JPH081711B2 - テープ移送装置 - Google Patents

テープ移送装置

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JPH081711B2
JPH081711B2 JP63075421A JP7542188A JPH081711B2 JP H081711 B2 JPH081711 B2 JP H081711B2 JP 63075421 A JP63075421 A JP 63075421A JP 7542188 A JP7542188 A JP 7542188A JP H081711 B2 JPH081711 B2 JP H081711B2
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信克 奥田
康浩 米田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置(以下、VTRと称す)に
おけるテープ移送装置に関するものである。
従来の技術 近年、磁気記録は益々高密度化が図られ、またテープ
の薄膜化もあって、カセットテープの長時間記録が著し
い。そのため、テープ移送装置にはテープを所望の位置
まで移送したり、頭出しをしたりするなどのテープの高
速アクセスの機能が不可欠となっている。従って、テー
プを移送中、テープの始終端(例えば、VHS方式VTRでは
透明テープ)を検出してから、テープ移送を停止するに
しても、テープ移送速度が余り高速すぎると、始終端検
出からテープを停止させるまでに移送されるテープの量
が多く必要で、テープを停止させる前にテープが最後ま
で移送され、テープに異常なテンションを与えてしまう
(以下、この状況を“テープが突入する。”と称す。)
という危険性があった。そこで、従来のテープ移送装置
では早送りか巻戻し(以下、FF/REW)モード実行中にテ
ープ残量が少なくなったことを検出して、FF/REWのテー
プ移送速度を低下させ、残りのテープを移送することが
行われていた。これが近始終端検出と呼ばれる機能で、
テープ移送速度が速く、リール制御巻径が大きく、その
イナーシャが大きい業務用や放送用のVTRではテープの
保護上、不可欠の機能であった。
従来のテープ移送装置は、例えば、特開昭54−161921
号公報に示されている。
第6図はこの従来のテープ移送装置のブロック図を示
すものであり、7は供給側リール(以下、Sリールと称
す)、8はタイマーローラと呼ばれるテープ移送速度検
出器、9は巻き取り側リール(以下、Tリールと称
す)、11は供給側リールの回転周期検出器、12はタイマ
ーローラの回転周期検出器、13は巻き取り側リールの回
転周期検出器、31は演算処理回路、15はモータ制御回
路、16はTリール9を駆動するリールモータ、17,18はR
EW,FFの信号の端子であり、テープTはテープ移送速度
記号vの付いている矢印方向に移送されている。
ここでは、早送りの時も巻き戻しの時も同様に考えら
れることから、これ以降、早送りの時について記述す
る。(即ち、Sリール回転周期TsをTリール回転周期Tt
と置き換えると巻き戻しの時となる) ここで、 Ts=Sリール回転周期 Tr=タイマーローラ回転周期 Rs=Sリール半径 Rr=タイマーローラ半径(=定数) v=テープ移送速度 とすると、次式が成り立つ。
v=2πRs/Ts=2πRr/Tr ……(1) 従って、(1)式より、 Rs/Rr=Ts/Tr ……(2) となる。
第7図は、Sリール半径Rsと、タイマーローラ回転周
期とSリール回転周期の比(Ts/Tr)の関係を示したも
のであり、Ts/TrがわかればRsがわかる。即ち、Ts/Tr
測定できればテープ残量を知ることが可能である。従っ
て、(2)式より、Sリール回転周期Ts、タイマーロー
ラ回転周期Trを検出し、Ts/Trとある設定閾値Kを比較
すれば、テープの近始終端検出が可能となる。
第5図は第6図における演算処理回路31で行われるテ
ープの近始終端検出の演算処理の流れ図である。
端子17,18からの信号によりREWかFFのモードが選択さ
れると、ブロック26でSリール回転周期検出器11より得
られるSリール回転周期Tsが演算処理回路31で読み込ま
れ、ブロック27で同様にしてタイマーローラ回転周期Tr
が読み込まれる。そして、ブロック28でこれらの比の値
Ts/Trが演算される。そして、ブロック29においてこの
比の値Ts/Trと、テープ近始終端に相当するSリール半
径より予め求めておいた閾値Kとが比較される。Ts/Tr
がKよりも小さくなるとSリール半径が第7図で示した
Sリール半径の閾値Rsthよりも小さくなっているので、
ブロック30で示した近始終端検出が行われテープ移送速
度を低下させる。
従来は上述の方法を用いて、テープ近始終端検出を行
い、テープの高速移送時におけるテープの損傷を防いで
いた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、テープ残量を
測定して近始終端検出を行うため、テープの近始終端検
知時におけるその時の残量テープをその時のテープ移送
速度vで移送するのに要する時間(以下、残量テープ移
送時間と称す)tthがテープ移送速度vにより変化す
る。
業務用や放送用のVTRでは高速サーチで、例えば、100
倍速,50倍速,32倍速,・・・・等のテープ移送速度が異
なる複数のテープ移送モードがある。この様な場合、こ
れらのモードのテープ近始終検出はテープ移送速度vが
最大テープ移送速度vMAXの時にテープを損傷するテープ
突入が発生しないようなテープ残量の閾値Kを設定しな
ければならず、vがvMAX以下の時にはこの閾値で近始終
端検出が行われテープ突入までに余裕があり過ぎ、逆に
残量テープを移送するのに時間が掛かり過ぎるといった
テープの操作性および応答性が悪いという問題点を有し
ていた。
本発明はかかる点に鑑み、テープ移送速度vに関係な
く残量テープ移送時間tthを一定にする位置でテープ近
始終端検出を行いテープの操作性および応答性を向上さ
せるテープ移送装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、テープカセットの種別を検出してテープ厚
さe及びリールハブ径Rhの値を得るテープカセット種別
検出手段と、テープの走行に伴って回転するタイマーロ
ーラの回転周期Trを検出するタイマーローラ回転周期検
出手段と、前記テープを供給する供給側リールの回転周
期Tsを検出する供給側リール回転周期検出手段と、前記
供給側リールの残量テープを移送するのに要する残量テ
ープ移送時間tsthを下記の式にて演算し、その残量テー
プ移送時間が所定の閾値以下になったら近始終端検出信
号を発生する演算処理手段と、前記近始終端検出信号に
より前記テープを巻取る巻取側リールを駆動するリール
モータを制御し、前記テープの速度を速い速度から所定
の速度に低下させるモータ制御手段とを備えたテープ移
送装置である。
tsth=K1・Ts 2/Tr−K2・Tr ただし、K1=Rr/(2・e) K2=Rh 2/(Rr・2・e) Rr:タイマーローラの半径 また、本発明は、テープカセットの種別を検出してテ
ープ厚さe,テープの全長L及びリールハブ径Rhの値を得
るテープカセット種別検出手段と、テープを巻き取る巻
取側リールの回転周期Ttを検出する巻取側リール回転周
期検出手段と、前記テープを供給する供給側リールの回
転周期Tsを検出する供給側リール回転周期検出手段と、
前記供給側リールの残量テープを移送するのに要する残
量テープ移送時間tsthを下記の式にて演算し、その残量
テープ移送時間が所定の閾値以下になったら近始終端検
出信号を発生する演算処理手段と、前記近始終端検出信
号により前記巻取側リールを駆動するリールモータを制
御し、前記テープの速度を速い速度から所定の速度に低
下させるモータ制御手段とを備えたテープ移送装置であ
る。
tsth=K1・Ts 2/Tt−K2・Tt ただし、K1=Rt/(2・e) K2=Rh 2/(Rt・2・e) Rt=((L・e/π+2・Rh 2)/(1+Ts 2/Tt 2))1/2 Rt:巻取側リールの半径 作用 本発明は上記した構成により、残量テープ移送時間を
その時のテープ移送速度vにかかわらず一定とするの
で、テープ移送速度vが低速になればなるほど、テープ
残量が少なくなり、テープ移送速度低下後の残量テープ
巻取時間の短縮、即ち、テープの応答性を向上させるこ
とが可能である。
実施例 第2図は本発明の第1の実施例におけるテープ移送装
置の主要部のブロック図を示すものであり、10はテープ
カセット種別検出器、14は演算処理回路である。
ここで、 q=残量テープ長 e=テープ厚さ r=半径を表す変数 Rs=Sリール半径 Rh=リールハブ半径(テープカセットにより決っている
定数) tsth=Sリール残量テープ移送時間 とすると、次式が成り立つ。
Sリールの残量テープ長さqとテープ移送速度vがわ
かれば、Sリールの残量テープを移送する時間tsthが求
まる。
tsth=q/v ……(4) (3),(4)式と、前記(1)式より、 tsth=(Rr・Ts 2/Tr−Tr・Rh 2/Rr)/2e ……(5) となる。
(5)式より、Ts,Trを検出し、テープカセットの種
別から決定しているRh,eを用いれば、現在移送中のテー
プ移送速度vに於てSリールの残量テープを移送するの
に要する時間tsthを知ることができる。そこで本発明で
は、この時間が残量テープ移送時間のある閾値tth以下
になると近始終端の検出を行い、テープ移送速度vを低
下させるように近始終端検出信号をリールモータ制御回
路15へ発生させる。
以下、第1図,第2図を基に本実施例を説明する。
第2図に於てテープカセット種別検出器10と演算処理
回路14を除いては第6図と同様の構成であり、それらの
各ブロックは同番号を付与している。
第1図は第2図における演算処理回路14で行われるテ
ープの近始終端検出の演算処理の流れ図である。
端子17,18からの信号によりREWかFFのモードが選択さ
れると、ブロック1に於てテープカセット種別検出器10
より得られるテープ厚さe,リールハブ径Rhの情報が演算
処理回路14へ入力される。次に、ブロック2,3に於てS
リール回転周期Ts,タイマーローラ回転周期Trが得られ
る。そして、ブロック4に於て(5)式に示した関係式
を用いてSリールの残量テープを移送するのに要する時
間tsthが演算される。ブロック5では演算された時間t
sthを予め設定しておいた残量テープ移送時間の閾値tth
と比較し、tsthがtthよりも小さくなった場合は近始終
端検知信号をブロック6で発生させ、テープ移送速度v
を低下させてテープの高速移送時のテープ突入によるテ
ープの損傷を防ぐようにする。
以上のように本実施例によれば、テープの近始終端検
出をテープ残量で判断せず、残量テープ移送時間で判断
することにより、残量テープ移送時間をその時のテープ
移送速度にかかわらず一定とするので、テープ移送速度
が低速になればなるほど、テープ残量が少なくなり、テ
ープ移送速度低下後のテープ巻取時間の短縮、即ち、テ
ープの応答性を向上させることが可能となる。
近年、VTRでは小型・軽量化の要求が強く、テープ走
行系を簡素化することからもタイマーローラを用いない
テープ走行系も提案されている。本発明はこのようなテ
ープ走行系に対しても十分対応できることを、第2の実
施例によって示す。
第4図は本発明の第2の実施例におけるテープ移送装
置の主要部のブロック図を示すものであり、25は演算処
理回路である。
ここで、 Rt=Tリール半径 L=テープの全長 とすると、次の2式が成り立つ。
v=2πRs/Ts=2πRt/Tt ……(6) 第1の実施例と同様に(3),(4)式と、(6)式
より、 tsth=(Rt・Ts 2/Tt−Tt・Rh 2/Rt)/2e ……(8) となる。
この時、Tリール半径Rtは(6),(7)式より である。
(8),(9)式より、Ts,Ttを検出し、テープカセ
ットの種別から決定しているRh,L,eを用いれば、現在移
送中のテープ移送速度vに於てSリールの残量テープを
移送するのに要する時間tsthを知ることができる。そこ
で本発明では、第1の実施例と同様に、この時間tsth
残量テープ移送時間のある閾値tth以下になると近始終
端の検出を行い、テープ移送速度vを低下させるように
近始終端検出信号をリールモータ制御回路15へ発生させ
る。
以下、第3図,第4図を基に本実施例を説明する。
第4図に於てタイマーローラ8,タイマーローラ回転周
期検出器12と演算処理回路25を除いては第2図と同様の
構成であり、それらの各ブロックは同番号を付与してい
る。
第3図は第4図における演算処理回路25で行われるテ
ープの近始終端検出の演算処理の流れ図である。
端子17,18からの信号によりREWかFFのモードが選択さ
れると、ブロック19に於てテープカセット種別検出器10
より得られるテープ厚さe,リールハブ径Rhの情報が演算
処理回路25へ入力される。次に、ブロック20,21に於て
Sリール回転周期Ts,Tリール回転周期Ttが得られる。そ
して、ブロック22に於て(8),(9)式に示した関係
式を用いてSリールの残量テープを移送するのに要する
時間tsthが演算される。ブロック23では演算された時間
tsthを予め設定しておいた残量テープ移送時間の閾値t
thと比較し、tsthがtthよりも小さくなった場合は近始
終端検知信号をブロック24で発生させ、テープ移送速度
vを低下させてテープの高速移送時のテープ突入による
テープの損傷を防ぐようにする。
以上のように本実施例によれば、テープ走行系を簡素
化したタイマーローラを用いないテープ走行系に対して
も、テープの近始終端検出をテープ残量で判断せず、残
量テープ移送時間で判断することにより、残量テープ移
送時間をその時のテープ移送速度にかかわらず一定とす
るので、テープ移送速度が低速になればなるほど、テー
プ残量が少なくなり、テープ移送速度低下後のテープ巻
取時間の短縮、即ち、テープの応答性を向上させること
が可能となる。
第1の実施例におけるタイマーローラの替わりにコン
トロールパルスを利用しても、本発明は同じ効果を得る
ことができる。
即ち、例えば、VHS方式VTRにおいてはテープの下端に
コントロールトラックと呼ばれるヘッド位相の基準信号
(以下、コントロールパルスと称す)を記録するための
トラックがあり、テープ記録時に30Hzの周波数でコント
ロールパルスが記録されている。
そこで、この再生コントロール周期を検出し、記録時
のコントロールパルスの周期と比較することによってテ
ープ再生時のテープ移送速度vを検出することができ
る。
例えば、再生コントロール周波数が300Hzであれば記
録時の10倍の速度でテープが移送されていることがわか
る。
以下、第3の実施例においてこの例を示す。
第9図は本発明の第3の実施例におけるテープ移送装
置の主要部のブロック図を示すものであり、38はコント
ロールヘッド、39はコントロールパルス周期検出器、40
は演算処理回路である。
ここで、 Tc=コントロールヘッドで検出されるコントロールパル
スの周期 Tp=記録時のコントロールパルスの周期(規格により規
定されている定数) v0=記録時のテープ移送速度(規格により規定されてい
る定数) とすると、次式が成り立つ。
v=2πRs/Ts=v0・Tp/Tc ……(10) 第1の実施例と同様に(3),(4)式と、(10)式
より、 tsth=(v0・Tp・Ts 2/4π/Tc −πTc・Rh 2/v0/Tp)/e ……(11) となる。
(11)式より、Ts,Tcを検出し、テープカセットの種
別から決定しているRh,e、及び規格により規定されてい
るTp,v0を用いれば、現在移送中のテープ移送速度vに
於てSリールの残量テープを移送するのに要する時間t
sthを知ることができる。
そこで本発明では、第1,第2の実施例と同様に、この
時間tsthが残量テープ移送時間のある閾値tth以下にな
ると近始終端の検出を行い、テープ移送速度vを低下さ
せるように近始終端検出信号をリールモータ制御回路15
へ発生させる。
以下、第8図,第9図を基に本実施例を説明する。
第9図に於てコントロールヘッド38とコントロールパ
ルス周期検出器39と演算処理回路40を除いては第2図と
同様の構成であり、それらの各ブロックは同番号を付与
している。
第8図は第9図における演算処理回路40で行われるテ
ープの近始終端検出の演算処理の流れ図である。
端子17,18からの信号によりREWかFFのモードが選択さ
れると、ブロック32に於てテープカセット種別検出器10
より得られるテープ厚さe,リールハブ径Rhの情報が演算
処理回路40へ入力される。次に、ブロック33,34に於て
Sリール回転周期Ts,コントロールヘッドで検出される
コントロールパルスの周期Tcが得られる。そして、ブロ
ック35に於て、予め解っている記録時のコントロールパ
ルスの周期Tp,記録時のテープ移送速度v0と(11)式に
示した関係式を用いてSリールの残量テープを移送する
のに要する時間tsthが演算される。ブロック36では演算
された時間tsthを予め設定しておいた残量テープ移送時
間の閾値tthと比較し、tsthがtthよりも小さくなった場
合は近始終端検知信号をブロック37で発生させ、テープ
移送速度vを低下させてテープの高速移送時のテープ突
入によるテープの損傷を防ぐようにする。
以上のように本実施例によれば、第1の実施例におけ
るタイマーローラの替わりにコントロールパルスを利用
しても同じ効果を得ることができ、テープの近始終端検
出をテープ残量で判断せず、残量テープ移送時間で判断
することにより、残量テープ移送時間をその時のテープ
移送速度にかかわらず一定とするので、テープ移送速度
が低速になればなるほど、テープ残量が少なくなり、テ
ープ移送速度低下後のテープ巻取時間の短縮、即ち、テ
ープの応答性を向上させることが可能となる。
尚、近年、各種演算、入出力制御、時間管理などが容
易に行えるマイクロコンピューターの各種電子機器装置
へな普及はめざましいが、本発明においても、演算処理
回路14,25,31,40はマイクロコンピュータに置き換えて
構成可能である。又、テープの高速移送時におけるテー
プ移送速度vが予め設定されたテープ移送速度Vsetに制
御されている場合には、Sリールの残量テープ移送時間
tsthとSリール回転周期Tsとが一対一の関係にあること
から、予め設定しておいた残量テープ移送時間の閾値t
thとそれに対応するリール回転周期の閾値Tthとの対応
表(ROMテーブル)を作成しておくことにより、Sリー
ルの残量テープ移送時間tsthの演算を繰り返し実行する
ことなくTsとTthを繰り返し比較することにより全く同
様の効果をより高速に得ることが可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、テープ移送速
度vが100倍速,50倍速,32倍速,・・・・等と大きく変
化しても、これらのテープ移送速度vに関係なく予め設
定しておいた残量テープ移送時間の閾値tthで、テープ
の近始終端検出を行うことにより、残量テープ移送時間
をその時のテープ移送速度にかかわらず一定とするの
で、テープ移送速度が低速になればなるほど、テープ残
量が少なくなり、テープ移送速度低下後のテープ巻取時
間の短縮、即ち、テープの応答性を向上させることがで
き、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における演算処理回路14
で行われるテープの近始終端検出の演算処理の流れ図,
第2図は本発明の第1の実施例におけるテープ移送装置
の主要部のブロック図,第3図は本発明の第2の実施例
における演算処理回路25で行われるテープの近始終端検
出の演算処理の流れ図,第4図は本発明の第2の実施例
におけるテープ移送装置の主要部のブロック図,第5図
は従来のテープ移送装置における演算処理回路31で行わ
れるテープの近始終端検出の演算処理の流れ図,第6図
は従来のテープ移送装置の要部のブロック図,第7図は
Sリール半径Rsと、タイマーローラ回転周期とSリール
回転周期の比(Ts/Tr)の関係を示した図,第8図は本
発明の第3の実施例における演算処理回路40で行われる
テープの近始終端検出の演算処理の流れ図,第9図は本
発明の第3の実施例におけるテープ移送装置の主要部の
ブロック図である。 7……供給側リール、8……タイマーローラ、9……巻
き取り側リール、16……Tリール9を駆動するリールモ
ータ、17……巻戻し信号の端子,18……早送り信号の端
子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットの種別を検出してテープ厚
    さe及びリールハブ径Rhの値を得るテープカセット種別
    検出手段と、 テープの走行に伴って回転するタイマーローラの回転周
    期Trを検出するタイマーローラ回転周期検出手段と、 前記テープを供給する供給側リールの回転周期Tsを検出
    する供給側リール回転周期検出手段と、 前記供給側リールの残量テープを移送するのに要する残
    量テープ移送時間tsthを下記の式にて演算し、その残量
    テープ移送時間が所定の閾値以下になったら近始終端検
    出信号を発生する演算処理手段と、 前記近始終端検出信号により前記テープを巻取る巻取側
    リールを駆動するリールモータを制御し、前記テープの
    速度を速い速度から所定の速度に低下させるモータ制御
    手段とを備えたテープ移送装置。 tsth=K1・Ts 2/Tr−K2・Tr ただし、K1=Rr/(2・e) K2=Rh 2/(Rr・2・e) Rr:タイマーローラの半径
  2. 【請求項2】テープカセットの種別を検出してテープ厚
    さe,テープの全長L及びリールハブ径Rhの値を得るテー
    プカセット種別検出手段と、 テープを巻き取る巻取側リールの回転周期Ttを検出する
    巻取側リール回転周期検出手段と、 前記テープを供給する供給側リールの回転周期Tsを検出
    する供給側リール回転周期検出手段と、 前記供給側リールの残量テープを移送するのに要する残
    量テープ移送時間tsthを下記の式にて演算し、その残量
    テープ移送時間が所定の閾値以下になったら近始終端検
    出信号を発生する演算処理手段と、 前記近始終端検知信号により前記巻取側リールを駆動す
    るリールモータを制御し、前記テープの速度を速い速度
    から所定の速度に低下させるモータ制御手段とを備えた
    テープ移送装置。 tsth=K1・Ts 2/Tt−K2・Tt ただし、K1=Rt/(2・e) K2=Rh 2/(Rt・2・e) Rt=((L・e/π+2・Rh 2)/(1+Ts 2/Tt 2))1/2 Rt:巻取側リールの半径
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