JPH08184732A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
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- JPH08184732A JPH08184732A JP6339257A JP33925794A JPH08184732A JP H08184732 A JPH08184732 A JP H08184732A JP 6339257 A JP6339257 A JP 6339257A JP 33925794 A JP33925794 A JP 33925794A JP H08184732 A JPH08184732 A JP H08184732A
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- Japan
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- space
- optical fiber
- opening
- tape
- groove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加入者系線路網を構成するための超高密度多
心光ファイバケーブルとして、Hグルーブ型が提案され
ている。このH型は、収納する光ファイバテープを2つ
の群に分割できる等優れた特性を有する。しかし、曲げ
剛性の方向性が大きいという問題も有する。これを改善
する。 【構成】 本体32内部の中心軸の両側に、らせん状の
空間36を長さ方向に連続して形成し、かつ全長にわた
って、空間36の上面中央に開口部38を設け、かつ庇
324を内側に張り出させた形状のチューブ状部材30
を用いる。これにテープ10を収納したユニットを、中
心テンションメンバの周りに集合してケーブルとする。
開口部38は、これを押し開くことなく、光ファイバテ
ープ10を斜めにして空間36内に収納することができ
る最小限の幅にする。
心光ファイバケーブルとして、Hグルーブ型が提案され
ている。このH型は、収納する光ファイバテープを2つ
の群に分割できる等優れた特性を有する。しかし、曲げ
剛性の方向性が大きいという問題も有する。これを改善
する。 【構成】 本体32内部の中心軸の両側に、らせん状の
空間36を長さ方向に連続して形成し、かつ全長にわた
って、空間36の上面中央に開口部38を設け、かつ庇
324を内側に張り出させた形状のチューブ状部材30
を用いる。これにテープ10を収納したユニットを、中
心テンションメンバの周りに集合してケーブルとする。
開口部38は、これを押し開くことなく、光ファイバテ
ープ10を斜めにして空間36内に収納することができ
る最小限の幅にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、Hグルーブ型多心光
ファイバケーブルに関するもので、特にケーブルを構成
する光ファイバユニットに関するものである。
ファイバケーブルに関するもので、特にケーブルを構成
する光ファイバユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバで加入者系線路網を構築する
ため、超高密度多心ケーブルの研究が進められている。
ここに用いる基幹ケーブルは、実装光ファイバ心数の多
心化とともに、分岐の多様性やユニットごとの取扱い性
も考慮する必要があると考えられる。このような背景の
もとに、新たに設計されたHグルーブ(下記参照)を集
合した光ケーブルが提案されている(1994年電子情報通
信学会春季大会講演論文,B-952参照)。
ため、超高密度多心ケーブルの研究が進められている。
ここに用いる基幹ケーブルは、実装光ファイバ心数の多
心化とともに、分岐の多様性やユニットごとの取扱い性
も考慮する必要があると考えられる。このような背景の
もとに、新たに設計されたHグルーブ(下記参照)を集
合した光ケーブルが提案されている(1994年電子情報通
信学会春季大会講演論文,B-952参照)。
【0003】図5(a)はHグルーブ12の側面図であ
り、そのBの拡大断面を(b)に示した。Hグルーブ1
2は、細長い棒状の本体14(一般に円形断面)に、2
つの背中合わせの溝16,16をらせん状に設けたもの
で、長手方向と直角の断面形状がほぼH型である。Hグ
ルーブ12の溝16内に光ファイバテープ10を積層収
納して、ユニット18とする(c)。このユニット18
を中心テンションメンバ20の回りに大撚り集合して、
ケーブルを構成する(d)。
り、そのBの拡大断面を(b)に示した。Hグルーブ1
2は、細長い棒状の本体14(一般に円形断面)に、2
つの背中合わせの溝16,16をらせん状に設けたもの
で、長手方向と直角の断面形状がほぼH型である。Hグ
ルーブ12の溝16内に光ファイバテープ10を積層収
納して、ユニット18とする(c)。このユニット18
を中心テンションメンバ20の回りに大撚り集合して、
ケーブルを構成する(d)。
【0004】このHグルーブ型ケーブルは、先に提案さ
れているUグルーブ型ケーブル(1992年電子情報通信学
会春季大会講演論文,B-880参照)とほぼ同等の高密度化
を可能にする。しかも1つの溝16に収納される光ファ
イバテープの数がU型の半分になるため、下層の心線の
受ける応力が小さくなり、伝送特性の劣化が防止され
る。
れているUグルーブ型ケーブル(1992年電子情報通信学
会春季大会講演論文,B-880参照)とほぼ同等の高密度化
を可能にする。しかも1つの溝16に収納される光ファ
イバテープの数がU型の半分になるため、下層の心線の
受ける応力が小さくなり、伝送特性の劣化が防止され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Hグルーブ1
2に下記の弱点がある。 (1)曲げ易さに方向性がある。 すなわち、図6(a)の、a方向とb方向で、曲げ剛性
が大きく異なる。そのため溝16がらせん状に形成され
ていても、Hグルーブ12は一様には曲がらず、局部的
に曲率の大きい部分が発生して、伝送特性を悪くする。 (2)Hグルーブ12のリブ120の先端122が、そ
の構造上、鋭角になる。そのため傷付き易い。 (3)このHグルーブ12を大撚り集合するときは、直
径に等しいaの長さに相当するスペースを必要とする
(同図(b))。しかし溝16中のクリアランス、特に
実質的な溝深さbは、それよりも小さく、cだけが無駄
になる。
2に下記の弱点がある。 (1)曲げ易さに方向性がある。 すなわち、図6(a)の、a方向とb方向で、曲げ剛性
が大きく異なる。そのため溝16がらせん状に形成され
ていても、Hグルーブ12は一様には曲がらず、局部的
に曲率の大きい部分が発生して、伝送特性を悪くする。 (2)Hグルーブ12のリブ120の先端122が、そ
の構造上、鋭角になる。そのため傷付き易い。 (3)このHグルーブ12を大撚り集合するときは、直
径に等しいaの長さに相当するスペースを必要とする
(同図(b))。しかし溝16中のクリアランス、特に
実質的な溝深さbは、それよりも小さく、cだけが無駄
になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のHグルーブ12の
場合と同様に、光ファイバテープ10を2つの群に分け
て収納できるようにする。しかし、Hグルーブ12に相
当するものとして、図1(c)に例示するチューブ状部
材30を用いる。なお、図1はチューブ状部材30の断
面の説明図で、(a)は説明のために開口部38を設け
る前の状態(実際には存在しない)を仮に示したもの、
(b)は基本的な形状、(c)は実際に使用する場合の
形状である。
場合と同様に、光ファイバテープ10を2つの群に分け
て収納できるようにする。しかし、Hグルーブ12に相
当するものとして、図1(c)に例示するチューブ状部
材30を用いる。なお、図1はチューブ状部材30の断
面の説明図で、(a)は説明のために開口部38を設け
る前の状態(実際には存在しない)を仮に示したもの、
(b)は基本的な形状、(c)は実際に使用する場合の
形状である。
【0007】チューブ状部材30は、次のようになって
いる。 (1)本体32の内部の中心軸の両側に、それぞれ空間
36が、長さ方向に連続してらせん状に形成されてい
る。 (2)空間36の全長にわたって、その天井322(図
1(a)にドットで示した)に開口部38が設けられ
る。 (3)天井322の開口部38を設けられた後の残りの
部分が(同図(b))、空間36の上に張り出して、庇
(ひさし)324を形成している。 (4)またチューブ状部材30の開口部38の幅を規定
して、開口部38を強制的に押し開かなくても、光ファ
イバテープを集合できるようにする。 そのために、次のようにする。
いる。 (1)本体32の内部の中心軸の両側に、それぞれ空間
36が、長さ方向に連続してらせん状に形成されてい
る。 (2)空間36の全長にわたって、その天井322(図
1(a)にドットで示した)に開口部38が設けられ
る。 (3)天井322の開口部38を設けられた後の残りの
部分が(同図(b))、空間36の上に張り出して、庇
(ひさし)324を形成している。 (4)またチューブ状部材30の開口部38の幅を規定
して、開口部38を強制的に押し開かなくても、光ファ
イバテープを集合できるようにする。 そのために、次のようにする。
【0008】図2(a)の太い実線は、チューブ状部材
30の空間36の内側を、模型的に示したものである。
これについて述べると、空間36内部にn(同図の場合
はn=5)枚の光ファイバテープ10を重ねて収納する
場合において、仮に、n−1枚のテープを重ねて収納し
た状態で、最後のn枚目のテープ10を傾斜させて開口
部38から空間36内部に入れ、その片側の縁102を
空間36の側壁362とn−1枚目のテープ10に接触
させたと想定したとき、他側の縁104が、庇324の
端面326に接触することなく通過して、空間36に入
り得る、最小限の大きさ以上とする。
30の空間36の内側を、模型的に示したものである。
これについて述べると、空間36内部にn(同図の場合
はn=5)枚の光ファイバテープ10を重ねて収納する
場合において、仮に、n−1枚のテープを重ねて収納し
た状態で、最後のn枚目のテープ10を傾斜させて開口
部38から空間36内部に入れ、その片側の縁102を
空間36の側壁362とn−1枚目のテープ10に接触
させたと想定したとき、他側の縁104が、庇324の
端面326に接触することなく通過して、空間36に入
り得る、最小限の大きさ以上とする。
【0009】(5)上記(4)の関係はまた、開口部38
の幅gowなどについて次式のような関係が成り立たなけ
ればならないと言うことにもなる(図2参照)。 tw・cosθ+(gbw-gow)/2=gbw tw・sinθ+tt・cos・θ=gygap+tt gbw ≧ tw>gow なお、これらの式については、後で詳しく説明する。
の幅gowなどについて次式のような関係が成り立たなけ
ればならないと言うことにもなる(図2参照)。 tw・cosθ+(gbw-gow)/2=gbw tw・sinθ+tt・cos・θ=gygap+tt gbw ≧ tw>gow なお、これらの式については、後で詳しく説明する。
【0010】(6)さらに、開口部38とほぼ直交する
位置において、本体外周面320に切欠き40を設けて
も良い(図1)。
位置において、本体外周面320に切欠き40を設けて
も良い(図1)。
【0011】
(1)チューブ状部材30が、 本体32内部の中心軸の両側に、それぞれ空間36が、
長さ方向に連続してらせん状に形成され、各空間36の
全長にわたって、空間36の天井322に開口部38が
設けられ、天井322の残りの部分が、空間36の上に
張り出して庇(ひさし)324を形成しているようにな
っていると、 従来のHグルーブ(図6)の持つ利点(1つの空間
に収納する光ファイバテープの数が半分になる)をその
まま有することができる。 従来のHグルーブに比べてa、b両方向の曲げ剛性
の差が縮まり、曲げ特性が改善される。 図6のHグルーブ22のような、リブ220先端の
鋭角状の部分が無くなり、傷付くことも無くなる。 従来のHグルーブ(図6)に比べて溝36の深さが
有効に利用できる。
長さ方向に連続してらせん状に形成され、各空間36の
全長にわたって、空間36の天井322に開口部38が
設けられ、天井322の残りの部分が、空間36の上に
張り出して庇(ひさし)324を形成しているようにな
っていると、 従来のHグルーブ(図6)の持つ利点(1つの空間
に収納する光ファイバテープの数が半分になる)をその
まま有することができる。 従来のHグルーブに比べてa、b両方向の曲げ剛性
の差が縮まり、曲げ特性が改善される。 図6のHグルーブ22のような、リブ220先端の
鋭角状の部分が無くなり、傷付くことも無くなる。 従来のHグルーブ(図6)に比べて溝36の深さが
有効に利用できる。
【0012】(2)また、開口部38の幅が、 空間36内部にn(同図の場合はn=5)枚の光ファイ
バテープ10を重ねて収納する場合において、仮に、n
−1枚のテープを重ねて収納した状態で、最後のn枚目
のテープ10を傾斜させて開口部38から空間36内部
に入れ、その片側の縁102を空間36の側壁362と
n−1枚目のテープ10に接触させたと想定したとき、
他側の縁104が、庇324の端面326に接触するこ
となく通過して、空間36に入り得る、最小限の大きさ
以上にしてあると、光ファイバテープ10を斜めにして
空間36内に収納することができる。開口部38を強制
的に押し開く必要がない。図3に集合状態を模型的に示
した。
バテープ10を重ねて収納する場合において、仮に、n
−1枚のテープを重ねて収納した状態で、最後のn枚目
のテープ10を傾斜させて開口部38から空間36内部
に入れ、その片側の縁102を空間36の側壁362と
n−1枚目のテープ10に接触させたと想定したとき、
他側の縁104が、庇324の端面326に接触するこ
となく通過して、空間36に入り得る、最小限の大きさ
以上にしてあると、光ファイバテープ10を斜めにして
空間36内に収納することができる。開口部38を強制
的に押し開く必要がない。図3に集合状態を模型的に示
した。
【0013】(3)さらに、開口部38とほぼ直交する
位置において、本体外周面320に切欠き40を設ける
と、a方向とb方向の曲げ剛性との差がより一層縮ま
り、曲げ特性が一段と改善される。
位置において、本体外周面320に切欠き40を設ける
と、a方向とb方向の曲げ剛性との差がより一層縮ま
り、曲げ特性が一段と改善される。
【0014】
【課題解決手段のより詳しい説明】チューブ状部材30
は、実際に使用されるときは、たとえば図1(c)のよ
うになる。その本体32の外周面320はほぼ円柱面を
なす。本体32の材質は、ポリアミド系樹脂(ナイロ
ン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、PBT(ポリ
ブチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)
等である。本体32の中心を通りかつ直交するa軸とb
軸の交わる位置にテンションメンバ34がある。そのb
軸方向の両側に空間36を長さ方向に連続して、らせん
状に設ける。
は、実際に使用されるときは、たとえば図1(c)のよ
うになる。その本体32の外周面320はほぼ円柱面を
なす。本体32の材質は、ポリアミド系樹脂(ナイロ
ン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、PBT(ポリ
ブチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)
等である。本体32の中心を通りかつ直交するa軸とb
軸の交わる位置にテンションメンバ34がある。そのb
軸方向の両側に空間36を長さ方向に連続して、らせん
状に設ける。
【0015】空間36の断面形状は、たとえば ・両側壁がa軸近くは真っ直ぐに立上り、 ・途中から円弧面をなして内側に入り込み(庇324が
形成される)、 ・外周面320近くで、また真っ直ぐに立上って(庇の
端面326が形成される)終るようになっている。 そして、庇324りの間に開口部38が形成される。
形成される)、 ・外周面320近くで、また真っ直ぐに立上って(庇の
端面326が形成される)終るようになっている。 そして、庇324りの間に開口部38が形成される。
【0016】開口部38は、ここを通して光ファイバテ
ープを空間36中に収納・集合するためのものである
(図3参照)。38の幅は、少なくともこれを強制的に
押し開くことなく所定枚数の光ファイバテープを集合で
きるものでなければならない。具体的には、次のように
決める。
ープを空間36中に収納・集合するためのものである
(図3参照)。38の幅は、少なくともこれを強制的に
押し開くことなく所定枚数の光ファイバテープを集合で
きるものでなければならない。具体的には、次のように
決める。
【0017】上記のように、図2(a)の太い実線は、
チューブ状部材30の空間36の内側を、模型的に示し
たものである。これについて述べると、空間36の内部
にn(同図の場合はn=5)枚の光ファイバテープ10
を重ねて収納する場合において、仮に、n−1枚のテー
プを重ねて収納した状態で、最後のn枚目のテープ10
を傾斜させて開口部38から空間36内部に入れ、その
片側の縁102を空間36の側壁362とn−1枚目の
テープ10に接触させたと想定したとき、他側の縁10
4が、開口部38の内側の角382に接触することなく
通過して、空間36に入り得る、最小限の大きさ以上と
する。
チューブ状部材30の空間36の内側を、模型的に示し
たものである。これについて述べると、空間36の内部
にn(同図の場合はn=5)枚の光ファイバテープ10
を重ねて収納する場合において、仮に、n−1枚のテー
プを重ねて収納した状態で、最後のn枚目のテープ10
を傾斜させて開口部38から空間36内部に入れ、その
片側の縁102を空間36の側壁362とn−1枚目の
テープ10に接触させたと想定したとき、他側の縁10
4が、開口部38の内側の角382に接触することなく
通過して、空間36に入り得る、最小限の大きさ以上と
する。
【0018】ところで、上記段落[0017]に記載
は、開口部38の幅の下限を決めるためのものである。
しかし、下限値以上に、制限なく大きくてもよいのでは
ない。開口部38の幅は、少なくとも庇324が形成さ
れる大きさに制限されなければならない。もし仮に、開
口部38の幅が、空間36の底辺の幅と等しければ、庇
324は形成されず、従来のHグルーブ12(図5)と
同じになってしまう。実際は、開口部38の幅は、上記
の条件や製作上の条件が許す限り、狭いほど良い。狭い
ほど、それだけ庇324の部分が大きくなり、曲げ特性
改善に貢献するからである。このことは、以下の数式を
用いる限定の場合も同じである。
は、開口部38の幅の下限を決めるためのものである。
しかし、下限値以上に、制限なく大きくてもよいのでは
ない。開口部38の幅は、少なくとも庇324が形成さ
れる大きさに制限されなければならない。もし仮に、開
口部38の幅が、空間36の底辺の幅と等しければ、庇
324は形成されず、従来のHグルーブ12(図5)と
同じになってしまう。実際は、開口部38の幅は、上記
の条件や製作上の条件が許す限り、狭いほど良い。狭い
ほど、それだけ庇324の部分が大きくなり、曲げ特性
改善に貢献するからである。このことは、以下の数式を
用いる限定の場合も同じである。
【0019】上記の関係は、前にも述べたように、開口
部38の幅gowなどが、次の〜式の関係を満たすも
のでなくてはならないと言うことにもなる(図2参
照)。 tw・cosθ+(gbw-gow)/2=gbw tw・sinθ+tt・cos・θ=gygap+tt gbw ≧ tw>gow ここで、 gbw:空間36の底364の幅 gow:開口部38の幅 gygap:n枚の光ファイバテープ10を積層した後の空
間36の上方クリアランス tw:光ファイバテープ10の幅 tt:光ファイバテープ10の厚み θ:光ファイバテープ10の傾斜角度 である。
部38の幅gowなどが、次の〜式の関係を満たすも
のでなくてはならないと言うことにもなる(図2参
照)。 tw・cosθ+(gbw-gow)/2=gbw tw・sinθ+tt・cos・θ=gygap+tt gbw ≧ tw>gow ここで、 gbw:空間36の底364の幅 gow:開口部38の幅 gygap:n枚の光ファイバテープ10を積層した後の空
間36の上方クリアランス tw:光ファイバテープ10の幅 tt:光ファイバテープ10の厚み θ:光ファイバテープ10の傾斜角度 である。
【0020】図2(a)は、36内に集合する最後の光
ファイバテープ10の他側の縁104が、庇324の端
面326に丁度接触した(引っかかった)状態を示す。
このときの空間36と開口部38の大きさは、光ファイ
バテープ10に対して上記〜式の関係になってい
る。したがって、開口部38の幅gowは、上記〜式
を満たす値以下であってはならない。
ファイバテープ10の他側の縁104が、庇324の端
面326に丁度接触した(引っかかった)状態を示す。
このときの空間36と開口部38の大きさは、光ファイ
バテープ10に対して上記〜式の関係になってい
る。したがって、開口部38の幅gowは、上記〜式
を満たす値以下であってはならない。
【0021】なお、開口部38の幅gowが、式を満た
す値以下であると、図2(b)のように、光ファイバテ
ープ10は開口部38に引っかかって、通り抜けること
はできない。
す値以下であると、図2(b)のように、光ファイバテ
ープ10は開口部38に引っかかって、通り抜けること
はできない。
【0022】また、式の条件を満たしても、式の右
辺が左辺より小さいと、やはり、図2(c)のように、
光ファイバテープ10は開口部38に引っかかって、通
り抜けることはできない。また、式を満たしていない
と、最も下の光ファイバテープ10(No.1)が底364
に密着しないとともに、収納された光ファイバテープ1
0がケーブルが曲げられた際に外に飛び出す恐れがあ
る。
辺が左辺より小さいと、やはり、図2(c)のように、
光ファイバテープ10は開口部38に引っかかって、通
り抜けることはできない。また、式を満たしていない
と、最も下の光ファイバテープ10(No.1)が底364
に密着しないとともに、収納された光ファイバテープ1
0がケーブルが曲げられた際に外に飛び出す恐れがあ
る。
【0023】それから、本体32の外周面に、a軸と交
わる位置を中心として、たとえば丸溝状の切欠き40を
設ける。切欠き40は、空間36と等ピッチのらせん状
に設ける。ただし、この切欠き40を形成しない場合も
ある。
わる位置を中心として、たとえば丸溝状の切欠き40を
設ける。切欠き40は、空間36と等ピッチのらせん状
に設ける。ただし、この切欠き40を形成しない場合も
ある。
【0024】空間36内にそれぞれ多数の光ファイバテ
ープ10を収納して、ユニット44とする(図4(a)
参照)。ユニット44を、中心テンションメンバ46の
回りに大撚り集合して、ケーブルとする(図4(c)参
照)。
ープ10を収納して、ユニット44とする(図4(a)
参照)。ユニット44を、中心テンションメンバ46の
回りに大撚り集合して、ケーブルとする(図4(c)参
照)。
【0025】
【実験例】図4の(a)は本発明のユニット44であ
り、(b)は上記図5のHグルーブのユニット18であ
る。両方とも、グルーブ直径dは7mm。また、幅3.0mm、
厚さ0.25mmの光ファイバテープ10を、各空間(溝)内
に、それぞれ5枚ずつ収納した。これらを同図(c)
(d)のように、2層撚り合わせてケーブルA(本発明
品)、ケーブルB(従来品)とした。両ケーブルとも、
1層目の層心半径は a1≒10mm、2層目の層心半径は
a2≒20mm、1層目、2層目とも撚りピッチ p=500
mm、である。上記ケーブルAとBについての、ドラム巻
(胴径=1200mm)における最大伝送損失は、同図(e)
のようであった。本発明のケーブルAは2層目でも良好
な伝送特性を有している。
り、(b)は上記図5のHグルーブのユニット18であ
る。両方とも、グルーブ直径dは7mm。また、幅3.0mm、
厚さ0.25mmの光ファイバテープ10を、各空間(溝)内
に、それぞれ5枚ずつ収納した。これらを同図(c)
(d)のように、2層撚り合わせてケーブルA(本発明
品)、ケーブルB(従来品)とした。両ケーブルとも、
1層目の層心半径は a1≒10mm、2層目の層心半径は
a2≒20mm、1層目、2層目とも撚りピッチ p=500
mm、である。上記ケーブルAとBについての、ドラム巻
(胴径=1200mm)における最大伝送損失は、同図(e)
のようであった。本発明のケーブルAは2層目でも良好
な伝送特性を有している。
【0026】この理由は、次のように考えられる。すな
わち、ユニットの撚り状態での曲率半径 ρは、 ρ=a+(p/2π)2/a で表わされる。この式に上記のケーブルのa1、a2、p
を入れて、曲率半径ρを計算すると、1層目のρ1≒640
mm、2層目のρ2≒340mm、と算出され、2層目、すなわ
ち、層心径が大きくなればなるほど、ユニットの曲率半
径は小さくなることが分かる。本発明のケーブルAの場
合は、そのグルーブ形状により、 グルーブ中のクリアランスが大きいこと、 曲げの方向性が小さいこと、 の有利性があり、撚り合わせた際に、その曲率が大きく
なっても伝送特性劣化発生しにくいものと考えられる。
わち、ユニットの撚り状態での曲率半径 ρは、 ρ=a+(p/2π)2/a で表わされる。この式に上記のケーブルのa1、a2、p
を入れて、曲率半径ρを計算すると、1層目のρ1≒640
mm、2層目のρ2≒340mm、と算出され、2層目、すなわ
ち、層心径が大きくなればなるほど、ユニットの曲率半
径は小さくなることが分かる。本発明のケーブルAの場
合は、そのグルーブ形状により、 グルーブ中のクリアランスが大きいこと、 曲げの方向性が小さいこと、 の有利性があり、撚り合わせた際に、その曲率が大きく
なっても伝送特性劣化発生しにくいものと考えられる。
【0027】
(1)チューブ状部材の、本体内部の中心軸の両側に、
それぞれ空間が、長さ方向に連続してらせん状に形成さ
れ、かつ前記各空間の全長にわたって、当該空間の天井
に開口部が設けられるとともに、前記天井の前記開口部
を設けられた後の残りの部分が前記空間の上に張り出し
て庇を形成しているので、 曲げ特性が改善される。 鋭角状の傷付く部分が無くなる。 空間の深さ方向のクリアランスが大きくとれ、特性
良好となる。 (2)また開口部の幅が、空間内部にn枚の光ファイバ
テープを重ねて収納する場合において、仮に、n−1枚
のテープを重ねて収納した状態で、最後のn枚目のテー
プを傾斜させて前記切れ目から前記空間内部に入れ、そ
の片側の縁を当該空間の側壁とn−1枚目のテープに接
触させたと想定したとき、他側の縁が、前記庇の端面に
接触することなく通過して前記空間に入り得る、最小限
の大きさ以上となっているので、光ファイバテープを斜
めにすれば、開口部を通して空間内部に収納集合でき
る。したがって、開口部を強制的に押し開くための手段
は不要である。また、光ファイバテープを分岐接続する
際にもテープの取出しが容易となる。 (3)開口部が開口する位置と直交する位置において、
本体外周面に切欠きが設けられているチューブ状部材を
用いる場合は、曲げ方向性がさらに改善される。
それぞれ空間が、長さ方向に連続してらせん状に形成さ
れ、かつ前記各空間の全長にわたって、当該空間の天井
に開口部が設けられるとともに、前記天井の前記開口部
を設けられた後の残りの部分が前記空間の上に張り出し
て庇を形成しているので、 曲げ特性が改善される。 鋭角状の傷付く部分が無くなる。 空間の深さ方向のクリアランスが大きくとれ、特性
良好となる。 (2)また開口部の幅が、空間内部にn枚の光ファイバ
テープを重ねて収納する場合において、仮に、n−1枚
のテープを重ねて収納した状態で、最後のn枚目のテー
プを傾斜させて前記切れ目から前記空間内部に入れ、そ
の片側の縁を当該空間の側壁とn−1枚目のテープに接
触させたと想定したとき、他側の縁が、前記庇の端面に
接触することなく通過して前記空間に入り得る、最小限
の大きさ以上となっているので、光ファイバテープを斜
めにすれば、開口部を通して空間内部に収納集合でき
る。したがって、開口部を強制的に押し開くための手段
は不要である。また、光ファイバテープを分岐接続する
際にもテープの取出しが容易となる。 (3)開口部が開口する位置と直交する位置において、
本体外周面に切欠きが設けられているチューブ状部材を
用いる場合は、曲げ方向性がさらに改善される。
【図1】本発明の実施例におけるチューブ状部材30の
断面の説明図で、(a)は説明のために開口部38を設
ける前の状態(実際には存在しない)を仮に示したも
の、(b)は基本的な形状、(c)は実際に使用する場
合の形状である。
断面の説明図で、(a)は説明のために開口部38を設
ける前の状態(実際には存在しない)を仮に示したも
の、(b)は基本的な形状、(c)は実際に使用する場
合の形状である。
【図2】(a)は本発明における空間36の深さと開口
部38の幅を式で示すための模型的説明図。(b)は開
口部38の幅が狭すぎる場合の説明図、(c)は空間の
深さが不足する場合の説明図。
部38の幅を式で示すための模型的説明図。(b)は開
口部38の幅が狭すぎる場合の説明図、(c)は空間の
深さが不足する場合の説明図。
【図3】本発明におけるチューブ状部材30に光ファイ
バテープを収納・集合する状況の説明図。
バテープを収納・集合する状況の説明図。
【図4】本発明における実験例の説明図。
【図5】従来のHグルーブ型ケーブルの説明図。
【図6】本発明の解決すべき課題の説明図。
10 光ファイバテープ 12 Hグルーブ 120 リブ 122 先端 14,32 本体 16 溝 18,44 ユニット 30 チューブ状部材 320 外周面 322 天井 324 庇 326 庇の端面 34 テンションメンバ 36 空間 362,363 空間の側壁 364 空間の底面 38 開口部 46 中心テンションメンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 岩田 秀行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 下記チューブ状部材の空間内に、光ファ
イバが収納されている光ファイバユニットを、構成材料
とする、光ファイバケーブル。前記チューブ状部材は、
(ア)本体内部の中心軸の両側に、それぞれ空間が、長
さ方向に連続してらせん状に形成され、かつ前記各空間
の全長にわたって、当該空間の天井に開口部が設けられ
るとともに、前記天井の前記開口部を設けられた後の残
りの部分が前記空間の上に張り出して庇を形成している
ものであり、かつ(イ)前記開口部の幅は、前記空間内
部にn枚の光ファイバテープを重ねて収納する場合にお
いて、仮に、n−1枚のテープを重ねて収納した状態
で、最後のn枚目のテープを傾斜させて前記切れ目から
前記空間内部に入れ、その片側の縁を当該空間の側壁と
n−1枚目のテープに接触させたと想定したとき、他側
の縁が、前記庇の端面に接触することなく通過して前記
空間に入り得る、最小限の大きさ以上となっている。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバケーブルにお
いて、チューブ状部材の開口部の位置とほぼ直交する位
置において、本体外周面に切欠きが設けられているも
の。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339257A JPH08184732A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339257A JPH08184732A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08184732A true JPH08184732A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18325742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6339257A Pending JPH08184732A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08184732A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109683266A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-26 | 深圳市特发信息股份有限公司 | 梯形槽骨架式光缆 |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP6339257A patent/JPH08184732A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109683266A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-26 | 深圳市特发信息股份有限公司 | 梯形槽骨架式光缆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020122 |