JPH08179901A - 出力装置、ネットワークシステムおよび端末名称変更方法 - Google Patents

出力装置、ネットワークシステムおよび端末名称変更方法

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JPH08179901A
JPH08179901A JP7225526A JP22552695A JPH08179901A JP H08179901 A JPH08179901 A JP H08179901A JP 7225526 A JP7225526 A JP 7225526A JP 22552695 A JP22552695 A JP 22552695A JP H08179901 A JPH08179901 A JP H08179901A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用可能なプリント言語を切り換えても、既
存のプリンタドライバで認識でき、かつ同プリンタドラ
イバからデータを出力できるようにする。 【解決手段】 操作パネル10の操作によりプリント言
語の変更が指示されると、RAM3の実端末名称記憶領
域から現在設定されている端末名称情報を読み出して削
除した後、NVRAM16の端末名称オブジェクト記憶
領域から起動時のプリンタの端末名称オブジェクト情報
と、同NVRAM16の選択プリント言語記憶領域41
に格納されている選択プリント言語情報とを読み出す。
次に、上記オブジェクトと、上記選択プリント言語情報
の選択プリント言語に対応する予め決められたタイプと
に従って”オブジェクト:タイプ”となる端末名称を生
成し、ネット上でのプリンタの端末名称として設定登録
する。この結果、プリント言語の変更に応じて端末名称
のタイプも変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、端末名称と端末
アドレスの変換を行なうネットワークプロトコルを有す
る通信インタフェースを備えた出力装置、当該出力装置
が接続されたネットワークシステム、およびプリント言
語の切り換え指示に応じて端末名称を変更する端末名称
変更方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上に接続された端末
との通信を行なう時に、ネットワークアドレスにより端
末を直接指定するのではなくて、利用者にとって理解し
やすい名称にて端末を指定し通信できるように、端末名
称をネットワークアドレスに変換する機能を有するネッ
トワークプロトコルあるいはネットワークシステムが提
案されている。例えば、特開平3−133229には、
各端末が自己の名称を登録記憶し、通信元端末が、通信
先端末の名称を含む端末名称によるアドレス問合せ伝文
を送信し、端末が受信した該伝文中の通信先端末の名称
が自己の端末名称と一致する場合には、自己のアドレス
と自己の端末名称を含む伝文を、通信元端末に応答する
ことにより、通信回線上の端末間で通信するネットワー
クシステムが開示されている。
【0003】また、上述したような端末名称とネットワ
ークアドレスの変換機能を有するネットワークプロトコ
ルとしてAppleTalk(アップルトーク:登録商
標)が米国アップルコンピュータ社により開発され、A
ppleTalkを実装した製品が提供されている。通
常、このようなネットワークプロトコルにおける端末で
は、端末名称の一部で、端末の属性を表現するようにし
ている。例えば、端末名称は3つの構成要素から構成さ
れており、そのうち1つの構成要素によって端末の属性
を表現している。この場合、端末の属性は、通常、通信
データの種類を示すようになっており、端末がプリンタ
の場合には、端末の属性はプリント言語と対応するよう
になっている。例えば、ワークステーションから印刷を
行なう場合、ワークステーションのプリンタドライバ
は、そのプリンタドライバが生成するプリント言語の印
刷データを処理可能なプリンタを、プリント言語に対応
する端末属性を持つ端末名称により捜し、見つかった場
合には、このプリンタを選択して印刷データを出力す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、プリ
ンタが実装するプリント言語は通常1つであって、プリ
ンタの端末名称には、1つの固定的な端末属性が設定さ
れていた。これに対して、近年、複数のプリント言語を
搭載したプリンタや、新たなプリント言語をオプション
で追加可能なプリンタが製品化されている。この場合
も、プリンタが搭載しているプリント言語のうちのい
ずれか1つに対応する固定的な端末属性を持つ端末名称
が設定されているか、プリンタが搭載しているプリン
ト言語に対する慣用的な端末属性とは異なる新たな固定
的な端末属性表現を持つ端末名称が設定されているかの
いずれかであった。
【0005】しかしながら、複数のプリント言語を搭載
したプリンタや、新たなプリント言語をオプションで追
加可能なプリンタ等の出力装置においては、以下の問題
があった。の場合は、プリンタが複数のプリント言語
を搭載していたり、新たにプリント言語を追加しても、
このうちいずれか1つのプリント言語に対応した端末属
性を持つ端末名称に固定されているため、ワークステー
ションからは、その端末属性に対応する1つのプリント
言語でしかプリンタに出力できない。の場合は、新た
な端末属性を持つ端末名称に固定されているので、仮に
プリンタが従来からのプリント言語を搭載していたとし
ても、従来のプリンタドライバでは、そのプリンタを認
識できず、かつデータを出力できない。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、複数のプリント言語を実装していたり、新たな
プリント言語を追加した場合に、使用可能なプリント言
語を切り換えても、既存のプリンタドライバで認識で
き、かつ同プリンタドライバからデータを出力できる出
力装置、ネットワークシステムおよび端末名称変更方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、少なくとも、使用
可能なプリント言語に対応する端末属性を有する端末名
称によってネットワーク上に配置された他の端末から認
識される出力装置において、現在使用可能なプリント言
語に対応する端末名称を記憶する記憶手段と、プリント
言語の切り換え指示を検知する言語切換検知手段と、前
記言語切換検知手段によって切り換え指示が検知される
と、該切り換え指示によって指定されるプリント言語に
対応する端末名称を生成する生成手段と、前記記憶手段
に記憶されている前記端末名称を削除し、前記生成手段
が生成した端末名称を新たに前記記憶手段に記憶するこ
とにより前記端末名称を変更する変更手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、言語切換検
知手段によって切り換え指示が検知されると、生成手段
によって、切り換え指示によって指定されるプリント言
語に対応する端末名称を生成する。そして、変更手段に
よって、記憶手段に記憶されている端末名称を削除し、
上記生成手段が生成した端末名称を新たに記憶手段に記
憶して端末名称を変更する。
【0009】また、請求項2記載の発明では、少なくと
も、使用可能なプリント言語に対応する端末属性を有す
る端末名称によってネットワーク上に配置された他の端
末から認識される出力装置において、前記他の端末から
の問い合せに対して応答する端末名称として現在使用可
能な複数のプリント言語に対応する複数の端末名称を生
成する生成手段と、前記他の端末から供給されるデータ
形式に対応するプリント言語を識別するプリント言語自
動識別手段とを具備し、前記プリント言語自動識別手段
によって識別されたプリント言語に応じて、前記他の端
末からのデータ形式を解釈することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、現在使用可
能な複数のプリント言語に対応する複数の端末名称を生
成手段によって生成しておき、他の端末から所定のデー
タ形式で印刷データが供給されると、プリント言語自動
識別手段によってデータ形式に対応するプリント言語を
識別し、該識別されたプリント言語で他の端末からのデ
ータ形式を解釈する。
【0011】また、請求項3記載の発明では、少なくと
も、使用可能なプリント言語に対応する端末属性を有す
る端末名称によってネットワーク上に配置された他の端
末から認識される出力装置において、現在使用可能なプ
リント言語に対応する端末名称を記憶する記憶手段と、
プリント言語自動識別モードの切り換えを検知する自動
識別モード検知手段と、起動時あるいは前記自動識別モ
ード検知手段が切り換えを検知したときに、前記プリン
ト言語自動識別モードがオンである場合には、複数の前
記プリント言語に対応する複数の端末名称を生成する一
方、自動識別モードがオフである場合には、複数の前記
プリント言語のうち1つのプリント言語に対応する端末
名称を生成する生成手段と、前記記憶手段に記憶されて
いる端末名称を削除し、前記生成手段によって生成され
た前記複数の端末名称または前記端末名称のいずれか一
方を、前記記憶手段に新たに記憶することにより前記端
末名称を変更する変更手段とを具備することを特徴とす
る。
【0012】請求項3記載の発明によれば、起動時ある
いは自動識別モード検知手段が切り換えを検知すると、
生成手段によって、プリント言語自動識別モードがオン
である場合には、複数のプリント言語に対応する複数の
端末名称を生成する一方、自動識別モードがオフである
場合には、複数のプリント言語のうち1つのプリント言
語に対応する端末名称を生成する。そして、変更手段に
よって、記憶手段に記憶されている端末名称を削除し、
上記生成手段によって生成された複数の端末名称、また
は端末名称のいずれか一方を、上記記憶手段に新たに記
憶することにより前記端末名称を変更する。
【0013】また、請求項4記載の発明では、少なくと
も、所定のプリント言語の出力データを生成する端末
と、使用可能なプリント言語に対応する端末属性を有す
る端末名称によって前記端末から認識され、該端末から
供給される出力データを解読して所定の形態で出力する
出力装置とが接続されるネットワークシステムにおい
て、前記出力装置は、現在使用可能なプリント言語に対
応する端末名称を記憶する記憶手段と、プリント言語の
切り換え指示を検知する言語切換検知手段と、前記言語
切換検知手段によって切り換え指示が検知されると、該
切り換え指示によって指定されるプリント言語に対応す
る端末名称を生成する生成手段と、前記記憶手段に記憶
されている前記端末名称を削除し、前記生成手段が生成
した端末名称を新たに前記記憶手段に記憶することによ
り前記端末名称を変更する変更手段とを具備することを
特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、ネットワー
ク上の出力装置において、言語切換検知手段によって切
り換え指示が検知されると、生成手段によって、切り換
え指示によって指定されるプリント言語に対応する端末
名称を生成する。そして、変更手段によって、記憶手段
に記憶されている端末名称を削除し、上記生成手段が生
成した端末名称を新たに記憶手段に記憶して端末名称を
変更する。
【0015】また、請求項5記載の発明では、プリント
言語の切り換え指示が検知されると、前記切り換え指示
によって指定されるプリント言語に対応する端末名称を
新たに生成し、該新たに生成した端末名称を、ネットワ
ーク上に配置された端末から出力されるプリント言語を
解読可能な出力装置であることを前記端末に認識させる
ための端末名称として、前記出力装置に登録することを
特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、プリント言
語の切り換え指示が検知されると、切り換え指示によっ
て指定されるプリント言語に対応する端末名称を新たに
生成し、該新たに生成した端末名称を出力装置に登録す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。 A.実施形態の構成 なお、本実施形態では、説明を簡単にするため、端末名
称は、オブジェクトとタイプと呼ぶ2つの要素から構成
されるものとし、”オブジェクト:タイプ”という書式
で端末名称を表現するものとする。オブジェクトは、操
作者が端末を区別するために必要な名称部分であって、
同じ端末属性表現の端末がネットワーク上に複数接続さ
れる場合には、このオブジェクト部分により端末を区別
する。また、タイプは、前述した端末属性の部分であ
り、端末がプリンタの場合にはインタフェースが受信す
るデータのプリント言語に対応した表現となる。もちろ
ん、上記端末名称に対する仮定は本発明を制限するもの
でない。
【0018】A−1.ネットワークの構成 まず、本発明の一実施形態による出力装置であるプリン
タが接続されるネットワークの構成について説明する。
図11は、本発明の一実施形態の出力装置としてのプリ
ンタ60が接続されているネットワークの構成を示すブ
ロック図である。図において、プリンタ60は、ネット
ワーク66に接続されている。また、ネットワーク66
は、ルータ65を介して、ネットワーク67とも接続さ
れている。ここで、ルータ65は、ネットワークを相互
接続するものであり、ルータ65には、複数のネットワ
ークが直接接続される場合や、ネットワーク以外に公衆
回線などの通信回線が接続される場合がある。ネットワ
ーク66およびネットワーク67は、本実施形態では、
通信媒体としてイーサネットを利用しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、別の通信媒体、例え
ばトークンリングや米国アップルコンピュータ社の開発
したLocalTalk(ローカルトーク:登録商標)
を利用することも可能である。ネットワーク66やネッ
トワーク67には、それぞれワークステーション61,
62と、ワークステーション63,64とが接続されて
いる。なお、これ以外の図示しないプリンタや図示しな
いワークステーションが接続されていてもよい。
【0019】本実施形態のネットワーク構成は、ルータ
を介したネットワーク同士の接続により拡張することが
できる。また、本実施形態のネットワーク構成では、プ
リンタ60が接続されているネットワーク66上のワー
クステーション61,62のみならず、ネットワーク6
6以外のネットワーク上のワークステーション、例え
ば、ワークステーション63,64からもプリンタ60
へ印刷出力することが可能である。ワークステーション
61〜64は、各ワークステーションに予めインストー
ルされているプリンタドライバにより、プリンタ60に
所定のプリント言語により印刷出力を行うことができる
ようになっている。プリンタドライバは、ワークステー
ションで生成されたドキュメントに対して、そのドキュ
メントをプリンタに登載された所望のプリント言語に変
換し、プリンタへ出力するものであって、通常、プリン
ト言語毎に異なるプログラムである。したがって、ワー
クステーション上では、出力するプリント言語に応じ
て、対応するプリンタドライバを予め選択する必要があ
る。
【0020】例えば、米国アドビ・システム社のプリン
ト言語である”PostScript(ポストスクリプ
ト:登録商標)”用のプリンタドライバと、富士ゼロッ
クス株式会社のプリント言語である”ART”用のプリ
ンタドライバとは異なるものであり、各ワークステーシ
ョンの利用者は、印刷出力に先立って、利用するプリン
ト言語に対応するプリンタドライバおよびプリンタを選
択して、プリンタ60に印刷出力する。各プリンタドラ
イバは、各々が生成するプリント言語に対応する端末名
称のタイプを有するプリンタ、すなわち、そのプリント
言語を解釈して印刷出力できるプリンタに、対応するプ
リント言語で構成された印刷データを出力するようにな
っている。
【0021】ここで、図12は、クライアントでプリン
タを選択する場合のユーザインターフェース画面の一例
を示す概念図である。図において、プリンタ選択時、ワ
ークステーションの画面上には、インストールされてい
るプリンタドライバの一覧70が表示される。例えば、
利用者が上記プリンタドライバの一覧70の中からプリ
ント言語として、”ART”用のプリンタドライバを選
択すると、ワークステーションは、ネットワークに接続
されたプリンタ(複数)に対して、端末名称”*:Ar
t”によるアドレス問い合わせを行う。ここで、オブジ
ェクト”*”は、任意のオブジェクト名と一致するワイ
ルドカードを意味する。プリンタは、上述したワークス
テーションからの端末名称によるアドレス問い合わせに
対して、問い合わせのタイプ”Art”と一致する端末
名称を有する場合にのみ、自端末のオブジェクトを設定
した端末名称として、”NetPrinterA:Ar
t”を設定して応答する。これに対して、ワークステー
ションでは、端末名称によるアドレス問い合わせに応答
してきた全てのプリンタのオブジェクトが画面上の一覧
71に表示される。
【0022】ここで、例えば、利用者が図示する一覧7
1の中からプリンタとして”NetPrinterA”
を選択すると、ワークステーションが印刷出力するプリ
ンタの端末名称として、”NetPrinterA:A
rt”がワークステーション内に保存される。ワークス
テーションで印刷操作が行われた場合には、ワークステ
ーション内に保存された端末名称を用いて、端末名称と
して”NetPrinterA:Art”によるアドレ
ス問い合わせを行ってプリンタを探索して、そのアドレ
スを獲得し、プリンタドライバが生成したプリント言語
による印刷データを該当プリンタに送信する。また、印
刷操作時に、探索する端末名称を有するプリンタが見つ
からない場合には、ワークステーション上に警告が表示
されるので、この場合は、利用者にプリンタの選択を再
度行うように促すようになっている。
【0023】 A−2.プリンタの構成図1は、本発明の一実施形態に
よるプリンタの構成を示すブロック図である。図におい
て、1はCPUであり、プリンタ全体を制御する。2は
ROM(リード・オンリ・メモリ)であり、CPU1の
制御プログラムやフォントデータなどを記憶している。
3はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)であり、C
PU1のワークエリアおよび展開画像データや受信デー
タの格納等に用いられる。4はDMA(ダイレクト・メ
モリ・アクセス)コントローラであり、展開画像データ
のプリントエンジン・インタフェース8へのDMA転送
を制御する。5は割り込みコントローラであり、DMA
コントローラ4のDMA転送終了、通信インタフェース
7のデータ受信終了、プリントエンジン・インタフェー
ス8の画像出力終了および操作パネル10のキー操作入
力の割り込みを所定の優先順位で受付け、CPU1に通
知する。
【0024】次に、6は不揮発性メモリ(NVRAM)
であり、不揮発性を要求するデータが格納される。上述
した通信インタフェース7は、OSI(Open System In
terconnection;開放型システム間相互接続)参照モデル
の物理層に相当し、通信媒体の制御を行なう。プリント
エンジン・インタフェース8は、プリントエンジン9と
のインタフェースを取り持つ。プリントエンジン9は、
RAM3からプリントエンジン・インタフェース8にD
MA転送されてくる展開画像データを、用紙などの記録
媒体上に画像形成する。操作パネル10は、プリンタの
各種状態の表示や各種操作の入力を行う。11はCPU
1のデータバスであり、12はアドレスバスである。
【0025】A−3.ソフトウエアの構成 次に、図2は本実施形態のプリンタのソフトウエアの構
成を示す模式図である。上述したプリンタのソフトウエ
ア、すなわちプログラムは、上記ROM2に格納され、
CPU1により実行される。図において、20はオペレ
ーティングシステムのカーネルであり、タスクあるいは
プロセスのスイッチングやメモリ管理を行なう。21は
通信インタフェース17を制御するデバイスドライバ、
22はプリントエンジン・インタフェース8を制御する
デバイスドライバ、23は操作パネル10を制御するデ
バイスドライバである。また、24はネットワークプロ
トコルであり、プロトコルスタックを形成する各種プロ
トコルの処理を行なう。25は操作パネル制御部であ
り、各種制御部から通知される状態情報を操作パネル1
0に通知したり、操作パネル10から入力された操作情
報を各種制御部に通知する。26はプリントエンジン制
御部であり、デバイスドライバ22から通知されるプリ
ントエンジン9の状態を管理し、展開画像データの印刷
出力を制御する。
【0026】次に、27はプリントサーバ制御部であ
り、ネットワークから受信するジョブを管理し、ネット
ワークに対して各種制御を行なう。ネットワークプロト
コルに対するアクセスは、後述するAPI(アプリケー
ション・プログラム・インタフェース)によってのみ行
われるようになっている。28はジョブ制御部であり、
プリントサーバ制御部27から要求されるジョブのスケ
ジューリングを行なう。29はプリント言語翻訳部であ
り、プリント言語で記述されたデータを解読して画像展
開や制御を行なう。30はページメモリ制御部であり、
展開画像データエリアから要求されるサイズのページメ
モリの確保/解放を行なう。31はシステム制御部であ
り、各制御部の起動や停止などプリンタのシステムの全
体の制御管理を行なう。
【0027】A−4.メモリの割り当て構成 次に、図3は上述したNVRAM6とRAM3のメモリ
の割り当て構成を示す模式図である。図において、NV
RAM6のメモリ領域は、端末名称オブジェクト記憶領
域40、選択プリント言語記憶領域41、プリント自動
言語識別スイッチ記憶領域42、搭載プリント言語記憶
領域44、および各種パラメータ記憶領域45から構成
されている。端末名称オブジェクト記憶領域40には、
起動時のプリンタの端末名称のオブジェクト部分の情報
が格納される。選択プリント言語記憶領域41には、通
信インタフェース7が受信するデータのプリント言語の
情報が格納される。また、プリント自動言語識別スイッ
チ記憶領域42には、通信インタフェース7が受信する
データのプリント言語を自動認識するか否かの制御情報
として、「オン」または「オフ」のいずれかの状態をと
る自動識別スイッチが格納される。これは、出力装置で
あるプリンタが複数のプリント言語を備えるとき、ある
いは後から追加されたときに、その複数のプリント言語
の各々に対して端末名称(オブジェクト:タイプ)を登
録しておき、通信インタフェース7がデータを受信した
際には、そのデータのプリント言語を自動認識し、いず
れのプリント言語であっても印刷できるようにするため
である。自動識別スイッチは、操作パネル10、あるい
はプリンタと接続されたクライアントであるワークステ
ーション(図示せず)からのプリント言語内の命令によ
って設定される。
【0028】搭載プリント言語記憶領域43には、プリ
ンタに搭載されているプリント言語、および搭載プリン
ト言語リスト情報が格納されており、出力装置であるプ
リンタに新たなプリント言語をインストール(プログラ
ムのダウンロードや、拡張プログラムカードの追加な
ど)すると、そのプリント言語に関する情報が上記搭載
プリント言語リスト情報に追加されるようになってい
る。各種パラメータ記憶領域44には、その他の各種不
揮発性パラメータが格納される。
【0029】なお、本実施形態では、説明を簡単にする
ために、通信インタフェースをネットワークインタフェ
ース1つのみの構成としたが、多数の通信インタフェー
スを備える構成としてもよい。この場合、選択プリント
言語記憶領域41や、プリント言語自動識別スイッチ記
憶領域42には、各インタフェース毎に情報が格納され
る。
【0030】また、RAM3のメモリ領域は、展開画像
データ記憶領域50、受信データ記憶領域51、実端末
名称記憶領域52、ワーク領域53から構成されてい
る。上記展開画像データ記憶領域50には、上述したプ
リント言語翻訳部29が受信データを翻訳して生成した
展開画像が格納される。受信データ記憶領域51には、
通信インタフェース7が受信したデータが格納される。
実端末名称記憶領域52には、現在設定されている端末
名称情報が格納される。ワーク領域53には、各種プロ
グラムの作業データが格納される。
【0031】B.実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。 (a)メインルーチン 図4はプリントサーバ制御部27の動作を説明するため
のメインルーチンのフローチャートである。まず、プリ
ンタのシステム起動において、システム制御部31がプ
リントサーバ制御部27を起動すると、プリントサーバ
制御部207は、図4に示すフローチャートに従って動
作する。まず、ステップS1において、NVRAM6の
プリント言語自動識別スイッチ記憶領域43に記憶され
ているプリント言語の自動識別スイッチ情報を読み出
し、自動識別スイッチがオンとなっているか否かを判断
する。この自動識別スイッチは、前述したように、操作
パネル10、あるいはプリント言語内の命令によりプリ
ンタと接続されたクライアント(図示せず)によって設
定される。そして、自動識別スイッチがオフとなってい
る場合には、ステップS1における判断結果が「NO」
となり、ステップS2へ進む。ステップS2では、NV
RAM6の端末名称オブジェクト記憶領域40に格納さ
れているオブジェクトを読み出す。
【0032】次に、ステップS3では、NVRAM6の
選択プリント言語記憶領域41に格納されている選択プ
リント言語情報を読み出す。そして、ステップS4にお
いて、上記ステップS3で獲得した選択プリント言語情
報の選択プリント言語に対応して予め決められたタイプ
と、ステップS2で獲得したオブジェクトとに従って端
末名称を生成する。例えば、オブジェクトが”NetP
rinter”で、選択プリント言語が”ART”であ
った場合には、端末名称として”NetPrinte
r:Art”が生成される。また、オブジェクトが”N
etPrinter”で、選択プリント言語が”Pos
tScript”であった場合には、端末名称として”
NetPrinter:LaserWriter”が生
成される。次に、ステップS5へ進み、上記ステップS
4で生成した端末名称を、例えば、上述した”NetP
rinter:Art”、もしくは”NetPrint
er:LaserWriter”を、ネット上でのプリ
ンタの端末名称として設定登録する。なお、ステップS
5の詳細については後述する。ステップS5が終了する
と、ステップS12へ進む。
【0033】一方、自動識別スイッチがオンである場合
には、ステップS1における判断結果は「YES」とな
り、ステップS7へ進む。ステップS7では、NVRA
M6の端末名称オブジェクト記憶領域40に格納されて
いるオブジェクトを読み出す。次に、ステップS8にお
いて、NVRAM6の搭載プリント言語記憶領域43に
格納されている搭載プリント言語リスト情報、すなわち
プリンタに搭載されているプリント言語のリストを読み
出す。ステップS9では、ステップ8で獲得した搭載プ
リント言語リスト情報からプリント言語情報を読み出
し、これに対して予め決められたタイプと、ステップS
7で獲得したオブジェクトとから、”オブジェクト:タ
イプ”となる端末名称を生成する。
【0034】次に、ステップS10へ進み、ステップS
9で生成した端末名称を、ネット上でのプリンタの端末
名称として設定登録する。このステップS10における
処理は、前述したステップS5と同じである。次に、ス
テップS11において、搭載プリント言語リスト情報か
ら全てのプリント言語情報を読み出したか否かを判断す
る。そして、全てのプリント言語情報を読み出していな
い場合には、ステップS11における判断結果は「N
O」となり、ステップS9へ戻る。以下、搭載プリント
言語リスト情報から全てのプリント言語情報を読み出す
まで、ステップS9〜S11を繰り返し実行する。この
結果、ステップS9が実行される度に、搭載プリント言
語リスト情報の先頭から順にプリント言語情報を読み出
して、端末名称を生成し、ネット上でのプリンタの端末
名称として設定登録する。そして、搭載プリント言語リ
スト情報の全てのプリント言語情報に対して端末名称を
生成して登録すると、ステップS11における判断結果
は「YES」となり、ステップS12へ進む。
【0035】このように、上述した処理では、自動言語
識別スイッチがオフの場合には、ステップS2〜S5に
おいて、端末名称オブジェクト記憶領域40に格納され
ているオブジェクトと、選択プリント言語記憶領域41
に格納されている選択プリント言語に対応して予め決め
られたタイプとにより、端末名称を生成して登録する。
例えば、プリンタが登載しているプリント言語が”AR
T”と”PostScript”で、自動識別スイッチ
がオフである場合、プリンタには、選択されているプリ
ント言語に応じて、”NetPrinter:Art”
または”NetPrinter:LaserWrite
r”のいずれか1つの端末名称が登録される。
【0036】一方、自動言語識別スイッチがオンの場合
には、ステップS7〜S11において、上記オブジェク
トと、プリンタにインストールされている複数のプリン
ト言語の各々に対応して予め決められたタイプとによ
り、プリント言語の各々に対して端末名称を生成して登
録する。例えば、プリンタが登載しているプリント言語
が”ART”と”PostScript”で、自動識別
スイッチがオンである場合、プリンタには、選択されて
いるプリント言語に応じて、”NetPrinter:
Art”と”NetPrinter:LaserWri
ter”の両方の端末名称が登録される。
【0037】上述した処理によって端末名称の設定登録
が終了すると、ステップS12において、タイマTに時
限値を設定する。タイマTに設定する時限値は、例えば
4秒とする。ただし、この時限値は、4秒に限定される
わけでなく、システムのパフォーマンスを考慮して設定
すればよい。次に、ステップS13へ進み、ネットワー
クプロトコル24に対してネットイベントの受信ポーリ
ングを行い、ネットイベントを受信したか否かを判断す
る。ここで、ネットワークプロトコル24は、ネットワ
ーク上に接続された他の端末からの受信データが有れ
ば、プリントサーバ制御部27にネットイベントを通知
する。そして、ネットイベントが受信された場合には、
ステップS13における判断結果が「YES」となり、
ステップS14へ進む。ステップS14では、ネットイ
ベントに応じたネットイベント処理を行なう。なお、こ
のステップS14におけるネットイベント処理はサブル
ーチン化されており、その詳細については後述する。ス
テップS14のネットイベント処理が終了すると、上述
したステップS12へ戻る。
【0038】一方、ネットイベントが受信されない場合
には、ステップS13における判断結果は「NO」とな
り、ステップS15へ進む。ステップS15では、ステ
ップ12で起動したタイマTがタイムオーバとなったか
否かを判断する。そして、タイマTがタイムオーバして
いなければ、ステップS15における判断結果は「N
O」となり、ステップ13へ戻る。以下、タイマTがタ
イムアップするまで、ステップS13における判断を繰
り返し、ネットイベントを受信したか否かを判断する。
そして、ネットイベントが受信されずに、タイマTがタ
イムオーバとなった場合には、ステップS15における
判断結果は「YES」となり、ステップ16へ進む。ス
テップS16では、システムイベントが受信されている
か否か、例えば、操作パネル制御部25からシステム制
御部31までの各制御部から何か通知されているか否か
を判断する。この時、システムイベントが受信されてな
ければ、ステップS15における判断結果は「NO」と
なり、ステップS12へ戻り、上述したステップS12
〜S16を繰り返し実行し、ネットイベントを受信した
場合には、ステップS14でネットイベント処理を実行
する。
【0039】一方、タイマTがタイムオーバとなった際
に、システムイベントを受信した場合には、ステップS
16における判断結果が「YES」となり、ステップS
17へ進む。ステップS17では、受信したシステムイ
ベントに応じたシステムイベント処理を実行する。な
お、このステップS17におけるシステムイベント処理
はサブルーチン化されており、その詳細については後述
する。ステップS17のシステムイベント処理が終了す
ると、ステップS12へ戻る。以下、上述したステップ
S12〜S17を繰り返し実行する。また、システム制
御部27から終了のシステムイベントが通知された時に
は、ステップ17の処理において当該処理を終了する。
【0040】なお、システムイベントの通知方法として
は、メッセージキューや共有メモリなどのプロセス間通
信を利用するのが一般的であるが、本発明はこれに限定
されない。本実施形態ではメッセージキューを利用して
いる。システム制御部31は、操作パネル制御部25〜
ページメモリ管理部30の各制御部を起動する時に、各
々にメッセージキューを生成して起動する。例えば、操
作パネル10の操作により、インタフェースで受信する
データのプリント言語や、自動識別スイッチの変更操作
が行われた場合には、操作パネル制御部25は、これを
検知し、選択プリント言語記憶領域41の情報、自動識
別スイッチ記憶領域42の情報をそれぞれ更新し、この
更新した旨のメッセージを、プリントサーバ制御部27
のメッセージキューに送信する。また、本実施形態で
は、プリント言語に対応するタイプが予め決められてい
るとしたが、プリント言語のインストールの際、NVR
AM6の搭載プリント言語記憶領域43に格納される搭
載プリント言語リスト情報に、プリント言語とともに登
録して、これを参照するようにしてもよい。
【0041】(b)APIの動作 ここで、後述する処理で利用されるAPI動作について
説明する。ネットワークプロトコル24の端末名称制御
に関するAPI(アプリケーション・プログラム・イン
タフェース)として、端末名称登録API(NameR
egist)と端末名称削除API(NameRemo
ve)とが用意されている。以下これらのAPIの動作
について説明する。端末名称登録API(NameRe
gist)は、アプリケーションであるプリントサーバ
制御部27から渡された端末名称情報がネットワーク上
で他の端末の端末名称と重複していないことを確認し
て、ネットワークプロトコル24の内部データに、上記
端末名称情報を保持させる。また、端末名称削除API
(NameRemove)は、ネットワークプロトコル
24の内部データとして保持されている上記端末名称の
うち、指定された端末名称を削除する。
【0042】上述した端末名称登録APIによる端末名
称の重複判定は、次のようにして行われる。まず、端末
名称登録API(NameRegist)がコールされ
ると、ネットワークプロトコル24は、図5に示す端末
名称制御用パケットを生成して送信する。この端末名称
制御用パケットには、送信先アドレス80にブロードキ
ャストアドレス、送信元アドレス81に自分のアドレ
ス、機能情報82に端末名称登録を示すコード、端末名
称サイズ83に端末名称文字列の長さ、端末名称文字列
84に端末名称の文字列データが設定されている。
【0043】端末名称制御用パケットが送信された後、
所定の時間、機能情報82に端末名称重複を示すコード
がセットされた端末名称制御用パケットが受信されない
かを調べる。ネットワークプロトコル24は、この機能
情報82に端末名称登録を示すコードがセットされた端
末名称制御用パケットを受信すると、プロトコルスタッ
ク内部に保持している端末名称情報と端末名称制御用パ
ケット内の端末名称情報とを比較する。
【0044】そして、双方が一致している場合は、本端
末名称制御用パケットの送信元に対して、機能情報82
に端末名称重複のコードをセットした端末名称制御用パ
ケットを返送する。したがって、登録しようとした端末
名称がネットワーク上で重複していた場合には、他の端
末から送られた端末名称の重複を示す端末名称制御用パ
ケットが受信されるので、端末名称の重複を端末名称登
録(NameRegist)の応答値として返す。所定
の時間内に端末名称の重複を示す端末名称制御用パケッ
トが受信されない場合は、登録成功を端末名称登録AP
I(NameRegist)の応答値として返す。
【0045】一方、端末名称削除API(NameRe
move)がコールされると、ネットワークプロトコル
24は、内部データとして保持されている端末名称のう
ち指定された端末名称を削除する。
【0046】(c)端末名称設定処理 次に、前述した端末名称設定処理について図6に示すフ
ローチャートを参照して説明する。まず、ステップS2
0において、端末名称を設定するために、上述した端末
名称登録API(NameRegist)を呼び出す。
次に、ステップS21において、この端末名称登録AP
I(NameRegist)の応答値により、端末名称
がネットワーク上で重複しているか否かを判断する。そ
して、端末名称がネットワーク上で重複していた場合に
は、ステップS21における判断結果は「YES」とな
り、ステップS22へ進む。ステップS22では、端末
名称のオブジェクト部分の末尾に数字を追加するなどし
て端末名称を変更する。
【0047】例えば、端末名称が”NetPrinte
r:Art”であった場合には、”NetPrinte
r0:Art”に変更する。そして、ステップ22での
端末名称の変更が終了すると、ステップ20に戻り、変
更した端末名称で、再度、上述したステップS20以降
の処理において端末名称の設定を行なう。一方、端末名
称がネットワーク上で重複していない場合には、ステッ
プS21における判断結果は「NO」となり、ステップ
S23へ進む。ステップS23では、その端末名称情報
を実端末名称エリア52に格納する。そして、ステップ
S23の処理を終了し、端末名称の設定が終了すると、
元のルーチンへ戻る。
【0048】(d)システムイベント処理 次に、前述したシステムイベント処理(ステップS1
7)の動作を図7ないし図9に示すフローチャートを参
照して説明する。まず、図7に示すステップS30にお
いて、前述したステップS16で受信したシステムイベ
ントのタイプを判定する。ステップS31では、上記シ
ステムイベントのタイプ判定の結果に基づいて、システ
ムイベントがプリント言語変更の通知であるか否かを判
断する。そして、システムイベントがプリント言語変更
の通知であった場合には、ステップS31における判断
結果が「YES」となり、ステップS32へ進む。ステ
ップS32では、プリント言語自動識別スイッチがオン
であるかどうかを判断する。そして、プリント言語自動
識別スイッチがオンであれば、ステップS32における
判断結果は「YES」となり、当該システムイベント処
理を終了し、図4に示すメインルーチン(ステップS1
2)へ戻る。すなわち、プリント言語自動識別スイッチ
がオンの場合には、複数のプリント言語を自動的に切り
換えるようになっているので、敢えてプリント言語を変
更する必要はない。
【0049】一方、プリント言語自動識別スイッチがオ
フであれば、ステップS32における判断結果は「N
O」となり、ステップS33へ進む。この場合には、プ
リント言語の自動切り換えには設定されておらず、1つ
のプリント言語が登録されている。したがって、プリン
ト言語自動識別スイッチがオフであるときに、プリント
言語の変更が指示された場合には以下のステップへ進
む。ステップS33では、RAM13の実端末名称記憶
領域52に格納されている現在設定されている端末名称
情報を読み出す。次に、ステップS34において、実際
にプリンタに登録されている端末名称を、前述した端末
名称削除API(NameRemove)によって削除
する。
【0050】次に、ステップS35へ進み、NVRAM
6の端末名称オブジェクト記憶領域40に格納されてい
るオブジェクトを読み出す。そして、ステップS36に
おいて、NVRAM6の選択プリント言語記憶領域41
に格納されているプリント言語情報を読み出す。次に、
ステップS37において、上記ステップS36で獲得し
た選択プリント言語情報の選択プリント言語に対応する
予め決められたタイプと、上記ステップS35で獲得し
たオブジェクトとに従って端末名称を生成する。次に、
ステップS38へ進み、図6に示す前述した端末名称設
定処理により、上記端末名称をネット上でのプリンタの
端末名称として設定登録する。例えば、プリンタのプリ
ント言語”ART”を、”PostScript”に変
更した場合には、プリンタの端末名称は、”NetPr
inter:Art”から”NetPrinter:L
aserWriter”に変更される。そして、当該シ
ステムイベント処理を終了し、図4に示すメインルーチ
ン(ステップS12)に戻る。
【0051】一方、システムイベントがプリント言語変
更の通知でなかった場合には、ステップS31における
判断結果が「NO」となり、図8に示すステップS40
へ進む。ステップS40では、システムイベントがプリ
ント言語自動識別スイッチ変更の通知であるか否かを判
断する。そして、プリント言語自動識別スイッチ変更の
通知でなかった場合には、ステップS40における判断
結果は「NO」となり、当該システムイベント処理を終
了し、図4に示すメインルーチン(ステップS12)へ
戻る。一方、システムイベントがプリント言語自動識別
スイッチ変更の通知であった場合には、ステップS40
における判断結果が「YES」となり、ステップS41
へ進む。ステップS41では、NVRAM6のプリント
言語自動識別スイッチ記憶領域42のプリント言語自動
識別スイッチ情報を読み出し、プリント言語自動識別ス
イッチがオンとなったか否かを判断する。
【0052】そして、プリント言語自動識別スイッチが
オンとなったのであれば、ステップS41における判断
結果は「YES」となり、ステップS42へ進む。以下
に述べるステップS42〜S48では、自動識別モード
にするための処理を行う。ステップS42では、RAM
3の実端末名称記憶領域52に格納されている現在設定
されている端末名称情報を読み出す。そして、ステップ
S43において、実際にプリンタに登録されている端末
名称を、前述した端末名称削除API(NameRem
ove)によって削除する。次に、ステップS44にお
いて、NVRAM6の端末名称オブジェクト記憶領域4
0に格納されているオブジェクトを読み出す。ステップ
S45では、NVRAM6の搭載プリント言語リスト情
報、すなわちプリンタに搭載されているプリント言語の
リストを読み出す。次に、ステップS46へ進み、上記
ステップS44で獲得したオブジェクトと、上記ステッ
プS45で獲得した搭載プリント言語リスト情報からプ
リント言語情報を読み出し、これに対して予め決められ
たタイプとに従って、”オブジェクト:タイプ”となる
端末名称を生成する。
【0053】次に、ステップS47へ進み、図6に示す
前述した端末名称設定処理により、上記端末名称をネッ
ト上でのプリンタの端末名称として設定登録する。そし
て、ステップS48において、全ての端末名称の設定が
完了したか否かを判断する。そして、全ての端末名称の
設定が完了していない場合には、ステップS48におけ
る判断結果が「NO」となり、ステップS46へ戻る。
以下、全ての端末名称の設定が完了するまで、ステップ
S46〜ステップS48を繰り返し実行し、搭載プリン
ト言語リスト情報に含まれる全てのプリント言語に対す
る端末名称を生成し、これらの端末名称をネット上での
プリンタの端末名称として設定登録する。例えば、プリ
ンタが登載しているプリント言語が”ART”と”Po
stScript”で、自動識別スイッチがオフに設定
されている場合には、プリンタには、選択プリント言
語”ART”または”PostScript”に応じ
て、”NetPrinter:Art”または”Net
Printer:LaserWriter”のいずれか
1つの端末名称が登録されているが、自動識別スイッチ
を途中でオンに設定変更した場合には、プリンタに
は、”NetPrinter:Art”および”Net
Printer:LaserWriter”の両方の端
末名称が設定登録される。そして、全ての端末名称の設
定が完了した場合には、ステップS48における判断結
果が「YES」となり、当該システムイベント処理を終
了し、図4に示すメインルーチン(ステップ12)に戻
る。
【0054】一方、NVRAM6のプリント言語自動識
別スイッチ記憶領域42から読み出したプリント言語自
動識別スイッチがオフとなった場合には、ステップS4
1における判断結果は「NO」となり、図9に示すステ
ップS50へ進む。以下に述べるステップS50〜S5
6では、自動識別モードを解除するための処理を行う。
ステップS50では、RAM3の実端末名称記憶領域5
2に格納されている現在設定されている端末名称を読み
出す。次に、ステップS51へ進み、実際にプリンタに
登録されている端末名称を、前述した端末名称削除AP
I(NameRemove)によって削除する。ステッ
プS52では、全ての端末名称の削除が完了したか否か
を判断する。そして、全ての端末名称の削除が完了して
いなければ、ステップS52における判断結果は「N
O」となり、ステップS51へ戻る。以下、全ての名前
が削除されるまでステップS51,S52を繰り返し実
行する。
【0055】そして、全ての端末名称が削除されると、
ステップS52における判断結果が「YES」となり、
ステップS53へ進む。ステップS53では、NVRA
M6の端末名称オブジェクト記憶領域40に格納されて
いるオブジェクトを読み出す。次に、ステップS54に
おいて、NVRAM6の選択プリント言語記憶領域41
に格納されている選択プリント言語情報を読み出す。そ
して、ステップS55へ進み、ステップS53で獲得し
たオブジェクトと、ステップS54で獲得した選択プリ
ント言語情報の選択プリント言語に対応する予め決めら
れたタイプとに従って1つの端末名称を生成する。次
に、ステップS56において、図6に示す前述した端末
名称設定処理により、上記端末名称をネット上でのプリ
ンタの端末名称として設定登録する。例えば、プリンタ
が登載しているプリント言語が”ART”と”Post
Script”で、自動識別スイッチがオンに設定され
ている場合には、プリンタには、”NetPrinte
r:Art”および”NetPrinter:Lase
rWriter”の両方の端末名称が登録されている
が、自動識別スイッチを途中でオフに設定変更した場合
には、プリンタには、選択プリント言語”ART”また
は”PostScript”に応じて、”NetPri
nter:Art”または”NetPrinter:L
aserWriter”のいずれか1つの端末名称が設
定登録される。そして、ステップS56の処理が終了す
ると、当該システムイベント処理を終了し、図4に示す
メインルーチン(ステップ12)に戻る。
【0056】(e)ネットイベント処理 次に、前述したネットイベント処理(ステップS14)
の動作を図10に示すフローチャートを参照して説明す
る。まず、ステップS60において、前述した図4に示
すステップS13で受信したネットイベントのタイプを
判定する。次に、ステップS61において、上記タイプ
の判定結果に基づいて、上記ネットイベントがコネクシ
ョン開設要求であるか否かを判断する。そして、ネット
イベントがコネクション開設要求である場合には、ステ
ップS61における判断結果は「YES」となり、ステ
ップS62へ進む。ステップS62では、ジョブ制御部
28にジョブ要求のイベントを通知し、そのスケジュー
ル結果を獲得する。
【0057】次に、ステップS63において、上記獲得
したスケジュール結果を判定し、ジョブ要求がスケジュ
ール成功であるか否かを判断する。そして、ジョブ要求
がスケジュール成功であれば、ステップS63における
判断結果は「YES」となり、ステップS64へ進む。
ステップS64において、クライアントであるワークス
テーションに対して、コネクション開設許諾応答パケッ
トを送信して、コネクションを開設しジョブを開始す
る。ステップ64が終了すると、前述した図4に示すメ
インルーチン(S12)へ戻る。一方、ジョブ要求がス
ケジュール不成功であれば、ステップS63における判
断結果は「NO」となり、ステップS65へ進む。ステ
ップS65では、クライアントであるワークステーショ
ンに対して、コネクション開設拒絶応答パケットを送信
して、コネクションが開設出来ない旨をクライアントに
通知する。ステップ65が終了すると、前述した図4に
示すメインルーチン(S12)へ戻る。
【0058】一方、ネットイベントがコネクション開設
要求でない場合には、ステップS61における判断結果
が「NO」となり、ステップS66へ進む。ステップS
66では、ネットイベントが受信データであるか否かを
判断する。そして、ネットイベントが受信データであれ
ば、ステップS66における判断結果は「YES」とな
り、ステップS67へ進む。ステップS67では、クラ
イアントであるワークステーションから受信したデータ
をRAM3の受信データ記憶領域51に格納する。この
格納された受信データは、プリント言語翻訳部29によ
り読み出され、、その時に登録されているプリント言語
に従って、解読翻訳される。ステップ67が終了する
と、前述した図4に示すメインルーチン(S12)へ戻
る。
【0059】一方、ネットイベントがコネクション開設
要求でも、受信データでもない場合には、ステップS6
6における判断結果は「NO」となり、ステップS68
へ進む。ステップS68では、コネクション開放要求で
あるか否かを判断する。そして、コネクション開放要求
である場合には、ステップS68における判断結果は
「YES」となり、ステップS69へ進む。ステップS
69では、クライアントであるワークステーションにコ
ネクション解放許諾応答パケットを送信して、コネクシ
ョンを解放しジョブを終了する。また、ネットイベント
が上述したイベントのいずれでもなければ、ステップS
68における判断結果は「NO」となりエラーとなり、
前述した図4に示すメインルーチン(S12)へ戻る。
【0060】このように、本実施形態では、操作パネル
10の操作によりプリント言語の変更が指示されると、
実端末名称記憶領域52から現在設定されている端末名
称情報を読み出して削除した後、端末名称オブジェクト
記憶領域40から起動時のプリンタの端末名称オブジェ
クト情報と、選択プリント言語記憶領域41に格納され
ている選択プリント言語情報とを読み出す。次に、上記
オブジェクトと、上記選択プリント言語情報の選択プリ
ント言語に対応する予め決められたタイプとに従って”
オブジェクト:タイプ”となる端末名称を生成し、該端
末名称をネット上でのプリンタの端末名称として設定登
録する。この結果、プリント言語に応じて、端末名称の
タイプが変更される。したがって、そのプリント言語モ
ードに対応するプリンタドライバによってプリンタを認
識でき、データを出力できる。
【0061】また、プリント言語の自動識別モードがオ
ンとなった場合には、それまでの端末名称を削除すると
ともに、実装されている全てのプリント言語に対応する
端末名称を生成して登録する。このため、これら利用可
能なプリント言語モードに対応する従来のプリンタドラ
イバ全てからプリンタを認識して出力することができ
る。また、プリント言語の自動識別モードがオフとなっ
た場合には、それまでの登録されていた全ての端末名称
を削除するとともに、実装されているプリント言語の中
で、デフォルトかあるいは設定された1つのプリント言
語に対応する端末名称を生成して登録する。このため、
実装されたプリント言語のうち実際に利用可能なプリン
ト言語に対応する従来のプリンタドライバからのみプリ
ンタを認識して出力することができる。
【0062】このように、本実施形態では、複数のプリ
ント言語を実装したプリンタにおいて、ワークステーシ
ョンからのプリント言語を限定することなく、実装され
た複数のプリント言語の中からいずれかを選択可能とし
ている。また、本実施形態では、新たにプリント言語を
追加しても、新たに追加したこのプリント言語に応じて
端末名称(タイプ)も変更するので、このプリント言語
に対応するプリンタドライバを使用して出力できる。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、4ま
たは5記載の発明によれば、プリント言語の切り替えに
応じて端末名称が変更されるので、いずれのプリント言
語に設定されていても、該プリント言語に対応するプリ
ンタドライバで認識できるとともに、データを出力でき
るという利点が得られる。また、プリント言語を追加し
ても、そのプリント言語を選択すれば、このプリント言
語に対応した端末名称が設定されるので、追加したプリ
ント言語モードに対応するプリンタドライバで認識でき
るとともに、データを出力できるという利点が得られ
る。
【0064】また、請求項2または3記載の発明によれ
ば、搭載された全てのプリント言語に対応する端末名称
を登録しておくので、既存のプリンタドライバからでも
認識され得るとともに、データを出力できるという利点
が得られる。また、新たに追加されたプリント言語があ
っても、その追加されたプリント言語に対応する端末名
称も設定されるので、追加したプリント言語に対応する
プリンタドライバで認識できるとともに、同プリンタド
ライバからのデータを受信できるという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるプリンタの構成を
示すブロック図である。
【図2】 本実施形態によるプリンタのソフトウエアの
構成を示す模式図である。
【図3】 本実施形態のNVRAM6とRAM3のメモ
リの割り当て構成を示す模式図である。
【図4】 本実施形態のプリントサーバ制御部27の動
作を説明するためのメインルーチンのフローチャートで
ある。
【図5】 本実施形態の端末名称登録および端末名称削
除に使用されるパケットの構成を示す模式図である。
【図6】 本実施形態の端末名称設定処理の動作を示す
フローチャートである。
【図7】 本実施形態のシステムイベント処理の動作を
示すフローチャートである。
【図8】 本実施形態のシステムイベント処理の動作を
示すフローチャートである。
【図9】 本実施形態のシステムイベント処理の動作を
示すフローチャートである。
【図10】 本実施形態のネットイベント処理の動作を
示すフローチャートである。
【図11】 本実施形態のネットワーク構成を示すブロ
ック図である。
【図12】 本実施形態のプリンタの設定用のワークス
テーション側ユーザインターフェースの画面を示す概念
図である。
【符号の説明】
1 CPU(言語切換検知手段、生成手段、変更手段、
プリント言語自動識別手段) 2 ROM(リード・オンリ・メモリ) 3 RAM(記憶手段) 4 DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)コントロ
ーラ 5 割り込みコントローラ 6 NVRAM(不揮発性RAM) 7 通信インタフェース 8 プリントエンジン・インタフェース 9 プリントエンジン 10 操作パネル 11 データバス 12 アドレスバス 20 カーネル 21〜23 デバイスドライバ 24 ネットワークプロトコル 25 操作パネル制御部 26 プリントエンジン制御部 27 プリントサーバ制御部(言語切換検知手段、生成
手段、変更手段) 28 ジョブ制御部 29 プリント言語翻訳部 30 ページメモリ管理部 31 システム制御部 40 端末名称オブジェクト記憶領域 41 選択プリント言語記憶領域 42 プリント言語自動識別スイッチ記憶領域 43 搭載プリント言語記憶領域 44 各種パラメータ記憶領域 50 展開画像データ記憶領域 51 受信データ記憶領域 52 実端末名称記憶領域 53 ワーク領域 61〜64 ワークステーション(端末) 66,67 ネットワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、使用可能なプリント言語に
    対応する端末属性を有する端末名称によってネットワー
    ク上に配置された他の端末から認識される出力装置にお
    いて、 現在使用可能なプリント言語に対応する端末名称を記憶
    する記憶手段と、 プリント言語の切り換え指示を検知する言語切換検知手
    段と、 前記言語切換検知手段によって切り換え指示が検知され
    ると、該切り換え指示によって指定されるプリント言語
    に対応する端末名称を生成する生成手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記端末名称を削除し、
    前記生成手段が生成した端末名称を新たに前記記憶手段
    に記憶することにより前記端末名称を変更する変更手段
    とを具備することを特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも、使用可能なプリント言語に
    対応する端末属性を有する端末名称によってネットワー
    ク上に配置された他の端末から認識される出力装置にお
    いて、 前記他の端末からの問い合せに対して応答する端末名称
    として現在使用可能な複数のプリント言語に対応する複
    数の端末名称を生成する生成手段と、 前記他の端末から供給されるデータ形式に対応するプリ
    ント言語を識別するプリント言語自動識別手段とを具備
    し、 前記プリント言語自動識別手段によって識別されたプリ
    ント言語に応じて、前記他の端末からのデータ形式を解
    釈することを特徴とする出力装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも、使用可能なプリント言語に
    対応する端末属性を有する端末名称によってネットワー
    ク上に配置された他の端末から認識される出力装置にお
    いて、 現在使用可能なプリント言語に対応する端末名称を記憶
    する記憶手段と、 プリント言語自動識別モードの切り換えを検知する自動
    識別モード検知手段と、 起動時あるいは前記自動識別モード検知手段が切り換え
    を検知したときに、前記プリント言語自動識別モードが
    オンである場合には、複数の前記プリント言語に対応す
    る複数の端末名称を生成する一方、自動識別モードがオ
    フである場合には、複数の前記プリント言語のうち1つ
    のプリント言語に対応する端末名称を生成する生成手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている端末名称を削除し、前記
    生成手段によって生成された前記複数の端末名称または
    前記端末名称のいずれか一方を、前記記憶手段に新たに
    記憶することにより前記端末名称を変更する変更手段と
    を具備することを特徴とする出力装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも、所定のプリント言語の出力
    データを生成する端末と、使用可能なプリント言語に対
    応する端末属性を有する端末名称によって前記端末から
    認識され、該端末から供給される出力データを解読して
    所定の形態で出力する出力装置とが接続されるネットワ
    ークシステムにおいて、 前記出力装置は、 現在使用可能なプリント言語に対応する端末名称を記憶
    する記憶手段と、 プリント言語の切り換え指示を検知する言語切換検知手
    段と、 前記言語切換検知手段によって切り換え指示が検知され
    ると、該切り換え指示によって指定されるプリント言語
    に対応する端末名称を生成する生成手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記端末名称を削除し、
    前記生成手段が生成した端末名称を新たに前記記憶手段
    に記憶することにより前記端末名称を変更する変更手段
    とを具備することを特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 プリント言語の切り換え指示が検知され
    ると、前記切り換え指示によって指定されるプリント言
    語に対応する端末名称を新たに生成し、該新たに生成し
    た端末名称を、ネットワーク上に配置された端末から出
    力されるプリント言語を解読可能な出力装置であること
    を前記端末に認識させるための端末名称として、前記出
    力装置に登録することを特徴とする端末名称変更方法。
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