JPH08183181A - インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法、インクジェット記録装置、および情報処理システム - Google Patents
インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法、インクジェット記録装置、および情報処理システムInfo
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- JPH08183181A JPH08183181A JP34027094A JP34027094A JPH08183181A JP H08183181 A JPH08183181 A JP H08183181A JP 34027094 A JP34027094 A JP 34027094A JP 34027094 A JP34027094 A JP 34027094A JP H08183181 A JPH08183181 A JP H08183181A
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッド内使用ノズルの偏りによらずインク吐
出量のばらつきを低減し、濃度むらの無い記録を可能と
するインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法、該方法
を適用したインクジェット記録装置および情報処理シス
テムを提供することを目的とする。 【構成】 ノズルの熱エネルギー発生素子に印加される
駆動信号を少なくとも2つの駆動パルスに分割し、該分
割された少なくとも1つの駆動パルスの波形を変調する
ことによって前記インク液滴の吐出状態を制御する工程
を有する吐出制御方法において、 前記複数のノズルの
うち、印字信号が入力されないノズルの熱エネルギー発
生素子に印加される駆動信号の有無は、所定の条件にも
とづいて定まるもので、さらに前記所定の条件が満たさ
れた場合、前記印字信号が入力されないノズルの熱エネ
ルギー発生素子に印加される駆動信号は前記インク滴が
吐出しない範囲の少なくとも1つの駆動パルスからなる
ことを特徴とする。
出量のばらつきを低減し、濃度むらの無い記録を可能と
するインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法、該方法
を適用したインクジェット記録装置および情報処理シス
テムを提供することを目的とする。 【構成】 ノズルの熱エネルギー発生素子に印加される
駆動信号を少なくとも2つの駆動パルスに分割し、該分
割された少なくとも1つの駆動パルスの波形を変調する
ことによって前記インク液滴の吐出状態を制御する工程
を有する吐出制御方法において、 前記複数のノズルの
うち、印字信号が入力されないノズルの熱エネルギー発
生素子に印加される駆動信号の有無は、所定の条件にも
とづいて定まるもので、さらに前記所定の条件が満たさ
れた場合、前記印字信号が入力されないノズルの熱エネ
ルギー発生素子に印加される駆動信号は前記インク滴が
吐出しない範囲の少なくとも1つの駆動パルスからなる
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録ヘ
ッド、特にヒーターによりインクを瞬間的に加熱し気泡
を発生させることによって液滴を吐出させる、所謂バブ
ルジェット方式の記録ヘッドに適用される温度及び吐出
制御方法、該方法を適用可能なインクジェット記録装
置、および該装置を出力手段とする複写機、ファクシミ
リ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理システムに関する。
ッド、特にヒーターによりインクを瞬間的に加熱し気泡
を発生させることによって液滴を吐出させる、所謂バブ
ルジェット方式の記録ヘッドに適用される温度及び吐出
制御方法、該方法を適用可能なインクジェット記録装
置、および該装置を出力手段とする複写機、ファクシミ
リ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布、プラスチックシート、O
HP用シート等の被記録媒体(以下単に記録紙ともい
う)に対して記録を行なう記録装置は、種々の記録方
式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な
形態として提案されている。
HP用シート等の被記録媒体(以下単に記録紙ともい
う)に対して記録を行なう記録装置は、種々の記録方
式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な
形態として提案されている。
【0003】これらの方式のなかで、インクジェット方
式はインクを吐出して記録紙に直接付着させる低騒音な
ノンインパクト方式の一つで、インク滴の形成方法およ
び噴射エネルギの発生方法により、コンティニアス方式
(電荷粒子制御方式およびスプレー方式が含まれる)と
オンデマンド方式(ピエゾ方式、スパーク方式およびバ
ブルジェット方式が含まれる)とに大きく分類される。
式はインクを吐出して記録紙に直接付着させる低騒音な
ノンインパクト方式の一つで、インク滴の形成方法およ
び噴射エネルギの発生方法により、コンティニアス方式
(電荷粒子制御方式およびスプレー方式が含まれる)と
オンデマンド方式(ピエゾ方式、スパーク方式およびバ
ブルジェット方式が含まれる)とに大きく分類される。
【0004】コンティニアス方式は、インクを連続的に
吐出し、必要な液滴だけ電荷を与える。帯電した液滴が
記録紙に付着し、残りは無駄になる。これに対して、オ
ンデマンド方式は、印字に必要な時だけインクを吐出す
るために、インクの無駄がなく装置内部が汚れない。ま
た、オンデマンド方式はインクの吐出を開始したり停止
したりするため、コンティニアス方式に比べて応答周波
数は低い。このため、ノズル数を増やすことで高速化を
実現している。したがって、現在市販されている記録装
置の多くはオンデマンド方式のものであり、このような
インクジェット方式の記録ヘッドを具備した記録装置
は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、
情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシ
ミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークス
テーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパ
ーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディス
ク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたはポー
タブルプリンタとして利用され、かつ商品化されてい
る。この場合、インクジェット記録装置は、これら装置
固有の機能、使用形態等に対応した構成をとる。
吐出し、必要な液滴だけ電荷を与える。帯電した液滴が
記録紙に付着し、残りは無駄になる。これに対して、オ
ンデマンド方式は、印字に必要な時だけインクを吐出す
るために、インクの無駄がなく装置内部が汚れない。ま
た、オンデマンド方式はインクの吐出を開始したり停止
したりするため、コンティニアス方式に比べて応答周波
数は低い。このため、ノズル数を増やすことで高速化を
実現している。したがって、現在市販されている記録装
置の多くはオンデマンド方式のものであり、このような
インクジェット方式の記録ヘッドを具備した記録装置
は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、
情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシ
ミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークス
テーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパ
ーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディス
ク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたはポー
タブルプリンタとして利用され、かつ商品化されてい
る。この場合、インクジェット記録装置は、これら装置
固有の機能、使用形態等に対応した構成をとる。
【0005】一般にインクジェット記録装置は、記録手
段(記録ヘッド)およびインクタンクと搭載するキャリ
ッジと、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを制御す
るための制御手段とを具備する。そして、複数の吐出口
からインク滴を吐出させる記録ヘッドを記録紙の搬送方
向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリ
アルスキャンさせ、一方で非記録時に記録紙を記録幅に
等しい量で間欠搬送するものである。この記録方法は、
記録信号に応じてインクを記録用紙上に吐出させて記録
を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記
録方式として広く用いられている。また、インクを吐出
する多数のノズルが副走査方向に直線上に配置された記
録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録用紙上
を一回走査することでノズル数に対応した幅の記録がな
される。そのため、記録動作の高速化を達成することが
可能である。
段(記録ヘッド)およびインクタンクと搭載するキャリ
ッジと、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを制御す
るための制御手段とを具備する。そして、複数の吐出口
からインク滴を吐出させる記録ヘッドを記録紙の搬送方
向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリ
アルスキャンさせ、一方で非記録時に記録紙を記録幅に
等しい量で間欠搬送するものである。この記録方法は、
記録信号に応じてインクを記録用紙上に吐出させて記録
を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記
録方式として広く用いられている。また、インクを吐出
する多数のノズルが副走査方向に直線上に配置された記
録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録用紙上
を一回走査することでノズル数に対応した幅の記録がな
される。そのため、記録動作の高速化を達成することが
可能である。
【0006】さらに、カラー対応のインクジェット記録
装置の場合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるイン
ク液滴の重ね合わせることによりカラー画像を形成す
る。一般に、カラー記録を行う場合、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)およびシアン(C)の3原色またはこれ
ら3原色にブラック(B)を含めた4色に対応する4種
類のノズルおよびインクタンクが必要とされる。昨今で
はこのような3〜4色の記録ヘッドを搭載し、フルカラ
ーで画像形成が可能な装置が実用化されている。
装置の場合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるイン
ク液滴の重ね合わせることによりカラー画像を形成す
る。一般に、カラー記録を行う場合、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)およびシアン(C)の3原色またはこれ
ら3原色にブラック(B)を含めた4色に対応する4種
類のノズルおよびインクタンクが必要とされる。昨今で
はこのような3〜4色の記録ヘッドを搭載し、フルカラ
ーで画像形成が可能な装置が実用化されている。
【0007】さらにまた、上記インクジェット記録装置
は比較的容易にA1等の大判記録が可能な構成を取るこ
ともできる。すなわち、画像を読み取るリーダーを接続
し原稿を複写するA1版カラー記録対応の記録装置、例
えばCAD出力用プリンター等のプロッターも製品化さ
れている。また、一方で多様な使い方が要求されるよう
になり、会議、講義等におけるプレゼンテーション用に
投影可能なOHPフィルムへの記録の需要が高まってい
る。こうした需要に応えるため、インクの吸収特性が異
なる被記録媒体を必要に応じて選択した際に被記録媒体
の種類に係わりなく最良の記録が可能な記録装置の開発
および製品化が行われている。
は比較的容易にA1等の大判記録が可能な構成を取るこ
ともできる。すなわち、画像を読み取るリーダーを接続
し原稿を複写するA1版カラー記録対応の記録装置、例
えばCAD出力用プリンター等のプロッターも製品化さ
れている。また、一方で多様な使い方が要求されるよう
になり、会議、講義等におけるプレゼンテーション用に
投影可能なOHPフィルムへの記録の需要が高まってい
る。こうした需要に応えるため、インクの吸収特性が異
なる被記録媒体を必要に応じて選択した際に被記録媒体
の種類に係わりなく最良の記録が可能な記録装置の開発
および製品化が行われている。
【0008】このようにインクジェット記録装置は、優
れた記録手段として幅広い産業分野(例えばアパレル産
業等)で需要が高まっており、またより一層高品位な画
像の提供も求められている。
れた記録手段として幅広い産業分野(例えばアパレル産
業等)で需要が高まっており、またより一層高品位な画
像の提供も求められている。
【0009】インクジェット記録ヘッドにおいてインク
を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生
手段としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用い
たもの、あるいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子に
よって液体を加熱させるものなどがある。
を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生
手段としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用い
たもの、あるいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子に
よって液体を加熱させるものなどがある。
【0010】その中でも熱エネルギーを利用(膜沸騰現
象を利用)して液体を吐出させる方式(いわゆるバブル
ジェット方式)の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密
度に配列することができるために高解像度の記録をする
ことが可能である。
象を利用)して液体を吐出させる方式(いわゆるバブル
ジェット方式)の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密
度に配列することができるために高解像度の記録をする
ことが可能である。
【0011】このような構成からなるインクジェット記
録装置に具備される上記インクジェット記録ヘッドにお
いて、つねに安定した高品位の画像形成を達成するため
に、安定した吐出を維持し、かつ濃度変動や濃度ムラの
発生を防ぐ必要がある。そのため、従来からヘッドの温
度制御を行い、吐出量(P1 /ドット)や周波数特性
(kHz)等吐出特性の安定化を図っていた。
録装置に具備される上記インクジェット記録ヘッドにお
いて、つねに安定した高品位の画像形成を達成するため
に、安定した吐出を維持し、かつ濃度変動や濃度ムラの
発生を防ぐ必要がある。そのため、従来からヘッドの温
度制御を行い、吐出量(P1 /ドット)や周波数特性
(kHz)等吐出特性の安定化を図っていた。
【0012】従来行われていたこれらの方法として、
(1)常時ヘッド温調(外部/内部)、(2)逐次ヘッ
ド温調(外部/内部)、および(3)高温ヘッド温調
(環境温度より高温)が知られている。
(1)常時ヘッド温調(外部/内部)、(2)逐次ヘッ
ド温調(外部/内部)、および(3)高温ヘッド温調
(環境温度より高温)が知られている。
【0013】しかし、上記(1)、(2)、および
(3)の方法では、インク蒸発やヘッド構造変化をさせ
たり、温調リップルによる制御精度不足の為に、濃度変
動や濃度ムラ、さらには安定吐出という点に於て十分な
結果が得られなかった。そこで吐出ヒーターに対する駆
動パルスの供給方法として、分割パルス幅変調駆動法が
提案されている。これは、まずパルス幅が可変のプレヒ
ートパルスを印加し、その後インターバルタイムを介し
てメインヒートパルスを印加する駆動方法である。プレ
ヒートパルスは、主にノズル内のインク温度を制御する
為のパルスであり、ヘッドの温度センサーを利用した温
度検知等によってパルス幅が可変される。この時HB上
に熱エネルギーを加え過ぎてプレ発泡現象が発生しない
ようにしている。インターバルタイムは、プレヒートと
メインヒートが相互干渉しないように一定時間の間隔を
設けたもので、ノズル内インクの温度分布を均一化する
働きがある。メインヒートパルスは、ヒータ基板(H
B)上に発泡現象を発生させ、オリフィスよりインク液
滴を吐出させる。この分割パルス幅変調駆動法を用いる
と、印字中の吐出量変動による濃度変動や濃度ムラをか
なりの部分無くすことが可能である。
(3)の方法では、インク蒸発やヘッド構造変化をさせ
たり、温調リップルによる制御精度不足の為に、濃度変
動や濃度ムラ、さらには安定吐出という点に於て十分な
結果が得られなかった。そこで吐出ヒーターに対する駆
動パルスの供給方法として、分割パルス幅変調駆動法が
提案されている。これは、まずパルス幅が可変のプレヒ
ートパルスを印加し、その後インターバルタイムを介し
てメインヒートパルスを印加する駆動方法である。プレ
ヒートパルスは、主にノズル内のインク温度を制御する
為のパルスであり、ヘッドの温度センサーを利用した温
度検知等によってパルス幅が可変される。この時HB上
に熱エネルギーを加え過ぎてプレ発泡現象が発生しない
ようにしている。インターバルタイムは、プレヒートと
メインヒートが相互干渉しないように一定時間の間隔を
設けたもので、ノズル内インクの温度分布を均一化する
働きがある。メインヒートパルスは、ヒータ基板(H
B)上に発泡現象を発生させ、オリフィスよりインク液
滴を吐出させる。この分割パルス幅変調駆動法を用いる
と、印字中の吐出量変動による濃度変動や濃度ムラをか
なりの部分無くすことが可能である。
【0014】しかし、印字中に全てのノズルを使って行
うとは限らず、画像データに応じて、例えばヘッドの片
側半分だけのノズルを使って印字されたり、ヘッドの一
部分だけが使われる場合もある。さらに、このようにヘ
ッド内のノズルが均一に使用されず偏りがある場合、ヘ
ッド内の温度分布も同様に偏りが発生し、その結果とし
て部分的な印字濃度むらが発生する。
うとは限らず、画像データに応じて、例えばヘッドの片
側半分だけのノズルを使って印字されたり、ヘッドの一
部分だけが使われる場合もある。さらに、このようにヘ
ッド内のノズルが均一に使用されず偏りがある場合、ヘ
ッド内の温度分布も同様に偏りが発生し、その結果とし
て部分的な印字濃度むらが発生する。
【0015】このようなヘッド内の温度分布むらは、ノ
ズル数が多いヘッド程、即ちヘッドサイズが大きい程発
生し易い。これらの現象は特にシアン、マゼンタ、イエ
ローの3色、又はブラックを加えた4色によってカラー
画像を形成するカラープリンタに於ては、カラーバラン
スが崩れ色味の変化や色再現性が低下するので一層問題
となる。
ズル数が多いヘッド程、即ちヘッドサイズが大きい程発
生し易い。これらの現象は特にシアン、マゼンタ、イエ
ローの3色、又はブラックを加えた4色によってカラー
画像を形成するカラープリンタに於ては、カラーバラン
スが崩れ色味の変化や色再現性が低下するので一層問題
となる。
【0016】そこで、このような問題点に対処するため
に、温度情報にもとづいた駆動パルスの変調を行う吐出
制御方法が提案されている。すなわち、この吐出制御方
法によれば、印字信号が入力されたノズルの熱エネルギ
ー発生素子と印字信号が入力されないノズルの熱エネル
ギー発生素子とに、それぞれに対応した駆動信号を送る
ことができる。そのため、各ノズル間における熱エネル
ギー発生素子の加熱が均等化され、インクジェット記録
ヘッド内の温度分布の偏りが生ずるのを防ぐことが可能
となり、つねに安定した画像形成が可能となる。例え
ば、インクジェット記録ヘッドの駆動信号がP1 ,P
2 ,P3 のそれぞれプレパルス幅(P1 )、パルス休止
間隔(P2 )およびメインパルス幅(P3 )からなり、
温度センサーなどの温度情報に基づき、これらP1 ,P
2 ,P3 の内少なくとも1つ以上のパルス波形を変調す
るとともに、印字信号が来ない不使用ノズルにはヒータ
ー上に発泡が起こらない範囲での短パルスP4 を印加す
る。これらにより、ヘッド内での使用ノズルと不使用ノ
ズルに偏りがあってもヘッド内温度分布の偏りを軽減す
ることが出来ると共に、温度情報に基づきP1 〜P4 を
制御することによって、常に安定した吐出と安定した画
像を得ることが可能となる。
に、温度情報にもとづいた駆動パルスの変調を行う吐出
制御方法が提案されている。すなわち、この吐出制御方
法によれば、印字信号が入力されたノズルの熱エネルギ
ー発生素子と印字信号が入力されないノズルの熱エネル
ギー発生素子とに、それぞれに対応した駆動信号を送る
ことができる。そのため、各ノズル間における熱エネル
ギー発生素子の加熱が均等化され、インクジェット記録
ヘッド内の温度分布の偏りが生ずるのを防ぐことが可能
となり、つねに安定した画像形成が可能となる。例え
ば、インクジェット記録ヘッドの駆動信号がP1 ,P
2 ,P3 のそれぞれプレパルス幅(P1 )、パルス休止
間隔(P2 )およびメインパルス幅(P3 )からなり、
温度センサーなどの温度情報に基づき、これらP1 ,P
2 ,P3 の内少なくとも1つ以上のパルス波形を変調す
るとともに、印字信号が来ない不使用ノズルにはヒータ
ー上に発泡が起こらない範囲での短パルスP4 を印加す
る。これらにより、ヘッド内での使用ノズルと不使用ノ
ズルに偏りがあってもヘッド内温度分布の偏りを軽減す
ることが出来ると共に、温度情報に基づきP1 〜P4 を
制御することによって、常に安定した吐出と安定した画
像を得ることが可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記吐出制御
方法のように、使用していないノズルに対しても常に印
加パルスを与えることは、ヒータの耐久性や、ノズルを
形成しているヒータ部近傍における材料等の耐久性の劣
化を招く。また、記録ヘッド全体のソリや曲がり等の問
題を引き起こす恐れもある。さらに、インク吐出させな
いノズルのヒータに対してもパルスを与えて加熱するの
で、記録ヘッド全体の温度上昇が大きくなる。その結
果、ヘッド内に泡溜まりが発生しやすく、かつインク吐
出不良を招く恐れがある。
方法のように、使用していないノズルに対しても常に印
加パルスを与えることは、ヒータの耐久性や、ノズルを
形成しているヒータ部近傍における材料等の耐久性の劣
化を招く。また、記録ヘッド全体のソリや曲がり等の問
題を引き起こす恐れもある。さらに、インク吐出させな
いノズルのヒータに対してもパルスを与えて加熱するの
で、記録ヘッド全体の温度上昇が大きくなる。その結
果、ヘッド内に泡溜まりが発生しやすく、かつインク吐
出不良を招く恐れがある。
【0018】そこで本発明は、上述の課題を解決する為
になされたもので、ヘッド内使用ノズルの偏りによらず
インク吐出量のばらつきを低減し、濃度むらの無い画像
形成が可能なインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法
を提供する。また、該方法を適用可能なインクジェット
記録装置、および該装置を出力手段とする複写機、ファ
クシミリ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ等の情報処理システムを提供する。
になされたもので、ヘッド内使用ノズルの偏りによらず
インク吐出量のばらつきを低減し、濃度むらの無い画像
形成が可能なインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法
を提供する。また、該方法を適用可能なインクジェット
記録装置、および該装置を出力手段とする複写機、ファ
クシミリ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ等の情報処理システムを提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にもとづくインクジェット記録ヘッドの吐出制
御方法は、インク滴を吐出するための複数のノズルと各
ノズル内に前記吐出のための熱エネルギー発生素子とが
設けられたインクジェット記録ヘッドが搭載されるイン
クジェット記録装置に適用され、かつ前記ノズルの熱エ
ネルギー発生素子に印加される駆動信号を少なくとも2
つの駆動パルスに分割し、該分割された少なくとも1つ
の駆動パルスの波形を変調することによって前記インク
液滴の吐出状態を制御する工程を有する吐出制御方法に
おいて、前記複数のノズルのうち、印字信号が入力され
ないノズルの熱エネルギー発生素子に印加される駆動信
号の有無は、所定の条件にもとづいて定まるもので、さ
らに前記所定の条件が満たされた場合、前記印字信号が
入力されないノズルの熱エネルギー発生素子に印加され
る駆動信号は前記インク滴が吐出しない範囲の少なくと
も1つの駆動パルスからなることを特徴とする。
に本発明にもとづくインクジェット記録ヘッドの吐出制
御方法は、インク滴を吐出するための複数のノズルと各
ノズル内に前記吐出のための熱エネルギー発生素子とが
設けられたインクジェット記録ヘッドが搭載されるイン
クジェット記録装置に適用され、かつ前記ノズルの熱エ
ネルギー発生素子に印加される駆動信号を少なくとも2
つの駆動パルスに分割し、該分割された少なくとも1つ
の駆動パルスの波形を変調することによって前記インク
液滴の吐出状態を制御する工程を有する吐出制御方法に
おいて、前記複数のノズルのうち、印字信号が入力され
ないノズルの熱エネルギー発生素子に印加される駆動信
号の有無は、所定の条件にもとづいて定まるもので、さ
らに前記所定の条件が満たされた場合、前記印字信号が
入力されないノズルの熱エネルギー発生素子に印加され
る駆動信号は前記インク滴が吐出しない範囲の少なくと
も1つの駆動パルスからなることを特徴とする。
【0020】好ましくは、前記所定の条件は、前記イン
クジェット記録ヘッド全体の印字デューティが所定の値
よりも低いことであり、より好ましくは該所定の値は、
50%である。 または、好ましくは前記所定の条件
は、前記インクジェット記録ヘッド全体の印字信号の偏
り度が所定の値よりも大きいことであり、より好ましく
は所定の値は、2である。ここで偏り度(T)は、以下
のようにして求められる。1ヘッド内の全ノズル数をn
郡に分け(nは整数)、ある単位例えば1ライン中の印
字信号の数を各郡毎に計算する。1ヘッド内で最も印字
信号の合計数が小さい群の値をTMIN.、最も大きい値を
TMAX.としたとき、T=TMAX./TMIN.として求める。
または、好ましくは前記所定の条件は、前記インクジェ
ット記録ヘッド全体の印字デューティが所定の値よりも
低いことであること、および前記インクジェット記録ヘ
ッド全体の印字信号の偏り度が所定の値よりも大きいこ
とであり、より好ましくは、前記印字デューティの所定
の値は、50%であり、また前記偏り度の所定の値は、
2である。
クジェット記録ヘッド全体の印字デューティが所定の値
よりも低いことであり、より好ましくは該所定の値は、
50%である。 または、好ましくは前記所定の条件
は、前記インクジェット記録ヘッド全体の印字信号の偏
り度が所定の値よりも大きいことであり、より好ましく
は所定の値は、2である。ここで偏り度(T)は、以下
のようにして求められる。1ヘッド内の全ノズル数をn
郡に分け(nは整数)、ある単位例えば1ライン中の印
字信号の数を各郡毎に計算する。1ヘッド内で最も印字
信号の合計数が小さい群の値をTMIN.、最も大きい値を
TMAX.としたとき、T=TMAX./TMIN.として求める。
または、好ましくは前記所定の条件は、前記インクジェ
ット記録ヘッド全体の印字デューティが所定の値よりも
低いことであること、および前記インクジェット記録ヘ
ッド全体の印字信号の偏り度が所定の値よりも大きいこ
とであり、より好ましくは、前記印字デューティの所定
の値は、50%であり、また前記偏り度の所定の値は、
2である。
【0021】好ましくは、前記インクジェット記録装置
に、前記インクジェット記録ヘッドのヘッド温度を一定
に保つためのヘッド温度制御手段を設け、かつ前記ヘッ
ド温度の制御および(または)前記駆動パルスの少なく
とも1つの波形の変調を行う。
に、前記インクジェット記録ヘッドのヘッド温度を一定
に保つためのヘッド温度制御手段を設け、かつ前記ヘッ
ド温度の制御および(または)前記駆動パルスの少なく
とも1つの波形の変調を行う。
【0022】好ましくは、前記印字信号が入力されない
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されるノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つと等しい。
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されるノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つと等しい。
【0023】好ましくは、前記印字信号が入力されない
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されたノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つを少なくとも2度繰り返したもの
と等しい。
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されたノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つを少なくとも2度繰り返したもの
と等しい。
【0024】好ましくは、前記印字信号が入力されたノ
ズルに印加される前記少なくとも2つの駆動パルスのう
ちの1つは、プレヒートパルスである。
ズルに印加される前記少なくとも2つの駆動パルスのう
ちの1つは、プレヒートパルスである。
【0025】好ましくは、前記熱エネルギー発生素子
は、インクに膜沸騰を生じさせる電気熱変換体である。
は、インクに膜沸騰を生じさせる電気熱変換体である。
【0026】つぎに、本発明にもとづくインクジェット
記録装置は、 被記録媒体にインク滴を吐出することに
よって入力画像情報を記録するための複数のノズル内に
前記吐出のための熱エネルギー発生素子が設けられたイ
ンクジェット記録ヘッドを搭載するキャリッジと、前記
熱エネルギー発生素子に印加される駆動信号を少なくと
も2つの駆動パルスに分割し、該分割された少なくとも
1つの駆動パルスの波形を変調することによって前記イ
ンク液滴の吐出状態を制御する制御手段とを有するイン
クジェット記録装置において、前記制御手段は、前記複
数のノズルのうち、印字信号が入力されないノズルの熱
エネルギー発生素子に印加される駆動信号の有無を、所
定の条件にもとづいて定めるもので、さらに前記所定の
条件が満たされた場合、前記制御手段は、前記印字信号
が入力されないノズルの熱エネルギー発生素子に、前記
インク滴が吐出しない範囲の少なくとも1つの駆動パル
スからなる駆動信号を印加することを特徴とする。
記録装置は、 被記録媒体にインク滴を吐出することに
よって入力画像情報を記録するための複数のノズル内に
前記吐出のための熱エネルギー発生素子が設けられたイ
ンクジェット記録ヘッドを搭載するキャリッジと、前記
熱エネルギー発生素子に印加される駆動信号を少なくと
も2つの駆動パルスに分割し、該分割された少なくとも
1つの駆動パルスの波形を変調することによって前記イ
ンク液滴の吐出状態を制御する制御手段とを有するイン
クジェット記録装置において、前記制御手段は、前記複
数のノズルのうち、印字信号が入力されないノズルの熱
エネルギー発生素子に印加される駆動信号の有無を、所
定の条件にもとづいて定めるもので、さらに前記所定の
条件が満たされた場合、前記制御手段は、前記印字信号
が入力されないノズルの熱エネルギー発生素子に、前記
インク滴が吐出しない範囲の少なくとも1つの駆動パル
スからなる駆動信号を印加することを特徴とする。
【0027】好ましくは、前記所定の条件は、前記イン
クジェット記録ヘッド全体の印字デューティが所定の値
よりも低いことであり、より好ましくは該所定の値は、
50%である。
クジェット記録ヘッド全体の印字デューティが所定の値
よりも低いことであり、より好ましくは該所定の値は、
50%である。
【0028】または、好ましくは前記所定の条件は、前
記インクジェット記録ヘッド全体の印字信号の偏り度が
所定の値よりも大きいことであり、より好ましくは所定
の値は、2である。または、好ましくは前記所定の条件
は、前記インクジェット記録ヘッド全体の印字デューテ
ィが所定の値よりも低いことであること、および前記イ
ンクジェット記録ヘッド全体の印字信号の偏り度が所定
の値よりも大きいことであり、より好ましくは、前記印
字デューティの所定の値は、50%であり、また前記偏
り度の所定の値は、2である。
記インクジェット記録ヘッド全体の印字信号の偏り度が
所定の値よりも大きいことであり、より好ましくは所定
の値は、2である。または、好ましくは前記所定の条件
は、前記インクジェット記録ヘッド全体の印字デューテ
ィが所定の値よりも低いことであること、および前記イ
ンクジェット記録ヘッド全体の印字信号の偏り度が所定
の値よりも大きいことであり、より好ましくは、前記印
字デューティの所定の値は、50%であり、また前記偏
り度の所定の値は、2である。
【0029】好ましくは、前記インクジェット記録装置
に、前記インクジェット記録ヘッドのヘッド温度を一定
に保つためのヘッド温度制御手段を設け、かつ前記ヘッ
ド温度の制御および(または)前記駆動パルスの少なく
とも1つの波形の変調を行う。
に、前記インクジェット記録ヘッドのヘッド温度を一定
に保つためのヘッド温度制御手段を設け、かつ前記ヘッ
ド温度の制御および(または)前記駆動パルスの少なく
とも1つの波形の変調を行う。
【0030】好ましくは、前記印字信号が入力されない
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されるノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つと等しい。
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されるノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つと等しい。
【0031】好ましくは、前記印字信号が入力されない
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されたノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つを少なくとも2度繰り返したもの
と等しい。
ノズルに印加される前記駆動パルスは、前記印字信号が
入力されたノズルに印加される前記少なくとも2つの駆
動パルスのうちの1つを少なくとも2度繰り返したもの
と等しい。
【0032】好ましくは、前記印字信号が入力されたノ
ズルに印加される前記少なくとも2つの駆動パルスのう
ちの1つは、プレヒートパルスである。
ズルに印加される前記少なくとも2つの駆動パルスのう
ちの1つは、プレヒートパルスである。
【0033】好ましくは、前記熱エネルギー発生素子
は、インクに膜沸騰を生じさせる電気熱変換体である。
は、インクに膜沸騰を生じさせる電気熱変換体である。
【0034】さらに、本発明にもとづく情報処理システ
ムは、上記構成からなるインクジェット記録装置を出力
手段として設けたことを特徴とする。
ムは、上記構成からなるインクジェット記録装置を出力
手段として設けたことを特徴とする。
【0035】
【作用】ヘッドの印字デューティが低い場合や、ヘッド
の印加信号の偏りが大きい場合等の所定の条件下での
み、印字信号が来ない不使用ノズルへヒータ上に発泡が
起こらない範囲での短パルス(温度均一駆動モード)を
与える。したがって、ヘッド内での使用ノズルと不使用
ノズルに偏りがあっても、ヘッド内温度分布偏りを軽減
することができ、濃度ムラの無い常に安定した画像を得
ることがで可能となる。また、温度均一駆動モードは、
ヘッド温度を検知して短パルス幅を変調するので、ヘッ
ド温度上昇を最小限に抑えることができる。それによっ
て、印字の持続性やヘッドの耐久性を向上させることが
可能となる。さらに、温度均一駆動モードを所定の条件
下でのみ実施するものなので、ヒータの耐久寿命も損な
うことが無く信頼性の高い高品位の画像が得られる。
の印加信号の偏りが大きい場合等の所定の条件下での
み、印字信号が来ない不使用ノズルへヒータ上に発泡が
起こらない範囲での短パルス(温度均一駆動モード)を
与える。したがって、ヘッド内での使用ノズルと不使用
ノズルに偏りがあっても、ヘッド内温度分布偏りを軽減
することができ、濃度ムラの無い常に安定した画像を得
ることがで可能となる。また、温度均一駆動モードは、
ヘッド温度を検知して短パルス幅を変調するので、ヘッ
ド温度上昇を最小限に抑えることができる。それによっ
て、印字の持続性やヘッドの耐久性を向上させることが
可能となる。さらに、温度均一駆動モードを所定の条件
下でのみ実施するものなので、ヒータの耐久寿命も損な
うことが無く信頼性の高い高品位の画像が得られる。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0037】<実施例1>図1は、本発明にもとづくイ
ンクジェット記録装置の一例の概略的構成を説明するた
めの斜視図である。
ンクジェット記録装置の一例の概略的構成を説明するた
めの斜視図である。
【0038】この実施例のインクジェット記録装置は、
カラー記録対応のもので、複数色の記録ヘッドにより吐
出されるインク液滴の重ね合わせることによりカラー画
像を形成する。イエロー(Y)、マゼンタ(M)、およ
びシアン(C)の3原色と、ブラック(Bk)とに対応
する4種類の記録ヘッド(1Y, 1M, 1Cおよび1B
k)およびインクカートリッジを搭載するキャリッジ4
を有する。
カラー記録対応のもので、複数色の記録ヘッドにより吐
出されるインク液滴の重ね合わせることによりカラー画
像を形成する。イエロー(Y)、マゼンタ(M)、およ
びシアン(C)の3原色と、ブラック(Bk)とに対応
する4種類の記録ヘッド(1Y, 1M, 1Cおよび1B
k)およびインクカートリッジを搭載するキャリッジ4
を有する。
【0039】インクジェットヘッド1は、キャリッジ4
に搭載され主走査方向に沿って移動自在となっている。
また、キャリッジ4は、ガイド軸5A,5Bに摺動自在
に支持され、かつこれらのガイド軸と平行に張設された
駆動ベルト8の一部と接続している。したがって、この
ベルトがキャリッジモータ101によって駆動されるこ
とによりキャリッジ4の移動が可能となる。
に搭載され主走査方向に沿って移動自在となっている。
また、キャリッジ4は、ガイド軸5A,5Bに摺動自在
に支持され、かつこれらのガイド軸と平行に張設された
駆動ベルト8の一部と接続している。したがって、この
ベルトがキャリッジモータ101によって駆動されるこ
とによりキャリッジ4の移動が可能となる。
【0040】本実施例のインクジェットヘッドで行われ
るバブルジェット方式のインク滴形成過程について簡単
に説明する。
るバブルジェット方式のインク滴形成過程について簡単
に説明する。
【0041】まず、発熱抵抗体(ヒータ)が所定の温度
に達するとヒータ面を覆うような膜気泡が生ずる。この
気泡の内部圧力は非常に高く、ノズル内のインクを押し
出す。インクはこの押し出しによる慣性力でノズルの外
およびその反対方向にある共通液室内に向かって移動す
る。インクの移動が進むと気泡の内部圧力は負圧にな
り、また流路抵抗も加わってノズル内部のインクの速度
は遅くなる。ノズル口(オリフィス)から外へ吐出され
たインクは、ノズル内部に比べて速いため、慣性力と流
路抵抗、気泡の収縮、インク表面張力のバラスでくびれ
が生じ、分離・液滴化する。そして、気泡の収縮と同時
に、毛管力によりノズル内に共通液室よりインクが供給
され次のパルスを待つ。
に達するとヒータ面を覆うような膜気泡が生ずる。この
気泡の内部圧力は非常に高く、ノズル内のインクを押し
出す。インクはこの押し出しによる慣性力でノズルの外
およびその反対方向にある共通液室内に向かって移動す
る。インクの移動が進むと気泡の内部圧力は負圧にな
り、また流路抵抗も加わってノズル内部のインクの速度
は遅くなる。ノズル口(オリフィス)から外へ吐出され
たインクは、ノズル内部に比べて速いため、慣性力と流
路抵抗、気泡の収縮、インク表面張力のバラスでくびれ
が生じ、分離・液滴化する。そして、気泡の収縮と同時
に、毛管力によりノズル内に共通液室よりインクが供給
され次のパルスを待つ。
【0042】このように、電気熱変換素子を熱エネルギ
ー発生手段として用いた記録ヘッドは、駆動電気パルス
信号により一対一の対応で液路のインク内に気泡を発生
させることができ、また即時かつ適切に気泡の成長・収
縮を行わせることができるので、特に応答性のすぐれた
インク滴吐出が達成できる。また、記録ヘッドのコンパ
クト化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技
術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加
工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易
で、製造コストも安価なことから有利である。
ー発生手段として用いた記録ヘッドは、駆動電気パルス
信号により一対一の対応で液路のインク内に気泡を発生
させることができ、また即時かつ適切に気泡の成長・収
縮を行わせることができるので、特に応答性のすぐれた
インク滴吐出が達成できる。また、記録ヘッドのコンパ
クト化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技
術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加
工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易
で、製造コストも安価なことから有利である。
【0043】この実施例では、各記録ヘッドに形成され
た複数の吐出口は、62.5μmの間隔で512個が副
走査方向Aに沿って配列した吐出口となっている。各吐
出口に対応してこれに連通するインク流路には、吐出の
為に使われる熱エネルギーを発生するためのヒーターを
備える。ヒーターは、駆動データに応じて印加される電
気パルスに応じて熱を発生し、これによりインク中に膜
沸騰を生じさせ、この膜沸騰による気泡の生成に伴って
上記各吐出口からインク滴が吐出される。尚、本例では
ヒーターの駆動周波数すなわち吐出周波数は8kHzで
ある。
た複数の吐出口は、62.5μmの間隔で512個が副
走査方向Aに沿って配列した吐出口となっている。各吐
出口に対応してこれに連通するインク流路には、吐出の
為に使われる熱エネルギーを発生するためのヒーターを
備える。ヒーターは、駆動データに応じて印加される電
気パルスに応じて熱を発生し、これによりインク中に膜
沸騰を生じさせ、この膜沸騰による気泡の生成に伴って
上記各吐出口からインク滴が吐出される。尚、本例では
ヒーターの駆動周波数すなわち吐出周波数は8kHzで
ある。
【0044】記録ヘッド1Y,1M,1C,1Bkに供
給されるインクは、キャリッジ4内に装着されるそれぞ
れのインクカートリッジ(不図示)に貯留される。そし
てこのインクは不図示のインク供給路を介して記録ヘッ
ドに供給される。フレキシブルケーブル7Y,7M,7
C,7Bkは記録ヘッド1Y,1M,1C,1Bkにそ
れぞれ対応して接続し、これによりその一部に設けられ
るヘッド駆動回路(ヘッドドライバ)へ、本体駆動制御
ボード9からの記録データに基づいた駆動信号や制御信
号を送信することができる。
給されるインクは、キャリッジ4内に装着されるそれぞ
れのインクカートリッジ(不図示)に貯留される。そし
てこのインクは不図示のインク供給路を介して記録ヘッ
ドに供給される。フレキシブルケーブル7Y,7M,7
C,7Bkは記録ヘッド1Y,1M,1C,1Bkにそ
れぞれ対応して接続し、これによりその一部に設けられ
るヘッド駆動回路(ヘッドドライバ)へ、本体駆動制御
ボード9からの記録データに基づいた駆動信号や制御信
号を送信することができる。
【0045】紙送りローラ3A,3Bは、その長手方向
がガイド軸5A,5Bと平行に延在し、紙送りモータ1
02の駆動力に応じて回転し、被記録媒体としての記録
紙2を搬送する。紙送りローラ3A,3Bの下方には、
同様の紙送りローラ6A,6Bが設けられ、上記記録紙
2の搬送に従って回転し、紙送りローラ3A,3Bとの
間で記録し、2の記録面を平坦に規制する。以上の構成
において、記録ヘッド1Y,1M,1C,1Bkは、キ
ャリッジ4の移動にともない、記録紙2の記録面、即ち
上記吐出口に対向する部分にそれぞれインクを吐出して
記録を行う。
がガイド軸5A,5Bと平行に延在し、紙送りモータ1
02の駆動力に応じて回転し、被記録媒体としての記録
紙2を搬送する。紙送りローラ3A,3Bの下方には、
同様の紙送りローラ6A,6Bが設けられ、上記記録紙
2の搬送に従って回転し、紙送りローラ3A,3Bとの
間で記録し、2の記録面を平坦に規制する。以上の構成
において、記録ヘッド1Y,1M,1C,1Bkは、キ
ャリッジ4の移動にともない、記録紙2の記録面、即ち
上記吐出口に対向する部分にそれぞれインクを吐出して
記録を行う。
【0046】本実施例では、以下説明するように、ヘッ
ド駆動方法及び印字方法に特徴を持たせている。図2
は、本発明にもとづくインクジェット記録装置に適用さ
れるヘッド駆動方法の一例を説明するためのフローチャ
ートである。例えば、1ラインまたは数ラインまたは1
頁毎に、画像デューティ(duty)を計算し、画像デ
ューティDが50%を越えるかどうかを判断する(S−
1)。D≦50%の場合は、画像信号のあるノズルには
通常の駆動パルスを与え、画像信号の無いノズルには液
滴が吐出しない範囲での駆動パルスを与える所謂温度均
一駆動モードを行う(S−2)。D>50%の場合、画
像信号に応じて通常の駆動パルスを与える所謂通常駆動
モードを行う(S−3)。
ド駆動方法及び印字方法に特徴を持たせている。図2
は、本発明にもとづくインクジェット記録装置に適用さ
れるヘッド駆動方法の一例を説明するためのフローチャ
ートである。例えば、1ラインまたは数ラインまたは1
頁毎に、画像デューティ(duty)を計算し、画像デ
ューティDが50%を越えるかどうかを判断する(S−
1)。D≦50%の場合は、画像信号のあるノズルには
通常の駆動パルスを与え、画像信号の無いノズルには液
滴が吐出しない範囲での駆動パルスを与える所謂温度均
一駆動モードを行う(S−2)。D>50%の場合、画
像信号に応じて通常の駆動パルスを与える所謂通常駆動
モードを行う(S−3)。
【0047】このようなモード設定を行う理由を述べ
る。画像デューティが高い場合は、ヘッド温度の偏りが
小さく、ヘッド温度均一駆動モードをあえてする必要が
なく、このモードにするとかえってヘッド温度が高くな
り過ぎたり、不必要にヒータにパルスが加わり、ヒータ
耐久性上負担が大きくなる。一方、画像デューティが5
0%以下の場合には、ヘッド温度の偏りが出るため温度
均一駆動モードを行う。したがって、本実施例では、画
像デューティを50%とした。しかし、これに限定され
ず、要求される画像品位によって任意の値を設定するこ
とが可能である。
る。画像デューティが高い場合は、ヘッド温度の偏りが
小さく、ヘッド温度均一駆動モードをあえてする必要が
なく、このモードにするとかえってヘッド温度が高くな
り過ぎたり、不必要にヒータにパルスが加わり、ヒータ
耐久性上負担が大きくなる。一方、画像デューティが5
0%以下の場合には、ヘッド温度の偏りが出るため温度
均一駆動モードを行う。したがって、本実施例では、画
像デューティを50%とした。しかし、これに限定され
ず、要求される画像品位によって任意の値を設定するこ
とが可能である。
【0048】つぎに、画像デューティが低い場合に適用
される温度均一駆動モードでのヘッド駆動方法および印
字方法について述べる。
される温度均一駆動モードでのヘッド駆動方法および印
字方法について述べる。
【0049】印字信号のあるノズルには、図3に示すよ
うな分割パルス幅変調(PWM)駆動法を用い、印字信
号の無いノズルには図4に示す様な吐出しない範囲での
短パルスを用いる。図3および4に於て駆動電圧Vopは
ヒートボード(HB)の面積、抵抗値、膜構造やヘッド
のノズル構造によって決まる。P1 はプレヒートパルス
幅、P2 はインターバルタイム、P3 はメインヒートパ
ルス幅、P4 はダミーヒートパルスを示している。T
1 ,T2 ,T3 ,T4 は印加パルスの立ち上がりからの
時間であり、それぞれP1 ,P2 ,P3 ,P4 を決める
為の時間を示している。
うな分割パルス幅変調(PWM)駆動法を用い、印字信
号の無いノズルには図4に示す様な吐出しない範囲での
短パルスを用いる。図3および4に於て駆動電圧Vopは
ヒートボード(HB)の面積、抵抗値、膜構造やヘッド
のノズル構造によって決まる。P1 はプレヒートパルス
幅、P2 はインターバルタイム、P3 はメインヒートパ
ルス幅、P4 はダミーヒートパルスを示している。T
1 ,T2 ,T3 ,T4 は印加パルスの立ち上がりからの
時間であり、それぞれP1 ,P2 ,P3 ,P4 を決める
為の時間を示している。
【0050】分割パルス幅変調駆動法は、P1 ・P2 ・
P3 の順にパルスを与える。P1 はプレヒートパルスで
主にノズル内のインク温度を制御するためのパルス幅で
あり、ヘッドの温度センサーを利用した温度検知によっ
てP1 のパルス幅を制御する。この時、HB上に熱エネ
ルギーを加えすぎてプレ発泡現象が発生しないようにし
ている。P2 のインターバルタイムは、プレヒートパル
スP1 とメインヒートパルスP3 が相互干渉しないよう
に一定時間の間隔を設けるためと、P1 で与えた熱エネ
ルギーをヒータ上部のインク中へ拡散させ、ノズル内イ
ンクの温度分布を均一化する働きがある。P3 はメイン
ヒートパルスで、HB上に発泡現象を発生させオリフィ
スよりインク滴を吐出させる。この分割パルス幅変調駆
動法においては、インターバルタイムP2 が重要な役割
をなし、このP2 のみを制御することによっても、吐出
量の調整を行うことができる。これらのパルス幅は、H
B面積・抵抗値・膜構造やヘッドのノズル構造・インク
物性によって決まる。P4はダミーヒートパルスで、ヘ
ッドの温度分布の偏りを小さくする為のものであり、プ
レヒートパルス同様発泡現象が発生しない範囲で用い
る。このP4 を、発泡しない範囲で大きく取る程吐出ノ
ズルと温度差は縮まり、ヘッド内温度分布は小さくな
り、温度ムラ等が少なく画像品位が均一化される。一方
この場合の欠点としては、ヘッド内の全ヒーターが、常
に高いデューテイでヒートされるので、ヘッドの昇温が
大きく、ヘッド内部の泡溜りやヒーター及びヘッド全体
の耐久性等の信頼性が劣るという問題が発生する。
P3 の順にパルスを与える。P1 はプレヒートパルスで
主にノズル内のインク温度を制御するためのパルス幅で
あり、ヘッドの温度センサーを利用した温度検知によっ
てP1 のパルス幅を制御する。この時、HB上に熱エネ
ルギーを加えすぎてプレ発泡現象が発生しないようにし
ている。P2 のインターバルタイムは、プレヒートパル
スP1 とメインヒートパルスP3 が相互干渉しないよう
に一定時間の間隔を設けるためと、P1 で与えた熱エネ
ルギーをヒータ上部のインク中へ拡散させ、ノズル内イ
ンクの温度分布を均一化する働きがある。P3 はメイン
ヒートパルスで、HB上に発泡現象を発生させオリフィ
スよりインク滴を吐出させる。この分割パルス幅変調駆
動法においては、インターバルタイムP2 が重要な役割
をなし、このP2 のみを制御することによっても、吐出
量の調整を行うことができる。これらのパルス幅は、H
B面積・抵抗値・膜構造やヘッドのノズル構造・インク
物性によって決まる。P4はダミーヒートパルスで、ヘ
ッドの温度分布の偏りを小さくする為のものであり、プ
レヒートパルス同様発泡現象が発生しない範囲で用い
る。このP4 を、発泡しない範囲で大きく取る程吐出ノ
ズルと温度差は縮まり、ヘッド内温度分布は小さくな
り、温度ムラ等が少なく画像品位が均一化される。一方
この場合の欠点としては、ヘッド内の全ヒーターが、常
に高いデューテイでヒートされるので、ヘッドの昇温が
大きく、ヘッド内部の泡溜りやヒーター及びヘッド全体
の耐久性等の信頼性が劣るという問題が発生する。
【0051】従ってP4 は、これら両者が満足できる値
に設定される。この時P4 の値は、固定されて用いられ
てもよいが、ヘッド温度検知手段に依る情報に基づき変
調することにより、ヘッド内の温度分布を更に精度よく
制御することができる。
に設定される。この時P4 の値は、固定されて用いられ
てもよいが、ヘッド温度検知手段に依る情報に基づき変
調することにより、ヘッド内の温度分布を更に精度よく
制御することができる。
【0052】又このP4 をプレヒートパルスP1 と同じ
値にすることも可能である。即ち印字信号があるノズル
にはP1 +P3 のパルスを与え、印字信号の無いノズル
にはP1 のパルスのみを与えるものである。この構成に
よれば全てのノズルのヒータに対しP1 を与え、吐出を
行うノズルに対応するヒータのみP2 を経てP3 を印加
すればよい。
値にすることも可能である。即ち印字信号があるノズル
にはP1 +P3 のパルスを与え、印字信号の無いノズル
にはP1 のパルスのみを与えるものである。この構成に
よれば全てのノズルのヒータに対しP1 を与え、吐出を
行うノズルに対応するヒータのみP2 を経てP3 を印加
すればよい。
【0053】図5は、本実施例の記録装置に適用される
インクジェット記録ヘッドの概略的構成を説明するため
のもので、(a)はヘッドの断面図、(b)はノズル部
の拡大平面図を示す。
インクジェット記録ヘッドの概略的構成を説明するため
のもので、(a)はヘッドの断面図、(b)はノズル部
の拡大平面図を示す。
【0054】記録ヘッドは、天板41とヒータ基板46
とが重なり合ってベースプレート47上に構成される。
天板41は、インクを通すための複数のノズル42、こ
れらのノズルに連通した共通液室43、該共通液室へイ
ンクを供給するための供給口(不図示)を有する。一
方、基板46は、各ノズルに対応した電気熱変換体(ヒ
ータ)44と各電気熱変換体に電力を供給する電極とが
成膜技術により一体的に形成されたヒータ基板(ヒート
ボード; HB)である。このような天板41と基板47
とが合わさってインクを吐出するための複数の吐出口
(オリフィス)45が形成される。
とが重なり合ってベースプレート47上に構成される。
天板41は、インクを通すための複数のノズル42、こ
れらのノズルに連通した共通液室43、該共通液室へイ
ンクを供給するための供給口(不図示)を有する。一
方、基板46は、各ノズルに対応した電気熱変換体(ヒ
ータ)44と各電気熱変換体に電力を供給する電極とが
成膜技術により一体的に形成されたヒータ基板(ヒート
ボード; HB)である。このような天板41と基板47
とが合わさってインクを吐出するための複数の吐出口
(オリフィス)45が形成される。
【0055】ヘッド温度TH =25.0(℃)の環境
で、Vop=20.0(V)の時に、P1 =1.0(マイ
クロ秒)、P2 =4.0(マイクロ秒)、P3 =2.0
(マイクロ秒)のパルスを与えると最適な駆動条件とな
り、安定したインク吐出状態が得られる。この時の吐出
状態は、インク吐出量Vd =10ng/ドット、吐出速
度=12.0m/秒であった。ちなみにヘッドの最高駆
動周波数はfr=8.0kHzであり、400dpiの
解像度を持ち、1画素当たりのドット数が0〜3ドット
又は0〜4ドットで表現され、階調表現ができる。又ヘ
ッドは512ノズルを8ブロックに分割して駆動してい
る。
で、Vop=20.0(V)の時に、P1 =1.0(マイ
クロ秒)、P2 =4.0(マイクロ秒)、P3 =2.0
(マイクロ秒)のパルスを与えると最適な駆動条件とな
り、安定したインク吐出状態が得られる。この時の吐出
状態は、インク吐出量Vd =10ng/ドット、吐出速
度=12.0m/秒であった。ちなみにヘッドの最高駆
動周波数はfr=8.0kHzであり、400dpiの
解像度を持ち、1画素当たりのドット数が0〜3ドット
又は0〜4ドットで表現され、階調表現ができる。又ヘ
ッドは512ノズルを8ブロックに分割して駆動してい
る。
【0056】本実施例によるヘッドを用いて、512ノ
ズルの内No.1〜No.256迄のノズルを吐出さ
せ、No.257〜No.512迄のノズルには印字信
号を与えなかった。印字信号が無いNo.257〜N
o.512のノズルには、以下の3種類のモードを与え
た。
ズルの内No.1〜No.256迄のノズルを吐出さ
せ、No.257〜No.512迄のノズルには印字信
号を与えなかった。印字信号が無いNo.257〜N
o.512のノズルには、以下の3種類のモードを与え
た。
【0057】まず、第1モードは、何もパルス信号を与
えない。第2のモードは、 プレヒートパルスP1
(1.0マイクロ秒)のみを与える。そして、第3のモ
ードは、プレヒートパルスP1 を2回繰り返して与える
(P1 =1.0(マイクロ秒)P2 =4.0(マイクロ
秒)P3 =1.0(マイクロ秒))。
えない。第2のモードは、 プレヒートパルスP1
(1.0マイクロ秒)のみを与える。そして、第3のモ
ードは、プレヒートパルスP1 を2回繰り返して与える
(P1 =1.0(マイクロ秒)P2 =4.0(マイクロ
秒)P3 =1.0(マイクロ秒))。
【0058】このような3種類のモードを与え、それぞ
れの温度上昇を測定した結果を表1に示す(A3横ベタ
9ラインを印字させた後、ヘッド左右にあるアルミセン
サーにより室温にて測定した。ヘッド駆動周波数3kH
z)。
れの温度上昇を測定した結果を表1に示す(A3横ベタ
9ラインを印字させた後、ヘッド左右にあるアルミセン
サーにより室温にて測定した。ヘッド駆動周波数3kH
z)。
【0059】ヘッド内温度分布差が2℃以上ある第1の
モードの条件では、印字物の濃度むらが気になるが、ヘ
ッド内温度分布差が2℃以内である第2および第3のモ
ードの条件では、濃度むらがほとんどわからなかった。
モードの条件では、印字物の濃度むらが気になるが、ヘ
ッド内温度分布差が2℃以内である第2および第3のモ
ードの条件では、濃度むらがほとんどわからなかった。
【0060】
【表1】
【0061】次にプレヒートパルス:P1 を用いた吐出
量制御方法について詳細に述べる。ヘッド温度(TH )
一定の条件でプレヒートパルス幅:P1 と吐出量:VD
との関係を、図6に示している。図6で示される様に、
プレヒートパルス幅P1 の増加に対してP1LMTまでは直
線的に増加しそれ以後はプレ発泡現象によりメインヒー
トパルスP3 の発泡が乱され、P1MAXを過ぎると吐出量
が減少する傾向を示す。
量制御方法について詳細に述べる。ヘッド温度(TH )
一定の条件でプレヒートパルス幅:P1 と吐出量:VD
との関係を、図6に示している。図6で示される様に、
プレヒートパルス幅P1 の増加に対してP1LMTまでは直
線的に増加しそれ以後はプレ発泡現象によりメインヒー
トパルスP3 の発泡が乱され、P1MAXを過ぎると吐出量
が減少する傾向を示す。
【0062】プレヒートパルス幅:P1 一定の条件でヘ
ッド温度:TH (環境温度)と吐出量:Vd との関係
は、図7に示すようにヘッド温度TH の増加に対して直
線的に増加する傾向を示す。それぞれの直線性を示す領
域の係数は、 吐出量のプレヒートパルス依存係数: KP =ΔVop/ΔP1 (ng/マイクロ秒・ドット) 吐出量のヘッド温度依存係数: KTH=ΔVdT/ΔTH (ng/C・ドット)のように決
まる。
ッド温度:TH (環境温度)と吐出量:Vd との関係
は、図7に示すようにヘッド温度TH の増加に対して直
線的に増加する傾向を示す。それぞれの直線性を示す領
域の係数は、 吐出量のプレヒートパルス依存係数: KP =ΔVop/ΔP1 (ng/マイクロ秒・ドット) 吐出量のヘッド温度依存係数: KTH=ΔVdT/ΔTH (ng/C・ドット)のように決
まる。
【0063】図5に示すヘッド構造のものではKP =
3.21(ng/マイクロ秒・ドット)、KTH=0.3
(ng/マイクロ秒・ドット)であった。
3.21(ng/マイクロ秒・ドット)、KTH=0.3
(ng/マイクロ秒・ドット)であった。
【0064】これら二つの関係を以下に説明するように
有効に利用すると、ヘッド温度が環境温度の変動や印字
による自己昇温による変動など様々な要因によって変化
してもヘッドのインク吐出量を常に一定に保てる吐出量
制御方法が可能となる。ヘッド温度に対する吐出量制御
の様子を、ヘッド温度と吐出量との関係で示したのが図
8である。図8に於て、T0 は標準温度、TL は吐出量
制御の限界温度、TCは発泡限界温度を示している。
有効に利用すると、ヘッド温度が環境温度の変動や印字
による自己昇温による変動など様々な要因によって変化
してもヘッドのインク吐出量を常に一定に保てる吐出量
制御方法が可能となる。ヘッド温度に対する吐出量制御
の様子を、ヘッド温度と吐出量との関係で示したのが図
8である。図8に於て、T0 は標準温度、TL は吐出量
制御の限界温度、TCは発泡限界温度を示している。
【0065】吐出量制御は以下の3つの条件で行う。
(1)TH ≦T0 低温時の吐出量補償をヘッドの温度
で行う。(2)T0 <TH ≦TL 分割パルス幅変調法
(PWM)による吐出量制御で行う。(3)TL <TH
(<TC ) P1 =一定による非制御で行う。
(1)TH ≦T0 低温時の吐出量補償をヘッドの温度
で行う。(2)T0 <TH ≦TL 分割パルス幅変調法
(PWM)による吐出量制御で行う。(3)TL <TH
(<TC ) P1 =一定による非制御で行う。
【0066】上記(1)の状態は、図8の温調領域で主
に低温環境での吐出量を確保するためのもので、ヘッド
温度TH =25.0℃以下の時に、ヘッド温度TH を温
調温度T0 =25.0(℃)に一定に保つことで、TH
=T0 の時の吐出量Vd0=10.0(ng/ドット)を
得ている。T0 を25.0℃としているのは温調による
インク増粘・インク固着・温調リップルなどによる弊害
を極力なくすためである。このときのP1 のパルス幅
は、P1 =0.7マイクロ秒である。
に低温環境での吐出量を確保するためのもので、ヘッド
温度TH =25.0℃以下の時に、ヘッド温度TH を温
調温度T0 =25.0(℃)に一定に保つことで、TH
=T0 の時の吐出量Vd0=10.0(ng/ドット)を
得ている。T0 を25.0℃としているのは温調による
インク増粘・インク固着・温調リップルなどによる弊害
を極力なくすためである。このときのP1 のパルス幅
は、P1 =0.7マイクロ秒である。
【0067】上記(2)の状態は、図8で示すPWM領
域であり、ヘッド温度TH が26.0〜44.0℃の間
で行われている。印字による自己昇温や環境温度の変化
をセンサーが温度検知する。プレヒートパルス幅P1
は、図9に示される様にヘッド温度TH の適当な範囲毎
にP1 の値を変化させるか、図10に示したシーケンス
に従って行えば良い。
域であり、ヘッド温度TH が26.0〜44.0℃の間
で行われている。印字による自己昇温や環境温度の変化
をセンサーが温度検知する。プレヒートパルス幅P1
は、図9に示される様にヘッド温度TH の適当な範囲毎
にP1 の値を変化させるか、図10に示したシーケンス
に従って行えば良い。
【0068】なお、図9(A)においては、P1 の基準
値をP1 =0Aとした場合を示し、2.0℃毎にヒート
パルス幅P1 を1ステップ(1H)づつ変化させてい
る。又同図(B),(C)は、P1 の基準値をP1 =0
B又はP1 =09とした場合を示している。
値をP1 =0Aとした場合を示し、2.0℃毎にヒート
パルス幅P1 を1ステップ(1H)づつ変化させてい
る。又同図(B),(C)は、P1 の基準値をP1 =0
B又はP1 =09とした場合を示している。
【0069】図10のシーケンスに従う場合には、次の
様に行う。このシーケンスでは、ヘッド温度の誤検知を
防ぎ、より正確な温度検知を行う為に、過去3回の温度
(Tn-3 ,Tn-2 ,Tn-1 )と新しく検知した温度Tn
との平均ヘッド温度Tm を、Tm =(Tn-3 +Tn-2 +
Tn-1 +Tn )/4として求め、更に左右のセンサーに
於ける平均値を求める。
様に行う。このシーケンスでは、ヘッド温度の誤検知を
防ぎ、より正確な温度検知を行う為に、過去3回の温度
(Tn-3 ,Tn-2 ,Tn-1 )と新しく検知した温度Tn
との平均ヘッド温度Tm を、Tm =(Tn-3 +Tn-2 +
Tn-1 +Tn )/4として求め、更に左右のセンサーに
於ける平均値を求める。
【0070】次のステップでは、この値Tm と前回求め
たヘッド温度Tm-1 とを次の式で比較し、次の様に補正
を行う。
たヘッド温度Tm-1 とを次の式で比較し、次の様に補正
を行う。
【0071】(1)|Tm −Tm-1 |≦ΔT(本実施例
ではΔT=1℃)の場合 温度変化が±1℃以内の変化であり、図8の1テーブル
に示される温度範囲なのでP1 のパルス幅は変えない。
ではΔT=1℃)の場合 温度変化が±1℃以内の変化であり、図8の1テーブル
に示される温度範囲なのでP1 のパルス幅は変えない。
【0072】(2)Tm −Tm-1 >ΔTの場合 温度変化が高温側にシフトしているので、プレヒートパ
ルス幅P1 を1H小さくしてパルス幅を狭くする。
ルス幅P1 を1H小さくしてパルス幅を狭くする。
【0073】(3)Tm −Tm-1 <−ΔTの場合 温度変化が低温側にシフトしているので、プレヒートパ
ルス幅P1 を1H大きくしてパルス幅を広くする。
ルス幅P1 を1H大きくしてパルス幅を広くする。
【0074】以上説明したシーケンスのフローチャート
を、図10に示す。このフローチャートは、タイマー割
り込みの一部であり、20ミリ秒に一度このルーチンに
入り込む。ステップS401で4色のヘッドにある左右
2個の温度センサーからヘッドの温度を読み込み、各々
センサーで過去3回の温度データとの平均をステップS
402で演算する。次にヘッド毎で左右の温度データの
平均を求める。そしてステップS403で、Tm とT
m-1 とΔTとの関係により前述の条件(3)の場合ステ
ップS404でP1 を1H増し、条件(1)の場合ステ
ップS405でP1 をそのままとし、条件(2)の場合
ステップS406でP1 を1H減らす。なお、図8の様
なテーブルを用いる場合においても、又図9で示される
様なシーケンスを用いる場合においても、一度の補正で
P1 の変化量を多くすると濃度むらを生じる恐れがある
為、温度変化が1ポインタの補正範囲より大きくなった
場合でも1回にP1 の変化量を1ポインタ(本実施例で
は1H)になる様に制御を行う。
を、図10に示す。このフローチャートは、タイマー割
り込みの一部であり、20ミリ秒に一度このルーチンに
入り込む。ステップS401で4色のヘッドにある左右
2個の温度センサーからヘッドの温度を読み込み、各々
センサーで過去3回の温度データとの平均をステップS
402で演算する。次にヘッド毎で左右の温度データの
平均を求める。そしてステップS403で、Tm とT
m-1 とΔTとの関係により前述の条件(3)の場合ステ
ップS404でP1 を1H増し、条件(1)の場合ステ
ップS405でP1 をそのままとし、条件(2)の場合
ステップS406でP1 を1H減らす。なお、図8の様
なテーブルを用いる場合においても、又図9で示される
様なシーケンスを用いる場合においても、一度の補正で
P1 の変化量を多くすると濃度むらを生じる恐れがある
為、温度変化が1ポインタの補正範囲より大きくなった
場合でも1回にP1 の変化量を1ポインタ(本実施例で
は1H)になる様に制御を行う。
【0075】シーケンスを用いる場合、印字中に1つの
ポインタを変化させるのに要する時間(フィードバック
タイム)は、TF =19.0ミリ秒である。従って、1
ライン(約800ミリ秒)の中では約40回のポインタ
変化が可能となっている。このため最高でΔTup=1
9.0℃の昇温にも対処可能となっており、広い温度範
囲において濃淡変化の発生を低減している。温度検知に
4回平均を用いているのは、センサーのノイズ等による
誤検知を防ぎ、フィードバックを滑らかに行うと共に制
御による濃度変動を必要最低限にし、シリアル印字方式
による繋ぎでの濃度変化(繋ぎスジ)を目立たなくする
ためである。
ポインタを変化させるのに要する時間(フィードバック
タイム)は、TF =19.0ミリ秒である。従って、1
ライン(約800ミリ秒)の中では約40回のポインタ
変化が可能となっている。このため最高でΔTup=1
9.0℃の昇温にも対処可能となっており、広い温度範
囲において濃淡変化の発生を低減している。温度検知に
4回平均を用いているのは、センサーのノイズ等による
誤検知を防ぎ、フィードバックを滑らかに行うと共に制
御による濃度変動を必要最低限にし、シリアル印字方式
による繋ぎでの濃度変化(繋ぎスジ)を目立たなくする
ためである。
【0076】この吐出制御方法を用いると、上記の温度
範囲で目標吐出量Vd =10.0(ng/ドット)に対
して±0.1(ng/ドット)の範囲内で制御が可能と
なる。このような範囲内での吐出量変動に抑えることに
よって、1枚の印字中に発生する濃度変動は、約±0.
05程度に抑えられ、シリアル印字方式において顕著な
濃度ムラの発生や繋ぎスジを問題とならない程度にする
ことができる。
範囲で目標吐出量Vd =10.0(ng/ドット)に対
して±0.1(ng/ドット)の範囲内で制御が可能と
なる。このような範囲内での吐出量変動に抑えることに
よって、1枚の印字中に発生する濃度変動は、約±0.
05程度に抑えられ、シリアル印字方式において顕著な
濃度ムラの発生や繋ぎスジを問題とならない程度にする
ことができる。
【0077】尚、温度検知の平均回数を増やすとノイズ
等に強くなり、より滑らかな変化となるが、リアルタイ
ムでの制御では検知精度が損なわれ、正確な制御ができ
なくなる。また温度検知の平均回数を減らすとノイズ等
に弱くなり急激な変化が発生するが、リアルタイムでの
制御では検知精度が高まり正確な制御が可能となる。
等に強くなり、より滑らかな変化となるが、リアルタイ
ムでの制御では検知精度が損なわれ、正確な制御ができ
なくなる。また温度検知の平均回数を減らすとノイズ等
に弱くなり急激な変化が発生するが、リアルタイムでの
制御では検知精度が高まり正確な制御が可能となる。
【0078】上記(3)の状態は、非制御領域であり、
ヘッド温度TH =44.0℃以上の場合を想定してい
る。印字状態において例えば100%デューティ(全ベ
タ)を連続して印字すると、瞬間的にはヘッド温度がこ
の領域に到達することがあるが、常時この領域の温度に
ならないようにヘッド構造の設計及びヘッド駆動条件を
設定している。万一この状態が連続して発生するような
場合には、高温異常状態と判断し、回復動作を行うこと
で対処する。またP1 のパルス幅をP1 =0.07マイ
クロ秒としてプレヒートパルスによる加熱を抑えて、印
字による自己昇温を極力低減するようにしている。
ヘッド温度TH =44.0℃以上の場合を想定してい
る。印字状態において例えば100%デューティ(全ベ
タ)を連続して印字すると、瞬間的にはヘッド温度がこ
の領域に到達することがあるが、常時この領域の温度に
ならないようにヘッド構造の設計及びヘッド駆動条件を
設定している。万一この状態が連続して発生するような
場合には、高温異常状態と判断し、回復動作を行うこと
で対処する。またP1 のパルス幅をP1 =0.07マイ
クロ秒としてプレヒートパルスによる加熱を抑えて、印
字による自己昇温を極力低減するようにしている。
【0079】(温調)次に温調のシーケンスについて詳
しく述べる。本実施例では、ヘッド側に位置した左右の
サブヒーターと、吐出用ヒーターの近傍に位置する左右
の温度センサーとを用いて、本体側で制御を行ってい
る。図11に本実施例で使用しているヘッドのH・Bの
模式図を示している。温度センサー10a,10b、サ
ブヒーター11a,11b、吐出用ヒーター部12、駆
動素子13が同図で示されるような位置関係で同一基板
上に形成されている。この様に、各素子を同一基板上に
配することでヘッド温度の検出、制御が効率よく行え、
更にヘッドのコンパクト化、製造工程の簡略化を計るこ
とができる。
しく述べる。本実施例では、ヘッド側に位置した左右の
サブヒーターと、吐出用ヒーターの近傍に位置する左右
の温度センサーとを用いて、本体側で制御を行ってい
る。図11に本実施例で使用しているヘッドのH・Bの
模式図を示している。温度センサー10a,10b、サ
ブヒーター11a,11b、吐出用ヒーター部12、駆
動素子13が同図で示されるような位置関係で同一基板
上に形成されている。この様に、各素子を同一基板上に
配することでヘッド温度の検出、制御が効率よく行え、
更にヘッドのコンパクト化、製造工程の簡略化を計るこ
とができる。
【0080】温度の検知は、吐出制御方式と同様で4回
の平均値を利用している。この時ヘッド温度TH は右側
のセンサーから検知した温度TR と、左側のセンサーか
ら検知した温度TL との平均値(TH =TR +TL /
2)を用いている。この検知温度によって、ヘッド側の
サブヒーターに電流を流して温調を行うわけであるが、
温度制御方法は基本的にオン/オフ方式である。つまり
目標温度T0 =25.0℃に到達するまでは最大電力
(左右各1.5W)を投入し、目標温度に到達すると電
流を切り、下がると電流を流す方式である。オン/オフ
のタイミングは、40ミリ秒ごとに行っている。このタ
イミングを長くするとリップルの幅が大きくなり、周期
が延びる。又このタイミングを短くするとリップルの幅
が小さくなり周期が短くなる。この方式によって目標温
度での温調リップル幅は、約2℃あるが、4回平均によ
る温度検知を用いているため、温調リップルによる吐出
量制御への影響はほとんど無い。
の平均値を利用している。この時ヘッド温度TH は右側
のセンサーから検知した温度TR と、左側のセンサーか
ら検知した温度TL との平均値(TH =TR +TL /
2)を用いている。この検知温度によって、ヘッド側の
サブヒーターに電流を流して温調を行うわけであるが、
温度制御方法は基本的にオン/オフ方式である。つまり
目標温度T0 =25.0℃に到達するまでは最大電力
(左右各1.5W)を投入し、目標温度に到達すると電
流を切り、下がると電流を流す方式である。オン/オフ
のタイミングは、40ミリ秒ごとに行っている。このタ
イミングを長くするとリップルの幅が大きくなり、周期
が延びる。又このタイミングを短くするとリップルの幅
が小さくなり周期が短くなる。この方式によって目標温
度での温調リップル幅は、約2℃あるが、4回平均によ
る温度検知を用いているため、温調リップルによる吐出
量制御への影響はほとんど無い。
【0081】図12は初期20度温調ルーチンのフロー
チャートである。S2001でタイマーカウンターを3
0秒セットした後、20℃より高い場合はルーチンを終
わる(ステップS2002)。20℃より低い場合はス
テップS2003でヘッドのヒーターをオンする。ステ
ップS2004でタイマーが30秒経過しているかを調
べる。30秒経過していればステップS2005で異常
停止、経過していなければステップS2002へ戻る。
チャートである。S2001でタイマーカウンターを3
0秒セットした後、20℃より高い場合はルーチンを終
わる(ステップS2002)。20℃より低い場合はス
テップS2003でヘッドのヒーターをオンする。ステ
ップS2004でタイマーが30秒経過しているかを調
べる。30秒経過していればステップS2005で異常
停止、経過していなければステップS2002へ戻る。
【0082】図13は、25度温調ルーチンのフローで
ある。ステップS2101でヘッドの温度が25℃より
高いか低いかチェックする。25℃より高い場合はステ
ップS2102でヘッドのヒーターをオフし、25℃よ
り低い場合はステップS2103でヘッドのヒーターを
オンして25度温調ルーチンを終了する。
ある。ステップS2101でヘッドの温度が25℃より
高いか低いかチェックする。25℃より高い場合はステ
ップS2102でヘッドのヒーターをオフし、25℃よ
り低い場合はステップS2103でヘッドのヒーターを
オンして25度温調ルーチンを終了する。
【0083】〔実施例2〕図14のフローチャートは、
本発明による他の実施例を示すものである。本実施例で
は、図14のフローチャートに示すように、ある単位、
例えば1ラインまたは数ラインまたは1頁毎に印字信号
の偏り度(T)を計算する(S−11)。そして、偏り
度(T)の値が2以下の場合は、画像信号に応じて通常
の駆動パルスを与える所謂通常駆動モードを行う(S−
12)。一方、偏り度(T)の値が2を越える場合に
は、画像信号のあるノズルには通常の駆動パルスを与
え、画像信号の無いノズルには液滴が吐出しない範囲で
の駆動パルスを与える所謂温度均一駆動モードを行う
(S−13)。
本発明による他の実施例を示すものである。本実施例で
は、図14のフローチャートに示すように、ある単位、
例えば1ラインまたは数ラインまたは1頁毎に印字信号
の偏り度(T)を計算する(S−11)。そして、偏り
度(T)の値が2以下の場合は、画像信号に応じて通常
の駆動パルスを与える所謂通常駆動モードを行う(S−
12)。一方、偏り度(T)の値が2を越える場合に
は、画像信号のあるノズルには通常の駆動パルスを与
え、画像信号の無いノズルには液滴が吐出しない範囲で
の駆動パルスを与える所謂温度均一駆動モードを行う
(S−13)。
【0084】ここで偏り度(T)は、以下のようにして
求められる。1ヘッド内の全ノズル数をn郡に分け(n
は整数)、ある単位例えば1ライン中の印字信号の数を
各郡毎に計算する。1ヘッド内で最も印字信号の合計数
が小さい群の値をTMIN.、最も大きい値をTMAX.とした
とき、T=TMAX./TMIN.として求める。
求められる。1ヘッド内の全ノズル数をn郡に分け(n
は整数)、ある単位例えば1ライン中の印字信号の数を
各郡毎に計算する。1ヘッド内で最も印字信号の合計数
が小さい群の値をTMIN.、最も大きい値をTMAX.とした
とき、T=TMAX./TMIN.として求める。
【0085】これはヘッドに与えられる印字信号の偏り
が低い場合は、ヘッド温度の偏りが小さく、ヘッド温度
均一駆動モードをあえてする必要がなく、このモードに
するとかえってヘッド温度が高くなり過ぎたり、不必要
にヒータにパルスが加わり、ヒータ耐久性上負担が大き
くなる。一方ヘッドに与えられる印字信号の偏りが高い
場合には、ヘッド温度の偏りがであるため温度均一駆動
モードを行う。本実施例では、ヘッドに与えられる印字
信号の偏り度(T)の値を2としたが、これに限定され
ず要求される画像品位によって任意の値を設定すること
ができる。
が低い場合は、ヘッド温度の偏りが小さく、ヘッド温度
均一駆動モードをあえてする必要がなく、このモードに
するとかえってヘッド温度が高くなり過ぎたり、不必要
にヒータにパルスが加わり、ヒータ耐久性上負担が大き
くなる。一方ヘッドに与えられる印字信号の偏りが高い
場合には、ヘッド温度の偏りがであるため温度均一駆動
モードを行う。本実施例では、ヘッドに与えられる印字
信号の偏り度(T)の値を2としたが、これに限定され
ず要求される画像品位によって任意の値を設定すること
ができる。
【0086】〔実施例3〕図15は、本発明によるさら
に他の実施例を示すものである。液滴を吐出させる印字
信号があるノズルには、図2に示すような電気信号、す
なわち、プレヒートパルス(P1 )、インターバル(P
2 )、メインヒートパルス(P3 )を与え、液滴を吐出
させないノズルには、図15に示すような電気信号を与
える。図15において、ダミーヒートパルスP4 は、図
3におけるプレヒートパルスP1 と等しい。すなわち印
字信号の内ノズルは、印字信号のあるノズルの電気信号
に対して、メインヒートパルス(P3 )をプレヒートパ
ルス(P1 )に置き換えた電気信号を与えたものであ
る。本実施例によるヘッド昇温を表1に示した。また本
実施例ではP1 =P4 としたが、本発明は、本実施例に
限定されるものでは無く、P1 ≠P4 としてそれぞれ独
立した値を取ることも可能である。またこのP4をヘッ
ド温度と関係なく固定して用いても良く、ヘッド温度に
より変調して用いても良い。
に他の実施例を示すものである。液滴を吐出させる印字
信号があるノズルには、図2に示すような電気信号、す
なわち、プレヒートパルス(P1 )、インターバル(P
2 )、メインヒートパルス(P3 )を与え、液滴を吐出
させないノズルには、図15に示すような電気信号を与
える。図15において、ダミーヒートパルスP4 は、図
3におけるプレヒートパルスP1 と等しい。すなわち印
字信号の内ノズルは、印字信号のあるノズルの電気信号
に対して、メインヒートパルス(P3 )をプレヒートパ
ルス(P1 )に置き換えた電気信号を与えたものであ
る。本実施例によるヘッド昇温を表1に示した。また本
実施例ではP1 =P4 としたが、本発明は、本実施例に
限定されるものでは無く、P1 ≠P4 としてそれぞれ独
立した値を取ることも可能である。またこのP4をヘッ
ド温度と関係なく固定して用いても良く、ヘッド温度に
より変調して用いても良い。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
ッドの印字デューティが低い場合や、ヘッドの印加信号
の偏りが大きい場合等の所定の条件下でのみ、印字信号
が来ない不使用ノズルへヒータ上に発泡が起こらない範
囲での短パルス(温度均一駆動モード)を与える。した
がって、ヘッド内での使用ノズルと不使用ノズルに偏り
があっても、ヘッド内温度分布偏りを軽減することがで
き、濃度ムラの無い常に安定した画像を得ることが可能
となる。また、温度均一駆動モードは、ヘッド温度を検
知して短パルス幅を変調するので、ヘッド温度上昇を最
小限に抑えることがでいる。それによって、印字の持続
性やヘッドの耐久性を向上させることが可能となる。さ
らに、温度均一駆動モードを所定の条件下でのみ実施す
るものなので、ヒータの耐久寿命も損なうことが無く信
頼性の高い高品位の画像が得られる。
ッドの印字デューティが低い場合や、ヘッドの印加信号
の偏りが大きい場合等の所定の条件下でのみ、印字信号
が来ない不使用ノズルへヒータ上に発泡が起こらない範
囲での短パルス(温度均一駆動モード)を与える。した
がって、ヘッド内での使用ノズルと不使用ノズルに偏り
があっても、ヘッド内温度分布偏りを軽減することがで
き、濃度ムラの無い常に安定した画像を得ることが可能
となる。また、温度均一駆動モードは、ヘッド温度を検
知して短パルス幅を変調するので、ヘッド温度上昇を最
小限に抑えることがでいる。それによって、印字の持続
性やヘッドの耐久性を向上させることが可能となる。さ
らに、温度均一駆動モードを所定の条件下でのみ実施す
るものなので、ヒータの耐久寿命も損なうことが無く信
頼性の高い高品位の画像が得られる。
【図1】本発明に用いられるインクジェット記録装置全
体を示す斜視図である。
体を示す斜視図である。
【図2】本発明に適用されるヘッド駆動方法の一例を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図3】本発明に用いられるインクジェットヘッドの印
字信号のあるノズルに用いられるパルス波形を示す図で
ある。
字信号のあるノズルに用いられるパルス波形を示す図で
ある。
【図4】本発明に用いられるインクジェットヘッドの印
字信号の無いノズルに用いられるパルス波形を示す図で
ある。
字信号の無いノズルに用いられるパルス波形を示す図で
ある。
【図5】本実施例で用いたヘッド構造の図面である。
【図6】プレヒートパルスP1 と吐出量Vd との関係を
示したグラフである。
示したグラフである。
【図7】ヘッド温度TH と吐出量Vd との関係を示す図
である。
である。
【図8】ヘッド温度に対する吐出量制御の様子を、ヘッ
ド温度と吐出量の関係で示す図である。
ド温度と吐出量の関係で示す図である。
【図9】ヘッド温度TH とプレヒートパルス幅P1 の関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図10】プレヒートパルス幅P1 を設定するシーケン
スを示す図である。
スを示す図である。
【図11】ヘッド基板の概略的構成を示す模式図であ
る。
る。
【図12】初期20度温調ルーチンのフローチャートで
ある。
ある。
【図13】25度温調ルーチンのフローチャートであ
る。
る。
【図14】本発明の第2の実施例を示すフローチャート
である。
である。
【図15】本発明の第3の実施例を示す印字信号の無い
ノズルに用いられるパルス波形を示す図である。
ノズルに用いられるパルス波形を示す図である。
1 インクジェット記録ヘッド 4 キャリッジ 42 ノズル 45 吐出口 44 ヒータ(熱エネルギー発生素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 103 X
Claims (25)
- 【請求項1】 インク滴を吐出するための複数のノズル
と各ノズル内に前記吐出のための熱エネルギー発生素子
とが設けられたインクジェット記録ヘッドが搭載される
インクジェット記録装置に適用され、かつ前記ノズルの
熱エネルギー発生素子に印加される駆動信号を少なくと
も2つの駆動パルスに分割し、該分割された少なくとも
1つの駆動パルスの波形を変調することによって前記イ
ンク液滴の吐出状態を制御する工程を有する吐出制御方
法において、 前記複数のノズルのうち、印字信号が入力されないノズ
ルの熱エネルギー発生素子に印加される駆動信号の有無
は、所定の条件にもとづいて定まるもので、さらに前記
所定の条件が満たされた場合、前記印字信号が入力され
ないノズルの熱エネルギー発生素子に印加される駆動信
号は前記インク滴が吐出しない範囲の少なくとも1つの
駆動パルスからなることを特徴とするインクジェット記
録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の制御方法において、 前記所定の条件は、前記インクジェット記録ヘッド全体
の印字デューティが所定の値よりも低いことであること
を特徴とするインクジェット記録ヘッドの吐出制御方
法。 - 【請求項3】 請求項2記載の制御方法において、 前記所定の値は、50%であることを特徴とするインク
ジェット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の制御方法において、 前記所定の条件は、前記インクジェット記録ヘッド全体
の印字信号の偏り度が所定の値よりも大きいことを特徴
とするインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の制御方法において、 前記所定の値は、2であることを特徴とするインクジェ
ット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の制御方法において、 前記所定の条件は、前記インクジェット記録ヘッド全体
の印字デューティが所定の値よりも低いことであるこ
と、および前記インクジェット記録ヘッド全体の印字信
号の偏り度が所定の値よりも大きいことを特徴とするイ
ンクジェット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の制御方法において、 前記印字デューティの所定の値は、50%であり、また
前記偏り度の所定の値は、2であることを特徴とするイ
ンクジェット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか一項記載の
制御方法において、 前記インクジェット記録装置に、前記インクジェット記
録ヘッドのヘッド温度を一定に保つためのヘッド温度制
御手段を設け、かつ前記ヘッド温度の制御および(また
は)前記駆動パルスの少なくとも1つの波形の変調を行
うことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの吐出制
御方法。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか一項記載の
制御方法において、 前記印字信号が入力されないノズルに印加される前記駆
動パルスは、前記印字信号が入力されるノズルに印加さ
れる前記少なくとも2つの駆動パルスのうちの1つと等
しいことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの吐出
制御方法。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか一項記載
の制御方法において、 前記印字信号が入力されないノズルに印加される前記駆
動パルスは、前記印字信号が入力されたノズルに印加さ
れる前記少なくとも2つの駆動パルスのうちの1つを少
なくとも2度繰り返したものと等しいことを特徴とする
インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項11】 請求項9または10記載の制御方法に
おいて、前記印字信号が入力されたノズルに印加される
前記少なくとも2つの駆動パルスのうちの1つは、プレ
ヒートパルスであることを特徴とするインクジェット記
録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか一項記
載の制御方法において、前記熱エネルギー発生素子は、
インクに膜沸騰を生じさせる電気熱変換体であることを
特徴とするインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項13】 被記録媒体にインク滴を吐出すること
によって入力画像情報を記録するための複数のノズル内
に前記吐出のための熱エネルギー発生素子が設けられた
インクジェット記録ヘッドを搭載するキャリッジと、前
記熱エネルギー発生素子に印加される駆動信号を少なく
とも2つの駆動パルスに分割し、該分割された少なくと
も1つの駆動パルスの波形を変調することによって前記
インク液滴の吐出状態を制御する制御手段とを有するイ
ンクジェット記録装置において、 前記制御手段は、前記複数のノズルのうち、印字信号が
入力されないノズルの熱エネルギー発生素子に印加され
る駆動信号の有無を、所定の条件にもとづいて定めるも
ので、さらに前記所定の条件が満たされた場合、前記制
御手段は、前記印字信号が入力されないノズルの熱エネ
ルギー発生素子に、前記インク滴が吐出しない範囲の少
なくとも1つの駆動パルスからなる駆動信号を印加する
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項14】 請求項13記載の記録装置において、 前記所定の条件は、前記インクジェット記録ヘッド全体
の印字デューティが所定の値よりも低いことであること
を特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の記録装置において、 前記所定の値は、50%であることを特徴とするインク
ジェット記録装置。 - 【請求項16】 請求項13記載の記録装置において、 前記所定の条件は、前記インクジェット記録ヘッド全体
の印字信号の偏り度が所定の値よりも大きいことを特徴
とするインクジェット記録装置。 - 【請求項17】 請求項16記載の記録装置において、 前記所定の値は、2であることを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項18】 請求項13記載の記録装置において、 前記所定の条件は、前記インクジェット記録ヘッド全体
の印字デューティが所定の値よりも低いことであるこ
と、および前記インクジェット記録ヘッド全体の印字信
号の偏り度が所定の値よりも大きいことを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項19】 請求項18記載の記録装置において、 前記印字デューティの所定の値は、50%であり、また
前記偏り度の所定の値は、2であることを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項20】 請求項13ないし19のいずれか一項
記載の記録装置において、 前記インクジェット記録装置に、前記インクジェット記
録ヘッドのヘッド温度を一定に保つためのヘッド温度制
御手段を設け、かつ前記ヘッド温度の制御および(また
は)前記駆動パルスの少なくとも1つの波形の変調を行
うことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項21】 請求項13ないし20のいずれか一項
記載の記録装置において、 前記印字信号が入力されないノズルに印加される前記駆
動パルスは、前記印字信号が入力されるノズルに印加さ
れる前記少なくとも2つの駆動パルスのうちの1つと等
しいことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項22】 請求項13ないし21のいずれか一項
記載の記録装置において、 前記印字信号が入力されないノズルに印加される前記駆
動パルスは、前記印字信号が入力されたノズルに印加さ
れる前記少なくとも2つの駆動パルスのうちの1つを少
なくとも2度繰り返したものと等しいことを特徴とする
インクジェット記録装置。 - 【請求項23】 請求項21または22記載の記録装置
において、前記印字信号が入力されたノズルに印加され
る前記少なくとも2つの駆動パルスのうちの1つは、プ
レヒートパルスであることを特徴とするインクジェット
記録装置。 - 【請求項24】 請求項13ないし23のいずれか一項
記載の記録装置において、 前記熱エネルギー発生素子は、インクに膜沸騰を生じさ
せる電気熱変換体であることを特徴とするインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項25】 請求項13ないし24のいずれか一項
記載のインクジェット記録装置を出力手段として設けた
ことを特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34027094A JPH08183181A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法、インクジェット記録装置、および情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34027094A JPH08183181A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法、インクジェット記録装置、および情報処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08183181A true JPH08183181A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18335339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34027094A Pending JPH08183181A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法、インクジェット記録装置、および情報処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08183181A (ja) |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP34027094A patent/JPH08183181A/ja active Pending
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