JPH0818380B2 - 容器及びその製造方法 - Google Patents

容器及びその製造方法

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JPH0818380B2
JPH0818380B2 JP4182792A JP18279292A JPH0818380B2 JP H0818380 B2 JPH0818380 B2 JP H0818380B2 JP 4182792 A JP4182792 A JP 4182792A JP 18279292 A JP18279292 A JP 18279292A JP H0818380 B2 JPH0818380 B2 JP H0818380B2
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JP
Japan
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container
lid
manufacturing
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liquid
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徹 嶋
哲行 平野
正広 高橋
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体の貯蔵又は運搬
用の容器及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液体を貯蔵又は運搬するための樹脂製の
工業用の10lないし30l程度の中型の缶は従来ブロ
ー成形、射出成形で蓋部と容器本体部とを一体に成形し
ようとしていたが、強度、品質安定性、外観等から見て
十分なものは得られなかった。
【0003】ブロー成形で容器を一体成形すると、 (1)ブロー成形法の制約上口金部の精密さを欠くた
め、内容物の漏れなどの問題を生ずる。特に、内容物が
灯油等の石油類の場合、可燃性を有するため内容物の漏
れによる問題は大きい。 (2)肉厚の偏肉が大きく、強度を保持するためには最
低肉厚が大きいため全体として重くなる。又軽量にしよ
うとすると強度のバラツキが生じる。 (3)型ライン等により表面外観が粗になり、外観が不
良となり、又表面に印刷するのは困難である。 (4)製作のとき、缶全体が一色にしか着色できない。 (5)デザイン上の制約があり、形状が限定され、容器
を積み重ねるようにすることは困難である。 等の多くの不具合な点が生ずる。
【0004】次に射出成形では液体の貯蔵又は運搬を目
的とする容器全体の一体成形は困難である。
【0005】さらに押出成形では、丸形とか、パイプ状
など成形しようとする対象の形状が限定される。
【0006】このように従来の成形手段では、寸法の精
密性、強度、外観、意匠などが良好で、しかも強固に積
み重ねることのできる液体の貯蔵又は運搬用の容器を得
ることはできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、前記の欠
点を解消するために、容器の蓋部と容器本体部とを夫々
別体射出成形で成形し、蓋部下面と容器本体部上面と
が溶着されており、また蓋部上面が台形状に形成され、
容器本体部の底面には蓋部の台形状の上面を嵌合する凹
部が形成されているような液体の貯蔵又は運搬用の容器
及びその製造方法を得たものである。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の容器10の正面図、図2は
平面図、図3は図1をR方向から見た側面図であって、
容器10は蓋部20と容器本体部30とからなり、その
各々は別体として、容器の使用目的により、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフイン、その他熱可塑
性樹脂などの樹脂の射出成形によって製作される。
【0009】さらにこの発明では、蓋部20の上面21
は斜面部22を有し、台形状となっている。また上面に
は開口部23が設けられている。開口部は凹部24と、
その凹部内に存在する閉鎖体25とからなる。閉鎖体2
5は、図示のように、短管にねじ切りをして栓をはめる
などの構成を有している。
【0010】また容器本体部30の底面34に台形部を
受け入れる形状の凹部35が形成されている。従って、
容器を積み重ねる場合、上面21が台形状であるので凹
部35の周壁の斜めと一致し、強度も大となり、容器を
強固に積み上げることができる。容器の積み上げを必要
としないときは、凹部35を形成せず、平面状とする製
造方法も採用できる。
【0011】図4に拡大して示すように、蓋部20の周
辺部26からはリム27が外方に張り出して一体に成形
されており、さらに周辺部26の下端には容器本体部3
0の側板31の上端を受け入れる凹孔28が設けられて
いる。
【0012】図5は容器本体部30の側板31の上端部
分を拡大して示し、上端付近に外方に向けて突出する周
面凸部32が一体に形成されており、側板31の上端は
溶着の際の嵌合部33となっている。
【0013】容器10の製作は、蓋部20と容器本体部
30を樹脂の射出成形で夫々製作し、上下方向に溶着す
ることで行う。
【0014】図6に示すごとく、容器本体部30の側板
31の上端の嵌合部33を蓋部20の周辺部26の下端
の凹孔28に嵌合し、溶着する。
【0015】又、前記の如く容器本体部の側板31の上
端を蓋部の周辺部26の下端の凹孔28内に嵌合させる
のではなく、周辺部26の下端を平面に形成し、周辺部
26の下端面と容器本体部の側板31の上端の嵌合部3
3を単に突き合わせて溶着してもよい。 そのときは前記
の蓋部の周辺部26から外方に張り出しているリム27
と、容器本体部の側板31の上端付近から外方に向けて
突出している周面凸部32とが溶着部を保護する。
【0016】この溶着は熱板溶着、振動溶着、超音波溶
着、電磁溶着、熱風溶着、溶剤溶着等、材料に応じて種
々の溶着が考えられる。
【0017】この発明の容器10では、開口部23によ
り液体の注入、排出を行なう。図示の例では閉鎖体25
に栓をしたり、また出したりすることで、開口を閉じた
り、開いたりすることができる。
【0018】又蓋部の上面が台形状になっているとき
は、開口部23の閉鎖体25の部分が隠れるようにな
り、その保護に役立つ。
【0019】さらに運搬用の把手を設けた場合、把手が
隠れるような形状が採用でき、把手の破損を防ぐことが
できる。
【0020】そして図2に示す容器10の長さLと幅l
との比L/lの値を1.3〜1.6位に選ぶと、運搬に
便利で、かつ、倒れにくく、具合が良い。
【0021】この値が1〜1.3では運搬に不便であ
り、又1.6より大きくなると、運搬には便利である
が、側面が体に着き易くなり、内部に液体を貯蔵したと
き、倒れ易くなる不具合を免れない(高さにもよる
が)。
【0022】夫々別体に射出成形しているので、色を分
けることができ、表面が平滑で印刷も容易であり、又リ
ム27と周面凸部32により溶着線をカバーしていると
きには、溶着部分を保護されている。
【0023】
【効果】この発明の容器とその製造方法は前記のような
構成であって、強固に積み上げることができ、均一肉厚
により軽量、高強度、品質の安定を得ることができ、容
器の蓋部と容器本体部とを別体に成形しているので、色
を分けることができ、カラフルなデザインとすることが
できるので、内容の識別性が良く、表面が平滑なので印
刷が容易であるなど多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の容器の正面図
【図2】 同じく平面図
【図3】 同じく側面図
【図4】 蓋部外周下端の拡大図
【図5】 容器本体部側板上端の拡大図
【図6】 溶着状態の説明図
【符号の説明】
10 容器 20 蓋部 21 上面 22 斜面図 23 開口部 24 凹部 25 閉鎖体 26 周辺部 27 リム 28 嵌合凹孔 30 容器本体部 31 側板 32 凸部 33 嵌合部 34 底面 35 凹部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−87315(JP,A) 特開 昭63−237917(JP,A) 実開 昭60−136925(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋部と容器本体部とが夫々別体に射出
    成形され、蓋部の下面と容器本体部の上面とが溶着され
    ており、蓋部上面に開口部を有する液体の貯蔵又は運搬
    用の容器において、 蓋部上面が台形状に形成されているとともに、容器本体
    部の底面には台形状の蓋部上面を嵌合する凹部が形成さ
    れていることを特徴とする液体の貯蔵又は運搬用の容
    器。
  2. 【請求項2】 容器の製造方法において、製造後に容器外部側から見て溶着線が保護されるように
    蓋部と容器本体部とを夫々別体に射出成形し、ついで蓋
    部下面と、容器本体部上面を溶着することを特徴とする
    液体の貯蔵又は運搬用の容器の製造方法。
  3. 【請求項3】 容器の製造方法において、 製造後に容器外部側から見て溶着線が保護されるよう
    に、蓋部には、周辺部から外方に張り出したリムを、容
    器本体部には、側板の上端付近に外方に突出する周面凸
    部を設ける形状に夫々別体に射出成形し、ついで蓋部下
    面と、容器本体部上面を溶着することを特徴とする液体
    の貯蔵又は運搬用の容器の製造方法。
JP4182792A 1992-02-05 1992-06-01 容器及びその製造方法 Expired - Fee Related JPH0818380B2 (ja)

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JP1525592 1992-02-05
JP4-15255 1992-02-05
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Publications (2)

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JPH05278139A JPH05278139A (ja) 1993-10-26
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JPS5923728A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Nec Corp エンジン懸架装置
JPS6287315A (ja) * 1985-10-15 1987-04-21 Japan Steel Works Ltd:The 中空成形品の成形方法及びそれに用いられる金型
JPS63237917A (ja) * 1987-03-26 1988-10-04 Detsuku Kk 中空容器及びその成形方法

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