JPH08181927A - テレビ放送受信装置 - Google Patents

テレビ放送受信装置

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JPH08181927A
JPH08181927A JP33627494A JP33627494A JPH08181927A JP H08181927 A JPH08181927 A JP H08181927A JP 33627494 A JP33627494 A JP 33627494A JP 33627494 A JP33627494 A JP 33627494A JP H08181927 A JPH08181927 A JP H08181927A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いつも見ている高頻度視聴プログラム対応チ
ャンネルの放送番組内容を確実にユーザが確認できるよ
うにする。 【構成】 チャンネル履歴メモリ105に、選局手段1
Mでのプログラム対応チャンネルの選択状態を、曜日お
よび時刻に対応可能な状態で、複数週間分、記憶する。
チャンネル履歴書き込み手段100は、選局手段1Mで
のプログラム対応チャンネルの選択状態を、曜日および
時刻に対応可能なタイミングで、チャンネル履歴メモリ
105に逐次に記憶させる。チャンネル履歴メモリ10
5の記憶内容を調べ、過去複数週間の、同曜日、同時刻
における、所定の頻度以上で選択されている高頻度受信
プログラム対応チャンネルの存在の有無を判定する。当
該判定により高頻度受信プログラム対応チャンネルの存
在を検知したときに、その番組内容をPinPの子画面
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、受信者が高頻度で視
聴する番組を見落とすことなく視聴することができるよ
うにするテレビ放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ受像機で放送番組の視聴を行う場
合において、ユーザはある特定の時間は毎週同じ番組を
視聴するような傾向が多々ある。特に連続番組や自分の
好みの番組の場合に、同曜日の同一時刻には、その番組
を視聴するために、いつも同一のプログラム対応チャン
ネルを選局していることが多いものである。
【0003】ここで、この明細書において、プログラム
対応チャンネルというときには、放送局に割り当てられ
たチャンネル番号を示し、放送波の伝送帯域を分割した
周波数帯ごとに番号が付与された伝送チャンネルと区別
することとする。ちなみに、現在の日本における地上波
によるテレビ放送においては、通常、伝送チャンネルの
番号とプログラム対応チャンネルの番号とは一致してい
る場合が多い。
【0004】ところで、ユーザがテレビ受像機で放送番
組を視聴している場合に、時間の経過を忘れ、あるいは
他のプログラム対応チャンネルの選局状態をし続けるな
どして、毎週視聴している放送番組(以下、このように
高頻度で視聴する放送番組を高頻度視聴番組といい、ま
た、この高頻度視聴番組のプログラム対応チャンネルを
高頻度視聴チャンネルという)を見落とす場合が生じる
ことがある。
【0005】この点にかんがみ、本出願人は、曜日、時
間をパラメータとして、当該曜日、時間においてチュー
ナで選択しているプログラム対応チャンネルを逐次記憶
する選局情報記憶手段を設けておき、この記憶手段の記
憶内容からチューナで選局された各プログラム対応チャ
ンネルの度数を積算して、それが高頻度視聴チャンネル
であるか否かを判定するようにすると共に、現時点と同
曜日、同時刻に高頻度視聴チャンネルがあるときに、そ
れが現在視聴しているプログラム対応チャンネルと不一
致であるとき、すなわち、いつもよく見ている放送番組
をその時に見ていなかったときに、アドバイス情報を画
面又は音声によって出力し、視聴者に注意を喚起するよ
うにした受信装置を先に提案している(特開平4-68620
号)。
【0006】この先の提案においては、テレビ受像機の
電源スイッチがオフであるときにも、このアドバイス情
報をユーザが得られるように、このときには音声出力に
より、前記の注意喚起を行うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
に、アドバイス情報がテレビ受像機からユーザに対して
供与されたとしても、これは一般に、たとえばいつも
「Aチャンネルを見ています」などの情報しか得られ
ず、その注意喚起された高頻度視聴の番組内容をじかに
知ることはできない。
【0008】このため、ユーザは、自分の記憶から、そ
の注意喚起された高頻度視聴の裏番組がどのような内容
の番組であるかを思い出したり、あるいは、テレビ番組
表などを参照してその番組内容を知った後、チャンネル
を切り換えるなどを行うようにしなければならず、非常
に不便であると共に、チャンネル切り換えが遅れること
により、たとえば推理ドラマの最初の部分を見逃してし
まったり、話の筋が分からなくなってしまうという問題
が生じるおそれがある。
【0009】そこで、VTRなどの記録再生装置を用い
て、この高頻度視聴チャンネルの番組を予約録画をして
おくことが考えられるが、一般に予約録画の操作は煩雑
であると認識しているユーザが多く、操作間違いなども
考慮すると、ユーザが常にこの予約録画の機能を使用す
る状況は期待することができない。
【0010】この発明は、以上の点にかんがみ、ユーザ
の好む高頻度視聴番組が存在している場合において、そ
の番組のプログラム対応チャンネルを現在視聴していな
い場合においても、ユーザが確実にその高頻度視聴番組
の番組内容を把握することができるようにしたテレビ放
送受信装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるテレビ放送受信装置は、後述の実施
例の参照符号を対応させると、選局制御信号に応じて、
放送波から番組対応チャンネルの信号を選択するもので
あり、同時に異なる2つの番組対応チャンネルの信号を
選択することができる選局手段1M,1Sと、表示手段
6と、前記選局手段からの2つの番組対応チャンネルの
信号のうちのいずれか一方の番組対応チャンネルの信号
による放送番組を前記表示手段6に表示して再生する放
送再生手段と、受信者の選局操作に応じて前記選局制御
信号を発生する選局制御信号発生手段100と、前記選
局手段1M,1Sでの前記番組対応チャンネルの選択状
態を、曜日および時刻に対応させた状態で、複数週間
分、チャンネル履歴メモリに記憶するチャンネル履歴書
き込み手段100と、前記チャンネル履歴メモリの記憶
内容を調べ、過去複数週間において、同曜日、同時刻に
所定の頻度以上で選択されている高頻度受信番組対応チ
ャンネルがあるか否かを判定する判定手段100と、前
記判定手段100での判定により前記高頻度受信番組対
応チャンネルの存在を検知した場合に、前記放送再生手
段で当該高頻度受信番組対応チャンネルの放送番組を再
生していないときに、当該高頻度受信番組対応チャンネ
ルの放送番組を、前記表示手段の画面の一部に形成され
る子画面に表示するようにする制御手段4,100とを
備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように構成したこの発明によれば、チャ
ンネル履歴テーブルの内容から、現時点と同曜日、同時
刻において、ある一定頻度以上視聴されているプログラ
ム対応チャンネルがある場合には、現在、そのプログラ
ム対応チャンネルが受信され、視聴されていないとき、
いわゆるピクチャー・イン・ピクチャーの、子画面に、
その高頻度視聴チャンネルの番組の内容が表示される。
したがって、ユーザはその子画面を見ることにより、い
つも見ている高頻度視聴チャンネルの番組内容を知るこ
とができ、必要であれば、チャンネル切り換えを行なっ
て視聴することができるようになる。
【0013】
【実施例】以下、この発明による放送受信装置の一実施
例を、地上波を用いたアナログテレビ放送波の受信用の
テレビ受像機の場合を例にとって図を参照しながら説明
する。
【0014】図1は、この実施例のテレビ受像機のブロ
ック図である。この例のテレビ受像機は、表示画面の一
部の小領域に小画面を表示することができる、いわゆる
ピクチャー・イン・ピクチャー(以下、PinPとい
う)の機能を有すると共に、録画再生装置部を内蔵し
て、いわゆる裏番組の録画が可能なように構成されてい
る。このため、この例のテレビ受像機は、チューナを二
つ有する、いわゆるダブルチューナの構成の場合とされ
ている。ただし、この例では、チューナの一方はPin
Pの子画面に画像を表示するためと、録画のソース用と
してのみ用いられるようにされている。したがって、こ
の例では、PinPの親子画面の切り換え機能は有して
いない。
【0015】以下の説明においては、PinPおよび録
画用の信号系はサブとし、その他はメインの信号系とし
て説明する。
【0016】図1おいて、1Mはメインチューナ、1S
はサブチューナである。アンテナで受信された放送電波
は分配され、これらメインチューナ1Mおよび1Sに供
給される。これらチューナ1Mおよび1Sでは、後述す
るマイクロコンピュータによって構成される制御回路1
00からの選局制御信号によって、所定のプログラム対
応チャンネルの選局が行われる。この場合、選局制御信
号は、ユーザのリモートコマンダなどを通じた選択操作
に応じて制御回路100で生成される場合と、後述する
高頻度受信番組の自動録画の場合や、高頻度受信番組の
PinPの子画面表示のためなどのように、ユーザの選
択操作に関係なく、制御回路100自身において生成さ
れる場合とがある。
【0017】これらチューナ1Mおよび1Sは、選局し
た放送波信号を、映像中間周波信号に変換して、それぞ
れ映像中間周波および検波回路2Mおよび2Sに供給す
る。そして、これら回路2Mおよび2Sにおいて、中間
周波信号が増幅されると共に、ビデオ信号およびオーデ
ィオ信号が復調される。
【0018】映像中間周波および検波回路2Mからの復
調されたビデオ信号は、スイッチ回路SW1の一方の入
力端TVに供給され、また、復調されたオーディオ信号
はスイッチ回路SW3の一方の入力端TVに供給され
る。
【0019】また、映像中間周波および検波回路2Sか
らの復調されたビデオ信号は、録画再生装置部10にそ
の録画ソースとして供給されると共に、スイッチ回路S
W2の一方の入力端Sに供給される。映像中間周波およ
び検波回路2Sからの復調されたオーディオ信号は、録
画再生装置部10にのみ供給される。これはPinPと
して表示される子画面の音声は、一般に再生されないた
めである。
【0020】そして、録画再生装置部10からの再生ビ
デオ信号は、スイッチ回路SW1の他方の入力端VTお
よびスイッチ回路SW2の他方の入力端VTに供給され
る。さらに、録画再生装置部10からの再生オーディオ
信号は、スイッチ回路SW3の他方の入力端VTに供給
される。
【0021】スイッチ回路SW1、SW2、SW3は、
制御回路100からの切り換え信号によって、切り換え
られる。スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW3と
は、メインチューナ1Mからの信号を選ぶか、録画再生
装置部10からの再生信号を選ぶかの切り換え回路であ
り、これらの回路SW1,SW3に対する切り換え信号
は共通である。
【0022】すなわち、メインチューナ1Mで選局した
放送番組をユーザが視聴したいとして、後述するリモコ
ンにより選択操作を行ったときは、スイッチ回路SW1
およびSW3は、一方の入力端TV側に切り換えられ、
録画再生装置部10を再生モードとして、その再生され
たビデオ信号およびオーディオ信号を視聴しようとユー
ザが選択操作したときには、スイッチ回路SW1および
SW3は、他方の入力端VT側に切り換えられる。
【0023】また、スイッチ回路SW2は、PinPの
子画面としてサブチューナ1Sで選局された番組のビデ
オ信号を選択するか、録画再生装置部10の再生ビデオ
信号を選択するかの切り換え回路であって、ユーザがP
inPの子画面としてサブチューナで選局したものを選
択するときには、一方の入力端S側に切り換えられ、録
画再生装置部10の再生ビデオ画面を視聴するときに
は、他方の入力端VT側に切り換えられる。
【0024】スイッチ回路SW1から得られるビデオ信
号は、映像信号処理回路3Mを介してPinP合成回路
4に供給される。また、スイッチ回路SW2から得られ
るビデオ信号は、映像信号処理回路3Sを介して、この
PinP合成回路4に供給される。映像信号処理回路3
Sでは、PinPの子画面として表示するように、その
入力ビデオ信号の画サイズを圧縮する処理を行なう。
【0025】そして、PinP合成回路4には、制御回
路100から、PinP表示を行うときに、その制御信
号が供給され、映像信号処理回路3Sからのビデオ信号
が、子画面として重畳されるように合成される。Pin
P表示が行われないときには、このPinP合成回路4
では映像信号処理回路3Mからのビデオ信号をそのまま
出力する。
【0026】PinP合成回路4からのビデオ信号は重
畳表示処理回路5に供給される。この重畳表示処理回路
5には、後述する文字、図形等の信号が供給され、画面
にスーパーインポーズや、警報マークなどの状態で重畳
表示されるような処理が、この重畳表示処理回路5に制
御回路100から供給される制御信号によって、適宜行
われる。重畳表示すべき信号は、後述するように、制御
回路100の制御に従って発生するものである。この重
畳表示処理回路5からのビデオ信号は、この例では、C
RTディスプレイ6に供給されて、その画面にチューナ
1M,1Sで受信された放送番組の画像や録画再生装置
部10の再生信号による画像がカラー表示される。
【0027】また、スイッチ回路SW3から得られたオ
ーディオ信号は、音声処理回路7を介してオーディオア
ンプ8に供給され、スピーカ9によって再生される。こ
の例においては、制御回路100からの制御信号によっ
て、このアンプ8において、再生音声の音量コントロー
ルや音質コントロールが行われるものである。
【0028】録画再生装置部10は、この例では、8ミ
リビデオ等の磁気テープを記録媒体としたビデオテープ
レコーダと同等の構成により実現されており、その構成
は、周知であるので省略する。
【0029】次に、制御回路100について説明する。
なお、この例のテレビ受像機は、ACコンセントに接続
された状態で、いわゆる主電源スイッチがオンとされる
と、リモートコマンダによる電源のオン・オフが可能に
なり、主電源スイッチが投入された状態では、この制御
回路100は、常に動作状態になっている。
【0030】前述もしたように、この制御回路100
は、マイクロコンピュータを備える構成となっており、
システムバス102に対して、CPU101と、ROM
103と、DRAM104と、SRAM105とが接続
されている。また、このシステムバス102に対して、
I/Oポート111〜117が接続され、種々の信号が
入出力されるようにされている。
【0031】例えば、メインチューナ1Mおよびサブチ
ューナ1Sに対しては、I/Oポート111を介して選
局制御信号が供給される。また、制御回路100から録
画再生装置部10に対して、記録開始、再生開始、停
止、その他の制御コマンドがI/Oポート112を介し
て供給され、あるいは、この録画再生装置部10から、
そのモードの状態信号が、このI/Oポート112を介
して制御回路100に取り込まれる。スイッチ回路SW
1、SW2、SW3への切り換え制御信号はI/Oポー
ト113から供給される。
【0032】また、11は時計回路であって、これは現
在時刻を刻むと共に、この例では、後述するように、R
OM303のプログラムを割り込みで起動するときの、
その割り込みタイミング信号を生成するタイマーの役割
をもしているものである。この時計回路11には、テレ
ビ受像機の電源スイッチがオフであっても電源電圧が投
入されている。この例では、図示しないが、時計回路1
1は、電池や充電池などの別電源からその電源電圧が投
入される。この時計回路11からの時刻情報およびタイ
マー情報がI/Oポート114を介してシステムバス1
02に取り込まれる。
【0033】また、CPU101によるプログラムの実
行によって、時計回路11の時刻修正などが行われる。
この時計回路11は、時、分、秒だけではなく、年、
月、日、曜日までも情報として有するものである。もっ
とも、この実施例の場合、曜日と時刻の情報さえあれ
ば、後述するチャンネル履歴情報と対応させる時間パラ
メータとしては充分である。
【0034】なお、この明細書において、チャンネル履
歴情報とは、曜日と時刻とに対応付けられて、メモリ
(後述するSRAM105)に記憶されるチューナ1M
のプログラム対応チャンネルの選択状況の情報(つま
り、例えば過去のある曜日のある時刻にはチューナ1M
で何チャンネルを選局していたかの情報)であり、この
例では、複数週間分の情報である。
【0035】PinP合成回路4およびアンプ8には、
I/Oポート115を介して制御信号が供給される。
【0036】また、重畳表示処理部5に対して、重畳表
示を行うか否かの作業信号はI/Oポート116を介し
て供給される。この、重畳表示の例としては、チャンネ
ル切り換え時に、何チャンネルに切り替わったかをチャ
ンネル番号で示す表示や、現在の受信チャンネルの表
示、音量がどの程度大きくなったかをバー表示で知らせ
る場合の表示のほか、後述するようなメッセージ表示が
挙げられる。
【0037】この重畳表示のため、システムバス102
に対しては、ビデオRAM12が接続されている。この
ビデオRAM12には、ROM103に記録されている
キャラクター情報を用いて制御回路100で形成された
文字情報や、記号情報などが一旦蓄えられ、それが画面
への重畳表示用として、CPU101のプログラム制御
に従って、ディスプレイコントローラ13を介して重畳
表示処理装置5に供給される。
【0038】この場合、ROM103には重畳表示に必
要な文字や記号のフォントデータや、イメージデータが
蓄えられており、CPU101によって、プログラムに
従って、必要な文字や記号のフォントデータやイメージ
データが読み出され、ビデオRAM12の任意のアドレ
スに転送され、ディスプレイコントローラ13を介し
て、重畳表示処理部に供給されることによって、このビ
デオRAMのイメージデータがビデオ信号と合成され、
CRTディスプレイ6の画面に適宜の時間にわたって表
示されることになる。
【0039】重畳表示としては、いわゆるスーパーイン
ポーズ等のオーバーレイ処理を施し、CRTディスプレ
イ6に表示するようにする。
【0040】また、この例のテレビ受像機は、リモート
コマンダ14によって各種の制御が、いわゆるワイヤレ
スで行われるようにされており、このリモートコマンダ
14から、例えば赤外線によるリモコン信号が発生する
と、これがテレビ受像機側のリモコン信号受信/デコー
ド部15で受光され、その受光されたリモコン信号がデ
コードされ、そのデコード信号がI/Oポート117を
介してシステムバス102に供給されるようになってい
る。
【0041】CPU101は、このI/Oポート117
を介して取り込まれたリモコン信号を解釈し、プログラ
ム対応チャンネルの選局、音量制御、PinP合成制
御、重畳表示制御、スイッチSW1〜SW3の切り換え
制御、録画再生装置部10のモード制御などを行うよう
にしている。
【0042】DRAM104は、主として演算などのワ
ークエリアとして使用される。電源スイッチのオン、オ
フによるチャンネルや音量のラストメモリ機能や、後述
するチャンネル履歴情報の保持のための記録領域として
は、SRAM105が使用される。この例の場合、SR
AM105は、いわゆる電池による電源バックアップと
された不揮発性メモリの構成とされている。したがっ
て、テレビ受像機が電源オフの状態でも、このSRAM
105の内容はバックアップされており、消えてしまう
ことがない。
【0043】[チャンネル履歴情報の作成処理の第1の
実施例]この例では、チャンネル履歴情報は、一定時間
おきにメインチューナIMの選局状態をサンプリング
し、その時の選局プログラム対応チャンネルをSRAM
105に書き込んで記憶するようにする。
【0044】この実施例の場合には、時計回路11から
のタイマー情報により、一定間隔毎に割り込み処理とし
て、プログラム対応チャンネルの選局状態をサーチする
処理をメインチューナ1Mに対して行い、その時点にお
けるチューナ1Mのプログラム対応チャンネルの選局状
態をSRAM105に記憶する。
【0045】この例のチャンネル履歴情報の作成方法に
おいては、CPU101は、一定間隔毎の割り込みであ
るので、絶対時間情報として開始の時点のみ知れば、そ
れからの時間経過として各サンプリング点の時間を知る
ことができるので、それぞれのサンプリング時点の時間
情報は、SRAM105にそのまま記憶しておく必要は
ない。
【0046】図2および図3は、この場合のチャンネル
履歴情報の管理方法のイメージ図を示すもので、SRA
M105のチャンネル履歴情報のメモリエリアをイメー
ジ化したものである。図2A、図2Bおよび図3におい
て、矢印で示す位置は、ポインタPの位置である。この
ポインタPは、現在、どの時点のメモリエリアであるか
を示すものであって、図3に示すように、イメージ的に
はSRAM105のメモリエリアはチャンネル履歴デー
タとしては、リング構造の管理を行うものである。
【0047】この例においては、現時点よりも以前のn
(nは2以上の整数)週間のチャンネル履歴情報をSR
AM105に常に記憶するようにするもので、n週間前
よりも古い情報を捨てながら、順次に新しいチャンネル
履歴情報を逐次に蓄積するようにするものである。
【0048】すなわち、この例においては、例えば10
分毎にチューナ1Mに対してチャンネル履歴取得のため
の走査を行い、その結果得られたチャンネル履歴の情報
は、図2に示すように、10分間隔で連続したアドレス
空間によって管理される。そして、図3に示すようなリ
ング構造の記憶エリアがいっぱいになったとき、図2B
に示すように、最も古いチャンネル履歴データを破棄
し、新規に取り込んだ現在のチャンネル履歴データを、
メモリに格納していくような記憶方法を取る。
【0049】この場合、このSRAM105に記憶され
るチャンネル履歴データは、前述したように少なくとも
複数週間分にわたって記憶される。そして、CPU10
1は、SRAM105のこのチャンネル履歴データを、
曜日毎に管理できるようになっている。これは、10分
間隔であれば、その144倍が1日分であり、その7倍
が一週間であることから、チャンネル履歴データの個数
を計数するだけで簡単に管理することができるからであ
る。
【0050】この場合、前述した割り込み処理によるチ
ャンネル履歴データの取り込みは、××時01分、××
時11分、××時21分、××時31分などのように、
実際に番組が始まった時間に起動される。
【0051】SRAM105のチャンネル履歴データの
格納エリアへのチャンネル履歴データの記憶に先立ち、
このエリアは初期化される。つまりクリアされる。これ
と同時に履歴記憶用の前記ポインタ位置も、初期化され
ることになる。この初期化によって、過去の履歴情報は
クリアされるので、この初期化の設定は、例えばテレビ
受像機において、リモコンデータとプログラム放送チャ
ンネルとの割り付けや、時計回路11への現在時刻の登
録などの契機に行われるものである。
【0052】ここで、リモコンボタンとプログラム放送
チャンネルとの割り付けとは、例えば、ユーザがリモコ
ンボタンの特定のチャンネルを、いずれかのプログラム
対応チャンネル(放送局)に割り付けるような操作のこ
とである。一般に、このチャンネル設定などはテレビ受
像機の購入時に行われるが、適宜、ユーザによって行わ
れる場合もある。
【0053】なお、この例の場合、リモートコマンダ1
4には、チャンネル履歴リセットボタンが設けられてお
り、このリセットボタンを押すことにより、SRAM1
05のチャンネル履歴エリアの内容を、上述と同様に初
期化することができる。これは、一般に、例えば日本の
テレビ放送の場合、春と秋とで番組内容が大幅に変更さ
れることを考慮し、その番組変更の時に、ユーザによっ
てリセットされることにより、番組変更されたにもかか
わず、過去の履歴によりユーザによる高頻度視聴チャン
ネルとして、誤って選択されてしまうことがないように
するためのものである。
【0054】次に、この例の場合のチャンネル履歴の記
録動作について、図4のフローチャートを参照しながら
説明する。すなわち、この例の場合、前述したような実
際に放送が行なわれていると考えられる10分おきの時
間で割り込みがかかると(ステップS0)、このチャン
ネル履歴データの取り込み処理ルーチンが起動される。
【0055】そして、次のステップS1において、SR
AM105のチャンネル履歴メモリ空間においてポイン
タを更新する。このポインタの更新は、新しいデータエ
リアの確保になり、このステップS1では、当該新たに
確保されたデータエリアをヌルクリア(0にする)する
処理も同時に行なう。この例の場合、SRAM105の
チャンネル履歴のメモリエリアは、前述したようにリン
グ状の管理が行われているので、リング状のチャンネル
履歴データエリアがいっぱいになった後には、ポインタ
の更新の処理には、最も古いチャンネル履歴データの破
棄を伴うことになる。
【0056】そして、この場合、ポインタの更新による
新しいデータエリアのアドレスが、リング状メモリエリ
アの最終アドレスを越えてしまう場合には、ポインタを
先頭アドレスにリセットする。
【0057】この場合、テレビ受像機の主電源スイッチ
がオンである間は、ステップS0を通じての、この例の
場合には、10分毎に起動がかかるが、テレビ受像機の
主電源スイッチがオフである間は、この図4の処理ルー
チンへの割り込み処理は起動されない。そこで、この例
では、時計回路11は別電源で動作しているので、その
時間情報を用いて、このステップS1においては、次の
主電源オンの後の最初の割り込みタイミングで、主電源
オフである間に行なわれるべき、チャネル履歴エリアの
更新処理が行なわれる。
【0058】すなわち、この例では、SRAM105に
主電源スイッチがオフされる直前に行なわれた割り込み
タイミングの時間を保持するようにしておく。そして、
その後、テレビ受像機の主電源スイッチがオンとされ、
割り込みタイミングとなったときには、SRAM105
の前記主電源スイッチがオフされる直前に行なわれた割
り込みタイミングの時間を参照して、その間に行なわれ
るべき割り込み回数を検知し、その割り込み回数分のポ
インタの更新と、更新される個数分の各データエリアの
すべてをヌルクリアするようにする。そして、現時点に
おける割り込みタイミングに対応するデータエリアまで
の更新を行なう。
【0059】こうして、ポインタの更新と新しいデータ
エリアの確保が行われると、ステップS2に進み、現
在、放送を視聴中か否かをチェックする。すなわち、記
録再生装置部10が再生モードであって、これを視聴し
ている場合には、ここで言うテレビの視聴とはしない。
【0060】そして、放送波の視聴が行われている場合
には、ステップS2からステップS3に進み、そのとき
にチューナ1Mで選択されているプログラム対応チャン
ネルの情報を新しく確保したデータエリアに記憶する。
この記憶するプログラム対応チャンネルの情報内容とし
ては、チャンネル番号でも良いし、あるいはチューナ1
Mに供給された選局制御データであっても良い。
【0061】一方、放送波の視聴が行なわれていないと
ステップS2で判断されたときには、ステップS4に進
み、新しく確保されたデータエリアに「0」をセットす
る。なお、この例では、前述のステップS1でのテレビ
受像機の主電源オフの間に対する処理により、テレビ受
像機に主電源が投入されていない場合も、同様にしてチ
ャネル履歴のデータエリアには「0」が保持されてお
り、この状態も、テレビ放送の視聴が行われていない状
態とされることになる。
【0062】ステップS3あるいはステップS4の処理
を終了した後には、ステップS5からこのルーチンを終
了する。
【0063】こうして、この例では、SRAM105の
複数週間分のチャンネル履歴エリアに、10分毎に、そ
の時点で視聴されている放送波のプログラム対応チャン
ネルの情報が、新しい履歴として残されていく。そし
て、前述もしたように、この複数週間分のチャンネル履
歴エリアがいっぱいであるときには、古い履歴を捨てな
がら、新しいチャンネル履歴情報が逐次書き込まれてゆ
く。
【0064】図5は、1日分のチャンネル履歴情報を、
また、図6は3週分のチャンネル履歴情報を、それぞれ
テーブルの形式で表した例を示すものであり、各チャン
ネル履歴データエリアDchには、この例ではプログラム
対応チャンネル番号の情報が記憶されている。なお、デ
ータエリアDchの左横に示した時刻は、各チャンネル履
歴データの取り込み時刻であって、この例の場合には、
これらの時刻は、前述したように、データエリアDchに
記憶する必要はない。
【0065】この例では、後述する高頻度視聴チャンネ
ルの存否の判定のためにチャンネル履歴情報を参照する
に当たって、チャンネル履歴情報を取り込んだ時点の前
後が、そのチャンネルを視聴している確立が高いとして
判断するようにされている。このチャンネル履歴データ
の取り込み時点の前後の間隔としては、たとえば前述の
10分間隔でチャンネル履歴データを取り込む場合であ
れば、±5分となるものである。
【0066】この実施例の場合には、10分単位でチャ
ンネル履歴が更新されるので、1日では6×24=14
4個の履歴データが格納される。したがって、一週間で
は144×7=1008個の履歴データが記録されるこ
とになる。この場合に、1つのチャンネル履歴データを
1バイト長とすると、1週間で1008バイトとなる。
前述したように、複数週間分の履歴を取る必要があるの
で、1008バイトの整数倍分のメモリエリアが、SR
AM105にチャンネル履歴エリアとして設定されるこ
とになる。
【0067】前述もしたように、この例の場合には、チ
ャンネル履歴データのテーブルは、図5および図6に示
すようなものであり、1日および1週間当たりの履歴デ
ータ数が定まっているので、現時点から1週間前、2週
間前のように相対的な時間関係にあるデータエリアがわ
かれば、過去の同一時刻のチャンネル履歴データが容易
に得ることができる。したがって、SRAM105に記
憶するチャンネル履歴情報としては、前述したように、
各履歴データの取り込み時刻の絶対時間の情報は必要で
はない。しかし、時計回路11には、絶対時刻が設定さ
れている必要である。高頻度視聴チャンネルがあるか否
かの検査時は、チャンネル履歴をこの時計回路11に示
される時刻を基準として、チャンネル履歴情報のテーブ
ルを参照することになるからである。
【0068】したがって、時計回路11の現在時刻の設
定がやり直されたときには、この時計回路11から割り
込みタイマー情報も得ていることも相俟って、チャンネ
ル履歴メモリ(チャンネル履歴テーブル)およびそのポ
インタについては、前述の初期化が行われる。
【0069】なお、以上の例では、時間経過に伴ってポ
インタを一定量ずつ更新するようにしたので、テレビ受
像機の主電源がオフである間は、前述したように、ポイ
ンタの更新とデータエリアのヌルクリアが繰り返される
ことになる。そこで、テレビ受像機の主電源スイッチが
オフからの、次の主電源オン時に、この主電源オフのの
間に行なわれるべき割り込み回数を検知し、チャンネル
履歴メモリエリアに記録するデータとしては、その回数
分のヌルデータの連続を表すコード、例えば16進表示
で[FF**](**はヌルデータの個数を表す)を記
録するようにして、メモリエリアの節約を計るようにす
ることもできる。
【0070】なお、以上の例では、10分間隔で、チャ
ンネル履歴情報の取り込みを行なうようにしたが、15
分毎、30分毎でもよく、また、チャンネル履歴情報の
メモリエリアが十分に大きい場合には、1分毎や5分毎
でもよい。ただし、番組の放送時間が30分または60
分単位であることから、この例のように周期的にチャン
ネル履歴情報の取り込みを行なう場合には、8分毎や9
分毎などの単位外れが生じるようなタイミングでないほ
うがよい。
【0071】また、常に一定の時間間隔で、チャンネル
履歴情報の取り込みを行なうのではなく、一般に視聴率
の高いプライムタイムと呼ばれる時間帯は、細かい周期
でチャンネル履歴情報の取り込みを行ない、その他の時
間は粗い周期で取り込みを行なうようにしてもよい。
【0072】[第1の実施例の場合の高頻度視聴チャン
ネルの処理]次に、この第1の実施例の場合の、チャン
ネル履歴情報を用いた高頻度視聴番組に関する処理につ
いて説明する。
【0073】この場合、前述したチャンネル履歴データ
の取り込み処理タイミングとは、異なるタイミングで過
去のチャンネル履歴を調べ、高頻度で視聴しているプロ
グラム対応チャンネルがあるか否かを調べる。ここで、
異なるタイミングとは、前述のチャンネル履歴データの
取り込み処理タイミングが、実際に番組が始まっている
時間に起動することが好適であるのに対して、過去の履
歴を調べて適当な処理を行う場合には、番組が実際に始
まるタイミングあるいはその直前で起動したほうがよい
ということに起因する。
【0074】すなわち、前述したチャンネル履歴データ
の取り込みは、××時01分、××時11分、××時2
1分、××時31分などのように、実際に番組が始まっ
た時間に起動される。これに対して、過去の履歴を用い
た以下の処理は、××時00分、××時10分、××時
20分、××時30分あるいは××時29分、××時5
9などのように、番組が始まるタイミング、あるいはそ
の直前が好ましい。この例では、後述するように、高頻
度視聴チャンネルの番組は、自動録画するようにするこ
ともあるので、録画を開始あるいは終了するタイミング
で起動させる方がよいこともその理由である。
【0075】次に、チャンネル履歴データを用いて、過
去の履歴を集計し、高頻度視聴チャンネルが、その時刻
にあるか否かを判定し、高頻度視聴チャンネルがあると
判定された場合に、ユーザがそのチャンネルを視聴して
いないときに、その存在を番組内容と共に知らせる処理
について、図7のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0076】まず、前述したように、チャンネル履歴の
取り込みタイミングと異なるタイミングで一定周期の割
り込みがかかると(ステップS10)、この処理ルーチ
ンが起動される。
【0077】そして、ステップS11に進み、現時点
と、同曜日、同時刻の過去のチャンネル履歴を、SRA
M105のチャンネル履歴データテーブルを参照して調
べる。そして、その時刻にいつも見ているプログラム対
応チャンネル(高頻度視聴チャンネル)があるか、そし
て、そのプログラム対応チャンネルは何チャンネルであ
るかの情報を抽出する。
【0078】この場合、高頻度視聴チャンネルがあるか
どうかの判定は、予め設定されていた頻度のスレッショ
ールド値を越えたか否かでにより判定されるものであ
る。すなわち、高頻度視聴チャンネルとは、テレビ受像
機に電源が入っている状態と、いない状態とを含めて、
所定パーセント以上視聴されているチャンネルの意味で
あり、電源が入っていない場合の履歴の影響をできるだ
け除去するようにしている。つまり、この例の場合、過
去にその時刻でテレビ電源がオフで、放送を見ていない
場合には、0と設定されてしまうが、それも視聴頻度の
回数を計算するときのデータとする。
【0079】たとえば、過去3週間にわたって、チャン
ネル履歴を保存しておくのであれば、そのうちの2週間
連続して視聴されたチャンネルがあれば、それを高頻度
視聴チャンネルとして判定し、いつもはテレビを見てい
ないが、1回でも、あるチャンネルを選局した履歴があ
れば、それをいつも見ているチャンネルとするわけでは
ない。
【0080】なお、このように過去の履歴から高頻度視
聴チャンネルを判断する上で、SRAM105に設定さ
れるチャンネル履歴情報のメモリエリアの大きさは、放
送局の番組替えの期間を越えないような容量とするほう
が都合がよい。たとえば、日本の放送局では1年を4ク
ールに分けて、その都度、番組編成を行っているので、
最大3カ月分の履歴を過去の情報としてSRAM105
に取り込むようにするほうがよい。
【0081】次に、ステップS11からステップS12
に進み、テレビ受像機の記録再生装置部10で、既に自
動録画が行われているかどうかをチェックする。前述し
たように、ここで言う自動録画とは、いつもの高頻度チ
ャンネルを録画することであり、ユーザが設定した時刻
に番組を録画する予約録画ではない。
【0082】ここで、自動録画中でなければ、ステップ
S15に飛ぶ。また、ステップS12において、自動録
画中であると判断されれば、ステップS13に進んで、
ステップS11でのチャンネル履歴データの調査結果を
参照して、高頻度視聴チャンネルがない時間になった
か、あるいは、高頻度視聴チャンネルがあっても、その
高頻度視聴チャンネルが現在自動録画されているチャン
ネルとは異なっていないかどうかをチェックする。
【0083】どちらでもない場合には、自動録画中の高
頻度視聴チャンネルは、その割り込みタイミングでも、
過去に高頻度視聴チャンネルとされていたことを示すの
で、自動録画を続け、ステップS15に飛ぶ。
【0084】また、ステップS13で高頻度視聴チャン
ネルでない時間になった場合、また、高頻度視聴チャン
ネルが履歴テーブルから検出されても、それが自動録画
中のものとは異なったチャンネルとなっている場合に
は、ステップS14に進み、記録再生装置部10におけ
る自動録画を中止する。そして、ステップS15に進
む。
【0085】ステップS15では、ステップS11での
SRAM105のチャンネル履歴データの調査結果を参
照して、同時刻にいつも見ている高頻度視聴チャンネル
があるかないか判定し、なければステップS32からこ
の処理ルーチンを抜け、終了る。
【0086】このステップS15において図6のチャン
ネル履歴テーブルを参照して、過去の履歴から高頻度視
聴チャンネルを判定する場合を説明する。前述したよう
に、この例は、3週間分の履歴が存在している場合とし
て示してあり、図7のフローチャートが起動される割り
込み処理タイミングと同じ曜日、同じ時刻の過去の視聴
履歴が参照される。そして、この同じ曜日、同じ時刻
で、一定パーセント以上の視聴頻度があるプログラム対
応チャンネルがあった場合に、それを高頻度視聴チャン
ネルと判定する。
【0087】したがって、図6の例においては、00時
21分の場合には、放送番組を視聴していないことを示
す「0」が2週間分あり、先々週に10チャンネルを見
ていたため、これが最も多い視聴チャンネルとなってい
るが、視聴頻度が3分の1であるので、いつも見ている
チャンネル、つまり高頻度チャンネルとされない。
【0088】一方、現在時刻が19時01分の場合にお
いては、12チャンネルが3週間とも選択されているの
で、これが高頻度視聴チャンネルとして判定されること
になる。このように、毎週見ている、つまり100%の
割合で見ているチャンネルを高頻度視聴チャンネルとす
るのではなく、たとえば3分の2(66%)以上を高頻
度視聴チャンネルと判定するようにしてもよい。
【0089】そして、ステップS15で高頻度視聴チャ
ンネルがあると判断された場合には、ステップS16に
進み、テレビ受像機に電源が投入されており、番組を視
聴中かどうかをチェックする。そして、放送波を視聴中
であれば、ステップS17に進み、現在視聴しているプ
ログラム対応チャンネルが、ステップS15で検出した
高頻度視聴チャンネルか否かをチェックする。
【0090】同じチャンネルであれば、ステップS32
からこのルーチンを抜け、終了する。もし、違ったチャ
ンネルであれば、ステップS18に進み、ユーザに注意
を喚起するメッセージ、例えば「いつもはAチャンネル
を見ています。」などの文字表示や、高頻度視聴チャン
ネルが他にあることを示すアイコンなどの絵記号をディ
スプレイに表示する。
【0091】これと同時に、制御回路100は、サブチ
ューナ1Sに対して、高頻度視聴チャンネルを選局する
ための選局制御信号を供給し、ディスプレイに、Pin
Pの子画面として、その高頻度視聴チャンネルで受信さ
れた映像内容を一定時間表示する。つまり、いつも見て
いる高頻度視聴チャンネルの映像を一定時間PinP表
示する。
【0092】ユーザは、ディスプレイのメッセージや絵
記号により、いわゆる裏番組にいつも見ている番組があ
ることを知り、かつ、その番組内容をPinPの子画面
において知ることができる。したがって、ユーザはその
高頻度視聴チャンネルの番組内容を確認して、その時点
においても視聴したいと思うときには、チューナ1Mに
対するチャンネル切り換えにより、その高頻度視聴チャ
ンネルの番組を即座に視聴することができる。
【0093】そして、ステップS19に進み、ユーザ
が、高頻度視聴チャンネルを選択する選局操作をせずに
一定時間経過したか否かを検知する。もしも、ユーザが
高頻度視聴チャンネルに、現在メインチューナ1Mで視
聴するチャンネルを変更した場合には、ステップS23
からこの処理ルーチンを抜ける。PinPの表示は、適
宜、ユーザが消去する。
【0094】一方、一定時間経過しても、ユーザがチャ
ンネル変更を行わない時には、PinPにおける子画面
表示を消去し、ステップS21に進む。また、ステップ
S16で、高頻度視聴チャンネルがあるにもかかわら
ず、テレビ放送波を視聴中でない(テレビ受像機の電源
オフも含む)のと判断された場合にも、ステップS21
に進む。
【0095】ステップS21では、記録再生装置部10
で録画中であるか否かを判定する。つまり、高頻度視聴
チャンネルの自動録画が始まっていたり、あるいは、記
録再生装置部10で予約された番組の録画が行われてい
たり、ユーザの強制操作によって、録画状態にされてい
るか否かを検知する。
【0096】もし、記録再生装置部10が録画状態であ
れば、この録画状態を優先して、ステップS21からス
テップS23に飛び、このルーチンを抜ける。ステップ
S21で録画中でないと判定されたときには、記録再生
装置部10において、ステップS15で判定された高頻
度視聴チャンネルの録画を開始する。この場合の録画ソ
ースは、前述したようにサブチューナ1Sである。この
ため、もしもテレビ受像機に電源が入っていない場合
は、ディスプレイの部分への電源供給は行わないが、サ
ブチューナ1S、映像中間周波増幅および検波部2S
と、記録再生装置部10とに電源が投入され、録画処理
が行われる。
【0097】図8は、ステップS18で行われるメッセ
ージ表示例およびPinPの子画面表示の例であり、こ
の例では、10チャンネルをユーザが視聴中であるとき
に、いつもは、同時刻に高頻度視聴チャンネルとして4
チャンネルを視聴していることの注意喚起をメッセージ
により行なうと共に、このメッセージに加えてPinP
による子画面により、その高頻度視聴チャンネルである
4チャンネルの番組内容がPinPの子画面に表示され
ている。
【0098】なお、以上の例のようにして自動録画が行
われた場合に、CPU101はその自動録画を行った履
歴を、SRAM105に記憶しておき、これを随時読み
出して、図9に示すように、録画履歴内容を表示するよ
うにする。
【0099】すなわち、CPU101は自動録画を開始
したタイミングと、その録画の終了時刻およびチャンネ
ル情報をSRAM105に順次記憶していく。そして、
ユーザは、例えばリモートコマンダの録画履歴呼出ボタ
ンを操作すると、図9の画面が呼び出される。そして、
この図9の画面において、リモートコマンダのアップダ
ウンカーソルキーによって選択した録画内容を再生し
て、番組を楽しむことができる。
【0100】なお、以上の例の場合は、それぞれ1回選
局したチャンネルをそのまま頻度1とするようにした
が、ユーザの好みによって特に視聴したい番組について
は、頻度データに重み付けを施すようにしてもよい。こ
の重み付けのために、リモートコマンダに、ユーザが視
聴チャンネルについて重み付けを行なうための重み付け
ボタンを設けるようにする構成としてもよい。
【0101】また、後述するデジタルテレビ放送の場合
には、番組選択時のメニュー選択の時のユーザの番組選
択の動向により、視聴頻度についての重みづけをするよ
うにしてもよい。例えば、あるユーザはニュースやドラ
マを選択することが多いという場合には、ニュースやド
ラマについてのチャンネル履歴は1回選択すると、これ
を2倍、2回選択したのと同様とするように、頻度情報
に重み付けをするようにするとよい。
【0102】また、上述の例では、VTRを記録再生装
置部10に使用するようにしたが、記録再生装置部10
の入力側にA/Dコンバータを設け、出力側にD/Aコ
ンバータを設けることによって、光磁気ディスクにデジ
タルデータとして記録を行うようにしてもよい。このよ
うに、ディスクにビデオ信号およびオーディオ信号を記
録し、再生する場合であれば、録画内容は、シーケンシ
ャルに記憶されるわけではないので、録画予約によって
記録された部分だけをオーバーライト禁止にして、自動
録画を続けることもできる。
【0103】したがって、記録再生装置部10として前
述したVTRを使用する場合のように、録画予約が行な
われていたとき等に、自動録画を行わない処理をする必
要がなく、また録画終了を待ってユーザが再起動を行う
必要もない。
【0104】なお、上述の実施例では、記録再生装置部
はテレビ受像機の内部に内蔵させたが、テレビ受像機に
コントロール信号端子を有するVTR用のコネクタジャ
ックを設け、これに接続されたVTRに対して、録画コ
マンドと、高頻度視聴チャンネルを選局する選局制御信
号とを、テレビ受像機の制御回路100から送るように
すれば、記録再生装置部は外部のものであってももちろ
んよい。
【0105】[高頻度視聴チャンネルの記録処理の第2
の実施例]以上の第1の実施例では、一定時間周期でチ
ューナ1Mの選局状態を走査し、チャンネル履歴データ
を作成するようにしたが、この第2の実施例では、ユー
ザが選局操作をしたときに、その選局内容をチャンネル
履歴データとしてメモリに取り込み、また、その選局操
作タイミングで過去の履歴データを参照して、高頻度視
聴チャンネルがあったか否かを判定し、前述のようにメ
ッセージ表示およびPinP表示、さらには自動録画を
するように構成する。
【0106】すなわち、ユーザのリモートコマンダによ
る選局操作や、テレビ受像機に設けられているチャンネ
ル選択ボタンの押下の契機で、選択されたチャンネル番
号と、その時点の時刻情報等とを、SRAM105のチ
ャンネル履歴テーブルとして記録する。この場合には、
任意のタイミングで選局操作が行われることから、選局
されたプログラム対応チャンネル番号の情報(あるいは
その選局制御信号データでもよい)と、その時刻情報
が、チャンネル履歴テーブルに記録される。
【0107】そして、このリモコン信号の受信時、ある
いはボタン押下の契機で、過去のチャンネル履歴テーブ
ルを調べ、同じ曜日、同時刻に前述と同様にある一定頻
度以上に視聴されているプログラム対応チャンネルがあ
るか否かを判定し、あればそれを高頻度視聴チャンネル
と判定する。そして、前述と同様に、メッセージ表示お
よびPinPの子画面表示を行なうと共に、自動録画
を、適宜、行うようにする。
【0108】なお、以上の例では、録画再生装置部10
を備え、高頻度チャンネルの信号を、所定の条件の下に
おいて、自動録画するようにしたので、PinPの親子
画面の切換えができないようにしたが、PinPの親子
画面の切換えができるテレビ受像機に、この発明を適用
することができるのは、言うまでもない。
【0109】また、放送波の視聴中でなく、VTRの再
生画を視聴中のときに、高頻度チャンネルが裏番組とし
て存在することを、PinPの子画面に表示するように
することもできる。
【0110】[テレビ放送受信装置の他の実施例]以上
の例は、地上放送波の受信システムの場合について説明
したが、現在北米などにおいては、ダイレクトTVなど
のような、デジタルテレビ放送が行われている。このデ
ジタルテレビ放送においては、チューナは2個設ける必
要がなく、1個のプログラムセレクターと2個のデコー
ダでこれを置き換えることができる。そして、放送波の
伝送チャンネルと、番組を表すプログラム対応チャンネ
ルとは一致しないので、この場合には選局情報として
は、プログラム対応チャンネルの情報をチャンネル履歴
情報として記憶することになる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、PinPの子画面に、高頻度視聴チャンネルの番組
内容が表示されるので、単に表示メッセージや音声メッ
セージによって、高頻度視聴チャンネルが裏番組として
あるという注意喚起が行われる場合に比べて、その高頻
度視聴チャンネルの裏番組の番組内容を確実に知ること
ができ、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
のブロック図である。
【図2】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
に用いられるチャンネル履歴データの管理方法を説明す
るための図である。
【図3】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
に用いられるチャンネル履歴データの管理方法を説明す
るための図である。
【図4】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
に用いられるチャンネル履歴データの記憶手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
に用いられるチャンネル履歴データの1日分を説明する
ための図である。
【図6】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
に用いられるチャンネル履歴データの同曜日の3週分を
説明するための図である。
【図7】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
における高頻度視聴チャンネルの自動録画動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】この発明によるテレビ放送受信装置の一実施例
においてディスプレイに表示される画面の例を示す図で
ある。
【図9】この発明による放送受信装置の一実施例におい
て自動録画された内容のディスプレイ表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1M メインチューナ 1S サブチューナ 10 録画再生装置部 11 時計回路 14 リモートコマンダ 100 制御回路 101 CPU 103 ROM 105 チャンネル履歴情報記憶用のSRAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選局制御信号に応じて、放送波から番組対
    応チャンネルの信号を選択するものであり、同時に異な
    る2つの番組対応チャンネルの信号を選択することがで
    きる選局手段と、 表示手段と、 前記選局手段からの2つの番組対応チャンネルの信号の
    うちのいずれか一方の番組対応チャンネルの信号による
    放送番組を前記表示手段に表示して再生する放送再生手
    段と、 受信者の選局操作に応じて前記選局制御信号を発生する
    選局制御信号発生手段と、 前記選局手段での前記番組対応チャンネルの選択状態
    を、曜日および時刻に対応させた状態で、複数週間分、
    チャンネル履歴メモリに記憶するチャンネル履歴書き込
    み手段と、 前記チャンネル履歴メモリの記憶内容を調べ、過去複数
    週間において、同曜日、同時刻に所定の頻度以上で選択
    されている高頻度受信番組対応チャンネルがあるか否か
    を判定する判定手段と、 前記判定手段での判定により前記高頻度受信番組対応チ
    ャンネルの存在を検知した場合に、前記放送再生手段で
    当該高頻度受信番組対応チャンネルの放送番組を再生し
    ていないときに、当該高頻度受信番組対応チャンネルの
    放送番組を、前記表示手段の画面の一部に形成される子
    画面に表示するようにする制御手段とを備えるテレビ放
    送受信装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のテレビ放送受信装置にお
    いて、 前記選局手段における前記放送再生手段で番組再生され
    る方の番組対応チャンネルを、予め決められた時刻で走
    査し、その走査結果を前記時刻に対応可能な状態で、前
    記チャンネル履歴メモリに記憶するようにしたことを特
    徴とするテレビ放送受信装置。
  3. 【請求項3】前記決められた時刻は、一定時間間隔であ
    ることを特徴とする請求項2に記載のテレビ放送受信装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のテレビ放送受信装置にお
    いて、 時刻情報を提供する時計回路を備えると共に、前記受信
    者の選局操作の契機で、前記選局手段における前記放送
    再生手段で番組再生される方の番組対応チャンネルの選
    択状態を走査し、その走査結果の番組対応チャンネル
    を、前記時計回路から得られる前記選択状態の走査の時
    刻の情報と共に、前記チャンネル履歴メモリに記憶する
    ようにしたことを特徴とするテレビ放送受信装置。
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