JPH08183133A - 易開封性積層包装材料 - Google Patents
易開封性積層包装材料Info
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- JPH08183133A JPH08183133A JP6328113A JP32811394A JPH08183133A JP H08183133 A JPH08183133 A JP H08183133A JP 6328113 A JP6328113 A JP 6328113A JP 32811394 A JP32811394 A JP 32811394A JP H08183133 A JPH08183133 A JP H08183133A
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Abstract
き、易開封性を有するとともに、確実に密封することが
できるようにする。 【構成】 透明高分子フィルム1にはインキ層2が積層
されている。このインキ層2にはアルミ箔層3が積層さ
れている。透明高分子フィルム1側より波長0.4〜
1.2μmのレーザ光線を照射すると、レーザ光は透明
高分子フィルム1を透過し、インキ層2を発熱させる。
このインキ層2の発熱により透明高分子フィルム1が溶
融し、切溝4が形成される。
Description
装材料に関する。
とから、強度、ガス遮断性、水蒸気遮断性といった密封
性と、開封を容易に行なう目的から易開封性といった相
反する特性が要求されている。かかる目的を達成すべ
く、包装材料の一部に切溝を設けるようにしたものが従
来より提案されている(USP3,790,744号、
実開昭60−110629号)。
載されたものは、積層体を熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、紙、金属箔、接着剤層で構成し、これらの層の少な
くとも1層がレーザ光を吸収することにより特定の層の
みに切溝を形成するようにしたものである。
記載されたものは、ポリエステル、ナイロン等で形成さ
れたレーザ光の吸収率の高い層と、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のオレフィン系フィルムで形成されたレー
ザ光の吸収率の低い層とで構成し、これに波長10.6
μmの炭酸ガスレーザ光を照射することにより、レーザ
光の吸収率の高いポリエステル、ナイロン層のみに切溝
が形成されるようにしたものである。
な構造では、積層体を構成する各層のレーザ光吸収の強
弱を利用するものであるために、積層体の層構成の組合
わせが限定されるといった問題点がある。また、バリヤ
性、強度を維持すべく酸素遮断性を有する、例えば無機
物蒸着フィルム、アルミ蒸着フィルム、ポリ塩化ビニリ
デンフィルム、ポリ塩化ビニリデンコートフィルム等が
一般的に使用されるが、これらは赤外線波長域のレーザ
光の吸収が高いために、例えば炭酸ガスレーザ光を使用
した場合には、酸素遮断性を有する層にも切溝が形成さ
れてしまい、酸素遮断性が著しく低下するといった問題
点がある。
れたものであり、積層体に開封用の切溝を形成すること
ができ、易開封性を有するとともに、確実に密封するこ
とのできる易開封性積層包装材料を提供することを目的
とする。
〜1.2μmのレーザ光を吸収して発熱する少なくとも
1層以上の発熱層と、この発熱層の発熱により切断され
る少なくとも1層以上の切断層と、上記発熱層の発熱に
よっては切断されない少なくとも1層以上の非切断層と
を有することを特徴とする。
に照射すると、発熱層が発熱し、溶融する。この発熱層
の発熱により切断層もまた溶融する。これにより、発熱
層と切断層には切溝が形成されることとなる。さらに、
非切断層は発熱によっては溶融しないために、密封性を
保持することができる。
について説明する。図1は本発明における易開封性積層
包装材料の層構造を示す断面図である。図中符号1は透
明高分子フィルムであり、この透明高分子フィルム1に
はインキ層2が積層されている。さらに、このインキ層
2にはアルミ箔層3が積層されている。そして、この層
構造は従来より周知である共押出法またはドライラミネ
ート法等の手段によって製造される。また、透明高分子
フィルム1側より波長0.4〜1.2μmのレーザ光線
を照射すると、このレーザ光は透明高分子フィルム1を
透過し、インキ層2を発熱させる。すると、このインキ
層2の発熱により透明高分子フィルム1が溶融し、切溝
4が形成される。一方、アルミ箔層3はレーザ光を反射
し、切断されることがない。
料の層構造の他の実施例を示す断面図である。本実施例
は、層構造を 透明高分子フィルム1/インキ層2/透
明高分子フィルム1/レーザ光によっては加工されない
層5 とし、波長0.4〜1.2μmのレーザ光線を照
射し、透明高分子フィルム1をレーザ光が透過し、イン
キ層2を発熱させる。すると、このインキ層2の発熱に
より両側の透明高分子フィルム1,1が溶融し、切溝4
が形成される。なお、このような層構造とすれば、透明
積層包装材料へ切溝4を形成することができる。
料の層構造の他の実施例を示す断面図である。本実施例
は層構造をレーザ光を透過して加工されない層6/透明
高分子フィルム1/インキ層2/透明高分子フィルム1
/レーザ光によって加工されない層5 で構成する。こ
こで、レーザ光を透過して加工されない層6はレーザ光
を透過するが加工されない層である。ここで、波長0.
4〜1.2μmのレーザ光線をレーザ光を透過して加工
されない層6側から照射し、レーザ光を透過して加工さ
れない層6と透明高分子フィルム1をレーザ光が透過
し、インキ層2を発熱させる。すると、このインキ層2
の発熱により両側の透明高分子フィルム1,1が溶融
し、切溝4が形成される。なお、このような層構造とす
れば、積層包装材料の中央に切溝4を設けることができ
る。
の可視・近赤外線レーザ光を吸収して発熱する層として
は、該波長に吸収を有する顔料・染料・高分子等を用い
ることが可能であり、特に制限されないが、特に印刷イ
ンキが好適に用いられる。通常積層体における該インキ
層は印刷基材となるフィルムに裏刷りとされることが多
く、印刷層を波長0.4〜1.2μmの可視・近赤外線
レーザ光吸収層とすることにより新たに吸収層を設ける
必要がなく、層構造が複雑化しない。この場合、印刷イ
ンキの種類は照射するレーザの波長0.4〜1.2μm
に併せて任意に選択することができる。また、印刷方法
もグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン
等、周知の印刷方法のすべてに適用することができ、印
刷方法は限定されない。印刷はフィルムの全面あるいは
レーザ光照射部分のみと、適宜選択することができる。
また、レーザ光によっては加工されない層5およびレー
ザ光を透過して加工されない層6の組合わせとしては、
ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等の基材お
よびポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等のシーラントとの組合わせが任意に可能
である。
して、以下のような酸素遮断性を有する中間層を形成し
ても良い。酸素遮断層としては、例えばアルミ箔、アル
ミ蒸着フィルム、各種無機物蒸着フィルム、ポリ塩化ビ
ニリデンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィ
ルム等がある。
長が0.4〜1.2μmの可視、近赤外線レーザ光であ
れば良く、特にアルゴンイオンレーザ、半導体レーザ、
YAGレーザ等である。また、レーザ光はパルス発振、
連続発振のどちらでも良く、その単位照射面積あたりの
照射出力は包装材料の加工速度に応じて適宜選択でき
る。レーザ照射はレーザを固定して包装材料を移動させ
て、一直線上に加工する方法、レーザをスキャニングし
ながら包装材料を移動させて任意の形状に加工する方
法、いずれの方法であっても良く、直線、曲線はもちろ
ん、連続線およびミシン目等の不連続線も自由に加工可
能である。
以下仕様の包装材料を作成した。
/アルミ箔7μm/無延伸ポリプロピレン60μm これに発振波長515nmのアルゴンイオンレーザ(N
EC製GLG3260)を出力1W、スポット径70μ
mとなるように集光照射し、包装材料を4cm/秒で移
動してポリエステルのみに幅100μmの開封用の切溝
を設けた。
ように3方シールで製袋して切溝より引き裂いた結果切
り溝に沿って容易に開封が可能であった。比較例1 従来、周知の方法であるドライラミネーション法を用い
て以下仕様の包装材料を作成した。
7μm/無延伸ポリプロピレン60μm これに発振波長515nmのアルゴンイオンレーザ(N
EC製GLG3260)を出力1W、スポット径70μ
mとなるように集光照射し、包装材料を4cm/秒で移
動したところ、切溝を設けることはできなかった。
て以下仕様の包装材料を作成した。
/アルミ箔7μm/無延伸ポリプロピレン60μm これに発振波長834nmの半導体レーザ(シースター
社製SDL−5421)を出力150mmW、スポット
径20μmとなるように集光照射し、包装材料を4cm
/秒で移動してポリエステルのみに幅100μmの開封
用の切溝を設けた。
ように3方シールで製袋して切溝より引き裂いた結果、
切溝に沿って容易に開封が可能であった。比較例2 従来、周知の方法であるドライラミネーション法を用い
て下記仕様の包装材料を作成した。
7μm/無延伸ポリプロピレン60μm これに発振波長834nmの半導体レーザ(シースター
社製SDL−5421)を出力150mmW、スポット
径20μmとなるように集光照射し、包装材料を4cm
/秒で移動したが、開封用の切溝を設けることはできな
かった。
て下記仕様の包装材料を作成した。
キ/ポリエチレン15μm/アルミ蒸着ポリプロピレン
25μm これに発振波長515nmのアルゴンイオンレーザ(N
EC製GLG3260)を出力1W、スポット径70μ
mとなるように集光照射し、包装材料を4cm/秒で移
動して2軸延伸ポリプロピレン20μmのみに幅100
μmの開封用の切溝を設けた。
ように3方シールで製袋して切溝より引き裂いた結果切
り溝に沿って容易に開封が可能であった。また、3方パ
ウチの酸素透過度を測定した結果、レーザ加工前、レー
ザ加工後共に酸素透過後は0.5cc/m2 ・24h
rs・atm以下であり、酸素バリヤーの低下は認めら
れなかった。
て下記仕様の包装材料を作成した。
キ/ポリエチレン15μm/アルミ蒸着ポリプロピレン
25μm これに発振波長10.6μmの炭酸ガスレーザ(三菱電
気(株)製ML1504F)を出力1W、スポット径7
0μmとなるように集光照射し、包装材料を4cm/秒
で移動して2軸延伸ポリプロピレン20μmのみに幅1
00μmの開封用の切溝を設けたが、アルミ蒸着層にも
加工が及んでいた。
ように3方シールで製袋して引き裂いた結果切り溝に沿
って容易に開封が可能であった。また、3方パウチの酸
素透過度を測定した結果、レーザ加工前の酸素透過度は
0.5cc/m2 ・24hrs・atm以下であった
が、加工後にあっては15cc/m2 ・24hrs・
atmとなり、酸素バリヤー性の低下が認められた。
て下記仕様の包装材料を作成した。
ルミ蒸着ポリプロピレン25μmこれに発振波長515
nmのアルゴンイオンレーザ(NEC製GLG326
0)を出力1W、スポット径70μmとなるように集光
照射し、包装材料を4cm/秒で移動して2軸延伸ナイ
ロン15μmのみに幅100μmの開封用の切溝を設け
た。
ように3方シールで製袋して引き裂いた結果、切り溝に
沿って容易に開封を行なうことができた。また、3方パ
ウチの酸素透過度を測定した結果、レーザ加工前、レー
ザ加工後共に酸素透過度は0.5cc/m2 ・24h
rs・atm以下であり、酸素バリヤー性の低下は認め
られなかった。
て下記仕様の包装材料を作成した。
ルミ蒸着ポリプロピレン25μmこれに発振波長10.
6μmの炭酸ガスレーザ(三菱電気(株)製ML150
4F)を出力1W、スポット径70μmとなるように集
光照射し、包装材料を4cm/秒で移動して2軸延伸ナ
イロン15μmのみに幅100μmの開封用の切溝を設
けたが、アルミ蒸着層にも加工が及んでいた。
ように3方シールで製袋して引き裂いた結果、切り溝に
沿って容易に開封が可能であった。また、3方パウチの
酸素透過度を測定した結果、レーザ加工前の酸素透過度
は0.5cc/m2 ・24hrs・atm以下であっ
たが、加工後には15cc/m2 ・24hrs・at
mとなり、酸素バリヤー性の低下が認められた。
り、積層体に開封用の切溝を形成することができ、易開
封性の向上を図ることができる。一方で、切溝が形成さ
れない非切断層も有することから、密封性の向上を図る
ことができる。ひいては、易開封性と密封性といった相
反する特性を備えた易開封性包装材料を提供することが
できる等の効果を奏する。
る。
の断面図である。
の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 波長が0.4〜1.2μmのレーザ光を
吸収して発熱する少なくとも1層以上の発熱層と、この
発熱層の発熱により切断される少なくとも1層以上の切
断層と、上記発熱層の発熱によっては切断されない少な
くとも1層以上の非切断層とを有することを特徴とする
易開封性積層包装材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32811394A JP3394348B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 易開封性積層包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32811394A JP3394348B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 易開封性積層包装材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08183133A true JPH08183133A (ja) | 1996-07-16 |
| JP3394348B2 JP3394348B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=18206641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32811394A Expired - Lifetime JP3394348B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 易開封性積層包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3394348B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001146257A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-05-29 | Sig Pack Syst Ag | 多層合成フィルム |
| JP2003285848A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 易開封性包装体 |
| JP2018002217A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋及び包装袋の製造方法 |
| JP2022011624A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 株式会社吉野工業所 | 容器包装材、発熱容器及び発熱ラベル |
| JP2022112322A (ja) * | 2021-01-21 | 2022-08-02 | 大日本印刷株式会社 | パウチ及びパウチの製造方法 |
| JPWO2023042499A1 (ja) * | 2021-09-14 | 2023-03-23 | ||
| JP2023045055A (ja) * | 2021-09-21 | 2023-04-03 | 藤森工業株式会社 | 積層体および包装体 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32811394A patent/JP3394348B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
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| JP2023045055A (ja) * | 2021-09-21 | 2023-04-03 | 藤森工業株式会社 | 積層体および包装体 |
| JP2024149793A (ja) * | 2021-09-21 | 2024-10-18 | 藤森工業株式会社 | 積層体および包装体 |
| JP2024149792A (ja) * | 2021-09-21 | 2024-10-18 | 藤森工業株式会社 | 積層体および包装体 |
| JP2024156998A (ja) * | 2021-09-21 | 2024-11-06 | Zacros株式会社 | 積層体および包装体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3394348B2 (ja) | 2003-04-07 |
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