JPH11105776A - 電動補助自転車 - Google Patents

電動補助自転車

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JPH11105776A
JPH11105776A JP9268415A JP26841597A JPH11105776A JP H11105776 A JPH11105776 A JP H11105776A JP 9268415 A JP9268415 A JP 9268415A JP 26841597 A JP26841597 A JP 26841597A JP H11105776 A JPH11105776 A JP H11105776A
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electric
vehicle body
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Satoshi Honda
聡 本田
Toshiyuki Cho
敏之 長
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/55Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at crank shafts parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クランクペダルによる踏力をアシストする電動
モータが車体に搭載される電動補助自転車において、車
体の押し歩き時にどのような人がどのように押しても、
速やかにかつ押し力に応じたアシスト動力が得られるよ
うにする。 【解決手段】車体Bを人が押し歩くときの押し力が押し
力検出手段741 で検出され、電動モータ28によるア
シスト動力が前記押し力検出手段741 の検出値に応じ
てコントローラ42で制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランクペダルに
よる踏力をアシストする電動モータが車体に搭載される
電動補助自転車に関し、特に、車体を人が押して歩くと
きの電動モータの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車体を押して歩くときに、電動モータが
発揮するアシスト動力を歩行速度よりやや遅い押し歩き
速度となるように制御するようにしたものが、特開平4
−358988号公報で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、車速が一定値以上の押し歩き時に電動モータ
によるアシスト動力が得られる構成となっている。この
ため、上り坂の傾斜が大きい場合や、積載荷重が大きく
て車体が重たい場合等では、人による押し力が比較的大
きくなるまで、車速が前記一定値に達しないことがあ
り、力のない人では押し歩きのアシスト動力が得られる
までに時間がかかってしまう。また段差を乗り越えるよ
うなときには、車速が前記一定値に達しないのでアシス
ト動力が得られない。さらに人によっては、ゆっくりと
走る程度に車体を押したい場合があるが、上記従来のも
ののように、アシスト動力を歩行速度よりやや遅い押し
歩き速度となるように制御するものでは、アシスト動力
が得られないことになる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、車体の押し歩き時にどのような人がどのよう
に押しても、速やかにかつ押し力に応じたアシスト動力
が得られるようにした電動補助自転車を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、クランクペダルによる踏力
をアシストする電動モータが車体に搭載される電動補助
自転車において、車体を人が押し歩くときの押し力を連
続的もしくは段階的に検出する押し力検出手段と、電動
モータによるアシスト動力を前記押し力検出手段の検出
値に応じて制御するコントローラとを備えることを特徴
とする。
【0006】このような構成によれば、人が車体を押し
たときにその押し力に応じて電動モータによるアシスト
動力が制御されるので、上り坂の傾斜が大きい場合や、
積載荷重が大きくて車体が重たい場合等に力のない人が
車体を押しても、押し力に応じたアシスト動力を速やか
に得ることが可能であり、また段差を乗り越えるときに
は、押し力が大きくなるのに応じて大きなアシスト動力
を得ることができる。さらにゆっくりと走る程度に車体
を押すようにしても、その押し力に応じてアシスト動力
が得られることになる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、前記コントローラ
が、前記押し力検出手段の検出値に応じた電動モータの
アシスト動力を前記押し力検出手段の検出値の変化度合
に応じて増減補正することにより、押し力が変化する過
渡状態で、その過渡状態に良好に追従するようにしてア
シスト動力を変化させることができる。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明の構成に加えて、前記コントローラが、
前記押し力検出手段の検出値に応じて電動モータのデュ
ーティ比を制御することを特徴とし、このような構成に
よれば、走行抵抗に応じて電動モータによるアシストト
ルクと、車速とが定まることになり、アシストトルクお
よび車速を同時に制御できることになる。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明の構成に加えて、前記コントローラが、
前記押し力検出手段の検出値に応じて電動モータの出力
トルクを制御することを特徴とし、このような構成によ
れば、ゆるやかな坂道等では押し力が小さく、電動モー
タの出力トルクも小さくなるので、不必要な電力消費が
抑えられ、省エネルギー化を図ることができる。
【0010】請求項5記載の発明は、クランクペダルに
よる踏力をアシストする電動モータが車体に搭載される
電動補助自転車において、車体を人が押し歩くときに操
作する押し歩きスイッチと、路面の傾斜角を検出する傾
斜角検出手段および車体の積載荷重を検出する荷重検出
手段の少なくとも一方と、前記押し歩きスイッチの操作
時に傾斜角検出手段および荷重検出手段の少なくとも一
方の検出値に基づいて電動モータによるアシスト動力を
制御するコントローラとを備えることを特徴とする。
【0011】このような請求項5記載の発明の構成によ
れば、押し歩きスイッチを操作した押し歩き時には、路
面の傾斜角および積載荷重の少なくとも一方に応じて電
動モータによるアシスト動力が制御されるので、上り坂
の傾斜が大きい場合や、積載荷重が大きくて車体が重た
い場合等に力のない人が車体を押しても、必要なアシス
ト動力を速やかに得ることが可能であり、どのように車
体を押していてもアシスト動力を得ることができる。
【0012】さらに請求項6記載の発明は、上記請求項
1または5記載の発明の構成に加えて、前記コントロー
ラは、車速が設定値以上であるときに電動モータによる
動力アシストを停止することを特徴とし、このような構
成によれば、押し歩き時に必要以上に車速が増大するこ
とが防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0014】図1ないし図11は本発明の第1実施例を
示すものであり、図1は電動補助自転車の側面図、図2
はパワーユニットの模式構造図、図3はコントローラの
構成を示す図、図4は押し力検出手段の構成を示すため
の図1の4部拡大断面図、図5はペダル操作判断手段お
よび乗車走行時モータ駆動制御手段での処理を示すフロ
ーチャート、図6は押し歩き時モータ駆動制御手段での
処理を示すフローチャート、図7はバッテリ偏差電圧対
応の係数を示す図、図8は押し力検出値変化量対応の係
数を示す図、図9は押し力に応じたデューティ比を示す
図、図10は車速、アシストトルク、デューティ比およ
び走行抵抗の関係を示す図、図11は押し力に応じた目
標車速を示す図である。
【0015】先ず図1において、この電動補助自転車の
車体Bは、側面視で略U字状をなして前輪WF および後
輪WR 間に配置される前部フレーム21と、後輪WR
支持する後部フレーム22とを備える。前部フレーム2
1は、前輪WF を懸架するフロントフォーク23を操向
可能に支持するヘッドパイプ21aと、該ヘッドパイプ
21aから後方側下向きに傾斜して延びるメインフレー
ム部21bと、下方に向けて膨らむようにして前記メイ
ンフレーム部21bの後端に連なる彎曲部21cと、該
彎曲部21cから上方に向って延びるシートフレーム部
21dとが一体に連設されて成り、フロントフォーク2
3の上端にバーハンドル24が設けられる。
【0016】また前部フレーム21におけるシートフレ
ーム部21dには、上端にシート25を備えるシートポ
スト26が、シート25の上下位置を調整可能として装
着されており、前部フレーム21の下部には、電動モー
タ28を有するパワーユニット29が支持される。
【0017】後部フレーム22は、パワーユニット29
の後部上方で前部フレーム21における彎曲部21cの
上端部から後下がりに延びるとともにパワーユニット2
9の後方では略水平に延出される左、右一対のリヤフォ
ーク30…と、前部フレーム21におけるシートフレー
ム部21dの上端部および両リヤフォーク30…間に設
けられる左、右一対のステー31…とを備え、両リヤフ
ォーク30…間に後輪WR が軸支される。またシート2
5の後方側にはリヤキャリア34が配置されており、該
リヤキャリア34は、前記ステー31…の上端から後方
に延びる支持部材32…と、前記ステー31…の下端か
ら上方に延びる支持部材33…とで固定的に支持され
る。
【0018】両端にクランクペダル35,35をそれぞ
れ有するクランク軸36がパワーユニット29のケーシ
ング37で回転自在に支承され、該クランク軸36から
動力を伝達可能であるとともに前記電動モータ28から
のアシスト力をも作用させ得る駆動スプロケット38
と、後輪WR の車軸に設けられた被動スプロケット39
とに、チェーンケース41で覆われるようにして無端状
のチェーン40が巻掛けられる。
【0019】電動モータ28の作動は、パワーユニット
29の前方側で前部フレーム21の下部に固定的に支持
されたコントローラ42で制御される。
【0020】ヘッドパイプ21aにはブラケット43を
介してフロントバスケット44が取付けられる。しかも
該フロントバスケット44の背面部に配置されるバッテ
リ収納ケース45も前記ブラケット43に取付けられて
おり、電動モータ28に電力を供給するためのバッテリ
46がバッテリ収納ケース45に挿脱可能に収納され
る。
【0021】ところで、前部フレーム21の大部分はカ
バー47で覆われており、該カバー47の上部に、バッ
テリ46からコントローラ42および電動モータ28に
電力を供給するためのメインスイッチ48が配設され
る。しかもカバー47は、前部フレーム21を上方側か
ら覆う上部カバー47aと、前部フレーム21を下方側
から覆う下部カバー47bとが相互に結合されて成るも
のであり、上部カバー47aの上部に、メインスイッチ
48を臨ませる開口部(図示せず)が設けられている。
【0022】図2において、クランク軸36の右端部は
ケーシング37で回転自在に支持されている回転筒体5
0の内周に回転自在に支承されており、クランク軸36
の左端部はケーシング37に回転自在に支承される。前
記回転筒体50には、チェーン40が巻掛けられる駆動
スプロケット38が結合される。
【0023】クランクペダル35,35によってクラン
ク軸36に入力される踏力は、動力伝達手段51を介し
て駆動スプロケット38に伝達される。またケーシング
37には、電動モータ28が取付けられており、この電
動モータ28の出力は、クランクペダル35,35によ
る踏力をアシストすべく減速ギヤ列52を介して駆動ス
プロケット38に伝達される。
【0024】動力伝達手段51は、クランク軸36に連
結されるトーションバー53と、回転筒体50およびト
ーションバー53間に設けられる第1一方向クラッチ5
4とで構成される。
【0025】クランク軸36には、その軸線に沿って延
びるスリット55が設けられており、該スリット55に
装着されたトーションバー53の一端に設けられた腕部
53aがクランク軸36に相対回転不能に結合される。
またトーションバー53の他端に設けられた腕部53b
が、スリット55の左右内壁面との間に隙間を形成して
スリット55に遊嵌されており、トーションバー53
は、腕部53bが前記隙間分だけ遊動する範囲で捩れ変
形することができる。
【0026】第1一方向クラッチ54は、前記トーショ
ンバー53の他端の腕部53bと、回転筒体50の間に
設けられるものであり、クランクペダル35,35を踏
んでクランク軸36を正転させると、クランク軸36の
トルクがトーションバー53、第1一方向クラッチ54
および回転筒体50を介して駆動スプロケット38に伝
達されるが、クランクペダル35,35を踏んでクラン
ク軸36を逆転させたときには、第1一方向クラッチ5
4がスリップしてクランク軸36の逆転が許容される。
【0027】クランクペダル35,35からクランク軸
36に入力されるトルクはトルク検出手段56で検出さ
れるものであり、該トルク検出手段56は、入力トルク
に応じたトーションバー53の捩れをクランク軸36の
軸方向に沿う変位に変換するトルク−変位変換機構57
と、前記変位に応じた電気信号を出力するストロークセ
ンサ58とを備え、トルク−変位変換機構57は、相対
回転不能かつ軸方向相対移動可能としてクランク軸36
の外周に支持されたスライダ59を備え、該スライダ5
9に設けられた凸状のカム面59aを、第1一方向クラ
ッチ54におけるクラッチ内輪に設けられている凹状の
カム面60に係合させることにより構成される。
【0028】またクランク軸36の回転数を検出するた
めにクランク軸36の外周には歯部61が設けられてお
り、この歯部61に対向してクランク軸回転センサ62
がケーシング37内に固定的に配設される。而して該ク
ランク軸回転センサ62は、歯部61を光学的もしくは
磁気的に検出して検出パルスを出力するように構成され
る。
【0029】電動モータ28の動力を駆動スプロケット
38に伝達するための減速ギヤ列52は、電動モータ2
8のモータ軸63に固着された駆動ギヤ64と、ケーシ
ング37で回転自在に支持されている第1アイドル軸6
5の一端に固着されて前記駆動ギヤ64に噛合される第
1中間ギヤ66と、第1アイドル軸65に一体に設けら
れる第2中間ギヤ67と、第2中間ギヤ67に噛合され
る第3中間ギヤ68と、第3中間ギヤ68と同軸に配置
されてケーシング37に回転自在に支承される第2アイ
ドル軸69と、第3中間ギヤ68および第2アイドル軸
69間に設けられる第2一方向クラッチ70と、第2ア
イドル軸69に一体に設けられる第4中間ギヤ71と、
駆動スプロケット38が結合されている回転筒体50に
一体に設けられるとともに第4中間ギヤ71に噛合され
る被動ギヤ72とを備える。
【0030】電動モータ28は、そのモータ軸63をク
ランク軸36と平行にしてケーシング37に取付けられ
るものであり、第1および第2アイドル軸65,69
は、クランク軸36およびモータ軸63と平行な軸線を
有してケーシング37に回転自在に支承される。
【0031】このような減速ギヤ列52では、電動モー
タ28の作動に伴なうトルクが減速されて駆動スプロケ
ット38に伝達されるが、電動モータ28の作動が停止
したときには、第2一方向クラッチ70の働きにより第
2アイドル軸69の空転が許容され、クランクペダル3
5,35の踏力による駆動スプロケット38の回転が妨
げられることはない。
【0032】図3において、電動モータ28の作動はコ
ントローラ42で制御されるものであり、該コントロー
ラ42は、クランク軸回転センサ62、トルク検出手段
56および押し力検出手段741 の検出値に基づいて電
動モータ28の作動を制御する。
【0033】押し力検出手段741 は、車体Bを人が押
し歩くときの押し力を連続的に検出するものであり、図
1で示すように、シート25の下方でシートポスト26
に取付けられる。
【0034】図4において、押し力検出手段741 は、
車体Bを人が押し歩くときに左、右いずれか一方の手で
押すためのレバー75と、手で押す方向とは逆方向にレ
バー75を付勢するばね76と、該ばね76のばね力に
抗して前記レバー75が作動するときのストロークを検
出するストロークセンサ77とを備える。シート25の
下方でシートポスト26に設けられたブラケット78に
は、車体Bの前後方向に沿う軸線を有する支持筒79が
固着される。一方、レバー75の前端には半径方向外方
に張出した鍔部75aが一体に設けられており、該鍔部
75aが支持筒79に摺動可能に嵌合され、レバー75
を後方側に付勢するばね76が支持筒79内に収納され
る。しかも支持筒79の後端にはレバー75aの前端の
鍔部75aに係合して該レバー75の後退限を規制する
規制鍔部79aが設けられており、後退限位置に在るレ
バー75の後端がシート25の後端位置よりも距離Lだ
け前方位置に在るように設定される。これは、リヤキャ
リア34上に搭載された荷物でレバー75が不所望に押
されることがないようにするためである。
【0035】ストロークセンサ77は、支持筒79に隣
接してブラケット78に取付けられており、このストロ
ークセンサ77の検出子77aには、レバー75に設け
られている押圧部75bが接触せしめられる。而してス
トロークセンサ77としては、抵抗体を用いたポテンシ
ョや、導電性ゴムが変形するときの抵抗値変化によるも
の等が用いられる。
【0036】このような押し力検出手段741 によれ
ば、レバー75を押す力に応じた該レバー75のストロ
ークをストロークセンサ77で検出して出力することが
でき、ストロークセンサ77の検出値がコントローラ4
2に入力される。
【0037】再び図3において、コントローラ42は、
ペダル操作判断手段80と、乗車走行時モータ駆動制御
手段81と、リレー駆動手段82と、押し歩き時モータ
駆動制御手段83と、モータ駆動制限手段84と、第1
切換手段85と、第2切換手段86と、リレースイッチ
87aを備えるリレー87と、FET(電界効果トラン
ジスタ)88とを備える。
【0038】バッテリ46のプラス側端子は、メインス
イッチ48およびリレースイッチ87aを介して電動モ
ータ28のプラス側に接続されており、電動モータ28
のマイナス側はFET88を介して接地される。而して
メインスイッチ48およびリレースイッチ87aの導通
状態で、かつFET88のスイッチング動作が制御され
ることにより、電動モータ28の作動が制御されること
になる。
【0039】第1および第2切換手段85は、リレー駆
動手段82の出力により切換作動するものであり、第1
切換手段85は、リレー駆動手段82の出力がローレベ
ルであるときに乗車走行時モータ駆動制御手段81の出
力をリレー87に導く第1の状態(図3の実線で示す状
態)と、リレー駆動手段82の出力がハイレベルである
ときに該リレー駆動手段82の出力をリレー87に導く
第2の状態(図3の破線で示す状態)とを切換可能であ
り、また第2切換手段86は、リレー駆動手段82の出
力がローレベルであるときにモータ駆動制限手段84の
出力をFET88のゲートに導く第1の状態(図3の実
線で示す状態)と、リレー駆動手段82の出力がハイレ
ベルであるときに押し歩き時モータ駆動制御手段83の
出力をFET88のゲートに導く第2の状態(図3の破
線で示す状態)とを切換可能である。
【0040】リレー駆動手段82は、押し力検出手段7
1 の検出値をリレー87を駆動するのに充分な値まで
増幅するものであり、シート25上に人が乗車した状態
での走行時あるいは自転車の停止時には、押し力検出手
段741 で押し力が検出されていないことにより第1お
よび第2切換手段85,86は第1の状態となってお
り、人が車体Bを押し歩くことにより押し力検出手段7
1 で押し力が検出されると第1および第2切換手段8
5,86が第2の状態に切換わることになる。
【0041】モータ駆動制限手段84は、FET88の
スイッチング作動を制御すべく乗車走行時モータ駆動制
御手段81から出力されるモータ駆動信号をトルク検出
手段56の検出値に応じて制限するものであり、トルク
検出手段56の検出値が所定値以下であるときは、乗車
走行時モータ駆動制御手段81から出力されるモータ駆
動信号にかかわらずFET88を遮断する信号がモータ
駆動制限手段84から出力される。
【0042】ペダル操作判断手段80は、トルク検出手
段56の検出値に基づいてクランクペダル35の踏込み
操作がなされたか否かを判断し、クランクペダル35の
踏込み操作がなされたと判断したときにはアシスト許可
指令信号を乗車走行時モータ駆動制御手段81に与える
ことになる。また乗車走行時モータ駆動制御手段81
は、ペダル操作判断手段80からアシスト許可指令信号
が入力されたときにクランク軸回転センサ62およびト
ルク検出手段56の検出値、ならびにバッテリ46の電
圧に基づいて電動モータの作動を制御してアシスト動力
を得るためのモータ駆動信号を出力するとともに、アシ
スト動力を得るときにリレースイッチ87aを導通せし
めるべくリレー87に与えるリレー駆動信号を出力する
ものである。さらに押し歩き時モータ駆動制御手段83
は、クランク軸回転センサ62および押し力検出手段7
1 の検出値に基づき、車体Bを押し歩くときにアシス
ト動力を得るべく電動モータ28の作動を制御するため
のモータ駆動信号を出力するものである。
【0043】このようなペダル操作判断手段80、乗車
走行時モータ駆動制御手段81および押し歩き時モータ
駆動制御手段83は、マイクロコンピュータで構成され
るものであり、図5および図6で示すフローチャートに
従う処理が実行される。なお、図5および図6におい
て、ステップS2,S4,S5,S9,S10はペダル
操作判断手段80での処理であり、ステップS1,S6
〜S8,S11,S12は乗車走行時モータ駆動制御手
段81での処理であり、ステップS13〜S21は押し
歩き時モータ駆動制御手段83での処理である。
【0044】図5において、メインスイッチ48を導通
操作した状態でのステップS1では、クランク軸回転セ
ンサ62の検出値に基づいてクランク軸回転速度を演算
し、ステップS2ではトルク検出手段56の検出値に基
づいて踏力増加量ΔTを演算する。
【0045】ステップS3では押し歩き状態であるか否
かを判断するものであり、押し力検出手段741 で押し
力が検出されていないことに基づいて第1および第2切
換手段85,86が第1の状態に在るとき、すなわち非
押し歩き状態であるときには、ステップS4において、
踏力増加量ΔTが設定値ΔTth以上であるか否かを判
断する。而してΔT≧ΔTthであるときには、クラン
クペダル35の踏込み操作がなされているとしてステッ
プS5においてアシスト許可指令信号がペダル操作判断
手段80から乗車走行時モータ駆動制御手段81に入力
されることになり、次のステップS6で、乗車走行時モ
ータ駆動制御手段81から出力されるリレー駆動信号に
よりリレー87が作動してリレースイッチ87aが導通
する。
【0046】ステップS7では、バッテリ46の電圧
と、基準電圧との差であるバッテリ偏差電圧ΔEに対応
する係数αを、図7で示すように予め設定されているマ
ップに基づいて発生する。この係数αは、バッテリ46
の電圧変動に伴って電動モータ28に流れる電流が変化
するのを回避するために設定されるものであり、ΔE<
0ではΔEの絶対値が大きくなるのにつれて係数αが1
を超えて次第に増大するように、またΔE>0ではΔE
が増大するにつれて係数αが1>α>0の範囲で次第に
減小するように設定されている。
【0047】ステップS8では、クランク軸回転センサ
62の検出値ならびにトルク検出手段56の検出値に基
づいて予め設定されているマップもしくは演算式により
電動モータ28の単位時間当たりの通電比率(デューテ
ィ比)を求めるとともに、その求めたデューティ比を前
記係数αで補正し、補正後のデューティ比に対応してP
WM変調されたモータ駆動信号を乗車走行時モータ駆動
制御手段81から出力することになる。
【0048】この乗車走行時モータ駆動制御手段81か
らのモータ駆動信号は、モータ駆動制限手段84に入力
されるものであり、トルク検出手段56の検出値が所定
値を超えるときには、乗車走行時モータ駆動制御手段8
1からそのまま出力されるモータ駆動信号によりFET
88の導通・遮断が制御され、電動モータ28がデュー
ティ制御されることになる。
【0049】ステップS4で、ΔT<ΔTthであると
判断したときには、ステップS9で所定の遅延時間が経
過したか否かを判断する。この遅延時間は、クランクペ
ダル35をゆっくりと漕いでいる状態でも踏力のピーク
からボトムまでの間で電動モータ28による動力アシス
トが停止しないように設定されるものであり、クランク
軸回転速度に応じて変化するように設定されるものであ
ってもよい。而してステップS9で遅延時間が経過して
いないと判断したときには、ステップS9からステップ
S5に進み、遅延時間が経過していると判断したときに
は、電動モータ28による動力アシストを停止すべく、
ステップS10に進むことになる。
【0050】ステップS10では、ペダル操作判断手段
80からのアシスト許可指令信号の出力を停止し、ステ
ップS11ではリレー87の動作を停止するための信号
を乗車走行時モータ駆動制御手段81から出力し、さら
にステップS12では、乗車走行時モータ駆動制御手段
81からのモータ駆動信号の出力を停止することにな
る。
【0051】ステップS3で、押し歩き状態であると確
認したとき、すなわち第1および第2切換手段85,8
6が第2の状態(図3の破線で示す状態)に切換えられ
たときには、ステップS3から図6のステップS13に
進むことになる。
【0052】図6のステップS13〜S21は、押し歩
き時モータ駆動制御手段83で実行される処理であり、
ステップS13では、押し力検出手段741 の検出値を
読込み、ステップS14では、押し力検出手段741
検出値の変化量を演算し、次のステップS15では、前
記検出値の変化量に対応した係数βを算出する。而して
該係数βは、図8で示すように設定されており、変化量
が小さい範囲では係数βが「1」に設定されるものの、
マイナス側に変化量が大きくなると係数βはたとえば
「0.5」に、プラス側に変化量が大きくなると係数β
はたとえば「1.5」に設定されている。
【0053】ステップS16では、押し力検出手段74
1 の検出値に基づいて、電動モータ28を駆動するため
の駆動信号を生成するものであり、押し力に応じた電動
モータ28のデューティ比が図9で示すように予め定め
られている。この図9では、押し力の増大に応じてデュ
ーティ比が大きくなるように定められているが、押し力
が或る値以上ではデューティ比が最大値たとえば30%
一定となるように設定されている。而して車速およびア
シストトルクは、図10で示すように押し力が大きくな
るに応じて大となるデューティ比に基づいて定まるもの
であり、たとえば傾斜角が5度程度の路面を通行する際
の最大車速がたとえば4km/hとなるように前記デュ
ーティ比の最大値(30%)が設定される。
【0054】押し力に応じた電動モータ28のデューテ
ィ比を定めた後のステップS17では、バッテリ偏差電
圧ΔE対応の係数αを、図7で示したマップに基づいて
発生し、さらにステップS18では、ステップS16で
定めたデューティ比を係数α,βで補正する。
【0055】ステップS19では車速が目標車速V0以
上であるか否かを判断する。この場合、車速はクランク
軸回転速度に基づいて演算されるものであるが、目標車
速V0は、図11で示すように、押し力に基づいて予め
設定される。而して該目標車速V0は、押し力の増大に
応じて次第に増大するが、押し力が或る値以上となると
5km/h一定となるように設定されている。
【0056】ステップS19で車速<V0であると判断
したときには、ステップS20においてステップS18
で補正したモータ駆動信号を押し歩き時モータ駆動制御
手段83から出力し、車速≧V0であると判断したとき
には、ステップS21において押し歩き時モータ駆動制
御手段83からのモータ駆動信号の出力を停止すること
になる。すなわち押し歩き時における電動モータ28か
らのアシスト動力は、目標車速V0以上となることがな
いように制御されることになる。
【0057】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、人が車体Bを押して押し歩くときには、そのとき
の押し力を押し力検出手段741 で検出し、その押し力
検出手段741 の検出値に応じて電動モータ28による
アシスト動力が制御されるので、上り坂の傾斜が大きい
場合や、積載荷重が大きくて車体Bが重たい場合等に力
のない人が車体Bを押しても、押し力に応じたアシスト
動力を速やかに得ることが可能となる。また段差を乗り
越えるときには、押し力が大きくなるのに応じて大きな
アシスト動力を得ることができ、さらにゆっくりと走る
程度に車体Bを押すようにしても、その押し力に応じて
アシスト動力が得られることになる。
【0058】また電動モータ28によるアシスト動力を
制御するコントローラ42は、押し力検出手段741
検出値に応じて電動モータ28のデューティ比を制御す
るので、図10で示したように、走行抵抗に応じて電動
モータ28によるアシストトルクと、車速とが定まるこ
とになり、アシストトルクおよび車速を同時に制御でき
ることになる。
【0059】しかもコントローラ42は、押し力検出手
段741 の検出値に応じた電動モータ28のアシスト動
力を押し力検出手段741 の検出値の変化度合に応じて
定まる係数βによって増減補正するようにしているの
で、押し力が変化する過渡状態では、その過渡状態に良
好に追従して変化するアシスト動力を得ることが可能と
なる。
【0060】さらに押し歩き時における電動モータ28
からのアシスト動力は、車速が目標車速V0以上となる
ことがないように制御されており、押し歩き時に必要以
上に車速が増大することはない。
【0061】ところで、押し歩き時に電動モータ28か
らのアシスト動力が目標車速V0以上の車速となること
がないように制御されているときに、車速を検出する手
段が故障したとき、すなわち、この実施例ではクランク
軸回転センサ62の検出値に基づいて車速を演算するよ
うにしているのでクランク軸回転センサ62が故障した
ときには、車速が目標車速V0に達したことが検出でき
ず、目標車速V0を超えるまで電動モータ28の出力を
増加させてしまう可能性がある。しかるに、電動モータ
28のデューティ比が押し力に応じて定まっているの
で、図10で示したように、車速の増加に応じてアシス
トトルクは減小していくものであり、必要以上の車速と
なるまで電動モータ28の出力が増大することはない。
また押し力検出手段741 が押し力を検出していると
き、もしくはトルク検出手段56がトルクを検出してい
るときに車速=0である状態が所定時間以上持続したと
きに車速を検出する手段が故障していると判断し、押し
歩き時の電動モータ28によるアシストを停止するよう
にしてもよい。
【0062】図12ないし図14は本発明の第2実施例
を示すものであり、図12は押し力に応じた電動モータ
の出力トルクを示す図、図13は出力トルク、デューテ
ィ比および車速の関係を示す図、図14は車速、アシス
トトルク、押し力および走行抵抗の関係を示す図であ
る。
【0063】第1実施例では、図6で示すステップS1
6で、押し力に応じて電動モータ28のデューティ比を
定めたが、この第2実施例では、ステップS16におい
て、押し力に応じて電動モータ28の出力トルクを定め
る。すなわち押し力に応じた電動モータ28の出力トル
クが図12で示すように予め定められており、この図1
2では、押し力の増大に応じて出力トルクが大きくなる
ように定められている。而して、出力トルクおよびデュ
ーティ比の関係は、図13で示すように、一定車速では
出力トルクの増大に応じてデューティ比が増大するので
あるが、車速の増大に応じて小さな出力トルクでデュー
ティ比が大となるものであり、車速が最大速度たとえば
4km/h以上となるときには、比較的小さな出力トル
クでデューティ比が最大値たとえば30%になることに
なる。
【0064】したがって車速、アシストトルクおよび押
し力の関係は、図14で示すようになり、押し力に応じ
て電動モータ28のデューティ比を定めるようにした第
1実施例の図10と図14とを比べると明確であるよう
に、車速が小さい範囲では図14の斜線で示すように、
デューティ比が30%に達することはなく、省エネルギ
ーが図られることになる。すなわちゆるやかな坂道等で
は押し力が小さく、電動モータの出力トルクも小さくな
るので、不必要な電力消費が抑えられることになる。
【0065】図15は押し力検出手段の第1変形例を示
すものであり、この押し力検出手段742 は、たとえば
バーハンドル24の右端側に配設される。而してバーハ
ンドル24の右端側には、グリップ90を握った右手で
操作可能なブレーキレバー91を回動可能に支持する支
持部材92が取付けられているが、押し力検出手段74
2 は、バーハンドル24に対して近接・離反する方向へ
の回動を可能として前記支持部材92に支持されてバー
ハンドル24の後方側に配置されるレバー93と、該レ
バー93をバーハンドル24から離反する方向すなわち
後方側に付勢するばね94と、レバー93のバーハンド
ル24に近接する方向すなわち前方への回動に応じて検
出子77aが押し込まれるようにして前記支持部材92
に取付けられるストロークセンサ77とで構成される。
ばね94は、たとえば捩りばねであり、レバー93を支
持部材92に回動可能に支持する支軸95を囲繞してレ
バー93および支持部材92間に設けられる。
【0066】このような押し力検出手段742 によって
も、車体Bの押し歩き時にたとえば右手でレバー93を
押すことにより押し力を連続的に検出することができ
る。
【0067】図16は押し力検出手段の第2変形例を示
すものであり、この押し力検出手段743 は、図15の
押し力検出手段742 と同様に、たとえばバーハンドル
24に配設され、押しボタン96と、ストロークセンサ
77と、ばね97とで構成される。
【0068】前記バーハンドル24には、車体Bの前後
方向に延びるとともに後端に開口部98aを有する円筒
状のハウジング98が取付けられており、検出子77a
を後方側に配置したストロークセンサ77がハウジング
98内の前部に収納される。また押しボタン96は、ハ
ウジング98における開口部98aの周縁部内面に係合
し得る鍔部96aを前端に有し、前記検出子77aに前
端を接触させるべく前記開口部98aに挿入されるもの
であり、ストロークセンサ77および押しボタン96間
に、押しボタン96を後方側に付勢するばね97が縮設
される。
【0069】このような押し力検出手段743 によって
も、車体Bの押し歩き時に押しボタン96を押すことに
より押し力を連続的に検出することができる。
【0070】図17は、押し力検出手段の第3変形例を
示すものであり、該押し力検出手段744 は、図15の
押し力検出手段742 と同様に、たとえばバーハンドル
24に配設され、押しボタン100と、該押しボタン1
00とともに作動する可動接点101と、該可動接点1
01に常時導通する共通固定接点102と、可動接点1
01を介して共通固定接点102に導通可能な第1およ
び第2個別固定接点103,104と、ばね105とで
構成され、車体Bの押し歩き時に押し力を段階的たとえ
ば2段階で検出することができるように構成される。
【0071】前記バーハンドル24には、車体Bの前後
方向に延びるとともに後端に開口部106aを有する円
筒状のハウジング106が取付けられ、該ハウジング1
06内には、ハウジング106の軸線と同軸のガイド孔
107aを中心部に有するガイド板107が固定され
る。押しボタン100は、開口部106aの周縁部内面
に係合し得る鍔部100aと、ガイド板107のガイド
孔107aに摺動可能に嵌合される軸部100bを一体
に有して、開口部106aからハウジング106に挿入
されるものであり、ばね105は、押しボタン100の
後端をハウジング106から後方側に突出させる方向の
ばね力を発揮してガイド板107および押しボタン10
0間に設けられる。
【0072】可動接点101は、押しボタン100の軸
部100bに、該軸部100bの軸線方向に比較的長く
延びて固着されるものであり、該可動接点101の長手
方向に間隔をあけた2箇所には半球状に彎曲して突出し
た第1および第2接触部101a,101bが一体に形
成される。
【0073】一方、共通固定接点102は、可動接点1
00の両接触部101a,101bのうちガイド板10
7に近い方に配置されている第1接触部101aに常時
接触するようにしてハウジング106内に固定配置され
る。また第1個別固定接点103は、押しボタン100
が後退限位置にある状態(図17で示す状態)からばね
105のばね力に抗して押しボタン100が押し込まれ
ることによって可動接点100の第2接触部101bに
接触するようにしてハウジング106内に固定配置さ
れ、第2個別固定接点104は、第2接触部101bが
第1個別固定接点103に接触している状態からさらに
押しボタン100を押込むことにより第2接触部101
bに接触するようにしてハウジング106内に固定配置
される。
【0074】このような押し力検出手段744 によれ
ば、車体Bの押し歩き時に押しボタン100を押すこと
により、可動接点101を介して共通接点102に第1
個別固定接点103を導通せしめる第1の段階と、可動
接点101を介して共通接点102に第2個別固定接点
104を導通せしめる第2の段階との2段階で押し力を
段階的に検出することが可能である。
【0075】図18ないし図25は本発明の第3実施例
を示すものであり、図18は電動補助自転車の側面図、
図19は傾斜角検出手段の縦断面図、図20は図19の
20−20線断面図、図21はコントローラの構成を示
す図、図22は図6は押し歩き時モータ駆動制御手段で
の処理を示すフローチャート、図23は傾斜角に応じた
デューティ比を示す図、図24は荷重に応じたデューテ
ィ比を示す図、図25は傾斜角および荷重に応じたデュ
ーティ比の設定マップを示す図である。
【0076】先ず図18において、電動補助自転車にお
けるバーハンドル24のたとえば左側には、車体Bを押
し歩くときに操作するための押しボタン式の押し歩きス
イッチ110が取付けられており、フロントバスケット
44内の底部にはフロントバスケット44内に積載され
る荷物の荷重を検出するための荷重検出手段1111
取付けられ、リヤキャリア34上にはリヤキャリア34
に搭載される荷物の荷重を検出するための荷重検出手段
1112 が取付けられる。さらに電動補助自転車の車体
Bの前部、たとえば前部フレーム21におけるメインフ
レーム部21bには、路面の傾斜角を検出するための傾
斜角検出手段112が取付けられる。
【0077】図19および図20において、傾斜角検出
手段112は、円形の横断面を有して前記前部フレーム
21に取付けられる固定のハウジング114と、車体B
の幅方向に沿う軸線を有してハウジング114に固定さ
れる支軸115と、重錘116を一体に有して前記支軸
115で回動可能に支持される可動部材117と、該可
動部材117に対向してハウジング114内に固定され
る支持板118と、支軸115の軸線を中心とする円弧
状にして支持板118の可動部材117への対向面に設
けられる帯状の導体119と、支軸115の軸線を中心
とする円弧状にして支持板118の可動部材117への
対向面に設けられる帯状の抵抗体120と、導体119
および抵抗体120に摺接するようにして可動部材11
7に固定されるブラシ121とを備え、抵抗体120の
両端はバッテリ46の両端に接続され、導体119の一
端および接地間に電圧検出部122が設けられる。
【0078】このような傾斜角検出手段112によれ
ば、可動部材117が、その重錘116の働きにより車
体Bが坂道等で傾斜しても重錘116が支軸115の下
方位置に在る姿勢を保つのに対して、支軸115の軸線
まわりでの支持板118すなわち抵抗体120の可動部
材117に対する相対位置が前記傾斜に応じて変化する
ことになり、ブラシ121の抵抗体120への接触位置
が変化するのに伴って電圧検出部122での検出電圧が
変化することになる。すなわち車体Bの路面に応じた傾
斜角が傾斜角検出手段112で検出されることになる。
【0079】図21において、ペダル操作判断手段80
と、乗車走行時モータ駆動制御手段81と、リレー駆動
手段82と、押し歩き時モータ駆動制御手段83と、モ
ータ駆動制限手段84と、第1切換手段85と、第2切
換手段86と、リレースイッチ87aを備えるリレー8
7と、FET88とを備えるコントローラ42には、ク
ランク軸回転センサ62、トルク検出手段56、押し歩
きスイッチ110、荷重検出手段1111 ,1112
よび傾斜角検出手段112の検出値が入力される。
【0080】リレー駆動手段82は、押し歩きスイッチ
110が導通したときにリレー87を駆動せしめるもの
であり、シート25上に人が乗車した状態での走行時あ
るいは自転車の停止時には、押し歩きスイッチ110が
押されていないときには第1および第2切換手段85,
86は第1の状態となっており、押し歩きスイッチ11
0が押されたときには第1および第2切換手段85,8
6が第2の状態に切換わる。
【0081】押し歩き時モータ駆動制御手段83は、ク
ランク軸回転センサ62、荷重検出手段1111 ,11
2 および傾斜角検出手段112の検出値に基づき、車
体Bを押し歩くときにアシスト動力を得るべく電動モー
タ28の作動を制御するためのモータ駆動信号を出力す
るものである。
【0082】而してペダル操作判断手段80での処理お
よび乗車走行時モータ駆動制御手段81での処理は、上
述の第1実施例における図5で示した処理と同一の処理
が行なわれ、図5のステップS3において押し歩き状態
であると判断したとき、すなわち押し歩きスイッチ11
0が押されているときには、上述の第1実施例の図6で
示した処理に代えて、図22で示す処理が押し歩き時モ
ータ駆動制御手段83で実行される。
【0083】図22のステップS22では、傾斜角検出
手段112の検出値を読込み、ステップS23では、荷
重検出手段1111 ,1112 の検出値を読込むととも
に両検出値を加算し、さらにステップS24では、傾斜
角および荷重に応じて電動モータ28のデューティ比を
定めるようにしてモータ駆動信号を生成する。
【0084】この際、傾斜角検出手段112の検出値に
応じた電動モータ28のデューティ比は、図23で示す
ように、たとえば傾斜角12度でデューティ比が30%
となるように設定され、また両荷重検出手段1111
1112 の検出値の加算値に応じた電動モータ28のデ
ューティ比は、図24で示すように、たとえば15kg
fの荷重でデューティ比が30%となるように設定され
るものであり、図23および図24を纏めることによ
り、図25で示すように、傾斜角および荷重に応じたデ
ューティ比が三次元のマップ上に設定されている。
【0085】ステップS24でモータ駆動信号を生成し
た後には、ステップS25においてバッテリ偏差電圧Δ
E対応の係数αを発生し、さらにステップS26では、
ステップS24で定めたデューティ比を係数αで補正す
る。
【0086】ステップS27では車速が目標車速V0以
上であるか否かを判断し、車速<V0であると判断した
ときには、ステップS28においてステップS24で補
正したモータ駆動信号を押し歩き時モータ駆動制御手段
83から出力し、車速≧V0であると判断したときに
は、ステップS29において押し歩き時モータ駆動制御
手段83からのモータ駆動信号の出力を停止することに
なる。
【0087】この第3実施例によれば、押し歩きスイッ
チ110を操作した押し歩き時には、路面の傾斜角およ
び積載荷重に応じて電動モータ28によるアシスト動力
が制御されるので、上り坂の傾斜が大きい場合や、積載
荷重が大きくて車体Bが重たい場合等に力のない人が車
体Bを押しても、電動モータ28によるアシスト動力を
速やかに得ることが可能である。
【0088】上記第3実施例では、フロントバスケット
44およびリヤキャリア34のいずれにも荷重検出手段
1111 ,1112 が設けられていたが、いずれか一方
だけに設けられていてもよい。また押し歩き時に、路面
の傾斜角および積載荷重のいずれか一方に応じて電動モ
ータ28によるアシスト動力が制御されるようにしても
よい。
【0089】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0090】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、押し歩き時には押し力に応じて電動モータによるア
シスト動力が制御されるようにし、上り坂の傾斜が大き
い場合や、積載荷重が大きくて車体が重たい場合等に力
のない人が車体を押しても、押し力に応じたアシスト動
力を速やかに得ることができ、段差を乗り越えるときに
は、押し力が大きくなるのに応じて大きなアシスト動力
を得ることができ、さらにゆっくりと走る程度に車体を
押すようにしても、その押し力に応じてアシスト動力が
得られることになる。
【0091】また請求項2記載の発明によれば、押し力
が変化する過渡状態で、その過渡状態に良好に追従する
ようにしてアシスト動力を変化させることができる。
【0092】請求項3記載の発明によれば、走行抵抗に
応じて電動モータによるアシストトルクと車速とを定め
るようにし、アシストトルクおよび車速を同時に制御で
きることになる。
【0093】請求項4記載の発明によれば、不必要な電
力消費を抑え、省エネルギー化を図ることができる。
【0094】請求項5記載の発明によれば、押し歩きス
イッチを操作した押し歩き時には、路面の傾斜角および
積載荷重の少なくとも一方に応じて電動モータによるア
シスト動力を制御するようにし、上り坂の傾斜が大きい
場合や、積載荷重が大きくて車体が重たい場合等に力の
ない人が車体を押しても、必要なアシスト動力を速やか
に得ることが可能であり、どのように車体を押していて
もアシスト動力を得ることができる。
【0095】さらに請求項6記載の発明によれば、押し
歩き時に必要以上に車速が増大することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電動補助自転車の側面図である。
【図2】パワーユニットの模式構造図である。
【図3】コントローラの構成を示す図である。
【図4】押し力検出手段の構成を示すための図1の4部
拡大断面図である。
【図5】ペダル操作判断手段および乗車走行時モータ駆
動制御手段での処理を示すフローチャートである。
【図6】押し歩き時モータ駆動制御手段での処理を示す
フローチャートである。
【図7】バッテリ偏差電圧対応の係数を示す図である。
【図8】押し力検出値変化量対応の係数を示す図であ
る。
【図9】押し力に応じたデューティ比を示す図である。
【図10】車速、アシストトルク、デューティ比および
走行抵抗の関係を示す図である。
【図11】押し力に応じた目標車速を示す図である。
【図12】第2実施例での押し力に応じた電動モータの
出力トルクを示す図である。
【図13】出力トルク、デューティ比および車速の関係
を示す図である。
【図14】車速、アシストトルク、押し力および走行抵
抗の関係を示す図である。
【図15】押し力検出手段の第1変形例を示す断面図で
ある。
【図16】押し力検出手段の第2変形例を示す断面図で
ある。
【図17】押し力検出手段の第3変形例を示す断面図で
ある。
【図18】第3実施例の電動補助自転車の側面図であ
る。
【図19】傾斜角検出手段の縦断面図である。
【図20】図19の20−20線断面図である。
【図21】コントローラの構成を示す図である。
【図22】押し歩き時モータ駆動制御手段での処理を示
すフローチャートである。
【図23】傾斜角に応じたデューティ比を示す図であ
る。
【図24】荷重に応じたデューティ比を示す図である。
【図25】傾斜角および荷重に応じたデューティ比の設
定マップを示す図である。
【符号の説明】
28・・・電動モータ 35・・・クランクペダル 42・・・コントローラ 741 ,742 ,743 ,744 ・・・押し力検出手段 110・・・押し歩きスイッチ 1111 ,1112 ・・・荷重検出手段 112・・・傾斜角検出手段 B・・・車体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクペダル(35)による踏力をア
    シストする電動モータ(28)が車体(B)に搭載され
    る電動補助自転車において、車体(B)を人が押し歩く
    ときの押し力を連続的もしくは段階的に検出する押し力
    検出手段(741 ,742 ,743 ,744 )と、電動
    モータ(28)によるアシスト動力を前記押し力検出手
    段(741 ,742 ,743 ,744 )の検出値に応じ
    て制御するコントローラ(42)とを備えることを特徴
    とする電動補助自転車。
  2. 【請求項2】 前記コントローラ(42)が、前記押し
    力検出手段(741,742 ,743 ,744 )の検出
    値に応じた電動モータ(28)のアシスト動力を前記押
    し力検出手段(741 ,742 ,743 ,744 )の検
    出値の変化度合に応じて増減補正することを特徴とする
    請求項1記載の電動補助自転車。
  3. 【請求項3】 前記コントローラ(42)が、前記押し
    力検出手段(741,742 ,743 ,744 )の検出
    値に応じて電動モータ(28)のデューティ比を制御す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の電動補助自
    転車。
  4. 【請求項4】 前記コントローラ(42)が、前記押し
    力検出手段(741,742 ,743 ,744 )の検出
    値に応じて電動モータ(28)の出力トルクを制御する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電動補助自転
    車。
  5. 【請求項5】 クランクペダル(35)による踏力をア
    シストする電動モータ(28)が車体(B)に搭載され
    る電動補助自転車において、車体(B)を人が押し歩く
    ときに操作する押し歩きスイッチ(110)と、路面の
    傾斜角を検出する傾斜角検出手段(112)および車体
    (B)の積載荷重を検出する荷重検出手段(1111
    1112 )の少なくとも一方と、前記押し歩きスイッチ
    (110)の操作時に傾斜角検出手段(112)および
    荷重検出手段(1111 ,1112 )の少なくとも一方
    の検出値に基づいて電動モータ(28)によるアシスト
    動力を制御するコントローラ(42)とを備えることを
    特徴とする電動補助自転車。
  6. 【請求項6】 前記コントローラ(42)は、車速が設
    定値以上であるときに電動モータ(28)による動力ア
    シストを停止することを特徴とする請求項1または5記
    載の電動補助自転車。
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