JPH08176395A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPH08176395A JPH08176395A JP11331595A JP11331595A JPH08176395A JP H08176395 A JPH08176395 A JP H08176395A JP 11331595 A JP11331595 A JP 11331595A JP 11331595 A JP11331595 A JP 11331595A JP H08176395 A JPH08176395 A JP H08176395A
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- JP
- Japan
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- component
- ethylene
- xylene
- resin composition
- talc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた耐衝撃性、破断伸び、低温脆化温度を
有するポリプロピレン系樹脂組成物。 【構成】 樹脂成分とタルクを含有してなり、樹脂成分
が、プロピレン−エチレンブロック共重合体を有したポ
リプロピレン系重合体と、エチレン−ブテン系ゴムと、
ポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブ
ロック共重合体を有し、樹脂成分のキシレンによる分別
において、70℃キシレンに可溶な成分の割合が25〜
60重量部、ポリプロピレン系重合体の40℃キシレン
に可溶な成分(A)と、110℃キシレンに不溶な成分
(B)の間の界面強度が、非対称ダブルカンティレバー
ビーム法で位相角を−2°から−12°の範囲で測定し
た場合に、20〜500(J/m2)、タルクの含有量が7〜
28重量部である。
有するポリプロピレン系樹脂組成物。 【構成】 樹脂成分とタルクを含有してなり、樹脂成分
が、プロピレン−エチレンブロック共重合体を有したポ
リプロピレン系重合体と、エチレン−ブテン系ゴムと、
ポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブ
ロック共重合体を有し、樹脂成分のキシレンによる分別
において、70℃キシレンに可溶な成分の割合が25〜
60重量部、ポリプロピレン系重合体の40℃キシレン
に可溶な成分(A)と、110℃キシレンに不溶な成分
(B)の間の界面強度が、非対称ダブルカンティレバー
ビーム法で位相角を−2°から−12°の範囲で測定し
た場合に、20〜500(J/m2)、タルクの含有量が7〜
28重量部である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐衝撃性、剛性に優れる
樹脂組成物に関するもので、例えば、自動車バンパーや
自動車内外装部品などの素材として好適な樹脂組成物に
関するものである。
樹脂組成物に関するもので、例えば、自動車バンパーや
自動車内外装部品などの素材として好適な樹脂組成物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のバンパーや内外装部品用材料と
しては、従来からプロピレン単独重合体、プロピレンブ
ロック共重合体、プロピレンランダム共重合体などのポ
リプロピレンとエチレン−プロピレンゴムとのブレンド
(特公昭60−3420号)や、ポリプロピレンとエチ
レン−プロピレンゴムとエチレン−ブテンゴムとのブレ
ンドポリマー(特開平4−372637号)などが用い
られている。
しては、従来からプロピレン単独重合体、プロピレンブ
ロック共重合体、プロピレンランダム共重合体などのポ
リプロピレンとエチレン−プロピレンゴムとのブレンド
(特公昭60−3420号)や、ポリプロピレンとエチ
レン−プロピレンゴムとエチレン−ブテンゴムとのブレ
ンドポリマー(特開平4−372637号)などが用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ポリプロ
ピレンとエチレン−プロピレンゴムとのブレンドポリマ
ーからなる材料では、耐衝撃性は十分なものの、特に引
張時における伸びが十分ではなく、一方、ポリプロピレ
ンとエチレン−プロピレンゴムとエチレン−ブテンゴム
とのブレンドポリマーから成る材料では、耐衝撃性が低
いといった欠点を有している。また、いずれの材料にお
いても、低温脆化温度が高いという問題がある。
ピレンとエチレン−プロピレンゴムとのブレンドポリマ
ーからなる材料では、耐衝撃性は十分なものの、特に引
張時における伸びが十分ではなく、一方、ポリプロピレ
ンとエチレン−プロピレンゴムとエチレン−ブテンゴム
とのブレンドポリマーから成る材料では、耐衝撃性が低
いといった欠点を有している。また、いずれの材料にお
いても、低温脆化温度が高いという問題がある。
【0004】本発明は、こうした不具合を解決するため
になされたもので、優れた耐衝撃性、破断伸び、低温脆
化温度を有するポリプロピレン系樹脂組成物を提供する
ことを目的とするものである。
になされたもので、優れた耐衝撃性、破断伸び、低温脆
化温度を有するポリプロピレン系樹脂組成物を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂組成物は、
樹脂成分とタルクを含有してなり、樹脂成分が、プロピ
レン−エチレンブロック共重合体を有したポリプロピレ
ン系重合体と、エチレン−ブテン系ゴムと、ポリスチレ
ン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック共重
合体を有して構成され、樹脂成分のキシレンによる分別
において、70℃キシレンに可溶な成分の割合が25〜
60重量部であり、前記ポリプロピレン系重合体の40
℃キシレンに可溶な成分(A)と、110℃キシレンに
不溶な成分(B)との間の平らな界面の界面強度が、非
対称ダブルカンティレバービーム法で位相角を−2°か
ら−12°の範囲で測定した場合に、20〜500(J
/m2)であり、樹脂成分とタルクの合計量100重量
部あたり、タルクが7〜28重量部であることを特徴と
するものである。
樹脂成分とタルクを含有してなり、樹脂成分が、プロピ
レン−エチレンブロック共重合体を有したポリプロピレ
ン系重合体と、エチレン−ブテン系ゴムと、ポリスチレ
ン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック共重
合体を有して構成され、樹脂成分のキシレンによる分別
において、70℃キシレンに可溶な成分の割合が25〜
60重量部であり、前記ポリプロピレン系重合体の40
℃キシレンに可溶な成分(A)と、110℃キシレンに
不溶な成分(B)との間の平らな界面の界面強度が、非
対称ダブルカンティレバービーム法で位相角を−2°か
ら−12°の範囲で測定した場合に、20〜500(J
/m2)であり、樹脂成分とタルクの合計量100重量
部あたり、タルクが7〜28重量部であることを特徴と
するものである。
【0006】この際、成分(B)と、前記エチレン−ブ
テン系ゴムの間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブ
ルカンティレバービーム法で位相角が−2°から−12
°の範囲で測定した場合に、50〜500(J/m2)
であれば、より好ましい。
テン系ゴムの間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブ
ルカンティレバービーム法で位相角が−2°から−12
°の範囲で測定した場合に、50〜500(J/m2)
であれば、より好ましい。
【0007】また、成分(B)と、前記ポリスチレン−
エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック共重合体
の間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブルカンティ
レバービーム法で位相角が−2°から−12°の範囲で
測定した場合に、50〜1000(J/m2)であれば
より好ましい。
エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック共重合体
の間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブルカンティ
レバービーム法で位相角が−2°から−12°の範囲で
測定した場合に、50〜1000(J/m2)であれば
より好ましい。
【0008】さらに、タルクの平均粒径が2.5μm以下
であれば、より好ましい。さらにまた、ポリプロピレン
系重合体のメルトフローレートが、5〜100g/10分
であれば、より好ましい。
であれば、より好ましい。さらにまた、ポリプロピレン
系重合体のメルトフローレートが、5〜100g/10分
であれば、より好ましい。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。 〔ポリプロピレン系重合体〕本発明におけるポリプロピ
レン系重合体には、その成分中に少なくともプロピレン
−エチレンブロック共重合体が含まれていることが必要
である。すなわち、本発明でのポリプロピレン系重合体
は、このプロピレン−エチレンブロック共重合体単独で
あっても良いが、さらにこのプロピレン−エチレンブロ
ック共重合体に加えて、ランダム共重合体またはプロピ
レンの単独重合体(ホモポリプロピレン)を組み合わせ
て使用することもできる。
レン系重合体には、その成分中に少なくともプロピレン
−エチレンブロック共重合体が含まれていることが必要
である。すなわち、本発明でのポリプロピレン系重合体
は、このプロピレン−エチレンブロック共重合体単独で
あっても良いが、さらにこのプロピレン−エチレンブロ
ック共重合体に加えて、ランダム共重合体またはプロピ
レンの単独重合体(ホモポリプロピレン)を組み合わせ
て使用することもできる。
【0010】ランダム共重合体のコモノマーとしては、
エチレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1等
のプロピレン以外のα−オレフィン類が用いられるが、
なかでもエチレンが特に好ましい。α−オレフィンとし
てエチレンを用いたブロック共重合体にあっては、分子
内のエチレン−プロピレンブロックがホモポリプロピレ
ンブロックに分散してゴム弾性を示し、ゴム成分として
機能する。ポリプロピレン系重合体のメルトフローレー
ト(JIS K6758に準ずる。以下、MFRと称す
る。)は、5〜100g/10分が好ましい。MFRが5
g/10分未満では、得られる樹脂組成物の流動性が劣
り、成形性が悪化し、MFRが100g/10分を超える
と樹脂組成物の耐衝撃性が劣るからである。これらのポ
リプロピレン系重合体は、MFRが低いものを有機過酸
化物とともに混練してビスブレイクし、MFRを上記範
囲内としたものであってもよい。
エチレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1等
のプロピレン以外のα−オレフィン類が用いられるが、
なかでもエチレンが特に好ましい。α−オレフィンとし
てエチレンを用いたブロック共重合体にあっては、分子
内のエチレン−プロピレンブロックがホモポリプロピレ
ンブロックに分散してゴム弾性を示し、ゴム成分として
機能する。ポリプロピレン系重合体のメルトフローレー
ト(JIS K6758に準ずる。以下、MFRと称す
る。)は、5〜100g/10分が好ましい。MFRが5
g/10分未満では、得られる樹脂組成物の流動性が劣
り、成形性が悪化し、MFRが100g/10分を超える
と樹脂組成物の耐衝撃性が劣るからである。これらのポ
リプロピレン系重合体は、MFRが低いものを有機過酸
化物とともに混練してビスブレイクし、MFRを上記範
囲内としたものであってもよい。
【0011】この少なくともプロピレン−エチレンブロ
ック共重合体を有するポリプロピレン系重合体の40℃
キシレンに可溶な成分(A)と、110℃キシレンに不
溶な成分(B)との間の平らな界面の界面強度(以下、
Gcと称する:臨界歪エネルギー解放率で定義される)
を非対称ダブルカンティレバービーム法で位相角が−2
°から−12°の範囲で測定した場合、20〜500
(J/m2)であることが必須とされる。尚、この値が
50〜500(J/m2)であればより好ましい。これ
は、Gcが20(J/m2)より小さいと、得られる樹
脂組成物の耐衝撃性が低下し、またGcが500(J/
m2)を越えるならば、先と同様に得られる樹脂組成物
の耐衝撃性が低下するからである。
ック共重合体を有するポリプロピレン系重合体の40℃
キシレンに可溶な成分(A)と、110℃キシレンに不
溶な成分(B)との間の平らな界面の界面強度(以下、
Gcと称する:臨界歪エネルギー解放率で定義される)
を非対称ダブルカンティレバービーム法で位相角が−2
°から−12°の範囲で測定した場合、20〜500
(J/m2)であることが必須とされる。尚、この値が
50〜500(J/m2)であればより好ましい。これ
は、Gcが20(J/m2)より小さいと、得られる樹
脂組成物の耐衝撃性が低下し、またGcが500(J/
m2)を越えるならば、先と同様に得られる樹脂組成物
の耐衝撃性が低下するからである。
【0012】〔エチレン−ブテン系ゴム〕本発明におい
て使用されるエチレン−ブテンゴムと、上述した成分
(B)との間の平らな界面のGcは、非対称ダブルカン
ティレバービーム法で位相角が−2°から−12°の範
囲で測定した場合、50〜500(J/m2)であるこ
とが好ましい。さらにはこの値が、150〜500(J
/m2)であればより好ましい。このGcが50(J/
m2)未満、または500(J/m2)より大きいと、得
られる樹脂組成物の耐衝撃性が低下するからである。
て使用されるエチレン−ブテンゴムと、上述した成分
(B)との間の平らな界面のGcは、非対称ダブルカン
ティレバービーム法で位相角が−2°から−12°の範
囲で測定した場合、50〜500(J/m2)であるこ
とが好ましい。さらにはこの値が、150〜500(J
/m2)であればより好ましい。このGcが50(J/
m2)未満、または500(J/m2)より大きいと、得
られる樹脂組成物の耐衝撃性が低下するからである。
【0013】〔ポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリ
スチレントリブロック共重合体〕本発明においては、さ
らにポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリスチレント
リブロック共重合体(以下、トリブロック共重合体と称
する。)が必須とされる。ポリスチレン−エチレン/ブ
テン−ポリスチレントリブロック共重合体は、分子の中
央にエチレン/ブテンの共重合体ブロックが位置し、そ
の両側にポリスチレンブロックがそれぞれ位置するもの
である。一般的には、スチレン−ブタジエン−スチレン
の重合体を水添することにより製造できる。このポリス
チレン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック
共重合体と、上述した成分(B)との間の平な界面の界
面強度は、非対称ダブルカンティレバービーム法で位相
角が−2°から−12°の範囲で測定した場合、50〜
1000(J/m2)であることが望ましい。さらに
は、200〜1000J/m2であればより好ましい。
界面強度が50J/m2未満、または1000J/m2よ
り大きいと、得られる樹脂組成物の耐衝撃性が低下する
からである。
スチレントリブロック共重合体〕本発明においては、さ
らにポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリスチレント
リブロック共重合体(以下、トリブロック共重合体と称
する。)が必須とされる。ポリスチレン−エチレン/ブ
テン−ポリスチレントリブロック共重合体は、分子の中
央にエチレン/ブテンの共重合体ブロックが位置し、そ
の両側にポリスチレンブロックがそれぞれ位置するもの
である。一般的には、スチレン−ブタジエン−スチレン
の重合体を水添することにより製造できる。このポリス
チレン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック
共重合体と、上述した成分(B)との間の平な界面の界
面強度は、非対称ダブルカンティレバービーム法で位相
角が−2°から−12°の範囲で測定した場合、50〜
1000(J/m2)であることが望ましい。さらに
は、200〜1000J/m2であればより好ましい。
界面強度が50J/m2未満、または1000J/m2よ
り大きいと、得られる樹脂組成物の耐衝撃性が低下する
からである。
【0014】〔タルク〕本発明において使用されるタル
クは、その平均粒径が2.5μm以下であることが好まし
い。平均粒径が2.5μmよりも大きいと、弾性率、衝撃
強度、引張伸びが低下する傾向にあるからである。
クは、その平均粒径が2.5μm以下であることが好まし
い。平均粒径が2.5μmよりも大きいと、弾性率、衝撃
強度、引張伸びが低下する傾向にあるからである。
【0015】〔組成割合〕本発明での樹脂成分において
は、キシレンによる分別における70℃キシレンにて可
溶な成分の割合がその樹脂成分に対し、25〜60重量
部である。25重量部未満では得られる樹脂組成物の耐
衝撃性が低下し、60重量部を越えるならば剛性が低下
するからである。
は、キシレンによる分別における70℃キシレンにて可
溶な成分の割合がその樹脂成分に対し、25〜60重量
部である。25重量部未満では得られる樹脂組成物の耐
衝撃性が低下し、60重量部を越えるならば剛性が低下
するからである。
【0016】また本発明の樹脂組成物に用いられるタル
クの含有量は、タルクと樹脂成分を合わせた樹脂組成物
全体の100重量部当たり7〜28重量部であることが
好ましい。タルクの含有量が7重量部未満ならば、得ら
れる樹脂組成物の剛性,耐衝撃性が低下し、また28重
量部を越えるならば、比重が増加し、かつ耐衝撃性が低
下するからである。
クの含有量は、タルクと樹脂成分を合わせた樹脂組成物
全体の100重量部当たり7〜28重量部であることが
好ましい。タルクの含有量が7重量部未満ならば、得ら
れる樹脂組成物の剛性,耐衝撃性が低下し、また28重
量部を越えるならば、比重が増加し、かつ耐衝撃性が低
下するからである。
【0017】〔界面強度測定法〕本発明において、界面
強度(Gc)は界面に存在するクラックの臨界歪エネル
ギー解放率で定義される。界面のGcを測定するために
は非対称ダブルカンティレバービーム法(以下ADCB
とする。)を用いる。これはクラックを界面に沿って走
らせるためである。従来より使用されているピールテス
トではクラックを界面に沿って成長させる事は出来ず、
界面のGcを正確に測定する事はできない。クラックの
成長方向を決定するパラメータは次式で定義される位相
角ψである。 ψ=tan-1(KII/KI) ここでKI,KIIは、モードI及びモードIIに対する応
力拡大係数である。位相角ψはADCBのジオメトリ
ー,各材料の弾性率,ポアソン比,クラック長に依存す
るが、数値的には境界要素法(BEM),有限要素法
(FEM)により評価される。本発明ではGcを位相角
が−2゜〜−12°の範囲で測定することが必要であ
る。尚、クラックが薄いビームの方へ進行するとき、ψ
が負であると定義する。位相角が−12°より小さいと
界面のクラックは薄い方の材料中に進入し、正確にGc
を評価することができない。一方、位相角が−2°より
大きいと、界面でのクラックの成長は不安定であり、同
様に正確にGcを評価することができない。
強度(Gc)は界面に存在するクラックの臨界歪エネル
ギー解放率で定義される。界面のGcを測定するために
は非対称ダブルカンティレバービーム法(以下ADCB
とする。)を用いる。これはクラックを界面に沿って走
らせるためである。従来より使用されているピールテス
トではクラックを界面に沿って成長させる事は出来ず、
界面のGcを正確に測定する事はできない。クラックの
成長方向を決定するパラメータは次式で定義される位相
角ψである。 ψ=tan-1(KII/KI) ここでKI,KIIは、モードI及びモードIIに対する応
力拡大係数である。位相角ψはADCBのジオメトリ
ー,各材料の弾性率,ポアソン比,クラック長に依存す
るが、数値的には境界要素法(BEM),有限要素法
(FEM)により評価される。本発明ではGcを位相角
が−2゜〜−12°の範囲で測定することが必要であ
る。尚、クラックが薄いビームの方へ進行するとき、ψ
が負であると定義する。位相角が−12°より小さいと
界面のクラックは薄い方の材料中に進入し、正確にGc
を評価することができない。一方、位相角が−2°より
大きいと、界面でのクラックの成長は不安定であり、同
様に正確にGcを評価することができない。
【0018】本発明のプロピレン系樹脂組成物を製造す
るにあたり、合成樹脂および合成ゴムの分野において広
く利用されている熱、酸素および光に対する安定剤、難
燃剤、充填剤、着色剤、滑剤、可塑剤ならびに帯電防止
剤のごとき添加剤を使用目的に応じて本発明のポリプロ
ピレン系樹脂組成物の特性を本質的に損なわない範囲で
添加してもよい。
るにあたり、合成樹脂および合成ゴムの分野において広
く利用されている熱、酸素および光に対する安定剤、難
燃剤、充填剤、着色剤、滑剤、可塑剤ならびに帯電防止
剤のごとき添加剤を使用目的に応じて本発明のポリプロ
ピレン系樹脂組成物の特性を本質的に損なわない範囲で
添加してもよい。
【0019】例えば、酸化防止剤としては、以下のもの
が挙げられる。ジブチルヒドロキシトルエン、アルキル
化フェノール、4,4'-チオビス-(6-t-ブチル-3-メ
チルフェノール)、4,4'-ブチリデンビス-(6-t-ブチ
ル-3-メチルフェノール)、2,2'-メチレンビス-(4-
メチル-6-t-ブチルフェノール)、2,2'-メチレンビ
ス-(4-メチル-6-t-ブチルフェノール)、2,2'-メチ
レンビス-(4-エチル-6-t-ブチルフェノール)、2,6
-ジ-t-ブチル-4-エチルフェノール、1,1,3-トリス
(2-メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニル)ブタ
ン、n-オクタデシル・3-(4-ヒドロキシ-3,5-ジ-t-
ブチルフェニル)プロピオネート、テトラキス〔メチレ
ン-3-(3,5-ジーt-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)
プロピオネート〕メタン、ジラウリルチオジプロピオネ
ート、ジステアリルチオジプロピオネート、ジミリスチ
ルチオプロピオネート。また、ヒンダードフェノール系
のものとしては、トリエチレングリコール-ビス〔3-
(3-t-ブチル-5-メチル-4-ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート〕、1,6-ヘキサンジオール-ビス〔3-(3,
5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕、2,4-ビス-(n-オクチルチオ)-6-(4-ヒドロキ
シ-3,5-ジ-t-ブチルアニリノ)-1,3,5-トリアジ
ン、ペンタエリスリチル-テトラキス〔3-(3,5-ジ-t
-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、
2,2-チオ-ジエチレンビス〔3-(3,5-ジ-t-ブチル-
4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデシ
ル-3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、N,N'-ヘキサメチレンビス(3,5-ジ-
t-ブチル-4-ヒドロキシ-ヒドロシンナマミド)、3,5
-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ-ベンジルフォスフォネー
ト-ジエチルエステル、1,3,5-トリメチル-2,4,6-
トリス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)ベ
ンゼン、トリス-(3,5,-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ
ベンジル)-イソシアヌレイト、オクチル化ジフエニルア
ミン、2,4-ビス[(オクチルチオ)メチル]-O-クレゾ
ールがある。また、ヒドラジン系としては、N,N'-ビ
ス〔3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)
プロピオニル〕ヒドラジンなどがある。また他にも、フ
ェノール系抗酸化剤、ホスファイト系抗酸化剤、チオエ
ーテル系抗酸化剤、重金属不活性化剤などが適用でき
る。
が挙げられる。ジブチルヒドロキシトルエン、アルキル
化フェノール、4,4'-チオビス-(6-t-ブチル-3-メ
チルフェノール)、4,4'-ブチリデンビス-(6-t-ブチ
ル-3-メチルフェノール)、2,2'-メチレンビス-(4-
メチル-6-t-ブチルフェノール)、2,2'-メチレンビ
ス-(4-メチル-6-t-ブチルフェノール)、2,2'-メチ
レンビス-(4-エチル-6-t-ブチルフェノール)、2,6
-ジ-t-ブチル-4-エチルフェノール、1,1,3-トリス
(2-メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニル)ブタ
ン、n-オクタデシル・3-(4-ヒドロキシ-3,5-ジ-t-
ブチルフェニル)プロピオネート、テトラキス〔メチレ
ン-3-(3,5-ジーt-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)
プロピオネート〕メタン、ジラウリルチオジプロピオネ
ート、ジステアリルチオジプロピオネート、ジミリスチ
ルチオプロピオネート。また、ヒンダードフェノール系
のものとしては、トリエチレングリコール-ビス〔3-
(3-t-ブチル-5-メチル-4-ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート〕、1,6-ヘキサンジオール-ビス〔3-(3,
5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕、2,4-ビス-(n-オクチルチオ)-6-(4-ヒドロキ
シ-3,5-ジ-t-ブチルアニリノ)-1,3,5-トリアジ
ン、ペンタエリスリチル-テトラキス〔3-(3,5-ジ-t
-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、
2,2-チオ-ジエチレンビス〔3-(3,5-ジ-t-ブチル-
4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデシ
ル-3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、N,N'-ヘキサメチレンビス(3,5-ジ-
t-ブチル-4-ヒドロキシ-ヒドロシンナマミド)、3,5
-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ-ベンジルフォスフォネー
ト-ジエチルエステル、1,3,5-トリメチル-2,4,6-
トリス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)ベ
ンゼン、トリス-(3,5,-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ
ベンジル)-イソシアヌレイト、オクチル化ジフエニルア
ミン、2,4-ビス[(オクチルチオ)メチル]-O-クレゾ
ールがある。また、ヒドラジン系としては、N,N'-ビ
ス〔3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)
プロピオニル〕ヒドラジンなどがある。また他にも、フ
ェノール系抗酸化剤、ホスファイト系抗酸化剤、チオエ
ーテル系抗酸化剤、重金属不活性化剤などが適用でき
る。
【0020】紫外線吸収剤としては、例えば、2(2'-
ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2(2'-ヒドロキシ-3'-t-ブチル-5'-メチルフェニー
ル)5クロロベンゾトリアゾール、2(2'-ヒドロキシ-
3',5-ジ-t-ブチルフェニル)5クロロベンゾトリアゾ
ール、2-ヒドロキシ-4-n-オクトキシベンゾフェノ
ン、サリチル酸フェニル、2-(5-メチル-2-ヒドロキ
シフェニル)ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-
3,5-ビス(α,α-ジメチルベンジル)フェニル〕-2H-
ベンゾトリアゾール、2-(3,5-ジ-t-ブチル-2-ヒド
ロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(3-t-ブチ
ル-5-メチル-2-ヒドロキシフェニル)-5-クロロベン
ゾトリアゾール、2-(3,5-ジ-t-ブチル-2-ヒドロキ
シフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾール、2-(3,5
-ジ-t-アミル-2-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、ヒドロキシフェニルベンゾトリア
ゾール誘導体などがある。または、コクハ酸ジメチル・
1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒドロキシ-2,2,6,6
-テトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ〔{6-(1,
1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,3,5-トリア
ジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4-
ヒペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テ
トラメチル-4-ピペリジル)イミノ}〕、N,N'-ビス
(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4-ビス
〔N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4ピペ
リジル)アミノ〕-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合
物、ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セ
バケート、2-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベン
ジル)-2-n-ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6-ペン
タメチル-4-ピペリジル)、2,4-ジ-t-ブチルフェニ
ル-3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンゾエートな
どがある。
ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2(2'-ヒドロキシ-3'-t-ブチル-5'-メチルフェニー
ル)5クロロベンゾトリアゾール、2(2'-ヒドロキシ-
3',5-ジ-t-ブチルフェニル)5クロロベンゾトリアゾ
ール、2-ヒドロキシ-4-n-オクトキシベンゾフェノ
ン、サリチル酸フェニル、2-(5-メチル-2-ヒドロキ
シフェニル)ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-
3,5-ビス(α,α-ジメチルベンジル)フェニル〕-2H-
ベンゾトリアゾール、2-(3,5-ジ-t-ブチル-2-ヒド
ロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(3-t-ブチ
ル-5-メチル-2-ヒドロキシフェニル)-5-クロロベン
ゾトリアゾール、2-(3,5-ジ-t-ブチル-2-ヒドロキ
シフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾール、2-(3,5
-ジ-t-アミル-2-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、ヒドロキシフェニルベンゾトリア
ゾール誘導体などがある。または、コクハ酸ジメチル・
1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒドロキシ-2,2,6,6
-テトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ〔{6-(1,
1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,3,5-トリア
ジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4-
ヒペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テ
トラメチル-4-ピペリジル)イミノ}〕、N,N'-ビス
(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4-ビス
〔N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4ピペ
リジル)アミノ〕-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合
物、ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セ
バケート、2-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベン
ジル)-2-n-ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6-ペン
タメチル-4-ピペリジル)、2,4-ジ-t-ブチルフェニ
ル-3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンゾエートな
どがある。
【0021】また、難燃剤としては、例えば以下のもの
が適用できる。ポリブロモジフェニルオキサイド、テト
ラブロモビスフェノールA、臭素化エポキシヘキサブロ
モシクロドデカン、エチレンビステトラブリモフタルイ
ミド、臭素化ポリスチレンデクロラン、臭素化ポリカー
ボネート、ポリホスホナート化合物、ハロゲン化ポリホ
スホナート、トリアジン、赤りん、トリクレジルホスフ
ェート、トリフェニルホスフェートクレジルジフェニル
ホスフェート、トリアリルホスフェート、トリキシリル
ホスフェート、トリアルキルホスフェート、トリスクロ
ロエチルホスフェート、トリスクロロプロピルホスフェ
ート、トリス(ジクロロプロピルホスフェート)、三酸化
アンチモン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム。または、シリコーンオイル、ステアリン酸、ステア
リン酸カルシウム、カーボンブラック、二酸化チタン、
シリカ、マイカ、モンモリロナイト等。
が適用できる。ポリブロモジフェニルオキサイド、テト
ラブロモビスフェノールA、臭素化エポキシヘキサブロ
モシクロドデカン、エチレンビステトラブリモフタルイ
ミド、臭素化ポリスチレンデクロラン、臭素化ポリカー
ボネート、ポリホスホナート化合物、ハロゲン化ポリホ
スホナート、トリアジン、赤りん、トリクレジルホスフ
ェート、トリフェニルホスフェートクレジルジフェニル
ホスフェート、トリアリルホスフェート、トリキシリル
ホスフェート、トリアルキルホスフェート、トリスクロ
ロエチルホスフェート、トリスクロロプロピルホスフェ
ート、トリス(ジクロロプロピルホスフェート)、三酸化
アンチモン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム。または、シリコーンオイル、ステアリン酸、ステア
リン酸カルシウム、カーボンブラック、二酸化チタン、
シリカ、マイカ、モンモリロナイト等。
【0022】〔樹脂組成物の製造方法〕本発明のプロピ
レン系樹脂組成物は上述した各成分および添加剤等を均
一に配合させることによって製造される。その配合方法
(混合方法)については特に制限はなく、合成樹脂の分
野において一般に行われている方法を適用すれば良い。
混合方法としては、一般に行われているヘンシェルミキ
サー、タンブラーおよびリボンミキサーのごとき混合機
を使用してドライブレンドする方法ならびにオープンロ
ール、押出混合機、ニーダーおよびバンバリーのごとき
混合機を用いて溶融させながら混合させる方法が挙げら
れる。
レン系樹脂組成物は上述した各成分および添加剤等を均
一に配合させることによって製造される。その配合方法
(混合方法)については特に制限はなく、合成樹脂の分
野において一般に行われている方法を適用すれば良い。
混合方法としては、一般に行われているヘンシェルミキ
サー、タンブラーおよびリボンミキサーのごとき混合機
を使用してドライブレンドする方法ならびにオープンロ
ール、押出混合機、ニーダーおよびバンバリーのごとき
混合機を用いて溶融させながら混合させる方法が挙げら
れる。
【0023】これらの方法のうち、いっそう均一な樹脂
組成物を得るにはこれらの混合方法を二種以上併用させ
るとよい。例えば、あらかじめドライブレンドさせた
後、その混合物を溶融混合させる。ドライブレンドを併
用する場合でも、溶融混合させる方法を一種または二種
以上併用する場合でも、後述する成形方法によって成形
物を製造するにあたり、ペレタイザーを使用してペレッ
トに製造して用いることが特に好ましい。以上の混合方
法のうち、溶融混合させる場合でも、後述する成形方法
によって成形する場合でも、使用される樹脂が溶融する
温度で実施しなければならない。しかし、高い温度で実
施すると樹脂が熱分解や劣化を起こすため、一般には1
80〜350℃(好ましくは、190〜260℃)で実
施される。
組成物を得るにはこれらの混合方法を二種以上併用させ
るとよい。例えば、あらかじめドライブレンドさせた
後、その混合物を溶融混合させる。ドライブレンドを併
用する場合でも、溶融混合させる方法を一種または二種
以上併用する場合でも、後述する成形方法によって成形
物を製造するにあたり、ペレタイザーを使用してペレッ
トに製造して用いることが特に好ましい。以上の混合方
法のうち、溶融混合させる場合でも、後述する成形方法
によって成形する場合でも、使用される樹脂が溶融する
温度で実施しなければならない。しかし、高い温度で実
施すると樹脂が熱分解や劣化を起こすため、一般には1
80〜350℃(好ましくは、190〜260℃)で実
施される。
【0024】本発明の樹脂組成物は合成樹脂の分野で一
般に実施されている射出成形法、押出成形法、圧縮成形
法および中空成形法のごとき成形方法を適用して所望の
形状に成形させてもよい。また、押出成形機を用いてシ
ート状に成形した後、このシートを真空成形法、圧空成
形法などの二次加工方法によって所望の形状に成形させ
てもよい。
般に実施されている射出成形法、押出成形法、圧縮成形
法および中空成形法のごとき成形方法を適用して所望の
形状に成形させてもよい。また、押出成形機を用いてシ
ート状に成形した後、このシートを真空成形法、圧空成
形法などの二次加工方法によって所望の形状に成形させ
てもよい。
【0025】
【実施例】表1に示す各種の耐衝撃性ポリプロピレン(H
IPP:High Impact polypropylene)のプロピレン−エチレ
ン共重合体と、エチレン−ブテン系ゴム(EBR)と、
ポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブ
ロック共重合体(TBC)と、タルクを表2に示す割合
で配合し、ヘンシェルミキサーにより5分間ドライブレ
ンドを行った。得られた混合物を210℃に設定された
同方向二軸押出機(径30mm)を用いて混練し、実施
例1〜9、比較例1〜11の組成の樹脂組成物からなる
ペレットを製造した。例えば、表2で示されている実施
例1の樹脂組成物は、表1で示されているポリプロピレ
ン系重合体(PP−1)と、エチレン−ブテン系ゴム
(EBR−1)と、トリブロック共重合体(TBC−
1)と、タルク(タルク1)とを、70:5:5:20
の配合比で混合したものである。
IPP:High Impact polypropylene)のプロピレン−エチレ
ン共重合体と、エチレン−ブテン系ゴム(EBR)と、
ポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリスチレントリブ
ロック共重合体(TBC)と、タルクを表2に示す割合
で配合し、ヘンシェルミキサーにより5分間ドライブレ
ンドを行った。得られた混合物を210℃に設定された
同方向二軸押出機(径30mm)を用いて混練し、実施
例1〜9、比較例1〜11の組成の樹脂組成物からなる
ペレットを製造した。例えば、表2で示されている実施
例1の樹脂組成物は、表1で示されているポリプロピレ
ン系重合体(PP−1)と、エチレン−ブテン系ゴム
(EBR−1)と、トリブロック共重合体(TBC−
1)と、タルク(タルク1)とを、70:5:5:20
の配合比で混合したものである。
【0026】得られた各樹脂組成物のペレットを230
℃に設定された射出成形機を用いて射出成形を行い、測
定用の試験片を作成し、70℃キシレンに可溶な成分の
割合、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度、引張性、脆化
温度を測定した。測定結果を表2に示す。
℃に設定された射出成形機を用いて射出成形を行い、測
定用の試験片を作成し、70℃キシレンに可溶な成分の
割合、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度、引張性、脆化
温度を測定した。測定結果を表2に示す。
【0027】尚、表1中、ポリプロピレン系重合体の4
0℃キシレンに可溶な成分(A)と、110℃キシレン
に不溶な成分(B)との平面の界面の強度をGc(A/
B)の欄に示した。また、EBRのプロピレン重量分率
(重量%)をFBの欄に示した。また、トリブロック共
重合体のエチレン含有量であって、NMRで測定したも
のをFEの欄に示した。尚、タルクの粒度は光散乱沈降
法を用いて、その中心粒度を求め、これをタルクの粒度
とした。また、表2において、EBRと成分(B)との
平面状の界面の強度をGc(EBR/B)の欄に、TB
Cと成分(B)との平面状の界面の強度をGc(TBC
/B)の欄に示した。
0℃キシレンに可溶な成分(A)と、110℃キシレン
に不溶な成分(B)との平面の界面の強度をGc(A/
B)の欄に示した。また、EBRのプロピレン重量分率
(重量%)をFBの欄に示した。また、トリブロック共
重合体のエチレン含有量であって、NMRで測定したも
のをFEの欄に示した。尚、タルクの粒度は光散乱沈降
法を用いて、その中心粒度を求め、これをタルクの粒度
とした。また、表2において、EBRと成分(B)との
平面状の界面の強度をGc(EBR/B)の欄に、TB
Cと成分(B)との平面状の界面の強度をGc(TBC
/B)の欄に示した。
【0028】また、表2における諸物性は次のようにし
て測定した。曲げ弾性率(kgf/cm2)はASTM
D790に従い、23℃の温度において測定した。ア
イゾット衝撃強度(IZOD:kgf・cm/cm)はASTM
D265に準じ、−30℃の温度においてノッチ付き
で測定した。引張性(伸び%)は、ASTM D638
に従い、23℃の温度において測定した。脆化温度は、
JIS K7216に従って測定した。
て測定した。曲げ弾性率(kgf/cm2)はASTM
D790に従い、23℃の温度において測定した。ア
イゾット衝撃強度(IZOD:kgf・cm/cm)はASTM
D265に準じ、−30℃の温度においてノッチ付き
で測定した。引張性(伸び%)は、ASTM D638
に従い、23℃の温度において測定した。脆化温度は、
JIS K7216に従って測定した。
【0029】尚、界面強度Gcは、「クローズドループ
(Closed Loop)」,1990年23巻第3929頁に記
載されている手法で行った。即ち、まず、成分(B)か
らなる厚さの異なる2枚の平板をプレス成形し、用意す
る。また、試験に供する成分(A)又はEBRからなる
厚さ10μmのフィルムを製造する。そして、図1に示
すように、成分(A)又はEBRのフィルム又はトリブ
ロック共重合体を挟むようにして成分(B)の平板を重
ね合わせ、180℃、3kgの荷重で10分間保持し、接
着させ、Gc測定用の試験片とする。そして、その界面
間に楔を差し込み、室温で24時間の放置後に、楔の先
端に生じるクラック長を測定し、界面強度Gcを算出し
た。尚、位相角が−7℃になるように、平板の厚みの比
を制御した。また位相角は、BEM法(境界要素法)に
て算出した。
(Closed Loop)」,1990年23巻第3929頁に記
載されている手法で行った。即ち、まず、成分(B)か
らなる厚さの異なる2枚の平板をプレス成形し、用意す
る。また、試験に供する成分(A)又はEBRからなる
厚さ10μmのフィルムを製造する。そして、図1に示
すように、成分(A)又はEBRのフィルム又はトリブ
ロック共重合体を挟むようにして成分(B)の平板を重
ね合わせ、180℃、3kgの荷重で10分間保持し、接
着させ、Gc測定用の試験片とする。そして、その界面
間に楔を差し込み、室温で24時間の放置後に、楔の先
端に生じるクラック長を測定し、界面強度Gcを算出し
た。尚、位相角が−7℃になるように、平板の厚みの比
を制御した。また位相角は、BEM法(境界要素法)に
て算出した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表2に示す結果から、実施例1〜9の樹脂
組成物であれば、いずれも曲げ弾性率とアイゾット衝撃
強度が高く、しかも伸張性も高く、かつ脆化温度が低く
抑えられていることが明らかである。
組成物であれば、いずれも曲げ弾性率とアイゾット衝撃
強度が高く、しかも伸張性も高く、かつ脆化温度が低く
抑えられていることが明らかである。
【0033】しかしながら、界面強度Gc(TBC/
B)が15と小さいTBCを用いている比較例1のもの
では、耐衝撃性、引張性が小さく、脆化温度が高くなっ
てしまっている。また、界面強度Gc(TBC/B)が
1500と大きいTBCを用いている比較例2のもの
は、耐衝撃性が小さくなってしまっている。さらに、界
面強度Gc(EBR/B)が10と小さいEBRを用い
ている比較例3のものは、耐衝撃性と引張性が小さく、
脆化温度も高くなってしまっている。また、界面強度G
c(EBR/B)が1000と大きいEBRを用いてい
る比較例4のものは、耐衝撃性と引張性が小さく、脆化
温度も高くなってしまっている。
B)が15と小さいTBCを用いている比較例1のもの
では、耐衝撃性、引張性が小さく、脆化温度が高くなっ
てしまっている。また、界面強度Gc(TBC/B)が
1500と大きいTBCを用いている比較例2のもの
は、耐衝撃性が小さくなってしまっている。さらに、界
面強度Gc(EBR/B)が10と小さいEBRを用い
ている比較例3のものは、耐衝撃性と引張性が小さく、
脆化温度も高くなってしまっている。また、界面強度G
c(EBR/B)が1000と大きいEBRを用いてい
る比較例4のものは、耐衝撃性と引張性が小さく、脆化
温度も高くなってしまっている。
【0034】界面強度Gc(A/B)が10と小さいポ
リプロピレン系重合体を用いている比較例5のものは、
耐衝撃性と引張性が小さく、脆化温度が高くなってしま
っている。界面強度Gc(A/B)が1500と大きい
ポリプロピレン系重合体を用いている比較例6のもの
は、耐衝撃性と引張性が小さく、脆化温度が非常に高く
なってしまっている。70℃キシレンに可溶な成分の割
合が68重量部と多い比較例7のものは、曲げ弾性率が
小さくなってしまっている。
リプロピレン系重合体を用いている比較例5のものは、
耐衝撃性と引張性が小さく、脆化温度が高くなってしま
っている。界面強度Gc(A/B)が1500と大きい
ポリプロピレン系重合体を用いている比較例6のもの
は、耐衝撃性と引張性が小さく、脆化温度が非常に高く
なってしまっている。70℃キシレンに可溶な成分の割
合が68重量部と多い比較例7のものは、曲げ弾性率が
小さくなってしまっている。
【0035】TBCを有さない比較例8のものは、耐衝
撃性が小さいだけでなく、脆化温度も高くなっている。
粒径が5.6μmと大きいタルクを用いた比較例9のもの
は、耐衝撃性、引張伸びが小さくなってしまっている。
タルクの含有量が5重量部と少ない比較例10のもの
は、曲げ弾性率が小さくなってしまっている。タルクの
含有量が30重量部と多い比較例11のものは、耐衝撃
性と伸び性が小さくなってしまっている。
撃性が小さいだけでなく、脆化温度も高くなっている。
粒径が5.6μmと大きいタルクを用いた比較例9のもの
は、耐衝撃性、引張伸びが小さくなってしまっている。
タルクの含有量が5重量部と少ない比較例10のもの
は、曲げ弾性率が小さくなってしまっている。タルクの
含有量が30重量部と多い比較例11のものは、耐衝撃
性と伸び性が小さくなってしまっている。
【0036】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、樹脂成分とタル
クを含有してなり、樹脂成分が、プロピレン−エチレン
ブロック共重合体を有したポリプロピレン系重合体と、
エチレン−ブテン系ゴムと、ポリスチレン−エチレン/
ブテン−ポリスチレントリブロック共重合体を有して構
成され、樹脂成分のキシレンによる分別において、70
℃キシレンに可溶な成分の割合が25〜60重量部であ
り、前記ポリプロピレン系重合体の40℃キシレンに可
溶な成分(A)と、110℃キシレンに不溶な成分
(B)との間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブル
カンティレバービーム法で位相角を−2°から−12°
の範囲で測定した場合に、20〜500(J/m2)で
あり、樹脂成分とタルクの合計量100重量部あたり、
タルクを7〜28重量部としたものである。
クを含有してなり、樹脂成分が、プロピレン−エチレン
ブロック共重合体を有したポリプロピレン系重合体と、
エチレン−ブテン系ゴムと、ポリスチレン−エチレン/
ブテン−ポリスチレントリブロック共重合体を有して構
成され、樹脂成分のキシレンによる分別において、70
℃キシレンに可溶な成分の割合が25〜60重量部であ
り、前記ポリプロピレン系重合体の40℃キシレンに可
溶な成分(A)と、110℃キシレンに不溶な成分
(B)との間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブル
カンティレバービーム法で位相角を−2°から−12°
の範囲で測定した場合に、20〜500(J/m2)で
あり、樹脂成分とタルクの合計量100重量部あたり、
タルクを7〜28重量部としたものである。
【0037】この際、成分(B)と、前記エチレン−ブ
テン系ゴムの間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブ
ルカンティレバービーム法で位相角が−2°から−12
°の範囲で測定した場合に、50〜500(J/m2)
であれば、耐衝撃性が高くなり、より好ましくなる。
テン系ゴムの間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブ
ルカンティレバービーム法で位相角が−2°から−12
°の範囲で測定した場合に、50〜500(J/m2)
であれば、耐衝撃性が高くなり、より好ましくなる。
【0038】また、成分(B)と、前記ポリスチレン−
エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック共重合体
の間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブルカンティ
レバービーム法で位相角が−2°から−12°の範囲で
測定した場合に、50〜1000(J/m2)であれば
耐衝撃性が高くなり、より好ましくなる。
エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック共重合体
の間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブルカンティ
レバービーム法で位相角が−2°から−12°の範囲で
測定した場合に、50〜1000(J/m2)であれば
耐衝撃性が高くなり、より好ましくなる。
【0039】さらに、タルクの平均粒径が2.5μm以下
であれば、弾性率、耐衝撃性、引張伸びが高くなり、よ
り好ましくなる。
であれば、弾性率、耐衝撃性、引張伸びが高くなり、よ
り好ましくなる。
【0040】さらにまた、ポリプロピレン系重合体のメ
ルトフローレートが、5〜100g/10分であれば、成
形性が良好である上に耐衝撃性が高くなり、より好まし
くなる。
ルトフローレートが、5〜100g/10分であれば、成
形性が良好である上に耐衝撃性が高くなり、より好まし
くなる。
【0041】本発明の樹脂組成物は、上記構成を有する
ことにより、耐衝撃性、耐熱性に優れ、引張性が大きい
と共に、低温脆化温度が低く抑えられているものであ
る。したがって、特に自動車内外装部品などの材料とし
て好適である。
ことにより、耐衝撃性、耐熱性に優れ、引張性が大きい
と共に、低温脆化温度が低く抑えられているものであ
る。したがって、特に自動車内外装部品などの材料とし
て好適である。
【図1】界面強度Gcの測定方法を説明するための側面
図である。
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛇川 育稔 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 野村 孝夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 西尾 武純 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 樹脂成分とタルクを含有してなり、樹脂
成分が、プロピレン−エチレンブロック共重合体を有し
たポリプロピレン系重合体と、エチレン−ブテン系ゴム
と、ポリスチレン−エチレン/ブテン−ポリスチレント
リブロック共重合体を有して構成され、 樹脂成分のキシレンによる分別において、70℃キシレ
ンに可溶な成分の割合が25〜60重量部であり、 前記ポリプロピレン系重合体の40℃キシレンに可溶な
成分(A)と、110℃キシレンに不溶な成分(B)と
の間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブルカンティ
レバービーム法で位相角を−2°から−12°の範囲で
測定した場合に、20〜500(J/m2)であり、 樹脂成分とタルクの合計量100重量部あたり、タルク
が7〜28重量部であることを特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 前記成分(B)と、前記エチレン−ブテ
ン系ゴムの間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブル
カンティレバービーム法で位相角が−2°から−12°
の範囲で測定した場合に、50〜500(J/m2)で
あることを特徴とする請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 前記成分(B)と、前記ポリスチレン−
エチレン/ブテン−ポリスチレントリブロック共重合体
の間の平らな界面の界面強度が、非対称ダブルカンティ
レバービーム法で位相角が−2°から−12°の範囲で
測定した場合に、50〜1000(J/m2)であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 タルクの平均粒径が2.5μm以下である
ことを特徴とする請求項1,2,3のいずれかに記載の
樹脂組成物。 - 【請求項5】 前記ポリプロピレン系重合体のメルトフ
ローレートが、5〜100g/10分であることを特徴と
する請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11331595A JPH08176395A (ja) | 1994-10-27 | 1995-05-11 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26425194 | 1994-10-27 | ||
| JP6-264251 | 1994-10-27 | ||
| JP11331595A JPH08176395A (ja) | 1994-10-27 | 1995-05-11 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08176395A true JPH08176395A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=26452316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11331595A Withdrawn JPH08176395A (ja) | 1994-10-27 | 1995-05-11 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08176395A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121363A (en) * | 1998-02-17 | 2000-09-19 | Grand Polymer Co., Ltd. | Crystalline propylene block-copolymer composition for use in automobile parts |
| US6214934B1 (en) | 1997-05-28 | 2001-04-10 | Mitsui Chemicals Inc | Polypropylene resin composition for use in automotive inner and outer trims |
| KR100580802B1 (ko) * | 1998-01-09 | 2006-05-23 | 바셀 노쓰 아메리카 인코포레이티드 | 고용융강도 프로필렌 중합체 물질로부터 우수한 저온 인성을 갖는 발포성 제품을 제조하는 방법 |
| JP2022102090A (ja) * | 2020-12-25 | 2022-07-07 | サンアロマー株式会社 | 自動車内装部品用ポリプロピレン系樹脂組成物、その製造方法及び自動車内装部品用成形体 |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP11331595A patent/JPH08176395A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6214934B1 (en) | 1997-05-28 | 2001-04-10 | Mitsui Chemicals Inc | Polypropylene resin composition for use in automotive inner and outer trims |
| KR100580802B1 (ko) * | 1998-01-09 | 2006-05-23 | 바셀 노쓰 아메리카 인코포레이티드 | 고용융강도 프로필렌 중합체 물질로부터 우수한 저온 인성을 갖는 발포성 제품을 제조하는 방법 |
| US6121363A (en) * | 1998-02-17 | 2000-09-19 | Grand Polymer Co., Ltd. | Crystalline propylene block-copolymer composition for use in automobile parts |
| JP2022102090A (ja) * | 2020-12-25 | 2022-07-07 | サンアロマー株式会社 | 自動車内装部品用ポリプロピレン系樹脂組成物、その製造方法及び自動車内装部品用成形体 |
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|---|---|---|---|
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