JPH08180741A - 車輪速センサ用信号ケーブル - Google Patents
車輪速センサ用信号ケーブルInfo
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- JPH08180741A JPH08180741A JP33796394A JP33796394A JPH08180741A JP H08180741 A JPH08180741 A JP H08180741A JP 33796394 A JP33796394 A JP 33796394A JP 33796394 A JP33796394 A JP 33796394A JP H08180741 A JPH08180741 A JP H08180741A
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
化を可能にした車輪速センサ用信号ケーブルを提供する
ことにある。 【構成】 抗張力100N以上の繊維芯上に、スズを
0.1重量%以上含有する断面積0.02mm2以下の
銅合金線からなる導体素線を抵抗値が10Ω/mとなる
ように複数本引き揃えて横巻きすることにより導体を構
成し、この導体上に絶縁体を被覆してなる絶縁心線を複
数本撚り合わせた後、これらの周上に塩化ビニル樹脂ま
たは塩化ビニル樹脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂の混合
物からなるシース材を被覆したことを特徴とするもので
ある。
Description
ーブルに関するものであり、特に、機械的特性と耐油性
に優れるとともに、細径化を可能にしたものに関する。
確保するようなシステムが搭載されたものが増加してお
り、その一例としてアンチスキッドブレーキシステムが
良く知られている。このアンチスキッドブレーキシステ
ムでは、車輪部に取り付けられたセンサが車輪の回転数
やトルクを検知し、ケーブルを介してコントロールユニ
ットに情報が送られて、車輪が空回りなどを起こさない
ように制御している。
たセンサに直接配線されるものであるため、振動、屈
曲、しごきなど外部からの影響を非常に受け易い。その
ため、このような環境下で使用されるケーブルとして
は、機械的特性に優れた構成のものがものが望まれてい
る。従来、この種の車輪速センサ用信号ケーブルとして
実用されているものの一例として、硬質スズ入り銅合金
の0.05mm外径の導体素線を多数本撚り合わせてな
る導体の周上に架橋ポリエチレンやエチレン−テトラフ
ロロエチレン共重合体などの絶縁体を被覆して構成され
た絶縁心線を必要本数撚り合わせ、更に熱可塑性ポリウ
レタン樹脂などのシース材を被覆した構成のものがあ
る。この構成のものは一般的に、耐屈曲電線と称されて
いる。
ギー規制の強化に伴って、車両においても軽量化志向が
強まっている。そのため、このようなケーブルにも細径
化による軽量化が要求されており、実際、様々な検討が
なされている。しかしながら、従来のケーブルは細径化
すると耐屈曲性などの機械的特性が著しく低下してしま
い、最悪の場合には断線してしまう、という欠点があっ
た。また、従来のケーブルにおいては、例えば車輌のメ
ンテナンス時に、ブレーキオイル等の油分が表面に付着
するようなことがあると、シース材である熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂が常温で溶解してしまい、保護材としての
機能を全く失ってしまう、という欠点もあった。
ものでその目的とするところは、機械的特性と耐油性に
優れるとともに、細径化を可能にした車輪速センサ用信
号ケーブルを提供することにある。
本発明による車輪速センサ用信号ケーブルは、抗張力1
00N以上の繊維芯上に、スズを0.1重量%以上含有
する断面積0.02mm2以下の銅合金線からなる導体
素線を抵抗値が10Ω/m以下となるように複数本引き
揃えて横巻きすることにより導体を構成し、この導体上
に絶縁体を被覆してなる絶縁心線を複数本撚り合わせた
後、これらの周上に塩化ビニル樹脂または塩化ビニル樹
脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂の混合物からなるシース
材を被覆したことを特徴とするものである。
は、抗張力が大きいものが好ましく、例えば、ガラス繊
維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレン
繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、全芳香族ポリ
エステル繊維などが挙げられる。これらの中でも、芳香
族ポリアミド繊または全芳香族ポリエステル繊維は、細
径であっても、十分な引張強度を有することから好まし
い。これらの繊維は、抗張力が100N以上になるよう
に太さが決められる。抗張力が100N未満では、十分
な引張強度が得られない。
上含有する断面積0.02mm2以下の銅合金線を用い
る。スズを含有させることによって、引張強度と屈曲性
が向上する。スズの含有量が0.1重量%未満では、銅
に比べて屈曲性の向上が不十分である。また断面積が
0.02mm2を超える太さの合金線では屈曲性が低下
してしまう。この銅合金線からなる導体素線を複数本引
き揃え、これを上記の繊維芯上に横巻きして導体とす
る。このとき、導体の抵抗値が10Ω/m以下となるよ
うに導体素線の本数、横巻きピッチを調整する必要があ
る。導体の抵抗値が10Ω/mを超えると、実使用時に
信号処理回路に影響が出るため好ましくない。
特に限定されず、従来公知の様々な絶縁被覆材料を用い
ることができる。好ましくは、耐熱塩化ビニル樹脂、架
橋ポリエチレン、エチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体、フッ化ビニリデン樹脂、シリコーンゴ
ムなどが挙げられる。
ーブルに求められる摩耗性等の機械的特性、柔軟性、耐
油性などに優れているとともに、安価であることから、
塩化ビニル樹脂または塩化ビニル樹脂と熱可塑性ポリウ
レタン樹脂の混合物を使用することが好ましい。塩化ビ
ニル樹脂を単独で使用するよりも、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂と混合したものを使用する方が摩耗性に優れるた
め、更に好ましい。
体素線の特性値及び材質を特定するとともに、これに特
定のシース材を組み合わせることによって、機械的特性
と耐油性に優れるとともに、細径のケーブルを実現でき
る。
する。
ル繊維〔商品名:ベクトラン、(株)クラレ製〕からな
る繊維芯上に、導体素線としてスズを0.3重量%含有
する断面積0.002mm2の銅合金線(H−SNCC
−3)を10本引き揃え、ピッチ約0.9mmで横巻き
して抵抗値1.9Ω/m、外径0.5mmの導体を構成
した。次に、この導体上に125℃耐熱の架橋ポリエチ
レンからなる絶縁体を0.4mmの肉厚で押出被覆して
絶縁心線とした。絶縁心線は黒色、白色それぞれ1本づ
つ作製した。更に、これら2色の絶縁心線をピッチ25
mmで撚り合わせた後、その周上にJIS A 硬度90
の耐熱塩化ビニル樹脂からなるシース材を押出被覆し
た。実施例1ではこのようにして、仕上がり外径5.0
mmのケーブルを得た。
樹脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂を重量比2:1で混合
したものを使用した他は、実施列1と同様の材料、同様
の工法により仕上がり外径5.0mmのケーブルを作製
した。
様構造のケーブルを作製した。まず、スズを0.3重量
%含有する断面積0.002mm2の銅合金線(H−S
NCC−3)からなる導体素線を252本撚り合わせて
導体を構成した。次に、この導体上に125℃耐熱の架
橋ポリエチレンからなる絶縁体を0.4mmの肉厚で押
出被覆して絶縁心線とした。絶縁心線は黒色、白色それ
ぞれ1本づつ作製した。更に、これら2色の絶縁心線を
ピッチ25mmで撚り合わせた後、その周上にJIS
A 硬度90の熱可塑性ポリウレタン樹脂からなるシー
ス材を押出被覆した。このようにして、仕上がり外径
6.0mmのケーブルを作製した。尚、この例で使用し
た導体の抵抗値は0.05Ω/m、外径は0.9mmで
あった。
図った。導体を構成する導体素線の本数を252本から
161本に削減した他は、比較例1と同様の材料、同様
の工法により仕上がり外径5.5mmのケーブルを作製
した。尚、この例で使用した導体の抵抗値は0.07Ω
/m、外径は0.7mmであった。
レタン樹脂をを使用した他は、実施列1と同様の材料、
同様の工法により仕上がり外径5.0mmのケーブルを
作製した。
て、引張強度、耐屈曲性、耐油性及び耐摩耗性について
の評価を行った。試験方法としては、まず、引張強度は
試料を毎分200mmの速さで引っ張り、最大強度を測
定した。耐屈曲性については、一端に質量1kgのおも
りを吊るした試料を、外径5.0mmの二つの円筒間に
配置し、円筒の円弧に沿って左右に90度屈曲させる操
作を1回とし、毎分30回の速さで屈曲させ導通が無く
なった時の回数を測定した。耐油性については、試料を
自動車用ブレーキオイル(DOT4オイル)中に常温で
6時間浸漬した後取り出し、表面状態を目視にて確認し
た。耐摩耗性については、JASO D608の摩耗テ
ープ法に従って測定した。これらの結果は表1に示し
た。
ケーブル(実施例1及び実施例2)、比較例のケーブル
(比較例1乃至比較例3)ともに500N以上と十分な
強度を示しており問題は無い。耐屈曲性については、比
較例2を除くすべてのケーブルが50万回以上と十分な
値を示している。比較例2のケーブルは比較例1のケー
ブル(従来の耐屈曲電線)における導体素線数を減少さ
せて仕上がり外径を0.5mm細径化したものである
が、その細径化により耐屈曲性が著しく劣っていること
がわかる。本実施例によるケーブル(実施例1及び実施
例2)は比較例1のケーブル(従来の耐屈曲電線)と比
べて仕上がり外径が1.0mmも細径化されているにも
かかわらず、耐屈曲性が全く低下していない。耐油性に
ついては、シース材として熱可塑性ポリウレタン樹脂を
単独で使用した比較例1乃至比較例3のケーブルはどれ
もシースが溶解してしまっているのに対して、耐熱塩化
ビニル樹脂を使用した実施例1のケーブルと、耐熱塩化
ビニル樹脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂の混合物を使用
した実施例2のケーブルはともに多少膨潤するにとどま
っており、実用上問題がないことがわかる。耐摩耗性に
ついては、すべてのケーブルが10000mm以上と十
分な値を示している。尚、表1には示していないが、最
終的に実施例1のケーブルは約15000mm、実施例
2のケーブルは約21000mmという値を示した。よ
って、シース材としては、塩化ビニル樹脂単独よりも、
塩化ビニル樹脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂を混合させ
たものを使用する方が、より耐摩耗性に優れたケーブル
が得られるということがわかる。
でありながら、引張強度、耐屈曲性、耐摩耗性などの機
械的特性に優れるともに、耐油性にも優れたケーブルで
あることを確認できた。
径化しても機械的特性が低下せず、耐油性にも優れた車
輪速センサ用信号ケーブルを得ることができた。
Claims (1)
- 【請求項1】 抗張力100N以上の繊維芯上に、スズ
を0.1重量%以上含有する断面積0.02mm2以下
の銅合金線からなる導体素線を抵抗値が10Ω/mとな
るように複数本引き揃えて横巻きすることにより導体を
構成し、この導体上に絶縁体を被覆してなる絶縁心線を
複数本撚り合わた後、これらの周上に塩化ビニル樹脂ま
たは塩化ビニル樹脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂の混合
物からなるシース材を被覆したことを特徴とする車輪速
センサ用信号ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33796394A JP3560376B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 車輪速センサ用信号ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33796394A JP3560376B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 車輪速センサ用信号ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08180741A true JPH08180741A (ja) | 1996-07-12 |
| JP3560376B2 JP3560376B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33796394A Expired - Fee Related JP3560376B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 車輪速センサ用信号ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3560376B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11111078A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-23 | Furukawa Electric Co Ltd:The | インターフェースケーブル |
| JP2007305479A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Hitachi Cable Ltd | 電気ケーブル |
| KR100886242B1 (ko) * | 2008-08-14 | 2009-02-27 | 에스티엑스조선주식회사 | 무외장 선박용 케이블 |
| CN105566814A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-05-11 | 远东电缆有限公司 | 智能视频电线用环保透明弹性体护套料及制备方法 |
| CN105670175A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-06-15 | 苏州莱特复合材料有限公司 | 一种pvc和pp合金及其制备方法 |
| JP2016122655A (ja) * | 2016-02-04 | 2016-07-07 | 日立金属株式会社 | 車両用複合ケーブル |
| JP2016122656A (ja) * | 2016-02-04 | 2016-07-07 | 日立金属株式会社 | 車両用ケーブル |
| JP2017045731A (ja) * | 2016-11-25 | 2017-03-02 | 日立金属株式会社 | 車両用ケーブル |
| JP2018026356A (ja) * | 2017-10-20 | 2018-02-15 | 日立金属株式会社 | 車両用ケーブル及び車両 |
| JP2021015749A (ja) * | 2019-07-16 | 2021-02-12 | 矢崎総業株式会社 | 差動伝送ケーブル及びワイヤーハーネス |
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-
1994
- 1994-12-26 JP JP33796394A patent/JP3560376B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3560376B2 (ja) | 2004-09-02 |
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