JPH0817063A - 光学式再生装置 - Google Patents

光学式再生装置

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JPH0817063A
JPH0817063A JP7158962A JP15896295A JPH0817063A JP H0817063 A JPH0817063 A JP H0817063A JP 7158962 A JP7158962 A JP 7158962A JP 15896295 A JP15896295 A JP 15896295A JP H0817063 A JPH0817063 A JP H0817063A
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充郎 守屋
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和治 白神
Hiroyuki Yamaguchi
博之 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異種の記録担体から信号を再生することがで
きるフォーカス制御装置を提供する。 【構成】 記録担体1を被っているジャケット4は記録
担体1の種類に応じて形状が異なっている。記録担体1
が装置に装填されると、判別器4はジャケット4の形状
に応じた信号を処理回路5に送り、処理回路5は装填さ
れた記録担体1の種類に応じた判別信号をゲイン切換回
路33及び43に送り、回路ゲインを切り換える。した
がって、フォーカス制御ループのゲインが所定の値とな
るように回路ゲインが切り換えられるので、フォーカス
制御が極めて安定に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源より発生した光ビ
ームを記録担体上に収束して照射させ、記録担体上に記
録されている信号を再生するあるいは記録担体上に信号
を記録する光学式記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学式記録再生装置に使用される記録担
体は主として2つに大別することが出来る。その1つは
記録材料層を有する記録担体であり、他の1つは記録材
料層を有しない記録担体である。前者は、凹凸の溝トラ
ックを有する基材表面に記録材料層を蒸着等の手段によ
って形成し、その記録材料層面に保護層を設けたもので
あり、この種の記録担体は信号を新たに記録出来るが、
信号が記録された記録担体を大量に複製することが非常
に困難であり、複製すると記録担体の価格が高いものに
なるという欠点を有している。
【0003】後者は、凹凸の形態で信号が記録されてい
るものであり、この種の記録担体は新たに信号を記録す
ることは出来ないが、射出成形等の手段によって複製が
非常に簡単に出来、記録担体の価格を安価に出来るとい
う利点を有している。
【0004】情報には種々のものがあるが、例えばパー
ソナルコンピュータ等に使用される情報を分類すると大
きく2つに分けることが出来る。すなわち、1つは装置
に共通して用いいられる情報であり、他の1つは装置に
共通せず、装置を使用する人が必要に応じて記録する情
報である。前者は同じものを大量に必要とするので、記
録担体としては複製が簡単に出来る記録材料層を有しな
い記録担体が適しており、後者は信号が記録出来る必要
があるので、記録担体としては記録材料層を有する記録
担体でなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した2種類の記録
担体は、記録担体面の反射率が大きく異なる、あるいは
光ビームが追跡するトラックの形態が異なる等の理由か
ら同一の装置に装填し、信号を記録するあるいは記録さ
れている信号を再生することが出来なかった。また、記
録できる記録担体の場合に、記録時と再生時とで照射光
量が大きく異なるために、フォーカス制御系のループゲ
インが大きく変動し、安定した記録再生が出来なかっ
た。
【0006】本発明の目的は、上記従来の装置の欠点を
除去し、上述した2種類の記録担体を装填することが出
来る装置、すなわち記録材料層を有する記録担体が装填
された場合には信号を記録するあるいは記録されている
信号を再生することが出来、記録材料層を有しない記録
担体が装填された場合にも信号を再生することが出来る
装置を提供せんとすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源から発生
した光ビームを記録担体上に収束して照射する収束手段
と、収束手段を記録担体面に対して略垂直な方向に移動
する移動手段と、記録担体により反射された反射ビーム
より記録担体上の光ビームのフォーカスずれを検出し、
このフォーカスずれ信号に基づいて移動手段を駆動して
記録担体上の光ビームの収束状態が常に所定の状態とな
るように制御するフォーカス制御手段と、装置に装填さ
れた記録担体の種類を記録担体を被っている被覆体の形
状より判別する判別手段とを有し、判別手段の信号に応
じてフォーカス制御手段の回路ゲインを切り換えるよう
に構成したものである。
【0008】また、本発明は、記録担体上の光ビームの
収束状態が常に所定の状態となるように制御するフォー
カス制御手段と、フォーカス制御手段の回路ゲインを切
り換える第1のゲイン切り換え手段と、記録担体上の光
ビームが常にトラック上に位置するように制御するトラ
ッキング制御手段と、トラッキング制御手段の回路ゲイ
ンを切り換える第2のゲイン切り換え手段と、装置に装
填された記録担体の種類を判別する判別手段とを備え装
置において、判別手段の信号に応じて第1のゲイン切り
換え手段と第2のゲイン切り換え手段により回路ゲイン
を切り換える際に、フォーカス制御手段の切り換えゲイ
ンとトラッキング制御手段の切り換えゲインとを異なら
せたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、装置に装填された記
録担体の種類を記録担体を被っている被覆体の形状より
判別し、判別した結果に基づいてフォーカス制御手段の
回路ゲインを切り換えるので、簡単な構成で高速かつ信
頼性良く記録担体の種類を判別することができ、また、
フォーカス制御ループのゲインがほぼ一定となるのでフ
ォーカス制御が極めて安定となる。
【0010】また、本発明は、判別手段の信号に応じて
第1のゲイン切り換え手段と第2のゲイン切り換え手段
により回路ゲインを切り換える際に、フォーカス制御手
段の切り換えゲインとトラッキング制御手段の切り換え
ゲインとを異ならせるので、フォーカス制御ループとト
ラッキング制御ループの双方のゲインがほぼ一定とな
り、フォーカス制御及びトラッキング制御を共に安定に
することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。尚、図面の説明に用いる番号において、同じものに
ついては同一番号を用いる。
【0012】図1は本発明の1実施例である。同心円状
のトラックを有する円盤状の記録担体1はディスクモー
タ2の回転軸に取り付けられて所定の回転数で回転して
いる。記録担体1はジャケット3により被われており、
ゴミ・ホコリ等が付着しないように保護されている。
【0013】記録担体1を判別するための判別器4は発
光ダイオードと受光素子より構成されている。ジャケッ
ト3は記録担体1の種類に応じて異なった形状をしてお
り、記録担体1が入ったジャケット3を装填すると、判
別器4の発光ダイオードより発生した光ビームがジャケ
ット3により遮蔽されて受光素子に光ビームが照射され
なくなったり、あるいは発光ダイオードより発生した光
ビームが遮蔽されず受光素子に照射されたりする。処理
回路5には判別器4の受光素子の信号が入力されてお
り、処理回路5は記録担体1の種類に応じた信号を出力
する。
【0014】光学系について説明すると、半導体レーザ
等の光源6より発生した光ビーム7はカップリングレン
ズ8により略々平行光にされ、偏向ビームスプリッター
9、λ/4板10(λは光ビーム7の波長)を通過し、
反射鏡11により反射され、収束レンズ12により記録
担体1上に収束して照射されている。記録担体1により
反射された光ビーム7の反射光13は、再び収束レンズ
12を通過し、反射鏡11により反射され、λ/4板1
0を通過し、偏光ビームスプリッター9により反射さ
れ、凸レンズ14及びシリンドリカルレンズ15を通過
し、後に詳述するが4分割構造の光検出器16上に照射
されている。
【0015】収束レンズ12はゴム等によって支えられ
ており、フォーカス素子17に電流を流すと、電磁力に
よって収束レンズ12は記録担体1の面と略々垂直な方
向に移動し、トラッキング素子18に電流を流すと収束
レンズ12は電磁力によって記録担体1上のトラック方
向と略々垂直な方向すなわち記録担体1の半径方向に移
動するように構成されている。
【0016】光源6、カップリングレンズ8、偏光ビー
ムスプリッター9、λ/4板10、反射鏡11、フォー
カス素子17、トラッキング素子18、凸レンズ14、
シリンドリカルレンズ15及び光検出器16は移送台1
9に取り付けられており、リニアモータ20を駆動すれ
ば一体となって記録担体1の半径方向に移動するように
構成されている。
【0017】制御信号検出について説明する。光検出器
16のそれぞれの信号は、ライン21、22、23及び
24を通じて出力されている。合成回路25、26、2
7、28及び29は入力されている信号を加算する回路
であり、合成回路25の入力端にはライン21と22
が、合成回路26の入力端にはライン23と24が、合
成回路27の入力端にはライン21と23が、合成回路
28の入力端にはライン22と24が、合成回路29の
入力端にはライン21、22、23及び24がそれぞれ
接続されている。差動増幅器30には合成回路27及び
28の信号が入力されており、差動増幅器30は合成回
路27の信号と合成回路28の信号の差信号を出力す
る。後に詳述するが、差動増幅器30は記録担体1上の
光ビーム7の収束状態を表わす信号、すなわちフォーカ
ス制御信号を出力する。差動増幅器31には合成回路2
5及び26の信号が入力されており、差動増幅器31は
合成回路25の信号と合成回路26の信号の差信号を出
力する。差動増幅器31は後に詳述するが記録担体1上
に収束されている光ビーム7とトラックの位置ずれを表
わす信号、すなわちトラッキング制御信号を出力する。
【0018】フォーカス制御について説明すると、差動
増幅器30の信号は割算器32、ゲイン切換回路33、
フォーカス制御系の位相を補償するための位相補償回路
34、フォーカス制御を不動作にするためのスイッチ3
5、電力増幅するための駆動回路36を介してフォーカ
ス素子17に加えられており、フォーカス素子17は差
動増幅器30の信号に応じて収束レンズ12を記録担体
1の面と略々垂直な方向に移動させ、記録担体1上の光
ビーム7が常に一定の収束状態となるように制御する。
【0019】トラッキング制御について説明すると、差
動増幅器31の信号は割算器37、ゲイン切換回路3
8、トラッキング制御系の位相を補償するための位相補
償回路39、トラッキング制御を不動作にするためのス
イッチ40、電力増幅するための駆動回路41を介して
トラッキング素子18に加えられており、トラッキング
素子18は差動増幅器31の信号に応じて収束レンズ1
2を記録担体1の半径方向に移動させ、記録担体1上の
光ビーム7が常にトラック上にあるように制御する。ま
た、駆動回路41の信号はリニアモータ20を駆動する
ための駆動回路42に入力されており、リニアモータ2
0は駆動回路41の出力が平均的に零となるように、言
い換えればトラッキング素子18によって移動される収
束レンズ12が自然の状態を中心に移動するように移送
台19を移動させる。
【0020】フォーカス制御及びトラッキング制御が安
定に動作しなければ、品質のよい記録及び再生を行うこ
とは出来ない。フォーカス制御及びトラッキング制御を
安定に動作させるためには、制御系のループゲインが変
化しないようにすることが極めて重要である。割算器3
2、37及びゲイン切換回路33、38はこのためのも
のであり、以下これらの動作について説明をする。
【0021】合成回路29は前述したように、光検出器
16の4つの出力を加算した信号を出力し、この信号は
ゲイン切換回路43を介して割算器32、37に入力さ
れている。割算器32は、差動増幅器30の出力をX
1、ゲイン切換回路43の出力をYとするとX1/Yの
値に相当する信号を出力し、割算器37も同様に、差増
幅器31の出力をX2とするとX2/Yの値に相当する
信号を出力する。
【0022】処理回路5の信号はゲイン切換回路33、
38及び43にそれぞれ入力されており、ゲイン切換回
路33、38及び43は処理回路5の信号に応じて増幅
率を切り換える。例えば、第1の記録担体が装填されて
いる状態のゲイン切換回路33、38及び43の増幅率
をG1a、G2a、G3aとし、第2の記録担体が装填
されている状態のゲイン切換回路33、38及び43の
増幅率をG1b、G2b、G3bとすると、 G1b/G1a=G3b/G3a=K(Kは正の実数) が略々成り立ち、後に詳述するがG2b/G2a<Kの
ように構成されている。
【0023】フォーカス制御のループゲイン変化を防止
する動作に付いてさらに説明する。第1の記録担体の反
射率をKR、第2の記録担体の反射率をKW、KR/K
W=Kとすると、第1の記録担体を装填した場合の合成
回路29の出力は第2の記録担体を装填した場合のそれ
ぞれのK倍になるが、ゲイン切換回路43の増幅率が1
/K倍になるので、ゲイン切換回路43の出力は変化し
ない。一方、第1の記録担体を装填した場合の単位フォ
ーカスずれに対する差動増幅器30の出力は、第2の記
録担体を装填した場合のそれのK倍になる。
【0024】また第1の記録担体を装填した時のゲイン
切換回路43の出力と第2の記録担体を装填した時のそ
れは同じである。従って第1の記録担体を装填した場合
の単位フォーカスずれに対する割算器30の出力は、第
2の記録担体を装填した場合のそれのK倍になる。しか
し第1の記録担体を装填した時のゲイン切換回路33の
増幅率は第2の記録担体を装填した時のそれの1/Kに
なるので、単位フォーカスずれに対するゲイン切換回路
33の出力は変化しない。従って第1の記録担体と第2
の記録担体は反射率が異なるが、フォーカス制御のルー
プゲインは変化しない。
【0025】以上説明したように、第1の記録担体を装
填しても第2の記録担体を装填してもフォーカス制御の
ループゲインが変化しないのは、ゲイン切換回路33の
増幅率が第1の記録担体を装填した場合と第2の記録担
体を装填した場合とで切り換えられるからである。
【0026】割算器32及びゲイン切換回路43の動作
について説明する。フォーカス制御ループゲインを変化
させる要因としては種々のものがあり、例えば、同一種
類の記録担体1の反射率のバラツキ、光源6から発生し
ている光ビーム7の光量変化、光検出器16の温度特性
あるいはゴミ・ホコリ等による光ビーム7の伝達効率の
低下等である。これらの影響は全て合成回路29の出力
変化として現れる。合成回路29の出力がKi倍になる
と、単位フォーカスずれに対する差動増幅器30の出力
もKi倍になる。当然のことながら、ゲイン切換回路4
3の出力もKi倍になるので、単位フォーカスずれに対
する割算器32の出力は常に一定となり、上述した要因
によってフォーカス制御のループゲインが変化すること
はない。
【0027】フォーカス制御のループゲインを一定に保
つのに、本発明の実施例のように、第1の記録担体と第
2の記録担体とでゲインを切り換えず、例えばゲイン切
換回路33を省略し、合成回路29の信号を割算器32
に入力するように構成してもよいが、このように構成す
ると割算器32の割算範囲が広くなり、割算器32が高
価になる。
【0028】このことについてさらに説明すると、例え
ば、同一種類の記録担体1の反射率バラツキ、光源6か
ら発生している光ビーム7の光量変化、光検出器16の
温度変化あるいはゴミ・ホコリ等による光ビーム7の伝
達効率の低下等によって合成回路29の出力が変化する
割合、すなわち合成回路29の出力の最低値をVmi
n、最大値Vmaxとした時のVmax/Vminの値
が4倍、前述したKの値を5倍とすると、割算範囲は2
0倍必要となるが、本発明の実施例によれば割算範囲は
4倍で済み、簡単な割算器で構成することが出来る。
【0029】トラッキング制御ループゲイン変化を防止
する動作について以下に説明する。第1の記録担体を装
填した場合の単位トラックずれに対する差動増幅器31
の出力をK1T、第2の記録担体を装填した場合のそれ
をK2Tとすると、K1T/K2Tの値はKとはならな
い。
【0030】これについては後に詳述するが、フォーカ
ス制御信号の検出感度は、記録担体の種類に関係なく、
記録担体の反射率に比例するのに対して、第1の記録担
体の反射率が第2の記録担体の反射率のK倍であって
も、トラッキング制御信号の検出感度はK倍とならな
い。K1T/K2Tの値をKc、第1の記録担体が装填
されている状態のゲイン切換回路38の増幅率をG2
a、第2の記録担体が装填されている状態のそれをG2
bとすると、G2b/G2a=Kcが略々成り立つよう
に構成されている。
【0031】第1の記録担体を装填した時の単位トラッ
クずれに対する差動増幅器31の出力は、第2の記録担
体を装填した時のそれのKc倍になる。前述したように
ゲイン切換回路43の出力は、第1の記録担体を装填し
た時と第2の記録担体を装填した時とで変化しないか
ら、第1の記録担体を装填した時の単位トラックずれに
対する割算器37の出力は、第2の記録担体を装填した
時のそれのKc倍になる。しかし、第1の記録担体を装
填した時のゲイン切換回路38の増幅率は第2の記録担
体を装填した時のそれの1/Kcとなるので、単位トラ
ックずれに対するゲイン切換回路38の出力は変化しな
い。従って第1の記録担体と第2の記録担体とではトラ
ッキング制御信号の検出感度が異なるが、トラッキング
制御ループゲインは変化しない。
【0032】トラッキング制御のループゲインを変化さ
せる要因としては、前述したフォーカス制御のループゲ
インを変化させる要因が考えられる。これらの要因によ
って合成回路29の出力がKi倍になると、単位トラッ
クずれに対する差動増幅器31の出力もKi倍になる。
ゲイン切換回路43の出力もKi倍になるから、単位ト
ラックずれに対する割算器37の出力は常に一定とな
り、トラッキング制御のループゲインは一定に保たれ
る。尚、本発明の実施例においてトラッキング制御に用
している割算器37は前述したフォーカス制御に使用し
ている割算器32と同様に割算範囲を狭く出来ることは
言うまでもない。
【0033】本発明の実施例は、記録材料層を有する第
2の記録担体を装填して信号を記録する場合に、割算器
32及び37の割算範囲が狭くなるように構成されてい
る。以下、このことについて説明する。
【0034】フォーカス制御及びトラッキング制御が動
作している状態で、記録する信号に応じて光源6から発
生している光ビーム7の光量を強弱に変調すると、強い
光ビーム7が照射された記録担体1の部分が光ビーム7
の熱によって物理的に変化し信号が記録される。記録時
の光ビーム7の光量は記録担体1の場所によって異なる
が、再生時の光ビーム7の光量の7から10倍程度であ
る。
【0035】入力端子44には記録期間信号すなわち記
録担体1上に信号を記録するために光ビーム7の光量が
強弱に変調されている期間を表す信号が入力される。入
力端子44の信号はゲイン切換回路33、38及び43
にそれぞれ伝達されており、記録期間信号が入力端子4
4に入力されると、ゲイン切換33、38及び43の増
幅率が1/Nに低下するように構成されている。Nは正
の実数で、記録時の光ビーム7の平均的な光量をPRE
C、再生時の光ビーム7の光量をPPBとすると、N=
PREC/PPBが略々成り立つように設定されてい
る。
【0036】PREC=N×PPBなる場合を例にとっ
て説明すると、記録時の合成回路29の出力は再生時の
それのN倍となるが、記録時にゲイン切換回路43の増
幅率が1/Nになるので、ゲイン切換回路43の出力は
記録時と再生時で変化しない。記録時の単位フォーカス
ずれに対する差動増幅器30の出力は再生時のそれのN
倍となる。ゲイン切換回路43の出力が記録時と再生時
で変化しないから、記録時の単位フォーカスずれに対す
る割算器32の出力もN倍となるが、記録時にゲイン切
換回路33の増幅率が1/Nになるので、記録時の単位
フォーカスずれに対するゲイン切換回路33の出力は記
録時と再生時とで変化せずフォーカス制御のループゲイ
ンは一定に保たれる。
【0037】記録時の光ビーム7の光量は記録担体1の
場所によって異なり、一般に記録担体1の内周では弱
く、外周では強い。このような記録担体1の場所による
記録光量の変化にょるフォーカス制御系のループゲイン
変化は、前述したように割算器32で吸収され一定に保
たれる。
【0038】以上記録時のフォーカス制御回路の動作に
ついて説明したが、トラッキング制御回路の動作につい
ては前述の説明で容易に理解できるので省略する。
【0039】図2は記録材料層を有しない第1の記録担
体1の説明図である。図2(a)において、斜線部51
は凹凸の形態で信号が記録されている領域を示してい
る。図2(b)は図2(a)において破線52で示した
領域を拡大した図であり、53は凹凸形態のピット、5
4はピット53が並んだトラックである。図2(c)は
図2(b)に示した一点鎖線55で切断した遮断図であ
り、56は基材、57はアルミニウム等の金属層、58
は保護層である。59はピット53の深さを示してお
り、ピット53の深さd1とするとd1=λ/(8×n
1)になっている。ただし、λは光ビーム7の波長、n
1は基材56の屈折率である。
【0040】図3は記録材料層を有する第2の記録担体
1の説明図である。図3(a)において、斜線部は凹凸
の形態で溝トラックが記録されている領域であり、追跡
トラック部61とアドレス部62より構成されている。
図3(b)は図3(a)において破線63で示した領域
を拡大した図であり、トラック64は溝状の追跡トラッ
ク65と凹凸形態のピット66より構成されている。ト
ラック64は同心円状に形成されており、ピット66は
追跡トラック65を識別する為のアドレス情報を含んで
いる。当然のことであるがアドレス情報の部分はトラッ
ク64のごく一部にすぎない。図3(c)は図3(b)
に示した一点鎖線67で切断した断面図であり、68は
基材、69は記録材料層、70は保護層である。71は
ピット66及び追跡トラック65の深さを示しており、
深さをd2とすると、d2=λ/(8・n2)になって
いる。ただしn2は基材68の屈折率である。言うまで
もないが、信号は追跡トラック65上に記録される。
【0041】フォーカス制御信号及びトラッキング制御
信号の検出について、図4と共に説明する。図4は光検
出器16上の反射光13のビームスポット形状を示した
図である。光検出器16は、16a、16b、16c及
び16dの4つの受光領域を有し、受光領域16a、1
6b、16c、及び16dの信号は図1のライン21、
22、23、及び24を通じて出力される。13a、1
3b及び13cは反射光13のビームスポット形状を示
したものであり、ビームスポット13aは記録担体1と
収束レンズ12の距離が正規になっていて、光ビーム7
の収束点が記録担体1上にある状態を示している。ビー
ムスポット13bは記録担体1と収束レンズ12の距離
が離れすぎている状態の反射光13を示し、ビームスポ
ット13cは記録担体1と収束レンズ12の距離が近づ
き過ぎている状態の反射光13を示している。差動増幅
器30はこの反射光13の形状変化に対応した信号、す
なわち、受光領域16a、16b、16c、16dの出
力をS1、S2、S3、S4とすると、{(S1+S
3)−(S2+S4)}に対応した信号を出力する。当
然のことであるが、フォーカス制御が動作している状態
においては、反射光13はビームスポット13aのよう
になっている。
【0042】矢印81はトラック方向すなわちトラック
の長手方向を示している。差動増幅器31は、{(S1
+S2)−(S3+S4)}に対応した信号を出力す
る。差動増幅器31が記録担体1上に収束されている光
ビーム7とトラックの位置ずれを表す信号を出力するこ
とは即知であり、詳述するのを避ける。
【0043】第1の記録担体の反射率が第2の記録担体
の反射率のK倍であっても、トラッキング制御信号の検
出感度がK倍とならないことを図5と共に説明する。図
5は第1の記録担体を装填し、記録担体1上の光ビーム
7がトラックを1本横切った時のSt={(S1+S
2)−(S3+S4)}を表したものである。尚、x軸
をトラックずれ量、y軸をStにして表している。図2
に示したピット53上を光ビーム7が走査している時だ
け、記録担体1上の光ビーム7とトラック54の位置ず
れに対応した信号(波形91)が出力され、ピットとピ
ットの間を光ビーム7が走査している時は出力されな
い。
【0044】しかしピット53の長さ及びピットとピッ
トの間の長さは非常に短かいので、トラッキング制御を
動作させた時、記録担体1上の光ビーム7がトラック5
4上を走査できる。例えばトラッキング制御の応答性は
10KHz程度で記録担体1上に記録されている信号は
数MHzである。従って実際は、トラッキング制御信号
は波形91を低域通過フィルターに介したような波形9
2となり、トラッキング制御信号の検出感度は低下す
る。一方、図3の記録担体はアドレス部を除いて連続し
たトラックになっているので、検出感度は低下しない。
従って、第1の記録担体を装填した場合の単位トラック
ずれに対する差動増幅器31の出力をK1T、第2の記
録担体を相填した場合のそれをK2TとするとK1T/
K2Tの値はKとならず、K1T<K×K2Tとなる。
【0045】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
は上述した実施例により何ら限定されることはない。例
えば記録担体の判別は記録担体の反射率の差を検出して
行ってもよい。より具体的には、合成回路29の出力の
大きさでも判別することが出来る。
【0046】またフォーカス制御信号及びトラッキング
制御信号を検出するための光学系は種々のものが発表さ
れているが、本発明に関してはどのような光学系であっ
ても問題はない。
【0047】
【発明の効果】本発明を適応すれば、装置に装填された
記録担体の種類を記録担体を被っている被覆体の形状よ
り判別し、判別した結果に基づいてフォーカス制御手段
の回路ゲインを切り換えるので、簡単な構成で高速かつ
信頼性良く記録担体の種類を判別することができ、ま
た、フォーカス制御ループのゲインがほぼ一定となるの
でフォーカス制御が極めて安定となる。
【0048】また、装置に装填された記録担体に応じて
光量検出回路とフォーカス制御回路の回路ゲインをほぼ
同じ比率で切り換えるので、反射光量の大きさに反比例
して回路ゲインを変化させるためにフォーカス制御回路
内に設けられている割算器の割算範囲を狭くすることが
でき、回路を簡単かつ安価とすることができる。
【0049】また、フォーカス制御手段の切り換えゲイ
ンとトラッキング制御手段の切り換えゲインとを異なら
せるので、フォーカス制御ループとトラッキング制御ル
ープの双方のゲインがほぼ一定となり、フォーカス制御
及びトラッキング制御を共に安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のブロック図
【図2】第2図は記録材料層を有しない第1の記録担体
の説明図
【図3】記録材料層を有する第2の記録担体の説明図
【図4】光検出器上の反射光のビームスポット形状を示
した図
【図5】第1の記録担体を装填した時のトラッキング制
御信号の波形図
【符号の説明】
1 記録担体 3 ジャケット 4 判別器 5 処理回路 16 光検出器 17 フォーカス素子 27 合成回路 28 合成回路 29 合成回路 30 差動増幅器 32 割算器 33 ゲイン切換回路 34 位相補償回路 35 スイッチ 36 駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射率の異なる異種の記録担体を装填する
    装置であって、光源から発生した光ビームを記録担体上
    に収束して照射する収束手段と、前記収束手段を記録担
    体面に対して略垂直な方向に移動する移動手段と、記録
    担体により反射された反射ビームより記録担体上の光ビ
    ームのフォーカスずれを検出し、このフォーカスずれ信
    号に基づいて前記移動手段を駆動して記録担体上の光ビ
    ームの収束状態が常に所定の状態となるように制御する
    フォーカス制御手段と、装置に装填された記録担体の種
    類を記録担体を被っている被覆体の形状より判別する判
    別手段とを有し、前記判別手段の信号に応じて前記フォ
    ーカス制御手段の回路ゲインを切り換えることを特徴と
    する光学式再生装置。
  2. 【請求項2】記録担体により反射された反射ビームの光
    量を検出する光量検出手段を備え、前記光量検出手段の
    信号の大きさに反比例して回路ゲインが変化するように
    フォーカス制御手段を構成し、前記判別手段の信号に応
    じて前記光量検出手段と前記フォーカス制御手段の回路
    ゲインをほぼ同じ比率で切り換えることを特徴とする請
    求項1記載の光学式再生装置。
  3. 【請求項3】反射率の異なる異種の記録担体を装填する
    装置であって、光源から発生した光ビームを記録担体上
    に収束して照射する収束手段と、前記収束手段を記録担
    体面に対して略垂直な方向に移動する第1の移動手段
    と、記録担体により反射された反射ビームより記録担体
    上の光ビームのフォーカスずれを検出し、このフォーカ
    スずれ信号に基づいて前記第1の移動手段を駆動して記
    録担体上の光ビームの収束状態が常に所定の状態となる
    ように制御するフォーカス制御手段と、前記フォーカス
    制御手段の回路ゲインを切り換える第1のゲイン切り換
    え手段と、記録担体上に収束されている光ビームをトラ
    ック方向と略垂直な方向に移動する第2の移動手段と、
    記録担体上の光ビームとトラックとの位置ずれを検出す
    るトラックずれ検出手段と、前記トラックずれ検出手段
    の信号に応じて前記第2の移動手段を駆動し、記録担体
    上の光ビームが常にトラック上に位置するように制御す
    るトラッキング制御手段と、前記トラッキング制御手段
    の回路ゲインを切り換える第2のゲイン切り換え手段
    と、装置に装填された記録担体の種類を判別する判別手
    段とを備え、前記判別手段の信号に応じて前記第1のゲ
    イン切り換え手段と前記第2のゲイン切り換え手段によ
    り回路ゲインを切り換える際に、前記フォーカス制御手
    段の切り換えゲインと前記トラッキング制御手段の切り
    換えゲインとを異ならせたことを特徴とする光学式再生
    装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57206906A (en) * 1981-06-15 1982-12-18 Hitachi Ltd Operation controlling device
JPS5998324A (ja) * 1982-11-27 1984-06-06 Canon Inc 情報記録再生装置

Patent Citations (2)

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