JPH07303433A - 貝表面の異物除去装置 - Google Patents

貝表面の異物除去装置

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Publication number
JPH07303433A
JPH07303433A JP6210514A JP21051494A JPH07303433A JP H07303433 A JPH07303433 A JP H07303433A JP 6210514 A JP6210514 A JP 6210514A JP 21051494 A JP21051494 A JP 21051494A JP H07303433 A JPH07303433 A JP H07303433A
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JP
Japan
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belts
shellfish
brush
spring
foreign matter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6210514A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Ichikawa
岩夫 市川
Yasutaka Nakai
保孝 中井
Kiyokazu Shibahara
喜代和 柴原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO MAEKAWA KAGAKU KK
Ishida Co Ltd
Original Assignee
TOKYO MAEKAWA KAGAKU KK
Ishida Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOKYO MAEKAWA KAGAKU KK, Ishida Co Ltd filed Critical TOKYO MAEKAWA KAGAKU KK
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Publication of JPH07303433A publication Critical patent/JPH07303433A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貝の養殖や出荷時等に際して行われる貝殻表
面の異物除去作業を自動的かつ連続的に行うことができ
る装置を提供する。 【構成】 貝の搬送方向に対して左右両側部寄りを上下
からそれぞれ挟持する側部挟持用の左右各一対のベルト
11,12,15,16と、貝の中央部寄りを上下から
それぞれ挟持する中央部挟持用の左右各一対のベルト1
3,14,17,18とを備え、貝を搬送径路の中間部
で前者のベルトから後者のベルトに受け渡すように構成
し、かつ、上記側部挟持用ベルトが貝を搬送していると
きにその上下両面の中央部をブラッシングする中央部用
ブラシ21,22,24,25と、上記中央部挟持用ベ
ルトが貝を搬送しているときにその両側部をブラッシン
グする側部用ブラシ23,26とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真珠貝或はその他の貝の
貝殻表面に付着する異物を除去する異物除去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】真珠貝の養殖に際しては、その成長を促
進するために、貝殻の表面に付着し或は寄生するふじつ
ぼ等の微小な貝類やその他の異物を除去することが必要
であり、その除去作業が定期的に行われる。
【0003】この作業は、従来においては作業者の手作
業によって行っており、具体的には、回転式のグライン
ダを用い、作業者が手に持った真珠貝の貝殻表面をこの
グラインダに押し付けることによってその表面の異物を
除去していたのである。
【0004】また、カラス貝等の食用の貝類について
は、出荷の際に、商品価値を高めるために貝殻の表面に
付着した苔類や藻類等の異物を除去ことが行われる場合
があるが、従来においては、この作業もワイヤブラシ等
を用いて作業者の手作業によって行っていたのが実情で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の異物除去方法によると、きわめて非能率的であっ
て、この作業に多大の労力を要すると共に、作業者の熟
練が必要とされていたのである。
【0006】本発明は従来における上記のような実情に
対処し、貝の表面に付着する異物を能率よく、かつ良好
に除去することができる装置を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る貝表面の異物除去装置は次のように構
成したことを特徴とする。
【0008】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、貝をその上下両面側から挟持して
搬送する上下対をなす搬送ベルトと、これらのベルトに
よる貝の搬送経路の上方及び下方に配置されて回転する
ことにより、上記ベルトによって搬送されている貝の両
面をそれぞれブラッシングする回転ブラシとを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明における搬送ベルトとし
て、貝の搬送方向に対して左右両側部寄りを上下からそ
れぞれ挟持する側部挟持用の左右各一対のベルトと、貝
の中央部寄りを上下からそれぞれ挟持する中央部挟持用
の左右各一対のベルトとを備えて、貝を搬送径路の中間
部で一方のベルトから他方のベルトに受け渡すように構
成し、かつ、同じく第1発明における回転ブラシとし
て、上記側部挟持用ベルトが貝を搬送しているときにそ
の中央部をブラッシングする中央部用ブラシと、上記中
央部挟持用ベルトが貝を搬送しているときにその両側部
をブラッシングする側部用ブラシとを備えたことを特徴
とする。
【0010】さらに、請求項3に係る発明(以下、第3
発明という)は、上記第1、第2発明における上下の回
転ブラシを、その毛体先端部が貝の上下面にそれぞれ所
定の圧力で当接するようにスプリングで付勢したことを
特徴とする。
【0011】そして、請求項4に係る発明(以下、第4
発明という)は、上記第1〜第3発明における回転ブラ
シにおいて、その円筒状本体の周面に植設されて半径方
向に延びる毛体を、基端部が上記本体の周面に止着され
たスプリングと、そのスプリングの先端部に取り付けら
れたヘッド部材とで構成したことを特徴とする。
【0012】また、請求項5に係る発明(以下、第5発
明という)は、上記第4発明における毛体を構成するス
プリングを、基端部から先端部まで延びる内側のスプリ
ングと、基端部から中間部まで延びる外側のスプリング
とを重ねた構成として、内側のスプリングの先端にヘッ
ド部材を取り付けたことを特徴とする。
【0013】さらに、請求項6に係る発明(以下、第6
発明という)は、上記第4発明又は第5発明のいずれか
において、回転ブラシの毛体を構成するスプリングの先
端部に取り付けられたヘッド部材を、硬質材料でなるボ
ルト状部材で構成したことを特徴とする。
【0014】また、請求項7に係る発明(以下、第7発
明という)は、同じく第4発明又は第5発明のいずれか
において、回転ブラシの毛体を構成するスプリングの先
端部に取り付けられたヘッド部材を、複数本のワイヤ状
部材で構成したことを特徴とする。
【0015】そして、請求項8に係る発明(以下、第8
発明という)においては、同じく第4発明又は第5発明
のいずれかにおいて、回転ブラシの毛体を構成するスプ
リングの先端部に取り付けられたヘッド部材として、硬
質材料でなるボルト状部材によって構成されたものと、
複数本のワイヤ状部材によって構成されたものとを併用
したことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記の構成によれば、第1〜第8発明のいずれ
によっても、上下対をなす搬送ベルトに貝を挟持させれ
ば、これらのベルトにより貝が所定の経路に沿って搬送
されると共に、その搬送経路の上方及び下方に配置され
た回転ブラシにより貝の上下面がそれぞれブラッシング
されることになる。これにより、貝の表面に付着した異
物が自動的にかつ連続的に除去されることになる。
【0017】そして、特に第2発明によれば、上記搬送
ベルトとして、貝の左右両側部寄りを挟持する側部挟持
用のベルトと、貝の中央部寄りを挟持する中央部挟持用
のベルトとが備えられているので、例えば、まず側部挟
持用ベルトにより貝の両側部を挟持させれば、この状態
で中央部用ブラシが貝の中央部をブラッシングすると共
に、次いで搬送径路の中間部で貝が中央部挟持用ベルト
に受け渡され、この状態で側部用ブラシが貝の両側部を
ブラッシングすることになり、したがって、貝の表面の
全体が一様にブラッシングされることになる。
【0018】また、第3発明によれば、上下の回転ブラ
シが、その毛体先端部が貝の上下面にそれぞれ所定の圧
力で当接するようにスプリングで付勢されているので、
貝の厚さに拘わらず、上記毛体先端を貝の表面に対して
常に適切な圧力で当接させることができ、したがって、
貝の表面の異物が常に良好に除去されることになる。
【0019】そして、第4発明によれば、回転ブラシの
毛体が、基端部が上記本体の周面に止着されたスプリン
グと、そのスプリングの先端部に取り付けられたヘッド
部材とで構成されるので、上記スプリングの作用により
ヘッド部材が貝の表面に適度な強さで当接することにな
って、異物が効果的に除去されることになる。
【0020】さらに、第5発明によれば、上記スプリン
グが、基端部から先端部まで延びる内側のスプリング
と、基端部から中間部まで延びる外側のスプリングとの
2重構造とされるので、毛体全体としての十分な弾力性
を確保しながら先端部における柔軟性が得られて、内側
のスプリングの先端に取り付けられたヘッド部材の貝の
表面に対する当たりが一層良好となり、異物がさらに良
好に除去されることになる。
【0021】また、第6発明によれば、上記ヘッド部材
が硬質材料でなるボルト状部材で構成されるので、貝の
表面に付着している異物がふじつぼのような固いもので
ある場合に、これがボルト状部材でなるヘッド部材の頭
部によって叩きつぶされることになり、これにより、こ
の種の異物が効果的に除去されることになる。また、該
ヘッド部材は硬質材料で形成されているので、固い異物
を叩きつぶすことによる摩耗が少なく、高い耐久性が得
られることになる。
【0022】一方、第7発明によれば、上記ヘッド部材
が複数本のワイヤ状部材で構成されるので、貝の表面に
付着している異物が苔類や藻類等である場合に、これが
複数のワイヤ状部材でなるヘッド部材により掻き落とさ
れることになり、この種の異物が同じく効果的に除去さ
れることになる。
【0023】そして、第8発明によれば、上記ヘッド部
材として硬質材料でなるボルト状部材によって構成され
たものと、複数本のワイヤ状部材によって構成されたも
のとが併用されるので、貝の表面に付着したふじつぼの
ような固い異物と、苔類や藻類等の異物とがいずれも良
好に除去されることになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0025】まず、第1実施例として、図1〜図6に示
す真珠貝の表面に付着したふじつぼ等の異物を除去する
異物除去装置について説明すると、図1及び図2に該装
置の全体構成を示すように、この装置1の本体2には、
8本のベルト11〜18によって構成されて、本体2の
一端の供給部4から他端の排出部5にかけてA方向に延
びる真珠貝の搬送経路3が設けられている。
【0026】つまり、まず上記搬送経路3の下面を構成
するベルトとして、上記供給部4から本体2の中間部や
や排出部5寄りの位置までの間には、プーリ11a,1
1b間およびプーリ12a,12b間にそれぞれ巻き掛
けられた左右の第1下側ベルト11,12が配設されて
おり、また、この第1下側ベルト11,12の終端部に
始端部が一部オーバーラップする位置から上記排出部5
にかけて、プーリ13a〜13dおよびプーリ14a〜
14dにそれぞれ巻き掛けられた左右の第2下側ベルト
13,14が配設されている。
【0027】一方、搬送経路3の上面を構成するベルト
としては、上記第1下側ベルト11,12の始端部のや
や下流位置から本体2の中間部2における第1下側ベル
ト11,12の終端部の同じくやや下流位置にかけて、
プーリ15a,15b,15c…15cおよびプーリ1
6a,16a,16b,16c…16cにそれぞれ巻き
掛けられた左右の第1上側ベルト15,16が配設され
ており、また、この第1上側ベルト15,16の終端部
に始端部が一部オーバーラップする位置から上記排出部
5にかけて、プーリ17a,17b,17c,17cお
よびプーリ18a,18b,18c,18cにそれぞれ
巻き掛けられた左右の第2上側ベルト17,18が配設
されている。
【0028】そして、左右の第1下側ベルト11,12
の上側走行面と左右の第1上側ベルト15,16の下側
走行面とがそれぞれ所定の間隙を隔てて対向し、これら
の走行面間に貝を挟持してA方向に搬送するようになっ
ている。同様に、左右の第2下側ベルト13,14の上
側走行面と左右の第2上側ベルト17,18の下側走行
面とがそれぞれ所定の間隙を隔てて対向し、これらの走
行面間に貝を挟持してA方向に搬送するようになってい
る。
【0029】その場合に、第1下側ベルト11,12の
終端部と第2下側ベルト13,14の始端部、および第
1上側ベルト15,16の終端部と第2上側ベルト1
7,18の始端部とが、ほぼ同位置でオーバーラップさ
れているから、貝は、本体2のほぼ中間部で、第1下側
ベルト11,12と第1上側ベルト15,16との間か
ら、第2下側ベルト13,14と第2上側ベルト17,
18との間に受け渡されることになる。
【0030】ここで、図2に示すように、この実施例で
は、搬送経路3の下側および上側において、上流側の左
右のベルト11,12および15,16は間隔が広くさ
れて、その終端部の内側に下流側の左右のベルト13,
14および17,18の始端部が位置するように、これ
らのベルト11〜18がオーバーラップされている。し
たがって、貝は、上流側では左右両側部を上下から挟持
され、下流側では中央部の左右を上下から挟持されるこ
とになる。
【0031】また、図1に示すように、この装置1の本
体2内には、上記各ベルト11〜18に挟持されて搬送
される貝の上下両面をブラッシングする3対の回転ブラ
シ21〜26が配設されている。
【0032】つまり、上記搬送経路3の下方には上流側
から第1、第2、第3下側ブラシ21,22,23が、
搬送経路3の上方には第1、第2、第3上側ブラシ2
4,25,26がそれぞれ配設されて、第1下側ブラシ
21と第1上側ブラシ24、第2下側ブラシ22と第2
上側ブラシ25、および第3下側ブラシ23と第3上側
ブラシ26がそれぞれ上下に対をなして配置されてい
る。
【0033】そして、図2に示すように、これらの回転
ブラシ21〜26のうち、第1、第2下側ブラシ21,
22および第1、第2上側ブラシ24,25は、第1下
側ベルト11,12および第1上側ベルト15,16の
配設範囲において、左側のベルト11,15と右側のベ
ルト12,16との間に配置されていると共に、第3下
側ブラシ23および第3上側ブラシ26は左右に分割さ
れて、第2下側ベルト13,14および第2上側ベルト
17,18の配設範囲において、左側のベルト13,1
7と右側のベルト14,18の外側に配置されている。
【0034】ここで、上記各回転ブラシ21〜26の構
成を説明すると、図3に示すように、これらのブラシ
は、円筒状の本体27の外周面に多数の毛体28…28
を放射状に植設した構成であるが、各毛体28は、上記
本体27の外周面に立設されたスタッドボルト28aに
小径の第1スプリング28bを嵌め込むと共に、さらに
その外側に第1スプリング28bより寸法の短い大径の
第2スプリング28cを嵌め込み、かつ第2スプリング
28cの先端より突出した第1スプリング28bの先端
部に硬質材料でなるボルト状のヘッド部材28dを取り
付けた構成とされている。
【0035】そして、図4に示すように、この回転ブラ
シ21〜26は、一端の駆動軸31〜36の回りに揺動
可能に支持された揺動フレーム37…37の他端に従動
軸38…38を介して回転自在に取り付けられていると
共に、上記駆動軸31〜36と従動軸38…38との間
にはベルト39…39がそれぞれ巻き掛けられ、駆動軸
31〜36の回転によりベルト39…39および従動軸
38…38を介して各回転ブラシ21〜26が回転駆動
されるようになっている。
【0036】また、上記揺動フレーム37…37のう
ち、下側のフレーム37…37は上方に、上側のフレー
ム37…37は下方にそれぞれスプリング40…40に
より付勢されていると共に、下側のフレーム37…37
の上方への揺動、上側のフレーム37…37の下方への
揺動をそれぞれ所定位置で規制するストッパ41…41
が備えられ、これらのストッパ41…41で揺動が規制
された状態で、上下の回転ブラシ21〜23,24〜2
6の外周円が所定の間隔を隔てて近接するようになって
いる。
【0037】次に、図5により、上記各搬送ベルト11
〜18および回転ブラシ21〜26の駆動系統を説明す
ると、これらの駆動用として搬送ベルト用モータ50
と、回転ブラシ用第1、第2モータ51,52とが備え
られている。
【0038】そして、搬送ベルト用モータ50の回転軸
50aに取り付けられたスプロケット61、第2下側ベ
ルト13,14の終端部のプーリ13b,14bの軸6
2に取り付けられたスプロケット63、第2上側ベルト
17,18の終端部のプーリ17b,18bの軸64に
取り付けられたスプロケット65、および張力調整用ス
プロケット66にわたってチェーン67が巻き掛けられ
ており、また、上記軸62と第1下側ベルト11,12
の終端部のプーリ11b,12bの軸68とにそれぞれ
取り付けられたスプロケット69,70間にはチェーン
71が、上記軸64と第1上側ベルト15,16の終端
部のプーリ15b,16bの軸72とにそれぞれ取り付
けられたスプロケット73,74間にはチェーン75が
それぞれ巻き掛けられている。
【0039】したがって、上記搬送ベルト用モータ50
により、第1、第2下側ベルト11〜14の終端部のプ
ーリ11b〜14bおよび第1、第2上側ベルト15〜
18の終端部のプーリ15b〜18bが一斉に回転さ
れ、これに伴って上記各ベルト11〜18がそれぞれ所
定方向に駆動されるようになっている。
【0040】また、回転ブラシ用第1モータ51の回転
軸51aに取り付けられたスプロケット81、第2下側
ブラシ22の駆動軸32に取り付けられたスプロケット
82、第2上側ブラシ25の駆動軸35に取り付けられ
たスプロケット83、および張力調整用スプロケット8
4にわたってチェーン85が巻き掛けられていると共
に、上記第2下側ブラシ22の駆動軸32と第1下側ブ
ラシ21の駆動軸31とにそれぞれ取り付けられたスプ
ロケット86,87間にはチェーン88が、上記第2上
側ブラシ25の駆動軸35と第1上側ブラシ24の駆動
軸34とにそれぞれ取り付けられたスプロケット89,
90間はチェーン91がそれぞれ巻き掛けられている。
【0041】したがって、上記回転ブラシ用第1モータ
51により、第1、第2下側ブラシ21,22および第
1、第2上側ブラシ24,25の駆動軸31,32,3
4,35が回転され、これに伴って、これらのブラシ2
1,22,24,25が駆動されるようになっている。
【0042】さらに、回転ブラシ用第2モータ52の回
転軸52aに取り付けられたスプロケット93、第3下
側ブラシ23の駆動軸33に取り付けられたスプロケッ
ト94、第3上側ブラシ26の駆動軸36に取り付けら
れたスプロケット95、および張力調整用スプロケット
96にわたってチェーン97が巻き掛けられており、し
たがって、上記回転ブラシ用第2モータ52により、第
3下側ブラシ23および第3上側ブラシ26の駆動軸3
3,36が回転され、これに伴って、これらのブラシ2
3,26が駆動されるようになっている。
【0043】なお、この実施例においては、図2に示す
ように、搬送経路3に沿って右側に位置する第1、第2
下側ベルト12,14および第1、第2上側ベルト1
6,18は本体2に対して搬送経路3に直交する方向に
移動可能とされた可動フレーム6に取り付けられてい
る。そして、前後両端部において、この可動フレーム6
に一端が回転自在に連結されたねじ軸7,7が本体2に
固設された雌ねじ部材8,8に螺合され、ハンドル9に
より一方のねじ軸7を回動させ、かつチェーン10を介
して他方のねじ軸7を回動させれば、上記可動フレーム
6が移動して、いずれも左右一対の第1、第2下側ベル
ト11〜14および第1、第2上側ベルト15〜18の
左右の間隔が調整されるようになっている。
【0044】次に、この真珠貝用の異物除去装置1の作
用を説明する。
【0045】図2および図5に示す搬送ベルト用モータ
50および回転ブラシ用第1、第2モータ51,52を
作動させた上で、まず、図6に符号aで示すように、搬
送経路3の一端の供給部4における左右の第1下側ベル
ト11,12上に貝Xを載置すると、この貝Xは上記ベ
ルト11,12の走行によりA方向に移送されて、符号
bで示すように、第1上側ベルト15,16との間に左
右両側部を挟持され、この状態で本体2内に搬入され
る。そして、まず上下の第1、第2回転ブラシ21,2
2,24,25により、上下両面の上記ベルト11,1
2,15,16で挟持されている部位の内側が順次ブラ
ッシングされる。
【0046】次に、符号cで示すように、貝Xは上記第
1下側ベルト11,12および第1上側ベルト15,1
6の終端部で第2下側ベルト13,14および第2上側
ベルト17,18に受け渡され、これらのベルト13,
14,17,18により中央部の左右を挟持された状態
でさらにA方向に搬送される。そして、この状態で上下
に対をなす左右の第3ブラシ23,26により両側部を
ブラッシングされ、その後、上記搬送経路3の他端の排
出部5から排出されることになる。
【0047】このようにして、供給部4に貝を順次供給
すれば、その上下両面が自動的にブラッシングされて異
物が除去され、その上で排出部5から順次排出されるこ
とになるが、その場合に、上記のように、貝Xは、搬送
経路3の途中で両側部を挟持された状態から中央部を挟
持された状態に移行されて、上流部では中央部を、下流
部では両側部をそれぞれブラッシングされるので、上下
両面のほぼ全面が一様にブラッシングされ、異物が確実
に除去されることになるのである。
【0048】また、上記各回転ブラシ21〜26は、ス
プリング40…40により下側のブラシ21〜23は上
方へ、上側のブラシ24〜26は下方へそれぞれ付勢さ
れているので、貝の厚みにばらつきがあっても、ブラシ
21〜26の毛体28…28の先端部が貝の上下両面に
常にほぼ均等な圧力で当接することになる。また、各ブ
ラシ21〜26の毛体28…28は、先端部を除いて第
1、第2スプリング28b,28cの2重構造とされて
いるから、全体としての十分な弾力性が確保されると共
に、第1スプリング28bのみの先端部は所要の柔軟性
を有し、したがって、貝の表面に対する良好な当たりが
得られて、異物を効果的に除去しながら貝殻を損傷する
ことが回避されることになる。そして、各毛体28…2
8の先端には硬質材料でなるボルト状のヘッド28d…
28dがそれぞれ取り付けられているから、貝の表面に
付着するふじつぼ等の固い異物がこのヘッド部材28d
…28dによって叩きつぶされて、この種の異物が確実
に除去されると共に、該ヘッド28d…28dはは硬質
材料で形成されているから、固い異物を叩きつぶすこと
による摩耗が少なく、十分な耐久性が確保されることに
なる。
【0049】さらに、前述のように、左右に対をなす各
搬送ベルト11〜18は、その間隔が調整可能とされて
いるので、貝の大きさに応じてこの間隔を調整するする
ことにより、当該装置1を各寸法の貝に適用することが
可能となる。
【0050】なお、回転ブラシ21〜26の各毛体28
…28はスプリング28b,28cによって構成されて
いるので、長期の使用によっては寸法が伸びることがあ
り、この場合、貝の表面に対しての当たりが悪化するの
で、図4に鎖線で示すように、毛体28…28の長さを
検出するセンサ100を備え、該毛体28が限度以上に
長くなったときに交換を促すようにしてもよい。
【0051】つぎに、本発明の第2実施例について説明
する。
【0052】この実施例は、カラス貝等の表面に付着す
る苔類や藻類等の異物を除去するのに適した異物除去装
置に関するもので、上記第1実施例における回転ブラシ
21〜26に代えて、図7に示す回転ブラシ121〜1
26が用いられる。なお、その他の構成は第1実施例と
同様である。
【0053】すなわち、この第2実施例に係る回転ブラ
シ121〜126も、円筒状の本体127の外周面に多
数の毛体128…128を放射状に植設した構成であ
り、また、各毛体128…128は、上記本体127の
外周面に立設されたスタッドボルト128aに小径の第
1スプリング128bを嵌め込むと共に、さらにその外
側に第1スプリング128bより寸法の短い大径の第2
スプリング128cを嵌め込み、かつ第2スプリング1
28cの先端より突出した第1スプリング128bの先
端部にヘッド部材128dを取り付けた構成であるが、
このヘッド部材128dが第1実施例のものと異なり、
ワイヤ状部材が用いられているのである。
【0054】このヘッド部材128dをさらに詳しく説
明すると、図8に示すように、硬線を撚り合わせてなる
ワイヤ状部材128d′を複数本集めてその基部を銅等
の比較的軟質の金属でなるパイプ128d″内に挿入す
ると共に、この状態で上記パイプ128d″を縮径させ
ることにより複数本のワイヤ状部材128d′を束ねて
一体化する。そして、これを上記パイプ128d″の部
分で第1スプリング128bの先端部に圧入したもので
ある。その場合に、このパイプ128d″と第1スプリ
ング128bとの嵌合部には必要に応じて金属用接着剤
が用いられる。
【0055】このようなヘッド部材128dが第1スプ
リング128bの先端に取り付けられた毛体128を備
えた回転ブラシ121〜126を用いれば、苔類や藻類
が付着した貝の表面がこのブラシ121〜126により
ブラッシングされることにより、上記苔類や藻類等が掻
き落とされて、この種の異物が効果的に除去されること
になる。
【0056】さらに、本発明の第3実施例においては、
図9に示すように、回転ブラシ221〜226として、
先端に硬質のボルト状部材でなるヘッド部材228d′
が取り付けられた第1毛体228′と、先端に複数本の
ワイヤ状部材でなるヘッド部材228d″が取り付けら
れた第2毛体228″とを備えたものが用いられてい
る。
【0057】したがって、この第3実施例に係る異物除
去装置によれば、貝の表面に付着したふじつぼ等の固い
異物が第1毛体228′の先端のボルト状ヘッド部材2
28d′の頭部により叩きつぶされると共に、苔類や藻
類等の異物が第2毛体228″の先端のワイヤ状ヘッド
部材228d″により掻き落とされることになって、い
ずれの種類の異物も効果的に除去されることになる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、貝の養
殖に際して定期的にあるいは、出荷前に行われる貝殻表
面の異物除去作業が、自動的かつ連続的に能率よく、し
かも作業者の熟練を要することなく良好に行うことが可
能となる。
【0059】そして、第2発明によれば、貝の上下両面
のほぼ全面が一様にブラッシングされることになって異
物が確実に除去されることになり、さらに、第3発明に
よれば、貝の厚さに拘わらず、異物が常に良好に除去さ
れることになる。
【0060】また、第4発明によれば、回転ブラシの毛
体を構成するスプリングの作用によりその先端のヘッド
部材が貝の表面に適度な強さで当接することになると共
に、特に第5発明によれば、上記スプリングが2重構造
とされることにより、毛体の全体としての十分な弾力性
と先端部の柔軟性が得られることになって、貝殻を傷め
ることなく、その表面に付着した異物を効果的に除去す
ることが可能となる。
【0061】さらに、第6発明によれば、上記ヘッド部
材が硬質材料でなるボルト状部材によって構成されるの
で、貝の表面に付着したふじつぼ等の固い異物が叩きつ
ぶされて、この種の異物が効果的に除去されると共に、
該ヘッド部材ないし毛体の十分な耐久性が得られること
になる。
【0062】また、第7発明によれば、上記ヘッド部材
が複数本のワイヤ状部材によって構成されるので、貝の
表面に付着した苔類や藻類等の異物が掻き落とされるこ
とになって、この種の異物が効果的に除去される。
【0063】そして、第8発明によれば、上記第6発明
及び第7発明の効果が同時に得られて、貝の表面に付着
したふじつぼ等の異物と苔類や藻類等の異物がいずれも
効果的に除去されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る異物除去装置の全
体構成を示す概略正面図である。
【図2】 同装置の平面図である。
【図3】 同装置における回転ブラシの拡大図である。
【図4】 同回転ブラシの支持構造を示す図である。
【図5】 搬送ベルトおよび回転ブラシの駆動系統を示
す図である。
【図6】 同実施例の作用を説明する概略図である。
【図7】 本発明の第2実施例に係る異物除去装置にお
ける回転ブラシの拡大図である。
【図8】 同回転ブラシにおける毛体の掻く大豆であ
る。
【図9】 本発明の第3実施例に係る異物除去装置にお
ける回転ブラシの拡大図である。
【符号の説明】
1 異物除
去装置 3 搬送経
路 11〜18 搬送ベ
ルト 21〜26,121〜126,221〜226 回転ブ
ラシ 28,182,228′,228″ 毛体 28b,28c,128b,128c スプリ
ング 28d,128d,228d′,228″ ヘッド
部材 40 スプリ
ング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 貝表面の異物除去装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真珠貝或はその他の貝の
貝殼表面に付着する異物を除去する異物除去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】真珠貝の養殖に際しては、その成長を促
進するために、貝殻の表面に付着し或は寄生するふじつ
ぼ等の微小な貝類やその他の異物を除去することが必要
であり、その除去作業が定期的に行われる。
【0003】この作業は、従来においては作業者の手作
業によって行っており、具体的には、回転式のグライン
ダを用い、作業者が手に持った真珠貝の貝殻表面をこの
グラインダに押し付けることによってその表面の異物を
除去していたのである。
【0004】また、カラス貝等の食用の貝類について
は、出荷の際に、商品価値を高めるために貝殻の表面に
付着した苔類や藻類等の異物を除去することが行われる
場合があるが、従来においては、この作業もワイヤブラ
シ等を用いて作業者の手作業によって行っていたのが実
情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の異物除去方法によると、きわめて非能率的であっ
て、この作業に多大の労力を要すると共に、作業者の熟
練が必要とされていたのである。
【0006】本発明は従来における上記のような実情に
対処し、貝の表面に付着する異物を能率よく、かつ良好
に除去することができる装置を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る貝表面の異物除去装置は次のように構
成したことを特徴とする。
【0008】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、貝をその上下両面側から挟持して
搬送する上下対をなす搬送ベルトと、これらのベルトに
よる貝の搬送経路の上方及び下方に配置されて回転する
ことにより、上記ベルトによって搬送されている貝の両
面をそれぞれブラッシングする回転ブラシとを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明における搬送ベルトとし
て、貝の搬送方向に対して左右両側部寄りを上下からそ
れぞれ挟持する側部挟持用の左右各一対のベルトと、貝
の中央部寄りを上下からそれぞれ挟持する中央部挟持用
の左右各一対のベルトとを備えて、貝を搬送径路の中間
部で一方のベルトから他方のベルトに受け渡すように構
成し、かつ、同じく第1発明における回転ブラシとし
て、上記側部挟持用ベルトが貝を搬送しているときにそ
の中央部をブラッシングする中央部用ブラシと、上記中
央部挟持用ベルトが貝を搬送しているときにその両側部
をブラッシングする側部用ブラシとを備えたことを特徴
とする
【0010】_そして、請求項に係る発明(以下、第
発明という)は、上記第1、第2発明における回転ブ
ラシにおいて、その円筒状本体の周面に植設されて半径
方向に延びる毛体を、基端部が上記本体の周面に止着さ
れたスプリングと、そのスプリングの先端部に取り付け
られたヘッド部材とで構成したことを特徴とする。
【0011】また、請求項に係る発明(以下、第
明という)は、上記第発明における毛体を構成するス
プリングを、基端部から先端部まで延びる内側のスプリ
ングと、基端部から中間部まで延びる外側のスプリング
とを重ねた構成として、内側のスプリングの先端にヘッ
ド部材を取り付けたことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項に係る発明(以下、第
発明という)は、上記第発明又は第発明のいずれか
において、回転ブラシの毛体を構成するスプリングの先
端部に取り付けられたヘッド部材を、硬質材料でなるボ
ルト状部材で構成したことを特徴とする。
【0013】また、請求項に係る発明(以下、第
明という)は、同じく第発明又は第発明のいずれか
において、回転ブラシの毛体を構成するスプリングの先
端部に取り付けられたヘッド部材を、複数本のワイヤ状
部材で構成したことを特徴とする。
【0014】そして、請求項に係る発明(以下、第
発明という)においては、同じく第発明又は第発明
のいずれかにおいて、回転ブラシの毛体を構成するスプ
リングの先端部に取り付けられたヘッド部材として、硬
質材料でなるボルト状部材によって構成されたものと、
複数本のワイヤ状部材によって構成されたものとを併用
したことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、第1〜第発明のいずれ
によっても、上下対をなす搬送ベルトに貝を挟持させれ
ば、これらのベルトにより貝が所定の経路に沿って搬送
されると共に、その搬送経路の上方及び下方に配置され
た回転ブラシにより貝の上下面がそれぞれブラッシング
されることになる。これにより、貝の表面に付着した異
物が自動的にかつ連続的に除去されることになる。
【0016】そして、特に第2発明によれば、上記搬送
ベルトとして、貝の左右両側部寄りを挟持する側部挟持
用のベルトと、貝の中央部寄りを挟持する中央部挟持用
のベルトとが備えられているので、例えば、まず側部挟
持用ベルトにより貝の両側部を挟持させれば、この状態
で中央部用ブラシが貝の中央部をブラッシングすると共
に、次いで搬送径路の中間部で貝が中央部挟持用ベルト
に受け渡され、この状態で側部用ブラシが貝の両側部を
ブラッシングすることになり、したがって、貝の表面の
全体が一様にブラッシングされることになる
【0017】_そして、第発明によれば、回転ブラシ
の毛体が、基端部が上記本体の周面に止着されたスプリ
ングと、そのスプリングの先端部に取り付けられたヘッ
ド部材とで構成されるので、上記スプリングの作用によ
りヘッド部材が貝の表面に適度な強さで当接することに
なって、異物が効果的に除去されることになる。
【0018】さらに、第発明によれば、上記スプリン
グが、基端部から先端部まで延びる内側のスプリング
と、基端部から中間部まで延びる外側のスプリングとの
2重構造とされるので、毛体全体としての十分な弾力性
を確保しながら先端部における柔軟性が得られて、内側
のスプリングの先端に取り付けられたヘッド部材の貝の
表面に対する当たりが一層良好となり、異物がさらに良
好に除去されることになる。
【0019】また、第発明によれば、上記ヘッド部材
が硬質材料でなるボルト状部材で構成されるので、貝の
表面に付着している異物がふじつぼのような固いもので
ある場合に、これがボルト状部材でなるヘッド部材の頭
部によって叩きつぶされることになり、これにより、こ
の種の異物が効果的に除去されることになる。また、該
ヘッド部材は硬質材料で形成されているので、固い異物
を叩きつぶすことによる摩耗が少なく、高い耐久性が得
られることになる。
【0020】一方、第発明によれば、上記ヘッド部材
が複数本のワイヤ状部材で構成されるので、貝の表面に
付着している異物が苔類や藻類等である場合に、これが
複数のワイヤ状部材でなるヘッド部材により掻き落とさ
れることになり、この種の異物が同じく効果的に除去さ
れることになる。
【0021】そして、第発明によれば、上記ヘッド部
材として硬質材料でなるボルト状部材によって構成され
たものと、複数本のワイヤ状部材によって構成されたも
のとが併用されるので、貝の表面に付着したふじつぼの
ような固い異物と、苔類や藻類等の異物とがいずれも良
好に除去されることになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0023】まず、第1実施例として、図1〜図6に示
す真珠貝の表面に付着したふじつぼ等の異物を除去する
異物除去装置について説明すると、図1及び図2に該装
置の全体構成を示すように、この装置1の本体2には、
8本のベルト11〜18によって構成されて、本体2の
一端の供給部4から他端の排出部5にかけてA方向に延
びる真珠貝の搬送経路3が設けられている。
【0024】つまり、まず上記搬送経路3の下面を構成
するベルトとして、上記供給部4から本体2の中間部や
や排出部5寄りの位置までの間には、プーリ11a,1
1b間およびプーリ12a,12b間にそれぞれ巻き掛
けられた左右の第1下側ベルト11,12が配設されて
おり、また、この第1下側ベルト11,12の終端部に
始端部が一部オーバーラップする位置から上記排出部5
にかけて、プーリ13a〜13dおよびプーリ14a〜
14dにそれぞれ巻き掛けられた左右の第2下側ベルト
13,14が配設されている。
【0025】一方、搬送経路3の上面を構成するベルト
としては、上記第1下側ベルト11,12の始端部のや
や下流位置から本体2の中間部2における第1下側ベル
ト11,12の終端部の同じくやや下流位置にかけて、
プーリ15a,15b,15c…15cおよびプーリ1
6a16b,16c…16cにそれぞれ巻き掛けられ
た左右の第1上側ベルト15,16が配設されており、
また、この第1上側ベルト15,16の終端部に始端部
が一部オーバーラップする位置から上記排出部5にかけ
て、プーリ17a,17b,17c,17cおよびプー
リ18a,18b,18c,18cにそれぞれ巻き掛け
られた左右の第2上側ベルト17,18が配設されてい
る。
【0026】そして、左右の第1下側ベルト11,12
の上側走行面と左右の第1上側ベルト15,16の下側
走行面とがそれぞれ所定の間隙を隔てて対向し、これら
の走行面間に貝を挟持してA方向に搬送するようになっ
ている。同様に、左右の第2下側ベルト13,14の上
側走行面と左右の第2上側ベルト17,18の下側走行
面とがそれぞれ所定の間隙を隔てて対向し、これらの走
行面間に貝を挟持してA方向に搬送するようになってい
る。
【0027】その場合に、第1下側ベルト11,12の
終端部と第2下側ベルト13,14の始端部、および第
1上側ベルト15,16の終端部と第2上側ベルト1
7,18の始端部とが、ほぼ同位置でオーバーラップさ
れているから、貝は、本体2のほぼ中間部で、第1下側
ベルト11,12と第1上側ベルト15,16との間か
ら、第2下側ベルト13,14と第2上側ベルト17,
18との間に受け渡されることになる。
【0028】ここで、図2に示すように、この実施例で
は、搬送経路3の下側および上側において、上流側の左
右のベルト11,12および15,16は間隔が広くさ
れて、その終端部の内側に下流側の左右のベルト13,
14および17,18の始端部が位置するように、これ
らのベルト11〜18がオーバーラップされている。し
たがって、貝は、上流側では左右両側部を上下から挟持
され、下流側では中央部の左右を上下から挟持されるこ
とになる。
【0029】また、図1に示すように、この装置1の本
体2内には、上記各ベルト11〜18に挟持されて搬送
される貝の上下両面をブラッシングする3対の回転ブラ
シ21〜26が配設されている。
【0030】つまり、上記搬送経路3の下方には上流側
から第1、第2、第3下側ブラシ21,22,23が、
搬送経路3の上方には第1、第2、第3上側ブラシ2
4,25,26がそれぞれ配設されて、第1下側ブラシ
21と第1上側ブラシ24、第2下側ブラシ22と第2
上側ブラシ25、および第3下側ブラシ23と第3上側
ブラシ26がそれぞれ上下に対をなして配置されてい
る。
【0031】そして、図2に示すように、これらの回転
ブラシ21〜26のうち、第1、第2下側ブラシ21,
22および第1、第2上側ブラシ24,25は、第1下
側ベルト11,12および第1上側ベルト15,16の
配設範囲において、左側のベルト11,15と右側のベ
ルト12,16との間に配置されていると共に、第3下
側ブラシ23および第3上側ブラシ26は左右に分割さ
れて、第2下側ベルト13,14および第2上側ベルト
17,18の配設範囲において、左側のベルト13,1
7と右側のベルト14,18の外側に配置されている。
【0032】ここで、上記各回転ブラシ21〜26の構
成を説明すると、図3に示すように、これらのブラシ
は、円筒状の本体27の外周面に多数の毛体28…28
を放射状に植設した構成であるが、各毛体28は、上記
本体27の外周面に立設されたスタッドボルト28aに
小径の第1スプリング28bを嵌め込むと共に、さらに
その外側に第1スプリング28bより寸法の短い大径の
第2スプリング28cを嵌め込み、かつ第2スプリング
28cの先端より突出した第1スプリング28bの先端
部に硬質材料でなるボルト状のヘッド部材28dを取り
付けた構成とされている。
【0033】そして、図4に示すように、この回転ブラ
シ21〜26は、一端の駆動軸31〜36の回りに揺動
可能に支持された揺動フレーム37…37の他端に従動
軸38…38を介して回転自在に取り付けられていると
共に、上記駆動軸31〜36と従動軸38…38との間
にはベルト39…39がそれぞれ巻き掛けられ、駆動軸
31〜36の回転によりベルト39…39および従動軸
38…38を介して各回転ブラシ21〜26が回転駆動
されるようになっている。
【0034】また、上記揺動フレーム37…37のう
ち、下側のフレーム37…37は上方に、上側のフレー
ム37…37は下方にそれぞれスプリング40…40に
より付勢されていると共に、下側のフレーム37…37
の上方への揺動、上側のフレーム37…37の下方への
揺動をそれぞれ所定位置で規制するストッパ41…41
が備えられ、これらのストッパ41…41で揺動が規制
された状態で、上下の回転ブラシ21〜23,24〜2
6の外周円が所定の間隔を隔てて近接するようになって
いる。
【0035】次に、図5により、上記各搬送ベルト11
〜18および回転ブラシ21〜26の駆動系統を説明す
ると、これらの駆動用として搬送ベルト用モータ50
と、回転ブラシ用第1、第2モータ51,52とが備え
られている。
【0036】そして、搬送ベルト用モータ50の回転軸
50aに取り付けられたスプロケット61、第2下側ベ
ルト13,14の終端部のプーリ13b,14bの軸6
2に取り付けられたスプロケット63、第2上側ベルト
17,18の終端部のプーリ17b,18bの軸64に
取り付けられたスプロケット65、および張力調整用ス
プロケット66にわたってチェーン67が巻き掛けられ
ており、また、上記軸62と第1下側ベルト11,12
の終端部のプーリ11b,12bの軸68とにそれぞれ
取り付けられたスプロケット69,70間にはチェーン
71が、上記軸64と第1上側ベルト15,16の終端
部のプーリ15b,16bの軸72とにそれぞり取り付
けられたスプロケット73,74間にはチェーン75が
それぞれ巻き掛けられている。
【0037】したがって、上記搬送ベルト用モータ50
により、第1、第2下側ベルト11〜14の終端部のプ
ーリ11b〜14bおよび第1、第2上側ベルト15〜
18の終端部のプーリ15b〜18bが一斉に回転さ
れ、これに伴って上記各ベルト11〜18がそれぞれ所
定方向に駆動されるようになっている。
【0038】また、回転ブラシ用第1モータ51の回転
軸51aに取り付けられたスプロケット81、第2下側
ブラシ22の駆動軸32に取り付けられたスプロケット
82、第2上側ブラシ25の駆動軸35に取り付けられ
たスプロケット83、および張力調整用スプロケット8
4にわたってチェーン85が巻き掛けられていると共
に、上記第2下側ブラシ22の駆動軸32と第1下側ブ
ラシ21の駆動軸31とにそれぞれ取り付けられたスプ
ロケット86,87間にはチェーン88が、上記第2上
側ブラシ25の駆動軸35と第1上側ブラシ24の駆動
軸34とにそれぞれ取り付けられたスプロケット89,
90間はチェーン91がそれぞれ巻き掛けられている。
【0039】したがって、上記回転ブラシ用第1モータ
51により、第1、第2下側ブラシ21,22および第
1、第2上側ブラシ24,25の駆動軸31,32,3
4,35が回転され、これに伴って、これらのブラシ2
1,22,24,25が駆動されるようになっている。
【0040】さらに、回転ブラシ用第2モータ52の回
転軸52aに取り付けられたスプロケット93、第3下
側ブラシ23の駆動軸33に取り付けられたスプロケッ
ト94、第3上側ブラシ26の駆動軸36に取り付けら
れたスプロケット95、および張力調整用スプロケット
96にわたってチェーン97が巻き掛けられており、し
たがって、上記回転ブラシ用第2モータ52により、第
3下側ブラシ23および第3上側ブラシ26の駆動軸3
3,36が回転され、これに伴って、これらのブラシ2
3,26が駆動されるようになっている。
【0041】なお、この実施例においては、図2に示す
ように、搬送経路3に沿って右側に位置する第1、第2
下側ベルト12,14および第1、第2上側ベルト1
6,18は本体2に対して搬送経路3に直交する方向に
移動可能とされた可動フレーム6に取り付けられてい
る。そして、前後両端部において、この可動フレーム6
に一端が回転自在に連結されたねじ軸7,7が本体2に
固設された雌ねじ部材8,8に螺合され、ハンドル9に
より一方のねじ軸7を回動させ、かつチェーン10を介
して他方のねじ軸7を回動させれば、上記可動フレーム
6が移動して、いずれも左右一対の第1、第2下側ベル
ト11〜14および第1、第2上側ベルト15〜18の
左右の間隔が調整されるようになっている。
【0042】次に、この真珠貝用の異物除去装置1の作
用を説明する。
【0043】図2および図5に示す搬送ベルト用モータ
50および回転ブラシ用第1、第2モータ51,52を
作動させた上で、まず、図6に符号aで示すように、搬
送経路3の一端の供給部4における左右の第1下側ベル
ト11,12上に貝Xを載置すると、この貝Xは上記ベ
ルト11,12の走行によりA方向に移送されて、符号
bで示すように、第1上側ベルト15,16との間に左
右両側部を挟持され、この状態で本体2内に搬入され
る。そして、まず上下の第1、第2回転ブラシ21,2
2,24,25により、上下両面の上記ベルト11,1
2,15,16で挟持されている部位の内側が順次ブラ
ッシングされる。
【0044】次に、符号cで示すように、貝Xは上記第
1下側ベルト11,12および第1上側ベルト15,1
6の終端部で第2下側ベルト13,14および第2上側
ベルト17,18に受け渡され、これらのベルト13,
14,17,18により中央部の左右を挟持された状態
でさらにA方向に搬送される。そして、この状態で上下
に対をなす左右の第3ブラシ23,26により両側部を
ブラッシングされ、その後、上記搬送経路3の他端の排
出部5から排出されることになる。
【0045】このようにして、供給部4に貝を順次供給
すれば、その上下両面が自動的にブラッシングされて異
物が除去され、その上で排出部5から順次排出されるこ
とになるが、その場合に、上記のように、貝Xは、搬送
経路3の途中で両側部を挟持された状態から中央部を挟
持された状態に移行されて、上流部では中央部を、下流
部では両側部をそれぞれブラッシングされるので、上下
両面のほぼ全面が一様にブラッシングされ、異物が確実
に除去されることになるのである。
【0046】また、上記各回転ブラシ21〜26は、ス
プリング40…40により下側のブラシ21〜23は上
方へ、上側のブラシ24〜26は下方ヘそれぞれ付勢さ
れているので、貝の厚みにばらつきがあっても、ブラシ
21〜26の毛体28…28の先端部が貝の上下両面に
常にほぼ均等な圧力で当接することになる。また、各ブ
ラシ21〜26の毛体28…28は、先端部を除いて第
1、第2スプリング28b,28cの2重構造とされて
いるから、全体としての十分な弾力性が確保されると共
に、第1スプリング28bのみの先端部は所要の柔軟性
を有し、したがって、貝の表面に対する良好な当たりが
得られて、異物を効果的に除去しながら貝殻を損傷する
ことが回避されることになる。そして、各毛体28…2
8の先端には硬質材料でなるボルト状のヘッド28d…
28dがそれぞれ取り付けられているから、貝の表面に
付着するふじつぼ等の固い異物がこのヘッド部材28d
…28dによって叩きつぶされて、この種の異物が確実
に除去されると共に、該ヘッド28d…28dは硬質材
料で形成されているから、固い異物を叩きつぶすことに
よる摩耗が少なく、十分な耐久性が確保されることにな
る。
【0047】さらに、前述のように、左右に対をなす各
搬送ベルト11〜18は、その間隔が調整可能とされて
いるので、貝の大きさに応じてこの間隔を調整すること
により、当該装置1を各寸法の貝に適用することが可能
となる。
【0048】なお、回転ブラシ21〜26の各毛体28
…28はスプリング28b,28cによって構成されて
いるので、長期の使用によっては寸法が伸びることがあ
り、この場合、貝の表面に対しての当たりが悪化するの
で、図4に鎖線で示すように、毛体28…28の長さを
検出するセンサ100を備え、該毛体28が限度以上に
長くなったときに交換を促すようにしてもよい。
【0049】つぎに、本発明の第2実施例について説明
する。この実施例は、カラス貝等の表面に付着する苔類
や藻類等の異物を除去するのに適した異物除去装置に関
するもので、上記第1実施例における回転ブラシ21〜
26に代えて、図7に示す回転ブラシ121〜126が
用いられる。なお、その他の構成は第1実施例と同様で
ある。
【0050】すなわち、この第2実施例に係る回転ブラ
シ121〜126も、円筒状の本体127の外周面に多
数の毛体128…128を放射状に植設した構成であ
り、また、各毛体128…128は、上記本体127の
外周面に立設されたスタッドボルト128aに小径の第
1スプリング128bを嵌め込むと共に、さらにその外
側に第1スプリング128bより寸法の短い大径の第2
スプリング128cを嵌め込み、かつ第2スプリング1
28cの先端より突出した第1スプリング128bの先
端部にヘッド部材128dを取り付けた構成であるが、
このヘッド部材128dが第1実施例のものと異なり、
ワイヤ状部材が用いられているのである。
【0051】このヘッド部材128dをさらに詳しく説
明すると、図8に示すように、硬線を撚り合わせてなる
ワイヤ状部材128d′を複数本集めてその基部を銅等
の比較的軟質の金属でなるパイプ128d″内に挿入す
ると共に、この状態で上記パイプ128d″を縮径させ
ることにより複数本のワイヤ状部材128d′を束ねて
一体化する。そして、これを上記パイプ128d″の部
分で第1スプリング128bの先端部に圧入したもので
ある。その場合に、このパイプ128d″と第1スプリ
ング128bとの嵌合部には必要に応じて金属用接着剤
が用いられる。
【0052】このようなヘッド部材128dが第1スプ
リング128bの先端に取り付けられた毛体128を備
えた回転ブラシ121〜126を用いれば、苔類や藻類
が付着した貝の表面がこのブラシ121〜126により
ブラッシングされることにより、上記苔類や藻類等が掻
き落とされて、この種の異物が効果的に除去されること
になる。
【0053】さらに、本発明の第3実施例においては、
図9に示すように、回転ブラシ221〜226として、
先端に硬質のボルト状部材でなるヘッド部材228d′
が取り付けられた第1毛体228′と、先端に複数本の
ワイヤ状部材でなるヘッド部材228d″が取り付けら
れた第2毛体228″とを備えたものが用いられてい
る。
【0054】したがって、この第3実施例に係る異物除
去装置によれば、貝の表面に付着したふじつぼ等の固い
異物が第1毛体228′の先端のボルト状ヘッド部材2
28d′の頭部により叩きつぶされると共に、苔類や藻
類等の異物が第2毛体228″の先端のワイヤ状ヘッド
部材228d″により掻き落とされることになって、い
ずれの種類の異物も効果的に除去されることになる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、貝の養
殖に際して定期的にあるいは、出荷前に行われる貝殻表
面の異物除去作業が、自動的かつ連続的に能率よく、し
かも作業者の熟練を要することなく良好に行うことが可
能となる。
【0056】そして、第2発明によれば、貝の上下両面
のほぼ全面が一様にブラッシングされることになって異
物が確実に除去されることになる
【0057】また、第発明によれば、回転ブラシの毛
体を構成するスプリングの作用によりその先端のヘッド
部材が貝の表面に適度な強さで当接することになると共
に、特に第発明によれば、上記スプリングが2重構造
とされることにより、毛体の全体としての十分な弾力性
と先端部の柔軟性が得られることになって、貝殻を傷め
ることなく、その表面に付着した異物を効果的に除去す
ることが可能となる。
【0058】さらに、第発明によれば、上記ヘッド部
材が硬質材料でなるボルト状部材によって構成されるの
で、貝の表面に付着したふじつぼ等の固い異物が叩きつ
ぶされて、この種の異物が効果的に除去されると共に、
該ヘッド部材ないし毛体の十分な耐久性が得られること
になる。
【0059】また、第発明によれば、上記ヘッド部材
が複数本のワイヤ状部材によって構成されるので、貝の
表面に付着した苔類や藻類等の異物が掻き落とされるこ
とになって、この種の異物が効果的に除去される。
【0060】そして、第発明によれば、上記第発明
及び第発明の効果が同時に得られて、貝の表面に付着
したふじつぼ等の異物と苔類や藻類等の異物がいずれも
効果的に除去されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る異物除去装置の全
体構成を示す概略正面図である。
【図2】 同装置の平面図である。
【図3】 同装置における回転ブラシの拡大図である。
【図4】 同回転ブラシの支持構造を示す図である。
【図5】 搬送ベルトおよび回転ブラシの駆動系統を示
す図である。
【図6】 同実施例の作用を説明する概略図である。
【図7】 本発明の第2実施例に係る異物除去装置にお
ける回転ブラシの拡大図である。
【図8】 同回転ブラシにおける毛体の拡大図である。
【図9】 本発明の第3実施例に係る異物除去装置にお
ける回転ブラシの拡大図である。
【符号の説明】 1 異物除
去装置 3 搬送経
路 11〜18 搬送ベ
ルト 21〜26,121〜126,221〜226 回転ブ
ラシ 28,128, 228′,228″ 毛体 28b,28c,128b,128c スプリ
ング 28d,128d,228d′,228″ ヘッド
部材 40 スプリ
ング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 保孝 滋賀県栗太郡栗東町下鈎810 東京前川科 学株式会社滋賀工場内 (72)発明者 柴原 喜代和 香川県高松市松島町2丁目5番6号 株式 会社イシダ四国営業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貝の表面に付着した異物を除去する装置
    であって、貝をその上下両面側から挟持して搬送する上
    下対をなす搬送ベルトと、これらのベルトによる貝の搬
    送経路の上方及び下方に配置されて回転することによ
    り、上記ベルトによって搬送されている貝の両面をそれ
    ぞれブラッシングする回転ブラシとを有することを特徴
    とする貝表面の異物除去装置。
  2. 【請求項2】 搬送ベルトとして、貝の搬送方向に対し
    て左右両側部寄りを上下からそれぞれ挟持する側部挟持
    用の左右各一対のベルトと、貝の中央部寄りを上下から
    それぞれ挟持する中央部挟持用の左右各一対のベルトと
    が備えられて、貝を搬送径路の中間部で一方のベルトか
    ら他方のベルトに受け渡すように構成され、かつ、回転
    ブラシとして、上記側部挟持用ベルトが貝を搬送してい
    るときにその中央部をブラッシングする中央部用ブラシ
    と、上記中央部挟持用ベルトが貝を搬送しているときに
    その両側部をブラッシングする側部用ブラシとが備えら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の貝表面の異
    物除去装置。
  3. 【請求項3】 上下の回転ブラシは、その毛体先端部が
    貝の上下面にそれぞれ所定の圧力で当接するようにスプ
    リングで付勢されていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の貝表面の異物除去装置。
  4. 【請求項4】 回転ブラシの円筒状本体の周面に植設さ
    れて半径方向に延びる毛体は、基端部が上記本体の周面
    に止着されたスプリングと、そのスプリングの先端部に
    取り付けられたヘッド部材とで構成されていることを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の貝表
    面の異物除去装置。
  5. 【請求項5】 回転ブラシの毛体を構成するスプリング
    は、基端部から先端部まで延びる内側のスプリングと、
    基端部から中間部まで延びる外側のスプリングとを重ね
    た構成とされ、かつ、内側のスプリングの先端にヘッド
    部材が取り付けられていることを特徴とする請求項4に
    記載の貝表面の異物除去装置。
  6. 【請求項6】 回転ブラシの毛体を構成するスプリング
    の先端部に取り付けられたヘッド部材は、硬質材料でな
    るボルト状部材によって構成されていることを特徴とす
    る請求項4又は請求項5に記載の貝表面の異物除去装
    置。
  7. 【請求項7】 回転ブラシの毛体を構成するスプリング
    の先端部に取り付けられたヘッド部材は、複数本のワイ
    ヤ状部材によって構成されていることを特徴とする請求
    項4又は請求項5に記載の貝表面の異物除去装置。
  8. 【請求項8】 回転ブラシの毛体を構成するスプリング
    の先端部に取り付けられたヘッド部材として、硬質材料
    でなるボルト状部材によって構成されたものと、複数本
    のワイヤ状部材によって構成されたものとが併用されて
    いることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の貝
    表面の異物除去装置。
JP6210514A 1994-03-18 1994-08-10 貝表面の異物除去装置 Pending JPH07303433A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284987A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Toa Harbor Works Co Ltd 海中岩盤付着物除去アタッチメントおよび海中岩盤付着物除去装置
JP2007284990A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Toa Harbor Works Co Ltd 海中岩盤付着物除去アタッチメントおよび海中岩盤付着物除去装置
CN107999418A (zh) * 2017-11-27 2018-05-08 宁波超锐特工贸有限公司 一种沙滩车轮胎清理装置
CN112387632A (zh) * 2020-10-26 2021-02-23 江西视晶光电有限公司 一种芯片清洁除尘装置

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