JPH08181076A - 薄膜形成方法および薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成方法および薄膜形成装置Info
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- JPH08181076A JPH08181076A JP26707695A JP26707695A JPH08181076A JP H08181076 A JPH08181076 A JP H08181076A JP 26707695 A JP26707695 A JP 26707695A JP 26707695 A JP26707695 A JP 26707695A JP H08181076 A JPH08181076 A JP H08181076A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 高速でかつ高品質の原子層成長層を得るエピ
タキシャル成長法とこれを実施するための気相成長装置
を提供する。 【解決手段】 反応炉1内に配設されたガス流路11,
13に、別々の元素を含む原料ガスが夫々供給排出さ
れ、ガス流が形成される。又これらガス流の方向と平行
で流路11,13夫々の1つの内壁と同一平面上で、基
板3が移動可能に構成されており、基板3表面を流路1
1に導き、それにガス流を接触させ、その元素を吸着さ
せる第1の工程と、続いて、基板3表面を流路13に導
き、それに平行にガス流を接触させ、前記の元素と反応
させ、原子層薄膜を生成する第2の工程とを含み、化学
的気相成長法により原子層成長を行う。
タキシャル成長法とこれを実施するための気相成長装置
を提供する。 【解決手段】 反応炉1内に配設されたガス流路11,
13に、別々の元素を含む原料ガスが夫々供給排出さ
れ、ガス流が形成される。又これらガス流の方向と平行
で流路11,13夫々の1つの内壁と同一平面上で、基
板3が移動可能に構成されており、基板3表面を流路1
1に導き、それにガス流を接触させ、その元素を吸着さ
せる第1の工程と、続いて、基板3表面を流路13に導
き、それに平行にガス流を接触させ、前記の元素と反応
させ、原子層薄膜を生成する第2の工程とを含み、化学
的気相成長法により原子層成長を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
および薄膜形成装置に係り、特にガリウム砒素(GaAs)
半導体等の原子層エピタキシャル成長方法に関する。
および薄膜形成装置に係り、特にガリウム砒素(GaAs)
半導体等の原子層エピタキシャル成長方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体のエピタキシャル成長法において
は、高品質の薄膜を短時間で均一に成長することが要求
される。その方法の1つとして、原子層エピタキシャル
成長法(ALE法)が研究されている。GaAsのALE成
長を例にとると3族(Ga)の原料としてはトリメチル
ガリウム(TMG)、5族(As)の原料としてはアル
シン( AsH3 )が通常使用される。基板上を流れる原料
ガスを順次、5族元素/パージ用水素/3族元素/パー
ジ用水素と切り替えることで、1サイクルあたり、1原
子層の成長を行う。その結果、自己停止機構とよばれる
現象によって膜厚を1原子層単位で制御することがで
き、しかも大面積にわたって厚さの均一な膜を作ること
ができる。通常のMOCVD装置を用いてALE成長を
行うことは、弁の開閉により、ガスを切り替えることに
よって可能である(特開平1−290221号)。しか
しこの方式では、反応炉中のガスの混合を防ぐために十
分にパージ時間をとる必要があり、通常は1サイクルあ
たりの所要時間が10秒以上、最も短いものでも1サイ
クル当たりの所要時間が4秒で、成長速度にして高々
0.5オングストローム/sにしかならない。また基板
温度についてALEウィンドウと呼ばれる温度範囲内だ
けで原子層成長が実現できるが、この温度は500℃前
後で低いために、表面での反応速度も遅く吸着に時間が
かかり、速度を速くすることができない、炭素が不純物
として膜中に大量に取り込まれて膜質が悪いという問題
もある。
は、高品質の薄膜を短時間で均一に成長することが要求
される。その方法の1つとして、原子層エピタキシャル
成長法(ALE法)が研究されている。GaAsのALE成
長を例にとると3族(Ga)の原料としてはトリメチル
ガリウム(TMG)、5族(As)の原料としてはアル
シン( AsH3 )が通常使用される。基板上を流れる原料
ガスを順次、5族元素/パージ用水素/3族元素/パー
ジ用水素と切り替えることで、1サイクルあたり、1原
子層の成長を行う。その結果、自己停止機構とよばれる
現象によって膜厚を1原子層単位で制御することがで
き、しかも大面積にわたって厚さの均一な膜を作ること
ができる。通常のMOCVD装置を用いてALE成長を
行うことは、弁の開閉により、ガスを切り替えることに
よって可能である(特開平1−290221号)。しか
しこの方式では、反応炉中のガスの混合を防ぐために十
分にパージ時間をとる必要があり、通常は1サイクルあ
たりの所要時間が10秒以上、最も短いものでも1サイ
クル当たりの所要時間が4秒で、成長速度にして高々
0.5オングストローム/sにしかならない。また基板
温度についてALEウィンドウと呼ばれる温度範囲内だ
けで原子層成長が実現できるが、この温度は500℃前
後で低いために、表面での反応速度も遅く吸着に時間が
かかり、速度を速くすることができない、炭素が不純物
として膜中に大量に取り込まれて膜質が悪いという問題
もある。
【0003】このように通常のMOCVD装置を用いた
ALE法の問題点は膜質が悪いことおよび成長速度が遅
いことである。
ALE法の問題点は膜質が悪いことおよび成長速度が遅
いことである。
【0004】また異なる原料ガスを定常的に流してお
き、そこに基板を移動する場合には、ガス間の混合を防
止しなくてはならない。そこで異なる原料ガス流の間
に、不活性ガスのガス流を介在させる方法(特開平2−
74029号)も提案されている。しかしながらガス中
の分子は拡散係数が大きく(1〜10cm2 /s)、1秒間
に1cm以上拡散するため、例え、異なる原料ガスのガス
流の間に不活性ガスのガス流が、介在していても、これ
らの原料ガスは容易に混合してしまうという問題があっ
た。
き、そこに基板を移動する場合には、ガス間の混合を防
止しなくてはならない。そこで異なる原料ガス流の間
に、不活性ガスのガス流を介在させる方法(特開平2−
74029号)も提案されている。しかしながらガス中
の分子は拡散係数が大きく(1〜10cm2 /s)、1秒間
に1cm以上拡散するため、例え、異なる原料ガスのガス
流の間に不活性ガスのガス流が、介在していても、これ
らの原料ガスは容易に混合してしまうという問題があっ
た。
【0005】高速のガスを基板にふきつけるパルスジェ
ットエピタキシャル法が提案され、基板温度600℃前
後でのALEが実現された。しかしこの場合、膜質は向
上するが反応炉中のガスの混合を防ぐためのパージ時間
を長くする必要があり、成長速度の高速化は困難であ
る。
ットエピタキシャル法が提案され、基板温度600℃前
後でのALEが実現された。しかしこの場合、膜質は向
上するが反応炉中のガスの混合を防ぐためのパージ時間
を長くする必要があり、成長速度の高速化は困難であ
る。
【0006】また、基板にあたる原料ガスをさらに高速
で切り替える方法として、反応路中に複数の区画を作っ
て回転するサセプタ上の基板にガスを吹き付け、サセプ
タを回転することにより基板を移動して基板にあたる原
料ガスを順次切り替える方法が提案されている(Appl.P
hys.Lett.62(19)1993 ,Atomic Layer epitaxy of GaAs
with a 2μm/h growth rate )。この方法によれば1
サイクル当りの所要時間を1秒以下にまで短縮できる。
しかも流路の仕切り板が境界層を削り取るので、高温で
のALEが可能である。しかしこの装置では、原料ガス
は基板面に対し垂直に吹き付けられており、基板とそれ
を移動するための機構が流れを遮るためにガス流が渦を
作り、置換に時間がかかるので、一旦ガスが混合してし
まうとALE成長ができなくなる。またヘテロ界面をつ
くる場合、このための原料ガスの切り替えに時間がかか
るという欠点がある。
で切り替える方法として、反応路中に複数の区画を作っ
て回転するサセプタ上の基板にガスを吹き付け、サセプ
タを回転することにより基板を移動して基板にあたる原
料ガスを順次切り替える方法が提案されている(Appl.P
hys.Lett.62(19)1993 ,Atomic Layer epitaxy of GaAs
with a 2μm/h growth rate )。この方法によれば1
サイクル当りの所要時間を1秒以下にまで短縮できる。
しかも流路の仕切り板が境界層を削り取るので、高温で
のALEが可能である。しかしこの装置では、原料ガス
は基板面に対し垂直に吹き付けられており、基板とそれ
を移動するための機構が流れを遮るためにガス流が渦を
作り、置換に時間がかかるので、一旦ガスが混合してし
まうとALE成長ができなくなる。またヘテロ界面をつ
くる場合、このための原料ガスの切り替えに時間がかか
るという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の成
長装置では、原料ガスの切り替えを円滑にし、短時間で
膜質の良好な原子層エピタキシャル成長層を得ることは
できないという問題があった。
長装置では、原料ガスの切り替えを円滑にし、短時間で
膜質の良好な原子層エピタキシャル成長層を得ることは
できないという問題があった。
【0008】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、高速でかつ高品質の原子層成長層を得ることのでき
るエピタキシャル成長法およびこれを実施するための気
相成長装置を提供することを目的とする。
で、高速でかつ高品質の原子層成長層を得ることのでき
るエピタキシャル成長法およびこれを実施するための気
相成長装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
原子層エピタキシャル成長法において、反応炉内に配設
された第1および第2のガス流路に、第1の元素を含む
第1の原料ガスと、第2の元素を含む第2の原料ガスと
がそれぞれ供給排出され、第1および第2のガス流路に
沿って、第1および第2のガス流が形成されるととも
に、基板が、前記第1および第2のガス流の方向と平行
な平面上で移動可能に構成されており、前記基板表面を
前記第1のガス流路に導き、前記基板表面に平行に第1
のガス流を接触させ、少なくとも第1の元素を吸着させ
る第1の工程と、続いて、前記基板表面を前記第2のガ
ス流路に導き、前記基板表面に平行に第2のガス流を接
触させ、前記第1の元素と反応させ、原子層薄膜を生成
する第2の工程とを含み、化学的気相成長法により原子
層成長を行うようにしたことにある。
原子層エピタキシャル成長法において、反応炉内に配設
された第1および第2のガス流路に、第1の元素を含む
第1の原料ガスと、第2の元素を含む第2の原料ガスと
がそれぞれ供給排出され、第1および第2のガス流路に
沿って、第1および第2のガス流が形成されるととも
に、基板が、前記第1および第2のガス流の方向と平行
な平面上で移動可能に構成されており、前記基板表面を
前記第1のガス流路に導き、前記基板表面に平行に第1
のガス流を接触させ、少なくとも第1の元素を吸着させ
る第1の工程と、続いて、前記基板表面を前記第2のガ
ス流路に導き、前記基板表面に平行に第2のガス流を接
触させ、前記第1の元素と反応させ、原子層薄膜を生成
する第2の工程とを含み、化学的気相成長法により原子
層成長を行うようにしたことにある。
【0010】望ましくは、前記第1および第2の流路内
で第1および第2のガス流が層流をなすようにガスを供
給排出する。
で第1および第2のガス流が層流をなすようにガスを供
給排出する。
【0011】望ましくは、化合物半導体の原子層エピタ
キシャル成長法において、反応炉をガス流とほぼ平行に
複数の区画に区切り、それぞれの区画に、少なくとも2
種類の原料ガスおよび不活性ガスを流し、加熱および移
動可能に形成されるとともに、基板を載置してなるサセ
プタを、前記基板が前記不活性ガスおよび原料ガスのガ
ス流とほぼ平行となるように前記反応炉の壁面に配置
し、各区画の前記ガス流の方向と平行な平面上で前記サ
セプタを動かし、前記基板を各区画の前記ガス流に順次
接触させることにより原子層成長を行うようにしたこと
を特徴とする半導体装置の製造方法にある。
キシャル成長法において、反応炉をガス流とほぼ平行に
複数の区画に区切り、それぞれの区画に、少なくとも2
種類の原料ガスおよび不活性ガスを流し、加熱および移
動可能に形成されるとともに、基板を載置してなるサセ
プタを、前記基板が前記不活性ガスおよび原料ガスのガ
ス流とほぼ平行となるように前記反応炉の壁面に配置
し、各区画の前記ガス流の方向と平行な平面上で前記サ
セプタを動かし、前記基板を各区画の前記ガス流に順次
接触させることにより原子層成長を行うようにしたこと
を特徴とする半導体装置の製造方法にある。
【0012】本発明の第2の特徴は、原子層エピタキシ
ャル成長法による薄膜形成装置であって、ほぼ平行な複
数のガス流路に区切られた反応炉と、前記各ガス流路に
不活性ガスおよび原料ガスを供給排出するガス供給排出
手段と、前記ガス流路に形成されるガス流に、基板表面
が平行となるように基板を担持し、前記各ガス流に順次
基板表面を接触させるように移動せしめる搬送手段を備
えたサセプタとを具備したことを特徴とする薄膜形成装
置にある。
ャル成長法による薄膜形成装置であって、ほぼ平行な複
数のガス流路に区切られた反応炉と、前記各ガス流路に
不活性ガスおよび原料ガスを供給排出するガス供給排出
手段と、前記ガス流路に形成されるガス流に、基板表面
が平行となるように基板を担持し、前記各ガス流に順次
基板表面を接触させるように移動せしめる搬送手段を備
えたサセプタとを具備したことを特徴とする薄膜形成装
置にある。
【0013】望ましくは、前記サセプタは回転円盤であ
る。
る。
【0014】また望ましくは、前記流路に加え、サセプ
タの周縁部に、不活性ガスを供給排出する第2のガス流
路を具備している。
タの周縁部に、不活性ガスを供給排出する第2のガス流
路を具備している。
【0015】また望ましくは、サセプタを反応炉の上側
の壁面に配置した基板を下向きに取り付ける。
の壁面に配置した基板を下向きに取り付ける。
【0016】また望ましくは、円筒状の反応炉を、該円
筒の中心に対して対称な複数の流路に分割し、該反応炉
の円筒の中心を回転軸として、外壁に沿ってサセプタを
回転する。
筒の中心に対して対称な複数の流路に分割し、該反応炉
の円筒の中心を回転軸として、外壁に沿ってサセプタを
回転する。
【0017】さらにまた望ましくは、断面ドーナッツ状
の筒体からなる反応炉を、該筒体の中心に対して対称な
複数の流路に分割し、該反応炉の円筒の中心を回転軸と
して、内壁に沿ってサセプタを回転する。
の筒体からなる反応炉を、該筒体の中心に対して対称な
複数の流路に分割し、該反応炉の円筒の中心を回転軸と
して、内壁に沿ってサセプタを回転する。
【0018】本発明の第3の特徴は、化学的気相成長法
による半導体製造装置であって、反応炉と、前記反応炉
の中心から外周部にむけて放射状に配設された複数のガ
ス流路と、前記各ガス流路に、それぞれ同一または異な
る元素を含む複数種の原料ガスを供給排出することによ
りガス流を形成するガス供給排出手段と、基板表面が、
前記ガス流に対して平行となるように、前記ガス流路の
内壁に沿って、前記基板を担持し、前記各ガス流に順次
基板表面を接触させるように、基板表面に平行な平面内
で前記基板を移動せしめる搬送手段を備えたサセプタと
を具備したことを特徴とする。
による半導体製造装置であって、反応炉と、前記反応炉
の中心から外周部にむけて放射状に配設された複数のガ
ス流路と、前記各ガス流路に、それぞれ同一または異な
る元素を含む複数種の原料ガスを供給排出することによ
りガス流を形成するガス供給排出手段と、基板表面が、
前記ガス流に対して平行となるように、前記ガス流路の
内壁に沿って、前記基板を担持し、前記各ガス流に順次
基板表面を接触させるように、基板表面に平行な平面内
で前記基板を移動せしめる搬送手段を備えたサセプタと
を具備したことを特徴とする。
【0019】望ましくは、前記複数のガス流路の間に1
つ以上のパージガス流路を配設したことを特徴とする。
つ以上のパージガス流路を配設したことを特徴とする。
【0020】望ましくは、前記複数のガス流路は、中心
から外周部にむけて流路幅が広がり、扇形をなすように
構成されていることを特徴とする。
から外周部にむけて流路幅が広がり、扇形をなすように
構成されていることを特徴とする。
【0021】望ましくは、前記複数のガス流路は、中心
から外周部にむけて流路の高さが、前記中心からの距離
に対応して減少せしめられていることを特徴とする。
から外周部にむけて流路の高さが、前記中心からの距離
に対応して減少せしめられていることを特徴とする。
【0022】また望ましくは、前記複数のガス流路の一
部は、前記扇形の中心角が他のものと異なるように構成
されていることを特徴とする。
部は、前記扇形の中心角が他のものと異なるように構成
されていることを特徴とする。
【0023】望ましくは、前記複数のガス流路は、それ
ぞれのガス流路を流れるガスの流量に応じて流路幅また
は高さが変化せしめられ、前記ガス流路の断面積が変化
せしめられていることを特徴とする。
ぞれのガス流路を流れるガスの流量に応じて流路幅また
は高さが変化せしめられ、前記ガス流路の断面積が変化
せしめられていることを特徴とする。
【0024】望ましくは、前記複数のガス流路は、表面
が平面研磨された石英製のブロックに切削加工すること
により前記ブロック表面に形成された複数の溝と、表面
に被処理基板を載置するための凹部を具備し、前記ブロ
ック表面と密着するように符合して配設されたサセプタ
とによって形成される。
が平面研磨された石英製のブロックに切削加工すること
により前記ブロック表面に形成された複数の溝と、表面
に被処理基板を載置するための凹部を具備し、前記ブロ
ック表面と密着するように符合して配設されたサセプタ
とによって形成される。
【0025】
【発明の実施の形態】ところで、低温ではTMG(トリ
メチルガリウム)の吸着反応にもアルシンの吸着反応に
も時間がかかる。従ってALEの高速化をはかるために
は、基板温度を高温にすることが必要である。また膜質
を向上させるためにも、高温成長が望ましい。
メチルガリウム)の吸着反応にもアルシンの吸着反応に
も時間がかかる。従ってALEの高速化をはかるために
は、基板温度を高温にすることが必要である。また膜質
を向上させるためにも、高温成長が望ましい。
【0026】そこで本発明者らは、ALEの機構を考察
した。交互供給の第1ステップでアルシンを供給する
と、GaAs基板の表面はヒ素原子で覆われる。第2ステッ
プのパージの間に一部のヒ素原子は蒸発するが、ALE
を行うためには1原子層以上のヒ素原子が基板表面に付
着していなければならない。しかしながら、蒸発時間は
高温ほど速いから、パージ時間は高温ほど短くしなけれ
ばならない。第3ステップでTMGを供給する。このと
き、まず1原子層以上の余分なヒ素原子は蒸発する。次
に丁度1原子層のガリウムが付着し、それ以上のガリウ
ムは付着することができない。これは付着したガリウム
がメチル基で覆われるためであって、自己停止機構とよ
ばれている。従来メチル基の表面滞在時間は有限であ
り、滞在時間以上にわたる長時間の自己停止は困難だと
考えられていた。
した。交互供給の第1ステップでアルシンを供給する
と、GaAs基板の表面はヒ素原子で覆われる。第2ステッ
プのパージの間に一部のヒ素原子は蒸発するが、ALE
を行うためには1原子層以上のヒ素原子が基板表面に付
着していなければならない。しかしながら、蒸発時間は
高温ほど速いから、パージ時間は高温ほど短くしなけれ
ばならない。第3ステップでTMGを供給する。このと
き、まず1原子層以上の余分なヒ素原子は蒸発する。次
に丁度1原子層のガリウムが付着し、それ以上のガリウ
ムは付着することができない。これは付着したガリウム
がメチル基で覆われるためであって、自己停止機構とよ
ばれている。従来メチル基の表面滞在時間は有限であ
り、滞在時間以上にわたる長時間の自己停止は困難だと
考えられていた。
【0027】しかしながら本発明者らは表面の観察によ
り自己停止時間はメチル基の滞在時間よりも長いことを
見出だした。GaAs基板上のメチル基の滞在時間を測定し
た結果を図15に示す。例えば、460℃での自己停止
時間は100秒以上であり、メチル基の滞在時間33秒
よりも長い。600℃でのメチル基の滞在時間は0.1
秒に過ぎないが、十分にTMGを供給すれば、さらに長
時間自己停止状態に保つことができる。第4ステップの
パージで、メチル基が蒸発する。メチル基が残っている
と炭素が膜中に取り込まれて膜質が劣化するが、高温で
は短時間でメチル基が蒸発する。
り自己停止時間はメチル基の滞在時間よりも長いことを
見出だした。GaAs基板上のメチル基の滞在時間を測定し
た結果を図15に示す。例えば、460℃での自己停止
時間は100秒以上であり、メチル基の滞在時間33秒
よりも長い。600℃でのメチル基の滞在時間は0.1
秒に過ぎないが、十分にTMGを供給すれば、さらに長
時間自己停止状態に保つことができる。第4ステップの
パージで、メチル基が蒸発する。メチル基が残っている
と炭素が膜中に取り込まれて膜質が劣化するが、高温で
は短時間でメチル基が蒸発する。
【0028】従って高温でALEを行うためには、AL
Eサイクルの時間を短くすることが必要で必然的に高速
になる。すなわち、短時間に大量のTMGを供給するこ
とにより高温でも自己停止が実現される。高温では、吸
着したヒ素が蒸発しやすいため、ヒ素のパージ時間を短
くすることが必要である。また、アルシンの吸着反応も
TMGの吸着反応も低温では時間がかかるが高温では加
速されるので供給時間を短くすることができる。
Eサイクルの時間を短くすることが必要で必然的に高速
になる。すなわち、短時間に大量のTMGを供給するこ
とにより高温でも自己停止が実現される。高温では、吸
着したヒ素が蒸発しやすいため、ヒ素のパージ時間を短
くすることが必要である。また、アルシンの吸着反応も
TMGの吸着反応も低温では時間がかかるが高温では加
速されるので供給時間を短くすることができる。
【0029】なお従来のように、弁によるガス切り替え
では、1秒以下のパージ時間で反応炉内のガスを完全に
置換するのは困難である。特に渦やガスのたまりがある
ときには、ガスを置換するまでの時間は10秒以上にな
る。GaAs表面の観察によれば、例えば、分圧150Pa
のアルシンの供給を停止してからアルシン分圧が0.1
Paになるまでに10秒かかった。また、原料ガスを定
常的に流して基板を移動する場合には、ガスの混合を防
止しなくてはならない。ガス中の分子は拡散係数が大き
く(1〜10cm2 /s)、1秒に1cm以上拡散する。従っ
て仕切り板のない装置では、たとえ、間に不活性ガスを
介在させても、2種類の原料ガスは容易に混合する。流
れが層流ではなく対流、渦などが生じている場合には、
原料ガスの混合はさらに加速されるという問題があった
が、本発明ではこの問題を解決することができる。
では、1秒以下のパージ時間で反応炉内のガスを完全に
置換するのは困難である。特に渦やガスのたまりがある
ときには、ガスを置換するまでの時間は10秒以上にな
る。GaAs表面の観察によれば、例えば、分圧150Pa
のアルシンの供給を停止してからアルシン分圧が0.1
Paになるまでに10秒かかった。また、原料ガスを定
常的に流して基板を移動する場合には、ガスの混合を防
止しなくてはならない。ガス中の分子は拡散係数が大き
く(1〜10cm2 /s)、1秒に1cm以上拡散する。従っ
て仕切り板のない装置では、たとえ、間に不活性ガスを
介在させても、2種類の原料ガスは容易に混合する。流
れが層流ではなく対流、渦などが生じている場合には、
原料ガスの混合はさらに加速されるという問題があった
が、本発明ではこの問題を解決することができる。
【0030】すなわち、仕切り板を配設して複数の流路
を形成し、この流路に沿って層流を形成することによ
り、拡散および対流を防止するという効果があり、ガス
の混合を良好に防止することができるため、本発明によ
れば、高速で高品質の原子層成長を行うことが可能とな
る。
を形成し、この流路に沿って層流を形成することによ
り、拡散および対流を防止するという効果があり、ガス
の混合を良好に防止することができるため、本発明によ
れば、高速で高品質の原子層成長を行うことが可能とな
る。
【0031】また、前記サセプタを回転円盤にし、回転
により、順次基板を各流路のガスに接触させるようにす
れば、例えば2種類の原料ガスを用いる場合、間に不活
性ガスの流路を1つ形成することにより、1つの原料ガ
スとの接触後、次の原料ガスとの接触に先立ち、不活性
ガスとの接触が、必ず、介在することになる。従って効
率よく原料ガスの混合を防止しつつ成長が進行する。ま
た、円盤上の回転軸を中心とする同一円周上に所定の間
隔で基板を配列すれば、同時に多数枚の基板に対して同
一条件で原子層成長を行うことができ、生産性が向上す
る。
により、順次基板を各流路のガスに接触させるようにす
れば、例えば2種類の原料ガスを用いる場合、間に不活
性ガスの流路を1つ形成することにより、1つの原料ガ
スとの接触後、次の原料ガスとの接触に先立ち、不活性
ガスとの接触が、必ず、介在することになる。従って効
率よく原料ガスの混合を防止しつつ成長が進行する。ま
た、円盤上の回転軸を中心とする同一円周上に所定の間
隔で基板を配列すれば、同時に多数枚の基板に対して同
一条件で原子層成長を行うことができ、生産性が向上す
る。
【0032】また、サセプタの周縁部に、不活性ガスを
流すことにより、サセプタの周縁部の隙間でも前記不活
性ガスが所望の圧力を維持するようにし、原料ガスのサ
セプタ周縁への回り込みを防ぎ、原料ガスの混合を抑制
することができる。
流すことにより、サセプタの周縁部の隙間でも前記不活
性ガスが所望の圧力を維持するようにし、原料ガスのサ
セプタ周縁への回り込みを防ぎ、原料ガスの混合を抑制
することができる。
【0033】また、サセプタを反応炉の上側の壁面に配
置することにより、ガス流路を流れるガスの温度は上部
程高温になり、自然対流が抑止されてガスの流れが安定
化する。この場合、基板は真空吸着などの方法で、反応
炉の上側壁面に形成された凹部に固定されるようにし、
基板表面と反応炉の上部壁面とが一致するようにし、基
板表面に平行にガス流を供給すれば、基板の存在による
乱流の発生もなく、基板表面に対して、均一にガスが供
給され信頼性の高い原子層成長が可能となる。また望ま
しくは、円筒状の反応炉を、該円筒の中心に対して対称
でかつ円筒軸に平行であって外壁が前記円筒の周面に沿
った複数の流路に分割し、該反応炉の円筒の中心を回転
軸として、外壁に沿ってサセプタを回転することによ
り、装置設計に自由度がでて、3種類以上の原料ガスを
同時に使用できるようになるとともに、生産性が向上す
る。さらにまた、該円筒の中心に対して対称でなくて
も、各流路に流すガス種によって中心角が異なるように
構成しても良い。この構成は、ガス種によって吸着時間
にばらつきがある場合に特に有効である。
置することにより、ガス流路を流れるガスの温度は上部
程高温になり、自然対流が抑止されてガスの流れが安定
化する。この場合、基板は真空吸着などの方法で、反応
炉の上側壁面に形成された凹部に固定されるようにし、
基板表面と反応炉の上部壁面とが一致するようにし、基
板表面に平行にガス流を供給すれば、基板の存在による
乱流の発生もなく、基板表面に対して、均一にガスが供
給され信頼性の高い原子層成長が可能となる。また望ま
しくは、円筒状の反応炉を、該円筒の中心に対して対称
でかつ円筒軸に平行であって外壁が前記円筒の周面に沿
った複数の流路に分割し、該反応炉の円筒の中心を回転
軸として、外壁に沿ってサセプタを回転することによ
り、装置設計に自由度がでて、3種類以上の原料ガスを
同時に使用できるようになるとともに、生産性が向上す
る。さらにまた、該円筒の中心に対して対称でなくて
も、各流路に流すガス種によって中心角が異なるように
構成しても良い。この構成は、ガス種によって吸着時間
にばらつきがある場合に特に有効である。
【0034】さらに望ましくは、断面ドーナッツ状の筒
体からなる反応炉を、該筒体の中心に対して対称でかつ
円筒軸に平行であって内壁が前記円筒の周面に沿った複
数の流路に分割し、該反応炉の円筒の中心を回転軸と
し、該内壁に沿ってサセプタを回転するようにすれば、
前記反応炉と同様の効果が得られ、かつまた回転部を小
型化することができる。
体からなる反応炉を、該筒体の中心に対して対称でかつ
円筒軸に平行であって内壁が前記円筒の周面に沿った複
数の流路に分割し、該反応炉の円筒の中心を回転軸と
し、該内壁に沿ってサセプタを回転するようにすれば、
前記反応炉と同様の効果が得られ、かつまた回転部を小
型化することができる。
【0035】さらに本発明の第3によれば、サセプタ上
に複数のガス流路が中心から周辺に向かって放射状に配
置されることで、サセプタの移動によりその上に載置さ
れた基板が順次それぞれのガス流に接するとともに、2
種類以上の基板表面に接触させることができる。これに
より1回転で2層の成長を行うことや、2種類の層を交
互に成長させることなども可能となる。そして、それぞ
れの流路は基板およびサセプタ面に対して平行にガス流
を形成するようにガスを供給排気することで、ガスを基
板に吹き付けることにより発生する渦やそれによる滞留
を防止することができ、流路に沿って層流を形成するこ
とが可能となる。従って、ガスの切り替えや圧力変動に
よる流路間のガス混合を有効に防止することが可能とな
る。また、基板表面に平行な閉じられた流路を構成する
ことで、仕切り板で区切って吹き付ける場合のように、
吹き付けたガスがうずを形成し上方で滞留したり、さら
には周辺へ拡散し混合することがないようにすることが
できる。
に複数のガス流路が中心から周辺に向かって放射状に配
置されることで、サセプタの移動によりその上に載置さ
れた基板が順次それぞれのガス流に接するとともに、2
種類以上の基板表面に接触させることができる。これに
より1回転で2層の成長を行うことや、2種類の層を交
互に成長させることなども可能となる。そして、それぞ
れの流路は基板およびサセプタ面に対して平行にガス流
を形成するようにガスを供給排気することで、ガスを基
板に吹き付けることにより発生する渦やそれによる滞留
を防止することができ、流路に沿って層流を形成するこ
とが可能となる。従って、ガスの切り替えや圧力変動に
よる流路間のガス混合を有効に防止することが可能とな
る。また、基板表面に平行な閉じられた流路を構成する
ことで、仕切り板で区切って吹き付ける場合のように、
吹き付けたガスがうずを形成し上方で滞留したり、さら
には周辺へ拡散し混合することがないようにすることが
できる。
【0036】単原子層成長では原料の供給分圧から計算
できる単位時間に基板面に入射する原料分子の数は10
0層/秒よりもはるかに大きい。このような分圧で供給
した場合、1%の分圧が残った場合でも1層/秒程度の
原料が供給される。この場合、交互供給での成長と同時
にガスの残留による成長が無視できない速度で起こる。
このような問題は、複数の原料ガスの流路の間に1つ
以上のパージ用流路を設けるようにすれば、ガスの残留
による成長は排除することができる。例えば、原料ガス
の流路の両脇にパージのための流路を設けることによ
り、サセプタと流路のギャップを通じて隣接する流路に
もれた原料ガスを排除することができる。例えば、すべ
ての流路の大きさ、形状および流量が一定であった場合
に、流路外への流出量が大きく、10%であった場合に
は、1つのパージのための流路を介して次の原料ガスに
移動した場合に、次の原料ガス中での濃度は約1%であ
る。この条件で2つのパージ用流路があれば約0.1%
までガス濃度を下げることができる。
できる単位時間に基板面に入射する原料分子の数は10
0層/秒よりもはるかに大きい。このような分圧で供給
した場合、1%の分圧が残った場合でも1層/秒程度の
原料が供給される。この場合、交互供給での成長と同時
にガスの残留による成長が無視できない速度で起こる。
このような問題は、複数の原料ガスの流路の間に1つ
以上のパージ用流路を設けるようにすれば、ガスの残留
による成長は排除することができる。例えば、原料ガス
の流路の両脇にパージのための流路を設けることによ
り、サセプタと流路のギャップを通じて隣接する流路に
もれた原料ガスを排除することができる。例えば、すべ
ての流路の大きさ、形状および流量が一定であった場合
に、流路外への流出量が大きく、10%であった場合に
は、1つのパージのための流路を介して次の原料ガスに
移動した場合に、次の原料ガス中での濃度は約1%であ
る。この条件で2つのパージ用流路があれば約0.1%
までガス濃度を下げることができる。
【0037】また、中心から放射状に配置された流路で
あるため、それぞれの原料の後に必要な数のパージ用の
流路を設けることが可能である。
あるため、それぞれの原料の後に必要な数のパージ用の
流路を設けることが可能である。
【0038】回転するサセプタにのせた基板は半径方向
で速度が変化するため、幅の一定な流路あるいは吹き付
ける形式のものでは、原料ガスとの接触時間が半径方向
で異なる。従って、厳密に均一な原子層成長を達成しよ
うとすると接触時間は原料の吸着時間を最も接触時間の
短い部分に合わせる必要が生じ、成長速度を犠牲にする
ことになる。そこで流路を扇形にし流路の幅を半径方向
に大きくすることで、ガスとの接触時間を半径方向で一
定にすることができる。
で速度が変化するため、幅の一定な流路あるいは吹き付
ける形式のものでは、原料ガスとの接触時間が半径方向
で異なる。従って、厳密に均一な原子層成長を達成しよ
うとすると接触時間は原料の吸着時間を最も接触時間の
短い部分に合わせる必要が生じ、成長速度を犠牲にする
ことになる。そこで流路を扇形にし流路の幅を半径方向
に大きくすることで、ガスとの接触時間を半径方向で一
定にすることができる。
【0039】また流路を扇形とすると、流路の断面積
は、高さを一定にしたままでは円周方向に増大する。そ
こでガス流の流速低下による拡散や滞留を防ぐために、
変形方向に流路の高さを小さくするようにすれば断面積
を一定にすることができ、流速を半径方向で一定にする
ことができる。
は、高さを一定にしたままでは円周方向に増大する。そ
こでガス流の流速低下による拡散や滞留を防ぐために、
変形方向に流路の高さを小さくするようにすれば断面積
を一定にすることができ、流速を半径方向で一定にする
ことができる。
【0040】ところで、それぞれの流路にはキャリアガ
スとともに原料ガスを流す。一方、キャリアガスを多く
流すことで、原料の分圧は減少する。原料の分圧を高く
することで反応時間を短くすることや単原子層成長が起
きる基板の温度を調整することができる。また原料の分
圧を低くすることにより表面に吸着する余分な原子を減
らすことも可能である。そのためには、特定のガスを流
す流路の断面積を小さくすることや大きくすることによ
って原料ガスの消費量が一定のままその分圧を変化させ
ることが可能である。
スとともに原料ガスを流す。一方、キャリアガスを多く
流すことで、原料の分圧は減少する。原料の分圧を高く
することで反応時間を短くすることや単原子層成長が起
きる基板の温度を調整することができる。また原料の分
圧を低くすることにより表面に吸着する余分な原子を減
らすことも可能である。そのためには、特定のガスを流
す流路の断面積を小さくすることや大きくすることによ
って原料ガスの消費量が一定のままその分圧を変化させ
ることが可能である。
【0041】一方、それぞれの流路の断面積を一定にし
たままで、各流路に流れるガス投入量に著しい違いがあ
る場合には、流路によって圧力に変化が生じる。この圧
力変化はそれぞれの流路間の隙間(ギャップ)を通じて
ガスが圧力の低い流路に流れ出すことで調整される。こ
れによりガスの混合が促進されることになる。
たままで、各流路に流れるガス投入量に著しい違いがあ
る場合には、流路によって圧力に変化が生じる。この圧
力変化はそれぞれの流路間の隙間(ギャップ)を通じて
ガスが圧力の低い流路に流れ出すことで調整される。こ
れによりガスの混合が促進されることになる。
【0042】そこで流路の断面積をガス投入量に応じて
増減させるようにすれば、各流路での圧力を一定にする
ことができ、圧力差によるガスの混合を防止しつつ、原
料ガスの分圧を増大したり減少させたりすることができ
る。
増減させるようにすれば、各流路での圧力を一定にする
ことができ、圧力差によるガスの混合を防止しつつ、原
料ガスの分圧を増大したり減少させたりすることができ
る。
【0043】例えば、複数のガス流路の一部は、前記扇
形の中心角が他のものと異なるように構成することによ
り、ガス流量に応じて断面積を調整すれば、圧力差をな
くすことができる。また、前記複数のガス流路は、それ
ぞれのガス流路を流れるガスの流量に応じて流路幅また
は高さを変化させれば、前記ガス流路の断面積が変化せ
しめられ、同様に圧力差をなくすことができる。さらに
また、流路が扇形を構成している場合、流路の高さを中
心からの距離に応じて減少させるようにすれば、半径方
向でのガス流速の減少を、補償することができ、半径方
向でのガス流速の低下を低減することが可能となる。こ
れにより、単原子層成長にとって有害な反応生成物をガ
ス流とともに高速に基板上から取り除くことができる。
形の中心角が他のものと異なるように構成することによ
り、ガス流量に応じて断面積を調整すれば、圧力差をな
くすことができる。また、前記複数のガス流路は、それ
ぞれのガス流路を流れるガスの流量に応じて流路幅また
は高さを変化させれば、前記ガス流路の断面積が変化せ
しめられ、同様に圧力差をなくすことができる。さらに
また、流路が扇形を構成している場合、流路の高さを中
心からの距離に応じて減少させるようにすれば、半径方
向でのガス流速の減少を、補償することができ、半径方
向でのガス流速の低下を低減することが可能となる。こ
れにより、単原子層成長にとって有害な反応生成物をガ
ス流とともに高速に基板上から取り除くことができる。
【0044】一般に、石英で流路を形成する場合には、
溶着などを用いるために加工精度が悪く、加工後の熱処
理によっても歪みを生じる。従ってこのような方法でサ
セプタの面とギャップを少なくして精度よく基板を溝に
対向させることは難しい。そこで平面研磨した石英のブ
ロックに切削加工を施すことにより加工精度を高め、サ
セプタ面と対向させることにより隙間(ギャップ)を小
さくしてガスの漏れの少ない流路を構成することができ
る。
溶着などを用いるために加工精度が悪く、加工後の熱処
理によっても歪みを生じる。従ってこのような方法でサ
セプタの面とギャップを少なくして精度よく基板を溝に
対向させることは難しい。そこで平面研磨した石英のブ
ロックに切削加工を施すことにより加工精度を高め、サ
セプタ面と対向させることにより隙間(ギャップ)を小
さくしてガスの漏れの少ない流路を構成することができ
る。
【0045】
【実施例】以下、本発明について、図面を参照しつつ詳
細に説明する。
細に説明する。
【0046】図1は、本発明の第1の実施例の原子層エ
ピタキシャル成長装置を示す図である。
ピタキシャル成長装置を示す図である。
【0047】この原子層成長装置は、図1に示すよう
に、ほぼ平行な複数のガス流路11,12,13に区切
られた反応炉1と、前記各ガス流路11,12,13に
それぞれ5族原料であるアルシンと(キャリアガスとし
ての)水素、水素、3族原料であるTMGと(キャリア
ガスとしての)水素とを流すように構成されたガス供給
排出手段(図示せず)と、前記ガス流路に流されるガス
流に、基板表面が平行となるように基板3を担持し、前
記各ガス流に順次基板表面を接触させるべく、基板3を
移動せしめるサセプタ4とを具備したことを特徴とす
る。ここで21は第1の仕切り板、22は第2の仕切り
板である。そしてガスはマニホールド5および排気管6
を経てロータリーポンプにより排気せしめられる。また
サセプタ4は回転軸7の回転によって矢印Aの方向に回
転せしめられるようになっている。
に、ほぼ平行な複数のガス流路11,12,13に区切
られた反応炉1と、前記各ガス流路11,12,13に
それぞれ5族原料であるアルシンと(キャリアガスとし
ての)水素、水素、3族原料であるTMGと(キャリア
ガスとしての)水素とを流すように構成されたガス供給
排出手段(図示せず)と、前記ガス流路に流されるガス
流に、基板表面が平行となるように基板3を担持し、前
記各ガス流に順次基板表面を接触させるべく、基板3を
移動せしめるサセプタ4とを具備したことを特徴とす
る。ここで21は第1の仕切り板、22は第2の仕切り
板である。そしてガスはマニホールド5および排気管6
を経てロータリーポンプにより排気せしめられる。また
サセプタ4は回転軸7の回転によって矢印Aの方向に回
転せしめられるようになっている。
【0048】次に、この原子層成長装置を用いて気相成
長を行う方法について説明する。ここではそれぞれの流
路に定常的にガスを流す。まずGaAs(001)基板をサ
セプタ4上に載置し、流路11のアルシン雰囲気中で6
00℃に加熱する。このとき基板表面には1.5ないし
2原子層のヒ素が付着する。
長を行う方法について説明する。ここではそれぞれの流
路に定常的にガスを流す。まずGaAs(001)基板をサ
セプタ4上に載置し、流路11のアルシン雰囲気中で6
00℃に加熱する。このとき基板表面には1.5ないし
2原子層のヒ素が付着する。
【0049】そして、サセプタ4を回転すると、基板
は、ついでガス流路12の水素中に移動する。このとき
一部のヒ素は脱離するが、短時間では1.5原子層のヒ
素が付着している。
は、ついでガス流路12の水素中に移動する。このとき
一部のヒ素は脱離するが、短時間では1.5原子層のヒ
素が付着している。
【0050】さらに、サセプタ4を回転して、ガス流路
13のTMG中に基板を移動すると過剰のヒ素が脱離し
て、1原子層のヒ素上に1原子層のガリウムが結合し、
ガリウム層はメチル基で覆われる。
13のTMG中に基板を移動すると過剰のヒ素が脱離し
て、1原子層のヒ素上に1原子層のガリウムが結合し、
ガリウム層はメチル基で覆われる。
【0051】そしてさらにサセプタ4を回転して、ガス
流路12の水素中に基板を移動するとメチル基が表面か
ら脱離する。ガリウムは安定であるため、表面は1原子
層のガリウムで覆われる。さらに基板を回転して流路1
1のアルシン中に移動すると再び、基板表面には1.5
ないし2原子層のヒ素が付着して1サイクルが完結す
る。
流路12の水素中に基板を移動するとメチル基が表面か
ら脱離する。ガリウムは安定であるため、表面は1原子
層のガリウムで覆われる。さらに基板を回転して流路1
1のアルシン中に移動すると再び、基板表面には1.5
ないし2原子層のヒ素が付着して1サイクルが完結す
る。
【0052】このように、ガス流路11でアルシン、ガ
ス流路12で水素、ガス流路13でTMG、再びガス流
路12で水素……というように、順次アルシン、水素、
TMG、水素の順でガスに順次接触する。このようにし
てGaAsの原子層エピタキシャル成長が達成されていく。
ス流路12で水素、ガス流路13でTMG、再びガス流
路12で水素……というように、順次アルシン、水素、
TMG、水素の順でガスに順次接触する。このようにし
てGaAsの原子層エピタキシャル成長が達成されていく。
【0053】この方法において、基板温度600℃、T
MGの分圧を0.3Pa、アルシンの分圧を12Paと
したとき、1サイクル当り2.8オングストロームすな
わち1原子層/サイクルのGaAsの成長が達成された。こ
のとき基板の回転数は60rpm,成長速度は1μm /
hであった。
MGの分圧を0.3Pa、アルシンの分圧を12Paと
したとき、1サイクル当り2.8オングストロームすな
わち1原子層/サイクルのGaAsの成長が達成された。こ
のとき基板の回転数は60rpm,成長速度は1μm /
hであった。
【0054】なお、TMGの分圧は0.3Pa以上とす
るのが望ましい。これは分圧が低いと、短時間では十分
な吸着がおきないためである。またアルシンの分圧は1
pa〜60paとした。低温では、分圧を高くして早く
反応を進める必要がある。さらにまた、基板温度が高い
ほど、ヒ素蒸発の速度が早くなり、長時間水素中にある
と表面に付着したまま残っているヒ素が1原子層以下に
なってしまう。この時間は500℃では30秒、600
℃では3秒であるため、水素中には1秒以上停止するこ
とはできない。また、基板の回転数を下げると成長速度
は減少して、しだいに0.75原子層/サイクルに近づ
いた。このようにして本発明の方法によれば高速で高品
質のGaAs層を得ることが可能となる。
るのが望ましい。これは分圧が低いと、短時間では十分
な吸着がおきないためである。またアルシンの分圧は1
pa〜60paとした。低温では、分圧を高くして早く
反応を進める必要がある。さらにまた、基板温度が高い
ほど、ヒ素蒸発の速度が早くなり、長時間水素中にある
と表面に付着したまま残っているヒ素が1原子層以下に
なってしまう。この時間は500℃では30秒、600
℃では3秒であるため、水素中には1秒以上停止するこ
とはできない。また、基板の回転数を下げると成長速度
は減少して、しだいに0.75原子層/サイクルに近づ
いた。このようにして本発明の方法によれば高速で高品
質のGaAs層を得ることが可能となる。
【0055】原料ガスの一部はサセプタの回転に引きず
られて、ガス流路11および13からガス流路12へと
流出して混合する。アルシンの供給量が相対的に大きい
ときには、サセプタを矢印Aの方向に回転することによ
り、混合したガスによる不要な成長を抑えることができ
る。逆にTMGの供給量が相対的に大きいときには、サ
セプタを矢印Aの反対方向に回転することにより、混合
したガスによる不要な成長を抑えることができる。
られて、ガス流路11および13からガス流路12へと
流出して混合する。アルシンの供給量が相対的に大きい
ときには、サセプタを矢印Aの方向に回転することによ
り、混合したガスによる不要な成長を抑えることができ
る。逆にTMGの供給量が相対的に大きいときには、サ
セプタを矢印Aの反対方向に回転することにより、混合
したガスによる不要な成長を抑えることができる。
【0056】なお、前記実施例において、ヘテロ界面を
形成する場合には、例えば流路13の原料ガスをTMG
からTMA(トリメチルアルミニウム)に切り替えるこ
とにより、同様に高速成長を行うことが可能となる。
形成する場合には、例えば流路13の原料ガスをTMG
からTMA(トリメチルアルミニウム)に切り替えるこ
とにより、同様に高速成長を行うことが可能となる。
【0057】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図2は、本発明の第2の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す図である。
る。図2は、本発明の第2の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す図である。
【0058】この原子層成長装置は、図2に示すよう
に、サセプタ4上に搭載される基板3の表面を境界面と
して上下2層に分け、上層側は前記第1の実施例と同様
に3つの流路に区分し、下層側の流路9には水素を上層
側と同程度の圧力で流し、サセプタの周縁の隙間から、
ガスが流出するのを防止している。ここで21は第1の
仕切り板、22は第2の仕切り板である。8は回転軸7
を回転せしめるモータである。
に、サセプタ4上に搭載される基板3の表面を境界面と
して上下2層に分け、上層側は前記第1の実施例と同様
に3つの流路に区分し、下層側の流路9には水素を上層
側と同程度の圧力で流し、サセプタの周縁の隙間から、
ガスが流出するのを防止している。ここで21は第1の
仕切り板、22は第2の仕切り板である。8は回転軸7
を回転せしめるモータである。
【0059】他の構成については前記第1の実施例と同
様に形成される。
様に形成される。
【0060】なお、前記実施例では、下層側の水素は上
層側のガス圧と同程度となるようにしたが、下層側をや
や低くしてもよい。この場合は、下層に流出した原料ガ
スは上層にもどることなく下層側から排出されるので、
ガスの混合が抑えられるという効果がある。
層側のガス圧と同程度となるようにしたが、下層側をや
や低くしてもよい。この場合は、下層に流出した原料ガ
スは上層にもどることなく下層側から排出されるので、
ガスの混合が抑えられるという効果がある。
【0061】さらにまた、下層側も上層側と同様に3つ
に分割し、それぞれ上層側と同じガスを流すようにして
もよい。これによりさらに、ガスの混合が抑えられる。
に分割し、それぞれ上層側と同じガスを流すようにして
もよい。これによりさらに、ガスの混合が抑えられる。
【0062】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。図3は、本発明の第3の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す図である。
る。図3は、本発明の第3の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す図である。
【0063】この原子層成長装置は、図3に示すよう
に、分割されるガス流路11,12,13のうち中央に
位置する流路12をさらに流路12a,12bの2つに
分割したことを特徴とするもので、他の構成については
前記第2の実施例と同様に形成される。かかる構成によ
り、3族原料と5族原料とが直接混合するのを防止する
ことができる。
に、分割されるガス流路11,12,13のうち中央に
位置する流路12をさらに流路12a,12bの2つに
分割したことを特徴とするもので、他の構成については
前記第2の実施例と同様に形成される。かかる構成によ
り、3族原料と5族原料とが直接混合するのを防止する
ことができる。
【0064】次に本発明の第4の実施例について説明す
る。図4は、本発明の第4の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す説明図である。
る。図4は、本発明の第4の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す説明図である。
【0065】この原子層成長装置は、図4に示すよう
に、断面八角形の筒状の反応炉1を、該円筒の中心に対
して対称でかつ円筒の中心軸と平行となるように8個の
流路11,12,13,12,11´,12,13´,
12に分割し、該反応炉の中心を回転軸7として、外壁
に沿ってサセプタ4を回転し、このサセプタ4の表面に
載置された基板3が順次、原料ガスに高速で接触するよ
うにしたことを特徴とするもので、他の構成については
前記第1〜3の実施例と同様に形成される。なお、この
装置では、サセプタは基板の厚さと同程度のざぐりを有
し、基板を載置したとき、表面が凹凸なく滑らかになる
ように構成されている。この8角形のサセプタにおいて
は、それぞれの面が平面であるため、回転途中で仕切り
板とのギャップが大きくなり、ガスの混合が大きくなる
という欠点があるが、パージガスとの流速を増加させる
方法と、パージ用の流路を増設し12角形とするなどの
方法で解決することができる。
に、断面八角形の筒状の反応炉1を、該円筒の中心に対
して対称でかつ円筒の中心軸と平行となるように8個の
流路11,12,13,12,11´,12,13´,
12に分割し、該反応炉の中心を回転軸7として、外壁
に沿ってサセプタ4を回転し、このサセプタ4の表面に
載置された基板3が順次、原料ガスに高速で接触するよ
うにしたことを特徴とするもので、他の構成については
前記第1〜3の実施例と同様に形成される。なお、この
装置では、サセプタは基板の厚さと同程度のざぐりを有
し、基板を載置したとき、表面が凹凸なく滑らかになる
ように構成されている。この8角形のサセプタにおいて
は、それぞれの面が平面であるため、回転途中で仕切り
板とのギャップが大きくなり、ガスの混合が大きくなる
という欠点があるが、パージガスとの流速を増加させる
方法と、パージ用の流路を増設し12角形とするなどの
方法で解決することができる。
【0066】成膜に際しては、サセプタ4の回転によ
り、基板3はまずガス流路11でアルシンに接触し、つ
いでガス流路12で水素、さらにガス流路13でTM
G、ガス流路12で水素そして再び、ガス流路11´で
アルシンというように、順次アルシン、水素、TMG、
水素の順でガスに順次接触する。
り、基板3はまずガス流路11でアルシンに接触し、つ
いでガス流路12で水素、さらにガス流路13でTM
G、ガス流路12で水素そして再び、ガス流路11´で
アルシンというように、順次アルシン、水素、TMG、
水素の順でガスに順次接触する。
【0067】このようにしてGaAsの原子層エピタキシャ
ル成長の1サイクルが完結し、高速で高品質のGaAs層を
得ることが可能となる。
ル成長の1サイクルが完結し、高速で高品質のGaAs層を
得ることが可能となる。
【0068】なお、前記実施例ではサセプタを1回転す
る間に2サイクルの原子層エピタキシャル成長が起き
る。しかしガス流路13にはTMG,ガス流路13´に
はTMAというように別種の原料ガスを流せば、サセプ
タ4の回転により基板はまずガス流路11でアルシンに
接触し、以下水素、TMG、水素、アルシン、TMA、
水素の順でガスに順次接触する。こうすればサセプタを
1回転する間にGaAs/AlAs超格子構造が原子層エピタキ
シャル成長する。
る間に2サイクルの原子層エピタキシャル成長が起き
る。しかしガス流路13にはTMG,ガス流路13´に
はTMAというように別種の原料ガスを流せば、サセプ
タ4の回転により基板はまずガス流路11でアルシンに
接触し、以下水素、TMG、水素、アルシン、TMA、
水素の順でガスに順次接触する。こうすればサセプタを
1回転する間にGaAs/AlAs超格子構造が原子層エピタキ
シャル成長する。
【0069】流路の数および流路に流す原料ガスの組み
合わせにより、様々な構造の超格子を作成することが可
能である。
合わせにより、様々な構造の超格子を作成することが可
能である。
【0070】次に本発明の第5の実施例について説明す
る。図5は、本発明の第5の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す説明図である。
る。図5は、本発明の第5の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す説明図である。
【0071】この原子層成長装置は、図5に示すよう
に、外壁が断面円形をなし、内壁が断面八角形をなすド
ーナッツ筒状の反応炉1を、該ドーナッツ筒の中心に対
して対称でかつドーナッツ筒の軸に平行となるように8
個の流路11,12,13,12,11´,12,13
´,12に分割し、該反応炉の中心を回転軸7として、
内壁に沿ってサセプタ4を回転し、このサセプタ4の表
面に載置された基板3が順次、原料ガスに高速で接触す
るようにしたことを特徴とするもので、他の構成につい
ては前記第4の実施例と同様に形成される。
に、外壁が断面円形をなし、内壁が断面八角形をなすド
ーナッツ筒状の反応炉1を、該ドーナッツ筒の中心に対
して対称でかつドーナッツ筒の軸に平行となるように8
個の流路11,12,13,12,11´,12,13
´,12に分割し、該反応炉の中心を回転軸7として、
内壁に沿ってサセプタ4を回転し、このサセプタ4の表
面に載置された基板3が順次、原料ガスに高速で接触す
るようにしたことを特徴とするもので、他の構成につい
ては前記第4の実施例と同様に形成される。
【0072】この装置でも、前記第4の実施例と同様に
して高速で高品質の原子層エピタキシャル成長を行うこ
とが可能となる。
して高速で高品質の原子層エピタキシャル成長を行うこ
とが可能となる。
【0073】また本発明の第4の実施例の変形例とし
て、図6に示すように、第4の実施例と同様に形成され
た断面八角形の筒状の反応炉1の各流路11,12,1
3,12,11´,12,13´,12に対応して、基
板載置部(ざぐり)を有する筒状のサセプタ4Qを配設
し、該反応炉の中心を回転軸7として、外壁に沿ってサ
セプタ4を回転し、このサセプタ4Qの表面に載置され
た各基板3が順次、原料ガスに高速で接触するようにし
たことを特徴とするもので、他の構成については前記第
4の実施例と同様に形成される。なお、この装置では、
同時に多数の基板に対して原子層成長を行うことが可能
となり、生産性が大幅に向上する。
て、図6に示すように、第4の実施例と同様に形成され
た断面八角形の筒状の反応炉1の各流路11,12,1
3,12,11´,12,13´,12に対応して、基
板載置部(ざぐり)を有する筒状のサセプタ4Qを配設
し、該反応炉の中心を回転軸7として、外壁に沿ってサ
セプタ4を回転し、このサセプタ4Qの表面に載置され
た各基板3が順次、原料ガスに高速で接触するようにし
たことを特徴とするもので、他の構成については前記第
4の実施例と同様に形成される。なお、この装置では、
同時に多数の基板に対して原子層成長を行うことが可能
となり、生産性が大幅に向上する。
【0074】また、さらに生産性を高めるためには、流
路に沿って複数列の基板載置部を配設するようにしても
よい。
路に沿って複数列の基板載置部を配設するようにしても
よい。
【0075】さらにまた本発明の第5の実施例の変形例
として、図7に示すように、第5の実施例と同様に形成
された内壁断面八角形の筒状の反応炉1の各流路11,
12,13,12,11´,12,13´,12に対応
して、基板載置部(ざぐり)を有する筒状のサセプタ4
Sを配設し、該反応炉の中心を回転軸7として、外壁に
沿ってサセプタ4Sを回転し、このサセプタ4Sの表面
に載置された各基板3が順次、原料ガスに高速で接触す
るようにしたことを特徴とするもので、他の構成につい
ては前記第5の実施例と同様に形成される。なお、この
装置でも、同時に多数の基板に対して原子層成長を行う
ことが可能となり、生産性が大幅に向上する。
として、図7に示すように、第5の実施例と同様に形成
された内壁断面八角形の筒状の反応炉1の各流路11,
12,13,12,11´,12,13´,12に対応
して、基板載置部(ざぐり)を有する筒状のサセプタ4
Sを配設し、該反応炉の中心を回転軸7として、外壁に
沿ってサセプタ4Sを回転し、このサセプタ4Sの表面
に載置された各基板3が順次、原料ガスに高速で接触す
るようにしたことを特徴とするもので、他の構成につい
ては前記第5の実施例と同様に形成される。なお、この
装置でも、同時に多数の基板に対して原子層成長を行う
ことが可能となり、生産性が大幅に向上する。
【0076】また、さらに生産性を高めるためには、前
記図6に示した実施例と同様に流路に沿って複数列の基
板載置部を配設するようにしてもよい。
記図6に示した実施例と同様に流路に沿って複数列の基
板載置部を配設するようにしてもよい。
【0077】また、このような筒状の反応炉を用いるこ
とにより、ガスの導入部が近接して設けられ得、同種の
ガスを複数の流路に供給する場合、同一条件で分割する
ことができ、装置構成が簡略化される。
とにより、ガスの導入部が近接して設けられ得、同種の
ガスを複数の流路に供給する場合、同一条件で分割する
ことができ、装置構成が簡略化される。
【0078】次に、本発明の第6の実施例の原子層エピ
タキシャル成長装置について説明する。図8(a) および
図8(b) は、本発明の第6の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す平断面図および側断面図である。こ
の原子層成長装置は、反応炉1の中心からほぼ放射状に
のびた複数のガス流路11,12,13に区切られた反
応炉1と、前記各ガス流路11,12,13にそれぞれ
5族原料であるアルシンと(キャリアガスとしての)水
素、水素、3族原料であるTMGと(キャリアガスとし
ての)水素とを流すように構成されたガス供給排出手段
(図示せず)と、前記ガス流路に流されるガス流に、基
板表面が平行となるように基板3を担持し、前記各ガス
流に順次基板表面を接触させるべく、基板3を移動せし
めるサセプタ4とを具備したことを特徴とする。ここで
ガスはマニホールド5および排気管6を経てロータリー
ポンプにより排気せしめられる。またサセプタ4は回転
軸7の回転によって矢印Bの方向に回転せしめられるよ
うになっている。また、反応炉1は、平面研磨のなされ
た石英ブロックに切削加工を施すことで流路11,1
2,13となる溝を形成し、この溝をサセプタ4と対向
させることでギャップを小さくし、ガスの漏れの少ない
流路を構成することができる。ここでギャップは1mm以
下にすることができた。また8は基板を加熱するための
ヒータであり、9はガス導入部である。
タキシャル成長装置について説明する。図8(a) および
図8(b) は、本発明の第6の実施例の原子層エピタキシ
ャル成長装置を示す平断面図および側断面図である。こ
の原子層成長装置は、反応炉1の中心からほぼ放射状に
のびた複数のガス流路11,12,13に区切られた反
応炉1と、前記各ガス流路11,12,13にそれぞれ
5族原料であるアルシンと(キャリアガスとしての)水
素、水素、3族原料であるTMGと(キャリアガスとし
ての)水素とを流すように構成されたガス供給排出手段
(図示せず)と、前記ガス流路に流されるガス流に、基
板表面が平行となるように基板3を担持し、前記各ガス
流に順次基板表面を接触させるべく、基板3を移動せし
めるサセプタ4とを具備したことを特徴とする。ここで
ガスはマニホールド5および排気管6を経てロータリー
ポンプにより排気せしめられる。またサセプタ4は回転
軸7の回転によって矢印Bの方向に回転せしめられるよ
うになっている。また、反応炉1は、平面研磨のなされ
た石英ブロックに切削加工を施すことで流路11,1
2,13となる溝を形成し、この溝をサセプタ4と対向
させることでギャップを小さくし、ガスの漏れの少ない
流路を構成することができる。ここでギャップは1mm以
下にすることができた。また8は基板を加熱するための
ヒータであり、9はガス導入部である。
【0079】次に、この原子層成長装置を用いて気相成
長を行う方法について説明する。ここではそれぞれの流
路に定常的にガスを流す。まずGaAs(001)基板をサ
セプタ4上に載置する。流路11にガス導入部9からア
ルシンガスとキャリアガスとしての水素ガスを流し、放
射状に流れてサセプタの周縁部から下方に向かって流
れ、排気管6よりガスを排出する。この状態で、基板4
が流路11内におさまるようにして、ヒータ8によりア
ルシン雰囲気中で600℃に加熱する。このとき基板表
面にはアルシンから供給されるAsに覆われる。
長を行う方法について説明する。ここではそれぞれの流
路に定常的にガスを流す。まずGaAs(001)基板をサ
セプタ4上に載置する。流路11にガス導入部9からア
ルシンガスとキャリアガスとしての水素ガスを流し、放
射状に流れてサセプタの周縁部から下方に向かって流
れ、排気管6よりガスを排出する。この状態で、基板4
が流路11内におさまるようにして、ヒータ8によりア
ルシン雰囲気中で600℃に加熱する。このとき基板表
面にはアルシンから供給されるAsに覆われる。
【0080】そして、サセプタ4を回転すると、基板は
ガス流路12の水素中に移動する。ここで、アルシンは
パージされ流路中のアルシン濃度は十分に低くなる。さ
らにサセプタ4を回転することでこんどは、ガス流路1
3のTMG中に基板は移動する。ここでは、前記ヒ素上
に1原子層のガリウムが結合する。
ガス流路12の水素中に移動する。ここで、アルシンは
パージされ流路中のアルシン濃度は十分に低くなる。さ
らにサセプタ4を回転することでこんどは、ガス流路1
3のTMG中に基板は移動する。ここでは、前記ヒ素上
に1原子層のガリウムが結合する。
【0081】そしてさらにサセプタ4が回転すると、ガ
ス流路12の水素中に基板が移動し、水素でパージされ
る。さらにサセプタを回転して流路11に移動すると再
び、基板3はアルシン雰囲気に入り、表面はヒ素で覆わ
れる。
ス流路12の水素中に基板が移動し、水素でパージされ
る。さらにサセプタを回転して流路11に移動すると再
び、基板3はアルシン雰囲気に入り、表面はヒ素で覆わ
れる。
【0082】このように、ガス流路11でアルシン、ガ
ス流路12で水素、ガス流路13でTMG、再びガス流
路12で水素……というように、順次アルシン、水素、
TMG、水素の順でガスに順次接触する。このようにし
てGaAsの原子層エピタキシャル成長が達成される。
ス流路12で水素、ガス流路13でTMG、再びガス流
路12で水素……というように、順次アルシン、水素、
TMG、水素の順でガスに順次接触する。このようにし
てGaAsの原子層エピタキシャル成長が達成される。
【0083】なお、前記実施例では、サセプタは順次移
動するようにしたが、一定速度で回転していればよく、
必ずしも移動、停止、移動、停止を繰り返す必要はな
い。
動するようにしたが、一定速度で回転していればよく、
必ずしも移動、停止、移動、停止を繰り返す必要はな
い。
【0084】また、半径方向での搬送速度の差が問題に
なる場合には、サセプタ上の基板をさらに自転させるよ
うにしてもよい。さらにまた、ガス導入部9はこの構造
に限定されることなく、先端が、サセプタ4の直上まで
くるようにし、横方向にガスを噴出させるようにしても
よい。また流路幅を扇形にすることなく、破線で示すよ
うに一定にしてもよい。
なる場合には、サセプタ上の基板をさらに自転させるよ
うにしてもよい。さらにまた、ガス導入部9はこの構造
に限定されることなく、先端が、サセプタ4の直上まで
くるようにし、横方向にガスを噴出させるようにしても
よい。また流路幅を扇形にすることなく、破線で示すよ
うに一定にしてもよい。
【0085】この方法において、基板温度600℃、T
MGの分圧を0.3Pa、アルシンの分圧を12Paと
したとき、1サイクル当り2.8オングストロームすな
わち1原子層/サイクルのGaAsの成長が達成された。こ
のとき基板の回転数は60rpm,成長速度は1μm /
hであった。
MGの分圧を0.3Pa、アルシンの分圧を12Paと
したとき、1サイクル当り2.8オングストロームすな
わち1原子層/サイクルのGaAsの成長が達成された。こ
のとき基板の回転数は60rpm,成長速度は1μm /
hであった。
【0086】なお、TMGの分圧は0.3Pa以上とす
るのが望ましい。これは実施例1でも述べたように、分
圧が低いと、短時間では十分な吸着がおきないためであ
る。またアルシンの分圧は1pa〜60paとした。低
温では、分圧を高くして早く反応を進める必要がある。
るのが望ましい。これは実施例1でも述べたように、分
圧が低いと、短時間では十分な吸着がおきないためであ
る。またアルシンの分圧は1pa〜60paとした。低
温では、分圧を高くして早く反応を進める必要がある。
【0087】このようにして本発明の方法によれば高速
で高品質のGaAs層を得ることが可能となる。
で高品質のGaAs層を得ることが可能となる。
【0088】次に、前記第6の実施例の変形例を図9に
示す。この装置では図9に示すように流路12をさらに
流路12a,12bの2つに分割し、それぞれに水素を
流すようにしたことを特徴とするもので、他の構成につ
いては前記第6の実施例と同様に形成される。
示す。この装置では図9に示すように流路12をさらに
流路12a,12bの2つに分割し、それぞれに水素を
流すようにしたことを特徴とするもので、他の構成につ
いては前記第6の実施例と同様に形成される。
【0089】流路とサセプタとのギャップが大きくなっ
た場合、原料ガスの一部はサセプタの回転に引きずられ
て、ガス流路11および13からガス流路12へと流出
してさらに次の流路13および11の流路に流出してガ
スが混合し1原子層以上の不要な成長を引き起こす。上
記図9の構成はこれを防止するためになされたもので、
流路とサセプタのギャップが大きくなっても、ガスの混
合を防ぎ、混合したガスによる不要な成長を抑えること
ができる。
た場合、原料ガスの一部はサセプタの回転に引きずられ
て、ガス流路11および13からガス流路12へと流出
してさらに次の流路13および11の流路に流出してガ
スが混合し1原子層以上の不要な成長を引き起こす。上
記図9の構成はこれを防止するためになされたもので、
流路とサセプタのギャップが大きくなっても、ガスの混
合を防ぎ、混合したガスによる不要な成長を抑えること
ができる。
【0090】この例では、流路12を完全に2つの流路
12a,12bに分割したが、流路12の中央部のみ仕
切り板21を配置し、供給および排出は共通にしてもよ
い。この原子層エピタキシャル成長装置は、図10(a)
および図10(b) に平断面図および側断面図を示すよう
に、各流路をざぐりによって形成した、石英製の容器本
体100とこれに符合する石英製の蓋体200とから構
成され、この蓋体200に破線でしめすようなざぐりを
形成し、該円筒の中心に対して対称となるように放射状
にのびた扇形の8個の流路11,12,13,12,1
1´,12,13´,12を形成している。そしてこの
流路にはそれぞれ、キャリアガス供給管23と原料ガス
供給管24が接続され、蓋体側からサセプタ上面に吹き
付けられ、中心部から周縁部にむかう流路にキャリアガ
スおよび原料ガスが供給される。また20は各流路に設
けられたガス排出管であり、ガスはここから排出され
る。さらにキャリアガスが流される流路12は中央部で
共通になっており、各流路にはキャリアガス供給管23
から供給されたキャリアガスが4分割してそれぞれに供
給される。そして各流路12の中央部には仕切り板25
が配設され、ここでそれぞれが2分割され、それぞれが
自然に層流を形成するように構成されている。gは回転
を円滑にするためのギャップであり、サセプタ4は回転
軸7を中心として所定の速度で回転せしめられる。
12a,12bに分割したが、流路12の中央部のみ仕
切り板21を配置し、供給および排出は共通にしてもよ
い。この原子層エピタキシャル成長装置は、図10(a)
および図10(b) に平断面図および側断面図を示すよう
に、各流路をざぐりによって形成した、石英製の容器本
体100とこれに符合する石英製の蓋体200とから構
成され、この蓋体200に破線でしめすようなざぐりを
形成し、該円筒の中心に対して対称となるように放射状
にのびた扇形の8個の流路11,12,13,12,1
1´,12,13´,12を形成している。そしてこの
流路にはそれぞれ、キャリアガス供給管23と原料ガス
供給管24が接続され、蓋体側からサセプタ上面に吹き
付けられ、中心部から周縁部にむかう流路にキャリアガ
スおよび原料ガスが供給される。また20は各流路に設
けられたガス排出管であり、ガスはここから排出され
る。さらにキャリアガスが流される流路12は中央部で
共通になっており、各流路にはキャリアガス供給管23
から供給されたキャリアガスが4分割してそれぞれに供
給される。そして各流路12の中央部には仕切り板25
が配設され、ここでそれぞれが2分割され、それぞれが
自然に層流を形成するように構成されている。gは回転
を円滑にするためのギャップであり、サセプタ4は回転
軸7を中心として所定の速度で回転せしめられる。
【0091】次に本発明の第7の実施例について説明す
る。図11(a) および図11(b) は、本発明の第7の実
施例の原子層エピタキシャル成長装置を示す平断面図お
よび側断面図である。
る。図11(a) および図11(b) は、本発明の第7の実
施例の原子層エピタキシャル成長装置を示す平断面図お
よび側断面図である。
【0092】この原子層成長装置は、図11に示すよう
に、円筒状の反応炉1内に、該円筒の中心に対して対称
となるように放射状にのびた扇形の8個の流路11,1
2,13,12,11´,12,13´,12を形成
し、サセプタ4の中心に位置する回転軸7を軸として、
サセプタ4を回転し、このサセプタ4の表面に載置され
た基板3が順次、原料ガスに高速で接触するようにした
ことを特徴とするもので、他の構成については前記第6
の実施例と同様に形成される。なお、この装置では、サ
セプタは基板の厚さと同程度のざぐりを有し、基板を載
置したとき、表面が凹凸なく滑らかになるように構成さ
れている。
に、円筒状の反応炉1内に、該円筒の中心に対して対称
となるように放射状にのびた扇形の8個の流路11,1
2,13,12,11´,12,13´,12を形成
し、サセプタ4の中心に位置する回転軸7を軸として、
サセプタ4を回転し、このサセプタ4の表面に載置され
た基板3が順次、原料ガスに高速で接触するようにした
ことを特徴とするもので、他の構成については前記第6
の実施例と同様に形成される。なお、この装置では、サ
セプタは基板の厚さと同程度のざぐりを有し、基板を載
置したとき、表面が凹凸なく滑らかになるように構成さ
れている。
【0093】そしてこのガス流路11には5族原料であ
るアルシンとキャリアガスとしての水素、ガス流路12
には水素、さらにガス流路13には3族原料であるTM
Gと水素を流すとともに、ガス流路11´、12、13
´にもそれぞれ5族原料であるアルシンとキャリアガス
としての水素、水素、3族原料であるTMGと水素を流
すことで、1回転で2原子層の成長が可能となる。
るアルシンとキャリアガスとしての水素、ガス流路12
には水素、さらにガス流路13には3族原料であるTM
Gと水素を流すとともに、ガス流路11´、12、13
´にもそれぞれ5族原料であるアルシンとキャリアガス
としての水素、水素、3族原料であるTMGと水素を流
すことで、1回転で2原子層の成長が可能となる。
【0094】また、ガス流路13にはTMG,ガス流路
13´にはTMAというように別種のガスを流せば、サ
セプタを1回転する間にGaAs/AlAsのヘテロ構造を形成
することが可能となる。
13´にはTMAというように別種のガスを流せば、サ
セプタを1回転する間にGaAs/AlAsのヘテロ構造を形成
することが可能となる。
【0095】成膜に際しては、サセプタ4の回転によ
り、前記第6の実施例と同様にして、GaAsの原子層エピ
タキシャル成長の1サイクルが完結し、高速で高品質の
GaAs層を得ることが可能となる。
り、前記第6の実施例と同様にして、GaAsの原子層エピ
タキシャル成長の1サイクルが完結し、高速で高品質の
GaAs層を得ることが可能となる。
【0096】また、前記第7の実施例の変形例として、
図12に示すように、中心から放射状にのびた扇形の8
個の流路11,12,13,12,11´,12,13
´,12においてそれぞれの流路の中心角を変化させる
ことによって、基板3がそれぞれの流路に流れるガスに
接触する時間を変えることができるようにしたことを特
徴とするもので、他の構成については前記第7の実施例
と同様に形成される。このようにそれぞれの流路での基
板の滞在時間を調整することにより、それぞれの原料の
吸着・反応時間に応じて、反応の遅いものでは中心角を
大きく、早いものでは小さくすることで成長速度も早く
することができ、原料も効率よく使用することが可能と
なり、生産性が向上する。
図12に示すように、中心から放射状にのびた扇形の8
個の流路11,12,13,12,11´,12,13
´,12においてそれぞれの流路の中心角を変化させる
ことによって、基板3がそれぞれの流路に流れるガスに
接触する時間を変えることができるようにしたことを特
徴とするもので、他の構成については前記第7の実施例
と同様に形成される。このようにそれぞれの流路での基
板の滞在時間を調整することにより、それぞれの原料の
吸着・反応時間に応じて、反応の遅いものでは中心角を
大きく、早いものでは小さくすることで成長速度も早く
することができ、原料も効率よく使用することが可能と
なり、生産性が向上する。
【0097】さらにまた前記第7の実施例の第2の変形
例として、図13に示すように、中心から放射状にのび
た扇形の8個の流路11,12,13,12,11´,
12,13´,12においてそれぞれの流路の高さを流
路ごとに変化させたことを特徴とするもので、他の構成
については前記第7の実施例と同様に形成される。
例として、図13に示すように、中心から放射状にのび
た扇形の8個の流路11,12,13,12,11´,
12,13´,12においてそれぞれの流路の高さを流
路ごとに変化させたことを特徴とするもので、他の構成
については前記第7の実施例と同様に形成される。
【0098】ところで、原料によってガス流の原料の分
圧を高くするためにキャリアガスの流量を少なくする必
要がある場合があるが、この構成によればそれぞれの流
路に流れるガスの流速を一定に保ちながら、流量を変化
させることが可能となる。また流路を小さくすることで
キャリアガスの流量を少なくし、分圧を高くしたまま十
分なガス流速を得ることも可能となる。
圧を高くするためにキャリアガスの流量を少なくする必
要がある場合があるが、この構成によればそれぞれの流
路に流れるガスの流速を一定に保ちながら、流量を変化
させることが可能となる。また流路を小さくすることで
キャリアガスの流量を少なくし、分圧を高くしたまま十
分なガス流速を得ることも可能となる。
【0099】さらにまた、前記第7の実施例の第3の変
形例として、図14に示すように、中心から放射状にの
びた扇形の8個の流路11,12,13,12,11
´,12,13´,12においてそれぞれの流路の高さ
を中心から遠ざかるにつれて小さくしたことによって、
流路の断面積が流れ方向に沿って一定になるようにした
ことを特徴とするもので、他の構成については前記第7
の実施例と同様に形成される。
形例として、図14に示すように、中心から放射状にの
びた扇形の8個の流路11,12,13,12,11
´,12,13´,12においてそれぞれの流路の高さ
を中心から遠ざかるにつれて小さくしたことによって、
流路の断面積が流れ方向に沿って一定になるようにした
ことを特徴とするもので、他の構成については前記第7
の実施例と同様に形成される。
【0100】この構成によれば、サセプタ上のガス流速
を半径方向で一定にできるため、周縁部でガスの流速が
著しく小さくなるのを防ぐことができる。
を半径方向で一定にできるため、周縁部でガスの流速が
著しく小さくなるのを防ぐことができる。
【0101】なお、流路を扇形にすることなく、図14
に破線で示すように流路幅をほぼ一定とし、それぞれの
流路の高さを中心から遠ざかるにつれて小さくすること
によって、半径方向での基板の搬送速度の減少を、原料
ガスの圧力増加により、吸着速度を高め、補償すること
ができ、半径方向での成長速度のばらつきを低減するこ
とが可能となる。この構成によれば、サセプタ上のガス
流速を半径方向で一定にできるため、周縁部でガスの流
速が著しく小さくなるのを防ぐことができる。
に破線で示すように流路幅をほぼ一定とし、それぞれの
流路の高さを中心から遠ざかるにつれて小さくすること
によって、半径方向での基板の搬送速度の減少を、原料
ガスの圧力増加により、吸着速度を高め、補償すること
ができ、半径方向での成長速度のばらつきを低減するこ
とが可能となる。この構成によれば、サセプタ上のガス
流速を半径方向で一定にできるため、周縁部でガスの流
速が著しく小さくなるのを防ぐことができる。
【0102】なお、前記実施例では、GaAsの原子層成長
について説明したが、他のIII-V族半導体や、II- VI
族半導体の原子層成長など化合物半導体の原子層成長の
他、シリコンなどの原子層成長にも適用可能である。
について説明したが、他のIII-V族半導体や、II- VI
族半導体の原子層成長など化合物半導体の原子層成長の
他、シリコンなどの原子層成長にも適用可能である。
【0103】さらにまた、前記実施例では、原料ガスの
ガス流の間に不活性ガスのガス流が介在するように構成
したが、必ずしも不活性ガスのガス流が介在する必要は
なく、基板表面が所定の時間、ガス流から離間する領域
(壁あるいは真空領域)を形成するようにしてもよい。
ガス流の間に不活性ガスのガス流が介在するように構成
したが、必ずしも不活性ガスのガス流が介在する必要は
なく、基板表面が所定の時間、ガス流から離間する領域
(壁あるいは真空領域)を形成するようにしてもよい。
【0104】加えて、反応炉の構造および材質は、実施
例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で、適宜変形可能である。
例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で、適宜変形可能である。
【0105】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、高速で高品質の原子層成長を行うことが可能とな
る。
ば、高速で高品質の原子層成長を行うことが可能とな
る。
【図1】本発明の第1の実施例の気相成長装置を示す
図。
図。
【図2】本発明の第2の実施例の気相成長装置を示す
図。
図。
【図3】本発明の第3の実施例の気相成長装置を示す
図。
図。
【図4】本発明の第4の実施例の気相成長装置を示す
図。
図。
【図5】本発明の第5の実施例の気相成長装置を示す
図。
図。
【図6】本発明の第4の実施例の気相成長装置の変形例
を示す図。
を示す図。
【図7】本発明の第5の実施例の気相成長装置の変形例
を示す図。
を示す図。
【図8】本発明の第6の実施例の気相成長装置を示す
図。
図。
【図9】本発明の第6の実施例の気相成長装置の変形例
を示す図。
を示す図。
【図10】本発明の第6の実施例の気相成長装置の変形
例を示す図。
例を示す図。
【図11】本発明の第7の実施例の気相成長装置を示す
図。
図。
【図12】本発明の第7の実施例の気相成長装置の変形
例を示す図。
例を示す図。
【図13】本発明の第7の実施例の気相成長装置の変形
例を示す図。
例を示す図。
【図14】本発明の第7の実施例の気相成長装置の変形
例を示す図。
例を示す図。
【図15】ガリウムヒ素基板上のメチル基の滞在時間を
示す図。
示す図。
1 反応炉 11,12,13 ガス流路 3 基板 4 サセプタ 5 マニホールド 6 排気管 7 回転軸 20 ガス排出管 21 第1の仕切り板 22 第2の仕切り板 23 キャリアガス供給管 24 原料ガス供給管 25 仕切り板 100 容器本体 200 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 将央 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内
Claims (11)
- 【請求項1】 原子層エピタキシャル成長法において、 反応炉内に配設された第1および第2のガス流路に、第
1の元素を含む第1の原料ガスと、第2の元素を含む第
2の原料ガスとが、それぞれ供給排出され、第1および
第2のガス流路に沿って、第1および第2のガス流が形
成されるとともに、 前記第1および第2のガス流の方向と平行であって、か
つ前記第1および第2の流路それぞれの少なくとも1つ
の内壁と同一平面上で、基板が移動可能となるように構
成されており、 前記基板表面を前記第1のガス流路の内壁に導き、前記
基板表面に平行に第1のガス流を接触させ、少なくとも
第1の元素を吸着させる第1の工程と、 続いて、前記基板表面を前記第2のガス流路の内壁に導
き、前記基板表面に平行に第2のガス流を接触させ、前
記第1の元素と反応させ、原子層薄膜を生成する第2の
工程とを含み、化学的気相成長法により原子層成長を行
うようにしたことを特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項2】 原子層エピタキシャル成長法による半導
体製造装置であって、 ほぼ平行な複数のガス流路に区切られた反応炉と、 前記各ガス流路に、それぞれ異なる元素を含む複数種の
原料ガスを供給排出することによりガス流を形成するガ
ス供給排出手段と、 基板表面が、前記ガス流に対して平行となるように、前
記ガス流路の内壁に沿って、前記基板を担持し、前記各
ガス流に順次基板表面を接触させるように、基板表面に
平行な平面内で前記基板を移動せしめる搬送手段を備え
たサセプタとを具備したことを特徴とする薄膜形成装
置。 - 【請求項3】 前記サセプタは回転円盤であることを特
徴とする請求項2に記載の薄膜形成装置。 - 【請求項4】 前記ガス流路に加え、前記サセプタの周
縁部に、不活性ガスを供給排出する第2のガス流路を具
備したことを特徴とする請求項2に記載の薄膜形成装
置。 - 【請求項5】 化学的気相成長法による半導体製造装置
であって、 反応炉と、 前記反応炉の中心から外周部にむけて放射状に配設され
た複数のガス流路と、 前記各ガス流路に、それぞれ同一または異なる元素を含
む複数種の原料ガスを供給排出することによりガス流を
形成するガス供給排出手段と、 基板表面が、前記ガス流に対して平行となるように、前
記ガス流路の内壁に沿って前記基板を担持し、前記各ガ
ス流に順次基板表面を接触させるように、基板表面に平
行な平面内で前記基板を移動せしめる搬送手段を備えた
サセプタとを具備したことを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項6】 前記複数のガス流路の間に1つ以上のパ
ージガス流路を配設したことを特徴とする請求項5記載
の薄膜形成装置。 - 【請求項7】 前記複数のガス流路は、中心から外周部
にむけて流路幅が広がり、扇形をなすように構成されて
いることを特徴とする請求項5記載の薄膜形成装置。 - 【請求項8】 前記複数のガス流路は、中心から外周部
にむけて流路の高さが、前記中心からの距離に対応して
減少せしめられていることを特徴とする請求項7記載の
薄膜形成装置。 - 【請求項9】 前記複数のガス流路の一部は、前記扇形
の中心角が他のものと異なるように構成されていること
を特徴とする請求項5記載の薄膜形成装置。 - 【請求項10】 前記複数のガス流路は、それぞれのガ
ス流路を流れるガスの流量に応じて流路幅または高さが
変化せしめられ、前記ガス流路の断面積が変化せしめら
れていることを特徴とする請求項5記載の薄膜形成装
置。 - 【請求項11】 前記複数のガス流路は、表面が平面研
磨された石英製のブロックに切削加工することにより前
記ブロック表面に形成された複数の溝と、表面に被処理
基板を載置するための凹部を具備し、前記ブロック表面
と密着するように符合して配設されたサセプタとによっ
て形成されることを特徴とする請求項5記載の薄膜形成
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26707695A JPH08181076A (ja) | 1994-10-26 | 1995-10-16 | 薄膜形成方法および薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26269994 | 1994-10-26 | ||
| JP6-262699 | 1994-10-26 | ||
| JP26707695A JPH08181076A (ja) | 1994-10-26 | 1995-10-16 | 薄膜形成方法および薄膜形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08181076A true JPH08181076A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=26545664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26707695A Pending JPH08181076A (ja) | 1994-10-26 | 1995-10-16 | 薄膜形成方法および薄膜形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08181076A (ja) |
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-
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