JPH0817653A - 積層型コイル及びその製造方法 - Google Patents
積層型コイル及びその製造方法Info
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- JPH0817653A JPH0817653A JP14451594A JP14451594A JPH0817653A JP H0817653 A JPH0817653 A JP H0817653A JP 14451594 A JP14451594 A JP 14451594A JP 14451594 A JP14451594 A JP 14451594A JP H0817653 A JPH0817653 A JP H0817653A
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- coil
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Landscapes
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 絶縁体シートの縁部から突出したコイル用導
体の端部相互を、あるいは補強用ダミー導体と端部を仮
固定するスポット溶接工程を省略することができる積層
型コイルを得る。 【構成】 積層型コイルのコイル部はコイル用導体18
を表面に設けた絶縁体シート14を複数枚積層して構成
されている。絶縁体シート14の縁部から突出したコイ
ル用導体18の端部20の表面も含めて、各絶縁体シー
ト14の表面に接着剤26が塗布されている。この接着
剤26は絶縁体シート14を接合すると共に、端部20
相互を接合して仮固定する。接着剤26によって仮固定
された端部20は半田付けされて引出し電極とされる。
体の端部相互を、あるいは補強用ダミー導体と端部を仮
固定するスポット溶接工程を省略することができる積層
型コイルを得る。 【構成】 積層型コイルのコイル部はコイル用導体18
を表面に設けた絶縁体シート14を複数枚積層して構成
されている。絶縁体シート14の縁部から突出したコイ
ル用導体18の端部20の表面も含めて、各絶縁体シー
ト14の表面に接着剤26が塗布されている。この接着
剤26は絶縁体シート14を接合すると共に、端部20
相互を接合して仮固定する。接着剤26によって仮固定
された端部20は半田付けされて引出し電極とされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層型コイル、特にト
ランスやフィルタ等の積層型コイルに関する。
ランスやフィルタ等の積層型コイルに関する。
【0002】
【発明の背景と課題】従来の積層型コイルとして、コイ
ル用導体を表面に形成した複数枚の絶縁体シートを積層
してコイル部を構成し、各コイル用導体相互を絶縁体シ
ートに設けたビアホール等の電気的接続手段を介して接
続する構造のものがある。この構造の積層型コイルにお
いて、コイル用導体の端部を絶縁体シートの縁部から突
出させ、この突出したコイル用導体端部を積み重ねた
後、端部相互を半田付けによって接続して引出し電極と
するものが考えられる。さらに、絶縁体シートに、コイ
ル用導体に接続されない複数の補強用ダミー導体を、絶
縁体シートの縁部から突出させた状態で設け、この突出
した補強用ダミー導体と前記絶縁体シートの縁部から突
出したコイル用導体端部を積み重ねた後、コイル用導体
端部と補強用ダミー導体を半田付けによって接続して引
出し電極とするものも考えられる。
ル用導体を表面に形成した複数枚の絶縁体シートを積層
してコイル部を構成し、各コイル用導体相互を絶縁体シ
ートに設けたビアホール等の電気的接続手段を介して接
続する構造のものがある。この構造の積層型コイルにお
いて、コイル用導体の端部を絶縁体シートの縁部から突
出させ、この突出したコイル用導体端部を積み重ねた
後、端部相互を半田付けによって接続して引出し電極と
するものが考えられる。さらに、絶縁体シートに、コイ
ル用導体に接続されない複数の補強用ダミー導体を、絶
縁体シートの縁部から突出させた状態で設け、この突出
した補強用ダミー導体と前記絶縁体シートの縁部から突
出したコイル用導体端部を積み重ねた後、コイル用導体
端部と補強用ダミー導体を半田付けによって接続して引
出し電極とするものも考えられる。
【0003】ところで、積み重ねられたコイル用導体端
部や補強用ダミー導体を半田付けする場合、コイル用導
体端部や補強用ダミー導体がばらつかないようにするた
め、半田付け前にスポット溶接にてコイル用導体端部相
互あるいは補強用ダミー導体とコイル用導体端部を仮固
定する必要があった。従って、スポット溶接分だけ積層
型コイルの製造コストのアップを招いていた。
部や補強用ダミー導体を半田付けする場合、コイル用導
体端部や補強用ダミー導体がばらつかないようにするた
め、半田付け前にスポット溶接にてコイル用導体端部相
互あるいは補強用ダミー導体とコイル用導体端部を仮固
定する必要があった。従って、スポット溶接分だけ積層
型コイルの製造コストのアップを招いていた。
【0004】そこで、本発明の課題は、絶縁体シートの
縁部から突出したコイル用導体端部、あるいは補強用ダ
ミー導体を仮固定するスポット溶接工程を省略すること
ができる積層型コイルを提供することにある。
縁部から突出したコイル用導体端部、あるいは補強用ダ
ミー導体を仮固定するスポット溶接工程を省略すること
ができる積層型コイルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係る積層型コイルは、絶縁体シート
の縁部から突出したコイル用導体端部の表面及び前記絶
縁体シートの表面に接着剤を塗布し、前記接着剤を介し
て前記絶縁体シート相互を接合して積層体とすると共
に、前記絶縁体シートの縁部から突出したコイル用導体
端部相互を接合して引出し電極としたことを特徴とす
る。
するため、本発明に係る積層型コイルは、絶縁体シート
の縁部から突出したコイル用導体端部の表面及び前記絶
縁体シートの表面に接着剤を塗布し、前記接着剤を介し
て前記絶縁体シート相互を接合して積層体とすると共
に、前記絶縁体シートの縁部から突出したコイル用導体
端部相互を接合して引出し電極としたことを特徴とす
る。
【0006】以上の構成により、絶縁体シートの縁部か
ら突出したコイル用導体端部は、積み重ねられた状態で
接着剤によって仮固定される。従って、コイル用導体端
部はばらけないで半田付けされることになり、従来のス
ポット溶接による仮固定が不必要となる。さらに、絶縁
体シートに絶縁体シートの縁部から突出した補強用ダミ
ー導体が設けられている場合には、補強用ダミー導体の
表面にも接着剤を塗布することにより、コイル用導体端
部と補強用ダミー導体が接着剤によって仮固定される。
コイル用導体端部は補強用ダミー導体によって機械的強
度がアップする。
ら突出したコイル用導体端部は、積み重ねられた状態で
接着剤によって仮固定される。従って、コイル用導体端
部はばらけないで半田付けされることになり、従来のス
ポット溶接による仮固定が不必要となる。さらに、絶縁
体シートに絶縁体シートの縁部から突出した補強用ダミ
ー導体が設けられている場合には、補強用ダミー導体の
表面にも接着剤を塗布することにより、コイル用導体端
部と補強用ダミー導体が接着剤によって仮固定される。
コイル用導体端部は補強用ダミー導体によって機械的強
度がアップする。
【0007】また、本発明に係る積層型コイルの製造方
法は、(a)絶縁体シートの縁部から突出したコイル用
導体端部の表面及び前記絶縁体シートの表面に接着剤を
塗布する工程と、(b)前記接着剤を介して前記絶縁体
シート相互を接合して積層体とすると共に、前記絶縁体
シートの縁部から突出したコイル用導体端部相互を接合
して引出し電極とする工程と、(c)前記引出し電極を
半田付けして前記接着剤を飛散させると共に、コイル用
導体の端部相互を半田にて接続する工程と、を備えたこ
とを特徴とする。
法は、(a)絶縁体シートの縁部から突出したコイル用
導体端部の表面及び前記絶縁体シートの表面に接着剤を
塗布する工程と、(b)前記接着剤を介して前記絶縁体
シート相互を接合して積層体とすると共に、前記絶縁体
シートの縁部から突出したコイル用導体端部相互を接合
して引出し電極とする工程と、(c)前記引出し電極を
半田付けして前記接着剤を飛散させると共に、コイル用
導体の端部相互を半田にて接続する工程と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】以上の方法により、接着剤を介して接合し
たコイル用導体端部からなる引出し電極は、従来のスポ
ット溶接による仮固定をしなくても、コイル用導体端部
がばらけることなく半田付けされる。このとき、半田付
けされた部分の接着剤は飛散するため、接着剤がコイル
用導体の端部相互の電気的接続を妨げるおそれはない。
接着剤としては、半田付け時の熱によって分解して飛散
し易い材料、例えばポリウレタン系樹脂又はブチラール
系樹脂が使用される。
たコイル用導体端部からなる引出し電極は、従来のスポ
ット溶接による仮固定をしなくても、コイル用導体端部
がばらけることなく半田付けされる。このとき、半田付
けされた部分の接着剤は飛散するため、接着剤がコイル
用導体の端部相互の電気的接続を妨げるおそれはない。
接着剤としては、半田付け時の熱によって分解して飛散
し易い材料、例えばポリウレタン系樹脂又はブチラール
系樹脂が使用される。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る積層型コイルの一実施例
について添付図面を参照して説明する。以下の実施例
は、トランスとして使用される積層型コイルについて説
明する。図1に示すように、積層型コイル1はコイル部
10及び磁性体コア40,45からなる。コイル部10
は、図2及び図3に例示した絶縁体シート14を含む複
数枚の絶縁体シート14を積層したものである。図2及
び図3に示した絶縁体シート14の中央部には、コア4
0を挿通するための穴16が設けられている。
について添付図面を参照して説明する。以下の実施例
は、トランスとして使用される積層型コイルについて説
明する。図1に示すように、積層型コイル1はコイル部
10及び磁性体コア40,45からなる。コイル部10
は、図2及び図3に例示した絶縁体シート14を含む複
数枚の絶縁体シート14を積層したものである。図2及
び図3に示した絶縁体シート14の中央部には、コア4
0を挿通するための穴16が設けられている。
【0010】シート14上には穴16を中心として、渦
巻状のコイル用導体18が形成されている。コイル用導
体18の一方の端部19にはビアホール28が設けられ
ている。シート14には、例えばポリイミド基板等の絶
縁材料が使用される。また、シート14の縁部からコイ
ル用導体18の他方の端部20と、コイル用導体18に
接続されない複数の補強用ダミー導体21とが突出して
いる。端部20及び補強用ダミー導体21はテーパ形状
になっている。ここに、補強用ダミー導体21は、コイ
ル用導体18の端部20の機械的強度を強くするための
ものである。また、コイル用導体18の端部20相互を
接続する際等に、一定の作業条件にて半田付けを実行す
ることができるようにするためにも利用される。従っ
て、補強用ダミー導体21を必ずしも設ける必要はな
い。
巻状のコイル用導体18が形成されている。コイル用導
体18の一方の端部19にはビアホール28が設けられ
ている。シート14には、例えばポリイミド基板等の絶
縁材料が使用される。また、シート14の縁部からコイ
ル用導体18の他方の端部20と、コイル用導体18に
接続されない複数の補強用ダミー導体21とが突出して
いる。端部20及び補強用ダミー導体21はテーパ形状
になっている。ここに、補強用ダミー導体21は、コイ
ル用導体18の端部20の機械的強度を強くするための
ものである。また、コイル用導体18の端部20相互を
接続する際等に、一定の作業条件にて半田付けを実行す
ることができるようにするためにも利用される。従っ
て、補強用ダミー導体21を必ずしも設ける必要はな
い。
【0011】図4に示すように、この絶縁体シート14
の表面に液状の絶縁剤25がスクリーン印刷等の手段に
より塗布された後、乾燥される。絶縁剤25はコイル用
導体18の一方の端部19を残してコイル用導体18を
被覆している。絶縁剤25は、コイル用導体18の防錆
のためと、絶縁体シート14を積層した際に、コイル用
導体18に隣接する他の絶縁体シート14上のコイル用
導体18との間の耐電圧性を確保するためのものであ
る。従って、絶縁剤25の材料としては、エポキシ樹脂
等の耐電圧性の高い材料を使用するのが好ましい。
の表面に液状の絶縁剤25がスクリーン印刷等の手段に
より塗布された後、乾燥される。絶縁剤25はコイル用
導体18の一方の端部19を残してコイル用導体18を
被覆している。絶縁剤25は、コイル用導体18の防錆
のためと、絶縁体シート14を積層した際に、コイル用
導体18に隣接する他の絶縁体シート14上のコイル用
導体18との間の耐電圧性を確保するためのものであ
る。従って、絶縁剤25の材料としては、エポキシ樹脂
等の耐電圧性の高い材料を使用するのが好ましい。
【0012】次に、図5に示すように、シート14の表
面に液状の接着剤26がスクリーン印刷等の手段により
塗布される。すなわち、接着剤26はコイル用導体18
の一方の端部19を残してシート14の略上面全部とシ
ート14の縁部から突出している端部20及び補強用ダ
ミー導体21の上面に塗布された後、乾燥される。接着
剤26の材料としては、熱により分解して飛散し易い材
料、例えばポリウレタン系樹脂又はブチラール系樹脂が
使用される。
面に液状の接着剤26がスクリーン印刷等の手段により
塗布される。すなわち、接着剤26はコイル用導体18
の一方の端部19を残してシート14の略上面全部とシ
ート14の縁部から突出している端部20及び補強用ダ
ミー導体21の上面に塗布された後、乾燥される。接着
剤26の材料としては、熱により分解して飛散し易い材
料、例えばポリウレタン系樹脂又はブチラール系樹脂が
使用される。
【0013】次に、図2に示した絶縁体シート14の上
に図3に示した絶縁体シート14が重ねられた後、それ
ぞれのシート14上に設けられたコイル用導体18の端
部19がスポット溶接等の手段にて接続される。こうし
て、二つのコイル用導体18はビアホール28を介して
電気的に接続されてインダクタを形成することになる。
に図3に示した絶縁体シート14が重ねられた後、それ
ぞれのシート14上に設けられたコイル用導体18の端
部19がスポット溶接等の手段にて接続される。こうし
て、二つのコイル用導体18はビアホール28を介して
電気的に接続されてインダクタを形成することになる。
【0014】さらに、こうして準備された絶縁体シート
14は積み重ねられた後、接着剤26を加熱してシート
14相互を接合する。こうして、積層構造のコイル部1
0を構成する。コイル部10の中央部には各シート14
に設けた穴16にて構成された穴10aが設けられてい
る。端部20及び補強用ダミー導体21は重なり合った
状態で接着剤26を介して接合してコイル部10の側面
から突出している。
14は積み重ねられた後、接着剤26を加熱してシート
14相互を接合する。こうして、積層構造のコイル部1
0を構成する。コイル部10の中央部には各シート14
に設けた穴16にて構成された穴10aが設けられてい
る。端部20及び補強用ダミー導体21は重なり合った
状態で接着剤26を介して接合してコイル部10の側面
から突出している。
【0015】次に、接合した端部20及び補強用ダミー
導体21は半田浴に浸漬され、半田付けされる。端部2
0及び補強用ダミー導体21は接着剤26によって仮固
定されているので、ばらけることなく半田付けされる。
この結果、従来のスポット溶接による仮固定を省略する
ことができる。
導体21は半田浴に浸漬され、半田付けされる。端部2
0及び補強用ダミー導体21は接着剤26によって仮固
定されているので、ばらけることなく半田付けされる。
この結果、従来のスポット溶接による仮固定を省略する
ことができる。
【0016】一方、半田浴に浸漬された部分の接着剤2
6は半田の熱によって分解して飛散するため、接着剤2
6がコイル用導体18の端部20相互の電気的接続を阻
害するおそれはなくなり、接続信頼性の高い積層型コイ
ル部品1が得られる。コイル部10のインダクタは一つ
だけ形成してもよいし、複数形成してトランス等として
使用してもよい。また、各絶縁体シート14に設けられ
たコイル用導体18の接続方法を変えることにより、複
数のインダクタを直列または並列に接続することもでき
る。
6は半田の熱によって分解して飛散するため、接着剤2
6がコイル用導体18の端部20相互の電気的接続を阻
害するおそれはなくなり、接続信頼性の高い積層型コイ
ル部品1が得られる。コイル部10のインダクタは一つ
だけ形成してもよいし、複数形成してトランス等として
使用してもよい。また、各絶縁体シート14に設けられ
たコイル用導体18の接続方法を変えることにより、複
数のインダクタを直列または並列に接続することもでき
る。
【0017】さらに、断面E字状のコア40及び断面I
字状のコア45が取り付けられる。コア40は中央部に
中脚部42、両端部に外脚部44a,44bを有してい
る。中脚部42はコイル部10の穴10aに挿通され
る。図6に示すように、コア40と45は突き合わされ
た状態で絶縁テープ47等で固定される。
字状のコア45が取り付けられる。コア40は中央部に
中脚部42、両端部に外脚部44a,44bを有してい
る。中脚部42はコイル部10の穴10aに挿通され
る。図6に示すように、コア40と45は突き合わされ
た状態で絶縁テープ47等で固定される。
【0018】なお、本発明に係る積層型コイル及びその
製造方法は前記実施例に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変形することができる。前記実施例
は、絶縁体シートの中央部にコアの中脚部を挿入するた
めの穴を設けたものについて説明したが、このような穴
を設けないものであってもよい。この場合、コアは中脚
部を有さないタイプが用いられる。また、トランス以外
に、フィルタとして使用される積層型コイルであっても
よいし、コアを有さないものであってもよい。
製造方法は前記実施例に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変形することができる。前記実施例
は、絶縁体シートの中央部にコアの中脚部を挿入するた
めの穴を設けたものについて説明したが、このような穴
を設けないものであってもよい。この場合、コアは中脚
部を有さないタイプが用いられる。また、トランス以外
に、フィルタとして使用される積層型コイルであっても
よいし、コアを有さないものであってもよい。
【0019】また、前記実施例では、接着剤の材料とし
て、熱により分解して飛散し易い材料を使用したが、引
出し電極が一つのコイル用導体端部と複数の補強用ダミ
ー導体から構成されている場合には、コイル用導体の端
部と補強用ダミー導体の電気的接続信頼性は要求されな
いので、熱硬化性樹脂(例えばエポキシ樹脂等)であっ
てもよい。
て、熱により分解して飛散し易い材料を使用したが、引
出し電極が一つのコイル用導体端部と複数の補強用ダミ
ー導体から構成されている場合には、コイル用導体の端
部と補強用ダミー導体の電気的接続信頼性は要求されな
いので、熱硬化性樹脂(例えばエポキシ樹脂等)であっ
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、絶縁体シートの縁部から突出したコイル用導体
端部の表面にも接着剤を塗布することにより、コイル用
導体端部相互が接着剤を介して仮固定されることにな
る。この結果、従来のスポット溶接による仮固定を省略
することができ、製造コストを抑えることができる。
よれば、絶縁体シートの縁部から突出したコイル用導体
端部の表面にも接着剤を塗布することにより、コイル用
導体端部相互が接着剤を介して仮固定されることにな
る。この結果、従来のスポット溶接による仮固定を省略
することができ、製造コストを抑えることができる。
【0021】さらに、絶縁体シートに、絶縁体シートの
縁部から突出した補強用ダミー導体が設けられている場
合には、補強用ダミー導体の表面にも接着剤を塗布する
ことにより、コイル用導体端部と補強用ダミー導体が接
着剤を介して仮固定されることになる。従って、コイル
用導体端部は補強用ダミー導体によって機械的強度がア
ップし、機械的強度が強い引出し電極が得られる。
縁部から突出した補強用ダミー導体が設けられている場
合には、補強用ダミー導体の表面にも接着剤を塗布する
ことにより、コイル用導体端部と補強用ダミー導体が接
着剤を介して仮固定されることになる。従って、コイル
用導体端部は補強用ダミー導体によって機械的強度がア
ップし、機械的強度が強い引出し電極が得られる。
【0022】また、接着剤を介して接合したコイル用導
体の端部や補強用ダミー導体からなる引出し電極は、コ
イル用導体の端部や補強用ダミー導体がばらつくことな
く半田付けすることができる。このとき、接着剤の材料
として、ポリウレタン系樹脂又はブチラール系樹脂を使
用するので、半田付けされた部分の接着剤は飛散し、接
着剤がコイル用導体の端部相互の電気的接続を妨げず、
信頼性の高い接続を容易に得ることができる。
体の端部や補強用ダミー導体からなる引出し電極は、コ
イル用導体の端部や補強用ダミー導体がばらつくことな
く半田付けすることができる。このとき、接着剤の材料
として、ポリウレタン系樹脂又はブチラール系樹脂を使
用するので、半田付けされた部分の接着剤は飛散し、接
着剤がコイル用導体の端部相互の電気的接続を妨げず、
信頼性の高い接続を容易に得ることができる。
【0023】さらに、絶縁体シートの縁部から突出した
コイル用導体の端部及び補強用ダミー導体の表面に接着
剤を塗布しておくので、製造中に端部及び補強用ダミー
導体の表面に錆が発生しなくなる。
コイル用導体の端部及び補強用ダミー導体の表面に接着
剤を塗布しておくので、製造中に端部及び補強用ダミー
導体の表面に錆が発生しなくなる。
【図1】本発明に係る積層型コイル及びその製造方法の
一実施例を示す分解斜視図。
一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1に示した積層型コイルのコイル部に用いら
れる絶縁体シートの一例を示す平面図。
れる絶縁体シートの一例を示す平面図。
【図3】図1に示した積層型コイルのコイル部に用いら
れる絶縁体シートの別の一例を示す平面図。
れる絶縁体シートの別の一例を示す平面図。
【図4】図2のIV−IV断面図。
【図5】図4に続く製造手順を示す断面図。
【図6】図1に示した積層型コイルの外観を示す斜視
図。
図。
1…積層型コイル 10…コイル部 14…絶縁体シート 18…コイル用導体 20…端部 21…補強用ダミー導体 22…引出し電極 26…接着剤
Claims (6)
- 【請求項1】 コイル用導体を表面に設けた絶縁体シー
トを複数枚積層して構成したコイル部を備えた積層型コ
イルにおいて、 前記絶縁体シートの縁部から突出した前記コイル用導体
端部の表面及び前記絶縁体シートの表面に接着剤を塗布
し、前記接着剤を介して前記絶縁体シート相互を接合し
て積層体とすると共に、前記絶縁体シートの縁部から突
出したコイル用導体端部相互を接合して引出し電極とし
たことを特徴とする積層型コイル。 - 【請求項2】 コイル用導体を表面に設けた絶縁体シー
トを複数枚積層して構成したコイル部を備えた積層型コ
イルにおいて、 前記絶縁体シートの縁部からそれぞれ突出した前記コイ
ル用導体端部と補強用ダミー導体の表面及び前記絶縁体
シートの表面に接着剤を塗布し、前記接着剤を介して前
記絶縁体シート相互を接合して積層体とすると共に、前
記絶縁体シートの縁部から突出した前記コイル用導体端
部と前記補強用ダミー導体を接合して引出し電極とした
ことを特徴とする積層型コイル。 - 【請求項3】 接着剤がポリウレタン系樹脂又はブチラ
ール系樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2記
載の積層型コイル。 - 【請求項4】 コイル用導体を表面に設けた絶縁体シー
トを複数枚積層して構成したコイル部を備えた積層型コ
イルの製造方法において、 前記絶縁体シートの縁部から突出した前記コイル用導体
端部の表面及び前記絶縁体シートの表面に接着剤を塗布
する工程と、 前記接着剤を介して前記絶縁体シート相互を接合して積
層体とすると共に、前記絶縁体シートの縁部から突出し
たコイル用導体端部相互を接合して引出し電極とする工
程と、 前記引出し電極を半田付けして前記接着剤を飛散させる
と共に、コイル用導体端部相互を半田にて接続する工程
と、 を備えたことを特徴とする積層型コイルの製造方法。 - 【請求項5】 コイル用導体を表面に設けた絶縁体シー
トを複数枚積層して構成したコイル部を備えた積層型コ
イルの製造方法において、 前記絶縁体シートの縁部から突出した前記コイル用導体
端部と補強用ダミー導体の表面及び前記絶縁体シートの
表面に接着剤を塗布する工程と、 前記接着剤を介して前記絶縁体シート相互を接合して積
層体とすると共に、前記絶縁体シートの縁部から突出し
た前記コイル用導体端部と前記補強用ダミー導体を接合
して引出し電極とする工程と、 前記引出し電極を半田付けして前記接着剤を飛散させる
と共に、前記コイル用導体端部と補強用ダミー導体を半
田にて接続する工程と、 を備えたことを特徴とする積層型コイルの製造方法。 - 【請求項6】 接着剤がポリウレタン系樹脂又はブチラ
ール系樹脂からなることを特徴とする請求項4又は5記
載の積層型コイルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14451594A JPH0817653A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 積層型コイル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14451594A JPH0817653A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 積層型コイル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817653A true JPH0817653A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15364146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14451594A Pending JPH0817653A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 積層型コイル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817653A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150015374A (ko) * | 2013-07-31 | 2015-02-10 | 신꼬오덴기 고교 가부시키가이샤 | 코일 기판, 그 제조 방법 및 인덕터 |
| JP2015076597A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 新光電気工業株式会社 | コイル基板及びその製造方法、インダクタ |
| CN106324452A (zh) * | 2016-08-15 | 2017-01-11 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种变压器绝缘模型系统 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP14451594A patent/JPH0817653A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150015374A (ko) * | 2013-07-31 | 2015-02-10 | 신꼬오덴기 고교 가부시키가이샤 | 코일 기판, 그 제조 방법 및 인덕터 |
| JP2015032626A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 新光電気工業株式会社 | コイル基板及びその製造方法、インダクタ |
| JP2015076597A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 新光電気工業株式会社 | コイル基板及びその製造方法、インダクタ |
| KR20150042722A (ko) * | 2013-10-11 | 2015-04-21 | 신꼬오덴기 고교 가부시키가이샤 | 코일 기판, 그 제조 방법 및 인덕터 |
| US10014100B2 (en) | 2013-10-11 | 2018-07-03 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Coil substrate, method of manufacturing coil substrate and inductor |
| CN106324452A (zh) * | 2016-08-15 | 2017-01-11 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种变压器绝缘模型系统 |
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