JPH08174593A - 射出成形プレス装置及びそのノズル組立体 - Google Patents

射出成形プレス装置及びそのノズル組立体

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JPH08174593A
JPH08174593A JP7248640A JP24864095A JPH08174593A JP H08174593 A JPH08174593 A JP H08174593A JP 7248640 A JP7248640 A JP 7248640A JP 24864095 A JP24864095 A JP 24864095A JP H08174593 A JPH08174593 A JP H08174593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクラップ量を減らして成形作業を改良し、
更に、部品製造上のサイクルタイム量や床スペース量、
労務費を節減する。 【解決手段】 個々の部品を成形/結合する射出成形プ
レス装置は、型に素材を注入するための第1と第2のワ
ークステーションを備えた作業テーブルを有している。
可動押し出し/射出組立体が設けられており、素材を押
し出す押し出し部と素材を注入する射出部とを有してい
る。押し出し部と射出部とは、射出部から型へ素材を注
入するに先立って押し出し部から射出部へ素材が提供さ
れるように流体連通している。押し出し/射出組立体の
射出部は、第1又は第2ワークステーションで射出部か
ら自動の型クランプ組立体へ素材を受けて射出するため
にノズル組立体を有している。第1及び第2ワークステ
ーションは、成形素材を受ける型クランプ組立体を支持
している。押し出し/射出組立体は、シャトル組立体に
よって第1と第2のワークステーション間で移動される
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願は、可動な押し出し
/射出組立体を使用して別々の加工物を成形する成形プ
レス、特に押し出し成形素材を供給するために押し出し
/射出組立体がワークステーションに設けられている2
ヶ所以上のワークステーションへ加工物を供給する射出
成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形システムの構成要素として、一
般に、原料供給組立体、押し出し組立体、射出組立体、
型及びクランプ組立体が含まれている。一般的な成形加
工では、原料供給組立体が所定量の原材料を押し出し組
立体に供給する。押し出し組立体は、原材料を射出素材
へと処理又は可塑化し、また所望量の素材を射出組立体
へ移送する。成功裏に成形するのに必要な力の下でクラ
ンプ組立体内に型をクランプすると、射出組立体は、型
の内部の成形腔所内に射出成形素材を注入する。
【0003】型は、通常2つの連結可能で分離可能な型
部分によって形成されている。インサート成形法が射出
成形機に採用されると、型部分は最初分離され、仕上が
っていないインサート加工物が一方の型部分内に装荷さ
れる。型部分は、次いで共に連結されて、型腔所を形成
する。
【0004】一度、型腔所が形成されると、型は射出組
立の運転中に、仕上がっていないインサートや加工物を
所定位置に保持するのに必要な力の下でクランプされ
る。射出組立体は、型腔所内に成形素材を注入する。型
の一部分は次いで開放又は取り外され、以前は未仕上で
あったが今成形された部品やインサート、又は結合され
た加工物を有した成形製品が型腔所から外される。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】従来、単一部品を形成
するために、別々の細長い成形物や押し出し成形物の成
形を接着剤を利用して実施してきた。そのような部品を
結合する接着剤を使用することは、望ましくない臭いや
他の物がそのような接着剤の使用から生じることがあり
不都合である。更に、オペレータがワークステーション
で接着剤を使用すると、一般に、汚れたワークステーシ
ョンとなる。更に、部品が接着剤によって結合されると
化粧直しをそれらに施すように要求されることもある。
【0006】代替案として、共に結合される加工物を受
ける構成要素を提供するのに、別々の機械加工された又
は鋳込成形された型が使用されてきた。そのような成形
加工を行うと、成形中の加工物と成形された結合素材と
の間に醜い『段差』や不連続な連結ラインを生じること
がある。更に、従来の成形加工は、一般に、物品から咬
み出しを除去するために余分な仕上げ加工を必要とす
る。咬み出しができると、それを除去することになり、
廃棄材によってコスト増加をもたらすし、仕上げのため
に物品の咬み出し取りに余分な労力を必要とする。これ
ら作業のいずれかにおいても、各物品について余分な品
質管理検査も必要とされ、更に、全体的に労務費用を増
大する。
【0007】この出願は、可動な押し出し/射出組立体
を使用して加工物を成形する新規で改良された成形プレ
スを提供するものである。この装置を使用して、単一の
押し出し/射出組立体が各ワークステーションに係合す
るように移動され、多くのワークステーションにおいて
幾つかの加工物の結合が行われるようにする。加工物を
結合するために射出成形装置を使用すると、従来技術の
方法で使用されている接着剤のようなオペレータの近く
で潜在的に有害な物の使用を必要なくする。更に、加工
物を結合するために射出成形法を使用すると、接着剤に
よって達成される結合と比較してみると、射出成形され
た結合の優れた温度上の強度によって製造品質が改善さ
れている。射出成形によって結合された加工物の外観は
改善され、更に、完成部品に加えられる化粧や仕上げの
作業を削減するために労力を節減することになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の成形プレス装置
は、作業テーブルと可動な押し出し/射出組立体とを含
んでいる。作業テーブルは、結合される又は成形される
加工物と係合する搭載構造体を有した自動型クランプ組
立体を各々支持した少なくとも2個所以上のワークステ
ーションを有している。型クランプ組立体は、装置のオ
ペレータに型の頂部と底部の両方を容易に見られるよう
にするために開閉構造となったクラム貝殻タイプの型を
有している。結合される加工物を支持する搭載構造体
は、各種の総体的な又は概観的な形状を有した加工物を
収容するために素早く変えられる型インサートを含んで
いる。加熱エレメントが注入された成形素材を付加的に
硬化させるのを補助するために搭載構造体内部に配置さ
れる。ここで使用されているように、要の『硬化』は、
熱や圧力や他の素材処理を加えることによる処理を含む
もので、これによって成形加工は完了し、成形される素
材はその仕上げ状態を得る。
【0009】可動な押し出し/射出組立体は、原材料供
給部と、押し出し部と、自動の型クランプ組立体内に成
形素材を注入するノズル組立体を備えた射出部とを含ん
でいる。本装置のノズル組立体の幾つかの実施例がこの
出願に図解されている。自在な取り外し可能な逆止弁
が、射出中に注入素材が押し出し部へ逆流するのを防ぐ
ために押し出し部に設けられている。スプリング付勢さ
れた逆止弁も、注入に続く塑性化中ノズル漏れを防ぐた
めにノズル組立体に設けられている。
【0010】押し出し/射出組立体は、シャトル組立体
によってワークステーション間で移動される。図解され
ている組立体において、押し出し/射出組立体の射出部
はシャトル組立体上に水平に位置決めされている。しか
し、2種類の素材の注入も可能にする垂直射出器の使用
も可能である。単一の可動な押し出し/射出組立体の使
用で、注入のために本組立体の押し出し部に与えられて
いる原材料の取扱い、移送及び貯蔵や給送等の多くの作
業から生じる労務費を節減する。
【0011】この装置の例では、成形プレス装置は、押
し出しの2つの細長い加工物を結合する構造となってお
り、また搭載構造体は仕上がった製品の必要要件にかな
う形状となっている。図解されているように、搭載構造
体の横断面形状は、一般に、加工物のものに合ったもの
になっており、また2つの加工物の間に結合部を形成す
るように総体的に構成するのが望ましい。しかし、本装
置は、小型部品製品のように、結合部成形よりもむしろ
多くのインサート成形手順を取る方が適していよう。押
し出し/射出組立体は、約25g以下のような少注入量
の注入素材を正確に且つ繰り返し供給するのに特に良く
適している。
【0012】加工物成形の成形プレス装置は、具体的に
は、シャトル組立体を支持している主フレームを含んで
いる。シャトル組立体は、押し出し/射出組立体を支持
する支持板組立体を含んでいる。可橈性のケーブル・ホ
ース坦持体も、本装置を運転する流体圧、電気ケーブル
の構成要素を可橈的に支持するために設けられている。
支持板組立体は、直線状の支承軌道上で本組立体を移動
させる横向きボールネジ組立体と移動可能に係合されて
いる。位置決めサーボ駆動組立体も、適正な作業テーブ
ル位置に支持板組立体を位置決めするために設けられて
いる。
【0013】自動の型クランプ組立体は、別の加工物を
形成するために付加的な代替構造に適応するために素早
く変更される搭載構造体を含んでいる。急速変更の搭載
構造体は、頂部型板と底部型板の内部のクランプ組立体
上に支持されている。型板は、各々湯口開口を形成する
湯口チャンネルを含んでいる。型板は、開位置の搭載構
造体内に加工物を収容するための開位置と型腔所を形成
するために搭載構造体内に加工物をクランプするクラン
プ又は閉位置との間でも移動可能となっている。
【0014】開位置で、本装置のオペレータは、射出運
転の前に搭載構造体内に成形される加工物を挿入する。
クランプ組立体の型板は、オペレータがワークステーシ
ョンをよく見たり、接近できるようにしたり、心皮トン
ネル負傷の形でオペレータに肉体的傷を負わせる可能性
を低減するために開放されると、いずれかの又は両方の
板が傾斜するように移動可能となっている。
【0015】加工物は給送コンベヤシステムによって、
ワークステーションで使用するためにオペレータに供給
される。コンベヤシステムは、ワークステーションに隣
接して位置決めされて、ワークステーションの各々にお
いてオペレータに加工物を容易に供給できるようにす
る。
【0016】加工物が係合されるや否や、頂部と底部の
型板は閉位置に移動され、ノズル組立体が次いで射出運
転のために第1ワークステーションの湯口開口と係合す
るように移動される。完了すると型板は開位置に移動さ
れ、クランプ組立体から成形部品をオペレータによって
容易に取り外されるようにするために傾動される。型板
の傾動は、加工物の挿入や取り外しにおいてオペレータ
を助け、挿入や取り外しの仕事の反復性から生じるオペ
レータに対する肉体的負傷の可能性を低減する。
【0017】本装置のコンベヤシステムは、次いで付加
的処理のために完了加工物をワークステーションから別
の場所に移すためにオペレータによって使用される。
【0018】第1ワークステーションにおける完了に引
き続いて、このような加工は、本装置のワークステーシ
ョンの各々において引き続き実施される。各々の連続し
たワークステーションにおいて射出成形手順が完了する
と、押し出し/射出組立体は、その最初の開始位置と第
1ワークステーションにシャトル組立体を使用して戻さ
れ、各ワークステーションにおいて実施された射出作業
が繰り返される。
【0019】制御システムが、システムや構成要素の圧
力、速度、温度、サイクルタイム、注入容積等の本装置
の運転を自動的又は手動で制御するために更に設けられ
ている。供給が消盡されるに従って原材料供給部の給送
ロールを変えたり、結合される加工物を搭載構造体内に
挿入したり、本装置を運転するために二重手のひらボタ
ンを作動させたりする等本装置の或る一定の特長的操作
はオペレータによって手動で実施されなければならな
い。
【0020】個々のワークステーションの運転を押し出
し成形作業と直列状に統合しているこの同期製造装置の
他の特長や長所は、明細書の一部分を成している添付図
面を参照にして好適な実施例についての次の詳細な説明
から明かになる。
【0021】
【発明の実施の形態及び実施例】図1(a)−1(b)
は、改良された成形プレス装置を図示している。図示の
実施例で符号10で一般に示されている成形プレス装置
は、好ましいことには、成形された部品Mを形成するた
めに細長い押し出し素材製の2つの加工物Wを結合する
射出成形を実施できるものである。成形部品Mは図9に
示されている。本装置は、ワークステーション24を備
えた作業テーブル22と、シャトル組立体42によって
移動される可動な押し出し/射出組立体40とを含んで
いる。押し出し/射出組立体40は、原材料供給部44
と、素材を押し出し成形する押し出し部46と、素材を
射出するノズル組立体50を備えた射出部48とを有し
ている。ワークステーション24の各々は、ノズル組立
体50から射出素材を受けるために自動の型クランプ組
立体を含んでいる。コンベヤシステム52は、本装置に
加工物Wを供給し、また完了するや否や成形部品Mを取
り出す。制御システム54は、本装置10の全ての運転
局面をコンピュータ制御する。
【0022】図示の成形プレス装置は、ワークステーシ
ョン24を備えた作業テーブル22を形成している主フ
レーム20上に支持されている。図示例では、本装置
は、4つのワークステーションを有している。付加ワー
クステーションも補足され得ることを理解すべきであ
る。図示されているワークステーションの各々はほぼ同
じであり、ワークステーションをつけ加えた最初の符号
で参照し、ワークステーション間の異なる点のみ更に詳
しく説明することになる。
【0023】ワークステーション24の各々は、自動の
型クランプ組立体28を有している。クランプ組立体2
8は、底部型板34と適切に嵌合する頂部型板32を有
した分割式型を含んでいる。例えば、図7に示すよう
に、頂部と底部の型板32、34の各々は、クランプ組
立体28が閉位置又はクランプ位置にある時に湯口開口
38を形成している湯口チャンネル36を含んでいる。
湯口開口38は、射出成形材が押し出し/射出組立体4
0からクランプ組立体28へ流れる通路を提供してい
る。
【0024】成形素材は、図9に示されているタイプの
取り外し可能な急速変更の型インサート60から成る搭
載構造体に与えられる。型インサート60は、加工物を
収容したり、結合を行うための所望の横断面形状を有し
た代わりのインサートに素早く取り替えできるように、
容易に取り外しできるようになっている。
【0025】頂部と底部の型板32、34は、図9と図
11に示されたタイプの開位置と図10と図12の閉位
置との間で移動する。開位置で、搭載構造体のインサー
ト60は、射出運転に先だって加工物Wを収容するため
に正しく位置決めされる。特に、頂部及び若しくは底部
の型板は、所望の位置へ傾斜され、搭載構造体のインサ
ート60内に加工物Wを挿入するのに充分なハンドスペ
ースを装置オペレータOに与える。図9と図11に示さ
れている実施例は、開位置の型板を示している。図9
は、約45度に傾斜した両方の頂部と底部の型板32
34を示している。図11は、一定の水平位置の頂部板
を示しており、一方底部板は、約30度傾斜されてい
る。成形される部品の各種の寸法や、オペレータOが加
工物を型板間に挿入したり、それらの間から取り出した
りするのに必要とされる型板間の空間を含んだ幾つかの
ファクターを満足させるために頂部と底部の型板のいず
れかに又は両方に色々な傾斜量が与えられるものと理解
すべきである。型板間に設けられた空間が小さい場合、
大きく傾斜させると大きな接近用空間をオペレータOに
提供する。
【0026】加工物Wが型インサート60に挿入される
と、頂部と底部の型板32、34は、射出成形運転の準
備のために図10と図12の閉位置に移動される。頂部
と底部の型板が閉位置にある時、型インサート60と加
工物Wとは加工物間の連結を行う成形材を収容する型腔
所62を形成する。
【0027】図1(a)(b)、図3(a)(b)、図
9及び10に示されているように、加工物Wは、ベルト
64を備えた給送コンベヤシステム52によってワーク
ステーション24の搭載構造体のインサート60に使用
するためにオペレータOに与えられる。コンベヤシステ
ム52は、ワークステーション24のクランプ組立体2
8の前に配置されている在来の連続ベルト装置である。
ベルト64は、射出運転のために搭載構造体のインサー
ト60内に挿入する加工物WをオペレータOに与える。
【0028】加工物Wが搭載構造体のインサート60内
に係合されて、頂部と底部の型板32、34が閉位置に
移動されるや否や、押し出し/射出組立体40は射出運
転のためにワークステーション24に隣接した位置に移
動される。
【0029】各々のワークステーション24における射
出運転のためのに、シャトル組立体42は、制御システ
ム54の制御の下で、押し出し/射出組立体40を所望
のワークステーション24に隣接した位置に移動させ
る。シャトル組立体42は、位置決め組立体としての在
来のサーボ駆動機構68を使用して正しいワークステー
ション24の位置へ移動される。押し出し/射出組立体
40は、支持板組立体70上に支持された正しい位置へ
移動される。支持板組立体70は、直線状の支承軌道7
6に係合して水平に移動する支承支え74を有した支持
板72を含んでいる。支承支え74と支持板72との中
間には、修正フィードバックを目的として制御システム
54と互いに連結された位置センサー組立体142の一
部分が、ノズルの位置と射出部によって与えられる注入
容積とを決定するために設けられている。支持板72に
隣接した位置センサー組立体142の一部分は、ノズル
位置を検出するためにリニア可変位発信器144を有し
ている。射出運転中に注入された素材容積を検出するリ
ニア可変位発信器146もノズル組立体50に取り付け
られて設けられている。更に、調節組立体80が支持位
置の全体に渡る調節のために設けられている。
【0030】押し出し/射出組立体40は、横方向のボ
ールねじ組立体78上の作業テーブルに沿って水平に移
動される。一体的な流体圧システム82が、更に、本装
置10の各種の構成要素に流体圧動力を与えるために主
フレームの下に設けられている。
【0031】押し出し/射出組立体40は、原材料供給
部44と、押し出し部46と、ノズル組立体50を備え
た射出部48とを含んでいる。原材料供給部44は、支
持板72上に支持されいおり、また押し出し部46上方
に支持されたリール上に成形素材を保持する原材料給送
リール84を支持している。原材料給送リール84は、
必要な成形材の連続した供給を本組立体40の押し出し
部に行っている。
【0032】本組立体40の押し出し部46は、油圧モ
ータ86を含んだ小型の在来の押し出し装置である。支
承ハウジング88は、支持板72上に支持されており、
また継手90と相互連結されている。モータ86は、継
手90を介して支承部材92を駆動する。支承部材92
は、回転する押し出しねじ94と相互連結されている。
図示例では、ねじは20mmとなっている。回転押し出
しねじ94は、押し出しバレル96内部に収容されてお
り、バレル96はバレル96を加熱する加熱ジャケット
98を有しており、原材料供給部44から押し出し部4
6へ与えられた押し出し素材を塑性化するようにしてい
る。成形材温度の制御を補助するための温度調節器99
が更に設けられている。図3(a)に示されているよう
に、調節器99は押し出し機とノズルの両方の温度を制
御する。
【0033】押し出し材を射出部46へ供給する押し出
し部46の運転中、加熱された押し出し材は、図5
(b)に示すように、素材の通過を可能にする開位置へ
付勢された取り外し可能なボールタイプのカートリッジ
逆止弁100を通過する。弁100は、各種の異なった
寸法と形状の弁が異なった成形材の押し出しのために使
用され得るようにするために取り外し可能となってい
る。射出部48からノズル組立体50への素材の射出中
に、逆止弁100は、閉位置に付勢されており、射出中
に押し出し部46からの素材流を防ぐようにしている。
【0034】逆止弁100は、ユニオンブロック102
と相互連結されており、そこでは押し出し器からの押し
出し材が射出運転の間に射出部48の充填中に射出部4
8へ通される。ユニオンブロック102は、押し出し部
46と、射出部48と、ノズル組立体50とを相互に連
結するように位置決めされている。ユニオンブロック1
02は、押し出し部からノズル腔所106へ押し出し通
路104を形成しており、またノズル腔所106から射
出部48へ射出通路108を形成している。
【0035】射出部48の充填中に、加熱された押し出
し材は、押し出し部46から押し出し通路104、ノズ
ル腔所106、射出通路108を通って射出部48内へ
流れる。押し出し材は、ユニオンブロック102から射
出部48の射出室110内へ流入する。射出室110の
ショットの大きさは、成形される部品の寸法に応じて変
わる。図示例では、ショット大きさは5ccから25c
cへ変化するが、しかしより大きな容積まで使用でき
る。
【0036】押し出し材のショットは、相互に連結され
たピストンラム114を備えた油圧射出器112によっ
てノズル組立体50に供給される。射出作業の開始に際
して、射出器はラム114をを射出室110内に付勢
し、射出室110から成形材をユニオンブロック10
2、射出通路108及びノズル組立体50内へ移動す
る。射出室は、素材温度を維持するために加熱ジャケッ
ト111によって取り囲まれている。
【0037】射出室110の充填中に、ユニオンブロッ
ク102のノズル腔所106は、押し出し部46と流体
連通している。しかし、射出運転中は、ノズル組立体5
0は付勢されて自動の型クランプ組立体28と係合さ
れ、押し出し部46からの素材の通過を阻止するが、た
だ射出部48からノズル組立体への素材流れを許容す
る。
【0038】図5(b)、図6(a)及び図6(b)に
示されているように、ノズル組立体50のベース部11
8はユニオンブロック102とねじ係合している。ベー
ス部118のねじ係合端119と反対側はスプリング部
材121を収容するスプリング腔所又は溝部120とな
っている。中央軸部122とノズルチップ124とが更
に設けられている。中央軸部122は、ベース部を通っ
て係合されており、また第1端側でベース部118と摺
動関係にある。中央軸部の第2端は、ノズルチップ12
4とねじ係合している。ノズルチップ124とベース部
118とは、各々チャンネル124、118’を含んで
いる。中央軸部122は、更に、中央チャンネル12
2’と、横方向チャンネル122”と端部溝122”’
とを含んでいる。ノズル腔所106と共に、チャンネル
118’、122’〜122”’、124’は、射出作
業中に成形材を受ける通路128を形成する。ノズルチ
ップ124のチャンネル124’は、型クランプ組立体
28において湯口開口38と係合するように位置決めさ
れている。
【0039】ノズル組立体50のスプリング部材121
は、一端側のノズルチップ124と他方端側のベース部
分118との中間に係合されている。射出作業中には、
ノズルチップ124は、型クランプ組立体28と係合す
るようにスプリング付勢されている。ノズルチップとベ
ース部分との間におけるスプリング部材130の圧縮力
は、中央軸部122の溝付き端をユニオンブロックのノ
ズル腔所106と係合うするように付勢する。図6
(b)に示されている位置では、チャンネル122’〜
122”’は、図示の線に沿って通路128を通して成
形材が流れるのを許容する。射出作業が終了して、押し
出し射出組立体40が型クランプ組立体28との係合か
ら離れると、スプリング部材130は、チャンネル12
2”がベース部分内で終結して図6(a)に示している
ように成形材の通路128の流通を防ぐようにベース部
分118に対して中央軸部122を付勢する。
【0040】図5(b)から図6(b)に示されている
ノズルチップ124は、型クランプ組立体の湯口開口3
8としっくりと係合する円錐形状部を有している。この
実施例では、ノズルチップの型クランプ組立体28との
係合中に幾分かの不整列を修正できるようにしている。
図7は、円錐形状部としっくりと係合する凹部と、型ク
ランプ組立体の湯口開口を取り囲んだ隣接溝部とを有し
たノズルチップ124aの代替例を示している。ノズル
チップと型クランプ組立体とのしっくりした係合は、射
出中に頂部と底部の型板32、34の分離を防ぐ補助を
行う。
【0041】図8は、湯口開口38と整列係合する平坦
端部を有したノズルチップ124bの更に別な代替例を
示している。ノズルチップ124bのチャンネル124
b’は、湯口開口よりも大きな直径となっている。
【0042】自動の型クランプ組立体28は、頂部と底
部の型板32、34のクランプ係合を行うための射出シ
リンダを有している。図9と図10の実施例では、油圧
シリンダ132が射出中に射出部によって加えられる射
出圧に抵抗するために2トンのクランプ力を加えるよう
になっている。図示のスプリングクランプ組立体134
は、前述の頂部と底部の型板32、34の傾動を行わせ
る。図11と図12の例では、好ましくは、油圧シリン
ダ132’がより大きなショットの成形材の射出中に加
えられる射出圧に抵抗するために4トンのクランプ力を
与えるようになっている。底部型板34の傾動を可能に
するためにトグル組立体136が設けられている。
【0043】射出作業が完了すると、押し出し/射出組
立体40は、次の射出作業のために別のワークステーシ
ョン24にシャトル組立体42によって移動される。次
いで、型板32、34は、開位置へ移動されて、成形さ
れた部品Mは、オペレータOによってクランプ組立体2
8から取り出される。本装置10のコンベヤシステム5
2が次いでオペレータOによって使用され、ワークステ
ーション24から完成した成形部品Mを取り去る。図2
(b)に示されているように、更に、中央放逐ステーシ
ョン140が作業テーブル22上に設けられている。放
逐ステーション140は、ノズル組立体50と係合して
おり、一般的な清掃目的や素材変更に先立ってのいずれ
かで必要な又は要望されるノズル組立体の清掃を可能に
する。
【0044】本装置の好適な図示例では、制御システム
54が設けられている。制御システムは、本装置の所定
の所望のセッチングをプログラム化する在来のプログラ
ム制御可能なコンピュータと、本装置の運転のための構
成要素とを有している。コンピュータと在来の制御パネ
ルは、例えば、押し出し/射出組立体による射出の開始
や、押し出し/射出組立体を次の連続したワークステー
ションへ移動させるためのシャトル組立体の運転等のか
なりの数の機械機能に対するプログラム化された又は手
動の指令を提供する。図示の制御パネルは、EXYCO
M制御パネル56である。しかし、適当数の市販のオペ
レータインターフェイスシステムが使用される。更に、
制御システムは、成形プレス装置10の安全運転のため
に二重手のひら制御ボタン38を有している。オペレー
タOは、安全措置としてボタンを起動させるのに両手を
使用しなければならない。
【0045】本成形プレス装置10の好適な形について
述べてきた。しかし、この開示を考慮すると、他の組立
体において匹敵し得る特長や長所を達成するための好適
な実施例に対する明白な改造については当業者には明ら
かになるものと思われる。
【0046】
【発明の効果】本装置10を使用した成形作業では、本
作業から生じるスクラップ量を減らして成形作業を改良
している。従来技術の接着剤法では、化粧や強度上の問
題によって生じるスクラップ材の割合が大きかった。更
に、本装置は、部品製造上のサイクルタイム量や床スペ
ース量、労務費を節減する。図13に示されているよう
に、成形プレス装置10と同じ別の成形プレス装置は、
多くのワークステーション25〜25”を有し、供給コ
ンベヤによって相互に連結され、本装置を使用して得ら
れる効率を更に高めるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本出願の成形プレス装置の概略
斜視図である。
【図2】(a)(b)は図1(a)(b)の成形プレス
装置の部分切欠き概略頂面図である。
【図3】(a)は図1(a)(b)の成形プレス装置の
概略端面図である。(b)は(a)の可動押し出し/射
出組立体の一部分の概略拡大図である。
【図4】図3(b)の可動押し出し/射出組立体の概略
頂面図である。
【図5】(a)(b)(c)は図4の可動押し出し/射
出組立体の押し出し部と射出部の切欠き頂面図である。
【図6】(a)はノズル組立体からの成形材の流れを防
ぐ閉位置で図示された図5(b)の可動押し出し/射出
組立体のノズル組立体の切欠き頂面図である。(b)は
ノズル組立体からの成形材の流れを許容する開位置で図
示された図5(b)の可動押し出し/射出組立体のノズ
ル組立体の切欠き頂面図である。
【図7】ノズル組立体からの成形材の流れを受け取るた
めに自動の型クランプ組立体と係合された開位置で図示
されたこの出願の可動押し出し/射出組立体のノズル組
立体の代替例である。
【図8】ノズル組立体からの成形材の流れを受け取るた
めに自動の型クランプ組立体と係合された開位置で図示
されたこの出願の可動押し出し/射出組立体のノズル組
立体の更に別の代替例である。
【図9】この出願の成形プレス装置の開放ワークステー
ションの概略側面図である。
【図10】この出願の成形プレス装置の閉鎖ワークステ
ーションの概略側面図である。
【図11】この出願の成形プレス装置の開放ワークステ
ーションの代替例の概略側面図である。
【図12】この出願の成形プレス装置の閉鎖ワークステ
ーションの代替例の概略側面図である。
【図13】多くの実施例の成形プレス装置の配列の概略
頂面図である。
【符号の説明】
10 射出成形装置 22 作業テーブル 24 ワークステーション 28 型クランプ組立体 32、34 型 36 湯口チャンネル 38 湯口開口 40 押し出し/射出組立体 42 シャトル組立体 44 原料部 46 押し出し部 48 射出部 50 ノズル組立体 52 コンベヤシステム 60 搭載組立体(インサート) 100 逆止弁 118 ベース部 120 溝部 122 中央軸部 124 ノズルチップ 130 スプリング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー エル バクスター アメリカ合衆国 オハイオ州 44266 ラ ベンナ ニユートンフオールスロード 5141 (72)発明者 ウオルター デー ハンニカツト アメリカ合衆国 インデイアナ州 44804 フオートウエイン トウエルブオークスコ ート 7126 (72)発明者 デービツド イー バクスター アメリカ合衆国 オハイオ州 44266 ラ ベンナ タルマツジロード 2270

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工物が結合される第1と第2のワーク
    ステーションを有した作業テーブルと、 素材を押し出し成形する押し出し部と、加工物を結合す
    るように素材を射出成形する射出部とを有した可動押し
    出し/射出組立体とから構成されており、 上記押し出し部と射出部とは、上記押し出し部から上記
    射出部へ素材が提供されるように流体連通しており、 上記押し出し/射出部組立体の上記射出部は、上記射出
    部から上記第1又は第2ワークステーションへ素材を受
    けて射出するノズル組立体を有しており、また、 上記第1と第2のワークステーションは、結合される上
    記加工物を受け取り且つ上記加工物を結合する素材を供
    給するために上記ノズル組立体に係合する搭載構造体を
    含んでいることを特徴とする加工物結合用射出成形プレ
    ス装置。
  2. 【請求項2】 上記可動押し出し/射出組立体は、シャ
    トル組立体によって上記第1と第2のワークステーショ
    ンの間で移動されるようになっている請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 更に、上記加工物を上記第1と第2のワ
    ークステーションへ提供し及び若しくはそこから取り出
    すコンベヤシステムから構成されている請求項1記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 上記第1と第2のワークステーションの
    各々は、上記加工物を受け、上記加工物を結合するよう
    に型クランプ組立体内に素材を射出するために上記ノズ
    ル組立体と係合する上記搭載構造体を支持している自動
    のクランプ組立体を含んでいる請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記自動の型クランプ組立体は、ほぼク
    ラム貝殻状を成した形状を有した型から構成されている
    請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記型は、取り外しの可能な型インサー
    トから成る上記搭載構造体を支持している請求項6記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 上記可動押し出し/射出組立体の上記押
    し出し部の上記ノズル組立体は、射出に続く素材の流れ
    を終了させるために該組立体の上記押し出し部と上記射
    出部との中間に係合された急速切り変えの取り外し可能
    なボールタイプカートリッジ逆止弁を含んでいる請求項
    4記載の装置。
  8. 【請求項8】 更に、直接上記押し出し部に原料を給送
    する原料部から構成されており、該原料組立体は上記押
    し出し/射出組立体上に支持されている請求項2記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 加工物が結合される第1及び第2のワー
    クステーションを有した作業テーブルと、 シャトル組立体によって上記第1と第2のワークステー
    ションの間で移動可能で、素材を押し出し成形する押し
    出し部と、加工物を結合するために素材を射出する射出
    部とを有した押し出し/射出組立体とから構成されてお
    り、 上記押し出し部と射出部とは、素材が上記押し出し部か
    ら上記射出部へ提供されるように流体連通しており、 上記押し出し/射出組立体の上記射出部は、上記射出部
    から上記第1又は第2のワークステーションへ素材を受
    けて射出するノズル組立体を有しており、 上記第1及び第2のワークステーションは、結合される
    加工物を受け取り且つ上記加工物を結合する素材を供給
    する上記ノズル組立体に係合する搭載構造体を含んでい
    ることを特徴とする加工物結合用射出成形プレス装置。
  10. 【請求項10】 上記ノズル組立体は、上記第1と第2
    のワークステーションの上記自動クランプ組立体と係合
    するスプリング付勢されたノズルチップを含んでいる請
    求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 上記スプリング付勢されたノズルチッ
    プは、球状の端部形状を有している請求項7又は10記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 上記搭載構造体は、それから伸びた延
    長部をノズル組立体と係合するように備えている請求項
    6又は11記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記ノズル組立体は、射出運転中に上
    記搭載構造体に加えられる射出力に抵抗するために、上
    記搭載構造体の上記延長部をほぼ取り囲んだ係合用内周
    面を備えた凹部を有している請求項7又は10記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 上記ワークステーションは、素材を受
    ける湯口開口を有しており、また上記ノズル組立体は、
    素材を上記ワークステーションへ供給するチャンネルを
    有しており、そのチャンネルは湯口開口の直径よりも大
    きい直径を有している請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 素材を型内に注入する第1と第2のワ
    ークステーションを有した作業テーブルと、 素材を押し出し成形する押し出し部と、素材を射出成形
    する射出部とを有した可動押し出し/射出組立体とから
    構成されており、 上記押し出し部と射出部とは、素材が上記押し出し部か
    ら上記射出部へ提供されるように流体連通しており、 上記押し出し/射出組立体の上記射出部は、上記射出部
    から上記第1又は第2のワークステーションへ素材を受
    けて射出するノズル組立体を有しており、 上記第1と第2のワークステーションは、素材を受ける
    ように上記型を支持しており、 上記可動押し出し/射出組立体は、シャトル組立体によ
    って上記第1と第2のワークステーションの間で移動さ
    れることを特徴とする射出成形プレス装置。
  16. 【請求項16】 射出組立体から素材を受ける湯口開口
    と、その湯口開口が型から伸びるように湯口開口をほぼ
    取り囲んでいる溝部とを有した型内に素材を注入するも
    ので、 上記射出組立体から上記型へ素材を供給するために一端
    で上記湯口開口に係合されたノズルチップと、 上記型に係合された上記ノズルチップを支持するベース
    部と、 一端で上記ベース部に取り付けられ且つ第2端で上記ノ
    ズルチップに取り付けられた中央軸部と、 上記ノズルチップ、中央軸部及びベース部の内部に形成
    されて共に上記型に素材を供給する通路を提供するチャ
    ンネルと、 上記ベース部とノズルチップの中間に係合されたスプリ
    ング部材とから構成されており、 上記スプリング部材の第1端は、上記ベース部の溝形成
    部分内に支持されており、該スプリング部材の第2端
    は、型の湯口開口と係合された上記ノズルチップ端とは
    反対側のノズルチップ端に支持されており、 上記ノズルチップ端は、型の湯口開口をほぼ取り囲むよ
    うに係合され、素材が上記チャンネルを経由して上記型
    に与えられることを特徴とするノズル組立体。
  17. 【請求項17】 上記型から伸びている湯口開口は、ほ
    ぼ円錐形状を有しており、上記型の湯口開口と係合され
    た上記ノズルチップは、上記型と適切に係合する凹状の
    球形端形状を有している請求項16記載の組立体。
  18. 【請求項18】 上記チャンネルは、上記型の湯口開口
    の直径よりも大きな直径を有している請求項17記載の
    組立体。
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