JPH08182377A - 同期電動機の自動位相補正回路 - Google Patents
同期電動機の自動位相補正回路Info
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- JPH08182377A JPH08182377A JP6337145A JP33714594A JPH08182377A JP H08182377 A JPH08182377 A JP H08182377A JP 6337145 A JP6337145 A JP 6337145A JP 33714594 A JP33714594 A JP 33714594A JP H08182377 A JPH08182377 A JP H08182377A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 39
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 界磁極検出信号とインバーター駆動信号との
位相をオンラインで検出する構造簡単かつ高精度の経済
的な同期電動機電流の自動位相補正回路。 【構成】 同期電動機の回転子位置を検出するエンコー
ダー3からのパルスをカウントして同電動機の磁極位置
を検出4するとともに、磁極位置に対応した正弦波信号
を同電動機を制御するコンピューターのメモリから読み
出し、この正弦波信号とエンコーダー3からのパルスを
カウントして得られる同電動機の速度検出信号6とを乗
算して得られる3相の電圧指令をPWM回路9に入力さ
せるとともに、エンコーダー3からの同電動機の1回転
ごとに磁極の切替点で出力される原点信号発生時点にお
ける同電動機電流の位相のずれを検出するとともに、こ
の位相のずれをゼロにする方向にコンピューターにメモ
リされた磁極位置に対応した正弦波信号データーを補正
する同期電動機電流の自動位相補正回路。
位相をオンラインで検出する構造簡単かつ高精度の経済
的な同期電動機電流の自動位相補正回路。 【構成】 同期電動機の回転子位置を検出するエンコー
ダー3からのパルスをカウントして同電動機の磁極位置
を検出4するとともに、磁極位置に対応した正弦波信号
を同電動機を制御するコンピューターのメモリから読み
出し、この正弦波信号とエンコーダー3からのパルスを
カウントして得られる同電動機の速度検出信号6とを乗
算して得られる3相の電圧指令をPWM回路9に入力さ
せるとともに、エンコーダー3からの同電動機の1回転
ごとに磁極の切替点で出力される原点信号発生時点にお
ける同電動機電流の位相のずれを検出するとともに、こ
の位相のずれをゼロにする方向にコンピューターにメモ
リされた磁極位置に対応した正弦波信号データーを補正
する同期電動機電流の自動位相補正回路。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期電動機のステータ
ー巻線にモーターの磁極と同相の電流を流して、モータ
ーの回転を制御する際に用いる同期電動機の自動位相補
正回路に関する。
ー巻線にモーターの磁極と同相の電流を流して、モータ
ーの回転を制御する際に用いる同期電動機の自動位相補
正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】同期電動機においては、界磁極の磁界の
大きさをφ,電流値をI,真の界磁極位置を表す電気信
号と固定子電流の位相差をδとすると、発生トルクTは T=K・φ・Icosδ(K:定数) となる。したがって、位相差δが大きくなると、発生ト
ルクは小さくなってしまう。すなわち、モーターをコン
ピューターのソフトウェアによって制御する際には、界
磁極を検出してからインバーターに駆動信号を出力する
までに演算時間がかかり、しかも、その間にモーターは
回転し、界磁極位置も刻々と変化していることから、上
記位相差δをさらに大きくしてしまうから、モーターの
トルクは低下し効率は悪くなる。この位相差δを補正す
る手段として、同期電動機の場合、その誘起電圧と界磁
極位置検出信号との位相差をカウンターにより検出し、
マイクロコンピューター処理により補正する手段が特願
昭58−158841号により提案されている。ところ
が、この手段では、誘起電圧の検出回路及び誘起電圧と
界磁極位置検出信号の位相差検出回路を必要とし、回路
構成が複雑であるばかりでなく、この場合は、検出器を
取り付ける際に生ずる機械的ずれに基づく界磁極と検出
器の位相差を補正することはできても、サーボ系をソフ
トウェア制御する際に生ずる演算遅れや、検出方式に起
因する遅れに基づく制御量(電流)と検出信号との位相
差を補正することはできない。また、界磁極位置検出の
ための誘起電圧の検出を不要にして、回路構成を簡単に
した同期電動機の界磁極検出位置補正手段が特公昭60
−148394号公報に記載されている。これによる
と、図4〜図6において、10はモーター駆動のための
電力変換のインバーター、11はモーターの同期電動
機、12は界磁極位置を検出するレゾルバー、13はレ
ゾルバー位置の検出を行うレゾルバー位置検出回路、1
4は位相差より正弦波信号を出力する信号処理回路、1
5はレゾルバー励磁回路、16a,16bはトルク指令
Tとα相,β相出力を乗算する乗算器、17は3相電気
子電流指令を出力する電流制御回路、18はインバータ
ー10に駆動信号群を出力するパルス幅変調・駆動回
路、19は速度偏差によりトルク指令Tを出力する速度
アンプ、20はトルク外乱信号ΔTを出力するトルク外
乱発生回路、21は速度フィードバックを算出する速度
検出回路、22は発生トルクがゼロとなるように信号処
理回路14に位相可変信号を出力する磁極位置誤差検出
回路である。このような回路において、図6に示すフロ
ーチャートに示すように、下記のステップにて制御が行
われる。 ステップ1:速度指令Nrefをゼロとする。 ステップ2:トルク外乱発生回路20でトルク外乱発生
信号ΔTを発生させる。 ステップ3:速度検出回路21で速度Ntbを演算す
る。 ステップ4:速度アンプ19で発生トルクTK(Nre
f−Ntb)を演算する。 ステップ5:発生トルクTがゼロかどうか判定する。 ステップ6:発生トルクTの極性を判定する。これは前
述のように発生トルクTがゼロになった時点の位相差δ
がπ/2か3π/2かをチェックするために行う。 ステップ7:発生トルクTが正のときのベクトル制御を
行うための位相差δの補正量θcを設定する。 ステップ8:発生トルクTが負のときのベクトル制御を
行うための位相差δの補正量θcを設定する。 ステップ9:信号処理回路14内のROMのアドレスを
“1”増加させた後、ステップ2に戻る。ステップ2か
らステップ3までの処理は発生トルクTがゼロになるま
で繰り返される。 ステップ10:真の磁極位置θ=δo+γ+θcを演算
する。すなわち、このステップではδo+γが演算さ
れ、このγの値が信号処理回路14に記憶される。そし
て同期電動機11の駆動に入ると、トルク外乱発生回路
20及び磁極位置誤差検出回路22は切り離され、レゾ
ルバー位置検出回路13からの入力δoに記憶されてい
たγを加え、δ=δo+γ+θcを信号処理回路14で
演算してcosδ=1となるような出力sinθ,co
sθを信号処理回路14から出力する。つまり、このと
きの補正はレゾルバー位置検出回路13の出力からアド
レス(δo+γ)のROMの値を引くか又は位相π/2
に相当するアドレスの値を加えることにより行う。この
補正は正弦,余弦の波形を発生するときに毎回行う。こ
れにより界磁極位置検出のための誘起電圧の検出回路が
不要で回路構成が簡単になり、また、界磁極位置誤差を
速度アンプの出力に検出しているので検出感度が高く、
高精度の界磁極位置検出の補正をすることができる。
大きさをφ,電流値をI,真の界磁極位置を表す電気信
号と固定子電流の位相差をδとすると、発生トルクTは T=K・φ・Icosδ(K:定数) となる。したがって、位相差δが大きくなると、発生ト
ルクは小さくなってしまう。すなわち、モーターをコン
ピューターのソフトウェアによって制御する際には、界
磁極を検出してからインバーターに駆動信号を出力する
までに演算時間がかかり、しかも、その間にモーターは
回転し、界磁極位置も刻々と変化していることから、上
記位相差δをさらに大きくしてしまうから、モーターの
トルクは低下し効率は悪くなる。この位相差δを補正す
る手段として、同期電動機の場合、その誘起電圧と界磁
極位置検出信号との位相差をカウンターにより検出し、
マイクロコンピューター処理により補正する手段が特願
昭58−158841号により提案されている。ところ
が、この手段では、誘起電圧の検出回路及び誘起電圧と
界磁極位置検出信号の位相差検出回路を必要とし、回路
構成が複雑であるばかりでなく、この場合は、検出器を
取り付ける際に生ずる機械的ずれに基づく界磁極と検出
器の位相差を補正することはできても、サーボ系をソフ
トウェア制御する際に生ずる演算遅れや、検出方式に起
因する遅れに基づく制御量(電流)と検出信号との位相
差を補正することはできない。また、界磁極位置検出の
ための誘起電圧の検出を不要にして、回路構成を簡単に
した同期電動機の界磁極検出位置補正手段が特公昭60
−148394号公報に記載されている。これによる
と、図4〜図6において、10はモーター駆動のための
電力変換のインバーター、11はモーターの同期電動
機、12は界磁極位置を検出するレゾルバー、13はレ
ゾルバー位置の検出を行うレゾルバー位置検出回路、1
4は位相差より正弦波信号を出力する信号処理回路、1
5はレゾルバー励磁回路、16a,16bはトルク指令
Tとα相,β相出力を乗算する乗算器、17は3相電気
子電流指令を出力する電流制御回路、18はインバータ
ー10に駆動信号群を出力するパルス幅変調・駆動回
路、19は速度偏差によりトルク指令Tを出力する速度
アンプ、20はトルク外乱信号ΔTを出力するトルク外
乱発生回路、21は速度フィードバックを算出する速度
検出回路、22は発生トルクがゼロとなるように信号処
理回路14に位相可変信号を出力する磁極位置誤差検出
回路である。このような回路において、図6に示すフロ
ーチャートに示すように、下記のステップにて制御が行
われる。 ステップ1:速度指令Nrefをゼロとする。 ステップ2:トルク外乱発生回路20でトルク外乱発生
信号ΔTを発生させる。 ステップ3:速度検出回路21で速度Ntbを演算す
る。 ステップ4:速度アンプ19で発生トルクTK(Nre
f−Ntb)を演算する。 ステップ5:発生トルクTがゼロかどうか判定する。 ステップ6:発生トルクTの極性を判定する。これは前
述のように発生トルクTがゼロになった時点の位相差δ
がπ/2か3π/2かをチェックするために行う。 ステップ7:発生トルクTが正のときのベクトル制御を
行うための位相差δの補正量θcを設定する。 ステップ8:発生トルクTが負のときのベクトル制御を
行うための位相差δの補正量θcを設定する。 ステップ9:信号処理回路14内のROMのアドレスを
“1”増加させた後、ステップ2に戻る。ステップ2か
らステップ3までの処理は発生トルクTがゼロになるま
で繰り返される。 ステップ10:真の磁極位置θ=δo+γ+θcを演算
する。すなわち、このステップではδo+γが演算さ
れ、このγの値が信号処理回路14に記憶される。そし
て同期電動機11の駆動に入ると、トルク外乱発生回路
20及び磁極位置誤差検出回路22は切り離され、レゾ
ルバー位置検出回路13からの入力δoに記憶されてい
たγを加え、δ=δo+γ+θcを信号処理回路14で
演算してcosδ=1となるような出力sinθ,co
sθを信号処理回路14から出力する。つまり、このと
きの補正はレゾルバー位置検出回路13の出力からアド
レス(δo+γ)のROMの値を引くか又は位相π/2
に相当するアドレスの値を加えることにより行う。この
補正は正弦,余弦の波形を発生するときに毎回行う。こ
れにより界磁極位置検出のための誘起電圧の検出回路が
不要で回路構成が簡単になり、また、界磁極位置誤差を
速度アンプの出力に検出しているので検出感度が高く、
高精度の界磁極位置検出の補正をすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手段では、位相補正はオフライン時でないと行えな
いため、オンライン時における演算遅れに起因する制御
量(電流)と検出信号との位相差を補正することができ
ないという欠点がある。
うな手段では、位相補正はオフライン時でないと行えな
いため、オンライン時における演算遅れに起因する制御
量(電流)と検出信号との位相差を補正することができ
ないという欠点がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、界磁極検出信号とインバーター駆動信号との
位相をオンラインで検出,調整することができる構造簡
単かつ高精度の経済的なモーター電流の自動位相補正回
路を提供することを目的とする。
たもので、界磁極検出信号とインバーター駆動信号との
位相をオンラインで検出,調整することができる構造簡
単かつ高精度の経済的なモーター電流の自動位相補正回
路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、3
相交流を直流に変換したのち、所要の周波数出力を発生
するインバーターによって駆動される同期電動機と、同
同期電動機に連動して駆動されパルス列信号と同同期電
動機の1回転ごとの磁極切替点である原点信号とを出力
するエンコーダーと、同エンコーダーの出力する上記信
号をそれぞれ入力し、カウント値としてこれを出力する
磁極位相検出回路,カウント値により速度算出を行う速
度検出回路と、同磁極位相検出回路の出力によりROM
から読み出された正弦波信号を出力する正弦波発生回路
と、上記速度検出回路の出力と速度指令信号Wrefに
よりトルク指令信号を生成する速度制御回路と、同速度
制御回路の出力irefと上記正弦波発生回路の出力す
るU相,V相の正弦波磁極位置をそれぞれ乗算する乗算
器と、電気子電流指令Uiref,Virefをそれぞ
れ入力するとともに、上記インバーターの出力するU相
電流iu,V相電流ivをフィードバックし、3相電圧
指令を生成する電流制御回路と、同電流制御回路から3
相の電圧指令を入力し、インバーター駆動し上記同期電
動機を駆動するPWM回路とを具えたこと特徴とする。
相交流を直流に変換したのち、所要の周波数出力を発生
するインバーターによって駆動される同期電動機と、同
同期電動機に連動して駆動されパルス列信号と同同期電
動機の1回転ごとの磁極切替点である原点信号とを出力
するエンコーダーと、同エンコーダーの出力する上記信
号をそれぞれ入力し、カウント値としてこれを出力する
磁極位相検出回路,カウント値により速度算出を行う速
度検出回路と、同磁極位相検出回路の出力によりROM
から読み出された正弦波信号を出力する正弦波発生回路
と、上記速度検出回路の出力と速度指令信号Wrefに
よりトルク指令信号を生成する速度制御回路と、同速度
制御回路の出力irefと上記正弦波発生回路の出力す
るU相,V相の正弦波磁極位置をそれぞれ乗算する乗算
器と、電気子電流指令Uiref,Virefをそれぞ
れ入力するとともに、上記インバーターの出力するU相
電流iu,V相電流ivをフィードバックし、3相電圧
指令を生成する電流制御回路と、同電流制御回路から3
相の電圧指令を入力し、インバーター駆動し上記同期電
動機を駆動するPWM回路とを具えたこと特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、トルク指令に基づい
たコンピューターからの正弦波信号出力によるPWM回
路を介してのインバーター制御によってモーターが回転
する。モーターが回転すると、その回転子位置を検出す
るエンコーダーからのパルスカウントによってモーター
の磁極位置が検出されるとともに、磁極位置に対応した
正弦波信号がモーターを制御するコンピューターのメモ
リから読み出される。その結果、この正弦波信号とエン
コーダーからのパルスをカウントして得られるモーター
の速度検出信号とが乗算されるとともに、トルク指令に
対応した3相の電圧指令がPWM回路に入力され、PW
M回路からの出力によるインバーター制御によってモー
ターのステーター巻線にはモーターの磁極と同相の電流
を流すことができる。ここで、エンコーダーからモータ
ーの1回転ごとに磁極の切替点で原点信号が発生すると
ともに、この磁極切替時点でモーター電流の位相のずれ
が検出される。この位相のずれが検出された時点におい
て、この位相のずれをゼロにする方向にコンピューター
にメモリされた磁極位置に対応した正弦波信号データー
を補正する。これによって、モーターは原点信号発生の
たびに界磁極位置とモーター電流との位相差がゼロにな
るように自動位相補正が行われる。
たコンピューターからの正弦波信号出力によるPWM回
路を介してのインバーター制御によってモーターが回転
する。モーターが回転すると、その回転子位置を検出す
るエンコーダーからのパルスカウントによってモーター
の磁極位置が検出されるとともに、磁極位置に対応した
正弦波信号がモーターを制御するコンピューターのメモ
リから読み出される。その結果、この正弦波信号とエン
コーダーからのパルスをカウントして得られるモーター
の速度検出信号とが乗算されるとともに、トルク指令に
対応した3相の電圧指令がPWM回路に入力され、PW
M回路からの出力によるインバーター制御によってモー
ターのステーター巻線にはモーターの磁極と同相の電流
を流すことができる。ここで、エンコーダーからモータ
ーの1回転ごとに磁極の切替点で原点信号が発生すると
ともに、この磁極切替時点でモーター電流の位相のずれ
が検出される。この位相のずれが検出された時点におい
て、この位相のずれをゼロにする方向にコンピューター
にメモリされた磁極位置に対応した正弦波信号データー
を補正する。これによって、モーターは原点信号発生の
たびに界磁極位置とモーター電流との位相差がゼロにな
るように自動位相補正が行われる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面について説明
すると、図1はその全体回路図、図2は図1における位
相補正の原理を示す磁極波形及びモーター巻線電流の波
形図、図3は図1における自動位相補正のフローチャー
トである。
すると、図1はその全体回路図、図2は図1における位
相補正の原理を示す磁極波形及びモーター巻線電流の波
形図、図3は図1における自動位相補正のフローチャー
トである。
【0008】まず、図1において、3相交流を直流変換
した後、任意の周波数出力を発生させるインバーター1
によって駆動制御されるモーター2の回転子位置と速度
とは、同モーターに連動するエンコーダー3からのパル
ス出力と、モーター2の1回転ごとに磁極の切替点で出
力されるエンコーダー3からの原点信号によって検出さ
れる。すなわち、エンコーダー3からのパルス列と原点
信号は、磁極位置検出回路4に入力した後、カウント値
として正弦波発生回路5に出力する一方、速度検出回路
6にも入力する。正弦波発生回路5からはカウント値に
よりメモリ(ROM)から正弦波信号が読み出され、ト
ルク指令信号irefと正弦波発生回路5からのU相,
V相出力とがそれぞれ乗算回路7a,7bで乗算され、
電機子電流指令Uiref,Virefが電流制御回路
8に入力するとともに、電流制御回路8からは3相の電
圧指令がPWM回路9に出力して、モーター2はPWM
波形にしたがって駆動制御される。なお、速度検出回路
6からの速度出力は速度制御回路10に入力し、速度指
令に追従するようにモーター2の速度をフィードバック
制御する。
した後、任意の周波数出力を発生させるインバーター1
によって駆動制御されるモーター2の回転子位置と速度
とは、同モーターに連動するエンコーダー3からのパル
ス出力と、モーター2の1回転ごとに磁極の切替点で出
力されるエンコーダー3からの原点信号によって検出さ
れる。すなわち、エンコーダー3からのパルス列と原点
信号は、磁極位置検出回路4に入力した後、カウント値
として正弦波発生回路5に出力する一方、速度検出回路
6にも入力する。正弦波発生回路5からはカウント値に
よりメモリ(ROM)から正弦波信号が読み出され、ト
ルク指令信号irefと正弦波発生回路5からのU相,
V相出力とがそれぞれ乗算回路7a,7bで乗算され、
電機子電流指令Uiref,Virefが電流制御回路
8に入力するとともに、電流制御回路8からは3相の電
圧指令がPWM回路9に出力して、モーター2はPWM
波形にしたがって駆動制御される。なお、速度検出回路
6からの速度出力は速度制御回路10に入力し、速度指
令に追従するようにモーター2の速度をフィードバック
制御する。
【0009】このような制御回路において、モーター電
流の自動位相補正方法の場合、トルク指令に基づいたコ
ンピューターからの正弦波信号出力によるPWM回路9
を介してのインバーター制御によってモーター2が回転
する。モーター2が回転すると、その回転子位置を検出
するエンコーダー3からのパルスカウントによって、モ
ーター2の磁極位置が検出されるとともに、磁極位置に
対応した正弦波信号がモーター2を制御するコンピュー
ターのメモリから読み出される。その結果、この正弦波
信号と速度制御回路10の出力であるトルク指令信号I
refとが乗算されるとともに、各相電機子電流指令と
検出電流により電流制御回路8で演算された3相の電圧
指令がPWM回路9に入力し、PWM回路9からの出力
によるインバーター制御によってモーター2のステータ
ー巻線にはモーター2の磁極と同相の電流を流すことが
できる。
流の自動位相補正方法の場合、トルク指令に基づいたコ
ンピューターからの正弦波信号出力によるPWM回路9
を介してのインバーター制御によってモーター2が回転
する。モーター2が回転すると、その回転子位置を検出
するエンコーダー3からのパルスカウントによって、モ
ーター2の磁極位置が検出されるとともに、磁極位置に
対応した正弦波信号がモーター2を制御するコンピュー
ターのメモリから読み出される。その結果、この正弦波
信号と速度制御回路10の出力であるトルク指令信号I
refとが乗算されるとともに、各相電機子電流指令と
検出電流により電流制御回路8で演算された3相の電圧
指令がPWM回路9に入力し、PWM回路9からの出力
によるインバーター制御によってモーター2のステータ
ー巻線にはモーター2の磁極と同相の電流を流すことが
できる。
【0010】ここで、エンコーダー3からモーター2の
1回転ごとに磁極の切替点、図2のゼロ時点で原点信号
が発生するとともに、この磁極切替時点でモーター電流
の位相のずれ、図2のδが検出される。この位相のずれ
が検出された時点において、この位相のずれをゼロにす
る方向にコンピューターにメモリされた磁極位置に対応
した正弦波信号データーが補正されるとともに、これに
よってモーター2は原点信号発生の都度、界磁極位置と
モーター電流との位相差δゼロになるように自動位相補
正が行われる。
1回転ごとに磁極の切替点、図2のゼロ時点で原点信号
が発生するとともに、この磁極切替時点でモーター電流
の位相のずれ、図2のδが検出される。この位相のずれ
が検出された時点において、この位相のずれをゼロにす
る方向にコンピューターにメモリされた磁極位置に対応
した正弦波信号データーが補正されるとともに、これに
よってモーター2は原点信号発生の都度、界磁極位置と
モーター電流との位相差δゼロになるように自動位相補
正が行われる。
【0011】その際、図3に示すように、ステップ1で
エンコーダー3からのカウント値が読み出されるととも
に、ステップ2で速度カウント値と処理時間を乗算して
補正値を算出した後、ステップ3でZ相、すなわち、原
点位置か否かが判定される。Z相でない場合、ステップ
4でカウンタ値+補正値から読み出しアドレスが求めら
れるとともに、ステップ5で当該アドレスからのU相,
V相正弦波信号が読み出されて、モーター2は位相差δ
がゼロになるように補正された状態で駆動制御される。
Z相だった場合、ステップ6でiu=0か否かが0の場
合、位相差δがゼロであることから前回の補正値のまま
モーター2はステップ4,ステップ5により制御され
る。まず、ステップ6でiu>0か否かが判定され、i
u>0だった場合、電流が進んでいることからステップ
8で補正値が−1された状態でステップ4でカウンタ値
+(前回の補正値−1)から読み出しアドレスが求めら
れるとともに、ステップ5で当該アドレスからのU相,
V相正弦波信号が読み出されて、モーター2は位相差δ
がゼロになるように補正された状態で駆動制御される。
次に、ステップ6でiu>0か否かが判定され、iu>
0でなかった場合、電流が遅れていることからステップ
9で補正値が+1され状態で、ステップ4でカウンタ値
+(前回の補正値+1)から読み出しアドレスが求めら
れるとともに、ステップ5で当該アドレスからのU相,
V相正弦波信号が読み出されて、モーター2は位相差δ
がゼロになるように補正された状態で駆動制御される。
エンコーダー3からのカウント値が読み出されるととも
に、ステップ2で速度カウント値と処理時間を乗算して
補正値を算出した後、ステップ3でZ相、すなわち、原
点位置か否かが判定される。Z相でない場合、ステップ
4でカウンタ値+補正値から読み出しアドレスが求めら
れるとともに、ステップ5で当該アドレスからのU相,
V相正弦波信号が読み出されて、モーター2は位相差δ
がゼロになるように補正された状態で駆動制御される。
Z相だった場合、ステップ6でiu=0か否かが0の場
合、位相差δがゼロであることから前回の補正値のまま
モーター2はステップ4,ステップ5により制御され
る。まず、ステップ6でiu>0か否かが判定され、i
u>0だった場合、電流が進んでいることからステップ
8で補正値が−1された状態でステップ4でカウンタ値
+(前回の補正値−1)から読み出しアドレスが求めら
れるとともに、ステップ5で当該アドレスからのU相,
V相正弦波信号が読み出されて、モーター2は位相差δ
がゼロになるように補正された状態で駆動制御される。
次に、ステップ6でiu>0か否かが判定され、iu>
0でなかった場合、電流が遅れていることからステップ
9で補正値が+1され状態で、ステップ4でカウンタ値
+(前回の補正値+1)から読み出しアドレスが求めら
れるとともに、ステップ5で当該アドレスからのU相,
V相正弦波信号が読み出されて、モーター2は位相差δ
がゼロになるように補正された状態で駆動制御される。
【0012】
【発明の効果】その結果、本発明では、モーター運転中
に生ずる電流と磁極との位相差の補正Σを簡単な回路で
構成でき、しかも、実際のモーター運転中にモーター電
流を検出しているので高精度の補正をすることができる
効果がある。
に生ずる電流と磁極との位相差の補正Σを簡単な回路で
構成でき、しかも、実際のモーター運転中にモーター電
流を検出しているので高精度の補正をすることができる
効果がある。
【0013】要するに本発明によれば、3相交流を直流
に変換したのち、所要の周波数出力を発生するインバー
ターによって駆動される同期電動機と、同同期電動機に
連動して駆動されパルス列信号と同同期電動機の1回転
ごとの磁極切替点である原点信号とを出力するエンコー
ダーと、同エンコーダーの出力する上記信号をそれぞれ
入力し、カウント値としてこれを出力する磁極位相検出
回路,カウント値により速度算出を行う速度検出回路
と、同磁極位相検出回路の出力によりROMから読み出
された正弦波信号を出力する正弦波発生回路と、上記速
度検出回路の出力と速度指令信号Wrefによりトルク
指令信号を生成する速度制御回路と、同速度制御回路の
出力irefと上記正弦波発生回路の出力するU相,V
相の正弦波磁極位置をそれぞれ乗算する乗算器と、電気
子電流指令Uiref,Virefをそれぞれ入力する
とともに、上記インバーターの出力するU相電流iu,
V相電流ivをフィードバックし、3相電圧指令を生成
する電流制御回路と、同電流制御回路から3相の電圧指
令を入力し、インバーター駆動し上記同期電動機を駆動
するPWM回路とを具えたことにより、界磁極検出信号
とインバーター駆動信号との位相をオンラインで検出,
調整することができる構造簡単かつ高精度の経済的なモ
ーター電流の自動位相補正回路を得るから、本発明は産
業上極めて有益なものである。
に変換したのち、所要の周波数出力を発生するインバー
ターによって駆動される同期電動機と、同同期電動機に
連動して駆動されパルス列信号と同同期電動機の1回転
ごとの磁極切替点である原点信号とを出力するエンコー
ダーと、同エンコーダーの出力する上記信号をそれぞれ
入力し、カウント値としてこれを出力する磁極位相検出
回路,カウント値により速度算出を行う速度検出回路
と、同磁極位相検出回路の出力によりROMから読み出
された正弦波信号を出力する正弦波発生回路と、上記速
度検出回路の出力と速度指令信号Wrefによりトルク
指令信号を生成する速度制御回路と、同速度制御回路の
出力irefと上記正弦波発生回路の出力するU相,V
相の正弦波磁極位置をそれぞれ乗算する乗算器と、電気
子電流指令Uiref,Virefをそれぞれ入力する
とともに、上記インバーターの出力するU相電流iu,
V相電流ivをフィードバックし、3相電圧指令を生成
する電流制御回路と、同電流制御回路から3相の電圧指
令を入力し、インバーター駆動し上記同期電動機を駆動
するPWM回路とを具えたことにより、界磁極検出信号
とインバーター駆動信号との位相をオンラインで検出,
調整することができる構造簡単かつ高精度の経済的なモ
ーター電流の自動位相補正回路を得るから、本発明は産
業上極めて有益なものである。
【図1】本発明の一実施例を示す全体制御回路図であ
る。
る。
【図2】図1における位相補正の原理を示す磁極波形及
びモーター巻線電流の波形図である。
びモーター巻線電流の波形図である。
【図3】図1における自動位相補正のフローチャートで
ある。
ある。
【図4】従来のモーターの電流の自動位相補正方法を示
す全体制御回路図である。
す全体制御回路図である。
【図5】図4における位相補正の原理を示す磁極波形及
び固定子電流の波形図である。
び固定子電流の波形図である。
【図6】図4における位相補正のフローチャートであ
る。
る。
1 インバーター 2 モーター 3 エンコーダー 4 磁極位置検出回路 5 正弦波発生回路 6 速度検出回路 7a 乗算回路 7b 乗算回路 8 電流制御回路 9 PWM回路 10 速度制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 3相交流を直流に変換したのち、所要の
周波数出力を発生するインバーターによって駆動される
同期電動機と、同同期電動機に連動して駆動されパルス
列信号と同同期電動機の1回転ごとの磁極切替点である
原点信号とを出力するエンコーダーと、同エンコーダー
の出力する上記信号をそれぞれ入力し、カウント値とし
てこれを出力する磁極位相検出回路,カウント値により
速度算出を行う速度検出回路と、同磁極位相検出回路の
出力によりROMから読み出された正弦波信号を出力す
る正弦波発生回路と、上記速度検出回路の出力と速度指
令信号Wrefによりトルク指令信号を生成する速度制
御回路と、同速度制御回路の出力irefと上記正弦波
発生回路の出力するU相,V相の正弦波磁極位置をそれ
ぞれ乗算する乗算器と、電気子電流指令Uiref,V
irefをそれぞれ入力するとともに、上記インバータ
ーの出力するU相電流iu,V相電流ivをフィードバ
ックし、3相電圧指令を生成する電流制御回路と、同電
流制御回路から3相の電圧指令を入力し、インバーター
駆動し上記同期電動機を駆動するPWM回路とを具えた
こと特徴とする同期電動機の自動位相補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337145A JPH08182377A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 同期電動機の自動位相補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337145A JPH08182377A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 同期電動機の自動位相補正回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182377A true JPH08182377A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18305873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6337145A Withdrawn JPH08182377A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 同期電動機の自動位相補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182377A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6906494B2 (en) | 2001-11-16 | 2005-06-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor controller |
| CN111446890A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-24 | 武汉迈信电气技术有限公司 | 一种具有电流检测功能的编码器及电流检测方法 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6337145A patent/JPH08182377A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6906494B2 (en) | 2001-11-16 | 2005-06-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor controller |
| CN111446890A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-24 | 武汉迈信电气技术有限公司 | 一种具有电流检测功能的编码器及电流检测方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |