JPH08173A - 茶葉を含有してなる食品 - Google Patents

茶葉を含有してなる食品

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JPH08173A
JPH08173A JP6166321A JP16632194A JPH08173A JP H08173 A JPH08173 A JP H08173A JP 6166321 A JP6166321 A JP 6166321A JP 16632194 A JP16632194 A JP 16632194A JP H08173 A JPH08173 A JP H08173A
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tea
tea leaves
food
sardines
calcium
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JP6166321A
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Yoshio Yamamoto
嘉男 山本
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YAMAMOTO HOUSUIEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 不醗酵茶と、周期律表の第4周期に配置され
る元素のうちの少なくとも1種の元素とが必須成分とし
て含有される。この元素は天然物中に含有される元素で
もよい。さらには、含有される元素としてはカリウム、
カルシウム、鉄の中から選択された元素であることが好
ましい。 【効果】 茶葉の品質を安定化させることができ、且つ
茶葉の苦みを和らげることができるため、嗜好性に優れ
る。また体内への吸収性が良好なものとなり、有効な栄
養素を摂取することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は茶葉を含有してなる食
品に係り、その目的は製茶工程中に損失されやすい灰分
(ミネラル分)を添加して茶葉の品質を安定化させると
ともに、嗜好性及び体内への吸収性が良好で、且つ栄養
バランスに優れ、滋養強壮、健康増進等の目的で好適に
受け入れられることができる茶葉を含有してなる食品の
提供にある。
【0002】
【発明の背景】茶は製法により不醗酵茶(緑茶)、半醗
酵茶(ウーロン茶)、醗酵茶(紅茶)とに分類される。
不醗酵茶(緑茶)は、茶製造第一工程で加熱によって茶
葉中の酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)の作用
を止めるのが特徴で、この酵素失活処理により、生茶葉
の成分と略同様の成分組成を有し、外観も茶葉の緑色が
保存されている。すなわち、不醗酵茶(緑茶)は、茶葉
の酸化を起こさないようにして製造するもので、茶のも
つ自然の性質を可能な限り活かすことに特徴がある。こ
れには高温の蒸気で短時間処理し、速やかに乾燥し、空
気に触れないようにして低温で保存することが必要とさ
れている。このような不醗酵茶(緑茶)の製造、保存方
法は日本固有のもので、加熱手段としては、蒸熱による
方法(蒸し製茶)と、釜炒りによる方法(釜炒り製茶)
とが存在し、蒸し製茶には、煎茶、玉露、てん茶(抹
茶)、かぶせ茶、番茶、玉緑茶などの種類が、釜炒り製
茶には、玉緑茶、中国緑茶等の種類が存在する。
【0003】このような茶葉中の含有成分としては、代
表例としてカテキンが例示される。カテキンには、十分
に明らかにはされていないが、抗菌作用、過酸化脂質の
生成抑制作用、体液の中和作用があると言われいる。ま
た、茶葉中には前記カテキン以外にテアニン、カフェイ
ン、ビタミンA、B1 、B2 、C、E、ナイアシン、葉
酸、ビオチン等のビタミン類、カリウム、マンガン、リ
ン、亜鉛、銅、さらにはセレン、フッ素等の微量成分が
含有されている。
【0004】
【従来の技術】しかしながら、古来より我々日本人は、
緑茶の熱湯浸出液を飲用してきたのみで、前述したよう
な栄養成分を豊富に含む茶葉をそのまま摂食することは
ほどんど無かった。この理由は、茶葉は浸出液とすると
芳しい芳香性を有する嗜好飲料とすることができるもの
の、半面茶葉自体には多量に含有されているカテキンに
より渋味が強く、好適に受け入れ難いという課題が存在
するからである。ところが、近年、茶葉に含有される豊
富な栄養素に着目し、茶葉を食品とする技術が創出され
てくるようになってきた。この一例として、特開平2−
238863号公報「茶と食塩からなる顆粒体及びその
製造方法」が存在する。この開示技術は、抹茶5〜50
wt%と食塩95〜5wt%とからなる顆粒体で、特に飲酒
時の酒の旨味を引き立てる目的で、或いは各種料理の薬
味やふりかけとして摂取される顆粒体であった。さらに
特公平2−15185号公報「嗜好食品」においては、
中国醗酵茶若しくは中国醗酵茶と中国半醗酵茶との混合
物又はそれらの抽出物を粉末換算で100重量部に対して
ホップ又はカラハナソウの苦味成分を有する粉末又は抽
出物を粉末換算で3〜50重量部添加してなる嗜好食品が
開示されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平2−238863号公報及び特公平2−15185
号公報開示の技術では、いずれも茶葉の渋味を十分に緩
和することができず、嗜好性に劣るという課題が存在し
た。さらに、緑茶においては、製茶工程中の加熱処理に
より、生茶葉中に含有されている灰分(ミネラル分)が
損失しやすく、その結果、色素成分の一つであるクロロ
フィル中のポリフィリン核の安定性が阻害されてしまう
という課題が存在した。従って、業界では不醗酵茶(緑
茶)の品質を安定に維持することができるとともに、不
醗酵茶の有する渋味を和らげることができ、豊富な成分
を良好に体内に取り入れることができる栄養バランスに
優れた茶葉を含有してなる食品の創出が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では不醗酵茶粉
砕物と、周期律表の第4周期に配置される元素のうちの
少なくとも1種の元素或いはその元素化合物若しくはそ
の元素を多量に含有する天然物とが必須成分として含有
されてなることを特徴とする茶葉を含有してなる食品を
提供することにより、前記従来の課題を悉く解消する。
【0007】
【作用】不醗酵茶(緑茶)粉砕物と、Ca、Fe、Mg
などの周期律表の第4周期に配置される元素のうちの少
なくとも1種の元素、若しくはこのような元素を多量に
含有する天然物とを必須成分とすることによって、不醗
酵茶の製茶工程中に損失される灰分を補うことができる
とともに、クロロフィルを安定化させることができる。
しかも、このような元素を添加することによって、カテ
キンのもつ苦みが和らぎ、嗜好性が良好なものとなると
ともに、体内への吸収性が良好になる。さらに、これら
元素を添加することによって、ミネラル分を強化するこ
とができ、栄養バランスに優れた食品となる。
【0008】
【発明の構成】以下、この発明に係る茶葉を含有してな
る食品の構成について詳述する。この発明では不醗酵茶
粉砕物が必須成分の一つとして使用される。不醗酵茶と
しては、茶葉中の酸化酵素(ポリフェノールオキシダー
ゼ)を加熱により失活させて製造された通常の緑茶、す
なわち煎茶、玉露、てん茶(抹茶)、かぶせ茶、番茶、
玉緑茶などの蒸し製茶、或いは玉緑茶、中国緑茶等の釜
炒り製茶のうちの任意の一種又は二種以上が好適に使用
できるが、より望ましくは、蒸熱処理の工程を通常より
も長く行なった「深蒸し製茶」が好ましく使用される。
「深蒸し製茶」は、比較的長時間行なわれる蒸熱処理に
より、酸化酵素が完全に破壊され、葉緑素と味の成分が
茶葉中に固定されるため、健康増進等の目的で摂取され
る茶葉を含有してなる食品の必須成分として好ましい。
【0009】以上のような不醗酵茶の任意の一種又は二
種以上の混合物は、適宜任意な手法で粉砕され、粉砕物
として使用される。粉砕物の粒度としては特に限定はさ
れず、最終形態に応じて適宜設定されればよいが、粉末
状に粉砕して使用するのが味覚の面から望ましい。
【0010】以上の不醗酵茶粉砕物以外に、この発明で
は周期律表の第4周期に配置される元素のうちの少なく
とも1種の元素とを必須成分とする。ここで、周期律表
の第4周期に配置される元素とは、K、Ca、Sc、T
i、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn等
が例示されるが、より好ましくはK、Ca、Feの中か
ら選択される少なくとも一種の元素を必須成分とする
と、茶葉の品質安定化と同時に、ミネラル分を強化する
ことができ、食品としての栄養バランスが優れるため望
ましい。また、この発明ではこれらK、Ca、Fe等の
元素をイオン化状態で必須成分として茶葉中に添加して
もよい。すなわち、イオン化状態のK、Ca、Fe等の
元素を茶葉中に添加することにより、カテキンやクロロ
フィル等の色素成分が安定化されるとともに、体内への
吸収性が極めて良好となるからである。さらには、通常
市販されているカルシウム製剤、或いは鉄製剤等の粉砕
物を必須成分として用いてもよい。
【0011】或いは、前記した周期律表の第4周期に配
置される元素を食品より供給する構成としてもよい。こ
の食品としては、K、Ca、Fe等の元素を多量に含ん
でいるものであれば特に限定はされないが、具体的には
あまのり、いわのり、おごのり、かわのり、すいぜんじ
のり、ひじき、ごま、ゆば、煮干し、ちりめんじゃこ、
カニ殻、エビ殻、いわし、貝殻、ワカメ、しいたけ等の
食品が例示され、これら食品の中から選択される少なく
とも一種の乾燥粉砕物が必須成分として配合される構成
としてもよい。このように食品中から必須成分を添加す
る構成とすると、使用する素材が全て天然物となるた
め、安全性に非常に優れたものとなる。
【0012】前記食品において、あまのり(Porphyra sp
p.)とは、ウシケノリ科アマノリ属(Porphyra)の総称を
指し、あさくのり(P.tenera )、すさびのり(P.yezoensi
s)、まるばあまのり(P. suborbiculata)、つくしあまの
り(P. crispata)、おにあまのり(P.dentata)、いちまつ
のり(P.seriata)、こすじのり(P.angusta)、うっぷるい
のり(P.pseudolinearis)、くろのり(P.okamurai)など20
種ほどが、日本各地沿岸付近に広く分布しており、その
乾燥品が一般に" のり "として市販されている。また岩
のり(Porphyra spp.)とは、天然に産する数種のアマノ
リ属の俗称である。このようなあまのり、岩のりの主成
分は糖質と蛋白質であり、蛋白質は大豆のそれと匹敵す
る良質な蛋白質である。また、蛋白質とならんで無機質
とビタミンも豊富に含有されており、具体的にはカルシ
ウム、リン、鉄、マグネシウム、ヨード、亜鉛、マンガ
ン、コバルト、ニッケル、銅など主要な微量成分のほと
んどが含まれている。
【0013】おごのり(Gracilaria verrucosa) はオゴ
ノリ科オゴノリ属の一種で、その加工品が刺身のつまと
して用いられており、蛋白、カルシウム、鉄、β−カロ
チンが多量に含有されている紅藻植物の一種である。か
わのり(Prasiola japonica) は、夏から秋にかけて清流
の岩上に着生するもので、蛋白、カルシウム、鉄の含有
量が多いカワノリ科カワノリ属の緑藻植物である。さら
に、すいぜんじのり(Aphanothece sacrum) は、温暖で
清水が湧き出る浅い小川や池の中の小石などに着生し、
蛋白質が多く、カルシウム、鉄、及び各種ビタミン含量
が非常に高いクロオコックス科の藍藻植物である。ひじ
き(Hizikika fusiformis) は、潮間帯下部の岩盤上に群
生し、成分特性としては、カルシウムと鉄の含量が非常
に高く、カルシウムのリンに対する比率も高く、カルシ
ウム源として好ましいホンダワラ科ヒジキ属の海草の一
種である。
【0014】ごま(Sesamum indicum L.) は熱帯アフリ
カ原産のハナシノブ目ゴマ科の一種に属するもので、主
成分は脂質と蛋白質であるが、カルシウム、鉄も豊富に
含有されている栄養的に優れた食品の一種である。ゆば
は、鉄を多量に含有する大豆のエキスであり、さらに煮
干しは魚介類を一度煮た後、乾燥された食品で、使用さ
れる魚介類としてはカタクチイワシ、マイワシ、或いは
ホタテガイ、イタヤガイ、タイラギなどの貝柱が例示さ
れるが、カルシウムを豊富に含んだイワシの煮干しを使
用することが望ましい。また、ちりめんじゃこもカルシ
ウムを豊富に含んでいるため、好ましく使用できる。カ
ニ殻としては、たらばがに(Patalithodes camtschaticu
s)、ずわいがに(Chionoecetes opilio)、けがに(Erimac
rus isenbrekii)などの任意のカニ類の甲殻が、天然カ
ルシウムが豊富に含有されているため、好ましく使用さ
れる。エビ殻としては、くるまえび(Penaeus japonicu
s)、こうらいえび(Penaeus orientalis)、あかえび(Met
apenaeopsis barata)、とらえび(Metapenaeopsis accli
vis)、よしえび(Metapenaeus ensis)、しばえび (M.joy
neri)、もえび(M.burkenroadi)、とさえび (Metapenaeu
s intermedius)、ほっかいえび(Pandaluskessleri)、ほ
っこくあかえび(Pandalus borealis)、さくらえび(Serg
estes lucens)、いせえび(Panulirus japonicus)などの
公知のエビ類の殻が、カルシウムを豊富に含有している
ため好ましく使用される。
【0015】いわしはニシン目イワシ科に属する魚類の
一種で、まいわし (Sardinops melanostictus)、うるめ
いわし(Etrumeus teres)、かたくちいわし(Engraulis j
aponica)などの種類が存在するが、この発明において
は、小型で骨ごと食べられるものが好ましく使用され
る。貝殻としては、赤貝(Anadara broughtonii) 、あさ
り(Tapes philippinarum)、あわび、いがい(Mytilus co
ruscus)、かき(Crassostrea gigas) 、さざえ (Batillu
s cornutus)、しじみ (Corbiculina leana) 、たいら
がい(Atrina pectinata)、とりがい (Fulvia mutica)、
はまぐり(Meretrix lusoria)、ほたてがい(Patinopecte
n yessoensis) 、みるがい(Tresus keenae) 等の貝殻
が、この発明においては、好適に使用される。
【0016】ワカメ(Undaria pinnatifida) は、アイヌ
ワカメ科ワカメ属の紅藻植物の一種で、カルシウム、カ
リウム、ヨードなどの無機質や、β−カロチン、B1
2,ナイアシン,Cなどのビタミン類を豊富に含有す
るため、この発明において、好適に使用される。しいた
け(Lentinus edodes)とは、キシメジ科に属する食用き
のこの一種で、キチン、ヘミセルロース、トレハロー
ス、マンニット、還元糖等の炭水化物や5’−グアニル
酸とグルタミン酸等の旨味成分、さらにはビタミンD効
果を持つエルゴステリンや、カリウム、特有の芳香を発
するレンチオン等を含有するきのこである。このような
しいたけ(Lentinus edodes)の使用部位としては特に限
定はされず、任意の部位の粉砕物が必須成分の一つとし
て好適に使用される。しいたけ(Lentinus edodes)を前
記不醗酵茶粉砕物とともに必須成分として配合すると、
不醗酵茶粉砕物の有する苦みをしいたけ(Lentinus edod
es)の芳香性成分や旨味成分で和らげることができると
ともに、ビダミンDやカリウムを強化することができ
る。
【0017】この発明では以上のようなあまのり、いわ
のり、おごのり、かわのり、すいぜんじのり、ひじき、
ごま、ゆば、煮干し、ちりめんじゃこ、カニ殻、エビ
殻、いわし、貝殻、ワカメ、しいたけの中から選択され
る少なくとも一種の乾燥粉砕物が前記不醗酵茶とともに
必須成分として使用される。より望ましくは、カルシウ
ム、鉄分、カリウムなどの無機質がバランス良く配合さ
れるよう、前記乾燥粉砕物を選択して不醗酵茶乾燥粉砕
物とともに必須成分として使用するのが好ましい。
【0018】具体的には、あまのり、いわのり、おごの
り、かわのり、すいぜんじのり、ひじき等にはカルシウ
ム、鉄分が共に豊富に含有されている。従って、これら
の乾燥粉砕物うちの一種又は二種以上と、カリウムを豊
富に含有するワカメ及び/又はしいたけを選択して不醗
酵茶とともに必須成分とすると栄養バランスに優れた食
品とすることができる。或いは、煮干し、ちりめんじゃ
こ、カニ殻、エビ殻、いわし、貝殻などカルシウムを豊
富に含んだ乾燥粉砕物の一種又は二種以上と、ワカメ、
しいたけなどのカリウムを豊富に含んだ乾燥粉砕物と、
ひじき、あまのり、いわのり、おごのり、かわのり、す
いぜんじのり、ごまなど鉄分を豊富に含んだ乾燥粉砕物
とをそれぞれ組合せて選択し、前記不醗酵茶粉砕物とと
もに必須成分として配合してもよい。このように不醗酵
茶粉砕物に、特定食品乾燥粉砕物の一種又は二種以上を
混合することにより、不醗酵茶のにがみを和らげ、摂食
しやすくなるとともに、特定食品により、カルシウム、
鉄、カリウム等のミネラル分を強化することができ、栄
養的に優れた食品組成物となる。さらに、これらミネラ
ル分の添加により、茶葉中の色素成分の安定化を図るこ
とができ、長期保存性が良好となるとともに、体内への
吸収性が良好となる。
【0019】また、この発明において、必須成分の粉砕
粒度については特に限定はされず、適宜目的に応じて任
意の大きさに粉砕されればよいが、粉状物として使用す
るのが望ましい。
【0020】この発明において前記不醗酵茶粉砕物と前
記特定食品の中から選択された任意の粉砕物との配合比
率は、必須成分として選択する食品の種類によっても異
なるが、大体不醗酵茶粉砕物が5〜95重量部、前記特
定食品の中から選択された任意の一種又は二種以上が9
5〜5重量部程度の範囲内で配合される。この理由は、
不醗酵茶粉砕物の配合量が5重量部未満であると、この
発明の目的とする茶葉に含有されている有用な栄養成分
の有効量を体内に摂取させることができず、一方、不醗
酵茶の配合量が95重量部を超えると、緑茶の品質保持
や体内への吸収性を十分に改善した食品とすることがで
きないとともに、不醗酵茶の有する苦味や渋味が強くな
りすぎて、幅広い年代層の人々に好適に受け入れられる
ことができず、いずれの場合も好ましくないからであ
る。
【0021】さらに、不醗酵茶粉砕物とともに必須成分
として使用される特定食品の乾燥粉砕物の配合量を95
〜5重量部程度とした理由は、特定食品の乾燥粉砕物の
配合量が5重量部未満であると、前記不醗酵茶の品質安
定化や体内への吸収性の改善といった効果を十分に発現
することができないとともに、不醗酵茶の有する苦味や
渋味を和らげたり、鉄分、カルシウム、カリウム等の無
機成分を強化することができず、一方95重量部を超え
て配合されると、不醗酵茶の有する独特の芳香性が失わ
れてしまい、いずれの場合も好ましくないからである。
また、調整された元素(例えば市販のカルシウム剤、鉄
剤)の粉砕物を添加する場合では全量中5〜30%重量
部程度とされるのが好ましい。さらには、前記特定食品
から選択される少なくとも一種以上の乾燥粉砕物ととも
に、調整された元素をさらに添加する構成としてもよ
い。
【0022】以上のような不醗酵茶粉砕物と周期律表第
4周期に配置される元素とが配合されて、この発明に係
る茶葉を含有してなる食品とされるが、この発明ではこ
れら混合物をそのまま食用として利用したり、或いは他
の食品への添加材料として利用する。必須成分の混合物
をそのまま食品とする場合には、前記必須成分以外に、
適宜砂糖や塩等の調味料を添加してもよい。このような
茶葉を含有してなる食品は、特に刺身や温泉卵等生臭さ
を有する料理、或いはフライ、ステーキ、ハンバーグ、
焼魚等の脂っ濃さを有する料理、さらにはチーズ、納豆
等の強い臭いを有する料理の添加材料として最適であ
る。また、上記以外に冷奴、スパゲティ、ピザ、お粥、
鍋料理等の添加材料としても好適に使用することができ
る。さらに、この際の形状としては特に限定はされず、
不醗酵茶と特定植物を共に粉末状に粉砕して混合し、そ
の他アミノ酸や乳糖、醤油、食塩、みりん等の調味料、
ごま、海苔の粉砕物を適宜添加して調合して使用するこ
とも可能である。このように調合された茶葉を含有して
なる食品は「ふりかけ」として御飯、或いはおにぎり、
赤飯等、或いは前述した料理にふりかけて摂食すること
ができる。このように各種料理にふりかけることによ
り、茶葉を含有してなる食品中に含まれている有効栄養
素を体内に摂取することができるとともに、緑茶の有す
る芳香性や色合いが前記各料理に付与され、食欲を増進
させることもできる。
【0023】或いは、この発明に係る茶葉を含有してな
る食品は上記以外にクッキー、アイスクリーム、せんべ
い、ビスケット等菓子中に、或いはそば、うどん、こん
にゃく、かまぼこ等の食品製造原料中に適宜添加して利
用することもできる。さらには、茶葉の口臭予防作用効
果を期待して、チューイングガムの添加材料としても利
用することができる。さらには、ジュースや牛乳等の飲
料に適宜添加して摂取することもできる。また、上記以
外に、ペットフードや動物の飼料の原料中に添加し、
犬、猫等のペットや飼育動物の茶葉を含有してなる食品
として利用することもでき、その使用形態としては特に
限定はされない。
【0024】
【処方例】以下、この発明に係る茶葉を含有してなる食
品の構成を、処方例を挙げることにより一層明確に説明
する。但し、この発明は以下の処方例により何ら限定は
されない。
【0025】(処方例1)ふりかけ(御飯、おにぎり用) 重量部 不醗酵茶(深蒸し茶)粉末 90 あまのり乾燥粉末 5 ワカメ乾燥粉末 5 アミノ酸、食塩、醤油 適量 (処方例2)ふりかけ(御飯、おにぎり用) 重量部 不醗酵茶(深蒸し茶)粉末 90 カルシウム製剤 5 鉄製剤 5 アミノ酸、食塩、醤油 適量 (処方例3)滋養強壮食品 重量部 不醗酵茶(深蒸し茶)粉末 70 ずわいがに甲殻粉砕物 10 ひじき乾燥粉砕物 5 干ししいたけ粉砕物 5 いわのり乾燥粉砕物 10 (処方例4)滋養強壮食品 重量部 不醗酵茶(深蒸し茶)粉末 70 カルシウム製剤 10 鉄製剤 5 いわのり乾燥粉砕物 10 ずわいがに甲殻粉砕物 5 (処方例5)ドリンク添加材料 重量部 不醗酵茶(玉露)粉末 70 イワシ煮干し粉砕物 20 ワカメ乾燥粉砕物 5 ひじき粉砕物 5 (処方例6)中華料理への添加材料 重量部 不醗酵茶(玉露)粉末 80 くるまエビ殻粉砕物 10 おごのり乾燥粉砕物 5 干ししいたけ粉砕物 5 (処方例7)フライ、天麩羅等への添加材料 重量部 不醗酵茶(玉露)粉末 75 いわし丸干し粉砕物 10 かわのり乾燥粉砕物 5 ワカメ乾燥粉砕物 10 (処方例8)ビスケット等菓子類への添加材料 不醗酵茶(深蒸し茶)粉末 70 ゆば粉砕物 5 あさり貝殻粉砕物 10 ワカメ粉砕物 10 あまのり乾燥粉砕物 5 (処方例9)クッキー等菓子類への添加材料 不醗酵茶(深蒸し茶)粉末 85 カルシウム製剤 10 鉄製剤 5 (処方例10)お好み焼き等への添加材料 不醗酵茶(深蒸し茶)粉末 80 カルシウム製剤 15 鉄製剤 5
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明は不醗酵茶
粉砕物と、周期律表の第4周期に配置される元素のうち
の少なくとも1種の元素或いはその元素化合物若しくは
その元素を多量に含有する天然物とが必須成分として含
有されてなることを特徴とする茶葉を含有してなる食品
であるから、茶葉製茶工程中に損失される灰分が補強さ
れ、茶葉の品質を安定化させることができるとともに、
茶葉中に含有されているカテキンにより生じる渋味を緩
和させることができ、嗜好性が良好であるとともに体内
への吸収性が良好であり、さらにはミネラル分が強化さ
れているため栄養バランスに優れ、乳幼児から老人に至
るまでの幅広い世代に滋養強壮、健康増進の目的で好適
に受け入れられる食品であるという優れた効果を奏す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/48

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不醗酵茶粉砕物と、周期律表の第4周期
    に配置される元素のうちの少なくとも1種の元素或いは
    その元素化合物若しくはその元素を多量に含有する天然
    物とが必須成分として含有されてなることを特徴とする
    茶葉を含有してなる食品。
  2. 【請求項2】 前記周期律表の第4周期に配置される元
    素がカリウム、カルシウム、鉄の中から選択される少な
    くとも1種の元素であることを特徴とする請求項1に記
    載の茶葉を含有してなる食品。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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