JPH08173945A - 有機物の分解消化装置 - Google Patents
有機物の分解消化装置Info
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- JPH08173945A JPH08173945A JP6338370A JP33837094A JPH08173945A JP H08173945 A JPH08173945 A JP H08173945A JP 6338370 A JP6338370 A JP 6338370A JP 33837094 A JP33837094 A JP 33837094A JP H08173945 A JPH08173945 A JP H08173945A
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- stirring
- treated
- organic matter
- digestion
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大量の被処理有機物を撹拌する撹拌手段を小
さい駆動力で駆動し得る有機物の分解消化装置を提供す
ること。 【構成】 分解消化槽2の内周壁に上中下3段のカスケ
ード板4を配し、給排出口21から投入され、又は上方
から降下する被処理有機物を、横方向に移送する横移送
部20及び横移送部から受け取ったそれを縦方向に移送
する縦移送部8により、最上段のカスケード板4上に移
送すべく構成する。各段のカスケード板4上には、各々
縦移送部8の搬送筒部8aに連結する複数の撹拌棒9a
を配し、かつ最下段の各撹拌棒9aの外端の鎖係合歯1
1に、分解消化槽2外に配設され、電動モータにより駆
動される鎖車及び駆動鎖車に係合したチェーンを掛け渡
した。
さい駆動力で駆動し得る有機物の分解消化装置を提供す
ること。 【構成】 分解消化槽2の内周壁に上中下3段のカスケ
ード板4を配し、給排出口21から投入され、又は上方
から降下する被処理有機物を、横方向に移送する横移送
部20及び横移送部から受け取ったそれを縦方向に移送
する縦移送部8により、最上段のカスケード板4上に移
送すべく構成する。各段のカスケード板4上には、各々
縦移送部8の搬送筒部8aに連結する複数の撹拌棒9a
を配し、かつ最下段の各撹拌棒9aの外端の鎖係合歯1
1に、分解消化槽2外に配設され、電動モータにより駆
動される鎖車及び駆動鎖車に係合したチェーンを掛け渡
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機物の分解消化装置
に関し、生ゴミや廃水処理施設より発生する余剰汚泥の
脱水ケーキ等の要廃棄有機物を概ね水と二酸化炭素に分
解して固形成分を消化減容させる有機物の分解消化装置
に関するものである。
に関し、生ゴミや廃水処理施設より発生する余剰汚泥の
脱水ケーキ等の要廃棄有機物を概ね水と二酸化炭素に分
解して固形成分を消化減容させる有機物の分解消化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レストラン又は食堂等の厨房又は食品工
場から排出される生ごみや排水処理施設から発生する余
剰汚泥の脱水ケーキ等の有機物を水と二酸化炭素に分解
する有機物の分解消化装置としては、従来、例えば、円
筒状の密閉された処理容器を利用した生ごみ処理機があ
る。
場から排出される生ごみや排水処理施設から発生する余
剰汚泥の脱水ケーキ等の有機物を水と二酸化炭素に分解
する有機物の分解消化装置としては、従来、例えば、円
筒状の密閉された処理容器を利用した生ごみ処理機があ
る。
【0003】この生ごみ処理機は、両端を閉じて密閉さ
れた円筒状の処理容器が、支持体に、横向きに、かつ、
その軸心を中心に回転自在に支持され、該処理容器の端
部に、使用者がこれを回転させるためのハンドルが固設
されたものであり、加えてその周側の一部に、開閉自在
の生ゴミの投入口が形成されているものである。
れた円筒状の処理容器が、支持体に、横向きに、かつ、
その軸心を中心に回転自在に支持され、該処理容器の端
部に、使用者がこれを回転させるためのハンドルが固設
されたものであり、加えてその周側の一部に、開閉自在
の生ゴミの投入口が形成されているものである。
【0004】この従来の生ごみ処理機は、投入口を開い
て生ゴミを投入し、その前後に、自然菌を濃縮した菌で
あって、人、ペット及び植物に無害な菌及び水分調整材
を添加して、前記ハンドルを用いて処理容器を1〜2回
手回しした後、放置すれば、投入した生ゴミを消化減容
させることができるとされている。より具体的には、野
菜、魚及び肉類は、5〜10日で原形がなくなり、悪臭
も殆ど気にならない、とされている。
て生ゴミを投入し、その前後に、自然菌を濃縮した菌で
あって、人、ペット及び植物に無害な菌及び水分調整材
を添加して、前記ハンドルを用いて処理容器を1〜2回
手回しした後、放置すれば、投入した生ゴミを消化減容
させることができるとされている。より具体的には、野
菜、魚及び肉類は、5〜10日で原形がなくなり、悪臭
も殆ど気にならない、とされている。
【0005】しかし、本件発明者等が実際にテストした
ところ、前記処理容器は、密閉されているので、外部に
殆ど悪臭が漏れないことは認められるが、内部では過剰
水分の除去や空気の導入が行われず、好気性菌の維持・
増殖が困難になり、腐敗が進行するという不都合な結果
を得ている。
ところ、前記処理容器は、密閉されているので、外部に
殆ど悪臭が漏れないことは認められるが、内部では過剰
水分の除去や空気の導入が行われず、好気性菌の維持・
増殖が困難になり、腐敗が進行するという不都合な結果
を得ている。
【0006】また、この種の他の従来装置としては、支
持体に、八角筒状の処理容器を横向き、かつ、その軸心
を中心に回転自在に配し、前記処理容器の周側の一部に
生ごみの投入口を開閉自在に構成し、かつ、投入口の蓋
体に多数の小孔を穿設した生ゴミ消滅機がある。
持体に、八角筒状の処理容器を横向き、かつ、その軸心
を中心に回転自在に配し、前記処理容器の周側の一部に
生ごみの投入口を開閉自在に構成し、かつ、投入口の蓋
体に多数の小孔を穿設した生ゴミ消滅機がある。
【0007】この従来装置は、予め特殊処理した木質細
片を充填剤として処理容器中に存在させておき、その処
理容器中に、投入口の蓋体を開けて生ゴミを投入して、
必要に応じて該処理容器を1〜2回手回しした後、放置
すれば、投入した生ゴミを消化消滅させることができ、
悪臭も殆ど気にならない、とされている。また前記充填
剤は1年間で10%程度減少するので、その補充を必要
とする、と説明されている。
片を充填剤として処理容器中に存在させておき、その処
理容器中に、投入口の蓋体を開けて生ゴミを投入して、
必要に応じて該処理容器を1〜2回手回しした後、放置
すれば、投入した生ゴミを消化消滅させることができ、
悪臭も殆ど気にならない、とされている。また前記充填
剤は1年間で10%程度減少するので、その補充を必要
とする、と説明されている。
【0008】しかし、この従来装置についても、本件発
明者等が実際にテストしたところによれば、先に説明し
た従来例と同様に、好気性菌の維持・増殖が充分ではな
く、腐敗が進行してしまう、という不都合な結果を得て
いる。
明者等が実際にテストしたところによれば、先に説明し
た従来例と同様に、好気性菌の維持・増殖が充分ではな
く、腐敗が進行してしまう、という不都合な結果を得て
いる。
【0009】即ち、廃棄物処理の原則は、減容化、安定
化及び無害化を進めることであるが、上述した2つの従
来装置では、好気性菌の活動の条件が整えられないた
め、その維持・増殖が困難になり、投入した生ゴミ等の
有機物に腐敗が生じる等の不都合な結果となっている。
化及び無害化を進めることであるが、上述した2つの従
来装置では、好気性菌の活動の条件が整えられないた
め、その維持・増殖が困難になり、投入した生ゴミ等の
有機物に腐敗が生じる等の不都合な結果となっている。
【0010】そこで、本件出願人は、以上の従来技術の
問題点を解決し、最小限のエネルギーで好気性菌の増殖
の条件を調え、廃棄物である種々の有機物を殆ど水と二
酸化炭素に分解して、固形物を最小限まで減容し得る簡
易な装置として、先に、有機物の分解消化装置を提案し
た(特開平6−246252号)。
問題点を解決し、最小限のエネルギーで好気性菌の増殖
の条件を調え、廃棄物である種々の有機物を殆ど水と二
酸化炭素に分解して、固形物を最小限まで減容し得る簡
易な装置として、先に、有機物の分解消化装置を提案し
た(特開平6−246252号)。
【0011】この有機物分解消化装置は、軸心を中心に
回転自在に配した分解消化槽であって、内外を通じる複
数の小孔を有する分解消化槽と、前記分解消化槽を、そ
の軸心を中心に回転させる回転駆動手段と、前記分解消
化槽の内部に配した有機物破砕撹拌手段であって、上記
分解消化槽の回転にともないその内部に投入された有機
物を破砕して撹拌し得る有機物破砕撹拌手段と、で構成
した有機物の分解消化装置である。
回転自在に配した分解消化槽であって、内外を通じる複
数の小孔を有する分解消化槽と、前記分解消化槽を、そ
の軸心を中心に回転させる回転駆動手段と、前記分解消
化槽の内部に配した有機物破砕撹拌手段であって、上記
分解消化槽の回転にともないその内部に投入された有機
物を破砕して撹拌し得る有機物破砕撹拌手段と、で構成
した有機物の分解消化装置である。
【0012】この技術は、前記目的を達成し得る優れた
ものであるが、内部に投入した被処理有機物を前記分解
消化槽の回転に伴って前記有機物破砕撹拌手段により破
砕撹拌するようになっていたため、分解消化槽を回転さ
せる必要があり、その点で、分解処理槽を大型化するに
は適さず、かつ分解処理槽を主として横向き又は斜め向
きにすることが想定される構成であったため、設置面積
が広くなるという問題も合わせて有しており、装置を大
型化することには、限度があった。その結果、増大する
有機性廃棄物を大量に処理することができず、主として
レストランや食堂等の小規模の設備から廃棄される有機
物の分解消化処理に適するものである。
ものであるが、内部に投入した被処理有機物を前記分解
消化槽の回転に伴って前記有機物破砕撹拌手段により破
砕撹拌するようになっていたため、分解消化槽を回転さ
せる必要があり、その点で、分解処理槽を大型化するに
は適さず、かつ分解処理槽を主として横向き又は斜め向
きにすることが想定される構成であったため、設置面積
が広くなるという問題も合わせて有しており、装置を大
型化することには、限度があった。その結果、増大する
有機性廃棄物を大量に処理することができず、主として
レストランや食堂等の小規模の設備から廃棄される有機
物の分解消化処理に適するものである。
【0013】しかして、本件発明者は、増大する大量の
有機性廃棄物の処理に適する大型の分解消化槽を構成し
得る技術を進め、大量の有機性廃棄物を短期間で分解消
化して、増大する廃棄物や下水処理場等の余剰汚泥のス
ピーディーな分解消化処理を確保し得るとともに、狭い
スペース中に設置し得る有機物の分解消化装置を開発
し、提案した(特願平6−218011号)。なお、こ
の技術は、現時点では、未だ公知となっているものでは
ない。
有機性廃棄物の処理に適する大型の分解消化槽を構成し
得る技術を進め、大量の有機性廃棄物を短期間で分解消
化して、増大する廃棄物や下水処理場等の余剰汚泥のス
ピーディーな分解消化処理を確保し得るとともに、狭い
スペース中に設置し得る有機物の分解消化装置を開発
し、提案した(特願平6−218011号)。なお、こ
の技術は、現時点では、未だ公知となっているものでは
ない。
【0014】この有機物の分解消化装置は、周壁に断熱
材を配し、かつ底部を水分透過部材で構成した縦形の分
解消化槽と、前記分解消化槽中に配する撹拌手段であっ
て、該分解消化槽中に投入される有機物を、それ自体の
動作で撹拌する撹拌手段と、前記分解消化槽の下部に位
置し、有機物を選択的に給排出口又は後記縦移送手段に
移送する横移送手段であって、前記分解消化槽を降下し
て来る有機物を受け入れる開口部を上部に備えた横移送
手段と、前記横移送手段で移送されてくる有機物を引き
上げて、上方から前記分解消化槽中に投入する縦移送手
段と、で構成した有機物の分解消化装置である。
材を配し、かつ底部を水分透過部材で構成した縦形の分
解消化槽と、前記分解消化槽中に配する撹拌手段であっ
て、該分解消化槽中に投入される有機物を、それ自体の
動作で撹拌する撹拌手段と、前記分解消化槽の下部に位
置し、有機物を選択的に給排出口又は後記縦移送手段に
移送する横移送手段であって、前記分解消化槽を降下し
て来る有機物を受け入れる開口部を上部に備えた横移送
手段と、前記横移送手段で移送されてくる有機物を引き
上げて、上方から前記分解消化槽中に投入する縦移送手
段と、で構成した有機物の分解消化装置である。
【0015】この技術によれば、狭いスペースに大型の
分解消化槽を備えた装置を設置できる等、前記目的の多
くを達成でき、極めて有効なものである。
分解消化槽を備えた装置を設置できる等、前記目的の多
くを達成でき、極めて有効なものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本件出
願人が先に出願した以上の未公知の有機物の分解消化装
置は、前記公知例の問題点を解決することのできる優れ
たものであるが、未だ解決を必要とする課題を有してい
た。
願人が先に出願した以上の未公知の有機物の分解消化装
置は、前記公知例の問題点を解決することのできる優れ
たものであるが、未だ解決を必要とする課題を有してい
た。
【0017】即ち、以上の未公知の有機物の分解消化装
置は、その分解消化槽を縦方向に長くしたので、それに
応じて可能な限り多量の被処理有機物を投入した場合に
は、分解消化槽内の被処理有機物の積み重なり量が多く
なり、下部の被処理有機物にかかる荷重が被処理有機物
の積み重なり深さに応じて大きくなり、これに伴って、
被処理有機物を撹拌する撹拌手段にかかる負荷も非常に
大きなものとなる。その結果、撹拌手段の強度を高める
必要があり、かつ、撹拌手段を駆動する駆動手段のパワ
ーも大きなものが必要になるという新たな問題点を有す
ることとなった。
置は、その分解消化槽を縦方向に長くしたので、それに
応じて可能な限り多量の被処理有機物を投入した場合に
は、分解消化槽内の被処理有機物の積み重なり量が多く
なり、下部の被処理有機物にかかる荷重が被処理有機物
の積み重なり深さに応じて大きくなり、これに伴って、
被処理有機物を撹拌する撹拌手段にかかる負荷も非常に
大きなものとなる。その結果、撹拌手段の強度を高める
必要があり、かつ、撹拌手段を駆動する駆動手段のパワ
ーも大きなものが必要になるという新たな問題点を有す
ることとなった。
【0018】そこで、本発明は、前記公知例の問題点を
解決するとともに、縦長の分解消化槽を必要なだけ長く
構成し、これに可能な限り多量の被処理有機物を投入し
ても、より小さい駆動力で多量の被処理有機物を撹拌し
得る撹拌手段を有する有機物の分解消化装置を提供する
ことを、目的とするものである。
解決するとともに、縦長の分解消化槽を必要なだけ長く
構成し、これに可能な限り多量の被処理有機物を投入し
ても、より小さい駆動力で多量の被処理有機物を撹拌し
得る撹拌手段を有する有機物の分解消化装置を提供する
ことを、目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の有機物の分解消
化装置は、周壁に断熱材が配され、かつ底部に水分透過
部材が配された分解消化槽であって、被処理有機物の投
入される縦型の分解消化槽と、上記分解消化槽の中心に
立設した縦軸から該分解消化槽の内周壁方向に向けて配
された、被処理有機物を撹拌する撹拌手段であって、前
記縦軸を中心に回転可能に、かつ相互に定角度間隔で配
された複数の棒状部材からなる撹拌手段と、上記撹拌手
段の各棒状部材の外端部に係合して、該撹拌手段を前記
縦軸を中心に回転駆動させる駆動手段と、前記分解消化
槽の下部に位置し、受け入れた被処理有機物を該分解消
化槽の横方向に移送する横移送手段であって、その上部
に該分解消化槽の底部から落下してくる被処理有機物を
受け入れる開口部を有し、かつ該分解消化槽の外部から
投入される被処理有機物を受け入れ又は排出する給排出
口を備えた横移送手段と、上記横移送手段により移送さ
れてくる被処理有機物を前記分解消化槽の上部に移送し
て、前記分解消化槽の上部から前記分解消化槽内に投入
する縦移送手段と、を備えた構成とすることにより、前
記目的を達成することができる。
化装置は、周壁に断熱材が配され、かつ底部に水分透過
部材が配された分解消化槽であって、被処理有機物の投
入される縦型の分解消化槽と、上記分解消化槽の中心に
立設した縦軸から該分解消化槽の内周壁方向に向けて配
された、被処理有機物を撹拌する撹拌手段であって、前
記縦軸を中心に回転可能に、かつ相互に定角度間隔で配
された複数の棒状部材からなる撹拌手段と、上記撹拌手
段の各棒状部材の外端部に係合して、該撹拌手段を前記
縦軸を中心に回転駆動させる駆動手段と、前記分解消化
槽の下部に位置し、受け入れた被処理有機物を該分解消
化槽の横方向に移送する横移送手段であって、その上部
に該分解消化槽の底部から落下してくる被処理有機物を
受け入れる開口部を有し、かつ該分解消化槽の外部から
投入される被処理有機物を受け入れ又は排出する給排出
口を備えた横移送手段と、上記横移送手段により移送さ
れてくる被処理有機物を前記分解消化槽の上部に移送し
て、前記分解消化槽の上部から前記分解消化槽内に投入
する縦移送手段と、を備えた構成とすることにより、前
記目的を達成することができる。
【0020】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記駆動手段を、前記分解消化槽の周壁外に設け
られた駆動鎖車及びテンション調節用鎖車からなる鎖車
機構と、上記鎖車機構の駆動鎖車を駆動する回転駆動体
と、上記鎖車機構の駆動鎖車、テンション調節用鎖車及
び前記各撹拌手段の各棒状部材の外端部に構成した鎖係
合歯に係合し、かつ隣接する各棒状部材の外端部付近を
相互に連結する状態にその間に配された部分円弧状の各
鎖ガイド部材に外接する環状鎖部材と、で構成すること
ができる。勿論、撹拌手段の各棒状部材の外端に係合し
て該撹拌手段を前記縦軸を中心に回転駆動させるもので
あれば、これに限定されない。
うに、前記駆動手段を、前記分解消化槽の周壁外に設け
られた駆動鎖車及びテンション調節用鎖車からなる鎖車
機構と、上記鎖車機構の駆動鎖車を駆動する回転駆動体
と、上記鎖車機構の駆動鎖車、テンション調節用鎖車及
び前記各撹拌手段の各棒状部材の外端部に構成した鎖係
合歯に係合し、かつ隣接する各棒状部材の外端部付近を
相互に連結する状態にその間に配された部分円弧状の各
鎖ガイド部材に外接する環状鎖部材と、で構成すること
ができる。勿論、撹拌手段の各棒状部材の外端に係合し
て該撹拌手段を前記縦軸を中心に回転駆動させるもので
あれば、これに限定されない。
【0021】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記縦軸をパイプ体で構成し、前記縦移送手段を、
該縦軸中に配する構成とすることができる。前記縦移送
手段は、これ以外の構成、例えば、分解消化槽の外側部
に立設する構成としても良いことは云うまでもない。
に、前記縦軸をパイプ体で構成し、前記縦移送手段を、
該縦軸中に配する構成とすることができる。前記縦移送
手段は、これ以外の構成、例えば、分解消化槽の外側部
に立設する構成としても良いことは云うまでもない。
【0022】更に、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記分解消化槽には、その内周壁の上下方向途中
に、前記被処理有機物が落下する落下口を有するカスケ
ード板であって、水平状態で延在する一段以上のカスケ
ード板を設け、前記撹拌手段を、前記被処理有機物を上
記カスケード板上で撹拌させつつ前記落下口に移送すべ
く、少なくとも前記カスケード板毎にその上に位置する
ように構成することができる。
に、前記分解消化槽には、その内周壁の上下方向途中
に、前記被処理有機物が落下する落下口を有するカスケ
ード板であって、水平状態で延在する一段以上のカスケ
ード板を設け、前記撹拌手段を、前記被処理有機物を上
記カスケード板上で撹拌させつつ前記落下口に移送すべ
く、少なくとも前記カスケード板毎にその上に位置する
ように構成することができる。
【0023】また、例えば、以上のように、分解消化槽
の内周壁にカスケード板を設ける場合には、請求項5に
記載するように、上記カスケード板を、前記分解消化槽
の内周壁の上下方向途中に、二段以上配設し、上下方向
で相互に隣接する前記カスケード板相互の前記落下口の
位置を、前記上下のカスケード板でずれて配設するのが
適当である。
の内周壁にカスケード板を設ける場合には、請求項5に
記載するように、上記カスケード板を、前記分解消化槽
の内周壁の上下方向途中に、二段以上配設し、上下方向
で相互に隣接する前記カスケード板相互の前記落下口の
位置を、前記上下のカスケード板でずれて配設するのが
適当である。
【0024】更に、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記縦軸に複数段の撹拌手段を設けた場合には、そ
のうちいずれかの段の撹拌手段を回転駆動すべく、前記
駆動手段を、該段の撹拌手段の各棒状部材の外端部に係
合することができる。通常、最下段の撹拌手段に設ける
のが構成上都合が良い。
に、前記縦軸に複数段の撹拌手段を設けた場合には、そ
のうちいずれかの段の撹拌手段を回転駆動すべく、前記
駆動手段を、該段の撹拌手段の各棒状部材の外端部に係
合することができる。通常、最下段の撹拌手段に設ける
のが構成上都合が良い。
【0025】前記分解消化槽は、設置スペースを広げな
いために縦型とし、かつ前記撹拌手段を垂直に立てた縦
軸を中心として回転させる構成としたので、縦型の円筒
容器状とすることが適当である。
いために縦型とし、かつ前記撹拌手段を垂直に立てた縦
軸を中心として回転させる構成としたので、縦型の円筒
容器状とすることが適当である。
【0026】また、前記撹拌手段は、それを構成する棒
状部材の縦軸を中心とする回転動作により、分解消化槽
中に投入された生ゴミ等の被処理有機物を各カスケード
板上及び/又は分解消化槽の底部上に於いて破砕し、撹
拌し、混合し、かつカスケード板に形成した落下口に移
送することができるものであれば、その構成は、前記構
成の範囲内で自由である。
状部材の縦軸を中心とする回転動作により、分解消化槽
中に投入された生ゴミ等の被処理有機物を各カスケード
板上及び/又は分解消化槽の底部上に於いて破砕し、撹
拌し、混合し、かつカスケード板に形成した落下口に移
送することができるものであれば、その構成は、前記構
成の範囲内で自由である。
【0027】前記カスケード板は、その内端と、前記縦
軸の周側との間に、その間を通じて空気の上下方向の流
通を図り得る間隙を残す構成とすることが適当である。
軸の周側との間に、その間を通じて空気の上下方向の流
通を図り得る間隙を残す構成とすることが適当である。
【0028】前記分解消化槽に投入される被処理有機物
は、有機物であるから、通性嫌気性菌又は好気性バクテ
リアその他によって、殆どが水と二酸化炭素とに分解さ
れる。水は、ときに水蒸気となる。また、以上の分解過
程に伴って若干の有臭のガスが発生することもあり、そ
れ故、上記分解過程で発生するガス類は脱臭手段を通じ
て排出するのが好ましい。
は、有機物であるから、通性嫌気性菌又は好気性バクテ
リアその他によって、殆どが水と二酸化炭素とに分解さ
れる。水は、ときに水蒸気となる。また、以上の分解過
程に伴って若干の有臭のガスが発生することもあり、そ
れ故、上記分解過程で発生するガス類は脱臭手段を通じ
て排出するのが好ましい。
【0029】例えば、前記分解消化槽にガス排出管を介
して脱臭手段を接続し、これを通じてガス類の排出を行
うように構成するのが良い。段臭手段としては、云うま
でもなく、既存の手段を自由に採用することができる。
して脱臭手段を接続し、これを通じてガス類の排出を行
うように構成するのが良い。段臭手段としては、云うま
でもなく、既存の手段を自由に採用することができる。
【0030】もっとも、本発明の分解消化装置によれ
ば、被処理有機物の分解消化は良好に進行し、水と二酸
化炭素に良好に分解されるので、有臭のガス類の発生は
比較的少なく、脱臭手段なしに排気しても問題は少な
い。
ば、被処理有機物の分解消化は良好に進行し、水と二酸
化炭素に良好に分解されるので、有臭のガス類の発生は
比較的少なく、脱臭手段なしに排気しても問題は少な
い。
【0031】ところで、前記横移送手段の給排出口は、
文字通り、被処理有機物をここから投入したり、分解消
化の残滓をここから取り出したりするための出入口であ
るが、特に、被処理有機物を投入する際には、後の分解
消化のためにできるだけ細かく砕かれていた方が都合が
良い。そこで、前記横移送手段の給排出口には、投入す
る被処理有機物を破砕する破砕手段を付設しておくこと
が好ましい。
文字通り、被処理有機物をここから投入したり、分解消
化の残滓をここから取り出したりするための出入口であ
るが、特に、被処理有機物を投入する際には、後の分解
消化のためにできるだけ細かく砕かれていた方が都合が
良い。そこで、前記横移送手段の給排出口には、投入す
る被処理有機物を破砕する破砕手段を付設しておくこと
が好ましい。
【0032】また、前記分解消化槽の底部を構成する水
分透過部材は、生ゴミと共に投入される過剰水分及び内
部で発生した水の排出を目的とするものであるから、分
解消化槽内部に投入され、細片化された生ゴミその他の
被処理有機物の固形分については容易に外部に通過でき
ない程度の径の多数の小孔を穿設したパンチング板材
や、網材等で構成することができる。該小孔の径又は網
の目のサイズは、0・5〜10mm程度が適当である。
分透過部材は、生ゴミと共に投入される過剰水分及び内
部で発生した水の排出を目的とするものであるから、分
解消化槽内部に投入され、細片化された生ゴミその他の
被処理有機物の固形分については容易に外部に通過でき
ない程度の径の多数の小孔を穿設したパンチング板材
や、網材等で構成することができる。該小孔の径又は網
の目のサイズは、0・5〜10mm程度が適当である。
【0033】なお、この底部の下方には降下する水を受
け止めて一時保持する受皿ないしタンクを設ける。この
水には、被処理有機物が溶け込んでいる可能性があるの
で、更に分解消化処理して排水するように構成するのが
適当である。
け止めて一時保持する受皿ないしタンクを設ける。この
水には、被処理有機物が溶け込んでいる可能性があるの
で、更に分解消化処理して排水するように構成するのが
適当である。
【0034】前記横移送手段は、操作者の選択に従い、
被処理有機物を前記縦移送手段側に移送し、又は被処理
有機物の分解残滓等を前記給排出口に逆移送できる構成
であり、かつ、前記のように上部に開口部を有してお
り、分解消化槽を降下してくる被処理有機物がそれに容
易に進入することができるものであれば、具体的な構成
は自由である。例えば、搬送筒部の周側上部が開口した
スクリューコンベア等を用いることができる。これを正
逆回転可能に構成しておけば良い。
被処理有機物を前記縦移送手段側に移送し、又は被処理
有機物の分解残滓等を前記給排出口に逆移送できる構成
であり、かつ、前記のように上部に開口部を有してお
り、分解消化槽を降下してくる被処理有機物がそれに容
易に進入することができるものであれば、具体的な構成
は自由である。例えば、搬送筒部の周側上部が開口した
スクリューコンベア等を用いることができる。これを正
逆回転可能に構成しておけば良い。
【0035】また、前記縦移送手段も前記横移送手段で
運び込まれた被処理有機物を分解消化槽の上方まで縦移
送できるものであれば、その具体的構成はどのようなも
のであっても良い。この縦移送手段は、前記したよう
に、分解消化槽の内部又は外部に設置することができる
ものであり、勿論、その設置位置に対応して前記横移送
手段の移送先が定められるべきことは云うまでもない。
運び込まれた被処理有機物を分解消化槽の上方まで縦移
送できるものであれば、その具体的構成はどのようなも
のであっても良い。この縦移送手段は、前記したよう
に、分解消化槽の内部又は外部に設置することができる
ものであり、勿論、その設置位置に対応して前記横移送
手段の移送先が定められるべきことは云うまでもない。
【0036】なお、前記縦移送手段、前記横移送手段及
び前記撹拌手段は、基本的に相互に連動して動作させる
こととし、そのために、適当な時間、定期的に又は不定
期的に動作させるための制御手段を設けることとするの
が適当である。この動作の態様としては、例えば、1時
間動作して8時間停止するサイクルを繰り返すように設
定したり、または、被処理有機物の投入の都度、一定時
間動作するように設定する。
び前記撹拌手段は、基本的に相互に連動して動作させる
こととし、そのために、適当な時間、定期的に又は不定
期的に動作させるための制御手段を設けることとするの
が適当である。この動作の態様としては、例えば、1時
間動作して8時間停止するサイクルを繰り返すように設
定したり、または、被処理有機物の投入の都度、一定時
間動作するように設定する。
【0037】もっとも、前記横移送手段は、必要に応じ
て、他の二つ、即ち、縦移送手段及び撹拌手段と連動せ
ずに、被処理有機物の分解残滓等を、給排出口に逆送す
る動作を行い得るように構成しておく必要がある。
て、他の二つ、即ち、縦移送手段及び撹拌手段と連動せ
ずに、被処理有機物の分解残滓等を、給排出口に逆送す
る動作を行い得るように構成しておく必要がある。
【0038】
【作用】本発明の有機物の分解消化装置は、以上によう
に構成したものであるから、次のように使用することが
できる。先ず、前記分解消化槽に被処理有機物が投入さ
れるが、その前提として、分解消化槽内には、予め、鋸
くずや枯葉等を、所定量、例えば、60%程度の充填率
になるように投入し、必要に応じて光合成菌、変異バク
テリア又は酵素剤等を添加しておく。
に構成したものであるから、次のように使用することが
できる。先ず、前記分解消化槽に被処理有機物が投入さ
れるが、その前提として、分解消化槽内には、予め、鋸
くずや枯葉等を、所定量、例えば、60%程度の充填率
になるように投入し、必要に応じて光合成菌、変異バク
テリア又は酵素剤等を添加しておく。
【0039】こうした準備の後、給排出口から被処理有
機物を投入するが、このとき、給排出口に破砕手段が付
設されているときには、投入された被処理有機物は、こ
の破砕手段により、破砕される。
機物を投入するが、このとき、給排出口に破砕手段が付
設されているときには、投入された被処理有機物は、こ
の破砕手段により、破砕される。
【0040】投入された被処理有機物は、横移送手段に
より縦移送手段の最下部の受入口まで移送され、縦移送
手段により縦移送されて、分解消化槽の上部から分解消
化槽内に投入される。
より縦移送手段の最下部の受入口まで移送され、縦移送
手段により縦移送されて、分解消化槽の上部から分解消
化槽内に投入される。
【0041】分解消化槽内に投入された被処理有機物
は、該分解消化槽の中心の縦軸から周壁方向に延びる複
数の棒状部材からなる撹拌手段により、回転撹拌され、
かつ破砕されて細片化され、加えて、撹拌・破砕・混合
されながら、横移送手段の開口部へ移送される。前記カ
スケード板を設けた場合には、その落下口に移送され、
順次落下した後、更に横移送手段の開口部に移送され
る。
は、該分解消化槽の中心の縦軸から周壁方向に延びる複
数の棒状部材からなる撹拌手段により、回転撹拌され、
かつ破砕されて細片化され、加えて、撹拌・破砕・混合
されながら、横移送手段の開口部へ移送される。前記カ
スケード板を設けた場合には、その落下口に移送され、
順次落下した後、更に横移送手段の開口部に移送され
る。
【0042】即ち、撹拌手段は、それを構成する棒状部
材の外端部に係合する駆動手段により縦軸を中心に回転
駆動されることにより、種々の被処理有機物を混合さ
せ、また、密着し合った被処理有機物片間に隙間を空け
て、その間に空気が導入されるようにしつつ、移送し
て、最終的には、横移送手段に、その開口部から落下さ
せる。
材の外端部に係合する駆動手段により縦軸を中心に回転
駆動されることにより、種々の被処理有機物を混合さ
せ、また、密着し合った被処理有機物片間に隙間を空け
て、その間に空気が導入されるようにしつつ、移送し
て、最終的には、横移送手段に、その開口部から落下さ
せる。
【0043】また、この撹拌過程で、被処理有機物に含
まれていた過剰水分、及び有機物の分解消化過程で発生
する水は、分解消化槽の底部から、水分透過部材を透過
して、その下方に排出され、分解消化槽中の被処理有機
物の水分状態は適切に調整される。
まれていた過剰水分、及び有機物の分解消化過程で発生
する水は、分解消化槽の底部から、水分透過部材を透過
して、その下方に排出され、分解消化槽中の被処理有機
物の水分状態は適切に調整される。
【0044】そして、横移送手段に開口部から落下した
被処理有機物は、前記したと同様に、横移送手段及び縦
移送手段により、再び、分解消化槽の上部に移送され
て、その中に投下される。
被処理有機物は、前記したと同様に、横移送手段及び縦
移送手段により、再び、分解消化槽の上部に移送され
て、その中に投下される。
【0045】したがって、横移送手段、縦移送手段及び
撹拌手段が動作している間は、分解消化槽に投入された
被処理有機物は、撹拌手段により撹拌されつつ降下し
て、開口部から横移送手段に落下して、横移送手段及び
縦移送手段により、分解消化槽の上部に運ばれて、分解
消化槽の上部に戻るというサイクルを繰り返すこととな
る。
撹拌手段が動作している間は、分解消化槽に投入された
被処理有機物は、撹拌手段により撹拌されつつ降下し
て、開口部から横移送手段に落下して、横移送手段及び
縦移送手段により、分解消化槽の上部に運ばれて、分解
消化槽の上部に戻るというサイクルを繰り返すこととな
る。
【0046】また、撹拌手段等の静止している過程で
は、前記動作の過程を経て、分解消化槽内に投入された
被処理有機物は、破砕・撹拌・混合され、かつ、過剰水
分も除去されて、予め充填されている枯葉等の充填剤と
共に団粒化し、好気性の微生物の増殖に好適な条件とな
り、破砕された有機物細片は、徐々に分解されて、二酸
化炭素と水とになって排出されていく。水は、自然流下
及び前記強制流下の過程を経て、最終的には、最下部の
分解消化槽の底部より排出され、二酸化炭素、水蒸気、
その他のガスは、前記のように脱臭手段が設けてある場
合は、それを介して脱臭された上で大気に放出され、ま
た、設けてない場合は、そのまま分解消化槽の上部から
大気に放出される。
は、前記動作の過程を経て、分解消化槽内に投入された
被処理有機物は、破砕・撹拌・混合され、かつ、過剰水
分も除去されて、予め充填されている枯葉等の充填剤と
共に団粒化し、好気性の微生物の増殖に好適な条件とな
り、破砕された有機物細片は、徐々に分解されて、二酸
化炭素と水とになって排出されていく。水は、自然流下
及び前記強制流下の過程を経て、最終的には、最下部の
分解消化槽の底部より排出され、二酸化炭素、水蒸気、
その他のガスは、前記のように脱臭手段が設けてある場
合は、それを介して脱臭された上で大気に放出され、ま
た、設けてない場合は、そのまま分解消化槽の上部から
大気に放出される。
【0047】こうして、被処理有機物の種類や性質にも
よるが、微生物の活動によって概ね温度が上昇し、一層
条件が良くなると、ますます微生物の活動が活発にな
り、分解消化作用は進行する。固形成分は徐々に減少す
ることとなる訳である。
よるが、微生物の活動によって概ね温度が上昇し、一層
条件が良くなると、ますます微生物の活動が活発にな
り、分解消化作用は進行する。固形成分は徐々に減少す
ることとなる訳である。
【0048】しかして、高効率で被処理有機物の分解消
化作用が行われるので、云うまでもなく、その能力内
で、毎日被処理有機物が投入された場合は、以上に述べ
たところが繰り返され、有機物である限り、二酸化炭素
と水とになって排出されるため、固形成分は、最終的に
は殆ど残留しないこととなる。
化作用が行われるので、云うまでもなく、その能力内
で、毎日被処理有機物が投入された場合は、以上に述べ
たところが繰り返され、有機物である限り、二酸化炭素
と水とになって排出されるため、固形成分は、最終的に
は殆ど残留しないこととなる。
【0049】なお、冬季などの微生物の活動条件が悪い
時期にも、この発明の有機物の分解消化装置では、断熱
材によって内外を熱的に遮断しているので、分解消化槽
内に生成した良好な環境条件は良好に維持され、高効率
の分解消化作用が継続される。
時期にも、この発明の有機物の分解消化装置では、断熱
材によって内外を熱的に遮断しているので、分解消化槽
内に生成した良好な環境条件は良好に維持され、高効率
の分解消化作用が継続される。
【0050】このように、以上の動作過程に於いて、駆
動手段は、撹拌手段を構成する各棒状部材の外端に係合
して、回転駆動力を付与するものであるため、回転中心
部分に駆動力を付与する場合に比較して、より小さい駆
動力で撹拌手段を回転駆動することができ、分解消化槽
の大きさを大きくしても、また、分解消化槽内に一杯に
被処理有機物を投入しても、より小さい駆動力で撹拌手
段を回転駆動することができる。
動手段は、撹拌手段を構成する各棒状部材の外端に係合
して、回転駆動力を付与するものであるため、回転中心
部分に駆動力を付与する場合に比較して、より小さい駆
動力で撹拌手段を回転駆動することができ、分解消化槽
の大きさを大きくしても、また、分解消化槽内に一杯に
被処理有機物を投入しても、より小さい駆動力で撹拌手
段を回転駆動することができる。
【0051】その結果、大量の被消化有機物を一度に処
理することができ、大規模の施設にも充分適用すること
ができる。
理することができ、大規模の施設にも充分適用すること
ができる。
【0052】また、以上の場合、例えば、請求項2に記
載するように、前記駆動手段を、前記分解消化槽の周壁
外に設けられた駆動鎖車及びテンション調節用鎖車から
なる鎖車機構と、上記鎖車機構の駆動鎖車を駆動する回
転駆動体と、上記鎖車機構の駆動鎖車、テンション調節
用鎖車及び前記各撹拌手段の各棒状部材の外端部に構成
した鎖係合歯に係合し、かつ隣接する各棒状部材の外端
部付近を相互に連結する状態にその間に配された部分円
弧状の各鎖ガイド部材に外接する環状鎖部材と、で構成
した場合には、簡単な構成で、駆動手段を形成すること
ができ、より一層分解消化装置を小型化することができ
る。
載するように、前記駆動手段を、前記分解消化槽の周壁
外に設けられた駆動鎖車及びテンション調節用鎖車から
なる鎖車機構と、上記鎖車機構の駆動鎖車を駆動する回
転駆動体と、上記鎖車機構の駆動鎖車、テンション調節
用鎖車及び前記各撹拌手段の各棒状部材の外端部に構成
した鎖係合歯に係合し、かつ隣接する各棒状部材の外端
部付近を相互に連結する状態にその間に配された部分円
弧状の各鎖ガイド部材に外接する環状鎖部材と、で構成
した場合には、簡単な構成で、駆動手段を形成すること
ができ、より一層分解消化装置を小型化することができ
る。
【0053】更に、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記縦軸をパイプ体で構成し、前記縦移送手段を、
該縦軸中に配した場合には、分解消化槽をより一層小型
化することができる。
に、前記縦軸をパイプ体で構成し、前記縦移送手段を、
該縦軸中に配した場合には、分解消化槽をより一層小型
化することができる。
【0054】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記分解消化槽には、その内周壁の上下方向途中
に、前記被処理有機物が落下する落下口を有するカスケ
ード板であって、水平状態で延在する一段以上のカスケ
ード板を設け、前記撹拌手段を、前記被処理有機物を上
記カスケード板上で撹拌させつつ前記落下口に移送すべ
く、少なくとも前記カスケード板毎にその上に位置する
ように構成した場合には、分解消化槽内の被処理有機物
をカスケード板により分断して、その上で被処理有機物
を破砕して細片化し、かつ、撹拌・混合することがで
き、分解消化槽内の全ての被処理有機物の重量が底部上
の撹拌手段にかかることを防止することができる。
に、前記分解消化槽には、その内周壁の上下方向途中
に、前記被処理有機物が落下する落下口を有するカスケ
ード板であって、水平状態で延在する一段以上のカスケ
ード板を設け、前記撹拌手段を、前記被処理有機物を上
記カスケード板上で撹拌させつつ前記落下口に移送すべ
く、少なくとも前記カスケード板毎にその上に位置する
ように構成した場合には、分解消化槽内の被処理有機物
をカスケード板により分断して、その上で被処理有機物
を破砕して細片化し、かつ、撹拌・混合することがで
き、分解消化槽内の全ての被処理有機物の重量が底部上
の撹拌手段にかかることを防止することができる。
【0055】その結果、被処理有機物の分解消化処理を
より一層適切に行うことができるとともに、撹拌手段を
より一層小さい駆動力で駆動することができる。
より一層適切に行うことができるとともに、撹拌手段を
より一層小さい駆動力で駆動することができる。
【0056】更に、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記カスケード板を、前記分解消化槽の内周壁の上
下方向途中に、二段以上配設し、上下方向で相互に隣接
する前記カスケード板相互の前記落下口の位置を、前記
上下のカスケード板でずれて配設した場合には、上段の
カスケード板から落下した被処理有機物片及び水は、直
近上下のカスケード板に形成した落下口が上下一致する
位置には存在していないので、ストレートに最下部の底
部まで落下するようなことはなく、直下のカスケード板
上に落下し、同様な過程を経て、更にその下方のカスケ
ード板又は分解消化槽の底部に落下して行くこととなる
ものである。
に、前記カスケード板を、前記分解消化槽の内周壁の上
下方向途中に、二段以上配設し、上下方向で相互に隣接
する前記カスケード板相互の前記落下口の位置を、前記
上下のカスケード板でずれて配設した場合には、上段の
カスケード板から落下した被処理有機物片及び水は、直
近上下のカスケード板に形成した落下口が上下一致する
位置には存在していないので、ストレートに最下部の底
部まで落下するようなことはなく、直下のカスケード板
上に落下し、同様な過程を経て、更にその下方のカスケ
ード板又は分解消化槽の底部に落下して行くこととなる
ものである。
【0057】したがって、分解消化槽内の被処理有機物
の積み重なりを、前記二段以上のカスケード板により、
より一層細かく分断して、各カスケード板上で被処理有
機物を破砕して細片化し、かつ、撹拌・混合することが
でき、分解消化槽内の被処理有機物が底部の撹拌手段及
び各カスケード板上に配設された撹拌手段に係る重量を
小さくすることができる。その結果、被処理有機物の分
解消化処理をより一層適切に行うことができるととも
に、撹拌手段をより一層小さい駆動力で駆動することが
できる。
の積み重なりを、前記二段以上のカスケード板により、
より一層細かく分断して、各カスケード板上で被処理有
機物を破砕して細片化し、かつ、撹拌・混合することが
でき、分解消化槽内の被処理有機物が底部の撹拌手段及
び各カスケード板上に配設された撹拌手段に係る重量を
小さくすることができる。その結果、被処理有機物の分
解消化処理をより一層適切に行うことができるととも
に、撹拌手段をより一層小さい駆動力で駆動することが
できる。
【0058】また、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記縦軸に複数段の撹拌手段を設け、そのうちいず
れかの段の撹拌手段を回転駆動すべく、前記駆動手段
を、該段の撹拌手段の各棒状部材の外端部に係合した場
合には、いずれか一段の撹拌手段にのみ駆動手段を係合
させれば良いので、分解消化装置をより一層小型化する
ことができるとともに、小さい駆動力で複数の撹拌手段
を駆動することができる。
に、前記縦軸に複数段の撹拌手段を設け、そのうちいず
れかの段の撹拌手段を回転駆動すべく、前記駆動手段
を、該段の撹拌手段の各棒状部材の外端部に係合した場
合には、いずれか一段の撹拌手段にのみ駆動手段を係合
させれば良いので、分解消化装置をより一層小型化する
ことができるとともに、小さい駆動力で複数の撹拌手段
を駆動することができる。
【0059】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明に於いて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明に於いて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0060】図1〜図5は、本発明の有機物の分解消化
装置の一実施例を示す図である。図1に於いて、有機物
の分解消化装置1は、円筒形の分解消化槽2が直立状
態、即ち、縦向きに配設されている。この分解消化槽2
は、この実施例では、耐食性金属で形成されており、そ
の容量は8.8立方mである。また、この分解消化槽2
は、周壁が二重構造となっており、その間に、断熱材3
が充填されている。
装置の一実施例を示す図である。図1に於いて、有機物
の分解消化装置1は、円筒形の分解消化槽2が直立状
態、即ち、縦向きに配設されている。この分解消化槽2
は、この実施例では、耐食性金属で形成されており、そ
の容量は8.8立方mである。また、この分解消化槽2
は、周壁が二重構造となっており、その間に、断熱材3
が充填されている。
【0061】上記分解消化槽2は、その内周壁に、図1
に示すように、上下方向に所定間隔を空けて、中央側に
張り出す三段のカスケード板4が固設されており、各段
のカスケード板4は、図2に示すように、ドーナツ型の
板材を三箇所で切り欠いて、3個のセクター状の落下口
4a、4a、4aが形成されたものである。カスケード
板4に形成された各落下口4aは、ドーナツ型の中心か
ら約30度の角度幅を持ったセクター状に形成されてお
り、3つの落下口4a、4a、4aは、それぞれドーナ
ツ型の中心から120度の角度間隔で、形成されてい
る。
に示すように、上下方向に所定間隔を空けて、中央側に
張り出す三段のカスケード板4が固設されており、各段
のカスケード板4は、図2に示すように、ドーナツ型の
板材を三箇所で切り欠いて、3個のセクター状の落下口
4a、4a、4aが形成されたものである。カスケード
板4に形成された各落下口4aは、ドーナツ型の中心か
ら約30度の角度幅を持ったセクター状に形成されてお
り、3つの落下口4a、4a、4aは、それぞれドーナ
ツ型の中心から120度の角度間隔で、形成されてい
る。
【0062】三段のカスケード板4、4、4は、上下方
向で、相隣接するカスケード板4、4に対して、それら
相互の落下口4a、4aが、図3に示すように、60度
ずれた位置に位置するように分解消化槽2の内周壁に固
設されている。即ち、最上部のカスケード板4の落下口
4a、4a、4aと二段目のカスケード板4の落下口4
a、4a、4aとは、相互に60度ずれた位置に位置
し、最上部のカスケード板4の落下口4a、4a、4a
と最下部、即ち、三段目のカスケード板4の落下口4
a、4a、4aとは相互に上下関係に於いて同一の位置
に位置するように配設する。
向で、相隣接するカスケード板4、4に対して、それら
相互の落下口4a、4aが、図3に示すように、60度
ずれた位置に位置するように分解消化槽2の内周壁に固
設されている。即ち、最上部のカスケード板4の落下口
4a、4a、4aと二段目のカスケード板4の落下口4
a、4a、4aとは、相互に60度ずれた位置に位置
し、最上部のカスケード板4の落下口4a、4a、4a
と最下部、即ち、三段目のカスケード板4の落下口4
a、4a、4aとは相互に上下関係に於いて同一の位置
に位置するように配設する。
【0063】なお、カスケード板4は、その基本形状が
ドーナツ型をしているので、中央部側には、後述する撹
拌機構9の回転軸である縦軸としても機能する縦移送部
8の搬送筒部8aの外周との間に、上下のカスケード板
4、4、4間の空気の流通を確保するのに充分な間隙4
bを有している。
ドーナツ型をしているので、中央部側には、後述する撹
拌機構9の回転軸である縦軸としても機能する縦移送部
8の搬送筒部8aの外周との間に、上下のカスケード板
4、4、4間の空気の流通を確保するのに充分な間隙4
bを有している。
【0064】再び、図1に於いて、分解消化槽2内の下
部途中には多数の小孔5、5…の形成された底板6が固
設されており、底板6の下方には、その小孔5、5…を
通過して流下する水分を一時貯留するタンク部7が形成
されている。
部途中には多数の小孔5、5…の形成された底板6が固
設されており、底板6の下方には、その小孔5、5…を
通過して流下する水分を一時貯留するタンク部7が形成
されている。
【0065】また分解消化槽2の中心部には、縦移送部
8の搬送筒部8aが直立状態で回転可能に配設されてお
り、縦移送部8にはスクリューコンベアが応用されてい
る。即ち、縦移送部8は、分解消化槽2の軸心部に上下
の軸受8d、8d等により回転可能に直立された搬送筒
部8aと、この搬送筒部8a内に回転可能に直立された
スクリュー部材8bと、スクリュー部材8bを回転駆動
するモータ8cとを備えたものであり、搬送筒部8a
は、その下端が上記底板6を貫通してその下部まで延長
されて、後述する横移送部20の端部と回転自在な状態
で接続されている。この縦移送部8の搬送筒部8aは、
上記カスケード板4、4、4の中央部の各間隙4bを貫
通して、その上端が、最上段のカスケード板4よりも上
方で、分解消化槽2の蓋体2aよりも下方に位置し、か
つ上端は開放されている。
8の搬送筒部8aが直立状態で回転可能に配設されてお
り、縦移送部8にはスクリューコンベアが応用されてい
る。即ち、縦移送部8は、分解消化槽2の軸心部に上下
の軸受8d、8d等により回転可能に直立された搬送筒
部8aと、この搬送筒部8a内に回転可能に直立された
スクリュー部材8bと、スクリュー部材8bを回転駆動
するモータ8cとを備えたものであり、搬送筒部8a
は、その下端が上記底板6を貫通してその下部まで延長
されて、後述する横移送部20の端部と回転自在な状態
で接続されている。この縦移送部8の搬送筒部8aは、
上記カスケード板4、4、4の中央部の各間隙4bを貫
通して、その上端が、最上段のカスケード板4よりも上
方で、分解消化槽2の蓋体2aよりも下方に位置し、か
つ上端は開放されている。
【0066】しかして縦移送部8は、モータ8cがスク
リュー部材8bを回転駆動することにより、横移送部2
0により移送されてきた被処理有機物を上方に搬送(移
送)し、上端開口部から、図1中、矢印で示すように、
分解消化槽2内の最上段のカスケード板4上に排出す
る。
リュー部材8bを回転駆動することにより、横移送部2
0により移送されてきた被処理有機物を上方に搬送(移
送)し、上端開口部から、図1中、矢印で示すように、
分解消化槽2内の最上段のカスケード板4上に排出す
る。
【0067】この縦移送部8の搬送筒部8aに於ける各
カスケード板4の直上位置の部分には、撹拌機構9の撹
拌棒9a、9a…が、図3及び図4に示すように、それ
ぞれ4本ずつ定角度間隔で固設されており、最下段の撹
拌棒9a、9a…以外は、分解消化槽2の内周壁付近ま
で各カスケード板4に平行に延在している。
カスケード板4の直上位置の部分には、撹拌機構9の撹
拌棒9a、9a…が、図3及び図4に示すように、それ
ぞれ4本ずつ定角度間隔で固設されており、最下段の撹
拌棒9a、9a…以外は、分解消化槽2の内周壁付近ま
で各カスケード板4に平行に延在している。
【0068】即ち、図1に示すように、最上段の撹拌機
構9の各撹拌棒9aは、最上段のカスケード板4の上方
に、2段目の撹拌機構9の各撹拌棒9aは、2段目のカ
スケード板4の上方に、3段目の撹拌機構9の各撹拌棒
9aは、3段目のカスケード板4の上方に、そして最下
段の撹拌機構9の各撹拌棒9aは、前記底板6の上方
に、それぞれ位置するように縦移送部8の搬送筒部8a
に連結固定されている。
構9の各撹拌棒9aは、最上段のカスケード板4の上方
に、2段目の撹拌機構9の各撹拌棒9aは、2段目のカ
スケード板4の上方に、3段目の撹拌機構9の各撹拌棒
9aは、3段目のカスケード板4の上方に、そして最下
段の撹拌機構9の各撹拌棒9aは、前記底板6の上方
に、それぞれ位置するように縦移送部8の搬送筒部8a
に連結固定されている。
【0069】そして、最下段の各々の撹拌機構9の各撹
拌棒9aには、図4に示すように、その外端部に、平面
から見て環状で断面L字形の環状金具10を、相互を連
結する状態に取り付け、この環状金具10を介して、各
攪拌棒9aの外端部に鎖係合歯11を固定したものであ
る。上記環状金具10は、相互に隣接する攪拌棒9a、
9a間の長さに分割されたものではなく、全部連結して
環状になっているものであるが、各部を個別的に見れ
ば、前記部分円弧状の各鎖ガイド部材の役割を果たすも
のである。
拌棒9aには、図4に示すように、その外端部に、平面
から見て環状で断面L字形の環状金具10を、相互を連
結する状態に取り付け、この環状金具10を介して、各
攪拌棒9aの外端部に鎖係合歯11を固定したものであ
る。上記環状金具10は、相互に隣接する攪拌棒9a、
9a間の長さに分割されたものではなく、全部連結して
環状になっているものであるが、各部を個別的に見れ
ば、前記部分円弧状の各鎖ガイド部材の役割を果たすも
のである。
【0070】なお、上記環状金具10は、図1に示すよ
うに、分解消化槽2の周壁から延長した上部カバー12
により上部及び上部中央側が覆われ、また、底板6及び
底板6から立ち上げた下部カバー13により、環状金具
10の下部及び下部中央側が覆われている。上記上部カ
バー12と下部カバー13は、各鎖係合歯11を分解消
化槽2内から隔離する状態で、分解消化槽2の下部内周
面に沿ってリング状に形成されている訳である。
うに、分解消化槽2の周壁から延長した上部カバー12
により上部及び上部中央側が覆われ、また、底板6及び
底板6から立ち上げた下部カバー13により、環状金具
10の下部及び下部中央側が覆われている。上記上部カ
バー12と下部カバー13は、各鎖係合歯11を分解消
化槽2内から隔離する状態で、分解消化槽2の下部内周
面に沿ってリング状に形成されている訳である。
【0071】また、この実施例に於いては、分解消化槽
2の内周側に、上部カバー12と下部カバー13を突出
させて取り付けることにより、リング状の空間を形成し
ているが、これに限るものではなく、例えば、分解消化
槽2の下部を外方に突出させ、その突出内部をリング状
の空間としても良い。
2の内周側に、上部カバー12と下部カバー13を突出
させて取り付けることにより、リング状の空間を形成し
ているが、これに限るものではなく、例えば、分解消化
槽2の下部を外方に突出させ、その突出内部をリング状
の空間としても良い。
【0072】前記各鎖係合歯11には、図4に示すよう
に、前記環状金具10に外接状態で巻き回されたチェー
ン(環状鎖部材)14が係合しており、そのチェーン1
4は、分解消化槽2の周壁外に配設されたテンション調
節用の鎖車15及び駆動鎖車16に係合している。
に、前記環状金具10に外接状態で巻き回されたチェー
ン(環状鎖部材)14が係合しており、そのチェーン1
4は、分解消化槽2の周壁外に配設されたテンション調
節用の鎖車15及び駆動鎖車16に係合している。
【0073】上記テンション調節用の鎖車15及び駆動
鎖車16は、図5に示すように、分解消化槽2の周壁外
に形成された支持板17に回転可能に設置されている。
上記駆動鎖車16は、支持板18に取り付けられた電動
モータ(駆動機構)19により回転駆動される。また前
記テンション調節用の鎖車15は、前記支持板17に若
干移動可能に取り付け、これを必要に応じて動かしてチ
ェーン14の調節が可能にしてあるものである。
鎖車16は、図5に示すように、分解消化槽2の周壁外
に形成された支持板17に回転可能に設置されている。
上記駆動鎖車16は、支持板18に取り付けられた電動
モータ(駆動機構)19により回転駆動される。また前
記テンション調節用の鎖車15は、前記支持板17に若
干移動可能に取り付け、これを必要に応じて動かしてチ
ェーン14の調節が可能にしてあるものである。
【0074】したがって、前記電動モータ19により駆
動鎖車16が回転駆動されると、これ及び鎖車15に係
合されたチェーン14が、分解消化槽2の内周面に沿っ
て周回駆動され、このチェーン14に係合されている鎖
係合歯11、11…を介して、最下段の撹拌機構9の撹
拌棒9a、9a…が搬送筒部8aを中心に回転駆動され
るされることとなる。
動鎖車16が回転駆動されると、これ及び鎖車15に係
合されたチェーン14が、分解消化槽2の内周面に沿っ
て周回駆動され、このチェーン14に係合されている鎖
係合歯11、11…を介して、最下段の撹拌機構9の撹
拌棒9a、9a…が搬送筒部8aを中心に回転駆動され
るされることとなる。
【0075】全ての段の撹拌機構9の撹拌棒9a、9a
…は、以上のように、搬送筒部8aに連結固定されてい
るので、最下段の撹拌機構9の撹拌棒9a、9a…が回
転駆動されると、これによって搬送筒部8aが回転さ
れ、搬送筒部8aが回転駆動されると、他の段の撹拌機
構9の撹拌棒9a、9a…が回転駆動される。したがっ
て、最下段の撹拌機構9の各撹拌棒9aが、駆動鎖車1
6、テンション調節用の鎖車15及びチェーン14を介
して電動モータ19により、回転駆動されると、搬送筒
部8aを介して他の段の撹拌棒9aも回転駆動される訳
である。
…は、以上のように、搬送筒部8aに連結固定されてい
るので、最下段の撹拌機構9の撹拌棒9a、9a…が回
転駆動されると、これによって搬送筒部8aが回転さ
れ、搬送筒部8aが回転駆動されると、他の段の撹拌機
構9の撹拌棒9a、9a…が回転駆動される。したがっ
て、最下段の撹拌機構9の各撹拌棒9aが、駆動鎖車1
6、テンション調節用の鎖車15及びチェーン14を介
して電動モータ19により、回転駆動されると、搬送筒
部8aを介して他の段の撹拌棒9aも回転駆動される訳
である。
【0076】前記分解消化槽2の周壁外に設置されたテ
ンション調節用の鎖車15、駆動鎖車16及び分解消化
槽2の周壁外に延長されたチェーン14部分は、カバー
27により覆われている。
ンション調節用の鎖車15、駆動鎖車16及び分解消化
槽2の周壁外に延長されたチェーン14部分は、カバー
27により覆われている。
【0077】ところで、図1に於いて、前記底板6の直
下には、分解消化槽2の軸心に向かう横移送部20が形
成されている。この横移送部20は、スクリューコンベ
アが採用されており、スクリュー部材20aを搬送筒部
20bにより外装した構成となっている。搬送筒部20
bの周側上部側には、開口部(図示略)が形成されてお
り、前記底板6の該横移送部20に沿った部位にも切欠
開口部(図示略)が形成されている。
下には、分解消化槽2の軸心に向かう横移送部20が形
成されている。この横移送部20は、スクリューコンベ
アが採用されており、スクリュー部材20aを搬送筒部
20bにより外装した構成となっている。搬送筒部20
bの周側上部側には、開口部(図示略)が形成されてお
り、前記底板6の該横移送部20に沿った部位にも切欠
開口部(図示略)が形成されている。
【0078】したがって、底板6上を前記最下段の撹拌
機構9の撹拌棒9a、9a…で破砕・撹拌されつつ移送
される被処理有機物は、その切欠開口部及び搬送筒部2
0bの開口部を通じて、該搬送筒部20b中に落下進入
する。
機構9の撹拌棒9a、9a…で破砕・撹拌されつつ移送
される被処理有機物は、その切欠開口部及び搬送筒部2
0bの開口部を通じて、該搬送筒部20b中に落下進入
する。
【0079】前記横移送部20の一端(図1中左端)に
は、被処理有機物の給排出口21が接続されており、給
排出口21は、横移送部20の軸心を中心に回動自在に
配設されている。それ故、給排出口21は、被処理有機
物の受給口として使用する場合は、上向きとし、排出口
として使用する場合は、下向きとして、使用される。ま
た、前記横移送部20の同じ端部には、電動モータ20
cが接続されており、この電動モータ20cは、スクリ
ューコンベアのスクリュー部材20aを正逆回転するよ
うになっている。
は、被処理有機物の給排出口21が接続されており、給
排出口21は、横移送部20の軸心を中心に回動自在に
配設されている。それ故、給排出口21は、被処理有機
物の受給口として使用する場合は、上向きとし、排出口
として使用する場合は、下向きとして、使用される。ま
た、前記横移送部20の同じ端部には、電動モータ20
cが接続されており、この電動モータ20cは、スクリ
ューコンベアのスクリュー部材20aを正逆回転するよ
うになっている。
【0080】前記横移送部20の他端(図1中他端)
は、縦移送部8の下端の受入口に接続されており、この
横移送部20は、給排出口21から投入された被処理有
機物及び前記底部6から落下してきた被処理有機物を縦
移送部8に搬送する。前記縦移送部8は、上記横移送部
20により搬送されてきた被処理有機物を上方に搬送
し、最上段のカスケード板4上に落下させるようになっ
ている。
は、縦移送部8の下端の受入口に接続されており、この
横移送部20は、給排出口21から投入された被処理有
機物及び前記底部6から落下してきた被処理有機物を縦
移送部8に搬送する。前記縦移送部8は、上記横移送部
20により搬送されてきた被処理有機物を上方に搬送
し、最上段のカスケード板4上に落下させるようになっ
ている。
【0081】また、前記分解消化槽2の周壁外部には、
これに沿って脱臭塔22が立設されており、該脱臭塔2
2は、筒形の塔本体22aの中間部に接触材を充填した
接触材充填部22bを有している。上記接触材充填部2
2bの上部には、液体噴霧ノズル部22c及び接触材充
填部22bから立ち上がるガス排気管22dが配設され
ており、接触材充填部22bの下部には、ここから雫状
になって垂れ落ちる水を保持するタンク部22eが形成
されている。タンク部22eには、その中に溜まった水
を排出する排出口22fが付設されている。
これに沿って脱臭塔22が立設されており、該脱臭塔2
2は、筒形の塔本体22aの中間部に接触材を充填した
接触材充填部22bを有している。上記接触材充填部2
2bの上部には、液体噴霧ノズル部22c及び接触材充
填部22bから立ち上がるガス排気管22dが配設され
ており、接触材充填部22bの下部には、ここから雫状
になって垂れ落ちる水を保持するタンク部22eが形成
されている。タンク部22eには、その中に溜まった水
を排出する排出口22fが付設されている。
【0082】前記脱臭塔22の接触材充填部22bに
は、更に、分解消化槽2からのガスを導入するガス導入
管23が接続されており、このガス導入管23の途中に
は、分解消化槽2内のガスを吸引して、脱臭塔22の接
触材充填部22bに送り込むための吸引ファン24が挿
入されている。また、前記液体噴霧ノズル部22cに
は、前記分解消化槽2の最下部のタンク部7に流下した
水がポンプ装置25により汲み上げられて送給されるよ
うになっている。
は、更に、分解消化槽2からのガスを導入するガス導入
管23が接続されており、このガス導入管23の途中に
は、分解消化槽2内のガスを吸引して、脱臭塔22の接
触材充填部22bに送り込むための吸引ファン24が挿
入されている。また、前記液体噴霧ノズル部22cに
は、前記分解消化槽2の最下部のタンク部7に流下した
水がポンプ装置25により汲み上げられて送給されるよ
うになっている。
【0083】なお、この実施例の横移送部20、縦移送
部8、撹拌機構9及びポンプ装置25は、図示しない制
御部により、その動作が制御され、相互に連動して動作
するように制御される。例えば、制御部は、適宜設定す
ることにより、上記各部を所望の時間、定期的又は不定
期的に動作させ、例えば、1時間動作して8時間停止す
るサイクルを繰り返すように設定したりすることができ
る。
部8、撹拌機構9及びポンプ装置25は、図示しない制
御部により、その動作が制御され、相互に連動して動作
するように制御される。例えば、制御部は、適宜設定す
ることにより、上記各部を所望の時間、定期的又は不定
期的に動作させ、例えば、1時間動作して8時間停止す
るサイクルを繰り返すように設定したりすることができ
る。
【0084】勿論、前記横移送部20については、必要
に応じて、特に他の二者、即ち、縦移送部8及び撹拌機
構9と連動せずに、有機物の分解残滓などを、給排出口
21に逆送する動作を行い得るように構成しておくもの
とする。
に応じて、特に他の二者、即ち、縦移送部8及び撹拌機
構9と連動せずに、有機物の分解残滓などを、給排出口
21に逆送する動作を行い得るように構成しておくもの
とする。
【0085】次に、この実施例の動作を説明する。この
実施例の有機物の分解消化装置1を使用するには、ま
ず、制御部による動作条件の設定を行う。動作条件は、
被処理有機物の性状や発生源及びその量等に応じて、最
適となるように設定する。例えば、前記横移送部20、
縦移送部8及び撹拌機構9は、2時間の動作の後、6時
間停止するサイクルで動作させ、撹拌機構9は、その回
転軸となる搬送筒部8aが6rpmの回転速度で回転する
ように設定する。
実施例の有機物の分解消化装置1を使用するには、ま
ず、制御部による動作条件の設定を行う。動作条件は、
被処理有機物の性状や発生源及びその量等に応じて、最
適となるように設定する。例えば、前記横移送部20、
縦移送部8及び撹拌機構9は、2時間の動作の後、6時
間停止するサイクルで動作させ、撹拌機構9は、その回
転軸となる搬送筒部8aが6rpmの回転速度で回転する
ように設定する。
【0086】また、前記脱臭塔22に、前記分解消化槽
2の最下部のタンク部7に流下した水分を送り込むポン
プ装置25及び該分解消化槽2内のガスを吸引して脱臭
塔22に送り込む吸引ファン24は、前記タンク部7の
水位がポンプの動作に不都合になるほど低下した場合を
除いて、上記の動作サイクルに応じて動作するように設
定する。なお、前記タンク部7の水位は、図示しないセ
ンサで常時チェックする。
2の最下部のタンク部7に流下した水分を送り込むポン
プ装置25及び該分解消化槽2内のガスを吸引して脱臭
塔22に送り込む吸引ファン24は、前記タンク部7の
水位がポンプの動作に不都合になるほど低下した場合を
除いて、上記の動作サイクルに応じて動作するように設
定する。なお、前記タンク部7の水位は、図示しないセ
ンサで常時チェックする。
【0087】また、分解消化槽2中には、例えば、予め
オガ屑(木質粒体)及び炭粒を充填率58%程度(約5
100リットル)になるまで床材として充填し、分解菌
として、床材に対して6%(容量%、約306リット
ル)の変異バクテリア(通性嫌気性菌:空気の存在不存
在に拘らず良好に活動する。自然状態で存在する好気性
菌と良好に共存する。)を添加する。
オガ屑(木質粒体)及び炭粒を充填率58%程度(約5
100リットル)になるまで床材として充填し、分解菌
として、床材に対して6%(容量%、約306リット
ル)の変異バクテリア(通性嫌気性菌:空気の存在不存
在に拘らず良好に活動する。自然状態で存在する好気性
菌と良好に共存する。)を添加する。
【0088】こうして動作条件を設定し、運転を開始し
て、前記横移送部20の給排出口21より、例えば、食
品工場で発生した野菜屑、生魚屑及び廃油などの有機物
を被処理有機物として投入する。給排出口21から投入
された被処理有機物は、横移送部20のスクリュー部材
20aにより、分解消化槽2の下部を通ってその軸心部
分に設けられた縦移送部8の最下部の受入口まで搬送さ
れる。なお、この間、既に分解消化槽2中に投入され、
底板6上に位置している床材の一部が若干搬送筒部20
bの上部の開口部から降下混合することもある。
て、前記横移送部20の給排出口21より、例えば、食
品工場で発生した野菜屑、生魚屑及び廃油などの有機物
を被処理有機物として投入する。給排出口21から投入
された被処理有機物は、横移送部20のスクリュー部材
20aにより、分解消化槽2の下部を通ってその軸心部
分に設けられた縦移送部8の最下部の受入口まで搬送さ
れる。なお、この間、既に分解消化槽2中に投入され、
底板6上に位置している床材の一部が若干搬送筒部20
bの上部の開口部から降下混合することもある。
【0089】こうして縦移送部8の受入口に搬送された
被処理有機物は、縦移送部8のスクリュー部材8bによ
り最上部まで搬送され、分解消化槽2内の最上段のカス
ケード板4上に投下排出される。
被処理有機物は、縦移送部8のスクリュー部材8bによ
り最上部まで搬送され、分解消化槽2内の最上段のカス
ケード板4上に投下排出される。
【0090】分解消化槽2の最上段のカスケード板4上
に投下された被処理有機物の大部分は、最上段のカスケ
ード板4上に載り、設定条件に従って撹拌機構9が回転
撹拌動作しているので、最上段の撹拌棒9a、9a…に
よりカスケード板4上で、床材と混合されつつ破砕され
て、落下口4a、4a、4a方向に移送される。
に投下された被処理有機物の大部分は、最上段のカスケ
ード板4上に載り、設定条件に従って撹拌機構9が回転
撹拌動作しているので、最上段の撹拌棒9a、9a…に
よりカスケード板4上で、床材と混合されつつ破砕され
て、落下口4a、4a、4a方向に移送される。
【0091】撹拌棒9a、9a…により落下口4a、4
a、4aまで移送されると、そこから徐々に2段目のカ
スケード板4上に落下するが、2段目のカスケード板4
に形成された落下口4a、4a、4aは、前記したよう
に、最上段のカスケード板4のそれらとは、その位置が
60度ずれた状態で配置されているので、最上段のカス
ケード板4の落下口4a、4a、4aから落下した被処
理有機物は、2段目のカスケード板4上に載り、2段目
のカスケード板4上に於いても、撹拌棒9a、9…によ
り同様の粉砕・撹拌処理が行なわれて、3段目のカスケ
ード板4上に落下する。
a、4aまで移送されると、そこから徐々に2段目のカ
スケード板4上に落下するが、2段目のカスケード板4
に形成された落下口4a、4a、4aは、前記したよう
に、最上段のカスケード板4のそれらとは、その位置が
60度ずれた状態で配置されているので、最上段のカス
ケード板4の落下口4a、4a、4aから落下した被処
理有機物は、2段目のカスケード板4上に載り、2段目
のカスケード板4上に於いても、撹拌棒9a、9…によ
り同様の粉砕・撹拌処理が行なわれて、3段目のカスケ
ード板4上に落下する。
【0092】このとき、2段目のカスケード板4の落下
口4a、4a、4aと3段目のカスケード板4のそれら
とも、60度ずれて形成されているので、同様に、2段
目のカスケード板4の落下口4a、4a、4aから落下
した被処理有機物は、3段目のカスケード板4上に落下
し、更に同様の粉砕・撹拌処理が行なわれて、3段目の
カスケード板4の落下口4a、4a、4aから底板6上
に落下する。
口4a、4a、4aと3段目のカスケード板4のそれら
とも、60度ずれて形成されているので、同様に、2段
目のカスケード板4の落下口4a、4a、4aから落下
した被処理有機物は、3段目のカスケード板4上に落下
し、更に同様の粉砕・撹拌処理が行なわれて、3段目の
カスケード板4の落下口4a、4a、4aから底板6上
に落下する。
【0093】即ち、前記設定条件のように、2時間の動
作時には、撹拌機構9の回転軸としても機能している縦
移送部8の搬送筒部8aは、6rpmの回転速度で回転さ
せられ、投下された被処理有機物は、各カスケード板4
及び底板6上で、撹拌機構9の撹拌棒9a、9a…によ
り細片に破砕分断され、また既に投入されている変異バ
クテリア担体などの床材とも混じり合うこととなる。ま
た、過剰水分も流下しやすくなり、各々のカスケード板
4に於いて、落下口4a、4a、4aより順次落下し
て、ついには底板6上の小孔5、5…から、その下方の
タンク部7に流下し、水分状態もより適切となる。
作時には、撹拌機構9の回転軸としても機能している縦
移送部8の搬送筒部8aは、6rpmの回転速度で回転さ
せられ、投下された被処理有機物は、各カスケード板4
及び底板6上で、撹拌機構9の撹拌棒9a、9a…によ
り細片に破砕分断され、また既に投入されている変異バ
クテリア担体などの床材とも混じり合うこととなる。ま
た、過剰水分も流下しやすくなり、各々のカスケード板
4に於いて、落下口4a、4a、4aより順次落下し
て、ついには底板6上の小孔5、5…から、その下方の
タンク部7に流下し、水分状態もより適切となる。
【0094】そして、このような状態で、被処理有機物
は、順次各カスケード板4上を前記撹拌棒9a、9a…
により移送されて、落下口4a、4a、4aに移動し、
ここから下段のカスケード板4上または底板6上に落下
して、同様の処理が行なわれる。
は、順次各カスケード板4上を前記撹拌棒9a、9a…
により移送されて、落下口4a、4a、4aに移動し、
ここから下段のカスケード板4上または底板6上に落下
して、同様の処理が行なわれる。
【0095】それ故、被処理有機物は、この撹拌破砕混
合過程で、気相条件が良好になるが、更に各カスケード
板4の落下口4a、4a、4aからの落下の過程でもそ
れが促進され、かつ、各カスケード板4によって被処理
有機物の積み重なりが分断され、下方の被処理有機物が
上方の被処理有機物の荷重によって押し潰されることが
ないため、良好な気相条件が維持・確保される。
合過程で、気相条件が良好になるが、更に各カスケード
板4の落下口4a、4a、4aからの落下の過程でもそ
れが促進され、かつ、各カスケード板4によって被処理
有機物の積み重なりが分断され、下方の被処理有機物が
上方の被処理有機物の荷重によって押し潰されることが
ないため、良好な気相条件が維持・確保される。
【0096】また、各カスケード板4によって被処理有
機物の積み重なりが分断され、下方の被処理有機物に上
方の被処理有機物の全ての荷重がかかるわけではないの
で、前記撹拌機構9に過負荷がかかることを防止するこ
とができ、分解消化槽2の限度一杯の被処理有機物を、
分解消化槽2中に投入しても、正常な運転を維持し易
い。
機物の積み重なりが分断され、下方の被処理有機物に上
方の被処理有機物の全ての荷重がかかるわけではないの
で、前記撹拌機構9に過負荷がかかることを防止するこ
とができ、分解消化槽2の限度一杯の被処理有機物を、
分解消化槽2中に投入しても、正常な運転を維持し易
い。
【0097】更に、最下段の撹拌機構9の撹拌棒9a、
9a…は、各撹拌棒9aの回転中心である搬送筒部8a
を直接回転駆動することにより回転させるのではなく、
分解消化槽2の周壁外に設置された駆動鎖車16を電動
モータ19により回転駆動し、この駆動鎖車16及びテ
ンション調節用の鎖車15に係合するチェーン14に撹
拌棒9aの先端に設けた鎖係合歯11、11…を係合さ
せることにより、回転駆動させている。そして、この最
下部の撹拌棒9a、9a…の搬送筒部8aを回転中心と
する回転を、該搬送筒部8aを介して各段の撹拌棒9
a、9a…に伝達し、各段の撹拌機構9の撹拌棒9a、
9a…を回転駆動している。
9a…は、各撹拌棒9aの回転中心である搬送筒部8a
を直接回転駆動することにより回転させるのではなく、
分解消化槽2の周壁外に設置された駆動鎖車16を電動
モータ19により回転駆動し、この駆動鎖車16及びテ
ンション調節用の鎖車15に係合するチェーン14に撹
拌棒9aの先端に設けた鎖係合歯11、11…を係合さ
せることにより、回転駆動させている。そして、この最
下部の撹拌棒9a、9a…の搬送筒部8aを回転中心と
する回転を、該搬送筒部8aを介して各段の撹拌棒9
a、9a…に伝達し、各段の撹拌機構9の撹拌棒9a、
9a…を回転駆動している。
【0098】したがって、最下部の撹拌機構9の撹拌棒
9a、9a…の外周部に回転駆動力を加えて、各段の撹
拌機構9の各撹拌棒9aを回転駆動することができ、各
撹拌棒9aの中心の搬送筒部8aに回転駆動力を加えて
回転させる場合に比較して、より一層小さい駆動力で各
撹拌機構9の各撹拌棒9aを回転駆動することができ
る。
9a、9a…の外周部に回転駆動力を加えて、各段の撹
拌機構9の各撹拌棒9aを回転駆動することができ、各
撹拌棒9aの中心の搬送筒部8aに回転駆動力を加えて
回転させる場合に比較して、より一層小さい駆動力で各
撹拌機構9の各撹拌棒9aを回転駆動することができ
る。
【0099】その結果、電動モータ19として比較的小
さい容量のものを使用することができ、有機物の分解消
化装置1を小型化することができるとともに、分解消化
槽2を必要なだけその容量を大きくして、限度一杯に被
処理有機物を投入しても、小さい駆動力の電動モータ1
9により各撹拌機構9の各撹拌棒9aを容易に回転駆動
することができ、大量の被処理有機物を一度に処理する
ことができる。
さい容量のものを使用することができ、有機物の分解消
化装置1を小型化することができるとともに、分解消化
槽2を必要なだけその容量を大きくして、限度一杯に被
処理有機物を投入しても、小さい駆動力の電動モータ1
9により各撹拌機構9の各撹拌棒9aを容易に回転駆動
することができ、大量の被処理有機物を一度に処理する
ことができる。
【0100】また、以上の処理過程に於いて、各カスケ
ード板4の各落下口4a及び搬送筒部8aと各カスケー
ド板4との間に形成された間隙4bを空気が通過するの
で、床材と混合されつつある被処理有機物片の間に、空
気が導入され、存在する好気性のバクテリア類の活動を
活発にすることができる。
ード板4の各落下口4a及び搬送筒部8aと各カスケー
ド板4との間に形成された間隙4bを空気が通過するの
で、床材と混合されつつある被処理有機物片の間に、空
気が導入され、存在する好気性のバクテリア類の活動を
活発にすることができる。
【0101】以上の動作が行われ、給排出口21からの
被処理有機物の投入がなくなり、これが横移送部20に
送られてこなくなると、分解消化槽2の最下部からは、
初めは床材が、そして、時間の経過とともに床材と被処
理有機物との混合物が、搬送筒部20bの上部の開口部
から降下進入することとなる。横移送部20は、これら
の落下物を縦移送部8に移送し、縦移送部8は、分解消
化槽2の上部まで搬送して、順次再投入する。
被処理有機物の投入がなくなり、これが横移送部20に
送られてこなくなると、分解消化槽2の最下部からは、
初めは床材が、そして、時間の経過とともに床材と被処
理有機物との混合物が、搬送筒部20bの上部の開口部
から降下進入することとなる。横移送部20は、これら
の落下物を縦移送部8に移送し、縦移送部8は、分解消
化槽2の上部まで搬送して、順次再投入する。
【0102】このように、分解消化槽2内では、前記撹
拌機構9による水平方向の撹拌・破砕・混合と横移送部
20及び縦移送部8による上下方向の混合とが行なわれ
ることとなる。
拌機構9による水平方向の撹拌・破砕・混合と横移送部
20及び縦移送部8による上下方向の混合とが行なわれ
ることとなる。
【0103】以上の動作は、前記設定条件に応じて、例
えば、2時間行なわれ、これに引続く6時間、停止され
る。そして、また2時間の動作が行なわれ、また、6時
間停止するというように繰り返される。
えば、2時間行なわれ、これに引続く6時間、停止され
る。そして、また2時間の動作が行なわれ、また、6時
間停止するというように繰り返される。
【0104】こうして分解消化槽2内の被処理有機物
は、床材として投入されているオガ屑粒体や炭粒ととも
に団粒化し、各カスケード板4の作用も加わって、好気
性の微生物の増殖に極めて好適な条件となり、変異バク
テリア及びその他自然状態で存在する好気性のバクテリ
アによっても、徐々に分解され、二酸化炭素と水とに分
解される。
は、床材として投入されているオガ屑粒体や炭粒ととも
に団粒化し、各カスケード板4の作用も加わって、好気
性の微生物の増殖に極めて好適な条件となり、変異バク
テリア及びその他自然状態で存在する好気性のバクテリ
アによっても、徐々に分解され、二酸化炭素と水とに分
解される。
【0105】そして、被処理有機物に含まれていた過剰
水分及びその分解過程で生じた水分は、分解消化槽2内
を徐々に降下して底板6上の小孔5、5…を通じてその
下方のタンク部7に流下する。タンク部7に流下した水
は、ポンプ装置25により汲み上げられ、脱臭塔22の
接触材充填部22b中に、液体噴霧ノズル部22cを通
じて噴霧排出される。
水分及びその分解過程で生じた水分は、分解消化槽2内
を徐々に降下して底板6上の小孔5、5…を通じてその
下方のタンク部7に流下する。タンク部7に流下した水
は、ポンプ装置25により汲み上げられ、脱臭塔22の
接触材充填部22b中に、液体噴霧ノズル部22cを通
じて噴霧排出される。
【0106】また、二酸化炭素などを含む発生ガスは、
分解消化槽2の上部で、吸引ファン24により吸引さ
れ、ガス導入管23を通じて脱臭塔22の接触材充填部
22b中に導入される。
分解消化槽2の上部で、吸引ファン24により吸引さ
れ、ガス導入管23を通じて脱臭塔22の接触材充填部
22b中に導入される。
【0107】前記分解消化槽2の最下部のタンク部7に
流下した水は、変異バクテリア及びその他好気性のバク
テリアをも含んでおり、このバクテリアを含んだ水が脱
臭塔22の接触材充填部22b中に供給されると、バク
テリアは、接触材に付着して、水の中に溶け込んでいる
有機物を分解しつつ増殖し、接触材充填部22b中に導
入されたガス中の臭い成分についても、対応するバクテ
リアにより分解されることとなる。
流下した水は、変異バクテリア及びその他好気性のバク
テリアをも含んでおり、このバクテリアを含んだ水が脱
臭塔22の接触材充填部22b中に供給されると、バク
テリアは、接触材に付着して、水の中に溶け込んでいる
有機物を分解しつつ増殖し、接触材充填部22b中に導
入されたガス中の臭い成分についても、対応するバクテ
リアにより分解されることとなる。
【0108】したがって、接触材充填部22b中に供給
された水は、この中に含まれる有機物が分解され、浄化
されて、下方のタンク部22eに滴下し、排水口22f
から排出される。また、接触材充填部22b中に導入さ
れたガスは、その臭い成分が除去されて、ガス排気管2
2dを通じて大気中に放出される。
された水は、この中に含まれる有機物が分解され、浄化
されて、下方のタンク部22eに滴下し、排水口22f
から排出される。また、接触材充填部22b中に導入さ
れたガスは、その臭い成分が除去されて、ガス排気管2
2dを通じて大気中に放出される。
【0109】この例では、以上のようにして、1994
年7月30日〜1994年10月30日の間に、食品工
場で発生した野菜屑、生魚屑及び廃油など被処理有機物
として、650Kg/日の投入割合で投入継続して実験
を行ったところ、順調に分解消化が行なわれた。その
間、良好な温度条件(45〜65℃)を維持し、変異バ
クテリアは、前記期間中に1度も追加する必要がなかっ
た。
年7月30日〜1994年10月30日の間に、食品工
場で発生した野菜屑、生魚屑及び廃油など被処理有機物
として、650Kg/日の投入割合で投入継続して実験
を行ったところ、順調に分解消化が行なわれた。その
間、良好な温度条件(45〜65℃)を維持し、変異バ
クテリアは、前記期間中に1度も追加する必要がなかっ
た。
【0110】また、その間に、床材が消耗して細かな粉
状になってしまったので、実施開始から3ケ月の後であ
る10月30日に、前記給排出口21を下向きにした上
で、前記横移送部20を、逆移送させ、分解消化槽2内
の分解残滓を取り出したところ、400リットル程度が
取り出されたが、これは、無機質分などの本来の分解残
滓の他に、分解可能な有機質分が、実際上、分解残滓と
分離取り出し不可能なため、相当量含まれているもので
ある。
状になってしまったので、実施開始から3ケ月の後であ
る10月30日に、前記給排出口21を下向きにした上
で、前記横移送部20を、逆移送させ、分解消化槽2内
の分解残滓を取り出したところ、400リットル程度が
取り出されたが、これは、無機質分などの本来の分解残
滓の他に、分解可能な有機質分が、実際上、分解残滓と
分離取り出し不可能なため、相当量含まれているもので
ある。
【0111】このように、この実施例によれば、撹拌手
段である撹拌棒9aの外端部の鎖係合歯11に、駆動手
段のチェーン14を係合させて、テンション調節用の鎖
車15、駆動鎖車16を介して、電動モータ19によ
り、最下部の撹拌機構9の各撹拌棒9aに回転駆動力を
付与して回転駆動しているため、回転中心部分に駆動力
を付与する場合に比較して、より小さい駆動力で各撹拌
棒9aを回転駆動することができ、分解消化槽2の大き
さを大きくしても、また、分解消化槽2内に一杯に被処
理有機物を投入しても、より小さい駆動力で各撹拌棒9
aを回転駆動することができる。その結果、大量の被消
化有機物を一度に処理することができ、有機物の分解処
理装置1を大規模の施設に充分適用することができる。
段である撹拌棒9aの外端部の鎖係合歯11に、駆動手
段のチェーン14を係合させて、テンション調節用の鎖
車15、駆動鎖車16を介して、電動モータ19によ
り、最下部の撹拌機構9の各撹拌棒9aに回転駆動力を
付与して回転駆動しているため、回転中心部分に駆動力
を付与する場合に比較して、より小さい駆動力で各撹拌
棒9aを回転駆動することができ、分解消化槽2の大き
さを大きくしても、また、分解消化槽2内に一杯に被処
理有機物を投入しても、より小さい駆動力で各撹拌棒9
aを回転駆動することができる。その結果、大量の被消
化有機物を一度に処理することができ、有機物の分解処
理装置1を大規模の施設に充分適用することができる。
【0112】また、この実施例によれば、駆動手段を、
分解消化槽2の周壁外に設けられたテンション調節用の
鎖車15及び駆動鎖車16からなる鎖車機構と、この鎖
車機構を駆動する駆動機構としての電動モータ19と、
鎖車機構に係合するとともに、各撹拌棒9aの外端の鎖
係合歯11に係合する環状鎖部材としてのチェーン14
とにより形成しているので、簡単な構成で、駆動手段を
形成することができ、より一層分解消化装置1を小型化
することができる。
分解消化槽2の周壁外に設けられたテンション調節用の
鎖車15及び駆動鎖車16からなる鎖車機構と、この鎖
車機構を駆動する駆動機構としての電動モータ19と、
鎖車機構に係合するとともに、各撹拌棒9aの外端の鎖
係合歯11に係合する環状鎖部材としてのチェーン14
とにより形成しているので、簡単な構成で、駆動手段を
形成することができ、より一層分解消化装置1を小型化
することができる。
【0113】更に、この実施例によれば、縦移送部(縦
移送手段)8を、分解消化槽2の軸中心部に配している
ので、分解消化槽2をより一層小型化することができ
る。
移送手段)8を、分解消化槽2の軸中心部に配している
ので、分解消化槽2をより一層小型化することができ
る。
【0114】また、この実施例によれば、分解消化槽2
に、その内周壁の上下方向途中に水平状態で延在して、
分解消化槽2内の被処理有機物が落下する落下口4a、
4a、4aを有するカスケード板4を、3段設け、撹拌
機構9の各撹拌棒9aを、各カスケード板4毎にカスケ
ード板4上に位置させ、被処理有機物をカスケード板4
上で撹拌しつつ各落下口4aに移送するように構成して
いるので、分解消化槽2内の被処理有機物の積み重なり
を各段のカスケード板4により分断して、各カスケード
板4上で被処理有機物を破砕して細片化し、かつ、撹拌
・混合することができ、分解消化槽2内の全ての被処理
有機物の重量が底部6の撹拌機構9の各撹拌棒9aに係
ることを防止することができる。
に、その内周壁の上下方向途中に水平状態で延在して、
分解消化槽2内の被処理有機物が落下する落下口4a、
4a、4aを有するカスケード板4を、3段設け、撹拌
機構9の各撹拌棒9aを、各カスケード板4毎にカスケ
ード板4上に位置させ、被処理有機物をカスケード板4
上で撹拌しつつ各落下口4aに移送するように構成して
いるので、分解消化槽2内の被処理有機物の積み重なり
を各段のカスケード板4により分断して、各カスケード
板4上で被処理有機物を破砕して細片化し、かつ、撹拌
・混合することができ、分解消化槽2内の全ての被処理
有機物の重量が底部6の撹拌機構9の各撹拌棒9aに係
ることを防止することができる。
【0115】その結果、被処理有機物の分解消化処理を
より一層適切に行うことができるとともに、各撹拌機構
9の各撹拌棒9aをより一層小さい駆動力で駆動するこ
とができる。
より一層適切に行うことができるとともに、各撹拌機構
9の各撹拌棒9aをより一層小さい駆動力で駆動するこ
とができる。
【0116】更に、この実施例によれば、3段のカスケ
ード板4の内の上下方向で相隣接するカスケード板4相
互の落下口4a、4a、4aの位置が、上下のカスケー
ド板4、4相互でずれた状態に形成されているので、上
段のカスケード板4から落下した被処理有機物片及び水
が、ストレートに最下部の底部6まで落下することな
く、直下のカスケード板4上に落下し、同様な過程を経
て、更にその下方のカスケード板4又は分解消化槽2の
底部6に落下して行くものである。
ード板4の内の上下方向で相隣接するカスケード板4相
互の落下口4a、4a、4aの位置が、上下のカスケー
ド板4、4相互でずれた状態に形成されているので、上
段のカスケード板4から落下した被処理有機物片及び水
が、ストレートに最下部の底部6まで落下することな
く、直下のカスケード板4上に落下し、同様な過程を経
て、更にその下方のカスケード板4又は分解消化槽2の
底部6に落下して行くものである。
【0117】したがって分解消化槽2内の被処理有機物
の積み重なりをカスケード板4により、より一層細かく
分断して、各カスケード板4上で被処理有機物を破砕し
て細片化し、かつ、撹拌・混合することができ、分解消
化槽2内の被処理有機物が底部6の撹拌機構9の各撹拌
棒9a及び各カスケード板4、4、4上に配設された各
撹拌棒9aに係る重量を小さくすることができる。その
結果、被処理有機物の分解消化処理をより一層適切に行
うことができるとともに、各撹拌棒9aをより一層小さ
い駆動力で駆動することができる。
の積み重なりをカスケード板4により、より一層細かく
分断して、各カスケード板4上で被処理有機物を破砕し
て細片化し、かつ、撹拌・混合することができ、分解消
化槽2内の被処理有機物が底部6の撹拌機構9の各撹拌
棒9a及び各カスケード板4、4、4上に配設された各
撹拌棒9aに係る重量を小さくすることができる。その
結果、被処理有機物の分解消化処理をより一層適切に行
うことができるとともに、各撹拌棒9aをより一層小さ
い駆動力で駆動することができる。
【0118】また、この実施例によれば、縦移送部8
が、分解消化槽2の軸心部に回転可能に配され、全ての
撹拌棒9a、9a…の内端部が縦移送部8の搬送筒部8
aに連結され、少なくとも最下段の撹拌機構9の各撹拌
棒9aが、チェーン14、テンション調節用の鎖車15
及び駆動鎖車16を介して電動モータ19により回転駆
動され、これが搬送筒部8aとともに回転することによ
り、該搬送筒部8aに連結された他の各撹拌棒9aが回
転駆動されるように構成されているので、より小さい駆
動力で複数の撹拌棒9a、9a…を駆動することができ
るとともに、分解消化装置1をより一層小型化すること
ができる。
が、分解消化槽2の軸心部に回転可能に配され、全ての
撹拌棒9a、9a…の内端部が縦移送部8の搬送筒部8
aに連結され、少なくとも最下段の撹拌機構9の各撹拌
棒9aが、チェーン14、テンション調節用の鎖車15
及び駆動鎖車16を介して電動モータ19により回転駆
動され、これが搬送筒部8aとともに回転することによ
り、該搬送筒部8aに連結された他の各撹拌棒9aが回
転駆動されるように構成されているので、より小さい駆
動力で複数の撹拌棒9a、9a…を駆動することができ
るとともに、分解消化装置1をより一層小型化すること
ができる。
【0119】なお、以上の実施例に於いては、カスケー
ド板4を3段設けているが、3段に限るものではなく、
また、カスケード板4を設けなくても、設けた場合より
は、必要な駆動力が大きくなるが、それでもかなり小さ
い駆動力で、各撹拌棒9aを回転駆動することができ
る。また、以上の実施例に於いては、縦移送部8を分解
消化槽2の軸心部に配設しているが、前記したように、
これに限るものでないことは、云うまでもない。
ド板4を3段設けているが、3段に限るものではなく、
また、カスケード板4を設けなくても、設けた場合より
は、必要な駆動力が大きくなるが、それでもかなり小さ
い駆動力で、各撹拌棒9aを回転駆動することができ
る。また、以上の実施例に於いては、縦移送部8を分解
消化槽2の軸心部に配設しているが、前記したように、
これに限るものでないことは、云うまでもない。
【0120】更に、以上の実施例に於いては、食品工場
で発生した野菜屑、生魚屑及び廃油などの被処理有機物
を処理する場合に適用しているが、これに限るものでは
なく、例えば、し尿等の被処理有機物を処理する場合に
も適用することができ、この場合、横移送部20、縦移
送部8及び撹拌機構9を1時間の動作の後、7時間停止
するサイクルで動作させ、その撹拌機構9を5rpmの回
転速度で回転させて適切に処理結果を得た。なお、この
場合には、分解消化槽2には、予めオガ屑(木質粒体)
及び鉱物粒を充填率が67%程度になるように床材とし
て充填し、分解菌として光合成菌を用いた。
で発生した野菜屑、生魚屑及び廃油などの被処理有機物
を処理する場合に適用しているが、これに限るものでは
なく、例えば、し尿等の被処理有機物を処理する場合に
も適用することができ、この場合、横移送部20、縦移
送部8及び撹拌機構9を1時間の動作の後、7時間停止
するサイクルで動作させ、その撹拌機構9を5rpmの回
転速度で回転させて適切に処理結果を得た。なお、この
場合には、分解消化槽2には、予めオガ屑(木質粒体)
及び鉱物粒を充填率が67%程度になるように床材とし
て充填し、分解菌として光合成菌を用いた。
【0121】上記条件で、1994年7月30日〜19
94年10月30日の3か月間、この実施例の分解消化
装置1により、し尿の分解消化処理の実験を行った。し
尿を260リットル/日の投入割合で投入継続したとこ
ろ、臭気が消失し、蝿の発生もなかった。また、昇温す
ることもなく、また、この間、光合成菌の追加投入も不
要であった。
94年10月30日の3か月間、この実施例の分解消化
装置1により、し尿の分解消化処理の実験を行った。し
尿を260リットル/日の投入割合で投入継続したとこ
ろ、臭気が消失し、蝿の発生もなかった。また、昇温す
ることもなく、また、この間、光合成菌の追加投入も不
要であった。
【0122】
【発明の効果】本発明の有機物の分解消化装置によれ
ば、周壁に断熱材が配され、底部に水分透過部材が配さ
れた縦型の分解消化槽に、被処理有機物が投入される
と、投入された被処理有機物は、横移送手段により縦移
送手段の最下部の受入口まで移送され、縦移送手段によ
り縦移送されて、分解消化槽の上部からその中に投入さ
れる。
ば、周壁に断熱材が配され、底部に水分透過部材が配さ
れた縦型の分解消化槽に、被処理有機物が投入される
と、投入された被処理有機物は、横移送手段により縦移
送手段の最下部の受入口まで移送され、縦移送手段によ
り縦移送されて、分解消化槽の上部からその中に投入さ
れる。
【0123】分解消化槽内に投入された被処理有機物
は、該分解消化槽の軸心の縦軸から周壁方向に向けて配
した棒状部材からなる撹拌手段であって、該縦軸を中心
に回転可能に配された撹拌手段により、回転撹拌され、
破砕されて細片化され、かつ混合されながら、横移送手
段の開口部へ移送される。
は、該分解消化槽の軸心の縦軸から周壁方向に向けて配
した棒状部材からなる撹拌手段であって、該縦軸を中心
に回転可能に配された撹拌手段により、回転撹拌され、
破砕されて細片化され、かつ混合されながら、横移送手
段の開口部へ移送される。
【0124】そして、横移送手段に開口部から落下した
被処理有機物は、横移送手段及び縦移送手段により、再
び、分解消化槽の上部に移送されて、その中にに投下さ
れる。
被処理有機物は、横移送手段及び縦移送手段により、再
び、分解消化槽の上部に移送されて、その中にに投下さ
れる。
【0125】したがって、横移送手段、縦移送手段及び
撹拌手段が動作している間は、分解消化槽に投入された
被処理有機物は、撹拌手段により撹拌されつつ、最終的
には、開口部から横移送手段に落下して、横移送手段及
び縦移送手段により、分解消化槽の上部に運ばれて、そ
の上部に戻るという縦方向の移動のサイクルを繰り返
す。
撹拌手段が動作している間は、分解消化槽に投入された
被処理有機物は、撹拌手段により撹拌されつつ、最終的
には、開口部から横移送手段に落下して、横移送手段及
び縦移送手段により、分解消化槽の上部に運ばれて、そ
の上部に戻るという縦方向の移動のサイクルを繰り返
す。
【0126】このような動作過程に於いて、駆動手段
は、撹拌手段の棒状部材の外端部から回転駆動力を付与
して撹拌手段を回転駆動するものであるため、その回転
中心部分に駆動力を付与する場合に比較して、より小さ
い駆動力で撹拌手段を回転駆動することができ、分解消
化槽の大きさを大きくしても、また、分解消化槽内に一
杯に被処理有機物を投入しても、より小さい駆動力で撹
拌手段を回転駆動することができる。その結果、大量の
被消化有機物を一度に処理することができ、大規模の施
設にも充分適用することができる。
は、撹拌手段の棒状部材の外端部から回転駆動力を付与
して撹拌手段を回転駆動するものであるため、その回転
中心部分に駆動力を付与する場合に比較して、より小さ
い駆動力で撹拌手段を回転駆動することができ、分解消
化槽の大きさを大きくしても、また、分解消化槽内に一
杯に被処理有機物を投入しても、より小さい駆動力で撹
拌手段を回転駆動することができる。その結果、大量の
被消化有機物を一度に処理することができ、大規模の施
設にも充分適用することができる。
【0127】また、上記の場合、請求項2に記載するよ
うに、前記駆動手段を、前記分解消化槽の周壁外に設け
られた駆動鎖車及びテンション調節用鎖車からなる鎖車
機構と、上記鎖車機構の駆動鎖車を駆動する回転駆動体
と、上記鎖車機構の駆動鎖車、テンション調節用鎖車及
び前記各撹拌手段の各棒状部材の外端部に構成した鎖係
合歯に係合し、かつ隣接する各棒状部材の外端部付近を
相互に連結する状態にその間に配された部分円弧状の各
鎖ガイド部材に外接する環状鎖部材とで構成した場合に
は、駆動手段を簡単な構成となし得、分解消化装置を小
型化することができる。
うに、前記駆動手段を、前記分解消化槽の周壁外に設け
られた駆動鎖車及びテンション調節用鎖車からなる鎖車
機構と、上記鎖車機構の駆動鎖車を駆動する回転駆動体
と、上記鎖車機構の駆動鎖車、テンション調節用鎖車及
び前記各撹拌手段の各棒状部材の外端部に構成した鎖係
合歯に係合し、かつ隣接する各棒状部材の外端部付近を
相互に連結する状態にその間に配された部分円弧状の各
鎖ガイド部材に外接する環状鎖部材とで構成した場合に
は、駆動手段を簡単な構成となし得、分解消化装置を小
型化することができる。
【0128】更に、請求項3に記載するように、前記分
解消化槽の中心部に配する縦軸をパイプ体で構成し、前
記縦移送手段を、上記縦軸内に配する構成とした場合に
は、分解消化槽外に立上る縦移送手段がなくなるので、
一層小型化することができる。
解消化槽の中心部に配する縦軸をパイプ体で構成し、前
記縦移送手段を、上記縦軸内に配する構成とした場合に
は、分解消化槽外に立上る縦移送手段がなくなるので、
一層小型化することができる。
【0129】また、請求項4に記載するように、前記分
解消化槽には、その内周壁の上下方向途中に、前記被処
理有機物が落下する落下口を有するカスケード板であっ
て、水平状態で延在する一段以上のカスケード板を設
け、前記撹拌手段を、前記被処理有機物を上記カスケー
ド板上で撹拌させつつ前記落下口に移送すべく、少なく
とも前記カスケード板毎にその上に位置するように構成
した場合には、分解消化槽内の被処理有機物の積み重な
りをカスケード板により分断して、カスケード板上で被
処理有機物を破砕して細片化し、かつ、撹拌・混合する
ことができ、分解消化槽内の全ての被処理有機物の重量
が底部に位置する撹拌手段にかかることを防止すること
ができる。その結果、被処理有機物の破砕・撹拌・混合
処理等をより一層適切に行うことができるとともに、撹
拌手段をより一層小さい駆動力で駆動することができ
る。
解消化槽には、その内周壁の上下方向途中に、前記被処
理有機物が落下する落下口を有するカスケード板であっ
て、水平状態で延在する一段以上のカスケード板を設
け、前記撹拌手段を、前記被処理有機物を上記カスケー
ド板上で撹拌させつつ前記落下口に移送すべく、少なく
とも前記カスケード板毎にその上に位置するように構成
した場合には、分解消化槽内の被処理有機物の積み重な
りをカスケード板により分断して、カスケード板上で被
処理有機物を破砕して細片化し、かつ、撹拌・混合する
ことができ、分解消化槽内の全ての被処理有機物の重量
が底部に位置する撹拌手段にかかることを防止すること
ができる。その結果、被処理有機物の破砕・撹拌・混合
処理等をより一層適切に行うことができるとともに、撹
拌手段をより一層小さい駆動力で駆動することができ
る。
【0130】更に、請求項5に記載するように、前記カ
スケード板を、前記分解消化槽の内周壁の上下方向途中
に、二段以上配設し、上下方向で相互に隣接する前記カ
スケード板相互の前記落下口の位置を、前記上下のカス
ケード板でずれて配設した場合には、上段のカスケード
板から落下した被処理有機物片及び水は、ストレートに
最下部の底部まで落下することはなく、直下のカスケー
ド板上に落下し、同様な過程を経て、更にその下方のカ
スケード板又は分解消化槽の底部に落下して行くことと
なり、充分な被処理有機物の積み重なりの分断効果及び
破砕・撹拌・混合効果等を得ることができる。
スケード板を、前記分解消化槽の内周壁の上下方向途中
に、二段以上配設し、上下方向で相互に隣接する前記カ
スケード板相互の前記落下口の位置を、前記上下のカス
ケード板でずれて配設した場合には、上段のカスケード
板から落下した被処理有機物片及び水は、ストレートに
最下部の底部まで落下することはなく、直下のカスケー
ド板上に落下し、同様な過程を経て、更にその下方のカ
スケード板又は分解消化槽の底部に落下して行くことと
なり、充分な被処理有機物の積み重なりの分断効果及び
破砕・撹拌・混合効果等を得ることができる。
【0131】即ち、分解消化槽内の被処理有機物の積み
重なりをカスケード板により、細かく分断して、各カス
ケード板上で被処理有機物を破砕して細片化し、かつ、
撹拌・混合することができ、分解消化槽内の被処理有機
物が底部の撹拌手段及び各カスケード板上に配設された
撹拌手段にかかる重量を小さくすることができる。その
結果、被処理有機物の分解消化処理をより一層適切に行
うことができるとともに、撹拌手段をより一層小さい駆
動力で駆動することができるものである。
重なりをカスケード板により、細かく分断して、各カス
ケード板上で被処理有機物を破砕して細片化し、かつ、
撹拌・混合することができ、分解消化槽内の被処理有機
物が底部の撹拌手段及び各カスケード板上に配設された
撹拌手段にかかる重量を小さくすることができる。その
結果、被処理有機物の分解消化処理をより一層適切に行
うことができるとともに、撹拌手段をより一層小さい駆
動力で駆動することができるものである。
【0132】また、請求項6に記載するように、前記縦
軸に複数段の撹拌手段を設け、そのうちいずれかの段の
撹拌手段を回転駆動すべく、前記駆動手段を、該段の撹
拌手段の各棒状部材の外端部に係合した場合には、駆動
手段をいずれか都合の良い位置に選ぶことができるし、
径の大きな部分で駆動力を伝達できるので、より小さい
駆動力で複数の撹拌手段を駆動することができるもので
ある。
軸に複数段の撹拌手段を設け、そのうちいずれかの段の
撹拌手段を回転駆動すべく、前記駆動手段を、該段の撹
拌手段の各棒状部材の外端部に係合した場合には、駆動
手段をいずれか都合の良い位置に選ぶことができるし、
径の大きな部分で駆動力を伝達できるので、より小さい
駆動力で複数の撹拌手段を駆動することができるもので
ある。
【図1】一実施例装置の側面断面説明図。
【図2】カスケード板の平面図。
【図3】一実施例装置の分解消化槽内を上部から見た状
態のカスケード板及び撹拌機構の概略平面説明図。
態のカスケード板及び撹拌機構の概略平面説明図。
【図4】一実施例装置の分解消化槽内の最下段の撹拌棒
及び駆動機構の平面断面説明図。
及び駆動機構の平面断面説明図。
【図5】一実施例装置の駆動機構の一部切欠部分側面
図。
図。
1 分解消化装置 2 分解消化槽 2a 蓋体 3 断熱材 4 カスケード板 4a 落下口 4b 間隙 5 小孔 6 底板 7 タンク部 8 縦移送部 8a 搬送筒部 8b スクリュー部材 8c、19 電動モータ 8d 軸受 9 撹拌機構 9a 撹拌棒 10 環状金具 11 鎖係合歯 12 上部カバー 13 下部バー 14 チェーン 15 テンション調節用の鎖車 16 駆動鎖車 17、18 支持板 20 横移送部 20a スクリュー部材 20b 搬送筒部 20c 電動モータ 21 給排出口 22 脱臭塔 22a 塔本体 22b 接触材充填部 22c 液体噴霧ノズル部 22d ガス排気管 22e タンク部 22f 排出口 23 ガス導入管 24 吸引ファン 25 ポンプ装置 27 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川隅 利勝 茨城県水戸市谷津町1−69
Claims (6)
- 【請求項1】 周壁に断熱材が配され、かつ底部に水分
透過部材が配された分解消化槽であって、被処理有機物
の投入される縦型の分解消化槽と、 上記分解消化槽の中心に立設した縦軸から該分解消化槽
の内周壁方向に向けて配された、被処理有機物を撹拌す
る撹拌手段であって、前記縦軸を中心に回転可能に、か
つ相互に定角度間隔で配された複数の棒状部材からなる
撹拌手段と、 上記撹拌手段の各棒状部材の外端部に係合して、該撹拌
手段を前記縦軸を中心に回転駆動させる駆動手段と、 前記分解消化槽の下部に位置し、受け入れた被処理有機
物を該分解消化槽の横方向に移送する横移送手段であっ
て、その上部に該分解消化槽の底部から落下してくる被
処理有機物を受け入れる開口部を有し、かつ該分解消化
槽の外部から投入される被処理有機物を受け入れ又は排
出する給排出口を備えた横移送手段と、 上記横移送手段により移送されてくる被処理有機物を前
記分解消化槽の上部に移送して、前記分解消化槽の上部
から前記分解消化槽内に投入する縦移送手段と、 を備えた有機物の分解消化装置。 - 【請求項2】 前記駆動手段を、 前記分解消化槽の周壁外に設けられた駆動鎖車及びテン
ション調節用鎖車からなる鎖車機構と、 上記鎖車機構の駆動鎖車を駆動する回転駆動体と、 上記鎖車機構の駆動鎖車、テンション調節用鎖車及び前
記各撹拌手段の各棒状部材の外端部に構成した鎖係合歯
に係合し、かつ隣接する各棒状部材の外端部付近を相互
に連結する状態にその間に配された部分円弧状の各鎖ガ
イド部材に外接する環状鎖部材と、 で構成した請求項1の有機物の分解消化装置。 - 【請求項3】 前記縦軸をパイプ体で構成し、前記縦移
送手段を、該縦軸中に配した請求項1又は2の有機物の
分解消化装置。 - 【請求項4】 前記分解消化槽には、その内周壁の上下
方向途中に、前記被処理有機物が落下する落下口を有す
るカスケード板であって、水平状態で延在する一段以上
のカスケード板を設け、 前記撹拌手段を、前記被処理有機物を上記カスケード板
上で撹拌させつつ前記落下口に移送すべく、少なくとも
前記カスケード板毎にその上に位置するように構成した
請求項1、2又は3の有機物の分解消化装置。 - 【請求項5】 前記カスケード板を、前記分解消化槽の
内周壁の上下方向途中に、二段以上配設し、上下方向で
相互に隣接する前記カスケード板相互の前記落下口の位
置を、前記上下のカスケード板でずれて配設した請求項
4の有機物の分解消化装置。 - 【請求項6】 前記縦軸に複数段の撹拌手段を設け、そ
のうちいずれかの段の撹拌手段を回転駆動すべく、前記
駆動手段を、該段の撹拌手段の各棒状部材の外端部に係
合した請求項1の有機物の分解消化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6338370A JPH08173945A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 有機物の分解消化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6338370A JPH08173945A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 有機物の分解消化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08173945A true JPH08173945A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18317520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6338370A Pending JPH08173945A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 有機物の分解消化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08173945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004160346A (ja) * | 2002-11-12 | 2004-06-10 | Hideken Sekkei:Kk | 嫌気性消化槽及び嫌気好気ろ床法 |
| CN115104579A (zh) * | 2021-03-19 | 2022-09-27 | 蜻蜓创意有限公司 | 旋转圆盘式连续自动化生物饲养设备 |
| WO2022257169A1 (zh) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 山西省农业科学院农产品加工研究所 | 一种旋转果蔬发酵专用发酵设备 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6338370A patent/JPH08173945A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004160346A (ja) * | 2002-11-12 | 2004-06-10 | Hideken Sekkei:Kk | 嫌気性消化槽及び嫌気好気ろ床法 |
| CN115104579A (zh) * | 2021-03-19 | 2022-09-27 | 蜻蜓创意有限公司 | 旋转圆盘式连续自动化生物饲养设备 |
| JP2022145528A (ja) * | 2021-03-19 | 2022-10-04 | 蜻▲蛉▼創意有限公司 | 回転円盤型連続自動生物飼育装置 |
| US11684051B2 (en) | 2021-03-19 | 2023-06-27 | Stonbo Creative Co. Ltd | Rotating disc type continuous automated biological breeding apparatus |
| WO2022257169A1 (zh) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 山西省农业科学院农产品加工研究所 | 一种旋转果蔬发酵专用发酵设备 |
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