JPH08175472A - パワーアシスト車両の補助駆動力制御装置 - Google Patents

パワーアシスト車両の補助駆動力制御装置

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JPH08175472A
JPH08175472A JP32468694A JP32468694A JPH08175472A JP H08175472 A JPH08175472 A JP H08175472A JP 32468694 A JP32468694 A JP 32468694A JP 32468694 A JP32468694 A JP 32468694A JP H08175472 A JPH08175472 A JP H08175472A
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JP
Japan
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pedaling force
force
pedaling
driving force
auxiliary driving
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Application number
JP32468694A
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English (en)
Inventor
Masayuki Akasaka
雅之 赤坂
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高踏力領域での検出可能範囲を狭めることな
く低踏力領域における検出精度を向上できるパワーアシ
スト車両の踏力検出装置を提供する。 【構成】 クランク軸13に入力された踏力により車輪
を駆動する人力駆動機構と、上記踏力の大きさに応じた
補助駆動力により車輪を駆動する補助駆動機構9とを備
えたパワーアシスト車両の補助駆動力制御装置を構成す
る場合に、踏力の大きさに応じて変位する変位部材(レ
バー)46aと、該変位部材46aの変位量に応じた踏
力検出値を出力する踏力検出手段(ポテンショメータ)
46bと、上記変位部材46aを踏力零方向に付勢する
ばね部材47と、上記踏力検出手段46bからの踏力検
出値に応じて上記補助駆動力を制御する補助駆動機構制
御手段(コントロールユニット)21とを備える。そし
て、上記ばね部材47を、踏力の小さいときの弾性係数
が踏力の大きいときの弾性係数より小さくなるように第
1,第2のコイルスプリング47c,47eで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペダル踏力に応じた補
助駆動力をモータにより後輪に供給するようにしたパワ
ーアシスト車両の補助駆動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車で例えば上り坂や,向かい風の中
を走行したり,荷物を積載した状態で走行したりする場
合、大きなペダル踏力が必要である。このような走行時
の負担を軽減するために、ペダル踏力に応じた補助駆動
力を付与する補助駆動装置を搭載したパワーアシスト自
転車が提案されている(例えば、特開平5−58379
号公報参照)。この補助駆動装置は、後輪を回転駆動す
るモータと、該モータに電源を供給するバッテリと、ペ
ダルに作用するペダル踏力に応じて補助駆動力を算出
し、該駆動力に対応した電流を上記バッテリからモータ
に供給するコントローラとから構成されている。
【0003】このような補助駆動装置においてペダル踏
力を検出する装置として、従来、例えば図13に示すよ
うに、コイルスプリングを採用したものが般的である。
この踏力検出装置100は、クランク軸101に作用す
るペダル踏力の大きさに応じて図示反時計方向に回動す
るトルク板102と、該トルク板102の当接部102
aに当接可能に軸支された回動レバー103と、該回動
レバー103を反時計方向に付勢するコイルスプリング
104とを備えており、上記ペダル踏力に応じて回動す
る回動レバー103の回動角度をポテンショメータ10
5で検出するように構成されている。この場合、上記コ
イルスプリング104のばね定数を設定するにあたって
は、数10Kgf程度の踏力に対応したばね定数とする
のが一般的となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記コイル
スプリング104のばね定数を大きく設定すると、定常
ペダリング域等の小さい踏力領域での検出精度が低いと
いう問題が生じる。このため低踏力域でのアシスト開始
ポイントがばらつき、スムーズなアシストフィーリング
が得られない場合がある。
【0005】また、上述の踏力検出装置では、トルク板
102と回動レバー103との間、及び該回動レバー1
03とコイルスプリング104との間で摺動することと
なり、それだけ摺動箇所数が多くなることから摩擦抵抗
の影響により、踏力の増加時と減少時とで検出値に変動
が生じる。いわゆるヒステリシスが大きく、踏力増力時
と減少時とでアシスト特性が安定しないという問題があ
り、この点での改善が要請されている。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、低踏力領域での検出精度を向上してアシストフィー
リングを向上でき、またヒステリシスを低減してアシス
ト精度を向上できるパワーアシスト車両の補助駆動力制
御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クラ
ンク軸に入力されたペダル踏力により車輪を駆動する人
力駆動機構と、上記踏力の大きさに応じた補助駆動力に
より車輪を駆動する補助駆動機構とを備えたパワーアシ
スト車両の補助駆動力制御装置において、上記ペダル踏
力の大きさに応じて変位する変位部材と、該変位部材の
変位量に応じた踏力検出値を出力する踏力検出手段と、
上記変位部材を踏力零方向に付勢する弾性部材と、上記
踏力検出手段からの踏力検出値に応じて上記補助駆動力
を制御する補助駆動機構制御手段とを備え、上記弾性部
材の上記踏力の小さい領域での弾性係数が踏力の大きい
領域での弾性係数より小さく設定されていることを特徴
としている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記補助駆動機構制御手段が、上記低踏力域と高踏力域と
で異なる変位置−補助駆動力特性を備えていることを特
徴としている。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
において、上記変位部材が、上記クランク軸と同軸に配
置されており、上記踏力検出手段が、上記変位部材と上
記クランク軸を支持する固定ケースとの間に配置され、
上記変位部材の回動角度を検出する回動角度検出器によ
り構成されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明に係るパワーアシスト車両の補
助駆動力制御装置によれば、弾性部材の弾性係数を低踏
力域では、高踏力域より小さく設定したので、低踏力領
域における検出感度を高くすることができ、特に低踏力
域でのアシストをスムーズに行うことができる。また高
踏力領域では弾性係数が大きいことから、検出可能範囲
が狭くなるようなことはない。
【0011】請求項2の発明では、低踏力域と高踏力域
とで異なる変位置−補助駆動力特性を備えたので、低踏
力領域,高踏力領域において変位置の変化に対する補助
駆動力の変化の比を一定にでき、この点からもアシスト
フィーリングを向上できる。
【0012】請求項3の発明によれば、変位部材をクラ
ンク軸と同軸配置し、該変位部材の回動角度を検出する
回動角度検出器を設けたので、上述の回動レバーを不要
にでき、それだけ摺動箇所数を削減して摩擦によるヒス
テリシスを低減でき、踏力増加時と減少時とにおける補
助駆動力の変動を抑制できアシスト特性を安定化でき
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図に基づいて説
明する。図1ないし図6は、請求項1,2の発明の一実
施例(第1実施例)によるパワーアシスト自転車の補助
駆動力制御装置を説明するための図であり、図1は本実
施例装置が採用されたパワーアシスト自転車の側面図、
図2は踏力検出装置部分を示す一部断面側面図、図3は
図2のIII-III 線断面図、図4は上記踏力検出装置の要
部を示す一部断面側面図、図5は上記実施例自転車の全
体構成を示す概略構成図、図6(a)〜(d)はそれぞ
れ上記実施例装置の特性図である。
【0014】図において、1は本実施例装置が採用され
たパワーアシスト自転車であり、これの車体フレーム2
は、前輪3が回転自在に支持されたフロントフォーク4
を回動自在に支持するヘッドパイプ2aと、該ヘッドパ
イプ2aから後方に斜め下方に延びるダウンチューブ2
bと、該ダウンチューブ2bの下部に中ラグ5を介して
連結されたシートチューブ2cと、上記ダウンチューブ
2bの下端にハンガーラグ6を介して連結された左右一
対のチェーンステー2dと、上記シートチューブ2cの
上部とチェーンステー2dの後端部とを連結する左右一
対のシートステー2eとから構成されている。上記チェ
ーンステー2dとシートステー2eとは後輪ブラケット
2fを介して一体に連結されており、該後輪ブラケット
2fには後輪8が回転自在に支持されている。
【0015】上記フロントフォーク4の上端には操向ハ
ンドル7が装着されており、また上記シートチューブ2
cの上端にはサドル75が装着されたシートピラーチュ
ーブ77が上下動可能に挿入されている。このシートピ
ラーチューブ77はシートチューブ2cの上端部に配設
されたシートピン78を締め付けることにより固定され
ている。
【0016】上記ダウンチューブ2bの下端部にはクラ
ンク軸13が回転自在に支持されており、該クランク軸
13の両端にはクランク16を介してペダル17が装着
されている。このクランク軸13には後述する遊星歯車
式増速機構24を介してチェーンスプロケット15が連
結されており、該スプロケット15はチェーン20を介
して上記後輪8のフリーホイール(図示せず)に連結さ
れている。これによりペダル17を介してクランク軸1
3に入力された踏力で後輪8を回転駆動する人力駆動機
構が構成されている。なお、20aはチェーンカバーで
ある。
【0017】上記車体フレーム2には補助駆動装置9が
配設されている。この補助駆動装置9は、回転駆動力を
パワーユニット14を介して後輪8に供給するモータ1
2と、該モータ12に電源を供給する2つのバッテリ1
1,11と、上記モータ12の駆動力を制御するコント
ローラ21とを備えており、上記パワーユニット14は
モータ12の駆動力と人力による踏力とを合力して上記
後輪8に伝達するもので、該モータ12に一体に接続さ
れている。
【0018】上記バッテリ11は直方体状のバッテリケ
ース10内に収納されており、該ケース10の長手方向
に直列接続されている。このバッテリケース10は、シ
ートチューブ2cの後方に該チューブ2cに沿って配置
されており、該バッテリケース10の下端部は上記シー
トチューブ2cの下端部に位置するダウンチューブ2b
に固定された有底筒状の支持ボックス72内に嵌装され
ている。またバッテリケース10の上端部は左右のシー
トステー2e,2e間を通って上方に突出し、かつシー
トチューブ2c,左右のシートステー2e,及び左右一
対の補助シートステー71により支持されており、上方
向にのみ着脱可能となっている。上記バッテリケース1
0には充電用プラグ(図示せず)が装着されている。
【0019】上記コントローラ21,モータ12及びパ
ワーユニット14はそれぞれダウンチューブ2bの下方
に該チューブに沿って配列されており、該パワーユニッ
ト14はブラケット18,19を介して中ラグ5,ハン
ガーラグ6に固定されており、コントローラ21,モー
タ12は図示しないブラケットによりダウンチューブ2
bに固定されている。このモータ12,コントローラ2
1はカバー部材79により覆われており、該カバー部材
79はダウンチューブ2bに沿って延びる上カバー80
に下カバー81を着脱可能に装着してなる2分割構造の
ものである。
【0020】上記パワーユニット14は、アルミダイキ
ャスト製の固定ケース23内に遊星ローラ式減速機構2
5、遊星歯車式増速機構24、及び本実施例の特徴をな
す踏力検出装置44を収納して構成されている。上記固
定ケース23は、大略有底筒状のケース本体23aと、
該ケース本体23aの左側壁に形成された開口を閉塞す
る蓋部材23dとからなり、該蓋部材23dはケース本
体23aに取付けねじ23bにより着脱可能に締結され
ている。この蓋部材23dの外側には側面視略円形状の
カバー26が装着されている。また上記ケース本体23
aの前端開口内に上記モータ12のフランジ部がボルト
61により締結されており、該モータ12の回転軸12
aはケース本体23a内に突出している。
【0021】上記固定ケース23内には上記クランク軸
13が車幅方向に挿入されており、該クランク軸13の
両端部はケース外方に突出している。このクランク軸1
3の左側端部は軸受23cを介して上記蓋部材23dの
ボス部に回転自在に支持されている。また上記クランク
軸13の右側端部には軸受42を介して略筒状の出力軸
31が相対回転自在に装着されており、該出力軸31は
軸受41を介して上記ケース本体23aのボス部に回転
自在に支持されている。この出力軸31の外端部には上
記チェーンスプロケット15がスプライン結合されてい
る。
【0022】上記クランク軸13の軸方向中央部には上
述の遊星歯車式増速機構24が装着されている。これは
クランク軸13に回転自在に支持された太陽歯車29
と、該太陽歯車29の周囲に自転公転自在に装着された
複数個の遊星歯車27と、該遊星歯車27に噛合する外
周歯車30とを備えている。上記太陽歯車29は踏力の
大きさに応じて回動するトルク板として機能する。また
上記各遊星歯車27はクランク軸13に、ワンウェイク
ラッチ28を介して回転自在に装着されており、該ワン
ウェイクラッチ28は、上記クランク軸13にスプライ
ン接合された内輪32と、上記遊星歯車27を回転自在
に支持する支軸27aが固着された外輪34との間に爪
片35を介設し、該爪片35を付勢ばね36により上記
外輪34の内周面に形成された係合歯33に付勢した構
造のものである。
【0023】また上記外周歯車30は略碗状をなしてお
り、該外周歯車30の底壁は後述するリングギヤ40と
ともに上記出力軸31にリベットにより共締め固定され
ている。これにより人力によりクランク軸13に入力さ
れた踏力は遊星歯車式増速機構24の外周歯車30を介
して出力軸31に伝わり、チェーンスプロケット15,
チェーン20を介して後輪8に伝達される。上記遊星歯
車式増速機構24では、外輪34が内輪32とともに回
転する場合、太陽歯車29がこれらの部材に対して回転
しないようにすることによって、外周歯車30が同回転
方向に所定の速比で増速されることとなる。
【0024】上記モータ12の回転軸12aには上記遊
星ローラ式減速機構25が装着されている。これは上記
回転軸12aと同軸をなすように固定された大径円筒状
の外輪53と、該外輪53と上記回転軸12aとの間に
配置され、両者12a,53に当接する複数個の遊星ロ
ーラ54と、該遊星ローラ54を軸受62を介して回転
自在に支持するピン55とを備えている。また上記外輪
53の両端面には、上記各遊星ローラ54の軸方向移動
を規制するガイド板57,58が配設されており、該ガ
イド板57,58はボルト59によりモータ12のフラ
ンジ部に共締め付け固定されている。
【0025】上記各ピン55には有底筒状のキャリア5
6が固定されており、該キャリア56の軸芯には出力歯
車部材52の軸部が挿入されている。この出力歯車部材
52は軸受63を介して上記ケース本体23aに回転自
在に支持されており、該出力歯車部材52は上記リング
ギヤ40に噛合している。また上記出力歯車部材52の
軸部と上記キャリア56とはワンウェイクラッチ51を
介在させて連結されており、該ワンウェイクラッチ51
は人力のみによる走行時に踏力がモータ12に伝わるの
を回避している。これによりモータ12の駆動力は、遊
星ローラ式減速機構25により減速されてキャリア56
から出力歯車部材52を介してリングギヤ40に伝達さ
れ、ここでクランク軸13からの踏力と合力されて後輪
8に伝達される。なお、64,65はキャリア56に軸
方向の力が加わったときに該キャリア56が回転軸12
aや出力歯車部材52に当接するのを防止するためのボ
ールである。
【0026】上記固定ケース23の底部に上述の踏力検
出装置44が配設されている。この踏力検出装置44
は、太陽歯車29に一体形成されたトルク板29aと、
該太陽歯車29の回動にともなって揺動するレバー46
aと、該レバー46aの回動角度を検出するポテンショ
メータ46bと、該レバー46aをトルク板の回動方向
と反対方向に付勢する加圧機構47とを備えている。
【0027】なお、上記トルク板29aとレバー46a
とが本発明の変位部材を、ポテンショメータ46bが踏
力検出手段を、加圧機構47が弾性部材を、それぞれ構
成している。
【0028】上記太陽歯車29に一体に形成されたトル
ク板29aには突出部が形成されている。該突出部には
幅広の押圧部材45がリベットにより取付け固定されて
おり、該押圧部材45は上記レバー46aの一端縁46
fに摺接している。また上記トルク板29aの突出部に
はケース本体23aに螺着されたストッパ43が当接し
ており、該ストッパ43により太陽歯車29の時計方向
への回動を規制している。上記レバー46aの基部には
入力軸46cがボルト締め固定されており、該入力軸4
6cは軸受46eによりケース本体23aに軸支されて
いる。この入力軸46cの端部に上記ポテンショメータ
46bが接続されており、該ポテンショメータ46bが
上記入力軸46cの回転角度を検出し、これをリード線
46dを介してコントローラ21に出力するようになっ
ている。
【0029】上記加圧機構47は、ケース本体23aに
支持板47bをボルト締め固定し、該支持板47bに固
着されたシリンダ部47dにピストン部47aを進退自
在に挿入し、該ピストン部47aと支持板47bとの間
に第1コイルスプリング47c,及びこれの内側に位置
する第2コイルスプリング47eを配設して構成されて
いる。該第1コイルスプリング47cは第2コイルスプ
リング47eよりその線径は太く、また自由長は短くな
っている。上記第1コイルスプリング47cは、図示左
端部をピストン部47aの段部47gに嵌合固定するこ
とにより軸方向位置が位置決めされており、踏力零の状
態では第1コイルスプリング47cの図示右端部と支持
板47bとの間に隙間が設けられている。また上記ピス
トン部47aのフランジ部47fに上記レバー36aの
他端縁46gが摺接している。これにより上記ピストン
部47aはレバー36aを介してトルク板29aを時計
方向に付勢している。
【0030】ここで上記第1コイルスプリング47c
は、例えば数10Kgf程度の大きい踏力に対応したば
ね定数に設定されており、また第2コイルスプリング4
7eは上記第1コイルスプリング47cのばね定数より
小さい、例えば数Kgf程度の踏力に対応したばね定数
に設定されている。これにより図6(a) に示すように、
踏力がf以下と小さい領域では第2コイルスプリング4
7eのみが圧縮されて変位することから加圧機構44全
体で見たばね定数が小さくなっており、f以上の踏力の
大きい領域では第2コイルスプリング47e及び第1コ
イルスプリング47cの両方が圧縮されて変位すること
から加圧機構44全体で見たばね定数が大きくなってい
る。なお、図6(a) 中一点鎖線は従来装置の場合を示
す。
【0031】また、図2に示すように、上記ケース本体
23a内には車速センサ48が螺着されており、該車速
センサ48の検出部はリングギヤ40の端部に形成され
た歯部40aに微小隙間をあけて対向している。この車
速センサ48は上記リングギヤ40の回転にともなう歯
部40aの磁気抵抗の変化を検出し、これをリード線4
8aを介して上記コントローラ21に出力するようにな
っている。
【0032】上記コントローラ21は本発明の補助駆動
力制御手段として機能するものであり、ポテンショメー
タ46bの検出値からペダル17に加えられた踏力の大
きさを求めるとともに、車速センサ48の検出値から回
転速度を求め、内蔵するマップに基づいて補助駆動力を
算出し、該補助駆動力に対応した電流をバッテリ11か
らモータ12に給電するように構成されている。この補
助駆動力は、乗員のペダル踏力1に対して1未満に設定
されており、かつ回転速度が例えば15Km/hを越え
た時点から次第に小さくなり、24Km/hに達した時
点でゼロになるよにう設定されている。また上記コント
ローラ21には、メインスイッチ22,バッテリ電圧低
下及びシテスム異常を表示する警告ランプ(図示せず)
が配設されている。
【0033】上記コントローラ21は、踏力がf以下の
低踏力領域に対応した補助駆動力を算出する低踏力マッ
プと、f以上の高踏力領域に対応した補助駆動力を算出
する高踏力マップの2種類を内蔵している。センサ出力
は図6(b) に示すように、レバー46aの回動角度、ひ
いてはコイルスプリングの変位量に比例しているが、本
実施例では低踏力域ではばね定数が小さいので、ばね変
位量は図6(a) に示すように低踏力域では高踏力域より
大きく変化する。従ってセンサ出力は図6(c)に示すよ
うに低踏力域では高踏力域より大きく変化する。そこで
センサ出力がaのポイントより小さいか又は大きいかに
よって上記低踏力マップ,高踏力マップの何れかに切り
替えるように構成されている(図6(d) 参照)。
【0034】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例の補助駆動装置9は、速度が所定値(例え
ば15Km/h)以下のときは乗員のペダル踏力が大き
いほど大きい補助駆動力を供給し、速度が上記所定値を
越えると速度が上昇するにつれて補助駆動力を減少さ
せ、速度が最大値(例えば24Km/h)を越えると補
助駆動力をゼロにする。このようにして上り坂,向かい
風,発進時等における労力の軽減が図れる。
【0035】そして本実施例では、上記ペダル踏力がf
以下と小さい領域ではばね定数の小さい第2コイルスプ
リング47eのみが変位し、f以上の踏力が大きい領域
ではさらにばね定数の大きい第1コイルスプリング47
cも変位するようにしたので、高踏力領域での検出範囲
を狭めることなく、低踏力領域における検出精度を向上
でき、踏力に対するアシストをスムーズに行うことがで
きる。その結果、ばね定数を一定とした場合のようなア
シストが急激に働くようなことはなく、補助駆動力のば
らつきを小さくしてアシストフィーリングを向上でき
る。
【0036】また従来装置では、踏力がある程度以上大
きくなって初めて検出され、これに伴ってモータ駆動電
流がパルス的に大きくなる現象があり、その結果モータ
駆動電流の急激な変化によりバッテリの耐久性を低下さ
せる問題があった。本実施例では踏力の小さい領域にお
いても踏力の検出が確実であり、モータ駆動電流のパル
ス的変化が抑制され、その結果、バッテリの耐久性を向
上できる。
【0037】また、本実施例では、低踏力領域に対応し
た補助駆動力を算出する低踏力マップと、高踏力領域に
対応した補助駆動力を算出する高踏力マップとを設けた
ので、低踏力領域,高踏力領域におけるセンサ出力特性
の変動に対応してアシスト比を一定に制御でき、この点
からもアシストフィーリングを向上できる。
【0038】即ち、本実施例のように、低踏力域と高踏
力域とでばね変位特性を変化させた場合、低踏力域では
踏力のわずかな変化で補助駆動力が大きく変化する問題
が懸念されるが、本実施例では2つのセンサ出力(変位
量)−補助駆動力マップを備えたのでばね変位特性が変
化してもアシスト特性を一定にできる。
【0039】なお、上記実施例では、線径の異なる第
1,第2コイルスプリングを採用して踏力を2段階で検
出するようにしたが、本発明はこれに限られるものでは
ない。例えば、巻きピッチが粗の部分と密の部分とから
なる1つのコイルスプリングを採用してよい。あるいは
ばね線径が軸方向に順次変化するコイルスプリングを採
用してもよく、このようにした場合は、ばねの変位特性
を連続的に変化させることができる(図6(a) の破線b
参照)。
【0040】図7ないし図11は、請求項3の発明の一
実施例(第2実施例)によるパワーアシスト車両の補助
駆動力制御装置を説明するための図であり、図中、図
2,図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0041】本実施例の踏力検出装置85は、クランク
軸13に装着された太陽歯車29のトルク板(変位部
材)29aと、これに固着された押圧部材45を介して
ペダル踏力に応じた反力を付与する加圧機構(弾性部
材)47とを備えている。この加圧機構47は、支持板
47bに固着されたシリンダ部47dにピストン部47
aを進退自在に挿入し、該ピストン部47aとケース4
7bとの間にばね定数の異なる第1,第2コイルスプリ
ング47c,47eを配設してなり、基本的構造は上記
実施例と同様である。この第1,第2コイルスプリング
47c,47eによりピストン部47aはトルク板29
aを時計方向に直接付勢している。
【0042】そして、図9,図10に示すように、上記
トルク板29aの外表面には、ポテンショ抵抗板87が
固着されている。この抵抗板87は、略半円状の基板8
7aの表面にクランク軸13と同軸をなすように1つの
抵抗膜88aと2つの金属膜(導体膜)88b,88c
とをパターン形成し、該抵抗膜88aと各金属膜88
b,88cとを電気的に接続して構成されている。
【0043】また固定ケース23の蓋部材23dの裏面
の上記ポテンショ抵抗板87に臨む部分にはスライド接
点部材89が固着されている。該接点部材89は基台8
9aに3つのブラシA〜Cを接続して構成されており、
該各ブラシA,Cはリード線89bを介してバッテリ
に、ブラシBはアースに接続されている。上記各ブラシ
A,B,Cはそれぞれ上記金属膜88b,88c,抵抗
膜88aに摺接しており、このようにして上記トルク板
86の回動角度を検出する回動角度検出器90が構成さ
れている。
【0044】本実施例の踏力検出装置85は、ペダル踏
力に応じて回動するトルク板29aの回動角度をスライ
ド接点部材89に摺接するポテンショ抵抗板87の回動
量で検出するものである。本実施例によれば、トルク板
29aにポテンショ抵抗板87を固着するとともに、固
定ケース23の蓋部材23dにスライド接点部材89を
固着し、上記トルク板29aの回動角度を直接検出する
ようにしたので、第1実施例のようなトルク板と加圧機
構との間にレバーを介設する場合に比べて摺動箇所数を
削減でき、後述するように踏力とセンサ出力との間のヒ
ステリシスを低減して検出精度を向上でき、アシスト性
能を安定化できる。ちなみに、上記第1実施例のように
レバーを介設した場合の摺動部は、トルク板とレバー,
レバーとピストン部,ピストン部とシリンダ部,レバー
の回転軸受部,ポテンショ抵抗膜とブラシの合計5箇所
あるのに対して、本実施例では、該レバーを不要にでき
るので摺動部は3箇所で済むこととなる。またレバーを
不要にできることから、部品点数を削減してコストを低
減できる。
【0045】図11は、本実施例のヒステリシス軽減効
果を示す図である。図中、破線は上記第1実施例のよう
なレバーを介設した場合のヒステリシス曲線を、実線は
本実施例のヒステリシス曲線をそれぞれ示す。上記摺動
箇所数が多いほどヒステリシスが大きくなっていること
が判る。なお、ここでいうヒステリシスとは、同一踏力
での踏力増加時と減少時とにおけるセンサ出力の差をい
い、上記摺動箇所数が多い場合は上記差はD1であるの
に対し、本実施例ではD2と小さくなっている。
【0046】なお、上記第1,第2実施例では、ポテン
ショ抵抗膜にスライドブラシを摺接させて回転角度を検
出した場合を例にとったが、回動角度の検出方法はこれ
に限定されるものではなく、例えばインクリメント式エ
ンコーダ,あるいはアブソリュート式エンコーダ等を用
いて回動角度を検出してもよく、このようにした場合は
非接触による検出が可能となり、上述の摺動箇所数をさ
らに削減できる。
【0047】また上記実施例ではブラシを固定し、抵抗
膜等を可動としたが、図12に示すように抵抗膜90
a,導体膜90bをケース側に配設して固定し、ブラシ
90cをトルク板側に配設して可動としても良い。この
ようにした場合には、抵抗膜90a,導体膜90bの一
端A,Cがバッテリ11に接続され、抵抗膜90bの他
端Bがアースに接続される。
【0048】この変形例では、導体膜90bが一本で済
むとともに、ブラシ90cも接点が2個所で済み、構造
が簡単である。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明にかかるパ
ワーアシスト車両の補助駆動力制御装置によれば、ペダ
ル踏力の大きさに応じて変位する変位部材を付勢する弾
性部材を、踏力の小さいときの弾性係数が踏力の大きい
ときの弾性係数より小さくなるように構成したので、高
踏力領域での検出可能範囲を狭めることなく低踏力領域
における検出精度を向上でき、アシストをスムーズに行
うことができる効果がある。
【0050】請求項2の発明では、低踏力域と高踏力域
とで異なる変位量−補助駆動力特性を備えたので、低踏
力領域,高踏力領域における変位量変化に対する補助駆
動力の変化の比を一定に制御でき、アシストフィーリン
グを向上できる効果がある。
【0051】請求項3の発明によれば、ペダル踏力の大
きさに応じて相対回転する変位部材をクランク軸と同軸
配置し、該変位部材と固定ケースとの間に該変位部材の
回動角度を検出する回動角度検出器を設けたので、摺動
部分を削減してヒステリシスを低減でき、アシスト特性
を安定化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2の発明の第1実施例によるパワー
アシスト自転車の補助駆動力制御装置を説明するための
側面図である。
【図2】上記第1実施例装置が採用されたパワーユニッ
トの一部断面側面図である。
【図3】上記第1実施例のパワーユニットのII-II 線断
面図である。
【図4】上記第1実施例装置の要部を示す一部断面側面
図である。
【図5】上記第1実施例装置のブロック構成図である。
【図6】上記第1実施例装置の特性図である。
【図7】請求項3の発明の第2実施例による踏力検出装
置を説明するための一部断面側面図である。
【図8】上記第2実施例装置の断面図である。
【図9】上記第2実施例装置のトルク板を示す図であ
る。
【図10】上記第2実施例装置のポテンショ抵抗板を示
す図である。
【図11】上記第2実施例装置のヒステリシス特性図で
ある。
【図12】上記各実施例のポテンショメータの変形例を
示す模式図である。
【図13】一般的な踏力検出装置を示す一部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パワーアシスト自転車 8 後輪 9 補助駆動装置 13 クランク軸 21 コントローラ(補助駆動機構制
御手段) 23 固定ケース 29a,46a トルク板,レバー(変位部材) 44,85 踏力検出装置 46b ポテンショメータ(踏力検出手
段) 47c,47e コイルスプリング(弾性部材) 90 回動角度検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸に入力されたペダル踏力によ
    り車輪を駆動する人力駆動機構と、上記踏力の大きさに
    応じた補助駆動力により車輪を駆動する補助駆動機構と
    を備えたパワーアシスト車両の補助駆動力制御装置にお
    いて、上記ペダル踏力の大きさに応じて変位する変位部
    材と、該変位部材の変位量に応じた踏力検出値を出力す
    る踏力検出手段と、上記変位部材を踏力零方向に付勢す
    る弾性部材と、上記踏力検出手段からの踏力検出値に応
    じて上記補助駆動力を制御する補助駆動機構制御手段と
    を備え、上記弾性部材の上記踏力の小さい領域での弾性
    係数が踏力の大きい領域での弾性係数より小さく設定さ
    れていることを特徴とするパワーアシスト車両の補助駆
    動力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記補助駆動機構制
    御手段が、上記低踏力域と高踏力域とで異なる変位置−
    補助駆動力特性を備えていることを特徴とするパワーア
    シスト車両の補助駆動力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記変位部材
    が、上記クランク軸と同軸に配置されており、上記踏力
    検出手段が、上記変位部材と上記クランク軸を支持する
    固定ケースとの間に配置され、上記変位部材の回動角度
    を検出する回動角度検出器により構成されていることを
    特徴とするパワーアシスト車両の補助駆動力制御装置。
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