JPH08174825A - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents
インクジェット式記録ヘッドInfo
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- JPH08174825A JPH08174825A JP33587394A JP33587394A JPH08174825A JP H08174825 A JPH08174825 A JP H08174825A JP 33587394 A JP33587394 A JP 33587394A JP 33587394 A JP33587394 A JP 33587394A JP H08174825 A JPH08174825 A JP H08174825A
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着作業時に流路ユニットが位置決め治具に
接着剤で固着されてしまうのを防止すること。 【構成】 ノズルプレート1と、スペーサ3、及び第2
プレート7とを接着剤Sにより接合して形成された流路
ユニットを備えたインクジェット式記録ヘッドにおい
て、ノズルプレート1、スペーサ3、及び第2プレート
7に位置決め孔9、23、19を形成するとともに、ス
ペーサ3の位置決め孔23の周囲、及び周縁に接着剤吸
収用の段差部28、29を形成し、ノズルプレート1、
及び第2プレート7の貼合わせ時に流れ出した接着剤を
段差部28、29で吸収する。
接着剤で固着されてしまうのを防止すること。 【構成】 ノズルプレート1と、スペーサ3、及び第2
プレート7とを接着剤Sにより接合して形成された流路
ユニットを備えたインクジェット式記録ヘッドにおい
て、ノズルプレート1、スペーサ3、及び第2プレート
7に位置決め孔9、23、19を形成するとともに、ス
ペーサ3の位置決め孔23の周囲、及び周縁に接着剤吸
収用の段差部28、29を形成し、ノズルプレート1、
及び第2プレート7の貼合わせ時に流れ出した接着剤を
段差部28、29で吸収する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力発生手段により圧
力発生室内のインクを加圧して、ノズル開口からインク
滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッド、より詳細
にはスペーサの両面に接着剤を塗布して流路ユニットを
構成したインクジェット式記録ヘッドに関する。
力発生室内のインクを加圧して、ノズル開口からインク
滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッド、より詳細
にはスペーサの両面に接着剤を塗布して流路ユニットを
構成したインクジェット式記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、インクジェット式記録ヘ
ッドは、複数のノズル開口が穿設されたノズルプレート
と、圧力発生室やインク供給口、共通のインク室を区画
するスペーサ、及び第2プレートを積層、固定し、圧電
振動子や発熱素子により圧力発生室に圧力を発生させ、
この圧力によりインク滴をノズル開口から吐出させるよ
うに構成されている。
ッドは、複数のノズル開口が穿設されたノズルプレート
と、圧力発生室やインク供給口、共通のインク室を区画
するスペーサ、及び第2プレートを積層、固定し、圧電
振動子や発熱素子により圧力発生室に圧力を発生させ、
この圧力によりインク滴をノズル開口から吐出させるよ
うに構成されている。
【0003】そして、記録ヘッドの記録密度の向上を図
るためにノズル開口列のピッチが小さくなる傾向にあ
り、このためシリコン単結晶のウエハーを異方性エッチ
ングし、これに他の方法で製作されたノズルプレートや
第2プレートを接着剤で固定して流路ユニットを構成
し、これに圧電振動子や発熱素子を設けてインクジェッ
ト式記録ヘッドとして構成されている。
るためにノズル開口列のピッチが小さくなる傾向にあ
り、このためシリコン単結晶のウエハーを異方性エッチ
ングし、これに他の方法で製作されたノズルプレートや
第2プレートを接着剤で固定して流路ユニットを構成
し、これに圧電振動子や発熱素子を設けてインクジェッ
ト式記録ヘッドとして構成されている。
【0004】このようにノズルプレート、スペーサ、及
び第2プレートを接着剤により貼合わせるため、接着剤
があふれ出して、位置決め治具に付着して流路ユニット
が治具の固定されてしまうといった問題がある。
び第2プレートを接着剤により貼合わせるため、接着剤
があふれ出して、位置決め治具に付着して流路ユニット
が治具の固定されてしまうといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは接着作業時に流路ユニットが治具に固着されてしま
うのを防止することができるインクジェット式記録ヘッ
ドを提供することである。
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは接着作業時に流路ユニットが治具に固着されてしま
うのを防止することができるインクジェット式記録ヘッ
ドを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、ノズル開口が穿設されたノ
ズルプレートと、圧力発生室、インク供給口、及び共通
のインク室を形成するスペーサ、及び第2プレートとを
接着剤により接合して形成された流路ユニット、及び前
記圧力発生室にインク滴を吐出させる圧力発生手段を備
えたインクジェット式記録ヘッドにおいて、前記スペー
サに位置決め孔が形成されているとともに、前記スペー
サの位置決め孔の周囲、及び周縁に接着剤吸収用の段差
部を形成するようにした。
るために本発明においては、ノズル開口が穿設されたノ
ズルプレートと、圧力発生室、インク供給口、及び共通
のインク室を形成するスペーサ、及び第2プレートとを
接着剤により接合して形成された流路ユニット、及び前
記圧力発生室にインク滴を吐出させる圧力発生手段を備
えたインクジェット式記録ヘッドにおいて、前記スペー
サに位置決め孔が形成されているとともに、前記スペー
サの位置決め孔の周囲、及び周縁に接着剤吸収用の段差
部を形成するようにした。
【0007】
【作用】ノズルプレート、及び第2プレートの貼合わせ
時に、溢れ出した接着剤は、段差部に流れ込み、ここの
空間で吸収されるため、位置決め孔や外周に流れ出すこ
とが阻止される。
時に、溢れ出した接着剤は、段差部に流れ込み、ここの
空間で吸収されるため、位置決め孔や外周に流れ出すこ
とが阻止される。
【0008】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1、図2は、それぞれ本発明の
インクジェット式記録ヘッドの一実施例を示すものであ
って、図中符号1は、ノズル開口2、2、2‥‥が穿設
されたノズルプレート、3は、圧力発生室4、4、4、
インク供給口5、5、5‥‥、及びリザーバ6を区画す
るスペーサ、7は第2プレートで、これらノズルプレー
ト1、及び第2プレート7は、スペーサ部材3の両面を
封止するように接着剤により接合されて流路ユニットを
構成している。
に基づいて説明する。図1、図2は、それぞれ本発明の
インクジェット式記録ヘッドの一実施例を示すものであ
って、図中符号1は、ノズル開口2、2、2‥‥が穿設
されたノズルプレート、3は、圧力発生室4、4、4、
インク供給口5、5、5‥‥、及びリザーバ6を区画す
るスペーサ、7は第2プレートで、これらノズルプレー
ト1、及び第2プレート7は、スペーサ部材3の両面を
封止するように接着剤により接合されて流路ユニットを
構成している。
【0009】図中符号10は、縦振動モードを有する複
数の圧電振動子11、11を固定板12に固定して構成
された振動子ユニットで、基台13に形成された振動子
ユニット収容孔14に収容され、先端を第2プレート7
の圧力発生室4に対向する領域に当接した状態で固定板
12を介して基台13に固定されている。
数の圧電振動子11、11を固定板12に固定して構成
された振動子ユニットで、基台13に形成された振動子
ユニット収容孔14に収容され、先端を第2プレート7
の圧力発生室4に対向する領域に当接した状態で固定板
12を介して基台13に固定されている。
【0010】基台13には、図示しないインクタンクに
接続するインク供給管15が設けられていて、先端がス
ペーサ3により構成された共通のインク室6に連通され
ている。なお、図中符号16は、ノズルプレート1、ス
ペーサ3、及び第2プレート7により構成される流路ユ
ニットと基台13とを固定する枠体であり、また符号1
7は、ヘッドをキャリッジに固定する基板をそれぞれ示
す。
接続するインク供給管15が設けられていて、先端がス
ペーサ3により構成された共通のインク室6に連通され
ている。なお、図中符号16は、ノズルプレート1、ス
ペーサ3、及び第2プレート7により構成される流路ユ
ニットと基台13とを固定する枠体であり、また符号1
7は、ヘッドをキャリッジに固定する基板をそれぞれ示
す。
【0011】次ぎに上述したスペーサ3についてさらに
詳しく説明する。図3は、予めエッチド加工により表面
が梨地仕上げされた大判のシリコン単結晶ウエハー20
に複数のスペーサのパターンを露光して、異方性エッチ
ングにより構成したものを示すものであって、隣接する
他のスペーサ3、3、3‥‥との境界にはミシン目21
を形成するように多数の通孔が、スペーサの外形に合わ
せて同時に形成されている。
詳しく説明する。図3は、予めエッチド加工により表面
が梨地仕上げされた大判のシリコン単結晶ウエハー20
に複数のスペーサのパターンを露光して、異方性エッチ
ングにより構成したものを示すものであって、隣接する
他のスペーサ3、3、3‥‥との境界にはミシン目21
を形成するように多数の通孔が、スペーサの外形に合わ
せて同時に形成されている。
【0012】エッチングが完了した時点で、ミシン目2
1に合わせて折ることによりスペーサ3をウエハー20
から簡単かつ確実に切り離すことが可能となる。
1に合わせて折ることによりスペーサ3をウエハー20
から簡単かつ確実に切り離すことが可能となる。
【0013】図4は、ウエハー20から切り離されたス
ペーサを拡大して示すものであって、図中符号23は、
ノズルプレート1、及び第2プレート7にも設けられて
いる位置決め孔9、19に合わせて一側寄りに形成され
た位置決め孔で、組み立て工程において治具Bに植設さ
れている位置決めピンPに挿入されて、これら3つの部
材を接着するための位置合わせに使用される。
ペーサを拡大して示すものであって、図中符号23は、
ノズルプレート1、及び第2プレート7にも設けられて
いる位置決め孔9、19に合わせて一側寄りに形成され
た位置決め孔で、組み立て工程において治具Bに植設さ
れている位置決めピンPに挿入されて、これら3つの部
材を接着するための位置合わせに使用される。
【0014】なお、ノズルプレート1と第2プレート7
との外形形状は、スペーサ3の外形形状よりも小さく選
択されているため、図3に示すウエハー20の状態でノ
ズルプレート1と第2プレート7を接着し、その後にミ
シン目21に合わせて切り離すことが可能となり、生産
性が向上する。
との外形形状は、スペーサ3の外形形状よりも小さく選
択されているため、図3に示すウエハー20の状態でノ
ズルプレート1と第2プレート7を接着し、その後にミ
シン目21に合わせて切り離すことが可能となり、生産
性が向上する。
【0015】3方を共通のインク室6を形成する窓24
により、枠部25と舌状の領域26とに分離されてい
て、中央部の領域26に前述した圧力発生室4、インク
供給口5が形成されている。また、領域26の先端(図
中、下方)と枠部25とを接続するとともに、インク供
給管15の先端が当接する略「+」字状の仕切り27
a、27bが形成されて、枠部25と領域26の先端と
が仕切り27aを介して連続している。
により、枠部25と舌状の領域26とに分離されてい
て、中央部の領域26に前述した圧力発生室4、インク
供給口5が形成されている。また、領域26の先端(図
中、下方)と枠部25とを接続するとともに、インク供
給管15の先端が当接する略「+」字状の仕切り27
a、27bが形成されて、枠部25と領域26の先端と
が仕切り27aを介して連続している。
【0016】このように仕切り27a、27bが存在す
るため、舌状の領域26と枠部25とが互いに片持梁状
となるのが防止され、強度が確保できるばかりでなく、
インク供給管15を4点で安定に支持することが可能と
なる。これにより、基台13と薄い第2プレート7とが
確実に接着接合され、接合部からのインク漏れや、大気
の侵入を防止することができる。
るため、舌状の領域26と枠部25とが互いに片持梁状
となるのが防止され、強度が確保できるばかりでなく、
インク供給管15を4点で安定に支持することが可能と
なる。これにより、基台13と薄い第2プレート7とが
確実に接着接合され、接合部からのインク漏れや、大気
の侵入を防止することができる。
【0017】一方、位置決め孔23の周縁、枠部25の
周縁(図中ハッチングにより示す領域)には、図5
(イ)、(ロ)に示すように接着剤を収容できる程度の
段差を形成するようにハーフエッチング等により段差部
28、29が形成されている。
周縁(図中ハッチングにより示す領域)には、図5
(イ)、(ロ)に示すように接着剤を収容できる程度の
段差を形成するようにハーフエッチング等により段差部
28、29が形成されている。
【0018】このように構成されたスペーサ3は、表面
及びインク流路にアミノ系シランカップリング剤が塗布
される。これにより、インク流路におけるインクとスペ
ーサの濡れ特性が向上して、気泡を速やかに排除するこ
とができ、また表面における接着剤との馴染みを改善し
て、ノズルプレート1や第2プレート7と強固な接着が
可能となる。なお、図中符号30、31は、段差部2
8、29の内側に形成された接着剤吸収用の角錐型の凹
部を、また32は、舌部26の根元に形成された接着剤
吸収用の角錐型の凹部をそれぞれ示す。
及びインク流路にアミノ系シランカップリング剤が塗布
される。これにより、インク流路におけるインクとスペ
ーサの濡れ特性が向上して、気泡を速やかに排除するこ
とができ、また表面における接着剤との馴染みを改善し
て、ノズルプレート1や第2プレート7と強固な接着が
可能となる。なお、図中符号30、31は、段差部2
8、29の内側に形成された接着剤吸収用の角錐型の凹
部を、また32は、舌部26の根元に形成された接着剤
吸収用の角錐型の凹部をそれぞれ示す。
【0019】図6は、上述した舌部26に形成された圧
力発生室4、インク供給口5の一実施例を示すものであ
って、圧力発生室4、4を区画している隔壁40、40
には、インク供給口2側からノズル開口2側の端部にま
で延びるスリット41、41が1条形成されており、ま
たインク供給口5を区画する壁42には、複数条のスリ
ット43、43、43が形成されている。
力発生室4、インク供給口5の一実施例を示すものであ
って、圧力発生室4、4を区画している隔壁40、40
には、インク供給口2側からノズル開口2側の端部にま
で延びるスリット41、41が1条形成されており、ま
たインク供給口5を区画する壁42には、複数条のスリ
ット43、43、43が形成されている。
【0020】この実施例において、図7に示したように
ノズルプレート1の位置決め孔9を治具BのピンP挿入
して、治具Bにセットする。
ノズルプレート1の位置決め孔9を治具BのピンP挿入
して、治具Bにセットする。
【0021】一方、前述のスペーサ3の両面に、層状に
接着剤を塗布した可撓性フィルムを押し当てて予め接着
剤Sを塗布した後、スペーサ3の位置決め孔23を治具
BのピンPに挿入してノズルプレート1に重ねる。
接着剤を塗布した可撓性フィルムを押し当てて予め接着
剤Sを塗布した後、スペーサ3の位置決め孔23を治具
BのピンPに挿入してノズルプレート1に重ねる。
【0022】ところで接着剤Sの塗布時においては、ス
ペーサ3の位置決め孔23、及び周縁に段差部28、2
9が設けられているため、転写シートの接着剤が空間に
当接することになり、位置決め孔23や周縁に接着剤S
が付着するのが防止される。
ペーサ3の位置決め孔23、及び周縁に段差部28、2
9が設けられているため、転写シートの接着剤が空間に
当接することになり、位置決め孔23や周縁に接着剤S
が付着するのが防止される。
【0023】この状態で所要の圧力を加えると、圧力発
生室4を区画する壁40で溢れ出した接着剤Sは、ここ
に形成されているスリット41に、またインク供給口5
を区画している壁42で溢れ出した接着剤Sは、ここに
形成されている溝43、43にそれぞれ収容され、圧力
発生室4や、インク供給口5に流れ込むのが阻止され
る。
生室4を区画する壁40で溢れ出した接着剤Sは、ここ
に形成されているスリット41に、またインク供給口5
を区画している壁42で溢れ出した接着剤Sは、ここに
形成されている溝43、43にそれぞれ収容され、圧力
発生室4や、インク供給口5に流れ込むのが阻止され
る。
【0024】一方、位置決め孔23の近傍や、枠部25
の周縁で溢れ出した接着剤Sは、この近傍に形成されて
いる凹部30や31に収容される。
の周縁で溢れ出した接着剤Sは、この近傍に形成されて
いる凹部30や31に収容される。
【0025】これら凹部30、31で吸収しきれなかっ
た接着剤Sは、位置決め孔23や、枠部25の外側に流
れ出すが、位置決め孔23や枠部25の周縁に形成され
ている段差部28、29に流れ込み、ノズルプレート1
との間に形成される空間に収容されて、位置決め孔23
やスペーサの外に漏れ出すのが防止される。
た接着剤Sは、位置決め孔23や、枠部25の外側に流
れ出すが、位置決め孔23や枠部25の周縁に形成され
ている段差部28、29に流れ込み、ノズルプレート1
との間に形成される空間に収容されて、位置決め孔23
やスペーサの外に漏れ出すのが防止される。
【0026】スペーサ3とノズルプレート1との接着が
完了した段階で、第2プレート7を、その位置決め孔1
9をピンPに挿入してスペーサ3に重ねる。
完了した段階で、第2プレート7を、その位置決め孔1
9をピンPに挿入してスペーサ3に重ねる。
【0027】この場合もノズルプレート1の接着工程と
同様に圧力発生室4を区画する壁40で溢れ出した接着
剤Sは、ここに形成されているスリット41に、またイ
ンク供給口5を区画している壁42で溢れ出した接着剤
Sは、ここに形成されている溝43、43にそれぞれ収
容され、圧力発生室4や、インク供給口5に流れ込むの
が阻止される。
同様に圧力発生室4を区画する壁40で溢れ出した接着
剤Sは、ここに形成されているスリット41に、またイ
ンク供給口5を区画している壁42で溢れ出した接着剤
Sは、ここに形成されている溝43、43にそれぞれ収
容され、圧力発生室4や、インク供給口5に流れ込むの
が阻止される。
【0028】一方、位置決め孔23の近傍や、枠部25
の周縁で溢れ出した接着剤Sは、この近傍に形成されて
いる凹部30や31により収容される。
の周縁で溢れ出した接着剤Sは、この近傍に形成されて
いる凹部30や31により収容される。
【0029】そして、これら凹部30、31で吸収しき
れなかった接着剤Sは、位置決め孔23や、枠部25の
外側に流れ出すが、位置決め孔23や枠部25の周縁に
形成されている段差部28、29に流れ込み、第2プレ
ート7との間に形成される空間に収容されて、位置決め
孔23やスペーサ3の外に漏れ出すのが防止される。
れなかった接着剤Sは、位置決め孔23や、枠部25の
外側に流れ出すが、位置決め孔23や枠部25の周縁に
形成されている段差部28、29に流れ込み、第2プレ
ート7との間に形成される空間に収容されて、位置決め
孔23やスペーサ3の外に漏れ出すのが防止される。
【0030】この結果、治具Bの位置決めピンP等に接
着剤Sが付着することが無く、治具Bに流路ユニットが
固着されてしまうといった不都合が払拭され、作業能率
を向上させることができる。
着剤Sが付着することが無く、治具Bに流路ユニットが
固着されてしまうといった不都合が払拭され、作業能率
を向上させることができる。
【0031】なお、上述の実施例においては、縦振動モ
ードの圧電振動子を用いる記録ヘッドに例を採って説明
したが、たわみ振動の圧電振動子を用いるものや、また
発熱素子を用いるものに適用しても同様の作用を奏する
ことは明らかである。
ードの圧電振動子を用いる記録ヘッドに例を採って説明
したが、たわみ振動の圧電振動子を用いるものや、また
発熱素子を用いるものに適用しても同様の作用を奏する
ことは明らかである。
【0032】また、上述の実施例においては、ノズルプ
レート、スペーサ、及び第2プレートをそれぞれ別部材
として形成しているが、ノズルプレート、または第2プ
レートをスペーサの一方の面に一体に作り付けたものに
あっては、他の部材、つまり第2プレート、またはノズ
ルプレートをスペーサに接着剤により貼合わせる場合に
適用しても同様の作用を奏することは明らかである。も
とより、この場合には接着剤が塗布される側だけに段差
部28、29、及び凹部30、31を形成すればよいこ
とは明らかである。
レート、スペーサ、及び第2プレートをそれぞれ別部材
として形成しているが、ノズルプレート、または第2プ
レートをスペーサの一方の面に一体に作り付けたものに
あっては、他の部材、つまり第2プレート、またはノズ
ルプレートをスペーサに接着剤により貼合わせる場合に
適用しても同様の作用を奏することは明らかである。も
とより、この場合には接着剤が塗布される側だけに段差
部28、29、及び凹部30、31を形成すればよいこ
とは明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、ノズル開口が穿設されたノズルプレートと、圧力発
生室、インク供給口、及び共通のインク室を形成するス
ペーサ、及び第2プレートとを接着剤により接合して形
成された流路ユニット、及び圧力発生室にインク滴を吐
出させる圧力発生手段を備えたインクジェット式記録ヘ
ッドにおいて、ノズルプレート、スペーサ、及び第2プ
レートに位置決め孔が形成されているとともに、スペー
サの位置決め孔の周囲、及び周縁に接着剤吸収用の段差
部を形成したので、これら位置決め孔の周囲、スペーサ
の周縁に接着剤が塗布されるのを防止できるとともに、
ノズルプレート、及び第2プレートの貼合わせ時に、た
とえ接着剤が流れ出したとしも、段差部で吸収できて、
位置決め孔や外周に流れ出すの阻止して、位置決め治具
に固着されてしまうのを防止することができる。
は、ノズル開口が穿設されたノズルプレートと、圧力発
生室、インク供給口、及び共通のインク室を形成するス
ペーサ、及び第2プレートとを接着剤により接合して形
成された流路ユニット、及び圧力発生室にインク滴を吐
出させる圧力発生手段を備えたインクジェット式記録ヘ
ッドにおいて、ノズルプレート、スペーサ、及び第2プ
レートに位置決め孔が形成されているとともに、スペー
サの位置決め孔の周囲、及び周縁に接着剤吸収用の段差
部を形成したので、これら位置決め孔の周囲、スペーサ
の周縁に接着剤が塗布されるのを防止できるとともに、
ノズルプレート、及び第2プレートの貼合わせ時に、た
とえ接着剤が流れ出したとしも、段差部で吸収できて、
位置決め孔や外周に流れ出すの阻止して、位置決め治具
に固着されてしまうのを防止することができる。
【図1】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を示す組み立て斜視図である。
例を示す組み立て斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】単結晶シリコンウエハーにエッチングにより複
数のスペーサを形成した状態を示す図である。
数のスペーサを形成した状態を示す図である。
【図4】ウエハーから分離されたスペーサの一実施例を
示す図である。
示す図である。
【図5】図(イ)、(ロ)は、それぞれ位置決め孔、及
び周縁に形成された段差部を拡大して示す断面図であ
る。
び周縁に形成された段差部を拡大して示す断面図であ
る。
【図6】圧力発生室、インク供給口の近傍を拡大して示
す図である。
す図である。
【図7】流路ユニットの組み立て時における位置決め孔
近傍、及び周縁部の状態を示す図である。
近傍、及び周縁部の状態を示す図である。
1 ノズルプレート 3 スペーサ 7 第2プレート 9、19、23 位置決め孔 28、29 段差部 30、31 凹部 B 位置決め治具 P 位置決めピン S 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴨井 和美 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 ノズル開口が穿設されたノズルプレート
と、圧力発生室、インク供給口、及び共通のインク室を
形成するスペーサ、及び第2プレートとを接着剤により
接合して形成された流路ユニット、及び前記圧力発生室
にインク滴を吐出させる圧力発生手段を備えたインクジ
ェット式記録ヘッドにおいて、 前記スペーサに位置決め孔が形成されているとともに、
前記スペーサの位置決め孔の周囲、及び周縁に接着剤吸
収用の段差部が形成されているインクジェット式記録ヘ
ッド。 - 【請求項2】 前記スペーサが単結晶シリコンを異方性
エッチングして構成されている請求項1のインクジェッ
ト式記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記段差部の周囲に凹部が形成されてい
る請求項2のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記スペーサの表面が梨地仕上げされて
いて、表面にシランカプリング剤が塗布されている請求
項2のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項5】 前記圧力発生室、及びインク供給口を区
画する隔壁にスリットが形成されている請求項1のイン
クジェット式記録ヘッド。 - 【請求項6】 前記スペーサの外周にウエハーから切断
するためのミシン目が形成されている請求項2のインク
ジェット式記録ヘッド。 - 【請求項7】 前記スペーサの外形形状が、前記ノズル
プレート、または前記第2プレートの少なくと一方より
大きく設定されている請求項2のインクジェット式記録
ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33587394A JPH08174825A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | インクジェット式記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33587394A JPH08174825A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | インクジェット式記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174825A true JPH08174825A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18293339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33587394A Pending JPH08174825A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | インクジェット式記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08174825A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10119270A (ja) * | 1996-10-21 | 1998-05-12 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド及びこれに適したインク供給口形成基板の製造方法 |
| EP1493582A1 (en) | 2003-06-30 | 2005-01-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head and method of manufacturing the same |
| JP2007038245A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 構造体の製造方法 |
| JP2010158822A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出ヘッドの製造方法 |
| US8123339B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-02-28 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid ejection head and image forming apparatus using the same |
| JP2013099893A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッドモジュールの製造方法及び液体噴射ヘッドモジュール並びに液体噴射装置 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP33587394A patent/JPH08174825A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10119270A (ja) * | 1996-10-21 | 1998-05-12 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド及びこれに適したインク供給口形成基板の製造方法 |
| EP1493582A1 (en) | 2003-06-30 | 2005-01-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head and method of manufacturing the same |
| US7152952B2 (en) | 2003-06-30 | 2006-12-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head and method of manufacturing the same |
| JP2007038245A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 構造体の製造方法 |
| US8123339B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-02-28 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid ejection head and image forming apparatus using the same |
| JP2010158822A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出ヘッドの製造方法 |
| JP2013099893A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッドモジュールの製造方法及び液体噴射ヘッドモジュール並びに液体噴射装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021106 |