JPH08177695A - エンジンの点火時期制御装置 - Google Patents

エンジンの点火時期制御装置

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JPH08177695A
JPH08177695A JP6325352A JP32535294A JPH08177695A JP H08177695 A JPH08177695 A JP H08177695A JP 6325352 A JP6325352 A JP 6325352A JP 32535294 A JP32535294 A JP 32535294A JP H08177695 A JPH08177695 A JP H08177695A
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engine
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和広 中村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スロットル開度センサ等の特別のセンサを設
けることなくイニシャル点火時期を求めることができ、
始動時進角,暖機時進角制御等を行う際にエンジン回転
を必要以上に高くなることがなく、又ノッキングの発生
することもないエンジン点火時期制御装置を提供する。 【構成】 点火用トリガ信号を発生するパルサコイル5
0を固定した摺動ベース34をエンジン本体10に対し
て回動させトリガ発生時クランク角を可変とし、トリガ
発生時クランク角に応じて点火時期を制御する点火時期
制御装置において、クランク軸12の角度位置で決定す
るクランク角依存信号を発生するチャージコイル(クラ
ンク角依存信号発生手段)30と、トリガ信号発生時の
クランク軸の角度位置をクランク角依存信号に基づいて
求めるトリガ発生時クランク角演算手段76と、トリガ
発生時クランク角及びエンジン運転状態に応じて点火時
期を制御する点火時期制御手段75とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの点火時期制
御手段に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば船外機用エンジンに通常採用され
る点火装置として、クランク軸端部に固定されたフライ
ホイールに磁石を組み込んだフライホイールマグネト式
のものがある。この点火装置では、点火用トリガ信号を
発生するためのパルサコイルを、エンジン本体に対して
回動可能の摺動ベースに、上記磁石に対向するよう取り
付け、該摺動ベースをスロットル開度に機械的に連動さ
せて回動させることにより、上記トリガ信号の発生する
クランク角、ひいては点火時期を可変制御するようにし
ている。
【0003】ところが上記摺動ベース方式の点火時期制
御装置の場合、中速回転でスロットル全開の重負荷域で
ノッキング防止の観点から進角値を制限しており、その
結果スロットル全開での最大馬力点(約5500rp
m)でも進角値が上記制限値に制限されることとなり、
エンジン性能を十分に発揮できない問題がある。
【0004】そこで本願出願人は、上記摺動ベースをス
ロットルと連動させることにより点火時期を負荷に応じ
て制御するとともに、該負荷に応じた点火時期をエンジ
ン回転数に応じて補正するようにしたエンジンの点火時
期制御装置を提案している(特願平6−161233
号)。
【0005】
【発明が解決使用とする課題】上記提案に係る点火時期
制御装置では、例えば、エンジン始動時及び暖機運転時
等の通常運転域以外の運転域においては、摺動ベースの
回動位置で決定される点火時期(イニシャル点火時期)
を所定の始動時進角又は暖機時進角だけ進角させる始動
時進角制御又は暖機時進角制御を行うようにしている。
そのため、例えば、スロットルを開いた状態でスタータ
モータを作動させたり、暖機運転を行うと、スロットル
開度に応じて摺動ベースが回動されたことによる進角量
に、上記始動時又は暖機時進角量が加算され、過剰進角
となり、エンジン回転が必要以上に高くなったり、エン
ジンにダメージを与えるノッキングが発生したりする問
題がある。
【0006】上記問題を解消するには、エンジン回転
数により進角値を制限する方法、スロットル開度セン
サを用いて摺動ベースの回動によるイニシャル点火時期
を検出し、該イニシャル点火時期が進角しているほど始
動時進角値,暖機時進角値を小さい値に制限する方法、
スロットル全閉スイッチを設けて全閉時以外の場合に
は始動時進角等を停止する方法、等が考えられる。
【0007】しかし上記の場合、ニュートラルの場合
とシフトインの場合とで条件が大きく変わってしまい進
角による効果が、特に暖機運転では確保しにくい。一
方、シフトイン時に効果のある回転数となるように進角
値を決定すると、ニュートラル時に回転数が上がり過ぎ
てしまう問題があり、またの場合はスロットル開度セ
ンサが必要な分だけコスト高となり、さらにまたの場
合は全閉時以外には制御が効かなくなる、等の問題があ
る。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、スロットル開度センサ等の特別のセンサを設けるこ
となく摺動ベースの回動によるイニシャル点火時期を求
めることができ、該イニシャル点火時期に応じて進角量
を制御することにより、始動時進角,暖機時進角制御等
を行う場合にもエンジン回転が必要以上に高くなること
がなく、またノッキングが発生することもないエンジン
の点火時期制御装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、点火
用トリガ信号を発生するパルサコイルが固定された摺動
ベースをエンジン本体に対して回動させることによりト
リガ発生時クランク角を可変とし、該トリガ発生時クラ
ンク角に応じて点火時期を制御するようにしたエンジン
の点火時期制御装置において、クランク軸の角度位置で
一義的に決定されるクランク角依存信号を発生するクラ
ンク角依存信号発生手段と、上記トリガ信号発生時のク
ランク軸の角度位置を上記クランク角依存信号に基づい
て求めるトリガ発生時クランク角演算手段と、トリガ発
生時クランク角及びエンジン運転状態に応じて点火時期
を制御する点火時期制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、上
記クランク角依存信号発生手段が、クランク軸に固定さ
れた永久磁石と、該永久磁石に対向するようにエンジン
本体に固定されたコイルとを備えCDIユニット用コン
デンサを充電するチャージコイルであり、上記トリガ発
生時クランク角演算手段が、トリガ発生時から上記チャ
ージコイル出力の立ち上がり時までの経過時間を求める
とともに該経過時間をエンジン回転数に応じてクランク
角に換算し、該換算されたクランク角によりトリガ発生
クランク角を求めるように構成されていることを特徴と
している。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記点火時期制御手段が、始動時の点火時期を、上
記トリガ発生時クランク角に基づくイニシャル点火時期
から始動時進角値だけ進角させ、かつ所定の制限点火時
期内に制限するように構成されていることを特徴として
いる。
【0012】なお、本発明におけるクランク角とは、ク
ランク軸の基準位置、例えば上死点位置からの回転角度
の意味である。またクランク角依存信号が特定状態、例
えば極大点,極小点,あるいは正側又は負側立ち上がり
点等にある場合のクラン角は既知である。
【0013】また、請求項2において、クランク角依存
信号発生手段としては、外部負荷充電用ライトコイルも
採用可能であり、トリガ発生時クランク角の演算に当た
っては、トリガ発生時からチャージコイル,ライトコイ
ルからの出力の立ち下がり、あるいはピーク時までの経
過時間を用いることもできる。さらにまた、請求項3に
おいて、暖機運転時における点火時期を暖機時進角値だ
け進角させ、かつ制限点火時期内に制限するようにして
も良い。
【0014】
【作用】本発明に係るエンジンの点火時期制御装置によ
れば、上記トリガ信号発生時のクランク軸の角度位置が
上記クランク角依存信号に基づいて求められる。例えば
請求項2に示すように、トリガ信号発生時からチャージ
コイル出力の立ち上がり時までの時間がエンジン回転数
に応じてクランク角に換算され、該換算されたクランク
角及び上記立ち上がり時における既知のクランク角から
トリガ発生時クランク角が求められ、該トリガ発生時ク
ランク角及びエンジン運転状態に応じて点火時期が制御
される。
【0015】このように本発明では、クランク軸の角度
位置に一義的に対応するクランク角依存信号に基づいて
トリガ発生時クランク角を求めるようにしたので、摺動
ベースの回動位置をスロットル開度センサによって求
め、該回動位置からトリガ発生時クランク角を求める場
合のようなスロットル開度センサは不要である。また、
スロットル開度からトリガ発生時クランク角を求める場
合に比較してより直接的であり、それだけ精度が高い。
【0016】また、トリガ発生時クランク角の絶対値を
求めることができるので、例えば請求項3に示すよう
に、始動時進角制御を行う場合にも、点火時期の絶対値
が判ることから過剰進角を防止でき、エンジン回転の必
要以上の上昇やノッキングの発生を回避できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図6は本発明の一実施例による船
外機の点火時期制御装置を説明するための図であり、図
1は上記船外機の全体構造を示す側面図、図2は上記船
外機のフライホイールを一部除いた平面図、図3は上記
実施例装置の一部断面側面図、図4は上記実施例装置の
制御構成を示す図、図5,図6は上記実施例装置の動作
を説明するための波形図,フローチャートである。
【0018】本実施例では、船外機用エンジンとして2
サイクル2気筒エンジンを用いており、上記エンジン本
体10にはクランク軸12が縦置き配置され、該クラン
ク軸12に対して横置き配置のピストン(不図示)が連
結されている。また、上記エンジン本体10に対して、
各気筒に応じた上下の吸気マニホールド14、上下の気
化器16、および吸気箱18が順に連結され、これらと
反対側にはシリンダヘッド19が装着され、このシリン
ダヘッド19に点火プラグ20が取り付けられている。
【0019】上記クランク軸12の上端部には、図3に
示すように、フライホイール22のボス部が、半月キー
24およびナット26によって固定されている。上記フ
ライホイール22の内面には、図2に示すように、永久
磁石28が複数個設けられ、この永久磁石28に対向す
るようにチャージコイル30及びライトコイル30がエ
ンジン本体10にボルト42で固定して配設されてい
る。このチャージコイル30は、クランク軸12との相
対角度位置は不変であり、本発明のクランク角依存信号
出力手段となっている。なお、32はリングギアであ
り、上記フライホイール22の外周に固定されるととも
に、エンジン始動時には図示しないスタータからの回転
力を受けるようになっている。また、上記リングギヤ3
2に対向するようにクランク角センサ70が配設されて
おり、該センサ70はクランク軸12の回転角とともに
回転数を検出するようになっている。
【0020】34は点火時期制御用の円環状の摺動ベー
スであり、エンジン本体上端の筒状部分にメタルインサ
ート36を介して回動自在に装着されている。上記摺動
ベース34の下部は、摩耗防止用のワッシャ38を介し
て上記エンジン本体10に保持されている。また、上記
摺動ベース34の上部は、例えば板金に樹脂をコーティ
ングすることにより形成される押え板40により保持さ
れている。該押え板40は、上記摺動ベース34が装着
される上記エンジン本体10上端面に取付ボルト42を
介して固定されており、上記押え板40の取り付け部は
摺動ベース34の外周縁よりも半径方向内側となってい
る。なお、上記摺動ベース34の上端は、上方への突起
部35が押え板40の下面に接触するようになってい
る。また、44はベアリング、45はシール部材であ
る。
【0021】上記円環状の摺動ベース34の一部から半
径方向外側に一体的に腕部48が突出し、フライホイー
ル22より外側の位置においてこの腕部48上にパルサ
ーコイル50が配置されている。上記フライホイールの
外周面には、半径方向に突出し、かつ上記パルサコイル
50と対向する凸部22aが180度に渡って形成され
ている。従って上記パルサーコイル50は、クランク軸
12が一回転する間に、上記凸部の始点及び終点に対向
した時点で正パルス及び負パルスを発生し、該正,負パ
ルスが点火用トリガ信号として使用される。
【0022】また、エンジン本体10の側面にはスロッ
トル弁開度と点火時期とを相関制御する制御装置52が
取り付けられている。詳細には図1に示すように、エン
ジン本体10の側面に取付ボルト53を介して第1レバ
ー54が回動自在に軸支され、この第1レバー54の一
端にはスロットルワイヤ56が連結され、他端にはリン
ク57を介してカム58が連結されている。該カム58
は取付ボルト59の回りに回動し得るように構成され、
上記気化器16内のスロットル弁60と一体に回動する
レバー61のカムフォロア62と接している。なお、6
3は各気化器16の上記レバー61を連動させるリンク
である。
【0023】上記第1レバー54と同軸に回動し得るよ
うに第2レバー65が軸支され、この第2レバー65と
第1レバー54との間には両者を関連させて作動させる
ためのトーションばね66が介設されている。上記第2
レバー65の端部はリンク68を介して上記摺動ベース
34の腕部48に連結されている。
【0024】また、上記スロットルワイヤ56は、図示
しないスロットルレバーに接続されており、このスロッ
トルレバーの開度に応じて第1レバー54が回動し、上
記リンク57,カム58を介してスロットル弁60が開
閉する。また同時に第1レバー54,トーションばね6
6を介して第2レバー65も回動し、これにより上記摺
動ベース34が機械的に回動し、もって点火時期を負荷
(スロットル開度)に応じた進角値に制御する負荷進角
制御手段73が構成されている。
【0025】そして、本実施例エンジンはコントロール
ユニットユニット72を備えており、該コントロールユ
ニット72は、上記トリガ信号発生時のクランク軸の角
度位置を上記チャージコイル30からの出力に基づいて
求めるトリガ発生時クランク角演算手段76として機能
し、また上記負荷進角制御手段73による負荷対応進角
値を、上記トリガ発生時クランク角,及びエンジンの運
転状態、例えばエンジン回転数,始動時,暖機時等によ
って補正する点火時期制御手段75としても機能か、エ
ンジンの回転数進角制御,始動進角制御,暖機進角制御
を行う。
【0026】次に上記実施例の動作について説明する。
例えばスロットルレバーの回動によりスロットルワイヤ
56が全開方向へ移動する、制御装置52の第1レバー
54が回動し、上記リンク並びにカム機構を介して気化
器16のスロットル弁60が開き、吸入空気量が増大す
る。
【0027】上記スロットル弁60の開と同時に、第1
レバー54にトーションばね66を介して連結された上
記第2レバー65も連動して回動され、これによって腕
部48を介して摺動ベース34がエンジン本体10の回
りに所定角度回動される。例えば、スロットル弁60が
開かれると点火時期を進角させるべく、クランク軸12
の回転方向とは逆方向に摺動ベース34が回動される。
これにより、上記フライホイール22に対向するパルサ
コイル50からのトリガ信号の発生時期が早くなり点火
時期が進角する。
【0028】一方、上記コントロールユニット72はエ
ンジン回転数に応じて上記摺動ベース34の回動による
進角値を補正する。例えばスロットル開度が20゜以下
の低,中負荷域では進角値は負荷スロットル開度に応じ
た値に制御されるが、スロットル開度が20°以上の
中,高負荷域においては2500〜3000rpm までは、エンジ
ン回転数に関わらず進角値は一定に制御される。一方、
3500〜5000rpm においては、進角値が減少するように補
正される。これは、上述のノッキング防止を図るためで
ある。そして5500rpm を越えるとエンジン回転数による
進角の補正が解除される。
【0029】また、本実施例エンジンでは、図5に示す
ように、スタータスイッチがオンしている期間(始動
時)には上記摺動ベースの回動位置で決定されるイニシ
ャル点火時期(上死点後(ATDC)約9°)を例えば
16°進角して上死点前(BTDC)約7°とする始動
時進角制御が行われる。この始動時進角制御を、摺動ベ
ースの回動位置と関連させることなく無関係に行うよう
にした場合、例えばスロットルを開けながら始動操作を
行うと、図5に破線で示すように点火時期が上死点前3
0°以上と過剰進角となり、エンジン回転数が過大とな
ったり、ノッキングが発生したりする。
【0030】そこで本実施例では、始動時進角制御にお
いて、点火時期を上死点前10°付近に制限することと
した。そして摺動ベースの回動角度によるイニシャル点
火時期が上記制限値(上死点前10°)を越えて進角し
た場合には該イニシャル点火時期を採用するようにし
た。なおスタータスイッチがオフした後、1秒経過によ
り摺動ベースの回動位置によるイニシャル点火時期をそ
のまま採用する通常進角制御又は後述する暖機時進角制
御に移行し、始動時進角制御は解除する。
【0031】上述の始動時進角制御を行うには、摺動ベ
ースによるイニシャル点火時期の絶対値を検出する必要
があるが、このイニシャル点火時期の検出方法を図6,
図7に基づいて説明する。図6(a)は上記パルサコイ
ル50から出力される点火用トリガ信号であり、本実施
例の場合は第1気筒用,第2気筒用トリガ信号が発生す
る。このトリガ信号は、クランク角180度毎に発生す
るが、上述のように摺動ベースの回動位置がクランク軸
に対して変化するので、該トリガ信号発生時クランク角
も変動し絶対値は不明であることから、コントロールユ
ニット72において後述する方法で求めることとした。
【0032】図6(b)は、上記チャージコイル30の
出力であり、これはクランク角によって一義的に決定さ
れる出力であり、例えば正側から負側に切り替わった時
点、つまり負側出力の立ち上がる点aのクランク角は常
に一定である。同図(c)は上記チャージコイル出力の
負側立ち上がり点aにて出力される検出信号である。ま
た同図(d)は、実際に点火処理が行われる点火時期で
あり、例えば第1気筒用トリガ信号の発生時点を基準に
して第2気筒の点火時期が制御される。
【0033】上記トリガ信号発生時のクランク角の求め
方を図7に基づいて詳述する。制御フローがスタートす
ると、エンジン温度検出信号,スタータスイッチ信号,
エンジン回転数検出信号が読み込まれ、始動時進角制御
を行うべき領域か否かが判断され(ステップS1,S
2)、該領域でない場合には、点火時を、摺動ベースを
スロットル開度に連動して回動させることによるイニシ
ャル点火時期とする通常の摺動ベースによる点火時期制
御が行われる(ステップS3)。
【0034】スタータスイッチがオンしていることから
始動時進角制御領域であると判断された場合には、上記
パルサコイル50からのトリガ信号の発生時刻が読み込
まれるとともに、チャージコイル30からの出力信号の
負側立ち上がり点aの時刻が読み込まれる(ステップS
4,S5)。なお、この立ち上がり点aのクランク角θ
o は既知である。
【0035】上記トリガ信号の発生時刻から上記チャー
ジコイル出力の負側立ち上がり点aまでの経過時間T1
が算出され(ステップS6)、該経過時間T1がエンジ
ン回転速度に応じてクランク角θaに換算され、上記チ
ャージコイル出力の負側立上がり点aのクランク角θo
から上記換算されたクランク角θa を差し引くことによ
り、上記トリガ信号の発生したクランク角θ1が求めら
れる(ステップS7,S8)。
【0036】そして上記トリガ発生クランク角θ1に基
づいて第2気筒の実際の点火処理がなされる。まずエン
ジン回転数−進角値マップによりその時のエンジン回転
数に対応した実際の点火時期θ2が読み取られ(ステッ
プS9)、上記トリガ発生クランク角θ1から実際に点
火するクランク角θ2までのクランク角θが求められ
(ステップS10)、上記トリガ発生からクランク軸が
θ回転した時点で点火が行われる(ステップS11)。
【0037】ここで図6(e)に示すように、上記クラ
ンク角センサ70からのパルス数をカウントすることに
より、上記トリガ発生からθa及びθをカウントするよ
うにしても良い。このようにした場合には、エンジン回
転速度が変化した場合にも精度よく点火時期を制御でき
る。
【0038】上述の始動時進角制御では、トリガ発生時
クランク角に基づくイニシャル点火時期から16°進角
されるが、スロットルを開けて摺動ベースが回動したこ
とによりイニシャル点火時期が進角し、上記16°の始
動時進角により点火時期が上死点前10°より進角側と
なった場合にはこの上死点前10°に制限される。な
お、上述のように、イニシャル点火時期が上死点前10
°より進角側となった場合には始動時進角量零とし、イ
ニシャル点火時期で点火する制御が行われる。
【0039】次に暖機時進角制御について説明する。暖
機時進角制御では、表1に示すように、イニシャル点火
時期に対してエンジン温度(サーモセンサ温度)が低い
ほど大きく進角させるが、この場合にも摺動ベースの回
動位置による進角量に上記暖機時進角量を加算した結
果、点火時期が上死点前10°より進角側になった場合
には、上死点前10°に制限する。そして摺動ベースの
回動によるイニシャル点火時期が上死点前10°より進
角側となった場合にはこのイニシャル点火時期で点火を
行う。また暖機進角制御は、エンジン温度が進角値が零
となる温度(35℃)以上となった場合、あるいはエン
ジン回転数が所定回転数(例えば3000rpm)以上
となった場合に解除する。
【0040】
【表1】
【0041】このように本実施例では、トリガ信号発生
時からチャージコイル出力の立ち上がり時までの経過時
間をエンジン回転数に基づいてクランク角に換算し、該
換算されたクランク角と上記立ち上がり時の既知のクラ
ンク角からトリガ信号発生時のクランク角を求めるよう
にしたので、摺動ベースの回動角度をスロットル開度セ
ンサ等で検出することなく、トリガ信号発生クランク角
を得ることができ、スロットル回動センサを使用する場
合に比較して装置を安価に構成することができるととも
に検出精度を向上できる。
【0042】また上記トリガ発生時のクランク角を求め
ることが可能なので、スロットル開度に応じた負荷対応
点火時期制御を行いながら、該負荷対応点火時期をエン
ジン回転数に応じて補正することが可能であり、また始
動時進角制御,暖機時進角制御において、点火時期の絶
対値に制限を設けることが可能であり、過剰進角による
エンジン過回転,ノッキングの発生を防止できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明に係るエンジンの点
火時期制御装置によれば、上記トリガ信号発生時のクラ
ンク角をクランク角依存信号に基づいて求めるようにし
たので、スロットル開度センサによって摺動ベースの回
動位置を特別に検出することなくトリガ発生時のクラン
ク角を求めることが可能であり、装置を安価に構成でき
るとともに、より直接的に求めることからより精度を向
上できる効果がる。
【0044】また請求項2の発明によれば、トリガ発生
時からチャージコイル出力の立ち上がり時までの経過時
間をエンジン回転数に応じてクランク角に換算され、該
換算されたクランク角によりトリガ発生時クランク角を
求めるようにしたので、特別のセンサを設けることなく
トリガ発生時のクランク角を求めることができる効果が
ある。
【0045】さらにまた請求項3の発明によれば、トリ
ガ発生時クランク角の絶対値が判るので、始動時進角制
御を行う場合に点火時期の絶対値に制限を設けることが
でき、過剰進角を防止してエンジン回転の必要以上の上
昇やノッキングの発生を回避できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による船外機の全体構成を示
す側面図である。
【図2】上記実施例船外機のフライホイールを一部除い
た平面図である。
【図3】上記実施例船外機の摺動ベース部分の一部断面
側面図である。
【図4】上記実施例装置のブロック構成図である。
【図5】上記実施例装置の始動時進角制御を説明するた
めの制御特性図である。
【図6】上記実施例装置の動作を説明するための波形図
である。
【図7】上記実施例装置の動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【符号の説明】
10 エンジン本体 12 クランク軸 30 チャージコイル(クランク角依存信号出力手段) 34 摺動ベース 50 パルサコイル 74 点火時期制御装置 72 コントロールユニット(トリガ発生クランク角演
算手段,点火時期制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火用トリガ信号を発生するパルサコイ
    ルが固定された摺動ベースをエンジン本体に対して回動
    させることによりトリガ発生時クランク角を可変とし、
    該トリガ発生時クランク角に基づいて点火時期を制御す
    るようにしたエンジンの点火時期制御装置において、ク
    ランク軸の角度位置で一義的に決定されるクランク角依
    存信号を発生するクランク角依存信号発生手段と、上記
    トリガ信号発生時のクランク軸の角度位置を上記クラン
    ク角依存信号に基づいて求めるトリガ発生時クランク角
    演算手段と、トリガ発生時クランク角及びエンジン運転
    状態に応じて点火時期を制御する点火時期制御手段とを
    備えたことを特徴とするエンジンの点火時期制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記クランク角依存
    信号発生手段が、クランク軸に固定された永久磁石と、
    該永久磁石に対向するようにエンジン本体に固定された
    コイルとを備えCDIユニット用コンデンサを充電する
    チャージコイルであり、上記トリガ発生時クランク角演
    算手段が、トリガ発生時から上記チャージコイル出力の
    立ち上がり時までの経過時間を求めるとともに該経過時
    間をエンジン回転数に応じてクランク角に換算し、該換
    算されたクランク角によりトリガ発生時クランク角を求
    めるように構成されていることを特徴とするエンジンの
    点火時期制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記点火時期
    制御手段が、始動時の点火時期を、上記トリガ発生クラ
    ンク角に基づくイニシャル点火時期から始動時進角値だ
    け進角させ、かつ所定の制限点火時期内に制限するよう
    に構成されていることを特徴とするエンジンの点火時期
    制御装置。
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