JPH08174169A - ツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置およびその運転方法 - Google Patents
ツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置およびその運転方法Info
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- JPH08174169A JPH08174169A JP31804194A JP31804194A JPH08174169A JP H08174169 A JPH08174169 A JP H08174169A JP 31804194 A JP31804194 A JP 31804194A JP 31804194 A JP31804194 A JP 31804194A JP H08174169 A JPH08174169 A JP H08174169A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スラブ、ブルーム兼用型連鋳装置を2基並設
したツイン型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置用の駆動モ
ータを条件の悪い2基並設した連鋳装置の間ではなくス
トランドの外側に設置する。 【構成】 2個の分割ピンチロール4A、4Bをそれぞ
れ独立に駆動する各々の駆動モータ8A、8Bを全てを
ストランドの外側に設置する。外側の分割ピンチロール
4Aは減速機10Aを介して駆動モータ8Aに連結し、内
側の分割ピンチロール4Bは減速機10Bおよびベベルギ
ヤ20を介して方向転換させ駆動モータ8Bに連結する。 【効果】 連鋳機中心線側はスペースが狭く熱負荷が高
く悪条件であるので駆動モータ8A、8Bをスペースが
広く条件のよいストランド外側に設置することができ
る。
したツイン型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置用の駆動モ
ータを条件の悪い2基並設した連鋳装置の間ではなくス
トランドの外側に設置する。 【構成】 2個の分割ピンチロール4A、4Bをそれぞ
れ独立に駆動する各々の駆動モータ8A、8Bを全てを
ストランドの外側に設置する。外側の分割ピンチロール
4Aは減速機10Aを介して駆動モータ8Aに連結し、内
側の分割ピンチロール4Bは減速機10Bおよびベベルギ
ヤ20を介して方向転換させ駆動モータ8Bに連結する。 【効果】 連鋳機中心線側はスペースが狭く熱負荷が高
く悪条件であるので駆動モータ8A、8Bをスペースが
広く条件のよいストランド外側に設置することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1ストランドのスラブ
または2ストランドのブルームを鋳造可能な兼用型連続
鋳造装置を2基並設したツインキャスト型連続鋳造装置
の鋳片引抜き装置およびその運転方法に関するものであ
る。
または2ストランドのブルームを鋳造可能な兼用型連続
鋳造装置を2基並設したツインキャスト型連続鋳造装置
の鋳片引抜き装置およびその運転方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スラブ、ブルーム兼用型連続鋳造装置は
基本的にスラブ連続鋳造装置のスラブ1ストランド分の
連鋳範囲内でブルーム2ストランドを鋳造できるように
なっている。そして鋳片引抜き装置は、スラブ鋳造用の
装置がそのまま使用されるのが一般的である。スラブ、
ブルーム兼用型連続鋳造装置を用いて2ストランドのブ
ルームを連続鋳造するときに、それぞれのブルームを独
立した速度で引抜くことができるようにして制御性を向
上すべく、たとえば実公平1−33261 号公報には図3に
示すような兼用型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置が提案
されている。
基本的にスラブ連続鋳造装置のスラブ1ストランド分の
連鋳範囲内でブルーム2ストランドを鋳造できるように
なっている。そして鋳片引抜き装置は、スラブ鋳造用の
装置がそのまま使用されるのが一般的である。スラブ、
ブルーム兼用型連続鋳造装置を用いて2ストランドのブ
ルームを連続鋳造するときに、それぞれのブルームを独
立した速度で引抜くことができるようにして制御性を向
上すべく、たとえば実公平1−33261 号公報には図3に
示すような兼用型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置が提案
されている。
【0003】すなわち図3において軸受14にて軸支され
た左右の分割ピンチロール4A、4Bが設けられてい
て、それぞれの分割ピンチロール4A、4Bには駆動装
置が設けられている。駆動装置はそれぞれ駆動モータ8
A、8B、減速機10A、10Bおよびユニバーサルジョイ
ント12A、12Bから構成されている。またそれぞれのピ
ンチロール軸6A、6Bの内側端には内側継手17が設け
られ、2個のピンチロール軸6A、6Bは相互に連結も
しくは分割が可能である。
た左右の分割ピンチロール4A、4Bが設けられてい
て、それぞれの分割ピンチロール4A、4Bには駆動装
置が設けられている。駆動装置はそれぞれ駆動モータ8
A、8B、減速機10A、10Bおよびユニバーサルジョイ
ント12A、12Bから構成されている。またそれぞれのピ
ンチロール軸6A、6Bの内側端には内側継手17が設け
られ、2個のピンチロール軸6A、6Bは相互に連結も
しくは分割が可能である。
【0004】またピンチロール軸6A、6Bの外側端に
はユニバーサルジョイント12A、12Bとそれぞれ連結も
しくは分離が可能な外側継手18が設けられている。これ
らの内側継手17および外側継手18はスプラインを有する
フランジカップリング方式、摺動シャフト方式、電磁ク
ラッチ方式およびギヤカップリング方式等を使用するこ
とができる。
はユニバーサルジョイント12A、12Bとそれぞれ連結も
しくは分離が可能な外側継手18が設けられている。これ
らの内側継手17および外側継手18はスプラインを有する
フランジカップリング方式、摺動シャフト方式、電磁ク
ラッチ方式およびギヤカップリング方式等を使用するこ
とができる。
【0005】次に上記の如き構成を有する鋳片引抜き装
置の作用について説明する。まず、スラブ15を鋳造する
時は、内側継手17により、2つの分割ピンチロール4
A、4Bを連結し、両側の外側継手18のうち1個を連結
し他の1個を分離すると一方の駆動モータ8、減速機10
およびユニバーサルジョイント12により連結された分割
ピンチロール4A、4Bは同時に回転し、一般のスラブ
専用装置と同等の回転ができる。
置の作用について説明する。まず、スラブ15を鋳造する
時は、内側継手17により、2つの分割ピンチロール4
A、4Bを連結し、両側の外側継手18のうち1個を連結
し他の1個を分離すると一方の駆動モータ8、減速機10
およびユニバーサルジョイント12により連結された分割
ピンチロール4A、4Bは同時に回転し、一般のスラブ
専用装置と同等の回転ができる。
【0006】次にブルーム鋳造時には内側継手17を分離
し、外側継手18をそれぞれ連結すると、2ストランドの
分割ピンチロール4A、4Bはそれぞれの駆動モータ
8、減速機10およびユニバーサルジョイント12により回
転し、それぞれ独立のストランド制御が可能となる。
し、外側継手18をそれぞれ連結すると、2ストランドの
分割ピンチロール4A、4Bはそれぞれの駆動モータ
8、減速機10およびユニバーサルジョイント12により回
転し、それぞれ独立のストランド制御が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に提案された
従来技術は2つの分割ピンチロール4A、4Bをそれぞ
れ駆動するモータ8A、8Bが減速機10A、10Bを介し
て両側に配置してある。このため1ストランドのスラブ
または2ストランドのブルームを鋳造可能な兼用型連続
鋳造装置を2基並設したツインキャスト型連続鋳造装置
では、タンディッシュの大きさやスラブ鋳込時から決定
されたストランド間のスペースでは2基の連続鋳造装置
の間に配置する駆動モータを設置すべきスペースが狭過
ぎて設置困難である。またたとえ設置できたとしてもブ
ルームに比べてスラブ鋳込時の大きな熱負荷を考慮する
と2基の連鋳装置の間に駆動モータを設置するのは不適
当である。
従来技術は2つの分割ピンチロール4A、4Bをそれぞ
れ駆動するモータ8A、8Bが減速機10A、10Bを介し
て両側に配置してある。このため1ストランドのスラブ
または2ストランドのブルームを鋳造可能な兼用型連続
鋳造装置を2基並設したツインキャスト型連続鋳造装置
では、タンディッシュの大きさやスラブ鋳込時から決定
されたストランド間のスペースでは2基の連続鋳造装置
の間に配置する駆動モータを設置すべきスペースが狭過
ぎて設置困難である。またたとえ設置できたとしてもブ
ルームに比べてスラブ鋳込時の大きな熱負荷を考慮する
と2基の連鋳装置の間に駆動モータを設置するのは不適
当である。
【0008】さらに前記従来技術では分割ピンチロール
をスラブおよびブルームに切り換える毎に接続し直す作
業が必要になる。このためロスタイムが発生するばかり
でなく作業の安全面からも好ましくない。また、内側継
手17は設置スペースが狭く、熱負荷も大きいために、十
分な強度を有して信頼性の高い継手を設置することが難
しい。
をスラブおよびブルームに切り換える毎に接続し直す作
業が必要になる。このためロスタイムが発生するばかり
でなく作業の安全面からも好ましくない。また、内側継
手17は設置スペースが狭く、熱負荷も大きいために、十
分な強度を有して信頼性の高い継手を設置することが難
しい。
【0009】本発明は、前記従来技術の問題点を解消す
ることができるツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引
抜き装置およびその運転方法を提供することを目的とす
るものである。
ることができるツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引
抜き装置およびその運転方法を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は狭いスペースで
熱的負荷の大きな2つのストランド間にはできるだけ駆
動系装置を設置しないように種々検討を重ねた結果に得
られたものであり、その要旨とするところは下記の通り
である。前記目的を達成するための請求項1記載の本発
明は、1ストランドのスラブまたは2ストランドのブル
ームを鋳造可能な兼用型連続鋳造装置を2基並設したツ
インキャスト型連続鋳造装置の各々が備えた鋳片引抜き
装置において、軸受にてそれぞれ軸支されると共に独立
駆動される2個の分割ピンチロールを配置し、該2個の
分割ピンチロールを独立に駆動する各々の駆動モータ
を、前記2基の兼用型連続鋳造装置の間ではなく反対側
のスペースの広いストランド外側に設置し、前記2個の
分割ロールのうち外側の分割ロールはその軸を減速機を
介して前記駆動モータに連結する一方、内側の分割ピン
チロールは、その軸を減速機および駆動力伝達方向変換
手段を介して前記駆動モータに連結してなることを特徴
とするツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置
である。
熱的負荷の大きな2つのストランド間にはできるだけ駆
動系装置を設置しないように種々検討を重ねた結果に得
られたものであり、その要旨とするところは下記の通り
である。前記目的を達成するための請求項1記載の本発
明は、1ストランドのスラブまたは2ストランドのブル
ームを鋳造可能な兼用型連続鋳造装置を2基並設したツ
インキャスト型連続鋳造装置の各々が備えた鋳片引抜き
装置において、軸受にてそれぞれ軸支されると共に独立
駆動される2個の分割ピンチロールを配置し、該2個の
分割ピンチロールを独立に駆動する各々の駆動モータ
を、前記2基の兼用型連続鋳造装置の間ではなく反対側
のスペースの広いストランド外側に設置し、前記2個の
分割ロールのうち外側の分割ロールはその軸を減速機を
介して前記駆動モータに連結する一方、内側の分割ピン
チロールは、その軸を減速機および駆動力伝達方向変換
手段を介して前記駆動モータに連結してなることを特徴
とするツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置
である。
【0011】また、請求項2記載の本発明は、1ストラ
ンドのスラブまたは2ストランドのブルームを鋳造可能
な兼用型連続鋳造装置を2基並設したツインキャスト型
連続鋳造装置の各々が備えた鋳片引抜き装置の運転方法
において、1ストランドのスラブを連続鋳造するときに
は、軸受にてそれぞれ軸支されると共に独立に駆動され
る2個の分割ピンチロールを駆動する各々の駆動モータ
を同期させて同一回転数に制御することを特徴とするツ
インキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置の運転方
法である。
ンドのスラブまたは2ストランドのブルームを鋳造可能
な兼用型連続鋳造装置を2基並設したツインキャスト型
連続鋳造装置の各々が備えた鋳片引抜き装置の運転方法
において、1ストランドのスラブを連続鋳造するときに
は、軸受にてそれぞれ軸支されると共に独立に駆動され
る2個の分割ピンチロールを駆動する各々の駆動モータ
を同期させて同一回転数に制御することを特徴とするツ
インキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置の運転方
法である。
【0012】さらに請求項3記載の本発明は、1ストラ
ンドのスラブまたは2ストランドのブルームを鋳造可能
な兼用型連続鋳造装置を2基並設したツインキャスト型
連続鋳造装置の各々が備えた鋳片引抜き装置の運転方法
において、2ストランドのブルームを連続鋳造するとき
には、2個の分割ピンチロールのうち外側の分割ピンチ
ロールを駆動する駆動モータと内側の分割ピンチロール
を駆動する駆動モータとをそれぞれのストランドに適し
た個別の回転数に制御することを特徴とするツインキャ
スト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置の運転方法であ
る。
ンドのスラブまたは2ストランドのブルームを鋳造可能
な兼用型連続鋳造装置を2基並設したツインキャスト型
連続鋳造装置の各々が備えた鋳片引抜き装置の運転方法
において、2ストランドのブルームを連続鋳造するとき
には、2個の分割ピンチロールのうち外側の分割ピンチ
ロールを駆動する駆動モータと内側の分割ピンチロール
を駆動する駆動モータとをそれぞれのストランドに適し
た個別の回転数に制御することを特徴とするツインキャ
スト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置の運転方法であ
る。
【0013】
【作用】2個の分割ピンチロールの駆動力となるモータ
を2基の兼用型連続鋳造装置の間ではなく反対側のスペ
ースの広いストランド外側に設置する。内側の分割ピン
チロールは、その軸を減速機および伝達方向変換手段を
介して前記モータに連結して駆動させることによりスト
ランド間が狭いスペースであることおよび熱的負荷が大
きいことに対応している。
を2基の兼用型連続鋳造装置の間ではなく反対側のスペ
ースの広いストランド外側に設置する。内側の分割ピン
チロールは、その軸を減速機および伝達方向変換手段を
介して前記モータに連結して駆動させることによりスト
ランド間が狭いスペースであることおよび熱的負荷が大
きいことに対応している。
【0014】またモータを同期制御して運転することに
より2個の2分割ロールの回転数を同一にして鋳片の引
抜き速度を同一化することによりスラブの鋳込時にも対
応することができる。
より2個の2分割ロールの回転数を同一にして鋳片の引
抜き速度を同一化することによりスラブの鋳込時にも対
応することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。本発明は、1ストランドのスラブまたは2ストラン
ドのブルームを鋳造可能な兼用型連続鋳造装置が図1に
示すように連鋳機中心線をセンタとして2基並設された
ツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置に適用
するものである。なお図1では連鋳機中心線をセンタに
同一構造の鋳片引抜き装置が設置されているので便宜
上、連鋳機中心線より左側に設置したものについて説明
するが右側に設置したものも同様である。
る。本発明は、1ストランドのスラブまたは2ストラン
ドのブルームを鋳造可能な兼用型連続鋳造装置が図1に
示すように連鋳機中心線をセンタとして2基並設された
ツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置に適用
するものである。なお図1では連鋳機中心線をセンタに
同一構造の鋳片引抜き装置が設置されているので便宜
上、連鋳機中心線より左側に設置したものについて説明
するが右側に設置したものも同様である。
【0016】図1において軸受14にて軸支された左右2
個の分割ピンチロール4A、4Bが設けられていて、そ
れぞれの分割ピンチロール4A、4Bには駆動装置が設
けてある。これら駆動装置のうち2基の兼用型連続鋳造
装置の間にある連鋳機中心線側と反対側すなわち外側の
分割ピンチール4Aは、その軸19Aを減速機10Aを介し
て駆動モータ8Aに連結してある。これに対して内側の
分割ロール4Bは、その軸19Bを減速機10Bおよび駆動
力の伝達方向変換手段としての一対のベベルギヤ20を介
して連鋳機中心線の反対側に配置してある駆動モータ8
Bに連結してある。このようにして駆動モータ8A、8
Bをスペースの広い連鋳機中心線の反対側に設置する。
個の分割ピンチロール4A、4Bが設けられていて、そ
れぞれの分割ピンチロール4A、4Bには駆動装置が設
けてある。これら駆動装置のうち2基の兼用型連続鋳造
装置の間にある連鋳機中心線側と反対側すなわち外側の
分割ピンチール4Aは、その軸19Aを減速機10Aを介し
て駆動モータ8Aに連結してある。これに対して内側の
分割ロール4Bは、その軸19Bを減速機10Bおよび駆動
力の伝達方向変換手段としての一対のベベルギヤ20を介
して連鋳機中心線の反対側に配置してある駆動モータ8
Bに連結してある。このようにして駆動モータ8A、8
Bをスペースの広い連鋳機中心線の反対側に設置する。
【0017】次に前記構成を有する本発明に係る鋳片引
抜き装置の作用について説明する。まずスラブ15を鋳造
する時は、左右の分割ピンチロール4A、4Bによる鋳
片の引抜き速度が異なると鋳片の蛇行ないしは表面に割
れ等の欠陥が生じることになる。このため前記公報に提
案されている従来技術では左右の分割ピンチロールを継
手を用いて接続しているが、継手の信頼性が低く継手を
接続するためのロスタイムも大きく安全上も好ましくな
いのは前述の通りである。そこで本発明によりスラブを
連続鋳造する時には、図2に示すように駆動モータ8
A、8Bにそれぞれパルスジェネレータ21A、21Bを設
置して回転数を検知し、この検知した回転数をそれぞれ
インバータ22A、22Bを介して駆動モータ8A、8Bに
フィードバックして同期して回転数が同一となるように
制御し、これによって分割ピンチロール4A、4Bの回
転数同一を達成する。
抜き装置の作用について説明する。まずスラブ15を鋳造
する時は、左右の分割ピンチロール4A、4Bによる鋳
片の引抜き速度が異なると鋳片の蛇行ないしは表面に割
れ等の欠陥が生じることになる。このため前記公報に提
案されている従来技術では左右の分割ピンチロールを継
手を用いて接続しているが、継手の信頼性が低く継手を
接続するためのロスタイムも大きく安全上も好ましくな
いのは前述の通りである。そこで本発明によりスラブを
連続鋳造する時には、図2に示すように駆動モータ8
A、8Bにそれぞれパルスジェネレータ21A、21Bを設
置して回転数を検知し、この検知した回転数をそれぞれ
インバータ22A、22Bを介して駆動モータ8A、8Bに
フィードバックして同期して回転数が同一となるように
制御し、これによって分割ピンチロール4A、4Bの回
転数同一を達成する。
【0018】このようにして駆動モータ8A、8Bを同
期した同一回転数に回転制御すると分割ピンチロール4
A、4Bはそれぞれ減速機10A、10Bにより鋳片の引抜
き速度まで減速された後、同一速度で回転され、スラブ
15を同一引抜き速度で引き抜くことができる。次に2ス
トランドのブルーム鋳造時には、駆動モータ8A、8B
の同期制御を解除し、2ストランドのブルーム16はそれ
ぞれ分割ピンチロール4A、4Bを各々の系列の駆動モ
ータ8A、8Bと減速機10A、10Bを介して回転させる
ことによりそれぞれ独立したストランド制御を行って各
々のストランドに適したブルーム16の引抜き速度に制御
するものである。
期した同一回転数に回転制御すると分割ピンチロール4
A、4Bはそれぞれ減速機10A、10Bにより鋳片の引抜
き速度まで減速された後、同一速度で回転され、スラブ
15を同一引抜き速度で引き抜くことができる。次に2ス
トランドのブルーム鋳造時には、駆動モータ8A、8B
の同期制御を解除し、2ストランドのブルーム16はそれ
ぞれ分割ピンチロール4A、4Bを各々の系列の駆動モ
ータ8A、8Bと減速機10A、10Bを介して回転させる
ことによりそれぞれ独立したストランド制御を行って各
々のストランドに適したブルーム16の引抜き速度に制御
するものである。
【0019】ここで分割ピンチロール4A、4Bを独立
して駆動させるのはピンチロールが1本の場合、2個の
ブルームを鋳造するとき必ず同時にスタートさせる必要
があるが、これは実際には困難であるからで、前述のよ
うに独立に駆動すれば同時スタートの必要がなくなり操
業がやり易くなるからである。なお、内側の分割ロール
4Bに接続する減速機10Bを連鋳機中心線側に配置した
のは、ストランド外側に配置した場合には必要なトルク
が大きくなり駆動力伝達装置が大型化し、コスト高にな
るからである。
して駆動させるのはピンチロールが1本の場合、2個の
ブルームを鋳造するとき必ず同時にスタートさせる必要
があるが、これは実際には困難であるからで、前述のよ
うに独立に駆動すれば同時スタートの必要がなくなり操
業がやり易くなるからである。なお、内側の分割ロール
4Bに接続する減速機10Bを連鋳機中心線側に配置した
のは、ストランド外側に配置した場合には必要なトルク
が大きくなり駆動力伝達装置が大型化し、コスト高にな
るからである。
【0020】前記実施例では駆動力の伝達方向変換手段
としてベベルギヤ20を用いる場合について説明したがこ
れに限るものではなくたとえばウォームギヤ、ネジ歯車
等を使用することができる。スラブ、ブルーム兼用型連
続鋳造用装置を2基並設したツイン型連続鋳造装置を用
いて図1に示す本発明装置およびピンチロールが1本の
従来装置を用いて スラブサイズ:厚み260mm ×幅2400mm×2ストランド ブルームサイズ:厚み260mm ×幅300mm ×4ストランド を連続鋳造する際の鋳込開始時におけるトラブルは本発
明装置によれば従来装置による場合の1/10に減少させ
ることができた。
としてベベルギヤ20を用いる場合について説明したがこ
れに限るものではなくたとえばウォームギヤ、ネジ歯車
等を使用することができる。スラブ、ブルーム兼用型連
続鋳造用装置を2基並設したツイン型連続鋳造装置を用
いて図1に示す本発明装置およびピンチロールが1本の
従来装置を用いて スラブサイズ:厚み260mm ×幅2400mm×2ストランド ブルームサイズ:厚み260mm ×幅300mm ×4ストランド を連続鋳造する際の鋳込開始時におけるトラブルは本発
明装置によれば従来装置による場合の1/10に減少させ
ることができた。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
基並設の兼用型連続鋳造装置の間がスペースが狭くまた
熱負荷が高い悪条件にあるので反対側のスペースに余裕
があり、熱負荷の少ないストランド外側に全ての駆動モ
ータを設置することができる。分割ピンチロールを全て
独立して駆動させることができるため2ストランドのブ
ルームにそれぞれ好適な引抜き速度のもとに生産性よく
ブルーム製造することができる。スラブを連続鋳造する
ときには内側および外側の分割ピンチロールを同期して
同一回転数で回転するのでスラブの蛇行や表面欠陥を生
じることなく安定した連続鋳造を行うことができる。
基並設の兼用型連続鋳造装置の間がスペースが狭くまた
熱負荷が高い悪条件にあるので反対側のスペースに余裕
があり、熱負荷の少ないストランド外側に全ての駆動モ
ータを設置することができる。分割ピンチロールを全て
独立して駆動させることができるため2ストランドのブ
ルームにそれぞれ好適な引抜き速度のもとに生産性よく
ブルーム製造することができる。スラブを連続鋳造する
ときには内側および外側の分割ピンチロールを同期して
同一回転数で回転するのでスラブの蛇行や表面欠陥を生
じることなく安定した連続鋳造を行うことができる。
【図1】本発明のスラブ、ブルーム兼用型連続鋳造装置
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】本発明の制御系を示すフロー図である。
【図3】従来のスラブ、ブルーム兼用型連続鋳造装置の
正面図である。
正面図である。
4A 分割ピンチロール 4B 分割ピンチロール 8A 駆動モータ 8B 駆動モータ 10A 減速機 10B 減速機 14 軸受 15 スラブ 16 ブルーム 19A 軸 19B 軸 20 ベベルギヤ 21A パルスジェネレータ 21B パルスジェネレータ 22A インバータ 22B インバータ
Claims (3)
- 【請求項1】 1ストランドのスラブまたは2ストラン
ドのブルームを鋳造可能な兼用型連続鋳造装置を2基並
設したツインキャスト型連続鋳造装置の各々が備えた鋳
片引抜き装置において、軸受にてそれぞれ軸支されると
共に独立駆動される2個の分割ピンチロールを配置し、
該2個の分割ピンチロールを独立に駆動する各々の駆動
モータを、前記2基の兼用型連続鋳造装置の間ではなく
反対側のスペースの広いストランド外側に設置し、前記
2個の分割ロールのうち外側の分割ロールはその軸を減
速機を介して前記駆動モータに連結する一方、内側の分
割ピンチロールは、その軸を減速機および駆動力伝達方
向変換手段を介して前記駆動モータに連結してなること
を特徴とするツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜
き装置。 - 【請求項2】 1ストランドのスラブまたは2ストラン
ドのブルームを鋳造可能な兼用型連続鋳造装置を2基並
設したツインキャスト型連続鋳造装置の各々が備えた鋳
片引抜き装置の運転方法において、1ストランドのスラ
ブを連続鋳造するときには、軸受にてそれぞれ軸支され
ると共に独立に駆動される2個の分割ピンチロールを駆
動する各々の駆動モータを同期させて同一回転数に制御
することを特徴とするツインキャスト型連続鋳造装置の
鋳片引抜き装置の運転方法。 - 【請求項3】 1ストランドのスラブまたは2ストラン
ドのブルームを鋳造可能な兼用型連続鋳造装置を2基並
設したツインキャスト型連続鋳造装置の各々が備えた鋳
片引抜き装置の運転方法において、2ストランドのブル
ームを連続鋳造するときには、2個の分割ピンチロール
のうち外側の分割ピンチロールを駆動する駆動モータと
内側の分割ピンチロールを駆動する駆動モータとをそれ
ぞれのストランドに適した個別の回転数に制御すること
を特徴とするツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜
き装置の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31804194A JPH08174169A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置およびその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31804194A JPH08174169A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置およびその運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174169A true JPH08174169A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18094840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31804194A Pending JPH08174169A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ツインキャスト型連続鋳造装置の鋳片引抜き装置およびその運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08174169A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008501532A (ja) * | 2004-06-09 | 2008-01-24 | シーメンス・ファオアーイー・メタルズ・テクノロジーズ・ゲーエムベーハー・ウント・コ | 一の幅広の金属ストランド、又はこのストランドより幅の狭い最大で2つの金属ストランドの選択的な鋳造のための連続鋳造プラント及び方法 |
| JP2008260026A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Kobe Steel Ltd | 連続鋳造設備における鋳片引抜装置 |
| JP2012029969A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Hochiki Corp | 消火栓装置 |
| KR101372591B1 (ko) * | 2011-12-19 | 2014-03-11 | 주식회사 포스코 | 세그먼트용 다분할 핀치롤 |
| CN104190889A (zh) * | 2014-09-05 | 2014-12-10 | 中冶南方工程技术有限公司 | 实现匀速同步的板坯传送装置 |
| JP2019532820A (ja) * | 2016-09-27 | 2019-11-14 | ハイドロ アルミニウム ロールド プロダクツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHydro Aluminium Rolled Products GmbH | 金属ストランドの複数鋳造のための方法 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP31804194A patent/JPH08174169A/ja active Pending
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
| JP2008501532A (ja) * | 2004-06-09 | 2008-01-24 | シーメンス・ファオアーイー・メタルズ・テクノロジーズ・ゲーエムベーハー・ウント・コ | 一の幅広の金属ストランド、又はこのストランドより幅の狭い最大で2つの金属ストランドの選択的な鋳造のための連続鋳造プラント及び方法 |
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| US10549340B2 (en) | 2016-09-27 | 2020-02-04 | Hydro Aluminium Rolled Products Gmbh | Method for multiple casting of metal strands |
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