JPH08178676A - 光回転検出装置 - Google Patents
光回転検出装置Info
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- JPH08178676A JPH08178676A JP6316587A JP31658794A JPH08178676A JP H08178676 A JPH08178676 A JP H08178676A JP 6316587 A JP6316587 A JP 6316587A JP 31658794 A JP31658794 A JP 31658794A JP H08178676 A JPH08178676 A JP H08178676A
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- optical fiber
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- light source
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検物体の回転状態を光を用いて検出する光
回転検出装置に関し、零点ドリフト、スケールファクタ
変動が低減された、高精度、高信頼性の光回転検出装置
を提供することを目的とする。 【構成】 信号処理回路20において、光源モジュール
11内の内蔵PDからの電気信号32と、干渉光出力の
受光手段13からの電気信号33を、直接あるいは間接
的にそれぞれ入力する調節機構または制御機構、比較
器、判定機構、切換機構を含む光回転検出装置を構成す
る。これにより、光源駆動部内の特定の回路素子にかか
る電気的負担が軽減されるため、回路における温度ドリ
フトやリニアリティー変動が低減され、光回転検出装置
としての零点ドリフト、スケールファクタ変動が低減さ
れる。
回転検出装置に関し、零点ドリフト、スケールファクタ
変動が低減された、高精度、高信頼性の光回転検出装置
を提供することを目的とする。 【構成】 信号処理回路20において、光源モジュール
11内の内蔵PDからの電気信号32と、干渉光出力の
受光手段13からの電気信号33を、直接あるいは間接
的にそれぞれ入力する調節機構または制御機構、比較
器、判定機構、切換機構を含む光回転検出装置を構成す
る。これにより、光源駆動部内の特定の回路素子にかか
る電気的負担が軽減されるため、回路における温度ドリ
フトやリニアリティー変動が低減され、光回転検出装置
としての零点ドリフト、スケールファクタ変動が低減さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体等に使用される
光回転検出装置に関し、特に光ファイバジャイロに関す
るものである。
光回転検出装置に関し、特に光ファイバジャイロに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光回転検出装置として使用される装置の
中に、ジャイロスコ−プがある。
中に、ジャイロスコ−プがある。
【0003】このジャイロスコープは、角速度のみなら
ず、それを時間積分することにより、方位のデータをも
得ることができる。
ず、それを時間積分することにより、方位のデータをも
得ることができる。
【0004】このジャイロスコープの中に、光ファイバ
をセンシングコイルに用いた光ファイバジャイロがあ
る。
をセンシングコイルに用いた光ファイバジャイロがあ
る。
【0005】この光ファイバジャイロは、可動部が全く
なく、かつ小型化が可能であり、さらに最小検出可能角
速度(感度)、零点ドリフト、可測範囲(ダイナミック
レンジ)、およびスケールファクタの安定性において、
従来の機械式のジャイロスコープよりも優れており、そ
のため近年注目をあび、盛んに研究開発が行われるよう
になった。
なく、かつ小型化が可能であり、さらに最小検出可能角
速度(感度)、零点ドリフト、可測範囲(ダイナミック
レンジ)、およびスケールファクタの安定性において、
従来の機械式のジャイロスコープよりも優れており、そ
のため近年注目をあび、盛んに研究開発が行われるよう
になった。
【0006】そして、光ファイバジャイロの出力光の信
号処理方式として、位相変調方式、周波数変調方式、お
よび光ヘテロダイン方式等が提案されているが、ここで
は、位相変調方式を採用した従来の光ファイバジャイロ
を例にとって、図9を参照しながら説明する。
号処理方式として、位相変調方式、周波数変調方式、お
よび光ヘテロダイン方式等が提案されているが、ここで
は、位相変調方式を採用した従来の光ファイバジャイロ
を例にとって、図9を参照しながら説明する。
【0007】図9において、11は光源と光源からの光
を伝播する光学手段、例えばレンズを有する光源モジュ
ール、12および15は光を分岐し再度結合する光ファ
イバカプラ、13は受光手段、14は偏光子、16は光
ファイバコイル、17は位相変調器、18は光ファイバ
コイル16と位相変調器17等を含むセンシングループ
部、21から29は光路である。
を伝播する光学手段、例えばレンズを有する光源モジュ
ール、12および15は光を分岐し再度結合する光ファ
イバカプラ、13は受光手段、14は偏光子、16は光
ファイバコイル、17は位相変調器、18は光ファイバ
コイル16と位相変調器17等を含むセンシングループ
部、21から29は光路である。
【0008】以上のように構成された光ファイバジャイ
ロについて、動作を説明する。まず、光源モジュール1
1の光源において励起され発振された光は、光源モジュ
ール11中のレンズを介して光路21に入射される。
ロについて、動作を説明する。まず、光源モジュール1
1の光源において励起され発振された光は、光源モジュ
ール11中のレンズを介して光路21に入射される。
【0009】次に、光路21に入射された光は、光ファ
イバカプラ12で2分岐され、2分岐された光の一方は
光路23を介して偏光子14に入射される。このとき他
方の光は、開放端である光路24の端面から外部に出射
される。
イバカプラ12で2分岐され、2分岐された光の一方は
光路23を介して偏光子14に入射される。このとき他
方の光は、開放端である光路24の端面から外部に出射
される。
【0010】そして、偏光子14から出射された光は、
光路25を介して光ファイバカプラ15に入射され、2
分岐される。
光路25を介して光ファイバカプラ15に入射され、2
分岐される。
【0011】このとき2分岐された光の一方は、光路2
7を介して、センシングコイルである光ファイバコイル
16に入射される。また、他方の光は、光路28を介し
て位相変調器17に入射され、その後光路29を介して
光ファイバコイル16に入射される。
7を介して、センシングコイルである光ファイバコイル
16に入射される。また、他方の光は、光路28を介し
て位相変調器17に入射され、その後光路29を介して
光ファイバコイル16に入射される。
【0012】この位相変調器17は、円柱状の圧電振動
子等に光ファイバを巻回した構成であり、所定の変調信
号、例えば正弦波信号を圧電振動子に印加することによ
って、圧電振動子を伸縮させ、この伸縮に応じて発生す
る光ファイバの長さ、伝播定数等を変化させ、巻回され
た光ファイバ中を、光が伝播するときに、位相変調を生
じさせるものである。
子等に光ファイバを巻回した構成であり、所定の変調信
号、例えば正弦波信号を圧電振動子に印加することによ
って、圧電振動子を伸縮させ、この伸縮に応じて発生す
る光ファイバの長さ、伝播定数等を変化させ、巻回され
た光ファイバ中を、光が伝播するときに、位相変調を生
じさせるものである。
【0013】このように、センシングループ部18に入
射された互いに右回り、左回りの反対方向に伝播する光
は、光ファイバカプラ15で再度結合され、この結合さ
れた光の一方は、光路25を介して偏光子14に入射す
る。また、結合された光の他方は、光路26を介して開
放端である端面から外部に出射される。
射された互いに右回り、左回りの反対方向に伝播する光
は、光ファイバカプラ15で再度結合され、この結合さ
れた光の一方は、光路25を介して偏光子14に入射す
る。また、結合された光の他方は、光路26を介して開
放端である端面から外部に出射される。
【0014】そして、偏光子14から出射された光は、
光路23を介して光ファイバカプラ12へ入射され、光
ファイバカプラ12で2分岐される。
光路23を介して光ファイバカプラ12へ入射され、光
ファイバカプラ12で2分岐される。
【0015】このように2分岐された光の一方は、光路
22を介して光電検出器のような受光手段13に入射さ
れる。
22を介して光電検出器のような受光手段13に入射さ
れる。
【0016】そして、受光手段13で受光された光は、
電気信号に変換され、その後、不図示の信号処理系で処
理される。
電気信号に変換され、その後、不図示の信号処理系で処
理される。
【0017】以上のような動作を行う光ファイバジャイ
ロに、センシングループ部18の光ファイバコイル16
が、回転等の移動を受けると、サニャック(Sagna
c)効果により、互いに反対方向に伝播する光に位相差
が発生する。
ロに、センシングループ部18の光ファイバコイル16
が、回転等の移動を受けると、サニャック(Sagna
c)効果により、互いに反対方向に伝播する光に位相差
が発生する。
【0018】この位相差を有する光を光ファイバカプラ
15で結合して干渉させ、干渉光を受光手段13で受光
検出し、その後、信号処理することにより、移動の角速
度等を求めることができる。
15で結合して干渉させ、干渉光を受光手段13で受光
検出し、その後、信号処理することにより、移動の角速
度等を求めることができる。
【0019】さて、光ファイバジャイロでは、代表的な
性能指標として、零点ドリフト特性とスケールファクタ
安定性がある。零点ドリフトは静止状態(回転角速度が
零)でありながら回転出力を示すものであり、スケール
ファクタは回転を受けている場合の入力角速度と出力値
との比である。
性能指標として、零点ドリフト特性とスケールファクタ
安定性がある。零点ドリフトは静止状態(回転角速度が
零)でありながら回転出力を示すものであり、スケール
ファクタは回転を受けている場合の入力角速度と出力値
との比である。
【0020】光ファイバジャイロの場合、センシングコ
イルにシングルモード光ファイバを用いると、温度変化
等の外乱に対して偏波面が変動し、零点ドリフトが大き
く発生する。このような零点ドリフトを低減するために
は、センシングコイルに偏波面保存光ファイバを用いる
か、センシングループ部18内に、偏光解消手段を挿入
して、偏波面の変動を打ち消せばよい。
イルにシングルモード光ファイバを用いると、温度変化
等の外乱に対して偏波面が変動し、零点ドリフトが大き
く発生する。このような零点ドリフトを低減するために
は、センシングコイルに偏波面保存光ファイバを用いる
か、センシングループ部18内に、偏光解消手段を挿入
して、偏波面の変動を打ち消せばよい。
【0021】スケールファクタ安定性は、光源特性の影
響を受けやすい。例えば、温度が変化すると光源発光の
ピーク波長が変化し、スケールファクタが変化してしま
う。しかし、温度変化に対するピーク波長の変化は、お
よそ一定の比例関係を有しており、通常はこの関係から
演算処理を行って補正するか、あらかじめ対応テーブル
を作成しておいて変化分を補正する方法が採られてい
る。
響を受けやすい。例えば、温度が変化すると光源発光の
ピーク波長が変化し、スケールファクタが変化してしま
う。しかし、温度変化に対するピーク波長の変化は、お
よそ一定の比例関係を有しており、通常はこの関係から
演算処理を行って補正するか、あらかじめ対応テーブル
を作成しておいて変化分を補正する方法が採られてい
る。
【0022】さらに、光ファイバジャイロでは、受光手
段13が受光した干渉光の振幅(受光パワー)を検出
し、光電変換された出力信号の振幅値を角速度に換算し
ているため、受光パワーが変動すると、出力信号の振幅
値が変動してしまう。すなわち、一定の回転角速度を受
けている場合でも、スケールファクタが変動してしま
う。このような受光パワー変動の要因には、光源発光量
の変動があり、通常は、光源モジュール11に内蔵され
ているフォトダイオード(PD)で発光量を検知し、A
PC(Automatic Power Control )をかけて、発光量が
一定になるように光源の駆動電流を制御している。
段13が受光した干渉光の振幅(受光パワー)を検出
し、光電変換された出力信号の振幅値を角速度に換算し
ているため、受光パワーが変動すると、出力信号の振幅
値が変動してしまう。すなわち、一定の回転角速度を受
けている場合でも、スケールファクタが変動してしま
う。このような受光パワー変動の要因には、光源発光量
の変動があり、通常は、光源モジュール11に内蔵され
ているフォトダイオード(PD)で発光量を検知し、A
PC(Automatic Power Control )をかけて、発光量が
一定になるように光源の駆動電流を制御している。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光回転検出装置では、受光パワーの変動が、光源発
光量の変動ばかりでなく、光源と光路21の端面との結
合効率の変動によっても生じるという問題点を有してい
る。すなわち、光源モジュール11の内蔵PDでAPC
制御がかかっていても、結合効率が変動すると光路21
に入射される光量が変動するため、結果的に受光手段1
3が受光する受光パワーも変動し、スケールファクタが
不安定になってしまう。
来の光回転検出装置では、受光パワーの変動が、光源発
光量の変動ばかりでなく、光源と光路21の端面との結
合効率の変動によっても生じるという問題点を有してい
る。すなわち、光源モジュール11の内蔵PDでAPC
制御がかかっていても、結合効率が変動すると光路21
に入射される光量が変動するため、結果的に受光手段1
3が受光する受光パワーも変動し、スケールファクタが
不安定になってしまう。
【0024】更に、光源発光量の調節ができるだけ広い
範囲で行えるように回路設計をする場合、信号処理回路
内の特定の回路素子に負担がかかりやすく、例えばオペ
アンプ等においてオフセット電圧や温度ドリフトが発生
し、零点ドリフトが増大してしまう。
範囲で行えるように回路設計をする場合、信号処理回路
内の特定の回路素子に負担がかかりやすく、例えばオペ
アンプ等においてオフセット電圧や温度ドリフトが発生
し、零点ドリフトが増大してしまう。
【0025】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、安定した零点特性とスケールファクタ特性を有する
高性能な光回転検出装置の提供を目的とする。
で、安定した零点特性とスケールファクタ特性を有する
高性能な光回転検出装置の提供を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光回転検出装置は、発光素子と発光出力モニ
ター用受光手段とを含む光源と、前記光源から射出され
た光を入射して二分岐する第1の光ファイバカプラと、
前記第1の光ファイバカプラにより分岐された光の一方
が入射する偏光子と、前記偏光子から射出された光を入
射して二分岐する第2の光ファイバカプラと、サニャッ
ク効果を生じる光ファイバコイルと位相変調手段とを有
して前記第2の光ファイバカプラと結合されるセンシン
グループ部と、前記センシングループ部から射出して前
記第2の光ファイバカプラと前記偏光子を経て前記第1
の光ファイバカプラで二分岐されて光ファイバから出射
された光を受光する干渉光受光手段と、前記干渉光受光
手段から出力された干渉光出力信号を用いて回転角速度
を算出する信号処理回路とを備え、前記干渉光受光手段
から前記干渉光出力信号が出力されるとともに、前記発
光出力モニター用受光手段からはモニター出力信号が出
力され、前記信号処理回路が、少なくとも一つの出力信
号を用いて、光源発光量を調節する調節機構を有する
か、あるいは光源発光量を制御する制御機構を有してい
る。
に本発明の光回転検出装置は、発光素子と発光出力モニ
ター用受光手段とを含む光源と、前記光源から射出され
た光を入射して二分岐する第1の光ファイバカプラと、
前記第1の光ファイバカプラにより分岐された光の一方
が入射する偏光子と、前記偏光子から射出された光を入
射して二分岐する第2の光ファイバカプラと、サニャッ
ク効果を生じる光ファイバコイルと位相変調手段とを有
して前記第2の光ファイバカプラと結合されるセンシン
グループ部と、前記センシングループ部から射出して前
記第2の光ファイバカプラと前記偏光子を経て前記第1
の光ファイバカプラで二分岐されて光ファイバから出射
された光を受光する干渉光受光手段と、前記干渉光受光
手段から出力された干渉光出力信号を用いて回転角速度
を算出する信号処理回路とを備え、前記干渉光受光手段
から前記干渉光出力信号が出力されるとともに、前記発
光出力モニター用受光手段からはモニター出力信号が出
力され、前記信号処理回路が、少なくとも一つの出力信
号を用いて、光源発光量を調節する調節機構を有する
か、あるいは光源発光量を制御する制御機構を有してい
る。
【0027】また、本発明の光回転検出装置は、前記信
号処理回路が、前記干渉光出力信号と前記モニター出力
信号のうち、信号強度の大きい方を選択して適切な信号
を出力する比較器を有し、更に前記比較器の出力信号を
用いて光源発光量を制御する制御機構をも有している。
号処理回路が、前記干渉光出力信号と前記モニター出力
信号のうち、信号強度の大きい方を選択して適切な信号
を出力する比較器を有し、更に前記比較器の出力信号を
用いて光源発光量を制御する制御機構をも有している。
【0028】また、本発明の光回転検出装置は、前記信
号処理回路が、前記干渉光出力信号と前記モニター出力
信号のいずれか一方の出力信号を用いて光源発光量を制
御する制御機構を有し、更に、前記いずれか一方の出力
信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か範囲
外かを判定する判定機構と、範囲外の場合に前記制御機
構で用いる信号をもう一方の出力信号に切り換える切換
機構をも有している。
号処理回路が、前記干渉光出力信号と前記モニター出力
信号のいずれか一方の出力信号を用いて光源発光量を制
御する制御機構を有し、更に、前記いずれか一方の出力
信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か範囲
外かを判定する判定機構と、範囲外の場合に前記制御機
構で用いる信号をもう一方の出力信号に切り換える切換
機構をも有している。
【0029】また、本発明の光回転検出装置は、前記信
号処理回路が、前記モニター出力信号を用いて光源発光
量を調節する調節機構を有し、更に前記干渉光出力信号
を用いて前記光源発光量を制御する制御機構をも有して
いる。
号処理回路が、前記モニター出力信号を用いて光源発光
量を調節する調節機構を有し、更に前記干渉光出力信号
を用いて前記光源発光量を制御する制御機構をも有して
いる。
【0030】
【作用】この構成によって、本発明の光回転検出装置
は、光源発光量の変動が低減されるとともに、光源から
光路へ入射する光量の変動も低減され、結果的に受光手
段の受光パワーの変動が低減されるので、安定したスケ
ールファクタ特性を得ることができる。
は、光源発光量の変動が低減されるとともに、光源から
光路へ入射する光量の変動も低減され、結果的に受光手
段の受光パワーの変動が低減されるので、安定したスケ
ールファクタ特性を得ることができる。
【0031】更に、信号処理回路において、特定の回路
素子への負担が軽減され、結果的に回路上でのオフセッ
トやドリフトが低減されるため、零点ドリフトを低減す
ることができるとともに、より安定したスケールファク
タ特性を得ることができる。
素子への負担が軽減され、結果的に回路上でのオフセッ
トやドリフトが低減されるため、零点ドリフトを低減す
ることができるとともに、より安定したスケールファク
タ特性を得ることができる。
【0032】
【実施例】 (実施例1)以下、図面を用いて本発明の第1の実施例
について説明する。
について説明する。
【0033】図1は、本発明の第1の実施例における光
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
【0034】次に、12は光源モジュール11からの光
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
【0035】ここで、光ファイバカプラ12、15は、
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
【0036】次に、16はボビンにシングルモード光フ
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
【0037】次に、19は偏光解消手段であり、伝搬光
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
【0038】ただし、偏光解消手段19の挿入する位置
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
【0039】また、本実施例においては、センシングル
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
【0040】この偏光解消手段としては、偏波面保存光
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
【0041】また、この偏光解消手段としては、光学的
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
【0042】本実施例において、21から30は光路で
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
【0043】なお、これらの光ファイバの一部もしくは
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
【0044】また、本実施例において、31から34は
電気信号である。図2は、本発明の第1の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
電気信号である。図2は、本発明の第1の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
【0045】図2において、光源モジュール11、受光
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、104は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32に基づいて光源発光量を調節
する調節機構、105は受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を調節する調節機構で
ある。
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、104は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32に基づいて光源発光量を調節
する調節機構、105は受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を調節する調節機構で
ある。
【0046】次に図1と図2に基づき、本光回転検出装
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
【0047】光ファイバカプラ12により、二分岐され
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
【0048】光ファイバカプラ15に入力された光は、
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
【0049】光路27への入力光は、光ファイバコイル
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向に入力さ
れる。
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向に入力さ
れる。
【0050】ここで、位相変調器17は光ファイバコイ
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
【0051】一方、光ファイバカプラ15において二分
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
【0052】つまり、光路28、位相変調器17、光路
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
【0053】そして、このように光ファイバカプラ15
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
【0054】結合された光は光路25を通過後、偏光子
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
【0055】従来、このような光回転検出装置の光源発
光量の調節は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、可変抵抗のような調
節機構104によって、適切な駆動電流に調節してい
た。
光量の調節は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、可変抵抗のような調
節機構104によって、適切な駆動電流に調節してい
た。
【0056】しかし、APC動作による制御だけでは、
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光量設定範囲がある程度広い範囲をカバー
するような調節が行えるように、調節機構104のみで
光源発光量を調節する回路設計を行うと、例えばオペア
ンプ等の回路素子においてオフセット電圧や温度ドリフ
ト等の問題が発生し、回路としてのリニアリティーや零
点安定性が非常に悪くなる。
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光量設定範囲がある程度広い範囲をカバー
するような調節が行えるように、調節機構104のみで
光源発光量を調節する回路設計を行うと、例えばオペア
ンプ等の回路素子においてオフセット電圧や温度ドリフ
ト等の問題が発生し、回路としてのリニアリティーや零
点安定性が非常に悪くなる。
【0057】さらに、回路のリニアリティー・零点安定
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
【0058】このような理由により、広い光量設定範囲
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、調節機構が一ヶ所であることにより生じる、特定の
回路素子にかかる電気的な負担の増大を避けなければな
らない。
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、調節機構が一ヶ所であることにより生じる、特定の
回路素子にかかる電気的な負担の増大を避けなければな
らない。
【0059】本実施例では、信号処理回路20の光源駆
動部102内で、調節機構104と異なる箇所に調節機
構105を設け、二段階で光量設定が行えるような回路
を作製した。
動部102内で、調節機構104と異なる箇所に調節機
構105を設け、二段階で光量設定が行えるような回路
を作製した。
【0060】この調節機構105は、受光手段13から
出力された電気信号33に基づいて光源発光量を調節す
るもので、図2では、電気信号33をプリアンプ201
で増幅した信号を用いている。
出力された電気信号33に基づいて光源発光量を調節す
るもので、図2では、電気信号33をプリアンプ201
で増幅した信号を用いている。
【0061】具体的には、調節機構104に含まれる可
変抵抗により、駆動回路103に入力される電気信号、
ここでは電圧信号が調整可能な構成とし、同様に、調節
機構105に含まれる可変抵抗により、駆動回路103
に入力される電圧信号が調節可能な構成とした。
変抵抗により、駆動回路103に入力される電気信号、
ここでは電圧信号が調整可能な構成とし、同様に、調節
機構105に含まれる可変抵抗により、駆動回路103
に入力される電圧信号が調節可能な構成とした。
【0062】このような構成にすることにより、例えば
初期調整を調節機構104に含まれる可変抵抗で大まか
に設定し、その後の微調節分を調節機構105に含まれ
る可変抵抗で設定することができる。あるいはその逆で
も構わない。
初期調整を調節機構104に含まれる可変抵抗で大まか
に設定し、その後の微調節分を調節機構105に含まれ
る可変抵抗で設定することができる。あるいはその逆で
も構わない。
【0063】このような調節機構105を信号処理回路
20内の光源駆動部102に設けたところ、特定の回路
素子にかかる電気的負担が減少して回路における温度ド
リフトやリニアリティー変動が低減され、結果的に光回
転検出装置としての零点ドリフト、スケールファクタ変
動が低減された。
20内の光源駆動部102に設けたところ、特定の回路
素子にかかる電気的負担が減少して回路における温度ド
リフトやリニアリティー変動が低減され、結果的に光回
転検出装置としての零点ドリフト、スケールファクタ変
動が低減された。
【0064】なお、光源駆動部102、その中で本実施
例では調節機構105に入力される電気信号は、受光手
段13から出力された電気信号33がプリアンプ201
に入力されて増幅、出力された電気信号を、図2のよう
に直接調節機構105へ入力して調節に用いるほかに、
図3のように演算部101を経由して、例えばロックイ
ンアンプ202、A/Dコンバータ203を経由してデ
ジタル信号化し、CPU204によって適切な光量調節
信号に変換してから光源駆動部102、ここでは調節機
構105へ入力し、調節に用いても良い。
例では調節機構105に入力される電気信号は、受光手
段13から出力された電気信号33がプリアンプ201
に入力されて増幅、出力された電気信号を、図2のよう
に直接調節機構105へ入力して調節に用いるほかに、
図3のように演算部101を経由して、例えばロックイ
ンアンプ202、A/Dコンバータ203を経由してデ
ジタル信号化し、CPU204によって適切な光量調節
信号に変換してから光源駆動部102、ここでは調節機
構105へ入力し、調節に用いても良い。
【0065】さらに、図8のように、受光手段13から
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量調
節信号に用いても良い。
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量調
節信号に用いても良い。
【0066】(実施例2)以下、図面を用いて本発明の
第2の実施例について説明する。
第2の実施例について説明する。
【0067】図1は、本発明の第2の実施例における光
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
【0068】次に、12は光源モジュール11からの光
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
【0069】ここで、光ファイバカプラ12、15は、
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
【0070】次に、16はボビンにシングルモード光フ
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
【0071】次に、19は偏光解消手段であり、伝搬光
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
【0072】ただし、偏光解消手段19の挿入する位置
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
【0073】また、本実施例においては、センシングル
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
【0074】この偏光解消手段としては、偏波面保存光
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
【0075】また、この偏光解消手段としては、光学的
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
【0076】本実施例において、21から30は光路で
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
【0077】なお、これらの光ファイバの一部もしくは
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
【0078】また、本実施例において、31から34は
電気信号である。図4は、本発明の第2の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
電気信号である。図4は、本発明の第2の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
【0079】図4において、光源モジュール11、受光
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、106は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32に基づいて光源発光量を制御
する制御機構、107は受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を制御する制御機構で
ある。
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、106は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32に基づいて光源発光量を制御
する制御機構、107は受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を制御する制御機構で
ある。
【0080】次に図1と図4に基づき、本光回転検出装
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
【0081】光ファイバカプラ12により、二分岐され
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
【0082】光ファイバカプラ15に入力された光は、
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
【0083】光路27への入力光は、光ファイバコイル
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向で入力さ
れる。
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向で入力さ
れる。
【0084】ここで、位相変調器17は光ファイバコイ
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
【0085】一方、光ファイバカプラ15において二分
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
【0086】つまり、光路28、位相変調器17、光路
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
【0087】そして、このように光ファイバカプラ15
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
【0088】結合された光は光路25を通過後、偏光子
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
【0089】従来、このような光回転検出装置の光源発
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行うため
の制御機構106が回路中に構成されており、これによ
り光源発光量が一定になるように駆動電流を制御してい
た。
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行うため
の制御機構106が回路中に構成されており、これによ
り光源発光量が一定になるように駆動電流を制御してい
た。
【0090】しかし、APC動作による制御だけでは、
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光量制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、制御機構106のみで
光源発光量を制御する回路設計を行うと、例えばオペア
ンプ等の回路素子においてオフセット電圧や温度ドリフ
ト等の問題が発生し、回路としてのリニアリティーや零
点安定性が非常に悪くなる。
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光量制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、制御機構106のみで
光源発光量を制御する回路設計を行うと、例えばオペア
ンプ等の回路素子においてオフセット電圧や温度ドリフ
ト等の問題が発生し、回路としてのリニアリティーや零
点安定性が非常に悪くなる。
【0091】さらに、回路のリニアリティー・零点安定
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
【0092】このような理由により、広い光量制御範囲
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御機構が一ヶ所であることにより生じる、特定の
回路素子にかかる電気的な負担の増大を避けなければな
らない。
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御機構が一ヶ所であることにより生じる、特定の
回路素子にかかる電気的な負担の増大を避けなければな
らない。
【0093】本実施例では、信号処理回路20の光源駆
動部102内で、制御機構106と異なる箇所に制御機
構107を設け、二段階で光量設定が行えるような回路
を作製した。
動部102内で、制御機構106と異なる箇所に制御機
構107を設け、二段階で光量設定が行えるような回路
を作製した。
【0094】この制御機構107は、受光手段13から
出力された電気信号33に基づいて光源発光量を制御す
るもので、図4では、電気信号33をプリアンプ201
で増幅した信号を用いている。
出力された電気信号33に基づいて光源発光量を制御す
るもので、図4では、電気信号33をプリアンプ201
で増幅した信号を用いている。
【0095】具体的には、制御機構106に含まれるオ
ペアンプにより、駆動回路103に入力される電気信
号、ここでは電圧信号が制御可能な構成とし、同様に、
制御機構107に含まれるオペアンプにより、駆動回路
103に入力される電圧信号が制御可能な構成とした。
ペアンプにより、駆動回路103に入力される電気信
号、ここでは電圧信号が制御可能な構成とし、同様に、
制御機構107に含まれるオペアンプにより、駆動回路
103に入力される電圧信号が制御可能な構成とした。
【0096】このような構成にすることにより、例えば
初期調整された光源発光量となるように、制御機構10
6に含まれるオペアンプで電圧がバランスするような制
御が行われ、その後、光干渉出力による電気信号33に
基づいて必要な光源発光量に制御できるように、制御機
構107に含まれるオペアンプで電圧を制御することが
できる。
初期調整された光源発光量となるように、制御機構10
6に含まれるオペアンプで電圧がバランスするような制
御が行われ、その後、光干渉出力による電気信号33に
基づいて必要な光源発光量に制御できるように、制御機
構107に含まれるオペアンプで電圧を制御することが
できる。
【0097】このような制御機構107を信号処理回路
20内の光源駆動部102に設けたところ、特定の回路
素子にかかる電気的負担が減少して回路における温度ド
リフトやリニアリティー変動が低減され、結果的に光回
転検出装置としての零点ドリフト、スケールファクタ変
動が低減された。
20内の光源駆動部102に設けたところ、特定の回路
素子にかかる電気的負担が減少して回路における温度ド
リフトやリニアリティー変動が低減され、結果的に光回
転検出装置としての零点ドリフト、スケールファクタ変
動が低減された。
【0098】なお、光源駆動部102、その中で本実施
例では制御機構107に入力される電気信号は、受光手
段13から出力された電気信号33がプリアンプ201
に入力されて増幅、出力された電気信号を、図4のよう
に直接制御機構107へ入力して制御に用いるほかに、
図3のように演算部101を経由して、例えばロックイ
ンアンプ202、A/Dコンバータ203を経由してデ
ジタル信号化し、CPU204によって適切な光量制御
信号に変換してから光源駆動部102、ここでは制御機
構107へ入力し、制御に用いても良い。
例では制御機構107に入力される電気信号は、受光手
段13から出力された電気信号33がプリアンプ201
に入力されて増幅、出力された電気信号を、図4のよう
に直接制御機構107へ入力して制御に用いるほかに、
図3のように演算部101を経由して、例えばロックイ
ンアンプ202、A/Dコンバータ203を経由してデ
ジタル信号化し、CPU204によって適切な光量制御
信号に変換してから光源駆動部102、ここでは制御機
構107へ入力し、制御に用いても良い。
【0099】さらに、図8のように、受光手段13から
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量制
御信号に用いても良い。
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量制
御信号に用いても良い。
【0100】(実施例3)以下、図面を用いて本発明の
第3の実施例について説明する。
第3の実施例について説明する。
【0101】図1は、本発明の第3の実施例における光
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
【0102】次に、12は光源モジュール11からの光
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
【0103】ここで、光ファイバカプラ12、15は、
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
【0104】次に、16はボビンにシングルモード光フ
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
【0105】次に、19は偏光解消手段であり、伝搬光
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
【0106】ただし、偏光解消手段19の挿入する位置
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
【0107】また、本実施例においては、センシングル
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
【0108】この偏光解消手段としては、偏波面保存光
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
【0109】また、この偏光解消手段としては、光学的
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
【0110】本実施例において、21から30は光路で
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
【0111】なお、これらの光ファイバの一部もしくは
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
【0112】また、本実施例において、31から34は
電気信号である。図5は、本発明の第3の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
電気信号である。図5は、本発明の第3の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
【0113】図5において、光源モジュール11、受光
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、108は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32と受光手段13から出力され
た電気信号33とを入力して信号強度の大きい方を選択
して出力する比較器、109は比較器108の出力に基
づいて光源発光量を制御する制御機構である。
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、108は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32と受光手段13から出力され
た電気信号33とを入力して信号強度の大きい方を選択
して出力する比較器、109は比較器108の出力に基
づいて光源発光量を制御する制御機構である。
【0114】次に図1と図5に基づき、本光回転検出装
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
【0115】光ファイバカプラ12により、二分岐され
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
【0116】光ファイバカプラ15に入力された光は、
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
【0117】光路27への入力光は、光ファイバコイル
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向で入力さ
れる。
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向で入力さ
れる。
【0118】ここで、位相変調器17は光ファイバコイ
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
【0119】一方、光ファイバカプラ15において二分
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
【0120】つまり、光路28、位相変調器17、光路
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。そ
して、このように光ファイバカプラ15で互いに逆方向
に二分岐された光は、センシングループ部18を伝搬
後、再度光ファイバカプラ15で結合される。
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。そ
して、このように光ファイバカプラ15で互いに逆方向
に二分岐された光は、センシングループ部18を伝搬
後、再度光ファイバカプラ15で結合される。
【0121】結合された光は光路25を通過後、偏光子
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
【0122】従来、このような光回転検出装置の光源発
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、光源発光量が一定に
なるように駆動電流を制御していた。
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、光源発光量が一定に
なるように駆動電流を制御していた。
【0123】しかし、APC動作による制御だけでは、
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光源制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、電気信号32だけをそ
のまま用いて一つの制御機構のみで光源発光量を制御す
る回路設計を行うと、例えばオペアンプ等の回路素子に
おいてオフセット電圧や温度ドリフト等の問題が発生
し、回路としてのリニアリティーや零点安定性が非常に
悪くなる。
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光源制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、電気信号32だけをそ
のまま用いて一つの制御機構のみで光源発光量を制御す
る回路設計を行うと、例えばオペアンプ等の回路素子に
おいてオフセット電圧や温度ドリフト等の問題が発生
し、回路としてのリニアリティーや零点安定性が非常に
悪くなる。
【0124】さらに、回路のリニアリティー・零点安定
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
【0125】このような理由により、広い光量制御範囲
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御に用いる信号を一つではなく複数にし、制御に
用いる信号を適切に選択することで、制御機構が一ヶ所
であることにより生じる、特定の回路素子にかかる電気
的な負担の増大を避けなければならない。
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御に用いる信号を一つではなく複数にし、制御に
用いる信号を適切に選択することで、制御機構が一ヶ所
であることにより生じる、特定の回路素子にかかる電気
的な負担の増大を避けなければならない。
【0126】本実施例では、信号処理回路20の光源駆
動部102内に比較器108を設け、制御機構109へ
の信号の範囲が広くなりすぎないように、すなわち、特
定の回路素子へ過大な負担がかからないような回路を作
製した。
動部102内に比較器108を設け、制御機構109へ
の信号の範囲が広くなりすぎないように、すなわち、特
定の回路素子へ過大な負担がかからないような回路を作
製した。
【0127】この比較器108は、光源モジュール11
の内蔵PDから出力された電気信号32と、受光手段1
3から出力された電気信号33、ただし図5では電気信
号33をプリアンプ201で適切な大きさに増幅した信
号とを入力し、これらの入力信号を比較して強度の大き
い方を選択し、その信号に基づいて制御機構109に適
切な制御信号を出力する。
の内蔵PDから出力された電気信号32と、受光手段1
3から出力された電気信号33、ただし図5では電気信
号33をプリアンプ201で適切な大きさに増幅した信
号とを入力し、これらの入力信号を比較して強度の大き
い方を選択し、その信号に基づいて制御機構109に適
切な制御信号を出力する。
【0128】具体的には、比較器108は、減算器、切
換スイッチとを含み、入力される2つの信号はそれぞれ
2つに分割して、各々の一方は減算器に、各々の他方は
切換スイッチに入力する。減算器は、入力される2つの
分割信号の差をとって切換スイッチに出射する。切換ス
イッチは、減算器の出力の符号が反転すると、入力され
た2つの分割信号のうち、制御機構109に出力してい
た一方の信号を他方の信号に切り換える。切換スイッチ
から出力される信号は、比較器108に入力される2つ
の信号のうち、強度の大きい方の信号が選択されるよう
に設定した。
換スイッチとを含み、入力される2つの信号はそれぞれ
2つに分割して、各々の一方は減算器に、各々の他方は
切換スイッチに入力する。減算器は、入力される2つの
分割信号の差をとって切換スイッチに出射する。切換ス
イッチは、減算器の出力の符号が反転すると、入力され
た2つの分割信号のうち、制御機構109に出力してい
た一方の信号を他方の信号に切り換える。切換スイッチ
から出力される信号は、比較器108に入力される2つ
の信号のうち、強度の大きい方の信号が選択されるよう
に設定した。
【0129】このような構成にすることにより、光源発
光量の変動が大きく光量制御範囲の広範に渡って発光量
が変動するような場合でも、制御機構109内の特定の
回路素子には一定レベル以上でかつ適切な範囲の電気信
号が入力されるような制御を行うことができる。
光量の変動が大きく光量制御範囲の広範に渡って発光量
が変動するような場合でも、制御機構109内の特定の
回路素子には一定レベル以上でかつ適切な範囲の電気信
号が入力されるような制御を行うことができる。
【0130】このような比較器108を信号処理回路2
0内の光源駆動部102に設けたところ、一定レベル以
上でかつ適切な値の電気信号が入力されるため、制御機
構109内の特定の回路素子へ過大な負担がかからなく
なり、回路における温度ドリフトやリニアリティー変動
が低減され、結果的に光回転検出装置としての零点ドリ
フト、スケールファクタ変動が低減された。
0内の光源駆動部102に設けたところ、一定レベル以
上でかつ適切な値の電気信号が入力されるため、制御機
構109内の特定の回路素子へ過大な負担がかからなく
なり、回路における温度ドリフトやリニアリティー変動
が低減され、結果的に光回転検出装置としての零点ドリ
フト、スケールファクタ変動が低減された。
【0131】なお、光源駆動部102、その中で本実施
例では比較器108に入力される電気信号のうち受光手
段13の出力に基づく電気信号は、電気信号33がプリ
アンプ201に入力されて増幅、出力された電気信号
を、図5のように直接比較器108へ入力して制御に用
いるほかに、図3のように演算部101を経由して、例
えばロックインアンプ202、A/Dコンバータ203
を経由してデジタル信号化し、CPU204によって適
切な光量制御信号に変換してから光源駆動部102、こ
こでは比較器108へ入力し、制御に用いても良い。
例では比較器108に入力される電気信号のうち受光手
段13の出力に基づく電気信号は、電気信号33がプリ
アンプ201に入力されて増幅、出力された電気信号
を、図5のように直接比較器108へ入力して制御に用
いるほかに、図3のように演算部101を経由して、例
えばロックインアンプ202、A/Dコンバータ203
を経由してデジタル信号化し、CPU204によって適
切な光量制御信号に変換してから光源駆動部102、こ
こでは比較器108へ入力し、制御に用いても良い。
【0132】さらに、図8のように、受光手段13から
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量制
御信号に用いても良い。
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量制
御信号に用いても良い。
【0133】(実施例4)以下、図面を用いて本発明の
第4の実施例について説明する。
第4の実施例について説明する。
【0134】図1は、本発明の第4の実施例における光
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
【0135】次に、12は光源モジュール11からの光
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
【0136】ここで、光ファイバカプラ12、15は、
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
【0137】次に、16はボビンにシングルモード光フ
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
【0138】次に、19は偏光解消手段であり、伝搬光
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
【0139】ただし、偏光解消手段19の挿入する位置
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
【0140】また、本実施例においては、センシングル
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
【0141】この偏光解消手段としては、偏波面保存光
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
【0142】また、この偏光解消手段としては、光学的
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
【0143】本実施例において、21から30は光路で
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
【0144】なお、これらの光ファイバの一部もしくは
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
【0145】また、本実施例において、31から34は
電気信号である。図6は、本発明の第4の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
電気信号である。図6は、本発明の第4の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
【0146】図6において、光源モジュール11、受光
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、110は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32があらかじめ定められた範囲
に対して範囲内か範囲外かを判定して判定信号を出力す
る判定機構、111は受光手段13から出力された電気
信号33があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か
範囲外かを判定して判定信号を出力する判定機構、11
2は判定機構110からの判定信号と判定機構111か
らの判定信号とを入力していずれかを出力し、かつその
判定信号が範囲外を示した場合に出力をもう一方の判定
信号に切り換える切換機構、109は切換機構112か
ら出力された判定信号に基づいて光源発光量を制御する
制御機構である。
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、110は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32があらかじめ定められた範囲
に対して範囲内か範囲外かを判定して判定信号を出力す
る判定機構、111は受光手段13から出力された電気
信号33があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か
範囲外かを判定して判定信号を出力する判定機構、11
2は判定機構110からの判定信号と判定機構111か
らの判定信号とを入力していずれかを出力し、かつその
判定信号が範囲外を示した場合に出力をもう一方の判定
信号に切り換える切換機構、109は切換機構112か
ら出力された判定信号に基づいて光源発光量を制御する
制御機構である。
【0147】次に図1と図6に基づき、本光回転検出装
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
【0148】光ファイバカプラ12により、二分岐され
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
【0149】光ファイバカプラ15に入力された光は、
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
【0150】光路27への入力光は、光ファイバコイル
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向に入力さ
れる。
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向に入力さ
れる。
【0151】ここで、位相変調器17は光ファイバコイ
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
【0152】一方、光ファイバカプラ15において二分
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
【0153】つまり、光路28、位相変調器17、光路
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
【0154】そして、このように光ファイバカプラ15
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
【0155】結合された光は光路25を通過後、偏光子
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
【0156】従来、このような光回転検出装置の光源発
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、光源発光量が一定に
なるように駆動電流を制御していた。
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、光源発光量が一定に
なるように駆動電流を制御していた。
【0157】しかし、APC動作による制御だけでは、
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光源制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、電気信号32だけをそ
のまま用いて一つの制御機構のみで光源発光量を制御す
る回路設計を行うと、例えばオペアンプ等の回路素子に
おいてオフセット電圧や温度ドリフト等の問題が発生
し、回路としてのリニアリティーや零点安定性が非常に
悪くなる。
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光源制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、電気信号32だけをそ
のまま用いて一つの制御機構のみで光源発光量を制御す
る回路設計を行うと、例えばオペアンプ等の回路素子に
おいてオフセット電圧や温度ドリフト等の問題が発生
し、回路としてのリニアリティーや零点安定性が非常に
悪くなる。
【0158】さらに、回路のリニアリティー・零点安定
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
【0159】このような理由により、広い光量制御範囲
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御に用いる信号を一つではなく複数にし、制御に
用いる信号を適切に選択することで、制御機構が一ヶ所
であることにより生じる、特定の回路素子にかかる電気
的な負担の増大を避けなければならない。
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御に用いる信号を一つではなく複数にし、制御に
用いる信号を適切に選択することで、制御機構が一ヶ所
であることにより生じる、特定の回路素子にかかる電気
的な負担の増大を避けなければならない。
【0160】本実施例では、信号処理回路20の光源駆
動部102内に、電気信号32に基づく信号を判定する
判定機構110と、電気信号33に基づく信号を判定す
る判定機構111と、2つの判定機構からの信号が入力
される切換機構112を設け、制御機構109への信号
の範囲が広くなりすぎないように、すなわち、特定の回
路素子へ過大な負担がかからないような回路を作製し
た。
動部102内に、電気信号32に基づく信号を判定する
判定機構110と、電気信号33に基づく信号を判定す
る判定機構111と、2つの判定機構からの信号が入力
される切換機構112を設け、制御機構109への信号
の範囲が広くなりすぎないように、すなわち、特定の回
路素子へ過大な負担がかからないような回路を作製し
た。
【0161】判定機構110は、光源モジュール11の
内蔵PDから出力された電気信号32を入力し、この入
力信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か範
囲外かを判定し、その判定信号を切換機構112へ入力
する。判定機構111は受光手段13から出力された電
気信号33、ただし図6では電気信号33をプリアンプ
201で適切な大きさに増幅した信号を入力し、この入
力信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か範
囲外かを判定し、その判定信号を切換機構112へ入力
する。
内蔵PDから出力された電気信号32を入力し、この入
力信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か範
囲外かを判定し、その判定信号を切換機構112へ入力
する。判定機構111は受光手段13から出力された電
気信号33、ただし図6では電気信号33をプリアンプ
201で適切な大きさに増幅した信号を入力し、この入
力信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲内か範
囲外かを判定し、その判定信号を切換機構112へ入力
する。
【0162】切換機構112は、入力される2つの判定
信号のうち、起動時にあらかじめ定められていた方の判
定信号を用いて制御信号を制御機構109へ出力し、そ
の制御信号に用いていた判定信号が範囲外という信号を
切換機構112へ出力した場合、用いていた判定信号を
もう一方の判定信号に切り換え、それに基づく制御信号
を制御機構109へ入力する。
信号のうち、起動時にあらかじめ定められていた方の判
定信号を用いて制御信号を制御機構109へ出力し、そ
の制御信号に用いていた判定信号が範囲外という信号を
切換機構112へ出力した場合、用いていた判定信号を
もう一方の判定信号に切り換え、それに基づく制御信号
を制御機構109へ入力する。
【0163】具体的には、判定機構110と111は、
それぞれ減算器を含み、入力信号は電圧の形で減算器に
入力される。いずれの減算器も、あらかじめ決められた
一定電圧と入力信号との差をとり、その差が正の場合は
範囲内と判定してそれを判定信号とし、零以下の場合は
範囲外と判定して判定信号零を切換機構112へ出射す
る。切換機構112は、入力された2つの判定信号のう
ち、起動時はあらかじめ決められていた方の判定信号を
適切な大きさの制御信号に変換して制御機構109へ出
力し、その後判定信号が零すなわち範囲外となる度に、
用いる信号をもう一方の入力された判定信号に切り換
え、適切な大きさの制御信号に変換して制御機構109
へ出力する。
それぞれ減算器を含み、入力信号は電圧の形で減算器に
入力される。いずれの減算器も、あらかじめ決められた
一定電圧と入力信号との差をとり、その差が正の場合は
範囲内と判定してそれを判定信号とし、零以下の場合は
範囲外と判定して判定信号零を切換機構112へ出射す
る。切換機構112は、入力された2つの判定信号のう
ち、起動時はあらかじめ決められていた方の判定信号を
適切な大きさの制御信号に変換して制御機構109へ出
力し、その後判定信号が零すなわち範囲外となる度に、
用いる信号をもう一方の入力された判定信号に切り換
え、適切な大きさの制御信号に変換して制御機構109
へ出力する。
【0164】このような構成にすることにより、光源発
光量の変動が大きく光量制御範囲の広範に渡って発光量
が変動するような場合でも、制御機構109内の特定の
回路素子には適切な範囲の電気信号が入力されるような
制御を行うことができる。
光量の変動が大きく光量制御範囲の広範に渡って発光量
が変動するような場合でも、制御機構109内の特定の
回路素子には適切な範囲の電気信号が入力されるような
制御を行うことができる。
【0165】このような判定機構110と111を信号
処理回路20内の光源駆動部102に設けたところ、適
切な範囲の電気信号が制御機構109へ入力されるた
め、特定の回路素子へ過大な負担がかからなくなり、回
路における温度ドリフトやリニアリティー変動が低減さ
れ、結果的に光回転検出装置としての零点ドリフト、ス
ケールファクタ変動が低減された。
処理回路20内の光源駆動部102に設けたところ、適
切な範囲の電気信号が制御機構109へ入力されるた
め、特定の回路素子へ過大な負担がかからなくなり、回
路における温度ドリフトやリニアリティー変動が低減さ
れ、結果的に光回転検出装置としての零点ドリフト、ス
ケールファクタ変動が低減された。
【0166】なお、光源駆動部102、その中で本実施
例では判定機構111に入力される電気信号のうち受光
手段13の出力に基づく電気信号は、電気信号33がプ
リアンプ201に入力されて増幅、出力された電気信号
を、図6のように直接判定機構111へ入力して制御に
用いるほかに、図3のように演算部101を経由して、
例えばロックインアンプ202、A/Dコンバータ20
3を経由してデジタル信号化し、CPU204によって
適切な光量制御信号に変換してから光源駆動部102、
ここでは判定機構111へ入力し、制御に用いても良
い。
例では判定機構111に入力される電気信号のうち受光
手段13の出力に基づく電気信号は、電気信号33がプ
リアンプ201に入力されて増幅、出力された電気信号
を、図6のように直接判定機構111へ入力して制御に
用いるほかに、図3のように演算部101を経由して、
例えばロックインアンプ202、A/Dコンバータ20
3を経由してデジタル信号化し、CPU204によって
適切な光量制御信号に変換してから光源駆動部102、
ここでは判定機構111へ入力し、制御に用いても良
い。
【0167】さらに、図8のように、受光手段13から
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量調
節信号に用いても良い。
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量調
節信号に用いても良い。
【0168】(実施例5)以下、図面を用いて本発明の
第5の実施例について説明する。
第5の実施例について説明する。
【0169】図1は、本発明の第5の実施例における光
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
回転検出装置の構成図を示す。図1において、11は発
光素子としてスーパールミネッセントダイオードを用い
た光源モジュールであり、その内部に発光素子からの射
出光が入射されるレンズと光路としての光ファイバ、さ
らに発光状態をモニターするための発光出力モニター用
受光手段を有する。
【0170】次に、12は光源モジュール11からの光
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
を二分岐する光ファイバカプラであり、13は光ファイ
バ内を伝搬してきた光を受光して電気信号に変換する受
光手段であり、14は光ファイバカプラ12で二分岐さ
れた光のうち、一方の光の偏光方向を規定して直線偏光
化するための偏光子(例えば積層型、またはファイバ型
偏光子が使用可能である)であり、15は偏光子14に
より直線偏光化された光を二分岐するための光ファイバ
カプラである。
【0171】ここで、光ファイバカプラ12、15は、
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
安価で信頼性が高いシングルモード光ファイバを用いた
光ファイバ型カプラであり、分岐比はほぼ1対1に調整
されているものを用いた。
【0172】次に、16はボビンにシングルモード光フ
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
ァイバを巻回して構成した光ファイバコイルであり、サ
ニャック効果によって、左回り光と右回り光の間の位相
差を得るためのものである。17は円筒状圧電振動子に
シングルモード光ファイバを巻回して形成した位相変調
器で、この部分を通過する左回り光と右回り光の間に、
所定のタイミングで所定量の位相差を与えるものであ
る。
【0173】次に、19は偏光解消手段であり、伝搬光
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
を強制的に無偏光化して、偏光状態の変動による不要な
干渉雑音成分を取り除くことを目的として、光ファイバ
コイル16に隣接して挿入されている。
【0174】ただし、偏光解消手段19の挿入する位置
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
は、図1で示した位置のほかに、光ファイバカプラ15
と位相変調器17との間、あるいは光ファイバカプラ1
5と光ファイバコイル16との間のいずれでも可能であ
り、これらの位置のうち、複数箇所に挿入しても良い。
【0175】また、本実施例においては、センシングル
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
ープ部18内に偏光解消手段を配置したが、この偏光解
消手段を具備しない構成でも差し支えない。
【0176】この偏光解消手段としては、偏波面保存光
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
ファイバの主軸角を約45度傾斜させて融着させたLY
OT(リョー)型のファイバタイプのデポラライザが好
適である。
【0177】また、この偏光解消手段としては、光学的
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
異方性を持つ結晶板などを、主軸が約45度ずれるよう
に組み合わせたバルク型デポラライザでもかまわない。
【0178】本実施例において、21から30は光路で
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
あり、これらの光路21から30、および光ファイバコ
イル16の部分の光路、および、位相変調器17の部分
の光路は、すべてシングルモード光ファイバで構成され
ている。
【0179】なお、これらの光ファイバの一部もしくは
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
全部を偏波面保存光ファイバに代えた構成でも差し支え
ない。
【0180】また、本実施例において、31から34は
電気信号である。図7は、本発明の第5の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
電気信号である。図7は、本発明の第5の実施例におけ
る信号処理回路の概念を示す図面である。
【0181】図7において、光源モジュール11、受光
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、104は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32に基づいて光源発光量を調節
する調節機構、105は受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を制御する制御機構で
ある。
手段13、信号処理回路20と電気信号31、32、3
3は図1に対応している。101は主に回転角速度を算
出する演算部、102は光源駆動部、201は受光手段
から出力されて信号処理回路に入力される電気信号33
を増幅するプリアンプであり、103は光源駆動部10
2の中で光源に駆動電流を送る駆動回路、104は光源
モジュール11内にある発光出力モニター用受光手段か
ら出力された電気信号32に基づいて光源発光量を調節
する調節機構、105は受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を制御する制御機構で
ある。
【0182】次に図1と図7に基づき、本光回転検出装
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
置の動作を詳細に説明する。光源モジュール11より出
力された光は、光路21を通り、光ファイバカプラ12
に入力される。
【0183】光ファイバカプラ12により、二分岐され
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
た光は、光路23を介し偏光状態を1方向のみに規定す
る偏光子14、光路25を順次通過後、光ファイバカプ
ラ15に入射される。
【0184】光ファイバカプラ15に入力された光は、
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
光路27、28にそれぞれほぼ均等に二分岐される。
【0185】光路27への入力光は、光ファイバコイル
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向に入力さ
れる。
16を右回りに進行後、光路30を通り、偏光解消手段
19により無偏光化され、光路29を介し、予め設定さ
れた光学的位相を付加する位相変調器17を経て、光路
28を通過後、光ファイバカプラ15に逆方向に入力さ
れる。
【0186】ここで、位相変調器17は光ファイバコイ
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
ル16内で発生するサニャック位相差の検出感度を高め
るために、予め設定された光学的位相を付加する。
【0187】一方、光ファイバカプラ15において二分
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
岐され、光路28に入力された光は、上述の光波と全く
逆方向に進行する。
【0188】つまり、光路28、位相変調器17、光路
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
29、偏光解消手段19、光路30をこの順序に通過し
た光は光ファイバコイル16内を左回りに伝搬後、光路
27を通過し、光ファイバカプラ15に入力される。
【0189】そして、このように光ファイバカプラ15
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
で互いに逆方向に二分岐された光は、センシングループ
部18を伝搬後、再度光ファイバカプラ15で結合され
る。
【0190】結合された光は光路25を通過後、偏光子
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
14、光路23、光ファイバカプラ12を逆方向に伝搬
して、光路22により、受光手段13に入力され電気信
号に変換される。
【0191】従来、このような光回転検出装置の光源発
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、光源発光量が一定に
なるように駆動電流を制御していた。
光量の制御は、光源モジュール11の内蔵PDで発光量
を検知し、その電気信号を用いてAPC動作を行う制御
ループが構成されている回路中で、光源発光量が一定に
なるように駆動電流を制御していた。
【0192】しかし、APC動作による制御だけでは、
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光量制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、電気信号32だけをそ
のまま用いて一つの制御機構のみで光源発光量を制御す
る回路設計を行うと、例えばオペアンプ等の回路素子に
おいてオフセット電圧や温度ドリフト等の問題が発生
し、回路としてのリニアリティーや零点安定性が非常に
悪くなる。
光源と光路21の端面との結合効率の変動によって受光
パワーが大きく変動する可能性がある。このような変動
を考慮して、光量制御範囲がある程度広い範囲をカバー
するような制御が行えるように、電気信号32だけをそ
のまま用いて一つの制御機構のみで光源発光量を制御す
る回路設計を行うと、例えばオペアンプ等の回路素子に
おいてオフセット電圧や温度ドリフト等の問題が発生
し、回路としてのリニアリティーや零点安定性が非常に
悪くなる。
【0193】さらに、回路のリニアリティー・零点安定
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
性が変動することにより、光回転検出装置としてのスケ
ールファクタも変動し、零点ドリフトも増大することに
なる。
【0194】このような理由により、広い光量制御範囲
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御に用いる信号を一つではなく複数にし、制御に
用いる信号を適切に選択することで、制御機構が一ヶ所
であることにより生じる、特定の回路素子にかかる電気
的な負担の増大を避けなければならない。
をカバーし、かつ光回転検出装置の性能悪化を避けるに
は、制御に用いる信号を一つではなく複数にし、制御に
用いる信号を適切に選択することで、制御機構が一ヶ所
であることにより生じる、特定の回路素子にかかる電気
的な負担の増大を避けなければならない。
【0195】本実施例では、信号処理回路20の光源駆
動部102内に調節機構104と制御機構107を設
け、調節機構104で適切な光源発光量に調節し、その
後の光量変動を制御機構107で制御するという、二段
階で光源発光量の対処を行えるような回路を作製した。
動部102内に調節機構104と制御機構107を設
け、調節機構104で適切な光源発光量に調節し、その
後の光量変動を制御機構107で制御するという、二段
階で光源発光量の対処を行えるような回路を作製した。
【0196】調節機構104は、光源モジュール11の
内蔵PDで発光量を検知して出力された電気信号32を
入力し、これに基づいて光源発光量を調節するものであ
る。制御機構107は、受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を制御するもので、図
7では、電気信号33をプリアンプ201で増幅した信
号を用いている。
内蔵PDで発光量を検知して出力された電気信号32を
入力し、これに基づいて光源発光量を調節するものであ
る。制御機構107は、受光手段13から出力された電
気信号33に基づいて光源発光量を制御するもので、図
7では、電気信号33をプリアンプ201で増幅した信
号を用いている。
【0197】具体的には、調節機構104に含まれる可
変抵抗により、駆動回路103に入力される電気信号、
ここでは電圧信号が調節可能な構成とし、制御機構10
7に含まれるオペアンプにより、駆動回路103に入力
される電気信号、ここでは電圧信号が制御可能な構成と
した。
変抵抗により、駆動回路103に入力される電気信号、
ここでは電圧信号が調節可能な構成とし、制御機構10
7に含まれるオペアンプにより、駆動回路103に入力
される電気信号、ここでは電圧信号が制御可能な構成と
した。
【0198】このような構成にすることにより、例えば
光源発光量の初期調整を調節機構104に含まれる可変
抵抗で設定し、その後生じた光量変動に対して、制御機
構107に含まれるオペアンプで電圧がバランスするよ
うな制御を行うことができる。
光源発光量の初期調整を調節機構104に含まれる可変
抵抗で設定し、その後生じた光量変動に対して、制御機
構107に含まれるオペアンプで電圧がバランスするよ
うな制御を行うことができる。
【0199】このような調節機構104と制御機構10
7を信号処理回路20内の光源駆動部102に設けたと
ころ、調節作業と制御動作が回路上の異なるところで行
われるようになったため、特定の回路素子にかかる電気
的負担が減少して回路における温度ドリフトやリニアリ
ティー変動が低減され、結果的に光回転検出装置として
の零点ドリフト、スケールファクタ変動が低減された。
7を信号処理回路20内の光源駆動部102に設けたと
ころ、調節作業と制御動作が回路上の異なるところで行
われるようになったため、特定の回路素子にかかる電気
的負担が減少して回路における温度ドリフトやリニアリ
ティー変動が低減され、結果的に光回転検出装置として
の零点ドリフト、スケールファクタ変動が低減された。
【0200】なお、光源駆動部102、その中で本実施
例では制御機構107に入力される電気信号は、受光手
段13から出力された電気信号33がプリアンプ201
に入力されて増幅、出力された電気信号を、図7のよう
に直接制御機構107へ入力して制御に用いるほかに、
図3のように演算部101を経由して、例えばロックイ
ンアンプ202、A/Dコンバータ203を経由してデ
ジタル信号化し、CPU204によって適切な光量制御
信号に変換してから光源駆動部102、ここでは制御機
構107へ入力し、制御に用いても良い。
例では制御機構107に入力される電気信号は、受光手
段13から出力された電気信号33がプリアンプ201
に入力されて増幅、出力された電気信号を、図7のよう
に直接制御機構107へ入力して制御に用いるほかに、
図3のように演算部101を経由して、例えばロックイ
ンアンプ202、A/Dコンバータ203を経由してデ
ジタル信号化し、CPU204によって適切な光量制御
信号に変換してから光源駆動部102、ここでは制御機
構107へ入力し、制御に用いても良い。
【0201】さらに、図8のように、受光手段13から
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量調
節信号に用いても良い。
出力された電気信号33について、温度の影響を補正す
るため、温度検出手段113を設け、演算部101内で
補正手段を用いて温度補正を行った電気信号を、光量調
節信号に用いても良い。
【0202】
【発明の効果】以上のように本発明は第1に、信号処理
回路が、干渉光出力信号と、発光出力モニター用受光手
段から出力されたモニター出力信号を用いて光源発光量
を調節する調節機構を有する構成によって、二段階で光
源発光量を調節できるため、より精密な光量調節を行う
ことができるとともに、特定の回路素子にかかる電気的
負担を減少させ、回路におけるドリフト、リニアリティ
ー変動を低減し、光回転検出装置全体としての零点ドリ
フト、スケールファクタ変動を低減することができる。
回路が、干渉光出力信号と、発光出力モニター用受光手
段から出力されたモニター出力信号を用いて光源発光量
を調節する調節機構を有する構成によって、二段階で光
源発光量を調節できるため、より精密な光量調節を行う
ことができるとともに、特定の回路素子にかかる電気的
負担を減少させ、回路におけるドリフト、リニアリティ
ー変動を低減し、光回転検出装置全体としての零点ドリ
フト、スケールファクタ変動を低減することができる。
【0203】第2に、信号処理回路が、干渉光出力信号
と、発光出力モニター用受光手段から出力されたモニタ
ー出力信号を用いて光源発光量を制御する制御機構を有
する構成によって、二箇所で光源発光量を制御できるた
め、より精密な光量制御を行うことができるとともに、
特定の回路素子にかかる電気的負担を減少させ、回路に
おけるドリフト、リニアリティー変動を低減し、光回転
検出装置全体としての零点ドリフト、スケールファクタ
変動を低減することができる。
と、発光出力モニター用受光手段から出力されたモニタ
ー出力信号を用いて光源発光量を制御する制御機構を有
する構成によって、二箇所で光源発光量を制御できるた
め、より精密な光量制御を行うことができるとともに、
特定の回路素子にかかる電気的負担を減少させ、回路に
おけるドリフト、リニアリティー変動を低減し、光回転
検出装置全体としての零点ドリフト、スケールファクタ
変動を低減することができる。
【0204】第3に、信号処理回路が、干渉光出力信号
と発光出力モニター用受光手段から出力されたモニター
出力信号のうち、信号強度の大きい方を選択して適切な
信号を出力する比較器を有するとともに、比較器の出力
信号を用いて光源発光量を制御する制御機構を有する構
成によって、一定レベル以上でかつ適切な範囲の電気信
号が制御機構に入力されるため、制御機構内の特定の回
路素子にかかる電気的負担を減少させ、回路におけるド
リフト、リニアリティー変動を低減し、光回転検出装置
全体としての零点ドリフト、スケールファクタ変動を低
減することができる。
と発光出力モニター用受光手段から出力されたモニター
出力信号のうち、信号強度の大きい方を選択して適切な
信号を出力する比較器を有するとともに、比較器の出力
信号を用いて光源発光量を制御する制御機構を有する構
成によって、一定レベル以上でかつ適切な範囲の電気信
号が制御機構に入力されるため、制御機構内の特定の回
路素子にかかる電気的負担を減少させ、回路におけるド
リフト、リニアリティー変動を低減し、光回転検出装置
全体としての零点ドリフト、スケールファクタ変動を低
減することができる。
【0205】第4に、信号処理回路が、干渉光出力信号
と発光出力モニター用受光手段から出力されたモニター
出力信号のいずれか一方の出力信号を用いて光源発光量
を制御する制御機構を有するとともに、前記いずれか一
方の出力信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲
内か範囲外かを判定する判定機構と、範囲外の場合に前
記制御機構で用いる信号をもう一方の出力信号に切り換
える切換機構を有する構成によって、適切な範囲の電気
信号が制御機構に入力されるため、制御機構内の特定の
回路素子にかかる電気的負担を減少させ、回路における
ドリフト、リニアリティー変動を低減し、光回転検出装
置全体としての零点ドリフト、スケールファクタ変動を
低減することができる。
と発光出力モニター用受光手段から出力されたモニター
出力信号のいずれか一方の出力信号を用いて光源発光量
を制御する制御機構を有するとともに、前記いずれか一
方の出力信号があらかじめ定められた範囲に対して範囲
内か範囲外かを判定する判定機構と、範囲外の場合に前
記制御機構で用いる信号をもう一方の出力信号に切り換
える切換機構を有する構成によって、適切な範囲の電気
信号が制御機構に入力されるため、制御機構内の特定の
回路素子にかかる電気的負担を減少させ、回路における
ドリフト、リニアリティー変動を低減し、光回転検出装
置全体としての零点ドリフト、スケールファクタ変動を
低減することができる。
【0206】第5に、信号処理回路が、発光出力モニタ
ー用受光手段から出力されたモニター出力信号を用いて
光源発光量を調節する調節機構と、干渉光出力信号を用
いて光源発光量を制御する制御機構を有する構成によっ
て、調節作業と制御動作を回路上の異なるところで行う
ようになったため、特定の回路素子にかかる電気的負担
を減少させ、回路における温度ドリフトやリニアリティ
ー変動を低減し、光回転検出装置全体としての零点ドリ
フト、スケールファクタ変動を低減することができる。
ー用受光手段から出力されたモニター出力信号を用いて
光源発光量を調節する調節機構と、干渉光出力信号を用
いて光源発光量を制御する制御機構を有する構成によっ
て、調節作業と制御動作を回路上の異なるところで行う
ようになったため、特定の回路素子にかかる電気的負担
を減少させ、回路における温度ドリフトやリニアリティ
ー変動を低減し、光回転検出装置全体としての零点ドリ
フト、スケールファクタ変動を低減することができる。
【図1】本発明の第1の実施例における光回転検出装置
の構成図
の構成図
【図2】本発明の第1の実施例における光回転検出装置
の信号処理回路の概念図
の信号処理回路の概念図
【図3】本発明の第1の実施例における光回転検出装置
の信号処理回路の概念図
の信号処理回路の概念図
【図4】本発明の第2の実施例における光回転検出装置
の信号処理回路の概念図
の信号処理回路の概念図
【図5】本発明の第3の実施例における光回転検出装置
の信号処理回路の概念図
の信号処理回路の概念図
【図6】本発明の第4の実施例における光回転検出装置
の信号処理回路の概念図
の信号処理回路の概念図
【図7】本発明の第5の実施例における光回転検出装置
の信号処理回路の概念図
の信号処理回路の概念図
【図8】本発明の第1の実施例における光回転検出装置
の信号処理回路の概念図
の信号処理回路の概念図
【図9】従来例における光回転検出装置の構成図
11 光源モジュール 12 光ファイバカプラ 13 受光手段 14 偏光子 15 光ファイバカプラ 16 光ファイバコイル 17 位相変調器 18 センシングループ部 19 偏光解消手段 20 信号処理回路 21 光路 22 光路 23 光路 24 光路 25 光路 26 光路 27 光路 28 光路 29 光路 30 光路 31 電気信号 32 電気信号 33 電気信号 34 電気信号 101 演算部 102 光源駆動部 103 駆動回路 104 調節機構 105 調節機構 106 制御機構 107 制御機構 108 比較器 109 制御機構 110 判定機構 111 判定機構 112 切換機構 113 温度検出手段 201 プリアンプ 202 ロックインアンプ 203 A/Dコンバータ 204 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根岸 英彦 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 発光素子と前記発光素子の発光出力をモ
ニターする発光出力モニター用受光手段とを含む光源
と、前記光源から射出された光を入射して二分岐する第
1の光ファイバカプラと、前記第1の光ファイバカプラ
により分岐された光の一方が入射されて所定の偏光方向
の光のみを透過する偏光子と、前記偏光子から射出され
た光を入射して二分岐する第2の光ファイバカプラと、
サニャック効果を生じる光ファイバコイルと光の位相を
変調する位相変調手段とを有して前記第2の光ファイバ
カプラと結合されるセンシングループ部と、前記センシ
ングループ部から射出して前記第2の光ファイバカプラ
と前記偏光子を経て前記第1の光ファイバカプラで二分
岐されて光ファイバから出射された光を受光する干渉光
受光手段と、前記干渉光受光手段から出力された干渉光
出力信号を用いて回転角速度を算出する信号処理回路と
を備え、前記信号処理回路は、前記干渉光出力信号及び
前記発光出力モニター用受光手段から出力されたモニタ
ー出力信号のうち、少なくとも一つの出力信号を用いて
光源発光量を調節する調節機構を有することを特徴とす
る光回転検出装置。 - 【請求項2】 発光素子と前記発光素子の発光出力をモ
ニターする発光出力モニター用受光手段とを含む光源
と、前記光源から射出された光を入射して二分岐する第
1の光ファイバカプラと、前記第1の光ファイバカプラ
により分岐された光の一方が入射されて所定の偏光方向
の光のみを透過する偏光子と、前記偏光子から射出され
た光を入射して二分岐する第2の光ファイバカプラと、
サニャック効果を生じる光ファイバコイルと光の位相を
変調する位相変調手段とを有して前記第2の光ファイバ
カプラと結合されるセンシングループ部と、前記センシ
ングループ部から射出して前記第2の光ファイバカプラ
と前記偏光子を経て前記第1の光ファイバカプラで二分
岐されて光ファイバから出射された光を受光する干渉光
受光手段と、前記干渉光受光手段から出力された干渉光
出力信号を用いて回転角速度を算出する信号処理回路と
を備え、前記信号処理回路は、前記干渉光出力信号及び
前記発光出力モニター用受光手段から出力されたモニタ
ー出力信号のうち、少なくとも一つの出力信号を用いて
光源発光量を制御する制御機構を有することを特徴とす
る光回転検出装置。 - 【請求項3】 発光素子と前記発光素子の発光出力をモ
ニターする発光出力モニター用受光手段とを含む光源
と、前記光源から射出された光を入射して二分岐する第
1の光ファイバカプラと、前記第1の光ファイバカプラ
により分岐された光の一方が入射されて所定の偏光方向
の光のみを透過する偏光子と、前記偏光子から射出され
た光を入射して二分岐する第2の光ファイバカプラと、
サニャック効果を生じる光ファイバコイルと光の位相を
変調する位相変調手段とを有して前記第2の光ファイバ
カプラと結合されるセンシングループ部と、前記センシ
ングループ部から射出して前記第2の光ファイバカプラ
と前記偏光子を経て前記第1の光ファイバカプラで二分
岐されて光ファイバから出射された光を受光する干渉光
受光手段と、前記干渉光受光手段から出力された干渉光
出力信号を用いて回転角速度を算出する信号処理回路と
を備え、前記信号処理回路は、前記干渉光出力信号及び
前記発光出力モニター用受光手段から出力されたモニタ
ー出力信号のうち、信号強度の大きい方を選択して出力
する比較器と、前記比較器の出力信号を用いて光源発光
量を制御する制御機構を有することを特徴とする光回転
検出装置。 - 【請求項4】 発光素子と前記発光素子の発光出力をモ
ニターする発光出力モニター用受光手段とを含む光源
と、前記光源から射出された光を入射して二分岐する第
1の光ファイバカプラと、前記第1の光ファイバカプラ
により分岐された光の一方が入射されて所定の偏光方向
の光のみを透過する偏光子と、前記偏光子から射出され
た光を入射して二分岐する第2の光ファイバカプラと、
サニャック効果を生じる光ファイバコイルと光の位相を
変調する位相変調手段とを有して前記第2の光ファイバ
カプラと結合されるセンシングループ部と、前記センシ
ングループ部から射出して前記第2の光ファイバカプラ
と前記偏光子を経て前記第1の光ファイバカプラで二分
岐されて光ファイバから出射された光を受光する干渉光
受光手段と、前記干渉光受光手段から出力された干渉光
出力信号を用いて回転角速度を算出する信号処理回路と
を備え、前記信号処理回路は、前記干渉光出力信号及び
前記発光出力モニター用受光手段から出力されたモニタ
ー出力信号のいずれか一方の出力信号を用いて光源発光
量を制御する制御機構と、前記一方の出力信号があらか
じめ定められた範囲に対して範囲内か範囲外かを判定す
る判定機構と、範囲外の場合に前記制御機構で用いる信
号を他方の出力信号に切り換える切換機構を有すること
を特徴とする光回転検出装置。 - 【請求項5】 発光素子と前記発光素子の発光出力をモ
ニターする発光出力モニター用受光手段とを含む光源
と、前記光源から射出された光を入射して二分岐する第
1の光ファイバカプラと、前記第1の光ファイバカプラ
により分岐された光の一方が入射されて所定の偏光方向
の光のみを透過する偏光子と、前記偏光子から射出され
た光を入射して二分岐する第2の光ファイバカプラと、
サニャック効果を生じる光ファイバコイルと光の位相を
変調する位相変調手段とを有して前記第2の光ファイバ
カプラと結合されるセンシングループ部と、前記センシ
ングループ部から射出して前記第2の光ファイバカプラ
と前記偏光子を経て前記第1の光ファイバカプラで二分
岐されて光ファイバから出射された光を受光する干渉光
受光手段と、前記干渉光受光手段から出力された干渉光
出力信号を用いて回転角速度を算出する信号処理回路と
を備え、前記信号処理回路は、前記発光出力モニター用
受光手段から出力されたモニター出力信号を用いて光源
発光量を調節する調節機構と、前記干渉光出力信号を用
いて前記光源発光量を制御する制御機構を有することを
特徴とする光回転検出装置。 - 【請求項6】 干渉光出力信号が直流成分であることを
特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載の光
回転検出装置。 - 【請求項7】 干渉光出力信号が、前記位相変調手段の
変調周波数の第2高調波成分であることを特徴とする請
求項1ないし請求項5のいずれか記載の光回転検出装
置。 - 【請求項8】 温度を検出する温度検出手段を有し、信
号処理回路が、前記温度検出手段から出力される信号を
用いて回転角速度を算出することを特徴とする請求項1
ないし請求項7のいずれか記載の光回転検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6316587A JPH08178676A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 光回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6316587A JPH08178676A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 光回転検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178676A true JPH08178676A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18078748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6316587A Pending JPH08178676A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 光回転検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178676A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010132429A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Asahi Breweries Ltd | トップチェーンの分解連結用治具 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6316587A patent/JPH08178676A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010132429A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Asahi Breweries Ltd | トップチェーンの分解連結用治具 |
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