JPH08182445A - 養殖貝表面の異物除去装置における回転ブラシ - Google Patents
養殖貝表面の異物除去装置における回転ブラシInfo
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- JPH08182445A JPH08182445A JP6340168A JP34016894A JPH08182445A JP H08182445 A JPH08182445 A JP H08182445A JP 6340168 A JP6340168 A JP 6340168A JP 34016894 A JP34016894 A JP 34016894A JP H08182445 A JPH08182445 A JP H08182445A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 貝表面の異物除去装置における回転ブラシの
可撓性の腕の破損を抑制することを目的とする。 【構成】 中間部分において、巻きピッチの間隔を粗と
し、かつ、径を両端部よりも大きく形成したスプリング
62bの基端部にスタッドボルト62a、及び先端部に
硬質材料からなるヘッド部材62cを夫々螺合すること
により内嵌して取り付け、貝Xの表面をブッラシングす
る毛体62とする。回転ブラシ41の本体61の周面に
設けた螺子穴に上記スタッドボルト62aを螺合して、
毛体62を植設する。本体61のd方向への回転によ
り、ヘッド部材62cがA方向に移動する貝Xの下面に
当接する際に、スプリング62bが剛性をもってC方向
に撓むことができるようにすると共に、この撓みにより
圧縮を受ける側でスプリング62bのピッチ部同士が擦
れ合うことのないように構成する。
可撓性の腕の破損を抑制することを目的とする。 【構成】 中間部分において、巻きピッチの間隔を粗と
し、かつ、径を両端部よりも大きく形成したスプリング
62bの基端部にスタッドボルト62a、及び先端部に
硬質材料からなるヘッド部材62cを夫々螺合すること
により内嵌して取り付け、貝Xの表面をブッラシングす
る毛体62とする。回転ブラシ41の本体61の周面に
設けた螺子穴に上記スタッドボルト62aを螺合して、
毛体62を植設する。本体61のd方向への回転によ
り、ヘッド部材62cがA方向に移動する貝Xの下面に
当接する際に、スプリング62bが剛性をもってC方向
に撓むことができるようにすると共に、この撓みにより
圧縮を受ける側でスプリング62bのピッチ部同士が擦
れ合うことのないように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真珠貝を始めとする各種
の養殖貝の貝殻表面に付着する異物を除去する異物除去
装置における回転ブラシに関する。
の養殖貝の貝殻表面に付着する異物を除去する異物除去
装置における回転ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】真珠貝の養殖に際しては、その成長を促
進するために、貝殻の表面に付着し或は寄生するふじつ
ぼ等の微小な貝類やその他の異物を除去することが必要
であり、その除去作業が定期的に行われる。
進するために、貝殻の表面に付着し或は寄生するふじつ
ぼ等の微小な貝類やその他の異物を除去することが必要
であり、その除去作業が定期的に行われる。
【0003】また、蠣貝やカラス貝等の食用の養殖貝に
あっては、貝殻付きで出荷する際に、その商品価値を高
めるために貝殻表面に付着した苔類や藻類等の異物を除
去する作業が行われる。
あっては、貝殻付きで出荷する際に、その商品価値を高
めるために貝殻表面に付着した苔類や藻類等の異物を除
去する作業が行われる。
【0004】この種の作業は、従来においては作業者の
手作業によって行っており、具体的には、回転式のグラ
インダや手持ちのブラシを用い、作業者が手に持った貝
の貝殻表面をグラインダに押し付け或は手でブラッシン
グすることにより、その貝殻表面の異物を除去していた
のである。しかし、この作業はきわめて非能率的であっ
て、多大の労力を要すると共に作業者の熟練が必要とさ
れていたのである。
手作業によって行っており、具体的には、回転式のグラ
インダや手持ちのブラシを用い、作業者が手に持った貝
の貝殻表面をグラインダに押し付け或は手でブラッシン
グすることにより、その貝殻表面の異物を除去していた
のである。しかし、この作業はきわめて非能率的であっ
て、多大の労力を要すると共に作業者の熟練が必要とさ
れていたのである。
【0005】そこで、近年、この種の作業を機械的に行
うことが試みられ、その一環として実開平6−7235
4号公報に真珠貝(アコヤ貝)の異物除去装置が開示さ
れている。
うことが試みられ、その一環として実開平6−7235
4号公報に真珠貝(アコヤ貝)の異物除去装置が開示さ
れている。
【0006】この装置は、貝の左右両側部を上下から挟
持して搬送する合計4本のベルトと、これらのベルトに
よる貝の搬送経路に沿って上下対をなして配置された複
数の回転ドラムとを備えると共に、これらのドラムの周
面に、先端に硬質研削チップを取り付けた可撓性の腕を
半径方向に多数植設した構成で、上記ベルトによって貝
を搬送しながら、回転ドラムの回転により各腕の先端の
チップを貝の表面にたたきつけるようにしたものであ
る。
持して搬送する合計4本のベルトと、これらのベルトに
よる貝の搬送経路に沿って上下対をなして配置された複
数の回転ドラムとを備えると共に、これらのドラムの周
面に、先端に硬質研削チップを取り付けた可撓性の腕を
半径方向に多数植設した構成で、上記ベルトによって貝
を搬送しながら、回転ドラムの回転により各腕の先端の
チップを貝の表面にたたきつけるようにしたものであ
る。
【0007】この装置によれば、上記ベルトに順次真珠
貝を供給するだけで、特に作業者の熟練を要することな
く、該真珠貝表面に付着しているふじつぼ等を効率よく
除去することが可能となる。
貝を供給するだけで、特に作業者の熟練を要することな
く、該真珠貝表面に付着しているふじつぼ等を効率よく
除去することが可能となる。
【0008】その場合に、実用新案登録第300361
7号掲載公報にも開示されているように、上記ドラム周
面に植設する腕として可撓性を有する部材を用い、これ
により、該腕の先端の硬質チップを貝の表面に柔軟に当
接させて貝殻の損傷を回避することが図られている。こ
のような可撓性を有する部材としては、一般にスプリン
グ部材を用いることができる。
7号掲載公報にも開示されているように、上記ドラム周
面に植設する腕として可撓性を有する部材を用い、これ
により、該腕の先端の硬質チップを貝の表面に柔軟に当
接させて貝殻の損傷を回避することが図られている。こ
のような可撓性を有する部材としては、一般にスプリン
グ部材を用いることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可撓性の腕と
してスプリング部材を用いると、撓みによって圧縮され
る側でピッチ部同士が擦れ合うため、該スプリング部材
が破損し易くなるという不具合が生じる。
してスプリング部材を用いると、撓みによって圧縮され
る側でピッチ部同士が擦れ合うため、該スプリング部材
が破損し易くなるという不具合が生じる。
【0010】そこで、本発明は、養殖貝表面の異物除去
装置における回転ブラシの可撓性の腕として一般的なス
プリング部材を用いる場合に、該スプリング部材の破損
頻度を低減することを課題とする。
装置における回転ブラシの可撓性の腕として一般的なス
プリング部材を用いる場合に、該スプリング部材の破損
頻度を低減することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0012】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、養殖貝を搬送しながら回転ブラシ
により該貝の表面に付着した異物を除去する装置におけ
る上記回転ブラシであって、円筒状本体と、該本体の周
面に放射状に植設された多数のスプリング部材と、これ
らのスプリング部材の各先端部に取り付けられたヘッド
部材とが備えられて、上記本体の回転により上記ヘッド
部材が搬送中の貝の表面に当接して上記異物を除去する
ように構成されていると共に、上記スプリング部材の巻
きピッチが粗に形成されていることを特徴とする。
第1発明という)は、養殖貝を搬送しながら回転ブラシ
により該貝の表面に付着した異物を除去する装置におけ
る上記回転ブラシであって、円筒状本体と、該本体の周
面に放射状に植設された多数のスプリング部材と、これ
らのスプリング部材の各先端部に取り付けられたヘッド
部材とが備えられて、上記本体の回転により上記ヘッド
部材が搬送中の貝の表面に当接して上記異物を除去する
ように構成されていると共に、上記スプリング部材の巻
きピッチが粗に形成されていることを特徴とする。
【0013】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明において、スプリング部材
は、中間部において巻きピッチが粗に形成されていると
共に、基端部に螺合内嵌された棒状部材が本体の周面に
埋め込まれることにより該周面に植設されており、か
つ、ヘッド部材が先端部に螺合内嵌されて取り付けられ
ていることを特徴とする。
明という)は、上記第1発明において、スプリング部材
は、中間部において巻きピッチが粗に形成されていると
共に、基端部に螺合内嵌された棒状部材が本体の周面に
埋め込まれることにより該周面に植設されており、か
つ、ヘッド部材が先端部に螺合内嵌されて取り付けられ
ていることを特徴とする。
【0014】さらに、請求項3に係る発明(以下、第3
発明という)は、上記第1発明又は第2発明において、
スプリング部材の径は、巻きピッチが粗に形成されてい
る部分の中間部ほど太く形成されていることを特徴とす
る。
発明という)は、上記第1発明又は第2発明において、
スプリング部材の径は、巻きピッチが粗に形成されてい
る部分の中間部ほど太く形成されていることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】上記の各発明によれば、それぞれ次のような作
用が得られる。
用が得られる。
【0016】まず、第1発明によれば、可撓性の腕とし
て円筒状本体の周面に植設されるスプリング部材におい
て、その巻きピッチが粗に形成されているので、撓みの
内側で圧縮が生じても隣接するピッチ部同士が擦れ合う
ことがなく、このスプリング部材の破損が抑制されるこ
ととなる。
て円筒状本体の周面に植設されるスプリング部材におい
て、その巻きピッチが粗に形成されているので、撓みの
内側で圧縮が生じても隣接するピッチ部同士が擦れ合う
ことがなく、このスプリング部材の破損が抑制されるこ
ととなる。
【0017】特に、第2発明によれば、巻きピッチが粗
に形成されているのはスプリング部材の中間部であるの
で、基端部又は先端部においては密に形成されている巻
きピッチを利用して、夫々棒状部材又はヘッド部材を螺
合させて取り付けることができると共に、この棒状部材
を介してスプリング部材を本体の周面に植設することが
可能となる。
に形成されているのはスプリング部材の中間部であるの
で、基端部又は先端部においては密に形成されている巻
きピッチを利用して、夫々棒状部材又はヘッド部材を螺
合させて取り付けることができると共に、この棒状部材
を介してスプリング部材を本体の周面に植設することが
可能となる。
【0018】ところで、上記のようにスプリング部材の
巻きピッチを粗に形成すると、貝表面の異物を除去する
腕としての剛性や弾力性が低減することとなる。
巻きピッチを粗に形成すると、貝表面の異物を除去する
腕としての剛性や弾力性が低減することとなる。
【0019】これに対して、第3発明によれば、巻きピ
ッチを粗に形成した部分の中間部ほどスプリング部材の
径が太く形成されているので、腕全体としての充分な剛
性や弾力性を確保することができると共に、このスプリ
ング部材が均等に撓んで、貝表面の異物が良好に除去さ
れることとなる。
ッチを粗に形成した部分の中間部ほどスプリング部材の
径が太く形成されているので、腕全体としての充分な剛
性や弾力性を確保することができると共に、このスプリ
ング部材が均等に撓んで、貝表面の異物が良好に除去さ
れることとなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0021】図1及び図2は、真珠貝の表面に付着した
ふじつぼ等の異物を除去する異物除去装置の全体構成を
示すもので、この装置1の本体2には、一端の供給部3
から他端の排出部4にかけてA方向に延びる真珠貝の搬
送経路5が設けられている。
ふじつぼ等の異物を除去する異物除去装置の全体構成を
示すもので、この装置1の本体2には、一端の供給部3
から他端の排出部4にかけてA方向に延びる真珠貝の搬
送経路5が設けられている。
【0022】この搬送経路5は、上記供給部3から本体
2の中間部までの間で該経路5の下方に配設された左右
一対の前部下側ベルト11,12と、同じく供給部3か
ら本体2の中間部までの間で該経路5の上方に配設され
た1本の前部上側ベルト13と、本体2の中間部から上
記排出部4までの間で該経路5の下方に配設され1本の
後部下側ベルト14と、同じく本体2の中間部から排出
部4までの間で該経路5の上方に配設された左右一対の
後部上側ベルト15,16の合計6本のベルトで構成さ
れている。
2の中間部までの間で該経路5の下方に配設された左右
一対の前部下側ベルト11,12と、同じく供給部3か
ら本体2の中間部までの間で該経路5の上方に配設され
た1本の前部上側ベルト13と、本体2の中間部から上
記排出部4までの間で該経路5の下方に配設され1本の
後部下側ベルト14と、同じく本体2の中間部から排出
部4までの間で該経路5の上方に配設された左右一対の
後部上側ベルト15,16の合計6本のベルトで構成さ
れている。
【0023】上記前部下側ベルト11,12は、始端部
の従動プーリ21、終端部の駆動プーリ22及びその中
間部の下方に配置されたテンションプーリ23に巻き掛
けられており、また、前部上側ベルト13は、始端部の
従動プーリ24、終端部の駆動プーリ25、その中間部
の前後2か所に配置された押えプーリ26,27及びそ
の上方に配置されたテンションプーリ28に巻き掛けら
れている。
の従動プーリ21、終端部の駆動プーリ22及びその中
間部の下方に配置されたテンションプーリ23に巻き掛
けられており、また、前部上側ベルト13は、始端部の
従動プーリ24、終端部の駆動プーリ25、その中間部
の前後2か所に配置された押えプーリ26,27及びそ
の上方に配置されたテンションプーリ28に巻き掛けら
れている。
【0024】また、上記後部下側ベルト14は、始端部
の従動プーリ29、終端部の駆動プーリ30、その中間
部の前後2か所に配置された押えプーリ31,32及び
その下方に配置されたテンションプーリ33に巻き掛け
られており、さらに、後部上側ベルト16は、始端部の
従動プーリ34、終端部の駆動プーリ35及びその中間
部の上方に配置されたテンションプーリ36に巻き掛け
られている。
の従動プーリ29、終端部の駆動プーリ30、その中間
部の前後2か所に配置された押えプーリ31,32及び
その下方に配置されたテンションプーリ33に巻き掛け
られており、さらに、後部上側ベルト16は、始端部の
従動プーリ34、終端部の駆動プーリ35及びその中間
部の上方に配置されたテンションプーリ36に巻き掛け
られている。
【0025】そして、上記各駆動プーリ22,25,3
0,35が所定方向に回転駆動されることにより、前部
及び後部の各下側ベルト11,12,14は上方の走行
面が、同じく前部及び後部の各上側ベルト13,15,
16は下方の走行面が、互いに対向した状態で、それぞ
れA方向に走行するようになっている。
0,35が所定方向に回転駆動されることにより、前部
及び後部の各下側ベルト11,12,14は上方の走行
面が、同じく前部及び後部の各上側ベルト13,15,
16は下方の走行面が、互いに対向した状態で、それぞ
れA方向に走行するようになっている。
【0026】その場合に、図3及び図4に示すように、
左右一対の前部下側ベルト11,12及び後部上側ベル
ト15,16としては、幅が広く、かつ幅方向に延びる
突条11a,12a,15a,16aが一定ピッチで設
けられたベルトが用いられていると共に(図6及び図7
参照)、左右のベルト11,12間及び15,16間に
は所定の間隙Bが設けられている。また、各1本の前部
上側ベルト13及び後部下側ベルト14としては幅の狭
いVベルトが用いられており、前部上側ベルト13は左
右一対の前部下側ベルト11,12間の間隙Bを臨む位
置に、後部下側ベルト14は同じく左右一対の後部上側
ベルト15,16間の間隙Bを臨む位置にそれぞれ配置
されている。
左右一対の前部下側ベルト11,12及び後部上側ベル
ト15,16としては、幅が広く、かつ幅方向に延びる
突条11a,12a,15a,16aが一定ピッチで設
けられたベルトが用いられていると共に(図6及び図7
参照)、左右のベルト11,12間及び15,16間に
は所定の間隙Bが設けられている。また、各1本の前部
上側ベルト13及び後部下側ベルト14としては幅の狭
いVベルトが用いられており、前部上側ベルト13は左
右一対の前部下側ベルト11,12間の間隙Bを臨む位
置に、後部下側ベルト14は同じく左右一対の後部上側
ベルト15,16間の間隙Bを臨む位置にそれぞれ配置
されている。
【0027】そして、図1に示すように、左右一対の前
部下側ベルト11,12の終端部における間隙B内に後
部下側ベルト14の始端部がオーバラップして位置し、
同様に、左右一対の後部上側ベルト15,16の始端部
における間隙B内に前部上側ベルト13の終端部がオー
バラップして位置するように、これらのベルト11〜1
6が配置されている。
部下側ベルト11,12の終端部における間隙B内に後
部下側ベルト14の始端部がオーバラップして位置し、
同様に、左右一対の後部上側ベルト15,16の始端部
における間隙B内に前部上側ベルト13の終端部がオー
バラップして位置するように、これらのベルト11〜1
6が配置されている。
【0028】ここで、上記各プーリ21〜36のうち、
幅広の前部下側ベルト11,12及び後部上側ベルト1
5,16が巻き掛けられたプーリ21〜23,34〜3
6としては、これらのプーリ21〜23,34〜36と
ベルト11,12,15,16との間への異物の噛み込
みや噛み込んだ異物の堆積を防止するため、周面が中央
の円板部から一定間隔を設けて左右両側に突設された多
数の腕部によって構成されたものが用いられている。
幅広の前部下側ベルト11,12及び後部上側ベルト1
5,16が巻き掛けられたプーリ21〜23,34〜3
6としては、これらのプーリ21〜23,34〜36と
ベルト11,12,15,16との間への異物の噛み込
みや噛み込んだ異物の堆積を防止するため、周面が中央
の円板部から一定間隔を設けて左右両側に突設された多
数の腕部によって構成されたものが用いられている。
【0029】また、この装置1の本体2内には、上記各
ベルト11〜16によって構成される搬送経路5に沿っ
て回転ブラシ41〜46が配設されている。
ベルト11〜16によって構成される搬送経路5に沿っ
て回転ブラシ41〜46が配設されている。
【0030】つまり、上記搬送経路5の前部において
は、該経路5の下方に前部下側ブラシ41が、上方の前
後位置に第1、第2前部上側ブラシ42,43が配設さ
れ、また、搬送経路5の後部においては、該経路5の下
方の前後位置に第1、第2後部下側ブラシ44,45
が、上方に後部上側ブラシ46が配設されている。
は、該経路5の下方に前部下側ブラシ41が、上方の前
後位置に第1、第2前部上側ブラシ42,43が配設さ
れ、また、搬送経路5の後部においては、該経路5の下
方の前後位置に第1、第2後部下側ブラシ44,45
が、上方に後部上側ブラシ46が配設されている。
【0031】その場合に、図3に示すように、前部下側
ブラシ41は、上部が左右一対の前部下側ベルト11,
12間の間隙B内から前部上側ベルト13の下方走行面
と対向するように配置され、また、第1、第2前部上側
ブラシ42,43は、いずれも左右の部分42a,42
b及び43a,43bに分割され、左側の部分42a,
43aの下部が左側の前部下側ベルト11の上方走行面
と、右側の部分42b,43bの下部が右側の前部下側
ベルト12の上方走行面とそれぞれ対向するように配置
されている。
ブラシ41は、上部が左右一対の前部下側ベルト11,
12間の間隙B内から前部上側ベルト13の下方走行面
と対向するように配置され、また、第1、第2前部上側
ブラシ42,43は、いずれも左右の部分42a,42
b及び43a,43bに分割され、左側の部分42a,
43aの下部が左側の前部下側ベルト11の上方走行面
と、右側の部分42b,43bの下部が右側の前部下側
ベルト12の上方走行面とそれぞれ対向するように配置
されている。
【0032】同様に、図4に示すように、上記第1、第
2後部下側ブラシ44,45も左右の部分44a,44
b及び45a,45bに分割され、左側の部分44a,
45aの上部が左側の後部上側ベルト15の下方走行面
と、右側の部分44b,45bの上部が右側の後部上側
ベルト16の下方走行面とそれぞれ対向するように配置
され、また、後部上側ブラシ46は、下部が左右一対の
後部上側ベルト15,16間の間隙B内から後部下側ベ
ルト14の上方走行面と対向するように配置されてい
る。
2後部下側ブラシ44,45も左右の部分44a,44
b及び45a,45bに分割され、左側の部分44a,
45aの上部が左側の後部上側ベルト15の下方走行面
と、右側の部分44b,45bの上部が右側の後部上側
ベルト16の下方走行面とそれぞれ対向するように配置
され、また、後部上側ブラシ46は、下部が左右一対の
後部上側ベルト15,16間の間隙B内から後部下側ベ
ルト14の上方走行面と対向するように配置されてい
る。
【0033】ここで、図1に示すように、上記前部下側
ブラシ41は、前後一対の第1、第2前部上側ブラシ4
2,43の中間位置に配置され、後部上側ブラシ46
は、同じく前後一対の第1、第2後部下側ブラシ44,
45の中間位置に配置されている。また、第1、第2前
部上側ブラシ42,43と前部上側ベルト13の前後の
押えプーリ26,27とはそれぞれ同軸上に配置され、
第1、第2後部下側ブラシ44,45と後部下側ベルト
14の前後の押えプーリ31,32もそれぞれ同軸上に
配置されている。
ブラシ41は、前後一対の第1、第2前部上側ブラシ4
2,43の中間位置に配置され、後部上側ブラシ46
は、同じく前後一対の第1、第2後部下側ブラシ44,
45の中間位置に配置されている。また、第1、第2前
部上側ブラシ42,43と前部上側ベルト13の前後の
押えプーリ26,27とはそれぞれ同軸上に配置され、
第1、第2後部下側ブラシ44,45と後部下側ベルト
14の前後の押えプーリ31,32もそれぞれ同軸上に
配置されている。
【0034】そして、前部下側ベルト11,12の上方
走行部の背面側、及び後部上側ベルト15,16の下方
走行部の背面側には、それぞれベルト受け部材47,4
8が配設され、また、前部上側ベルト13の押えプーリ
26,27間の部分の背面側、及び後部下側ベルト14
の押えプーリ31,32間の部分の背面側にも、それぞ
ればね板を用いたベルト受け部材49,50が配設され
ている。
走行部の背面側、及び後部上側ベルト15,16の下方
走行部の背面側には、それぞれベルト受け部材47,4
8が配設され、また、前部上側ベルト13の押えプーリ
26,27間の部分の背面側、及び後部下側ベルト14
の押えプーリ31,32間の部分の背面側にも、それぞ
ればね板を用いたベルト受け部材49,50が配設され
ている。
【0035】ここで、上記各回転ブラシ41〜46の構
成を説明すると、図5及び図6に示すように、各回転ブ
ラシ41〜46は、円筒状の本体61の外周面に多数の
毛体62…62が放射状に植設された構成とされてい
る。なお、図6については、便宜上、図示を一部省略し
てある。
成を説明すると、図5及び図6に示すように、各回転ブ
ラシ41〜46は、円筒状の本体61の外周面に多数の
毛体62…62が放射状に植設された構成とされてい
る。なお、図6については、便宜上、図示を一部省略し
てある。
【0036】上記毛体62は、基端部及び先端部におい
て巻きピッチが密に形成されたスプリング62bを有
し、これら両端部に、スタッドボルト62a、又は硬質
金属でなり螺子部が設けられたピン状のヘッド部材62
cが夫々取り付けられた構成とされている。その場合
に、上記スタッドボルト62a及びヘッド部材62c
は、各端部におけるスプリング62bの密な巻きピッチ
を利用して螺合されることにより内嵌されて取り付けら
れている。
て巻きピッチが密に形成されたスプリング62bを有
し、これら両端部に、スタッドボルト62a、又は硬質
金属でなり螺子部が設けられたピン状のヘッド部材62
cが夫々取り付けられた構成とされている。その場合
に、上記スタッドボルト62a及びヘッド部材62c
は、各端部におけるスプリング62bの密な巻きピッチ
を利用して螺合されることにより内嵌されて取り付けら
れている。
【0037】一方、上記本体61の外周面には、幅方向
に3個もしくは4個の螺子穴61a…61aが千鳥式に
多数設けられ、これらの各螺子穴61aに上記スタッド
ボルト62aが夫々螺合されることにより、毛体62が
本体61の外周面に放射状に植設されている。
に3個もしくは4個の螺子穴61a…61aが千鳥式に
多数設けられ、これらの各螺子穴61aに上記スタッド
ボルト62aが夫々螺合されることにより、毛体62が
本体61の外周面に放射状に植設されている。
【0038】その場合に、図7に示すように、毛体62
の基端部に取り付けられたスタッドボルト62aの下部
所定位置には、半円状の切欠き62a’が形成されてい
ると共に、本体61には、両側面を連通するボルト孔6
3aが隣接する上記3個の螺子穴列と4個の螺子穴列と
の間に形成されて、このボルト孔63aに締込みボルト
63が螺合挿通されている。これにより、各螺子穴61
aに埋め込まれた上記スタッドボルト62aの切欠き6
2a’がボルト63の軸に係合することとなり、一本の
締込みボルト63で計7個のスタッドボルト62aが固
定されて、各毛体62…62が本体61から抜け落ちな
いようになされている。
の基端部に取り付けられたスタッドボルト62aの下部
所定位置には、半円状の切欠き62a’が形成されてい
ると共に、本体61には、両側面を連通するボルト孔6
3aが隣接する上記3個の螺子穴列と4個の螺子穴列と
の間に形成されて、このボルト孔63aに締込みボルト
63が螺合挿通されている。これにより、各螺子穴61
aに埋め込まれた上記スタッドボルト62aの切欠き6
2a’がボルト63の軸に係合することとなり、一本の
締込みボルト63で計7個のスタッドボルト62aが固
定されて、各毛体62…62が本体61から抜け落ちな
いようになされている。
【0039】さらに、この毛体62の上記スプリング6
2bにおける基端部と先端部との間の部分は、隣接する
ピッチ部間に所定の間隙が生じるように巻きピッチが粗
に形成されていると共に、その中間部分ほどスプリング
62bの径が次第に大きくなるように形成されている。
2bにおける基端部と先端部との間の部分は、隣接する
ピッチ部間に所定の間隙が生じるように巻きピッチが粗
に形成されていると共に、その中間部分ほどスプリング
62bの径が次第に大きくなるように形成されている。
【0040】また、各回転ブラシ41〜46は、図2及
び図8、図9に示すように、本体2内に配設されたL型
のアーム71…71の一端部にそれぞれ軸72…72を
介して回転自在に取り付けられている。これらのアーム
71…71は、中央部がブラシ駆動軸81〜86にそれ
ぞれ回転自在に支持されていると共に、この駆動軸81
〜86上のスプロケット73…73と、ブラシ41〜4
6の中心軸72…72上のスプロケット74…74と、
ガイドスプロケット75…75との間に巻き掛けられた
チェーン76…76により、各回転ブラシ41〜46が
各駆動軸81〜86によりそれぞれ回転駆動されるよう
になっている。
び図8、図9に示すように、本体2内に配設されたL型
のアーム71…71の一端部にそれぞれ軸72…72を
介して回転自在に取り付けられている。これらのアーム
71…71は、中央部がブラシ駆動軸81〜86にそれ
ぞれ回転自在に支持されていると共に、この駆動軸81
〜86上のスプロケット73…73と、ブラシ41〜4
6の中心軸72…72上のスプロケット74…74と、
ガイドスプロケット75…75との間に巻き掛けられた
チェーン76…76により、各回転ブラシ41〜46が
各駆動軸81〜86によりそれぞれ回転駆動されるよう
になっている。
【0041】また、各L型アーム71…71の他端部に
はスプリング77…77が取り付けられており、これら
のスプリング77…77により、L型アーム71…71
を介して、前部下側ブラシ41及び第1、第2後部下側
ブラシ44,45は上方へ付勢され、また、第1、第2
前部上側ブラシ42,43及び後部上側ブラシ46は下
方への自重による付勢力が調整されていると共に、その
付勢力による各ブラシ41〜46の上方もしくは下方へ
の揺動を所定位置で規制するストッパ78…78が設け
られている。
はスプリング77…77が取り付けられており、これら
のスプリング77…77により、L型アーム71…71
を介して、前部下側ブラシ41及び第1、第2後部下側
ブラシ44,45は上方へ付勢され、また、第1、第2
前部上側ブラシ42,43及び後部上側ブラシ46は下
方への自重による付勢力が調整されていると共に、その
付勢力による各ブラシ41〜46の上方もしくは下方へ
の揺動を所定位置で規制するストッパ78…78が設け
られている。
【0042】さらに、この装置1の本体2内には、図2
及び図10に示すように、上記各ベルト11〜16及び
回転ブラシ41〜46を駆動するモータ91,92が備
えられている。
及び図10に示すように、上記各ベルト11〜16及び
回転ブラシ41〜46を駆動するモータ91,92が備
えられている。
【0043】そして、ベルト用モータ91の回転軸上の
スプロケット101と、中継軸102上の第1のスプロ
ケット103と、ガイドスプロケット104との間にベ
ルト用第1チェーン105が巻き掛けられていると共
に、上記中継軸102上の第2のスプロケット106
と、前部下側及び上側ベルト11,12,13の駆動ス
プロケット22,25の軸107,108上のスプロケ
ット109,110と、ガイドスプロケット111の間
にベルト用第2チェーン112が巻き掛けられている。
スプロケット101と、中継軸102上の第1のスプロ
ケット103と、ガイドスプロケット104との間にベ
ルト用第1チェーン105が巻き掛けられていると共
に、上記中継軸102上の第2のスプロケット106
と、前部下側及び上側ベルト11,12,13の駆動ス
プロケット22,25の軸107,108上のスプロケ
ット109,110と、ガイドスプロケット111の間
にベルト用第2チェーン112が巻き掛けられている。
【0044】また、上記中継軸102上の第3のスプロ
ケット113と、後部下側及び上側ベルト14,15,
16の駆動スプロケット30,35の軸114,115
上のスプロケット116,117と、ガイドスプロケッ
ト118との間にベルト用第3チェーン119が巻き掛
けられている。
ケット113と、後部下側及び上側ベルト14,15,
16の駆動スプロケット30,35の軸114,115
上のスプロケット116,117と、ガイドスプロケッ
ト118との間にベルト用第3チェーン119が巻き掛
けられている。
【0045】これにより、上記ベルト用モータ91のa
方向の回転により、上記各ベルト11〜16の駆動スプ
ロケット22,25,30,35がそれぞれb方向に回
転し、各ベルト11〜16が図1に示すA方向に走行す
るようになっている。
方向の回転により、上記各ベルト11〜16の駆動スプ
ロケット22,25,30,35がそれぞれb方向に回
転し、各ベルト11〜16が図1に示すA方向に走行す
るようになっている。
【0046】また、ブラシ用モータ92の回転軸上の第
1のスプロケット121と、前部下側ブラシ41の駆動
軸81上のスプロケット122と、第2前部上側ブラシ
43の駆動軸83上の第1のスプロケット123と、ガ
イドスプロケット124との間にブラシ用第1チェーン
125が巻き掛けられていると共に、上記第2前部上側
ブラシ43の駆動軸83上の第2のスプロケット126
と、第1前部上側ブラシ42の駆動軸82上のスプロケ
ット127と、ガイドスプロケット128との間にブラ
シ用第2チェーン129が巻き掛けられている。
1のスプロケット121と、前部下側ブラシ41の駆動
軸81上のスプロケット122と、第2前部上側ブラシ
43の駆動軸83上の第1のスプロケット123と、ガ
イドスプロケット124との間にブラシ用第1チェーン
125が巻き掛けられていると共に、上記第2前部上側
ブラシ43の駆動軸83上の第2のスプロケット126
と、第1前部上側ブラシ42の駆動軸82上のスプロケ
ット127と、ガイドスプロケット128との間にブラ
シ用第2チェーン129が巻き掛けられている。
【0047】また、上記ブラシ用モータ92の回転軸上
の第2のスプロケット131と、後部上側ブラシ46の
駆動軸86上の第1のスプロケット132と、ガイドス
プロケット133との間にブラシ用第3チェーン134
が巻き掛けられていると共に、上記後部上側ブラシ46
の駆動軸86上の第2のスプロケット135と、第1後
部下側ブラシ44の駆動軸84上の第1のスプロケット
136と、ガイドスプロケット137との間にブラシ用
第4チェーン138が巻き掛けられており、さらに、上
記第1後部下側ブラシ44の駆動軸84上の第2のスプ
ロケット139と、第2後部下側ブラシ45の駆動軸8
5上のスプロケット140と、ガイドスプロケット14
1との間にブラシ用第5チェーン142が巻き掛けられ
ている。
の第2のスプロケット131と、後部上側ブラシ46の
駆動軸86上の第1のスプロケット132と、ガイドス
プロケット133との間にブラシ用第3チェーン134
が巻き掛けられていると共に、上記後部上側ブラシ46
の駆動軸86上の第2のスプロケット135と、第1後
部下側ブラシ44の駆動軸84上の第1のスプロケット
136と、ガイドスプロケット137との間にブラシ用
第4チェーン138が巻き掛けられており、さらに、上
記第1後部下側ブラシ44の駆動軸84上の第2のスプ
ロケット139と、第2後部下側ブラシ45の駆動軸8
5上のスプロケット140と、ガイドスプロケット14
1との間にブラシ用第5チェーン142が巻き掛けられ
ている。
【0048】これにより、上記ブラシ用モータ92のc
方向の回転により、各駆動軸81〜86ないし回転ブラ
シ41〜46がそれぞれd方向に回転駆動されるように
なっている。
方向の回転により、各駆動軸81〜86ないし回転ブラ
シ41〜46がそれぞれd方向に回転駆動されるように
なっている。
【0049】次に、この真珠貝用の異物除去装置1の作
用を説明する。
用を説明する。
【0050】まず、ベルト用モータ91及びブラシ用モ
ータ92を作動させた上で、図1及び図2に鎖線で示す
ように、搬送経路5の一端の供給部3における左右一対
の前部下側ベルト11,12上に真珠貝Xを載置する
と、この貝Xは、上記ベルト11,12の走行によりA
方向に移送されたのち、上方から前部上側ベルト13に
より押え付けられ、これら3本のベルト11,12,1
3により下面側の両側部と上面側の中央部の3か所で挟
持された状態でA方向に搬送される。次いで、本体2の
中央部において、上記貝Xは、後部下側ベルト14と左
右一対の後部上側ベルト15,16とによって下面側の
中央部と上面側の両側部の3か所で挟持された状態に受
け渡されたのち、さらにA方向に移送されて搬送経路5
の他端の排出部4から排出されることになる。そして、
この貝Xは、上記搬送経路5の上下に配設された各回転
ブラシ41〜46によって、搬送中にその上下両面の全
面がブラッシングされることになる。
ータ92を作動させた上で、図1及び図2に鎖線で示す
ように、搬送経路5の一端の供給部3における左右一対
の前部下側ベルト11,12上に真珠貝Xを載置する
と、この貝Xは、上記ベルト11,12の走行によりA
方向に移送されたのち、上方から前部上側ベルト13に
より押え付けられ、これら3本のベルト11,12,1
3により下面側の両側部と上面側の中央部の3か所で挟
持された状態でA方向に搬送される。次いで、本体2の
中央部において、上記貝Xは、後部下側ベルト14と左
右一対の後部上側ベルト15,16とによって下面側の
中央部と上面側の両側部の3か所で挟持された状態に受
け渡されたのち、さらにA方向に移送されて搬送経路5
の他端の排出部4から排出されることになる。そして、
この貝Xは、上記搬送経路5の上下に配設された各回転
ブラシ41〜46によって、搬送中にその上下両面の全
面がブラッシングされることになる。
【0051】その場合に、各ブラシ41〜46の毛体6
2はスプリング62bの弾性により可撓性を有して、貝
Xの表面への当接時に撓むことができるので、その先端
部の硬質材料でなるヘッド部材62cが各ブラシ41〜
46の回転により柔軟に貝表面をたたくことになり、こ
れにより、貝表面に強固に付着したふじつぼ等の異物が
貝殻を損傷させることなく効果的に除去される。
2はスプリング62bの弾性により可撓性を有して、貝
Xの表面への当接時に撓むことができるので、その先端
部の硬質材料でなるヘッド部材62cが各ブラシ41〜
46の回転により柔軟に貝表面をたたくことになり、こ
れにより、貝表面に強固に付着したふじつぼ等の異物が
貝殻を損傷させることなく効果的に除去される。
【0052】このとき、前部下側ブラシ41を例にとる
と、図11に示すように、上方を通過する貝Xの下面中
央部をブラッシングする際に毛体62はC方向に撓むこ
とになるが、スプリング62bにおいてスタッドボルト
62a及びヘッド部材62cが取り付けられた両端部の
間は、巻きピッチが粗とされて、隣接するピッチ部間に
間隙が形成されているので、この撓みによって図面上ス
プリング62bの左側で圧縮が生じても、隣接するピッ
チ部同士が擦れ合うことがなくなり、このスプリング6
2bの破損が抑制されることになる。
と、図11に示すように、上方を通過する貝Xの下面中
央部をブラッシングする際に毛体62はC方向に撓むこ
とになるが、スプリング62bにおいてスタッドボルト
62a及びヘッド部材62cが取り付けられた両端部の
間は、巻きピッチが粗とされて、隣接するピッチ部間に
間隙が形成されているので、この撓みによって図面上ス
プリング62bの左側で圧縮が生じても、隣接するピッ
チ部同士が擦れ合うことがなくなり、このスプリング6
2bの破損が抑制されることになる。
【0053】また、このスプリング62bにおいては、
上記のように巻きピッチが粗に形成された両端部間の径
が、中間部ほど次第に大きく形成されているので、スプ
リング62bが均等に撓むと共に、巻きピッチが粗に形
成されることによる毛体62全体としての剛性や弾力性
の低減が防止されて、異物を除去する毛体62として必
要な剛性や弾力性が確保されることになる。
上記のように巻きピッチが粗に形成された両端部間の径
が、中間部ほど次第に大きく形成されているので、スプ
リング62bが均等に撓むと共に、巻きピッチが粗に形
成されることによる毛体62全体としての剛性や弾力性
の低減が防止されて、異物を除去する毛体62として必
要な剛性や弾力性が確保されることになる。
【0054】なお、以上の実施例は真珠貝の表面に付着
するふじつぼ等の異物をたたきつぶすことによって除去
する場合に適したものであるが、蠣貝やカラス貝等の食
用の養殖貝について、その貝殻表面に付着した苔類や藻
類等の異物を除去することも可能である。この場合、上
記回転ブラシ41〜46に代えて、図12に示す回転ブ
ラシ41′〜46′が用いられる。
するふじつぼ等の異物をたたきつぶすことによって除去
する場合に適したものであるが、蠣貝やカラス貝等の食
用の養殖貝について、その貝殻表面に付着した苔類や藻
類等の異物を除去することも可能である。この場合、上
記回転ブラシ41〜46に代えて、図12に示す回転ブ
ラシ41′〜46′が用いられる。
【0055】つまり、これらの回転ブラシ41′〜4
6′においては、各毛体62′…62′におけるスプリ
ング62b′…62b′の先端部に、硬質材料でなるヘ
ッド部材に代えて、ワイヤ状部材62c′…62c′が
取り付けられており、このワイヤ状部材62c′…62
c′により、貝の表面に付着した苔類や藻類等が掻き落
とされることになるのである。
6′においては、各毛体62′…62′におけるスプリ
ング62b′…62b′の先端部に、硬質材料でなるヘ
ッド部材に代えて、ワイヤ状部材62c′…62c′が
取り付けられており、このワイヤ状部材62c′…62
c′により、貝の表面に付着した苔類や藻類等が掻き落
とされることになるのである。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、貝表面
の異物を除去する可撓性の腕としてスプリング部材を円
筒状本体の周面に植設する場合において、該スプリング
部材の巻きピッチが粗に形成されているので、撓みによ
り圧縮が生じても隣接するピッチ部同士が擦れ合うこと
がなく、このスプリング部材の破損が抑制されることと
なる。
の異物を除去する可撓性の腕としてスプリング部材を円
筒状本体の周面に植設する場合において、該スプリング
部材の巻きピッチが粗に形成されているので、撓みによ
り圧縮が生じても隣接するピッチ部同士が擦れ合うこと
がなく、このスプリング部材の破損が抑制されることと
なる。
【0057】特に、スプリング部材の中間部においての
み巻きピッチを粗に形成すると、基端部又は先端部にお
いては密なままの巻きピッチを利用して、円筒状本体に
埋め込むための棒状部材やヘッド部材等を螺合させて取
り付けることができることになる。
み巻きピッチを粗に形成すると、基端部又は先端部にお
いては密なままの巻きピッチを利用して、円筒状本体に
埋め込むための棒状部材やヘッド部材等を螺合させて取
り付けることができることになる。
【0058】そして、巻きピッチを粗に形成した部分の
中間部ほどスプリング部材の径を太く形成することによ
り、異物を除去する腕としての充分な剛性や弾力性を確
保することができると共に、このスプリング部材が均等
に撓んで、貝表面の異物が良好に除去されることとな
る。
中間部ほどスプリング部材の径を太く形成することによ
り、異物を除去する腕としての充分な剛性や弾力性を確
保することができると共に、このスプリング部材が均等
に撓んで、貝表面の異物が良好に除去されることとな
る。
【図1】 本発明の実施例に係る異物除去装置の全体構
成を示す概略正面図である。
成を示す概略正面図である。
【図2】 同装置の平面図である。
【図3】 図1のx−x線による拡大断面図である。
【図4】 図1のy−y線による拡大断面図である。
【図5】 同装置における回転ブラシの拡大図である。
【図6】 上記回転ブラシの構成を示す部分断面図であ
る。
る。
【図7】 上記回転ブラシに植設される毛体の構成を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図8】 搬送経路前部における回転ブラシの支持構造
を示す図である。
を示す図である。
【図9】 搬送経路後部における回転ブラシの支持構造
を示す図である。
を示す図である。
【図10】 ベルトおよび回転ブラシの駆動系統を示す
図である。
図である。
【図11】 上記回転ブラシの作用の説明図である。
【図12】 交換して用いられる他の回転ブラシの拡大
図である。
図である。
1 異物除去装置 5 搬送経路 41〜46,41′〜46′ 回転ブラシ 61,61′ 回転ブラシ円筒状本
体 61a 毛体植設用螺子孔 62,62′ 毛体 62a′ 係合用切欠き 62b,62b′ スプリング 63 毛体抜落ち防止用ボ
ルト
体 61a 毛体植設用螺子孔 62,62′ 毛体 62a′ 係合用切欠き 62b,62b′ スプリング 63 毛体抜落ち防止用ボ
ルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 岩夫 大阪市福島区野田4丁目5番15号 有限会 社市川電気商会内 (72)発明者 香西 郁夫 大阪府豊中市上新田1丁目25番J棟211号 (72)発明者 黒田 善基 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 岡野 公 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内
Claims (3)
- 【請求項1】 養殖貝を搬送しながら回転ブラシにより
該貝の表面に付着した異物を除去する装置における上記
回転ブラシであって、円筒状本体と、該本体の周面に放
射状に植設された多数のスプリング部材と、これらのス
プリング部材の各先端部に取り付けられたヘッド部材と
が備えられて、上記本体の回転により上記ヘッド部材が
搬送中の貝の表面に当接して上記異物を除去するように
構成されていると共に、上記スプリング部材の巻きピッ
チが粗に形成されていることを特徴とする養殖貝表面の
異物除去装置における回転ブラシ。 - 【請求項2】 スプリング部材は、中間部において巻き
ピッチが粗に形成されていると共に、基端部に螺合内嵌
された棒状部材が本体の周面に埋め込まれることにより
該周面に植設されており、かつ、ヘッド部材が先端部に
螺合内嵌されて取り付けられていることを特徴とする請
求項1に記載の養殖貝表面の異物除去装置における回転
ブラシ。 - 【請求項3】 スプリング部材の径は、巻きピッチが粗
に形成されている部分の中間部ほど太く形成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の養殖貝
表面の異物除去装置における回転ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6340168A JPH08182445A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 養殖貝表面の異物除去装置における回転ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6340168A JPH08182445A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 養殖貝表面の異物除去装置における回転ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182445A true JPH08182445A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18334387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6340168A Pending JPH08182445A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 養殖貝表面の異物除去装置における回転ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182445A (ja) |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP6340168A patent/JPH08182445A/ja active Pending
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