JPH08172775A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
- Publication number
- JPH08172775A JPH08172775A JP33366094A JP33366094A JPH08172775A JP H08172775 A JPH08172775 A JP H08172775A JP 33366094 A JP33366094 A JP 33366094A JP 33366094 A JP33366094 A JP 33366094A JP H08172775 A JPH08172775 A JP H08172775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching
- power supply
- output
- transformer
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 全波整流用のダイオードブリッジを廃止して
より高効率のスイッチング電源装置を提供すること 【構成】 極性が異なる2つの一次巻線5aおよび5b
を有するトランス5と、このトランスの2つの一次巻線
とそれぞれ直列に共通の交流電源に接続された2つのト
ランジスタ4aおよび4bと、トランス5の二次巻線の
出力を整流して平滑する整流平滑回路6、7と、交流電
源1の正の半サイクルでは前記2つのトランジスタの一
方4aをスイッチング駆動するとともに負の半サイクル
では他方4bをスイッチング駆動する制御回路9とを備
える。
より高効率のスイッチング電源装置を提供すること 【構成】 極性が異なる2つの一次巻線5aおよび5b
を有するトランス5と、このトランスの2つの一次巻線
とそれぞれ直列に共通の交流電源に接続された2つのト
ランジスタ4aおよび4bと、トランス5の二次巻線の
出力を整流して平滑する整流平滑回路6、7と、交流電
源1の正の半サイクルでは前記2つのトランジスタの一
方4aをスイッチング駆動するとともに負の半サイクル
では他方4bをスイッチング駆動する制御回路9とを備
える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流入力を高い周波数
でスイッチングしてトランスに印加し、トランス二次側
の出力を整流平滑して直流出力を得る絶縁型のスイッチ
ング電源装置に関する。
でスイッチングしてトランスに印加し、トランス二次側
の出力を整流平滑して直流出力を得る絶縁型のスイッチ
ング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチング電源装置の基本的
な回路構成を図6に示している。同図(A)に示すよう
に商用電源などの交流電源1をダイオードブリッジ2で
全波整流するとともにコンデンサ3で平滑する。コンデ
ンサ3の平滑出力をトランジスタ4により充分に高い周
波数でスイッチングしてトランス5の一次巻線に印加
し、トランス5の二次巻線の出力をダイオード6とコン
デンサ7にて整流平滑し、負荷8に直流出力を供給す
る。トランジスタ4をスイッチング駆動する制御回路9
は一般にPWM(パルス幅変調)回路からなり、直流出
力電圧Vout と基準電圧Vsとの差に追従してスイッチ
ング駆動のデューティ比を変化させ、出力電圧Vout を
安定化させる。
な回路構成を図6に示している。同図(A)に示すよう
に商用電源などの交流電源1をダイオードブリッジ2で
全波整流するとともにコンデンサ3で平滑する。コンデ
ンサ3の平滑出力をトランジスタ4により充分に高い周
波数でスイッチングしてトランス5の一次巻線に印加
し、トランス5の二次巻線の出力をダイオード6とコン
デンサ7にて整流平滑し、負荷8に直流出力を供給す
る。トランジスタ4をスイッチング駆動する制御回路9
は一般にPWM(パルス幅変調)回路からなり、直流出
力電圧Vout と基準電圧Vsとの差に追従してスイッチ
ング駆動のデューティ比を変化させ、出力電圧Vout を
安定化させる。
【0003】この古いタイプのスイッチング電源装置
は、交流入力電圧Vinを整流して大容量のコンデンサ3
で平滑することから、コンデンサ入力型と呼ばれてい
る。よく知られているようにコンデンサ入力型の電源装
置では、大型で寿命の短い平滑コンデンサが必要である
という問題点の他に、入力電流が高調波成分の多いパル
ス波形になるという問題点がある。つまり同図(B)に
示しているように、交流入力電圧Vinのピーク付近で幅
の狭い歪んだパルス波形の入力電流Iinが平滑コンデン
サ3に流れ込む。このため商用電源周波数50/60H
zの2倍、3倍、4倍…の高周波電流が商用電源ライン
に流れてしまう。この高周波電流の発生量を制限する規
制が欧州や日本で始るので、最近では高周波電流対策を
施した各種の回路方式のスイッチング電源装置が開発さ
れている。
は、交流入力電圧Vinを整流して大容量のコンデンサ3
で平滑することから、コンデンサ入力型と呼ばれてい
る。よく知られているようにコンデンサ入力型の電源装
置では、大型で寿命の短い平滑コンデンサが必要である
という問題点の他に、入力電流が高調波成分の多いパル
ス波形になるという問題点がある。つまり同図(B)に
示しているように、交流入力電圧Vinのピーク付近で幅
の狭い歪んだパルス波形の入力電流Iinが平滑コンデン
サ3に流れ込む。このため商用電源周波数50/60H
zの2倍、3倍、4倍…の高周波電流が商用電源ライン
に流れてしまう。この高周波電流の発生量を制限する規
制が欧州や日本で始るので、最近では高周波電流対策を
施した各種の回路方式のスイッチング電源装置が開発さ
れている。
【0004】入力平滑コンデンサをなくしたコンデンサ
・レス方式のスイッチング電源装置の代表的な構成を図
7に示している。同図(A)に示す電源装置では、上記
した図6における入力平滑コンデンサ3を廃止して、ダ
イオードブリッジ2の全波整流出力をトランス5の一次
巻線とトランジスタ4の直列回路に直接印加している。
またトランジスタ4をスイッチング駆動する制御回路9
の構成および動作が図1の装置とは大きく異なる。
・レス方式のスイッチング電源装置の代表的な構成を図
7に示している。同図(A)に示す電源装置では、上記
した図6における入力平滑コンデンサ3を廃止して、ダ
イオードブリッジ2の全波整流出力をトランス5の一次
巻線とトランジスタ4の直列回路に直接印加している。
またトランジスタ4をスイッチング駆動する制御回路9
の構成および動作が図1の装置とは大きく異なる。
【0005】図7(B)に示すように、制御回路9は、
交流入力の全波整流電圧波形に追従してスイッチング駆
動のデューティ比を変化させて入力電流波形を入力電圧
波形に近づける制御手段を有する。つまり、入力電流I
inは電源周波数に同期した間欠パルスではなくて連続的
に流れ、スイッチング周波数のリプルはあるものの、そ
の包絡波形は交流入力電圧波形に近似・同期したほぼ正
弦波になる。したがって力率は0.95以上に高めるこ
とができ、そのため力率改善方式とも呼ばれている。も
ちろん制御回路9は、直流出力電圧Vout と基準電圧V
sとの差に追従してスイッチング駆動のデューティ比を
変化させ、出力電圧Vout を安定化させる制御手段も有
している。
交流入力の全波整流電圧波形に追従してスイッチング駆
動のデューティ比を変化させて入力電流波形を入力電圧
波形に近づける制御手段を有する。つまり、入力電流I
inは電源周波数に同期した間欠パルスではなくて連続的
に流れ、スイッチング周波数のリプルはあるものの、そ
の包絡波形は交流入力電圧波形に近似・同期したほぼ正
弦波になる。したがって力率は0.95以上に高めるこ
とができ、そのため力率改善方式とも呼ばれている。も
ちろん制御回路9は、直流出力電圧Vout と基準電圧V
sとの差に追従してスイッチング駆動のデューティ比を
変化させ、出力電圧Vout を安定化させる制御手段も有
している。
【0006】なお、図7における制御回路9の具体的な
回路構成については、動作メカニズムの異なる各種の方
式が開発されている。また、入力電圧と入力電流に追従
してスイッチング・デューティ比を制御して力率をほと
んど1に近づけることが可能な、アクティブ・フィルタ
方式と呼ばれているスイッチング電源装置も各種開発さ
れている。
回路構成については、動作メカニズムの異なる各種の方
式が開発されている。また、入力電圧と入力電流に追従
してスイッチング・デューティ比を制御して力率をほと
んど1に近づけることが可能な、アクティブ・フィルタ
方式と呼ばれているスイッチング電源装置も各種開発さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スイッチング電源装置
が抱える基本的な課題の1つに効率向上がある。この効
率向上という面で図7に示す改善されたコンデンサ・レ
ス方式のスイッチング電源装置を評価したとき、交流入
力を全波整流するダイオードブリッジ2による電力損失
がめだつ。すなわち、整流用ダイオードの順方向降下電
圧は約1ボルトであり、入力電流は2個のダイオードを
直列に流れるので、約2ボルトの電圧降下がダイオード
ブリッジ2で発生する。従って高効率を追及すると、ダ
イオードブリッジ2の電圧降下による電力損失も無視で
きなくなる(全体の消費電力の約2%になる)。
が抱える基本的な課題の1つに効率向上がある。この効
率向上という面で図7に示す改善されたコンデンサ・レ
ス方式のスイッチング電源装置を評価したとき、交流入
力を全波整流するダイオードブリッジ2による電力損失
がめだつ。すなわち、整流用ダイオードの順方向降下電
圧は約1ボルトであり、入力電流は2個のダイオードを
直列に流れるので、約2ボルトの電圧降下がダイオード
ブリッジ2で発生する。従って高効率を追及すると、ダ
イオードブリッジ2の電圧降下による電力損失も無視で
きなくなる(全体の消費電力の約2%になる)。
【0008】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、全波整流用のダイオードブリッジを廃止してより高
効率のスイッチング電源装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、全波整流用のダイオードブリッジを廃止してより高
効率のスイッチング電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るスイッチング電源装置では、極性
が異なる2つの一次巻線を有するトランスと、このトラ
ンスの2つの一次巻線とそれぞれ直列に共通の交流電源
に接続された2つのスイッチング素子と、前記トランス
の二次巻線の出力を整流して平滑する整流平滑回路と、
前記交流電源の正の半サイクルでは前記2つのスイッチ
ング素子の一方をスイッチング駆動するとともに負の半
サイクルでは他方をスイッチング駆動する制御回路とを
基本構成要素とした。
ために、本発明に係るスイッチング電源装置では、極性
が異なる2つの一次巻線を有するトランスと、このトラ
ンスの2つの一次巻線とそれぞれ直列に共通の交流電源
に接続された2つのスイッチング素子と、前記トランス
の二次巻線の出力を整流して平滑する整流平滑回路と、
前記交流電源の正の半サイクルでは前記2つのスイッチ
ング素子の一方をスイッチング駆動するとともに負の半
サイクルでは他方をスイッチング駆動する制御回路とを
基本構成要素とした。
【0010】ここで制御回路は、交流電源からの入力電
圧波形に追従してスイッチング駆動のデューティ比を変
化させて入力電流波形を入力電圧波形に近づける制御手
段を有したり、また前記整流平滑回路の出力電圧と基準
電圧との差に追従してスイッチング駆動のデューティ比
を変化させて前記出力電圧を安定化させる制御手段を有
する。
圧波形に追従してスイッチング駆動のデューティ比を変
化させて入力電流波形を入力電圧波形に近づける制御手
段を有したり、また前記整流平滑回路の出力電圧と基準
電圧との差に追従してスイッチング駆動のデューティ比
を変化させて前記出力電圧を安定化させる制御手段を有
する。
【0011】
【作用】交流電源の正の半サイクルでは前記トランスの
一方の一次巻線と一方のトランジスタとの直列回路に入
力電流が流れ、負の半サイクルでは前記トランスの他方
の一次巻線と他方のトランジスタとの直列回路に入力電
流が流れる。2つの一次巻線の極性は互いに反対になっ
ているので、トランスの二次巻線には正の半サイクルも
負の半サイクルも同じ極性の出力が発生する。つまり、
正の半サイクルと負の半サイクルで交互に動作する2つ
のトランジスタが整流回路の作用も果している。
一方の一次巻線と一方のトランジスタとの直列回路に入
力電流が流れ、負の半サイクルでは前記トランスの他方
の一次巻線と他方のトランジスタとの直列回路に入力電
流が流れる。2つの一次巻線の極性は互いに反対になっ
ているので、トランスの二次巻線には正の半サイクルも
負の半サイクルも同じ極性の出力が発生する。つまり、
正の半サイクルと負の半サイクルで交互に動作する2つ
のトランジスタが整流回路の作用も果している。
【0012】また、請求項2のように構成した場合に
は、入力電圧が変動すると、それにともないスイッチン
グ駆動のデューティ比が調整される。具体的には入力電
圧が上昇すると、スイッチング素子のオン時間が短くな
るように制御する。これにより、トランスの2時側に出
力される電圧が一定になる。
は、入力電圧が変動すると、それにともないスイッチン
グ駆動のデューティ比が調整される。具体的には入力電
圧が上昇すると、スイッチング素子のオン時間が短くな
るように制御する。これにより、トランスの2時側に出
力される電圧が一定になる。
【0013】さらに請求項3のように構成した場合に
は、負荷電流の変動などにともない出力電圧が変動する
と、その変動分がフィードバックされてスイッチング駆
動のデューティ比が調整される。すなわち、たとえ入力
電圧が一定であったとしても、上記深電流の変動などに
より出力電圧が変動することがであるが、例えば出力電
圧が減少した場合には、スイッチング素子のオン時間を
長くするように制御し、トランスの二次側にあらわれる
電圧値を上昇させ、上記負荷電流の増加にともない出力
電圧の降下を相殺する。これにより、出力電圧の変動が
抑制され、安定駆動される。
は、負荷電流の変動などにともない出力電圧が変動する
と、その変動分がフィードバックされてスイッチング駆
動のデューティ比が調整される。すなわち、たとえ入力
電圧が一定であったとしても、上記深電流の変動などに
より出力電圧が変動することがであるが、例えば出力電
圧が減少した場合には、スイッチング素子のオン時間を
長くするように制御し、トランスの二次側にあらわれる
電圧値を上昇させ、上記負荷電流の増加にともない出力
電圧の降下を相殺する。これにより、出力電圧の変動が
抑制され、安定駆動される。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るスイッチング電源装置の
好適な実施例を添付図面を参照にして詳述する。図1は
本発明の一実施例によるスイッチング電源装置の概略構
成と要部波形を示している。同図に示すように、本実施
例では上記した図7に示す電源装置の回路構成におい
て、全波整流を行うダイオードブリッジ2を省略してい
る。そしてトランス5は極性が互いに反対の2つの一次
巻線5a,5bを有する。一次巻線5aはNPN型トラ
ンジスタ4aと直列に交流電源1に接続し、一次巻線5
bはPNP型トランジスタ4bと直列に同一の交流電源
1に接続している点が異なる。そして、この両トランジ
スタ4a,4bに対し、制御回路9がオン/オフ制御す
るようになっている。
好適な実施例を添付図面を参照にして詳述する。図1は
本発明の一実施例によるスイッチング電源装置の概略構
成と要部波形を示している。同図に示すように、本実施
例では上記した図7に示す電源装置の回路構成におい
て、全波整流を行うダイオードブリッジ2を省略してい
る。そしてトランス5は極性が互いに反対の2つの一次
巻線5a,5bを有する。一次巻線5aはNPN型トラ
ンジスタ4aと直列に交流電源1に接続し、一次巻線5
bはPNP型トランジスタ4bと直列に同一の交流電源
1に接続している点が異なる。そして、この両トランジ
スタ4a,4bに対し、制御回路9がオン/オフ制御す
るようになっている。
【0015】また、上記のように本実施例ではトランジ
スタ4a,4bを2個設けたため、制御回路9の具体的
な機能も異なる。すなわち、交流入力の正の半サイクル
ではトランジスタ4aを高い周波数でスイッチング駆動
して一次巻線5aに入力電流Imを流し、負の半サイク
ルではトランジスタ4bを同じ周波数でスイッチング駆
動して一次巻線5bに入力電流Imを流す。
スタ4a,4bを2個設けたため、制御回路9の具体的
な機能も異なる。すなわち、交流入力の正の半サイクル
ではトランジスタ4aを高い周波数でスイッチング駆動
して一次巻線5aに入力電流Imを流し、負の半サイク
ルではトランジスタ4bを同じ周波数でスイッチング駆
動して一次巻線5bに入力電流Imを流す。
【0016】そして、2の一次巻線5a,5bは、極性
を反転させているため、そこに流れる電流の向きが反転
(一次巻線5aには正の電流が流れ、一次巻線5bには
負の電流が流れる)しても、二次巻線には同一の極性が
発生する。
を反転させているため、そこに流れる電流の向きが反転
(一次巻線5aには正の電流が流れ、一次巻線5bには
負の電流が流れる)しても、二次巻線には同一の極性が
発生する。
【0017】そして、このトランス5の二次巻線の出力
は、従来と同様にダイオード6とコンデンサ7にて整流
平滑され、負荷8に直流出力が供給されるようになって
いる。
は、従来と同様にダイオード6とコンデンサ7にて整流
平滑され、負荷8に直流出力が供給されるようになって
いる。
【0018】次に、上記操作を行うための制御回路9の
具体的な構成について説明する。一例を示すと、図2に
示すような構成をとることができる。すなわち、制御回
路9は、交流電源1の全波整流波形を得るためのダイオ
ードブリッジ91と、交流入力の正の半サイクルと負の
半サイクルを区別する2値信号を得るための極性判定回
路92と、充分に高い周波数の三角波を発生する発振器
93と、発振器93から出力される三角波出力とダイオ
ードブリッジ91から出力される交流入力の全波整流波
形とを比較してトランジスタ4aと4bのスイッチング
駆動信号をつくるコンパレータ96と、極性判定回路9
2の出力が正の半サイクルを示すときにコンパレータ9
6からのスイッチング駆動信号をトランジスタ4aに供
給するゲート97aと、極性判定回路92の出力が負の
半サイクルを示すときにコンパレータ96からのスイッ
チング駆動信号をトランジスタ4bに供給するゲート9
7bとを備えている。
具体的な構成について説明する。一例を示すと、図2に
示すような構成をとることができる。すなわち、制御回
路9は、交流電源1の全波整流波形を得るためのダイオ
ードブリッジ91と、交流入力の正の半サイクルと負の
半サイクルを区別する2値信号を得るための極性判定回
路92と、充分に高い周波数の三角波を発生する発振器
93と、発振器93から出力される三角波出力とダイオ
ードブリッジ91から出力される交流入力の全波整流波
形とを比較してトランジスタ4aと4bのスイッチング
駆動信号をつくるコンパレータ96と、極性判定回路9
2の出力が正の半サイクルを示すときにコンパレータ9
6からのスイッチング駆動信号をトランジスタ4aに供
給するゲート97aと、極性判定回路92の出力が負の
半サイクルを示すときにコンパレータ96からのスイッ
チング駆動信号をトランジスタ4bに供給するゲート9
7bとを備えている。
【0019】つまり制御回路9は、交流電源1からの入
力電圧Vinの波形に追従してスイッチング駆動のデュー
ティ比を変化させて入力電流Iinの波形を入力電圧Vin
の波形に近づける制御手段を有している(Vinが上昇す
ると、V1のオン時間(デューティ比)が短くなり、最
終的に二次巻線側にあらわれる電圧を一定にする)。こ
れにより、コンパレータ96には、図3(A)に示すよ
うに反転入力端子に入力電圧Vinが全波整流された電圧
が入力され、非反転入力端子には発振器93の出力電圧
(三角波)Vosが入力され、そこにおいて両者が比較さ
れるので、コンパレータ96の出力は、発振器出力Vos
が高い時のみHighとなり、それがスイッチング信号V1
となる。
力電圧Vinの波形に追従してスイッチング駆動のデュー
ティ比を変化させて入力電流Iinの波形を入力電圧Vin
の波形に近づける制御手段を有している(Vinが上昇す
ると、V1のオン時間(デューティ比)が短くなり、最
終的に二次巻線側にあらわれる電圧を一定にする)。こ
れにより、コンパレータ96には、図3(A)に示すよ
うに反転入力端子に入力電圧Vinが全波整流された電圧
が入力され、非反転入力端子には発振器93の出力電圧
(三角波)Vosが入力され、そこにおいて両者が比較さ
れるので、コンパレータ96の出力は、発振器出力Vos
が高い時のみHighとなり、それがスイッチング信号V1
となる。
【0020】そして、このスイッチング信号V1は、ゲ
ート97a,97bに与えられるので、例えば極性判定
回路92の判定結果が正(High)の時は、それに接続さ
れるゲート97aの入力端子がHでゲート97bの入力
端子がLとなる。よって、ゲート97aの出力は、スイ
ッチング信号V1と等価となり、スイッチング信号V1
に基いてトランジスタ4aがオン/オフされる。また、
ゲート97bの出力は、スイッチ具信号V1の状態に関
係なくLとなり、トランジスタ4bはオフのままとな
る。一方、極性判定回路92の判定結果が負(Low)の
時は、上記と逆の動作となる。
ート97a,97bに与えられるので、例えば極性判定
回路92の判定結果が正(High)の時は、それに接続さ
れるゲート97aの入力端子がHでゲート97bの入力
端子がLとなる。よって、ゲート97aの出力は、スイ
ッチング信号V1と等価となり、スイッチング信号V1
に基いてトランジスタ4aがオン/オフされる。また、
ゲート97bの出力は、スイッチ具信号V1の状態に関
係なくLとなり、トランジスタ4bはオフのままとな
る。一方、極性判定回路92の判定結果が負(Low)の
時は、上記と逆の動作となる。
【0021】なお言うまでもないが、制御回路9の電圧
波形検出用のダイオードブリッジ91には微小な電流し
か流す必要はなく、主電流が流れる従来のダイオードブ
リッジ2(図6,図7)にような電力損失の問題はまっ
たくない。
波形検出用のダイオードブリッジ91には微小な電流し
か流す必要はなく、主電流が流れる従来のダイオードブ
リッジ2(図6,図7)にような電力損失の問題はまっ
たくない。
【0022】図4は、制御回路9の別の回路構成を示し
ている。この制御回路9は、交流電源1の全波整流波形
を得るためのダイオードブリッジ91と、交流入力の正
の半サイクルと負の半サイクルを区別する2値信号を得
るための極性判定回路92と、充分に高い周波数の三角
波を発生する発振器93と、負荷8に供給される直流出
力電圧Vout と基準電圧Vsとの差を増幅する誤差増幅
器94と、発振器93からの三角波出力から誤差増幅器
94の出力分を差し引く(三角波の基準レベルを変化さ
せる)減算器95と、減算器95から出力される三角波
とダイオードブリッジ91から出力される交流入力の全
波整流波形とを比較してトランジスタ4aと4bのスイ
ッチング駆動信号をつくるコンパレータ96と、極性判
定回路92の出力が正の半サイクルを示すときにコンパ
レータ96からのスイッチング駆動信号をトランジスタ
4aに供給するゲート97aと、極性判定回路92の出
力が負の半サイクルを示すときにコンパレータ96から
のスイッチング駆動信号をトランジスタ4bに供給する
ゲート97bとを備えている。
ている。この制御回路9は、交流電源1の全波整流波形
を得るためのダイオードブリッジ91と、交流入力の正
の半サイクルと負の半サイクルを区別する2値信号を得
るための極性判定回路92と、充分に高い周波数の三角
波を発生する発振器93と、負荷8に供給される直流出
力電圧Vout と基準電圧Vsとの差を増幅する誤差増幅
器94と、発振器93からの三角波出力から誤差増幅器
94の出力分を差し引く(三角波の基準レベルを変化さ
せる)減算器95と、減算器95から出力される三角波
とダイオードブリッジ91から出力される交流入力の全
波整流波形とを比較してトランジスタ4aと4bのスイ
ッチング駆動信号をつくるコンパレータ96と、極性判
定回路92の出力が正の半サイクルを示すときにコンパ
レータ96からのスイッチング駆動信号をトランジスタ
4aに供給するゲート97aと、極性判定回路92の出
力が負の半サイクルを示すときにコンパレータ96から
のスイッチング駆動信号をトランジスタ4bに供給する
ゲート97bとを備えている。
【0023】つまり制御回路9は、上記した図2に示す
交流電源1からの入力電圧Vinの波形に追従してスイッ
チング駆動のデューティ比を変化させて入力電流Iinの
波形を入力電圧Vinの波形に近づける制御手段に加え、
整流平滑回路(ダイオード6とコンデンサ7)の出力電
圧Vout と基準電圧Vsとの差に追従してスイッチング
駆動のデューティ比を変化させて出力電圧Vout を安定
化させる制御手段を有し、より安定した駆動を行うよう
になっている。
交流電源1からの入力電圧Vinの波形に追従してスイッ
チング駆動のデューティ比を変化させて入力電流Iinの
波形を入力電圧Vinの波形に近づける制御手段に加え、
整流平滑回路(ダイオード6とコンデンサ7)の出力電
圧Vout と基準電圧Vsとの差に追従してスイッチング
駆動のデューティ比を変化させて出力電圧Vout を安定
化させる制御手段を有し、より安定した駆動を行うよう
になっている。
【0024】すなわち、仮に負荷電流が大きくなり、出
力電圧Vout が低下すると、誤差増幅器94にて基準電
圧Vs と比較され、Vs よりも小さくなると誤差増幅器
94の出力Ve は負になる。すると、図5(A)に示す
ように、減算器95にて発振器93の出力Vosから負の
出力電圧Ve を引くことにより結局減算器95の出力V
os′は、発振器93の出力Vosよりも高くなる。従っ
て、たとえ入力電圧Vinが同じであっても、三角波Vo
s′が入力電圧Vinよりも大きくなる機関が長くなるの
で、同図(B)に示すように、スイッチング信号V1の
デューティ比が長くなる(同図中破線で示す)。よっ
て、トランス5の二次側にあらわれる、出力電圧Vout
が上昇し(負荷電流の増加に伴う電圧降下分だけ上
昇)、所望の電圧値を保つ。尚、逆の場合には、上記と
反対の動作が行われ、やはり、出力電圧Vout の電圧変
動が抑えられる。
力電圧Vout が低下すると、誤差増幅器94にて基準電
圧Vs と比較され、Vs よりも小さくなると誤差増幅器
94の出力Ve は負になる。すると、図5(A)に示す
ように、減算器95にて発振器93の出力Vosから負の
出力電圧Ve を引くことにより結局減算器95の出力V
os′は、発振器93の出力Vosよりも高くなる。従っ
て、たとえ入力電圧Vinが同じであっても、三角波Vo
s′が入力電圧Vinよりも大きくなる機関が長くなるの
で、同図(B)に示すように、スイッチング信号V1の
デューティ比が長くなる(同図中破線で示す)。よっ
て、トランス5の二次側にあらわれる、出力電圧Vout
が上昇し(負荷電流の増加に伴う電圧降下分だけ上
昇)、所望の電圧値を保つ。尚、逆の場合には、上記と
反対の動作が行われ、やはり、出力電圧Vout の電圧変
動が抑えられる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るスイッチン
グ電源装置では、交流入力の正の半サイクルと負の半サ
イクルで交互にスイッチング駆動される2つのトランジ
スタが整流回路の役割も果しているので、従来不可欠で
あった交流入力を全波整流するためのダイオードブリッ
ジを完全になくすことができる。したがって、整流ダイ
オードの順方向降下電圧による電力損失がなくなり、従
来より効率の高いスイッチング電源装置を実現できる。
効率が向上すると、その分だけ装置の発熱が減り、した
がって装置全体を小型に構成できるし、これを応用装置
に組込む際の実装構造や放熱対策が簡単になる。
グ電源装置では、交流入力の正の半サイクルと負の半サ
イクルで交互にスイッチング駆動される2つのトランジ
スタが整流回路の役割も果しているので、従来不可欠で
あった交流入力を全波整流するためのダイオードブリッ
ジを完全になくすことができる。したがって、整流ダイ
オードの順方向降下電圧による電力損失がなくなり、従
来より効率の高いスイッチング電源装置を実現できる。
効率が向上すると、その分だけ装置の発熱が減り、した
がって装置全体を小型に構成できるし、これを応用装置
に組込む際の実装構造や放熱対策が簡単になる。
【0026】また、請求項2のように構成すると、入力
電圧が変動してもそれに追従してスイッチング素子のオ
ン時間を制御することにより、出力電圧が一定に保たれ
る。さらに請求項3のように構成すると、負荷電流の変
動などにともない出力電圧が変動しようとしたも、その
出力電圧の変動がフィードバックされてその変動分に応
じてスイッチング素子のオン時間が変更され、出力電圧
の変動がより確実に抑制される。
電圧が変動してもそれに追従してスイッチング素子のオ
ン時間を制御することにより、出力電圧が一定に保たれ
る。さらに請求項3のように構成すると、負荷電流の変
動などにともない出力電圧が変動しようとしたも、その
出力電圧の変動がフィードバックされてその変動分に応
じてスイッチング素子のオン時間が変更され、出力電圧
の変動がより確実に抑制される。
【図1】本発明の一実施例によるスイッチング電源装置
の構成と要部波形を示す図である。
の構成と要部波形を示す図である。
【図2】同上実施例装置における制御回路の具体的な構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図3】図2に示す回路の動作を説明する図である。
【図4】制御回路の別の構成例を示す図である。
【図5】図2に示す回路の動作を説明する図である。
【図6】従来のコンデンサ入力型のスイッチング電源装
置の構成と要部波形を示す図である。
置の構成と要部波形を示す図である。
【図7】従来のコンデンサ・レス方式のスイッチング電
源装置の構成と要部波形を示す図である。
源装置の構成と要部波形を示す図である。
1 交流電源 4a,4b トランジスタ(スイッチング素子) 5 トランス 5a,5b 一次巻線 6 ダイオード 7 コンデンサ 8 負荷 9 制御回路 91 電圧波形検出用ダイオードブリッジ 92 極性判定回路 93 発振器 94 誤差増幅器 95 減算器 96 コンパレータ 97a,97b ゲート
Claims (3)
- 【請求項1】 極性が異なる2つの一次巻線を有するト
ランスと、 このトランスの2つの一次巻線とそれぞれ直列に共通の
交流電源に接続された2つのスイッチング素子と、 前記トランスの二次巻線の出力を整流して平滑する整流
平滑回路と、 前記交流電源の正の半サイクルでは前記2つのスイッチ
ング素子の一方をスイッチング駆動するとともに負の半
サイクルでは他方をスイッチング駆動する制御回路とを
備えたことを特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記交流電源からの入
力電圧波形に追従してスイッチング駆動のデューティ比
を変化させて入力電流波形を入力電圧波形に近づける制
御手段を有することを特徴とする請求項1に記載のスイ
ッチング電源装置。 - 【請求項3】 前記制御回路は、前記整流平滑回路の出
力電圧と基準電圧との差に追従してスイッチング駆動の
デューティ比を変化させて前記出力電圧を安定化させる
制御手段を有することを特徴とする請求項1または請求
項2に記載のスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33366094A JPH08172775A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33366094A JPH08172775A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08172775A true JPH08172775A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18268548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33366094A Pending JPH08172775A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08172775A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010027492A1 (de) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | Ecpe Engineering Center For Power Electronics Gmbh | Spannungswandler |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP33366094A patent/JPH08172775A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010027492A1 (de) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | Ecpe Engineering Center For Power Electronics Gmbh | Spannungswandler |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2767781B2 (ja) | Ac−dcコンバータ | |
| JPH09205766A (ja) | 力率補償回路 | |
| EP1261119A2 (en) | Power factor corrector with efficient ripple attenuator | |
| JPH07177745A (ja) | スイッチングレギュレータ | |
| JPH07115774A (ja) | 電源装置 | |
| US11258353B2 (en) | Power converter | |
| JP3517849B2 (ja) | 直流電源装置 | |
| JPS6253178A (ja) | インバ−タ回路の電源装置 | |
| US20050243492A1 (en) | Power supply circuit and electronic device | |
| CN110754032B (zh) | 交流-直流转换 | |
| JPH07222448A (ja) | Ac−dcコンバータ | |
| JPH1132480A (ja) | スイッチング型直流電源装置 | |
| JPH01157270A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH0674088U (ja) | 電源装置 | |
| JPH118974A (ja) | 並列運転スイッチング電源装置 | |
| JP2001086737A (ja) | 電源装置 | |
| JP3227637B2 (ja) | 電源回路 | |
| JP2000197351A (ja) | 力率改善型電源装置 | |
| JP2591056Y2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP2605664Y2 (ja) | プッシュプル型dc−dcコンバータ | |
| JP2936561B2 (ja) | 直流コンバータ装置 | |
| JPH05336747A (ja) | スイッチング電源 | |
| JPH0638524A (ja) | Dc−dcコンバータ | |
| JPH05300734A (ja) | スイッチングレギュレータ | |
| JPH07312871A (ja) | 直流電源装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011106 |