JPH08183261A - 染料熱転写受容タック紙 - Google Patents

染料熱転写受容タック紙

Info

Publication number
JPH08183261A
JPH08183261A JP6328480A JP32848094A JPH08183261A JP H08183261 A JPH08183261 A JP H08183261A JP 6328480 A JP6328480 A JP 6328480A JP 32848094 A JP32848094 A JP 32848094A JP H08183261 A JPH08183261 A JP H08183261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
receiving
paper
sheet
receiving sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6328480A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetada Sawamoto
英忠 澤本
Toshikazu Nagura
敏和 名倉
Shigeo Hayashi
滋雄 林
Yoshinori Nakamura
吉徳 中村
Yukie Konoshita
幸栄 此下
Takao Takazawa
隆男 高澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Sony Corp
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd, Sony Corp filed Critical New Oji Paper Co Ltd
Priority to JP6328480A priority Critical patent/JPH08183261A/ja
Publication of JPH08183261A publication Critical patent/JPH08183261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、一定サイズの受容シート層から特
定形状の複数個の部分領域を容易に剥離することが可能
であり、プリント時の走行性がよく、高画質のプリント
が得られる染料熱転写受容タック紙を提供する。 【構成】 シート状支持体(a)と、その1表面上に形
成された画像受容層(b)と、前記シート状支持体の他
方の面上に形成された粘着剤層(c)とから構成される
受容シート層(A)の前記粘着剤層(c)上に、剥離紙
基体(d)と剥離剤層(e)で構成される剥離紙層
(B)が貼着されており、前記受容シート層に、0.0
1m2 当たり2個以上のハーフカット処理された部分領
域が形成されており、かつ前記ハーフカット部分領域の
形状が互に異なる2種以上であることを特徴とする染料
熱転写受容タック紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇華性染料を熱により
転写することによって、染着画像を形成する受容シート
層と、それに剥離可能に貼着された剥離紙層とを有し、
受容シート層から染着画像を有する部分領域を分離剥離
し、他に粘着することができる染料熱転写受容タック紙
に関するものである。さらに詳しく述べるならば、本発
明は受容シート層の目的とする記録画像と形状を有する
複数の部分領域を容易に分離作成することができ、さら
にプリント時の走行性に悪影響がなく、かつプリント後
の受容シート層と剥離紙層との剥離性が良好な染料熱転
写受容タック紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、熱転写方式のカラーハードコピ
ー、特に昇華型熱転写プリンターの開発が急速に進んで
いる。昇華型熱転写プリンターでは、3色(イエロー、
マゼンタ、シアン)あるいは4色(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック)の昇華性染料層を、サーマルヘ
ッドの加熱エネルギーを連続的に制御して加熱し、それ
ぞれの色の染料の転写量を変化させることにより、濃度
段調のフルカラー画像の転写形成が可能になっている。
受容シートは、プリンターの種類によりロール状であっ
たりするが、多くの場合、受容シートは枚葉片として使
用される。枚葉片状受容シートが、トラブルなく給紙、
印画、排紙されるためには、受容シート相互間の摩擦係
数、受容シートと搬送ロールとの間の摩擦係数、受容シ
ートの厚さ、剛度、寸法安定性、及びカール性などを適
正にしなければならない。また受容シート層にハーフカ
ットを施したタック紙タイプの染料熱転写受容紙におい
ては、プリンター内での走行中、受容シート層が剥離し
てトラブルを生じる等の問題を生じないことが要求され
る。
【0003】昇華型熱転写プリンターに用いられる受容
シートのなかで、シート状支持体の一面上に形成された
染料画像受容層と前記支持体の反対面に形成された粘着
剤層を有し、その粘着剤層面に剥離紙層を貼り合わせ
た、いわゆるタック紙タイプの染料熱転写受容紙が知ら
れており、この受容紙の受容シート層もしくは剥離紙層
のいずれか一方に、ハーフカット処理が施された染料熱
転写受容紙はすでに開発されている(特開昭64−82
988号)。しかしながら、一定サイズの受容シート層
に、目的に応じて予め種々の形状を有する複数の部分領
域を形成するようにハーフカット処理を施しておき、こ
の部分領域に任意の画像をプリントした後に、所望の部
分領域を剥離してこれを目的物に貼り付けることができ
るようなタック紙タイプの染料熱転写受容シートは知ら
れていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、染料熱転写
受容タック紙に関し、一定サイズの受容シート層に、特
定の形状の複数の部分領域がハーフカット処理されてお
り、目的とする記録画像と形状を有する複数の受容シー
ト層部分領域を容易に得ることが可能であり、プリント
時の走行性に悪影響を与えず、プリント後の受容シート
部からその部分領域の剥離が容易であって、かつ高画質
のプリントが得られる染料熱転写受容タック紙を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の染料熱転写受容
タック紙は、シート状支持体(a)と、前記支持体の一
表面上に形成され、かつ染料を受容する画像受容層
(b)と、及び前記シート状支持体の他方の面上に形成
された粘着剤層(c)とを有する受容シート層(A)、
並びに、剥離紙基体(d)、およびその上に形成された
剥離剤層(e)とを有し、前記剥離剤層(e)上に、前
記粘着剤層(c)が貼着されている剥離紙層(B)とを
有し、前記受容シート層に、0.01m2 当たり2個以
上の部分領域がハーフカット処理により形成されてお
り、かつ該ハーフカット処理された部分領域が、互に異
なる少なくとも2種の形状を有することを特徴とするも
のである。
【0006】本発明の染料熱転写受容タック紙におい
て、前記受容シート層(A)と前記剥離紙層(B)との
剥離力が、2〜15g/20mmであることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の染料熱転写受容タック紙は、図1に示
される積層構造を有するものである。図1において、シ
ート状支持体1の一面(表面)上に画像受容層2が形成
され、支持体1の他面(裏面)には、粘着層3が形成さ
れ、これらにより受容シート層4が構成されている。一
方、剥離紙基体5の上に剥離剤層6が形成され、これら
により剥離紙層7が構成されている。受容シート層4の
粘着剤層3と、剥離紙層7の剥離剤層6とは剥離可能に
貼着されている。受容シート層4には、点線8で示され
るハーフカットが施されていて、このハーフカットライ
ンにより所望形状、寸法に形成された部分領域に所望の
画像を転写した後、これを選択的に剥離紙層から剥離す
ることができる。
【0008】本発明において、図2に示されているよう
に、所定の寸法・形状を有する染料熱転写受容シート9
の受容シート層には、ハーフカット処理により0.01
2当り2個以上の部分領域10が形成されており、こ
の部分領域10は、タック紙1枚当り、2種以上の形状
(寸法を含む)を有するものである。
【0009】受容タック紙の受容シート層(A)もしく
は剥離紙層(B)のいずれか一方のみに切り込み(ハー
フカット)を入れ、他方には切り込みを入れないという
カットをハーフカットと称するが、本発明においては、
受容シート層のみにハーフカットを施すものであり、こ
のハーフカットには、剥離紙層を損傷しない限り公知の
手段を用いることができる。
【0010】本発明において、一定サイズの染料熱転写
受容タック紙の受容シート層に、0.01m2 当たり2
個以上のハーフカット処理された部分領域が形成されて
おり、かつ前記ハーフカット処理のされた部分領域の形
状が互に異なる少なくとも2種からなる。本発明では受
容シート層に、0.01m2 当たり2個以上の部分領域
がハーフカット処理により形成されていることが特徴で
あるが、部分領域の数に上限は特に設けていない。しか
し、プリンターの解像度性能およびハーフカットの実用
的に可能な寸法から、実際は36個程度が上限である。
本発明により受容シート層に形成されるハーフカット部
分領域の形状はどのような模様でもよく、例えば星型、
円形、楕円形、正方形、長方形、菱形、花形、ハート
型、等の一般的図形や、動物の形、乗り物の形、社章、
校章、建物、地形、等特定の対象物の形や、特別にデザ
インされた形等が用いられる。一枚の染料熱転写受容タ
ック紙の受容シート層に、これらの形状から選ばれた2
種以上の形状をハーフカット処理し形成する。染料熱転
写受容タック紙のサイズについても特に限定するもので
はないが、実用的には1枚当たり0.01〜0.1m2
程度の面積を有するものが用いられ、例えばA6,A
5,A4,B7,B6またはB5サイズ等のものがプリ
ンターに応じて適宜選択される。
【0011】このようなハーフカット処理をした場合、
剥離紙層(B)側を内側または外側にして円筒形状に強
く曲げると、受容シート層のハーフカットされた部分領
域が剥離紙層から剥離され易くなるが、プリンター内に
おいては通常、直径2cm以下の円筒形状に曲げられるこ
とはなく、従って直径2cmの円筒形状に曲げられた際
に、受容シート層(A)が剥離紙層(B)と剥離しない
ように設計しておけばプリンター内での受容シート層の
剥離を原因とする走行上のトラブルは生じない。前記の
ような条件を満たすには、両層間の剥離力は2〜15g
/20mmであることが好ましく、それが15g/20mm
を越えると剥離力が大きすぎるため、プリント後の剥離
が困難となる。この剥離力とは、染料熱転写受容タック
紙を20mm幅に切断し、受容シート層(A)を剥離紙層
(B)から90mm/分の速度で、180°の引っ張り角
度でひき剥したときにかかる負荷(g/20mm)と定義
される。
【0012】また、受容タック紙がプリンター内を走行
する際に、剥離紙層(B)側を内側または外側にして、
ハーフカット処理の施された受容シート層(A)が剥離
紙層から剥離しないことにより、プリンター内での走行
性に悪影響を及ぼさず、かつプリント後に受容シート層
(A)を剥離紙層(B)から剥離する際、受容シート層
(A)に折り目がつくことなどがなく、容易に剥離を行
うためには、TAPPI T543pm−84に基づ
く、シート状支持体(a)の紙こわさが50SGU(標
準Gurley単位)以下であることが好ましい。
【0013】本発明の受容タック紙において、シート状
支持体(a)の1表面上に設けられる染料を受容する画
像受容層(b)は、インクリボンから転写される昇華性
染料を染着し得る昇華染料受容性樹脂を主成分として形
成される。このような染着性樹脂としては、ポリエステ
ル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、アクリル樹脂、セルロース誘導体等を
例示することができる。画像受容層の塗工量は、1〜1
2g/m2 であることが好ましく、より好ましくは3〜
10g/m2 である。画像受容層が1g/m2 未満で
は、画像が劣化したり、プリント面の光沢が低下する等
の欠点が生ずることがある。また、画像受容層が12g
/m2 をこえると増量効果が飽和し不経済であるばかり
か、プリント濃度が低下することがある。
【0014】本発明の受容タック紙の画像受容層(b)
には、プリントの際にサーマルヘッドの加熱によるイン
クリボンとの融着を防ぐ目的で、架橋剤、滑り剤、剥離
剤等を必要に応じて添加されていることが好ましい。ま
た、必要に応じ、画像受容層(b)中に蛍光染料、可塑
剤、酸化防止剤、顔料、紫外線吸収剤等を添加してもよ
い。これらの添加剤は、画像受容層の主成分と混合し塗
工されてもよいし、別の被覆層として画像受容層の上お
よび/または下に塗工されていてもよい。
【0015】本発明の画像受容層(b)は、バーコータ
ー、グラビアコーター、コンマコーター、ブレードコー
ター、エアーナイフコーター等のコーターを使い、常法
に従って画像受容層形成用塗液を塗工、乾燥して形成す
ることができる。本発明に用いられる染料熱転写受容タ
ック紙のシート状支持体(a)としては、コート紙、ア
ート紙、上質紙等の紙基材、ポリエチレン等の樹脂を紙
基材にラミネートしたラミネート紙、ポリエチレンテレ
フタレート、発泡ポリエチレンテレフタレート、ナイロ
ン、ポリオレフィン(例えばポリプロピレン)のフイル
ム等を例示することができる。
【0016】また、本発明の染料熱転写受容タック紙の
シート状支持体(a)には、発泡シート基材を使用して
もよく、このシート状基材をつくるためのパルプには特
に限定がないが、例えば針葉樹や広葉樹の化学パルプや
機械パルプなどの木材パルプ、古紙パルプ、麻や綿など
の非木材パルプ、ポリエチレン、ポリプロピレン等を原
料とした合成パルプ等を用いることができ、これらを組
み合わせて使用してもよい。
【0017】上記のパルプに、アクリル繊維、レーヨン
繊維、フェノール繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル
繊維等の有機繊維、ガラス繊維、炭素繊維、アルミナ繊
維等の無機繊維等、各種の繊維を混抄することができ
る。しかしながら、抄紙性を実用上可能なレベルに維持
するという観点からすると、パルプを50重量%以上配
合した方がよく、これによりすぐれた支持体シートの地
合い、および強度を得ることができる。
【0018】本発明に用いられる剥離紙層(B)は、剥
離紙基体(d)と剥離剤層(e)とを有するものであ
る。剥離紙基体(d)としてはグラシン紙または顔料コ
ート紙にポリエチレン等をラミネートしたポリラミ原
紙、ポリプロピレンを主成分とした合成紙、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、発泡ポリエチレンテレフタ
レートフィルム等が用いられる。
【0019】剥離剤の剥離紙基体(d)への塗工方法
は、グラビアコーターやバーコーター等によって行うこ
とができ、この場合の塗工量は、固形分で0.3〜1.
5g/m2 、であることが好ましく、より好ましくは、
0.5〜1.2g/m2 である。この塗工量が0.3g
/m2 未満では、剥離性能のバラツキが大きく、また、
それが1.5g/m2 をこえると、経済性の面から不利
になるため、必要性に乏しい。
【0020】本発明において、支持体(a)の他の面
(裏面)上の粘着剤層(c)を形成する粘着剤として
は、アクリル系、合成ゴム系、天然ゴム系、シリコーン
系等の公知の粘着剤を使用することができる。粘着剤は
剥離紙層(B)の剥離剤層(e)表面に塗工し乾燥した
後、これを、表面側に画像受容層(b)を有する支持体
シート(a)の裏面に貼り合わせしてもよいし、支持体
(a)の裏面上に粘着剤を塗工乾燥後、これに剥離紙層
(B)の剥離剤層(e)の表面を貼り合わせてもよい。
粘着剤には、必要に応じて、架橋剤や充填剤を添加する
ことができる。粘着剤層(c)は、受容シート層(A)
と剥離紙層(B)との剥離力が、90mm/分の剥離スピ
ードで測定した場合、2〜15g/20mmとなるような
塗布量であればよく、10〜30g/m2 の塗布量(固
形分)で形成されることが好ましい。10g/m2 未満
では粘着効果が乏しく、また30g/m2 以上では経済
性の面から必要性に乏しい。
【0021】また、プリンター内を受容タック紙が走行
するとき,静電気による走行トラブルの発生を防ぐた
め、染料熱転写受容タック紙の表面および/または裏面
に、少なくとも一層以上の帯電防止剤を塗布することが
できる。
【0022】以上説明した如く、本発明では一定サイズ
の受容シート層(A)に、予め目的とする形状を有する
複数のハーフカット処理をされた部分領域を形成した染
料熱転写受容タック紙を用いて、転写画像を形成するこ
とにより、所望の記録画像と形状とを有する複数の受容
シート層部分領域を同時に得る事が可能となり、それぞ
れ必要な受容シート層部分領域を剥離して目的物に貼り
付けることが容易にできる。かつ本発明の染料熱転写受
容タック紙は、プリンター内での走行性に優れ、プリン
ト後の受容シート層と剥離紙層との剥離も良好であっ
た。
【0023】
【実施例】下記実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例において、「%」および「部」は、特に断
らない限り、すべて「重量%」および「重量部」を示
す。
【0024】実施例1 ポリエチレンテレフタレートを主成分とし、多孔質構造
をもつ、厚さ50μmのフィルム(商標:ルミラーE6
0、東レ製)をシート状支持体として用い、その一方の
面上に、画像受容層形成のため、下記組成の塗料−1
を、固形分8g/m2 となるように、ダイコーティング
法により塗工、乾燥した。また、シート状支持体の剛度
を測定したところ16SGUであった。
【0025】 塗料−1 成 分 重量部 ────────────────────── ──── 飽和ポリエステル樹脂(商標:バイロン200、 東洋紡製) 100部 シリコーン樹脂(商標:SH3746、 トーレダウコーニングシリコーン製) 5部 トルエン/メチルエチルケトン=5/1の混合溶剤 595部
【0026】粘着剤層の形成 前記シート状支持体の反対面上に、粘着剤(商標:オリ
バインBPS−4891、東洋インキ製)を、固形分塗
布量が18g/m2 となるように塗布して、粘着剤層を
形成した。
【0027】剥離紙層の貼着 ポリオレフィンを主成分とし、多孔質構造を有し、厚さ
110μmのフィルム(商標:ユポFPG110、王子
油化製)を剥離紙基体として用い、その一方の面に、シ
リコン系剥離剤(商標:KS−830、信越化学工業
製)を、固形分で0.6g/m2 となるようにグラビア
コーティング法で塗工、乾燥して剥離剤層を形成し、剥
離紙を作製した。この剥離紙の剥離剤層と、シート状支
持体の粘着剤層とを重ね合わせて貼着後、受容シート層
と剥離紙層との剥離力の測定をした。次に受容シート層
に図1に示す形状の部分領域を形成するハーフカット処
理を施し、染料熱転写受容タック紙を作製した。なお、
剥離力の測定においては、染料熱転写受容タック紙を2
0mm幅に切断し、受容シート層と剥離紙層とを90mm/
分の速度で、180°の引っ張り角度にてひき剥したと
きにかかる負荷(g/20mm)を求めた。その結果を表
1に示す。
【0028】走行性テスト 上記染料熱転写受容タック紙を、昇華ビデオプリンター
(商標:CVP−G7、ソニー製)を用いて50枚プリ
ントし、そのときのタック紙のプリンター内走行性を下
記3段階に評価した。その結果を表1に示す。 ○:プリンター内において受容シート層の剥離は発生し
なかった。
【0029】実用上全く問題無し。 △:プリンター内において、タック紙1枚当り、受容シ
ート層中の部分領域1〜4個が剥離した。実用上やや問
題有り。 ×:プリンター内において、タック紙1枚当り、受容シ
ート層中の部分領域5枚以上が剥離した。
【0030】実用上問題有り。
【0031】プリント後の剥離性の評価 上記走行性テストに使用した染料熱転写受容タック紙5
0枚のうち、任意の1枚について受容シート部分を剥離
する際に、折れジワの発生の有無を観察した。 画質評価 上記走行性テストに使用した50枚のうち、任意の1枚
について下記3段階に画質を官能評価し、その結果を表
1に示した。
【0032】 ◎:優れている。実用上全く問題無し。 ○:普通。実用上問題無し。 ×:劣っている。実用上問題有り。
【0033】実施例2 実施例1と同様にして、染料熱転写受容タック紙を作製
した。但し、シート状支持体として、ポリエチレンテレ
フタレートを主成分とする、厚さ50μmの白色フィル
ム(商標:U2、帝人製)を用いた。このフィルムの剛
度を測定したところ41SGUであった。テスト結果を
表1に示す。
【0034】実施例3 実施例1と同様にして、染料熱転写受容タック紙を作製
した。但し、剥離剤の塗工量が固形分で1.2g/m2
となるように塗工した。テスト結果を表1に示す。
【0035】実施例4 実施例1と同様にして、染料熱転写受容タック紙を作製
した。但し、剥離剤の塗工量が固形分で0.5g/m2
となるように塗工した。テスト結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1からわかるように、本発明の各実施例
で得られた染料熱転写受容タック紙は、プリンター内で
の走行性、及びプリント後の各々の形状の受容シート層
部分の剥離性も良好で、画質も優れていた。
【0038】
【発明の効果】本発明の染料熱転写受容タック紙は、目
的とする記録画像と形状を有する複数の受容シート層部
分を容易に作成することが可能で、様々な用途に利用で
き、かつプリント時の走行性がよく、高画質のプリント
ができ、プリント後の受容シート層部分の剥離が容易で
あるものであって実用的価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の染料熱転写受容タック紙の一
実施態様の構成を示す断面説明図。
【図2】図2は、本発明の染料熱転写受容タック紙の受
容シート層にハーフカット処理により形成される部分領
域の一実施態様を示す平面説明図。
【符号の説明】
1…シート状支持体 2…画像受容層 3…粘着剤層 4…受容シート層 5…剥離紙基体 6…剥離剤層 7…剥離紙層 8…ハーフカットライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JLE (72)発明者 林 滋雄 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内 (72)発明者 中村 吉徳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 此下 幸栄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高澤 隆男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状支持体(a)と、前記支持体の
    一表面上に形成され、かつ染料を受容する画像受容層
    (b)と、及び前記シート状支持体の他方の面上に形成
    された粘着剤層(c)とを有する受容シート層(A)、
    並びに、剥離紙基体(d)およびその上に形成された剥
    離剤層(e)とを有し、前記剥離剤層(e)上に、前記
    粘着剤層(c)が貼着されている剥離紙層(B)とを有
    し、前記受容シート層に、0.01m2 当たり2個以上
    の部分領域がハーフカット処理により形成されており、
    かつ該ハーフカット処理された部分領域が、互に異なる
    少なくとも2種の形状を有することを特徴とする染料熱
    転写受容タック紙。
  2. 【請求項2】 前記受容シート層(A)と、前記剥離紙
    層(B)との剥離力が、2〜15g/20mmである請求
    項1記載の染料熱転写受容タック紙。
JP6328480A 1994-12-28 1994-12-28 染料熱転写受容タック紙 Pending JPH08183261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6328480A JPH08183261A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 染料熱転写受容タック紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6328480A JPH08183261A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 染料熱転写受容タック紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08183261A true JPH08183261A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18210749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6328480A Pending JPH08183261A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 染料熱転写受容タック紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08183261A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245714A (ja) * 2007-02-22 2007-09-27 Tatsumi Denshi Kogyo Kk 映像プリント装置用印刷用紙
JP2009216749A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nippon Carbide Ind Co Inc レーザー印字用脆質積層ラベル
JP6384642B1 (ja) * 2017-03-01 2018-09-05 大日本印刷株式会社 熱転写シートとシール型印画シートとの組合せ、および熱転写シート

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245714A (ja) * 2007-02-22 2007-09-27 Tatsumi Denshi Kogyo Kk 映像プリント装置用印刷用紙
JP2009216749A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nippon Carbide Ind Co Inc レーザー印字用脆質積層ラベル
JP6384642B1 (ja) * 2017-03-01 2018-09-05 大日本印刷株式会社 熱転写シートとシール型印画シートとの組合せ、および熱転写シート
WO2018159747A1 (ja) * 2017-03-01 2018-09-07 大日本印刷株式会社 熱転写シートとシール型印画シートとの組合せ、および熱転写シート
CN110225830A (zh) * 2017-03-01 2019-09-10 大日本印刷株式会社 热转印片和贴纸型印刷片的组合以及热转印片
US10870301B2 (en) 2017-03-01 2020-12-22 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Combination of thermal transfer sheet and seal-type printing sheet, and thermal transfer sheet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0288568A1 (en) Sheet for receiving thermally transferred image in preparing a transparent original
JP3667448B2 (ja) 一体型熱転写シートおよび熱転写用受像紙
JPH08183261A (ja) 染料熱転写受容タック紙
JP2000094843A (ja) 熱転写シート、一体型熱転写シート及び記録方法
JPH0999658A (ja) 一体型熱転写シートおよび熱転写用受像紙
JP3529804B2 (ja) 熱転写受像シート
JPH10217622A (ja) 熱転写用受容タックシート
JP2807882B2 (ja) 熱転写シート
JPH09150585A (ja) 熱転写受容シート
JP2001162953A (ja) 熱転写受像シートと、その製造方法及びその使用方法
JPH09248974A (ja) 記録用粘着シート
JP4168850B2 (ja) 剥離貼着可能な染料熱転写受像シート
JP2001246865A (ja) 染料熱転写受容シート
JPH058556A (ja) 熱転写受像シート
JP3367250B2 (ja) 熱転写受容シート
JP3353667B2 (ja) 染料熱転写受容シート
JP2000015940A (ja) 一体型熱転写シート及び記録方法
JPH10207371A (ja) 記録用ラベル
JPH03203697A (ja) ロール状複合熱転写シート
JP2975404B2 (ja) 枚葉型複合熱転写シート
JP2025154885A (ja) 熱転写シートと中間転写媒体との組合せ
JP3274884B2 (ja) 熱転写受像シート
JPH08267937A (ja) 染料熱転写受容シート
JPH11245527A (ja) ロール状熱転写受像シート
JP2000015942A (ja) 熱転写フィルム及び被転写体、一体型熱転写シート及び記録方法