JPH0817689B2 - ニコチン分与装置 - Google Patents

ニコチン分与装置

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JPH0817689B2
JPH0817689B2 JP61063824A JP6382486A JPH0817689B2 JP H0817689 B2 JPH0817689 B2 JP H0817689B2 JP 61063824 A JP61063824 A JP 61063824A JP 6382486 A JP6382486 A JP 6382486A JP H0817689 B2 JPH0817689 B2 JP H0817689B2
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フイリツプ レイ ジヨン
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ファーマシア アクチーボラグ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F13/00Appliances for smoking cigars or cigarettes
    • A24F13/02Cigar or cigarette holders
    • A24F13/04Cigar or cigarette holders with arrangements for cleaning or cooling the smoke
    • A24F13/06Cigar or cigarette holders with arrangements for cleaning or cooling the smoke with smoke filters

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般のたばこ含有物品のニコチン排出量を
増大させるニコチン分与装置に関する。
従来の技術および発明が解決しようとする問題点 たばこは、全世界にわたり数多くの文化を通じて数百
年間用いられて来た。現在最も一般的な方法は、巻たば
この形での喫煙である。しかし巻たばこを吸うと、健康
上の障害が伴う。巻たばこのタールおよびニコチンの双
方を低減して、より安全な巻たばこを提供する努力が払
われている。
医学的見地からニコチンはたばこの有効成分である。
少量のニコチンの摂取がある快い効果を使用者に与え、
それが付加的な摂取への欲求を生じさせる。しかし、ラ
ッセル(Russell)等著「ネイザル・ニコチン・ソルー
ション、ア・ポテンシャル・エイド・トウ・ギヴィング
・アップ・スモーキング?(Nesal Nicotine Solution,
A Potential Aid To Giving Up Smoking?)」(ブリテ
ィッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical
Journal)(1983年2月26日)、第286巻、683ページ)
により発表された最近の医学研究では、ニコチン自体が
発がん性物質ではないことを示している。ニコチンが巻
たばこ喫煙者の高い早期死亡率の原因ではないことの証
拠もあり、例えばN.J.ウォールド(Wald)等著「セラム
・ニコチン・レベルズ・イン・パイプ・スモーカーズ
(Serum Nicotine Levels in Pipe Smokers);エヴィ
デンス・アゲンスト・ニコチン・アズ・コース・オブ・
コロナリ・ハート・ディズィーズ(Evidence Agaist Ni
cotine As Cause of Coronary Heart Disease)」(ザ
・ランセット(The Lancet)(1981年10月10日)、1977
ページ)を参照されたい。しかし、ニコチンの心地良さ
を求めて従来の巻たばこを吸う者は、矢張り冠状動脈性
心疾患およびがんの危険を冒すことになる。これらの危
険は、ニコチンが生じ得る快い効果に寄与し得ない煙の
別の成分から生ずる可能性がある。ブリティッシュ・メ
ディカル・ジャーナル(British Medical Journal)(1
976年6月12日)の1430〜1433、1431ページでラッセル
(Russell)が述べているように「人々はニコチンを求
めて喫煙しながらタールによって死ぬ(People smoke f
or nicotine but they die from the tar.)」のであ
る。
医学研究はまた、喫煙者の血液中のニコチン・レベル
と巻たばこのニコチン収量との間に何等の相関関係もな
いことを示している。従って、健康上の理由から低ニコ
チン銘柄の巻たばこを喫煙すると喫煙者は通常、より多
くの数の巻たばこを喫煙して血液中に同程度のニコチン
・レベルを保とうとするようになる。ラッセル(Russe
l)著「ニコチン・インティク・アンド・イッツ・レギ
ュレーション(Nicotine Intake and its Regulatio
n)」(ジャーナル・オブ・サイコソマティック・リサ
ーチ(Journal of Psychosomatic Research)、(1979
年12月)、第24巻、253ページ)参照。ラッセル(Russe
ll)はまた、ニコチン依存性の禁煙できない喫煙者が、
ほとんど何等のニコチンも出さない巻たばこを喫煙する
ことでニコチン摂取量を減少させることができるとは考
えられないことを指摘している。従って、より高いニコ
チン対タール比を有する巻たばこの必要性が存在する。
このような巻たばこは、禁煙できない個人のニコチンに
対する欲求を満足させると同時に、快楽に寄与しないタ
ールまたはその他の煙の成分の吸入に関連する潜在的な
健康上の危険性を軽減させる。
巻たばこにより放出されるニコチンを増加しようとし
ても巻たばこからニコチンを効率的に放出できない。例
えば米国特許第3,280,823号は、巻たばこフィルタ内へ
ニコチン陽イオン交換樹脂を組込むことを開示してい
る。第9欄の例1は、6.6mgのニコチン(樹脂の33%m
g)を付加すると、0.15mgのニコチン、即ち加えられた
ニコチンの2.2%の放出が結果として生ずることを示し
ている。同様に、例2においてはニコチン放出効率が2.
1%である、米国特許第3,109,436号におけるごとく、フ
ィルタの代りにたばこ内へニコチン陽イオン交換樹脂を
組込むと、ニコチン放出効率を向上させる(例えば例5
での2.9%〜例7での9.0%)が、煙の中へ、イオン交換
樹脂の燃焼生成物の導入が結果として生ずる。
米国特許第3,584,630号は、表面にニコチンを吸収さ
せたカーボン・ブラックを巻たばこへ付加することを開
示している。巻たばこのフィルタ部分内へカーボン・ブ
ラックに吸収したニコチンを組込むと、例3での1.7%
から例2での5.6%までの範囲のニコチン放出効率を結
果として生じている。カーボン・ブラックに吸収したニ
コチンの巻たばこのたばこ部分への付加は結果として1
2.4%の効率を生ずるが、カーボン・ブラックとニコチ
ンの燃焼生成物が煙内に導入される。これらの特許はま
た、ニコチンの揮発度と化学的な不安定性のため、ニコ
チンそれ自体をたばこ製品に付加することは実行不可能
であることも開示している。
タールとニコチンとを補そくするめフィルタを包含す
る巻たばこ用パイプの使用は周知されている。さらに、
米国特許第4,227,540号には、巻たばこの煙へメントー
ル添加するためメントールの結晶を包含するカートリッ
ジを含む巻たばこ用パイプが説述されている。これらの
メントールの結晶はまた、その中で少なくとも若干のタ
ールとニコチンとをたばこの煙から除去するものと推測
される。
ニコチン分与装置は、ハウジングと、通気性のニコチ
ン分与ユニットとを含む。ハウジングは耐ニコチン吸収
性のものであり、開口部を備える吸い口端部と、開口部
を備える巻たばこ受入れ端部とを有する。ハウジングは
開口部間に通路を画定する。ニコチン分与ニットはニコ
チンと、ニコチンを保有しうるニコチン吸収性物質製の
通気性の部材とを含む。
ニコチン分与装置は、取り付けたニコチン分与ユニッ
トと共に使い棄てのものである。この装置はまた、半永
久的、即ち交換可能なニコチン分与ユニット・カートリ
ッジを用いて再使用可能としても良い。
このニコチン分与装置は、通路を流過するガスに気体
状のニコチンが豊富になるように、ハウジングの通路内
に挿入される。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、第1開口部を備える吸い口端部と第
2開口部を備える巻たばこ受入端部とを互いに結合する
ことで構成され、該第1開口と該第2開口との間に設け
られてこれら開口を連通する内部通路を有するハウジン
グと、 前記内部通路内に設けられ、ニコチンを保有する通気
性の素子を包含するニコチン分与ユニットと を有し、前記巻たばこ受入れ端部に貫入した巻たばこ
を喫煙することにより発生する煙が前記内部通路を介し
て前記ニコチン分与ユニットを流れる際に前記ニコチン
と作用して前記吸い口端部に流れる煙のニコチン濃度を
高めるニコチン分与装置が提供される。
本発明の実施例において、ハウジングにはニコチン分
与ユニットと同様の、またはその付加物の形態で、ター
ル除去フィルタを備えることができる。所望によりニコ
チン分与ユニットとタール除去フィルタとは着脱自在の
カートリッジ形式のものとすることができる。ニコチン
分与ユニットと同様の、またはその付加物であるタール
・フィルタを包含することもできる。所望によりユニッ
トとタールフィルタとは、着脱自在のカートリッジ内に
包含することができる。
ハウジングは、付属のニコチン分与ユニットを備えた
一体成形部品であっても良く、また例えば、一箱の巻た
ばこに使用した後、またはそれが気化性ニコチンがほと
んど消費された時に棄却されるように構成される。
あるいはまたハウジングは、第一部分が吸い口端部を
有し、第二部分が巻きたばこ受入れ端部を有するように
し、二つを互に組合せて構成することもできる。この2
部分ハウジングは、カートリッジ状のニコチン分与ユニ
ットを受けるようにされる。ニコチン分与ユニットはま
た、最も望ましくは酢酸セルロース繊維を含むタール・
フィルタの形でのタールろ過能力を備えることができ
る。この2部分ハウジングの場合、カートリッジ状のニ
コチン分与ユニットは、例えば一箱の巻たばこに使用し
た後、これを交換するようにもできる。
若干の実施例にあっては、使用前にニコチンを保持す
るため、両端をシールしたカートリッジ状ニコチン分与
ユニットを備えることが望まれる。この場合、第一ハウ
ジング部片と第二ハウジング部片とは、カートリッジ状
ニコチン分与ユニットがハウジング内に挿入されてハウ
ジング部片が組み立てられる際前記ユニットの両端に穴
をあけるように位置決めされた内部穴あけ装置を有す
る。この実施例の使用中、巻たばこの煙は、穴をあけら
れたカートリッジ端部を通過し、ニコチンが豊富な状態
となって吸込まれる。
本発明の大概念によれば、巻たばこの煙をニコチンで
濃厚にさせる多孔質のニコチン分与ユニットが提供され
る。このユニットはなるべく、在来の形状とデザインの
巻たばこ用パイプの一部分であることが望ましい。
本発明のニコチン分与装置のハウジングならびにカー
トリッジに好んで用いられる材料はなるべくなら、ニコ
チンをほとんど吸収せず、且つ周囲条件下でニコチンと
化学的に反応しないものであるべきである。例えば、ポ
リブチレン・テレフタレート、ポリふっ化ビニル、「フ
ァイバーグラス(Fiberglas)」(商標名)のような強
化プラスチック、ポリエステル、「テフロン(Tefol
n)」(商標名)のようなテトラフルオロエチレン・フ
ルオロカーボン重合体、ナイロン、またはそれらの混合
物のような物質は、本発明のハウジングまたはカートリ
ッジの生産のための適切な合成物である。
本発明のニコチン分与ユニットは、ニコチンと化学的
に反応せず、強力に結合もせず、またこれを吸収もしな
いことが最も望ましい。これらのユニットは、繊維状ま
たは多孔性の構造により、物理的に大きな表面積を有し
且つガスが透過できるようにすべきである。これらのユ
ニットを作るのに望ましい材料は、ニコチンを吸収する
ことなく、しかしてこれを保有し分与する物質である。
ハウジングの構成に用いることが望ましい上述の種々の
合成物は、それらの物理的な形態が高い表面積対体積日
を有し且つガスに対して透過性を有するものとすれば、
ニコチン分与ユニットとしても使用できる。さらにま
た、上記の諸特性を有する多数種のポリエステルが利用
可能である。
実施例および作用 第1図および第2図においては、本発明による一体の
巻たばこ用パイプの形のニコチン分与装置を全体として
数字10で示してある。装置10は、巻たばこ受入れ端部14
と吸い口端部16と有するハウジング12で構成される。巻
たばこ18は、巻たばこ受入れ端部14に開口している円筒
状のポート20内に挿入するように置かれている。
第2図および第3図に示すごとく、装置10のハウジン
グ12内にはニコチン分与ユニット22が設けられている。
この実施例におけるニコチン分与ユニット22は、煙が矢
印26,28のごとく通過する内側のハウジング壁30によっ
て囲まれた通路24内に、繊維状または多孔性の通気性障
壁として示してある。通路24は、吸い口端部16の開口部
25と、ポート20に対応する巻たばこ受入れ端部14の開口
部27とを有する。通路24はまた、ニコチン分与ユニット
22とポート20との間に在来の巻たばこの煙のろ過材料
(図示せず)を包含することもできる。
第2図および第3図に略図で示してあるニコチン分与
ユニット22は、装置10に挿入された巻たばこ18から装置
10を経て吸入される全ての煙がニコチン分与ユニット22
を透過するように、通路24を完全にふさいでいる。第4
図に略図で示すごとく、在来のタールまたは巻たばこの
煙のフィルタ・ユニット32内に包含されたニコチン分与
ユニット22aを用いることもでき、装置10を経て吸入さ
れる煙の一部分のみがニコチン分与ユニット22aを通過
し、その他の煙は在来のタールまたは巻たばこの煙のフ
ィルタ・ユニット32を通過する。このようにして、ニコ
チン分与ユニット使用可能ニコチン生成時間を延長する
ことができる。このような、ニコチン分与ユニット22a
とタール・フィルタ32との並行な配列は、例えば、ニコ
チン分与ユニット22と巻たばこ受入れ端部14との間にタ
ール・フィルタ(図示せず)を設けた直列配列に置き換
えることができる。
本発明のニコチン分与装置の別の実施例を第5図に示
し、これを全体として数字40で表示してある。装置40の
ハウジング42は、吸い口端部46を備える第一部分44と、
雄ねじ付き端部48とを有する。ハウジング42の第二部分
50は、巻たばこ受入れ端部52と、雌ねじ付き端部54とを
有する。ねじ付き端部48,54は、第6図に断面で示すよ
うに、互いにねじ込まれるようにされる。巻たばこ56
も、挿入された状態で示してある。部分44,50の好まし
い組付け方法として、ねじ込式の取付けを例示したが、
この種のねじの雄雌の関係を逆にしても良く、またその
他数多くの周知の組付け方法が本発明の範囲内で使用可
能である。
装置40では、ニコチン分与ユニット58がカートリッジ
60に取り付けられる。このカートリッジ60は、第5図に
示すごとく、装置40を分解した後着脱自在に挿入でき
る。この実施例ではカートリッジ60の両端64,66に開口
部62を有する。ニコチン分与ユニット58は、端面が開口
していないシールしたカートリッジ(図示せず)内に包
含しても良い。この種のシールされたカートリッジを利
用する場合、ハウジング部分44,50は、二つのハウジン
グ部分44,50のねじ係合に際し、カートリッジのシール
された端部64,66を突き刺すように位置決めされた鋭い
円すい状の金属エッジ(図示せず)のような穴あけ装置
を包含するように変更する。
カートリッジ60をハウジング42内に取り付ける場合、
カートリッジ60の壁68の外表面は、装置40を流過する挿
入された巻たばこからの煙がほとんど全てニコチン分与
ユニット58を流過するように、ハウジング42の円筒状の
壁70の内表面に密接に係合される。ニコチン分与装置10
の前掲の実施例に関連して論じたように、ニコチン分与
ユニット58は、在来の巻たばこのタール除去フィルタと
直列または並行に配列することができる。
例1 改修巻たばこ用パイプ 「タール・ガード(Tar-Guard)」(商標名)型の
巻たばこ用パイプならびに幾つかのカートリッジ(ベン
チュリ・インコーポレーテッド(Venturi Inc.)、2345
ウォーカー通り(Walker Ave.)、グランド・ラピッズ
(Grand Rapids)、ミシガン州)を入手し、各カートリ
ッジの各端部の穴を拡大させた。カートリッジの隔壁が
取り除き、約50mgのポリエステル繊維を代りに配置し
た。約1〜2mgの量の遊離(イーストマン・コダック(E
astman Kodak)から少なくとも98%の純度で販売され、
更に減圧蒸留により精製)遊離ニコチンを3個のカート
リッジの各々繊維に装入され、それに含有させた。続い
て各カートリッジが巻たばこ用パイプ内で再試験され
た。
喫煙常習者にとっては比較的味気のない、極めて軽い
(即ち強くろ過された)巻たばこを、この改修「タール
・ガード(Tar-Guard)」(商標名)巻たばこ用パイ
プ内に挿入した。巻たばこに火をつけ、ニコチン含有カ
ートリッジを経て吸い込むと、何人かの喫煙者は、巻た
ばこからの煙を吸った際ほとんど煙がろ過したような感
じを受けなかった。ポリエステル繊維内のニコチンの量
は、喫煙の感覚的強さと関連することが見いだされた。
ニコチン含有カートリッジを用いた際、巻たばこに最
も近い繊維上には、タールの明白なたい積物が出現し始
めた。従って、「極めて軽い」巻たばこの煙からの発が
ん性が更に除去され、しかしてニコチンは増量された。
本発明のニコチン増量喫煙装置は、巻たばこのよう
な、任意の在来の喫煙装置を形体と外観とを備えること
ができる。この装置は、使用者に吸われる煙を生成する
ための可燃性の第一部分を含む。第一部分は、比較的快
い、吸込み可能な煙を生成するタバコ、ココアなどを含
む任意のニコチンまたは非ニコチン支持材料を含むこと
ができる。第一部分はまた、可燃性の材料を包含する外
被を含む。この外被は多様性のものであり、専ら使用者
の個人的な趣味と好みとに適合されるようにする。外被
は、巻たばこを形成する際に用いられるような紙であっ
ても良い。更に外被は、葉巻たばこに用いられるよう
な、乾燥したタバコの葉であっても良い。
第二部分、すなわち一般に巻たばこ用フィルタは、第
一部分に接続され、第一部分で生じた煙は、このフィル
タを通り喫煙者の肺に至る。第二部分は、第一部分に恒
久的にまた着脱自在に取り付け固定することができる。
例えば第二部分は、紙に包んだ巻たばこの外観を備える
ことができ、第一部分を覆うと同じ紙の中に束ねること
ができる。第二部分も葉巻たばこのタバコを巻いた形状
を備えることができ、第一部分を覆うと同じタバコの外
巻き葉の中に束ねることができる。
第一および第二部分は、ニコチン溶液をフィルタ内に
包含された在来のフィルタ付き巻たばこであって良い。
なるべくなら在来の巻たばこは、低タールの巻たばこで
あることが望ましい。
本発明のニコチン溶液は、巻たばこが製造された後、
注入によってフィルタ内にこれを混合させることができ
る。あるいはまた、巻たばこ製造中にフィルタとされる
前に、フィルタ製造用ファイバ上にニコチン溶液をコー
ティングすることもできる。
本発明のニコチン溶液内のニコチンは、ニコチン
(d)とニコチン(1)とニコチン(d1)とニコチン塩
とから成る群から選ばれる。ニコチンは色が無色または
黄色で、油状且つ極めて吸湿性であることを特徴として
いる。ニコチンは、光または空気にふれると同時に、見
慣れた茶色に戻る。
ニコチンは、それがクエン酸、マレイン酸、およびそ
の他の酸類と化合して2%〜8%の範囲で存在する乾燥
したタバコの葉から抽出によって得られる。市場で入手
できる市販のニコチンは、全くたばこ産業の副産物であ
る。抽出ならびに精製の手順は、この産業界では一般に
周知されている。
本発明の一実施例においては、蒸発と劣化とに対して
耐性を有するニコチン成分を形成するため、ニコチンを
別の物質と共に錯合体することができる。ニコチン成分
を形成するのに有用と見なされる材料には、アルコー
ル、エステル、炭化水素、アルデヒド、ケトン、ならび
にエーテルが含まれる。好ましい錯合材料は、ポリフェ
ニルメチルシロキサンのようなポリシロキサンである。
本発明の別の実施例においては、ニコチン溶液が、溶
媒内にニコチン塩を含む。この溶媒は有機物であっても
良いが、水性が望ましい。ニコチン塩は、酸をニコチン
と反応させることによって容易に得られる。この酸は無
機または有機であっても良い。無機酸は、それにより喫
煙者に放出されるタールが少なくなるので好ましい。
本発明のニコチン溶液は、重量にして溶液全体の5%
〜15%のニコチンを含有することができる。好ましい量
は10%である。
例1 ニコチン溶液は、イーストマン・ケミカル(Eastman
Chemical)、ストック番号1242から得られたニコチン
を、ダウ・ケミカル(Dow Chemical)、ストック番号55
6から得られたポリシンレーンと1対10のニコチン/ポ
リシンレーン体積比で混合することにより作られた。ケ
ント印(Kent brand)の85mm低タール巻たばこのフィル
タ内の中間に、10mgの溶液が注入された。タールとニコ
チンとの標準FTC測定法を用いて測定した所、ニコチン
増量巻たばこは、巻たばこ1本当たり0.3mgのニコチン
および巻たばこ1本当たり2.0mgのタールというFTCの標
準に比べて、巻たばこ1本当たり0.48mgのニコチンおよ
び巻たばこ1本当たり3.34mgのタールという平均量を放
出した。従ってニコチン解放効率は12.4%であった。喫
煙した際、この巻たばこは、マールボロ(Marlboro)印
やキャメル(Camel)印のような強い巻たばこの効果を
示した。
本発明のこれ以上の修正は、この開示の利益を得た当
業者には明らかである。しかし、上記の修正は、特許請
求の範囲に定められた本発明の精神と範囲とを逸脱する
ものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の側面図を示し、第2図は第1
図の切断線2−2についての本発明の実施例の断面図を
示し、第3図は第1図の切断線3−3についての本発明
の実施例の断面図を示し、第4図は第1図の切断線4−
4についての本発明の実施例の断面図を示し、第5図は
本発明の実施例の2部分ハウジング実施例とカートリッ
ジとの分解斜視図を示し、第6図は第5図に示す本発明
の実施例の組立て断面図を示し、第7図は第6図の切断
線7−7についての本発明の実施例の断面図を示し、第
8図は第6図の切断線8−8についての本発明の実施例
の断面図を示す。 図の主要部分を表わす符号の説明 10:ニコチン分与装置、12:ハウジング 14:巻たばこ受入れ端部、16:吸い口端部 22:ニコチン分与ユニット、22a:ニコチン分与ユニット 24:通路、25:第一開口部 27:第二開口部、32:タール・フィルタ 40:ニコチン分与装置、42:ハウジング 44:第一ハウジング部分、46:吸い口端部 50:第二ハウジング部分、52:巻たばこ受入れ端部 58:ニコチン分与ユニット、60:カートリッジ 62:開口部、64:シール端部 66:シール端部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸い口端部と巻たばこ受入端部とを互いに
    連通する内部通路が貫通形成されたハウジングと、 該内部通路内に密接嵌合され、ニコチンを保有する通気
    性の素子を有するニコチン分与ユニットと、 を有し、 前記巻たばこ受入れ端部に貫入した巻たばこを前記吸い
    口端部で喫煙することにより発生する煙が、前記内部通
    路を流れ、その際に前記ニコチン分与ユニットの通気性
    の素子を通り、該素子に保有された前記ニコチンと作用
    し、前記吸い口端部に流れる煙のニコチン濃度を高める
    ニコチン分与装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲の第1項に記載のニコチン
    分与装置において、前記吸い口端部と前記たばこ受入端
    部とは、前記ハウジングと一体に形成されているニコチ
    ン分与装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲の第1項に記載のニコチン
    分与装置において、前記内部通路を通過する煙を濾過す
    るため前記ハウジング内にタール除去フィルタを設けた
    ニコチン分与装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲の第1項あるいは第3項に
    記載のニコチン分与装置において、前記ニコチン分与ユ
    ニットが交換可能のカートリッジ形式のものであるニコ
    チン分与装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲の第4項に記載のニコチン
    分与装置において、前記カートリッジ形式のニコチン分
    与ユニットの両端部の入口および出口が脆性シールで覆
    われているニコチン分与装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲の第3項に記載のニコチン
    分与装置において、前記タール除去フィルタが酢酸セル
    ロース繊維で構成されているニコチン分与装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲の第1項に記載のニコチン
    分与装置において、前記ハウジングは、ニコチンを実質
    的に吸収せず、かつニコチンと化学反応しない材料で作
    られているニコチン分与装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲の第7項に記載のニコチン
    分与装置において、前記ハウジングがポリブチレン・テ
    レフタレート、ポリふっ化ビニル、ナイロン、テトラフ
    ルオロエチレン・フルオロカーボン重合体またはそれら
    の混合物製であるニコチン分与装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲の第8項に記載のニコチン
    分与装置において、前記通気性の素子は、ニコチンを実
    質的に吸収せず、かつニコチンと化学反応しない材料で
    作られているニコチン分与装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲の第9項に記載のニコチ
    ン分与装置において、前記通気性の素子がポリエステ
    ル、ポリブチレン・テレフタレート、ポリふっ化ビニ
    ル、ナイロン、テトラフルオロエチレン・フルオロカー
    ボン重合体またはそれらの混合物製であるニコチン分与
    装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲の第1項に記載のニコチ
    ン分与装置において、ニコチンが前記ニコチン分与ユニ
    ットの通気性の素子の露出表面に保持されているニコチ
    ン分与装置。
JP61063824A 1985-03-21 1986-03-20 ニコチン分与装置 Expired - Lifetime JPH0817689B2 (ja)

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