JPH08173372A - トロッカ− - Google Patents
トロッカ−Info
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- JPH08173372A JPH08173372A JP6320353A JP32035394A JPH08173372A JP H08173372 A JPH08173372 A JP H08173372A JP 6320353 A JP6320353 A JP 6320353A JP 32035394 A JP32035394 A JP 32035394A JP H08173372 A JPH08173372 A JP H08173372A
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- wall
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (1) 先端にレンズカバ−6、基端に外套管1
と固定する手段が設けられてなる内套管2と、(2) 内套
管2を内挿し先端開口に前記レンズカバ−6を洗浄する
ための液体洗浄手段と、基端に液体を断続的に注入する
手段と前記内套管2と固定する手段が設けられてなる外
套管1と、(3) 内套管2の外壁と外套管1の内壁との間
の隙間に設けられたレンズカバ−6を洗浄するための液
体通路12とからなるトロッカ−において、外套管1の外
壁に摺動自在な外套管固定具5の先端側外壁にバル−ン
が設けられてなるトロッカ−。 【効果】 腹壁の両面から患者に苦痛を与えないで外套
管を固定することができ、かつレンズカバ−の洗浄を安
定した状態で行うことができる。そしてレンズカバ−は
清浄に洗浄され、円滑に内視鏡で体内が観察され、かつ
写真撮影ができる。
と固定する手段が設けられてなる内套管2と、(2) 内套
管2を内挿し先端開口に前記レンズカバ−6を洗浄する
ための液体洗浄手段と、基端に液体を断続的に注入する
手段と前記内套管2と固定する手段が設けられてなる外
套管1と、(3) 内套管2の外壁と外套管1の内壁との間
の隙間に設けられたレンズカバ−6を洗浄するための液
体通路12とからなるトロッカ−において、外套管1の外
壁に摺動自在な外套管固定具5の先端側外壁にバル−ン
が設けられてなるトロッカ−。 【効果】 腹壁の両面から患者に苦痛を与えないで外套
管を固定することができ、かつレンズカバ−の洗浄を安
定した状態で行うことができる。そしてレンズカバ−は
清浄に洗浄され、円滑に内視鏡で体内が観察され、かつ
写真撮影ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腹腔鏡下手術で使用され
るトロッカ−に関し、詳しくはトロッカ−に内視鏡を収
容して体内患部を診る時、体液で汚れたレンズカバ−を
洗浄して体内患部を観察するためのトロッカ−に関す
る。
るトロッカ−に関し、詳しくはトロッカ−に内視鏡を収
容して体内患部を診る時、体液で汚れたレンズカバ−を
洗浄して体内患部を観察するためのトロッカ−に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、腹腔内の外科手術においては、広
範囲の皮膚切開を避けるために、腹腔鏡下手術が行われ
ている。腹腔鏡下手術の瘻孔形成の方法としては、クロ
−ズ法とオ−プン法とがある。クロ−ズ法は気腹針で腹
腔に炭酸ガスを導入して腹腔を膨張させ、十分に膨張し
たら気腹針に変えて大きな直径(5〜12mm)のトロッカ
−内針に安全シ−ルド機構が付いたものを挿入する。オ
−プン法は皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−を挿入
し、内針を抜き去った後外筒から気腹し、内視鏡を挿入
して外科的処置を行うものである。オ−プン法の場合、
切開により予め体外への瘻孔は形成されているので、ト
ロッカ−外套管に内視鏡を挿入することによって体内患
部の観察は可能である。しかしながら、トロッカ−外套
管を腹腔に挿入して体内患部を診る時、体液が外套管の
レンズカバ−を汚すので緻密な患部観察ができず、特に
写真を撮る場合レンズカバ−の汚れも患部と一緒に写る
ので診断に困ることが多かった。かかる問題を解決した
手段として特開平6-22902号公報に先端チップに流体を
流して先端チップを洗浄する腹腔鏡および腹腔鏡手術方
法が紹介されている。
範囲の皮膚切開を避けるために、腹腔鏡下手術が行われ
ている。腹腔鏡下手術の瘻孔形成の方法としては、クロ
−ズ法とオ−プン法とがある。クロ−ズ法は気腹針で腹
腔に炭酸ガスを導入して腹腔を膨張させ、十分に膨張し
たら気腹針に変えて大きな直径(5〜12mm)のトロッカ
−内針に安全シ−ルド機構が付いたものを挿入する。オ
−プン法は皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−を挿入
し、内針を抜き去った後外筒から気腹し、内視鏡を挿入
して外科的処置を行うものである。オ−プン法の場合、
切開により予め体外への瘻孔は形成されているので、ト
ロッカ−外套管に内視鏡を挿入することによって体内患
部の観察は可能である。しかしながら、トロッカ−外套
管を腹腔に挿入して体内患部を診る時、体液が外套管の
レンズカバ−を汚すので緻密な患部観察ができず、特に
写真を撮る場合レンズカバ−の汚れも患部と一緒に写る
ので診断に困ることが多かった。かかる問題を解決した
手段として特開平6-22902号公報に先端チップに流体を
流して先端チップを洗浄する腹腔鏡および腹腔鏡手術方
法が紹介されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、かかる
腹腔鏡は腹腔鏡を腹壁に固定するために、腹腔鏡の懸架
部に糸懸けを行い該糸を腹壁に縫って固定されていた。
そのため、患者にとって腹壁に糸で縫うとき苦痛を伴う
ばかりか衛生面でも問題があった。本発明はかかる課題
を解決するためになされた発明であって、本発明の目的
はトロッカ−を腹壁に衛生的に固定することができるト
ロッカ−を提供することである。更に本発明の他の目的
はレンズカバ−の汚れを液体で十分に洗浄して連続的に
写真を撮ったり、患部観察ができるトロッカ−を提供す
ることである。
腹腔鏡は腹腔鏡を腹壁に固定するために、腹腔鏡の懸架
部に糸懸けを行い該糸を腹壁に縫って固定されていた。
そのため、患者にとって腹壁に糸で縫うとき苦痛を伴う
ばかりか衛生面でも問題があった。本発明はかかる課題
を解決するためになされた発明であって、本発明の目的
はトロッカ−を腹壁に衛生的に固定することができるト
ロッカ−を提供することである。更に本発明の他の目的
はレンズカバ−の汚れを液体で十分に洗浄して連続的に
写真を撮ったり、患部観察ができるトロッカ−を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は(1)
先端にレンズカバ−、基端に外套管と固定する手段が設
けられてなる内套管と、(2) 前記内套管を内挿し先端開
口に前記レンズカバ−を洗浄するための液体洗浄手段
と、基端に液体を断続的に注入する手段と前記内套管と
固定する手段が設けられてなる外套管と、(3) 前記内套
管の外壁と前記外套管の内壁との間の隙間に設けられた
レンズカバ−を洗浄するための液体通路とからなるトロ
ッカ−において、前記外套管外壁に摺動自在な外套管固
定具の先端側外壁にバル−ンが設けられてなるトロッカ
−である。
先端にレンズカバ−、基端に外套管と固定する手段が設
けられてなる内套管と、(2) 前記内套管を内挿し先端開
口に前記レンズカバ−を洗浄するための液体洗浄手段
と、基端に液体を断続的に注入する手段と前記内套管と
固定する手段が設けられてなる外套管と、(3) 前記内套
管の外壁と前記外套管の内壁との間の隙間に設けられた
レンズカバ−を洗浄するための液体通路とからなるトロ
ッカ−において、前記外套管外壁に摺動自在な外套管固
定具の先端側外壁にバル−ンが設けられてなるトロッカ
−である。
【0005】また、本発明は前記トロッカ−において、
内套管と外套管とを固定する手段が上部外壁に雄ネジ、
下部内壁が環状の一端が固定され他端が開放された複数
のスリットからなる円筒状のキャップと、上部に前記雄
ネジと螺合して内套管を前記スリットで固締する雌ネジ
が設けられ、その足部は外套管先端開口付近に設けられ
た雌ネジと螺合して内套管と外套管とを固定する雄ネジ
が設けられてなる円筒体とからなるトロッカ−である。
更に、本発明は前記トロッカ−において、レンズカバ−
洗浄手段が円周面に複数の孔を有する環状体の外周から
内周に向けて液体が注入されてレンズカバ−が洗浄され
るトロッカ−である。更にまた、本発明は前記トロッカ
−において、液体を断続的に注入する手段がスプリング
によって押し上げられたプランジャ−のボタンを押すこ
とによって、プランジャ−側部に設けられた液体流入口
と液体通路とを遮断する弁が離れて液体が液体流入口か
ら液体通路に流入するトロッカ−である。
内套管と外套管とを固定する手段が上部外壁に雄ネジ、
下部内壁が環状の一端が固定され他端が開放された複数
のスリットからなる円筒状のキャップと、上部に前記雄
ネジと螺合して内套管を前記スリットで固締する雌ネジ
が設けられ、その足部は外套管先端開口付近に設けられ
た雌ネジと螺合して内套管と外套管とを固定する雄ネジ
が設けられてなる円筒体とからなるトロッカ−である。
更に、本発明は前記トロッカ−において、レンズカバ−
洗浄手段が円周面に複数の孔を有する環状体の外周から
内周に向けて液体が注入されてレンズカバ−が洗浄され
るトロッカ−である。更にまた、本発明は前記トロッカ
−において、液体を断続的に注入する手段がスプリング
によって押し上げられたプランジャ−のボタンを押すこ
とによって、プランジャ−側部に設けられた液体流入口
と液体通路とを遮断する弁が離れて液体が液体流入口か
ら液体通路に流入するトロッカ−である。
【0006】また、本発明は前記トロッカ−において、
外套管固定具が先端側直径が次第に小さくなる円錐形の
可撓性樹脂層からなり、その外面には複数の環状の突条
体が設けられてなり、先端側の円筒形外壁にはバル−ン
が設けられてなるトロッカ−である。
外套管固定具が先端側直径が次第に小さくなる円錐形の
可撓性樹脂層からなり、その外面には複数の環状の突条
体が設けられてなり、先端側の円筒形外壁にはバル−ン
が設けられてなるトロッカ−である。
【0007】
【作用】腹壁の皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−を挿
入し内針を抜き去る。その後内套管と外套管とを基端で
固定した本発明のトロッカ−を腹壁の切開部から外套管
固定具のバル−ンが腹腔内に完全に入るまで挿入した
後、バル−ンを膨張させて外套管を腹腔の内壁で固定す
る。一方外側は円錐形の外套管固定具のロックネジでト
ロッカ−を固定することによってトロッカ−は腹壁の両
面から固定することができる。その後内視鏡を内套管の
内腔に挿入し外套管の基端に設けられたプランジャ−の
ボタンを押すことによって、バル−ン内部に収容されて
いた液体が液体注入器具から内套管と外套管の隙間に形
成された液体通路を通って、外套管先端に設けられた環
状体の孔の外側から内側へ入りレンズカバ−を洗浄す
る。そして内視鏡で写真を撮る前に必ずプランジャ−の
ボタンを押しレンズカバ−を洗浄し、レンズカバ−を鮮
明にしてから写真を撮る。
入し内針を抜き去る。その後内套管と外套管とを基端で
固定した本発明のトロッカ−を腹壁の切開部から外套管
固定具のバル−ンが腹腔内に完全に入るまで挿入した
後、バル−ンを膨張させて外套管を腹腔の内壁で固定す
る。一方外側は円錐形の外套管固定具のロックネジでト
ロッカ−を固定することによってトロッカ−は腹壁の両
面から固定することができる。その後内視鏡を内套管の
内腔に挿入し外套管の基端に設けられたプランジャ−の
ボタンを押すことによって、バル−ン内部に収容されて
いた液体が液体注入器具から内套管と外套管の隙間に形
成された液体通路を通って、外套管先端に設けられた環
状体の孔の外側から内側へ入りレンズカバ−を洗浄す
る。そして内視鏡で写真を撮る前に必ずプランジャ−の
ボタンを押しレンズカバ−を洗浄し、レンズカバ−を鮮
明にしてから写真を撮る。
【0008】
【実施例】以下実施例で本発明の一例を説明する。図1
は本発明トロッカ−の一例を示す説明図であり、図2は
外套管基端部と固着する前の内套管基端部の断面図であ
り、図3は外套管基端部の液体流入口の断面図であり、
図4は外套管固定具の断面図、図5は本発明トロッカ−
の先端の断面図である。図中1は外套管、2は内套管、
3は外套管基端部、4は内套管基端部、5は外套管固定
具、6はレンズカバ−、7は環状体、8はバル−ン、9
はアンカ−、10はロックネジ、11はバネ、12は液体通
路、13はボタンを示す。
は本発明トロッカ−の一例を示す説明図であり、図2は
外套管基端部と固着する前の内套管基端部の断面図であ
り、図3は外套管基端部の液体流入口の断面図であり、
図4は外套管固定具の断面図、図5は本発明トロッカ−
の先端の断面図である。図中1は外套管、2は内套管、
3は外套管基端部、4は内套管基端部、5は外套管固定
具、6はレンズカバ−、7は環状体、8はバル−ン、9
はアンカ−、10はロックネジ、11はバネ、12は液体通
路、13はボタンを示す。
【0009】図1は本発明トロッカ−の説明図であり、
内套管2は先端にレンズカバ−6、基端に外套管1と固
定する手段が設けられてなる。外套管2は内套管2を内
挿し先端開口にレンズカバ−6を洗浄するための液体洗
浄手段と、基端に液体を断続的に注入する手段と内套管
2と固定する手段が設けられてなる。内套管2の外壁と
外套管1の内壁との間には隙間が設けられており、レン
ズカバ−6を洗浄するための液体通路12が設けられてい
る。外套管1の外壁の中間には外套管外壁に摺動自在な
外套管固定具5が設けられており、外套管を外側から腹
壁に固定する。外套管固定具5の先端外壁にはバル−ン
8が設けられている。バル−ン8は腹腔内に挿入され、
加圧流体で膨張させることによって外套管を内側から腹
壁に固定し、腹壁の両面から外套管を固定する。
内套管2は先端にレンズカバ−6、基端に外套管1と固
定する手段が設けられてなる。外套管2は内套管2を内
挿し先端開口にレンズカバ−6を洗浄するための液体洗
浄手段と、基端に液体を断続的に注入する手段と内套管
2と固定する手段が設けられてなる。内套管2の外壁と
外套管1の内壁との間には隙間が設けられており、レン
ズカバ−6を洗浄するための液体通路12が設けられてい
る。外套管1の外壁の中間には外套管外壁に摺動自在な
外套管固定具5が設けられており、外套管を外側から腹
壁に固定する。外套管固定具5の先端外壁にはバル−ン
8が設けられている。バル−ン8は腹腔内に挿入され、
加圧流体で膨張させることによって外套管を内側から腹
壁に固定し、腹壁の両面から外套管を固定する。
【0010】図2は本発明トロッカ−の外套管基端部3
と固着する内套管基端部4の断面図であり、上部外壁に
雄ネジ18が設けられ、下部内壁には環状の一端が固定さ
れ他端が開放された複数のスリット17からなる円筒状の
鞘状体21が形成され、その内腔には内套管2が挿入され
る。そして雄ネジ18を有する鞘状体21は上部に雌ネジ19
を有する円筒体22と互いにネジ同士が螺合され、内套管
2は鞘状体21のスリット17に挟持されて次第に固締され
ていく。その足部の外壁には雄ネジ20が形成されてお
り、外套管先端開口付近に設けられた雌ネジ(図示せ
ず)と螺合して内套管2と外套管1とを固着する。
と固着する内套管基端部4の断面図であり、上部外壁に
雄ネジ18が設けられ、下部内壁には環状の一端が固定さ
れ他端が開放された複数のスリット17からなる円筒状の
鞘状体21が形成され、その内腔には内套管2が挿入され
る。そして雄ネジ18を有する鞘状体21は上部に雌ネジ19
を有する円筒体22と互いにネジ同士が螺合され、内套管
2は鞘状体21のスリット17に挟持されて次第に固締され
ていく。その足部の外壁には雄ネジ20が形成されてお
り、外套管先端開口付近に設けられた雌ネジ(図示せ
ず)と螺合して内套管2と外套管1とを固着する。
【0011】このようにして固着された内套管2と外套
管1の先端は、図5の本発明トロッカ−の先端断面図に
示されている。内套管2の先端にはレンズカバ−6が設
けられており、外套管1の先端は複数のスリットからな
る環状スリット7が設けられている。環状スリット7の
前面には、環状スリット7が直接体液と衝突するのを防
止するカフ14が形成されている。外套管1の壁と内套管
2の壁との間には隙間があり、液体流入口24から供給さ
れた液体が通る液体通路12が形成されている。液体通路
12へ供給された液体はカフ14の壁に衝突して環状体7の
外側から環状体7の内側へ流入しレンズカバ−6の外面
を洗浄し、液体は体内に滞留する。使用される液体とし
ては生理食塩水が好ましい。
管1の先端は、図5の本発明トロッカ−の先端断面図に
示されている。内套管2の先端にはレンズカバ−6が設
けられており、外套管1の先端は複数のスリットからな
る環状スリット7が設けられている。環状スリット7の
前面には、環状スリット7が直接体液と衝突するのを防
止するカフ14が形成されている。外套管1の壁と内套管
2の壁との間には隙間があり、液体流入口24から供給さ
れた液体が通る液体通路12が形成されている。液体通路
12へ供給された液体はカフ14の壁に衝突して環状体7の
外側から環状体7の内側へ流入しレンズカバ−6の外面
を洗浄し、液体は体内に滞留する。使用される液体とし
ては生理食塩水が好ましい。
【0012】外套管基端部3には液体流入口24が設けら
れており、図3の断面図に示すように、ボタン13を押す
ことによって液体が断続的に液体通路12に流れるように
なっている。ボタン13は通常はバネ11によって外方に緊
張しており、液体はシ−ル部材25と弁26とによって閉止
されている。このような状態でボタン13を押すことによ
って、シヤフトが弁26の方向へ移行し、円筒状の円錐台
27の上端でシ−ルしていた弁26が円錐台27の大きい直径
の方向へ移動し、弁26と接触する円錐台27との間に隙間
が形成される。そしてその隙間から液体が液体通路12へ
流入することによってレンズカバ−6が液体で洗浄され
る。
れており、図3の断面図に示すように、ボタン13を押す
ことによって液体が断続的に液体通路12に流れるように
なっている。ボタン13は通常はバネ11によって外方に緊
張しており、液体はシ−ル部材25と弁26とによって閉止
されている。このような状態でボタン13を押すことによ
って、シヤフトが弁26の方向へ移行し、円筒状の円錐台
27の上端でシ−ルしていた弁26が円錐台27の大きい直径
の方向へ移動し、弁26と接触する円錐台27との間に隙間
が形成される。そしてその隙間から液体が液体通路12へ
流入することによってレンズカバ−6が液体で洗浄され
る。
【0013】図4は外套管固定具5の断面図である。外
套管固定具5は外套管1を固定する円錐状部材であり、
外套管1の外壁を自在に摺動し、腹壁が所望する位置に
くるようにロックネジ10で外套管1を固定する。外套管
固定具5の底部は手術部位の切開部を遮蔽する円錐状の
アンカ−9が設けられている。アンカ−9の外壁には複
数の環状の突条体28が形成されており、予め腹壁に形成
された開口部にアンカ−9を挿入してトロッカ−で腹腔
を遮断する際の皮膚との境界になる。外套管固定具5の
先端は円筒形になっており、前記円錐状部材の内壁に沿
って流体通路30が設けられており、腹腔内に挿入される
部分である。そして、適宜の位置にバル−ン8が設けら
れ、流体注入口15から供給された流体がバル−ン8を膨
張させることによって腹腔内から外套管1を腹壁に固定
することができる。流体としては、水、生理食塩水等の
液体、空気、炭酸ガス等の気体が使用される。
套管固定具5は外套管1を固定する円錐状部材であり、
外套管1の外壁を自在に摺動し、腹壁が所望する位置に
くるようにロックネジ10で外套管1を固定する。外套管
固定具5の底部は手術部位の切開部を遮蔽する円錐状の
アンカ−9が設けられている。アンカ−9の外壁には複
数の環状の突条体28が形成されており、予め腹壁に形成
された開口部にアンカ−9を挿入してトロッカ−で腹腔
を遮断する際の皮膚との境界になる。外套管固定具5の
先端は円筒形になっており、前記円錐状部材の内壁に沿
って流体通路30が設けられており、腹腔内に挿入される
部分である。そして、適宜の位置にバル−ン8が設けら
れ、流体注入口15から供給された流体がバル−ン8を膨
張させることによって腹腔内から外套管1を腹壁に固定
することができる。流体としては、水、生理食塩水等の
液体、空気、炭酸ガス等の気体が使用される。
【0014】そしてアンカ−9の上端には、O−リング
29が設けられており、アンカ−9を外套管1の外壁に確
実に固定するとともに流体が上端から洩れるのを防止し
ている。アンカ−9およびバル−ン8はは可撓性樹脂か
らなる。可撓性樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、
アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、合成ゴム、天然ゴム等
が挙げられる。
29が設けられており、アンカ−9を外套管1の外壁に確
実に固定するとともに流体が上端から洩れるのを防止し
ている。アンカ−9およびバル−ン8はは可撓性樹脂か
らなる。可撓性樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、
アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、合成ゴム、天然ゴム等
が挙げられる。
【0015】次に、本発明トロッカ−の操作方法につい
て説明する。腹壁の皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−
を挿入し内針を抜き去る。気腹針で腹腔内をガス、特に
炭酸ガスで充満後内套管2と外套管1とを基端で固定し
た本発明のトロッカ−を腹壁の切開箇所から外套管固定
具の円錐状部材の突条体28まで挿入し、ロッルネジ10で
外套管固定具5を固締して外套管1の位置決めをすると
ともに、流体注入口15から流体を注入することによって
バル−ン8を膨張させ、外套管1を腹壁に固定する。次
いで内視鏡を内套管2の内腔に挿入し外套管1の基端に
設けられたボタン13を押すことによって、液体が内套管
2と外套管1の隙間に形成された液体通路12を通って、
外套管1の先端に設けられた環状体7の外側から内側へ
入りレンズカバ−6を洗浄する。そして内視鏡で写真を
撮る前に必ずボタン13を押しレンズカバ−6を洗浄し、
レンズカバ−6を鮮明にしてから写真を撮る。
て説明する。腹壁の皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−
を挿入し内針を抜き去る。気腹針で腹腔内をガス、特に
炭酸ガスで充満後内套管2と外套管1とを基端で固定し
た本発明のトロッカ−を腹壁の切開箇所から外套管固定
具の円錐状部材の突条体28まで挿入し、ロッルネジ10で
外套管固定具5を固締して外套管1の位置決めをすると
ともに、流体注入口15から流体を注入することによって
バル−ン8を膨張させ、外套管1を腹壁に固定する。次
いで内視鏡を内套管2の内腔に挿入し外套管1の基端に
設けられたボタン13を押すことによって、液体が内套管
2と外套管1の隙間に形成された液体通路12を通って、
外套管1の先端に設けられた環状体7の外側から内側へ
入りレンズカバ−6を洗浄する。そして内視鏡で写真を
撮る前に必ずボタン13を押しレンズカバ−6を洗浄し、
レンズカバ−6を鮮明にしてから写真を撮る。
【0016】
【発明の効果】本発明トロッカ−は、腹壁の両面から患
者に苦痛を与えないで外套管を固定することができ、か
つレンズカバ−の洗浄を安定した状態で行うことができ
る。そしてレンズカバ−は清浄に洗浄され、円滑に内視
鏡で体内が観察され、かつ写真撮影ができる。
者に苦痛を与えないで外套管を固定することができ、か
つレンズカバ−の洗浄を安定した状態で行うことができ
る。そしてレンズカバ−は清浄に洗浄され、円滑に内視
鏡で体内が観察され、かつ写真撮影ができる。
【図1】本発明トロッカ−の説明図。
【図2】外套管基端部と固着する内套管基端部の断面
図。
図。
【図3】外套管基端部の液体流入口の断面図。
【図4】外套管固定具の断面図。
【図5】本発明トロッカ−の先端の断面図。
1 外套管 2 内套管 3 外套管基端部 4 内套管基端部 5 外套管固定具 6 レンズカバ− 7 環状体 8 バル−ン 9 アンカ− 10 ロックネジ 11 バネ 12 液体通路 13 ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻川 肇 大阪市北区本庄西3丁目9番3号株式会社 ニッショ−内 (72)発明者 川本 昇司 大阪市北区本庄西3丁目9番3号株式会社 ニッショ−内
Claims (5)
- 【請求項1】 (1) 先端にレンズカバ−、基端に外套管
と固定する手段が設けられてなる内套管と、(2) 前記内
套管を内挿し先端開口に前記レンズカバ−を洗浄するた
めの液体洗浄手段と、基端に液体を断続的に注入する手
段と前記内套管と固定する手段が設けられてなる外套管
と、(3) 前記内套管の外壁と前記外套管の内壁との間の
隙間に設けられたレンズカバ−を洗浄するための液体通
路とからなるトロッカ−において、 前記外套管外壁に摺動自在な外套管固定具の先端側外壁
にバル−ンが設けられてなるトロッカ−。 - 【請求項2】 内套管と外套管とを固定する手段が上部
外壁に雄ネジ、下部内壁が環状の一端が固定され他端が
開放された複数のスリットからなる円筒状の鞘状体と、
上部に前記雄ネジと螺合して内套管を前記スリットで固
締する雌ネジが設けられ、その足部は外套管先端開口付
近に設けられた雌ネジと螺合して内套管と外套管とを固
定する雄ネジが設けられてなる円筒体とからなる請求項
1記載のトロッカ−。 - 【請求項3】 レンズカバ−洗浄手段が円周面に複数の
孔を有する環状体の外周から内周に向けて液体が注入さ
れてレンズカバ−が洗浄される請求項1または2記載の
トロッカ−。 - 【請求項4】 液体を断続的に注入する手段がスプリン
グによって押し上げられたプランジャ−のボタンを押す
ことによって、プランジャ−側部に設けられた液体流入
口と液体通路とを遮断する弁が離れて液体が液体流入口
から液体通路に流入する請求1〜3のいずれかに記載の
トロッカ−。 - 【請求項5】 外套管固定具が先端側直径が次第に小さ
くなる円錐形の可撓性樹脂層からなり、その外面には複
数の環状の突条体が設けられてなり、先端側の円筒形外
壁にはバル−ンが設けられてなる請求項1〜4のいずれ
かに記載のトロッカ−。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32035394A JP3336597B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | トロッカ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32035394A JP3336597B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | トロッカ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08173372A true JPH08173372A (ja) | 1996-07-09 |
| JP3336597B2 JP3336597B2 (ja) | 2002-10-21 |
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ID=18120535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32035394A Expired - Fee Related JP3336597B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | トロッカ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3336597B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9033929B2 (en) | 2008-04-28 | 2015-05-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid removal in a surgical access device |
| USD735852S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid remover |
| USD736926S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-18 | Ethicon Endo-Sugery, Inc. | Trocar housing |
| CN105769113A (zh) * | 2014-12-23 | 2016-07-20 | 广州迪克医疗器械有限公司 | 器械锁定开关及穿刺器 |
| US11235111B2 (en) | 2008-04-28 | 2022-02-01 | Ethicon Llc | Surgical access device |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP32035394A patent/JP3336597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9033929B2 (en) | 2008-04-28 | 2015-05-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid removal in a surgical access device |
| USD735852S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid remover |
| USD736926S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-18 | Ethicon Endo-Sugery, Inc. | Trocar housing |
| US9827383B2 (en) | 2008-04-28 | 2017-11-28 | Ethicon Llc | Surgical access device |
| US11235111B2 (en) | 2008-04-28 | 2022-02-01 | Ethicon Llc | Surgical access device |
| CN105769113A (zh) * | 2014-12-23 | 2016-07-20 | 广州迪克医疗器械有限公司 | 器械锁定开关及穿刺器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3336597B2 (ja) | 2002-10-21 |
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