JPH08184342A - 油圧緩衝器 - Google Patents
油圧緩衝器Info
- Publication number
- JPH08184342A JPH08184342A JP6338930A JP33893094A JPH08184342A JP H08184342 A JPH08184342 A JP H08184342A JP 6338930 A JP6338930 A JP 6338930A JP 33893094 A JP33893094 A JP 33893094A JP H08184342 A JPH08184342 A JP H08184342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- chamber
- damper cylinder
- damper
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダンパーシリンダ内の作動油の圧力が外部か
らの油の侵入により上昇した場合でも、このダンパーシ
リンダ内の油量および油圧を設定値に維持可能にする。 【構成】 内外部に油室9およびダンパー外気体室32
を隔成するダンパーシリンダ4を有するアウターチュー
ブ1内に、ピストンロッド24端を保持するインナーチ
ューブ2を摺動自在に設け、上記ダンパーシリンダ4の
上部外周に油溜室30が油室9に連通する弾性仕切り部
材11を設け、上記ダンパーシリンダ4および上記アウ
ターチューブ1の上端を塞ぐような、上記油室9に連通
する通油孔31およびこれに連続するキャップ内バルブ
室15を有するトップキャップ3を設けて、上記キャッ
プ内バルブ室15にリリーフバルブ17を摺動可能に支
持させ、上記油室9内の油が設定圧を超えたときに、上
記キャップ内バルブ室15と上記ダンパー外気体室32
とを連通させるように構成する。
らの油の侵入により上昇した場合でも、このダンパーシ
リンダ内の油量および油圧を設定値に維持可能にする。 【構成】 内外部に油室9およびダンパー外気体室32
を隔成するダンパーシリンダ4を有するアウターチュー
ブ1内に、ピストンロッド24端を保持するインナーチ
ューブ2を摺動自在に設け、上記ダンパーシリンダ4の
上部外周に油溜室30が油室9に連通する弾性仕切り部
材11を設け、上記ダンパーシリンダ4および上記アウ
ターチューブ1の上端を塞ぐような、上記油室9に連通
する通油孔31およびこれに連続するキャップ内バルブ
室15を有するトップキャップ3を設けて、上記キャッ
プ内バルブ室15にリリーフバルブ17を摺動可能に支
持させ、上記油室9内の油が設定圧を超えたときに、上
記キャップ内バルブ室15と上記ダンパー外気体室32
とを連通させるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動二輪車
などにおいて、車体と車軸との間に介装されて、路面か
らの振動を減衰するフロントフォークなどとして利用す
る油圧緩衝器に関する。
などにおいて、車体と車軸との間に介装されて、路面か
らの振動を減衰するフロントフォークなどとして利用す
る油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧緩衝器としては、例えば、実
開平3−130931号公報に記載されてものが提案さ
れている。
開平3−130931号公報に記載されてものが提案さ
れている。
【0003】これは、作動油を封入したダンパーシリン
ダ内に、インナーチューブに取り付けられたピストンロ
ッド端のピストンを摺動自在に設け、圧縮行程時に、そ
のピストンロッドの侵入体積に応じた作動油を、上記ダ
ンパーシリンダから、ヘッドキャップなどに形成した油
孔を介して、このダンパーシリンダの外周に設けたベロ
ーズの弾性仕切り部材内に導入して、体積補償するとい
うものである。
ダ内に、インナーチューブに取り付けられたピストンロ
ッド端のピストンを摺動自在に設け、圧縮行程時に、そ
のピストンロッドの侵入体積に応じた作動油を、上記ダ
ンパーシリンダから、ヘッドキャップなどに形成した油
孔を介して、このダンパーシリンダの外周に設けたベロ
ーズの弾性仕切り部材内に導入して、体積補償するとい
うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の油圧緩衝器にあっては、油圧作動を高精度に制御
する上から、ダンパーシリンダの内部の作動油がオイル
シール,パッキン,Oリングなどによって完全密封され
る構成となっているところ、油圧緩衝動作中において、
上記ピストンロッドに付着している油、例えば、ダンパ
ーシリンダ内の作動油以外の油、さらに具体的には、車
体側のアウターチューブおよび車軸側のインナーチュー
ブとの嵌合内部に注入した潤滑のための、および気体ば
ね室形成のための油が、油膜となって上記ダンパーシリ
ンダ内に侵入してしまうという問題点があった。
従来の油圧緩衝器にあっては、油圧作動を高精度に制御
する上から、ダンパーシリンダの内部の作動油がオイル
シール,パッキン,Oリングなどによって完全密封され
る構成となっているところ、油圧緩衝動作中において、
上記ピストンロッドに付着している油、例えば、ダンパ
ーシリンダ内の作動油以外の油、さらに具体的には、車
体側のアウターチューブおよび車軸側のインナーチュー
ブとの嵌合内部に注入した潤滑のための、および気体ば
ね室形成のための油が、油膜となって上記ダンパーシリ
ンダ内に侵入してしまうという問題点があった。
【0005】このため、上記油の侵入によってダンパー
シリンダ内部には設定量以上の油が蓄積される状況とな
り、従って、ダンパーシリンダ内部の油圧が上昇して、
上記弾性仕切り部材が過剰に膨らむこととなり、これの
耐久性を著しく劣化させてしまうという問題点があっ
た。
シリンダ内部には設定量以上の油が蓄積される状況とな
り、従って、ダンパーシリンダ内部の油圧が上昇して、
上記弾性仕切り部材が過剰に膨らむこととなり、これの
耐久性を著しく劣化させてしまうという問題点があっ
た。
【0006】また、上記のような完全密閉を期す必要か
ら、ピストンロッド摺動などにおけるシールなどの締代
などを大きくした場合には、このシールなどに対するピ
ストンロッドの摺動抵抗が大きくなり、作動性を悪化さ
せてしまうなどの問題点があった。
ら、ピストンロッド摺動などにおけるシールなどの締代
などを大きくした場合には、このシールなどに対するピ
ストンロッドの摺動抵抗が大きくなり、作動性を悪化さ
せてしまうなどの問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような従来の問題点に
着目してなされたものであり、ダンパーシリンダ内の作
動油の圧力が外部からの油の侵入により上昇した場合で
も、このダンパーシリンダ内の油量および油圧を設定値
に維持し、以て、ピストンロッドなどに対するシールの
締代を小さくでき、かつ、接触圧を低減可能にして、油
圧緩衝器の作動性の向上を図ることができる油圧緩衝器
を提供することを目的とする。
着目してなされたものであり、ダンパーシリンダ内の作
動油の圧力が外部からの油の侵入により上昇した場合で
も、このダンパーシリンダ内の油量および油圧を設定値
に維持し、以て、ピストンロッドなどに対するシールの
締代を小さくでき、かつ、接触圧を低減可能にして、油
圧緩衝器の作動性の向上を図ることができる油圧緩衝器
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる油圧緩
衝器は、内外部に油室およびダンパー外気体室を隔成す
るダンパーシリンダを有するアウターチューブと、該ア
ウターチューブ内に摺動自在に設けられ、上記ダンパー
シリンダ内を摺動するピストンを持ったピストンロッド
端を保持するインナーチューブと、上記ダンパーシリン
ダの上部外周に膨縮可能な油溜室を弾性仕切り材で隔成
するとともに、該油溜室を上記ダンパーシリンダに設け
た油孔を通じてダンパシリンダ内の油室に連通してな
り、上記ダンパーシリンダおよび上記アウターチューブ
の上端を塞ぐとともに、上記油室に連通する通油孔およ
びこれに連続するキャップ内バルブ室を有するトップキ
ャップとを設けて、上記キャップ内バルブ室にリリーフ
バルブを摺動可能にリリーフスプリングにより支持さ
せ、上記油室内の油が設定圧を超えたときに、上記キャ
ップ内バルブ室と上記ダンパー外気体室とを連通させる
ようにしたものである。
衝器は、内外部に油室およびダンパー外気体室を隔成す
るダンパーシリンダを有するアウターチューブと、該ア
ウターチューブ内に摺動自在に設けられ、上記ダンパー
シリンダ内を摺動するピストンを持ったピストンロッド
端を保持するインナーチューブと、上記ダンパーシリン
ダの上部外周に膨縮可能な油溜室を弾性仕切り材で隔成
するとともに、該油溜室を上記ダンパーシリンダに設け
た油孔を通じてダンパシリンダ内の油室に連通してな
り、上記ダンパーシリンダおよび上記アウターチューブ
の上端を塞ぐとともに、上記油室に連通する通油孔およ
びこれに連続するキャップ内バルブ室を有するトップキ
ャップとを設けて、上記キャップ内バルブ室にリリーフ
バルブを摺動可能にリリーフスプリングにより支持さ
せ、上記油室内の油が設定圧を超えたときに、上記キャ
ップ内バルブ室と上記ダンパー外気体室とを連通させる
ようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明における油圧緩衝器は、圧縮行程時に
ピストンロッドがダンパーシリンダ内に侵入することに
より、ピストンロッドによって圧縮されたダンパーシリ
ンダ内の作動油を弾性仕切り部材内に流出させて、これ
を膨張させる。
ピストンロッドがダンパーシリンダ内に侵入することに
より、ピストンロッドによって圧縮されたダンパーシリ
ンダ内の作動油を弾性仕切り部材内に流出させて、これ
を膨張させる。
【0010】また、この圧縮行程時においては、ダンパ
ーシリンダ内の圧力が上昇するが、上記作動油以外のダ
ンパシリンダ外油室の油がダンパーシリンダ内に侵入す
ると、これの内部圧力油量がさらに上昇する。
ーシリンダ内の圧力が上昇するが、上記作動油以外のダ
ンパシリンダ外油室の油がダンパーシリンダ内に侵入す
ると、これの内部圧力油量がさらに上昇する。
【0011】そして、この圧力が設定値を超えた場合に
はリリーフバルブを開かせて、上記ダンパーシリンダ内
の作動油の一部をトップキャップに設けた油路を通して
アウターチューブ内のダンパーの外気体室へ流出させ、
ダンパーシリンダ内の作動油量を一定にコントロールす
る。
はリリーフバルブを開かせて、上記ダンパーシリンダ内
の作動油の一部をトップキャップに設けた油路を通して
アウターチューブ内のダンパーの外気体室へ流出させ、
ダンパーシリンダ内の作動油量を一定にコントロールす
る。
【0012】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図について説
明するが、図1および図2において、1は、油圧緩衝器
を構成するアウターチューブ、2は、このアウターチュ
ーブ1内を摺動するインナーチューブ、3は、アウター
チューブ1端を閉塞するトップキャップ、4は、このト
ップキャップ3に一端が閉塞保持されているダンパーシ
リンダである。
明するが、図1および図2において、1は、油圧緩衝器
を構成するアウターチューブ、2は、このアウターチュ
ーブ1内を摺動するインナーチューブ、3は、アウター
チューブ1端を閉塞するトップキャップ、4は、このト
ップキャップ3に一端が閉塞保持されているダンパーシ
リンダである。
【0013】また、5は、トップキャップ3の下面に上
端が固定された中空ロッドで、この中空ロッド5の中心
部には油路5bが形成され、これに連続する上記中空ロ
ッド5上端のバルブ孔5aには、トップキャップ3の中
心部に出入自在にねじ込まれたニードルバルブ6の先端
が臨んでいる。
端が固定された中空ロッドで、この中空ロッド5の中心
部には油路5bが形成され、これに連続する上記中空ロ
ッド5上端のバルブ孔5aには、トップキャップ3の中
心部に出入自在にねじ込まれたニードルバルブ6の先端
が臨んでいる。
【0014】なお、7は、トップキャップ3および中空
ロッド5間に形成された中空部、8は、中空ロッド5の
上端部に設けられ、上記中空部7,上記バルブ孔5aに
一端が通じている油孔で、他端がダンパーシリンダ4内
の油室9に連通している。
ロッド5間に形成された中空部、8は、中空ロッド5の
上端部に設けられ、上記中空部7,上記バルブ孔5aに
一端が通じている油孔で、他端がダンパーシリンダ4内
の油室9に連通している。
【0015】上記ダンパーシリンダ4の上部にはこれの
内外に通じる複数の油孔10が設けられており、これら
の油孔10の外側を被うように、ダンパーシリンダ4の
外周に、ベローズの弾性仕切り部材11が取り付けられ
ている。
内外に通じる複数の油孔10が設けられており、これら
の油孔10の外側を被うように、ダンパーシリンダ4の
外周に、ベローズの弾性仕切り部材11が取り付けられ
ている。
【0016】なお、この弾性仕切り部材11は、筒状を
なし、上下端が挟持部材12,13に挟まれ、かつOリ
ング14を介して、上記ダンパーシリンダ4の外周に油
密的に装着されている。
なし、上下端が挟持部材12,13に挟まれ、かつOリ
ング14を介して、上記ダンパーシリンダ4の外周に油
密的に装着されている。
【0017】また、15は、上記ダンパーシリンダ4の
上端外周を囲むようにトップキャップ3の下面に形成さ
れたリング状のキャップ内バルブ室、16は、このキャ
ップ内バルブ室15の下部に拡径するように形成された
段差部であり、上記キャップ内バルブ室15にはダンパ
ーシリンダ4の外周に軸方向に摺動可能にリリーフバル
ブ17が設けられている。
上端外周を囲むようにトップキャップ3の下面に形成さ
れたリング状のキャップ内バルブ室、16は、このキャ
ップ内バルブ室15の下部に拡径するように形成された
段差部であり、上記キャップ内バルブ室15にはダンパ
ーシリンダ4の外周に軸方向に摺動可能にリリーフバル
ブ17が設けられている。
【0018】さらに、18,19は、リリーフバルブ1
7の内外周に嵌挿されたOリング、20は、上記リリー
フバルブ17とこれに対向するダンパーシリンダ4外周
の上部にある挟持部材12との間に介装されて、そのリ
リーフバルブ17を常時一定圧で上方に付勢するリリー
フスプリングである。
7の内外周に嵌挿されたOリング、20は、上記リリー
フバルブ17とこれに対向するダンパーシリンダ4外周
の上部にある挟持部材12との間に介装されて、そのリ
リーフバルブ17を常時一定圧で上方に付勢するリリー
フスプリングである。
【0019】なお、21は、トップキャップ3の上端か
らねじ込まれて、キャップ内バルブ室15の容積を調整
する調整ねじ、22は、トップキャップ3とアウターチ
ューブ1との間に入れたシールリングである。
らねじ込まれて、キャップ内バルブ室15の容積を調整
する調整ねじ、22は、トップキャップ3とアウターチ
ューブ1との間に入れたシールリングである。
【0020】一方、上記中空ロッド5の下端には、ダン
パーシリンダ4内の上部の油室9を2室に隔成するよう
に、減衰力発生用のバルブ23が設けられており、この
バルブ23より下方のダンパーシリンダ4内には、ピス
トンロッド24の上端に取り付けたピストン25が摺動
自在に配置されている。
パーシリンダ4内の上部の油室9を2室に隔成するよう
に、減衰力発生用のバルブ23が設けられており、この
バルブ23より下方のダンパーシリンダ4内には、ピス
トンロッド24の上端に取り付けたピストン25が摺動
自在に配置されている。
【0021】また、上記ピストンロッド24の下端は、
上記アウターチューブ1内に往復動(上下動)自在に摺
動するインナーチューブ2の底に固定されている。
上記アウターチューブ1内に往復動(上下動)自在に摺
動するインナーチューブ2の底に固定されている。
【0022】なお、27は、ダンパーシリンダ4の外周
に固定されたばね受け28とインナーチューブ2の一部
との間に介装されたスプリングである。
に固定されたばね受け28とインナーチューブ2の一部
との間に介装されたスプリングである。
【0023】次に動作について説明すると、まず、油圧
緩衝器が衝撃を受けて圧縮行程に入ると、アウターチュ
ーブ1内にインナーチューブ2が侵入し、これによりピ
ストンロッド24およびピストン25はダンパーシリン
ダ4内を上方に移動する。
緩衝器が衝撃を受けて圧縮行程に入ると、アウターチュ
ーブ1内にインナーチューブ2が侵入し、これによりピ
ストンロッド24およびピストン25はダンパーシリン
ダ4内を上方に移動する。
【0024】このため、上記ピストン25より上方のダ
ンパーシリンダ4内の作動油は、一部がバルブ23を通
って所定り減衰力を発生させながら上記油室9へ流出す
るとともに、他の一部は中空ロッド5内の油路5b,バ
ルブ孔5aを通って、上記油室9に流入した作動油とと
もに、油孔10から弾性仕切り部材11およびダンパー
シリンダ4間の油溜室30内に流入する。
ンパーシリンダ4内の作動油は、一部がバルブ23を通
って所定り減衰力を発生させながら上記油室9へ流出す
るとともに、他の一部は中空ロッド5内の油路5b,バ
ルブ孔5aを通って、上記油室9に流入した作動油とと
もに、油孔10から弾性仕切り部材11およびダンパー
シリンダ4間の油溜室30内に流入する。
【0025】このため、上記圧縮行程が進むにつれて、
油溜室30内の油量,油圧が高まって、弾性仕切り部材
11は次第に膨張する。
油溜室30内の油量,油圧が高まって、弾性仕切り部材
11は次第に膨張する。
【0026】そして、上記油圧上昇とともに、油室9内
の油圧が油孔8,上記中空部7および通油孔31を介し
てキャップ内油室としてのキャップ内バルブ室15内に
伝えられ、このキャップ内バルブ室15内のリリーフバ
ルブ17を、上記スプリング20に抗して僅か押し下げ
る。
の油圧が油孔8,上記中空部7および通油孔31を介し
てキャップ内油室としてのキャップ内バルブ室15内に
伝えられ、このキャップ内バルブ室15内のリリーフバ
ルブ17を、上記スプリング20に抗して僅か押し下げ
る。
【0027】一方、上記のような圧縮行程において、何
らかの原因で、ピストンロッド24に付着した作動油以
外の潤滑油などがダンパーシリンダ4内の油室9に侵入
することがある。
らかの原因で、ピストンロッド24に付着した作動油以
外の潤滑油などがダンパーシリンダ4内の油室9に侵入
することがある。
【0028】このような場合には、その潤滑油によって
油室9内の作動油が増量状態となって、この油室9内の
圧力がさらに上昇していくことになる。
油室9内の作動油が増量状態となって、この油室9内の
圧力がさらに上昇していくことになる。
【0029】しかしながら、その圧力上昇は、中空部
7,通油孔31を介してキャップ内バルブ室15に伝え
られているため、その圧力が設定レベルを超えた時点
で、リリーフバルブ17を下降させる。
7,通油孔31を介してキャップ内バルブ室15に伝え
られているため、その圧力が設定レベルを超えた時点
で、リリーフバルブ17を下降させる。
【0030】このため、リリーフバルブ17と上記段差
部16との間に予め計算された大きさの間隙が生じ、上
記キャップ内バルブ室15内の油圧を、この間隙を通し
て、下部が油溜りとなっているアウターチューブ1内上
部のダンパー外気体室32へ逃がすこととなる。
部16との間に予め計算された大きさの間隙が生じ、上
記キャップ内バルブ室15内の油圧を、この間隙を通し
て、下部が油溜りとなっているアウターチューブ1内上
部のダンパー外気体室32へ逃がすこととなる。
【0031】従って、上記圧力上昇によって上記弾性仕
切り部材11を必要以上に拡張させるのを防止でき、こ
れの疲労による品質劣化,耐久劣化を回避することがで
きるほか、ピストンロッド摺動部などのシールの締代な
どを不必要に大きくする必要がなくなり、摺動抵抗の低
減による作動性能の向上を図れることとなる。
切り部材11を必要以上に拡張させるのを防止でき、こ
れの疲労による品質劣化,耐久劣化を回避することがで
きるほか、ピストンロッド摺動部などのシールの締代な
どを不必要に大きくする必要がなくなり、摺動抵抗の低
減による作動性能の向上を図れることとなる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、内外
部に油室およびダンパー外気体室を隔成するダンパーシ
リンダを有するアウターチューブと、該アウターチュー
ブ内に摺動自在に設けられ、上記ダンパーシリンダ内を
摺動するピストンを持ったピストンロッド端を保持する
インナーチューブと、上記ダンパーシリンダの上部外周
に設けられて膨縮可能な油溜室を隔成するとともに、該
油溜室が上記ダンパーシリンダに設けた油孔を通じて上
記油室に連通される弾性仕切り部材と、上記ダンパーシ
リンダおよび上記アウターチューブの上端を塞ぐととも
に、上記油室に連通する通油孔およびこれに連続するキ
ャップ内バルブ室を有するトップキャップとを設けて、
上記キャップ内バルブ室にリリーフバルブを摺動可能に
リリーフスプリングにより支持させ、上記油室内の油が
設定圧を超えたときに、上記キャップ内バルブ室と上記
ダンパー外気体室とを連通させるように構成したので、
ダンパーシリンダ内の作動油の圧力が外部からの油の侵
入により上昇した場合でも、このダンパーシリンダ内の
油量および油圧を設定値に維持でき、この結果ピストン
ロッドなどに対するシールの締代を小さくでき、かつ接
触圧を低減可能にして、油圧緩衝器の作動性の向上を図
ることができるものが得られる効果がある。
部に油室およびダンパー外気体室を隔成するダンパーシ
リンダを有するアウターチューブと、該アウターチュー
ブ内に摺動自在に設けられ、上記ダンパーシリンダ内を
摺動するピストンを持ったピストンロッド端を保持する
インナーチューブと、上記ダンパーシリンダの上部外周
に設けられて膨縮可能な油溜室を隔成するとともに、該
油溜室が上記ダンパーシリンダに設けた油孔を通じて上
記油室に連通される弾性仕切り部材と、上記ダンパーシ
リンダおよび上記アウターチューブの上端を塞ぐととも
に、上記油室に連通する通油孔およびこれに連続するキ
ャップ内バルブ室を有するトップキャップとを設けて、
上記キャップ内バルブ室にリリーフバルブを摺動可能に
リリーフスプリングにより支持させ、上記油室内の油が
設定圧を超えたときに、上記キャップ内バルブ室と上記
ダンパー外気体室とを連通させるように構成したので、
ダンパーシリンダ内の作動油の圧力が外部からの油の侵
入により上昇した場合でも、このダンパーシリンダ内の
油量および油圧を設定値に維持でき、この結果ピストン
ロッドなどに対するシールの締代を小さくでき、かつ接
触圧を低減可能にして、油圧緩衝器の作動性の向上を図
ることができるものが得られる効果がある。
【図1】この発明の最適な一実施例に係る油圧緩衝器の
要部を拡大して示す正面断面図である。
要部を拡大して示す正面断面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る油圧緩衝器の全体を
一部破断して示す正面断面図である。
一部破断して示す正面断面図である。
1 アウターチューブ 2 インナーチューブ 3 トップキャップ 4 ダンパーシリンダ 9 油溜室 10 油孔 11 弾性仕切り部材 15 キャップ内バルブ室 17 リリーフバルブ 20 リリーフスプリング 24 ピストンロッド 25 ピストン 30 油溜室 31 通油孔 32 ダンパー外気体室
Claims (1)
- 【請求項1】 内外部に油室およびダンパー外気体室を
隔成するダンパーシリンダを有するアウターチューブ
と、該アウターチューブ内に摺動自在に設けられ、上記
ダンパーシリンダ内を摺動するピストンを持ったピスト
ンロッド端を保持するインナーチューブと、上記ダンパ
ーシリンダの上部外周に膨縮可能な油溜室を弾性仕切り
部材で隔成するとともに、該油溜室を上記ダンパーシリ
ンダに設けた油孔を通じてダンパシリンダ内の油室に連
通してなり、上記ダンパーシリンダおよび上記アウター
チューブの上端を塞ぐとともに、上記油室に連通する通
油孔およびこれに連続するキャップ内バルブ室を有する
トップキャップと、上記キャップ内バルブ室に摺動可能
にリリーフスプリングにより支持されて、上記油室内の
油が設定圧を超えると、上記キャップ内バルブ室と上記
ダンパー外気体室とを連通させるリリーフバルブとを備
えた油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33893094A JP3402817B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33893094A JP3402817B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 油圧緩衝器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08184342A true JPH08184342A (ja) | 1996-07-16 |
| JP3402817B2 JP3402817B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=18322668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33893094A Expired - Fee Related JP3402817B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3402817B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1707841A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-04 | Showa Corporation | Front fork of motorcycle or the like |
| CN103097760A (zh) * | 2010-09-21 | 2013-05-08 | 萱场工业株式会社 | 前叉 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3130931U (ja) | 2007-02-02 | 2007-04-12 | 三宝化成工業株式会社 | 紙様容器 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP33893094A patent/JP3402817B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1707841A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-04 | Showa Corporation | Front fork of motorcycle or the like |
| CN103097760A (zh) * | 2010-09-21 | 2013-05-08 | 萱场工业株式会社 | 前叉 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3402817B2 (ja) | 2003-05-06 |
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