JPH08177555A - 内燃機関の燃料供給制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給制御装置

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Publication number
JPH08177555A
JPH08177555A JP33504894A JP33504894A JPH08177555A JP H08177555 A JPH08177555 A JP H08177555A JP 33504894 A JP33504894 A JP 33504894A JP 33504894 A JP33504894 A JP 33504894A JP H08177555 A JPH08177555 A JP H08177555A
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JP
Japan
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fuel
amount
engine
correction
air
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Application number
JP33504894A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kitagawa
浩 北川
Naosuke Akasaki
修介 赤崎
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関に供給する混合気の空燃比に拘わら
ず常に適切な付着補正を行い、実際に燃焼室に供給され
る混合気の空燃比をより正確に制御することができる燃
料供給制御装置を提供する。 【構成】 付着補正パラメータである直接率A及び持ち
去り率Bの補正係数KWPAFA及びKWPAFBを、
目標空燃比係数KCMDに応じて以下のように設定す
る。目標空燃比係数KCMDが、1.0より大きい上側
閾値KCMDHと1.0より小さい下側補正値KCMD
Lとの間にあるときは1.0(無補正値)とし(S3
4)、KCMD≧KCMDHであるときは、KCMD値
が増加するほど増加するように設定し(S33)、KC
MD≦KCMDLであるときは、KCMD値が減少する
ほど減少するように設定する(S35)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の吸気管壁面
に付着する燃料量を考慮して燃料供給量を制御する内燃
機関の燃料供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射弁により吸気管内に噴射された
燃料は、その大部分が機関の燃料室に直接供給される
が、一部は吸気管壁面に付着する。この壁面に付着した
燃料量とその蒸発等により燃焼室に吸入される持ち去り
燃料量とを予測し、これらの予測量を考慮して燃料噴射
量を決定する、いわゆる付着補正を行うようにした燃料
供給制御装置が従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にフィードガス
(機関の燃焼室から排出された直後の排気ガス)中に含
まれる未燃HCを低減するためには、機関に供給する混
合気の空燃比を燃焼限界内でできるだけリーン化する必
要があるが、上記従来の燃料供給制御装置では、付着燃
料量及び持ち去り燃料量を空燃比が理論空燃比付近にあ
ることを前提として求めるので、燃焼限界付近まで空燃
比をリーン化すると、燃料噴射量が少ないために実際の
付着燃料量が飽和付着燃料量(吸気管壁に付着しうる最
大の燃料量)に比べて極端に少なくなり、適切な付着補
正を行うことができないという問題がある。
【0004】また、例えば機関の低温始動時又は始動直
後のように空燃比をリッチ化するときは、逆に実際の付
着燃料量が飽和付着燃料量に近くなるため、理論空燃比
付近で予測した付着燃料量又は持ち去り燃料量をそのま
ま用いると、適切な付着補正を行うことができないとい
う問題がある。
【0005】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、機関に供給する混合気の空燃比に拘わらず常に適
切な付着補正を行い、実際に燃焼室に供給される混合気
の空燃比をより正確に制御することができる燃料供給制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、内燃機関の回転数及び負荷状態に基づいて前
記機関に供給すべき基本燃料量を算出する基本燃料量算
出手段と、前記機関の運転状態に応じて目標空燃比を決
定し、前記機関に供給される混合気の空燃比が該目標空
燃比と一致するように前記基本燃料量を補正して前記機
関への供給燃料量を演算する供給燃料量演算手段と、前
記機関の吸気管壁面に付着する付着燃料量を予測し、前
記供給燃料量を補正する付着補正量を演算する付着補正
量演算手段と、前記機関の吸気管壁面に付着している燃
料から前記機関の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量
を予測し、前記供給燃料量を補正する持ち去り補正量を
演算する持ち去り補正量演算手段とを有する内燃機関の
燃料供給制御装置において、前記付着補正量及び持ち去
り補正量の少なくとも一方を前記目標空燃比に応じて補
正する補正手段を設けるようにしたものである。
【0007】同じ目的を達成するため本発明は、内燃機
関の回転数及び負荷状態に基づいて前記機関に供給すべ
き基本燃料量を算出する基本燃料量算出手段と、前記機
関の運転状態に応じて前記基本燃料量を補正して前記機
関への供給燃料量を演算する供給燃料量演算手段と、前
記機関の吸気管壁面に付着する付着燃料量を予測し、前
記供給燃料量を補正する付着補正量を演算する付着補正
量演算手段と、前記機関の吸気管壁面に付着している燃
料から前記機関の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量
を予測し、前記供給燃料量を補正する持ち去り補正量を
演算する持ち去り補正量演算手段とを有する内燃機関の
燃料供給制御装置において、前記付着補正量及び持ち去
り補正量の少なくとも一方を前記基本燃料量と供給燃料
量との偏差に応じて補正する補正手段を設けるようにし
たものである。
【0008】また、前記機関の排気空燃比を検出し、該
検出した空燃比と理論空燃比との偏差に応じて前記基本
燃料量を補正するフィードバック補正手段をさらに設
け、前記補正手段は、前記フィードバック補正手段によ
る補正後の燃料量と前記供給燃料量との偏差に応じて前
記付着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方を補
正することが望ましい。
【0009】また、前記機関の排気空燃比を検出し、該
検出した空燃比と理論空燃比との偏差に応じて算出した
学習値により前記基本燃料量を補正する学習補正手段を
さらに設け、前記補正手段は、前記学習補正手段による
補正後の燃料量と前記供給燃料量との偏差に応じて前記
付着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方を補正
することがのぞましい。
【0010】同じ目的を達成するため本発明は、内燃機
関の回転数及び負荷状態に基づいて前記機関に供給すべ
き基本燃料量を算出する基本燃料量算出手段と、前記機
関の運転状態に応じて前記基本燃料量を補正して前記機
関への供給燃料量を演算する供給燃料量演算手段と、前
記機関の吸気管壁面に付着する付着燃料量を予測し、前
記供給燃料量を補正する付着補正量を演算する付着補正
量演算手段と、前記機関の吸気管壁面に付着している燃
料から前記機関の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量
を予測し、前記供給燃料量を補正する持ち去り補正量を
演算する持ち去り補正量演算手段とを有する内燃機関の
燃料供給制御装置において、前記付着補正量及び持ち去
り補正量の少なくとも一方を、前記機関に供給する混合
気の空燃比が小さくなるほど前記供給燃料量に対する補
正の度合いが小さくなるように補正する補正手段を設け
るようにしたものである。
【0011】また、前記補正手段は、前記空燃比が理論
空燃比近傍にあるときは、前記付着補正量及び持ち去り
補正量の少なくとも一方による前記供給燃料量に対する
補正の度合いを変化させないことが望ましい。
【0012】
【作用】請求項1の燃料供給制御装置によれば、付着補
正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方が目標空燃比
に応じて補正される。
【0013】請求項2の燃料供給制御装置によれば、付
着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方が基本燃
料量と供給燃料量との偏差に応じて補正される。
【0014】請求項3の燃料供給制御装置によれば、検
出した空燃比と理論空燃比との偏差に応じて基本燃料量
が補正され、該補正後の燃料量と前記供給燃料量との偏
差に応じて前記付着補正量及び持ち去り補正量の少なく
とも一方が補正される。
【0015】請求項4の燃料供給制御装置によれば、検
出した空燃比と理論空燃比との偏差に応じて算出した学
習値により基本燃料量が補正され、該補正後の燃料量と
前記供給燃料量との偏差に応じて前記付着補正量及び持
ち去り補正量の少なくとも一方が補正される。
【0016】請求項5の燃料供給制御装置によれば、付
着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方が、機関
に供給する混合気の空燃比が小さくなるほど前記供給燃
料量に対する補正の度合いが小さくなるように補正され
る。
【0017】請求項6の燃料供給制御装置によれば、空
燃比が理論空燃比近傍にあるときは、前記付着補正量及
び持ち去り補正量の少なくとも一方による前記供給燃料
量に対する補正の度合いが変更されない。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例に係る内燃機
関(以下「エンジン」という)及びその空燃比制御装置
の全体の構成図であり、エンジン1の吸気管2の途中に
はスロットル弁3が配されている。スロットル弁3には
スロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されてお
り、当該スロットル弁3の開度に応じた電気信号を出力
して電子コントロールユニット(以下「ECU」とい
う)5に供給する。
【0020】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側
に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃
料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接
続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射弁6の
開弁時間が制御される。
【0021】一方、スロットル弁3の直ぐ下流には管7
を介して吸気管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられ
ており、この絶対圧センサ8により電気信号に変換され
た絶対圧信号は前記ECU5に供給される。また、その
下流には吸気温(TA)センサ9が取付けられており、
吸気温TAを検出して対応する電気信号を出力してEC
U5に供給する。
【0022】エンジン1の本体に装着されたエンジン水
温(TW)センサ10はサーミスタ等から成り、エンジ
ン水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を
出力してECU5に供給する。
【0023】また、エンジン1の図示しないカム軸周囲
またはクランク軸周囲には、クランク角度(CRK)セ
ンサ11と、気筒判別(CYL)センサ12とが取り付
けられている。CRKセンサ11は、エンジン1のクラ
ンク軸の1/2回転(180°)より短い一定のクラン
ク角周期(例えば30°周期)でもって所定のクランク
角度位置でパルス(以下、CRKパルスという)を発生
する。CRKパルスはECU5に供給され、前記CRK
パルスに基づいてTDCパルスを出力する。すなわち、
TDCパルスは各気筒の基準クランク角度位置を表すも
のであって、クランク軸の180°回転毎に発生する。
【0024】また、ECU5は、CRKパルスの発生時
間間隔を計測してCRME値を算出し、さらにこのCR
ME値をTDCパルスの発生時間間隔に亘って加算して
ME値を算出し、該ME値の逆数であるエンジン回転数
NEを算出する。CYLセンサ12は、特定の気筒の吸
入行程開始時に対応するTDCパルス発生位置よりも前
の所定クランク角度位置(例えば、10°BTDC)で
パルス(以下、CYLパルスという)を発生する。
【0025】さらに、ECU5は、TDCパルスの発生
直後に検出されるCRKパルスに対応したクランク角度
ステージ(以下、単にステージという)を#0ステージ
として設定する。その後に検出されるCRKパルス毎に
ステージが1つずつ繰り上がり、例えば、30°周期の
CRKパルスを発生する4気筒エンジンでは、#0ステ
ージから#5ステージまでが設定される。
【0026】三元触媒14はエンジン1の排気管13に
配置されており、排気ガス中のHC,CO,NOx等の
成分の浄化を行う。排気管13の三元触媒14の上流側
には、排気空燃比センサとしての酸素濃度センサ16
(以下「LAFセンサ16」という)が装着されてお
り、LAFセンサ16は排気ガス中の酸素濃度を検出
し、酸素濃度に略比例する電気信号を出力しECU5に
供給する。
【0027】ECU5には、さらに大気圧PAを検出す
る大気圧センサ17が接続されており、その検出信号が
ECU5に供給される。
【0028】ECU5は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路5a、複数の中央演算処理回路(以下「CPU」
という)5b、CPU5bで実行される各種演算プログ
ラム及び演算結果等を記憶する記憶手段5c、前記燃料
噴射弁6に駆動信号を供給する出力回路5d等から構成
される。
【0029】次に吸気管2の壁面に付着する燃料を考慮
した燃料噴射弁6の開弁時間TOUTの算出手法を説明
する。なお、本実施例では、燃料噴射弁6の開弁時間
は、燃料噴射量に対応するので、以下の説明では、実際
は燃料噴射時間に換算して表されているパラメータを、
燃料噴射量あるいは燃料量として記載している。
【0030】図2は、燃料噴射量TOUTを算出する処
理のフローチャートであり、本処理はTDCパルスの発
生毎にECU5のメインCPUで実行される。
【0031】先ずステップS1では、壁面付着補正パラ
メータである直接率A及び持ち去り率Bを算出する。直
接率Aは、あるサイクルで噴射した燃料のうち、そのサ
イクル中に蒸発等により燃焼室に吸入される燃料の割合
であり、持ち去り率Bは、前回までに吸気管壁面に付着
した燃料のうち、そのサイクル中に蒸発等により燃焼室
に吸入される燃料の割合である。このステップにおける
算出処理の詳細は、図4を参照して後述する。
【0032】続くステップS2では、次式(1)、
(2)により、各気筒毎の要求燃料量(実際に燃焼室に
吸入されるべき燃料量)TCYL(N)を算出する。式
(1)は、通常運転時(エンジン始動時以外)に適用さ
れ、式(2)は、エンジン始動時に適用される。
【0033】 TCYL(N)=TIM×KTOTAL(N) …(1) TCYL(N)=TIS×KTWAF×KPACR …(2) ここで、(N)は気筒番号を示し、これが付されたパラ
メータは、各気筒毎に算出される。TIMは、通常運転
時(エンジン始動時以外)の基本燃料量であり、エンジ
ン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに応じて算出さ
れる。KTOTALは、各種センサからのエンジン運転
パラメータ信号に基づいて算出されるすべての補正係数
(例えばエンジン運転状態に応じて設定され、エンジン
1に供給する混合気の目標空燃比に相当する目標空燃比
係数KCMD、LAFセンサ16の出力に応じて、検出
空燃比が目標空燃比に一致するように設定される空燃比
補正係数KLAF、エンジン水温TWに応じて設定され
るエンジン水温補正係数等)の積である。
【0034】また、TISは、エンジン始動時の基本燃
料量であり、エンジン回転数NEに応じて設定される。
KTWAFはエンジン水温TWに応じて設定される補正
係数、KPACRは大気圧PAに応じて設定される補正
係数である。
【0035】続くステップS3では、次式(3)によ
り、今回噴射すべき燃料量である噴射燃料量TNETを
算出する。
【0036】 TNET=(TCYL(N)−B×TWP(N))/A …(3) ここで、A,Bは上述した直接率及び持ち去り率であ
り、TWP(N)は、後述する図3の処理で算出される
吸気管付着燃料量(予測値)であり、(B×TWP
(N))は、吸気管付着燃料から燃焼室に持ち去られる
持ち去り燃料量に相当する。持ち去り燃料量分は新たに
噴射する必要がないので、式(3)においてTCYL
(N)値からこの分を減算するようにしているのであ
る。
【0037】次にこの噴射燃料量TNETが所定上限値
TNETLMTHより大きいか否かを判別し(ステップ
S4)、TNET≦TNETLMTHであるときは、直
ちにステップS6に進み、TNET>TNETLMTH
であるときは、TNET値をこの上限値に設定してステ
ップS6に進む。ステップS6では、TNET値が負の
値か否かを判別し、TNET≧0であるときは、次式
(4)により、最終的な燃料噴射時間TOUT(N)を
算出して(ステップS9)、本処理を終了する。
【0038】 TOUT(N)=TNET+TIVB …(4) ここで、TIVBは、バッテリ電圧に応じて設定される
無効時間である。
【0039】ステップS6で、TNET<0であるとき
は、TNET=0とし(ステップS7)、したがってT
OUT(N)=0として(ステップS8)、本処理を終
了する。
【0040】図3は、付着燃料量TWP(N)を算出す
る処理のフローチャートであり、本処理は前記メインC
PUとは別の、サブCPUにおいてCRKパルスの発生
毎に実行される。本処理に必要なパラメータは、メイン
CPUから転送される。
【0041】先ずステップS11では、今回の処理が付
着燃料量を算出すべき所定ステージに該当するか否かを
判別し、所定ステージでないときは、直ちに本処理を終
了する。この所定ステージは、該当する気筒の吸入行程
の終了付近のクランク角に相当し、燃料噴射が終了した
直後のステージである。
【0042】今回の処理が前記所定ステージに該当する
ときは、直前に終了した噴射の噴射時間TOUTが所定
下限値TOUTMINより大きいか否かを判別する(ス
テップS12)。その結果TOUT≦TOUTMINで
あるときは、フュエルカット中であると判定して、次式
(5)により、付着燃料量TWP(N)を算出する(ス
テップS14)。フュエルカット時は既に付着している
燃料が持ち去れるのみで、新たに付着する燃料がないか
らである。
【0043】 TWP(N)=(1−B)×TWP(N) …(5) ここで、右辺のTWP(N)は、該当気筒についての前
回算出値である。
【0044】ステップS12でTOUT>TOUTMI
Nが成立するときは、次式(6)により付着燃料量を算
出する(ステップS13)。
【0045】 TWP(N)=(1−A)(TOUT(N)−TIVB) +(1−B)×TWP(N) …(6) ここで、右辺第1項は直前に終了した噴射により新たに
付着した燃料量を表し、右辺第2項は、式(5)と同一
であって、既に付着していた燃料の一部が持ち去れ、そ
の残りの分に相当する。
【0046】ステップS13又はS14実行後は、算出
したTWP(N)値が正の値か否かを判別し(ステップ
S15)、TWP(N)>0であるときは、直ちにステ
ップS17に進み、TWP(N)≦0であるときは、T
WP(N)=0として(ステップS16)、ステップS
17に進む。
【0047】ステップS17では、演算結果をメインC
PUに転送し、本処理を終了する。
【0048】図4は、図2のステップS1において直接
率A及び持ち去り率Bを算出する処理を示すフローチャ
ートである。
【0049】先ずエンジン1の始動モードにあるか否
か、すなわちクランキング中か否かを判別し(ステップ
S21)、始動モードでなければステップS22に進
み、目標空燃比係数KCMDに応じて、第1の直接率補
正係数KWPAFA及び第1の持ち去り率補正係数KW
PAFBを算出する。目標空燃比係数KCMDは、前記
式(1)のKTOTALに含まれる係数であって、エン
ジン運転状態に応じて設定され、エンジン1に供給する
混合気の目標空燃比に対応する値を有する。すなわち、
目標空燃比が理論空燃比のときは、KCMD=1.0と
され、理論空燃比よりリーン側のときは、KCMD<
1.0とされ、理論空燃比よりリッチ側のときは、KC
MD>1.0とされる。
【0050】ステップS22における補正係数KWPA
FA,KWPAFBの算出は例えば図5に示すように行
われる。
【0051】図5において、ステップS31では、KC
MD値が1.0より大きい上側閾値KCMDH以上か否
かを判別し、ステップS32では、KCMD値が1.0
より小さい下側閾値KCMDL以下か否かを判別する。
その結果、KCMDL<KCMD<KCMDHであると
きは、補正係数KWPAFA,KWPAFBをともに
1.0、すなわち無補正値とする(ステップS34)。
【0052】また、KCMD≧KCMDHであるとき
は、図6(a),(b)に示すように、KCMD値が増
加するほど、すなわち目標空燃比がリッチ化するほど、
補正係数KWPAFA,KWPAFBが増加するように
設定する(ステップS33)。この設定は、例えば図6
(a),(b)に示すように設定されたテーブルを検索
することにより行う。
【0053】また、KCMD≦KCMDLであるとき
は、同図に示すように、KCMD値が減少するほど、す
なわち目標空燃比がリーン化するほど、補正係数KWP
AFA,KWPAFBが減少するように設定する(ステ
ップS35)。
【0054】このように補正係数KWPAFA,KWP
AFBを設定することにより、目標空燃比が理論空燃比
より極端にリーン化又はリッチ化したときでも、適切な
直接率A及び持ち去り率Bを得ることができ、目標空燃
比に拘わらず正確な付着補正を行うことができる。
【0055】なお、エンジンに供給する混合気の空燃比
は、LAFセンサ16の出力に応じて目標空燃比と一致
するようにフィードバック制御されるので、補正係数K
WPAFA,KWPAFBは、供給混合気の空燃比に応
じた値に設定されることになる。
【0056】図4に戻り、ステップS23では、エンジ
ン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに応じて設定さ
れたAマップ及びBマップを検索し、必要に応じて補間
演算を行って、直接率Aのマップ値AMAP及び持ち去
り率Bのマップ値BMAPを算出する。ここで、Aマッ
プ及びBマップはエンジン1の暖機が完了した状態に対
応して設定されている。
【0057】次いで、吸気管内絶対圧PBA及びエンジ
ン水温TWに応じて設定されたKTWPAマップ及びK
TWPBマップを検索し、必要に応じて補間演算を行っ
て、第2の直接率補正係数KTWPA及び第2の持ち去
り率補正係数KTWPBを算出する(ステップS2
4)。
【0058】続くステップS25では、次式(7)、
(8)により、直接率A及び持ち去り率Bを算出する。
【0059】 A=AMAP×KTWPA×KWPAFA …(7) B=BMAP×KTWPB×KWPAFB …(8) 一方ステップS21で始動モードのあるときは、図7に
示す処理により始動時用直接率補正係数KWPAFST
A及び始動時用持ち去り率補正係数KWPAFSTBを
算出する(ステップS26)。
【0060】図7のステップS41では、最終的な燃料
噴射量TOUTと始動時の基本燃料量TISとの偏差Δ
TS(=TOUT−TIS)を算出する。そして、ステ
ップS42ではこの偏差ΔTSが正の閾値ΔTGARD
H以上か否かを判別し、ステップS43では、偏差ΔT
Sが負の閾値ΔTGARDL以下か否かを判別する。そ
の結果、ΔTGARDL<ΔTS<ΔTGARDHであ
るときは、補正係数KWPAFSTA,KWPAFST
Bをともに1.0、すなわち無補正値とする(ステップ
S45)。
【0061】また、ΔTS≧ΔTGARDHであるとき
は、図8(a),(b)に示すように、ΔTS値が増加
するほど、すなわち混合気の空燃比がリッチ化するほ
ど、補正係数KWPAFSTA,KWPAFSTBが増
加するように設定する(ステップS44)。
【0062】また、ΔTS≦ΔTGARDLであるとき
は、同図に示すように、ΔTS値が減少するほど(ΔT
Sの絶対値が増加するほど)、すなわち混合気の空燃比
がリーン化するほど、補正係数KWPAFSTA,KW
PAFSTBが減少するように設定する(ステップS4
6)。
【0063】このように補正係数KWPAFSTA,K
WPAFSTBを設定することにより、始動時に混合気
の空燃比が極端にリーン化又はリッチ化したときでも、
適切な直接率A及び持ち去り率Bを得ることができ、空
燃比に拘わらず正確な付着補正を行うことができる。
【0064】図4にもどり、続くステップS27では、
エンジン水温TWに応じて設定されたAテーブル及びB
テーブルの検索を行い、必要に応じて補間演算を行っ
て、直接率のテーブル値ATBL及び持ち去り率のテー
ブル値BTBLを算出する。
【0065】次いで、次式(9)、(10)により、直
接率A及び持ち去り率Bを算出する。
【0066】 A=ATBL×KWPAFSTA …(9) B=BTBL×KWPAFSTB …(10) 以上のように本実施例では、燃料噴射量の付着補正を行
う際に、通常運転時においては、付着パラメータである
直接率A及び持ち去り率Bを、目標空燃比が小さくなる
ほど(KCMD値が大きくなるほど)大きくなるように
(1.0に近くなるように)設定して付着補正の度合い
を小さくするようにし、また始動時においては、補正後
の燃料量TOUTと基本燃料量TISとの偏差ΔTSが
大きくなるほど、A値及びB値が大きくなるように設定
して付着補正の度合いを小さくするようにしたので、空
燃比の広い範囲に亘って正確な付着補正を行うことがで
きる。
【0067】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。
【0068】本実施例では、図1のLAFセンサ16に
代えて、O2センサを使用する。O2センサは、その出
力が理論空燃比の前後において急激に変化し、理論空燃
比よりリッチ側で高レベル、リーン側で低レベルの信号
を出力する特性を有する。したがって、要求燃料量TC
YL(N)を算出する前記式(1)のKTOTALの算
出には、目標空燃比係数KCMD及び空燃比補正係数K
LAFに代えて、O2センサ出力と理論空燃比に対応す
る基準値との偏差に応じて、混合気の空燃比が理論空燃
比となるように設定される空燃比補正係数KO2が用い
られる。
【0069】また、本実施例では図4のステップS22
において、図5の処理に代えて、図9の処理によって第
1の直接率補正係数KWPAFA及び第1の持ち去り率
補正係数KWPAFBを算出する。
【0070】以上の点以外は、第1の実施例と同一であ
る。
【0071】図9のステップS51〜S56の処理は、
実質的には始動時用の補正係数KWPAFSTA,KW
PAFSTBを算出する図7のステップS41〜S46
の処理と同一である。すなわち、燃料噴射量TOUTと
基本燃料量TIMとの偏差ΔTMを算出し(ステップS
51)、ΔTGARDL<ΔTM<ΔTGARDHであ
るときは、KWPAFA値及びKWPAFB値をともに
1.0に設定し(ステップS55)、ΔTM≧ΔTGA
RDHであるときは、ΔTM値が増加するほどKWPA
FA値及びKWPAFB値が増加するように設定し(ス
テップS54)、ΔTM≦ΔTGARDLであるとき
は、ΔTM値が減少するほど(ΔTMの絶対値が増加す
るほど)KWPAFA値及びKWPAFB値が減少する
ように設定する(ステップS56)。ここで、ステップ
S54又はS56における設定は、図8に示す始動時用
の補正係数KWPAFSTA,KWPAFSTBと同様
の傾向とする。
【0072】このように補正係数KWPAFA,KWP
AFBを設定することにより、混合気の空燃比が理論空
燃比より極端にリーン化又はリッチ化したときでも、適
切な直接率A及び持ち去り率Bを得ることができ、空燃
比に拘わらず正確な付着補正を行うことができる。
【0073】なお、第2の実施例では、偏差ΔTMは、
燃料噴射量TOUTから基本燃料量TIMを減算するこ
とにより算出したが、例えば下記式(11)又は(1
2)により算出するようにしてものよい。
【0074】 ΔTM=TOUT−TIM×KO2 …(11) ΔTM=TOUT−TIM×KREF …(12) ここで、KO2は、前述したようにO2センサ出力に応
じて設定され、要求燃料量TCYLの算出に用いる空燃
比フィードバック補正係数であり、KREFは、空燃比
フィードバック補正係数KO2の学習値である。
【0075】なお、上述した第1の実施例では、混合気
の空燃比が極端にリーン化又はリッチ化したときは、K
CMD値あるいはΔTS値に応じて設定されたテーブル
により、補正係数KWPAFA,KWPAFB又はKW
PAFSTA,KWPAFSTBを図6又は図8に示す
ように設定するようにしたが、例えば、KCMD≧KC
MDH又はΔTS≧ΔTGARDHが成立するときは、
1.0より大きい所定値に設定し、KCMD≦KCMD
H又はΔTS≦ΔTGARDHが成立するときは、1.
0より小さい所定値に設定するようにしてもよい。
【0076】また、上述した実施例では直接率A及び持
ち去り率Bをともに補正するようにしたが、いずれか一
方のみを補正するようにしてもよい。
【0077】また、上述した各実施例では付着補正パラ
メータとして持ち去り率Bを用いたが、これに代えて、
持ち去り時定数Tを用いるようにしてもよい。この場合
には、持ち去り率補正係数KWPAFB又はKWPAF
STBに対応し、時定数Tに乗算される補正係数は、混
合気の空燃比が小さくなるほど小さくなるように設定す
るとともに、混合気の空燃比が理論空燃比近傍にあると
きは、無補正値(1.0)とする。なお、持ち去り時定
数Tを用いた付着補正は、本出願人による先の出願(特
願平6−287264号)の明細書に記載されている。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の燃料供給
制御装置によれば、付着補正量及び持ち去り補正量の少
なくとも一方が目標空燃比に応じて補正されるので、機
関に供給する混合気の空燃比に拘わらず常に適切な付着
補正を行い、実際に燃焼室に供給される混合気の空燃比
をより正確に制御することができる。
【0079】請求項2の燃料供給制御装置によれば、付
着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方が基本燃
料量と供給燃料量との偏差に応じて補正されるので、請
求項1の装置と同様の効果を奏する。
【0080】請求項5の燃料供給制御装置によれば、付
着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方が、機関
に供給する混合気の空燃比が小さくなるほど前記供給燃
料量に対する補正の度合いが小さくなるように補正され
るので、請求項1の装置と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる内燃機関及びそ
の制御装置の構成を示す図である。
【図2】燃料噴射量(TOUT)を算出する処理のフロ
ーチャートである。
【図3】吸気管付着燃料量(TWP)を算出する処理の
フローチャートである。
【図4】直接率(A)及び持ち去り率(B)を算出する
処理のフローチャートである。
【図5】直接率補正係数(KWPAFA)及び持ち去り
率補正係数(KWPAFB)を算出する処理のフローチ
ャートである。
【図6】直接率補正係数(KWPAFA)及び持ち去り
率補正係数(KWPAFB)の設定傾向を示す図であ
る。
【図7】始動時用の直接率補正係数(KWPAFST
A)及び持ち去り率補正係数(KWPAFSTB)を算
出する処理のフローチャートである。
【図8】始動時用の直接率補正係数(KWPAFST
A)及び持ち去り率補正係数(KWPAFSTB)の設
定傾向を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例にかかる直接率補正係数
(KWPAFA)及び持ち去り率補正係数(KWPAF
B)を算出する処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気管 5 電子コントロールユニット 6 燃料噴射弁 16 酸素濃度センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の回転数及び負荷状態に基づい
    て前記機関に供給すべき基本燃料量を算出する基本燃料
    量算出手段と、 前記機関の運転状態に応じて目標空燃比を決定し、前記
    機関に供給される混合気の空燃比が該目標空燃比と一致
    するように前記基本燃料量を補正して前記機関への供給
    燃料量を演算する供給燃料量演算手段と、 前記機関の吸気管壁面に付着する付着燃料量を予測し、
    前記供給燃料量を補正する付着補正量を演算する付着補
    正量演算手段と、 前記機関の吸気管壁面に付着している燃料から前記機関
    の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量を予測し、前記
    供給燃料量を補正する持ち去り補正量を演算する持ち去
    り補正量演算手段とを有する内燃機関の燃料供給制御装
    置において、 前記付着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方を
    前記目標空燃比に応じて補正する補正手段を設けたこと
    を特徴とする内燃機関の燃料供給制御装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の回転数及び負荷状態に基づい
    て前記機関に供給すべき基本燃料量を算出する基本燃料
    量算出手段と、 前記機関の運転状態に応じて前記基本燃料量を補正して
    前記機関への供給燃料量を演算する供給燃料量演算手段
    と、 前記機関の吸気管壁面に付着する付着燃料量を予測し、
    前記供給燃料量を補正する付着補正量を演算する付着補
    正量演算手段と、 前記機関の吸気管壁面に付着している燃料から前記機関
    の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量を予測し、前記
    供給燃料量を補正する持ち去り補正量を演算する持ち去
    り補正量演算手段とを有する内燃機関の燃料供給制御装
    置において、 前記付着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方を
    前記基本燃料量と供給燃料量との偏差に応じて補正する
    補正手段を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料供給
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記機関の排気空燃比を検出し、該検出
    した空燃比と理論空燃比との偏差に応じて前記基本燃料
    量を補正するフィードバック補正手段を有し、前記補正
    手段は、前記フィードバック補正手段による補正後の燃
    料量と前記供給燃料量との偏差に応じて前記付着補正量
    及び持ち去り補正量の少なくとも一方を補正することを
    特徴とする請求項2記載の内燃機関の燃料供給制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記機関の排気空燃比を検出し、該検出
    した空燃比と理論空燃比との偏差に応じて算出した学習
    値により前記基本燃料量を補正する学習補正手段を有
    し、前記補正手段は、前記学習補正手段による補正後の
    燃料量と前記供給燃料量との偏差に応じて前記付着補正
    量及び持ち去り補正量の少なくとも一方を補正すること
    を特徴とする請求項2記載の内燃機関の燃料供給制御装
    置。
  5. 【請求項5】 内燃機関の回転数及び負荷状態に基づい
    て前記機関に供給すべき基本燃料量を算出する基本燃料
    量算出手段と、 前記機関の運転状態に応じて前記基本燃料量を補正して
    前記機関への供給燃料量を演算する供給燃料量演算手段
    と、 前記機関の吸気管壁面に付着する付着燃料量を予測し、
    前記供給燃料量を補正する付着補正量を演算する付着補
    正量演算手段と、 前記機関の吸気管壁面に付着している燃料から前記機関
    の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量を予測し、前記
    供給燃料量を補正する持ち去り補正量を演算する持ち去
    り補正量演算手段とを有する内燃機関の燃料供給制御装
    置において、 前記付着補正量及び持ち去り補正量の少なくとも一方
    を、前記機関に供給する混合気の空燃比が小さくなるほ
    ど前記供給燃料量に対する補正の度合いが小さくなるよ
    うに補正する補正手段を設けたことを特徴とする内燃機
    関の燃料供給制御装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、前記空燃比が理論空燃
    比近傍にあるときは、前記付着補正量及び持ち去り補正
    量の少なくとも一方による前記供給燃料量に対する補正
    の度合いを変化させないことを特徴とする請求項5記載
    の内燃機関の燃料供給制御装置。
JP33504894A 1994-12-20 1994-12-20 内燃機関の燃料供給制御装置 Pending JPH08177555A (ja)

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JP33504894A JPH08177555A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 内燃機関の燃料供給制御装置
US08/575,070 US5701871A (en) 1994-12-20 1995-12-19 Fuel supply control system for internal combustion engines

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101220351B1 (ko) * 2006-11-14 2013-01-09 현대자동차주식회사 엔진에서 월 웨팅 보정장치 및 방법

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