JPH08183642A - セメントモルタル用エマルション樹脂 - Google Patents

セメントモルタル用エマルション樹脂

Info

Publication number
JPH08183642A
JPH08183642A JP32543294A JP32543294A JPH08183642A JP H08183642 A JPH08183642 A JP H08183642A JP 32543294 A JP32543294 A JP 32543294A JP 32543294 A JP32543294 A JP 32543294A JP H08183642 A JPH08183642 A JP H08183642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
emulsion resin
vinyl
monomer
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32543294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Arimitsu
勝 有光
Masahiko Nagata
雅彦 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP32543294A priority Critical patent/JPH08183642A/ja
Publication of JPH08183642A publication Critical patent/JPH08183642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
    • C04B24/24—Macromolecular compounds
    • C04B24/26—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C04B24/2641—Polyacrylates; Polymethacrylates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 エマルション樹脂がスチレン及び/又は
(メタ)アクリル酸エステル類を主成分としたビニル単
量体と、これらと共重合可能な架橋性単量体及び官能性
単量体を含み、重合した高分子化合物の水性分散液であ
って、該水性分散液の粒子径が0.4〜1.5μであっ
て、かつガラス転移点が70℃以上からなるセメントモ
ルタル用エマルション樹脂。 【効果】 満足な流動性を有し、短時間に硬化し、
かつ高強度を発現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は早期硬化型、高強度を発
現するセメントモルタル用に供されるエマルション樹脂
に関する。更に詳しくは、道路、軌道等への落石防止、
車両の転落防止等の目的で施工される衝撃吸収柵の支柱
を作業性よく固定し、短い工期でネット、締結金具等の
取付までを終了させることが可能なセメントモルタル用
エマルション樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】落石、車両の転落等の防止のために施工
される衝撃吸収柵工法は特開平6−57712号公報、
特開平6−173221号公報等に開示されているよう
に、大きな衝撃吸収能を持ち、汎用性に富む落石等の防
護装置である。また、その支柱本体についても特開平6
−146225号公報に開示されている。従来、この工
法において、支柱の固定については早強セメントを主成
分とする固定剤を使用しているが、ネット、締結金具の
取付が可能となる強度(圧縮強度:約200kgf/c
m2)に達するまでに3〜4日を要していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する上記欠点を克服し、混練後の作業性(固定剤の流
動性)を確保しつつ、施工翌日にネット、締結金具の取
付を可能とするためのセメントモルタル用に供するエマ
ルション樹脂を提供することを目的とする。具体的な要
求性能として、混練1時間後のPロート流下時間(土木
学会基準による注入モルタルの流動下試験方法)が10
〜15秒、1日後の圧縮強度(JISA1108)が2
00kgf/cm2以上であることが必要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記問題
を解決するために鋭意検討を重ね、先願(特願平6−2
90824号)では高炉スラグを含む水硬性セメントと
エマルション樹脂、セメント減水剤及び水との混合物か
らなるポリマーセメントモルタル組成物を提供したが、
更なる検討の結果、これらの混合物のうちエマルション
樹脂として特定なエマルション樹脂を用いる事で、高炉
スラグを含む水硬性セメントに限定されることなく、更
なる性能アッブが図れる事を見出し、本発明を完成する
に至った。
【0005】即ち、本発明はエマルション樹脂がスチレ
ン及び/又は(メタ)アクリル酸エステル類を主成分と
したビニル単量体と、これらと共重合可能な架橋性単量
体及び官能性単量体を含み、重合した高分子化合物の水
性分散液であって、該水性分散液の粒子径が0.4〜
1.5μであって、かつガラス転移点が70℃以上から
なるセメントモルタル用エマルション樹脂に関する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいてはスチレン及び/又はメタクリル酸メチルを主成
分とするビニル単量体を使用するが、スチレン、メタク
リル酸メチル以外のビニル単量体としては、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニル化合物、ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル
類、(メタ)アクリロニトリル等のビニルシアン化合
物、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル
化合物等を使用することが可能である。
【0007】主成分であるスチレン及び/又はメタクリ
ル酸メチルの量は、得られるエマルション樹脂の粒子が
硬い程セメントモルタルの強度発現及び装置の耐汚染性
の点から、スチレン及び/又はメタクリル酸メチルを主
成分とするビニル単量体と、これらと共重合可能な架橋
性単量体及び官能性単量体を含んだ混合物(以下、これ
らを単量体混合物と称す)に対し70重量%以上含まれ
ることが好ましく、更に好ましくは80重量%以上が好
適である。
【0008】ここで用いられる架橋性単量体としては、
ジビニルベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート
等の重合性不飽和結合を1分子中に2つ以上有する単量
体を例示できる。架橋性単量体は単量体混合物に対し
て、0.5〜15重量%が好ましく、更に好ましくは1
〜10重量%、最も好ましくは2〜5重量%が好適であ
る。
【0009】架橋性単量体が0.5重量%未満では得ら
れる粒子の架橋密度が低いため、充分なセメントモルタ
ルの強度発現が得られないので好ましくない。また、2
0重量%を超えると凝集物が発生しやすく、重合自体が
円滑に進行しないため好ましくない。
【0010】また、高分子微粒子の安定化付与等のた
め、上記架橋性単量体とともに(メタ)アクリル酸、ク
ロトン酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸類、スチレ
ンスルホン酸ナトリウム等の不飽和スルホン酸塩類、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル
類、あるいは(メタ)アクリルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド等の官能性単量体を共重合させ
ることが望ましい。
【0011】官能性単量体の使用量は、単量体混合物に
対して、15重量%以下が好ましく、更に好ましくは1
0重量%以下が好適である。官能性単量体を20重量%
を越えて使用すると、凝集物が発生しやすく、重合自体
が円滑に進行しない。
【0012】また、同時に用いられる乳化剤としてはア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキル硫酸ナ
トリウム、ジアルキルスルホンコハク酸ナトリウム、ナ
フタレンスルホン酸ホルマリン縮合物等のアニオン系界
面活性剤、ポリオキシエチレンアルキル(フェニル)エ
ーテル、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイドブ
ロック共重合体、ソルビタン脂肪酸エステル等のノニオ
ン系界面活性剤が単独又は組み合わせて使用される。そ
の際の使用量は、特に限定されないが、通常、単量体混
合物に対して0.1〜10重量%が好ましい。
【0013】また、重合開始剤としては、通常の乳化重
合に用いられているものであればいずれでもよく、過硫
酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等
の過硫酸塩類、ベンゾイルハイドロパーオキサイド等の
有機過酸化物類、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ
化合物類等を例示できる。必要に応じて還元剤と組み合
わせて、レドックス系開始剤として使用することもでき
る。
【0014】セメントモルタル用エマルション樹脂の製
造は、上記の原料を用い乳化重合法により行われる。重
合は窒素パージ下、重合温度50〜90℃で、架橋性単
量体を含む単量体混合物を一括、分割、あるいは連続的
に滴下して行う。また、重合を2段に分け、1段目で前
記の界面活性剤、重合開始剤の存在下でシードエマルシ
ョンを作製し、2段目で上記の架橋性単量体を含む単量
体混合物を添加して重合する「シード乳化重合法」を繰
り返し行えば、1回の重合では得難い大型粒子も容易に
得ることができる。すなわち、本発明のセメントモルタ
ル用エマルション樹脂の粒子径は0.4〜1.5μの範
囲であればよく、好ましくは、0.6〜1.2μが好適
である。0.4μ未満では施工時の流動性が悪くなり
1.5μを超えると強度発現が遅くなる。また、ガラス
転移点は70℃以上であればよく、好ましくは、80℃
以上が好適である。70℃未満では充分なポリマーセメ
ントモルタルの強度発現が得られない。また、110℃
を超えるエマルション樹脂の製造は困難である。
【0015】エマルション樹脂の粒子径及びガラス転移
点が上記範囲内であれば、各種の水硬性セメントと混練
使用することで施工時の流動性と速やかな強度発現が可
能となる。本発明に用いるセメントはポルトランドセメ
ント、早強セメント、高炉セメント等の一般市販のセメ
ントが使用可能である。本発明のセメントモルタル用エ
マルション樹脂は水硬性セメント100重量部に対し、
1〜30重量部(固形分換算)が好ましく、更に好まし
くは、1〜20重量部が好適である。セメントモルタル
用エマルション樹脂が1重量部未満では、流動性に対す
る効果がなく、また、30重量部を超えると硬化後の強
度が不十分となるので好ましくない。
【0016】本発明ではセメント減水剤を用いることに
より、一層の効果が発揮できる。セメント減水剤につい
ては、一般に用いられているリグニンスルホン酸塩(リ
グニン系)、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩
(ナフタレン系)、メラミン樹脂スルホン酸ホルマリン
縮合物塩(メラミン系)、オレフィン/マレイン酸共重
合物塩(カルボン酸系)等のうち一種若しくは二種以上
の使用が可能であるが、遅延型と称する、セメントの凝
結を遅らせる種類のものは使用しない方が望ましい。ま
た、混和剤は必要により用いる。使用する場合には必要
に応じた用途のものを選択できる。例えば、凝結・硬化
調節剤、急結剤、収縮低減剤、分離低減剤等を挙げるこ
とができる。
【0017】水の配合量に関しては、水(W)とセメン
ト(C)の比(W/C)が30〜50%の範囲になるよ
う配合することが好ましい。W/Cが30%未満では流
動性の低下が見られ、50%を超えると強度の発現が困
難となるため、打設箇所の温度、湿度等を考慮してW/
Cを決定する必要があるが、概ね40%前後において満
足な流動性と強度を同時に達成しうる。
【0018】本発明のセメントモルタル用エマルション
樹脂は、次のような方法で使用する。即ち、水硬性セメ
ント100重量部に対し、セメントモルタル用エマルシ
ョン樹脂1〜30重量部(固形分換算)、リグニン系、
ナフタレン系その他一般に用いられるセメント減水剤
0.1〜5重量部(固形分換算)、水30〜50重量部
及び必要に応じて適当な混和剤を混練し製造する。
【0019】上記配合のうち、セメントモルタル用エマ
ルション樹脂、減水剤、混和剤及び水は予め一液化して
供給することが可能である。従って、施工現場ではセメ
ントと一液化した液剤を混練することにより、簡便にセ
メントモルタル樹脂組成物を得ることができる。
【0020】以上の成分によって構成されるポリマーセ
メントモルタル組成物は、護岸工事、道路工事及び衝撃
吸収柵用等に用いられ、満足な流動性を有し、短時間に
硬化し、かつ高強度を発現するポリマーセメントモルタ
ル組成物が得られるのである。
【0021】特に衝撃吸収柵用には、現場施工が可能
で、かつ施工後の硬化が速やかであるため、支柱固定の
翌日には、金具の締結、ネットの架設等の作業が可能で
ある。従来支柱固定3〜4日後にこれら作業を行ってい
たことからすると、大幅な工期短縮を実現している。
【0022】
【重合例】以下、本発明を更に具体的に説明するため、
重合例を挙げて説明するが、本発明はこれらの重合例に
限定されるものではない。尚、以下、部及び%は総て重
量部及び重量%を示す。 重合例1 撹拌機、温度計、還流コンデンサー付のセパラブルフラ
スコに、水250部、ラウリル硫酸ナトリウム0.01
部を仕込み、撹拌下で窒素置換しながら70℃まで昇温
した。内温を70℃に保ち、重合開始剤として過硫酸カ
リウム2部を添加し、溶解後、スチレン2部、アクリル
酸0.02部、ジビニルベンゼン0.01部の混合モノ
マーを仕込み、3時間反応した。反応終了後引き続い
て、予め水200部、ラウリル硫酸ナトリウム1.5部
にスチレン297部、アクリル酸3部、アクリルアミド
3部、ジビニルベンゼン12部を撹拌下に加えて作製し
ておいた乳化混合物を連続的に4時間かけて添加し、反
応を行った。添加終了後、更に4時間の熟成を行い、こ
のセメントモルタル用エマルション樹脂を常温まで冷却
し8%アンモニア水で中和し、pHを8.5に調整し
た。得られたセメントモルタル用エマルション樹脂は不
揮発分41.2%、粘度8cps/25℃(BM型粘度
計No.1ローター、回転数60rpm)、ガラス転移
点104℃であった。また、電子顕微鏡で粒子径を測定
したところ0.65μであった。
【0023】重合例2 重合例1の第1段反応において、ラウリル硫酸ナトリウ
ムを0.008部に変更した以外は重合例1と同様の方
法で行い、引き続いて、第2段反応は予め水200部、
ラウリル硫酸ナトリウム1.5部にスチレン250部、
アクリル酸2エチルヘキシル47部、アクリル酸3部、
アクリルアミド3部、ジビニルベンゼン12部を撹拌下
に加えて作製しておいた乳化混合物を連続的に4時間か
けて添加し、反応を行った。添加終了後、更に4時間の
熟成を行い、このセメントモルタル用エマルション樹脂
を常温まで冷却し8%アンモニア水で中和し、pHを
8.5に調整した。得られたセメントモルタル用エマル
ション樹脂は不揮発分41.0%、粘度8cps/25
℃(BM型粘度計No.1ローター、回転数60rp
m)、ガラス転移点83℃であった。また、電子顕微鏡
で粒子径を測定したところ1.05μであった。
【0024】重合例3 重合例1の第1段反応において、ラウリル硫酸ナトリウ
ムを0.3部に変更した以外は重合例1と同様の方法で
行い、粒子径を小型化したセメントモルタル用エマルシ
ョン樹脂を得た。得られたセメントモルタル用エマルシ
ョン樹脂は不揮発分41.5%、粘度15cps/25
℃(BM型粘度計No.1ローター、回転数60rp
m)、ガラス転移点104℃であった。また、電子顕微
鏡で粒子径を測定したところ0.13μであった。
【0025】重合例4 第1段反応を重合例1と同様の方法で重合を行い、引き
続いて、第2段反応は予め水200部、ラウリル硫酸ナ
トリウム1.5部にスチレン200部、アクリル酸2エ
チルヘキシル97部、アクリル酸3部、アクリルアミド
3部、ジビニルベンゼン12部を撹拌下に加えて作製し
ておいた乳化混合物を連続的に4時間かけて添加し、反
応を行った。添加終了後、更に4時間の熟成を行い、こ
のセメントモルタル用エマルション樹脂を常温まで冷却
し8%アンモニア水で中和し、pHを8.5に調整し
た。得られたセメントモルタル用エマルション樹脂は不
揮発分41.1%、粘度8cps/25℃(BM型粘度
計No.1ローター、回転数60rpm)、ガラス転移
点45℃であった。また、電子顕微鏡で粒子径を測定し
たところ0.65μであった。
【0026】重合例5 第1段反応を重合例1と同様の方法で重合を行い、引き
続いて、第2段反応は予め水200部、ラウリル硫酸ナ
トリウム1.5部にスチレン168部、アクリル酸2エ
チルヘキシル129部、アクリル酸3部、アクリルアミ
ド3部、ジビニルベンゼン12部を撹拌下に加えて作製
しておいた乳化混合物を連続的に4時間かけて添加し、
反応を行った。添加終了後、更に4時間の熟成を行い、
このセメントモルタル用エマルション樹脂を常温まで冷
却し8%アンモニア水で中和し、pHを8.5に調整し
た。得られたセメントモルタル用エマルション樹脂は不
揮発分41.5%、粘度9cps/25℃(BM型粘度
計No.1ローター、回転数60rpm)、ガラス転移
点20℃であった。また、電子顕微鏡で粒子径を測定し
たところ0.65μであった。
【0027】重合例6 重合例1の第1段反応において、ラウリル硫酸ナトリウ
ムを0.005部に変更した以外は重合例1と同様の方
法で行い、粒子径を大型化したエマルション樹脂を製造
した。得られたセメントモルタル用エマルション樹脂は
不揮発分41.0%、粘度6cps/25℃(BM型粘
度計No.1ローター、回転数60rpm)、ガラス転
移点104℃であった。また、電子顕微鏡で粒子径を測
定したところ2.05μであった。なお、重合例1〜6
の結果を表1に纏めて示す。
【0028】
【表1】 ST:スチレン 2EHA:アクリル酸2 エチルヘキシル AAc:アクリル酸 AAm:アクリルアミド DVB:ジビニルベンゼン NaLS:ラウリル硫酸ナトリウム
【0029】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に説明するため、
実施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。混練はモルタルミ
キサーを使用し、方法は以下に示す。尚、混練、養生は
温度20℃にて実施した。 一液化した液剤(セメントモルタル用エマルション樹脂、減水剤、混和剤及び水 ) ↓ ←セメント(攪拌しながら30秒かけて投入) 混練(1分) ↓ かきとり(20秒) ↓ 混練(2分) ↓ 打設 ↓ 養生
【0030】実施例1〜6 表2記載の配合(重量基準)で混練し、評価を行った。
【0031】比較例1〜5 実施例と同様に、混練、評価を行った。結果は表2に示
す。
【0032】
【表2】
【0033】 セメントの種類:実施例1〜3:高炉セメント(第一セメント社製) 実施例4 :早強セメント(小野田セメント社製) 実施例5 :普通ポルトランドセメント(トクヤマ社製) 実施例6 :高炉セメント(第一セメント社製) 比較例1〜5:高炉セメント(第一セメント社製) セメントモルタル用エマルション樹脂:重合例1〜6 減水剤:実施例1〜6:メルフローJ(三井東圧化学社製) :比較例1〜5:メルフローJ(三井東圧化学社製)
【0034】尚、評価は次のようにして行った。 (1)流動性:混練1時間後のPロート流下時間を測定
した。 ○…10〜15秒 △…15〜20秒 ×…20秒以上 Pロート流下時間は土木学会編コンクリート標準示方書
(プレパックドコンクリートの注入モルタルの流動性試
験方法(Pロートによる方法)(JSCE−198
6))に凖じ行った。 (2)圧縮強度:10cmφ×20cmの供試体を作製
し、1日後の圧縮強度を測定した。 (3)外観:目視観察により評価した。 ○…異常なし △…ブリージング、ひび割れ等発生 ×…著しいブリージング、ひび割れ等発生。
【0035】
【発明の効果】本発明のセメントモルタル用エマルショ
ン樹脂を用いることによって、ポリマーセメント組成物
は満足な流動性を有し、短時間に硬化し、かつ高強度を
発現するので、あらゆる土木工事が大幅に短縮される効
果は大きい。したがって、護岸工事、道路工事及び衝撃
吸収柵用等に用いられ、特に衝撃吸収柵用には、現場施
工が可能で、かつ施工後の硬化が速やかであるため、支
柱固定の翌日には、金具の締結、ネットの架設等の作業
が可能である。従来支柱固定3〜4日後にこれら作業を
行っていたことからすると、大幅な工期短縮が可能とな
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 103:14 103:30 111:70

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エマルション樹脂がスチレン及び/又
    は(メタ)アクリル酸エステル類を主成分としたビニル
    単量体と、これらと共重合可能な架橋性単量体及び官能
    性単量体を含み、重合した高分子化合物の水性分散液で
    あって、該水性分散液の粒子径が0.4〜1.5μであ
    って、かつガラス転移点が70℃以上からなるセメント
    モルタル用エマルション樹脂。
  2. 【請求項2】 ビニル単量体がα−メチルスチレン、
    ビニルトルエン等の芳香族ビニル化合物、アクリル酸メ
    チル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸
    ブチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、酢酸ビニ
    ル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、(メ
    タ)アクリロニトリル等のビニルシアン化合物、塩化ビ
    ニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル化合物等で
    ある請求項1記載のエマルション樹脂。
  3. 【請求項3】 架橋性単量体がジビニルベンゼン、エ
    チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
    ールプロパントリメタクリレート等の重合性不飽和結合
    を1分子中に2つ以上有する単量体である請求項1記載
    のエマルション樹脂。
  4. 【請求項4】 官能性単量体が(メタ)アクリル酸、
    クロトン酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸類、スチ
    レンスルホン酸ナトリウム等の不飽和スルホン酸塩類、
    2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジ
    ル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステ
    ル類、あるいは(メタ)アクリルアミド、N−メチロー
    ル(メタ)アクリルアミド等である請求項1記載のエマ
    ルション樹脂。
JP32543294A 1994-12-27 1994-12-27 セメントモルタル用エマルション樹脂 Pending JPH08183642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32543294A JPH08183642A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 セメントモルタル用エマルション樹脂

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32543294A JPH08183642A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 セメントモルタル用エマルション樹脂

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08183642A true JPH08183642A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18176800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32543294A Pending JPH08183642A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 セメントモルタル用エマルション樹脂

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08183642A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001804A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Emulsion Technology Co Ltd ポリマーセメント用アクリル樹脂エマルジョン、ポリマーセメント用アクリル樹脂エマルジョン組成物、ポリマーセメント組成物、および防水層の形成方法
WO2020196102A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社日本触媒 水硬性材料用添加剤
JP2021031337A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社日本触媒 セメント用添加剤、セメント組成物、セメント強度向上方法
WO2023113625A1 (en) * 2021-12-16 2023-06-22 Nilo Limited Plastic binder system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001804A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Emulsion Technology Co Ltd ポリマーセメント用アクリル樹脂エマルジョン、ポリマーセメント用アクリル樹脂エマルジョン組成物、ポリマーセメント組成物、および防水層の形成方法
WO2020196102A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社日本触媒 水硬性材料用添加剤
JP2021031337A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社日本触媒 セメント用添加剤、セメント組成物、セメント強度向上方法
WO2023113625A1 (en) * 2021-12-16 2023-06-22 Nilo Limited Plastic binder system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03150243A (ja) 新規なセメント分散剤
US5109088A (en) Resin composition for cement
JP2017119737A (ja) 合成樹脂エマルジョンの製造方法、および該製造方法により得られる合成樹脂エマルジョンを用いてなるポリマーセメント組成物、ならびにポリマーセメント組成物を用いてなる塗膜防水材
JPH08151251A (ja) ポリマーセメントモルタル組成物
JP4118375B2 (ja) セメント混和剤およびそれを用いたセメント組成物並びにその調製方法
JP3124625B2 (ja) 反応性界面活性剤を用いたポリマ−エマルジョン混入セメントの水中養生硬化方法
JP2886662B2 (ja) ポリマーセメントモルタル組成物
JPH08239255A (ja) セメント系グラウト材用ブリージング低減剤
JPS6355143A (ja) 弾性モルタル組成物
JP3707335B2 (ja) 岩盤の安定化工法
JP3568349B2 (ja) 水硬性無機材料用混和剤及び水硬性無機材料用プライマー
JPH10237264A (ja) コンクリート構造物用注入材およびこれを用いる補修法
JPH09221350A (ja) セメント組成物
JP3041626B2 (ja) セメントモルタル及び/又はコンクリート用配合剤
JP4722322B2 (ja) 水硬性組成物
JP3429497B2 (ja) セメント混和材、セメント組成物、及びその使用方法
JP4213849B2 (ja) コンクリート打ち継ぎ剤
JP2008081368A (ja) セメントモルタル用水性樹脂分散体及びその組成物
JPH0714830B2 (ja) セメント用組成物
JP2005029457A (ja) セメントモルタル用水性樹脂分散体及びその組成物
JP2000086372A (ja) コンクリート表面増強剤
JPH11180751A (ja) 水硬性複合体
JPH02157145A (ja) セメントモルタル及びコンクリート用混和剤
JP2627253B2 (ja) ケーブル被覆用グラウト材
JP3094551B2 (ja) セメント用組成物