JPH10172832A - 巻線型電子部品 - Google Patents
巻線型電子部品Info
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- JPH10172832A JPH10172832A JP8352013A JP35201396A JPH10172832A JP H10172832 A JPH10172832 A JP H10172832A JP 8352013 A JP8352013 A JP 8352013A JP 35201396 A JP35201396 A JP 35201396A JP H10172832 A JPH10172832 A JP H10172832A
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- core
- electronic component
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻線型電子部品において、チップの小型軽量
化を妨げることなくQの向上を図る。 【解決手段】 コイル12に対する通電によって磁束が
発生するが、この磁束の一部が、(A)では鎖線L1で
例示するように段差30,32を通り、(B)では鎖線
L2で例示するように露出部34,36を通るようにな
る。磁束が電極20,22やメッキ26,28の導体部
分を通過しようとすると、うず電流が流れるようにな
り、損失が増大する。しかし、本例では、段差30,3
2や露出部34,36によって導体のない磁路が確保さ
れるようになり、全体としてQが向上し、急峻な周波数
特性を必要とするフィルタ回路を構成することが可能と
なる。
化を妨げることなくQの向上を図る。 【解決手段】 コイル12に対する通電によって磁束が
発生するが、この磁束の一部が、(A)では鎖線L1で
例示するように段差30,32を通り、(B)では鎖線
L2で例示するように露出部34,36を通るようにな
る。磁束が電極20,22やメッキ26,28の導体部
分を通過しようとすると、うず電流が流れるようにな
り、損失が増大する。しかし、本例では、段差30,3
2や露出部34,36によって導体のない磁路が確保さ
れるようになり、全体としてQが向上し、急峻な周波数
特性を必要とするフィルタ回路を構成することが可能と
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インダクタ,ト
ランス,チョークコイルなどの巻線型の電子部品にかか
り、更に具体的には、Q(クオリティファクタ)に対す
る改良に関するものである。
ランス,チョークコイルなどの巻線型の電子部品にかか
り、更に具体的には、Q(クオリティファクタ)に対す
る改良に関するものである。
【0002】
【背景技術と発明が解決しようとする課題】巻線型の電
子部品としては、既に各種のものが実用化されており、
また各種の改良も行われている。例えば実開昭51−1
15547号公報には、端部に鍔部を有する巻芯(コイ
ルボビン)のコア部にコイルを巻くとともに、鍔部の周
面に導電層を形成し、この導電層にコイルのリード線の
端部を接続し、且つ、プリント基板の導電部にも接続す
るようにした固定インダクタンス素子が開示されてい
る。実開昭56−110612号公報には、鍔部に溝を
形成し、この溝内にコイル端部を収納するようにしたイ
ンダクタンス素子が開示されている。
子部品としては、既に各種のものが実用化されており、
また各種の改良も行われている。例えば実開昭51−1
15547号公報には、端部に鍔部を有する巻芯(コイ
ルボビン)のコア部にコイルを巻くとともに、鍔部の周
面に導電層を形成し、この導電層にコイルのリード線の
端部を接続し、且つ、プリント基板の導電部にも接続す
るようにした固定インダクタンス素子が開示されてい
る。実開昭56−110612号公報には、鍔部に溝を
形成し、この溝内にコイル端部を収納するようにしたイ
ンダクタンス素子が開示されている。
【0003】特開昭57−73916号公報には、コア
中央に巻回されたコイルの端末をコア端部の鍔部に形成
された導電体層に接続するとともに、樹脂封止後端面に
電極を形成した小型インダクタが開示されている。更
に、実開昭61−144616号公報には、四角形の鍔
部に巻線引出溝を設けてリード線を引出すとともに、鍔
部側面にも電極を設けるようにしたチップコイルが開示
されている。
中央に巻回されたコイルの端末をコア端部の鍔部に形成
された導電体層に接続するとともに、樹脂封止後端面に
電極を形成した小型インダクタが開示されている。更
に、実開昭61−144616号公報には、四角形の鍔
部に巻線引出溝を設けてリード線を引出すとともに、鍔
部側面にも電極を設けるようにしたチップコイルが開示
されている。
【0004】以上のように、巻線型電子部品は、コア部
にコイルを巻回するとともに、このコイルの引出線を鍔
部の電極に接合した構成となっている。このような巻線
型電子部品は、例えば数kHz〜数GHz程度のフィル
タなどに使用される。フィルタ回路では、もちろんその
用途にもよるが、多くの場合は急峻な周波数特性が要求
される。このような急峻な特性を得るためには、よく知
られているようにQが高い方が好都合である。
にコイルを巻回するとともに、このコイルの引出線を鍔
部の電極に接合した構成となっている。このような巻線
型電子部品は、例えば数kHz〜数GHz程度のフィル
タなどに使用される。フィルタ回路では、もちろんその
用途にもよるが、多くの場合は急峻な周波数特性が要求
される。このような急峻な特性を得るためには、よく知
られているようにQが高い方が好都合である。
【0005】図15には、一般的な巻線型電子部品の断
面が示されている。同図において、巻芯900は、中央
のコア部902の端部に鍔部904を備えた形状となっ
ており、コア部902にはコイル906が巻回されてい
る。鍔部904の端面及び側面には、ディップ法などの
適当な方法で導電性ペースト(例えば銀ペースト)など
による電極908が形成されている。コイル906の両
引出線910は、鍔部904の電極908に熱圧着など
の手法で結合される。なお、電極部分には、その後メッ
キ912がそれぞれ施される。
面が示されている。同図において、巻芯900は、中央
のコア部902の端部に鍔部904を備えた形状となっ
ており、コア部902にはコイル906が巻回されてい
る。鍔部904の端面及び側面には、ディップ法などの
適当な方法で導電性ペースト(例えば銀ペースト)など
による電極908が形成されている。コイル906の両
引出線910は、鍔部904の電極908に熱圧着など
の手法で結合される。なお、電極部分には、その後メッ
キ912がそれぞれ施される。
【0006】端部の端子電極部914,916によって
コイル906に通電すると磁力線が発生し、例えば図に
一点鎖線で示すようになる。Qの高い巻線型電子部品を
得るための方法としては、磁束が通る磁路を確保する,
あるいは磁束密度の向上を図るなどが考えられる。しか
し、その工夫は、最近におけるチップの小型化,軽量化
あるいは低背化などの要請に沿ったものであることが必
要である。
コイル906に通電すると磁力線が発生し、例えば図に
一点鎖線で示すようになる。Qの高い巻線型電子部品を
得るための方法としては、磁束が通る磁路を確保する,
あるいは磁束密度の向上を図るなどが考えられる。しか
し、その工夫は、最近におけるチップの小型化,軽量化
あるいは低背化などの要請に沿ったものであることが必
要である。
【0007】この発明は、以上の点に着目したもので、
その目的は、巻線型電子部品において、チップの小型軽
量化を妨げることなくQの向上を図ることである。他の
目的は、急峻な周波数特性を必要とするフィルタ回路な
どに好適な巻線型電子部品を提供することである。
その目的は、巻線型電子部品において、チップの小型軽
量化を妨げることなくQの向上を図ることである。他の
目的は、急峻な周波数特性を必要とするフィルタ回路な
どに好適な巻線型電子部品を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、前記鍔部のコア部側もしくは
コア部に、前記コイルに対する通電によって生ずる磁束
の通路を備えたことを特徴とする。主要な形態によれ
ば、前記通路は、前記鍔部と前記電極との間に形成され
た段差又はテーパ形状のいずれかである。他の形態によ
れば、前記段差は、階段状に形成される。あるいは、前
記コア部が、巻芯長手方向に対して斜めとなる面を有す
る形状に形成される。
め、この発明は、巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、前記鍔部のコア部側もしくは
コア部に、前記コイルに対する通電によって生ずる磁束
の通路を備えたことを特徴とする。主要な形態によれ
ば、前記通路は、前記鍔部と前記電極との間に形成され
た段差又はテーパ形状のいずれかである。他の形態によ
れば、前記段差は、階段状に形成される。あるいは、前
記コア部が、巻芯長手方向に対して斜めとなる面を有す
る形状に形成される。
【0009】他の発明は、前記鍔部の側面側に、前記コ
イルに対する通電によって生ずる磁束の通路を備えたこ
とを特徴とする。主要な形態によれば、前記通路は、前
記鍔部側面の一部が露出した露出部,鍔部側面に形成し
た絶縁層,もしくは非磁性層のいずれかである。他の形
態によれば、前記絶縁層は、前記コイルの外装樹脂であ
る。
イルに対する通電によって生ずる磁束の通路を備えたこ
とを特徴とする。主要な形態によれば、前記通路は、前
記鍔部側面の一部が露出した露出部,鍔部側面に形成し
た絶縁層,もしくは非磁性層のいずれかである。他の形
態によれば、前記絶縁層は、前記コイルの外装樹脂であ
る。
【0010】更に他の発明は、前記鍔部の側面と前記電
極との間に、前記コイルに対する通電によって生ずる磁
束の通路を設けたことを特徴とする。また、更に他の発
明は、前記鍔部の端面と前記電極との間に、前記コイル
に対する通電によって生ずる磁束の通路を設けたことを
特徴とする。主要な形態によれば、前記通路は、前記鍔
部に形成された凹凸である。更に他の発明は、前記鍔部
表面に形成された電極の一部を除去して、前記コイルに
対する通電によって生ずる磁束の通路を設けたことを特
徴とする。主要な形態によれば、前記電極に、前記磁束
によって生ずるうず電流を断ち切る,ないしは電極中の
閉ループ電流による損失を低減するためのスリットが設
けられる。
極との間に、前記コイルに対する通電によって生ずる磁
束の通路を設けたことを特徴とする。また、更に他の発
明は、前記鍔部の端面と前記電極との間に、前記コイル
に対する通電によって生ずる磁束の通路を設けたことを
特徴とする。主要な形態によれば、前記通路は、前記鍔
部に形成された凹凸である。更に他の発明は、前記鍔部
表面に形成された電極の一部を除去して、前記コイルに
対する通電によって生ずる磁束の通路を設けたことを特
徴とする。主要な形態によれば、前記電極に、前記磁束
によって生ずるうず電流を断ち切る,ないしは電極中の
閉ループ電流による損失を低減するためのスリットが設
けられる。
【0011】更に他の発明は、前記コイルを、多数の被
覆導体を束ねて構成したことを特徴とする。更に他の発
明は、前記コア部の径を、前記鍔部の長さの半分よりも
大きく設定するとともに、前記コア部の長さを、鍔部の
長さよりも小さく設定したことを特徴とする。
覆導体を束ねて構成したことを特徴とする。更に他の発
明は、前記コア部の径を、前記鍔部の長さの半分よりも
大きく設定するとともに、前記コア部の長さを、鍔部の
長さよりも小さく設定したことを特徴とする。
【0012】この発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。図1(A)
には、一実施例にかかる巻線型電子部品の断面が示され
ている。同図において、巻芯10は、中央の円柱状のコ
ア部12の端部に端面四角形状又は四角板状の鍔部1
4,16をそれぞれ備えた形状となっている。コア部1
2にはコイル18が巻回されている。また、鍔部14,
16の端面及び側面には、ディップ法などの適当な方法
で銀ペーストなどによる電極20,22がそれぞれ形成
されている。コイル18の両引出線(図示せず)は、鍔
部14,16の電極20,22に熱圧着などの手法でそ
れぞれ結合される。そして、コイル巻回部分には、外装
として、被覆保護のために樹脂24がコーティングされ
る。また、電極部分には、その後メッキ26,28がそ
れぞれ施され、外部との接続端子となる。
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。図1(A)
には、一実施例にかかる巻線型電子部品の断面が示され
ている。同図において、巻芯10は、中央の円柱状のコ
ア部12の端部に端面四角形状又は四角板状の鍔部1
4,16をそれぞれ備えた形状となっている。コア部1
2にはコイル18が巻回されている。また、鍔部14,
16の端面及び側面には、ディップ法などの適当な方法
で銀ペーストなどによる電極20,22がそれぞれ形成
されている。コイル18の両引出線(図示せず)は、鍔
部14,16の電極20,22に熱圧着などの手法でそ
れぞれ結合される。そして、コイル巻回部分には、外装
として、被覆保護のために樹脂24がコーティングされ
る。また、電極部分には、その後メッキ26,28がそ
れぞれ施され、外部との接続端子となる。
【0014】ところで、本例では、コア部12と鍔部1
4,16との接続部分に、段差30,32がそれぞれ設
けられている。この段差30,32には、電極やメッキ
は施されていない。また、コイル18も巻回されていな
い。図示の例では、コア部12の部分に樹脂24が塗布
されているが、この段差30,32の部分に樹脂を塗布
してもよい。
4,16との接続部分に、段差30,32がそれぞれ設
けられている。この段差30,32には、電極やメッキ
は施されていない。また、コイル18も巻回されていな
い。図示の例では、コア部12の部分に樹脂24が塗布
されているが、この段差30,32の部分に樹脂を塗布
してもよい。
【0015】なお、巻芯10は、例えばフェライトやア
ルミナを混合して焼成することで形成される。そして、
電極20,22は、Ag,Ag−Pd,Ag−Pt,Cuなど
による1〜30μmの薄膜層もしくは厚膜層によって形
成され、メッキ26,28は、Ni,Sn,Sn−Pbなど
による1〜10μmの層によって形成される。また、寸
法の一例を示すと、巻芯10全体の長さは1.6mm程
度,幅及び高さは0.8mm程度である。巻芯中央のコア
部12の径は0.2〜0.7mmであり、鍔部14,16
の幅は0.2〜0.5mmである。
ルミナを混合して焼成することで形成される。そして、
電極20,22は、Ag,Ag−Pd,Ag−Pt,Cuなど
による1〜30μmの薄膜層もしくは厚膜層によって形
成され、メッキ26,28は、Ni,Sn,Sn−Pbなど
による1〜10μmの層によって形成される。また、寸
法の一例を示すと、巻芯10全体の長さは1.6mm程
度,幅及び高さは0.8mm程度である。巻芯中央のコア
部12の径は0.2〜0.7mmであり、鍔部14,16
の幅は0.2〜0.5mmである。
【0016】次に、本例の作用を説明する。コイル12
に対する通電によって磁束が発生するが、この磁束の一
部が、同図に鎖線L1で例示するように段差30,32
を通るようになる。磁束が、特に電極20,22やメッ
キ26,28の導体部分を通過しようとするとうず電流
が流れるようになる。このため、磁束は、導体部分は通
りにくい。しかし、本例では、段差30,32によって
導体のない磁路が確保されるようになり、全体としてQ
が向上するようになる。
に対する通電によって磁束が発生するが、この磁束の一
部が、同図に鎖線L1で例示するように段差30,32
を通るようになる。磁束が、特に電極20,22やメッ
キ26,28の導体部分を通過しようとするとうず電流
が流れるようになる。このため、磁束は、導体部分は通
りにくい。しかし、本例では、段差30,32によって
導体のない磁路が確保されるようになり、全体としてQ
が向上するようになる。
【0017】次に、段差30,32の幅W1は、コア部
12の幅W2に対して、使用するコイル18の径や巻数
を考慮して設定される。すなわち、段差30,32の幅
W1を調整することによって、コア部12の幅W2を、
コイル径や巻数に対応した適切な値に設定することがで
きる。このため、巻バラツキを低減することができる。
また、段差30,32の部分は、樹脂24の逃げに利用
される。適量よりも多い樹脂24が付いてしまっても、
段差30,32の方向に逃げることで、樹脂部に所望の
空間を確保したり、あるいは平坦面を確保することが可
能となる。
12の幅W2に対して、使用するコイル18の径や巻数
を考慮して設定される。すなわち、段差30,32の幅
W1を調整することによって、コア部12の幅W2を、
コイル径や巻数に対応した適切な値に設定することがで
きる。このため、巻バラツキを低減することができる。
また、段差30,32の部分は、樹脂24の逃げに利用
される。適量よりも多い樹脂24が付いてしまっても、
段差30,32の方向に逃げることで、樹脂部に所望の
空間を確保したり、あるいは平坦面を確保することが可
能となる。
【0018】次に、同図(B)に示す例は、鍔部14,
16の側面コア側に、電極20,22やメッキ26,2
8のない露出部34,36を形成したものである。同図
(A)の例と比較して、段差30,32を鍔部14,1
6と同じ高さとしたものと考えることもできる。この例
によれば、鎖線L2で例示するように磁束が回り込むよ
うになり、露出部34,36によって導体のない磁路が
確保される。このため、前記例と同様にQが向上する。
この露出部34,36も外装樹脂24の逃げとして作用
する。
16の側面コア側に、電極20,22やメッキ26,2
8のない露出部34,36を形成したものである。同図
(A)の例と比較して、段差30,32を鍔部14,1
6と同じ高さとしたものと考えることもできる。この例
によれば、鎖線L2で例示するように磁束が回り込むよ
うになり、露出部34,36によって導体のない磁路が
確保される。このため、前記例と同様にQが向上する。
この露出部34,36も外装樹脂24の逃げとして作用
する。
【0019】次に、図2(A)に示す例は、鍔部14,
16とコア部12との間にテーパ部38,40を形成し
たものである。このテーパ部38,40を鎖線L3で例
示するように磁束が通るようになり、前記例と同様に磁
路が確保されてQが向上する。
16とコア部12との間にテーパ部38,40を形成し
たものである。このテーパ部38,40を鎖線L3で例
示するように磁束が通るようになり、前記例と同様に磁
路が確保されてQが向上する。
【0020】また、本例では、電極20,22の形成時
におけるディップ浸漬バラツキが低減されるという利点
もある。同図(B),(C)にはディップ浸漬時の様子が
示されている。(B)はディップ液42に対してテーパ
部44を有する巻芯46を比較的浅く漬けた場合、
(C)は比較的深く漬けた場合である。これらを比較す
れば明らかなように、テーパ部44があるために、形成
される電極はほぼ同様となり、バラツキが低減される。
におけるディップ浸漬バラツキが低減されるという利点
もある。同図(B),(C)にはディップ浸漬時の様子が
示されている。(B)はディップ液42に対してテーパ
部44を有する巻芯46を比較的浅く漬けた場合、
(C)は比較的深く漬けた場合である。これらを比較す
れば明らかなように、テーパ部44があるために、形成
される電極はほぼ同様となり、バラツキが低減される。
【0021】更に、本例では、電極20,22の形成時
におけるディップ浸漬バラツキによる磁束の通路の著し
い変化が軽減される。同図(B),(C)を比較すれば明
らかなように、テーパ部44があるため、(B),(C)
いずれの場合も磁束の通路は確保される。一方、
(D),(E)のようにテーパがない場合は、ディップ浸
漬バラツキにより、(E)に示すように電極が鍔部を完
全に覆ってしまい、磁束の通路が遮断されてしまう。
におけるディップ浸漬バラツキによる磁束の通路の著し
い変化が軽減される。同図(B),(C)を比較すれば明
らかなように、テーパ部44があるため、(B),(C)
いずれの場合も磁束の通路は確保される。一方、
(D),(E)のようにテーパがない場合は、ディップ浸
漬バラツキにより、(E)に示すように電極が鍔部を完
全に覆ってしまい、磁束の通路が遮断されてしまう。
【0022】同図(D),(E)には、一般的な四角柱状
の鍔部48を備えた巻芯50の浸漬時の様子が示されて
いる。(D)は鍔部48の全部がディップ液42に浸か
っていない場合であり、(E)は鍔部48の全体がディ
ップ液42に浸かっている場合である。(E)の場合に
は、ディップ液42の表面張力のために、巻芯50がキ
ャリアプレート(図示せず)から脱落し易くなる可能性
がある。また、前記テーパ形状と比較して電極のバラツ
キも大きくなる。このため、上述したテーパ形状とした
鍔部の方が有利である。なお、鍔部をテーパ形状とする
と、電極とコイル引出線との結合部分の角度が鈍くな
り、その部分における断線も防止されるようになる。
の鍔部48を備えた巻芯50の浸漬時の様子が示されて
いる。(D)は鍔部48の全部がディップ液42に浸か
っていない場合であり、(E)は鍔部48の全体がディ
ップ液42に浸かっている場合である。(E)の場合に
は、ディップ液42の表面張力のために、巻芯50がキ
ャリアプレート(図示せず)から脱落し易くなる可能性
がある。また、前記テーパ形状と比較して電極のバラツ
キも大きくなる。このため、上述したテーパ形状とした
鍔部の方が有利である。なお、鍔部をテーパ形状とする
と、電極とコイル引出線との結合部分の角度が鈍くな
り、その部分における断線も防止されるようになる。
【0023】次に、図3(A)に示す例は、鍔部14,
16とコア部12との接続部分に螺旋状又は同心円状の
階段段差52,54を設けたものである。同図(B)に
は、階段段差52が拡大して示されている。一つの段差
52Aの幅W3はコイル18の径とほぼ同じに設定され
ており、段差52Aの高さW4はコイル18の径よりも
大きく設定されている。
16とコア部12との接続部分に螺旋状又は同心円状の
階段段差52,54を設けたものである。同図(B)に
は、階段段差52が拡大して示されている。一つの段差
52Aの幅W3はコイル18の径とほぼ同じに設定され
ており、段差52Aの高さW4はコイル18の径よりも
大きく設定されている。
【0024】上述した図1(A)や図2の例では、段差
30,32やテーパ38,40のためにコイル18の巻
数が減ってしまうが、この例では、階段段差52,54
に沿って螺旋状にコイル18を巻回することで、所要の
巻数が確保される。また、図3(B)に示すように、段
差52Aの高さW4がコイル径よりも大きい。このた
め、鎖線L4で例示するように、この部分を磁束が通る
ようになり、磁路が形成されるようになる。このよう
に、本実施例でも、磁路を確保してQの向上を図ること
ができる。
30,32やテーパ38,40のためにコイル18の巻
数が減ってしまうが、この例では、階段段差52,54
に沿って螺旋状にコイル18を巻回することで、所要の
巻数が確保される。また、図3(B)に示すように、段
差52Aの高さW4がコイル径よりも大きい。このた
め、鎖線L4で例示するように、この部分を磁束が通る
ようになり、磁路が形成されるようになる。このよう
に、本実施例でも、磁路を確保してQの向上を図ること
ができる。
【0025】図4には、上記実施例の変形例が示されて
いる。いずれも、巻芯長手方向に対して斜めとなる面を
有するコア部形状としたものである。まず、同図(A)
は、コア部12Aをテーパ形状とし、これにコイル18
を巻回した例である。これによれば、同図(B)に示す
ように、コア部12Aの太径部分でコイル18の巻回が
疎となり、コア部12Aの細径部分でコイル18の巻回
が密となる。このため、コイル18が疎の部分で磁束が
漏れるようになり、前記実施例と同様の効果を得ること
ができる。同図(C)は、コア部12Bを中央部分でく
びれた曲面形状とした例である。この場合、同図(D)
に示すように、コア部12Bの両端の太径部分でコイル
18の巻回が疎となり、コア部12Bの中央の細径部分
でコイル18の巻回が密となる。このため、コイル18
が疎となる両端部分で磁束が漏れるようになり、前記実
施例と同様の効果を得ることができる。
いる。いずれも、巻芯長手方向に対して斜めとなる面を
有するコア部形状としたものである。まず、同図(A)
は、コア部12Aをテーパ形状とし、これにコイル18
を巻回した例である。これによれば、同図(B)に示す
ように、コア部12Aの太径部分でコイル18の巻回が
疎となり、コア部12Aの細径部分でコイル18の巻回
が密となる。このため、コイル18が疎の部分で磁束が
漏れるようになり、前記実施例と同様の効果を得ること
ができる。同図(C)は、コア部12Bを中央部分でく
びれた曲面形状とした例である。この場合、同図(D)
に示すように、コア部12Bの両端の太径部分でコイル
18の巻回が疎となり、コア部12Bの中央の細径部分
でコイル18の巻回が密となる。このため、コイル18
が疎となる両端部分で磁束が漏れるようになり、前記実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0026】図5(A)の例は、鍔部14,16の側面
及び端面に、例えばガラス入り接着剤56,58によっ
てCuあるいはAgなどの導体箔60,62を貼り付け
た構成となっている。これら導体箔60,62が、電極
として作用する。本例によれば、同図に鎖線L5で例示
するように磁束が通るようになり、接着剤56,58に
よる非磁性体(又は絶縁層)によって磁路が確保されて
Qが向上する。なお、導体箔60,62の代わりに、導
体キャップを被せるようにしてもよい。
及び端面に、例えばガラス入り接着剤56,58によっ
てCuあるいはAgなどの導体箔60,62を貼り付け
た構成となっている。これら導体箔60,62が、電極
として作用する。本例によれば、同図に鎖線L5で例示
するように磁束が通るようになり、接着剤56,58に
よる非磁性体(又は絶縁層)によって磁路が確保されて
Qが向上する。なお、導体箔60,62の代わりに、導
体キャップを被せるようにしてもよい。
【0027】同図(B)の例は、前記(A)の例に類似す
るもので、巻芯10の表面全体に絶縁層64を形成した
ものである。もちろん、絶縁層64を鍔部14,16の
部分に設けることで、(A)の例と同様の効果を得るこ
とができるが、巻芯全体に設ける方が製造が容易であ
る。(C)の例は、鍔部14,16の表面に適宜の材料
を拡散して非磁性層66を形成したものである。このよ
うな非磁性層66も、前記接着剤56,58や絶縁層6
4と同様に作用し、Qの向上を図ることができる。
るもので、巻芯10の表面全体に絶縁層64を形成した
ものである。もちろん、絶縁層64を鍔部14,16の
部分に設けることで、(A)の例と同様の効果を得るこ
とができるが、巻芯全体に設ける方が製造が容易であ
る。(C)の例は、鍔部14,16の表面に適宜の材料
を拡散して非磁性層66を形成したものである。このよ
うな非磁性層66も、前記接着剤56,58や絶縁層6
4と同様に作用し、Qの向上を図ることができる。
【0028】その他、電極自体を、比抵抗の高い金属,
例えばAg−Pd,Ruなどで形成するようにしても、
うず電流が流れにくくなってQが向上する。また、電極
自体を、例えば、導電性樹脂ペースト,又は導電性樹脂
ペーストにAgとフェライト(もしくは鉄粉)を混合し
た磁性を有するような材料で形成するようにしてもよ
い。電極が磁性を帯ることで、磁束の通りがよくなり、
Qが向上する。
例えばAg−Pd,Ruなどで形成するようにしても、
うず電流が流れにくくなってQが向上する。また、電極
自体を、例えば、導電性樹脂ペースト,又は導電性樹脂
ペーストにAgとフェライト(もしくは鉄粉)を混合し
た磁性を有するような材料で形成するようにしてもよ
い。電極が磁性を帯ることで、磁束の通りがよくなり、
Qが向上する。
【0029】図6(A)の例は、コイル18の外装樹脂
68を、鍔部14,16の側面まで被せて角型成形した
ものである。電極70,72は、鍔部14,16の端面
の一部にAgペーストなどによって形成され、これにコ
イル18の引出線が鍔部14,16を回り込んで接続さ
れる(図示せず)。あるいは、同図(B)に示すよう
に、銅板74,76を貼り付けるようにしてもよい。そ
の後、同図(A)のように、鍔部14,16の側面上の
外装樹脂68から電極70,72にかけて、導電樹脂ペ
ースト78,80が被せられる。
68を、鍔部14,16の側面まで被せて角型成形した
ものである。電極70,72は、鍔部14,16の端面
の一部にAgペーストなどによって形成され、これにコ
イル18の引出線が鍔部14,16を回り込んで接続さ
れる(図示せず)。あるいは、同図(B)に示すよう
に、銅板74,76を貼り付けるようにしてもよい。そ
の後、同図(A)のように、鍔部14,16の側面上の
外装樹脂68から電極70,72にかけて、導電樹脂ペ
ースト78,80が被せられる。
【0030】これら導電樹脂ペースト78,80は、同
図(A)では電極70,72の全体を覆うように形成さ
れている。しかし、例えば同図(C)あるいは(D)に端
面を示すように、電極70,72の一部と接する構成と
してもよい。導電樹脂ペースト78,80には、同図
(C)の例ではスリット82が入っており、(D)の例で
はスリット84が入っている。
図(A)では電極70,72の全体を覆うように形成さ
れている。しかし、例えば同図(C)あるいは(D)に端
面を示すように、電極70,72の一部と接する構成と
してもよい。導電樹脂ペースト78,80には、同図
(C)の例ではスリット82が入っており、(D)の例で
はスリット84が入っている。
【0031】以上の例では、同図(A)に鎖線L6で例
示するように、外装樹脂68中を磁束が通るようになっ
て磁路が確保され、Qが向上する。また、(C),(D)
では、導電樹脂ペースト78,80にスリット82,8
4が設けられているため、うず電流が断ち切られるよう
になり、閉ループ電流による損失が低減されてQが向上
するようになる。別言すれば、電極や導電樹脂には、磁
束が通過することでうず電流が流れる。これはこれら導
体が一種のコイルと同等に作用することを意味し、コイ
ルを一次側,導体を二次側とする相互インダクタンスの
ように作用する。しかし、スリットによってうず電流を
断ち切るようにすれば、相互インダクタンスの作用も低
下し、磁束が通りやすくなってQが向上する。
示するように、外装樹脂68中を磁束が通るようになっ
て磁路が確保され、Qが向上する。また、(C),(D)
では、導電樹脂ペースト78,80にスリット82,8
4が設けられているため、うず電流が断ち切られるよう
になり、閉ループ電流による損失が低減されてQが向上
するようになる。別言すれば、電極や導電樹脂には、磁
束が通過することでうず電流が流れる。これはこれら導
体が一種のコイルと同等に作用することを意味し、コイ
ルを一次側,導体を二次側とする相互インダクタンスの
ように作用する。しかし、スリットによってうず電流を
断ち切るようにすれば、相互インダクタンスの作用も低
下し、磁束が通りやすくなってQが向上する。
【0032】また、本実施例では、外装樹脂68を鍔部
14,16の側面まで被せているので、その角型成形を
容易に行うことができ、更には、外装樹脂68の端部が
導電樹脂ペースト78,80で覆われて外部に露出する
危険が少ないという利点もある。
14,16の側面まで被せているので、その角型成形を
容易に行うことができ、更には、外装樹脂68の端部が
導電樹脂ペースト78,80で覆われて外部に露出する
危険が少ないという利点もある。
【0033】図7(A)の例は、鍔部86の各側面に凹
部88が形成されており、これに枠形状の電極キャップ
90が矢印F1で示すように被せられる。このとき、コ
イル18の引出線18Aは、凹部88底面と電極キャッ
プ90の間に挟まれて保持される。すると、端面は、同
図(B)に示すようになり、凹部88が隙間となって磁
束の通路となる。このため、Qが向上するようになる。
巻芯の反対側の鍔部についても同様である。
部88が形成されており、これに枠形状の電極キャップ
90が矢印F1で示すように被せられる。このとき、コ
イル18の引出線18Aは、凹部88底面と電極キャッ
プ90の間に挟まれて保持される。すると、端面は、同
図(B)に示すようになり、凹部88が隙間となって磁
束の通路となる。このため、Qが向上するようになる。
巻芯の反対側の鍔部についても同様である。
【0034】同図(C)に示す例は、鍔部92の側面に
鋸状の凹凸94を形成したもので、この凹凸94と電極
キャップ90との間にコイル18の引出線18Aが挟ま
れた構成となっている。この例でも、凹凸94と金属キ
ャップ90との間に形成された隙間96を磁束が通るよ
うになり、前記例と同様にQが向上する。
鋸状の凹凸94を形成したもので、この凹凸94と電極
キャップ90との間にコイル18の引出線18Aが挟ま
れた構成となっている。この例でも、凹凸94と金属キ
ャップ90との間に形成された隙間96を磁束が通るよ
うになり、前記例と同様にQが向上する。
【0035】図8(A)に示す例は、鍔部98の各側面
には溝100がそれぞれ形成されており、更に端面には
凸部102が形成されている。図示の例では、円形の凸
形状となっている。そして、本例では、箱形の電極キャ
ップ104が矢印F2で示すように鍔部98に被せされ
る。このとき、コイル18の引出線18Aは、溝100
底面と電極キャップ104の間に挟まれて保持される。
鍔部分の主要断面は、同図(B)に示すようになり、凸
部102によって鍔部98の端面と電極キャップ104
との間に隙間106が形成され、この部分を磁束が通る
ようになってQの向上を図ることができる。
には溝100がそれぞれ形成されており、更に端面には
凸部102が形成されている。図示の例では、円形の凸
形状となっている。そして、本例では、箱形の電極キャ
ップ104が矢印F2で示すように鍔部98に被せされ
る。このとき、コイル18の引出線18Aは、溝100
底面と電極キャップ104の間に挟まれて保持される。
鍔部分の主要断面は、同図(B)に示すようになり、凸
部102によって鍔部98の端面と電極キャップ104
との間に隙間106が形成され、この部分を磁束が通る
ようになってQの向上を図ることができる。
【0036】同図(C)に示す例は、鍔部108の側面
に凸部110を形成し、端面に凸部112を形成した構
成となっている。本例では、凸部110は円形,凸部1
12は線形の形状となっている。本例でも、前記例と同
様に電極キャップ104が矢印F3で示すように鍔部1
08に被せられる。このとき、コイル18の引出線18
Aは、凸部110と電極キャップ104の間に挟まれて
保持される、鍔部分の主要断面は、同図(D)に示すよ
うになり、凸部110,112によって鍔部108の側
面及び端面と電極キャップ104との間に隙間114が
形成され、この部分を磁束が通るようになってQが向上
するようになる。
に凸部110を形成し、端面に凸部112を形成した構
成となっている。本例では、凸部110は円形,凸部1
12は線形の形状となっている。本例でも、前記例と同
様に電極キャップ104が矢印F3で示すように鍔部1
08に被せられる。このとき、コイル18の引出線18
Aは、凸部110と電極キャップ104の間に挟まれて
保持される、鍔部分の主要断面は、同図(D)に示すよ
うになり、凸部110,112によって鍔部108の側
面及び端面と電極キャップ104との間に隙間114が
形成され、この部分を磁束が通るようになってQが向上
するようになる。
【0037】なお、隙間106,114を形成するため
の凸部形状としては、もちろん前記図8に示した形状以
外に各種の形状があり、何れとしてもよいが、加工の容
易さなどを考慮するとよい。例えば、巻芯の鍔部端面中
央を軸止めして回転加工する場合は、円形の凸部が形成
しやすい。また、電極キャップの内側に凸部を形成して
も、同様の効果を得ることができる。
の凸部形状としては、もちろん前記図8に示した形状以
外に各種の形状があり、何れとしてもよいが、加工の容
易さなどを考慮するとよい。例えば、巻芯の鍔部端面中
央を軸止めして回転加工する場合は、円形の凸部が形成
しやすい。また、電極キャップの内側に凸部を形成して
も、同様の効果を得ることができる。
【0038】次に、図9に示す例は、電極の面積を低減
して磁束の通路を確保し、Qの向上を図るようにしたも
のである。まず、同図(A)の例は、鍔部116の端面
に凹部118を形成して、同図(C)に示すようにディ
ップ液120に浸す。すると、同図(B)に主要断面を
示すように、凹部118周囲の四角枠形状に沿ってコア
電極120が形成される。コイルの引出線(図示せず)
は、鍔部116の側面を回り込んで電極120に接続さ
れる。この例によれば、凹部118の部分が磁束の通路
となり、Qが向上するようになる。
して磁束の通路を確保し、Qの向上を図るようにしたも
のである。まず、同図(A)の例は、鍔部116の端面
に凹部118を形成して、同図(C)に示すようにディ
ップ液120に浸す。すると、同図(B)に主要断面を
示すように、凹部118周囲の四角枠形状に沿ってコア
電極120が形成される。コイルの引出線(図示せず)
は、鍔部116の側面を回り込んで電極120に接続さ
れる。この例によれば、凹部118の部分が磁束の通路
となり、Qが向上するようになる。
【0039】なお、電極を形成してから凹部を形成する
ようにしてもよい。まず、同図(F)に示すように、凹
凸のない鍔部122をディップ液120に浸漬して電極
膜を形成する。その後に、凹部126をくり抜くように
形成すると、同図(D)に斜視図,(E)に主要断面図を
示すように電極124が形成される。鍔部の側面に電極
を形成し、この側面でコイルの引出線を接続する構成と
してもよい。同図(G)の例は、鍔部128の端面に円
形の凹部130を形成し、これを同図(H)に示すよう
に比較的深くディップ液120に浸して電極132を形
成した例である。
ようにしてもよい。まず、同図(F)に示すように、凹
凸のない鍔部122をディップ液120に浸漬して電極
膜を形成する。その後に、凹部126をくり抜くように
形成すると、同図(D)に斜視図,(E)に主要断面図を
示すように電極124が形成される。鍔部の側面に電極
を形成し、この側面でコイルの引出線を接続する構成と
してもよい。同図(G)の例は、鍔部128の端面に円
形の凹部130を形成し、これを同図(H)に示すよう
に比較的深くディップ液120に浸して電極132を形
成した例である。
【0040】上述した例は、鍔部端面に凹部を形成した
例であるが、以下の実施例は鍔部端面に凸部を形成する
例である。まず、図10(A)の例は、鍔部134の端
面に凸部136を形成し、同図(C)に示すようにディ
ップ液に浸して電極膜を形成する。そして、凸部136
の表面部分の電極膜を除去することで、電極138を形
成する。主要断面を示すと、同図(B)のようになる。
同図(D)〜(F)は、上述した(A)〜(C)にそれぞれ
対応するもので、比較的深くディップ液120に浸すこ
とで、鍔部134の側面まで電極140を形成した例で
ある。同図(G)の例は、凸部142を円形としたもの
である。同図(H)は、凹凸のない鍔部144の側面及
び端面の全体に電極146を形成し、端面の一部で電極
146を除去して露出部148を形成したものである。
いずれの例においても、鍔部端面の電極のない部分を磁
束が通るようになり、Qが向上するようになる。
例であるが、以下の実施例は鍔部端面に凸部を形成する
例である。まず、図10(A)の例は、鍔部134の端
面に凸部136を形成し、同図(C)に示すようにディ
ップ液に浸して電極膜を形成する。そして、凸部136
の表面部分の電極膜を除去することで、電極138を形
成する。主要断面を示すと、同図(B)のようになる。
同図(D)〜(F)は、上述した(A)〜(C)にそれぞれ
対応するもので、比較的深くディップ液120に浸すこ
とで、鍔部134の側面まで電極140を形成した例で
ある。同図(G)の例は、凸部142を円形としたもの
である。同図(H)は、凹凸のない鍔部144の側面及
び端面の全体に電極146を形成し、端面の一部で電極
146を除去して露出部148を形成したものである。
いずれの例においても、鍔部端面の電極のない部分を磁
束が通るようになり、Qが向上するようになる。
【0041】また、巻線型電子部品の完成後に電極部分
を削るようにすると、インダクタンス値の調整を行うこ
ともできる。通常は、電極面積が少なくなるほど磁束が
通りやすくなってインダクタンス値は向上する。
を削るようにすると、インダクタンス値の調整を行うこ
ともできる。通常は、電極面積が少なくなるほど磁束が
通りやすくなってインダクタンス値は向上する。
【0042】以下の例も、電極の面積を低減するように
したものである。図11(A)の例は、鍔部148の側
面にコイル引出線接続用の溝150が形成された例で、
これら溝150を除く鍔部四隅に電極152が形成され
ている。また、鍔部148の端面には、溝150を結ぶ
ように十文字のスリット154が形成されており、スリ
ット154の中央は、電極面積を低減するように円形と
なっている。この例によれば、スリット154を磁束が
通るようになるとともに、閉ループ電流による損失が低
減されてQが向上する。同図(B)に示す例は、(A)の
例と比較してスリット156を十文字形状とした例であ
る。(C)の例は、(B)の例と比較して、鍔部148の
側面の溝150から端面にかけて十文字状に電極158
を形成したものである。
したものである。図11(A)の例は、鍔部148の側
面にコイル引出線接続用の溝150が形成された例で、
これら溝150を除く鍔部四隅に電極152が形成され
ている。また、鍔部148の端面には、溝150を結ぶ
ように十文字のスリット154が形成されており、スリ
ット154の中央は、電極面積を低減するように円形と
なっている。この例によれば、スリット154を磁束が
通るようになるとともに、閉ループ電流による損失が低
減されてQが向上する。同図(B)に示す例は、(A)の
例と比較してスリット156を十文字形状とした例であ
る。(C)の例は、(B)の例と比較して、鍔部148の
側面の溝150から端面にかけて十文字状に電極158
を形成したものである。
【0043】同図(D),(E)の例は、更に電極面積を
低減するため、溝150の部分にのみ電極160,16
2をそれぞれ形成したものである。(D)の例と(E)の
例では、電極の形状が異なる。なお、鍔部側面の4つの
電極160は、実装の点からは電気的に接続されている
方が都合がよいので、必要があれば、鍔部端面もくしは
側面に接続用の電極を形成する。電極162も同様であ
る。(F)の例は、鍔部148の側面及び端面の全体に
多孔質の電極164を形成したものである。磁束が電極
164の孔を通るようになってQが向上し、磁束の逃げ
作用と電極としての機能を兼用することができる。同図
(G)の例は、更に電極面積を減らしたもので、鍔部1
48の4つの側面のいずれか一つにのみ電極165が形
成されている。
低減するため、溝150の部分にのみ電極160,16
2をそれぞれ形成したものである。(D)の例と(E)の
例では、電極の形状が異なる。なお、鍔部側面の4つの
電極160は、実装の点からは電気的に接続されている
方が都合がよいので、必要があれば、鍔部端面もくしは
側面に接続用の電極を形成する。電極162も同様であ
る。(F)の例は、鍔部148の側面及び端面の全体に
多孔質の電極164を形成したものである。磁束が電極
164の孔を通るようになってQが向上し、磁束の逃げ
作用と電極としての機能を兼用することができる。同図
(G)の例は、更に電極面積を減らしたもので、鍔部1
48の4つの側面のいずれか一つにのみ電極165が形
成されている。
【0044】図12(A)の例は、鍔部148の対向す
る2つの頂部に三角錐状に電極166を形成したもので
ある。鍔部148を横切る幅広のスリット167がある
ため、渦電流が断ち切られるとともに、磁束の通路が確
保される。同図(B)の例は、(A)の例において、鍔部
148の側面にコイル引出線接続用の溝150を形成し
たものである。同図(C)の例は、鍔部148の側面及
び端面の周囲にコア電極168が形成されており、さら
に鍔部148の端面中央に樹脂などの絶縁物による非磁
性層170を形成したものである。(C)の主要断面は
(D)に示すようになる。同図(E)の例は、鍔部148
の側面に電極172が形成されている。鍔部148の端
面側には、多少フィレットができる程度となっている。
また、電極172の一部には、うず電流が流れないよう
にするためのスリット174が形成されている。スリッ
トは複数設けてもよい。
る2つの頂部に三角錐状に電極166を形成したもので
ある。鍔部148を横切る幅広のスリット167がある
ため、渦電流が断ち切られるとともに、磁束の通路が確
保される。同図(B)の例は、(A)の例において、鍔部
148の側面にコイル引出線接続用の溝150を形成し
たものである。同図(C)の例は、鍔部148の側面及
び端面の周囲にコア電極168が形成されており、さら
に鍔部148の端面中央に樹脂などの絶縁物による非磁
性層170を形成したものである。(C)の主要断面は
(D)に示すようになる。同図(E)の例は、鍔部148
の側面に電極172が形成されている。鍔部148の端
面側には、多少フィレットができる程度となっている。
また、電極172の一部には、うず電流が流れないよう
にするためのスリット174が形成されている。スリッ
トは複数設けてもよい。
【0045】図13は、コイルに関する例である。高周
波の場合、よく知られているように表皮効果によって同
図(A)にハッチングで示すようにコイル導体200の
表面にのみ電流が流れるようになる。このため、コイル
導体200の断面積が有効に活かされず、抵抗が増大し
てQが低下するようになる。しかし、同図(B)に示す
ように、被覆201が施されているコイル導体202を
多数束ねて使用すれば、電流が流れる実効的な面積が増
大し、抵抗が低下してQが増大する。更に、コイル導体
202が曲がりやすくなるため、小径のコア部に巻回し
たり、あるいは鍔部で鋭角に曲げるような場合に生ずる
ストレスが小さいという利点もある。同図(C)の例
は、コイル導体202をリボン状に配列したものであ
る。同図(D)の例は、コイル導体204をリボン状の
断面としたものである。
波の場合、よく知られているように表皮効果によって同
図(A)にハッチングで示すようにコイル導体200の
表面にのみ電流が流れるようになる。このため、コイル
導体200の断面積が有効に活かされず、抵抗が増大し
てQが低下するようになる。しかし、同図(B)に示す
ように、被覆201が施されているコイル導体202を
多数束ねて使用すれば、電流が流れる実効的な面積が増
大し、抵抗が低下してQが増大する。更に、コイル導体
202が曲がりやすくなるため、小径のコア部に巻回し
たり、あるいは鍔部で鋭角に曲げるような場合に生ずる
ストレスが小さいという利点もある。同図(C)の例
は、コイル導体202をリボン状に配列したものであ
る。同図(D)の例は、コイル導体204をリボン状の
断面としたものである。
【0046】図14は、巻芯形状に関する例である。例
えば、同図(B)に示すようなボビン形状の場合、中央
のコア部300の断面積が小さいために磁気抵抗が高く
なり、磁束の通りが阻害されてQは低下するようにな
る。また、鍔部302の幅も小さいため、コア部300
中の磁束は鍔部302に形成された電極304を通過す
るようになり、うず電流が発生しQを低下させるように
作用する。そこで、同図(A)に示すように、巻芯の設
計条件として、コア部210の径(あるいは幅)Dを、
鍔部212の長さLAに対して、0.5LA≦Dの条件
を満たすようにする。また、コア部210の長さLB
を、鍔部212の長さLAに対して、LA≧LBの条件
を満たすようにする。このようにすることで、磁路の磁
気抵抗が低減されてQが向上することが実験的に確かめ
られている。また、巻芯の強度も向上するようになる。
えば、同図(B)に示すようなボビン形状の場合、中央
のコア部300の断面積が小さいために磁気抵抗が高く
なり、磁束の通りが阻害されてQは低下するようにな
る。また、鍔部302の幅も小さいため、コア部300
中の磁束は鍔部302に形成された電極304を通過す
るようになり、うず電流が発生しQを低下させるように
作用する。そこで、同図(A)に示すように、巻芯の設
計条件として、コア部210の径(あるいは幅)Dを、
鍔部212の長さLAに対して、0.5LA≦Dの条件
を満たすようにする。また、コア部210の長さLB
を、鍔部212の長さLAに対して、LA≧LBの条件
を満たすようにする。このようにすることで、磁路の磁
気抵抗が低減されてQが向上することが実験的に確かめ
られている。また、巻芯の強度も向上するようになる。
【0047】この発明には数多くの実施の形態があり、
以上の開示に基づいて多様に改変することが可能であ
る。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記実施例では、コア部が円柱状,鍔部が四角状
の巻芯を示したが、コア部が四角柱状のもの,鍔部とコ
ア部の区別がないような円柱形状,角柱形状など各種の
巻芯形状としてよい。鍔部側面の溝の有無も同様であ
る。コイル引出線を接合する鍔部の溝は一個所でもよい
が、鍔部の側面にそれぞれ設けると実装や特性調整に好
都合である。各部に使用する材料も、必要に応じて適宜
選択してよい。
以上の開示に基づいて多様に改変することが可能であ
る。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記実施例では、コア部が円柱状,鍔部が四角状
の巻芯を示したが、コア部が四角柱状のもの,鍔部とコ
ア部の区別がないような円柱形状,角柱形状など各種の
巻芯形状としてよい。鍔部側面の溝の有無も同様であ
る。コイル引出線を接合する鍔部の溝は一個所でもよい
が、鍔部の側面にそれぞれ設けると実装や特性調整に好
都合である。各部に使用する材料も、必要に応じて適宜
選択してよい。
【0048】(2)前記実施例を組み合わせるようにし
てもよい。例えば、図6〜図12に示した電極構造の例
を、図1〜図5に示した例と組み合わせれば、一層のQ
の向上を図ることができる。これらに、図13,図14
の例を更に組み合わせるようにしてもよい。
てもよい。例えば、図6〜図12に示した電極構造の例
を、図1〜図5に示した例と組み合わせれば、一層のQ
の向上を図ることができる。これらに、図13,図14
の例を更に組み合わせるようにしてもよい。
【0049】(3)前記実施例では、銀ペーストなどで
電極を形成したが、メッキ,スパッタ,蒸着など、各種
の方法を用いてよい。 (4)前記実施例では、本発明を主としてインダクタに
適用したが、それ以外にコモンモードチョークコイル,
トランス,ビーズアレイなど、各種の巻線型電子部品に
適用可能である。また、コア部の一端にのみ鍔部を備え
た縦型の巻線型電子部品にも同様に適用可能である。 (5)前記実施例では銀ぺーストを用いたが、他に、C
u,Ni,Ni−Crなどのペーストや導電性樹脂(導
電性接着剤)を用いてよい。
電極を形成したが、メッキ,スパッタ,蒸着など、各種
の方法を用いてよい。 (4)前記実施例では、本発明を主としてインダクタに
適用したが、それ以外にコモンモードチョークコイル,
トランス,ビーズアレイなど、各種の巻線型電子部品に
適用可能である。また、コア部の一端にのみ鍔部を備え
た縦型の巻線型電子部品にも同様に適用可能である。 (5)前記実施例では銀ぺーストを用いたが、他に、C
u,Ni,Ni−Crなどのペーストや導電性樹脂(導
電性接着剤)を用いてよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鍔部の周囲もしくはコア部に、段差や絶縁層などによっ
て磁束の通路を形成し、あるいは電極の一部を除去して
磁束の通路を形成することとしたので、チップの小型軽
量化を妨げることなくQの向上を図ることができる。ま
た、電極にスリットを形成してうず電流を断ち切る,コ
イルや巻芯形状を工夫することとしたので、これによっ
てもQが増大するようになる。更に、良好なQが得られ
るため、急峻な周波数特性を必要とするフィルタ回路を
構成することが可能となる。
鍔部の周囲もしくはコア部に、段差や絶縁層などによっ
て磁束の通路を形成し、あるいは電極の一部を除去して
磁束の通路を形成することとしたので、チップの小型軽
量化を妨げることなくQの向上を図ることができる。ま
た、電極にスリットを形成してうず電流を断ち切る,コ
イルや巻芯形状を工夫することとしたので、これによっ
てもQが増大するようになる。更に、良好なQが得られ
るため、急峻な周波数特性を必要とするフィルタ回路を
構成することが可能となる。
【図1】この発明の実施形態の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の実施形態の一例とディップ時の様子
を示す主要断面図である。
を示す主要断面図である。
【図3】この発明の実施形態の一例の主要部を示す断面
図及び部分拡大図である。
図及び部分拡大図である。
【図4】この発明の実施形態の一例の主要部を示す断面
図及び部分拡大図である。
図及び部分拡大図である。
【図5】この発明の実施形態の一例の主要部を示す断面
図である。
図である。
【図6】この発明の実施形態の一例の主要部を示す断面
図及び側面図である。
図及び側面図である。
【図7】この発明の実施形態の一例の主要部を示す斜視
図及び側面図である。
図及び側面図である。
【図8】この発明の実施形態の一例の主要部を示す斜視
図及び断面図である。
図及び断面図である。
【図9】この発明の実施形態の一例の主要部とディップ
時の様子を示す斜視図及び断面図である。
時の様子を示す斜視図及び断面図である。
【図10】この発明の実施形態の一例の主要部とディッ
プ時の様子を示す斜視図及び断面図である。
プ時の様子を示す斜視図及び断面図である。
【図11】この発明の実施形態の一例の主要部を示す斜
視図及び拡大図である。
視図及び拡大図である。
【図12】この発明の実施形態の一例の主要部を示す斜
視図及び断面図である。
視図及び断面図である。
【図13】この発明の実施形態の一例の主要部を示す断
面図である。
面図である。
【図14】この発明の実施形態の一例の主要部を示す側
面図及び比較例を示す側面図である。
面図及び比較例を示す側面図である。
【図15】巻線型電子部品における磁束の様子を示す主
要断面図である。
要断面図である。
10…巻芯 12,12A,12B,300,210…コア部 14.16,48,86,92,108,116,12
2,128,134,144,302,212…鍔部 18…コイル 18A…引出線 20,22,70,72,120,124,132,1
38,140,146,152,160,162,16
4,166,168,172,304…電極 24…樹脂 26,28…メッキ 30,32,52A…段差 34,36,148…露出部 38,40…テーパ部 42,120…ディップ液 44…テーパ部 46,50…巻芯 52,54…階段段差 56,58…接着剤 60,62…導体箔 64…絶縁層 66,170…非磁性層 68…外装樹脂 74,76…銅板 78,80…導電樹脂ペースト 82,84,154,156,167,174…スリッ
ト 88,118,126,130…凹部 90,104…電極キャップ 94…凹凸 96,106…隙間 100,150…溝 102,110,112,136,142…凸部 200,202,204…コイル導体 201…被覆
2,128,134,144,302,212…鍔部 18…コイル 18A…引出線 20,22,70,72,120,124,132,1
38,140,146,152,160,162,16
4,166,168,172,304…電極 24…樹脂 26,28…メッキ 30,32,52A…段差 34,36,148…露出部 38,40…テーパ部 42,120…ディップ液 44…テーパ部 46,50…巻芯 52,54…階段段差 56,58…接着剤 60,62…導体箔 64…絶縁層 66,170…非磁性層 68…外装樹脂 74,76…銅板 78,80…導電樹脂ペースト 82,84,154,156,167,174…スリッ
ト 88,118,126,130…凹部 90,104…電極キャップ 94…凹凸 96,106…隙間 100,150…溝 102,110,112,136,142…凸部 200,202,204…コイル導体 201…被覆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 儘田 信雄 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 藤川 巌 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 梅山 信浩 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 上原 孝行 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 青葉 秀夫 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 柴 信康 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、 前記鍔部のコア部側もしくはコア部に、前記コイルに対
する通電によって生ずる磁束の通路を備えたことを特徴
とする巻線型電子部品。 - 【請求項2】 前記通路は、前記鍔部と前記電極との間
に形成された段差又はテーパ形状のいずれかであること
を特徴とする請求項1記載の巻線型電子部品。 - 【請求項3】 前記段差を階段状に形成したことを特徴
とする請求項2記載の巻線型電子部品。 - 【請求項4】 前記コア部を、巻芯長手方向に対して斜
めとなる面を有する形状としたことを特徴とする請求項
1記載の巻線型電子部品。 - 【請求項5】 巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、 前記鍔部の側面側に、前記コイルに対する通電によって
生ずる磁束の通路を備えたことを特徴とする巻線型電子
部品。 - 【請求項6】 前記通路は、前記鍔部側面の一部が露出
した露出部,鍔部側面に形成した絶縁層もしくは非磁性
層のいずれかである請求項5記載の巻線型電子部品。 - 【請求項7】 前記絶縁層を、前記コイルの外装樹脂と
したことを特徴とする請求項6記載の巻線型電子部品。 - 【請求項8】 巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、 前記鍔部の側面と前記電極との間に、前記コイルに対す
る通電によって生ずる磁束の通路を設けたことを特徴と
する巻線型電子部品。 - 【請求項9】 巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、 前記鍔部の端面と前記電極との間に、前記コイルに対す
る通電によって生ずる磁束の通路を設けたことを特徴と
する巻線型電子部品。 - 【請求項10】 前記通路は、前記鍔部に形成された凹
凸であることを特徴とする請求項8又は9記載の巻線型
電子部品。 - 【請求項11】 巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、 前記鍔部表面に形成された電極の一部を除去して、前記
コイルに対する通電によって生ずる磁束の通路を設けた
ことを特徴とする巻線型電子部品。 - 【請求項12】 前記電極に、前記磁束によって生ずる
うず電流を断ち切るためのスリットを設けたことを特徴
とする請求項11記載の巻線型電子部品。 - 【請求項13】 巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、 前記コイルを、多数の被覆導体を束ねて構成したことを
特徴とする巻線型電子部品。 - 【請求項14】 巻芯のコア部にコイルが巻回されてお
り、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている
巻線型電子部品において、 前記コア部の径を、前記鍔部の長さの半分よりも大きく
設定するとともに、前記コア部の長さを、鍔部の長さよ
りも小さく設定したことを特徴とする巻線型電子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8352013A JPH10172832A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 巻線型電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8352013A JPH10172832A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 巻線型電子部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172832A true JPH10172832A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18421188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8352013A Pending JPH10172832A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 巻線型電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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