JPH08184200A - バルコニー付きの建物および採光方法 - Google Patents

バルコニー付きの建物および採光方法

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JPH08184200A
JPH08184200A JP34042194A JP34042194A JPH08184200A JP H08184200 A JPH08184200 A JP H08184200A JP 34042194 A JP34042194 A JP 34042194A JP 34042194 A JP34042194 A JP 34042194A JP H08184200 A JPH08184200 A JP H08184200A
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JP
Japan
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room
balcony
building
chamber
wall
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JP34042194A
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English (en)
Inventor
Kunichika Kawamoto
邦親 川元
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルコニーに加えてサンルームを持つ住宅用
の建物においても、それらバルコニーおよびサンルーム
の持つ機能を広げて、住環境向上のために有効に利用で
きるようにした技術を提供する。 【構成】 建物本体1の外壁2に沿って延びる直線的な
バルコニーBと、それぞれの室がこのバルコニーBに臨
み、各室が互いに隣り合う3つの室、即ち、第1の室1
0、第2の室20、および第3の室30とを含む建物で
ある。そして、前記複数の室の一つである第1の室10
が、前記バルコニーBと同様の床として構成してある。
バルコニーBと第1の室10とは、それらの間の外壁2
部分に設けられたガラス戸からなる開閉ドア11を通し
て出入り可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物本体の外壁に沿っ
て延びるバルコニー付きの建物に関し、特に、バルコニ
ーに加えてサンルームを持つ住宅用の建物において、そ
れらバルコニーおよびサンルームの持つ機能を広げて、
住環境向上のために有効に利用できるようにした技術に
関するものである。
【0002】
【発明の背景】一般住宅の中でも、例えば二階建以上の
建物においては、その二階以上の部分にバルコニーが設
けられることが多い。このバルコニーの持つ機能につい
て着目して見ると、建物において居住のために利用する
部分ではあるが、実質的には外部である。そのため、外
部とほぼ同じ環境である、解放感がある、一般に日当た
りが良い、敷地よりも高いので外部からの視線に対して
都合が良い、建物内の室と接している、などの点を挙げ
ることができる。
【0003】一方、サンルームの持つ機能について着目
して見ると、外部のように日当たりが良好であり、室内
であるので温度環境がよく、しかも風雨の影響を受けな
い、室内であるので外部からの視線に対して都合がよ
く、解放感もあるなどの点を挙げることができる。
【0004】ところで、近年においては、住環境の向上
を図るために、住居用の建物自体にも種々の工夫がなさ
れている。この住居用の建物の中で、特にリゾートホテ
ルやリゾートマンションのような居住施設では、居住空
間の遊び、外部空間と内部空間の一体感など、非日常的
効果を高めるような工夫がなされている。その一例とし
て、例えば特開平4ー293865号公報に示すような
技術が知られている。
【0005】この技術は、浴室と居室を仕切る壁に設け
た開口部の折り戸を開けることにより両空間を一体化し
て開放的な広い空間を得ることができる構成とし、ま
た、居室の角部に居室の一部からバルコニーの一部にか
けて側方へ膨出する形態の休憩コーナーを設けることに
より、居室空間に豊かさを与え、さらにこの休憩コーナ
ーを通して居室の内部空間とバルコニーの外部空間との
一体感を増すことができるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、このよ
うなリゾート居住施設に限らず、一般住宅等の建物にお
いても、住環境の向上を図ることに着目し、種々検討し
た結果、以下のような点で解決すべき課題があることが
判った。 (イ) 建物本体の外壁に沿って設けられるバルコニー
が直線的な形態である場合、変化に乏しく単調なものと
なる上、建物内に設けられる複数の室のうち、バルコニ
ーに対して臨む室の数も限られてしまい、しかも室の一
辺部分しかバルコニーに臨ませることができないこと。 (ロ) バルコニー自体はあくまでも外部の空間であっ
て室内とは相違し、このためバルコニーの持つ上記した
ような機能以外の利用方法を図りにくいこと。 (ハ) サンルームは、建物内の中で日当たりの良いと
ころに設ける必要があるという反面、サンルーム自体は
室内であるので、ただ単に採光の良好な室内としての利
用方法しかされていないこと。
【0007】
【発明の目的】本発明は、以上のような点を考慮してな
されたもので、バルコニーに加えてサンルームを持つ住
宅用の建物においても、それらバルコニーおよびサンル
ームの持つ機能を広げて、住環境向上のために有効に利
用できるようにした技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明では、
建物本体の外壁に沿って延びるバルコニーと、それぞれ
の室がこのバルコニーに臨み、各室が互いに隣り合う複
数の室とを含む建物において、複数の室の一つである第
1の室が、バルコニーと同様の床であり、その第1の室
とバルコニーとの間が開閉ドアを通して出入り可能な構
成としている。このように第1の室の床をバルコニーと
同様の床とすることによって、その第1の室をバルコニ
ーと同じ雰囲気にすることができ、あたかもバルコニー
が室内まで入り込んだ形態となる。そして、この第1の
室とバルコニーとの間を開閉ドアを通して出入り可能に
構成してあるので、その開閉ドアを開けておくことによ
り、第1の室を外部であるバルコニーとほぼ同じ環境に
することが可能になる。開閉ドアを閉めた場合には、室
内の環境になる。
【0009】ここで、第1の室は、開閉ドアを大きなガ
ラス戸とすることによって、その第1の室をサンルーム
として利用するのが好適である。なぜなら、この第1の
室は、日当たりの良いところに位置するバルコニーに対
して直接臨む室となっているからである。このように第
1の室をサンルームに利用した場合、その第1の室の床
はバルコニーと同様の床、つまり外部環境に適応可能な
床であるので、通常の室内の床とは異なり、直射日光に
対する影響や風雨等を考慮する必要がない。しかもこの
サンルームはバルコニーに直接連なる形態となるので、
室内とは異なり外部にいるような大きな開放感や外部と
の一体感が得られる。この外部との一体感を高めるとい
う意味においては、サンルームの床とバルコニーの床の
高さをほぼ同一レベルにするのも好適である。さらに、
第1の室をサンルームとして利用する場合、その第1の
室の天井に、例えば天窓などの光透過部を設ける構成と
することにより、サンルームとしてより好適な環境を造
り出すことができる。この天窓は、サンルームをバルコ
ニーとして利用する場合にも非常に有効になる。
【0010】第1の室の両側に、第2の室および第3の
室がある場合、第1の室とそれら第2の室および第3の
室との間に出入り口が設けられる。したがって、第1の
室を中心にして相互に出入り可能になる。その場合、第
2の室および第3の室には、さらにバルコニーに臨む部
分に出入り口を設ける構成とするのが好適である。この
ようにすると、第1、第2および第3の室のいずれもバ
ルコニーを介してあるいは第1の室を介して出入りでき
る上に、居住者の動線上からも好ましい形態となる。ま
た、第1の室は、第2および第3の室の中央に位置し、
いわゆるバルコニーがそれら第2および第3の室間に入
り込んだ形態となるので、第2および第3の室としては
バルコニーが各室の2辺に位置するような構成となり、
これにより直線的なバルコニー自体に積極的に変化を与
えることができる。
【0011】一方、本発明では、第1の室をサンルーム
として利用する際に、そのサンルームの持つ採光性をよ
り積極的に利用する意味から、サンルームのバルコニー
に臨む部分にガラス戸を備え、かつ建物本体の外壁に並
行する内壁部分に光透過部を備える構成としている。そ
の場合、光透過部をガラス戸とすることによって、サン
ルームに隣接する室へ採光することができる他、光透過
部であるガラス戸を介して出入り可能になる。また、第
1の室の天井に天窓を設けることによって、採光効果を
さらに高めることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図1および図
2を参照して説明する。これらの図に示す実施例では、
本発明をバルコニー付きの二階建住宅に適用した例が示
されている。図1は二階部分の平面図、図2は建物の正
面図である。
【0013】実施例による二階建住宅は、建物本体1の
外壁2に沿って延びる直線的なバルコニーBと、それぞ
れの室がこのバルコニーBに臨み、各室が互いに隣り合
う3つの室、即ち、第1の室10、第2の室20、およ
び第3の室30とを含む建物である。そして、前記複数
の室の一つである第1の室10が、前記バルコニーBと
同様の床として構成してある。例えば、バルコニーBの
床f1が耐候性や耐腐食性に優れた床材で構成される場
合、第1の室10の床f2も同様の床材で構成される。
また、同じ雰囲気を作りだすために、各床f1、f2の
床材の色や風合いなども考慮してなるべく同一のものと
してある。さらに、このバルコニーの床f1と第1の室
10の床f2の高さについても、ここでは同一の高さと
することによって、両者は見かけ上全く同一の床のよう
に構成してある。勿論、両者を全く同一とする必要はな
いが、少なくとも同一の雰囲気となるように配慮するの
が望ましい。
【0014】バルコニーBと第1の室10とは、それら
の間の外壁2部分に設けられたガラス戸からなる開閉ド
ア11を通して出入り可能である。この開閉ドア11
は、採光性を考慮して高さの高い、いわゆる掃き出しガ
ラス戸である。この実施例では、第1の室10がサンル
ームとして利用される。したがって、この第1の室(以
下サンルーム)10内には、サンルームに相応しいデッ
キチエアー12などが置かれる。第1の室10をサンル
ームとして利用する場合、その第1の室10の天井が屋
根Yに達するような構成とし、そしてその天井部分に、
例えば天窓などの光透過部10Yを設ける構成とするこ
とにより、サンルームとしてより好適な環境を造り出す
ことができる。この天窓10Yは開閉式とすることによ
って、サンルーム10をバルコニーBとして利用する場
合にも非常に有効になる。この天窓10Yは図1に点線
で示すように、室のほぼ中央部分に位置するように配慮
されている。第2の室20は、ここでは書斎であり、第
3の室30は寝室である。そして、これら第2の室20
および第3の室30と、サンルーム10との間には、出
入り口21、31がそれぞれ設けられている。
【0015】これらの出入り口21、31は、引戸や折
り戸などで構成してある。また、第2の室20および第
3の室30には、さらにバルコニーBに臨む部分に出入
り口22、32を設けている。これらの出入り口22、
32は、掃き出しガラス戸で構成してある。したがっ
て、バルコニーB、サンルーム10、第1の室20、お
よび第3の室30間は、バルコニーBあるいはサンルー
ム10を介して相互に出入りでき、居住者の動線上から
も極めて好ましい形態となっている。
【0016】サンルーム10は、第2の室20の位置あ
るいは第3の室30の位置に設けることもできる。しか
し、この実施例のように、それら各室20、30の中央
に位置させた構成とした場合、バルコニーBがそれら第
2および第3の室20、30間に入り込んだ形態とする
ことができる。これにより、第2の室20では部屋の3
辺にバルコニーBが位置するような感覚を持たせること
ができ、第3の室30では部屋の2辺にバルコニーBが
位置するような感覚を与えることができる。
【0017】サンルーム10の隣であって、バルコニー
Bから離れたところには、二階ホールとして利用する隣
室40があり、この隣室40とサンルーム10との間に
は、その隣室40へ採光するための光透過部13が設け
られている。この光透過部13は、採光に加えて出入り
もできるように引き違いのガラス戸により構成されてい
る。また、このサンルーム10の前記バルコニーBと相
対向する内壁10b部分にも光透過部14が設けられて
いる。この光透過部14は第3の室30に採光するため
のものである。このように天窓10Y、光透過部13、
14を設けることにより、例えばホール40部分から、
光透過部13、サンルーム10、開閉ドア11を通して
バルコニーB、さらにはそれより外部を見ることがで
き、一方、これと逆の順序で、外部の光がホール40へ
と採光される。
【0018】このような構成の建物によれば、サンルー
ム10の床f1がバルコニーBの床f2と同様の構成で
あるので、開閉ドア11や天窓10Yを開けて使用する
ことにより、サンルームとしての使用に加えて、外部環
境であるバルコニーBの一部として使用することができ
る。特にこの場合、サンルーム10は、バルコニーとの
中間的な存在となり、両者の良い点のみを有効利用する
ことができる。
【0019】一方、バルコニーの方からすれば、バルコ
ニーBの大きさがサンルーム10の分だけ広がったこと
になる。また、開閉ドア11を閉めて使用することによ
り、サンルームとして使用可能な他、通常の室内として
あるいは日当たりの良い温室等としても利用することが
できる。また、このサンルーム10は、第2の室20と
第3の室30との間に入り込んでいるので、それら第2
の室20と第3の室30に対して部屋の2辺以上にバル
コニーBが位置するような開放間をも与えることがで
き、これによりバルコニーBおよびサンルーム10の有
効利用を図ることができる。しかもバルコニーB全体に
変化を付けることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す二階部分の平面図であ
る。
【図2】 本発明の実施例を示す建物の正面図である。
【符号の説明】
1 建物本体 2 外壁 10 第1の室(サンルーム) 10Y 天窓 11 開閉ドア 13、14 光透過部 20 第2の室 30 第3の室 40 隣室 B バルコニー f1、f2 床

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体の外壁に沿って延びるバルコニ
    ーと、それぞれの室がこのバルコニーに臨み、各室が互
    いに隣り合う複数の室とを含む建物において、前記複数
    の室の一つである第1の室が、前記バルコニーと同様の
    床であり、その第1の室とバルコニーとの間が開閉ドア
    を通して出入り可能である、バルコニー付きの建物。
  2. 【請求項2】 前記第1の室がサンルームである、請求
    項1記載のバルコニー付きの建物。
  3. 【請求項3】 前記第1の室の天井部分に光透過部があ
    る、請求項1または2記載のバルコニー付きの建物。
  4. 【請求項4】 前記光透過部が天窓である、請求項3記
    載のバルコニー付きの建物。
  5. 【請求項5】 前記第1の室の両側に、第2の室および
    第3の室があり、第1の室とそれら第2の室および第3
    の室との間に出入り口がある、請求項1〜3記載のバル
    コニー付きの建物。
  6. 【請求項6】 前記バルコニーの床と、前記第1の室の
    床とがほぼ同一高さである、請求項1〜4記載のバルコ
    ニー付きの建物。
  7. 【請求項7】 前記第2の室および第3の室には、前記
    バルコニーに臨む部分に出入り口がある、請求項5記載
    のバルコニー付きの建物。
  8. 【請求項8】 建物本体の外壁に沿って延びるバルコニ
    ーと、それぞれの室がこのバルコニーに臨み、各室が互
    いに隣り合う複数の室とを含む建物において、前記複数
    の室の一つである第1の室がサンルームであり、このサ
    ンルームは、前記バルコニーに臨む部分にガラス戸を備
    え、かつ建物本体の外壁に並行する内壁部分に光透過部
    を備えている、バルコニー付きの建物。
  9. 【請求項9】 前記光透過部がガラス戸である、請求項
    8記載のバルコニー付きの建物。
  10. 【請求項10】 建物本体の外壁の一側に設けたバルコ
    ニーと、外壁の内側に位置する第1の室と、この第1の
    室の隣であって外壁からさらに離れた隣室とがあるバル
    コニー付きの建物の採光方法であって、前記第1の室の
    バルコニーに臨む部分にガラス戸を設け、この第1の室
    と前記隣室とを仕切る内壁部分に光透過部を設け、前記
    ガラス戸および前記光透過部を通して前記隣室へ採光す
    る、採光方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の室に天窓がある、請求項1
    0記載の採光方法。
  12. 【請求項12】 前記光透過部の少なくとも一部が、前
    記第1の室と、前記隣室との間を出入りするための開閉
    できるガラス戸である、請求項10または11記載の採
    光方法。
JP34042194A 1994-12-28 1994-12-28 バルコニー付きの建物および採光方法 Pending JPH08184200A (ja)

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JP (1) JPH08184200A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032649A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Misawa Homes Co Ltd サンルーム付き建物
JP2014084586A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Sekisui House Ltd 住宅
CN111305598A (zh) * 2020-03-25 2020-06-19 刘艳娥 一种新式户型

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032649A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Misawa Homes Co Ltd サンルーム付き建物
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