JPH08180364A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH08180364A JPH08180364A JP6320365A JP32036594A JPH08180364A JP H08180364 A JPH08180364 A JP H08180364A JP 6320365 A JP6320365 A JP 6320365A JP 32036594 A JP32036594 A JP 32036594A JP H08180364 A JPH08180364 A JP H08180364A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 六方晶系フェライト磁性粉を含むディジタル
磁気記録システム用の塗布型磁気記録媒体において、サ
ーボ信号に代表される長波長から短波長の記録信号まで
広範な波長域に亘って出力特性のすぐれた磁気記録媒体
を提供する。 【構成】 磁性層の塗布面に対して長手方向の保磁力を
HcL(Oe)、同じく最大残留磁化をMrL(emu/c
c)、塗布面に対して垂直方向の最大残留磁化をMrP
(emu/cc)とするときに、次の2つの関係式 H
cL×(MrP÷MrL)≦800と 1100≦HcL≦17
00 が成り立つことを特徴とする。
磁気記録システム用の塗布型磁気記録媒体において、サ
ーボ信号に代表される長波長から短波長の記録信号まで
広範な波長域に亘って出力特性のすぐれた磁気記録媒体
を提供する。 【構成】 磁性層の塗布面に対して長手方向の保磁力を
HcL(Oe)、同じく最大残留磁化をMrL(emu/c
c)、塗布面に対して垂直方向の最大残留磁化をMrP
(emu/cc)とするときに、次の2つの関係式 H
cL×(MrP÷MrL)≦800と 1100≦HcL≦17
00 が成り立つことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性粉として六方晶系
フェライトを含有したたとえば磁気テープなどの塗布型
磁気記録媒体に関し、なかでも、コンピュータの外部記
憶装置や、ディジタル画像あるいはディジタル音声など
のディジタル信号の記録・再生装置のような、ディジタ
ル磁気記録システムで使用される磁気記録媒体に関す
る。
フェライトを含有したたとえば磁気テープなどの塗布型
磁気記録媒体に関し、なかでも、コンピュータの外部記
憶装置や、ディジタル画像あるいはディジタル音声など
のディジタル信号の記録・再生装置のような、ディジタ
ル磁気記録システムで使用される磁気記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、非磁性支持体上に形成した磁
性層に磁気信号を記録する磁気記録媒体は、大量の情報
をコンパクトに保存するために特に有効な手段として、
データ記録装置をはじめ、オーディオ記録装置、ビデオ
記録装置など種々の分野で広く利用されている。一般に
主な磁気記録媒体としては、蒸着やスパッタリングによ
り金属磁性薄膜からなる磁性層を非磁性支持体上に形成
した薄膜型、あるいは磁性塗料の塗布により非磁性支持
体上に磁性層を形成した塗布型などがあげられる。
性層に磁気信号を記録する磁気記録媒体は、大量の情報
をコンパクトに保存するために特に有効な手段として、
データ記録装置をはじめ、オーディオ記録装置、ビデオ
記録装置など種々の分野で広く利用されている。一般に
主な磁気記録媒体としては、蒸着やスパッタリングによ
り金属磁性薄膜からなる磁性層を非磁性支持体上に形成
した薄膜型、あるいは磁性塗料の塗布により非磁性支持
体上に磁性層を形成した塗布型などがあげられる。
【0003】なかでも、コバルト含有酸化鉄や純鉄ある
いは六方晶系フェライトなどの強磁性体粒子からなる磁
性粉を樹脂バインダ中に分散させた磁性塗料を、ポリエ
チレンテレフタレートフィルムなどの非磁性支持体上に
塗布して磁性層を形成した塗布型磁気記録媒体は、薄膜
型磁気記録媒体に比べ、量産性にすぐれ耐久性、耐蝕性
にもすぐれ、信頼性も高いなどの理由で広く普及してい
る。
いは六方晶系フェライトなどの強磁性体粒子からなる磁
性粉を樹脂バインダ中に分散させた磁性塗料を、ポリエ
チレンテレフタレートフィルムなどの非磁性支持体上に
塗布して磁性層を形成した塗布型磁気記録媒体は、薄膜
型磁気記録媒体に比べ、量産性にすぐれ耐久性、耐蝕性
にもすぐれ、信頼性も高いなどの理由で広く普及してい
る。
【0004】さらに、今日、記録すべき情報量の急激な
増大に伴って、これらの磁気記録媒体にはより一層の大
容量化が求められている。この要求に応えるべく、前記
磁性粉の粒径を小さく、しかもその保磁力(Hc )を通
常の磁気ヘッドによる磁気記録が可能な範囲でなるべく
高くして高記録密度化を図り、さらには、磁性粉粒子の
樹脂バインダ中への充填率をできるだけ高め、あるいは
媒体の表面粗度を改善するなどの諸手段により、記録再
生出力の向上を図ることなどが行われている。特に六方
晶系フェライト磁性粉はこのような磁気記録媒体の大容
量化、高記録密度化の目的にかなった磁性粉として着目
され、六方晶系フェライト磁性粉のディジタル磁気記録
システム用磁気記録媒体への適用も進められている。
増大に伴って、これらの磁気記録媒体にはより一層の大
容量化が求められている。この要求に応えるべく、前記
磁性粉の粒径を小さく、しかもその保磁力(Hc )を通
常の磁気ヘッドによる磁気記録が可能な範囲でなるべく
高くして高記録密度化を図り、さらには、磁性粉粒子の
樹脂バインダ中への充填率をできるだけ高め、あるいは
媒体の表面粗度を改善するなどの諸手段により、記録再
生出力の向上を図ることなどが行われている。特に六方
晶系フェライト磁性粉はこのような磁気記録媒体の大容
量化、高記録密度化の目的にかなった磁性粉として着目
され、六方晶系フェライト磁性粉のディジタル磁気記録
システム用磁気記録媒体への適用も進められている。
【0005】ところで、ディジタル信号記録システムに
おいては、従来より、記録すべき情報データの信号とと
もに、ヘッドのトラッキング制御のためのサーボ信号
を、磁気記録媒体に記録することが行われている。ヘリ
カルスキャンデータ8ミリカートリッジテープサブシス
テムにおけるサーボ信号、D−2フォーマットディジタ
ルVTRにおけるCTL信号、ディジタルオーディオテ
ープレコーダにおけるATF信号などがこのようなトラ
ッキング信号の代表的な例である。現用のシステムにお
いて、情報データ信号の波長の多くは0.4〜4μm程
度の比較的短い記録波長域にあり、これらの信号との差
別化を容易にするため、サーボ信号としては、通常20
μm前後の長波長域に記録波長があるものが選択されて
いる。
おいては、従来より、記録すべき情報データの信号とと
もに、ヘッドのトラッキング制御のためのサーボ信号
を、磁気記録媒体に記録することが行われている。ヘリ
カルスキャンデータ8ミリカートリッジテープサブシス
テムにおけるサーボ信号、D−2フォーマットディジタ
ルVTRにおけるCTL信号、ディジタルオーディオテ
ープレコーダにおけるATF信号などがこのようなトラ
ッキング信号の代表的な例である。現用のシステムにお
いて、情報データ信号の波長の多くは0.4〜4μm程
度の比較的短い記録波長域にあり、これらの信号との差
別化を容易にするため、サーボ信号としては、通常20
μm前後の長波長域に記録波長があるものが選択されて
いる。
【0006】トラッキング信号は、直接データを保存す
る信号ではないため特性が軽視されがちだが、データ再
生時に磁気ヘッドの走行制御を行う信号であることを考
えると、ディジタル記録用磁気記録媒体にとって、長波
長出力は短波長出力と同様に非常に重要であるといえ
る。
る信号ではないため特性が軽視されがちだが、データ再
生時に磁気ヘッドの走行制御を行う信号であることを考
えると、ディジタル記録用磁気記録媒体にとって、長波
長出力は短波長出力と同様に非常に重要であるといえ
る。
【0007】したがって、ディジタル信号記録システム
用の磁気記録媒体は、上記長短2つの記録波長領域にお
いてともに良好な記録再生特性を発揮することが必要で
ある。すなわち、従来のオーディオテープやVTRテー
プのようなアナログ信号記録システム用の磁気記録媒体
よりも、広い波長域において記録再生特性が一層すぐれ
ることが強く要求されている。
用の磁気記録媒体は、上記長短2つの記録波長領域にお
いてともに良好な記録再生特性を発揮することが必要で
ある。すなわち、従来のオーディオテープやVTRテー
プのようなアナログ信号記録システム用の磁気記録媒体
よりも、広い波長域において記録再生特性が一層すぐれ
ることが強く要求されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】六方晶系フェライト磁
性粉は六角板状の微粒子で、磁化容易軸が板面に対して
垂直である一軸異方性を有している。これを媒体化した
ものは、たとえば記録波長が1μm以下程度の短波長領
域においては、同程度の保磁力を有する針状磁性粉を用
いた磁気記録媒体に比べて高い再生出力が得られる。そ
の反面、長波長領域ではそれほど高い再生出力が得られ
ないことが判明している。
性粉は六角板状の微粒子で、磁化容易軸が板面に対して
垂直である一軸異方性を有している。これを媒体化した
ものは、たとえば記録波長が1μm以下程度の短波長領
域においては、同程度の保磁力を有する針状磁性粉を用
いた磁気記録媒体に比べて高い再生出力が得られる。そ
の反面、長波長領域ではそれほど高い再生出力が得られ
ないことが判明している。
【0009】従来より、広範な記録波長域で高い出力を
得るという上記技術課題に対しては、多くの場合、使用
する磁性粉の飽和磁化を大きくしたり、磁性層の配向率
を高めたり、あるいは磁性粉の保磁力を調整するなどの
方法が採られている。しかしながら、それらの方法は、
ある特定の波長の出力と個々の磁気特性との関係を求
め、に試行錯誤により最適化を行っているに過ぎない状
況である。
得るという上記技術課題に対しては、多くの場合、使用
する磁性粉の飽和磁化を大きくしたり、磁性層の配向率
を高めたり、あるいは磁性粉の保磁力を調整するなどの
方法が採られている。しかしながら、それらの方法は、
ある特定の波長の出力と個々の磁気特性との関係を求
め、に試行錯誤により最適化を行っているに過ぎない状
況である。
【0010】一般に、ディジタル磁気記録装置では一定
電流で各波長の信号を記録するので、保磁力を上げると
短波長信号出力は向上するが、長波長信号出力は低下し
てしまう。また逆に、保磁力を下げると長波長信号出力
は向上するが、短波長信号出力は低下することになる。
このように磁気特性個々を調整するだけでは、広範な記
録波長域で高出力を得るようにすることは極めて難し
い。
電流で各波長の信号を記録するので、保磁力を上げると
短波長信号出力は向上するが、長波長信号出力は低下し
てしまう。また逆に、保磁力を下げると長波長信号出力
は向上するが、短波長信号出力は低下することになる。
このように磁気特性個々を調整するだけでは、広範な記
録波長域で高出力を得るようにすることは極めて難し
い。
【0011】本発明は、前記の技術課題に鑑みてなされ
たものであり、磁性層の出力特性を表現するパラメータ
を提案し、そのパラメータを規定することにより、六方
晶系フェライト磁性粉を用いた磁気記録媒体であって、
長波長から短波長まで広範な波長域に亘ってすぐれた出
力特性が得られるディジタル磁気記録システム用の磁気
記録媒体を提供することを、その目的としている。
たものであり、磁性層の出力特性を表現するパラメータ
を提案し、そのパラメータを規定することにより、六方
晶系フェライト磁性粉を用いた磁気記録媒体であって、
長波長から短波長まで広範な波長域に亘ってすぐれた出
力特性が得られるディジタル磁気記録システム用の磁気
記録媒体を提供することを、その目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、非磁性支持体
上に、六方晶系フェライト磁性粉を含む磁性塗料の塗布
により磁性層が形成され、この磁性層に、5μm以上の
少なくとも1種の波長からなる第1の記録波長群と、こ
の第1の記録波長群の各波長よりも短い複数種の波長か
らなる第2の記録波長群とを記録し再生するディジタル
磁気記録システム用の磁気記録媒体において、前記磁性
層の塗布面に対し長手方向の保磁力をHcL(Oe)、同
じく最大残留磁化をMrL(emu/cc)、塗布面に対
して垂直方向の最大残留磁化をMrP(emu/cc)と
するときに、次の2つ関係式 HcL×(MrP÷MrL)≦800 1100≦HcL≦1700 が成り立つことを特徴としている。
上に、六方晶系フェライト磁性粉を含む磁性塗料の塗布
により磁性層が形成され、この磁性層に、5μm以上の
少なくとも1種の波長からなる第1の記録波長群と、こ
の第1の記録波長群の各波長よりも短い複数種の波長か
らなる第2の記録波長群とを記録し再生するディジタル
磁気記録システム用の磁気記録媒体において、前記磁性
層の塗布面に対し長手方向の保磁力をHcL(Oe)、同
じく最大残留磁化をMrL(emu/cc)、塗布面に対
して垂直方向の最大残留磁化をMrP(emu/cc)と
するときに、次の2つ関係式 HcL×(MrP÷MrL)≦800 1100≦HcL≦1700 が成り立つことを特徴としている。
【0013】なお、垂直方向の最大残留磁化MrPは減磁
界補正後の値である。
界補正後の値である。
【0014】本発明において、HcL×(MrP÷MrL)の
値は80O以下であればよいが、250以上、500以
下の範囲内にあることがより好ましい。HcL×(MrP÷
MrL)が800よりも大きい場合には、長波長出力が低
下し始めるので好ましくない。 本発明において、HcL
は1100 Oe以上、1700 Oe以下の範囲にあ
ることが良好な短波長出力を呈するための前提である
が、1300 Oe以上、1500 Oe以下の範囲が
より好ましい。先にも述べたように、一定電流で磁気記
録を行っていると、面内方向の保磁力は低いほど長波長
出力は大きくなる。長波長出力だけの観点からみると保
磁力には下限が発生しない。しかし、短波長出力に目を
向けると、保磁力が1100 Oeを下回る場合には、
記録減磁の影響により出力の低下が始まる。したがっ
て、1100 Oe未満の保磁力は好ましくない。
値は80O以下であればよいが、250以上、500以
下の範囲内にあることがより好ましい。HcL×(MrP÷
MrL)が800よりも大きい場合には、長波長出力が低
下し始めるので好ましくない。 本発明において、HcL
は1100 Oe以上、1700 Oe以下の範囲にあ
ることが良好な短波長出力を呈するための前提である
が、1300 Oe以上、1500 Oe以下の範囲が
より好ましい。先にも述べたように、一定電流で磁気記
録を行っていると、面内方向の保磁力は低いほど長波長
出力は大きくなる。長波長出力だけの観点からみると保
磁力には下限が発生しない。しかし、短波長出力に目を
向けると、保磁力が1100 Oeを下回る場合には、
記録減磁の影響により出力の低下が始まる。したがっ
て、1100 Oe未満の保磁力は好ましくない。
【0015】また、面内方向の保磁力が1700 Oe
を上回ると、センダストなどの合金系の書き込み能力の
高い磁気ヘッドを用いた場合でも、十分に媒体を磁化す
ることができなくなる。この結果、再生出力の低下、消
去率の悪化などの特性劣化を生じるので好ましくない。
を上回ると、センダストなどの合金系の書き込み能力の
高い磁気ヘッドを用いた場合でも、十分に媒体を磁化す
ることができなくなる。この結果、再生出力の低下、消
去率の悪化などの特性劣化を生じるので好ましくない。
【0016】なお、六方晶系フェライト磁性粉を含む磁
性塗料の塗布により形成される磁性層の長手方向の最大
残留磁化MrLおよび垂直方向の最大残留磁化MrP、そし
て長手方向の保磁力HcLは、使用した六方晶系フェライ
ト磁性粉の形状や磁気特性を変化させることにより、あ
るいは媒体作製時の配向磁界強度を変化させることによ
り制御することができる。
性塗料の塗布により形成される磁性層の長手方向の最大
残留磁化MrLおよび垂直方向の最大残留磁化MrP、そし
て長手方向の保磁力HcLは、使用した六方晶系フェライ
ト磁性粉の形状や磁気特性を変化させることにより、あ
るいは媒体作製時の配向磁界強度を変化させることによ
り制御することができる。
【0017】磁性粉の粒子形状の制御は、製造時に以下
のようにして行われる。たとえば、ガラス結晶化法によ
ってBaフェライト粒子を製造する場合には、結晶化温
度を高くするほど、得られる結晶の平均粒子径が大きく
なる。また、原料となるガラス組成中にBaを過剰に添
加すると、板状比が大きくなる。通常は800℃で5時
間の結晶化を行うと平均粒子径は50nmに、ガラス成
分中に2〜3wt%のBaを過剰に添加すると板状比を6
〜7にもすることができる。
のようにして行われる。たとえば、ガラス結晶化法によ
ってBaフェライト粒子を製造する場合には、結晶化温
度を高くするほど、得られる結晶の平均粒子径が大きく
なる。また、原料となるガラス組成中にBaを過剰に添
加すると、板状比が大きくなる。通常は800℃で5時
間の結晶化を行うと平均粒子径は50nmに、ガラス成
分中に2〜3wt%のBaを過剰に添加すると板状比を6
〜7にもすることができる。
【0018】また、磁性粉の磁気特性の制御にあたっ
て、飽和磁化は、粒子の厚みあるいは板状比によって変
化し、厚くなるほど飽和磁化も大きくなるが、粒子表面
にスピネル層を被着することなどにより、さらに高める
こともできる。
て、飽和磁化は、粒子の厚みあるいは板状比によって変
化し、厚くなるほど飽和磁化も大きくなるが、粒子表面
にスピネル層を被着することなどにより、さらに高める
こともできる。
【0019】本発明において磁性粉として使用可能な強
磁性粒子は、たとえば下記の一般式 BaO・n(Fe1-m Mm ) 2O3 (ただし、式中MはZn,Co,Ti,Ni,Mn,I
n,Cu,Ge,Nb,Sn,Mg,Ta,Cr,M
o,W,Zr,Hf,Vから選ばれた1種類以上の元素
を表し、mは0〜0.2、nは5〜10の範囲の数を表
す)で示されるBaフェライトなどの六方晶系フェライ
ト微粒子があげられる。
磁性粒子は、たとえば下記の一般式 BaO・n(Fe1-m Mm ) 2O3 (ただし、式中MはZn,Co,Ti,Ni,Mn,I
n,Cu,Ge,Nb,Sn,Mg,Ta,Cr,M
o,W,Zr,Hf,Vから選ばれた1種類以上の元素
を表し、mは0〜0.2、nは5〜10の範囲の数を表
す)で示されるBaフェライトなどの六方晶系フェライ
ト微粒子があげられる。
【0020】これら六方晶系フェライト微粒子は六角板
状の結晶であり、その粒子形状は通常、板面の対角線の
長さである粒子径と、六角板面の対角線の長さと厚さの
比である板状比とで表される。その粒子形状は、磁性粉
の磁気特性にも影響を及ぼしている。なお、磁性粉の磁
気特性はこのような粒子形状だけでなく、媒体作製時の
配向強度の大きさによっても影響を受ける。
状の結晶であり、その粒子形状は通常、板面の対角線の
長さである粒子径と、六角板面の対角線の長さと厚さの
比である板状比とで表される。その粒子形状は、磁性粉
の磁気特性にも影響を及ぼしている。なお、磁性粉の磁
気特性はこのような粒子形状だけでなく、媒体作製時の
配向強度の大きさによっても影響を受ける。
【0021】本発明の磁気記録媒体には、板面の対角線
の長さを粒径としたときの平均粒径が0.03μm〜
0.1μmの範囲の六方晶系フェライト微粒子が適して
いる。
の長さを粒径としたときの平均粒径が0.03μm〜
0.1μmの範囲の六方晶系フェライト微粒子が適して
いる。
【0022】また、六角板面の対角線の長さと厚さの
比、すなわち板状比は2〜7の範囲であるものが好まし
い。板状比が2を下回る磁性粉の場合には、磁性層形成
後の磁場配向の際に、垂直方向であっても面内方向であ
っても方向を問わず配向しにくくなる。そのため、作製
された磁気記録媒体の再生出力が全波長域で低下してし
まう。また、板状比が7を上回る磁性粉の場合には、塗
料化の際に再凝集を起こし易く、分散が難しくなる。
比、すなわち板状比は2〜7の範囲であるものが好まし
い。板状比が2を下回る磁性粉の場合には、磁性層形成
後の磁場配向の際に、垂直方向であっても面内方向であ
っても方向を問わず配向しにくくなる。そのため、作製
された磁気記録媒体の再生出力が全波長域で低下してし
まう。また、板状比が7を上回る磁性粉の場合には、塗
料化の際に再凝集を起こし易く、分散が難しくなる。
【0023】また、本発明において磁性層には、磁性塗
料の樹脂バインダとして一般に配合されているものであ
れば、たとえば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹
脂、電子線硬化型樹脂などあらゆるものが配合可能であ
る。なかでも、スルホン酸金属塩基などの官能基などの
官能基の付与された塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン、
ポリエステルなどの樹脂はとくに好ましい。
料の樹脂バインダとして一般に配合されているものであ
れば、たとえば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹
脂、電子線硬化型樹脂などあらゆるものが配合可能であ
る。なかでも、スルホン酸金属塩基などの官能基などの
官能基の付与された塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン、
ポリエステルなどの樹脂はとくに好ましい。
【0024】さらに、磁性層には、上記磁性粉と樹脂バ
インダの他に添加剤として脂肪酸や脂肪酸エステルなど
の潤滑剤、アルミナ粒子などの研磨材、カーボンなどの
帯電防止剤を含有させることができる。
インダの他に添加剤として脂肪酸や脂肪酸エステルなど
の潤滑剤、アルミナ粒子などの研磨材、カーボンなどの
帯電防止剤を含有させることができる。
【0025】なお、本発明の磁気記録媒体は常法にした
がって下記のように製造される。すなわち、上記磁性
粉、樹脂バインダ、および諸添加剤からなる組成物に溶
剤を加えて混練分散して磁性塗料を調製し、これを非磁
性支持体上に塗布することにより製造される。
がって下記のように製造される。すなわち、上記磁性
粉、樹脂バインダ、および諸添加剤からなる組成物に溶
剤を加えて混練分散して磁性塗料を調製し、これを非磁
性支持体上に塗布することにより製造される。
【0026】ここで、非磁性支持体を構成する素材とし
ては、たとえばポリエチレンテレフタレートあるいはポ
リエチレンナフタレートなどのポリエステル類の他、ポ
リオレフィン類、セルロース類、ポリカーボネート等の
各種素材が使用可能である。
ては、たとえばポリエチレンテレフタレートあるいはポ
リエチレンナフタレートなどのポリエステル類の他、ポ
リオレフィン類、セルロース類、ポリカーボネート等の
各種素材が使用可能である。
【0027】
【作用】本発明においては、長波長出力に関するパラメ
ータとしてHcL×(MrP÷MrL)を導入し、短波長出力
に関するパラメーターとして磁性層の面内方向の保磁力
HcLを選択して両者の適正範囲を規定することにより、
長波長出力および短波長出力にすぐれたディジタル磁気
記録システム用の磁気記録媒体を提供している。
ータとしてHcL×(MrP÷MrL)を導入し、短波長出力
に関するパラメーターとして磁性層の面内方向の保磁力
HcLを選択して両者の適正範囲を規定することにより、
長波長出力および短波長出力にすぐれたディジタル磁気
記録システム用の磁気記録媒体を提供している。
【0028】本発明において特徴的なことは、垂直磁化
成分が多く存在するといわれる六方晶系フェライトを用
いた磁気記録媒体においても、長波長出力は塗布面に対
して長手方向に記録されていると推察してパラメータH
cL×(MrP÷MrL)を導入し、これと長波長出力の対応
関係を突き止め、さらに短波長出力を両立するための条
件と結合させたことである。
成分が多く存在するといわれる六方晶系フェライトを用
いた磁気記録媒体においても、長波長出力は塗布面に対
して長手方向に記録されていると推察してパラメータH
cL×(MrP÷MrL)を導入し、これと長波長出力の対応
関係を突き止め、さらに短波長出力を両立するための条
件と結合させたことである。
【0029】すなわち、長波長出力に関するパラメータ
HcL×(MrP÷MrL)において、保磁力HcLの部分は、
保磁力が低いほど長波長出力は大きくなる点に着目して
導入されたものである。また、垂直方向の最大残留磁化
MrPと長手方向の最大残留磁化MrLとの比(MrP÷Mr
L)の部分は、長手方向への磁化の残存し易さの度合い
を表すものである。(MrP÷MrL)が1より小さいほ
ど、いいかえれば長手方向の最大残留磁化の方が垂直方
向のそれよりも大きいほど、長手方向への磁化が残存し
易いので、長手記録されていると思われる長波長出力は
大きくなる。
HcL×(MrP÷MrL)において、保磁力HcLの部分は、
保磁力が低いほど長波長出力は大きくなる点に着目して
導入されたものである。また、垂直方向の最大残留磁化
MrPと長手方向の最大残留磁化MrLとの比(MrP÷Mr
L)の部分は、長手方向への磁化の残存し易さの度合い
を表すものである。(MrP÷MrL)が1より小さいほ
ど、いいかえれば長手方向の最大残留磁化の方が垂直方
向のそれよりも大きいほど、長手方向への磁化が残存し
易いので、長手記録されていると思われる長波長出力は
大きくなる。
【0030】一方、短波長出力に関するパラメータとし
ては、磁性層の長手方向の保磁力HcLが用いられてい
る。先にも述べたように、磁性層の長手方向の保磁力が
1100 Oeを下回る場合には、減磁の影響により短
波長出力の低下が始まる。また、長手方向の保磁力が1
700 Oeを上回ると、書き込み能力の高い磁気ヘッ
ドを用いた場合でも、十分に媒体を磁化することができ
なくなるため、再生出力の低下、消去率の悪化などの媒
体の特性劣化を生じる。したがって、好ましい長手方向
の保磁力の範囲として、1100≦HcL≦1700が導
かれる。
ては、磁性層の長手方向の保磁力HcLが用いられてい
る。先にも述べたように、磁性層の長手方向の保磁力が
1100 Oeを下回る場合には、減磁の影響により短
波長出力の低下が始まる。また、長手方向の保磁力が1
700 Oeを上回ると、書き込み能力の高い磁気ヘッ
ドを用いた場合でも、十分に媒体を磁化することができ
なくなるため、再生出力の低下、消去率の悪化などの媒
体の特性劣化を生じる。したがって、好ましい長手方向
の保磁力の範囲として、1100≦HcL≦1700が導
かれる。
【0031】本発明においては、HcLがこのような範囲
にあるときのHcL×(MrP÷MrL)の値と、長波長出力
と短波長出力との関係を調べ、良好な長波長出力と良好
な短波長出力とを両立させ得るパラメータHcL×(MrP
÷MrL)の範囲を導くことができた。そして、HcL×
(MrP÷MrL)を800以下とすることにより、ディジ
タル磁気記録用媒体に必要とされる良好な長波長出力と
良好な短波長出力とを両立させ得ることが見出だされ
た。HcL×(MrP÷MrL)が800を越えると、長波長
出力が低下し始める。
にあるときのHcL×(MrP÷MrL)の値と、長波長出力
と短波長出力との関係を調べ、良好な長波長出力と良好
な短波長出力とを両立させ得るパラメータHcL×(MrP
÷MrL)の範囲を導くことができた。そして、HcL×
(MrP÷MrL)を800以下とすることにより、ディジ
タル磁気記録用媒体に必要とされる良好な長波長出力と
良好な短波長出力とを両立させ得ることが見出だされ
た。HcL×(MrP÷MrL)が800を越えると、長波長
出力が低下し始める。
【0032】
【実施例】本発明の磁気記録媒体について、実施例およ
び比較例を参照して詳しく説明する。
び比較例を参照して詳しく説明する。
【0033】実施例1〜5 Baフェライト磁性粉を使用した以下の材料組成物を混
合し、常法にしたがって混練希釈、撹拌分散させて磁性
塗料を調製した。
合し、常法にしたがって混練希釈、撹拌分散させて磁性
塗料を調製した。
【0034】 得られた磁性塗料を、厚さ9μmのポリエチレンテレフ
タレートベースフィルム面上にリバースコータを用いて
塗布した。このとき、塗布量は塗布層の乾燥後の厚さが
2μmとなるように調整し、塗布速度は120m/分で
行った。なお、磁性層厚さは、カレンダ加工性を一定に
保ち、各媒体の表面粗度を揃えるため一定に制御した。
タレートベースフィルム面上にリバースコータを用いて
塗布した。このとき、塗布量は塗布層の乾燥後の厚さが
2μmとなるように調整し、塗布速度は120m/分で
行った。なお、磁性層厚さは、カレンダ加工性を一定に
保ち、各媒体の表面粗度を揃えるため一定に制御した。
【0035】磁性塗料の塗布後、塗膜が未乾燥のうちに
磁界の中を通過させて磁場配向処理を行い、続いて乾燥
を施したのち、カレンダにて表面平滑化処理を行った。
カレンダ条件は、線圧300kg/cm2 、温度80℃
とした。磁性層が形成されたのち、温度60℃の恒温槽
内でキュアさせて、磁気記録媒体の原反を得た。そし
て、この原反を8mm幅に裁断しテープカセットに収納
して、本発明の実施例1〜5の磁気記録媒体を得た。
磁界の中を通過させて磁場配向処理を行い、続いて乾燥
を施したのち、カレンダにて表面平滑化処理を行った。
カレンダ条件は、線圧300kg/cm2 、温度80℃
とした。磁性層が形成されたのち、温度60℃の恒温槽
内でキュアさせて、磁気記録媒体の原反を得た。そし
て、この原反を8mm幅に裁断しテープカセットに収納
して、本発明の実施例1〜5の磁気記録媒体を得た。
【0036】なお、作製した磁気記録媒体実施例1〜5
において、それらの磁性層の塗布面に対して長手方向の
最大残留磁化MrLおよび垂直方向の最大残留磁化MrPお
よび長手方向の保磁力HcLは、磁性粉として使用するB
aフェライト微粒子の形状や磁気特性を、先にも述べた
ような製造工程上の調節により変化させて制御した。
において、それらの磁性層の塗布面に対して長手方向の
最大残留磁化MrLおよび垂直方向の最大残留磁化MrPお
よび長手方向の保磁力HcLは、磁性粉として使用するB
aフェライト微粒子の形状や磁気特性を、先にも述べた
ような製造工程上の調節により変化させて制御した。
【0037】実施例1〜5においては、平均粒子径が4
5〜60nm、板状比が3.5〜5.0、飽和磁化が6
0〜65emu/g、そして保磁力が1100〜140
0Oeの範囲内で異なるようにした磁性粉を用いると同
時に、媒体作製時の配向磁界強度を4kOe〜6kOe
の範囲で種々変えることにより、磁性層の最大残留磁化
および保磁力の制御を行った。
5〜60nm、板状比が3.5〜5.0、飽和磁化が6
0〜65emu/g、そして保磁力が1100〜140
0Oeの範囲内で異なるようにした磁性粉を用いると同
時に、媒体作製時の配向磁界強度を4kOe〜6kOe
の範囲で種々変えることにより、磁性層の最大残留磁化
および保磁力の制御を行った。
【0038】比較例1 磁性粉として、飽和磁化が55emu/gのBaフェラ
イト粉を用い、媒体作製時の配向磁界強度を4kOeと
した他は実施例と同様にして、比較例1の磁気記録媒体
を作製した。
イト粉を用い、媒体作製時の配向磁界強度を4kOeと
した他は実施例と同様にして、比較例1の磁気記録媒体
を作製した。
【0039】比較例2〜8 磁性粉として、保磁力が1000〜1050 OeのB
aフェライト粉を用い、媒体作製時の配向磁界強度を2
〜4kOeとした他は実施例と同様にして、比較例2〜
8の磁気記録媒体を作製した。
aフェライト粉を用い、媒体作製時の配向磁界強度を2
〜4kOeとした他は実施例と同様にして、比較例2〜
8の磁気記録媒体を作製した。
【0040】比較例9,10 磁性粉として、飽和磁化が55〜60emu/g、保磁
力が1000〜1050 OeのBaフェライト粉を用
い、媒体作製時の配向磁界強度を2kOe〜4kOeと
した他は実施例と同様にして、比較例9,10の磁気記
録媒体を作製した。
力が1000〜1050 OeのBaフェライト粉を用
い、媒体作製時の配向磁界強度を2kOe〜4kOeと
した他は実施例と同様にして、比較例9,10の磁気記
録媒体を作製した。
【0041】次いで、上記した実施例1〜5および比較
例1〜10の磁気記録媒体について、その磁気特性と出
力特性を調べた。さらに、本発明の特徴である2つのパ
ラメータHcLとHcL×(MrP÷MrL)を算出した。それ
らの評価結果と算出結果を併せて表1に示した。
例1〜10の磁気記録媒体について、その磁気特性と出
力特性を調べた。さらに、本発明の特徴である2つのパ
ラメータHcLとHcL×(MrP÷MrL)を算出した。それ
らの評価結果と算出結果を併せて表1に示した。
【0042】なお、磁気特性の測定にあたっては、振動
試料型磁力計(VSM)を用いて10kgaussの最
大磁界を加えた。垂直方向の最大残留磁化MrPは、減磁
界補正後の値である。再生出力特性の評価にあたって
は、ディジタル磁気記録システムのトラッキング信号の
代表的なものとして、ヘリカルスキャンデータ8ミリカ
ートリッジサブシステムのサーボ信号出力(記録波長2
0μm)の測定値と、短波長の記録信号として、本発明
においては、短波長の記録信号の代表として4MHzの
信号を選び、その出力を測定した。
試料型磁力計(VSM)を用いて10kgaussの最
大磁界を加えた。垂直方向の最大残留磁化MrPは、減磁
界補正後の値である。再生出力特性の評価にあたって
は、ディジタル磁気記録システムのトラッキング信号の
代表的なものとして、ヘリカルスキャンデータ8ミリカ
ートリッジサブシステムのサーボ信号出力(記録波長2
0μm)の測定値と、短波長の記録信号として、本発明
においては、短波長の記録信号の代表として4MHzの
信号を選び、その出力を測定した。
【0043】
【表1】 なお、図1には、これら実施例1〜5および比較例1〜
10の磁気記録媒体のサーボ信号出力(およそ20μ
m)とパラメータHcL×(MrP÷MrL)との関係が示さ
れている。また、図2にはこれらの15の磁気記録媒体
の4MHz出力と、パラメータHcLとの関係が示されて
いる。
10の磁気記録媒体のサーボ信号出力(およそ20μ
m)とパラメータHcL×(MrP÷MrL)との関係が示さ
れている。また、図2にはこれらの15の磁気記録媒体
の4MHz出力と、パラメータHcLとの関係が示されて
いる。
【0044】表1および図1,2からも明らかなよう
に、本発明においては2つのパラメータHcLとHcL×
(MrP÷MrL)を導入しその好ましい範囲を設定するこ
とにより、短波長出力と長波長出力のバランスのとれた
磁気記録媒体が得られる。
に、本発明においては2つのパラメータHcLとHcL×
(MrP÷MrL)を導入しその好ましい範囲を設定するこ
とにより、短波長出力と長波長出力のバランスのとれた
磁気記録媒体が得られる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、六方晶系フェライト磁
性粉を用いた磁気記録媒体における磁性層の出力特性を
表現するパラメータを提案し、そのパラメータの数値の
好ましい範囲を規定することにより、長波長から短波長
まで広範な波長域に亘ってすぐれた出力特性が得られる
ディジタル磁気記録システム用の磁気記録媒体が容易に
提供される。
性粉を用いた磁気記録媒体における磁性層の出力特性を
表現するパラメータを提案し、そのパラメータの数値の
好ましい範囲を規定することにより、長波長から短波長
まで広範な波長域に亘ってすぐれた出力特性が得られる
ディジタル磁気記録システム用の磁気記録媒体が容易に
提供される。
【図1】実施例および比較例の磁気記録媒体における、
サーボ信号出力とパラメータHcL×(MrP÷MrL)との
関係を示す図である。
サーボ信号出力とパラメータHcL×(MrP÷MrL)との
関係を示す図である。
【図2】実施例および比較例の磁気記録媒体における、
4MHzの信号出力とパラメータHcLとの関係を示す図
である。
4MHzの信号出力とパラメータHcLとの関係を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 庸彦 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 井上 修 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 ▲くわ▼島 隆義 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に、六方晶系フェライト
磁性粉を含む磁性塗料の塗布により磁性層が形成され、
この磁性層に、5μm以上の少なくとも1種の波長から
なる第1の記録波長群と、この第1の記録波長群の各波
長よりも短い複数種の波長からなる第2の記録波長群と
を記録し再生するディジタル磁気記録システム用の磁気
記録媒体において、 前記磁性層の塗布面に対し長手方向の保磁力をHcL(O
e)、塗布面に対し長手方向の最大残留磁化をMrL(e
mu/cc)、塗布面に対して垂直方向の最大残留磁化
をMrP(emu/cc)とするときに、下記の2つの関
係式 HcL×(MrP÷MrL)≦800 1100≦HcL≦1700 が成り立つことを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 下記の2つの関係式 250≦HcL×(MrP÷MrL)≦500 1300≦HcL≦1500 が成り立つことを特徴とする特許請求の範囲請求項1記
載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6320365A JPH08180364A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6320365A JPH08180364A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08180364A true JPH08180364A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18120668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6320365A Withdrawn JPH08180364A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08180364A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002342913A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-29 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP6320365A patent/JPH08180364A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002342913A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-29 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |