JPH0817338A - 低圧放電ランプ用電極の製造方法 - Google Patents

低圧放電ランプ用電極の製造方法

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JPH0817338A
JPH0817338A JP6147593A JP14759394A JPH0817338A JP H0817338 A JPH0817338 A JP H0817338A JP 6147593 A JP6147593 A JP 6147593A JP 14759394 A JP14759394 A JP 14759394A JP H0817338 A JPH0817338 A JP H0817338A
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JP
Japan
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coil
mandrel
discharge lamp
electrode
low
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Application number
JP6147593A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Hayashida
伸宏 林田
Tadao Uetsuki
唯夫 植月
Noriyuki Taguchi
典幸 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1コイルの外側に第2コイルを巻回した低
圧放電ランプ用電極を容易に製造する。 【構成】 内部に第1マンドレル7を抱いて1次に巻か
れた第1コイル8の外側に複数の第2マンドレル9を抱
かせ、その複数の第2マンドレル9を束ねるように第2
コイル10をその外側に巻回して1次巻回線6を形成
し、その1次巻回線6を巻回した後、第1マンドレル7
及び第2マンドレル9を溶解除去する。 【効果】 第1コイル8を2次に巻く前に第2コイル1
0を第1コイル8に被せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブ内にガスを封入
した低圧放電ランプに用いる低圧放電ランプ用電極の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バルブ内にガスを封入した低圧
放電ランプでは、タングステン等の材料で構成されたコ
イルの表面に仕事関数の小さい電子放射物質で構成され
たエミッタを略均等に被着することによって熱電子の放
射を容易にしている。図13にこのような低圧放電ラン
プに用いられる電極の一例を示す。図13は電極の模式
部分断面斜視図である。図で、1はコイルで、タングス
テン等の材料で構成され、巻回して1次巻きコイルとし
ものを、さらに巻回して2次巻きコイルとしたものであ
る。2は電子放射物質で構成されたエミッタで、コイル
1の巻線(1次巻きコイル)に略均等に被着されてい
る。
【0003】図14の模式部分断面斜視図に低圧放電ラ
ンプ用電極の異なる例を示す。図14に示す低圧放電ラ
ンプ用電極は特願平5−169955に報告された電極
である。図で、3はタングステンで構成された第1コイ
ルであり、巻回して1次巻きコイルとしたものをさらに
巻回して2次巻きコイルとしたものである。4は電子放
射物質で構成されたエミッタで、第1コイル3の巻線
(1次巻きコイル)に略均等に被着されている。5は直
径20μm 以下のタングステン等の高耐熱性金属線で構成
された第2コイルで、第1コイル3の巻線(1次巻きコ
イル)の外側に巻回されている。図14に示す例では、
第2コイル5の外側が露出するようにエミッタ4が第1
コイル3及び第2コイル4に被着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バルブ内にガスを封入
した低圧放電ランプでは、ガスの電離により形成された
イオンが電極に衝突し、イオン衝撃、イオンボンバリン
グなどと称する現象が生じることが知られている。タン
グステンで構成された電極の全面にエミッタが塗布され
ていると、イオンの衝突を電極に塗布されたエミッタの
全面で受けることになる。このため、イオン衝突による
エミッタの飛散速度が速くなり、飛散したエミッタがバ
ルブの内周面に被着することによって輝度が低下して放
電ランプの寿命を制限する1つの原因になっていた。図
14に示した低圧放電ランプ用電極は、第1コイル3の
外側に第2コイル5を巻回し、第2コイル5の外側が露
出するようにエミッタ4を塗布することによって、放電
中に存在するイオンがエミッタ4に衝突する確率を小さ
くし、イオンの衝突(イオン衝撃)によって発生するエ
ミッタ4の飛散を抑えて低圧放電ランプの長寿命化を図
ったものである。但し、第2コイル5の内部に第1コイ
ルの巻線を挿通させる場合、第1コイル3は2次に巻回
されているので、第1コイル3を、第2コイル5の内部
に押し入れようとしても容易に挿通させることができな
かった。
【0005】また、第1コイルの外側に第2コイルを巻
回した低圧放電ランプ用電極では、被せた第2コイルの
隣接する巻線同志が接触するとランプ寿命に悪影響を及
ぼすという問題点があった。というのは、通常、ランプ
製造時には、塗布されたエミッタの仕事関数を下げるた
めに第1コイル及び第2コイルに電流を流し加熱する、
いわゆる、エミッタの活性化と呼ばれる工程を行うが、
その際、第2コイルの隣接する巻線同志が接触すると電
流は短絡して流れ活性化不良の部分ができるからであ
る。この活性化不良がランプ寿命に悪影響を及ぼすので
ある。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、タングステンコイルフィラメ
ントである第1コイルと、その第1コイルに塗布された
電子放射物質と、前記第1コイルの外側に巻回された第
2コイルとを備えた、長寿命の低圧放電ランプ用電極を
容易に製造する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の低圧放電ランプ用電極の製造方法
は、ガスを封入した低圧放電ランプに用いる電極であっ
て、タングステンコイルフィラメントである第1コイル
と、その第1コイルに塗布された電子放射物質と、前記
第1コイルの外側に巻回された第2コイルとを備えた低
圧放電ランプ用電極の製造方法において、内部に第1マ
ンドレルを抱いて1次に巻かれた前記第1コイルの外側
に複数の第2マンドレルを抱かせ、その複数の第2マン
ドレルを束ねるように前記第2コイルをその外側に巻回
して1次巻回線を形成し、その1次巻回線を巻回した
後、前記第1マンドレル及び前記第2マンドレルを溶解
除去することを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、請求項1記載の低圧放電ランプ用電極の製造
方法で、前記第2マンドレルのマンドレル径をmd12
1、前記第1コイルの外径をd11、前記第2コイルの
線径をd2、前記1次巻回線のピッチをp、前記第1コ
イルの線径をd1、前記第1コイルの1次マンドレル径
をmd11、前記1次巻回線のマンドレル径をmd2
1、前記第2コイルのマンドレル径をmd12、前記第
2コイルのピッチをp12とした場合に、d11+2・
d2+2・md121<p及びp12−d2−(md1
2+d2)/(md21+md11+2・d1)・p1
2>0を満たすように前記第2マンドレルが形成されて
いることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、請求項2記載の低圧放電ランプ用電極の製造
方法で、前記第2マンドレルの本数をnとした場合に、
(d11/2+md121)・COS(π/n)−d1
1/2>0を満たすように前記第2マンドレルが形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、ガスを封入した低圧放電ランプに用いる電極
であって、タングステンコイルフィラメントである第1
コイルと、その第1コイルに塗布された電子放射物質
と、前記第1コイルの外側に巻回された第2コイルとを
備えた低圧放電ランプ用電極の製造方法において、内部
に第1マンドレルを抱いて1次に巻かれた前記第1コイ
ルの外側に略円筒状の第2マンドレルを被せ、その外側
に前記第2コイルを巻回して1次巻回線を形成し、その
1次巻回線を巻回した後、前記第1マンドレル及び前記
第2マンドレルを溶解除去することを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項5記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、請求項4記載の低圧放電ランプ用電極の製造
方法で、略円筒状の前記第2マンドレルの外径をmd1
22、前記第2コイルの線径をd2、前記1次巻回線の
ピッチをpとした場合に、md122+2・d2<pを
満たすように前記第2マンドレルが形成されていること
を特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、ガスを封入した低圧放電ランプに用いる電極
であって、タングステンコイルフィラメントである第1
コイルと、その第1コイルに塗布された電子放射物質
と、前記第1コイルの外側に巻回された第2コイルとを
備えた低圧放電ランプ用電極の製造方法において、内部
に第1マンドレルを抱いて1次に巻かれた前記第1コイ
ルの外側に蒸着により金属層を形成し、その外側に前記
第2コイルを巻回して1次巻回線を形成し、その1次巻
回線を巻回した後、前記第1マンドレル及び前記金属層
を溶解除去することを特徴とするものである。
【0013】請求項7記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、ガスを封入した低圧放電ランプに用いる電極
であって、タングステンコイルフィラメントである第1
コイルの外側に第2コイルを巻回する低圧放電ランプ用
電極の製造方法において、前記第1コイルの一端の所定
部分を第2コイル挿入部とし、その第2コイル挿入部以
外の前記第1コイルの所定部分を2次に巻回した後、前
記第2コイル挿入部を前記第2コイルの内部に挿通さ
せ、前記第1コイルの前記第2コイル挿入部が設けられ
ている側を上側にして前記第1コイルを上下方向に前記
第1コイルを固定して振動を加え、少なくとも前記第1
コイルの2次巻回した部分に前記第2コイルを被せるこ
とを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載された低圧放電ランプ用電極の
製造方法は、まず、第1マンドレルに第1コイルを巻回
し、その外側に複数の第2マンドレルを抱かせ、さらに
その外側に第2コイルを巻回する(以下、このように、
第1コイルの外側に第2コイルを巻回した状態の部材、
言い換えると、外側に第2コイルが巻回されているが、
第1コイルは2次に巻回されていない状態の部材を1次
巻回線と呼ぶこととする)。次に、この1次巻回線を2
次マンドレルを芯にして巻回した後に、第1マンドレル
及び第2マンドレルを溶融除去する。そして最後に、エ
ミッタを塗布して低圧放電ランプ用電極を完成させる。
この方法によれば、第1コイルを2次に巻回する前(1
次巻回線を巻回する前)に外径20μm以下の高耐熱性
金属線で構成された第2コイルを第1コイルに被せるこ
とができ、タングステンコイルフィラメントである第1
コイルの外側に第2コイルを巻回した低圧放電ランプ用
電極を容易に形成することができる。
【0015】請求項2記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、請求項1記載の低圧放電ランプ用電極の製造
方法で、前述したエミッタの活性化不良を防止するため
の2つの条件を規定したものである。第1の条件は、1
次巻回線が巻回された場合に、1次巻回線の隣接する巻
線同志(1次巻回線の隣接する巻線のそれぞれの外側に
巻回された第2コイルの巻線同志)が接触しないように
するための電極設計条件(条件A)である。また、1次
巻回線を巻回してコイル状に変形させる際、コイルの内
側(1次巻回線を2次マンドレルに巻回する際に2次マ
ンドレルに接触する側)では、1次巻回線が2次マンド
レルを芯にして巻回されると、隣接する第2コイルの巻
線間の距離が小さくなる(逆に1次巻回線のコイルの外
側では隣接する第2コイルの巻線間の距離が大きくな
る)。このため、請求項2記載の低圧放電ランプ用電極
の製造方法は、第2の電極設計条件として、1次巻回線
が巻回されても、そのコイルの内側で、隣接する第2コ
イルの巻線同志が接触しないようにするための条件(条
件B)を規定したものである。
【0016】まず、条件Aを図1に基づき説明する。図
1は1次巻回線6の模式断面図である。図で、7は断面
視略円形の線材で構成された第1マンドレル、8は第1
マンドレルを芯として巻回された第1コイル、9は第1
マンドレル7と平行となるように、第1コイル8の外側
に均等に配置される、断面視略円形の線材で構成された
第2マンドレル、10は6個の第2マンドレル9を束ね
るように、それらの外側に巻回された第2コイルであ
る。ここで、第2マンドレル9の直径をmd121 、第1コ
イル8の外径をd11 、第2コイル10の線径をd2、1次
巻回線6のピッチをp とした場合に、隣接する1次巻回
線6の巻線同志(1次巻回線6の隣接する巻線のそれぞ
れの外側に巻回された第2コイル10の巻線同志)が接
触しないようにするためには、1次巻回線6の最大外径
d12 が1次巻回線6のピッチp よりも大きくなければな
らない。つまり、次式(条件A)を満たさなければなら
ない。 d12=d11+2d2+md121<p ・・・(1) 次に、図9乃至図12に基づき条件Bについて説明す
る。以下の説明において、第1コイルまたは第2コイル
の諸寸法をそれぞれ図9または図10に示すように表す
こととする。図9は、本発明の低圧放電ランプ用電極の
第1コイル8の形状を表した模式部分断面斜視図であ
る。図で、d1は線径、md11は1次マンドレル径、md21は
2次マンドレル径、p は2次ピッチ(1次巻回線6のピ
ッチ)である。図9に示す第1コイル8の図は、本発明
の低圧放電ランプ用電極から第2コイルとエミッタを除
いた状態の形状及び寸法を示したものである。
【0017】図10は、本発明の低圧放電ランプ用電極
の第2コイル10の形状を表した模式部分断面斜視図で
ある。図で、d2は線径、md12はマンドレル径、p12 はピ
ッチ、d12 は第2コイル10の外径である。図10に示
す第2コイル10の図は、1次に巻回された状態の形状
及び寸法を示したものである。
【0018】図11は図9に示した第1コイル8の巻線
の外側に、図10に示した第2コイル10を被せた状態
(1次巻回線6を巻回した状態)を示す模式部分断面斜
視図である。図12は図11のC部拡大図である。但
し、図12では第1コイル8は図示省略している。ここ
で、第1コイル8の中心までの2次巻径をd21 、1次巻
回線6が巻回された場合に第2コイル10の巻線間の短
くなる距離をx としておく。
【0019】図11に示すように、1次巻回線6が巻回
されても1次巻回線6のコイルの内側で、隣接する第2
コイル10の巻線同志が接触しないようにするために
は、1次巻回線6のコイルの内側での、隣接する第2コ
イル10の巻線間の距離t22 が正の値となるように第2
コイル10を設定してやればよい。図12より次式に示
すような関係が成り立つ。 p12/(d21/2)=2x/(md12+d2) ∴x=(md12+d2) ・p12/d21 上式により距離t22 は次式に示すようになる。 ∴t22=p12-d2-x=p12-d2-(md12+d2) ・p12/d21 さらに、距離d21 は、md21+md11+2d1 と表されるから、
上式を書き直すと次式が得られる。 ∴t22=p12-d2-(md12+d2)・p12/(md21+md11+2d1) よって、1次巻回線6を巻回した場合に、1次巻回線6
のコイルの内側で、隣接する第2コイルの巻線同志が接
触しないようにするための条件Bは、t22>0 、つまり、
次式のようになる。 p12-d2-(md12+d2)・p12/(md21+md11+2d1)>0 ・・・(2) 請求項3に記載された低圧放電ランプ用電極の製造方法
は、請求項2に記載された低圧放電ランプ用電極の製造
方法に対して、さらに設計条件を追加したものである。
追加する条件は、第1マンドレルを抱いた第1コイルの
外側に複数の第2マンドレルを配置してその外側に第2
コイルを巻回して低圧放電ランプ用電極を形成する場合
に必要な条件で、第2コイルとその内側の第1コイルが
接触しないようにするための条件を規定したものであ
る。
【0020】このような条件が必要となるのは、エミッ
タを活性化する工程では第1コイル及8び第2コイル1
0に電流を流すので、第1コイル8と第2コイル10が
接触しても、それぞれの巻線の抵抗値に応じて電流が流
れるので活性化不良は発生しないが、図1に示す距離t1
2 (1次巻回線6の中心軸に垂直な断面での第1コイル
7と第2コイル9間の距離)が正の値でない場合は、一
定の張力で巻回される第2コイル10の位置がずれて第
1コイル8の巻線間にはまり込み、第1コイル8の巻線
間で第2コイル10の巻線同志が接触し活性化不良が発
生することがあるからである。
【0021】図1に示すように、第2コイル10が巻回
され1次巻回線6が形成された状態で、第1コイル8と
第2コイル10が接触しないようにするためには、第1
コイル8と第2コイル10間の距離t12 が正の値となれ
ばよい。つまり、次式となるように第2コイル10を構
成すればよい。 t12=(d11/2+md121)cos( π/n)-d11/2>0 ・・・(3) 請求項4に記載された低圧放電ランプ用電極の製造方法
は、第1マンドレルに第1コイルを巻回し、その外側に
略円筒状の第2マンドレルを被せ、さらにその外側に第
2コイルを巻回して1次巻回線を形成し、その1次巻回
線を巻回した後に、第1マンドレル及び第2マンドレル
を溶融除去する方法である。この方法によれば、第1コ
イルを2次に巻回する前(1次巻回線を巻回する前)に
外径20μm以下の高耐熱性金属線で構成された第2コ
イルを第1コイルに被せることができ、タングステンコ
イルフィラメントである第1コイルの外側に第2コイル
を巻回した低圧放電ランプ用電極を容易に形成すること
ができる。
【0022】請求項5記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、請求項4記載の低圧放電ランプ用電極の製造
方法で、巻回された1次巻回線の隣接する巻線同志(隣
接する巻線のそれぞれの外側に巻回された第2コイルの
巻線同志)が接触しないようにするための条件を示した
ものである。
【0023】図3は1次巻回線6の模式断面図を示す。
図で、7は断面視略円形の線材で構成された第1マンド
レル、8は第1マンドレル7に巻回された第1コイル、
11は第1コイル8の外側を覆う、略円筒状の線材で構
成された第2マンドレル、10は第2マンドレル11の
外側に巻かれた第2コイルである。ここで、第2マンド
レル11のマンドレル径をmd122 、第2コイル10の線
径をd2、第2コイル10の外径(1次巻回線6の外径)
をd12 、1次巻回線6のピッチをp とした場合に、巻回
された1次巻回線の隣接する巻線同志(隣接する巻線の
それぞれの外側に巻回された第2コイル10の巻線同
志)が接触しないようにするためには、次式を満たすよ
うに構成する必要がある。 d12=md122+2d2<p ・・・(4) 請求項6に記載された低圧放電ランプ用電極の製造方法
は、第1マンドレルに第1コイルを巻回し、その外側に
モリブデン等の金属を蒸着させて金属層を形成し、さら
にその外側に第2コイルを巻回して1次巻回線を形成
し、その1次巻回線を巻回した後に、金属層及び第1マ
ンドレルを溶融除去する方法である。この方法によれ
ば、第1コイルを2次に巻く前(1次巻回線を巻回する
前)に外径20μm以下の高耐熱性金属線で構成された
第2コイルを第1コイルに被せることができ、タングス
テンコイルフィラメントである第1コイルの外側に第2
コイルを巻回した低圧放電ランプ用電極を容易に形成す
ることができる。
【0024】請求項7記載の低圧放電ランプ用電極の製
造方法は、タングステンコイルフィラメントである第1
コイルの外側に第2コイルを巻回する低圧放電ランプ用
電極の製造方法において、第1コイルの一端に2次巻回
しない部分(第2コイル挿入部)を設けておき、その第
2コイル挿入部以外の第1コイルの所定部分を2次に巻
回した後に、第2コイル挿入部を第2コイルの内部に挿
通させて第2コイル挿入部に第2コイルを被せ、第1コ
イルの第2コイル挿入部が設けられている側を上方にし
て第1コイルを上下方向に固定する。そして、第1コイ
ルのもう一方の端には第2コイルが通り抜けて落ちない
ようにストッパを設けておき振動を加え、少なくとも第
1コイルの2次巻回した部分に第2コイルを被せること
を特徴とするものである。このようにすると、第2コイ
ルは第1コイルの巻線に沿って徐々に下方に移動し、第
1コイルの2次巻回された部分に被さりストッパで止ま
るようになる。この方法により、第1コイルの外側に第
2コイルを巻回した低圧放電ランプ用電極の製造が容易
になる。
【0025】
【実施例】図1及び図2に基づいて本発明の低圧放電ラ
ンプ用電極の製造方法の一実施例を説明する。図1は1
次巻回線6の中心軸に垂直な面での断面構造を示す模式
断面図である。図2は1次巻回線6の中心軸に平行な面
での断面構造を示す模式部分断面斜視図である。図1及
び図2で、7は断面視略円形の線材で構成された第1マ
ンドレル、8は第1マンドレル7に巻回された第1コイ
ルで、タングステン等の材料で構成されている。9は第
1マンドレル7と平行に第1コイル8の外側に均等に配
置された第2マンドレルで、断面視略円形の線材で構成
されている。10は6個の第2マンドレル9を束ねるよ
うにそれらの周囲に巻かれた第2コイルである。
【0026】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法
では、まず、第1マンドレル7に第1コイル8を巻回
し、第1コイル8の外側に6個の第2マンドレル9を配
置して、その外側に高耐熱性金属線で構成された第2コ
イル10を巻回して図1及び図2に示す1次巻回線6を
形成する。次に、1次巻回線6を巻回した後、第1マン
ドレル7及び第2マンドレル9を溶解除去する。その
後、図14に示した従来例と同様にエミッタを塗布して
低圧放電ランプ用電極を完成させる。
【0027】第1コイル8は、線径d1を93μm 、1次マ
ンドレル径md11を 230μm 、1次に巻回した状態の外径
d11 を 416μm (∵d11=d1+ md11)、2次マンドレル径
md21を1850μm とした。また、第2コイル10は、線径
d2を20μm 、ピッチp12 を40μm とした。さらに、1次
巻回線6のピッチp を1050μm 、第1コイル8の外側に
抱かせた第2マンドレル9の本数n を6、第2マンドレ
ル9のマンドレル径md121 を50μm とした。
【0028】以上のように、設計条件を設定した場合、
1次巻回線6の最大外径d12 は、d12=d11+2md121+2d2=4
16+100+40=556<p=1050となり、(1)式を満たすので、
隣接する1次巻回線6の巻線同志(1次巻回線6の隣接
する巻線のそれぞれの外側に巻回された第2コイル10
の巻線同志)が接触することがない。また、p12-d2-(md
12+d2)・p12/(md21+md11+2d1)=p12-d2-(d12-d2) ・p12/
(md21+md11+2d1)=40-20-(556-20)・40/(1850+230+186)
≒11.5μm>0 となり、(2)式を満たすので、1次巻回
線6を巻回した場合に、1次巻回線6のコイルの内側
で、隣接する第2コイル10の巻線同志が接触すること
がない。さらに、図1に示した、第1コイル8と第2コ
イル10間の距離t12 (1次巻回線6の中心軸に垂直な
断面での第1コイル8と第2コイル10間の距離)は、
前述した(3)式より、t12=(d11/2+md121)cos( π/n)-
d11/2=(416/2+50)cos(π/6)-416/2 ≒15.4μm>0 となる
ので、第2コイル10が巻回され1次巻回線6が形成さ
れた状態で、第1コイル8と第2コイル10が接触する
ことがない。
【0029】以上のように設定された電極を用いて構成
した蛍光ランプと、第1コイルのみを電極として構成し
た蛍光ランプとを試作し、グロー式点灯による点滅試験
により比較試験を行った。点滅試験は、10秒間点灯さ
せた後、50秒間消灯させる点滅動作を1サイクル(1
回)として行った。その結果、第1コイルのみを使用し
た通常の蛍光ランプはエミッタの消耗による電極黒化が
3000回程度で発生したのに対し、第1コイルに第2コイ
ルを被せた電極を使用した蛍光ランプは、2倍以上の70
00回で初めて電極黒化が発生した。
【0030】以上に説明した方法により、本発明の低圧
放電ランプ用電極の製造方法によれば、エミッタの活性
化不良を招かずに、第1コイルの外側に第2コイルを巻
回した、長寿命の低圧放電ランプ用電極を容易に製造す
ることができる。
【0031】図3及び図4に基づいて本発明の低圧放電
ランプ用電極の製造方法の異なる実施例を説明する。但
し、図1及び図2に示した実施例の構成と同等構成につ
いては同符号を付すこととする。図3は1次巻回線6の
中心軸に垂直な面での断面構造を示す模式断面図であ
る。図4は1次巻回線6の中心軸に平行な面での断面構
造を示す模式部分断面斜視図である。図3及び図4に示
す実施例が、図1及び図2に示した実施例と異なる点
は、図1及び図2に示した実施例では第1コイルの外周
に6個の第2マンドレル9を配置したものを芯として第
2コイル10を巻回して1次巻回線6を形成していたの
に対し、図3及び図4に示す実施例では第1コイル8の
外側に略円筒状の第2マンドレル11を被せ、それを芯
として第2コイル10を巻回して1次巻回線6を形成す
る点である。このように構成することによて、図1及び
図2に示した1次巻回線を用いた場合と同様に低圧放電
ランプ用電極を容易に形成することができる。
【0032】図3及び図4に示す実施例の場合、第1コ
イル8は、線径d1を93μm 、1次マンドレル径md11を 2
30μm 、1次に巻回した状態の外径d11 を 416μm (∵
d1+md11)、2次マンドレル径md21を1850μm とした。
1次巻回線6のピッチp を1050μm とした。また、第2
コイル10は、線径d2を20μm 、ピッチp12 を40μmと
した。第1コイル8の外側に被せた第2マンドレル11
は、マンドレル径(外径、md122 )を 516μm とする
と、1次巻回線6の最大外径d12 は 556μm (∵md122+
2d2 )<p=1050 μm となり、(1)式を満たすので、1
次巻回線6を巻回した場合に、隣接する1次巻回線6の
巻線同志が接触することがない(隣接する1次巻回線6
の巻線の外側に巻回された第2コイルの巻線同志が接触
することがない)。また、p12-d2-(md12+d2)・p12/(md2
1+md11+2d1)=p12-d2-(d12-d2) ・p12/(md21+md11+2d1)=
40-20-(516+20)・40/(1850+230+186) ≒11.5μm>0 とな
り、(2)式を満たすので、1次巻回線6を巻回した場
合に、1次巻回線6のコイルの内側で、隣接する第2コ
イル10の巻線同志が接触することがない。
【0033】図5及び図6に基づいて本発明の低圧放電
ランプ用電極の製造方法のさらに異なる実施例を説明す
る。但し、図1及び図2に示した実施例の構成と同等構
成については同符号を付すこととする。図5は1次巻回
線6の中心軸に垂直な面での断面構造を示す模式断面図
である。図6は1次巻回線6の中心軸に平行な面での断
面構造を示す模式部分断面斜視図である。
【0034】図5及び図6に示す実施例が、図3及び図
4に示した実施例と異なる点は、図3及び図4に示した
実施例では第1コイル8の外側に略円筒状の第2マンド
レル11を被せ、それを芯として第2コイル10を巻回
して1次巻回線6を形成したのに対し、図5及び図6に
示す実施例では第1コイル8の外側にモリブデン等の金
属を均一に蒸着させて金属層12を形成し、それを芯と
して第2コイル10を巻回して1次巻回線6を形成する
点である。
【0035】製造方法は、まず、第1マンドレル7に第
1コイル8を巻回し、第1コイル8の外側に均一に金属
層12を形成し、その外側に第2コイル10を巻回して
図5及び図6に示す1次巻回線6を形成する。次に、1
次巻回線6を巻回した後、第1マンドレル7及び金属層
12を溶解除去して低圧放電ランプ用電極を形成する。
但し、蒸着する金属はモリブデンに限定されない。
【0036】図5及び図6に示す実施例の場合、第1コ
イル8は、線径d1を93μm 、1次マンドレル径md11を 2
30μm 、1次に巻回した状態の外径d11 を 416μm (∵
d1+md11)、2次マンドレル径md21を1850μm とした。
1次巻回線6のピッチp を1050μm とした。また、第2
コイル10は、線径d2を20μm 、ピッチp12 を40μmと
した。第1コイル8の外側に蒸着させた金属層12の厚
さは50μm とした。これにより、外側に金属層12を形
成した1次巻回線6の外径は 556μm となり、(1)式
を満たすので、1次巻回線6を巻回した場合に、1次巻
回線6の隣接する巻線同志が接触することがない(隣接
する1次巻回線6の巻線の外側に巻回された第2コイル
10の巻線同志が接触することがない)。また、p12-d2
-(md12+d2)・p12/(md21+md11+2d1)=p12-d2-(d11+50+50+
d2) ・p12/(md21+md11+2d1)=40-20-536 ・40/(1850+230
+186) ≒11.5μm>0 となり、(2)式を満たすので、1
次巻回線6を巻回した場合に、1次巻回線6のコイルの
内側で、隣接する第2コイル10の巻線同志が接触する
ことがない。
【0037】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法
のさらに異なる実施例を図7及び図8に基づいて説明す
る。図7及び図8は、第1コイル13の所定箇所を2次
に巻回した後に、第2コイル14を第1コイル13に被
せる方法を示した模式部分断面斜視図である。本実施例
に用いる第1コイル13には、図7に示すように、一方
の端部に2次巻回されていない第2コイル挿入部13a
が設けられている。図7に示す実施例では、第2コイル
挿入部13aは1次巻回されているが、1次巻回されて
いない状態としてもよい。一方、第2コイル14は1次
に巻回しておく。このように構成された第1コイル13
及び第2コイル14を用いて、まず、図7に示すよう
に、第1コイル13の第2コイル挿入部13aが設けら
れている側の端部13bを第2コイル14の内部に通
す。
【0038】次に、図8に示すように、第2コイル14
に通した端部13bを上側にして、第1コイル13を上
下方向に固定する。また、第1コイル13の他方の端部
13cの2次巻回されていない部分に、第2コイル14
が抜けてしまわないように、中央に第1コイル13の外
径と同程度の径の孔を備えた、着脱可能に構成されたス
トッパ15を取り付けておく。16は固定治具である。
この状態で第1コイル13に振動を加えると第2コイル
14が次第に第1コイル13の巻線に沿って下方に移動
し、第1コイル13の2次巻回された部分に被さるよう
になる。第1コイル13の2次巻回された部分に第2コ
イル14を被せる場合、第2コイル14を押し込むだけ
では、2次巻回された部分に第2コイル14が引っ掛か
って、第2コイル14を第1コイル13にスムーズに被
せることができなかったが、図7及び図8に示した低圧
放電ランプ用電極の製造方法を用いることによって第2
コイル14を第1コイル13にスムーズに被せることが
できるようになった。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項6記
載の低圧放電ランプ用電極の製造方法によれば、第1コ
イルを2次に巻く前に外径20μm以下の高耐熱性金属
線で構成された第2コイルを第1コイルに被せることが
でき、タングステンコイルフィラメントである第1コイ
ルの外側に高耐熱性金属線で構成された第2コイルを備
えた、長寿命の低圧放電ランプ用電極を容易に形成する
ことができる。
【0040】また、請求項7記載の低圧放電ランプ用電
極の製造方法によれば、第1コイルを2次に巻回した後
に外径20μm以下の高耐熱性金属線で構成された第2
コイルを第1コイルに容易に被せることができるので、
タングステンコイルフィラメントである第1コイルの外
側に高耐熱性金属線で構成された第2コイルを備えた、
長寿命の低圧放電ランプ用電極を容易に形成することが
できる。
【0041】さらに、請求項2及び請求項5記載の低圧
放電ランプ用電極の製造方法によれば、第1コイルが2
次に巻回された状態(1次巻回線が巻回された状態)で
の隣接する1次巻回線の巻線同志(隣接する1次巻回線
の巻線のそれぞれの外側に巻回された第2コイルの巻線
同志)の接触、及び、巻回された1次巻回線のコイルの
内側での隣接する第2コイルの巻線同志の接触を防止す
ることができるので、エミッタの活性化不良によるラン
プ寿命低下を防止することができる。
【0042】さらに、請求項3記載の低圧放電ランプ用
電極の製造方法によれば、第1コイルが2次に巻回され
た状態(1次巻回線が巻回された状態)での隣接する1
次巻回線の巻線同志(隣接する1次巻回線の巻線のそれ
ぞれの外側に巻回された第2コイルの巻線同志)の接
触、及び、巻回された1次巻回線のコイルの内側での隣
接する第2コイルの巻線同志の接触、及び、第2コイル
とその内側の第1コイルとの接触を防止することができ
るので、エミッタの活性化不良によるランプ寿命低下を
防止することができる。
【0043】さらに、請求項7記載の低圧放電ランプ用
電極の製造方法によれば、2次巻回した第1コイルの外
側に第2コイルを容易に被せることができるので、第1
コイルの外側に第2コイルを巻回した低圧放電ランプ用
電極の製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法の一
実施例により形成した1次巻回線を示す模式断面図であ
る。
【図2】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法の一
実施例により形成した1次巻回線を示す模式部分断面斜
視図である。
【図3】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法の異
なる実施例により形成した1次巻回線を示す模式断面図
である。
【図4】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法の異
なる実施例により形成した1次巻回線を示す模式部分断
面斜視図である。
【図5】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法のさ
らに異なる実施例により形成した1次巻回線を示す模式
断面図である。
【図6】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法のさ
らに異なる実施例により形成した1次巻回線を示す模式
部分断面斜視図である。
【図7】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法のさ
らに異なる実施例を示す模式部分断面斜視図である。
【図8】本発明の低圧放電ランプ用電極の製造方法のさ
らに異なる実施例を示す模式部分断面斜視図である。
【図9】本発明の低圧放電ランプ用電極の第1コイルの
一実施例を示す模式部分断面斜視図である。
【図10】本発明の低圧放電ランプ用電極の第2コイル
の一実施例を示す模式部分断面斜視図である。
【図11】本発明の低圧放電ランプ用電極の1次巻回線
の一実施例を示す模式部分断面斜視図である。
【図12】図11のC部拡大図である。
【図13】低圧放電ランプ用電極の一例を示す模式部分
断面斜視図である。
【図14】低圧放電ランプ用電極の異なる例を示す模式
部分断面斜視図である。
【符号の説明】
6 1次巻回線 7 第1マンドレル 8,13 第1コイル 9,11 第2マンドレル 10,14 第2コイル 12 金属層 13a 第2コイル挿入部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを封入した低圧放電ランプに用いる
    電極であって、タングステンコイルフィラメントである
    第1コイルと、その第1コイルに塗布された電子放射物
    質と、前記第1コイルの外側に巻回された第2コイルと
    を備えた低圧放電ランプ用電極の製造方法において、内
    部に第1マンドレルを抱いて1次に巻かれた前記第1コ
    イルの外側に複数の第2マンドレルを抱かせ、その複数
    の第2マンドレルを束ねるように前記第2コイルをその
    外側に巻回して1次巻回線を形成し、その1次巻回線を
    巻回した後、前記第1マンドレル及び前記第2マンドレ
    ルを溶解除去することを特徴とする低圧放電ランプ用電
    極の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2マンドレルのマンドレル径をm
    d121、前記第1コイルの外径をd11、前記第2コ
    イルの線径をd2、前記1次巻回線のピッチをp、前記
    第1コイルの線径をd1、前記第1コイルの1次マンド
    レル径をmd11、前記1次巻回線のマンドレル径をm
    d21、前記第2コイルのマンドレル径をmd12、前
    記第2コイルのピッチをp12とした場合に、d11+
    2・d2+2・md121<p及びp12−d2−(m
    d12+d2)/(md21+md11+2・d1)・
    p12>0を満たすように前記第2マンドレルが形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の低圧放電ラン
    プ用電極の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2マンドレルの本数をnとした場
    合に、(d11/2+md121)・COS(π/n)
    −d11/2>0を満たすように前記第2マンドレルが
    形成されていることを特徴とする請求項2記載の低圧放
    電ランプ用電極の製造方法。
  4. 【請求項4】 ガスを封入した低圧放電ランプに用いる
    電極であって、タングステンコイルフィラメントである
    第1コイルと、その第1コイルに塗布された電子放射物
    質と、前記第1コイルの外側に巻回された第2コイルと
    を備えた低圧放電ランプ用電極の製造方法において、内
    部に第1マンドレルを抱いて1次に巻かれた前記第1コ
    イルの外側に略円筒状の第2マンドレルを被せ、その外
    側に前記第2コイルを巻回して1次巻回線を形成し、そ
    の1次巻回線を巻回した後、前記第1マンドレル及び前
    記第2マンドレルを溶解除去することを特徴とする低圧
    放電ランプ用電極の製造方法。
  5. 【請求項5】 略円筒状の前記第2マンドレルの外径を
    md122、前記第2コイルの線径をd2、前記1次巻
    回線のピッチをpとした場合に、md122+2・d2
    <pを満たすように前記第2マンドレルが形成されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の低圧放電ランプ用電
    極の製造方法。
  6. 【請求項6】 ガスを封入した低圧放電ランプに用いる
    電極であって、タングステンコイルフィラメントである
    第1コイルと、その第1コイルに塗布された電子放射物
    質と、前記第1コイルの外側に巻回された第2コイルと
    を備えた低圧放電ランプ用電極の製造方法において、内
    部に第1マンドレルを抱いて1次に巻かれた前記第1コ
    イルの外側に蒸着により金属層を形成し、その外側に前
    記第2コイルを巻回して1次巻回線を形成し、その1次
    巻回線を巻回した後、前記第1マンドレル及び前記金属
    層を溶解除去することを特徴とする低圧放電ランプ用電
    極の製造方法。
  7. 【請求項7】 ガスを封入した低圧放電ランプに用いる
    電極であって、タングステンコイルフィラメントである
    第1コイルの外側に第2コイルを巻回する低圧放電ラン
    プ用電極の製造方法において、前記第1コイルの一端の
    所定部分を第2コイル挿入部とし、その第2コイル挿入
    部以外の前記第1コイルの所定部分を2次に巻回した
    後、前記第2コイル挿入部を前記第2コイルの内部に挿
    通させ、前記第1コイルの前記第2コイル挿入部が設け
    られている側を上側にして前記第1コイルを上下方向に
    前記第1コイルを固定して振動を加え、少なくとも前記
    第1コイルの2次巻回した部分に前記第2コイルを被せ
    ることを特徴とする低圧放電ランプ用電極の製造方法。
JP6147593A 1994-06-29 1994-06-29 低圧放電ランプ用電極の製造方法 Withdrawn JPH0817338A (ja)

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