JPH08173877A - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

塗布方法及び塗布装置

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JPH08173877A
JPH08173877A JP6322491A JP32249194A JPH08173877A JP H08173877 A JPH08173877 A JP H08173877A JP 6322491 A JP6322491 A JP 6322491A JP 32249194 A JP32249194 A JP 32249194A JP H08173877 A JPH08173877 A JP H08173877A
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JP
Japan
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nozzle
coating
support
paint
amount
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JP6322491A
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English (en)
Inventor
Masaru Watanabe
勝 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体
の走行を停止させない塗布装置及び方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 ノズル1の先端部に対して連続走行する支持
体を押し付け、且つノズル1より吐出される塗料により
支持体を浮上させながら塗料を支持体へ塗布する塗布方
法において、所定の塗布量をQ1とし、支持体へ押しつ
ける前及び離脱させる前の吐出量を、Q2=1/500
×Q1以上、9/10×Q1以下とし、支持体へ押し付
ける前にQ2の塗料を吐出させながら押し付けた後、Q
2からQ1に変更し塗布を開始し、離脱させる前にQ1
からQ2に変更した後、支持体から離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗料を支持体上に塗料を
塗布するための塗布方法及び装置であって、特に塗布の
開始及び終了時に支持体からの削り粉発生の発生や支持
体の切断を抑制する塗布方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】支持体に塗料を塗布する装置として、特
開平1−169297号公報が開示されている。これは
ノズルの先端部に対して連続走行する支持体を押し付
け、且つ前記ノズルより吐出される塗料により前記支持
体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ塗布する塗
布装置であり、磁性塗料等の塗料の高速塗布、ミクロン
オーダーの薄層塗布に効果を有している。しかし塗料が
ノズルへ供給されていないときにはノズルの先端部と支
持体とが接触することで支持体が削られ粉が発生し、こ
れが塗膜中に混入するという問題があった。これを解決
するものとして、特開昭62−95169号公報の開示
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−9516
9号公報は支持体への塗料の塗布を開始するときノズル
の先端が支持体に接触してから塗料をノズルから押し出
すものである。塗料が押し出されるまでの間は、例えわ
ずかの時間であってもノズルの先端と支持体とが直接接
触しており、この瞬間に支持体が削られ削り粉が生じた
り、支持体が例えば金属箔等の硬いものである場合には
逆にノズル先端部が傷つき、その傷が原因で塗膜に縦筋
が生じたりした。また支持体が薄く切断され易いもの、
例えばミクロンオーダーのフイルム等では、ノズル先端
部とフイルムとが直接接触した瞬間に切断するという致
命的な課題があった。さらに例えば磁気記録媒体を例に
挙げると、磁性層の表面平滑性向上のため支持体である
フイルム表面の平滑性を従来に比べて向上させてきてい
る。一方ノズル先端部は塗膜表面の平滑性を決定付ける
ために通常鏡面加工が施されており、ノズル先端部と平
滑なフイルムとが接触した瞬間に、フイルムがノズル先
端に密着し、その結果支持体走行が停止したり、フイル
ムが切断するという致命的課題があった。
【0004】塗布を終了するときにもノズルの先端と支
持体とが直接接触すると同様の課題があった。
【0005】本発明は、塗布の開始及び終了時におい
て、支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行
を停止させない塗布装置及び方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ノズルの先端部に対して
連続走行する支持体を押し付け、且つ前記ノズルより吐
出される塗料により前記支持体を浮上させながら前記塗
料を前記支持体へ塗布する塗布装置及び方法において、
第1の発明の塗布方法は、前記支持体へ前記ノズルを押
し付ける直前に前記ノズルより所定の塗布量の前記塗料
を吐出させながら、前記ノズルを前記支持体へ押し付け
塗布を開始し、前記支持体から前記ノズルを離脱させた
直後に前記ノズルからの前記塗料の吐出を停止させるこ
とを特徴とする塗布方法。
【0007】第2の発明の塗布方法は、前記支持体への
所定の塗布量をQ1cc/minとし、前記支持体へ前記ノズ
ルを押しつける前及び前記支持体から前記ノズルを離脱
させる前の前記ノズルからの吐出量を、Q2=1/50
0×Q1cc/min以上、9/10×Q1cc/min以下の範囲
とし、前記支持体へ前記ノズルを押し付ける前に前記ノ
ズルよりQ2cc/minの前記塗料を吐出させながら前記ノ
ズルを前記支持体へ押し付けた後、前記ノズルからの前
記塗料吐出量をQ2cc/minからQ1cc/minに変更し塗布
を開始し、前記支持体から前記ノズルを離脱させる前に
前記ノズルからの前記塗料の吐出量をQ1からQ2に変
更した後、前記ノズルを前記支持体から離脱させること
を特徴とする。
【0008】第3の発明の塗布装置は、前記ノズルへ所
定の塗布量の前記塗料を供給する塗料供給手段と、前記
塗料供給手段と前記ノズルとの間に設けた分岐配管には
流量調整弁と開閉バルブを設け、前記開閉バルブを閉じ
たときには前記ノズルより前記所定の塗布量の塗料を吐
出させ、前記開閉バルブを開いたときには前記ノズルよ
り前記所定の塗布量の1/500以上、9/10以下の
前記塗料を吐出させるように構成したことを特徴とす
る。
【0009】第4の発明の塗布装置は、前記ノズルの塗
布幅方向に貫通するマニホールドの一端には、所定の塗
布量の前記塗料を供給する塗料供給手段を接続し、前記
マニホールドの他端には開閉バルブ、もしくは流量調整
弁と開閉バルブを設け、前記開閉バルブを閉じたときに
は前記ノズルより前記所定の塗布量の塗料を吐出させ、
前記開閉バルブを開いたときには前記ノズルより前記所
定の塗布量の1/500以上、9/10以下の前記塗料
を前記ノズルから吐出させるように構成したことを特徴
とする。
【0010】第5の発明の塗布装置は、前記ノズルの塗
布幅方向に貫通するマニホールドの塗布幅方向に対して
中央の位置へ所定の塗布量の前記塗料を供給する塗料供
給手段を接続し、前記マニホールドの両端を配管で接続
し開閉バルブもしくは流量調整弁と開閉バルブを設け、
もしくは、前記ノズルの塗布幅方向に貫通するマニホー
ルドの塗布幅方向に対して両端へ所定の塗布量の前記塗
料を供給する塗料供給手段を接続し、前記マニホールド
の中央の位置には開閉バルブもしくは流量調整弁と開閉
バルブを設け、前記開閉バルブを閉じたときには前記ノ
ズルより前記所定の塗布量の塗料を吐出させ、前記開閉
バルブを開いたときには前記ノズルより前記所定の塗布
量の1/500以上、9/10以下の前記塗料を吐出さ
せるように構成したことを特徴とする。
【0011】第6の発明の塗布装置は、前記ノズルの塗
布幅方向に貫通するマニホールドの一端と接続した前記
塗料を供給する塗料供給手段の流量をQ3cc/minとし、
前記マニホールドの他端に接続した前記塗料を前記ノズ
ルから排出する塗料排出手段の流量をQ4cc/minとした
とき、塗布量Q1は、Q1=Q3−Q4であって、且つ
前記ノズルと前記塗料排出手段との間設けた分岐配管に
は開閉バルブもしくは流量調整弁と開閉バルブを設け、
前記開閉バルブを閉じたときには前記ノズルより前記所
定の塗布量の塗料を吐出させ、前記開閉バルブを開いた
ときには前記ノズルより前記所定の塗布量の1/500
以上、9/10以下の前記塗料を吐出させるように構成
したことを特徴とする。
【0012】第7の発明の塗布方法は、前記支持体へ前
記ノズルを押し付ける直前に前記ノズルより前記塗料に
含まれる溶媒を吐出させた後、前記ノズルを前記支持体
へ押し付け、前記溶媒の吐出の停止と同時に前記塗料塗
の吐出を開始し、もしくは前記塗料の吐出を開始した直
後に前記溶媒の吐出を停止することで塗布を開始し、前
記支持体から前記ノズルを離脱させる直前に前記塗料の
吐出の停止と同時に前記溶媒の吐出を開始した後、もし
くは前記溶媒の吐出を開始した直後に前記塗料の吐出を
停止した後、前記ノズルを前記支持体から離脱させるこ
とを特徴とする。
【0013】第8の発明の塗布装置は、スリットと接続
され、且つ前記塗料を前記スリットに供給するためのマ
ニホールドと、前記マニホールドから前記スリットの出
口との間に前記塗料に含まれる溶媒を供給する手段を設
けたことを特徴とする。
【0014】第9の発明の塗布装置は、マニホールド内
部を回動可能にした円筒には、スリット状の溶媒供給口
と塗料供給口と流入口とを設け、前記ノズルには塗料流
路と溶媒流路とを設け、前記溶媒供給口が前記ノズルの
スリットと接続されたときには前記流入口が前記溶媒供
給路と接続され、前記円筒の回動により前記塗料供給口
が前記スリットと接続されたときには前記流入口が前記
塗料供給路と接続されるように構成したことを特徴とす
る。
【0015】第10の発明の塗布方法は、第1の塗料供
給手段と第2の塗料供給手段による前記ノズルへの塗料
供給量の和が所定の塗布量であり、前記第2の塗料供給
手段の前記ノズルへの塗料供給量は前記所定の塗布量の
1/500以上、9/10以下であって、前記第1の塗
料供給手段と前記ノズルとの間に設けた分岐配管には三
方弁を備え、前記支持体へ前記ノズルを押し付ける前は
前記三方弁により前記第1の塗料供給手段の前記塗料は
排出し、前記第2の塗料供給手段のみで前記ノズルへ前
記塗料を供給しながら前記ノズルを前記支持体へ押し付
けた後、前記三方弁により前記第1の塗料供給手段の前
記塗料を前記ノズルを供給し塗布を開始し、前記支持体
から前記ノズルを離脱させる前に前記三方弁により前記
第1の塗料供給手段の前記塗料を排出し、前記第2の塗
料供給手段のみで前記ノズルへ前記塗料を供給しながら
前記ノズルを前記支持体から離脱させることを特徴とす
る。
【0016】第11の発明の塗布方法は、前記支持体へ
前記ノズルを押し付ける直前に前記ノズルよりスリット
幅方向1mm当り、0.01mm3以上、10mm3以下
の前記塗料を吐出させ、且つ前記スリット出口部に溜め
た後、前記ノズルを前記支持体へ押し付け塗布を開始
し、前記支持体から前記ノズルを離脱させた直後に前記
ノズルからの前記塗料の吐出を停止させることを特徴と
する。
【0017】
【作用】第1の発明の構成によって、塗布開始時におい
てノズルを支持体に押し付ける直前に所定量の塗布量の
塗料をノズルから吐出しているので、ノズルが支持体に
押し付けられた瞬間から支持体とノズル先端部との間に
塗料が介在する。また塗布終了時においてノズルを支持
体から離脱させた直後に塗料の吐出を停止させるので、
ノズルが支持体から離れる瞬間にも支持体とノズル先端
部との間に塗料が介在する。
【0018】従って、ノズル先端部で支持体を削らず、
支持体を切断せず、支持体の走行を停止させることがな
い。
【0019】第2の発明の構成によって、塗布開始時に
おいてノズルを支持体に押し付ける直前にQ2の吐出量
で塗料をノズルから吐出している。吐出量Q2はきわめ
て少量であるためノズルが支持体に押し付けられるまで
の時間内にノズル先端から塗料が垂れてノズル先端部を
汚すことが無く、さらにノズルが支持体に押し付けられ
た瞬間から支持体とノズル先端部との間に塗料が介在す
る。また塗布終了時においてノズルを支持体から離脱さ
せる直前に所定の塗布量からQ2の吐出量に変更してる
ので、ノズルが支持体から離れる瞬間にも支持体とノズ
ル先端部との間に塗料が介在する。
【0020】従って、ノズル先端部で支持体を削らず、
支持体を切断せず、支持体の走行を停止させることがな
い。
【0021】第3の発明の構成によって、流量調整弁に
よりノズルからの吐出量Q2を塗布量の1/500から
9/10の範囲に調整することができ、開閉バルブの開
閉動作だけで、ノズルからの塗料の吐出量をQ2から所
定の塗布量へ、もしくは所定の塗布量からQ2へ変更す
ることが容易に行える。
【0022】第4の発明の構成によって、ノズルのマニ
ホールドの一端から塗料を供給し、他端から開閉バルブ
で塗料を排出するとき、マニホールドの塗料流れの抵抗
により生じる圧力と必要に応じて設けた流量調整弁とに
より、ノズルからの吐出量Q2を塗布量の1/500か
ら9/10の範囲とすることができる。しかも、磁性塗
料のような分散された粒子が凝集するような塗料に対し
て、塗布停止時にマニホールド内の塗料を流動させるて
いるので、粒子が凝集しない。従って塗布再開しても粒
子の凝集による塗膜への縦筋が発生しない。
【0023】第5の発明の構成によって、ノズルの塗布
幅方向に対して中央もしくは両端から塗料を供給するた
め、マニホールド内の圧力分布を比較的均一にできる。
従って、ノズルからの吐出量がきわめて少ない吐出量Q
2のとき、塗布幅方向に均一に少量の塗料を吐出でき、
塗布開始時に塗布幅方向で均一に支持体に少量の塗料を
付着させることができる。しかも、磁性塗料のような分
散された粒子が凝集するような塗料に対して、塗布停止
時にマニホールド内の塗料を流動させるているので、粒
子が凝集しない。従って塗布再開しても粒子の凝集によ
る塗膜への縦筋が発生しない。
【0024】第6の発明の構成によって、ノズルのマニ
ホールドの一端から塗料を供給し、他端から強制的に塗
料を排出させるので、マニホールドの塗料流れの抵抗に
より生じる圧力で、ノズルからの吐出量Q2を塗布量の
1/500から9/10の範囲とすることができる。し
かも、磁性塗料のような分散された粒子が凝集するよう
な塗料に対して、塗布停止時にマニホールド内の塗料を
流動させるているので、粒子が凝集しない。従って塗布
再開しても粒子の凝集による塗膜への縦筋が発生しな
い。
【0025】第7の発明の構成によって、塗布開始時に
おいてノズルを支持体に押し付ける直前に溶剤をノズル
から吐出しているので、ノズルが支持体に押し付けられ
た瞬間から支持体とノズル先端部との間に溶媒が介在す
る。また塗布終了時においてノズルを支持体から離脱さ
せる直前に塗料の停止と同時に溶媒を吐出させるので、
ノズルが支持体から離れる瞬間にも支持体とノズル先端
部との間に溶媒が介在する。従って、ノズル先端部で支
持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止
させることがない。
【0026】第8の発明の構成によって、マニホールド
とスリット出口との間のスリットに対して溶媒を供給す
るため、塗料の溜り部であるマニホールドへは溶媒は侵
入せず、従って塗料の塗布開始時に溶媒のノズルへの供
給を停止した後、スリットの中に存在する溶媒を押し出
した後は、直ちに塗料の塗布を開始することができる。
【0027】第9の発明の構成によって、マニホールド
内部の円筒を回動させるだけで、ノズルから吐出する液
を、塗料から溶媒もしくは溶媒から塗料に簡単に変更す
ることができる。
【0028】第10の発明の構成によって、第1の塗料
供給手段によるノズルへの塗料の供給を三方弁の操作の
みで、ノズルからの吐出量を所定の塗布量から吐出量Q
2へ容易に変更することができる。
【0029】第11の発明の構成によって、塗布開始時
においてノズルを支持体に押し付ける直前にきわめて少
量の塗料をノズルから吐出し、且つノズル先端部に溜め
ているので、ノズルから塗料が垂れることがなくノズル
先端部を汚さず、さらにノズルが支持体に押し付けられ
た瞬間から支持体とノズル先端部との間に塗料が介在す
る。また塗布終了時においてノズルを支持体から離脱さ
せた直後に塗料の吐出を停止させるので、ノズルが支持
体から離れる瞬間にも支持体とノズル先端部との間に塗
料が介在する。従って、ノズル先端部で支持体を削ら
ず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させること
がない。
【0030】
【実施例】
(第1実施例)第1実施例は、第1の発明の塗布方法の
実施例に関する。(図1)に本実施例で用いる塗料供給
手段を示す。塗料6はポンプ2により所定の塗布量をノ
ズル1へ供給する。開閉バルブ4を開くとノズル1への
塗料供給は停止され、且つ塗料6は排出される。また開
閉バルブ4を閉じるとノズル1へ塗布量分の塗料が供給
される。ノズル1は例えば、特開平1−169297号
公報に示したものを用いる。(図19)は支持体14へ
塗料5を塗布する前であって支持体14へノズル1が押
し付けられていない状態を示す図である。支持体14へ
ノズル1を押し付ける直前に、バルブ4を閉じた状態に
してノズル1より所定の塗布量の塗料5を吐出させ(図
19)のようにスリット10から塗料の盛り上がり12
を形成させた後、ノズル1を支持体14へ押し付け塗布
を開始する。従って塗布開始時において、ノズル1が支
持体14に押し付けられた瞬間から支持体14とノズル
先端部との間に塗料が介在するのでノズル先端部で支持
体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止さ
せることがない。ノズル1から塗料6を吐出させた後、
支持体へノズル1を押し付けるまでの時間の範囲は0.
01秒以上、10秒以下であり、支持体からノズル1を
離脱させた後、ノズル1からの塗料の吐出を停止させる
までの時間の範囲は、0.01秒以上、10秒以下であ
ることがよい。この時間よりも短いと、塗料の吐出とノ
ズル1の支持体への押し付けとが実質的に同時となるた
め、塗布開始時に支持体の切断や削り粉の発生を生じ
る。また、前記時間よりも長いとノズル1から過剰の塗
料が垂れてしまい、ノズル先端部を汚して塗布を開始す
ると縦筋などの問題が生じる。前記時間は、塗布量に応
じて適時設定ができる。すなわち塗布量が塗布幅500
mmに対して1000cc/min程度の多い場合には前記時
間は0.01秒として塗布開始前にノズルから塗料が垂
れることを防止する。また塗布量が10cc/min程度の少
ない場合には前記時間は10秒でもよいがもちろんこれ
よりも短くてもよい。
【0031】また塗布終了時においてノズル1を支持体
14から離脱させた直後に塗料の吐出を停止させるの
で、ノズル1が支持体14から離れる瞬間にも支持体1
4とノズル先端部との間に塗料が介在する。従って、ノ
ズル先端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持
体の走行を停止させることがない。
【0032】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断してしまったが、本実施例によるとフイル
ムの切断は発生せず、本発明の効果が優れていることが
判明した。
【0033】(第2実施例)第2実施例は、第2の発明
の塗布方法の実施例に関する。(図2)に本実施例で用
いる塗料供給手段を示す。塗料6はポンプ2により所定
の塗布量をノズル1へ供給する。開閉バルブ4が閉じて
いるときがノズル1へ所定の塗布量Q1cc/minを供給し
ている状態であり、開閉バルブ4を開いているときには
流量調整弁3の調整により、ノズル1からの塗料吐出量
Q2cc/minを設定する。所定の塗布量Q1cc/minに対し
て、支持体へノズル1を押しつける前及び支持体からノ
ズル1を離脱させる前のノズル1からの吐出量を、Q2
=1/500×Q1cc/min以上、9/10×Q1cc/min
以下の範囲となるように流量調整弁3で設定する。
【0034】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、開閉バルブ4を開いた状態にしておきノズ
ル1よりQ2cc/minの塗料6を吐出させながらノズル1
を支持体へ押し付けた後、開閉バルブ4を閉じることに
よりノズル1からの塗料吐出量をQ2cc/minからQ1cc
/minに変更し塗布を開始し、支持体からノズル1を離脱
させる前には開閉バルブ4を開いてノズル1からの塗料
の吐出量をQ1からQ2に変更した後、ノズル1を支持
体から離脱させる。ノズル1は例えば、特開平1−16
9297号公報に示したものを用いる。(図19)は支
持体14へ塗料6を塗布する前であって支持体14へノ
ズル1が押し付けられていない状態を示す図である。支
持体14へノズル1を押し付ける前にはバルブ4を開い
た状態にしてあり、ノズル1より吐出量Q2の塗料5を
吐出させ(図19)のようにスリット10から塗料の盛
り上がり12を形成させた後、ノズル1を支持体14へ
押し付け塗布を開始する。従って塗布開始時において、
ノズル1が支持体14に押し付けられた瞬間から支持体
14とノズル先端部との間に塗料が介在するのでノズル
先端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の
走行を停止させることがない。塗布開始前の吐出量Q2
は塗布量よりも少ないためにノズル先端部を汚すことが
なく、従って塗布を開始しても縦筋などの問題が生じな
い。
【0035】前記した吐出量Q2の範囲よりも多いとき
にはノズル先端部から過剰の塗料が垂れてしまい縦筋な
どの問題を生じる。また吐出量Q2が前記範囲よりも少
ないときには、ノズル1を支持体へ押し付けたときに、
塗料の吐出が少なすぎるため、塗布開始時に支持体の切
断や削り粉の発生を生じる。
【0036】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には開閉バルブ4を開いた状態にする
ことで吐出量Q2にしてあるので、ノズル1が支持体1
4から離れる瞬間にも支持体14とノズル先端部との間
に塗料が介在する。しかも吐出量Q2は塗布量よりも少
ないので、ノズル1を支持体から離した後、ノズル先端
部に過剰の塗料が垂れてノズル先端部を汚すことが無
い。従って、ノズル先端部で支持体を削らず、支持体を
切断せず、支持体の走行を停止させることがない。
【0037】ノズルからの塗料の吐出量Q2の時間の範
囲は0.01秒以上、60秒以下であることも重要であ
る。この時間よりも短いと、塗料の吐出とノズル1の支
持体への押し付けとが実質的に同時となるため、塗布開
始時に支持体の切断や削り粉の発生を生じる。また、前
記時間よりも長いとノズル1から過剰の塗料が垂れてし
まい、ノズル先端部を汚して塗布を開始すると縦筋など
の問題が生じる。
【0038】さらに、ノズルからの塗料の吐出量Q2
は、ノズルのスリット幅方向1mm当り、0.01mm
3/sec以上、10mm3/sec以下であることも重要であ
る。この範囲よりも少ないと、塗料の盛り上がり19が
形成できないため、塗布開始時に支持体の切断や削り粉
の発生を生じる。また、この範囲よりも多いとノズル1
から過剰の塗料が垂れてしまい、ノズル先端部を汚して
塗布を開始すると縦筋などの問題が生じる。
【0039】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断したが、本実施例によるとフイルムの切断
は発生せず、本発明の効果が優れていることが判明し
た。
【0040】(第3実施例)第3実施例は、第3の発明
の塗布装置の実施例に関する。(図2)に本実施例で用
いる塗料供給手段を示す。塗料6はポンプ2により所定
の塗布量をノズル1へ供給する。開閉バルブ4が閉じて
いるときがノズル1へ所定の塗布量Q1cc/minを供給し
ている状態であり、開閉バルブ4を開いているときには
流量調整弁3の調整により、ノズル1からの塗料吐出量
Q2cc/minを設定する。所定の塗布量Q1cc/minに対し
て、支持体へノズル1を押しつける前及び支持体からノ
ズル1を離脱させる前のノズル1からの吐出量を、Q2
=1/500×Q1cc/min以上、9/10×Q1cc/min
以下の範囲となるように流量調整弁3で設定する。
【0041】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、開閉バルブ4を開いた状態にしておきノズ
ル1よりQ2cc/minの塗料6を吐出させながらノズル1
を支持体へ押し付けた後、開閉バルブ4を閉じることに
よりノズル1からの塗料吐出量をQ2cc/minからQ1cc
/minに変更し塗布を開始し、支持体からノズル1を離脱
させる前には開閉バルブ4を開いてノズル1からの塗料
の吐出量をQ1からQ2に変更した後、ノズル1を支持
体から離脱させる。ノズル1は例えば、特開平1−16
9297号公報に示したものを用いる。(図19)は支
持体14へ塗料5を塗布する前であって支持体14へノ
ズル1が押し付けられていない状態を示す図である。支
持体14へノズル1を押し付ける前にはバルブ4を開い
た状態にしてあり、ノズル1より吐出量Q2の塗料5を
吐出させ(図19)のようにスリット10から塗料の盛
り上がり12を形成させた後、ノズル1を支持体14へ
押し付け塗布を開始する。従って塗布開始時において、
ノズル1が支持体14に押し付けられた瞬間から支持体
14とノズル先端部との間に塗料が介在するのでノズル
先端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の
走行を停止させることがない。塗布開始前の吐出量Q2
は塗布量よりも少ないためにノズル先端部を汚すことが
なく、従って塗布を開始しても縦筋などの問題が生じな
い。
【0042】前記した吐出量Q2の範囲よりも多いとき
にはノズル先端部から過剰の塗料が垂れてしまい縦筋な
どの問題を生じる。また吐出量Q2が前記範囲よりも少
ないときには、ノズル1を支持体へ押し付けたときに、
塗料の吐出とノズル1の支持体への押し付けとが実質的
に同時となるため、塗布開始時に支持体の切断や削り粉
の発生を生じる。
【0043】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には開閉バルブ4を開いた状態にする
ことで吐出量Q2にしてあるので、ノズル1が支持体1
4から離れる瞬間にも支持体14とノズル先端部との間
に塗料が介在する。しかも吐出量Q2は塗布量よりも少
ないので、ノズル先端部に過剰の塗料が垂れてノズル先
端部を汚すことが無い。従って、ノズル先端部で支持体
を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させ
ることがない。
【0044】なお本実施例においては(図5)に示すよ
うに、第2の開閉バルブ7を別途設けて長時間塗布しな
い場合ポンプ2からの供給される全ての塗料を排出する
ようにし、ノズル1の先端部から塗料が過剰に垂れるこ
とを防止してもよい。この場合には塗布開始前には第2
の開閉バルブ7を先に閉じてから前述の塗布開始操作を
行う。
【0045】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断したが、本実施例によるとフイルムの切断
は発生せず、本発明の効果が優れていることが判明し
た。
【0046】(第4実施例)第4実施例は、第4の発明
の塗布装置の実施例に関する。(図3)及び(図4)に
本実施例で用いる塗料供給手段を示す。塗料6はポンプ
2により所定の塗布量をノズル1の一端面へ供給する。
他方の端面には開閉バルブ4を設けるか必要に応じて流
量調整弁3を設け、開閉バルブ4が閉じているときはノ
ズル1へ所定の塗布量を供給している状態である。また
開閉バルブ4を開いているときには、ノズル1からの塗
料吐出量Q2が所定の塗布量Q1に対して1/500か
ら9/10の範囲とする。この理由は、開閉バルブ4を
開くとマニホールド9内を流れる塗料の圧力によってポ
ンプ2から供給される塗料が全て開閉バルブ4から排出
されずにノズル1から吐出されるためと、流量調整弁3
でQ2を調整できるからである。さらに本実施例の特徴
は、塗布していないときにもマニホールド内において常
に塗料が流れている状態とすることができるため、特に
磁性塗料などのような分散された粒子が凝集し易いチキ
ソトロピックな性質を有する塗料に対して効果が優れて
いる。すなわち、マニホールド内での凝集を防止できる
ので、塗布開始時の凝集に起因する塗膜の縦筋等の問題
が解消できる。
【0047】ノズル1のスリットギャップは0.05m
m以上、1mm以下であり、ノズルのマニホールドは塗
布幅方向に貫通しており、マニホールドの直径は1mm
以上、200mm以下であることが重要である。この範
囲よりも小さい場合、スリット内の圧力が高まりすぎて
前記Q2の範囲よりも多くの塗料がノズルから吐出され
てしまう。またこの範囲よりも大きい場合、スリット内
の圧力が低くなりすぎて前記Q2の範囲よりも吐出量が
少なくなる。さらに塗料の粘度は剪断速度10sec-1
おいて0.01以上、500ポイズ以下であることが重
要である。この範囲よりも大きい場合、スリット内の圧
力が高まりすぎて前記Q2の範囲よりも多くの塗料がノ
ズルから吐出されてしまう。またこの範囲よりも小さい
場合、スリット内の圧力が低くなりすぎて前記Q2の範
囲よりも吐出量が少なくなる。
【0048】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、開閉バルブ4を開いた状態にしておきノズ
ル1より前記した吐出量Q2の範囲で塗料6を吐出させ
ながらノズル1を支持体へ押し付けた後、開閉バルブ4
を閉じることによりノズル1からの塗料吐出量を所定の
塗布量Q1に変更し塗布を開始し、支持体からノズル1
を離脱させる前には開閉バルブ4を開いてノズル1から
の塗料の吐出量をQ1からQ2に変更した後、ノズル1
を支持体から離脱させる。ノズル1は例えば、特開平1
−169297号公報に示したものを用いる。(図1
9)は支持体14へ塗料6を塗布する前であって支持体
14へノズル1が押し付けられていない状態を示す図で
ある。支持体14へノズル1を押し付ける前にはバルブ
4を開いた状態にしてあり、ノズル1より吐出量Q2で
塗料6を吐出させ(図19)のようにスリット10から
塗料の盛り上がり12を形成させた後、ノズル1を支持
体14へ押し付け塗布を開始する。従って塗布開始時に
おいて、ノズル1が支持体14に押し付けられた瞬間か
ら支持体14とノズル先端部との間に塗料が介在するの
でノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、
支持体の走行を停止させることがない。塗布開始前の吐
出量は塗布量よりも少ないためにノズル先端部を汚すこ
とがなく、従って塗布を開始しても縦筋などの問題が生
じない。
【0049】前記した吐出量のQ2の範囲よりも多いと
きにはノズル先端部から過剰の塗料が垂れてしまい縦筋
などの問題を生じる。また吐出量Q2が前記範囲よりも
少ないときには、ノズル1を支持体へ押し付けたとき
に、塗料の吐出が少ないため、塗布開始時に支持体の切
断や削り粉の発生を生じる。
【0050】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には開閉バルブ4を開いた状態にする
ことで吐出量Q2にしてあるので、ノズル1が支持体1
4から離れる瞬間にも支持体14とノズル先端部との間
に塗料が介在する。しかも吐出量Q2は塗布量よりも少
ないので、ノズル先端部に過剰の塗料が垂れてノズル先
端部を汚すことが無い。従って、ノズル先端部で支持体
を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させ
ることがない。
【0051】なお本実施例においては(図6)もしくは
(図7)に示すように、第2の開閉バルブ7を別途設け
て長時間塗布しない場合ポンプ2からの供給される全て
の塗料を排出するようにし、ノズル1の先端部から塗料
が過剰に垂れることを防止してもよい。この場合には塗
布開始前には第2の開閉バルブ7を先に閉じてから前述
の塗布開始操作を行う。
【0052】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断したが、本実施例によるとフイルムの切断
は発生せず、本発明の効果が優れていることが判明し
た。
【0053】(第5実施例)第5実施例は、第5の発明
の塗布装置の実施例に関する。(図8)に本実施例で用
いる塗料供給手段を示す。塗料6はポンプ2により所定
の塗布量をノズル1の幅方向中央の位置へ供給する。ノ
ズル1の両端面を配管により接続し、その先には開閉バ
ルブ4を設けるか必要に応じて(図10)のように流量
調整弁3と開閉バルブ4を設け、開閉バルブ4が閉じて
いるときはノズル1へ所定の塗布量を供給している状態
である。また開閉バルブ4を開いているときには、ノズ
ル1からの塗料吐出量Q2が所定の塗布量Q1に対して
1/500から9/10の範囲とする。この理由は、開
閉バルブ4を開くとマニホールド9内を流れる塗料の圧
力によってポンプ2から供給される塗料が全て開閉バル
ブ4から排出されずにノズル1から吐出されるためと、
流量調整弁3でQ2を調整できるからである。さらに本
実施例の特徴は、塗布していないときにもマニホールド
内において常に塗料が流れている状態とすることができ
るため、特に磁性塗料などのような分散された粒子が凝
集し易いチキソトロピックな性質を有する塗料に対して
効果が優れている。すなわち、マニホールド内での凝集
を防止できるので、塗布開始時の凝集に起因する塗膜の
縦筋等の問題が解消できる。
【0054】ノズル1のスリットギャップは0.05m
m以上、1mm以下であり、ノズルのマニホールドは塗
布幅方向に貫通しており、マニホールドの直径は1mm
以上、200mm以下であることが重要である。この範
囲よりも小さい場合、スリット内の圧力が高まりすぎて
前記Q2の範囲よりも多くの塗料がノズルから吐出され
てしまう。またこの範囲よりも大きい場合、スリット内
の圧力が低くなりすぎて前記Q2の範囲よりも吐出量が
少なくなる。さらに塗料の粘度は剪断速度10sec-1
おいて0.01以上、500ポイズ以下であることが重
要である。この範囲よりも大きい場合、スリット内の圧
力が高まりすぎて前記Q2の範囲よりも多くの塗料がノ
ズルから吐出されてしまう。またこの範囲よりも小さい
場合、スリット内の圧力が低くなりすぎて前記Q2の範
囲よりも吐出量が少なくなる。
【0055】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、開閉バルブ4を開いた状態にしておきノズ
ル1より前記した吐出量Q2の範囲で塗料6を吐出させ
ながらノズル1を支持体へ押し付けた後、開閉バルブ4
を閉じることによりノズル1からの塗料吐出量を所定の
塗布量Q1に変更し塗布を開始し、支持体からノズル1
を離脱させる前には開閉バルブ4を開いてノズル1から
の塗料の吐出量をQ1からQ2に変更した後、ノズル1
を支持体から離脱させる。ノズル1は例えば、特開平1
−169297号公報に示したものを用いる。(図1
9)は支持体14へ塗料5を塗布する前であって支持体
14へノズル1が押し付けられていない状態を示す図で
ある。支持体14へノズル1を押し付ける前にはバルブ
4を開いた状態にしてあり、ノズル1より吐出量Q2で
塗料5を吐出させ(図19)のようにスリット10から
塗料の盛り上がり12を形成させた後、ノズル1を支持
体14へ押し付け塗布を開始する。従って塗布開始時に
おいて、ノズル1が支持体14に押し付けられた瞬間か
ら支持体14とノズル先端部との間に塗料が介在するの
でノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、
支持体の走行を停止させることがない。塗布開始前の吐
出量は塗布量よりも少ないためにノズル先端部を汚すこ
とがなく、従って塗布を開始しても縦筋などの問題が生
じない。
【0056】前記した吐出量のQ2の範囲よりも多いと
きにはノズル先端部から過剰の塗料が垂れてしまい縦筋
などの問題を生じる。また吐出量Q2が前記範囲よりも
少ないときには、ノズル1を支持体へ押し付けたとき
に、塗料の吐出とノズル1の支持体への押し付けとが実
質的に同時となるため、塗布開始時に支持体の切断や削
り粉の発生を生じる。
【0057】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には開閉バルブ4を開いた状態にする
ことで吐出量Q2にしてあるので、ノズル1が支持体1
4から離れる瞬間にも支持体14とノズル先端部との間
に塗料が介在する。しかも吐出量Q2は塗布量よりも少
ないので、ノズル先端部に過剰の塗料が垂れてノズル先
端部を汚すことが無い。従って、ノズル先端部で支持体
を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させ
ることがない。
【0058】なお本実施例においては、第2の開閉バル
ブ(図示せず)を別途設けて長時間塗布しない場合ポン
プ2からの供給される全ての塗料を排出するようにし、
ノズル1の先端部から塗料が過剰に垂れることを防止し
てもよい。この場合には塗布開始前には第2の開閉バル
ブ7を先に閉じてから前述の塗布開始操作を行う。
【0059】本実施例の重要な特徴は、塗料の供給をノ
ズル1の中央もしくは両端からとすることで、塗布開始
前の流量Q2の状態、すなわち吐出量が少ない状態にお
いて、マニホールド内の圧力を均一にすることができる
ため、スリット幅方向で均一に吐出できることにある。
従って、塗布開始時に支持体をノズルへ押し付けたとき
に幅方向で均一に支持体とノズルとの間に塗料が介在す
る状態にすることが可能であるため、支持体の削れ、切
断を抑制する効果が大きい。
【0060】なお、本実施例においては、(図9)及び
(図11)に示すように、ポンプ2からの塗料の供給を
ノズル1の両端からとし、中央から塗料を排出するよう
にしてもよい。
【0061】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断したが、本実施例によるとフイルムの切断
は発生せず、本発明の効果が優れていることが判明し
た。
【0062】(第6実施例)第6実施例は、第6の発明
の塗布装置の実施例に関する。(図12)及び(図1
3)に本実施例で用いる塗料供給手段を示す。塗料6は
ポンプ2により流量Q3でノズル1の一端面へ供給す
る。ノズル1の他端面からは第2のポンプ8により流量
Q4でノズル1から塗料を排出させる。支持体への塗料
の塗布量はQ1=Q3−Q4である。さらにノズル1と
第2のポンプ8との間には分岐配管を設け、その先には
開閉バルブ4を設けるか必要に応じて(図13)のよう
に流量調整弁3と開閉バルブ4を設け、開閉バルブ4が
閉じているときはノズル1からの所定の塗布量Q1を吐
出している状態である。また開閉バルブ4を開いている
ときには、ノズル1からの塗料吐出量Q2が所定の塗布
量Q1に対して1/500から9/10の範囲とする。
この理由は、開閉バルブ4を開くとマニホールド9内を
流れる塗料の圧力によって塗布量分の塗料が全て開閉バ
ルブ4から排出されずにノズル1から吐出されるため
と、流量調整弁3でQ2を調整できるからである。さら
に本実施例の特徴は、塗布していないときにもマニホー
ルド内において常に塗料が流れている状態とすることが
できるため、特に磁性塗料などのような分散された粒子
が凝集し易いチキソトロピックな性質を有する塗料に対
して効果が優れている。すなわち、マニホールド内での
凝集を防止できるので、塗布開始時の凝集に起因する塗
膜の縦筋等の問題が解消できる。
【0063】ノズル1のスリットギャップは0.05m
m以上、1mm以下であり、ノズルのマニホールドは塗
布幅方向に貫通しており、マニホールドの直径は1mm
以上、200mm以下であることが重要である。この範
囲よりも小さい場合、スリット内の圧力が高まりすぎて
前記Q2の範囲よりも多くの塗料がノズルから吐出され
てしまう。またこの範囲よりも大きい場合、スリット内
の圧力が低くなりすぎて前記Q2の範囲よりも吐出量が
少なくなる。さらに塗料の粘度は剪断速度10sec-1
おいて0.01以上、500ポイズ以下であることが重
要である。この範囲よりも大きい場合、スリット内の圧
力が高まりすぎて前記Q2の範囲よりも多くの塗料がノ
ズルから吐出されてしまう。またこの範囲よりも小さい
場合、スリット内の圧力が低くなりすぎて前記Q2の範
囲よりも吐出量が少なくなる。
【0064】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、開閉バルブ4を開いた状態にしておきノズ
ル1より前記した吐出量Q2の範囲で塗料6を吐出させ
ながらノズル1を支持体へ押し付けた後、開閉バルブ4
を閉じることによりノズル1からの塗料吐出量を所定の
塗布量Q1に変更し塗布を開始し、支持体からノズル1
を離脱させる前には開閉バルブ4を開いてノズル1から
の塗料の吐出量をQ1からQ2に変更した後、ノズル1
を支持体から離脱させる。ノズル1は例えば、特開平1
−169297号公報に示したものを用いる。(図1
9)は支持体14へ塗料5を塗布する前であって支持体
14へノズル1が押し付けられていない状態を示す図で
ある。支持体14へノズル1を押し付ける前にはバルブ
4を開いた状態にしてあり、ノズル1より吐出量Q2で
塗料5を吐出させ(図19)のようにスリット10から
塗料の盛り上がり12を形成させた後、ノズル1を支持
体14へ押し付け塗布を開始する。従って塗布開始時に
おいて、ノズル1が支持体14に押し付けられた瞬間か
ら支持体14とノズル先端部との間に塗料が介在するの
でノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、
支持体の走行を停止させることがない。塗布開始前の吐
出量は塗布量よりも少ないためにノズル先端部を汚すこ
とがなく、従って塗布を開始しても縦筋などの問題が生
じない。
【0065】前記した吐出量のQ2の範囲よりも多いと
きにはノズル先端部から過剰の塗料が垂れてしまい縦筋
などの問題を生じる。また吐出量Q2が前記範囲よりも
少ないときには、ノズル1を支持体へ押し付けたとき
に、塗料の吐出とノズル1の支持体への押し付けとが実
質的に同時となるため、塗布開始時に支持体の切断や削
り粉の発生を生じる。
【0066】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には開閉バルブ4を開いた状態にする
ことで吐出量Q2にしてあるので、ノズル1が支持体1
4から離れる瞬間にも支持体14とノズル先端部との間
に塗料が介在する。しかも吐出量Q2は塗布量よりも少
ないので、ノズル先端部に過剰の塗料が垂れてノズル先
端部を汚すことが無い。従って、ノズル先端部で支持体
を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させ
ることがない。
【0067】なお本実施例においては、第2の開閉バル
ブ(図示せず)を別途設けて長時間塗布しない場合ポン
プ2からの供給される全ての塗料を排出するようにし、
ノズル1の先端部から塗料が過剰に垂れることを防止し
てもよい。この場合には塗布開始前には第2の開閉バル
ブ7を先に閉じてから前述の塗布開始操作を行う。
【0068】本実施例の重要な特徴は、塗料の供給をノ
ズル1の中央もしくは両端からとすることで、塗布開始
前の流量Q2の状態、すなわち吐出量が少ない状態にお
いて、マニホールド内の圧力を均一にすることができる
ため、スリット幅方向で均一に吐出できることにある。
従って、塗布開始時に支持体をノズルへ押し付けたとき
に幅方向で均一に支持体とノズルとの間に塗料が介在す
る状態にすることが可能であるため、支持体の削れ、切
断を抑制する効果が大きい。
【0069】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断したが、本実施例によるとフイルムの切断
は発生せず、本発明の効果が優れていることが判明し
た。
【0070】(第7実施例)第7実施例は、第7の発明
の塗布方法の実施例に関する。(図14)に本実施例で
用いる塗料供給手段を示す。塗料6はポンプ2により所
定の塗布量でノズル1の一端面へ供給する。ノズル1の
他端面へは溶媒供給ポンプ15により溶媒17をノズル
1へ供給する。ここで溶媒17とは、塗料6に含まれる
溶媒である。
【0071】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、溶媒供給ポンプ15により溶媒をノズル1
から吐出させながらノズル1を支持体へ押し付けた後、
溶媒の供給を停止すると同時にポンプ2により塗料6の
ノズル1への供給を開始するか、もしくは塗料の供給を
開始した直後に溶媒の供給を停止し塗布を開始し、支持
体からノズル1を離脱させる直前にはノズル1への塗料
の供給を停止すると同時に溶媒の供給を開始するか、も
しくは溶媒の供給を開始した直後に塗料の供給を停止し
た後、ノズル1を支持体から離脱させる。ノズル1は例
えば、特開平1−169297号公報に示したものを用
いる。(図15)は支持体14へ塗料6を塗布する前で
あって支持体14へノズル1が押し付けられていない状
態を示す図である。支持体14へノズル1を押し付ける
前には、ノズル1より溶媒17を吐出させ(図15)の
ようにスリット10から溶媒の盛り上がりを形成させた
後、ノズル1を支持体14へ押し付け塗布を開始する。
従って塗布開始時において、ノズル1が支持体14に押
し付けられた瞬間から支持体14とノズル先端部との間
に溶媒が介在するのでノズル先端部で支持体を削らず、
支持体を切断せず、支持体の走行を停止させることがな
い。塗布開始前の吐出量は少ないためにノズル先端部を
汚すことがなく、従って塗布を開始しても縦筋などの問
題が生じない。
【0072】さらに本実施例の特徴は、溶媒でスリット
10内部の洗浄もできるため、塗料のかすなどの付着物
を除去できる。従って塗布開始時に縦筋などの問題がな
くなる。
【0073】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には溶媒を吐出させているので、ノズ
ル1が支持体14から離れる瞬間にも支持体14とノズ
ル先端部との間に溶媒が介在する。従って、ノズル先端
部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行
を停止させることがない。
【0074】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、溶媒はトルエン、支
持体は厚さ10μmのポリエチレンテレフタレートフイ
ルムとした条件で、上記塗布方法にて塗布を行った結
果、塗布開始時及び終了時にノズル先端部で支持体を削
らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させるこ
とがなかった。さらに支持体として厚さ10μmであ
り、且つ表面粗さがRMSで2nmという平滑なポリエ
チレンテレフタレートフイルムを用いて上記実施例と同
様に塗布を行った。その結果、従来の塗布方法では塗布
開始及び終了時にフイルムが切断したが、本実施例によ
るとフイルムの切断は発生せず、本発明の効果が優れて
いることが判明した。
【0075】(第8実施例)第8実施例は、第8の発明
の塗布装置の実施例に関する。(図15)に本実施例の
塗布装置を示す。塗料供給手段(図示せず)によりノズ
ル1へ供給し、塗料6をスリット10へ供給するための
マニホールド9とスリット出口との間に溶媒供給口18
を設けてある。溶媒供給口18はヘッド23により開閉
できるように構成し、ヘッド23はエアシリンダ24に
より作動させる。ヘッド23は溶媒供給口18を閉じて
いるとき、ヘッド23のスリット側端面はスリット面と
同一平面にすることが重要である。これによりスリット
より塗料を吐出しているときにスリット面の凹凸をなく
し、塗料の溜りを防止できる。溶媒17は溶媒供給手段
(図示せず)によりハウジング25内へ供給されてい
る。ここで溶媒17とは、塗料6に含まれる溶媒であ
る。
【0076】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前にはヘッド23を図中矢印A方向へ移動させるこ
とで、溶媒をノズル1から吐出させながらノズル1を支
持体へ押し付けた後、ヘッド23を矢印B方向へ移動さ
せることで溶媒の供給を停止すると同時に塗料6のノズ
ル1への供給を開始するか、もしくは塗料の供給を開始
した直後にヘッド23を矢印B方向へ移動させることで
溶媒の供給を停止し塗布を開始し、支持体からノズル1
を離脱させる直前にはノズル1への塗料の供給を停止す
ると同時にヘッド23を矢印A方向へ移動させ溶媒の供
給を開始するか、もしくは溶媒の供給を開始した直後に
塗料の供給を停止した後、ノズル1を支持体から離脱さ
せる。ノズル1は例えば、特開平1−169297号公
報に示したものを用いる。(図15)は支持体14へ塗
料5を塗布する前であって支持体14へノズル1が押し
付けられていない状態を示す図である。支持体14へノ
ズル1を押し付ける前には、ノズル1より溶媒17を吐
出させ(図15)のようにスリット10から溶媒の盛り
上がりを形成させた後、ノズル1を支持体14へ押し付
け塗布を開始する。従って塗布開始時において、ノズル
1が支持体14に押し付けられた瞬間から支持体14と
ノズル先端部との間に溶媒が介在するのでノズル先端部
で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を
停止させることがない。塗布開始前の吐出量は少ないた
めにノズル先端部を汚すことがなく、従って塗布を開始
しても縦筋などの問題が生じない。
【0077】さらに本実施例の特徴は、溶媒でスリット
10内部の洗浄もできるため、塗料のかすなどの付着物
を除去できる。従って塗布開始時に縦筋などの問題がな
くなる。
【0078】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には溶媒を吐出させているので、ノズ
ル1が支持体14から離れる瞬間にも支持体14とノズ
ル先端部との間に溶媒が介在する。従って、ノズル先端
部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行
を停止させることがない。
【0079】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、溶媒はトルエン、支
持体は厚さ10μmのポリエチレンテレフタレートフイ
ルムとした条件で、上記塗布方法にて塗布を行った結
果、塗布開始時及び終了時にノズル先端部で支持体を削
らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させるこ
とがなかった。さらに支持体として厚さ10μmであ
り、且つ表面粗さがRMSで2nmという平滑なポリエ
チレンテレフタレートフイルムを用いて上記実施例と同
様に塗布を行った。その結果、従来の塗布方法では塗布
開始及び終了時にフイルムが切断したが、本実施例によ
るとフイルムの切断は発生せず、本発明の効果が優れて
いることが判明した。
【0080】(第9実施例)第9実施例は、第9の発明
の塗布装置の実施例に関する。(図16)に本実施例の
塗布装置を示す。塗料供給手段(図示せず)によりノズ
ル1へ供給された塗料6はノズルの塗料流路33へ流れ
込む。また溶媒供給手段(図示せず)によりノズル1へ
供給された溶媒17はノズルの溶媒流路32へ流れ込
む。マニホールド9内部を摺動しながら回動可能に構成
した円筒28にはスリット10への溶媒17の流路であ
るスリット状の溶媒供給口29と、塗料6の流路である
スリット状の塗料供給口30を設け、さらに溶媒流路も
しくは塗料流路と接続可能な流入口31を設けてある。
(図16)は溶媒17をスリット10から押し出してい
る状態の図である。 本実施例では、支持体へノズル1
を押し付ける前には(図16)の状態でノズルから溶媒
を吐出させながらノズル1を支持体14へ押し付けた
後、円筒28を回動させ、円筒28の塗料供給口30を
スリット10と接続し、且つ流入口31を塗料流路33
と接続させることで溶媒のノズルからの吐出を停止する
と同時に塗料6のノズル1への供給を行い塗布を開始す
ることができる。
【0081】ノズル1の先端形状は例えば、特開平1−
169297号公報に示したものを用いる。(図16)
は支持体14へ塗料5を塗布する前であって支持体14
へノズル1が押し付けられていない状態を示す図であ
る。支持体14へノズル1を押し付ける前には、ノズル
1より溶媒17を吐出させ(図16)のようにスリット
10から溶媒の盛り上がりを形成させた後、ノズル1を
支持体14へ押し付け塗布を開始する。従って塗布開始
時において、ノズル1が支持体14に押し付けられた瞬
間から支持体14とノズル先端部との間に溶媒が介在す
るのでノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切断せ
ず、支持体の走行を停止させることがない。塗布開始前
の吐出量は少ないためにノズル先端部を汚すことがな
く、従って塗布を開始しても縦筋などの問題が生じな
い。
【0082】さらに本実施例の特徴は、溶媒でスリット
10とマニホールド9内部の洗浄もできるため、塗料の
かすなどの付着物を除去できる。従って塗布開始時に縦
筋などの問題がなくなる。
【0083】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には溶媒を吐出させているので、ノズ
ル1が支持体14から離れる瞬間にも支持体14とノズ
ル先端部との間に溶媒が介在する。従って、ノズル先端
部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行
を停止させることがない。
【0084】本実施例において、塗布幅500mmとし
たものに対して、塗布速度は100m/min、カーボ
ン含有の塗料の塗布量は1500cc/min、溶媒は
トルエン、支持体は厚さ10μmのポリエチレンテレフ
タレートフイルムとした条件で、上記塗布方法にて塗布
を行った結果、塗布開始時及び終了時にノズル先端部で
支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停
止させることがなかった。さらに支持体として厚さ10
μmであり、且つ表面粗さがRMSで2nmという平滑
なポリエチレンテレフタレートフイルムを用いて上記実
施例と同様に塗布を行った。その結果、従来の塗布方法
では塗布開始及び終了時にフイルムが切断したが、本実
施例によるとフイルムの切断は発生せず、本発明の効果
が優れていることが判明した。
【0085】(第10実施例)第10実施例は、第10
の発明の塗布方法の実施例に関する。(図17)に本実
施例で用いる塗料供給手段を示す。塗料6はポンプ2に
より流量Q5でノズル1の一端面へ供給する。ノズル1
の他端面からは第2のポンプ19により流量Q2でノズ
ル1へ塗料を供給する。支持体への塗料の塗布量はQ1
=Q5+Q2である。さらにノズル1とポンプ2との間
には分岐配管を設け、その先には三方弁26を設け、三
方弁の操作によりポンプ2のノズルへの塗料の供給を停
止、再開することができる。また、ノズル1からの塗料
吐出量Q2が所定の塗布量Q1に対して1/500から
9/10の範囲とする。
【0086】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、三方弁26の操作で、ポンプ2からの塗料
はすべて排出し、第2のポンプによりノズル1より前記
した吐出量Q2の範囲で塗料6を吐出させながらノズル
1を支持体へ押し付けた後、三方弁26の操作によりポ
ンプ2の流量Q5もノズル1へ供給するとにより、ノズ
ル1からの塗料吐出量を所定の塗布量Q1に変更し塗布
を開始し、支持体からノズル1を離脱させる前には三方
弁の操作によりポンプ2の塗料をすべて排出させ、ノズ
ル1からの塗料の吐出量をQ1からQ2に変更した後、
ノズル1を支持体から離脱させる。ノズル1は例えば、
特開平1−169297号公報に示したものを用いる。
(図19)は支持体14へ塗料6を塗布する前であって
支持体14へノズル1が押し付けられていない状態を示
す図である。支持体14へノズル1を押し付ける前に
は、ノズル1より吐出量Q2で塗料6を吐出させ(図1
9)のようにスリット10から塗料の盛り上がり12を
形成させた後、ノズル1を支持体14へ押し付け塗布を
開始する。従って塗布開始時において、ノズル1が支持
体14に押し付けられた瞬間から支持体14とノズル先
端部との間に塗料が介在するのでノズル先端部で支持体
を削らず、支持体を切断せず、支持体の走行を停止させ
ることがない。塗布開始前の吐出量は塗布量よりも少な
いためにノズル先端部を汚すことがなく、従って塗布を
開始しても縦筋などの問題が生じない。
【0087】前記した吐出量のQ2の範囲よりも多いと
きにはノズル先端部から過剰の塗料が垂れてしまい縦筋
などの問題を生じる。また吐出量Q2が前記範囲よりも
少ないときには、ノズル1を支持体へ押し付けたとき
に、塗料の吐出とノズル1の支持体への押し付けとが実
質的に同時となるため、塗布開始時に支持体の切断や削
り粉の発生を生じる。
【0088】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させる前には吐出量Q2にしてあるので、ノズ
ル1が支持体14から離れる瞬間にも支持体14とノズ
ル先端部との間に塗料が介在する。しかも吐出量Q2は
塗布量よりも少ないので、ノズル先端部に過剰の塗料が
垂れてノズル先端部を汚すことが無い。従って、ノズル
先端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の
走行を停止させることがない。
【0089】なお本実施例においては、開閉バルブ(図
示せず)を別途設けて長時間塗布しない場合、第2のポ
ンプ19からの供給される全ての塗料を排出するように
し、ノズル1の先端部から塗料が垂れることを防止して
もよい。この場合には塗布開始前には第2の開閉バルブ
を先に閉じてから前述の塗布開始操作を行う。
【0090】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断したが、本実施例によるとフイルムの切断
は発生せず、本発明の効果が優れていることが判明し
た。
【0091】(第11実施例)第11実施例は、第11
の発明の塗布方法の実施例に関する。(図18)に本実
施例で用いる塗料供給手段を示す。塗料6はポンプ2に
より所定の塗布量である流量Q1でノズル1の一端面へ
供給する。ノズル1の他端面からはピストン式ポンプ2
1によりノズル1からの塗料吐出量Q2がスリット幅方
向1mm当り、0.01mm3以上、10mm3以下の範
囲として、ノズル1のスリット出口部に塗料を溜める。
さらにノズル1とポンプ2との間には分岐配管を設け、
その先には三方弁26を設ける。
【0092】三方弁26により塗料流れの方向を矢印D
方向とし、ピストンポンプ21が停止しているときはノ
ズル1からの所定の塗布量Q1を吐出している状態であ
る。また三方弁26により塗料流れの方向を矢印C方向
とし、ピストンポンプ21が作動しているときにはノズ
ル1からの塗料吐出量Q2がスリット幅方向1mm当
り、0.01mm3以上、10mm3以下の範囲でノズル
1のスリット出口部に塗料を溜める。
【0093】本実施例では、支持体へノズル1を押し付
ける前には、三方弁26による塗料流れの方向が矢印C
方向であり、ピストンポンプ21の作動によりノズル1
よ吐出量Q2で塗料6を吐出し、スリット出口に塗料を
溜めた後、ノズル1を支持体へ押し付けると同時に三方
弁26により塗料の流れの方向を矢印D方向としてノズ
ル1からの塗料吐出量を所定の塗布量Q1にし塗布を開
始し、支持体からノズル1を離脱させた直後に三方弁2
6による塗料流れの方向を矢印C方向にしてノズル1か
らの塗料の吐出を停止させる。
【0094】ノズル1は例えば、特開平1−16929
7号公報に示したものを用いる。(図19)は支持体1
4へ塗料5を塗布する前であって支持体14へノズル1
が押し付けられていない状態を示す図である。支持体1
4へノズル1を押し付ける前には前述のようにノズル1
より吐出量Q2で塗料5を吐出させ(図19)のように
スリット10から塗料の盛り上がり12を形成させた
後、ノズル1を支持体14へ押し付け塗布を開始する。
従って塗布開始時において、ノズル1が支持体14に押
し付けられた瞬間から支持体14とノズル先端部との間
に塗料が介在するのでノズル先端部で支持体を削らず、
支持体を切断せず、支持体の走行を停止させることがな
い。塗布開始前の吐出量は塗布量よりも少ないためにノ
ズル先端部を汚すことがなく、従って塗布を開始しても
縦筋などの問題が生じない。
【0095】前記した吐出量のQ2の範囲よりも多いと
きにはノズル先端部から過剰の塗料が垂れてしまい縦筋
などの問題を生じる。また吐出量Q2が前記範囲よりも
少ないときには、ノズル1を支持体へ押し付けたとき
に、塗料の吐出とノズル1の支持体への押し付けとが実
質的に同時となるため、塗布開始時に支持体の切断や削
り粉の発生を生じる。
【0096】塗布終了時においてノズル1を支持体14
から離脱させた直後に塗料の吐出を停止させるので、ノ
ズル1が支持体14から離れる瞬間にも支持体14とノ
ズル先端部との間に塗料が介在する。従って、ノズル先
端部で支持体を削らず、支持体を切断せず、支持体の走
行を停止させることがない。
【0097】本実施例において、特開平1−16929
7号公報のノズルで塗布幅500mmとしたものに対し
て、塗布速度は100m/min、カーボン含有の塗料
の塗布量は1500cc/min、支持体は厚さ10μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム、とした条件
で、上記塗布方法にて塗布を行った結果、塗布開始時及
び終了時にノズル先端部で支持体を削らず、支持体を切
断せず、支持体の走行を停止させることがなかった。さ
らに支持体として厚さ10μmであり、且つ表面粗さが
RMSで2nmという平滑なポリエチレンテレフタレー
トフイルムを用いて上記実施例と同様に塗布を行った。
その結果、従来の塗布方法では塗布開始及び終了時にフ
イルムが切断したが、本実施例によるとフイルムの切断
は発生せず、本発明の効果が優れていることが判明し
た。
【0098】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の塗布装置及び方法により、塗布の開始及び
終了時におけるトラブルが防止できるため、生産性及び
製品品質を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における塗布手段の概略図
【図2】本発明の第2実施例における塗布手段の概略図
【図3】本発明の第4実施例における塗布装置の概略図
【図4】本発明の第4実施例における塗布装置の概略図
【図5】本発明の第3実施例における塗布装置の概略図
【図6】本発明の第4実施例における塗布装置の概略図
【図7】本発明の第4実施例における塗布装置の概略図
【図8】本発明の第5実施例における塗布装置の概略図
【図9】本発明の第5実施例における塗布装置の概略図
【図10】本発明の第5実施例における塗布装置の概略
【図11】本発明の第5実施例における塗布装置の概略
【図12】本発明の第6実施例における塗布装置の概略
【図13】本発明の第6実施例における塗布装置の概略
【図14】本発明の第7実施例における塗布方法の概略
【図15】本発明の第8実施例における塗布装置の概略
【図16】本発明の第9実施例における塗布装置の概略
【図17】本発明の第10実施例における塗布装置の概
略図
【図18】本発明の第11実施例における塗布装置の概
略図
【図19】支持体へ塗料を塗布する前の概略図
【符号の説明】
1 ノズル 2 ポンプ 3 流量調整弁 4 開閉バルブ 5 タンク 6 塗料 7 第2の開閉バルブ 8 第2のポンプ 9 マニホールド 10 スリット 12 塗料の盛り上がり 13 ロール 14 支持体 15 溶媒供給ポンプ 16 タンク 17 溶媒 18 溶媒供給口 19 第2のポンプ 20 第2の開閉バルブ 21 ピストンポンプ 22 駆動部 23 ヘッド 24 エアシリンダ 25 ハウジング 26 三方弁 27 開閉バルブ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布方法において、 前記支持体へ前記ノズルを押し付ける直前に前記ノズル
    より所定の塗布量の前記塗料を吐出させながら、前記ノ
    ズルを前記支持体へ押し付け塗布を開始し、前記支持体
    から前記ノズルを離脱させた直後に前記ノズルからの前
    記塗料の吐出を停止させることを特徴とする塗布方法。
  2. 【請求項2】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布方法において、 前記支持体への所定の塗布量をQ1cc/minとし、前記支
    持体へ前記ノズルを押しつける前及び前記支持体から前
    記ノズルを離脱させる前の前記ノズルからの吐出量を、 Q2=1/500×Q1cc/min以上、9/10×Q1cc
    /min以下の範囲とし、前記支持体へ前記ノズルを押し付
    ける前に前記ノズルよりQ2cc/minの前記塗料を吐出さ
    せながら前記ノズルを前記支持体へ押し付けた後、前記
    ノズルからの前記塗料吐出量をQ2cc/minからQ1cc/m
    inに変更し塗布を開始し、前記支持体から前記ノズルを
    離脱させる前に前記ノズルからの前記塗料の吐出量をQ
    1からQ2に変更した後、前記ノズルを前記支持体から
    離脱させることを特徴とする塗布方法。
  3. 【請求項3】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布装置において、 前記ノズルへ所定の塗布量の前記塗料を供給する塗料供
    給手段と、前記塗料供給手段と前記ノズルとの間に設け
    た分岐配管には流量調整弁と開閉バルブを設け、前記開
    閉バルブを閉じたときには前記ノズルより前記所定の塗
    布量の塗料を吐出させ、前記開閉バルブを開いたときに
    は前記ノズルより前記所定の塗布量の1/500以上、
    9/10以下の前記塗料を吐出させるように構成したこ
    とを特徴とする塗布装置。
  4. 【請求項4】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布装置において、 前記ノズルの塗布幅方向に貫通するマニホールドの一端
    には、所定の塗布量の前記塗料を供給する塗料供給手段
    を接続し、前記マニホールドの他端には開閉バルブ、も
    しくは流量調整弁と開閉バルブを設け、前記開閉バルブ
    を閉じたときには前記ノズルより前記所定の塗布量の塗
    料を吐出させ、前記開閉バルブを開いたときには前記ノ
    ズルより前記所定の塗布量の1/500以上、9/10
    以下の前記塗料を前記ノズルから吐出させるように構成
    したことを特徴とする塗布装置。
  5. 【請求項5】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布装置において、 前記ノズルの塗布幅方向に貫通するマニホールドの塗布
    幅方向に対して中央の位置へ所定の塗布量の前記塗料を
    供給する塗料供給手段を接続し、前記マニホールドの両
    端を配管で接続し開閉バルブもしくは流量調整弁と開閉
    バルブを設け、もしくは、前記ノズルの塗布幅方向に貫
    通するマニホールドの塗布幅方向に対して両端へ所定の
    塗布量の前記塗料を供給する塗料供給手段を接続し、前
    記マニホールドの中央の位置には開閉バルブもしくは流
    量調整弁と開閉バルブを設け、前記開閉バルブを閉じた
    ときには前記ノズルより前記所定の塗布量の塗料を吐出
    させ、前記開閉バルブを開いたときには前記ノズルより
    前記所定の塗布量の1/500以上、9/10以下の前
    記塗料を吐出させるように構成したことを特徴とする塗
    布装置。
  6. 【請求項6】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布装置において、 前記ノズルの塗布幅方向に貫通するマニホールドの一端
    と接続した前記塗料を供給する塗料供給手段の流量をQ
    3cc/minとし、前記マニホールドの他端に接続した前記
    塗料を前記ノズルから排出する塗料排出手段の流量をQ
    4cc/minとしたとき、 塗布量Q1は、Q1=Q3−Q4であって、 且つ前記ノズルと前記塗料排出手段との間設けた分岐配
    管には開閉バルブもしくは流量調整弁と開閉バルブを設
    け、前記開閉バルブを閉じたときには前記ノズルより前
    記所定の塗布量の塗料を吐出させ、前記開閉バルブを開
    いたときには前記ノズルより前記所定の塗布量の1/5
    00以上、9/10以下の前記塗料を吐出させるように
    構成したことを特徴とする塗布装置。
  7. 【請求項7】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布方法において、 前記支持体へ前記ノズルを押し付ける直前に前記ノズル
    より前記塗料に含まれる溶媒を吐出させた後、前記ノズ
    ルを前記支持体へ押し付け、前記溶媒の吐出の停止と同
    時に前記塗料塗の吐出を開始し、もしくは前記塗料の吐
    出を開始した直後に前記溶媒の吐出を停止することで塗
    布を開始し、前記支持体から前記ノズルを離脱させる直
    前に前記塗料の吐出の停止と同時に前記溶媒の吐出を開
    始した後、もしくは前記溶媒の吐出を開始した直後に前
    記塗料の吐出を停止した後、前記ノズルを前記支持体か
    ら離脱させることを特徴とする塗布方法。
  8. 【請求項8】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布装置において、 スリットと接続され、且つ前記塗料を前記スリットに供
    給するためのマニホールドと、前記マニホールドから前
    記スリットの出口との間に前記塗料に含まれる溶媒を供
    給する手段を設けたことを特徴とする塗布装置。
  9. 【請求項9】ノズルの先端部に対して連続走行する支持
    体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料によ
    り前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体へ
    塗布する塗布装置において、 マニホールド内部を回動可能にした円筒には、スリット
    状の溶媒供給口と塗料供給口と流入口とを設け、前記ノ
    ズルには塗料流路と溶媒流路とを設け、前記溶媒供給口
    が前記ノズルのスリットと接続されたときには前記流入
    口が前記溶媒供給路と接続され、前記円筒の回動により
    前記塗料供給口が前記スリットと接続されたときには前
    記流入口が前記塗料供給路と接続されるように構成した
    ことを特徴とする塗布装置。
  10. 【請求項10】ノズルの先端部に対して連続走行する支
    持体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料に
    より前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体
    へ塗布する塗布方法において、 第1の塗料供給手段と第2の塗料供給手段による前記ノ
    ズルへの塗料供給量の和が所定の塗布量であり、前記第
    2の塗料供給手段の前記ノズルへの塗料供給量は前記所
    定の塗布量の1/500以上、9/10以下であって、
    前記第1の塗料供給手段と前記ノズルとの間に設けた分
    岐配管には三方弁を備え、 前記支持体へ前記ノズルを押し付ける前は前記三方弁に
    より前記第1の塗料供給手段の前記塗料は排出し、前記
    第2の塗料供給手段のみで前記ノズルへ前記塗料を供給
    しながら前記ノズルを前記支持体へ押し付けた後、前記
    三方弁により前記第1の塗料供給手段の前記塗料を前記
    ノズルを供給し塗布を開始し、前記支持体から前記ノズ
    ルを離脱させる前に前記三方弁により前記第1の塗料供
    給手段の前記塗料を排出し、前記第2の塗料供給手段の
    みで前記ノズルへ前記塗料を供給しながら前記ノズルを
    前記支持体から離脱させることを特徴とする塗布方法。
  11. 【請求項11】ノズルの先端部に対して連続走行する支
    持体を押し付け、且つ前記ノズルより吐出される塗料に
    より前記支持体を浮上させながら前記塗料を前記支持体
    へ塗布する塗布方法において、 前記支持体へ前記ノズルを押し付ける直前に前記ノズル
    よりスリット幅方向1mm当り、0.01mm3以上、
    10mm3以下の前記塗料を吐出させ、且つ前記スリッ
    ト出口部に溜めた後、前記ノズルを前記支持体へ押し付
    け塗布を開始し、前記支持体から前記ノズルを離脱させ
    た直後に前記ノズルからの前記塗料の吐出を停止させる
    ことを特徴とする塗布方法。
  12. 【請求項12】ノズルから塗料を吐出させた後、支持体
    へノズルを押し付けるまでの時間の範囲は0.01秒以
    上、10秒以下であり、前記支持体から前記ノズルを離
    脱させた後、前記ノズルからの前記塗料の吐出を停止さ
    せるまでの時間の範囲は、0.01秒以上、10秒以下
    であることを特徴とする請求項1記載の塗布方法。
  13. 【請求項13】ノズルからの塗料の吐出量Q2の時間の
    範囲は0.01秒以上、60秒以下であることを特徴と
    する請求項2記載の塗布方法。
  14. 【請求項14】ノズルからの塗料の吐出量Q2は、ノズ
    ルのスリット幅方向1mm当り、0.01mm3/sec以
    上、10mm3/sec以下であることを特徴とする請求項
    2記載の塗布方法。
  15. 【請求項15】所定の塗布量の1/500以上、9/1
    0以下であり、且つスリット幅方向1mm当り、0.0
    1mm3/sec以上、10mm3/sec以下であることを特
    徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の塗布装
    置。
  16. 【請求項16】ノズルのスリットギャップは0.05m
    m以上、1mm以下であり、ノズルのマニホールドは塗
    布幅方向に貫通しており、マニホールドの直径は1mm
    以上、200mm以下であることを特徴とする請求項4
    〜6のいずれか1項に記載の塗布装置。
  17. 【請求項17】塗料の粘度は剪断速度10sec-1におい
    て0.01以上、500ポイズ以下であることを特徴と
    する請求項4記載の塗布装置。
  18. 【請求項18】スリット幅方向1mm当り、0.01m
    3sec以上、10mm 3以下の前記塗料を吐出させる手
    段は、ピストンの動作によることを特徴とする請求項1
    1記載の塗布方法。
  19. 【請求項19】溶媒を供給する手段はスリット面に設け
    た前記溶媒供給口をヘッドで開閉する構成であって、且
    つスリットへ溶媒を供給していないときには、前記ヘッ
    ドの端面とスリット平面とが同一平面となるように構成
    した請求項8記載の塗布装置。
  20. 【請求項20】塗料はチキソトロピックな性質を有して
    いることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記
    載の塗布装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1170356A (ja) * 1997-07-02 1999-03-16 Konica Corp 塗布方法及び塗布システム
JP2006122891A (ja) * 2004-10-01 2006-05-18 Hirano Tecseed Co Ltd 塗工装置
JP2009028685A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Dainippon Printing Co Ltd ダイコーティング装置
JP2011088098A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Shigemitsu Mizutani バー塗布ヘッド及びそれを用いたバー塗布装置
JP2013078723A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Nitto Denko Corp 塗工膜製造方法
JP2013114969A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Nissan Motor Co Ltd 電極の製造方法とその製造方法により製造される電極

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