JPH08172907A - 接ぎ木用苗の切断方法及びその装置 - Google Patents

接ぎ木用苗の切断方法及びその装置

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JPH08172907A
JPH08172907A JP6324818A JP32481894A JPH08172907A JP H08172907 A JPH08172907 A JP H08172907A JP 6324818 A JP6324818 A JP 6324818A JP 32481894 A JP32481894 A JP 32481894A JP H08172907 A JPH08172907 A JP H08172907A
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Atsuo Yasuda
敦夫 安田
Kiyoshi Uchida
潔 内田
Sadao Takeno
節生 武野
Hisaya Yamada
久也 山田
Masanao Kamiyama
正直 上山
Yoshinori Abe
芳則 安部
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Showa Seiki Kogyo KK
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Showa Seiki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】苗の接ぎ木に際して、苗1の茎1aを斜めに切
断することを、接ぎ木の活着率の低下を招来することな
く、能率良く行う。 【構成】 苗1の茎1aに対して、高圧水流を、当該高
圧水流によって茎を切断するように噴射するようにした
ノズル体11を、当該ノズル体から噴出する高圧水流の
軸線11aを茎1aの軸線と略直角にした状態で、高圧
水流の軸線と略直角の方向に前記茎の軸線に対して適宜
角度θだけ斜めに傾斜して茎1aを横断するように移動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜等における苗を接
ぎ木する場合において、その苗における茎を斜めに切断
するための方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、野菜等における苗の接ぎ木は、
接ぎ木苗及び台木苗を、その各々における茎を軸線に対
して斜めに切断したのち、その切断面を合わせて、その
状態にクリップ等の苗挟持体にて固定すると言う方法に
て行うものである。この場合において、従来のものは、
例えば、特開平3−61429号公報等に記載されてい
るように、前記苗の茎を、刃物を使用して、その軸線に
対して斜めに切断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、刃物を使用し
ての切断に際しては、刃物の刃を損傷し易いばかりか、
刃の切れが低下し易く、刃が損傷するか、刃の切れが低
下すると、茎の切断面が粗くなって、接ぎ木の活着率が
非常に低下することになるから、前記刃物を短い時間で
頻繁に交換するようにしなければならず、それだけ作業
能力が低いのであり、しかも、刃物の表面に付着する異
物が、茎の切断面に付着したり、茎の切断面が乾燥した
りするので、接ぎ木の活着率が低いと言う問題があっ
た。
【0004】本発明は、これらの問題を解消した切断方
法と、その装置とを提供することを技術的課題とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明の切断方法は、「苗の茎に対して、高圧水
流を、当該高圧水流によって茎を切断するように噴射す
るようにしたノズル体を、当該ノズル体から噴出する高
圧水流の軸線を茎の軸線と略直角にした状態で、高圧水
流の軸線と略直角の方向に前記茎の軸線に対して斜めに
傾斜して茎を横断するように移動する。」ことを特徴と
するものである。
【0006】また、本発明の切断装置は、「苗の茎に対
して高圧水流を噴出するためのノズル体を、当該ノズル
体から噴出する高圧水流の軸線を茎の軸線と略直角にし
て配設し、このノズル体を、当該ノズル体から噴出する
高圧水流の軸線と略直角の方向に前記茎の軸線に対して
斜めに傾斜する方向に往復動するようにした往復動機構
に装着する。」と言う構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】このように、本発明は、苗の茎
を、これにノズル体から噴出する高圧水流を吹き付ける
ことによって切断するものであって、その切断に際し
て、前記従来のように刃物を頻繁に交換することを必要
としないから、作業能率を大幅に向上できるのであり、
しかも、茎の切断面に異物が付着することを回避するこ
とができると共に、茎の切断面が乾燥した状態になるこ
とを回避できるから、接ぎ木の活着率を、苗の茎を切断
刃にて切断する場合よりも大幅に向上できるのである。
【0008】ところで、苗の茎を、ノズル体から噴出す
る高圧水流によって斜めに切断するに際しては、ノズル
体を、当該ノズル体から噴出する高圧水流の軸線を茎の
軸線に対して斜めに傾斜した状態で、高圧水流の軸線と
直角の方向に移動することが考えられる。しかし、この
方法では、高圧水流による茎の切断方向が、切断面にお
ける楕円に対して長軸方向になって、当該高圧水流によ
る茎の切断長さが長くなることに加えて、茎の繊維を斜
めに切断しなければならないから、ノズル体に供給する
水の圧力を著しく高くしなければならないばかりか、茎
の切断面が粗くなることにより、活着率が低下すること
になる。
【0009】これに対して、本発明は、ノズル体を、当
該ノズル体から噴出する高圧水流の軸線を茎の軸線と略
直角にした状態で、高圧水流の軸線と略直角の方向に前
記茎の軸線に対して斜めに傾斜して茎を横断するように
移動するもので、これにより、高圧水流による茎の切断
方向が、切断面における楕円に対して短軸方向になり、
当該高圧水流による茎の切断長さを、茎の直径以下にす
ることができると共に、茎の繊維を直角に切断すること
ができるから、ノズル体に供給する水の圧力を下げるこ
とができるばかりか、茎の切断面が粗くなることを防止
できて、接ぎ木の活着率を確実にアップできるのであ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面について説明
する。図1〜図4は、第1の実施例を示す。この図にお
いて、符号1は、ベルト等のように移送体2又は載置台
の上面に、適宜間隔で一列状に並べて搭載した苗を示
し、この苗列の側方に配設したフレーム部材3には、左
右一対のガイド部材5によってガイドされる前後動ヘッ
ド4が、前記苗列に向かって前後動自在に設けられ、こ
の前後動ヘッド4を、当該前後動ヘッド4と前記フレー
ム部材3との間に設けた前後動用シリンダ6によって前
後動するように構成する。
【0011】また、前記前後動ヘッド4には、同じく左
右一対のガイド部材8によってガイドされる中空状の上
下動ヘッド7が、上下動自在に設けられ、この上下動ヘ
ッド7を、当該上下動ヘッド7と前記前後動ヘッド4と
の間に設けた上下動用シリンダ9によって上下動するよ
うに構成して、この上下動ヘッド7内に、図示しない高
圧ポンプからの高圧水を、ホース10を介して供給す
る。
【0012】そして、前記上下動ヘッド7の前面には、
高圧水流を前記苗1における茎1aに対してその軸線と
略直角の方向に噴出するようにしたノズル体11を、前
記苗1の箇所ごとに設ける一方、前記上下動ヘッド7に
おける両ガイド部材8の軸線8aを、鉛直線12に対し
て適宜角度θだけ傾斜することにより、前記各ノズル体
11を、当該ノズル体11から噴出する高圧水流の軸線
11aを前記苗1における茎1aの軸線と略直角にした
状態で、高圧水流の軸線11aと略直角の方向に前記茎
1aの軸線に対して適宜角度θだけ斜めに傾斜する方向
に移動するように構成する。
【0013】この構成において、前記前後動ヘッド4及
び上下動ヘッド7を、前後動用シリンダ6によって、苗
列に向かって前進動したのち、前記上下動ヘッド7を、
上下動用シリンダ9によって、下降動することにより、
この上下動ヘッド7の前面に設けた各ノズル体11は、
当該ノズル体11から噴出する高圧水流の軸線11aが
茎1aの軸線と略直角になった状態で、高圧水流の軸線
11aと略直角の方向に、図4に示すように、前記茎1
aの軸線に対して適宜角度θだけだけ斜めに傾斜して茎
1aを横断するように移動することになるから、前記各
苗1における茎1aを、各ノズル体11から噴出する高
圧水流によって、斜めに切断することができるのであ
る。
【0014】なお、この切断に際して、苗1における茎
1aを、その切断部を挟む両側において、クランプ1
3,14にてクランプしておくことは言うまでもない。
また、前記上下動ヘッド7と反対側の部位には、当該上
下動ヘッド7に取付けた各ノズル体11からの高圧水流
が当たり、この高圧水流を下向きに方向変換するための
そらせ部材19が配設されている。
【0015】ところで、苗1の茎1aを、ノズル体11
から噴出する高圧水流によって斜めに切断するに際して
は、ノズル体11を、図5に示すように、当該ノズル体
11から噴出する高圧水流の軸線11aを茎1aの軸線
に対して適宜角度θだけ斜めに傾斜した状態で、高圧水
流の軸線と直角の方向、つまり、図5において紙面の直
角の方向に移動するように構成した場合には、高圧水流
による茎1aの切断方向が、切断面における楕円に対し
て長軸方向になって、当該高圧水流による茎の切断長さ
が長くなることに加えて、茎の繊維を斜めに切断しなけ
ればならないから、ノズル体に供給する水の圧力を著し
く高くしなければならないばかりか、茎の切断面が粗く
なる。
【0016】これに対して、本発明は、前記したよう
に、各ノズル体11を、当該ノズル体11から噴出する
高圧水流の軸線11aを茎1aの軸線と略直角にした状
態で、高圧水流の軸線11aと略直角の方向に前記茎1
aの軸線に対して適宜角度θだけ斜めに傾斜して茎1a
を横断するように移動するものであることにより、高圧
水流による茎1aの切断方向が、切断面における楕円に
対して短軸方向になり、当該高圧水流による茎1aの切
断長さを、茎1aの直径D以下にすることができると共
に、茎1aの繊維を直角に切断することができるから、
各ノズル体11に供給する水の圧力を下げることができ
るばかりか、茎1aの切断面が粗くなることを防止でき
るのである。
【0017】次に、図6〜図8は、第2の実施例を示
す。この第2の実施例は、高圧水流を噴出するノズル体
11′を、基端を回転軸15に固着したアーム部材16
の先端部に、当該ノズル体11′から噴出する高圧水流
の軸線11a′が苗1における茎1aに対して略直角に
なるようにして取付けたものである。
【0018】このように構成することにより、前記ノズ
ル体11′を、前記回転軸15の回転により当該回転軸
15の中心とする半径Rの円弧に沿って往復動すること
により、高圧水流の軸線11aと略直角の方向に前記茎
1aの軸線に対して適宜角度θだけ斜めに傾斜して茎1
aを横断するように移動することができるから、前記第
1の実施例の場合と同様に、苗1の茎1aを、比較的低
い圧力の高圧水流によって、切断面を粗くすることな
く、確実に斜めに切断することができるのである。
【0019】なお、この第2の実施例の場合、苗1にお
ける茎1aの先端部を受けローラ17等の受け部材にて
支持する一方、アーム部材16の先端部に、ノズル体1
1′に対して先行する押さえローラ18等の押さえ部材
を取付けて、この押さえ部ローラ18等の押さえ部材に
て、苗1における一方の葉1bを、他方の葉1cの方向
に押さえた状態で、当該一方の葉1bの付け根部におい
て茎1aを斜めに切断するものである。
【0020】これに対して、前記第1の実施例による
と、苗1の茎1aを斜めに切断することを、複数個の苗
について同時に行うものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視断面図である。
【図4】本発明の切断方法を示す拡大図である。
【図5】本発明に至る以前の切断方法を示す拡大図であ
る。
【図6】本発明における第2の実施例を示す斜視図であ
る。
【図7】図6のVII −VII 視側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII視断面図である。
【符号の説明】 1 苗 1a 苗の茎 3 フレーム部材 4 前後動ヘッド 7 上下動ヘッド 11,11′ ノズル体 11a,11a′ 高圧水流の軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武野 節生 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 山田 久也 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 上山 正直 尼崎市塚口本町5丁目3番1号 昭和精機 工業株式会社内 (72)発明者 安部 芳則 尼崎市塚口本町5丁目3番1号 昭和精機 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗の茎に対して、高圧水流を、当該高圧水
    流によって茎を切断するように噴射するようにしたノズ
    ル体を、当該ノズル体から噴出する高圧水流の軸線を茎
    の軸線と略直角にした状態で、高圧水流の軸線と略直角
    の方向に前記茎の軸線に対して斜めに傾斜して茎を横断
    するように移動することを特徴とする接ぎ木用苗の切断
    方法。
  2. 【請求項2】苗の茎に対して高圧水流を噴出するための
    ノズル体を、当該ノズル体から噴出する高圧水流の軸線
    を茎の軸線と略直角にして配設し、このノズル体を、当
    該ノズル体から噴出する高圧水流の軸線と略直角の方向
    に前記茎の軸線に対して斜めに傾斜する方向に往復動す
    るようにした往復動機構に装着したことを特徴とする接
    ぎ木用苗の切断装置。
JP32481894A 1994-12-27 1994-12-27 接ぎ木用苗の切断方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3415306B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013804A1 (en) * 2005-07-26 2007-02-01 Graftomatic V.O.F. Method and device for grafting plants
JP2011135801A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Iseki & Co Ltd 接木苗処理用切断装置
CN111373941A (zh) * 2020-04-13 2020-07-07 濮阳市林业科学院 一种改进的舌接嫁接方法
CN119522747A (zh) * 2024-12-26 2025-02-28 云南盛节农牧开发有限公司 一种绣球育苗插穗底端斜面修剪装置

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