JPH08173255A - シンク用キャビネット及びこれを備えた流し台 - Google Patents

シンク用キャビネット及びこれを備えた流し台

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JPH08173255A
JPH08173255A JP6317966A JP31796694A JPH08173255A JP H08173255 A JPH08173255 A JP H08173255A JP 6317966 A JP6317966 A JP 6317966A JP 31796694 A JP31796694 A JP 31796694A JP H08173255 A JPH08173255 A JP H08173255A
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JP
Japan
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cabinet
sink
back plate
space
plate
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JP6317966A
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Haruyuki Sato
治之 佐藤
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水及び排水用の配管のためのスペースによ
る影響を受けることなくシンク及びキャビネットの良好
な使い勝手が得られるシンク用キャビネット及びこれを
組み込んだ流し台提供すること。 【構成】 上部にシンクを有するシンク用キャビネット
において、キャビネット下方の裏板側の端部に収納部と
仕切られた空間を形成し、この空間を配管用スペースと
する。配管用のスペースを区画する部材がシンクの下端
よりも下側のレベルとなるように構成することによっ
て、キャビネットの背部側までを含む大きさのシンクを
組み込むめるようにし、大きなシンクのキャビネットへ
の組み込みを可能とする。また、通常のタイプのフロア
キャビネットを壁から離して配列して前面をシンク用キ
ャビネットに合わせ、これらのキャビネットにカウンタ
ーを配置することで調理空間も含めて流し台として使え
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばシステムキッ
チン等に一体に組み込むキャビネットに係り、特に背面
側に設ける配管用スペースの影響を排除してシンクを広
く活用できるようにしたシンク用キャビネット及びこれ
を組み込んだ流し台に関する。
【0002】
【従来の技術】シンク用のキャビネットは、これに隣接
して配列する各種のキャビネットと同様に、引き出しや
扉等を用いて内部を収納用として利用すると共に上端に
はカウンターを利用して固定するシンクを備えたものが
その基本的な構成である。
【0003】このシンク用のキャビネットでは、シンク
周りの水栓への給水及びシンクからの排水のための配管
がそれぞれ設けられる。そしてこれらの配管はいずれも
キャビネットの奥側であって建屋の壁に設けた給水配管
と排水配管にそれぞれ接続される。
【0004】このような給水及び排水配管を組み込むた
め、たとえば特開昭62−172991号公報や実開平
2−134040号公報に記載のように、キャビネット
の裏板と建屋の壁との間に空間を持たせた配置とし、こ
の空間を配管用のスペースとして利用する構成としたも
のがある。そして、このような配管用のスペースを持た
せることによって、たとえば新規にシステムキッチンを
設置するような場合であっても、配管のリフォーム作業
も容易に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先の公報に
記載のもののように、床面からカウンターの下面までの
間に配管用のスペースを持たせるものでは、カウンター
の下面に当たる裏板は建屋の壁よりも随分と前側に位置
することになる。このため、キャビネットの奥行きの長
さは、壁までには至らずに短くなってしまい、キャビネ
ット内の収納容積が小さくなるという影響を受ける。
【0006】また、壁よりも配管用のスペース分だけ前
側に裏板が位置することから、カウンターから下に凹む
ように組み込むシンクは、この裏板との干渉を避けるた
えに裏板よりも更に前側に位置させることが必要にな
る。このため、シンクの奥行き寸法も制限を受けること
になり、たとえば換気フードのフィルタや大きな中華鍋
等を洗う作業には不便さを感じる。
【0007】このようなシンクの奥行き方向の大きさの
制約に対して、シンクの間口方向を長くして内容量を確
保することもできる。しかしながら、たとえば集合住宅
等のようにキッチンの間口を十分に長くとれないような
据付け条件が多いという現状からすると、間口方向の拡
大のみでシンクの使い勝手を向上させようとすることに
は困難性が伴う。
【0008】このように、従来のシンク用キャビネット
では、配管用のスペースをカウンターの真下までの壁側
の空間に設けるので、シンクの機能やキャビネットの収
納量に好ましくない影響を与えている。
【0009】本発明において解決すべき課題は、給水及
び排水用の配管のためのスペースによる影響を受けるこ
となくシンク及びキャビネットの良好な使い勝手が得ら
れるシンク用キャビネットの提供と、このキャビネット
を有効に活用した流し台を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部にシンク
を有するシンク用キャビネットであって、キャビネット
下方の裏板側の端部に収納部と仕切られた空間を形成
し、該空間を配管用スペースとしてなることを特徴とす
る。
【0011】この場合、キャビネットの裏板を、キャビ
ネットの後端に設ける第1裏板と、前側に位置をずらし
た第2裏板と、第1裏板と第2裏板とを連結する連結板
とで構成することによって、配管用のスペースを形成す
ることができる。
【0012】この第1,第2裏板及び連結板を備えると
きには、連結板の後端縁を第1裏板の下端に連結固定
し、連結板の前端縁を第2裏板の上端に連結固定したも
のとすることができる。また、第2裏板を、第1裏板の
下端よりも上方に延出させたものとしてもよく、シンク
からの排水管を連結板を貫通配管した構成とすることも
でき、第2裏板の前面に配管の点検用窓を設けてもよ
い。
【0013】更に、キャビネットの裏板をキャビネット
上端から空間までの高さとし且つ底板をキャビネット前
端から空間までの奥行きとして、裏板と底板との間を配
管スペースとなし、この配管スペースを、上板と前板と
からなる略L字状断面のカバーで覆い、このカバーをキ
ャビネットから着脱自在とした構成としてもよい。
【0014】また、キャビネットの前端から裏板までの
奥行き寸法が異なる2種類のハーフキャビネットを備
え、奥行き寸法が短いほうのハーフキャビネットを下側
配置とすると共に奥行き寸法が長いほうのハーフキャビ
ネットを上側配置としてキャビネット本体を形成し、下
側配置のハーフキャビネットの裏板の後方を配管用スペ
ースとすることもでき、下側のハーフキャビネットの背
板には配管点検用窓を設けた構成としてもよい。
【0015】更に、以上のような構成を持つシンク用キ
ャビネットと、これよりも奥行き寸法が短く且つ背板を
ほぼ垂直姿勢として配置したフロアキャビネットとの組
合せの流し台とすることもでき、この場合には、フロア
キャビネットを建屋の壁から離して配置すると共に、シ
ンク用キャビネット及びフロアキャビネットの上に、壁
に沿う奥行き寸法を持つ共通のカウンターを配置した構
成とすることができる。
【0016】
【作用】配管用のスペースをキャビネットの背部側であ
ってカウンターとの間に距離を置いた部分に設けるの
で、この距離の分だけカウンターの下面は開放した空間
として形成される。このため、カウンターに組み込むシ
ンクは、カウンターの奥側までも含む部分までの大きさ
のものとすることができ、従来のようにキャビネットの
背部全体を配管用のスペースとしていたのに比べると、
大きなシンクを備えることができる。
【0017】配管用のスペースを形成するには、第1裏
板と第2裏板及び連結板による階段状の断面とするだけ
でよく、一般仕様の一枚物の背板を持つキャビネットに
比べても構造が複雑化することはない。また、連結板を
第1裏板及び第2裏板に一体に固定すると連結板の上面
を棚板として利用でき、第2裏板を上に延ばしたものと
すればこの部分によっても配管を隠すことができ、更に
排水管を連結板に貫通させる構成とすれば配管も簡単に
なり、第2裏板に点検用窓を備えることによって配管の
点検も容易に行える。そして更に、第1裏板,第2裏板
及び連結板を金属又はプラスチックによって一体成型し
たものとすれば、製造工程が簡略化され部品点数も削減
される。
【0018】また、L字状断面のカバーをキャビネット
に組み込むものでは、キャビネット自身の構造が簡単に
なり、現場でカバーを差し込むことによる一体化によっ
て簡単な施工が可能となる。
【0019】更に、奥行き寸法が異なるハーフキャビネ
ットの二段重ねによって配管スペースを設けるもので
は、シンク用キャビネット自身を分割したものとするこ
とができ、向上出荷からの現場への搬入の際の取り扱い
が簡単になる。
【0020】そして更に、シンク用キャビネットとフロ
アキャビネットとの組合せとし、これらのキャビネット
に共通のカウンターを載せるようにした流し台では、シ
ンク部分のみが配管スペースのための構成を持つものと
すればよく、その他のフロアキャビネット部分は従来の
仕様のものがそのまま適用した設備として使うことがで
きる。
【0021】
【実施例】図1は本発明のシンク用キャビネットを備え
たシステムキッチンの一例を示す図である。
【0022】図において、フロアキャビネット列50が
床に設置され、その上方の壁60にはウォールキャビネ
ット51を配置している。これらのフロアキャビネット
列50及びウォールキャビネット51は、従来のものと
同様に引き出し又は扉を前面に備えてその内部を食器や
厨房備品の収納部としたものであり、フロアキャビネッ
ト列50の上面にはカウンター1を配置している。
【0023】正面から見てカウンター1の左端側にはレ
ンジ52を組み込まれ、右端側にはフロアキャビネット
列50の一部として構成されたシンク用キャビネット2
が配置されている。このシンク用キャビネット2はアン
ダーカウンター式のシンク3を備え、給水・給湯のため
の水栓4を設けたものであり、引き出し2a及び扉2b
を前面に備えている。
【0024】図2はシンク用キャビネット2の要部を示
す概略縦断面図、図3は内部を開放して示す概略正面図
である。
【0025】シンク用キャビネット2は、左右の側板2
c,2d及び底板2eを備え、背部には第1裏板5a,
第2裏板5b及び連結板5cを設けたものである。底板
2eは図2から明らかなように、側板2cの背部端より
も前側にその後端縁が位置するような奥行き寸法であ
る。
【0026】第1裏板5aは、カウンター1の背部端か
ら下に伸びシンク3の底面よりも少し下方にその下端が
位置する縦方向の長さをを持つ。また、第2裏板5bは
底板2eの後端縁から垂直に立ち上がり、第1裏板5a
の下端とほぼ等しい高さに上端のレベルがくる縦方向の
長さとする。そして、連結板5cは第1裏板5aの下端
及び第2裏板5bの上端をビス等の適切な手段によって
接続し、これらの第1,第2裏板5a,5b及び連結板
5cによってシンク用キャビネット2の裏面側が区画さ
れる。
【0027】シンク3は第1裏板5aと連結板5cによ
って区画された部分にカウンター1から落とし込まれ
る。このとき、カウンター1の直ぐ下はシンク用キャビ
ネット2の前面から背面までの間が空間として形成され
ているので、シンク3はカウンター1の奥行き方向の全
体に亘る長さに相当する大きさとすることができる。
【0028】シンク3のリム部分から立ち上げた水栓4
には、壁60の建屋側配管61を供給配管62によって
接続し、この供給配管62には止水栓63及び逆止弁6
4等を組み込む。建屋側配管61は第2裏板5bと連結
板5cとによって形成される壁60との間の空間に位置
するようにし、止水栓63や逆止弁も64も同様にこの
空間に含まれるように配管する。
【0029】なお、シンク3には排水管を接続して建屋
の床側に設けた排水路にこれを連結する設備とするが、
この排水管についても後述する例で述べるように第2裏
板5bの背面側に位置させた配管とすることができる。
【0030】このように、建屋側配管61から供給配管
62を経由する配管は、シンク用キャビネット2の背部
においてカウンター1の下方であってシンク3よりも低
いレベルの空間の中に配置される。このため、シンク3
は先に説明したように、カウンター1の奥行き寸法の全
体を利用した範囲の大きさとすることができ、背部側を
配管スペースとするものでってもこれと干渉することな
くシンク3を組み込むことができる。したがって、従来
では背部側の配管スペースの奥行き寸法に相当する分だ
けシンクを小さくする必要があったのに対し、シンク3
の奥行き寸法を十分に大きくした設備として使うことが
できる。
【0031】図4は別の例を示すシンク用キャビネット
2の概略縦断面図である。
【0032】この例は、先の例では3個の部材の組合せ
によってシンク用キャビネット2の背板部を構成してい
るのに対し、これを1枚物の裏板材6に変更したもので
ある。
【0033】裏板材6は、ステンレス板また合成樹脂シ
ート等を素材としたものであり、カウンター1の後端部
から真っ直ぐに下に延びて前側に水平に突き出る段部を
形成し、更にこの段部から底板2eの後端縁に至る断面
形状を持つ。
【0034】この例においても、配管用のスペースはカ
ウンター1の真下を除いた部分に設けられることから、
シンク3をカウンター1の奥行きの全体に亘る大きさの
ものとして組み込むことができる。そして、裏板材5を
一体物として形成するので、第1,第2裏板5a,5b
及び連結板5cの組合せとした場合よりも、構造が簡単
で部品点数の削減される。
【0035】更に、図5はキャビネットを上下に分割し
て配管用のスペースを持たせるようにした概略縦断面図
である。
【0036】図において、シンク用キャビネットは、床
に設置する下段ハーフキャビネット7とその上に載せて
固定する上段ハーフキャビネット8との組合せによって
構成され、上段ハーフキャビネット8には先の例と同様
にシンク3付きのカウンター1を載せて固定している。
【0037】下段ハーフキャビネット7は、前面に扉7
a及び左右に一対の側板7bを備えると共に、上段ハー
フキャビネット8の奥行き寸法よりも短い底板7cを設
け、更に裏面に背板7dを備えたものである。また、上
段ハーフキャビネット8も同様に一対の側板8a及び前
面には幕板8bをそれぞれ備え、カウンター1の後端ま
で延ばした底板8cを設けてその背部に裏板8dを備え
ている。
【0038】下段ハーフキャビネット7の上に上段ハー
フキャビネット8を載せると、図示のように、背板7d
と壁60との間に先の例と同様に空間ができ、この空間
を利用して建屋側配管61から水栓4までの配管を組み
込むことができる。そして、この例においても、カウン
ター1の奥行きのほぼ全体に亘る範囲にシンク3を設け
ることができ、配管による干渉を伴うことなく大型のシ
ンク3を使うことができる。また、下段及び上段ハーフ
キャビネット7,8に分割したことにより、向上出荷か
ら現場への搬入が簡単になり、作業負担の軽減も図られ
る。
【0039】図6から図8は更に具体的な構成例を示す
ものであって、図6は左側面縦断面図、図7は内部構造
を示す正面図、図8はシンク部分を示す平面図である。
【0040】図8において、シンク3は奥側にリム3a
を段状に形成してこれに水栓4を立ち上げて固定し、こ
の水栓4の左側にはほぼ四角形状に上端を開口させた排
水口3bを設けている。この排水口3bは、シンク用キ
ャビネット2の間口方向の中央にあって、リム3aを奥
側に凹ませた凹部3c(図1参照)部分に入り込むよう
に位置し、図6に示すように背板10側に偏っている。
【0041】排水口3bの下端には排水金具11を連結
する。この排水金具11は図6に示すように、背板10
に沿う姿勢で組み込まれ、床に立ち上げた排水アダプタ
11bとの間に可撓性の排水管11aを接続している。
排水アダプタ11bは底板2eよりも奥側に位置し、排
水金具11との間の排水管11aは直管状として配管さ
れている。なお、排水金具11には、図7に示すよう
に、シンク3のリム3aに設けた水切り用のトレー3d
からの排水のための排水補助管3eを接続する。背板1
0の下側には排水管11a及び排水アダプタ11bを隠
すためのカバー12を設ける。このカバー12は、図6
に示すように背板11の下端と底板2eの後端縁とのに
配置される逆L字状断面の部材であり、合成樹脂シート
またはステンレス板等を利用したものである。
【0042】図9はカバー12のシンク用キャビネット
2への組み込みを示す概略斜視図、図10は組み込んだ
ときの透視図である。
【0043】カバー12は図9及び図10の例では3個
一組として準備し、中央配置のものには排水管11aを
通すための切欠12aを設ける。そして、左右の2個の
カバー12は建屋側配管61の位置に対応させて使える
ようにしておき、一方のみ(図示の例では左側配置のも
の)に配管を通すための切欠12bを設けると共に配管
後の切欠12bを隠すための蓋12cを着脱自在に備え
る。なお、カバー12の上端及び下端にはそれぞれ平板
状のフランジ12d,12eをそれぞれ設ける。
【0044】それぞれのカバー12は図9の矢印方向に
シンク用キャビネット2の中に組入れ、図10に示すよ
うに底板2eの後端縁にフランジ12eを載せると共に
上端のフランジ12dを背板10の前面に突き当てて固
定する。そして、これらのカバー12はビス等を利用し
て背板10と底板2eに固定する。
【0045】カバー12は3個として利用する以外に、
図7に示すように、シンク用キャビネット2の中の仕切
り板2fの左右に組み込む2個のものとしてもよい。
【0046】ここで、水栓4を湯水混合栓とする場合に
は、建屋側配管61を図9及び図10に示すように一対
設けてそれぞれを給水用及び給湯用として止水栓63や
逆止弁64を接続する。そして、カバー12によって覆
われる排水アダプタ11bと排水管11aとの接続部分
の保守点検のために、カバー12には点検口12fを開
けておき、この点検口12fには蓋12gを着脱自在に
備える。
【0047】なお、建屋側配管61がカバー12より下
にある場合には、点検口12fを利用して給水管の保守
点検もできる。
【0048】このようなカバー12を備えることによっ
て、カバー12の上面を品物の載置面として利用するこ
とができる。このため、従来ではキャビネットの背部側
を配管専用のスペースとしていたのに対し、最も奥部分
までも収納空間として利用することができる。
【0049】また、図6に示すようにカバー12には、
上端から遮壁12hを立ち上げたものとすることができ
る。この場合では、排水管11aと排水アダプタ11b
との接続部分だけでなく、排水金具11及び建屋側配管
61等の全ての配管が隠されてしまう。
【0050】このようにカバー12を用いるものであっ
ても、排水口3bを奥側に偏らせて設け、給水及び排水
用の配管を全てシンク3の奥側に集約させることによっ
て、シンク3を奥行きの長い寸法のものとしてカウンタ
ー1に組み込むことができ、使い勝手の向上が図られ
る。
【0051】ここで、図1に戻って、シンク用キャビネ
ット2はフロアキャビネットと共に配列されその上面に
共通のカウンター1を載せることにより、全体が厨房用
の流し台として構成されている。この場合、フロアキャ
ビネット50は、従来の仕様のものとしておき、シンク
用キャビネット2のみを先に説明したような配管用のス
ペースがその背部に形成されるようなものとすればよ
い。
【0052】すなわち、フロアキャビネットは、その奥
行き寸法をたとえば図2に示す第2裏板5bの部分まで
としたものとし、その背板を底板からカウンター1まで
にほぼ垂直に立ち上げた従来構造と同じものを使うこと
ができる。そして、このフロアキャビネットの背部は建
屋との壁との間に隙間ができるようなレイアウトとし
て、その前面が奥行き寸法の長いシンク用キャビネット
2の前面に一致させ、これらのキャビネット50列をカ
ウンター1によって覆うことで一つの流し台として構成
することができる。
【0053】このような流し台では、シンク用キャビネ
ット2を備えることで、給排水のための配管スペースを
持つことができると同時に、フロアキャビネット50は
従来の簡単な構造のものをそのまま適用することがで
き、設計のし直し等は一切不要であり、仕様の増加も抑
えることができる。
【0054】更に、流し台をリフォームする際に、建屋
の給排水位置がフロアキャビネットの後方に位置する場
合には、フロアキャビネット背部と建屋との間の隙間か
らシンク用キャビネット背部の配管スペースにかけて配
管を施せば、建屋,フロアキャビネットのいずれにも特
殊な加工をすることなく、流し台を設置することができ
る。
【0055】なお、以上の実施例において、シンク用キ
ャビネット2の側板2c,2dは、配管スペース側を塞
ぐ矩形状にしたり配管スペース部分を切り欠いたりする
ことができる。
【0056】
【発明の効果】本発明のシンク用キャビネットでは、キ
ャビネットの背部側であってシンクを配置するレベルよ
りも下方に配管用のスペースを設けるので、このスペー
スを区画する裏板等と干渉することなくシンクを組み込
むことができ、キャビネットの奥部分にまで展開したシ
ンクの大きさとすることができる。このため、従来のよ
うにキャビネットの背部全体を配管用のスペースとして
いたのに比べると、シンクを大型化することができ、大
きな品物の洗い物作業がし易くなり使い勝手が大幅に向
上する。
【0057】また、シンク用キャビネットを組み込んだ
流し台では、シンク部分のみが配管スペースのための構
成を持つものとすればよく、その他のフロアキャビネッ
ト部分は従来の仕様のものをそのまま使うことができ、
シンク部分に必要な配管スペースの確保とカウンターを
利用した作業空間の確保とを図った好適な設備として使
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンク用キャビネットを備えたシステ
ムキッチンを示す斜視図である。
【図2】本発明のシンク用キャビネットの一実施例を示
す要部の概略縦断面図である。
【図3】図1のシンク用キャビネットの内部構造を示す
概略正面図である。
【図4】1枚の裏板材によってキャビネットの背板を構
成した例を示す要部の概略縦断面図である。
【図5】2個のハーフキャビネットを用いた例を示す要
部の概略縦断面図である。
【図6】背板とカバーとを備える例を示すシンク用キャ
ビネットの縦断面図である。
【図7】図6のキャビネットの内部構造を示す正面図で
ある。
【図8】図7の平面図である。
【図9】キャビネットへのカバーの組み込みを示す分解
斜視図である。
【図10】カバーをキャビネットの中に設置した状況を
示す透視図である。
【符号の説明】
1 カウンター 2 シンク用キャビネット 3 シンク 3a リム 3b 排水口 4 水栓 5a 第1裏板 5b 第2裏板 5c 連結板 6 裏板材 7 下段ハーフキャビネット 8 上段ハーフキャビネット 10 背板 11 排水金具 11a 排水管 11b 排水アダプタ 12 カバー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にシンクを有するシンク用キャビネ
    ットであって、キャビネット下方の裏板側の端部に収納
    部と仕切られた空間を形成し、該空間を配管用スペース
    としてなるシンク用キャビネット。
  2. 【請求項2】 前記キャビネットの裏板を、キャビネッ
    トの後端に設ける第1裏板と、前側に位置をずらした第
    2裏板と、第1裏板と第2裏板とを連結する連結板とで
    構成してなる請求項1記載のシンク用キャビネット。
  3. 【請求項3】 前記連結板の後端縁を前記第1裏板の下
    端に連結固定し、前記連結板の前端縁を前記第2裏板の
    上端に連結固定してなる請求項2記載のシンク用キャビ
    ネット。
  4. 【請求項4】 前記第2裏板を、第1裏板の下端よりも
    上方に延出させてなる請求項2に記載のシンク用キャビ
    ネット。
  5. 【請求項5】 前記シンクからの排水管を前記連結板を
    貫通配管してなる請求項2に記載のシンク用キャビネッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記第2裏板の前面に配管の点検用窓を
    設けてなる請求項2記載のシンク用キャビネット。
  7. 【請求項7】 前記第1裏板,第2裏板及び連結板を、
    金属あるいはプラスチックによって一体成型してなる請
    求項2記載のシンク用キャビネット。
  8. 【請求項8】 前記キャビネットの裏板をキャビネット
    上端から前記空間までの高さとし、且つ底板をキャビネ
    ット前端から前記空間までの奥行きとして、前記裏板と
    底板との間を配管スペースとなし、該配管スペースを、
    上板と前板とからなる略L字状断面のカバーで覆い、該
    カバーをキャビネットから着脱自在としてなる請求項1
    記載のシンク用キャビネット。
  9. 【請求項9】 キャビネットの前端から裏板までの奥行
    き寸法が異なる2種類のハーフキャビネットを備え、奥
    行き寸法が短いほうのハーフキャビネットを下側配置と
    すると共に奥行き寸法が長いほうのハーフキャビネット
    を上側配置としてキャビネット本体を形成し、前記下側
    配置のハーフキャビネットの裏板の後方を配管用スペー
    スとしてなる請求項1記載のシンク用キャビネット。
  10. 【請求項10】 前記下側のハーフキャビネットの背板
    に配管点検用窓を設けてなる請求項9に記載のシンク用
    キャビネット。
  11. 【請求項11】 床配置式のキャビネットの上面にカウ
    ンターを備え、該カウンターの一部にシンクを含む構成
    の流し台であって、請求項1から請求項10のいずれか
    に記載のシンク用キャビネットと、該シンク用キャビネ
    ットよりも奥行き寸法が短く且つ背板をほぼ垂直姿勢と
    して配置したフロアキャビネットとの組合せとし、前記
    フロアキャビネットを建屋の壁から離して配置すると共
    に、前記シンク用キャビネット及びフロアキャビネット
    の上に、前記壁に沿う奥行き寸法を持つ共通のカウンタ
    ーを配置してなる流し台。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061764A (ja) * 2001-08-24 2003-03-04 Cleanup Corp 厨房用ベースキャビネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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