JPH08183304A - アクスルハウジングの構造 - Google Patents
アクスルハウジングの構造Info
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- JPH08183304A JPH08183304A JP33909894A JP33909894A JPH08183304A JP H08183304 A JPH08183304 A JP H08183304A JP 33909894 A JP33909894 A JP 33909894A JP 33909894 A JP33909894 A JP 33909894A JP H08183304 A JPH08183304 A JP H08183304A
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- axle
- differential gear
- axle housing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デフギヤ室と車軸室との間のオイルをシール
するバッフルプレートのシール性能を向上せしめること
により、車両の急旋回時や長時間旋回時におけるデフギ
ヤ室内のオイル不足によるハイポイドデフギヤの歯面の
焼付き、摩滅等の不具合の発生を防止し、耐久性、信頼
性の大なるハイポイドデフギヤシステムを提供する。 【構成】 アクスルハウジング内に形成されるデフギヤ
室内に、該デフギヤ室と車軸室との間の油の移動を抑止
するバッフルプレートが、その外周縁を一定量屈曲せし
められて形成され、このバッフルプレートを前記ハウジ
ングの内周面に当接して前記ハウジング内に挿入する。
するバッフルプレートのシール性能を向上せしめること
により、車両の急旋回時や長時間旋回時におけるデフギ
ヤ室内のオイル不足によるハイポイドデフギヤの歯面の
焼付き、摩滅等の不具合の発生を防止し、耐久性、信頼
性の大なるハイポイドデフギヤシステムを提供する。 【構成】 アクスルハウジング内に形成されるデフギヤ
室内に、該デフギヤ室と車軸室との間の油の移動を抑止
するバッフルプレートが、その外周縁を一定量屈曲せし
められて形成され、このバッフルプレートを前記ハウジ
ングの内周面に当接して前記ハウジング内に挿入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のアクスルハウジ
ングの構造に係り、特にハイポイドデファレンシャルギ
ヤ(以下ハイポイドデフギヤという)が収納されるアク
スルハウジングの構造に関する。
ングの構造に係り、特にハイポイドデファレンシャルギ
ヤ(以下ハイポイドデフギヤという)が収納されるアク
スルハウジングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6に自動車のハイポイドデフ
ギヤが収納されるアクスルハウジングの内部構造を示す
従来例を示す。
ギヤが収納されるアクスルハウジングの内部構造を示す
従来例を示す。
【0003】車両用アクスルハウジング内即ちデフギヤ
室2には、ハイポイドデフギヤの潤滑を行うため、一定
量の潤滑油5(以下オイルという)が収容されている。
室2には、ハイポイドデフギヤの潤滑を行うため、一定
量の潤滑油5(以下オイルという)が収容されている。
【0004】しかして車両の旋回時には、遠心力が働い
て車両が傾斜し、それにともなって、油面にも傾斜が生
じてデフギヤ室2内のオイル5が片側(旋回外周側)の
車軸室4内へと移動する。このため、デフギヤ室2内の
オイルが不足となり、ハイポイドデフギヤの歯面の焼付
きや摩滅が誘発される。
て車両が傾斜し、それにともなって、油面にも傾斜が生
じてデフギヤ室2内のオイル5が片側(旋回外周側)の
車軸室4内へと移動する。このため、デフギヤ室2内の
オイルが不足となり、ハイポイドデフギヤの歯面の焼付
きや摩滅が誘発される。
【0005】かかるオイルの移動を阻止するため、従
来、図5及び図6に示すようなバッフルプレート3をデ
フギヤ室2と両側の車軸室4、4との間に各1個設けた
ものが提供されている。
来、図5及び図6に示すようなバッフルプレート3をデ
フギヤ室2と両側の車軸室4、4との間に各1個設けた
ものが提供されている。
【0006】即ち同図において、バッフルプレート3は
鋼板材をアクスルハウジング1内の装着箇所の形状に合
わせて折り曲げて形成され、そのフランジ部31を2本
のボルト6にてアクスルハウジング1に固着される。
鋼板材をアクスルハウジング1内の装着箇所の形状に合
わせて折り曲げて形成され、そのフランジ部31を2本
のボルト6にてアクスルハウジング1に固着される。
【0007】かかる車両の運転時において、車両が旋回
し、すると、遠心力と車両の傾斜とによってオイル5の
油面5aも傾斜し、オイルは旋回外周側の車軸室4へと
流れようとするが、バッフルプレート3によりこれが阻
止され、デフギヤ室2内のオイル不足によるハイポイド
デフギヤの焼付きや摩滅の発生が防止される。
し、すると、遠心力と車両の傾斜とによってオイル5の
油面5aも傾斜し、オイルは旋回外周側の車軸室4へと
流れようとするが、バッフルプレート3によりこれが阻
止され、デフギヤ室2内のオイル不足によるハイポイド
デフギヤの焼付きや摩滅の発生が防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記鋼板
製バッフルプレート3により遮油機能をなさしめる構造
のものにあっては、車両の旋回時において、前記のよう
にバッフルプレート3によりデフギヤ室2から車軸室4
へのオイルの移動はある程度阻止できるが、バッフルプ
レート3及びアクスルハウジング1は板金製であるた
め、バッフルプレート3の端部とアクスルハウジング1
の内周面との間に2mm程度の隙間の形成が避けられ
ず、このため車両の長時間旋回時や急旋回時には、図
5、図6のS矢にて示すように、デフギヤ室2内のオイ
ル5が前記隙間から旋回外周側の車軸室4へと流入す
る。このためデフギヤ室2内のオイルが不足し、ハイポ
イドデフギヤの歯面の焼付きや摩滅の発生をみる。
製バッフルプレート3により遮油機能をなさしめる構造
のものにあっては、車両の旋回時において、前記のよう
にバッフルプレート3によりデフギヤ室2から車軸室4
へのオイルの移動はある程度阻止できるが、バッフルプ
レート3及びアクスルハウジング1は板金製であるた
め、バッフルプレート3の端部とアクスルハウジング1
の内周面との間に2mm程度の隙間の形成が避けられ
ず、このため車両の長時間旋回時や急旋回時には、図
5、図6のS矢にて示すように、デフギヤ室2内のオイ
ル5が前記隙間から旋回外周側の車軸室4へと流入す
る。このためデフギヤ室2内のオイルが不足し、ハイポ
イドデフギヤの歯面の焼付きや摩滅の発生をみる。
【0009】本発明の目的は、デフギヤ室と車軸室との
間のオイルをシールするバッフルプレートのシール性能
を向上せしめることにより、車両の急旋回時や長時間旋
回時におけるデフギヤ室内のオイル不足によるハイポイ
ドデフギヤの歯面の焼付き、摩滅等の不具合の発生を防
止し、耐久性、信頼性の大なるハイポイドデフギヤシス
テムを提供することにある。
間のオイルをシールするバッフルプレートのシール性能
を向上せしめることにより、車両の急旋回時や長時間旋
回時におけるデフギヤ室内のオイル不足によるハイポイ
ドデフギヤの歯面の焼付き、摩滅等の不具合の発生を防
止し、耐久性、信頼性の大なるハイポイドデフギヤシス
テムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッフルプレ
ートの外周縁部とアクスルハウジングの内周面とを常時
密着せしめることにより、バッフルプレートの外周縁と
アクスルハウジングの内周との間からの漏油を阻止する
ようにしたもので、その第1の特徴とするところは、前
記バッフルプレートの外周縁部に一定量屈曲せしめられ
た屈曲部を形成するとともに、少なくとも該外周縁部が
デフギア室側に弾性変形可能な金属材若しくは可撓性部
材で形成され、前記ハウジングの内周面に密着するよう
に前記ハウジング内に押し込まれて装着されていること
を特徴とする。この場合前記バッフルプレートの外周端
部下側に油通過用の溝を刻設するのがよい。また好まし
い実施例においては、前記バッフルプレートをゴム、軟
質合成樹脂等の可撓性材料で形成するのがよく、又必要
に応じて前記デフギヤ室への取付け部(フランジ部)を
除く主要部を可撓性材料で形成する事も可能である、
ートの外周縁部とアクスルハウジングの内周面とを常時
密着せしめることにより、バッフルプレートの外周縁と
アクスルハウジングの内周との間からの漏油を阻止する
ようにしたもので、その第1の特徴とするところは、前
記バッフルプレートの外周縁部に一定量屈曲せしめられ
た屈曲部を形成するとともに、少なくとも該外周縁部が
デフギア室側に弾性変形可能な金属材若しくは可撓性部
材で形成され、前記ハウジングの内周面に密着するよう
に前記ハウジング内に押し込まれて装着されていること
を特徴とする。この場合前記バッフルプレートの外周端
部下側に油通過用の溝を刻設するのがよい。また好まし
い実施例においては、前記バッフルプレートをゴム、軟
質合成樹脂等の可撓性材料で形成するのがよく、又必要
に応じて前記デフギヤ室への取付け部(フランジ部)を
除く主要部を可撓性材料で形成する事も可能である、
【0011】
【作用】かかる技術手段によれば、車両が長時間旋回あ
るいは急旋回した際において、デフギヤ室内のオイルの
油面も傾斜しデフギヤ室内のオイルがバッフルプレート
の外周端部とアクスルハウジングの内周との間を通って
低くなった側の車軸室へと流動しようとするが、バッフ
ルプレートの外周縁部が屈曲せしめられた状態でアクス
ルハウジングの内周面に密着されているので、該密着部
にてオイルがシールされ、車軸室側への流動が抑制さ
れ、デフギヤ室におけるオイル不足の発生が防止され
る。
るいは急旋回した際において、デフギヤ室内のオイルの
油面も傾斜しデフギヤ室内のオイルがバッフルプレート
の外周端部とアクスルハウジングの内周との間を通って
低くなった側の車軸室へと流動しようとするが、バッフ
ルプレートの外周縁部が屈曲せしめられた状態でアクス
ルハウジングの内周面に密着されているので、該密着部
にてオイルがシールされ、車軸室側への流動が抑制さ
れ、デフギヤ室におけるオイル不足の発生が防止され
る。
【0012】また、車軸の外周面と該車軸が挿入される
バッフルプレートの内周面との隙間等から車軸室内に漏
洩したオイルは、車両の旋回終了後、バッフルプレート
の外周端部下側に形成された溝を通って速やかにデフギ
ヤ室に戻るので、デフギヤ室には常時所要量のオイルが
確保される。
バッフルプレートの内周面との隙間等から車軸室内に漏
洩したオイルは、車両の旋回終了後、バッフルプレート
の外周端部下側に形成された溝を通って速やかにデフギ
ヤ室に戻るので、デフギヤ室には常時所要量のオイルが
確保される。
【0013】また、バッフルプレートの少なくとも外周
端部をデフギア室側に弾性変形可能な金属材若しくは可
撓性材料にて構成したために、外周端部を簡単にかつア
クスルハウジングの内周面に正しく沿って屈曲できるの
で、アクスルハウジングの内周面が多少弯曲していて
も、シール性を損うことなく、より高いオイルのシール
性能を得ることができる。
端部をデフギア室側に弾性変形可能な金属材若しくは可
撓性材料にて構成したために、外周端部を簡単にかつア
クスルハウジングの内周面に正しく沿って屈曲できるの
で、アクスルハウジングの内周面が多少弯曲していて
も、シール性を損うことなく、より高いオイルのシール
性能を得ることができる。
【0014】又前記バッフルプレート全体をゴム、軟質
合成樹脂等の可撓性材料で形成する事により、前記溝部
を含めて一体成型により容易に成型できる。
合成樹脂等の可撓性材料で形成する事により、前記溝部
を含めて一体成型により容易に成型できる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されてい
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは特
に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれの
みに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されてい
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは特
に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれの
みに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0016】図1は本発明の実施例にかかる自動車用ア
クスルハウジング構造を示す正面図、図2は図1のAー
A矢視図、図3はバッフルプレートの外観斜視図、図4
は図3のBーB線断面図である。
クスルハウジング構造を示す正面図、図2は図1のAー
A矢視図、図3はバッフルプレートの外観斜視図、図4
は図3のBーB線断面図である。
【0017】1は内部にハイポイドデフギヤ(図示せ
ず)が収納されるアクスルハウジングで該ハウジング1
内に形成されるデフギヤ室2の底部にはハイポイドデフ
ギヤの歯面を潤滑するための潤滑油5(以下オイルとい
う)が貯溜されている。4は、前記ハイポイドデフギヤ
に連結される車軸(図示せず)が収納される車軸室であ
る。
ず)が収納されるアクスルハウジングで該ハウジング1
内に形成されるデフギヤ室2の底部にはハイポイドデフ
ギヤの歯面を潤滑するための潤滑油5(以下オイルとい
う)が貯溜されている。4は、前記ハイポイドデフギヤ
に連結される車軸(図示せず)が収納される車軸室であ
る。
【0018】前記デフギヤ室2と両側の車軸室4、4と
の間には金属材からなるバッフルプレート31、31が
設けられている。該バッフルプレート31は、これが挿
設される部位におけるアクスルハウジング1の幅よりも
大きく板取りされ、上下の外周縁及び後述するフランジ
部31aを除く左右の外周縁(図2参照)を一定量デフ
ギヤ室2側へ向けて折り曲げて屈曲部31b、31cを
形成し、屈曲部31b、31cをデフギヤ室2側に弾性
変形可能に構成する。これによりデフギヤ室2側からア
クスルハウジング1内に押し込み、各屈曲部31b、3
1cの外周縁部をアクスルハウジング1の内周面に、バ
ッフルプレート31の屈曲部31b、31cのバネ力
(スプリングバック)によって密着せしめることにより
アクスルハウジング1に組み付ける。
の間には金属材からなるバッフルプレート31、31が
設けられている。該バッフルプレート31は、これが挿
設される部位におけるアクスルハウジング1の幅よりも
大きく板取りされ、上下の外周縁及び後述するフランジ
部31aを除く左右の外周縁(図2参照)を一定量デフ
ギヤ室2側へ向けて折り曲げて屈曲部31b、31cを
形成し、屈曲部31b、31cをデフギヤ室2側に弾性
変形可能に構成する。これによりデフギヤ室2側からア
クスルハウジング1内に押し込み、各屈曲部31b、3
1cの外周縁部をアクスルハウジング1の内周面に、バ
ッフルプレート31の屈曲部31b、31cのバネ力
(スプリングバック)によって密着せしめることにより
アクスルハウジング1に組み付ける。
【0019】そして前記バッフルプレート31は、これ
の側部に形成されたフランジ部31aをボルト33にて
アクスルハウジング1に締め付けることにより、アクス
ルハウジング1に固定される。
の側部に形成されたフランジ部31aをボルト33にて
アクスルハウジング1に締め付けることにより、アクス
ルハウジング1に固定される。
【0020】前記各バッフルプレート31、31の上、
下端部には、デフギヤ室2から車軸9の外周とアクスル
ハウジング1の内周との隙間を通って車軸室4へ漏洩し
たオイルを戻すための溝31dが凹設される。この溝3
1dは、図3、図4に示されるように、車軸室4側に面
した部位に一定幅m(図3参照)でかつ一定深さ形成さ
れるか、あるいは、この実施例のようにバッフルプレー
ト31が金属板製である場合は、バッフルプレート1を
一定幅に亘って切り欠いて形成してもよい。
下端部には、デフギヤ室2から車軸9の外周とアクスル
ハウジング1の内周との隙間を通って車軸室4へ漏洩し
たオイルを戻すための溝31dが凹設される。この溝3
1dは、図3、図4に示されるように、車軸室4側に面
した部位に一定幅m(図3参照)でかつ一定深さ形成さ
れるか、あるいは、この実施例のようにバッフルプレー
ト31が金属板製である場合は、バッフルプレート1を
一定幅に亘って切り欠いて形成してもよい。
【0021】図3、図4は、前記バッフルプレート31
を硬質ゴムあるいは軟質合成樹脂のような可撓性材料に
より構成した場合を示す。この実施例の場合は、バッフ
ルプレート31は第1実施例のような金属板製の場合よ
りも厚肉に形成される。従って油通過用の溝31dは、
車軸室4側から一定深さtを存して形成し、貫通させな
くてもよい。
を硬質ゴムあるいは軟質合成樹脂のような可撓性材料に
より構成した場合を示す。この実施例の場合は、バッフ
ルプレート31は第1実施例のような金属板製の場合よ
りも厚肉に形成される。従って油通過用の溝31dは、
車軸室4側から一定深さtを存して形成し、貫通させな
くてもよい。
【0022】そしてその溝31d形状は図7に示すよう
に厚肉部分を所定幅削成して薄肉溝状に形成してもよ
く、又図8に示すように、溝31d部を内側(デフギア
室2側)に凹設して外周端縁が一定の肉厚になるように
構成してもよい。
に厚肉部分を所定幅削成して薄肉溝状に形成してもよ
く、又図8に示すように、溝31d部を内側(デフギア
室2側)に凹設して外周端縁が一定の肉厚になるように
構成してもよい。
【0023】この実施例の場合はバッフルプレート31
が可撓性材料より成るので、アクスルハウジング1の内
周面に多少の弯曲部が存在してもバッフルプレート31
の外周縁がそれに応じて容易に変形せしめられることに
より、確実に密着せしめられ、金属板製の場合よりもシ
ール性が向上する。尚、本実施例の場合は屈曲部31
b、31cを中央側に比して薄肉に形成する事によりシ
ール性が一層向上する。
が可撓性材料より成るので、アクスルハウジング1の内
周面に多少の弯曲部が存在してもバッフルプレート31
の外周縁がそれに応じて容易に変形せしめられることに
より、確実に密着せしめられ、金属板製の場合よりもシ
ール性が向上する。尚、本実施例の場合は屈曲部31
b、31cを中央側に比して薄肉に形成する事によりシ
ール性が一層向上する。
【0024】前記のように構成されたアクスルハウジン
グ構造を備えた車両の走行時において、該車両が長時間
旋回あるいは急旋回する際には、デフギヤ室2内のオイ
ル5の油面5aも傾斜し、該オイル5が旋回外周側の車
軸室4側へと流動しようとする。
グ構造を備えた車両の走行時において、該車両が長時間
旋回あるいは急旋回する際には、デフギヤ室2内のオイ
ル5の油面5aも傾斜し、該オイル5が旋回外周側の車
軸室4側へと流動しようとする。
【0025】しかしながらバッフルプレート31の外周
がアクスルハウジング1の内周面に密着し、両者間には
隙間の形成がなく、充分にシールされているので、オイ
ルの車軸室4側への漏洩が抑制される。また、前記屈曲
部31b、31cがデフギヤ室2側へ向けて屈曲せしめ
られているので、デフギヤ室2側から油圧が作用したと
き、この油圧により外周縁部がさらに強力に密着せしめ
られる。
がアクスルハウジング1の内周面に密着し、両者間には
隙間の形成がなく、充分にシールされているので、オイ
ルの車軸室4側への漏洩が抑制される。また、前記屈曲
部31b、31cがデフギヤ室2側へ向けて屈曲せしめ
られているので、デフギヤ室2側から油圧が作用したと
き、この油圧により外周縁部がさらに強力に密着せしめ
られる。
【0026】前記旋回時に、車軸9の外周とバッフルプ
レート31の内周との隙間から、図1の矢印S1 のよう
に、デフギヤ室2から車軸室4へと漏洩したオイルは、
車両が旋回を終え、油面が水平に戻った際に、図1の矢
印S2 のように、バッフルプレート31の下端部に設け
られた溝31dを通って、デフギヤ室2へと戻される。
レート31の内周との隙間から、図1の矢印S1 のよう
に、デフギヤ室2から車軸室4へと漏洩したオイルは、
車両が旋回を終え、油面が水平に戻った際に、図1の矢
印S2 のように、バッフルプレート31の下端部に設け
られた溝31dを通って、デフギヤ室2へと戻される。
【0027】前記のような長時間旋回時、急旋回時等に
おけるデフギヤ室2から車軸室4へのオイルの流動抑制
旋回終了後における車軸室4から溝31dを経由しての
デフギヤ室2へのオイルの戻り作用により、デフギヤ室
2内のオイルは常時適正な油面5aが確保される。これ
によりオイル不足によるハイポイドデフギヤ歯面の焼付
き、摩滅等の発生が阻止される。
おけるデフギヤ室2から車軸室4へのオイルの流動抑制
旋回終了後における車軸室4から溝31dを経由しての
デフギヤ室2へのオイルの戻り作用により、デフギヤ室
2内のオイルは常時適正な油面5aが確保される。これ
によりオイル不足によるハイポイドデフギヤ歯面の焼付
き、摩滅等の発生が阻止される。
【0028】また、前記車軸孔31eをバッフルプレー
ト31の中央部に設け、かつ溝31aを上、下に設けれ
ば、左右のバッフルプレート31、31を共通部材とす
ることができ、部品の共通化によるコスト減が図れる。
ト31の中央部に設け、かつ溝31aを上、下に設けれ
ば、左右のバッフルプレート31、31を共通部材とす
ることができ、部品の共通化によるコスト減が図れる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、車両の長時間旋回時あ
るいは急旋回時においても、バッフルプレートの外周縁
部がアクスルハウジングの内周面に密着しているため、
該密着部においてオイルが確実にシールされ、デフギヤ
室から車軸室側へのオイルの流動が抑制される。
るいは急旋回時においても、バッフルプレートの外周縁
部がアクスルハウジングの内周面に密着しているため、
該密着部においてオイルが確実にシールされ、デフギヤ
室から車軸室側へのオイルの流動が抑制される。
【0030】また旋回終了時において、車軸の外周とバ
ッフルプレートの内周との隙間から車軸室内に漏洩した
オイルはバッフルプレートの溝を通ってデフギヤ室へと
戻される。
ッフルプレートの内周との隙間から車軸室内に漏洩した
オイルはバッフルプレートの溝を通ってデフギヤ室へと
戻される。
【0031】従って車両のいかなる運転状態において
も、デフギヤ室内のオイル不足の発生がなく、オイル不
足によるハイポイドデフギヤの歯面の焼付きや、摩滅の
発生を防止することができる。
も、デフギヤ室内のオイル不足の発生がなく、オイル不
足によるハイポイドデフギヤの歯面の焼付きや、摩滅の
発生を防止することができる。
【0032】また、バッフルプレートをアクスルハウジ
ング内へ組み付ける際には、外周縁の屈曲部のばね力
(スプリングバック)を利用してバッフルプレートをア
クスルハウジング内に押し込むのみで組み付け可能であ
るので、バッフルプレートの組立作業が簡単であり、組
立工数が低減される。
ング内へ組み付ける際には、外周縁の屈曲部のばね力
(スプリングバック)を利用してバッフルプレートをア
クスルハウジング内に押し込むのみで組み付け可能であ
るので、バッフルプレートの組立作業が簡単であり、組
立工数が低減される。
【0033】また、バッフルプレートを可撓性材料にて
構成する事により、外周端部を簡単にかつアクスルハウ
ジングの内周面に正しく沿って屈曲でき、アクスルハウ
ジングの内周面が多少弯曲していても、シール性を損う
ことなく、より高いオイルのシール性能を得ることがで
きる。
構成する事により、外周端部を簡単にかつアクスルハウ
ジングの内周面に正しく沿って屈曲でき、アクスルハウ
ジングの内周面が多少弯曲していても、シール性を損う
ことなく、より高いオイルのシール性能を得ることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例に係るアクスルハウジング
の構造を示す正面図。
の構造を示す正面図。
【図2】図1のAーA矢視図。
【図3】本発明の第2実施例に係るバッフルプレートの
斜視図。
斜視図。
【図4】図3のBーB線断面図。
【図5】従来のアクスルハウジングの構造を示す図1応
当図。
当図。
【図6】図5のCーC矢視図。
【図7】図3に示すバッフルプレートの溝部形状を示す
ために背面側からみた斜視図。
ために背面側からみた斜視図。
【図8】図7の溝部の変形例を示す要部斜視図。
1 アクスルハウジング 2 デフギヤ室 4 車軸室 5 オイル(潤滑油) 9 車軸 31 バッフルプレート 31a フランジ部 31b、31c 屈曲部 31d 溝 31e 車軸孔
Claims (3)
- 【請求項1】 アクスルハウジング内に形成されるデフ
ギヤ室内に、該デフギヤ室と車軸室との間の油の移動を
抑止するバッフルプレートを設けた車両のアクスルハウ
ジング装置において、 前記バッフルプレートの外周縁部に一定量屈曲せしめら
れた屈曲部を形成するとともに、少なくとも該外周縁部
がデフギア室側に弾性変形可能な金属材若しくは可撓性
部材で形成され、前記ハウジングの内周面に密着するよ
うに前記ハウジング内に押し込まれて装着されているこ
とを特徴とするアクスルハウジングの構造 - 【請求項2】 前記バッフルプレートをゴム、軟質合成
樹脂等の可撓性材料から形成した請求項1記載のアクス
ルハウジングの構造 - 【請求項3】 前記バッフルプレートの外周端部下側に
油通過用の溝を刻設してなる請求項1記載のアクスルハ
ウジングの構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33909894A JPH08183304A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | アクスルハウジングの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33909894A JPH08183304A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | アクスルハウジングの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08183304A true JPH08183304A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18324247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33909894A Pending JPH08183304A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | アクスルハウジングの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08183304A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107415587A (zh) * | 2016-05-24 | 2017-12-01 | 吴富强 | 一种汽车后桥桥壳 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP33909894A patent/JPH08183304A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107415587A (zh) * | 2016-05-24 | 2017-12-01 | 吴富强 | 一种汽车后桥桥壳 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990727 |