投入し予
備混合して混合物を得、得られた混合物を連続式加圧ニ
ーダーにより混練した。次いで、それぞれ、溶剤の一部
で希釈し、サンドミルにて分散処理した後、脂肪酸およ
び脂肪酸エステルを混合して、濾過し、更に残りの溶剤
(及びポリイソシアネート)を混合して、磁性塗料、非
磁性塗料及びバックコート層用塗料を得た。
【0048】 (磁性塗料イの配合) 鉄を主体とする針状金属磁性粉(Fe:Al:Ba:Si:Ni:Co=85 :2:1:1:3:8、保磁力1860Oe、飽和磁化137emu/g、平均 長軸長0.1μm、比表面積61m2/g、X線粒径138オングストローム、軸 比8、水分0.9%) 100重量部 アルミナ(平均粒径0.3μm、比表面積11m2/g) 9重量部 カーボンブラック(平均一次粒径20nm) 1重量部 スルホン酸基及びエポキシ基含有塩化ビニル系樹脂(スルホン酸基含有量1. 5×10-4eq/g、エポキシ基含有量6×10-4eq/g、平均重合度250 ) 9重量部 スルホン酸基含有ポリウレタン(GPC数平均分子量25000、GPC重量 平均分子量49000、スルホン酸含有量1.9×10-4eq/g)7重量部 ステアリン酸 1.5重量部 2−エチルヘキシルオレート 2重量部 ポリイソシアネート〔日本ポリウレタン工業(株)製 商品名「コロネートL 」〕 4重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 50重量部 シクロヘキサノン 100重量部
【0049】 (磁性塗料ロの配合) 鉄を主体とする針状金属磁性粉(Fe:Al:Y:Si:Ni:Co=65: 5:3:1:1:25保磁力2090Oe、飽和磁化141emu/g、平均長 軸長0.11μm、比表面積59m2/g、X線粒径165オングストローム、軸 比8、水分0.9%) 100重量部 アルミナ(平均粒径0.3μm、比表面積11m2/g) 9重量部 カーボンブラック(平均一次粒径20nm) 1重量部 スルホン酸基及びエポキシ基含有塩化ビニル系樹脂(スルホン酸基含有量1. 5×10-4eq/g、エポキシ基含有量6×10-4eq/g、平均重合度250 ) 9重量部 スルホン酸基含有ポリウレタン(GPC数平均分子量25000、GPC重量 平均分子量49000、スルホン酸含有量1.9×10-4eq/g)7重量部 ステアリン酸 1.5重量部 2−エチルヘキシルオレート 2重量部 ポリイソシアネート〔日本ポリウレタン工業(株)製 商品名「コロネートL 」〕 4重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 50重量部 シクロヘキサノン 100重量部
【0050】 (磁性塗料ハの配合) バリウムフェライト(保磁力1580Oe、飽和磁化52emu/g、平均粒 径0.05μm、板状比5) 100重量部 アルミナ(平均粒径0.3μm、比表面積11m2/g) 5重量部 カーボンブラック(平均一次粒径20nm) 3重量部 スルホン酸基及びエポキシ基含有塩化ビニル系樹脂(スルホン酸基含有量1. 5×10-4eq/g、エポキシ基含有量6×10-4eq/g、平均重合度250 ) 8重量部 スルホン酸基含有ポリウレタン(GPC数平均分子量25000、GPC重量 平均分子量49000、スルホン酸含有量1.9×10-4eq/g)5重量部 ステアリン酸 1.5重量部 2−エチルヘキシルオレート 2重量部 ポリイソシアネート〔日本ポリウレタン工業(株)製 商品名「コロネートL 」〕 3重量部 メチルエチルケトン 80重量部 トルエン 40重量部 シクロヘキサノン 80重量部
【0051】 (磁性塗料ニの配合) 鉄を主体とする針状金属磁性粉(Fe:Al:Ca:Si:Ni=92:3: 1.5:0.5:3、保磁力1260Oe、飽和磁化143emu/g、平均長 軸長0.14μm、比表面積49m2/g、X線粒径175オングストローム、軸 比11、水分0.7%) 100重量部 アルミナ(平均粒径0.3μm、比表面積11m2/g) 7重量部 カーボンブラック(平均一次粒径20nm) 3重量部 スルホン酸基及びエポキシ基含有塩化ビニル系樹脂(スルホン酸基含有量1. 5×10-4eq/g、エポキシ基含有量6×10-4eq/g、平均重合度250 ) 9重量部 スルホン酸基含有ポリウレタン(GPC数平均分子量25000、GPC重量 平均分子量49000、スルホン酸含有量1.9×10-4eq/g)7重量部 ステアリン酸 1.5重量部 2−エチルヘキシルオレート 2重量部 ポリイソシアネート〔日本ポリウレタン工業(株)製 商品名「コロネートL 」〕 4重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 50重量部 シクロヘキサノン 100重量部
【0052】 (磁性塗料ホの配合) バリウムフェライト(保磁力2930Oe、飽和磁化50emu/g、平均粒 径0.06m、板状比5) 100重量部 アルミナ(平均粒径0.3μm、比表面積11m2/g) 5重量部 カーボンブラック(平均一次粒径20nm) 3重量部 スルホン酸基及びエポキシ基含有塩化ビニル系樹脂(スルホン酸基含有量1. 5×10-4eq/g、エポキシ基含有量6×10-4eq/g、平均重合度250 ) 8重量部 スルホン酸基含有ポリウレタン(GPC数平均分子量25000、GPC重量 平均分子量49000、スルホン酸含有量1.9×10-4eq/g)5重量部 ステアリン酸 1.5重量部 2−エチルヘキシルオレート 2重量部 ポリイソシアネート〔日本ポリウレタン工業(株)製 商品名「コロネートL 」〕 3重量部 メチルエチルケトン 80重量部 トルエン 40重量部 シクロヘキサノン 80重量部
【0053】 (非磁性塗料の配合) 針状α−Fe2 O3 (平均長軸長0.07μm、軸比6、表面をAl2 O3 処 理) 100重量部 カーボンブラック(平均一次粒径0.023μm、比表面積125m2/g、D BP吸油量56g/100g、pH2.5) 8重量部 アルミナ(平均粒径0.2μm、比表面積14m2/g) 3重量部 スルホン酸基及びエポキシ基含有塩化ビニル系樹脂(スルホン酸基含有量1. 5×10-4eq/g、エポキシ基含有量6×10-4eq/g、平均重合度250 ) 8重量部 スルホン酸基含有ポリウレタン(GPC数平均分子量25000、GPC重量 平均分子量49000、スルホン酸基含有量1.9×10-4eq/g) 6重量部 ポリイソシアネート〔日本ポリウレタン工業(株)製 商品名「コロネートH X」〕 3重量部 オレイルオレート 1重量部 ミリスチン酸 1重量部 メチルエチルケトン 80重量部 トルエン 40重量部 シクロヘキサノン 120重量部
【0054】 (バックコート層用塗料の配合) カーボンブラック(平均一次粒径0.028μm、比表面積65m2/g、DB P吸油量53g/100g、pH2.5) 32重量部 カーボンブラック(平均一次粒径0.062μm、比表面積35m2/g、DB P吸油量62g/100g、pH8.0) 8重量部 日本ポリウレタン(株)製 商品名「ニッポラン2301」 20重量部 ニトロセルロース(Hercules Powder Co.製の粘度表示1 /2秒のもの) 20重量部 ポリイソシアネート〔武田薬品工業(株)製 商品名「D−250N」〕 4重量部 銅フタロシアニン 5重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 120重量部 トルエン 120重量部 シクロヘキサノン 120重量部
【0055】〔磁気記録媒体の製造〕上記磁性支持体
の一面上に上記非磁性塗料と上記磁性塗料イとを乾燥厚
みが表1に示す値となるように、ウエット・オン・ウエ
ット方式により同時重層塗布を行い、非磁性層及び磁性
層の塗膜を形成した。次いで、塗膜が湿潤状態のうちに
5000Oeのソレノイド中を通過させて磁場配向処理
を行い、80℃にて乾燥処理を行った後巻き取った。次
いで、85℃、350kg/cmの条件でカレンダー処
理を行い、非磁性層及び磁性層を構成した後、上記磁性
支持体の裏面上にバックコート層用塗料を乾燥厚さが
0.5μmになるよう塗布し、90℃にて乾燥処理を行
った後、巻き取った。その後、50℃下にて、16時間
エージング処理し、3.81mm幅にスリットして、試験
用3.81mm幅の磁気テープを得た。そして、上記磁性
支持体および上記磁性層の磁気特性、上記磁気テープの
出力特性(7.5MHz)を、それぞれ下記測定方法に
従って測定した。その結果を〔表1〕に示す。
の一面上に上記非磁性塗料と上記磁性塗料イとを乾燥厚
みが表1に示す値となるように、ウエット・オン・ウエ
ット方式により同時重層塗布を行い、非磁性層及び磁性
層の塗膜を形成した。次いで、塗膜が湿潤状態のうちに
5000Oeのソレノイド中を通過させて磁場配向処理
を行い、80℃にて乾燥処理を行った後巻き取った。次
いで、85℃、350kg/cmの条件でカレンダー処
理を行い、非磁性層及び磁性層を構成した後、上記磁性
支持体の裏面上にバックコート層用塗料を乾燥厚さが
0.5μmになるよう塗布し、90℃にて乾燥処理を行
った後、巻き取った。その後、50℃下にて、16時間
エージング処理し、3.81mm幅にスリットして、試験
用3.81mm幅の磁気テープを得た。そして、上記磁性
支持体および上記磁性層の磁気特性、上記磁気テープの
出力特性(7.5MHz)を、それぞれ下記測定方法に
従って測定した。その結果を〔表1〕に示す。
【0056】〔測定方法〕 ◎磁気特性 磁性支持体については、該磁性支持体を所定寸法形状に
打抜き、上記非磁性層上に塗工された上記磁性層につい
ては、粘着テープを用いて上記磁性支持体から磁性層の
みを剥離させ、これを上記磁性支持体と同様に所定の寸
法状に打抜き、それぞれ振動式磁力計を使用して、印加
磁場10kOeにて測定した。
打抜き、上記非磁性層上に塗工された上記磁性層につい
ては、粘着テープを用いて上記磁性支持体から磁性層の
みを剥離させ、これを上記磁性支持体と同様に所定の寸
法状に打抜き、それぞれ振動式磁力計を使用して、印加
磁場10kOeにて測定した。
【0057】◎出力 得られた試験用3.81mmの磁気テープを試験用DAT
カセットに装填し、試験用DATテープカセットを得
た。この試験用DATテープカセットを市販のMedi
a Logic製 商品名「Tape Evaluat
or Model4500」に装填して、上記磁気テー
プに7.5MHzの信号を記録し、これを再生した際の
出力(再生出力)を測定した。尚、7.5MHzの記録
波長は0.42μmであった。
カセットに装填し、試験用DATテープカセットを得
た。この試験用DATテープカセットを市販のMedi
a Logic製 商品名「Tape Evaluat
or Model4500」に装填して、上記磁気テー
プに7.5MHzの信号を記録し、これを再生した際の
出力(再生出力)を測定した。尚、7.5MHzの記録
波長は0.42μmであった。
【0058】<実施例2>磁性支持体として上記磁性支
持体を使用するとともに、非磁性層及び磁性層の厚さ
をそれぞれ表1に示す値とした以外は、実施例1同様に
して得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープについ
て、それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その結
果を〔表1〕に示す。
持体を使用するとともに、非磁性層及び磁性層の厚さ
をそれぞれ表1に示す値とした以外は、実施例1同様に
して得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープについ
て、それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その結
果を〔表1〕に示す。
【0059】<実施例3>磁性支持体として上記磁性支
持体、磁性塗料として上記磁性塗料ロを使用するとと
もに、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ表1に示す
値とした以外は、実施例1同様にして得られた磁性支持
体、磁性層及び磁気テープについて、それぞれ実施例1
の方法に準じて評価した。その結果を〔表1〕に示す。
持体、磁性塗料として上記磁性塗料ロを使用するとと
もに、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ表1に示す
値とした以外は、実施例1同様にして得られた磁性支持
体、磁性層及び磁気テープについて、それぞれ実施例1
の方法に準じて評価した。その結果を〔表1〕に示す。
【0060】<実施例4>磁性塗料として上記磁性塗料
ハを使用するとともに、非磁性層及び磁性層の厚さをそ
れぞれ表1に示す値とした以外は、実施例1同様にして
得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、
それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を
〔表1〕に示す。
ハを使用するとともに、非磁性層及び磁性層の厚さをそ
れぞれ表1に示す値とした以外は、実施例1同様にして
得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、
それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を
〔表1〕に示す。
【0061】<比較例1>磁性支持体に代えて上記非磁
性支持体を使用するとともに、非磁性層及び磁性層の厚
さをそれぞれ表1に示す値とした以外は、実施例1同様
にして得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープにつ
いて、それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その
結果を〔表1〕に示す。
性支持体を使用するとともに、非磁性層及び磁性層の厚
さをそれぞれ表1に示す値とした以外は、実施例1同様
にして得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープにつ
いて、それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その
結果を〔表1〕に示す。
【0062】<比較例2>磁性支持体に代えて上記非磁
性支持体を使用した以外は、実施例4同様にして得られ
た磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、それぞ
れ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を〔表
1〕に示す。
性支持体を使用した以外は、実施例4同様にして得られ
た磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、それぞ
れ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を〔表
1〕に示す。
【0063】<比較例3>磁性支持体に代えて上記非磁
性支持体を使用した以外は、実施例4同様にして得られ
た磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、それぞ
れ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を〔表
1〕に示す。
性支持体を使用した以外は、実施例4同様にして得られ
た磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、それぞ
れ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を〔表
1〕に示す。
【0064】<比較例4>磁性支持体として上記磁性支
持体、磁性塗料として上記磁性塗料ニを使用するとと
もに、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ表1に示す
値とした以外は、実施例1同様にして得られた磁性支持
体、磁性層及び磁気テープについて、それぞれ実施例1
の方法に準じて評価した。その結果を〔表1〕に示す。
持体、磁性塗料として上記磁性塗料ニを使用するとと
もに、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ表1に示す
値とした以外は、実施例1同様にして得られた磁性支持
体、磁性層及び磁気テープについて、それぞれ実施例1
の方法に準じて評価した。その結果を〔表1〕に示す。
【0065】<比較例5>磁性支持体として上記磁性支
持体、磁性塗料として上記磁性塗料ホを使用するとと
もに、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ表1に示す
値とした以外は、実施例1同様にして得られた磁性支持
体、磁性層及び磁気テープについて、それぞれ実施例1
の方法に準じて評価した。その結果を〔表1〕に示す。
持体、磁性塗料として上記磁性塗料ホを使用するとと
もに、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ表1に示す
値とした以外は、実施例1同様にして得られた磁性支持
体、磁性層及び磁気テープについて、それぞれ実施例1
の方法に準じて評価した。その結果を〔表1〕に示す。
【0066】<比較例6>非磁性層及び磁性層の厚さを
それぞれ表1に示す値とした以外は、実施例2同様にし
て得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープについ
て、それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その結
果を〔表1〕に示す。
それぞれ表1に示す値とした以外は、実施例2同様にし
て得られた磁性支持体、磁性層及び磁気テープについ
て、それぞれ実施例1の方法に準じて評価した。その結
果を〔表1〕に示す。
【0067】<比較例7>磁性支持体として上記磁性支
持体を使用し、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ
表1に示す値とした以外は、実施例1同様にして得られ
た磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、それぞ
れ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を〔表
1〕に示す。
持体を使用し、非磁性層及び磁性層の厚さをそれぞれ
表1に示す値とした以外は、実施例1同様にして得られ
た磁性支持体、磁性層及び磁気テープについて、それぞ
れ実施例1の方法に準じて評価した。その結果を〔表
1〕に示す。
【0068】
【表1】
【0069】表1に示したように、軟磁性粉または低残
留磁化酸化鉄を含有する上記磁性支持体を使用し、磁性
層の厚さが0.05〜1.5μmで、且つ該磁性層の保
磁力が1300〜2500Oeにある上記各実施例によ
り得られた磁気テープは、出力特性を示すのに対して、
従来から使用されている非磁性支持体を使用したもの、
磁性層の厚さが上記範囲外(比較例7は均一塗工ができ
ず厚さ測定不能)にあるもの、磁性層の保磁力が上記範
囲外(比較例5は保磁力が高すぎて記録不能)にあるも
のは、上記各実施例のものに対して出力特性が劣ること
が確認された。
留磁化酸化鉄を含有する上記磁性支持体を使用し、磁性
層の厚さが0.05〜1.5μmで、且つ該磁性層の保
磁力が1300〜2500Oeにある上記各実施例によ
り得られた磁気テープは、出力特性を示すのに対して、
従来から使用されている非磁性支持体を使用したもの、
磁性層の厚さが上記範囲外(比較例7は均一塗工ができ
ず厚さ測定不能)にあるもの、磁性層の保磁力が上記範
囲外(比較例5は保磁力が高すぎて記録不能)にあるも
のは、上記各実施例のものに対して出力特性が劣ること
が確認された。
【0070】このように、本実施例に係る磁気記録媒体
によれば、高周波帯域において優れた出力特性を得るこ
とができる。
によれば、高周波帯域において優れた出力特性を得るこ
とができる。
【0071】
【発明の効果】本発明に係る磁気記録媒体によれば、高
密度記録が可能で、高周波帯域において優れた出力特性
を得ることができる。
密度記録が可能で、高周波帯域において優れた出力特性
を得ることができる。
【図1】図1は、本発明に係る磁気記録媒体の構成を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図2】図2は、上記磁気記録媒体の磁性支持体の構成
を示す概略図であり、(a)は、磁性部分のみの単一層
とした構成を示す概略図、(b)は、磁性部分の表面に
非磁性部分を設け2層とした構成を示す概略図、(c)
は、非磁性部分の表面に磁性部分を設け2層とした構成
を示す概略図、(d)は、磁性部分の表面及び裏面に非
磁性部分をそれぞれ設け3層とした構成を示す概略図、
(e)は、非磁性部分の表面及び裏面に磁性部分をそれ
ぞれ設け3層とした構成を示す概略図、(f)は、非磁
性部分の表面に磁性部分を設け2層とした構成を示す概
略図である。
を示す概略図であり、(a)は、磁性部分のみの単一層
とした構成を示す概略図、(b)は、磁性部分の表面に
非磁性部分を設け2層とした構成を示す概略図、(c)
は、非磁性部分の表面に磁性部分を設け2層とした構成
を示す概略図、(d)は、磁性部分の表面及び裏面に非
磁性部分をそれぞれ設け3層とした構成を示す概略図、
(e)は、非磁性部分の表面及び裏面に磁性部分をそれ
ぞれ設け3層とした構成を示す概略図、(f)は、非磁
性部分の表面に磁性部分を設け2層とした構成を示す概
略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 磁性支持体と、少なくとも該磁性支持体
上に設けられた非磁性層と、該非磁性層上に設けられた
磁性層とを具備する磁気記録媒体であって、 上記磁性支持体が、軟磁性粉末又は低残留磁化酸化鉄粉
末を含有するものであることを特徴とする磁気記録媒
体。 - 【請求項2】 上記磁性層の厚さが0.05〜1.5μ
mであり、上記非磁性層の厚さが0.5μm以上である
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 上記磁性層の保磁力が、1300〜25
00Oeであることを特徴とする請求項1又は2に記載
の磁気記録媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6148357A JPH0817048A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 磁気記録媒体 |
| US08/427,870 US5629075A (en) | 1994-04-28 | 1995-04-26 | Magnetic recording medium having a substrate containing magnetic powder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6148357A JPH0817048A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817048A true JPH0817048A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15450953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6148357A Pending JPH0817048A (ja) | 1994-04-28 | 1994-06-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817048A (ja) |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6148357A patent/JPH0817048A/ja active Pending
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