JPH08183295A - 白板用消去具 - Google Patents
白板用消去具Info
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- JPH08183295A JPH08183295A JP34054694A JP34054694A JPH08183295A JP H08183295 A JPH08183295 A JP H08183295A JP 34054694 A JP34054694 A JP 34054694A JP 34054694 A JP34054694 A JP 34054694A JP H08183295 A JPH08183295 A JP H08183295A
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- fiber
- fiber bundle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 消去性能が優秀で、払拭部表面にインキかす
が固化することのない白板用消去具を提供すること。 【構成】 太さ20乃至80デニールの合成繊維の先端
部に球状部を形成すると共に、前記合成繊維を繊維束2
aとし、1つの繊維束2aの植毛面1aにおける外径d
が2mm以下となるように、かつ植毛面1aからの突出長
hが4乃至8mmとなるように基台1に対して植毛されて
おり、個々の繊維束2aの中心間の距離lが1つの繊維
束2aの植毛面における外径の2倍以下であり、かつ個
々の繊維束の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面において
同一直線上にならないように配列されている。この様な
構成により、繊維束の適切な可撓性によって筆跡を消去
し、各繊維同志の適切なずれにより消去具の表面にイン
キかすが塊となって固化するのを防止できると共に、筆
跡の消去残しのない優れた消去性能を得ることができ
る。
が固化することのない白板用消去具を提供すること。 【構成】 太さ20乃至80デニールの合成繊維の先端
部に球状部を形成すると共に、前記合成繊維を繊維束2
aとし、1つの繊維束2aの植毛面1aにおける外径d
が2mm以下となるように、かつ植毛面1aからの突出長
hが4乃至8mmとなるように基台1に対して植毛されて
おり、個々の繊維束2aの中心間の距離lが1つの繊維
束2aの植毛面における外径の2倍以下であり、かつ個
々の繊維束の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面において
同一直線上にならないように配列されている。この様な
構成により、繊維束の適切な可撓性によって筆跡を消去
し、各繊維同志の適切なずれにより消去具の表面にイン
キかすが塊となって固化するのを防止できると共に、筆
跡の消去残しのない優れた消去性能を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホワイトボード、電子
黒板などの筆記板に対して使用される白板用消去具に関
するものであり、特に筆跡の消去性能が良好であり、消
しかすの塊が表面に付着し難い白板用消去具に関する。
黒板などの筆記板に対して使用される白板用消去具に関
するものであり、特に筆跡の消去性能が良好であり、消
しかすの塊が表面に付着し難い白板用消去具に関する。
【0002】
【従来の技術】ホワイトボード、電子黒板などの筆記板
は、従来の塗装黒板に代わって著しい普及度合いを示し
ている。これらの筆記板に対してのマーカーとしては顔
料、分散剤、樹脂、溶剤および剥離剤より成るインキを
用いた所詮ホワイトボード用マーカーが用いられる。
は、従来の塗装黒板に代わって著しい普及度合いを示し
ている。これらの筆記板に対してのマーカーとしては顔
料、分散剤、樹脂、溶剤および剥離剤より成るインキを
用いた所詮ホワイトボード用マーカーが用いられる。
【0003】前記ホワイトボード用マーカーによる筆跡
は、顔料と樹脂とを主成分とした着色層と、この着色層
と筆記板との間に形成される剥離剤より成る油分層とよ
り構成されており、この筆跡を払拭部を布などにより形
成した消去具で払拭することで筆跡を筆記板より剥離
し、消去できるようにしている。
は、顔料と樹脂とを主成分とした着色層と、この着色層
と筆記板との間に形成される剥離剤より成る油分層とよ
り構成されており、この筆跡を払拭部を布などにより形
成した消去具で払拭することで筆跡を筆記板より剥離
し、消去できるようにしている。
【0004】従来のこの種の消去具においては、布など
の平織物やパイル織物、スポンジ、フェルト、不織布な
どを用いるものが主流である。また例えば実開平5−9
3896号公報に開示されているように、互いに太さが
異なる繊維を起毛させることで払拭部を形成したものも
提案されている。
の平織物やパイル織物、スポンジ、フェルト、不織布な
どを用いるものが主流である。また例えば実開平5−9
3896号公報に開示されているように、互いに太さが
異なる繊維を起毛させることで払拭部を形成したものも
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、払拭部材と
して前記した平織物やパイル織物、スポンジ、フェル
ト、不織布等を用いた従来の消去具によると、使用を重
ねるにつれてインキかすの塊が消去具の表面(特に端
部)に固化して付着する傾向が大きい。消去具の表面に
インキかすの塊がある程度固着した場合には、消去具の
表面を洗浄した後に使用するように取扱い説明書等に記
載してあるものの、ほとんど定期的な洗浄などは実行さ
れていないのが実情である。
して前記した平織物やパイル織物、スポンジ、フェル
ト、不織布等を用いた従来の消去具によると、使用を重
ねるにつれてインキかすの塊が消去具の表面(特に端
部)に固化して付着する傾向が大きい。消去具の表面に
インキかすの塊がある程度固着した場合には、消去具の
表面を洗浄した後に使用するように取扱い説明書等に記
載してあるものの、ほとんど定期的な洗浄などは実行さ
れていないのが実情である。
【0006】このようにある程度以上にインキかすが固
着した消去具を使用すると、消去具の表面に固着してい
る固形分と油分が筆記板に擦り付けられることで逆にこ
れが筆記板に付着し、筆記板は白色であるがために汚れ
が顕著に現われるという技術的課題を有している。
着した消去具を使用すると、消去具の表面に固着してい
る固形分と油分が筆記板に擦り付けられることで逆にこ
れが筆記板に付着し、筆記板は白色であるがために汚れ
が顕著に現われるという技術的課題を有している。
【0007】また実開平5−93896号公報に開示さ
れているように、互いに太さが異なる繊維を起毛させる
ことで払拭部を形成した消去具においても、撓みの少な
い太い繊維により筆跡を砕き取るものの、砕き取ったイ
ンキかすを太い繊維の間に存在する細い繊維が保持する
ことにより、結局これが固化して繊維に付着してしまう
という課題を有している。
れているように、互いに太さが異なる繊維を起毛させる
ことで払拭部を形成した消去具においても、撓みの少な
い太い繊維により筆跡を砕き取るものの、砕き取ったイ
ンキかすを太い繊維の間に存在する細い繊維が保持する
ことにより、結局これが固化して繊維に付着してしまう
という課題を有している。
【0008】本発明は、このような従来のものの技術的
課題を解決するためになされたものであり、所定の寸法
の繊維束を所定の間隔をおいて基台に対して植毛するこ
とで、消去時には繊維の適切な撓みと、繊維同志のずれ
により表面にインキかすが固化することを防止し得る白
板用消去具を提供することを目的とするものである。
課題を解決するためになされたものであり、所定の寸法
の繊維束を所定の間隔をおいて基台に対して植毛するこ
とで、消去時には繊維の適切な撓みと、繊維同志のずれ
により表面にインキかすが固化することを防止し得る白
板用消去具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明の白板用消去具は、太さ20乃至80
デニールの合成繊維を繊維束とし、1つの繊維束の植毛
面における植毛穴径が2mm以下となるように、かつ植毛
面からの突出長が4乃至8mmとなるように基台に対して
植毛され、前記個々の植毛穴の中心間の距離が前記1つ
の繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍以下であり、
かつ個々の植毛穴の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面に
おいて同一直線上にならないように配列した白板用消去
具であって、前記太さ20乃至80デニールの合成繊維
の先端部に球状部を形成したことを特徴とする。
になされた本発明の白板用消去具は、太さ20乃至80
デニールの合成繊維を繊維束とし、1つの繊維束の植毛
面における植毛穴径が2mm以下となるように、かつ植毛
面からの突出長が4乃至8mmとなるように基台に対して
植毛され、前記個々の植毛穴の中心間の距離が前記1つ
の繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍以下であり、
かつ個々の植毛穴の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面に
おいて同一直線上にならないように配列した白板用消去
具であって、前記太さ20乃至80デニールの合成繊維
の先端部に球状部を形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】前記構成の白板用消去具においては、所定の太
さの合成繊維を繊維束とし、また個々の繊維束の中心間
の距離が1つの繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍
以下となるように所定の間隔をおいて植毛されており、
従って筆跡を消去するに際して個々の植毛穴の先端で筆
記板上の筆記描線を細かく砕きながら剥離する。しかも
前記太さ20乃至80デニールの合成繊維の先端部に球
状部が形成されているため、前記球状部によって筆記板
上の筆記描線をより完全に剥離することができる。また
各繊維には適切な撓みを発生させることができるので、
繊維同志のずれにより消去具の表面にインキかすが塊と
なって固化するのを防止できる。その結果、常に比較的
奇麗な繊維束の表面を確保することができる。そして、
個々の植毛穴の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面におい
て同一直線上にならないように基台に植毛されているの
で、消去残しのない優れた消去性能を得ることができ
る。
さの合成繊維を繊維束とし、また個々の繊維束の中心間
の距離が1つの繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍
以下となるように所定の間隔をおいて植毛されており、
従って筆跡を消去するに際して個々の植毛穴の先端で筆
記板上の筆記描線を細かく砕きながら剥離する。しかも
前記太さ20乃至80デニールの合成繊維の先端部に球
状部が形成されているため、前記球状部によって筆記板
上の筆記描線をより完全に剥離することができる。また
各繊維には適切な撓みを発生させることができるので、
繊維同志のずれにより消去具の表面にインキかすが塊と
なって固化するのを防止できる。その結果、常に比較的
奇麗な繊維束の表面を確保することができる。そして、
個々の植毛穴の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面におい
て同一直線上にならないように基台に植毛されているの
で、消去残しのない優れた消去性能を得ることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る白板用消去具を図に示す
実施例に基づいて説明する。図1はこの発明による白板
用消去具を斜視図によって表したものである。把持部と
して利用される基台1は、例えばポリプロピレン等の合
成樹脂により直方体状に形成されている。この基台1の
一側面は植毛面1aになされ、合成繊維を繊維束とし、
各繊維束を等間隔に植毛することで払拭部2を形成して
いる。
実施例に基づいて説明する。図1はこの発明による白板
用消去具を斜視図によって表したものである。把持部と
して利用される基台1は、例えばポリプロピレン等の合
成樹脂により直方体状に形成されている。この基台1の
一側面は植毛面1aになされ、合成繊維を繊維束とし、
各繊維束を等間隔に植毛することで払拭部2を形成して
いる。
【0012】図2は前記基台1に形成された払拭部2の
植毛状態を拡大断面図として示したものである。前記払
拭部2は、太さ20乃至80デニールの合成繊維を繊維
束2aとし、1つの繊維束2aの植毛面1aにおける植
毛穴径dが2mm以下となるようにし、かつ植毛面1aか
らの突出長hが4乃至8mmとなるように基台1に対して
植毛されている。そして、植毛面1aに植毛される個々
の繊維束2aの穴の中心間の距離lは、1つの繊維束2
aの植毛面1aにおける植毛穴径dの2倍以下、すなわ
ち例えば植毛穴径dを2mmとしたときに、4mm以下とな
るように植毛されている。
植毛状態を拡大断面図として示したものである。前記払
拭部2は、太さ20乃至80デニールの合成繊維を繊維
束2aとし、1つの繊維束2aの植毛面1aにおける植
毛穴径dが2mm以下となるようにし、かつ植毛面1aか
らの突出長hが4乃至8mmとなるように基台1に対して
植毛されている。そして、植毛面1aに植毛される個々
の繊維束2aの穴の中心間の距離lは、1つの繊維束2
aの植毛面1aにおける植毛穴径dの2倍以下、すなわ
ち例えば植毛穴径dを2mmとしたときに、4mm以下とな
るように植毛されている。
【0013】なお、それぞれの繊維束2aは、図2に示
すようにU字状に折り曲げられており、各繊維束2aは
その折り曲げ最深部において、それぞれ止め具3によっ
て個々に基台1に対して取り付けられている。
すようにU字状に折り曲げられており、各繊維束2aは
その折り曲げ最深部において、それぞれ止め具3によっ
て個々に基台1に対して取り付けられている。
【0014】図3は各繊維束2aを構成する合成繊維2
bの拡大図であって、図に示すように、合成繊維2bの
先端部には球状部2cが形成されている。この球状部2
cの球径は合成繊維2bの径の約1.2乃至2.5倍程
度になされている。また図4は前記球状部2cによっ
て、筆記板A上の筆記跡Bを剥離する状態を示した図で
あって、図4(a)に示すように、合成繊維2b先端部
の球状部2cの周面によって筆記跡Bは筆記板A上から
剥され、剥されたインキかすは前記球状部2cの周面に
沿って、移動し剥されたインキかすが塊となって固化す
るのを防止できる。また図4(b)は前記球状部が形成
されていない場合の筆記跡Bの剥離状態を示す図であっ
て、この状態にあって筆記跡Bを剥離することができる
が、これ以上合成繊維2bが撓むと合成繊維2bの周面
(側面)が筆記跡Bと接するため、筆記跡Bを剥離する
ことはできなくなる。しかし、図4(c)に示すよう
に、前記球状部2cが形成されている場合には、球状部
2cの周面が筆記跡Bと接するため、筆記跡Bを剥離す
ることができる。
bの拡大図であって、図に示すように、合成繊維2bの
先端部には球状部2cが形成されている。この球状部2
cの球径は合成繊維2bの径の約1.2乃至2.5倍程
度になされている。また図4は前記球状部2cによっ
て、筆記板A上の筆記跡Bを剥離する状態を示した図で
あって、図4(a)に示すように、合成繊維2b先端部
の球状部2cの周面によって筆記跡Bは筆記板A上から
剥され、剥されたインキかすは前記球状部2cの周面に
沿って、移動し剥されたインキかすが塊となって固化す
るのを防止できる。また図4(b)は前記球状部が形成
されていない場合の筆記跡Bの剥離状態を示す図であっ
て、この状態にあって筆記跡Bを剥離することができる
が、これ以上合成繊維2bが撓むと合成繊維2bの周面
(側面)が筆記跡Bと接するため、筆記跡Bを剥離する
ことはできなくなる。しかし、図4(c)に示すよう
に、前記球状部2cが形成されている場合には、球状部
2cの周面が筆記跡Bと接するため、筆記跡Bを剥離す
ることができる。
【0015】図5は基台1の植毛面1aに対する各繊維
束2aの植毛パターンを示したものであり、植毛面1a
をその上面から見た状態を模式図として示している。こ
の図5に示すように植毛面1aに植毛される個々の繊維
束2aの中心を結ぶ線は前記基台1の植毛面1aにおい
て同一直線上にならないように配列されている。すなわ
ち、図5に示す例においては、個々の繊維束2aの植毛
穴の中心を結ぶ各線が第1の方向F1に向いて互いに平
行状態となるように格子状に配置されている第1ユニッ
トU1と、個々の繊維束2aの植毛穴の中心を結ぶ各線
が第1の方向F1とは異なる第2の方向F2に向いて互
いに平行状態となるように格子状に配置されている第2
ユニットU2より構成されている。そして、図5に示し
た植毛面1aにおいて、第1ユニットU1が田字状に分
割した左上および右下に配置され、また第2ユニットU
2が右上および右下に配置されている。
束2aの植毛パターンを示したものであり、植毛面1a
をその上面から見た状態を模式図として示している。こ
の図5に示すように植毛面1aに植毛される個々の繊維
束2aの中心を結ぶ線は前記基台1の植毛面1aにおい
て同一直線上にならないように配列されている。すなわ
ち、図5に示す例においては、個々の繊維束2aの植毛
穴の中心を結ぶ各線が第1の方向F1に向いて互いに平
行状態となるように格子状に配置されている第1ユニッ
トU1と、個々の繊維束2aの植毛穴の中心を結ぶ各線
が第1の方向F1とは異なる第2の方向F2に向いて互
いに平行状態となるように格子状に配置されている第2
ユニットU2より構成されている。そして、図5に示し
た植毛面1aにおいて、第1ユニットU1が田字状に分
割した左上および右下に配置され、また第2ユニットU
2が右上および右下に配置されている。
【0016】前記したような各繊維束2aの植毛穴の配
置パターンは、各繊維束2aを格子状に配列させる場合
を考えた場合、例えば図6に示すような3つの代表的な
パターンを考えることができる。図6(A)は、繊維束
2aの植毛穴の中心を結ぶ各線の方向F1と基台1の端
面との角度(α1)が約90度に成された場合を示して
おり、これは図5に示す第1ユニットU1に相当するも
のである。また図6(B)は、繊維束2aの植毛穴の中
心を結ぶ各線の方向F3と基台の端面との角度(α3)
が約60度に成された場合を示している。更に、図6
(C)は、繊維束2aの植毛穴の中心を結ぶ各線の方向
F2と基台1の端面との 角度(α2)が約45度に成
された場合を示しており、これは図5に示す第2ユニッ
トU2に相当するものである。
置パターンは、各繊維束2aを格子状に配列させる場合
を考えた場合、例えば図6に示すような3つの代表的な
パターンを考えることができる。図6(A)は、繊維束
2aの植毛穴の中心を結ぶ各線の方向F1と基台1の端
面との角度(α1)が約90度に成された場合を示して
おり、これは図5に示す第1ユニットU1に相当するも
のである。また図6(B)は、繊維束2aの植毛穴の中
心を結ぶ各線の方向F3と基台の端面との角度(α3)
が約60度に成された場合を示している。更に、図6
(C)は、繊維束2aの植毛穴の中心を結ぶ各線の方向
F2と基台1の端面との 角度(α2)が約45度に成
された場合を示しており、これは図5に示す第2ユニッ
トU2に相当するものである。
【0017】前記図5に示した消去具おいては、図6に
(A)および(C)として示す2種類の配置パターンを
上下左右に田字状に組み合わせているが、2種類のパタ
ーンのみを左右に単純に配置するようにしても良く、ま
た3種類のパターンを組み合わせるようにしても良い。
(A)および(C)として示す2種類の配置パターンを
上下左右に田字状に組み合わせているが、2種類のパタ
ーンのみを左右に単純に配置するようにしても良く、ま
た3種類のパターンを組み合わせるようにしても良い。
【0018】前記した各繊維束2aを構成する繊維の材
質としては6,6ナイロン等のポリアミド系、ポリプロ
ピレン等のポリオレフイン系、PET(ポリエチレンテ
レフタレ−ト).PBT(ポリブチレンテレフタレ−
ト)等のポリエステル系等が使用できる。
質としては6,6ナイロン等のポリアミド系、ポリプロ
ピレン等のポリオレフイン系、PET(ポリエチレンテ
レフタレ−ト).PBT(ポリブチレンテレフタレ−
ト)等のポリエステル系等が使用できる。
【0019】この時、繊維束2aの植毛面1aからの突
出長hが4mm未満であると、繊維の撓みが十分に生かさ
れず、消去性が不十分であり、また8mmを越える場合に
は、繊維の撓みが大きすぎるため、同様に消去性が不十
分となる。従って繊維束2aの植毛面1aからの突出長
hは4乃至8mmが好ましい。
出長hが4mm未満であると、繊維の撓みが十分に生かさ
れず、消去性が不十分であり、また8mmを越える場合に
は、繊維の撓みが大きすぎるため、同様に消去性が不十
分となる。従って繊維束2aの植毛面1aからの突出長
hは4乃至8mmが好ましい。
【0020】また植毛される合成繊維の太さが20デニ
ール未満であると、繊維が撓み過ぎて消去性が不十分と
なり、また合成繊維の太さが80デニールを越えると、
フィルム等の柔らかい材質で表面が形成された筆記板を
傷付ける場合があり、また繊維に剛性が発生し使用感が
悪化する。従って繊維束として形成される各合成繊維の
太さは20乃至80デニールの範囲が好ましい。
ール未満であると、繊維が撓み過ぎて消去性が不十分と
なり、また合成繊維の太さが80デニールを越えると、
フィルム等の柔らかい材質で表面が形成された筆記板を
傷付ける場合があり、また繊維に剛性が発生し使用感が
悪化する。従って繊維束として形成される各合成繊維の
太さは20乃至80デニールの範囲が好ましい。
【0021】更に、合成繊維の先端部に球状部を形成し
たために、合成繊維2b先端部の球状部2cの周面によ
って筆記跡Bを筆記板A上から剥すことができるため、
多少繊維の撓みが大くとも、十分な消去性を確保するこ
とができる。また剥されたインキかすは前記球状部2c
の周面に沿って移動するため、剥されたれたインキかす
が塊となって固化するのを防止できる。この球状部の球
径は合成繊維2bの径の約1.5乃至2.2倍程度が好
ましい。
たために、合成繊維2b先端部の球状部2cの周面によ
って筆記跡Bを筆記板A上から剥すことができるため、
多少繊維の撓みが大くとも、十分な消去性を確保するこ
とができる。また剥されたインキかすは前記球状部2c
の周面に沿って移動するため、剥されたれたインキかす
が塊となって固化するのを防止できる。この球状部の球
径は合成繊維2bの径の約1.5乃至2.2倍程度が好
ましい。
【0022】加えて、植毛された個々の繊維束の間隔が
大きく、且つ同一直線状に並んだ場合には消去時に未消
去の部分を残りやすい。植毛された個々の繊維束の密度
にもよるが、一般的には個々の繊維束の植毛穴の中心間
の距離が各繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍を越
える場合には、繊維束の表面密度が低下して繊維束が筆
記板に十分に接しない部分が発生する。従って消去の仕
方によっては未消去の部分が残りやすく、消去性能が不
十分になり易い。
大きく、且つ同一直線状に並んだ場合には消去時に未消
去の部分を残りやすい。植毛された個々の繊維束の密度
にもよるが、一般的には個々の繊維束の植毛穴の中心間
の距離が各繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍を越
える場合には、繊維束の表面密度が低下して繊維束が筆
記板に十分に接しない部分が発生する。従って消去の仕
方によっては未消去の部分が残りやすく、消去性能が不
十分になり易い。
【0023】よって、繊維束の植毛面における植毛穴径
を2mm以下にすると共に、個々の植毛穴の中心間の距離
が繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍以下にし、か
つ個々の繊維束が同一直線状にならないように植毛する
必要がある。
を2mm以下にすると共に、個々の植毛穴の中心間の距離
が繊維束の植毛面における植毛穴径の2倍以下にし、か
つ個々の繊維束が同一直線状にならないように植毛する
必要がある。
【0024】次に具体的な実施例と、その消去性能につ
いての比較結果を示す。 実施例1 先端部に球径0.14mmの球形部を形成した長さ5mm、
太さ40デニールのナイロン繊維を、図7に示すように
ポリプロピレン製基台の直径1.7mmの穴に、各繊維束
の植毛穴の距離が3mmとなるように植毛した白板用消去
具を得た。 実施例2 先端部に球径0.20mmの球形部を形成した長さ6mm、
太さ80デニールのナイロン繊維を、図8に示すように
ポリプロピレン製基台の直径2mmの穴に、各繊維束の植
毛穴の距離が3.5mmとなるように植毛した白板用消去
具を得た。
いての比較結果を示す。 実施例1 先端部に球径0.14mmの球形部を形成した長さ5mm、
太さ40デニールのナイロン繊維を、図7に示すように
ポリプロピレン製基台の直径1.7mmの穴に、各繊維束
の植毛穴の距離が3mmとなるように植毛した白板用消去
具を得た。 実施例2 先端部に球径0.20mmの球形部を形成した長さ6mm、
太さ80デニールのナイロン繊維を、図8に示すように
ポリプロピレン製基台の直径2mmの穴に、各繊維束の植
毛穴の距離が3.5mmとなるように植毛した白板用消去
具を得た。
【0025】比較例1 先端部に球径0.14mmの球形部を形成した長さ5mm、
太さ40デニールのナイロン繊維を、図9に示すように
ポリプロピレン製基台の直径1.7mmの穴に、各繊維束
の植毛穴の距離が3mmとなるように植毛した白板用消去
具を得た。 比較例2 長さ9mm、太さ100デニールのナイロン繊維を、図9
に示すように、ポリプロピレン製基台の直径2.5mm
の穴に、各繊維束の中心間の距離が5.5mmとなるよう
に植毛した白板用消去具を得た。 比較例3 払拭部として布を使用したA社製の市販品の白板用消去
具を用意した。
太さ40デニールのナイロン繊維を、図9に示すように
ポリプロピレン製基台の直径1.7mmの穴に、各繊維束
の植毛穴の距離が3mmとなるように植毛した白板用消去
具を得た。 比較例2 長さ9mm、太さ100デニールのナイロン繊維を、図9
に示すように、ポリプロピレン製基台の直径2.5mm
の穴に、各繊維束の中心間の距離が5.5mmとなるよう
に植毛した白板用消去具を得た。 比較例3 払拭部として布を使用したA社製の市販品の白板用消去
具を用意した。
【0026】前記実施例1,2および比較例1,2とし
て用意した白板用消去具を用いて消去性能の試験を行な
った結果を表1に示す。なお表1に示す結果は、A社製
のホワイトボードの60cm平方の面に、マーカーとして
三菱鉛筆株式会社製PWB−7M(黒)を用いて筆記
し、筆跡を前記実施例1,2および比較例1,2として
用意した白板用消去具を用いて消去したものである。そ
して繰返し消去性と白板の汚れ性については、筆記と消
去を繰返し行ない、前記PWB−7M(黒)を1本使い
切ったところで評価した。
て用意した白板用消去具を用いて消去性能の試験を行な
った結果を表1に示す。なお表1に示す結果は、A社製
のホワイトボードの60cm平方の面に、マーカーとして
三菱鉛筆株式会社製PWB−7M(黒)を用いて筆記
し、筆跡を前記実施例1,2および比較例1,2として
用意した白板用消去具を用いて消去したものである。そ
して繰返し消去性と白板の汚れ性については、筆記と消
去を繰返し行ない、前記PWB−7M(黒)を1本使い
切ったところで評価した。
【0027】
【表1】
【0028】表1における各結果を示す評価記号の意味
は次のとおりである。 ◎……筆記が完全に消去できる。白板の汚れがほとんど
目立たない。 ○……拭き残しが若干見られる。白板の汚れが少し目立
つ。 △……拭き残しが見られる。 白板の汚れが目立つ。 *1……拭く方向により、一部拭き残しが見られる。
は次のとおりである。 ◎……筆記が完全に消去できる。白板の汚れがほとんど
目立たない。 ○……拭き残しが若干見られる。白板の汚れが少し目立
つ。 △……拭き残しが見られる。 白板の汚れが目立つ。 *1……拭く方向により、一部拭き残しが見られる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、請求項1
に記載の白板用消去具によれば、太さ20乃至80デニ
ールの合成繊維を繊維束とし、また個々の植毛穴の中心
間の距離が1つの繊維束の植毛面における植毛穴径の2
倍以下となるように所定の間隔をおいて植毛されている
ので、繊維束の適切な可撓性によって筆跡を消去するに
際して個々の繊維の先端で筆記板上の筆記描線を細かく
砕きながら剥離することができる。
に記載の白板用消去具によれば、太さ20乃至80デニ
ールの合成繊維を繊維束とし、また個々の植毛穴の中心
間の距離が1つの繊維束の植毛面における植毛穴径の2
倍以下となるように所定の間隔をおいて植毛されている
ので、繊維束の適切な可撓性によって筆跡を消去するに
際して個々の繊維の先端で筆記板上の筆記描線を細かく
砕きながら剥離することができる。
【0030】しかも、合成繊維の先端部に球状部が形成
されているために、合成繊維2b先端部の球状部2cの
周面によって筆記跡Bは筆記板A上から剥すことがで
き、多少繊維の撓みが大くとも、十分な消去性を確保す
ることができる。また剥されたインキかすは前記球状部
2cの周面に沿って移動するため、剥されたれたインキ
かすが塊となって固化するのを防止できる。またこの
時、各繊維同志のずれによっても消去具の表面にインキ
かすが塊となって固化するのを防止できる。そして個々
の植毛穴の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面において同
一直線上にならないように基台に植毛されているので、
消去残しのない優れた消去性能を得ることができる。
されているために、合成繊維2b先端部の球状部2cの
周面によって筆記跡Bは筆記板A上から剥すことがで
き、多少繊維の撓みが大くとも、十分な消去性を確保す
ることができる。また剥されたインキかすは前記球状部
2cの周面に沿って移動するため、剥されたれたインキ
かすが塊となって固化するのを防止できる。またこの
時、各繊維同志のずれによっても消去具の表面にインキ
かすが塊となって固化するのを防止できる。そして個々
の植毛穴の中心を結ぶ線が前記基台の植毛面において同
一直線上にならないように基台に植毛されているので、
消去残しのない優れた消去性能を得ることができる。
【図1】本発明に係る白板用消去具の実施例を示した斜
視図である。
視図である。
【図2】図1に示す実施例における部分拡大断面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す実施例における合成繊維の部分拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】(a)は実施例におけるインキの剥離状態を示
す図であって、(b)は合成繊維の先端部に球形部が形
成されていない場合のインキの剥離状態を示す図であ
り、(c)は(a)に示す合成繊維の撓みが大きい場合
の剥離状態を示す図である。
す図であって、(b)は合成繊維の先端部に球形部が形
成されていない場合のインキの剥離状態を示す図であ
り、(c)は(a)に示す合成繊維の撓みが大きい場合
の剥離状態を示す図である。
【図5】図6に示す植毛パターンを組み合わせた状態を
示した模式図である。
示した模式図である。
【図6】本発明に係る白板用消去具の各繊維束の植毛パ
ターンを示した模式図である。
ターンを示した模式図である。
【図7】消去性能の比較実験を行なうために作成した本
発明の白板用消去具の植毛パターンを示した模式図であ
る。
発明の白板用消去具の植毛パターンを示した模式図であ
る。
【図8】同じく消去性能の比較実験を行なうために作成
した本発明の白板用消去具の他の植毛パターンを示した
模式図である。
した本発明の白板用消去具の他の植毛パターンを示した
模式図である。
【図9】消去性能の比較実験を行なうために作成した本
発明とは異なる白板用消去具の植毛パターンを示した模
式図である。
発明とは異なる白板用消去具の植毛パターンを示した模
式図である。
1 基台 1a 植毛面 2 払拭部 2a 繊維束 2b 繊維 2c 球形部 3 止め具
Claims (1)
- 【請求項1】 太さ20乃至80デニールの合成繊維を
繊維束とし、1つの繊維束の植毛面における植毛穴径が
2mm以下となるように、かつ植毛面からの突出長が4乃
至8mmとなるように基台に対して植毛され、前記個々の
植毛穴の中心間の距離が前記1つの繊維束の植毛面にお
ける植毛穴径の2倍以下であり、かつ個々の植毛穴の中
心を結ぶ線が前記基台の植毛面において同一直線上にな
らないように配列した白板用消去具であって、前記太さ
20乃至80デニールの合成繊維の先端部に球状部を形
成したことを特徴とする白板用消去具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34054694A JPH08183295A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 白板用消去具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34054694A JPH08183295A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 白板用消去具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08183295A true JPH08183295A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18338026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34054694A Withdrawn JPH08183295A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 白板用消去具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08183295A (ja) |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP34054694A patent/JPH08183295A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |