JPH08177795A - 遠心送風機 - Google Patents

遠心送風機

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JPH08177795A
JPH08177795A JP6316509A JP31650994A JPH08177795A JP H08177795 A JPH08177795 A JP H08177795A JP 6316509 A JP6316509 A JP 6316509A JP 31650994 A JP31650994 A JP 31650994A JP H08177795 A JPH08177795 A JP H08177795A
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JP
Japan
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casing
centrifugal impeller
centrifugal
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axial
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Michihiko Ono
充彦 小野
Kiyomi Niwa
清美 丹羽
Yasumasa Hayashi
恭正 林
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Toshiba Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D17/00Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
    • F04D17/08Centrifugal pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体を大形化せずに大風量化,低騒音化する
ことができ、細いダクトを使用しても、それによる風量
の低下、騒音の増大を招来することのないようにする。 【構成】 ケーシング17を、遠心羽根車13の軸方向
に長い断面ほゞ長円形状で、その軸方向の幅Bがノーズ
部19から遠心羽根車13の回転方向Rに向かって漸次
拡大し、その最大幅Bmax の部分が排出口までの間に存
するように形成することにより、ケーシング17の軸方
向の拡がり率を大きくして、径方向の拡がり率を抑制せ
ざるを得ない分を補い、ケーシング17の実質的な拡が
り率を確保するようにした。又、その軸方向に長い断面
ほゞ長円形状としたケーシング17は、従来の断面矩形
状のケーシングの隅部に発生していた二次流れ、いわゆ
る渦流等をなくすこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーシングを改良した遠
心送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種遠心送風機において
は、図37に示すように、遠心羽根車1と、これを囲繞
するケーシング2とが具えられ、その遠心羽根車1をモ
ータ3により回転駆動することによって、遠心羽根車1
が空気を軸方向から吸入して周方向に吐出し、この吐出
された空気をケーシング2が集めて排出口4に導き、ダ
クト接続口体5及びダクト6を順に通して送出するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような遠心送風
機は、例えば天井裏に据付けて使用するダクト用換気扇
に用いられるもので、その天井裏がスペースに限りのあ
る関係上、全体を大形化せずに大風量化,低騒音化する
ことが望まれている。しかしながら、そのように全体を
大形化せずに大風量化,低騒音化することはきわめて困
難であった。
【0004】又、昨今、家屋の天井裏は一段と狭くなっ
てきており、それに応ずるためと、コストを安くするた
め、並びに施工性を良くするために、より細いダクトを
使用する必要が生じている。しかしながら、細いダクト
を使用すると、それによる圧力損失が大きくなるため
に、風量が低下し、騒音が増大してしまう。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、全体を大形化せずに大風量
化,低騒音化することができ、細いダクトを使用して
も、それによる風量の低下、騒音の増大を招来すること
のない遠心送風機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遠心送風機においては、ケーシングを、遠
心羽根車の軸方向に長い断面ほゞ長円形状で、その軸方
向の幅がノーズ部から遠心羽根車の回転方向に向かって
漸次拡大し、その最大幅の部分が排出口までの間に存す
るように形成したことを特徴とする。
【0007】この場合、遠心羽根車の軸方向長さをb、
外径をd2 とし、ケーシングの軸方向の最大幅をBmax
としたときに、 b/d2 =0.45〜0.70 b/Bmax =0.55〜0.75 に定めると良い。
【0008】又、ケーシングの軸方向の最大幅部分はノ
ーズ部から遠心羽根車の回転方向に向かって200〜3
10°角の位置に形成すると良い。更に、ケーシングの
軸方向の最小幅部分をノーズ部から遠心羽根車の回転方
向に向かってノーズ部近傍までの範囲長さで形成すると
良く、中でも、それはノーズ部から45°角以下の範囲
長さで形成すると良い。
【0009】
【作用】遠心送風機の性能はケーシングの寸法の影響を
大きく受ける。この影響は羽根の外径や軸方向の長さの
影響より大きい。遠心送風機のケーシングは一般に径方
向にある拡がり率をもつ渦巻状を成しており、その拡が
り率が大きいほど、大風量,高静圧が得られる。しか
し、遠心送風機を使用した例えばダクト用換気扇を天井
裏に据付けると、スペースに限りがあるため、ケーシン
グは径方向の拡がり率をある程度小さく抑えたものにせ
ざるを得ないのが実状である。
【0010】これに対して、上述のように、ケーシング
を、遠心羽根車の軸方向に長い断面ほゞ長円形状で、そ
の軸方向の幅がノーズ部から遠心羽根車の回転方向に向
かって漸次拡大し、その最大幅の部分が排出口までの間
に存するように形成したものでは、ケーシングの軸方向
の拡がり率を大きくすることで、径方向の拡がり率の抑
制された分を補い、ケーシングの実質的な拡がり率を確
保することができる。
【0011】又、遠心羽根車の軸方向に長い断面ほゞ長
円形状としたケーシングは、従来の断面矩形状のケーシ
ングの隅部に発生していた二次流れ、いわゆる渦流等を
なくすことができるもので、それにより風路を実質的に
拡大することができ、これらによって、遠心送風機を大
風量化,低騒音化でき、高静圧化もできる。
【0012】又、その場合、遠心羽根車の軸方向長さを
b、外径をd2 とし、ケーシングの軸方向の最大幅をB
max としたときに、 b/d2 =0.45〜0.70 b/Bmax =0.55〜0.75 に定めたものでは、実機での測定の結果、それら以外の
数値に比し、より好ましいデータを得ることができた。
【0013】そのほか、ケーシングの軸方向の最大幅部
分をノーズ部から遠心羽根車の回転方向に向かって20
0〜310°角の位置に形成したものでも、実機での測
定の結果、それ以外の数値に比し、より好ましいデータ
を得ることができた。
【0014】更に、ケーシングの軸方向の最小幅部分を
ノーズ部から遠心羽根車の回転方向に向かってノーズ部
近傍までの範囲長さで形成したものでは、ノーズ部分の
隙間を通って戻る風を少なくできて、一層の好結果を得
ることができる。中でも、このケーシングの軸方向の最
小幅部分をノーズ部から45°角以下の範囲長さで形成
したものでは、実機での測定の結果、それ以外の数値に
比し、より好ましいデータを得ることができた。
【0015】
【実施例】以下、本発明をダクト用換気扇に適用した第
1実施例につき、図1ないし図17を参照して説明す
る。まず図2には外枠11を示しており、これは下面が
開放するボックス状で、その上板部11aのほゞ中央部
にモータ12を取付け、モータ12の外枠11内に位置
した回転軸12aに遠心羽根車13を取付けている。
【0016】上記遠心羽根車13は、湾曲した多数の羽
根片14(図8参照)を円形の基板15の周囲部に円筒
状に配列して、その各先端部をエンドリング16により
囲繞して成るものであり、更にその全体をケーシング1
7により囲繞している。
【0017】上記ケーシング17は、前記外枠11の上
板部11aを主とする上部と、外枠11内の上下中間部
に配設したカバー18とで構成したもので、断面形状が
遠心羽根車13の軸方向に長いほゞ長円形を成してお
り、且つ、図3に示すように遠心羽根車13に近接する
ノーズ部19を有していて、このノーズ部19から遠心
羽根車13との距離を漸次拡げる渦巻状の通風路20を
有している。そして更に、このケーシング17の軸方向
(図2中上下方向)の幅Bは、図1にBmin 及びBmax
で示すように、上記ノーズ部14から遠心羽根車13の
回転方向(矢印Rで示す)に向かって漸次拡大し、その
最大幅Bmax の部分が排出口21(図3参照)までの間
に存して、更に、そこから排出口21に向かって漸次縮
小するように形成している。
【0018】ここで、上記ケーシング17の軸方向の最
大幅Bmax に対し、前記遠心羽根車13の軸方向長さを
b、外径をd2 (図2参照)とすると、 b/d2 =0.45〜0.70 b/Bmax =0.55〜0.75 に定めている。又、ケーシング17の軸方向の最大幅B
max 部分は、前記ノーズ部19から遠心羽根車13の回
転方向に向かって200〜310°角の位置に形成して
いる。
【0019】なお、前記カバー18は遠心羽根車13に
臨むほゞ中央部にベルマウス22を有している。又、外
枠11は家屋の天井23に取付けて天井裏に配設してお
り、その下面の開放部を化粧枠24により覆っている。
更に、天井23には図4に示す取付板25を取付けてい
て、これに一体化した接続口体26に前記排出口21を
連通させ、接続口体26には断面円形状を成すその先端
部に、従来より使用されている公称径のダクト27より
細い公称径の断面円形のダクト28を接続している。
【0020】次に、上記構成のものの作用を述べる。上
記構成のものの場合、モータ12により遠心羽根車13
を回転させると、遠心羽根車13は外枠11が臨んだ下
方の室内の空気を化粧枠24及びカバー18のベルマウ
ス22を通じて軸方向から吸入し、そして周方向に吐出
するもので、この吐出された空気をケーシング17が集
めて排出口21に導き、接続口体26からダクト28を
通じて屋外に排出する。
【0021】ところで、遠心送風機の性能はケーシング
17の寸法の影響を大きく受ける。この影響は遠心羽根
車13の外径d2 や軸方向の長さbの影響より大きい。
遠心送風機のケーシング17は一般に径方向にある拡が
り率をもつ渦巻状を成しており、その拡がり率が大きい
ほど、大風量,高静圧が得られる。すなわち、図3に示
すように遠心羽根車13の外径d2 に対して、排出口2
1の面と平行に遠心羽根車13の中心を通るケーシング
17の内径をD0 とすると、D0 /d2が大きいほど高
性能が得られるのである。しかし、遠心送風機を使用し
た例えばダクト用換気扇を天井裏に据付けると、スペー
スに限りがあるため、ケーシング17は径方向の拡がり
率をある程度小さく抑えたものにせざるを得ず、D0 /
d2 は一般に1.4〜1.6程度とせざるを得ないもの
であって、2.0以下に抑えざるを得ないのが実状であ
る。
【0022】これに対して、上述のように、ケーシング
17を、遠心羽根車13の軸方向に長い断面ほゞ長円形
状で、その軸方向の幅Bがノーズ部19から遠心羽根車
13の回転方向に向かって漸次拡大し、その最大幅Bma
x の部分が排出口21までの間に存するように形成した
ものでは、ケーシング17の軸方向の拡がり率を大きく
することで、径方向の拡がり率を上述のように小さく抑
制せざるを得ないところを補い、ケーシング17の実質
的な拡がり率を確保することができる。
【0023】又、遠心羽根車13の軸方向に長い断面ほ
ゞ長円形状としたケーシング17は、従来の断面矩形状
のケーシング2の隅部に図5に示すように発生していた
二次流れ、いわゆる渦流sを図6に示すようになくすこ
とができるもので、それにより風路を実質的に拡大する
ことができ、これらによって、遠心送風機を大風量化,
低騒音化でき、高静圧化もできる。
【0024】よって、全体を大形化することなく大風量
化,低騒音化できるもので、更に高静圧化できることに
より、細いダクトを使用しても、風量の低下、騒音の増
大を招来することなく使用することができる。
【0025】加えて、上述のように形成した中でも、遠
心羽根車13の最適寸法、及びケーシング17の最適寸
法を下記のように探り出した。 (1)b/d2 (遠心羽根車13の軸方向長さ/外径) 遠心羽根車13の吸入面積と吐出実効面積は等しいこと
が望ましい。遠心羽根車13の吐出実効面積とは、遠心
羽根車13の風(空気)を吐出する周側部の面積から羽
根片14や基板15,エンドリング16の各肉厚分を除
き、更に遠心羽根車13の吸入側に発生する死水域(気
流の向きが急激には変われないため、遠心羽根車13の
吸入側で発生する風の吹き出さない部分…図7参照)、
及びノーズ部19から約2割の位置の遠心羽根車13円
周部の風の吹き出しがほとんどない部分(ケーシング1
7の排出部側からノーズ19部分の隙間を通って戻る風
のために遠心羽根車13周側部から風が吹き出せない部
分…図3参照)を除いた面積をいう。これらから、遠心
羽根車13の吸入面積と吐出実効面積とが等しくなる軸
方向長さbと外径d2 の比を求めると、
【0026】 遠心羽根車13の吸入面積 S1 =π×(d1 /2) 〃 周側部面積 S2 =π×d2 ×b 〃 実効周側部面積 S2 ′=S2 ×A×C×E d1 :遠心羽根車13の内径(図7参照) A:遠心羽根車13の周側部面積減少率=0.40〜
0.65
【0027】遠心羽根車13の周側部面積減少率Aと
は、実際に風が吹き出す有効面積Seと周側部面積S2
との比で、有効面積Se は羽根片14間距離p(図8参
照)と、有効長さb′(図7参照),及び羽根片14の
枚数Zの積である。
【0028】従って、 A=Se /S2 =(p×b′×Z)/(π×d2 ×b) となる。通常、プラスチック製の遠心羽根車13ではA
=0.40〜0.55、金属製の遠心羽根車13ではA
=0.50〜0.65である。 C: 〃 死水域による有効周側部面積減少率=約0.8 E: 〃 ノーズ19部分の風の吹き出しのほとんどない部分に よる面積減少率=約0.8
【0029】これらから、 S1 =S2 ′=S2 ×A×C×E π×(d1 /2)=(π×d2 ×b)×(0.40〜0.6
5) ×0.8 ×0.8 であり、遠心羽根車13の内外径比(d1 /d2 )は通
常0.82程度で設計するため、d1 =0.82×d2 で、
これを上述の式に代入すると、 π×(0.82×d2 /2 )=(π×d2 ×b)×(0.40
〜0.65)×0.8 ×0.8 (0.82/2 )×d2 =b×(0.40〜0.65)×0.8 ×0.
8 b/d2 =0.40〜0.56 となる。
【0030】ここで、実機で測定した結果をもとに作成
した特性を図9ないし図11に示す。これらは、遠心羽
根車13の外径d2 を10[cm],18[cm],23
[cm]の三種で異ならせて測定した結果をもとに作成し
たものである。この図9ないし図11から分かるよう
に、風量及び静圧が最大値となり、騒音が最小値となる
範囲のb/d2 があり、それは0.45〜0.70であ
る。この範囲は上述の理論より求めた数値から少しずれ
ているが、それは、羽根片14の背面側で気流の剥離が
発生することにより、実際に風が吹き出る有効周側部面
積が更に小さくなっているからであると考えられる(周
側部面積減少率Aが実際には前述の数値より小さいと考
えられる)。従って、本発明ではb/d2 を、実機で測
定した結果をもとに高性能が得られる0.45〜0.7
0に定めた。
【0031】(2)b/Bmax (遠心羽根車13の軸方
向長さ/ケーシング17の最大幅) 図12ないし図14は、上述の各性能の中でも騒音値が
最小となるb/d2 に近い寸法の遠心羽根車13を使用
して、ケーシング17の最大幅Bmax を変えたときの測
定結果をもとに作成した特性を示す。この図12ないし
図14から分かるように、風量及び静圧が最大値とな
り、騒音が最小値となる範囲のb/Bmaxがあり、それ
は0.55〜0.75である。この場合、ケーシング1
7の最大幅Bmax は大きいほど性能が良くなると思われ
がちであるが、ケーシング17の排出部の寸法が限られ
ているため、その最大幅Bmax が大きいほど排出部での
縮小率が大きくなり、気流の縮流による損失が大きくな
るため、かえって性能を悪くしてしまう。従って、バラ
ンスのとれた最良のケーシング最大幅Bmax が存在する
ものと考えられる。従って、本発明ではb/Bmax も、
実機で測定した結果をもとに高性能が得られる0.55
〜0.75に定めた。
【0032】更に、図15ないし図17は上述の騒音値
が最小となるb/d2 に近い寸法の遠心羽根車13を使
用して、ケーシング17の最大幅Bmax 部分の位置を変
えたときの測定結果をもとに作成した特性を示す。この
図15ないし図17から分かるように、風量及び静圧が
最大値となり、騒音が最小値となるケーシング17の最
大幅Bmax 部分の位置があり、それはノーズ部19から
遠心羽根車13の回転方向に向かって200〜310°
角の位置である。従って、本発明ではケーシング17の
軸方向の最大幅Bmax 部分の位置も、実機で測定した結
果をもとに高性能が得られる上述の200〜310°角
の位置に定めた。
【0033】これらにより、製品寸法が同等の当社従来
機種に比し、風量で4〜8[%]増加させ得、静圧では
5〜10[%]増加させ得、騒音では0.8〜1.3
[dB]減少させ得ており、性能の向上に効果があるこ
とが分かる。
【0034】以上に対して、図18ないし図21は本発
明の第2実施例を示すもので、ケーシング17の軸方向
の最小幅Bmin 部分をノーズ部19から遠心羽根車13
の回転方向に向かってノーズ部19近傍までの範囲長さ
で形成したものを示しており、中でも、それをノーズ部
19から45°角以下の範囲長さで形成したものを示し
ている。
【0035】このようにケーシング17の軸方向の最小
幅Bmin 部分をノーズ部19から遠心羽根車13の回転
方向に向かってノーズ部19近傍までの範囲長さで形成
したものでは、ノーズ19部分の隙間を通って戻る風を
少なくできて、大風量化,低騒音化、高静圧化につき、
一層の好結果を得ることができる。
【0036】特に、この場合、ケーシング17の軸方向
の最小幅Bmin 部分をノーズ部19から45°角を越え
る範囲長さで形成したものでは、遠心羽根車13から吹
き出した風の通路が狭くなる影響が出てくるため、図1
9ないし図21に示す実測結果から明らかなように性能
の低下がみられるが、それを45°角以下の範囲長さに
定めることにより、確実に高性能が得られ、中でも風量
が大きく、騒音は小さいままに、静圧を大きくすること
ができる。
【0037】図22は本発明の第3実施例を示すもの
で、ノーズ部19を、遠心羽根車13の吸入側(エンド
リング16側)部分19a及び吸入対向側(基板15
側)部分19bが、排出口21から見て遠心羽根車13
の周側端部又は周側端部近傍まで延長されて位置する湾
曲状に形成したものを示しており、このようにすること
によって、ノーズ部19近傍において、ベルマウス22
と遠心羽根車13との隙間、及びこれと対向する側の外
枠上板部11aと遠心羽根車13との隙間をそれぞれ通
り抜けてケーシング17内を循環する風の量を減じるこ
とができるので、大風量化,低騒音化、高静圧化につ
き、一層の好結果を得ることができる。
【0038】図23ないし図27は本発明の第4実施例
を示すもので、上述の湾曲状ノーズ部19の延長部19
a,19bのそれぞれ通風路20側断面形状を弧状と
し、更に、そのノーズ部19の延長部19a,19b部
分におけるケーシング17形状を排出口21に向かうに
従って漸次断面長円形状から円形に近くなるように形成
したものを示している。このようにすることによって、
ケーシング17から先端部が断面円形状を成す接続口体
26への風の流れ込み、ひいては断面円形のダクト24
への風の流れ込みをスムーズになすことができるから、
一段と風量,静圧を増大でき、騒音を減少させることが
できる。
【0039】図28ないし図30は本発明の第5実施例
を示すもので、接続口体26内に位置する逆流防止用の
シャッタ29を湾曲状に形成して、該シャッタ29が排
出口21から吹き出る風の圧力により開放されたときに
接続口体26の円弧状の内上面に沿うようにしたものを
示している。又、このものの場合、シャッタ29の枢支
部30は接続口体26の先端部の上縁位置とほゞ同じ位
置に設けており、これらによって、ケーシング17から
接続口体26内、ひいてはダクト24内への風の流れ込
みをシャッタ29やその枢支部30で乱すことなくスム
ーズになすことができるから、一段と風量,静圧を増大
でき、騒音を減少させることができる。更に、この場
合、シャッタ29の枢支部30で発生しがちな渦流音の
発生も防止することができる。
【0040】図31は本発明の第6実施例を示すもの
で、シャッタ29の枢支部31を接続口体26の先端部
の上縁位置より高い位置に設けており、このようにする
ことによって、ケーシング17から接続口体26内,ダ
クト24内への風の流れ込みをシャッタ29やその枢支
部31で更に乱すことなくスムーズになすことができる
し、シャッタ29の枢支部31で発生しがちな渦流音の
発生も更に効果的に防止することができる。
【0041】図32及び図33は本発明の第7実施例を
示すもので、遠心羽根車13と接続口体26との中心位
置のずれFに合わせて、ケーシング17のノーズ19部
分位置と排出部との位置をずらし、そのそれぞれに合う
ようにケーシング17のノーズ19部分側の拡大形状と
排出部側の縮小形状とを違えたものを示している。
【0042】この場合、この種遠心送風機を採用するダ
クト用換気扇は狭い天井裏に取付けるため、製品高さに
制限を有しており、従って、図32に示すようにモータ
12の最も高い位置(寸法H)が制限されている。その
中で、外枠11の上板部11aを金属で成形した場合、
加工(例えば絞り)性の問題でケーシング17部の深さ
Gを大きくすることができず、それに伴い、遠心羽根車
13の位置も必然的に制限される。
【0043】一方、外枠11は天井23上でも、詳細に
はそこに組まれた木枠32に固定される。又、接続口体
26とダクト28を接続するにはテーピング作業が必要
であり、その作業性を良くするために、木枠32と接続
口体26の間には充分なスペースを取ることが要求され
る。このため、接続口体26の取付位置は高くする必要
が生じる。
【0044】性能的には遠心羽根車13と接続口体26
のそれぞれ上下方向の中心位置は等しいことが好ましい
が、しかし、上述のような市場要求及び加工性による制
限のため、遠心羽根車13と接続口体26の中心位置は
ずれざるを得ない。そこで、このずれをケーシング17
の最大幅Bmax 部分から排出部の間で吸収すべく、ケー
シング17の形状を上述のように違えているもので、そ
れにより、ケーシング17から接続口体26内,ダクト
24内への風の流れ込みをやはりスムーズになすことが
できる。
【0045】図34ないし図36は本発明の第8ないし
第10実施例を示すもので、そのうち、図34は、外枠
33を外枠主体34とこれとは別体の上板35とにより
接合して構成し、カバー36をその接合部まで嵌まる深
さとして配設したものを示している。又、図35は、外
枠37を上述の外枠主体34より高さの小さな外枠主体
38と上述の上板35より深さの大きな上板39とによ
り接合して構成し、カバー40をその接合部まで嵌まる
深さとして配設したものを示している。更に、図36
は、カバー41を厚みある部材によってベルマウス42
が外枠11の下面開放縁部から窄まるように形成するこ
とにより、空気の吸入性を良くするようにしたものを示
している。このほか、本発明は上記し且つ図面に示した
実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0046】
【発明の効果】本発明の遠心送風機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、回転される
ことにより空気を軸方向から吸入して周方向に吐出する
遠心羽根車と、この遠心羽根車に近接するノーズ部を有
し遠心羽根車が吐出した空気を渦巻状の通風路にて集め
排出口に導くケーシングとを具えるものにおいて、その
ケーシングを、遠心羽根車の軸方向に長い断面ほゞ長円
形状で、その軸方向の幅が上記ノーズ部から遠心羽根車
の回転方向に向かって漸次拡大し、その最大幅の部分が
上記排出口までの間に存するように形成したことによ
り、全体を大形化することなく大風量化,低騒音化で
き、更に高静圧化できることにより、細いダクトを使用
しても、風量の低下、騒音の増大を招来することなく使
用することができる。
【0047】第2に、上記遠心羽根車の軸方向長さを
b、外径をd2 とし、ケーシングの軸方向の最大幅をB
max としたときに、 b/d2 =0.45〜0.70 b/Bmax =0.55〜0.75 に定めたことにより、大風量化,低騒音化,高静圧化の
効果を実際により好ましい結果で得ることができる。
【0048】第3に、上記ケーシングの軸方向の最大幅
部分をノーズ部から遠心羽根車の回転方向に向かって2
00〜310°角の位置に形成したことにより、同じ
く、大風量化,低騒音化,高静圧化の効果を実際により
好ましい結果で得ることができる。
【0049】第4に、上記ケーシングの軸方向の最小幅
部分をノーズ部から遠心羽根車の回転方向に向かってノ
ーズ部近傍までの範囲長さで形成したことにより、ノー
ズ部分の隙間を通って戻る風を少なくできて、大風量
化,低騒音化、高静圧化につき、一層の好結果を得るこ
とができる。
【0050】第5に、上記ケーシングの軸方向の最小幅
部分をノーズ部から45°角以下の範囲長さで形成した
ことにより、大風量化,低騒音化,高静圧化の効果をや
はり実際により好ましい結果で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図2のア−ア線に沿
う断面展開図
【図2】全体の縦断面図
【図3】横断面図
【図4】正面図
【図5】従来のもののケーシング部の部分縦断面図
【図6】本発明のもののケーシング部の部分縦断面図
【図7】遠心羽根車の部分拡大断面図
【図8】遠心羽根車の羽根片部分の拡大横断面図
【図9】特性図その1
【図10】特性図その2
【図11】特性図その3
【図12】特性図その4
【図13】特性図その5
【図14】特性図その6
【図15】特性図その7
【図16】特性図その8
【図17】特性図その9
【図18】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図19】特性図その10
【図20】特性図その11
【図21】特性図その12
【図22】本発明の第3実施例を示す側面図
【図23】本発明の第4実施例を示す横断面図
【図24】図23のイ−イ線に沿う断面図
【図25】図23のウ−ウ線に沿う断面図
【図26】図23のエ−エ線に沿う断面図
【図27】図23のオ−オ線に沿う断面図
【図28】本発明の第5実施例を示す接続口体部分の拡
大縦断正面図
【図29】シャッタ単体の拡大斜視図
【図30】接続口体部分の拡大縦断側面図
【図31】本発明の第6実施例を示す図30相当図
【図32】本発明の第7実施例を示す全体の半縦断面図
【図33】図1相当図
【図34】本発明の第8実施例を示す図2相当図
【図35】本発明の第9実施例を示す図2相当図
【図36】本発明の第10実施例を示す図2相当図
【図37】従来例を示す図2相当図
【符号の説明】
13は遠心羽根車、17はケーシング、19はノーズ
部、20は通風路、21は排出口、Bmax はケーシング
の軸方向の最大幅、Bmin はケーシングの軸方向の最小
幅、Rは遠心羽根車の回転方向、bは遠心羽根車の軸方
向長さ、d2 は遠心羽根車の外径を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転されることにより空気を軸方向から
    吸入して周方向に吐出する遠心羽根車と、この遠心羽根
    車に近接するノーズ部を有し遠心羽根車が吐出した空気
    を渦巻状の通風路にて集め排出口に導くケーシングとを
    具えるものにおいて、そのケーシングを、遠心羽根車の
    軸方向に長い断面ほゞ長円形状で、その軸方向の幅が前
    記ノーズ部から遠心羽根車の回転方向に向かって漸次拡
    大し、その最大幅の部分が前記排出口までの間に存する
    ように形成したことを特徴とする遠心送風機。
  2. 【請求項2】 遠心羽根車の軸方向長さをb、外径をd
    2 とし、ケーシングの軸方向の最大幅をBmax としたと
    きに、 b/d2 =0.45〜0.70 b/Bmax =0.55〜0.75 に定めたことを特徴とする請求項1記載の遠心送風機。
  3. 【請求項3】 ケーシングの軸方向の最大幅部分をノー
    ズ部から遠心羽根車の回転方向に向かって200〜31
    0°角の位置に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の遠心送風機。
  4. 【請求項4】 ケーシングの軸方向の最小幅部分をノー
    ズ部から遠心羽根車の回転方向に向かってノーズ部近傍
    までの範囲長さで形成したことを特徴とする請求項1記
    載の遠心送風機。
  5. 【請求項5】 ケーシングの軸方向の最小幅部分をノー
    ズ部から45°角以下の範囲長さで形成したことを特徴
    とする請求項4記載の遠心送風機。
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