JPH08184105A - コンクリート目地切り機と目地切り工法 - Google Patents
コンクリート目地切り機と目地切り工法Info
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- JPH08184105A JPH08184105A JP25895595A JP25895595A JPH08184105A JP H08184105 A JPH08184105 A JP H08184105A JP 25895595 A JP25895595 A JP 25895595A JP 25895595 A JP25895595 A JP 25895595A JP H08184105 A JPH08184105 A JP H08184105A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリートへの目地切りが能率よく、しか
も正確に行なえる目地切り機を提供する。 【解決手段】 自走車1の起伏ブーム2に取り付けたア
ーム3を伸縮自在とし、このアーム3の先端に目地切り
装置5の1点をピン11を介して連結し、1端をアーム
3に取り付けた伸縮装置6の先端を目地切り装置5の他
点にピン12を介して連結し、目地切り装置5を振動機
13の下部に目地切り板15を固定して形成し、伸縮装
置6の伸縮に伴なって目地切り装置5をピン11を中心
に回転させることにより、目地切り板15を垂直にして
目地切り作業が行なえる。
も正確に行なえる目地切り機を提供する。 【解決手段】 自走車1の起伏ブーム2に取り付けたア
ーム3を伸縮自在とし、このアーム3の先端に目地切り
装置5の1点をピン11を介して連結し、1端をアーム
3に取り付けた伸縮装置6の先端を目地切り装置5の他
点にピン12を介して連結し、目地切り装置5を振動機
13の下部に目地切り板15を固定して形成し、伸縮装
置6の伸縮に伴なって目地切り装置5をピン11を中心
に回転させることにより、目地切り板15を垂直にして
目地切り作業が行なえる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートダ
ムなどの施工の際に使用する目地切り機と目地切り工法
に関する。
ムなどの施工の際に使用する目地切り機と目地切り工法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートの目地切り機として
は、油圧ブレーカに目地切り板を取り付けたものや、ブ
ルドーザのガイドフレームに目地切り板を上下動自在に
取り付け、これを油圧シリンダで上下させるようにした
ものが知られている。
は、油圧ブレーカに目地切り板を取り付けたものや、ブ
ルドーザのガイドフレームに目地切り板を上下動自在に
取り付け、これを油圧シリンダで上下させるようにした
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の目地
切り機は、目地切り板の振動及び下向き圧力のみで目地
を切るものであるから、大きな押圧力、打撃力を必要と
し、目地切り時の騒音が大きく、しかも目地切り板の小
さい位置修正が困難であり、目地切り専用にしか使用で
きないため、自走車の稼働率が低くなり、不経済であっ
た。
切り機は、目地切り板の振動及び下向き圧力のみで目地
を切るものであるから、大きな押圧力、打撃力を必要と
し、目地切り時の騒音が大きく、しかも目地切り板の小
さい位置修正が困難であり、目地切り専用にしか使用で
きないため、自走車の稼働率が低くなり、不経済であっ
た。
【0004】また、後者の目地切り機は、重量の大きい
目地切り板自体を振動させるものであるから、比較的大
きな出力の振動モータが必要になるほか、自走車やブー
ムが目地切り機専用に作られており、他の用途に使用で
きないという問題がある。
目地切り板自体を振動させるものであるから、比較的大
きな出力の振動モータが必要になるほか、自走車やブー
ムが目地切り機専用に作られており、他の用途に使用で
きないという問題がある。
【0005】更に、従来の目地切り機は、何れの場合に
おいても、目地切り板の姿勢制御が行ないにくく、目地
切り板を正確な位置へ垂直に挿入するのが困難であり、
しかも、目地切り板の向きを変えるには、自走車の方向
を変えなければならず、不便であると共に、目地切り位
置の高さの変化に対しても対応が困難である。
おいても、目地切り板の姿勢制御が行ないにくく、目地
切り板を正確な位置へ垂直に挿入するのが困難であり、
しかも、目地切り板の向きを変えるには、自走車の方向
を変えなければならず、不便であると共に、目地切り位
置の高さの変化に対しても対応が困難である。
【0006】そこで、この発明の課題は、目地切り板の
姿勢を正確に制御でき、正確な位置に目地切りを施すこ
とができるだけでなく、自走車の向きをそのままに、目
地切り板の方向を変えることができ、目地切り位置の高
さの変化にも対応できるコンクリート目地切り機と、目
地切り工法を提供することにある。
姿勢を正確に制御でき、正確な位置に目地切りを施すこ
とができるだけでなく、自走車の向きをそのままに、目
地切り板の方向を変えることができ、目地切り位置の高
さの変化にも対応できるコンクリート目地切り機と、目
地切り工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、自走車の起伏ブームにア
ームを連結し、このアームの先端に目地切り装置を取り
付けた目地切り機であって、少なくとも一方向に伸縮可
能な伸縮装置の一端をアームにピンを介して連結し、目
地切り装置の2点の位置を、アームの先端と伸縮装置の
他端に夫々ピンを介して連結することにより、伸縮装置
の伸縮に伴って、目地切り装置がアームのピンを中心に
回転して該目地切り装置の方向を調整可能とした構成を
採用したものである。
するため、請求項1の発明は、自走車の起伏ブームにア
ームを連結し、このアームの先端に目地切り装置を取り
付けた目地切り機であって、少なくとも一方向に伸縮可
能な伸縮装置の一端をアームにピンを介して連結し、目
地切り装置の2点の位置を、アームの先端と伸縮装置の
他端に夫々ピンを介して連結することにより、伸縮装置
の伸縮に伴って、目地切り装置がアームのピンを中心に
回転して該目地切り装置の方向を調整可能とした構成を
採用したものである。
【0008】請求項2の発明は、伸縮装置の先端と目地
切り装置の1点の間及びアームの先端部近傍と伸縮装置
の先端の間の夫々を、両端をピンで結合したリンクで連
結することにより、伸縮装置の伸縮に伴って、目地切り
装置がアームのピンを中心に回転して該目地切り装置の
方向を調整可能とした構成を採用したものである。
切り装置の1点の間及びアームの先端部近傍と伸縮装置
の先端の間の夫々を、両端をピンで結合したリンクで連
結することにより、伸縮装置の伸縮に伴って、目地切り
装置がアームのピンを中心に回転して該目地切り装置の
方向を調整可能とした構成を採用したものである。
【0009】請求項3の発明は、アームがアーム基部と
外筒部とからなり、該アーム基部と外筒部が伸縮装置に
よって間接的に接続され、該アームの先端に連結された
目地切り装置を上下に移動させることが可能なアームを
装着した構成を採用したものである。
外筒部とからなり、該アーム基部と外筒部が伸縮装置に
よって間接的に接続され、該アームの先端に連結された
目地切り装置を上下に移動させることが可能なアームを
装着した構成を採用したものである。
【0010】請求項4の発明は、目地切り装置が、偏心
荷重をもった振動体を回転させて少なくとも1方向の振
動を発生させる振動機と、その下部に取り付けられた目
地切り板とからなり、前記振動機とアームの先端との間
に取り付けプレートを設け、この取り付けプレートに振
動機をボルトで固定し、振動機の上部に予備のボルト結
合穴を設け、取り付けプレートへの振動機の固定方向を
選択できるようにすることにより、自走車の方向に対す
る振動機の振動方向を変化させることができるようにし
た構成を採用したものである。
荷重をもった振動体を回転させて少なくとも1方向の振
動を発生させる振動機と、その下部に取り付けられた目
地切り板とからなり、前記振動機とアームの先端との間
に取り付けプレートを設け、この取り付けプレートに振
動機をボルトで固定し、振動機の上部に予備のボルト結
合穴を設け、取り付けプレートへの振動機の固定方向を
選択できるようにすることにより、自走車の方向に対す
る振動機の振動方向を変化させることができるようにし
た構成を採用したものである。
【0011】請求項5の発明は、振動機と下部の目地切
り板との間に取り付けプレートを設け、この取り付けプ
レートを振動機の下部にボルトで固定し、振動機の下部
に予備のボルト結合穴を設け、振動機への取り付けプレ
ートの固定方向を選択できるようにすることにより、目
地切り板の振動方向を変化させることができるようにし
た構成を採用したものである。
り板との間に取り付けプレートを設け、この取り付けプ
レートを振動機の下部にボルトで固定し、振動機の下部
に予備のボルト結合穴を設け、振動機への取り付けプレ
ートの固定方向を選択できるようにすることにより、目
地切り板の振動方向を変化させることができるようにし
た構成を採用したものである。
【0012】請求項6の発明は、振動機は偏心荷重を持
った振動体を回転させる軸1個を有し、該振動体の回転
面の方法に振動を発生させることにより、下部の目地切
り板に上下及び水平方向の振動を与える構成を採用した
ものである。
った振動体を回転させる軸1個を有し、該振動体の回転
面の方法に振動を発生させることにより、下部の目地切
り板に上下及び水平方向の振動を与える構成を採用した
ものである。
【0013】請求項7の発明は、目地切り板の一面側
に、この目地切り板に装着する目地板との接触面積を小
さくする複数本の鋼棒を鉛直方向に固定し、目地板は先
端に折り返しを有し、該目地切り板の他面側の先端に目
地板の折り返し部分の折り曲げ角度を保持する複数のリ
ブを設けた構成を採用したものである。
に、この目地切り板に装着する目地板との接触面積を小
さくする複数本の鋼棒を鉛直方向に固定し、目地板は先
端に折り返しを有し、該目地切り板の他面側の先端に目
地板の折り返し部分の折り曲げ角度を保持する複数のリ
ブを設けた構成を採用したものである。
【0014】請求項8の発明は、自走車の起伏ブームに
アームを連結し、このアームの先端に目地切り装置を取
り付けたコンクリート目地切り機を持ち、目地切り装置
が振動機と目地切り板とからなり、予め目地切り板に目
地板を沿わせて装着しておき、この目地切り板と目地板
を垂直に姿勢保持した状態で振動を与えながらコンクリ
ート中に挿入し、目地切り板をコンクリート中から引き
上げる際、目地板をコンクリート中に残置し、これを繰
り返すことによってコンクリート中に直線状の目地を形
成する構成を採用したものである。
アームを連結し、このアームの先端に目地切り装置を取
り付けたコンクリート目地切り機を持ち、目地切り装置
が振動機と目地切り板とからなり、予め目地切り板に目
地板を沿わせて装着しておき、この目地切り板と目地板
を垂直に姿勢保持した状態で振動を与えながらコンクリ
ート中に挿入し、目地切り板をコンクリート中から引き
上げる際、目地板をコンクリート中に残置し、これを繰
り返すことによってコンクリート中に直線状の目地を形
成する構成を採用したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0016】図1と図2は、目地切り機の第1の例を示
し、自走車1に装着した起伏ブーム2の先端にアーム3
を取り付け、このアーム3をシリンダ4で起伏回動自在
とすると共に、アーム3の先端に目地切り装置5を取り
付け、このアーム3と目地切り装置5を少なくとも1方
向に伸縮可能な伸縮装置6で連結した構造になってい
る。
し、自走車1に装着した起伏ブーム2の先端にアーム3
を取り付け、このアーム3をシリンダ4で起伏回動自在
とすると共に、アーム3の先端に目地切り装置5を取り
付け、このアーム3と目地切り装置5を少なくとも1方
向に伸縮可能な伸縮装置6で連結した構造になってい
る。
【0017】上記アーム3は、起伏ブーム2の先端にピ
ン7で取り付けられるアーム基部3aと、これを内包す
る起伏の外筒部3bで構成され、アーム基部3aと外筒
部3bを、油圧シリンダを用いた伸縮装置8の夫々の端
部で連結し、該伸縮装置8の伸縮に伴って全長を変化さ
せることができるようになっている。
ン7で取り付けられるアーム基部3aと、これを内包す
る起伏の外筒部3bで構成され、アーム基部3aと外筒
部3bを、油圧シリンダを用いた伸縮装置8の夫々の端
部で連結し、該伸縮装置8の伸縮に伴って全長を変化さ
せることができるようになっている。
【0018】前記アーム3の先端に目地切り装置5を取
り付けるため、取り付けプレート9上に設けたブラケッ
ト10の2点において、ブラケット10の1点をアーム
3の先端にピン11で枢止連続し、ブラケット10の他
点を伸縮装置6の先端とピン12で枢止連続している。
り付けるため、取り付けプレート9上に設けたブラケッ
ト10の2点において、ブラケット10の1点をアーム
3の先端にピン11で枢止連続し、ブラケット10の他
点を伸縮装置6の先端とピン12で枢止連続している。
【0019】目地切り装置5は、偏心荷重をもった振動
体を回転させて少なくとも1方向の振動を発生させる振
動機13と、この振動機13を固定したフレーム14
と、フレーム14の下部に取り付けた目地切り板15と
からなり、フレーム14の上部に設けた上プレート16
を前記取り付けプレート9に重ね、取り付けプレート9
と上プレート16をボルト17で結合することにより、
アーム3の先端に目地切り装置5が取り付けられてい
る。
体を回転させて少なくとも1方向の振動を発生させる振
動機13と、この振動機13を固定したフレーム14
と、フレーム14の下部に取り付けた目地切り板15と
からなり、フレーム14の上部に設けた上プレート16
を前記取り付けプレート9に重ね、取り付けプレート9
と上プレート16をボルト17で結合することにより、
アーム3の先端に目地切り装置5が取り付けられてい
る。
【0020】上記振動機13は、1個の回転軸と油圧モ
ータ、軸受、偏心錘から構成された1軸型振動機を用
い、油圧モータと結合した回転軸に偏心錘を取付け、両
端をテーパローラ軸受で支持した回転軸を回転させる
と、図9に示す起動原理のように、横振動力はfにな
り、縦振動は微少となる。ちなみに、振動機13の振動
数は2000〜3000cpm、振幅は約2mmであ
る。
ータ、軸受、偏心錘から構成された1軸型振動機を用
い、油圧モータと結合した回転軸に偏心錘を取付け、両
端をテーパローラ軸受で支持した回転軸を回転させる
と、図9に示す起動原理のように、横振動力はfにな
り、縦振動は微少となる。ちなみに、振動機13の振動
数は2000〜3000cpm、振幅は約2mmであ
る。
【0021】上記の取り付け構造により、伸縮装置6を
伸縮させると、目地切り装置5はアーム3の先端のピン
11を中心に回転し、目地切り板15の方向が調整可能
になる。
伸縮させると、目地切り装置5はアーム3の先端のピン
11を中心に回転し、目地切り板15の方向が調整可能
になる。
【0022】前記取り付けプレート9と上プレート16
の固定は、両プレート9、16に2以上のボルト結合穴
を設けて夫々の部分をボルト17で結合することによ
り、振動機13の回転軸に目地切り板15を平行するよ
うに取付ける。
の固定は、両プレート9、16に2以上のボルト結合穴
を設けて夫々の部分をボルト17で結合することによ
り、振動機13の回転軸に目地切り板15を平行するよ
うに取付ける。
【0023】前記目地切り板15は、上端に設けた上部
プレート18を、フレーム14の下部に設けた取り付け
プレート19に重ね、上部プレート18と取り付けプレ
ート19をボルト20で結合することにより、振動機1
3の下部に取り付けられている。
プレート18を、フレーム14の下部に設けた取り付け
プレート19に重ね、上部プレート18と取り付けプレ
ート19をボルト20で結合することにより、振動機1
3の下部に取り付けられている。
【0024】上記目地切り板15は、図1乃至図6に示
す場合、一枚のフラットな矩形状プレートを用いて形成
した例を示し、この目地切り板15に装着する目地板2
6は、図7に示すように、矩形状プレートの下部先端に
折り返し26aをU字状に折り曲げた構造になってい
る。
す場合、一枚のフラットな矩形状プレートを用いて形成
した例を示し、この目地切り板15に装着する目地板2
6は、図7に示すように、矩形状プレートの下部先端に
折り返し26aをU字状に折り曲げた構造になってい
る。
【0025】また、図8(A)、(B)と図10に示す
例の目地切り板15は、この目地切り板15に装着され
る目地板26との接触面積を小さくするため、一側面
に、複数本の鋼棒31が鉛直方向に固定され、目地板2
6は、先端に上方へ広がり傾斜となる折り返し26aを
有し、該目地切り板15の他側面の先端に、目地板26
の折り返し26aの折り曲げ角度を保持する複数の三角
形状リブ32が設けられている。
例の目地切り板15は、この目地切り板15に装着され
る目地板26との接触面積を小さくするため、一側面
に、複数本の鋼棒31が鉛直方向に固定され、目地板2
6は、先端に上方へ広がり傾斜となる折り返し26aを
有し、該目地切り板15の他側面の先端に、目地板26
の折り返し26aの折り曲げ角度を保持する複数の三角
形状リブ32が設けられている。
【0026】なお、自走車1に対する振動装置5の方向
の変更は、予備のボルト結合孔の位置を選択することに
より、90°以外に設定することもできる。
の変更は、予備のボルト結合孔の位置を選択することに
より、90°以外に設定することもできる。
【0027】次に、図3は、目地切り機の第2の例を示
している。なお、第1の例と同一部分には同一符号を付
して説明に代える。
している。なお、第1の例と同一部分には同一符号を付
して説明に代える。
【0028】この第2の例は、アーム3の先端に目地切
り装置5を取り付けるのにリンク機構を用いた点に特徴
を有し、取り付けプレート9上に設けたブラケット10
の1点をアーム3の先端にピン11を介して連結し、ブ
ラケット10の他点と伸縮装置6の先端に両端をピン1
2、21で連結したリンク22と、伸縮装置6の先端と
アーム3の先端に両端をピン11、23で連結したリン
ク24を設けてリンク機構25を形成している。
り装置5を取り付けるのにリンク機構を用いた点に特徴
を有し、取り付けプレート9上に設けたブラケット10
の1点をアーム3の先端にピン11を介して連結し、ブ
ラケット10の他点と伸縮装置6の先端に両端をピン1
2、21で連結したリンク22と、伸縮装置6の先端と
アーム3の先端に両端をピン11、23で連結したリン
ク24を設けてリンク機構25を形成している。
【0029】この第2の例は、伸縮装置6の伸縮に伴っ
て、リンク22を介して目地切り装置5に運動を与え、
該目地切り装置5はアーム3のピン11を支点に回転
し、目地切り板15の角度調整が可能になる。
て、リンク22を介して目地切り装置5に運動を与え、
該目地切り装置5はアーム3のピン11を支点に回転
し、目地切り板15の角度調整が可能になる。
【0030】なお、何れの例においても、目地切り板1
5には、下部を折り曲げた目地板26を下方より挿入し
て取り付けるようになっている。
5には、下部を折り曲げた目地板26を下方より挿入し
て取り付けるようになっている。
【0031】この発明の目地切り機は上記のような構成
であり、次にこの目地切り機を用いた目地切り工法を説
明する。
であり、次にこの目地切り機を用いた目地切り工法を説
明する。
【0032】先ず、アーム3の先端に目地切り装置5を
取り付けた状態で、起伏ブーム2をシリンダ27で、ま
た、アーム3をシリンダ4で夫々角度調整し、目地切り
装置5を未硬化のコンクリートの上面に臨ませる。
取り付けた状態で、起伏ブーム2をシリンダ27で、ま
た、アーム3をシリンダ4で夫々角度調整し、目地切り
装置5を未硬化のコンクリートの上面に臨ませる。
【0033】このとき、目地切り板15には目地板26
を取り付けておくと共に、伸縮装置6を伸縮作動させ、
アーム3のピン11を中心に目地切り装置5を回転さ
せ、目地切り板15を垂直の姿勢に保持する。
を取り付けておくと共に、伸縮装置6を伸縮作動させ、
アーム3のピン11を中心に目地切り装置5を回転さ
せ、目地切り板15を垂直の姿勢に保持する。
【0034】次に、振動機13を起動させ、目地切り板
15に振動を与えながら、アーム3の伸長により目地切
り板15に下向きの垂直力を加えてコンクリート中に目
地切り板15を挿入する。このとき、目地切り板15と
目地板26が共にコンクリート中に挿入され、振動機1
3により目地切り板15の面内方向に振動が付与されて
いるので、コンクリートが流動化し、目地切り板15と
目地板26の挿入が比較的小さな押圧力でコンクリート
内へ侵入させることができる。
15に振動を与えながら、アーム3の伸長により目地切
り板15に下向きの垂直力を加えてコンクリート中に目
地切り板15を挿入する。このとき、目地切り板15と
目地板26が共にコンクリート中に挿入され、振動機1
3により目地切り板15の面内方向に振動が付与されて
いるので、コンクリートが流動化し、目地切り板15と
目地板26の挿入が比較的小さな押圧力でコンクリート
内へ侵入させることができる。
【0035】目地切り板15と目地板26を図6の如
く、所定の深さまで侵入させた後、振動機13を停止さ
せ、目地切り板15を引き抜くと、目地板26の外面と
コンクリートの摩擦及びコンクリートの硬化に伴う付着
力により、図7の如く目地板26がコンクリート中に残
置され、コンクリート中に目地が形成され、このような
作業を目地切り板15の幅方向に繰り返して連続的に行
なう。
く、所定の深さまで侵入させた後、振動機13を停止さ
せ、目地切り板15を引き抜くと、目地板26の外面と
コンクリートの摩擦及びコンクリートの硬化に伴う付着
力により、図7の如く目地板26がコンクリート中に残
置され、コンクリート中に目地が形成され、このような
作業を目地切り板15の幅方向に繰り返して連続的に行
なう。
【0036】なお、目地板26は、図7の場合、下端を
折り曲げた片折れタイプを示したが、二つ折りに折り曲
げた二重タイプであってもよく、目地切り板15の引き
抜き時に、目地板26が共上りするのを防止するため、
目地切り装置5の下部に目地板を押え込む装置を取り付
けたり、目地板に、コンクリート内への侵入を許容し、
コンクリートに対して引き抜き方向に係合する共上り防
止爪を設けるようにすることができる。
折り曲げた片折れタイプを示したが、二つ折りに折り曲
げた二重タイプであってもよく、目地切り板15の引き
抜き時に、目地板26が共上りするのを防止するため、
目地切り装置5の下部に目地板を押え込む装置を取り付
けたり、目地板に、コンクリート内への侵入を許容し、
コンクリートに対して引き抜き方向に係合する共上り防
止爪を設けるようにすることができる。
【0037】この発明において、目地切り装置5の1点
をアーム3の先端にピン11を介して連結し、1端をア
ーム3に連結した伸縮装置6の他端を目地切り装置5の
他点にピン12を介して連結し、伸縮装置6の伸縮に伴
ってアーム3の先端のピン11を中心に目地切り装置5
を回動させるので、起伏ブーム2及びアーム3の起伏角
度の変化に応じて伸縮装置6を伸縮させるだけで、目地
切り板15の垂直出しが簡単かつ正確に行なえる。
をアーム3の先端にピン11を介して連結し、1端をア
ーム3に連結した伸縮装置6の他端を目地切り装置5の
他点にピン12を介して連結し、伸縮装置6の伸縮に伴
ってアーム3の先端のピン11を中心に目地切り装置5
を回動させるので、起伏ブーム2及びアーム3の起伏角
度の変化に応じて伸縮装置6を伸縮させるだけで、目地
切り板15の垂直出しが簡単かつ正確に行なえる。
【0038】そして、アーム3をアーム基部3aと外筒
部3bによって伸縮自在としたので、アーム3の伸縮に
よって目地切り装置5をコンクリートの目地切り位置へ
正確に臨ませることができる。
部3bによって伸縮自在としたので、アーム3の伸縮に
よって目地切り装置5をコンクリートの目地切り位置へ
正確に臨ませることができる。
【0039】また、目地切り装置5において、振動機1
3を取り付け板9に対して方向の変更が可能となるよう
取り付けることにより、自走車1の方向を変えなくても
目地切り板15の方向を自由に変更でき、自走車1をそ
のままにして目地切り方向が選択可能になる。
3を取り付け板9に対して方向の変更が可能となるよう
取り付けることにより、自走車1の方向を変えなくても
目地切り板15の方向を自由に変更でき、自走車1をそ
のままにして目地切り方向が選択可能になる。
【0040】特に、振動機13の振動方向が目地切り板
15の直角と平行では、挿入の能率が異なり、振動が目
地切り板15の面内方向に作用させる方が優れている。
15の直角と平行では、挿入の能率が異なり、振動が目
地切り板15の面内方向に作用させる方が優れている。
【0041】更に、アーム3を伸縮自在とし、伸縮装置
6で目地切り装置5の姿勢を調整可能とすることによ
り、目地切り高さ位置の変化に対して容易に対応するこ
とができる。
6で目地切り装置5の姿勢を調整可能とすることによ
り、目地切り高さ位置の変化に対して容易に対応するこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、アー
ムの伸縮による目地切り板の高さと、伸縮装置の伸縮に
伴なう回動とによって、目地切り板を目地切り位置へ正
確に垂直で挿入することができ、目地切りの精度と作業
能率を向上させることができる。
ムの伸縮による目地切り板の高さと、伸縮装置の伸縮に
伴なう回動とによって、目地切り板を目地切り位置へ正
確に垂直で挿入することができ、目地切りの精度と作業
能率を向上させることができる。
【0043】また、自走車の方向をそのままにして目地
切り板の方向を変更できるので、自走車の方向を変える
ことなく目地切り作業が連続して行なえるようになり、
作業能率の向上が図れる。
切り板の方向を変更できるので、自走車の方向を変える
ことなく目地切り作業が連続して行なえるようになり、
作業能率の向上が図れる。
【0044】更に、アームの伸縮と目地切り板の姿勢制
御により、目地切り位置の高さ変化に対して対応するこ
とができる。
御により、目地切り位置の高さ変化に対して対応するこ
とができる。
【図1】この発明に係る目地切り機の第1の例を示す正
面図
面図
【図2】(A)は同上要部の一部を切欠いた拡大正面
図、(B)は同じくアームの伸長状態を示す拡大正面図
図、(B)は同じくアームの伸長状態を示す拡大正面図
【図3】目地切り機の第2の例を示す正面図
【図4】(A)は同上要部の一部を切欠いた拡大正面
図、(B)は同じくアームの伸長状態を示す拡大正面図
図、(B)は同じくアームの伸長状態を示す拡大正面図
【図5】同上の拡大側面図
【図6】同上の目地切り板をコンクリート中に挿入した
状態を示す拡大正面図
状態を示す拡大正面図
【図7】目地切り板を撤去して目地板がコンクリートに
残置された状態を示す縦断面図
残置された状態を示す縦断面図
【図8】(A)は目地切り装置の目地切り板の他の例を
示す正面図、(B)は同側面図
示す正面図、(B)は同側面図
【図9】振動機の振動原理を示す説明図
【図10】図8の目地切り板に目地板をセットした拡大
正面図
正面図
1 自走車 2 起伏ブーム 3 アーム 3a アーム基部 3b 外筒部 4 シリンダ 5 目地切り装置 6 伸縮装置 8 伸縮装置 9 取り付けプレート 11、12 ピン 13 振動機 14 フレーム 15 目地切り板 16 上プレート 17 ボルト 18 上部プレート 19 取り付けプレート 20 ボルト 21、23 ピン 22、24 リンク 25 リンク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡藤 匡暢 交野市私部4丁目20番14号 (72)発明者 栗副 耕治 大阪府三島郡島本町青葉1丁目16番24号 (72)発明者 服部 敏昭 泉大津市曽根町3丁目7番4号 (72)発明者 吉井 進 飯能市美杉台3丁目5番地9 (72)発明者 加藤 正美 岡山市平野857番地の3 (72)発明者 小松 孝志 総社市真壁1158番地の3 (72)発明者 鈴木 宏 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所内 (72)発明者 青柴 則宏 小松市今江町7丁目768番地の1 (72)発明者 小松 志郎 豊中市服部寿町5丁目166番地 株式会社 小松製作所大阪支社内 (72)発明者 中西 正英 大阪市鶴見区今津中3丁目6番27−719号
Claims (8)
- 【請求項1】 自走車の起伏ブームにアームを連結し、
このアームの先端に目地切り装置を取り付けた目地切り
機であって、少なくとも一方向に伸縮可能な伸縮装置の
一端をアームにピンを介して連結し、目地切り装置の2
点の位置を、アームの先端と伸縮装置の他端に夫々ピン
を介して連結することにより、伸縮装置の伸縮に伴っ
て、目地切り装置がアームのピンを中心に回転して該目
地切り装置の方向を調整可能としたコンクリート目地切
り機。 - 【請求項2】 伸縮装置の先端と目地切り装置の1点の
間及びアームの先端部近傍と伸縮装置の先端の間の夫々
を、両端をピンで結合したリンクで連結することによ
り、伸縮装置の伸縮に伴って、目地切り装置がアームの
ピンを中心に回転して該目地切り装置の方向を調整可能
とした請求項1記載のコンクリート目地切り機。 - 【請求項3】 アームがアーム基部と外筒部とからな
り、該アーム基部と外筒部が伸縮装置によって間接的に
接続され、該アームの先端に連結された目地切り装置を
上下に移動させることが可能なアームを装着した請求項
1乃至2記載のコンクリート目地切り機。 - 【請求項4】 目地切り装置が、偏心荷重をもった振動
体を回転させて少なくとも1方向の振動を発生させる振
動機と、その下部に取り付けられた目地切り板とからな
り、前記振動機とアームの先端との間に取り付けプレー
トを設け、この取り付けプレートに振動機をボルトで固
定し、振動機の上部に予備のボルト結合穴を設け、取り
付けプレートへの振動機の固定方向を選択できるように
することにより、自走車の方向に対する振動機の振動方
向を変化させることができるようにした請求項1記載の
コンクリート目地切り機。 - 【請求項5】 振動機と下部の目地切り板との間に取り
付けプレートを設け、この取り付けプレートを振動機の
下部にボルトで固定し、振動機の下部に予備のボルト結
合穴を設け、振動機への取り付けプレートの固定方向を
選択できるようにすることにより、目地切り板の振動方
向を変化させることができるようにした請求項1記載の
コンクリート目地切り機。 - 【請求項6】 振動機は偏心荷重を持った振動体を回転
させる軸1個を有し、該振動体の回転面の方法に振動を
発生させることにより、下部の目地切り板に上下及び水
平方向の振動を与えることを特徴とする請求項1記載の
コンクリート振動目地切り機。 - 【請求項7】 目地切り板の一面側に、この目地切り板
に装着する目地板との接触面積を小さくする複数本の鋼
棒を鉛直方向に固定し、目地板は先端に折り返しを有
し、該目地切り板の他面側の先端に目地板の折り返し部
分の折り曲げ角度を保持する複数のリブを設けた請求項
1記載のコンクリート目地切り機。 - 【請求項8】 自走車の起伏ブームにアームを連結し、
このアームの先端に目地切り装置を取り付けたコンクリ
ート目地切り機を持ち、目地切り装置が振動機と目地切
り板とからなり、予め目地切り板に目地板を沿わせて装
着しておき、この目地切り板と目地板を垂直に姿勢保持
した状態で振動を与えながらコンクリート中に挿入し、
目地切り板をコンクリート中から引き上げる際、目地板
をコンクリート中に残置し、これを繰り返すことによっ
てコンクリート中に直線状の目地を形成することを特徴
とするコンクリートの目地切り工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25895595A JPH08184105A (ja) | 1994-11-01 | 1995-10-05 | コンクリート目地切り機と目地切り工法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-268851 | 1994-11-01 | ||
| JP26885194 | 1994-11-01 | ||
| JP25895595A JPH08184105A (ja) | 1994-11-01 | 1995-10-05 | コンクリート目地切り機と目地切り工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08184105A true JPH08184105A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=26543902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25895595A Pending JPH08184105A (ja) | 1994-11-01 | 1995-10-05 | コンクリート目地切り機と目地切り工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08184105A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2265724A1 (es) * | 2004-08-05 | 2007-02-16 | Obrascon Huarte Lain, S.A. | Sistema de realizacion de juntas en la base de una calzada. |
| CN110629991A (zh) * | 2019-10-21 | 2019-12-31 | 广东博智林机器人有限公司 | 清缝结构、填缝装置及清缝方法 |
| JP2022116593A (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-10 | 鹿島建設株式会社 | 目地板挿入装置、及び、目地板の挿入方法 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP25895595A patent/JPH08184105A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2265724A1 (es) * | 2004-08-05 | 2007-02-16 | Obrascon Huarte Lain, S.A. | Sistema de realizacion de juntas en la base de una calzada. |
| ES2265724B1 (es) * | 2004-08-05 | 2007-11-16 | Obrascon Huarte Lain, S.A. | Sistema de realizacion de juntas en la base de una calzada. |
| CN110629991A (zh) * | 2019-10-21 | 2019-12-31 | 广东博智林机器人有限公司 | 清缝结构、填缝装置及清缝方法 |
| JP2022116593A (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-10 | 鹿島建設株式会社 | 目地板挿入装置、及び、目地板の挿入方法 |
| JP2025111829A (ja) * | 2021-01-29 | 2025-07-30 | 鹿島建設株式会社 | 目地板を施工対象物の上面上に供給する方法及び装置 |
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