JPH08178043A - 変速機制御装置 - Google Patents
変速機制御装置Info
- Publication number
- JPH08178043A JPH08178043A JP32740894A JP32740894A JPH08178043A JP H08178043 A JPH08178043 A JP H08178043A JP 32740894 A JP32740894 A JP 32740894A JP 32740894 A JP32740894 A JP 32740894A JP H08178043 A JPH08178043 A JP H08178043A
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- gear ratio
- target gear
- clutch
- driving force
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行中に急激にアクセル踏込みによるキック
ダウン等が発生しても、実変速比がオーバーシュートし
てエンジンが噴き上げ、ドライバーに違和感を与えるこ
とがない。 【構成】 エンジンの駆動力を伝達するクラッチ12
と、油圧を導入して前記クラッチ12から出力された駆
動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変速
機11とを具備し、車速及びアクセルの踏込量によって
目標変速比を設定するとき、目標変速比を格納した変速
マップから所定の目標変速比を選択し、初期応答性を速
く、目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるように応
答させる。
ダウン等が発生しても、実変速比がオーバーシュートし
てエンジンが噴き上げ、ドライバーに違和感を与えるこ
とがない。 【構成】 エンジンの駆動力を伝達するクラッチ12
と、油圧を導入して前記クラッチ12から出力された駆
動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変速
機11とを具備し、車速及びアクセルの踏込量によって
目標変速比を設定するとき、目標変速比を格納した変速
マップから所定の目標変速比を選択し、初期応答性を速
く、目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるように応
答させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両の無段
変速機等の制御に関するもので、特に、変速機制御装置
に関するものである。
変速機等の制御に関するもので、特に、変速機制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無段変速装置としては、
特開平4−203670号公報に掲載の技術がある。
特開平4−203670号公報に掲載の技術がある。
【0003】この種の無段変速装置は、入力側プーリの
回転力によって発生される圧力が導入されるシフトコン
トロール弁を備えており、車両走行中は前記圧力の導入
によってシフトコントロール弁中のピストンが作動し、
入力側の可動プーリにライン圧が導かれ、所望の変速比
を生み出すように可動プーリの位置が適宜設定され、車
両が停止状態となってプーリの回転が停止すると、シフ
トコントロール弁のピストンがスプリング力によって元
位置に復帰して、入力側の可動プーリに導入された圧力
が排出されて、入力側の可動プーリはN(ニュートラ
ル)レンジに戻される。
回転力によって発生される圧力が導入されるシフトコン
トロール弁を備えており、車両走行中は前記圧力の導入
によってシフトコントロール弁中のピストンが作動し、
入力側の可動プーリにライン圧が導かれ、所望の変速比
を生み出すように可動プーリの位置が適宜設定され、車
両が停止状態となってプーリの回転が停止すると、シフ
トコントロール弁のピストンがスプリング力によって元
位置に復帰して、入力側の可動プーリに導入された圧力
が排出されて、入力側の可動プーリはN(ニュートラ
ル)レンジに戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術の無段変速装置は、アクセルの踏込量と車速
によって目標変速比を決定している。したがって、走行
中に急激にアクセル踏込みによるキックダウンが発生す
ると、目標変速比の急激なローダウンに実変速比が追随
できず、この結果、実変速比が瞬間的にオーバーシュー
トし、エンジン回転数も同様に噴き上がりドライバーに
違和感を与える可能性がある。
た従来技術の無段変速装置は、アクセルの踏込量と車速
によって目標変速比を決定している。したがって、走行
中に急激にアクセル踏込みによるキックダウンが発生す
ると、目標変速比の急激なローダウンに実変速比が追随
できず、この結果、実変速比が瞬間的にオーバーシュー
トし、エンジン回転数も同様に噴き上がりドライバーに
違和感を与える可能性がある。
【0005】そこで、本発明は、走行中に急激にアクセ
ル踏込みによるキックダウン等が発生しても、実変速比
がオーバーシュートしてエンジンが噴き上げ、ドライバ
ーに違和感を与えることのない変速機制御装置の提供を
課題とするものである。
ル踏込みによるキックダウン等が発生しても、実変速比
がオーバーシュートしてエンジンが噴き上げ、ドライバ
ーに違和感を与えることのない変速機制御装置の提供を
課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため、請求項1にかかる変速機制御装置は、車速
及びアクセルの踏込量によって目標変速比を設定すると
き、目標変速比を格納した変速マップから次(n回目)
に設定する目標変速比を Rn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A) 但し、 Rn :n回目の目標変速比 Rn-1 :n−1回目の目標変速比 rn :変速マップから選択したn回目の目標変速比 A:時定数 として演算し、n回目の目標変速比Rn を設定するもの
である。
決するため、請求項1にかかる変速機制御装置は、車速
及びアクセルの踏込量によって目標変速比を設定すると
き、目標変速比を格納した変速マップから次(n回目)
に設定する目標変速比を Rn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A) 但し、 Rn :n回目の目標変速比 Rn-1 :n−1回目の目標変速比 rn :変速マップから選択したn回目の目標変速比 A:時定数 として演算し、n回目の目標変速比Rn を設定するもの
である。
【0007】
【作用】請求項1においては、車速及びアクセルの踏込
量によって目標変速比を設定するとき、目標変速比を格
納した変速マップから次(n回目)に設定する目標変速
比をRn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A)として演
算し、目標変速比Rn に対して指数関数的に追随するよ
うにフィルタ特性を持たせて、目標変速度を上昇させ
る。
量によって目標変速比を設定するとき、目標変速比を格
納した変速マップから次(n回目)に設定する目標変速
比をRn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A)として演
算し、目標変速比Rn に対して指数関数的に追随するよ
うにフィルタ特性を持たせて、目標変速度を上昇させ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1は本発明の実施例の変速機制御装置の
構成図で、図2は本発明の実施例の変速機制御装置にお
ける切換弁及びシフト弁の構成図である。
構成図で、図2は本発明の実施例の変速機制御装置にお
ける切換弁及びシフト弁の構成図である。
【0010】図1において、エンジン(図示せず)と車
輪(図示せず)との間には図示の変速機11とクラッチ
12とからなる無段変速機1が配設されている。図示さ
れるように、この無段変速機1の変速機11は、エンジ
ン側の回転を増速または減速して車輪側に伝えるもので
あって、エンジン側に連結される有効径が可変可能な入
力側可動プーリ11a,車輪側に連結される有効径が可
変可能な出力側可動プーリ11b及び入力側可動プーリ
11aと出力側可動プーリ11bとに巻き掛けられた伝
導ベルト11cとから構成されている。クラッチ12
は、エンジンから車輪への伝達を変速機11よりもエン
ジン側で遮断または接続するものであって、車両前進用
クラッチ12a及び車両後進用クラッチ12bから構成
されている。
輪(図示せず)との間には図示の変速機11とクラッチ
12とからなる無段変速機1が配設されている。図示さ
れるように、この無段変速機1の変速機11は、エンジ
ン側の回転を増速または減速して車輪側に伝えるもので
あって、エンジン側に連結される有効径が可変可能な入
力側可動プーリ11a,車輪側に連結される有効径が可
変可能な出力側可動プーリ11b及び入力側可動プーリ
11aと出力側可動プーリ11bとに巻き掛けられた伝
導ベルト11cとから構成されている。クラッチ12
は、エンジンから車輪への伝達を変速機11よりもエン
ジン側で遮断または接続するものであって、車両前進用
クラッチ12a及び車両後進用クラッチ12bから構成
されている。
【0011】また、変速機11の動作は、オイルポンプ
5に連結された変速用制御弁21及びレギュレータ弁2
2等で構成される変速制御部2によって制御され、クラ
ッチ12の動作は、オイルポンプ5にリダクション弁4
を介して連結された後述するクラッチ用制御弁31等で
構成されるクラッチ制御部3によって制御される。
5に連結された変速用制御弁21及びレギュレータ弁2
2等で構成される変速制御部2によって制御され、クラ
ッチ12の動作は、オイルポンプ5にリダクション弁4
を介して連結された後述するクラッチ用制御弁31等で
構成されるクラッチ制御部3によって制御される。
【0012】このように、本実施例の無段変速機は、入
力側可動プーリ11aと入力側固定プーリ11dを有す
る入力側プーリ手段11A及び出力側可動プーリ11b
と出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ手段1
1Bと、前記入力側プーリ手段11Aの駆動力を前記出
力側プーリ手段11Bに伝達する伝導ベルト11cとを
有し、油圧を導入して前記クラッチ12から出力された
駆動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変
速機11とを具備するものである。
力側可動プーリ11aと入力側固定プーリ11dを有す
る入力側プーリ手段11A及び出力側可動プーリ11b
と出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ手段1
1Bと、前記入力側プーリ手段11Aの駆動力を前記出
力側プーリ手段11Bに伝達する伝導ベルト11cとを
有し、油圧を導入して前記クラッチ12から出力された
駆動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変
速機11とを具備するものである。
【0013】そして、レギュレータ弁22は、本実施例
の変速機制御装置の全体制御を行うマイクロコンピュー
タからなる制御回路6によりパルス幅変調(PWM)制
御されるソレノイド弁24によって作動させられ、オイ
ルポンプ5からの元圧をソレノイド弁24からのソレノ
イド圧P2 に基づいて調圧することによって変速制御部
2のライン圧PL を決定している。このライン圧PL に
よって出力側可動プーリ11bを作動させるように油圧
系が接続されている。
の変速機制御装置の全体制御を行うマイクロコンピュー
タからなる制御回路6によりパルス幅変調(PWM)制
御されるソレノイド弁24によって作動させられ、オイ
ルポンプ5からの元圧をソレノイド弁24からのソレノ
イド圧P2 に基づいて調圧することによって変速制御部
2のライン圧PL を決定している。このライン圧PL に
よって出力側可動プーリ11bを作動させるように油圧
系が接続されている。
【0014】変速用制御弁21は、制御回路6によりパ
ルス幅変調制御されるソレノイド弁23によって作動さ
せられ、制御圧PI をソレノイド弁23からのソレノイ
ド圧P1 に基づいて調圧し、入力側可動プーリ11aの
制御圧PI を決定するものである。この制御圧PI によ
って入力側可動プーリ11aを作動させるように油圧系
が接続されている。このソレノイド弁23は無通電状態
でソレノイド圧P1 を発生させないノーマルオープンタ
イプのもので、変速用制御弁21はソレノイド弁23の
所定電流値以下で最小の制御圧PI が発生させられるこ
ととなる。ソレノイド弁24は無通電状態で最大のソレ
ノイド圧P2 を発生させるノーマルクローズタイプのも
のであり、レギュレータ弁22はソレノイド弁24の所
定電流値以下で最大のライン圧PL を発生させることと
なる。したがって、ソレノイド弁23とソレノイド弁2
4の所定電流値以下の電流で、変速機11は入力側可動
プーリ11aの有効径が最小で、出力側可動プーリ11
bの有効径が最大の最低速段となっている。
ルス幅変調制御されるソレノイド弁23によって作動さ
せられ、制御圧PI をソレノイド弁23からのソレノイ
ド圧P1 に基づいて調圧し、入力側可動プーリ11aの
制御圧PI を決定するものである。この制御圧PI によ
って入力側可動プーリ11aを作動させるように油圧系
が接続されている。このソレノイド弁23は無通電状態
でソレノイド圧P1 を発生させないノーマルオープンタ
イプのもので、変速用制御弁21はソレノイド弁23の
所定電流値以下で最小の制御圧PI が発生させられるこ
ととなる。ソレノイド弁24は無通電状態で最大のソレ
ノイド圧P2 を発生させるノーマルクローズタイプのも
のであり、レギュレータ弁22はソレノイド弁24の所
定電流値以下で最大のライン圧PL を発生させることと
なる。したがって、ソレノイド弁23とソレノイド弁2
4の所定電流値以下の電流で、変速機11は入力側可動
プーリ11aの有効径が最小で、出力側可動プーリ11
bの有効径が最大の最低速段となっている。
【0015】リダクション弁4は変速制御部2のライン
圧PL を調圧することによってクラッチ制御部3の制御
圧PE を決定するものであり、クラッチ制御部3のクラ
ッチ用制御弁31は、制御回路6によりパルス幅変調制
御されるソレノイド弁32によって作動させられ、制御
圧PE をソレノイド弁32からのソレノイド圧P3 に基
づいて調圧することによって制御圧PC を決定してい
る。この制御圧PC をクラッチ油圧PFCまたはクラッチ
油圧PRCとし、このクラッチ油圧PFCまたはクラッチ油
圧PRCによって前進用クラッチ12aまたは後進用クラ
ッチ12bを作動させるように後述する切換弁7及びシ
フト弁8を介して油圧系が接続されている。
圧PL を調圧することによってクラッチ制御部3の制御
圧PE を決定するものであり、クラッチ制御部3のクラ
ッチ用制御弁31は、制御回路6によりパルス幅変調制
御されるソレノイド弁32によって作動させられ、制御
圧PE をソレノイド弁32からのソレノイド圧P3 に基
づいて調圧することによって制御圧PC を決定してい
る。この制御圧PC をクラッチ油圧PFCまたはクラッチ
油圧PRCとし、このクラッチ油圧PFCまたはクラッチ油
圧PRCによって前進用クラッチ12aまたは後進用クラ
ッチ12bを作動させるように後述する切換弁7及びシ
フト弁8を介して油圧系が接続されている。
【0016】また、ソレノイド弁32は、無通電状態で
ソレノイド圧P3 を発生させないノーマルオープンタイ
プのものであり、クラッチ用制御弁31はソレノイド弁
32の所定電流値以下で最小の制御圧PC が発生させら
れることとなる。
ソレノイド圧P3 を発生させないノーマルオープンタイ
プのものであり、クラッチ用制御弁31はソレノイド弁
32の所定電流値以下で最小の制御圧PC が発生させら
れることとなる。
【0017】車両の乗員が操作するシフトレバー9に
は、そのシフトレバー9の位置を検出するシフトポジシ
ョン信号発生手段10が配設されており、車両の乗員が
操作可能なシフトレバー9の操作によってシフト弁8が
操作される。
は、そのシフトレバー9の位置を検出するシフトポジシ
ョン信号発生手段10が配設されており、車両の乗員が
操作可能なシフトレバー9の操作によってシフト弁8が
操作される。
【0018】前記制御回路6はマイクロコンピュータか
らなり、車速及びアクセルの踏込量によって目標変速比
を設定する変速マップを格納したメモリを内蔵してい
る。また、ソレノイド弁24及びソレノイド弁23及び
ソレノイド弁32を制御し、また、シフトレバー9の位
置を検出するシフトポジション信号発生手段10からの
出力を入力している。また、入力側可動プーリ11aと
入力側固定プーリ11dを有する入力側プーリ手段11
Aの軸の回転数を入力側回転検出器13で検出し、ま
た、出力側可動プーリ11bと出力側固定プーリ11e
を有する出力側プーリ手段11Bの軸の回転数を出力側
回転検出器14で検出し、それらの出力を入力し、現在
の変速比を判断している。更に、図示しないアクセルペ
ダルの踏圧力に応じた信号を出力、即ち、アクセルセン
サ出力を入力している。また、出力側プーリ手段11B
の軸の回転数から車速を算出して入力している。
らなり、車速及びアクセルの踏込量によって目標変速比
を設定する変速マップを格納したメモリを内蔵してい
る。また、ソレノイド弁24及びソレノイド弁23及び
ソレノイド弁32を制御し、また、シフトレバー9の位
置を検出するシフトポジション信号発生手段10からの
出力を入力している。また、入力側可動プーリ11aと
入力側固定プーリ11dを有する入力側プーリ手段11
Aの軸の回転数を入力側回転検出器13で検出し、ま
た、出力側可動プーリ11bと出力側固定プーリ11e
を有する出力側プーリ手段11Bの軸の回転数を出力側
回転検出器14で検出し、それらの出力を入力し、現在
の変速比を判断している。更に、図示しないアクセルペ
ダルの踏圧力に応じた信号を出力、即ち、アクセルセン
サ出力を入力している。また、出力側プーリ手段11B
の軸の回転数から車速を算出して入力している。
【0019】次に、本実施例の切換弁及びシフト弁の構
成を説明する。
成を説明する。
【0020】図2に示されるように、切換弁7はソレノ
イド弁32によって作動させられるものであって、ボデ
ィ71とスプール72から構成されている。スプール7
2はボディ71内に摺動自在に配設されており、所定の
大きさの受圧面を持つピストン部72a及び通路72
b,72cを構成するためのランド72dが形成されて
いる。このように構成されたスプール72はボディ71
との間に配設されたスプリング73によって一端側(図
2の左方)に常時付勢されている。ボディ71にはソレ
ノイド弁32からのソレノイド圧P3 がピストン部72
aに作用するように供給される供給口71a、及び通路
72bと連通する入・出力ポート71b,71c及び通
路72cと連通する入・出力ポート71d,71eが形
成されており、入力ポート71bはクラッチ用制御弁3
1からの制御圧PC が供給されるように接続されてお
り、入力ポート71dはリダクション弁4からの制御圧
PE が供給されるように接続されている。
イド弁32によって作動させられるものであって、ボデ
ィ71とスプール72から構成されている。スプール7
2はボディ71内に摺動自在に配設されており、所定の
大きさの受圧面を持つピストン部72a及び通路72
b,72cを構成するためのランド72dが形成されて
いる。このように構成されたスプール72はボディ71
との間に配設されたスプリング73によって一端側(図
2の左方)に常時付勢されている。ボディ71にはソレ
ノイド弁32からのソレノイド圧P3 がピストン部72
aに作用するように供給される供給口71a、及び通路
72bと連通する入・出力ポート71b,71c及び通
路72cと連通する入・出力ポート71d,71eが形
成されており、入力ポート71bはクラッチ用制御弁3
1からの制御圧PC が供給されるように接続されてお
り、入力ポート71dはリダクション弁4からの制御圧
PE が供給されるように接続されている。
【0021】シフト弁8は、車両の乗員が操作可能なシ
フトレバー9の操作によって作動させられるもので、ボ
ディ81とシフトレバー9によって操作されるスプール
82とから構成されている。スプール82はボディ81
内に摺動自在に配設されており、通路82a及び通路8
2eを構成するためのランド82b,82c,82dが
形成されている。ボディ81には通路82aと連通する
入・出力ポート81a,81b,81cが形成されてい
る。入力ポート81aは制御弁31からの制御圧PC が
切換弁7を介して供給されるように接続されており、出
力ポート81bは後進用クラッチ12bに、出力ポート
81cは前進用クラッチ12aに接続されている。ま
た、ボディ81には通路82aを介して出力ポート81
bと連通可能な供給口81d及び通路82eを介して出
力ポート81cと連通可能な供給口81eが形成されて
おり、供給口81d,81eはリダクション弁4からの
制御圧PE が切換弁7を介して供給されるように接続さ
れている。
フトレバー9の操作によって作動させられるもので、ボ
ディ81とシフトレバー9によって操作されるスプール
82とから構成されている。スプール82はボディ81
内に摺動自在に配設されており、通路82a及び通路8
2eを構成するためのランド82b,82c,82dが
形成されている。ボディ81には通路82aと連通する
入・出力ポート81a,81b,81cが形成されてい
る。入力ポート81aは制御弁31からの制御圧PC が
切換弁7を介して供給されるように接続されており、出
力ポート81bは後進用クラッチ12bに、出力ポート
81cは前進用クラッチ12aに接続されている。ま
た、ボディ81には通路82aを介して出力ポート81
bと連通可能な供給口81d及び通路82eを介して出
力ポート81cと連通可能な供給口81eが形成されて
おり、供給口81d,81eはリダクション弁4からの
制御圧PE が切換弁7を介して供給されるように接続さ
れている。
【0022】これらランド82b,82c,82dによ
って入・出力ポート81a,81b81c,供給口81
d,81e及びボディ81に形成された排出口81fの
相互関係をシフトレバー9の操作によって選択された作
動レンジ毎に決定する。更に、制御圧PE が流通する切
換弁7の出力ポート71eとシフト弁8の供給口81
d,81eとの間にはオリフィス90が形成されてい
る。
って入・出力ポート81a,81b81c,供給口81
d,81e及びボディ81に形成された排出口81fの
相互関係をシフトレバー9の操作によって選択された作
動レンジ毎に決定する。更に、制御圧PE が流通する切
換弁7の出力ポート71eとシフト弁8の供給口81
d,81eとの間にはオリフィス90が形成されてい
る。
【0023】次に、切換弁7とシフト弁8の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0024】車両のエンジンを始動させると、ソレノイ
ド弁23,24,32は制御回路6により所定電流値で
通電されて所定値のソレノイド圧P1 ,P2 ,P3 を発
生させ、レギュレータ弁22によってライン圧PL が、
リダクション弁4によって制御圧PE が、変速用制御弁
21によって制御圧PI が、クラッチ用制御弁31によ
って制御圧PC が夫々発生させられる。レギュレータ弁
22によって発生させられたライン圧PL は出力側可動
プーリ11bに、変速用制御弁21により発生させられ
た制御圧PI は入力側可動プーリ11aに、クラッチ用
制御弁31によって発生させられた制御圧PC は切換弁
7に夫々供給される。更に、切換弁7のスプール72
は、供給口71aからのソレノイド圧P3 をピストン7
2aで受けてスプリング73の付勢力に抗して他端側
(図2右方)に移動させられ、出力ポート71cと通路
72bとが連通し、出力ポート71dと通路72cとが
遮断される。結果、切換弁7の入力ポート71bに供給
されている制御圧PC は通路72bを介して出力ポート
71cからシフト弁8に供給される。このとき、切換弁
7の入力ポート71dに供給されている制御圧PE はシ
フト弁8に供給されない。
ド弁23,24,32は制御回路6により所定電流値で
通電されて所定値のソレノイド圧P1 ,P2 ,P3 を発
生させ、レギュレータ弁22によってライン圧PL が、
リダクション弁4によって制御圧PE が、変速用制御弁
21によって制御圧PI が、クラッチ用制御弁31によ
って制御圧PC が夫々発生させられる。レギュレータ弁
22によって発生させられたライン圧PL は出力側可動
プーリ11bに、変速用制御弁21により発生させられ
た制御圧PI は入力側可動プーリ11aに、クラッチ用
制御弁31によって発生させられた制御圧PC は切換弁
7に夫々供給される。更に、切換弁7のスプール72
は、供給口71aからのソレノイド圧P3 をピストン7
2aで受けてスプリング73の付勢力に抗して他端側
(図2右方)に移動させられ、出力ポート71cと通路
72bとが連通し、出力ポート71dと通路72cとが
遮断される。結果、切換弁7の入力ポート71bに供給
されている制御圧PC は通路72bを介して出力ポート
71cからシフト弁8に供給される。このとき、切換弁
7の入力ポート71dに供給されている制御圧PE はシ
フト弁8に供給されない。
【0025】この状態において、シフトレバー9の操作
によってPレンジまたはNレンジが選択されると、シフ
ト弁8は入力ポート81aと出力ポート81bまたは出
力ポート81cとの通路82aを介した連通が遮断され
る。結果、シフト弁8の入力ポート81aに供給されて
いる制御圧PC は、出力ポート81bまたは出力ポート
81cからクラッチ油圧PRCまたはクラッチ油圧PFCと
して排出されず、後進用クラッチ12b及び前進用クラ
ッチ12aにはクラッチ油圧PRCまたはクラッチPFCが
供給されない。よって、エンジンと変速機11、即ち、
車輪との間は後進用クラッチ12b及び前進用クラッチ
12aによって遮断される。
によってPレンジまたはNレンジが選択されると、シフ
ト弁8は入力ポート81aと出力ポート81bまたは出
力ポート81cとの通路82aを介した連通が遮断され
る。結果、シフト弁8の入力ポート81aに供給されて
いる制御圧PC は、出力ポート81bまたは出力ポート
81cからクラッチ油圧PRCまたはクラッチ油圧PFCと
して排出されず、後進用クラッチ12b及び前進用クラ
ッチ12aにはクラッチ油圧PRCまたはクラッチPFCが
供給されない。よって、エンジンと変速機11、即ち、
車輪との間は後進用クラッチ12b及び前進用クラッチ
12aによって遮断される。
【0026】また、シフトレバー9の操作によってD,
S,Lレンジが選択されると、シフト弁8は、入力ポー
ト81aと出力ポート81cとが通路82aを介して連
通される。結果、シフト弁8の入力ポート81aに供給
されている制御圧PC は、出力ポート81cからクラッ
チ油圧PFCとして排出されて前進用クラッチ12aに供
給され、これにより、エンジンと変速機11、即ち、車
輪との間が前進用クラッチ12aを介してクラッチ油圧
PFC(制御圧PC )に基づいて接続される。なお、制御
圧PC のもととなるソレノイド圧P3 を発生させるソレ
ノイド弁32は、制御回路6からの信号により、シフト
レバー9の操作開始から所定のD,S,Lレンジ対応す
る制御圧PC となるように、パルス幅変調制御されてい
るので、前進用クラッチ12aはエンジンと車輪との接
続をショックの少ないスムーズなものとするように作動
する。そして、Dレンジが選択された際には、制御回路
6からの信号によりソレノイド弁23,24はパルス幅
変調制御されて変速用制御弁21及びレギュレータ弁2
2の作動によりラインPL ,制御圧PI に基づいて入力
側可動プーリ11a及び出力側可動プーリ11bが作動
させられ、変速機11は最低速段から最高速段までの間
で無段変速がなされる。更に、Lレンジに選択された際
には、変速用制御弁21及びレギュレータ弁22の作動
により変速機11は最低速段で一定となるように変速が
なされ、Sレンジに選択された際には、変速用制御弁2
1及びレギュレータ弁22の作動により変速機11は最
低速段よりも高い段で変速がなされる。
S,Lレンジが選択されると、シフト弁8は、入力ポー
ト81aと出力ポート81cとが通路82aを介して連
通される。結果、シフト弁8の入力ポート81aに供給
されている制御圧PC は、出力ポート81cからクラッ
チ油圧PFCとして排出されて前進用クラッチ12aに供
給され、これにより、エンジンと変速機11、即ち、車
輪との間が前進用クラッチ12aを介してクラッチ油圧
PFC(制御圧PC )に基づいて接続される。なお、制御
圧PC のもととなるソレノイド圧P3 を発生させるソレ
ノイド弁32は、制御回路6からの信号により、シフト
レバー9の操作開始から所定のD,S,Lレンジ対応す
る制御圧PC となるように、パルス幅変調制御されてい
るので、前進用クラッチ12aはエンジンと車輪との接
続をショックの少ないスムーズなものとするように作動
する。そして、Dレンジが選択された際には、制御回路
6からの信号によりソレノイド弁23,24はパルス幅
変調制御されて変速用制御弁21及びレギュレータ弁2
2の作動によりラインPL ,制御圧PI に基づいて入力
側可動プーリ11a及び出力側可動プーリ11bが作動
させられ、変速機11は最低速段から最高速段までの間
で無段変速がなされる。更に、Lレンジに選択された際
には、変速用制御弁21及びレギュレータ弁22の作動
により変速機11は最低速段で一定となるように変速が
なされ、Sレンジに選択された際には、変速用制御弁2
1及びレギュレータ弁22の作動により変速機11は最
低速段よりも高い段で変速がなされる。
【0027】更にまた、シフトレバー9の操作によって
Rレンジが選択されると、シフト弁8は、入力ポート8
1aと出力ポート81bとが通路82aを介して連通さ
れる。結果、シフト弁8の入力ポート81aに供給され
ている制御圧PC は、出力ポート81bからクラッチ油
圧PRCとして排出されて後進用クラッチ12bに供給さ
れ、これにより、エンジンと変速機11、即ち、車輪と
の間が後進用クラッチ12bを介してクラッチ油圧PR
C、即ち、Rレンジに設定された制御圧PC に基づいて
接続される。なお、制御圧PC のもととなるソレノイド
圧P3 を発生させるソレノイド弁32は、制御回路6か
らの信号により、シフトレバー9の操作開始から所定の
Rレンジ対応する制御圧PC となるように、パルス幅変
調制御されているので、後進用クラッチ12bはエンジ
ンと車輪との接続をスムーズなものするように作動す
る。また、この場合、制御弁21及びレギュレータ弁2
2の作動により変速機11は最低速段で一定となるよう
に変速がなされる。
Rレンジが選択されると、シフト弁8は、入力ポート8
1aと出力ポート81bとが通路82aを介して連通さ
れる。結果、シフト弁8の入力ポート81aに供給され
ている制御圧PC は、出力ポート81bからクラッチ油
圧PRCとして排出されて後進用クラッチ12bに供給さ
れ、これにより、エンジンと変速機11、即ち、車輪と
の間が後進用クラッチ12bを介してクラッチ油圧PR
C、即ち、Rレンジに設定された制御圧PC に基づいて
接続される。なお、制御圧PC のもととなるソレノイド
圧P3 を発生させるソレノイド弁32は、制御回路6か
らの信号により、シフトレバー9の操作開始から所定の
Rレンジ対応する制御圧PC となるように、パルス幅変
調制御されているので、後進用クラッチ12bはエンジ
ンと車輪との接続をスムーズなものするように作動す
る。また、この場合、制御弁21及びレギュレータ弁2
2の作動により変速機11は最低速段で一定となるよう
に変速がなされる。
【0028】次に、図3を用いて本実施例の変速機制御
装置の動作について説明する。
装置の動作について説明する。
【0029】図3は本発明の実施例の変速機制御装置に
おける制御回路6の制御動作を示すフローチャートであ
る。なお、このフローチャートは、図示しないメインプ
ログラムの実行中にコールされる。
おける制御回路6の制御動作を示すフローチャートであ
る。なお、このフローチャートは、図示しないメインプ
ログラムの実行中にコールされる。
【0030】まず、クラッチ12が接続状態になったと
き、図示しないルーチンによってフラグF1 が降ろされ
(“0”)ている。
き、図示しないルーチンによってフラグF1 が降ろされ
(“0”)ている。
【0031】このルーチンに入ったとき、ステップS1
で最初に立てるフラグF1 が立っている(“1”)か判
定し、立っていないとき、初回にこのルーチンに入った
ことを意味するから、このときのみ、ステップS2で車
速及びアクセルの踏込量によって対応させた目標変速比
を格納した変速マップから、車速及びアクセルの踏込量
に対応させた目標変速比rn を読込み、ステップS3で
n(但し、nはn≧2の整数)回目の目標変速比Rn を
格納するメモリに目標変速比rn を書込む。また、ステ
ップS4でクラッチ12が接続状態になったとき降ろさ
れたフラグF1を立て、ステップS8で目標変速比Rn
を格納するメモリに対応する油圧を変速機11に出力す
る。
で最初に立てるフラグF1 が立っている(“1”)か判
定し、立っていないとき、初回にこのルーチンに入った
ことを意味するから、このときのみ、ステップS2で車
速及びアクセルの踏込量によって対応させた目標変速比
を格納した変速マップから、車速及びアクセルの踏込量
に対応させた目標変速比rn を読込み、ステップS3で
n(但し、nはn≧2の整数)回目の目標変速比Rn を
格納するメモリに目標変速比rn を書込む。また、ステ
ップS4でクラッチ12が接続状態になったとき降ろさ
れたフラグF1を立て、ステップS8で目標変速比Rn
を格納するメモリに対応する油圧を変速機11に出力す
る。
【0032】次に、ステップS1で最初に立てるフラグ
F1 が立っている(“1”)と判定したとき、クラッチ
12が接続状態になったときから2回目以降、このルー
チンの処理となり、ステップS5でn−1回目の目標変
速比Rn-1 を格納するメモリに前回の目標変速比Rn を
書込む。また、ステップS6で車速及びアクセルの踏込
量によって対応させた目標変速比を格納した変速マップ
から、現在の車速及びアクセルの踏込量に対応させた目
標変速比rn を読込む。
F1 が立っている(“1”)と判定したとき、クラッチ
12が接続状態になったときから2回目以降、このルー
チンの処理となり、ステップS5でn−1回目の目標変
速比Rn-1 を格納するメモリに前回の目標変速比Rn を
書込む。また、ステップS6で車速及びアクセルの踏込
量によって対応させた目標変速比を格納した変速マップ
から、現在の車速及びアクセルの踏込量に対応させた目
標変速比rn を読込む。
【0033】ステップS7で、車速及びアクセルの踏込
量によって目標変速比を設定するとき、目標変速比を格
納した変速マップから次(n回目)に設定する目標変速
比を次式から選択設定する。即ち、 Rn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A) 但し、 Rn :n回目の目標変速比 Rn-1 :n−1回目の目標変速比 rn :変速マップから選択したn回目の目標変速比 A:時定数 として演算し、2回目以降のn回目の目標変速比Rn を
選択し、ステップS8で目標変速比Rn を格納するメモ
リに対応する油圧を変速機11に出力する。
量によって目標変速比を設定するとき、目標変速比を格
納した変速マップから次(n回目)に設定する目標変速
比を次式から選択設定する。即ち、 Rn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A) 但し、 Rn :n回目の目標変速比 Rn-1 :n−1回目の目標変速比 rn :変速マップから選択したn回目の目標変速比 A:時定数 として演算し、2回目以降のn回目の目標変速比Rn を
選択し、ステップS8で目標変速比Rn を格納するメモ
リに対応する油圧を変速機11に出力する。
【0034】したがって、キックダウンのように、アク
セルの踏込量が急激に行われても、指数関数に近似した
フィルタ特性によって、初期応答性を速く、目標変速比
に近づくほど応答性を遅くなるように応答制御するもの
であるから、目標変速比の急激なローダウンに実変速比
が追随できず、実変速比がオーバーシュートし、エンジ
ン回転数も噴き上げ、ドライバーに違和感を与えること
のような現象が発生しない。即ち、走行中に急激にアク
セル踏込みによるキックダウン等が発生しても、実変速
比がオーバーシュートしてエンジンが噴き上げて、ドラ
イバーに空走感のような違和感を与えることがない。
セルの踏込量が急激に行われても、指数関数に近似した
フィルタ特性によって、初期応答性を速く、目標変速比
に近づくほど応答性を遅くなるように応答制御するもの
であるから、目標変速比の急激なローダウンに実変速比
が追随できず、実変速比がオーバーシュートし、エンジ
ン回転数も噴き上げ、ドライバーに違和感を与えること
のような現象が発生しない。即ち、走行中に急激にアク
セル踏込みによるキックダウン等が発生しても、実変速
比がオーバーシュートしてエンジンが噴き上げて、ドラ
イバーに空走感のような違和感を与えることがない。
【0035】このように、本実施例の変速機制御装置
は、エンジンの駆動力を伝達するクラッチ12と、入力
側可動プーリ11aと入力側固定プーリ11dを有する
入力側プーリ手段11A及び出力側可動プーリ11bと
出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ手段11
Bと、前記入力側プーリ手段11Aの駆動力を前記出力
側プーリ手段11Bに伝達する伝導ベルト11cとを有
し、油圧を導入して前記クラッチ12から出力された駆
動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変速
機11と、シフトレバー9の位置を検出し、シフトポジ
ション信号を発生するシフトポジション信号発生手段1
0と、車速及びアクセルの踏込量によって目標変速比を
設定するとき、目標変速比を格納した変速マップから次
(n回目)に設定する目標変速比をRn =(rn +A・
Rn-1 )/(1+A)として演算し、n回目の目標変速
比Rn を設定するものであり、これを請求項1の実施例
とすることができる。
は、エンジンの駆動力を伝達するクラッチ12と、入力
側可動プーリ11aと入力側固定プーリ11dを有する
入力側プーリ手段11A及び出力側可動プーリ11bと
出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ手段11
Bと、前記入力側プーリ手段11Aの駆動力を前記出力
側プーリ手段11Bに伝達する伝導ベルト11cとを有
し、油圧を導入して前記クラッチ12から出力された駆
動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変速
機11と、シフトレバー9の位置を検出し、シフトポジ
ション信号を発生するシフトポジション信号発生手段1
0と、車速及びアクセルの踏込量によって目標変速比を
設定するとき、目標変速比を格納した変速マップから次
(n回目)に設定する目標変速比をRn =(rn +A・
Rn-1 )/(1+A)として演算し、n回目の目標変速
比Rn を設定するものであり、これを請求項1の実施例
とすることができる。
【0036】したがって、キックダウンが行われても、
指数関数に近似したフィルタ特性によって、初期応答性
を速く、目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるよう
に応答制御するものであるから、目標変速比の急激なロ
ーダウンに実変速比が追随できず、実変速比がオーバー
シュートし、エンジン回転数も噴き上げ、ドライバーに
空走感のような違和感を与えることがない。
指数関数に近似したフィルタ特性によって、初期応答性
を速く、目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるよう
に応答制御するものであるから、目標変速比の急激なロ
ーダウンに実変速比が追随できず、実変速比がオーバー
シュートし、エンジン回転数も噴き上げ、ドライバーに
空走感のような違和感を与えることがない。
【0037】上記実施例では、車速及びアクセルの踏込
量によって目標変速比を設定するとき、目標変速比を格
納した変速マップから次(n回目)に設定する目標変速
比をRn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A)として演
算し、n回目の目標変速比Rn を設定するものである
が、本発明を実施する場合には、指数関数に近似したフ
ィルタ特性によって、初期応答性を速く、目標変速比に
近づくほど応答性を遅くなるように応答制御できればよ
いから、エンジンの駆動力を伝達するクラッチ12と、
入力側可動プーリ11aと入力側固定プーリ11dを有
する入力側プーリ手段11A及び出力側可動プーリ11
bと出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ手段
11Bと、前記入力側プーリ手段11Aの駆動力を前記
出力側プーリ手段11Bに伝達する伝導ベルト11cと
を有し、油圧を導入して前記クラッチ12から出力され
た駆動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する
変速機11と、車速及びアクセルの踏込量によって目標
変速比を設定するとき、目標変速比を格納した変速マッ
プから所定の目標変速比を選択し、初期応答性を速く、
目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるように応答さ
せる実施例とすることができ、これを請求項2の実施例
とすることができる。
量によって目標変速比を設定するとき、目標変速比を格
納した変速マップから次(n回目)に設定する目標変速
比をRn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A)として演
算し、n回目の目標変速比Rn を設定するものである
が、本発明を実施する場合には、指数関数に近似したフ
ィルタ特性によって、初期応答性を速く、目標変速比に
近づくほど応答性を遅くなるように応答制御できればよ
いから、エンジンの駆動力を伝達するクラッチ12と、
入力側可動プーリ11aと入力側固定プーリ11dを有
する入力側プーリ手段11A及び出力側可動プーリ11
bと出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ手段
11Bと、前記入力側プーリ手段11Aの駆動力を前記
出力側プーリ手段11Bに伝達する伝導ベルト11cと
を有し、油圧を導入して前記クラッチ12から出力され
た駆動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する
変速機11と、車速及びアクセルの踏込量によって目標
変速比を設定するとき、目標変速比を格納した変速マッ
プから所定の目標変速比を選択し、初期応答性を速く、
目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるように応答さ
せる実施例とすることができ、これを請求項2の実施例
とすることができる。
【0038】したがって、前者と同様に、キックダウン
が行われても、指数関数に近似したフィルタ特性によっ
て、初期応答性を速く、目標変速比に近づくほど応答性
を遅くなるように応答制御するものであるから、目標変
速比の急激なローダウンに実変速比が追随できず、実変
速比がオーバーシュートし、エンジン回転数も噴き上
げ、ドライバーに空走感のような違和感を与えることが
ない。
が行われても、指数関数に近似したフィルタ特性によっ
て、初期応答性を速く、目標変速比に近づくほど応答性
を遅くなるように応答制御するものであるから、目標変
速比の急激なローダウンに実変速比が追随できず、実変
速比がオーバーシュートし、エンジン回転数も噴き上
げ、ドライバーに空走感のような違和感を与えることが
ない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の変速機
制御装置は、車速及びアクセルの踏込量によって目標変
速比を設定するとき、目標変速比を格納した変速マップ
から次(n回目)に設定する目標変速比をRn =(rn
+A・Rn-1 )/(1+A)として演算し、n回目の目
標変速比Rn を設定するものであるから、キックダウン
が行われても、指数関数に近似したフィルタ特性によっ
て、初期応答性を速く、目標変速比に近づくほど応答性
を遅くなるように応答制御するものであるから、目標変
速比の急激なローダウンに実変速比が追随できず、実変
速比がオーバーシュートし、エンジン回転数も噴き上
げ、ドライバーに空走感のような違和感を与えることが
ないという効果を奏する。
制御装置は、車速及びアクセルの踏込量によって目標変
速比を設定するとき、目標変速比を格納した変速マップ
から次(n回目)に設定する目標変速比をRn =(rn
+A・Rn-1 )/(1+A)として演算し、n回目の目
標変速比Rn を設定するものであるから、キックダウン
が行われても、指数関数に近似したフィルタ特性によっ
て、初期応答性を速く、目標変速比に近づくほど応答性
を遅くなるように応答制御するものであるから、目標変
速比の急激なローダウンに実変速比が追随できず、実変
速比がオーバーシュートし、エンジン回転数も噴き上
げ、ドライバーに空走感のような違和感を与えることが
ないという効果を奏する。
【0040】請求項2の変速機制御装置は、車速及びア
クセルの踏込量によって目標変速比を設定するとき、目
標変速比を格納した変速マップから所定の目標変速比を
選択し、初期応答性を速く、目標変速比に近づくほど応
答性を遅くなるように応答させるものであるから、請求
項1の効果と同様に、キックダウンが行われても、指数
関数に近似したフィルタ特性によって、初期応答性を速
く、目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるように応
答制御するものであるから、目標変速比の急激なローダ
ウンに実変速比が追随できず、実変速比がオーバーシュ
ートし、エンジン回転数も噴き上げ、ドライバーに空走
感のような違和感を与えることがないという効果を奏す
る。
クセルの踏込量によって目標変速比を設定するとき、目
標変速比を格納した変速マップから所定の目標変速比を
選択し、初期応答性を速く、目標変速比に近づくほど応
答性を遅くなるように応答させるものであるから、請求
項1の効果と同様に、キックダウンが行われても、指数
関数に近似したフィルタ特性によって、初期応答性を速
く、目標変速比に近づくほど応答性を遅くなるように応
答制御するものであるから、目標変速比の急激なローダ
ウンに実変速比が追随できず、実変速比がオーバーシュ
ートし、エンジン回転数も噴き上げ、ドライバーに空走
感のような違和感を与えることがないという効果を奏す
る。
【図1】 図1は本発明の実施例の変速機制御装置の構
成図である。
成図である。
【図2】 図2は本発明の実施例の変速機制御装置にお
ける切換弁及びシフト弁の構成図である。
ける切換弁及びシフト弁の構成図である。
【図3】 図3は本発明の実施例の変速機制御装置にお
ける制御回路の制御動作を示すフローチャートである。
ける制御回路の制御動作を示すフローチャートである。
6 制御回路 11 変速機 11a 入力側可動プーリ 11b 出力側可動プーリ 11c 伝導ベルト 11d 入力側固定プーリ 11e 出力側固定プーリ 11A 入力側プーリ手段 11B 出力側プーリ手段 12 クラッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの駆動力を伝達するクラッチ
と、入力側可動プーリと入力側固定プーリを有する入力
側プーリ手段及び出力側可動プーリと出力側固定プーリ
を有する出力側プーリ手段と、前記入力側プーリ手段の
駆動力を前記出力側プーリ手段に伝達する伝導ベルトと
を有し、油圧を導入して前記クラッチから出力された駆
動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変速
機とを具備する変速機制御装置において、 車速及びアクセルの踏込量によって目標変速比を設定す
るとき、目標変速比を格納した変速マップから次(n回
目)に設定する目標変速比を Rn =(rn +A・Rn-1 )/(1+A) 但し、 Rn :n(n≧2の整数)回目の目標変速比 Rn-1 :n−1回目の目標変速比 rn :変速マップから選択したn回目の目標変速比 A:時定数 として演算し、n回目の目標変速比Rn を設定すること
を特徴とする変速機制御装置。 - 【請求項2】 エンジンの駆動力を伝達するクラッチ
と、入力側可動プーリと入力側固定プーリを有する入力
側プーリ手段及び出力側可動プーリと出力側固定プーリ
を有する出力側プーリ手段と、前記入力側プーリ手段の
駆動力を前記出力側プーリ手段に伝達する伝導ベルトと
を有し、油圧を導入して前記クラッチから出力された駆
動力を変速し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達する変速
機とを具備する変速機制御装置において、 車速及びアクセルの踏込量によって目標変速比を設定す
るとき、目標変速比を格納した変速マップから所定の目
標変速比を選択し、初期応答性を速く、目標変速比に近
づくほど応答性を遅くなるように応答させることを特徴
とする変速機制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32740894A JPH08178043A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 変速機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32740894A JPH08178043A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 変速機制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178043A true JPH08178043A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18198827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32740894A Pending JPH08178043A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 変速機制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178043A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09280332A (ja) * | 1996-04-12 | 1997-10-28 | Nissan Motor Co Ltd | 無段自動変速機の変速制御装置 |
| JP2000081124A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-03-21 | Nissan Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機の変速制御装置 |
| JP2011021716A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Jatco Ltd | 無段変速機及びその制御方法 |
| US8241178B2 (en) | 2009-03-27 | 2012-08-14 | Jatco Ltd | Continuously variable transmission and control method thereof |
| US8298119B2 (en) | 2009-03-27 | 2012-10-30 | Jatco Ltd | Continuously variable transmission and control method thereof |
| US8323141B2 (en) | 2009-03-27 | 2012-12-04 | Jatco Ltd | Continuously variable transmission and control method thereof |
| US8353799B2 (en) | 2009-07-17 | 2013-01-15 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of and control method for vehicle continuously variable transmission |
| US8360920B2 (en) | 2009-07-17 | 2013-01-29 | Nissan Motor Co., Ltd. | Continuously variable transmission and control method thereof |
| US8371985B2 (en) | 2009-07-17 | 2013-02-12 | Nissan Motor Co., Ltd. | Shift control of continuously variable transmission |
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