JPH08180671A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH08180671A JPH08180671A JP6319904A JP31990494A JPH08180671A JP H08180671 A JPH08180671 A JP H08180671A JP 6319904 A JP6319904 A JP 6319904A JP 31990494 A JP31990494 A JP 31990494A JP H08180671 A JPH08180671 A JP H08180671A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 強誘電体キャパシタを有するDRAM型不揮
発性メモリセルの非選択状態におけるキャパシタの分極
の誤反転による記憶データの破壊を防止する。 【構成】 強誘電体膜を第1,第2電極で挟持してなる
キャパシタC11と、キャパシタの第2電極に並列に接
続されるNチャネル型トランジスタT11及びPチャネ
ル型トランジスタT12とを設ける。第1電極にセルプ
レート線CPを接続し、第2電極に2つのトランジスタ
T11,T12を介してビット線BLを接続し、各トラ
ンジスタT11,T12のゲートにワード線WLを接続
する。第2電極−各トランジスタT11,T12間のノ
ードと接地電源との間をトランジスタT13を介して接
続し、非選択時には、トランジスタT11,T12をO
FF状態に、トランジスタT13をON状態にする。こ
れにより、キャパシタC11の第2電極における電位を
固定し、誤反転を防止する。
発性メモリセルの非選択状態におけるキャパシタの分極
の誤反転による記憶データの破壊を防止する。 【構成】 強誘電体膜を第1,第2電極で挟持してなる
キャパシタC11と、キャパシタの第2電極に並列に接
続されるNチャネル型トランジスタT11及びPチャネ
ル型トランジスタT12とを設ける。第1電極にセルプ
レート線CPを接続し、第2電極に2つのトランジスタ
T11,T12を介してビット線BLを接続し、各トラ
ンジスタT11,T12のゲートにワード線WLを接続
する。第2電極−各トランジスタT11,T12間のノ
ードと接地電源との間をトランジスタT13を介して接
続し、非選択時には、トランジスタT11,T12をO
FF状態に、トランジスタT13をON状態にする。こ
れにより、キャパシタC11の第2電極における電位を
固定し、誤反転を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電体膜を有するキ
ャパシタをメモリセルに配置してなる半導体記憶装置に
係り、特にメモリセルの非選択状態における記憶データ
の破壊を防止するための対策に関する。
ャパシタをメモリセルに配置してなる半導体記憶装置に
係り、特にメモリセルの非選択状態における記憶データ
の破壊を防止するための対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置において、内部に
形成されたキャパシタに電荷を蓄積しその電荷の有無に
よりデータを記憶する方式の装置が主に用いられてい
る。このような半導体記憶装置は、一般にダイナミック
方式メモリ(以下DRAM)と呼ばれ、そのキャパシタ
の絶縁膜としてシリコン酸化膜が用いられてきた。近
年、強誘電体からなる強誘電体膜をキャパシタの絶縁膜
として用いることによりデータの記憶を不揮発にしよう
とする半導体記憶装置が知られている。
形成されたキャパシタに電荷を蓄積しその電荷の有無に
よりデータを記憶する方式の装置が主に用いられてい
る。このような半導体記憶装置は、一般にダイナミック
方式メモリ(以下DRAM)と呼ばれ、そのキャパシタ
の絶縁膜としてシリコン酸化膜が用いられてきた。近
年、強誘電体からなる強誘電体膜をキャパシタの絶縁膜
として用いることによりデータの記憶を不揮発にしよう
とする半導体記憶装置が知られている。
【0003】図10は、強誘電体に印加される電圧とこ
の強誘電体の自己分極との関係を示す図である。同図に
示すように、強誘電体の分極状態の遷移はいわゆるヒス
テリシス特性を示し、強誘電体にかかる電圧が零となっ
た際(同図の点S2の状態)にも強誘電体には残留分極
Prが残る。このような強誘電体材料からなる膜で半導
体記憶装置のキャパシタの容量部を構成すると、電圧が
印加されなくなった後もキャパシタにデータを保持する
ことが可能となり、データの記憶の不揮発性を実現する
ことができる。
の強誘電体の自己分極との関係を示す図である。同図に
示すように、強誘電体の分極状態の遷移はいわゆるヒス
テリシス特性を示し、強誘電体にかかる電圧が零となっ
た際(同図の点S2の状態)にも強誘電体には残留分極
Prが残る。このような強誘電体材料からなる膜で半導
体記憶装置のキャパシタの容量部を構成すると、電圧が
印加されなくなった後もキャパシタにデータを保持する
ことが可能となり、データの記憶の不揮発性を実現する
ことができる。
【0004】以下、強誘電体膜を有するキャパシタを備
えた従来の半導体記憶装置について、図面を用いて説明
する。
えた従来の半導体記憶装置について、図面を用いて説明
する。
【0005】図9は、上記従来の半導体記憶装置1の構
成を示す電気回路図である。同図において、半導体記憶
装置1は、1ビットのデータを記憶するメモリセル2、
3と、ダミーセル4、5と、センスアンプ6と、メモリ
セル2、3にデータをそれぞれ書き込んだり、メモリセ
ル2、3からデータをそれぞれ読み出すためのビット線
BLB1、BLB2と、メモリセル2、3をそれぞれ選
択するためのワード線WLB1、WLB2と、セルプレ
ート線CPBと、ダミーワード線DWL1、DWL2と
を備えている。
成を示す電気回路図である。同図において、半導体記憶
装置1は、1ビットのデータを記憶するメモリセル2、
3と、ダミーセル4、5と、センスアンプ6と、メモリ
セル2、3にデータをそれぞれ書き込んだり、メモリセ
ル2、3からデータをそれぞれ読み出すためのビット線
BLB1、BLB2と、メモリセル2、3をそれぞれ選
択するためのワード線WLB1、WLB2と、セルプレ
ート線CPBと、ダミーワード線DWL1、DWL2と
を備えている。
【0006】上記メモリセル2、3は、強誘電体膜を2
つの電極で挟持してなるメモリセルキャパシタC1、C
2と、電界効果型MOSトランジスタからなるパストラ
ンジスタT1、T2とをそれぞれ有している。同様に、
ダミーセル4、5は強誘電体膜を2つの電極で挟持して
なるダミーセルキャパシタC3、C4と、パストランジ
スタT3、T4とをそれぞれ有している。このメモリセ
ルキャパシタC1、C2およびダミーセルキャパシタC
3、C4の各電極のうち1つの電極は、いずれも共通の
セルプレート線CPBと接続されている。そして、トラ
ンジスタT1、T2がオンのときつまり配置されるメモ
リセル2,3が選択されたときには、メモリセルキャパ
シタC1、C2とビット線BLB1、BLB2との間が
導通状態になり、トランジスタT3、T4がON状態の
ときに、ダミーセルキャパシタC3、C4とビット線B
LB2、BLB1との間が導通状態になる。
つの電極で挟持してなるメモリセルキャパシタC1、C
2と、電界効果型MOSトランジスタからなるパストラ
ンジスタT1、T2とをそれぞれ有している。同様に、
ダミーセル4、5は強誘電体膜を2つの電極で挟持して
なるダミーセルキャパシタC3、C4と、パストランジ
スタT3、T4とをそれぞれ有している。このメモリセ
ルキャパシタC1、C2およびダミーセルキャパシタC
3、C4の各電極のうち1つの電極は、いずれも共通の
セルプレート線CPBと接続されている。そして、トラ
ンジスタT1、T2がオンのときつまり配置されるメモ
リセル2,3が選択されたときには、メモリセルキャパ
シタC1、C2とビット線BLB1、BLB2との間が
導通状態になり、トランジスタT3、T4がON状態の
ときに、ダミーセルキャパシタC3、C4とビット線B
LB2、BLB1との間が導通状態になる。
【0007】次に、以上のような半導体記憶装置1の書
き込み動作を説明する。たとえば、メモリセル2にデー
タ“1”を書き込む場合には、まず、ビット線BLB1
とワ−ド線、WLVIとに高レベルの電位を印加し、セ
ルプレート線CPBに低レベルの電位を印加することに
より、メモリセルキャパシタC1に正の電圧がかかり、
メモリセルキャパシタC1の分極状態が図10の点S1
の状態となる。次に、セルプレートCPBに印加される
電位が高レベルに遷移することにより、メモリセルキャ
パシタC1にかかる電圧は零となり、メモリセルキャパ
シタC1の分極状態は図10の点S2の状態に遷移す
る。次に、セルプレート線CPB、ワード線WLB1、
ビット線BLB1の順に印加される電位を低レベルに戻
しても、メモリセルキャパシタC1の分極状態は図10
の点S2の状態に留まる。このようにして、メモリセル
2にデータ“1”が書き込まれ、メモリセル2のメモリ
セルキャパシタC1の分極状態は、電圧の印加を停止し
ても変化することなく保持される。
き込み動作を説明する。たとえば、メモリセル2にデー
タ“1”を書き込む場合には、まず、ビット線BLB1
とワ−ド線、WLVIとに高レベルの電位を印加し、セ
ルプレート線CPBに低レベルの電位を印加することに
より、メモリセルキャパシタC1に正の電圧がかかり、
メモリセルキャパシタC1の分極状態が図10の点S1
の状態となる。次に、セルプレートCPBに印加される
電位が高レベルに遷移することにより、メモリセルキャ
パシタC1にかかる電圧は零となり、メモリセルキャパ
シタC1の分極状態は図10の点S2の状態に遷移す
る。次に、セルプレート線CPB、ワード線WLB1、
ビット線BLB1の順に印加される電位を低レベルに戻
しても、メモリセルキャパシタC1の分極状態は図10
の点S2の状態に留まる。このようにして、メモリセル
2にデータ“1”が書き込まれ、メモリセル2のメモリ
セルキャパシタC1の分極状態は、電圧の印加を停止し
ても変化することなく保持される。
【0008】一方、メモリセル2にデータ“0”を書き
込む場合には、まず、ビット線BLB1に低レベルの電
位を印加し、ワード線WLB1に高レベルの電位を印加
し、さらにセルプレート線CPBに低レベルの電位を印
加する。次に、セルプレート線CPBに印加される電位
を高レベルに遷移させることにより、メモリセルキャパ
シタC1には負の電圧がかかり、メモリセルキャパシタ
C1の分極状態は図10の点S3の状態となる。次に、
セルプレート線CPB、ワード線WLB1の順に印加さ
れる電位が低レベルに戻れば、メモリセルキャパシタC
1の分極状態は図10の点S4の状態となり、メモリセ
ル2にデータ“0”が書き込まれる。メモリセルキャパ
シタC1の分極状態は、データ“1”が書き込まれた場
合と同様に、電圧の印加を停止しても変化することなく
保持される。
込む場合には、まず、ビット線BLB1に低レベルの電
位を印加し、ワード線WLB1に高レベルの電位を印加
し、さらにセルプレート線CPBに低レベルの電位を印
加する。次に、セルプレート線CPBに印加される電位
を高レベルに遷移させることにより、メモリセルキャパ
シタC1には負の電圧がかかり、メモリセルキャパシタ
C1の分極状態は図10の点S3の状態となる。次に、
セルプレート線CPB、ワード線WLB1の順に印加さ
れる電位が低レベルに戻れば、メモリセルキャパシタC
1の分極状態は図10の点S4の状態となり、メモリセ
ル2にデータ“0”が書き込まれる。メモリセルキャパ
シタC1の分極状態は、データ“1”が書き込まれた場
合と同様に、電圧の印加を停止しても変化することなく
保持される。
【0009】次に、半導体記憶装置1の読み出し動作に
ついて、メモリセル2の記憶データを読み出す場合を例
にとって説明する。まず、読み出し動作に先立ってビッ
ト線BLB1、BLB2に低レベルの電位が印加され
る。そして、ワード線WLB1に高レベルの電位が印加
されることにより、トランジスタT1がON状態とな
り、ビット線BLB1とメモリセルキャパシタC1との
間が導通状態になる。このとき、メモリセルキャパシタ
C1に印加される電圧は零であり、メモリセルキャパシ
タC1の分極状態は、あらかじめ設定された図10の点
S2又はS4の状態に保持されている。
ついて、メモリセル2の記憶データを読み出す場合を例
にとって説明する。まず、読み出し動作に先立ってビッ
ト線BLB1、BLB2に低レベルの電位が印加され
る。そして、ワード線WLB1に高レベルの電位が印加
されることにより、トランジスタT1がON状態とな
り、ビット線BLB1とメモリセルキャパシタC1との
間が導通状態になる。このとき、メモリセルキャパシタ
C1に印加される電圧は零であり、メモリセルキャパシ
タC1の分極状態は、あらかじめ設定された図10の点
S2又はS4の状態に保持されている。
【0010】次に、セルプレート線CPBに印加される
電位を高レベルに変化させることにより、メモリセルキ
ャパシタC1には負の電圧がかかり、メモリセルキャパ
シタC1の分極状態は、図10の点S2又はS4の状態
から点S3の状態に遷移する。このとき、ビット線BL
B1の電位はメモリセル2にあらかじめ書き込まれたデ
ータによって異なる。メモリセル2にデータ“1”が書
き込まれていた場合には、メモリセルキャパシタC1の
分極状態は図10の点S2の状態から点S3の状態に遷
移し、メモリセルキャパシタC1から放出される電荷量
は相対的に大きく、ビット線BLB1の電位は図11に
示すような高い読み出し電位L1となる。一方、メモリ
セル2にデータ“0”が書き込まれていた場合には、メ
モリセルキャパシタC1の分極状態は図10の点S4の
状態から点S3の状態に遷移し、メモリセルキャパシタ
C1から放出される電荷量はデータ“1”が書き込まれ
ていた場合に比較して小さく、ビット線BLB1の電位
は図11に示すような低い読み出し電位L2となる。そ
して、センスアンプ6が上記読み出し電位L1又はL2
を受け取り、このいずれの電位であるかに応じて記憶デ
ータが“1”であるか“0”であるかを判定する。な
お、L3は、高電位L1と低電位L2との間の中間電位
である。
電位を高レベルに変化させることにより、メモリセルキ
ャパシタC1には負の電圧がかかり、メモリセルキャパ
シタC1の分極状態は、図10の点S2又はS4の状態
から点S3の状態に遷移する。このとき、ビット線BL
B1の電位はメモリセル2にあらかじめ書き込まれたデ
ータによって異なる。メモリセル2にデータ“1”が書
き込まれていた場合には、メモリセルキャパシタC1の
分極状態は図10の点S2の状態から点S3の状態に遷
移し、メモリセルキャパシタC1から放出される電荷量
は相対的に大きく、ビット線BLB1の電位は図11に
示すような高い読み出し電位L1となる。一方、メモリ
セル2にデータ“0”が書き込まれていた場合には、メ
モリセルキャパシタC1の分極状態は図10の点S4の
状態から点S3の状態に遷移し、メモリセルキャパシタ
C1から放出される電荷量はデータ“1”が書き込まれ
ていた場合に比較して小さく、ビット線BLB1の電位
は図11に示すような低い読み出し電位L2となる。そ
して、センスアンプ6が上記読み出し電位L1又はL2
を受け取り、このいずれの電位であるかに応じて記憶デ
ータが“1”であるか“0”であるかを判定する。な
お、L3は、高電位L1と低電位L2との間の中間電位
である。
【0011】上記従来例では、1個のトランジスタと1
個の強誘電体キャパシタにより1個のDRAM型強誘電
体不揮発性メモリのセルを形成している例について説明
した(以後1T1C型メモリセルと称する)。
個の強誘電体キャパシタにより1個のDRAM型強誘電
体不揮発性メモリのセルを形成している例について説明
した(以後1T1C型メモリセルと称する)。
【0012】次に、2個のトランジスタと2個の強誘電
体キャパシタにより1個のメモリセルを形成している例
について、図10を参照しながら説明する(アメリカ特
許明細書第4,873,664号明細書参照)。以後、
このメモリセルを2T2C型メモリセルと称する。図1
2に示すように、2T2C型メモリセルには、1ビット
のデータを記憶するメモリセル10と、センスアンプ1
1と、メモリセル10にデータを書き込み,読み出すた
めのビット線BL,XBLと、メモリセル10を選択す
るためのワード線WLと、セルプレート線CPとが配置
されている。また、メモリセル10は、強誘電体膜を2
つの電極で挟持してなるキャパシタ16,17と、トラ
ンジスタ18,19とを備えている。メモリセルへのデ
ータの書き込み、読み出し時のワード線WL,セルプレ
ート線CPの動作は、前述の従来例の1T1C型メモリ
セルと同様であるが、2本のビット線BL,XBLを有
することにより、高レベル,低レベルの相補型のデータ
を1個のメモリセルに書き込む点が異なる。たとえばメ
モリセル10に“1”データを書き込む場合、ビット線
BLには高レベルを印加し、相補ビット線XBLには低
レベルを印加したのち、ワード線WL、セルプレート線
CPをそれぞれ選択状態とする。このとき、強誘電体キ
ャパシタ16,17は、それぞれ図10の点S2、S4
の状態に設定される。この状態は、1T1C型メモリセ
ルの場合と同様に、電圧の印加を停止しても保持され
る。読み出しを行なうには、この状態から前述の1T1
C型メモリセルの場合と同様にワード線BLを選択し、
セルプレート線CPを高電位にすることにより、ビット
線BLには、図11に示すL1レベルが、相補ビット線
XBLにはL2レベルが出力される。センスアンプ11
がこのレベル差を検出して、データの読み出しが行なわ
れる。
体キャパシタにより1個のメモリセルを形成している例
について、図10を参照しながら説明する(アメリカ特
許明細書第4,873,664号明細書参照)。以後、
このメモリセルを2T2C型メモリセルと称する。図1
2に示すように、2T2C型メモリセルには、1ビット
のデータを記憶するメモリセル10と、センスアンプ1
1と、メモリセル10にデータを書き込み,読み出すた
めのビット線BL,XBLと、メモリセル10を選択す
るためのワード線WLと、セルプレート線CPとが配置
されている。また、メモリセル10は、強誘電体膜を2
つの電極で挟持してなるキャパシタ16,17と、トラ
ンジスタ18,19とを備えている。メモリセルへのデ
ータの書き込み、読み出し時のワード線WL,セルプレ
ート線CPの動作は、前述の従来例の1T1C型メモリ
セルと同様であるが、2本のビット線BL,XBLを有
することにより、高レベル,低レベルの相補型のデータ
を1個のメモリセルに書き込む点が異なる。たとえばメ
モリセル10に“1”データを書き込む場合、ビット線
BLには高レベルを印加し、相補ビット線XBLには低
レベルを印加したのち、ワード線WL、セルプレート線
CPをそれぞれ選択状態とする。このとき、強誘電体キ
ャパシタ16,17は、それぞれ図10の点S2、S4
の状態に設定される。この状態は、1T1C型メモリセ
ルの場合と同様に、電圧の印加を停止しても保持され
る。読み出しを行なうには、この状態から前述の1T1
C型メモリセルの場合と同様にワード線BLを選択し、
セルプレート線CPを高電位にすることにより、ビット
線BLには、図11に示すL1レベルが、相補ビット線
XBLにはL2レベルが出力される。センスアンプ11
がこのレベル差を検出して、データの読み出しが行なわ
れる。
【0013】上述の書き込み読み出し動作では、ビット
線電位を低電位に設定した後セルプレート線に高電位の
パルスを印加することにより強誘電体キャパシタの分極
反転を行なうようにした。同様に、ビット線電位を高電
位に設定した後にセルプレート線に低電位のパルスを印
加することにより強誘電体キャパシタの分極反転を行い
データの書き込み読み出しを行うことも可能である。
線電位を低電位に設定した後セルプレート線に高電位の
パルスを印加することにより強誘電体キャパシタの分極
反転を行なうようにした。同様に、ビット線電位を高電
位に設定した後にセルプレート線に低電位のパルスを印
加することにより強誘電体キャパシタの分極反転を行い
データの書き込み読み出しを行うことも可能である。
【0014】上記従来例の図9、図12に示す回路で
は、強誘電体キャパシタとビット線とを接続するパスト
ランジスタは、図13(a)に示すように、Nチャネル
型トランジスタで構成されている。ただし、図13
(b)に示すようなPチャネル型トランジスタで構成す
ることも可能である。また、低電圧動作を目的とする場
合には、図13(c)で示すように、CMOSトランジ
スタによりパストランジスタを構成することも可能であ
る。
は、強誘電体キャパシタとビット線とを接続するパスト
ランジスタは、図13(a)に示すように、Nチャネル
型トランジスタで構成されている。ただし、図13
(b)に示すようなPチャネル型トランジスタで構成す
ることも可能である。また、低電圧動作を目的とする場
合には、図13(c)で示すように、CMOSトランジ
スタによりパストランジスタを構成することも可能であ
る。
【0015】図15は、上記図13(c)のメモリセル
構成を用いたときの各信号の動作例を示すタイミングチ
ャートである。ここで、XCEはメモリセルを活性化・
非活性化するためのメモリセル選択信号でありメモリセ
ルの外部から入力される。この例では、メモリセル選択
信号XCEが低電位レベルの時にメモリセルが選択活性
化され、メモリセル選択信号XCEが高電位レベルのと
きにメモリセルが非選択非活性化され、スタンバイ状態
となる。この例では、各信号線は読み出しあるいは書込
動作終了状態のままでスタンバイ状態に入る。すなわ
ち、スタンバイ状態では、ワード線WLは低電位状態、
相補ワード線XWLは高電位状態、セルプレート線CP
は低電位状態である。またビット線対BL,XBLは接
地電位にプリチャージされている。
構成を用いたときの各信号の動作例を示すタイミングチ
ャートである。ここで、XCEはメモリセルを活性化・
非活性化するためのメモリセル選択信号でありメモリセ
ルの外部から入力される。この例では、メモリセル選択
信号XCEが低電位レベルの時にメモリセルが選択活性
化され、メモリセル選択信号XCEが高電位レベルのと
きにメモリセルが非選択非活性化され、スタンバイ状態
となる。この例では、各信号線は読み出しあるいは書込
動作終了状態のままでスタンバイ状態に入る。すなわ
ち、スタンバイ状態では、ワード線WLは低電位状態、
相補ワード線XWLは高電位状態、セルプレート線CP
は低電位状態である。またビット線対BL,XBLは接
地電位にプリチャージされている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図13
(a)〜(c)に示されるような、強誘電体キャパシタ
C1とパストランジスタT1とで構成されるDRAMメ
モリセルでは、当該メモリセルが非選択でパストランジ
スタT1がOFFの時には、パストランジスタT1と強
誘電体キャパシタC1とを接続するノードNdAはフロー
ティング状態となる。このような状態は通常の書込動
作、読み出し動作中の選択されていないメモリセルに起
こる。また、メモリセルが活性状態でないスタンバイ状
態(つまり非選択状態)でも起こる。
(a)〜(c)に示されるような、強誘電体キャパシタ
C1とパストランジスタT1とで構成されるDRAMメ
モリセルでは、当該メモリセルが非選択でパストランジ
スタT1がOFFの時には、パストランジスタT1と強
誘電体キャパシタC1とを接続するノードNdAはフロー
ティング状態となる。このような状態は通常の書込動
作、読み出し動作中の選択されていないメモリセルに起
こる。また、メモリセルが活性状態でないスタンバイ状
態(つまり非選択状態)でも起こる。
【0017】以下、このときのノードNdAに生じる問題
について、図14(a)〜(c)を参照しながら説明す
る。図14(a)〜(c)は、上記図13(a)〜
(c)に示す回路に対応するトランジスタ部分の縦断面
構造を概略的に示す図である。図14(a)〜(c)に
示すように、半導体基板のウェル層内にトランジスタT
1(T2)のソース・ドレインとなる2つの拡散層が形
成され、2つの拡散層の中間に位置する半導体基板上に
ゲートが設けられている。そして、ワード線WLはトラ
ンジスタT1(T2)のゲートに接続され、ビット線B
LはトランジスタT1(T2)の一方の拡散層に接続さ
れている。また、キャパシタC1(C2)の一方の電極
はセルプレート線CPに接続され、キャパシタC1(C
2)の他方の電極はノードNdAを介してトランジスタT
1(T2)の他方の拡散層に接続されている。
について、図14(a)〜(c)を参照しながら説明す
る。図14(a)〜(c)は、上記図13(a)〜
(c)に示す回路に対応するトランジスタ部分の縦断面
構造を概略的に示す図である。図14(a)〜(c)に
示すように、半導体基板のウェル層内にトランジスタT
1(T2)のソース・ドレインとなる2つの拡散層が形
成され、2つの拡散層の中間に位置する半導体基板上に
ゲートが設けられている。そして、ワード線WLはトラ
ンジスタT1(T2)のゲートに接続され、ビット線B
LはトランジスタT1(T2)の一方の拡散層に接続さ
れている。また、キャパシタC1(C2)の一方の電極
はセルプレート線CPに接続され、キャパシタC1(C
2)の他方の電極はノードNdAを介してトランジスタT
1(T2)の他方の拡散層に接続されている。
【0018】ここで、図14(a)〜(c)において、
ノードNdAはウェル層のなかに形成されたトランジスタ
T1(T2)の拡散層にコンタクトしているので、トラ
ンジスタT1(T2)がOFFのときには、時間の経過
と共に拡散層とウェル層との間にリーク電流が生じ、こ
のノードNdAの電位はウェル層の電位に等しくなるまで
充電される。
ノードNdAはウェル層のなかに形成されたトランジスタ
T1(T2)の拡散層にコンタクトしているので、トラ
ンジスタT1(T2)がOFFのときには、時間の経過
と共に拡散層とウェル層との間にリーク電流が生じ、こ
のノードNdAの電位はウェル層の電位に等しくなるまで
充電される。
【0019】このように、パストランジスタT1(T
2)のOFF状態が継続するときで、かつセルプレート
線CPの電位がウェル層の電位と異なる場合、例えば図
14(a)に示すようにPウェル層の電位は一般にはV
SSレベルである。したがって、セルプレート線CPが
非選択状態で高電位状態(電源電圧レベル)となるよう
に設定されていると、時間の経過と共にノードNdAの電
位がVSSレベルとなることで、強誘電体キャパシタの
両側の電極には電位差が生じ、強誘電体の分極を誤って
反転してしまう虞れがある。
2)のOFF状態が継続するときで、かつセルプレート
線CPの電位がウェル層の電位と異なる場合、例えば図
14(a)に示すようにPウェル層の電位は一般にはV
SSレベルである。したがって、セルプレート線CPが
非選択状態で高電位状態(電源電圧レベル)となるよう
に設定されていると、時間の経過と共にノードNdAの電
位がVSSレベルとなることで、強誘電体キャパシタの
両側の電極には電位差が生じ、強誘電体の分極を誤って
反転してしまう虞れがある。
【0020】同様に、図14(b)に示す構造を有する
メモリセルの場合には、Nウェル層は通常は高電位(電
源電圧VCC)にあるのでセルプレート線CPの電位が
スタンバイ時に低電位(接地電位VSS)である場合に
は、誤って分極の反転が生じる。
メモリセルの場合には、Nウェル層は通常は高電位(電
源電圧VCC)にあるのでセルプレート線CPの電位が
スタンバイ時に低電位(接地電位VSS)である場合に
は、誤って分極の反転が生じる。
【0021】また、図14(c)に示す構造を有するメ
モリセルの場合には、ノードNdAはPウェル層とNウェ
ル層の両方に接続されているために、電源電圧VCCと
接地電位VSSとの中間に充電される。したがって、非
選択状態で長時間が経過すると、セルプレート線CPの
電位を高電位あるいは低電位のどちらに設定しても誤っ
て分極の反転がおこる虞れがある。
モリセルの場合には、ノードNdAはPウェル層とNウェ
ル層の両方に接続されているために、電源電圧VCCと
接地電位VSSとの中間に充電される。したがって、非
選択状態で長時間が経過すると、セルプレート線CPの
電位を高電位あるいは低電位のどちらに設定しても誤っ
て分極の反転がおこる虞れがある。
【0022】なお、以上の説明から明らかなように、図
12に示す2T2C型のメモリセルは、図14(a)の
メモリセルを組み合わせた構造となっているので、2T
2C型メモリセルにおいても、上述のような電位の設定
を行うと、非選択状態における分極の誤反転が発生する
虞れがあった。
12に示す2T2C型のメモリセルは、図14(a)の
メモリセルを組み合わせた構造となっているので、2T
2C型メモリセルにおいても、上述のような電位の設定
を行うと、非選択状態における分極の誤反転が発生する
虞れがあった。
【0023】また、従来のメモリセルのセルプレート線
ドライブ回路についても、下記のような問題があった。
図16は、従来のメモリのセルプレート線ドライブ回路
を示す。同図において、RDはセルプレート線を選択す
るためのデコード選択信号であり、複数本配列されたセ
ルプレート線の中から特定のセルプレート線を選択する
ための信号である。また、CPOはセルプレート線CP
の源信号である。同図に示すように、セルプレート線C
Pの源信号CPOとデコード信号RDとの論理積をとっ
てセルプレート線信号CPを生成する構成となってい
る。このため、メモリセルの非選択時には、デコード信
号RDが低電位”L”となり、図16に添付する真理値
表に示すごとく、セルプレート線信号CPの論理は”
L”となる。すなわち、このようなセルプレート線ドラ
イブ回路の構成も、非選択状態においてキャパシタ電極
に電位差を生ぜしめるので、分極の誤反転を生ぜしめる
一因となりうる。
ドライブ回路についても、下記のような問題があった。
図16は、従来のメモリのセルプレート線ドライブ回路
を示す。同図において、RDはセルプレート線を選択す
るためのデコード選択信号であり、複数本配列されたセ
ルプレート線の中から特定のセルプレート線を選択する
ための信号である。また、CPOはセルプレート線CP
の源信号である。同図に示すように、セルプレート線C
Pの源信号CPOとデコード信号RDとの論理積をとっ
てセルプレート線信号CPを生成する構成となってい
る。このため、メモリセルの非選択時には、デコード信
号RDが低電位”L”となり、図16に添付する真理値
表に示すごとく、セルプレート線信号CPの論理は”
L”となる。すなわち、このようなセルプレート線ドラ
イブ回路の構成も、非選択状態においてキャパシタ電極
に電位差を生ぜしめるので、分極の誤反転を生ぜしめる
一因となりうる。
【0024】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、強誘電体等の電荷保持機能について
ヒステリシス特性を有する材料からなる容量部を有する
キャパシタをメモリセルに備えながら、長時間の非選択
状態におけるキャパシタの分極の誤反転を防止しうる半
導体記憶装置を提供することにある。
あり、その目的は、強誘電体等の電荷保持機能について
ヒステリシス特性を有する材料からなる容量部を有する
キャパシタをメモリセルに備えながら、長時間の非選択
状態におけるキャパシタの分極の誤反転を防止しうる半
導体記憶装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じた第1の解決手段は、メモリセルの非選
択時にメモリセルのストレージノードの電位を固定する
ことにある。
に本発明が講じた第1の解決手段は、メモリセルの非選
択時にメモリセルのストレージノードの電位を固定する
ことにある。
【0026】具体的に請求項1の発明が講じた手段は、
電荷保持機能についてヒステリシス特性を有する容量部
を第1,第2電極で挟持してなるキャパシタと、該キャ
パシタの上記第2電極に接続されON・OFF状態に切
換え可能な少なくとも1つのパストランジスタとを配置
してなるメモリセルを備えた半導体記憶装置を前提とす
る。そして、上記キャパシタの第1電極に接続されるセ
ルプレート線と、上記キャパシタの第2電極に上記少な
くとも1つのパストランジスタを介して接続されるビッ
ト線と、上記少なくとも1つのパストランジスタのON
・OFFを制御する信号を供給するためのワード線と、
上記メモリセルの非選択時に、上記キャパシタの第2電
極の電位を所定の電位に固定する電位固定手段とを設け
る構成としたものである。
電荷保持機能についてヒステリシス特性を有する容量部
を第1,第2電極で挟持してなるキャパシタと、該キャ
パシタの上記第2電極に接続されON・OFF状態に切
換え可能な少なくとも1つのパストランジスタとを配置
してなるメモリセルを備えた半導体記憶装置を前提とす
る。そして、上記キャパシタの第1電極に接続されるセ
ルプレート線と、上記キャパシタの第2電極に上記少な
くとも1つのパストランジスタを介して接続されるビッ
ト線と、上記少なくとも1つのパストランジスタのON
・OFFを制御する信号を供給するためのワード線と、
上記メモリセルの非選択時に、上記キャパシタの第2電
極の電位を所定の電位に固定する電位固定手段とを設け
る構成としたものである。
【0027】請求項2の発明が講じた手段は、請求項1
の半導体記憶装置において、上記メモリセルを、非選択
状態で上記パストランジスタがOFF状態になるように
構成するものとする。さらに、上記電位固定手段を、上
記キャパシタの第2電極−パストランジスタ間のノード
と接地電源との間を接続する配線と、上記配線中に介設
され上記パストランジスタがOFF状態になるときにO
N状態になる誤反転防止用トランジスタとで構成したも
のである。
の半導体記憶装置において、上記メモリセルを、非選択
状態で上記パストランジスタがOFF状態になるように
構成するものとする。さらに、上記電位固定手段を、上
記キャパシタの第2電極−パストランジスタ間のノード
と接地電源との間を接続する配線と、上記配線中に介設
され上記パストランジスタがOFF状態になるときにO
N状態になる誤反転防止用トランジスタとで構成したも
のである。
【0028】請求項3の発明が講じた手段は、請求項1
の半導体記憶装置において、上記メモリセルには、上記
ビット線と上記キャパシタの第2電極との間に互いに並
列に介設され互いに同じタイミングでON・OFF状態
になるNチャネル型トランジスタとPチャネル型トラン
ジスタとを配設し、非選択状態では上記各パストランジ
スタがOFF状態になるように構成するものとする。さ
らに、上記電位固定手段を、上記キャパシタの第2電極
−各パストランジスタ間のノードと接地電源との間を接
続する配線と、上記配線中に介設され上記各パストラン
ジスタがOFF状態になるときにON状態になる誤反転
防止用トランジスタとで構成したものである。
の半導体記憶装置において、上記メモリセルには、上記
ビット線と上記キャパシタの第2電極との間に互いに並
列に介設され互いに同じタイミングでON・OFF状態
になるNチャネル型トランジスタとPチャネル型トラン
ジスタとを配設し、非選択状態では上記各パストランジ
スタがOFF状態になるように構成するものとする。さ
らに、上記電位固定手段を、上記キャパシタの第2電極
−各パストランジスタ間のノードと接地電源との間を接
続する配線と、上記配線中に介設され上記各パストラン
ジスタがOFF状態になるときにON状態になる誤反転
防止用トランジスタとで構成したものである。
【0029】請求項4の発明が講じた手段は、請求項1
の半導体記憶装置において、上記電位固定手段を、上記
ビット線を所定電位にプリチャージしておき、上記メモ
リセルが非選択状態のときに、当該メモリセルのワード
線を選択し、当該メモリセルに接続されるビット線と上
記キャパシタの第2電極とを接続状態にして第2電極の
電位をビット線電位に固定するよう制御する構成とした
ものである。
の半導体記憶装置において、上記電位固定手段を、上記
ビット線を所定電位にプリチャージしておき、上記メモ
リセルが非選択状態のときに、当該メモリセルのワード
線を選択し、当該メモリセルに接続されるビット線と上
記キャパシタの第2電極とを接続状態にして第2電極の
電位をビット線電位に固定するよう制御する構成とした
ものである。
【0030】また、本発明が講じた第2の解決手段は、
メモリセルの非選択時に、キャパシタの両電極間の電位
差を分極の反転が生じない範囲に抑制することにある。
メモリセルの非選択時に、キャパシタの両電極間の電位
差を分極の反転が生じない範囲に抑制することにある。
【0031】具体的に、請求項5の発明が講じた手段
は、電荷保持機能についてヒステリシス特性を有する容
量部を第1,第2電極で挟持してなるキャパシタと、該
キャパシタの上記第2電極に接続されON・OFF状態
に切換え可能な少なくとも1つのパストランジスタとを
配置してなるメモリセルとを備えた半導体記憶装置を前
提とする。そして、上記キャパシタの第1電極に接続さ
れるセルプレート線と、上記キャパシタの第2電極に上
記少なくとも1つのパストランジスタを介して接続され
るビット線と、上記少なくとも1つのパストランジスタ
のON・OFFを制御する信号を供給するためのワード
線と、上記メモリセルが非選択状態のときに、上記第1
電極と第2電極との電位差をほぼ等しくする電位差解消
手段とを設ける構成としたものである。
は、電荷保持機能についてヒステリシス特性を有する容
量部を第1,第2電極で挟持してなるキャパシタと、該
キャパシタの上記第2電極に接続されON・OFF状態
に切換え可能な少なくとも1つのパストランジスタとを
配置してなるメモリセルとを備えた半導体記憶装置を前
提とする。そして、上記キャパシタの第1電極に接続さ
れるセルプレート線と、上記キャパシタの第2電極に上
記少なくとも1つのパストランジスタを介して接続され
るビット線と、上記少なくとも1つのパストランジスタ
のON・OFFを制御する信号を供給するためのワード
線と、上記メモリセルが非選択状態のときに、上記第1
電極と第2電極との電位差をほぼ等しくする電位差解消
手段とを設ける構成としたものである。
【0032】請求項6の発明が講じた手段は、請求項5
の半導体記憶装置において、上記メモリセルを、非選択
状態では上記パストランジスタがOFF状態になるよう
に構成するものとする。さらに、上記電位差解消手段
を、上記キャパシタの第2電極−各パストランジスタ間
のノードと上記セルプレート線との間を接続する配線
と、上記配線中に介設され上記パストランジスタがOF
F状態になるときにON状態になる誤反転防止用トラン
ジスタとで構成したものである。
の半導体記憶装置において、上記メモリセルを、非選択
状態では上記パストランジスタがOFF状態になるよう
に構成するものとする。さらに、上記電位差解消手段
を、上記キャパシタの第2電極−各パストランジスタ間
のノードと上記セルプレート線との間を接続する配線
と、上記配線中に介設され上記パストランジスタがOF
F状態になるときにON状態になる誤反転防止用トラン
ジスタとで構成したものである。
【0033】請求項7の発明が講じた手段は、請求項5
の半導体記憶装置において、上記メモリセルに、上記ビ
ット線と上記キャパシタの第2電極との間に互いに並列
に介設され互いに同じタイミングでON・OFF状態に
なるNチャネル型トランジスタとPチャネル型トランジ
スタとを配設し、非選択状態では上記各パストランジス
タがOFF状態になるように構成するものとする。さら
に、上記電位差解消手段を、上記キャパシタの第2電極
−各パストランジスタ間のノードとセルプレート線との
間を接続する配線と、上記配線中に介設され上記各パス
トランジスタがOFF状態になるときにON状態になる
誤反転防止用トランジスタとで構成したものである。
の半導体記憶装置において、上記メモリセルに、上記ビ
ット線と上記キャパシタの第2電極との間に互いに並列
に介設され互いに同じタイミングでON・OFF状態に
なるNチャネル型トランジスタとPチャネル型トランジ
スタとを配設し、非選択状態では上記各パストランジス
タがOFF状態になるように構成するものとする。さら
に、上記電位差解消手段を、上記キャパシタの第2電極
−各パストランジスタ間のノードとセルプレート線との
間を接続する配線と、上記配線中に介設され上記各パス
トランジスタがOFF状態になるときにON状態になる
誤反転防止用トランジスタとで構成したものである。
【0034】請求項8の発明が講じた手段は、請求項3
又は7の半導体記憶装置において、上記誤反転防止用ト
ランジスタのON・OFFを制御するための制御信号線
を、上記Nチャネル型トランジスタ及びPチャネル型ト
ランジスタのうち御反転防止用トランジスタとは逆のチ
ャネル型を有するトランジスタのワード線に共通に接続
する構成としたものである。
又は7の半導体記憶装置において、上記誤反転防止用ト
ランジスタのON・OFFを制御するための制御信号線
を、上記Nチャネル型トランジスタ及びPチャネル型ト
ランジスタのうち御反転防止用トランジスタとは逆のチ
ャネル型を有するトランジスタのワード線に共通に接続
する構成としたものである。
【0035】請求項9の発明が講じた手段は、請求項5
の半導体記憶装置において、上記メモリセルに、P型ウ
ェル層に形成されたNチャネル型トランジスタと、N型
ウェル層に形成されたPチャネル型トランジスタとを配
置するものとする。さらに、上記電位差解消手段を、上
記メモリセルが非選択状態のときに、上記P型ウェル層
及びN型ウェル層のうち少なくとも選択状態の動作時に
上記セルプレート線と同じ電位に設定されるウェル層の
電位を上記セルプレート線と同電位に変化させるよう制
御する構成としたものである。
の半導体記憶装置において、上記メモリセルに、P型ウ
ェル層に形成されたNチャネル型トランジスタと、N型
ウェル層に形成されたPチャネル型トランジスタとを配
置するものとする。さらに、上記電位差解消手段を、上
記メモリセルが非選択状態のときに、上記P型ウェル層
及びN型ウェル層のうち少なくとも選択状態の動作時に
上記セルプレート線と同じ電位に設定されるウェル層の
電位を上記セルプレート線と同電位に変化させるよう制
御する構成としたものである。
【0036】請求項10の発明が講じた手段は、請求項
5の半導体記憶装置において、上記メモリセルのビット
線を接地レベルにプリチャージし、上記メモリセルのセ
ルプレート線を、非選択状態では低電位に維持され書き
込み・読み出し時には電源電圧にパルス印加されるよう
に構成するものとする。さらに、上記電位差解消手段
を、上記メモリセルに接続されるワード線を常時選択状
態に設定して上記ビット線を介して上記キャパシタの第
2電極の電位をビット線電位に固定し、上記メモリセル
を選択して記憶の書き込み読みだしを行うときには、非
選択メモリセルのワード線を非活性化するよう制御する
構成としたものである。
5の半導体記憶装置において、上記メモリセルのビット
線を接地レベルにプリチャージし、上記メモリセルのセ
ルプレート線を、非選択状態では低電位に維持され書き
込み・読み出し時には電源電圧にパルス印加されるよう
に構成するものとする。さらに、上記電位差解消手段
を、上記メモリセルに接続されるワード線を常時選択状
態に設定して上記ビット線を介して上記キャパシタの第
2電極の電位をビット線電位に固定し、上記メモリセル
を選択して記憶の書き込み読みだしを行うときには、非
選択メモリセルのワード線を非活性化するよう制御する
構成としたものである。
【0037】さらに、第3の解決手段は、メモリセルが
非選択状態のときには、キャパシタの両電極の電位を共
にフローティング状態にすることにある。
非選択状態のときには、キャパシタの両電極の電位を共
にフローティング状態にすることにある。
【0038】具体的に請求項11の発明が講じた手段
は、電荷保持機能についてヒステリシス特性を有する容
量部を第1,第2電極で挟持してなるキャパシタと、該
キャパシタの上記第2電極に接続されON・OFF状態
に切換え可能な少なくとも1つのパストランジスタとを
配置してなるメモリセルを前提とする。そして、上記キ
ャパシタの第1電極に接続されるセルプレート線と、上
記キャパシタの第2電極に上記少なくとも1つのパスト
ランジスタを介して接続されるビット線と、上記少なく
とも1つのパストランジスタのON・OFFを制御する
信号を供給するためのワード線と、上記メモリセルが非
選択状態のとき、上記パストランジスタをOFF状態に
するととともに、上記セルプレート線をフローティング
状態にするフローティング手段とを設ける構成としたも
のである。
は、電荷保持機能についてヒステリシス特性を有する容
量部を第1,第2電極で挟持してなるキャパシタと、該
キャパシタの上記第2電極に接続されON・OFF状態
に切換え可能な少なくとも1つのパストランジスタとを
配置してなるメモリセルを前提とする。そして、上記キ
ャパシタの第1電極に接続されるセルプレート線と、上
記キャパシタの第2電極に上記少なくとも1つのパスト
ランジスタを介して接続されるビット線と、上記少なく
とも1つのパストランジスタのON・OFFを制御する
信号を供給するためのワード線と、上記メモリセルが非
選択状態のとき、上記パストランジスタをOFF状態に
するととともに、上記セルプレート線をフローティング
状態にするフローティング手段とを設ける構成としたも
のである。
【0039】
【作用】上記の半導体記憶装置の構成により、各請求項
の発明では、下記の作用が奏される。
の発明では、下記の作用が奏される。
【0040】請求項1の発明では、メモリセルが非選択
状態になると、電位固定手段により、キャパシタの第2
電極の電位が所定の電位に固定される。したがって、キ
ャパシタの第2電極の電位がリーク電流のために電源電
位や接地電位に変化することはなく、分極の誤反転も生
じない。
状態になると、電位固定手段により、キャパシタの第2
電極の電位が所定の電位に固定される。したがって、キ
ャパシタの第2電極の電位がリーク電流のために電源電
位や接地電位に変化することはなく、分極の誤反転も生
じない。
【0041】請求項2の発明では、メモリセルが非選択
状態になると、パストランジスタがOFFとなり、キャ
パシタの第2電極とビット線とが遮断状態になる。その
とき、誤反転防止用トランジスタがON状態になるの
で、キャパシタの第2電極がノードを介して接地電源の
電位に固定される。したがって、請求項1の発明の作用
が奏されることになる。
状態になると、パストランジスタがOFFとなり、キャ
パシタの第2電極とビット線とが遮断状態になる。その
とき、誤反転防止用トランジスタがON状態になるの
で、キャパシタの第2電極がノードを介して接地電源の
電位に固定される。したがって、請求項1の発明の作用
が奏されることになる。
【0042】請求項3の発明では、CMOS構造を有す
るメモリセルにおいても、上記請求項2と同様の作用が
奏される。
るメモリセルにおいても、上記請求項2と同様の作用が
奏される。
【0043】請求項4の発明では、メモリセルが非選択
状態になると、電位固定手段により、当該メモリセルが
ON状態となるようにワード線の電位が制御される。す
なわち、キャパシタの第2電極がビット線の電位に固定
されるので、第2電極の電位がリーク電流により変化す
ることがなく、請求項1の発明の作用が奏されることに
なる。
状態になると、電位固定手段により、当該メモリセルが
ON状態となるようにワード線の電位が制御される。す
なわち、キャパシタの第2電極がビット線の電位に固定
されるので、第2電極の電位がリーク電流により変化す
ることがなく、請求項1の発明の作用が奏されることに
なる。
【0044】請求項5の発明では、メモリセルが非選択
状態になると、電位差解消手段により、キャパシタの第
1電極と第2電極との間の電位差がほぼ等しくされる。
したがって、キャパシタの両電極間に、キャパシタを構
成する材料のヒステリシス特性線に沿った記憶保持状態
を反転させるような大きな電位関係が生じることはな
い。
状態になると、電位差解消手段により、キャパシタの第
1電極と第2電極との間の電位差がほぼ等しくされる。
したがって、キャパシタの両電極間に、キャパシタを構
成する材料のヒステリシス特性線に沿った記憶保持状態
を反転させるような大きな電位関係が生じることはな
い。
【0045】請求項6の発明では、メモリセルが非選択
状態になると、パストランジスタがOFFとなり、キャ
パシタの第2電極とビット線とが遮断状態になる。その
とき、誤反転防止用トランジスタがON状態になるの
で、キャパシタの第2電極の電位が第1電極の電位に等
しくなる。したがって、請求項5の発明の作用が奏され
ることになる。
状態になると、パストランジスタがOFFとなり、キャ
パシタの第2電極とビット線とが遮断状態になる。その
とき、誤反転防止用トランジスタがON状態になるの
で、キャパシタの第2電極の電位が第1電極の電位に等
しくなる。したがって、請求項5の発明の作用が奏され
ることになる。
【0046】請求項7の発明では、CMOS構造を有す
るメモリセルにおいても、上記請求項6と同様の作用が
奏される。
るメモリセルにおいても、上記請求項6と同様の作用が
奏される。
【0047】請求項8の発明では、上記請求項3又は7
の発明の作用において、誤反転防止用トランジスタの制
御信号線が、1対のパストランジスタのうちの一方のト
ランジスタの信号線と共用されるので、回路の構成が簡
素化されることになる。
の発明の作用において、誤反転防止用トランジスタの制
御信号線が、1対のパストランジスタのうちの一方のト
ランジスタの信号線と共用されるので、回路の構成が簡
素化されることになる。
【0048】請求項9の発明では、メモリセルが選択状
態のときには、P型ウェル層,N型ウェル層は互いに反
転する電位に制御され、セルプレート線の電位は、一方
のウェル層と同じ電位に制御されている。そして、メモ
リセルが非選択状態になると、セルプレート線は、選択
状態とは反転する電位に変化する。そのとき、電位差解
消手段により、選択状態でセルプレート線と同じ電位に
維持されていたウェル層の電位が、セルプレート線と同
じ電位に変化させれるので、キャパシタの両電極の電位
が等しくなり、請求項5の発明の作用が奏される。
態のときには、P型ウェル層,N型ウェル層は互いに反
転する電位に制御され、セルプレート線の電位は、一方
のウェル層と同じ電位に制御されている。そして、メモ
リセルが非選択状態になると、セルプレート線は、選択
状態とは反転する電位に変化する。そのとき、電位差解
消手段により、選択状態でセルプレート線と同じ電位に
維持されていたウェル層の電位が、セルプレート線と同
じ電位に変化させれるので、キャパシタの両電極の電位
が等しくなり、請求項5の発明の作用が奏される。
【0049】請求項10の発明では、電位固定手段によ
り、メモリセルのワード線が常時選択状態に設定されて
いるので、キャパシタの電位がビット線の電位に固定さ
れている。一方、当該メモリセルが選択されると、非選
択メモリセルのワード線が非活性化されるので、選択状
態のメモリセルでは、書き込み・読み出しが可能とな
る。一方、非選択状態のメモリセルでは、ワード線が非
活性化されるので、パストランジスタがOFF状態とな
り、ビット線と第2電極との間が遮断状態となる。した
がって、セルプレート線とビット線とがいずれも低電位
となり、キャパシタの両電極間に大きな電位差は生じな
い。したがって、請求項5の発明の作用が奏されること
になる。
り、メモリセルのワード線が常時選択状態に設定されて
いるので、キャパシタの電位がビット線の電位に固定さ
れている。一方、当該メモリセルが選択されると、非選
択メモリセルのワード線が非活性化されるので、選択状
態のメモリセルでは、書き込み・読み出しが可能とな
る。一方、非選択状態のメモリセルでは、ワード線が非
活性化されるので、パストランジスタがOFF状態とな
り、ビット線と第2電極との間が遮断状態となる。した
がって、セルプレート線とビット線とがいずれも低電位
となり、キャパシタの両電極間に大きな電位差は生じな
い。したがって、請求項5の発明の作用が奏されること
になる。
【0050】請求項11の発明では、メモリセルが非選
択状態のとき、パストランジスタがOFF状態になるの
で、キャパシタの第2電極の電位はビット線電位と切り
離され、フローティング状態になる。一方、電位差解消
手段により、メモリセルが非選択状態になると、セルプ
レート線の電位もフローティング状態になる。したがっ
て、両電極間に分極の反転を生じるような大きな電位差
が生じることはない。
択状態のとき、パストランジスタがOFF状態になるの
で、キャパシタの第2電極の電位はビット線電位と切り
離され、フローティング状態になる。一方、電位差解消
手段により、メモリセルが非選択状態になると、セルプ
レート線の電位もフローティング状態になる。したがっ
て、両電極間に分極の反転を生じるような大きな電位差
が生じることはない。
【0051】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
【0052】まず、本実施例に係る半導体記憶装置の構
成を説明する。
成を説明する。
【0053】図1(a)は、本実施例の半導体記憶装置
の一部の構成を示す電気回路図である。図1(a)に示
すように、1ビットのデータを記憶するためのメモリセ
ルには、CMOSトランジスタを構成し互いにソース・
ドレインが接続される2つのパストランジスタT11
(Nチャネル型トランジスタ),T12(Pチャネル型
トランジスタ)と、各トランジスタのソース・ドレイン
にノードNdA(ストレージノード)を介して接続される
強誘電体キャパシタC11とが配設されている。そし
て、データを読み書きするためのビット線BL11と、
メモリセルを選択する信号をNチャネル型トランジスタ
T11のゲートに印加するためのワード線WL11と、
ワード線WL11とは相補的な信号をPチャネル型トラ
ンジスタT12のゲートに印加するための相補ワード線
XWL11と、強誘電体キャパシタC11の一方の電極
(第1電極)に繋がるセルプレート線CP11とがメモ
リセルに接続されている。なお、強誘電体キャパシタC
11のノードNdAに繋がる電極を第2電極とする。
の一部の構成を示す電気回路図である。図1(a)に示
すように、1ビットのデータを記憶するためのメモリセ
ルには、CMOSトランジスタを構成し互いにソース・
ドレインが接続される2つのパストランジスタT11
(Nチャネル型トランジスタ),T12(Pチャネル型
トランジスタ)と、各トランジスタのソース・ドレイン
にノードNdA(ストレージノード)を介して接続される
強誘電体キャパシタC11とが配設されている。そし
て、データを読み書きするためのビット線BL11と、
メモリセルを選択する信号をNチャネル型トランジスタ
T11のゲートに印加するためのワード線WL11と、
ワード線WL11とは相補的な信号をPチャネル型トラ
ンジスタT12のゲートに印加するための相補ワード線
XWL11と、強誘電体キャパシタC11の一方の電極
(第1電極)に繋がるセルプレート線CP11とがメモ
リセルに接続されている。なお、強誘電体キャパシタC
11のノードNdAに繋がる電極を第2電極とする。
【0054】そして、本実施例の特徴として、メモリセ
ルにおいて、上記ノードNdAと接地電源との間に、ノー
ドNdAの電位を固定するためのリセットトランジスタT
13(Nチャネル型トランジスタ)が配設されている。
ここで、図1(a)に示すメモリセルの構成は、上記従
来例の図13(c)に相当するメモリセルの基本単位を
示したものであり、一組のパストランジスタと1ケの強
誘電体キャパシタで1ビットのデータを記憶するように
構成されている。
ルにおいて、上記ノードNdAと接地電源との間に、ノー
ドNdAの電位を固定するためのリセットトランジスタT
13(Nチャネル型トランジスタ)が配設されている。
ここで、図1(a)に示すメモリセルの構成は、上記従
来例の図13(c)に相当するメモリセルの基本単位を
示したものであり、一組のパストランジスタと1ケの強
誘電体キャパシタで1ビットのデータを記憶するように
構成されている。
【0055】ただし、上記図12に示すように、図13
(a)に示す回路を2ケ一組として1ビットのデータを
記憶するように構成された2T2C型メモリセルに、本
実施例のようなリセットトランジスタを配設しても、以
下に述べる本実施例の効果と同様の効果を得ることがで
きる。
(a)に示す回路を2ケ一組として1ビットのデータを
記憶するように構成された2T2C型メモリセルに、本
実施例のようなリセットトランジスタを配設しても、以
下に述べる本実施例の効果と同様の効果を得ることがで
きる。
【0056】なお、図示は省略するが、本実施例におけ
るメモリセルの断面構造は、上記図14(c)に示す構
造にリセットトランジスタT13を付加したものとな
る。すなわち、ノードNdAは各パストランジスタT1
1,T12の拡散層を介して、P型ウェル層,N型ウェ
ル層にそれぞれ接続され、各ウェル層は、それぞれ接地
電源及び駆動電源に接続されている。また、リセットト
ランジスタT13を例えばパストランジスタT11と同
じP型ウェル層に形成し、一方の拡散層をノードNdAに
他方の拡散層を接地電源に接続するように構成すること
ができる。
るメモリセルの断面構造は、上記図14(c)に示す構
造にリセットトランジスタT13を付加したものとな
る。すなわち、ノードNdAは各パストランジスタT1
1,T12の拡散層を介して、P型ウェル層,N型ウェ
ル層にそれぞれ接続され、各ウェル層は、それぞれ接地
電源及び駆動電源に接続されている。また、リセットト
ランジスタT13を例えばパストランジスタT11と同
じP型ウェル層に形成し、一方の拡散層をノードNdAに
他方の拡散層を接地電源に接続するように構成すること
ができる。
【0057】次に、図1(a)に示す半導体記憶装置の
動作について説明する。このメモリセルを選択するには
ワード線WL11を高電位に例えば電源電圧VCCにす
ると共に、相補ワード線XWL11を低電位に例えば接
地電位に、リセットトランジスタT14のゲート制御信
号RSTを低電位に例えば接地電位にする。これによ
り、ビット線BL11と強誘電体キャパシタC11との
間が導通される。そして、読み出しに当たっては、従来
例の図9についての説明と同様に、ビット線BL11を
接地電位にプリチャージし、セルプレート線CPに高電
位のパルス信号を印加する。
動作について説明する。このメモリセルを選択するには
ワード線WL11を高電位に例えば電源電圧VCCにす
ると共に、相補ワード線XWL11を低電位に例えば接
地電位に、リセットトランジスタT14のゲート制御信
号RSTを低電位に例えば接地電位にする。これによ
り、ビット線BL11と強誘電体キャパシタC11との
間が導通される。そして、読み出しに当たっては、従来
例の図9についての説明と同様に、ビット線BL11を
接地電位にプリチャージし、セルプレート線CPに高電
位のパルス信号を印加する。
【0058】一方、このメモリセルを非選択とするに
は、ワード線WL11を接地電位に、相補ワード線XW
L11を電源電位とする。このとき、各トランジスタT
11,T12はOFF状態である。そして、Nチャネル
型トランジスタであるリセットトランジスタT13のゲ
ート信号RSTを高電位例えば電源電位に設定すると、
リセットトランジスタT13はON状態となり、ノード
NdAの電位は接地電位に固定される。つまり、図1
(a)に示すノードNdAの電位は、スタンバイ状態にお
いてもフローティングとなることがなく、拡散層とウェ
ル層間のリーク電流によって電位変動することはなくな
る。よって、非選択状態が長時間の間継続しても、強誘
電体キャパシタの分極の誤反転を招くことはない。
は、ワード線WL11を接地電位に、相補ワード線XW
L11を電源電位とする。このとき、各トランジスタT
11,T12はOFF状態である。そして、Nチャネル
型トランジスタであるリセットトランジスタT13のゲ
ート信号RSTを高電位例えば電源電位に設定すると、
リセットトランジスタT13はON状態となり、ノード
NdAの電位は接地電位に固定される。つまり、図1
(a)に示すノードNdAの電位は、スタンバイ状態にお
いてもフローティングとなることがなく、拡散層とウェ
ル層間のリーク電流によって電位変動することはなくな
る。よって、非選択状態が長時間の間継続しても、強誘
電体キャパシタの分極の誤反転を招くことはない。
【0059】次に、第1実施例における変形例について
説明する。上述の図1(a)において説明したRST信
号は、ワード線信号と独立に制御される信号であるが、
図1(b)に示すように、リセットトランジスタT13
のゲート制御信号を相補ワード線XWLの信号と共用す
ることが可能である。図1(b)は、かかる構成を有す
る回路の例を示す図である。
説明する。上述の図1(a)において説明したRST信
号は、ワード線信号と独立に制御される信号であるが、
図1(b)に示すように、リセットトランジスタT13
のゲート制御信号を相補ワード線XWLの信号と共用す
ることが可能である。図1(b)は、かかる構成を有す
る回路の例を示す図である。
【0060】図1(b)に示すメモリセルを選択するに
は、図1(a)と同様に、ワード線WL11を高電圧に
例えば電源電圧にすると共に、相補ワード線XWL11
を低電位に例えば接地電位にする。これによりビット線
BL11と強誘電体キャパシタC11とは接続される。
また、読み出しに当たっては、従来例の図9における説
明と同様に、ビット線BL11を接地電位にプリチャー
ジしておき、セルプレート線CP11に高電位のパルス
信号を印加する。
は、図1(a)と同様に、ワード線WL11を高電圧に
例えば電源電圧にすると共に、相補ワード線XWL11
を低電位に例えば接地電位にする。これによりビット線
BL11と強誘電体キャパシタC11とは接続される。
また、読み出しに当たっては、従来例の図9における説
明と同様に、ビット線BL11を接地電位にプリチャー
ジしておき、セルプレート線CP11に高電位のパルス
信号を印加する。
【0061】また、このメモリセルを非選択とするに
は、ワード線WL11を接地電位に、相補ワード線XW
L11を電源電位とする。このとき、リセットトランジ
スタT14のゲートには相補ワード線XWL11と共通
の信号が印加されるので、リセットトランジスタT13
はON状態となり、ノードNdAは接地電位に固定され
る。したがって、図1(b)に示す回路のノードNdA
は、非選択状態においてもフローティングとなることな
く、拡散層とウェル層間のリーク電流によって電位変動
することはなくなる。つまり、図1(b)に示す構成で
も、上記図1(a)に示す構成を有する回路と同様の効
果を発揮することができる。
は、ワード線WL11を接地電位に、相補ワード線XW
L11を電源電位とする。このとき、リセットトランジ
スタT14のゲートには相補ワード線XWL11と共通
の信号が印加されるので、リセットトランジスタT13
はON状態となり、ノードNdAは接地電位に固定され
る。したがって、図1(b)に示す回路のノードNdA
は、非選択状態においてもフローティングとなることな
く、拡散層とウェル層間のリーク電流によって電位変動
することはなくなる。つまり、図1(b)に示す構成で
も、上記図1(a)に示す構成を有する回路と同様の効
果を発揮することができる。
【0062】なお、本第1実施例では、本発明を従来の
図13(c)に示す回路に適用した場合について説明し
たが、図13(a)、図13(b)又は図12に示す回
路に本発明を適用することができることはいうまでもな
い。すなわち、リセット用のトランジスタを、一定電圧
の電源とDRAMメモリセルの強誘電体キャパシタ−パ
ストランシスタ間のノードNdAとの間に介設し、そのリ
セットトランジスタを該当メモリセルの非選択時にON
状態にする構成とすることにより、非選択状態における
ノードNdAの電位を固定することができるので、上記第
1実施例と同様の効果を得ることができる。
図13(c)に示す回路に適用した場合について説明し
たが、図13(a)、図13(b)又は図12に示す回
路に本発明を適用することができることはいうまでもな
い。すなわち、リセット用のトランジスタを、一定電圧
の電源とDRAMメモリセルの強誘電体キャパシタ−パ
ストランシスタ間のノードNdAとの間に介設し、そのリ
セットトランジスタを該当メモリセルの非選択時にON
状態にする構成とすることにより、非選択状態における
ノードNdAの電位を固定することができるので、上記第
1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0063】(第2実施例)次に、第2実施例につい
て、図2(a)及び(b)を参照しながら説明する。図
2(a)に示す回路では、CMOSトランジスタを構成
し互いにソース・ドレインが接続される2つのパストラ
ンジスタT21(Nチャネル型トランジスタ),T22
(Pチャネル型トランジスタ)と、各トランジスタのソ
ース・ドレインにノードNdAを介して接続される強誘電
体キャパシタC21とが配設されている。そして、デー
タを読み書きするためのビット線BL21と、メモリセ
ルを選択する信号をNチャネル型トランジスタT21の
ゲートに印加するためのワード線WL21と、ワード線
WL21とは相補的な信号をPチャネル型トランジスタ
T22のゲートに印加するための相補ワード線XWL2
1と、強誘電体キャパシタC21の一方の電極(第1電
極)に繋がるセルプレート線CP21とがメモリセルに
接続されている。なお、強誘電体キャパシタC21のノ
ードNdAに繋がる電極を第2電極とする。
て、図2(a)及び(b)を参照しながら説明する。図
2(a)に示す回路では、CMOSトランジスタを構成
し互いにソース・ドレインが接続される2つのパストラ
ンジスタT21(Nチャネル型トランジスタ),T22
(Pチャネル型トランジスタ)と、各トランジスタのソ
ース・ドレインにノードNdAを介して接続される強誘電
体キャパシタC21とが配設されている。そして、デー
タを読み書きするためのビット線BL21と、メモリセ
ルを選択する信号をNチャネル型トランジスタT21の
ゲートに印加するためのワード線WL21と、ワード線
WL21とは相補的な信号をPチャネル型トランジスタ
T22のゲートに印加するための相補ワード線XWL2
1と、強誘電体キャパシタC21の一方の電極(第1電
極)に繋がるセルプレート線CP21とがメモリセルに
接続されている。なお、強誘電体キャパシタC21のノ
ードNdAに繋がる電極を第2電極とする。
【0064】ここで、本実施例の特徴として、上記ノー
ドNdAとセルプレート線CP21との間が配線で接続さ
れ、この配線中にショートトランジスタT23(Nチャ
ネル型トランジスタ)が介設されている。言い換える
と、ショートトランジスタT23がON状態のときには
強誘電体キャパシタC21の2つの電極間が導通状態と
なり、両者の電位が短絡されるように構成されている。
ドNdAとセルプレート線CP21との間が配線で接続さ
れ、この配線中にショートトランジスタT23(Nチャ
ネル型トランジスタ)が介設されている。言い換える
と、ショートトランジスタT23がON状態のときには
強誘電体キャパシタC21の2つの電極間が導通状態と
なり、両者の電位が短絡されるように構成されている。
【0065】なお、図2(a)は、上述の従来例で説明
した図13(c)に示すメモリセルの構造に本発明を適
用した例であるが、上記別の従来例で説明した図12に
示すメモリセルの構造に本発明を適用することも可能で
ある。
した図13(c)に示すメモリセルの構造に本発明を適
用した例であるが、上記別の従来例で説明した図12に
示すメモリセルの構造に本発明を適用することも可能で
ある。
【0066】次に、本実施例の半導体記憶装置の動作に
ついて説明する。図2(a)において、このメモリセル
を選択するにはワード線WL21を高電圧例えば電源電
圧にすると共に、相補ワード線XWL21を低電位例え
ば接地電位にする。これにより、ビット線BL21と強
誘電体キャパシタC21とは導通状態になる。そして、
読み出しに当たっては、従来例の図9についての説明と
同様に、ビット線を接地電位にプリチャージしておき、
セルプレート線に電源電圧のパルス信号を印加する。
ついて説明する。図2(a)において、このメモリセル
を選択するにはワード線WL21を高電圧例えば電源電
圧にすると共に、相補ワード線XWL21を低電位例え
ば接地電位にする。これにより、ビット線BL21と強
誘電体キャパシタC21とは導通状態になる。そして、
読み出しに当たっては、従来例の図9についての説明と
同様に、ビット線を接地電位にプリチャージしておき、
セルプレート線に電源電圧のパルス信号を印加する。
【0067】一方、このメモリセルを非選択とするに
は、ワード線WL21を接地電位に、相補ワード線XW
L21を電源電位とする。このときNチャネル型トラン
ジスタであるショートトランジスタT23のゲートは相
補ワード線XWLからの信号を受けるので、ショートト
ランジスタT23はON状態となり、強誘電体キャパシ
タC21の両電極が短絡される。したがって、強誘電体
キャパシタC21のノードNdAに繋がる第2電極は非選
択状態においてもフローティングとなることがなく、よ
って、非選択状態における分極の誤反転を有効に防止す
ることができる。
は、ワード線WL21を接地電位に、相補ワード線XW
L21を電源電位とする。このときNチャネル型トラン
ジスタであるショートトランジスタT23のゲートは相
補ワード線XWLからの信号を受けるので、ショートト
ランジスタT23はON状態となり、強誘電体キャパシ
タC21の両電極が短絡される。したがって、強誘電体
キャパシタC21のノードNdAに繋がる第2電極は非選
択状態においてもフローティングとなることがなく、よ
って、非選択状態における分極の誤反転を有効に防止す
ることができる。
【0068】次に、第2実施例における変形例について
説明する。上述の図2(a)においては、トランジスタ
T21をNチャネル型トランジスタで、トランジスタT
22をPチャネル型トランジスタで、ショートトランジ
スタT23をNチャネル型トランジスタでそれぞれ構成
しているが、図2(b)に示すように、各トランジスタ
T21,T22,T23をそれぞれ図2(a)に示すチ
ャネル型とは逆のチャネル型を有するトランジスタで構
成し、トランジスタT22及びショートトランジスタT
23にワード線WL21を接続し、トランジスタT21
に相補ワード線XWL21を接続する構成としてもよ
い。この場合にも、上記図2(a)に示す回路と同じ効
果を発揮することができることはいうまでもない。
説明する。上述の図2(a)においては、トランジスタ
T21をNチャネル型トランジスタで、トランジスタT
22をPチャネル型トランジスタで、ショートトランジ
スタT23をNチャネル型トランジスタでそれぞれ構成
しているが、図2(b)に示すように、各トランジスタ
T21,T22,T23をそれぞれ図2(a)に示すチ
ャネル型とは逆のチャネル型を有するトランジスタで構
成し、トランジスタT22及びショートトランジスタT
23にワード線WL21を接続し、トランジスタT21
に相補ワード線XWL21を接続する構成としてもよ
い。この場合にも、上記図2(a)に示す回路と同じ効
果を発揮することができることはいうまでもない。
【0069】なお、本第2実施例では、本発明を従来の
図13(c)に示す回路に適用した場合について説明し
たが、図13(a)、図13(b)又は図12に示す回
路に本発明を適用することができることはいうまでもな
い。すなわち、ショートトランジスタを、ノードとセル
プレート線との間に介設し、そのショートトランジスタ
を該当メモリセルの非選択時にONする構成とすること
により、非選択状態における強誘電体キャパシタの分極
の誤反転を防止することができる。
図13(c)に示す回路に適用した場合について説明し
たが、図13(a)、図13(b)又は図12に示す回
路に本発明を適用することができることはいうまでもな
い。すなわち、ショートトランジスタを、ノードとセル
プレート線との間に介設し、そのショートトランジスタ
を該当メモリセルの非選択時にONする構成とすること
により、非選択状態における強誘電体キャパシタの分極
の誤反転を防止することができる。
【0070】(第3実施例)次に、第3実施例につい
て、図3〜図5を参照しながら説明する。本実施例で
は、メモリセルは、上記従来例で説明した図13(c)
に示すように構成されている。上記従来例におけるメモ
リセルの選択,非選択動作では、図15に示すように、
各信号線は読み出しあるいは書込動作終了状態のままで
非選択状態に入るので、非選択状態において、ワード線
WLは低電位状態、相補ワード線のXWLは高電位状
態、セルプレート線CPは低電位状態である。またビッ
ト線対BL,XBLは接地電位にプリチャージされてい
る。
て、図3〜図5を参照しながら説明する。本実施例で
は、メモリセルは、上記従来例で説明した図13(c)
に示すように構成されている。上記従来例におけるメモ
リセルの選択,非選択動作では、図15に示すように、
各信号線は読み出しあるいは書込動作終了状態のままで
非選択状態に入るので、非選択状態において、ワード線
WLは低電位状態、相補ワード線のXWLは高電位状
態、セルプレート線CPは低電位状態である。またビッ
ト線対BL,XBLは接地電位にプリチャージされてい
る。
【0071】一方、本実施例では、図3のタイミングチ
ャートに示すように、メモリセル選択信号XCEが高電
位状態のときにメモリセルが非選択状態となり、ワード
線WLと相補ワード線XWLとが活性化され、図13
(c)に示す2つのパストランジスタがON状態にな
る。ただし、選択状態では読み出し・書き込み動作時に
ビット線対BL,XBLにパルス信号が印加されるが、
非選択状態ではビット線対にパルス信号が印加されない
ので、非選択メモリセルにおける読み出し・書き込みが
行われることはない。これにより、非選択状態において
も強誘電体キャパシタとビット線BLとが導通状態にな
る。そして、ビット線対BL,XBLは、非選択状態で
は所定電位にプリチャージされているので、強誘電体キ
ャパシタの一方の電極(第2電極)に接続されるノード
の電位は固定され、ノードNdAの電位がフローティング
状態になることに起因する分極の誤反転を有効に防止す
ることができる。
ャートに示すように、メモリセル選択信号XCEが高電
位状態のときにメモリセルが非選択状態となり、ワード
線WLと相補ワード線XWLとが活性化され、図13
(c)に示す2つのパストランジスタがON状態にな
る。ただし、選択状態では読み出し・書き込み動作時に
ビット線対BL,XBLにパルス信号が印加されるが、
非選択状態ではビット線対にパルス信号が印加されない
ので、非選択メモリセルにおける読み出し・書き込みが
行われることはない。これにより、非選択状態において
も強誘電体キャパシタとビット線BLとが導通状態にな
る。そして、ビット線対BL,XBLは、非選択状態で
は所定電位にプリチャージされているので、強誘電体キ
ャパシタの一方の電極(第2電極)に接続されるノード
の電位は固定され、ノードNdAの電位がフローティング
状態になることに起因する分極の誤反転を有効に防止す
ることができる。
【0072】次に、本実施例の変形例について、図4の
タイミングチャートを参照しながら説明する。上記図3
に示す例では、ワード線WLと相補ワード線XWLとの
両方の信号をスタンバイ時に活性化して、メモリセルの
キャパシタのノードの電位を固定したが、図4に示すタ
イミングチャートでは、非選択状態で、ワード線WLの
みを活性化し相補ワード線XWLは活性化しない例を示
している。この場合にも、非選択状態において、図13
(c)に示す回路におけるNチャネル型トランジスタの
パストランジスタがON状態になり、ノードNdAとビッ
ト線BLとが導通するので、強誘電体キャパシタの電位
は固定され、分極の誤反転を有効に防止することができ
る。
タイミングチャートを参照しながら説明する。上記図3
に示す例では、ワード線WLと相補ワード線XWLとの
両方の信号をスタンバイ時に活性化して、メモリセルの
キャパシタのノードの電位を固定したが、図4に示すタ
イミングチャートでは、非選択状態で、ワード線WLの
みを活性化し相補ワード線XWLは活性化しない例を示
している。この場合にも、非選択状態において、図13
(c)に示す回路におけるNチャネル型トランジスタの
パストランジスタがON状態になり、ノードNdAとビッ
ト線BLとが導通するので、強誘電体キャパシタの電位
は固定され、分極の誤反転を有効に防止することができ
る。
【0073】次に、本実施例のもう一つの変形例につい
て、図5のタイミングチャートを参照しながら説明す
る。図5に示す例では、図4に示す例とは逆に、ワード
線WLを非選択状態にも非活性とし、相補ワード線XW
Lを活性化してメモリセルのPチャネル型トランジスタ
を導通状態にしてキャパシタノードの電位固定を行って
いる。ただし、本実施例ではビット線を電源電位にプリ
チャージしておくようになされている。この例でも、上
記図3,図4に示す方法と同様に、分極の誤反転を有効
に防止することができる。
て、図5のタイミングチャートを参照しながら説明す
る。図5に示す例では、図4に示す例とは逆に、ワード
線WLを非選択状態にも非活性とし、相補ワード線XW
Lを活性化してメモリセルのPチャネル型トランジスタ
を導通状態にしてキャパシタノードの電位固定を行って
いる。ただし、本実施例ではビット線を電源電位にプリ
チャージしておくようになされている。この例でも、上
記図3,図4に示す方法と同様に、分極の誤反転を有効
に防止することができる。
【0074】すなわち、上記図3〜図5に示すように、
ビット線電位を所定電位にプリチャージしておき、メモ
リセルの非選択状態では、ビット線電位にパルス信号を
印加せずに、当該メモリセルのワード線を選択してパス
トランジスタをON状態にし、ノードの電位をビット線
電位に固定することで、強誘電体キャパシタの分極の誤
反転を防止することができる。
ビット線電位を所定電位にプリチャージしておき、メモ
リセルの非選択状態では、ビット線電位にパルス信号を
印加せずに、当該メモリセルのワード線を選択してパス
トランジスタをON状態にし、ノードの電位をビット線
電位に固定することで、強誘電体キャパシタの分極の誤
反転を防止することができる。
【0075】(第4実施例)次に、第4実施例につい
て、図6(a)〜(c)を参照しながら説明する。ここ
で、図6(a)は、上記従来例で説明した図13(c)
の回路にほぼ対応するメモリセルの縦断面構造を示し、
本実施例におけるメモリセルの構造は、上記図14
(c)に示す縦断面構造とほぼ同じである。すなわち、
P型ウェル層にNチャネル型トランジスタT11が形成
され、N型ウェル層にPチャネル型トランジスタT12
が形成され、各トランジスタの一方の拡散層は共通のノ
ードNdAを介して強誘電体キャパシタC11に接続さ
れ、各トランジスタT11,T12の他方の拡散層は共
通のビット線BLに接続されている。ただし、本実施例
のメモリセルでは、P型ウェル層とN型ウェル層のそれ
ぞれの電位VPW,VNWを接地電位や電源電位に固定して
いない点が異なる。すなわち、P型ウェル層電位VPW、
N型ウェル層電位VNWは、図示しないが供給電圧の切換
え可能な電源回路により、通常の書き込み読み出し動作
時にはそれぞれ接地電位あるいは電源電位に設定されて
いるが、非選択状態には電源電位あるいは接地電位に切
換えられるように構成されている。
て、図6(a)〜(c)を参照しながら説明する。ここ
で、図6(a)は、上記従来例で説明した図13(c)
の回路にほぼ対応するメモリセルの縦断面構造を示し、
本実施例におけるメモリセルの構造は、上記図14
(c)に示す縦断面構造とほぼ同じである。すなわち、
P型ウェル層にNチャネル型トランジスタT11が形成
され、N型ウェル層にPチャネル型トランジスタT12
が形成され、各トランジスタの一方の拡散層は共通のノ
ードNdAを介して強誘電体キャパシタC11に接続さ
れ、各トランジスタT11,T12の他方の拡散層は共
通のビット線BLに接続されている。ただし、本実施例
のメモリセルでは、P型ウェル層とN型ウェル層のそれ
ぞれの電位VPW,VNWを接地電位や電源電位に固定して
いない点が異なる。すなわち、P型ウェル層電位VPW、
N型ウェル層電位VNWは、図示しないが供給電圧の切換
え可能な電源回路により、通常の書き込み読み出し動作
時にはそれぞれ接地電位あるいは電源電位に設定されて
いるが、非選択状態には電源電位あるいは接地電位に切
換えられるように構成されている。
【0076】次に、本実施例の半導体記憶装置の動作に
ついて、図6(b)を参照しながら説明する。従来から
のCMOS回路では通常P型ウェル層とN型ウェル層の
それぞれの電位VPW,VNWを接地電位、電源電位に固定
して動作させる。それに対し、本実施例では、図6
(b)のタイミングチャートに示すように、ビット線対
BL,XBLの電位を接地電位にプリチャージしてお
き、選択状態ではP型ウェル層の電位VPWを接地電位
に、N型ウェル層の電位VNWの電位を電源電位に設定
し、セルプレート線CPにパルス信号を印加する。一
方、非選択状態では、セルプレート線CPを接地電位に
設定し、各ウェル層の電位VPW,VNWをいずれも接地電
位に設定する。すなわち、通常の書き込み読み出し動作
時には、従来のCMOS回路と同様にP型ウェル層とN
型ウェル層のそれぞれの電位VPW,VNWを接地電位、電
源電位に設定して動作させるが、非選択状態では、Pチ
ャネル型トランジスタが形成されているN型ウェル層の
電位VNWを電源電位から接地電位に変化させる。つま
り、選択状態の動作時にセルプレート線CPの電位と同
じ電位になるウェル層(N型ウェル層)の電位を、非選
択状態でもセルプレート線CPと同じ電位になるよう設
定する。これにより、強誘電体キャパシタC11のセルプ
レート線CPにより接地電位に固定されている電極と対
向する側の電極つまりノードNdAの電位と、P型ウェル
層及びN型ウェル層の電位とが同じ接地電位となり、電
源電位とのリークパスが存在しなくなる。よって、メモ
リセルのパストランジスタT11,T12がオフ状態と
なっても、ノードNdAの電位が電源電位まで上昇し分極
の誤反転を有効に防止することができる。
ついて、図6(b)を参照しながら説明する。従来から
のCMOS回路では通常P型ウェル層とN型ウェル層の
それぞれの電位VPW,VNWを接地電位、電源電位に固定
して動作させる。それに対し、本実施例では、図6
(b)のタイミングチャートに示すように、ビット線対
BL,XBLの電位を接地電位にプリチャージしてお
き、選択状態ではP型ウェル層の電位VPWを接地電位
に、N型ウェル層の電位VNWの電位を電源電位に設定
し、セルプレート線CPにパルス信号を印加する。一
方、非選択状態では、セルプレート線CPを接地電位に
設定し、各ウェル層の電位VPW,VNWをいずれも接地電
位に設定する。すなわち、通常の書き込み読み出し動作
時には、従来のCMOS回路と同様にP型ウェル層とN
型ウェル層のそれぞれの電位VPW,VNWを接地電位、電
源電位に設定して動作させるが、非選択状態では、Pチ
ャネル型トランジスタが形成されているN型ウェル層の
電位VNWを電源電位から接地電位に変化させる。つま
り、選択状態の動作時にセルプレート線CPの電位と同
じ電位になるウェル層(N型ウェル層)の電位を、非選
択状態でもセルプレート線CPと同じ電位になるよう設
定する。これにより、強誘電体キャパシタC11のセルプ
レート線CPにより接地電位に固定されている電極と対
向する側の電極つまりノードNdAの電位と、P型ウェル
層及びN型ウェル層の電位とが同じ接地電位となり、電
源電位とのリークパスが存在しなくなる。よって、メモ
リセルのパストランジスタT11,T12がオフ状態と
なっても、ノードNdAの電位が電源電位まで上昇し分極
の誤反転を有効に防止することができる。
【0077】次に、本実施例の変形例である図6(c)
に示す方法について説明する。図6(c)に示すタイミ
ングチャートでは、ビット線電位を電源電位にプリチャ
ージしておき、セルプレート線CPの電位を非選択状態
では電源電位に設定し、書き込み読み出し時に接地電位
のパルス信号を印加する。また、前述の図6(b)の場
合と同様に、通常の書込読み出し動作時にはP型ウェル
層とN型ウェル層のそれぞれの電位VPW,VNWを接地電
位、電源電位に設定して動作させるが、非選択状態では
P型ウェル層の電位VPWを接地電位から電源電位に変化
させる。これにより、強誘電体キャパシタのセルプレー
ト線CPによって電源電位に固定されている電極と対向
する側の電極つまりノードNdAの電位とP型ウェル層及
びN型ウェル層の電位とが同じ接地電位となり、対向す
る電極には接地電位とのリークパスが存在しなくなり、
メモリセルのパストランジスタがOFF状態となっても
接地電位に電位下降し分極反転する可能性がなくなる。
このように非選択状態においてウェル電位を変化させる
ことにより、強誘電体キャパシタの電極間に電位差を生
じさせなくすることにより、本来の書き込み読み出し動
作以外の状態での分極反転を起こさせなくすることがで
きる。
に示す方法について説明する。図6(c)に示すタイミ
ングチャートでは、ビット線電位を電源電位にプリチャ
ージしておき、セルプレート線CPの電位を非選択状態
では電源電位に設定し、書き込み読み出し時に接地電位
のパルス信号を印加する。また、前述の図6(b)の場
合と同様に、通常の書込読み出し動作時にはP型ウェル
層とN型ウェル層のそれぞれの電位VPW,VNWを接地電
位、電源電位に設定して動作させるが、非選択状態では
P型ウェル層の電位VPWを接地電位から電源電位に変化
させる。これにより、強誘電体キャパシタのセルプレー
ト線CPによって電源電位に固定されている電極と対向
する側の電極つまりノードNdAの電位とP型ウェル層及
びN型ウェル層の電位とが同じ接地電位となり、対向す
る電極には接地電位とのリークパスが存在しなくなり、
メモリセルのパストランジスタがOFF状態となっても
接地電位に電位下降し分極反転する可能性がなくなる。
このように非選択状態においてウェル電位を変化させる
ことにより、強誘電体キャパシタの電極間に電位差を生
じさせなくすることにより、本来の書き込み読み出し動
作以外の状態での分極反転を起こさせなくすることがで
きる。
【0078】(第5実施例)次に、第5実施例につい
て、図6を参照しながら説明する。従来例での書き込み
読み出し動作では、図15に示すように、選択するメモ
リセルのN型パストランジスタに繋がるワード線WLを
高電位状態にし、選択するメモリセルのPチャネル型パ
ストランジスタに繋がる相補ワード線XWLを低電位状
態にすることによりメモリセルを選択する。このとき、
選択されないメモリセルのNチャネル型パストランジス
タに繋がるワード線WLは低電位状態に、Pチャネル型
パストランジスタに繋がるワード線WLは高電位状態に
それぞれ保たれるので、各パストランジスタはいずれも
OFF状態にあり、各パストランジスタに繋がる強誘電
体キャパシタの電極はフローティング状態となる。
て、図6を参照しながら説明する。従来例での書き込み
読み出し動作では、図15に示すように、選択するメモ
リセルのN型パストランジスタに繋がるワード線WLを
高電位状態にし、選択するメモリセルのPチャネル型パ
ストランジスタに繋がる相補ワード線XWLを低電位状
態にすることによりメモリセルを選択する。このとき、
選択されないメモリセルのNチャネル型パストランジス
タに繋がるワード線WLは低電位状態に、Pチャネル型
パストランジスタに繋がるワード線WLは高電位状態に
それぞれ保たれるので、各パストランジスタはいずれも
OFF状態にあり、各パストランジスタに繋がる強誘電
体キャパシタの電極はフローティング状態となる。
【0079】それに対し、本実施例では、同じ図13
(c)に示す構造を有するメモリセルに対し、ビット線
BLの電位を接地電位にプリチャージしておき、非選択
時にはセルプレート線CPの電位が低電位状態に設定さ
れる一方、選択状態の書き込み読み出し時にはセルプレ
ート線CPに電源電圧のパルス信号が印加されるように
構成している。
(c)に示す構造を有するメモリセルに対し、ビット線
BLの電位を接地電位にプリチャージしておき、非選択
時にはセルプレート線CPの電位が低電位状態に設定さ
れる一方、選択状態の書き込み読み出し時にはセルプレ
ート線CPに電源電圧のパルス信号が印加されるように
構成している。
【0080】すなわち、図7に示すように、常時、全て
のメモリセルに繋がるワード線WLを選択状態に設定す
る。強誘電体キャパシタを備えたメモリでは、ワード線
WLが選択されてもセルプレート線CPにパルス信号が
印加されなければメモリセルのデータは読み出されない
ので、このように常時ワード線WLを選択状態にしても
メモリセルのデータは破壊されない。そして、書き込み
読み出しを行う時には、選択されないメモリセルに繋が
るワード線WLと相補ワード線XWLを全て非選択状態
にし、書き込み読み出しするワード線WLのみ選択状態
に保つ。そして、セルプレート線CPを介して高電位の
パルス信号を印加する。ワード線WLの信号をこのよう
に動作させると、選択されたメモリセルにおける書き込
み・読み出し動作は円滑に行われ、一方、非選択状態に
あるメモリセルの強誘電体キャパシタの電極は一方は接
地電位に設定されているビット線対BL,XBLに接続
され、他方は接地電位にあるセルプレート線CPに接続
されているために、強誘電体キャパシタの電極間には電
位差を生じない。このように、強誘電体キャパシタの電
極の電位をほぼ等しくすることにより、本来の書き込み
読み出し動作以外の状態における強誘電体キャパシタの
分極の反転を起こさせなくすることができる。すなわ
ち、非選択状態における強誘電体キャパシタの分極の誤
反転を有効に防止することができる。本実施例では、ワ
ード線WLと相補ワード線XWLとの両方を常時選択状
態とする例を示したが、ワード線WLと相補ワード線X
WLのうちの一方だけを選択状態とすることによっても
同様に効果を得ることができる。
のメモリセルに繋がるワード線WLを選択状態に設定す
る。強誘電体キャパシタを備えたメモリでは、ワード線
WLが選択されてもセルプレート線CPにパルス信号が
印加されなければメモリセルのデータは読み出されない
ので、このように常時ワード線WLを選択状態にしても
メモリセルのデータは破壊されない。そして、書き込み
読み出しを行う時には、選択されないメモリセルに繋が
るワード線WLと相補ワード線XWLを全て非選択状態
にし、書き込み読み出しするワード線WLのみ選択状態
に保つ。そして、セルプレート線CPを介して高電位の
パルス信号を印加する。ワード線WLの信号をこのよう
に動作させると、選択されたメモリセルにおける書き込
み・読み出し動作は円滑に行われ、一方、非選択状態に
あるメモリセルの強誘電体キャパシタの電極は一方は接
地電位に設定されているビット線対BL,XBLに接続
され、他方は接地電位にあるセルプレート線CPに接続
されているために、強誘電体キャパシタの電極間には電
位差を生じない。このように、強誘電体キャパシタの電
極の電位をほぼ等しくすることにより、本来の書き込み
読み出し動作以外の状態における強誘電体キャパシタの
分極の反転を起こさせなくすることができる。すなわ
ち、非選択状態における強誘電体キャパシタの分極の誤
反転を有効に防止することができる。本実施例では、ワ
ード線WLと相補ワード線XWLとの両方を常時選択状
態とする例を示したが、ワード線WLと相補ワード線X
WLのうちの一方だけを選択状態とすることによっても
同様に効果を得ることができる。
【0081】(第6実施例)次に、第6実施例につい
て、図8(a)及び(b)を参照しながら説明する。前
述の実施例は、いずれもセルプレート線に接続する強誘
電体キャパシタの電極と他方の電極間に分極の誤反転を
生じさせるような電位差を生じさせないことを目的とし
て、セルプレート線に接続されない電極の電位をセルプ
レート線の電位と同電位に設定しようとする手法に関す
るものであった。パストランジスタがOFF状態とな
り、セルプレート線に接続されない電極つまりノードが
フローティング状態のときに強誘電体キャパシタの両電
極間に電位差を生じさせないためには、セルプレート線
に接続される電極をも同様にフローティング状態とする
ことによっても可能である。以下にセルプレート線をフ
ローティング状態とする手法について述べる。
て、図8(a)及び(b)を参照しながら説明する。前
述の実施例は、いずれもセルプレート線に接続する強誘
電体キャパシタの電極と他方の電極間に分極の誤反転を
生じさせるような電位差を生じさせないことを目的とし
て、セルプレート線に接続されない電極の電位をセルプ
レート線の電位と同電位に設定しようとする手法に関す
るものであった。パストランジスタがOFF状態とな
り、セルプレート線に接続されない電極つまりノードが
フローティング状態のときに強誘電体キャパシタの両電
極間に電位差を生じさせないためには、セルプレート線
に接続される電極をも同様にフローティング状態とする
ことによっても可能である。以下にセルプレート線をフ
ローティング状態とする手法について述べる。
【0082】図8(a)は、本実施例に係るセルプレー
ト線ドライブ回路の構成を示す。このセルプレート線ド
ライブ回路は、セルプレート線駆動バッファとセルプレ
ート線CPとの間に配置されるものである。同図に示す
ように、NAND回路とインバータ回路とを直列に配置
し、さらにインバータとセルプレート線CPとの間に、
Nチャネル型パストランジスタT31とPチャネル型ト
ランジスタT32とを設け、パストランジスタT31の
ゲートには、デコード信号RDを入力させる一方、パス
トランジスタT32のゲートには、NAND回路はその
反転信号により制御する。この回路構成によりセルプレ
ート線に出力される信号の論理は、同図に添付する真理
値表に示すものとなる。すなわち、メモリセルが非選択
状態のときには、デコード信号RDが低電位”L”で、
セルプレート線CPの信号はフローティング状態(Hi
ghーZ状態)となる。したがって、メモリセルの非選
択状態において、メモリセルの強誘電体キャパシタの1
対の電極は双方フローティング状態となり、キャパシタ
の両電極間には、分極の誤反転を生ぜしめるような大き
な電位差が生じることはない。
ト線ドライブ回路の構成を示す。このセルプレート線ド
ライブ回路は、セルプレート線駆動バッファとセルプレ
ート線CPとの間に配置されるものである。同図に示す
ように、NAND回路とインバータ回路とを直列に配置
し、さらにインバータとセルプレート線CPとの間に、
Nチャネル型パストランジスタT31とPチャネル型ト
ランジスタT32とを設け、パストランジスタT31の
ゲートには、デコード信号RDを入力させる一方、パス
トランジスタT32のゲートには、NAND回路はその
反転信号により制御する。この回路構成によりセルプレ
ート線に出力される信号の論理は、同図に添付する真理
値表に示すものとなる。すなわち、メモリセルが非選択
状態のときには、デコード信号RDが低電位”L”で、
セルプレート線CPの信号はフローティング状態(Hi
ghーZ状態)となる。したがって、メモリセルの非選
択状態において、メモリセルの強誘電体キャパシタの1
対の電極は双方フローティング状態となり、キャパシタ
の両電極間には、分極の誤反転を生ぜしめるような大き
な電位差が生じることはない。
【0083】次に、本実施例の変形例について、図8
(b)を参照しながら説明する。この変形例では、上記
図8(a)のパストランジスタT31,T32の代わり
に、4つのトランジスタT33、T34、T35、T3
6(トランジスタT34はPチャネル型トランジスタ
で、それ以外はNチャネル型トランジスタ)を駆動用電
源と接地電源との間に直列に接続して論理ゲートを構成
したものである。この変形例においても、上述の図8
(a)に示す回路と同様に、セルプレート線CPに出力
される信号の論理は、同図に添付する真理値表のように
なる。この回路例においても、前述のように、メモリセ
ルの非選択状態が継続したときに、強誘電体キャパシタ
の1対の電極間に、分極の誤反転を生ぜしめるような大
きな電位差が生じることはない。
(b)を参照しながら説明する。この変形例では、上記
図8(a)のパストランジスタT31,T32の代わり
に、4つのトランジスタT33、T34、T35、T3
6(トランジスタT34はPチャネル型トランジスタ
で、それ以外はNチャネル型トランジスタ)を駆動用電
源と接地電源との間に直列に接続して論理ゲートを構成
したものである。この変形例においても、上述の図8
(a)に示す回路と同様に、セルプレート線CPに出力
される信号の論理は、同図に添付する真理値表のように
なる。この回路例においても、前述のように、メモリセ
ルの非選択状態が継続したときに、強誘電体キャパシタ
の1対の電極間に、分極の誤反転を生ぜしめるような大
きな電位差が生じることはない。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2,
3,4又は8の発明によれば、半導体記憶装置の非選択
状態におけるキャパシタのパストランジスタに接続され
る第2電極の電位を所定の電位に固定するようにしたの
で、非選択状態が長時間継続したときにも分極の誤反転
を有効に防止することができ、よって、半導体記憶装置
の記憶特性の向上を図ることができる。
3,4又は8の発明によれば、半導体記憶装置の非選択
状態におけるキャパシタのパストランジスタに接続され
る第2電極の電位を所定の電位に固定するようにしたの
で、非選択状態が長時間継続したときにも分極の誤反転
を有効に防止することができ、よって、半導体記憶装置
の記憶特性の向上を図ることができる。
【0085】請求項5,6,7,8,9又は10の発明
によれば、半導体記憶装置の非選択状態におけるキャパ
シタの両電極間の電位差を所定値以下に抑制するように
したので、非選択状態が長時間継続したときにも分極の
誤反転を有効に防止することができ、よって、半導体記
憶装置の記憶特性の向上を図ることができる。
によれば、半導体記憶装置の非選択状態におけるキャパ
シタの両電極間の電位差を所定値以下に抑制するように
したので、非選択状態が長時間継続したときにも分極の
誤反転を有効に防止することができ、よって、半導体記
憶装置の記憶特性の向上を図ることができる。
【0086】請求項11の発明によれば、メモリセルが
非選択状態のときには、メモリセルのキャパシタの両電
極の電位をフローティング状態にするようにしたので、
非選択状態が長時間継続したときにも分極の誤反転を生
ぜしめるような大きな電位差の発生を有効に防止するこ
とができ、よって、半導体記憶装置の記憶特性の向上を
図ることができる。
非選択状態のときには、メモリセルのキャパシタの両電
極の電位をフローティング状態にするようにしたので、
非選択状態が長時間継続したときにも分極の誤反転を生
ぜしめるような大きな電位差の発生を有効に防止するこ
とができ、よって、半導体記憶装置の記憶特性の向上を
図ることができる。
【図1】第1実施例及びその変形例に係る半導体記憶装
置のメモリセルの構成を示す電気回路図である。
置のメモリセルの構成を示す電気回路図である。
【図2】第2実施例及びその変形例に係る半導体記憶装
置のメモリセルの構成を示す電気回路図である。
置のメモリセルの構成を示す電気回路図である。
【図3】第3実施例における半導体記憶装置の制御内容
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図4】第3実施例の変形例における半導体記憶装置の
制御内容を示すタイミングチャートである。
制御内容を示すタイミングチャートである。
【図5】第3実施例の変形例における半導体記憶装置の
制御内容を示すタイミングチャートである。
制御内容を示すタイミングチャートである。
【図6】第4実施例に係る半導体記憶装置のメモリセル
の構成を示す断面図及びその制御内容を示すタイミング
チャートである。
の構成を示す断面図及びその制御内容を示すタイミング
チャートである。
【図7】第5実施例に係る半導体記憶装置の制御内容を
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【図8】第6実施例に係る半導体記憶装置のセルプレー
ト線駆動回路の一部の構成を示す電気回路図である。
ト線駆動回路の一部の構成を示す電気回路図である。
【図9】従来のDRAM型強誘電体不揮発性メモリセル
アレイの一部の構成を示す電気回路図である。
アレイの一部の構成を示す電気回路図である。
【図10】一般的な強誘電体への印加電圧に対する強誘
電体の自己分極のヒステリシス特性を示す特性図であ
る。
電体の自己分極のヒステリシス特性を示す特性図であ
る。
【図11】従来のDRAM型強誘電体不揮発性メモリの
基本的な読み出し動作を示すタイミングチャートであ
る。
基本的な読み出し動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図12】従来の2T2C型DRAM型強誘電体不揮発
性メモリセルの構成を示す電気回路図である。
性メモリセルの構成を示す電気回路図である。
【図13】従来の各種1T1C型DRAM型強誘電体不
揮発性メモリセルの構成を示す電気回路図である。
揮発性メモリセルの構成を示す電気回路図である。
【図14】従来の各種1T1C型DRAM型強誘電体不
揮発性メモリセルの構造を示す断面図である。
揮発性メモリセルの構造を示す断面図である。
【図15】従来のDRAM型強誘電体不揮発性メモリの
選択状態と非選択状態とにおける制御内容を示すタイミ
ングチャートである。
選択状態と非選択状態とにおける制御内容を示すタイミ
ングチャートである。
【図16】従来のDRAM型強誘電体不揮発性メモリの
セルプレート線駆動回路の構成を示す電気回路図であ
る。
セルプレート線駆動回路の構成を示す電気回路図であ
る。
BL ビット線 C キャパシタ WL ワード線 T トランジスタ CP セルプレート線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8242 (72)発明者 中根 譲治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 電荷保持機能についてヒステリシス特性
を有する容量部を第1,第2電極で挟持してなるキャパ
シタと、該キャパシタの上記第2電極に接続されON・
OFF状態に切換え可能な少なくとも1つのパストラン
ジスタとを配置してなるメモリセルと、 上記キャパシタの第1電極に接続されるセルプレート線
と、 上記キャパシタの第2電極に上記少なくとも1つのパス
トランジスタを介して接続されるビット線と、 上記少なくとも1つのパストランジスタのON・OFF
を制御する信号を供給するためのワード線と、 上記メモリセルの非選択時に、上記キャパシタの第2電
極の電位を所定の電位に固定する電位固定手段とを備え
たことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
て、 上記メモリセルは、非選択状態で上記パストランジスタ
がOFF状態になるように構成されており、 上記電位固定手段は、 上記キャパシタの第2電極−パストランジスタ間のノー
ドと接地電源との間を接続する配線と、 上記配線中に介設され上記パストランジスタがOFF状
態になるときにON状態になる誤反転防止用トランジス
タとで構成されていることを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
て、 上記メモリセルには、上記ビット線と上記キャパシタの
第2電極との間に互いに並列に介設され互いに同じタイ
ミングでON・OFF状態になるNチャネル型トランジ
スタとPチャネル型トランジスタとが配設され、非選択
状態では上記各パストランジスタがOFF状態になるよ
うに構成されており、 上記電位固定手段は、 上記キャパシタの第2電極−各パストランジスタ間のノ
ードと接地電源との間を接続する配線と、 上記配線中に介設され上記各パストランジスタがOFF
状態になるときにON状態になる誤反転防止用トランジ
スタとで構成されていることを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項4】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
て、 上記電位固定手段は、上記ビット線を所定電位にプリチ
ャージしておき、上記メモリセルが非選択状態のとき
に、当該メモリセルのワード線を選択し、当該メモリセ
ルに接続されるビット線と上記キャパシタの第2電極と
を接続状態にして第2電極の電位をビット線電位に固定
するよう制御することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項5】 電荷保持機能についてヒステリシス特性
を有する容量部を第1,第2電極で挟持してなるキャパ
シタと、該キャパシタの上記第2電極に接続されON・
OFF状態に切換え可能な少なくとも1つのパストラン
ジスタとを配置してなるメモリセルと、 上記キャパシタの第1電極に接続されるセルプレート線
と、 上記キャパシタの第2電極に上記少なくとも1つのパス
トランジスタを介して接続されるビット線と、 上記少なくとも1つのパストランジスタのON・OFF
を制御する信号を供給するためのワード線と、 上記メモリセルが非選択状態のときに、上記第1電極と
第2電極との電位差をほぼ等しくする電位差解消手段と
を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、 上記メモリセルは、非選択状態では上記パストランジス
タがOFF状態になるように構成されており、 上記電位差解消手段は、 上記キャパシタの第2電極−各パストランジスタ間のノ
ードと上記セルプレート線との間を接続する配線と、 上記配線中に介設され上記パストランジスタがOFF状
態になるときにON状態になる誤反転防止用トランジス
タとで構成されていることを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項7】 請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、 上記メモリセルには、上記ビット線と上記キャパシタの
第2電極との間に互いに並列に介設され互いに同じタイ
ミングでON・OFF状態になるNチャネル型トランジ
スタとPチャネル型トランジスタとが配設され、非選択
状態では上記各パストランジスタがOFF状態になるよ
うに構成されており、 上記電位差解消手段は、 上記キャパシタの第2電極−各パストランジスタ間のノ
ードとセルプレート線との間を接続する配線と、 上記配線中に介設され上記各パストランジスタがOFF
状態になるときにON状態になる誤反転防止用トランジ
スタとで構成されていることを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項8】 請求項3又は7記載の半導体記憶装置に
おいて、 上記誤反転防止用トランジスタのON・OFFを制御す
るための制御信号線は、上記Nチャネル型トランジスタ
及びPチャネル型トランジスタのうち御反転防止用トラ
ンジスタとは逆のチャネル型を有するトランジスタのワ
ード線に共通に接続されていることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項9】 請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、 上記メモリセルには、P型ウェル層に形成されたNチャ
ネル型トランジスタと、N型ウェル層に形成されたPチ
ャネル型トランジスタとが配置されており、 上記電位差解消手段は、上記メモリセルが非選択状態の
ときに、上記P型ウェル層及びN型ウェル層のうち少な
くとも選択状態の動作時に上記セルプレート線と同じ電
位に設定されるウェル層の電位を上記セルプレート線と
同電位に変化させるよう制御することを特徴とする半導
体記憶装置。 - 【請求項10】 請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、 上記メモリセルのビット線は、接地レベルにプリチャー
ジされており、 上記メモリセルのセルプレート線は、非選択状態では低
電位に維持され書き込み・読み出し時には電源電圧にパ
ルス印加されるように構成されており、 上記電位差解消手段は、上記メモリセルに接続されるワ
ード線を常時選択状態に設定して上記ビット線を介して
上記キャパシタの第2電極の電位をビット線電位に固定
し、上記メモリセルを選択して記憶の書き込み読みだし
を行うときには、非選択メモリセルのワード線を非活性
化するよう制御することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項11】 電荷保持機能についてヒステリシス特
性を有する容量部を第1,第2電極で挟持してなるキャ
パシタと、該キャパシタの上記第2電極に接続されON
・OFF状態に切換え可能な少なくとも1つのパストラ
ンジスタとを配置してなるメモリセルと、 上記キャパシタの第1電極に接続されるセルプレート線
と、 上記キャパシタの第2電極に上記少なくとも1つのパス
トランジスタを介して接続されるビット線と、 上記少なくとも1つのパストランジスタのON・OFF
を制御する信号を供給するためのワード線と、 上記メモリセルが非選択状態のとき、上記パストランジ
スタをOFF状態にするととともに、上記セルプレート
線をフローティング状態にするフローティング手段とを
備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
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|---|---|---|---|---|
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| KR19990030710A (ko) * | 1997-10-02 | 1999-05-06 | 김영환 | 강유전체 메모리 장치 및 그 동작 방법 |
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1994
- 1994-12-22 JP JP6319904A patent/JP3020422B2/ja not_active Expired - Fee Related
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