JPH08183306A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
かもユニフォーミティー、操縦安定性、乗心地性に優
れ、さらには安価に製造可能な空気入りラジアルタイヤ
の提供。 【構成】 トレッド3におけるカーカス層2の外側にベ
ルト層4が配置された空気入りラジアルタイヤにおい
て、特定の機械的特性を有する繊維コードの1〜10本を
平行にマトリックスに埋設してなるテープ6を、前記カ
ーカス層2のタイヤ1周に亘って3回、5回、7回、又
は9回ジグザグに該カーカス層2の幅方向に移動させる
と共にベルト層幅方向相当端で折り曲げながら該カーカ
ス層2に巻き付けることにより偶数層のベルト層4を形
成し、該ベルト層4のタイヤ周方向に対するコード角度
θ、該ベルト層4の幅D、該ベルト層4の半径r、前記
テープ6のカーカス層幅方向移動回数n(3回、5回、
7回、又は9回)としたとき、tan θ=n×D/2πr
の関係を満たし、かつ10°<θ<35°であること。
Description
耐久性が良好でしかもユニフォーミティー、操縦安定
性、乗心地性に優れ、さらには安価に製造可能な空気入
りラジアルタイヤに関する。
部には、その優れた強度および弾性率によりスチールベ
ルト層が使われている。そのスチールベルト層は、スチ
ールコードがタイヤ周方向に対して比較的小さな角度
(10°〜30°)でプライ間のコードが互いに交差し、ベ
ルト層の幅方向両側端に切断破面のある2層からなる構
造であった。しかし、スチールベルト層は比重が大きい
故にタイヤ重量が大となり、さらには、その切断破面に
応力が集中してゴム層との間にセパレーションが生じ易
く、高速耐久性が劣るようになるといった欠点があっ
た。
ト層にスチールコードを使用することなく、繊維コード
の使用によって軽量化を図りながら高速耐久性が良好で
あり、しかもユニフォーミティー、操縦安定性、乗心地
性に優れ、さらには安価に製造可能な空気入りラジアル
タイヤを提供することにある。
けるカーカス層の外側にベルト層が配置された空気入り
ラジアルタイヤにおいて、1本乃至複数本の繊維コード
を平行にマトリックスに埋設してなるテープを、前記カ
ーカス層の外周にタイヤ1周当りn=3回、5回、7
回、又は9回の折り曲げ回数で前記ベルト層に相当する
幅をジグザグに折り曲げながら巻き付けることにより偶
数層のベルト層を形成し、該ベルト層のタイヤ周方向に
対するコード角度θ、該ベルト層の幅D、該ベルト層の
半径r、前記テープのタイヤ1周当りのジグザグ折り曲
げ回数n(3回、5回、7回、又は9回)としたとき、
tan θ=n×D/2πrの関係を満たし、かつ10°<θ
<35°であることを特徴とする。
ドとして用いるために、スチールコードを用いる場合に
比して、タイヤの軽量化をはかることができる。また、
テープをベルト層幅方向相当端で折り曲げながらカーカ
ス層に巻き付けることによりベルト層を形成するため
に、ベルト層の幅方向両側端に切断破面がないのでセパ
レーションが生じることがなく、高速耐久性が良好とな
る。さらに、テープのタイヤ1周当りのジグザグ折り曲
げ回数(以下、テープのカーカス層幅方向移動回数とい
う)nを3回、5回、7回、又は9回としたためにユニ
フォーミティー特にRFVが向上し、またベルト層のコ
ード角度θを10°〜35°の範囲内としたために、タイヤ
横剛性が高まるので操縦安定性が向上すると共にタイヤ
縦剛性が低減するので乗心地性が向上する。
しく説明する。図1は、本発明の空気入りラジアルタイ
ヤの一例の子午線方向半断面説明図である。図1におい
て、左右一対のビードコア1の廻りにタイヤ内側から外
側にカーカス層2の端部が巻き上げられており、トレッ
ド3においてはカーカス層2の外側に2層のベルト層
4,4がタイヤ周方向にタイヤ1周に亘って設けられて
いる。
はタイヤ周方向に延びる複数の溝5およびタイヤ幅方向
に延びる複数の溝(図示せず)が設けられている。ベル
ト層4は、図2に示すように、繊維コードの1本乃至複
数本を、好ましくは5〜10本を平行にマトリックスに埋
設してなるテープ6を、カーカス層2のタイヤ1周に亘
って3回、5回、7回、又は9回ジグザグにカーカス層
2の幅方向に移動させると共にベルト層幅方向相当端
7、8で折り曲げながらカーカス層2に巻き付けること
により形成される。この巻き付けは、テープ6相互間に
隙間が生じないように、タイヤ周方向にほぼテープ6の
幅だけずらして多数回行われる。この巻き付け状況を図
3〜図6で説明する。
回数n=2の場合を示したものである。図3において、
巻き始めテープが一方のベルト層幅方向相当端7から
始まって他方のベルト層幅方向相当端8で折り曲げら
れ、一方のベルト層幅方向相当端7に戻って次のテープ
に連通し、巻き始めテープに対してほぼテープ幅だ
けタイヤ周方向にずらして一方のベルト層幅方向相当端
7で折り曲げられる。この手順がテープ〜まで順序
的に繰り返される。このため、全体としてテープ6は常
に2枚重なった状態となるから、得られるベルト層4は
2重層となる。なお、ベルト層4は、偶数層形成すれば
よく、2層(2重層)であるのが好ましい。
向移動回数n=偶数の場合には、図4および図5に示さ
れるように、巻き始めテープの巻き始め端と巻き終り
テープの巻き終り端との間に途中のテープを介して段
差が生じてしまう。この段差により、タイヤのユニフォ
ーミティーが悪化してしまう。そこで、本発明では、テ
ープ6のカーカス層幅方向移動回数n=奇数としてい
る。このように奇数とすることにより、図6に「*」で
示されるように、巻き始めテープの巻き始め端と巻き終
りテープの巻き終り端との間に段差が生じることなく、
巻き途中のテープ相互間に段差が生じ、この段差が1周
に亘って分散することになるので、タイヤのユニフォー
ミティーの悪化は実質的にもたらされない。
回数nとベルト層4のタイヤ周方向に対するコード角度
θとの関係を図7〜図11に示す。図7はn=1の場合
を、図8はn=2の場合を、図9はn=3の場合を、図
10はn=4の場合を、図11はn=5の場合をそれぞれ示
す。これらの図7〜図11から判るように、nが大きくな
るにつれてθが大となる。そこで、本発明では、θ=10
°〜35°の範囲とするために、n=3、5、7、又は9
としている。
ベルト層4において、タイヤ周方向に対するコード角度
θ、幅D、半径rとし、テープ6のカーカス層幅方向移
動回数n(3回、5回、7回、又は9回)としたとき、
tan θ=n×D/2πrの関係を満たし、かつ10°<θ
<35°としている。θは、回数nとベルト層4の幅Dと
ベルト層4の半径rとによって定まるものだからであ
る。
ード1本に2.25g/d の荷重を負荷した時の伸び率が4%
以下のものを用いるのが好ましい。この伸び率が4%を
超えるとコードの引張り剛性が低くなり過ぎるためベル
ト剛性が低下し、高速耐久性が低下するからである。こ
の繊維コードは、例えば、芳香族ポリアミド繊維、ポリ
アリレート繊維、ポリパラフェニレンベンズビスオキサ
ゾール繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊
維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリエチレン2,
6-ナフタレート繊維から選ばれる繊維の1種又は2種以
上を撚り合わせたものである。
数本を平行にマトリックスに埋設することにより構成さ
れる。この場合のマトリックスとしては、ゴムに限るこ
となくウレタン樹脂などのプラスチックを用いることが
できる。
タイヤ1〜3、従来タイヤ1につき、下記条件で下記に
よりユニフォーミティー、高速耐久性、乗心地性(突起
乗り越し試験)、操縦安定性を評価した。この結果を表
1に示す。条件 空気圧;1.9kg/cm2 、リム;14×51/2JJ、荷重;450kg タイヤサイズ;195/70 R14 タイヤ外形 635mm、ベルト層の幅D=135mm 、ベルト層
の半径r=305mm 移動回数n=1、3、5、7、9、11 tan θ=n×D/2πr=n×135mm/(2π×305mm)タイヤユニフォーミティー(RFV ):JASO C607 「自
動車用タイヤのユニフォーミティー試験方法」に準拠。
であるとRFVが大きくなり、nが奇数であるとRFV
が比較的小さく良好であることが判る。高速耐久性 :ドラム径1707mmでJATMA 高速耐久性試験終
了後、10km/hr 毎加速してタイヤが破壊するまで試験を
続行した。この結果を従来タイヤ1を100 とする指数で
示す。数値が大きい方がよい。
ど)高速耐久性が良好であることが判る。乗心地性 :乗心地性能の代用特性としての室内ドラム突
起乗り越し試験を行った。この場合、ドラム径2500mmで
ドラム表面に半径10mmの突起を設け、時速40km/hr で走
行したときの反力をロードセルで検出することによっ
た。この結果を従来タイヤ1を100 とする指数で示す。
数値が大きい方がよい。
ど)乗心地性は良好であることが判る。操縦安定性 :実車操縦安定性能フィーリングテストを行
った。この場合、国産2.5 リットルクラスの車にタイヤ
を装着して、車を6回幅方向に移動させることによりテ
ストパネラーが操舵フィーリング評価した。表1中、
「○」は良いを、「◎」は極めて良いを、「×」は悪い
をそれぞれ表わす。
久性、乗心地性、操縦安定性のいずれにおいても優れて
いることが判る。
レッドにおけるカーカス層の外側にベルト層が配置され
た空気入りラジアルタイヤにおいて、1本乃至複数本の
繊維コードを平行にマトリックスに埋設してなるテープ
を、前記カーカス層の外周にタイヤ1周当りn=3回、
5回、7回、又は9回の折り曲げ回数で前記ベルト層に
相当する幅をジグザグに折り曲げながら巻き付けること
により偶数層のベルト層を形成し、該ベルト層のタイヤ
周方向に対するコード角度θ、該ベルト層の幅D、該ベ
ルト層の半径r、前記テープのタイヤ1周当りのジグザ
グ折り曲げ回数n(3回、5回、7回、又は9回)とし
たとき、tan θ=n×D/2πrの関係を満たし、かつ
10°<θ<35°であるとしたために、軽量であって、か
つ高速耐久性が良好でしかもユニフォーミティー、操縦
安定性、乗心地性に優れた空気入りラジアルタイヤを提
供することが可能となる。さらに、本発明では、ベルト
層はカーカス層のタイヤ1周に亘ってジグザグに該カー
カス層の幅方向に移動させると共にベルト層幅方向相当
端で折り曲げながら該カーカス層の外周に巻き付けるこ
とにより形成されるため、従来から使用されているベル
ト成型ドラムでベルト層の製造が可能となるので、新た
に設備を設けなくともよいので空気入りラジアルタイヤ
を安価に製造することが可能となる。
線方向半断面説明図である。
説明図である。
巻き付ける状況を示す説明図である。
のテープを介して段差が生じる様子を示す断面説明図で
ある。
のテープを介して段差が生じる様子を示す平面視説明図
である。
巻き付ける状況を示す説明図である。
ルト層のタイヤ周方向に対するコード角度θとの関係図
である。
ルト層のタイヤ周方向に対するコード角度θとの関係図
である。
ルト層のタイヤ周方向に対するコード角度θとの関係図
である。
ルト層のタイヤ周方向に対するコード角度θとの関係図
である。
ルト層のタイヤ周方向に対するコード角度θとの関係図
である。
4 ベルト層 6 テープ
Claims (4)
- 【請求項1】 トレッドにおけるカーカス層の外側にベ
ルト層が配置された空気入りラジアルタイヤにおいて、
1本乃至複数本の繊維コードを平行にマトリックスに埋
設してなるテープを、前記カーカス層の外周にタイヤ1
周当りn=3回、5回、7回、又は9回の折り曲げ回数
で前記ベルト層に相当する幅をジグザグに折り曲げなが
ら巻き付けることにより偶数層のベルト層を形成し、該
ベルト層のタイヤ周方向に対するコード角度θ、該ベル
ト層の幅D、該ベルト層の半径r、前記テープのタイヤ
1周当りのジグザグ折り曲げ回数n(3回、5回、7
回、又は9回)としたとき、tan θ=n×D/2πrの
関係を満たし、かつ10°<θ<35°である空気入りラジ
アルタイヤ。 - 【請求項2】 前記繊維コードが、芳香族ポリアミド繊
維、ポリアリレート繊維、ポリパラフェニレンベンズビ
スオキサゾール繊維、ポリビニルアルコール繊維、レー
ヨン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリエチ
レン2,6-ナフタレート繊維から選ばれる繊維の1種又は
2種以上を撚り合わせたものである請求項1記載の空気
入りラジアルタイヤ。 - 【請求項3】 前記マトリックスがゴム、プラスチック
からなる群から選択される1種である請求項1記載の空
気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項4】 前記ベルト層が2層である請求項1記載
の空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32826894A JP3608579B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32826894A JP3608579B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08183306A true JPH08183306A (ja) | 1996-07-16 |
| JP3608579B2 JP3608579B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=18208335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32826894A Expired - Fee Related JP3608579B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3608579B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11139111A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
| JP2000108611A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-04-18 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
| JP2002178416A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤおよびその製造方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32826894A patent/JP3608579B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11139111A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
| JP2000108611A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-04-18 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
| JP2002178416A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3608579B2 (ja) | 2005-01-12 |
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